このページでは若林正俊衆議院議員の37期(1983/12/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は37期国会活動統計で確認できます。
○若林委員 きょうは、港湾運送事業法改正に関してそれぞれの立場から大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 私は、実は海のない長野県を地元といたしております若林と申します。しかし、周囲を海に囲まれて、そして諸外国との交易を通ずることなしには我が国の経済も、また国民生活の発展も期し得ないこのような条件下にあって、物流のパイプ役としての、また人の体に例えればいわば血管とでも言うべき海運と港運については、大変に関心を持っている一人であります。 四十年代初期から始まった貿易量の増大とこれに対応した物流技術革命のもとで、大変急激な変化が起こっていたわけであります。それに対応して港湾……
○若林委員 私は、自由民主党・新自由国民連合を代表いたしまして、港湾運送事業法の一部を改正する法律案に対し、賛成の討論を行うものであります。 近年、コンテナ埠頭等の近代的な港湾施設の整備などによって、我が国港湾における物流の合理化は目覚ましく進展いたしております。その結果、従来の港湾荷役の作業形態は一変し、コンテナ荷役、サイロ荷役、自動車専用船荷役のようないわゆる革新荷役が増加いたしております。この革新荷役は、はしけ運送を介せず、船内作業、沿岸作業が同一の事業者により一貫して行われておりまして、今日までの船内荷役事業、沿岸荷役事業の免許上の区別を維持することの意義が薄れてきております。 他……
○若林委員 本日は、幅広い運輸行政について、地方の時代と言われる今日、地方の振興による国土の均衡ある発展を図るという視点から、運輸大臣を初め国鉄総裁、当局のお考えをお伺いしたいと思います。 運輸・交通は、人の体に例えれば動脈に当たる重要な役割を果たしており、これが健全に機能して初めて、経済も社会も活力を維持できるものであります。その運輸・交通をめぐる諸情勢は、御承知のように大きく変化しており、このような変化に運輸行政が的確に対応できますように、運輸省はその行政組織を文字どおり抜本的に再編成し、再出発しようとしておられます。まことに時宜を得たる大英断であり、深く敬意を表しますとともに、多年にわ……
○若林委員 二月二十日に行われました運輸大臣の所信表明に対しまして質問をいたしたいと思います。 申すまでもなく、運輸は国民生活、国民経済の活動の基盤、人間の体で言えば血管の役割を果たしているのであります。また広がりにおいても、ことしになってから一月二十八日、私の地元長野市で前途ある若い学生さんたちを乗せたスキーバスがダム湖に転落して、二十五名ものとうとい命を失うという事件がありましたし、つい先般、ペルシャ湾では貨物の運搬に従事していた我が国の船員さんがイランの戦闘機の攻撃を受けて死亡するといったような事故も発生しておりますが、このように運輸行政は広がりにおいても私たちの足元から地球の裏側にま……
○若林委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、ただいま行われました災害対策に関する国土庁長官の所信表明に関しまして、基本的な事項について御質問をさせていただきたいと思います。時間が四十分ですので、政府委員の方々、答弁をごく簡略にお願いをいたしたいと思います。 ただいま長官が所信表明の中でお述べになっておられますけれども、我が国は地理的条件、気象的条件により台風、豪雨、豪雪、洪水、地震等の災害が発生しやすいわけであります。しかも、人口密度が高いために、これら災害は国民の生命や財産を常に脅かしております。国民の生命や財産を、個々人の努力ではどうにもならない自然災害などから守るということは、政治……
○若林委員 質疑に入ります前に、今回の地附山地すべり災害により被害を受けられた皆様方に心からお見舞いを申し上げますとともに、不幸にして亡くなられた方々への御冥福をまずお祈りをいたすところであります。 私は、今回の災害のありました長野市に住んでおりまして、多数の悲しい犠牲者が出ました松寿荘でお年寄りのお世話を担当している職員の中に私の小学校時代の同級生が二人おります。敬老の日には慰問に伺うなど、私にとっては大変身近な方々のところで大惨事が起こったわけであります。まことに痛恨のきわみと言わなければなりません。 災害が発生したとき、私はちょうどアメリカに行っておりまして、国際民主同盟の会議に出席……
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