このページでは中西啓介衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○中西啓介君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 まず、日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案について、その内容を申し上げます。 第一に、累積債務問題解決のため、開発途上国に対する資金還流を円滑に進めるための手段をできるだけ多様化する必要があること等にかんがみ、本邦外において事業を行う者に対し、出資することができることにしております。 第二に、開発途上国経済の発展に貢献し、資金還流を促進する観点から、アンタイドローンの貸付対象を拡大することにしております。 第三に、輸銀の出資を受けた者が行う長期資金の借り入れに対して……
○中西啓介君 ただいま議題となりました平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この法律案は、特例公債の発行等平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置を定めようとするもので、その主な内容を申し上げますと、 第一に、平成元年度の一般会計の歳出の財源に充てるため、予算をもって国会の議決を経た金額の範囲内で特例公債を発行することができること、 第二に、平成元年度における国債の元金の償還に充てるべき資金の一般会計から国債整理基金特別会計への繰り入れについて、国債総額の百分の一……
○中西啓介君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過乃び結果を御報告申し上げます。 この法律案は、中小・零細企業に対する長期資金の円滑、安定的な供給の確保を図るため、全国を地区とする信用金庫連合会について、大蔵大臣の認可を受けて債券の発行を行うことができることにし、あわせて、債券発行限度額を出資の総額及び準備金の額の合計額の十倍とするとともに、発行することのできる債券の種別や債券の発行方法に関する規定を創設する等、所要の規定の整備を行うものであります。 本案は、参議院先議でありまして、六月十九日本院に送付され、同日大蔵委員会に付託となり、本日村山大蔵大臣か……
○中西啓介君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この法律案は、最近における社会経済情勢にかんがみ、給与所得控除の最低控除額を引き上げる等所要の改正を行おうとするもので、以下、その大要を申し上げます。 まず、主としてパート所得者の税負担軽減の見地から、パート所得者に所得税が課税されない給与の収入限度額を八万円引き上げ百万円とすることにし、給与所得控除の最低控除額を五十七万円から六十五万円に引き上げる改正を行うことにしております。 次に、内職所得者について、パート所得者との均衡を考慮して、必要経費の最低保障額を五十七万円か……
○中西啓介君 ただいま議題となりました両法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 初めに、前払式証票の規制等に関する法律案について申し上げます。 プリペイドカードを初め前払式証票は、利便性に富む決済手段として種々の分野で急速に普及し始めており、今後の一層の普及が見込まれております。 このような状況にかんがみ、本案は、前払式証票の購入者等の利益を一層保護するとともに、前払式証票に係る信用の維持を図るため、昭和七年に制定された商品券取締法の全部を改正し、法制度の整備改善を図ることにしたものであります。 本案の主な内容は、 第一に、前払式証票の発行者に……
○中西啓介君 ただいま議題となりました法律案につきまして、大蔵委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。 この法律案は、平成元年度の水田農業確立助成補助金に係る所得税及び法人税について、その負担の軽減を図るため、同補助金のうち、個人が交付を受けるものについては、これを一時所得とみなすとともに、農業生産法人が交付を受けるものについては、一定の要件のもとに事業用固定資産の圧縮記帳の特例を認めようとするものであります。 本案は、参議院提出によるものでありまして、本日参議院の大蔵委員長から提案理由の説明を聴取した後、直ちに採決を行った結果、全会一致をもって原案のとおり可決すべきものと決……
○中西説明員 このたび、大蔵政務次官を拝命いたしました中西啓介でございます。 極めて厳しい財政事情の折から、大変な任務だと思いますけれども、誠心誠意その任務を遂行するよう努めてまいりたいと考えております。 微力者でございますが、諸先生方の御指導、御鞭撻を心からお願い申し上げまして、一言ごあいさつにかえる次第でございます。(拍手)
○中西政府委員 一言で申し上げますと、どちらも極めて大切ではないのかな、そのように思っております。 ただ、極端な言い方でございますが、財政が破綻をしてしまいますと、そういう福祉面にもいろいろ支障が出てまいりまして、健康を損ねてしまうということもあり得るわけでございますので、財政当局としては、財政も非常に大事であるということを強調したがる気持ちも私としてはよくわかるのでございます。しかし、堀先生の御指摘のどちらが大事かという問題につきましては、どちらも極めて重要である、大切である、そのようにお答えをさしていただくのが正確かな、こんなふうに私は考えておるわけでございます。
○中西政府委員 昭和六十年度の一般会計歳入歳出決算、特別会計歳入歳出決算、国税収納金整理資金受払計算書及び政府関係機関決算書を会計検査院の検査報告とともに国会に提出し、また、昭和六十年度の国の債権の現在額並びに物品の増減及び現在額につきましても国会に報告いたしましたので、その概要を御説明申し上げます。 まず、一般会計におきまして、歳入の決算額は五十三兆九千九百二十五億六千百五十八万円余、歳出の決算額は五十三兆四十五億千百四万円余でありまして、差し引き九千八百八十億五千五十三万円余の剰余を生じました。 この剰余金のうち九億五千九百五十二万円余は、土地改良法及び特定土地改良工事特別会計法の一部……
○中西政府委員 大臣はあいにく参議院の方に参っておりまして、まことに不肖な政務次官で申しわけございませんが、御質問にお答えをさせていただきたいと思います。 阿部先生御承知のとおり、非課税貯蓄制度は少額零細な貯蓄を奨励するというような目的でつくられたわけでございますが、現在では個人貯蓄の総額が四百六兆円ございます。そのうちの二百八十七兆円、約七割が非課税貯蓄の適用を受けておりまして、これは五十九年度ベースでございますが、約十三兆五千億円という巨額の利子が課税対象から外されておる。いわゆる所得種類間の税負担の不公平が現実に起こっておるわけでございます。また現行税制は、高額所得者にはむしろ大変な恩……
○中西(啓)委員長代理 次回は、来る二十二日金曜日午前九時三十分から委員会を開会することとし、本日は、これにて散会いたします。 午後六時二十五分散会
○中西(啓)委員 まず、御質問をさせていただく前に、闘病をなさっておられます天皇陛下に対して心から御同情を申し上げ、一日も早く復帰されることを心からお祈りを申し上げたいと思う次第でございます。 きょうは、竹下内閣が発足してちょうど丸一年という大変記念すべき日に、竹下総理を……(発言する者あり)いや、もっと続いていただきたいと思いますが、支持する者の一人がこうして質問をさせていただけるというのも、大変うれしい限りでございます。 七月の十九日に国会が召集されました。召集された目的は、まさに税制の抜本改革をやるために召集されたのでございます。約三カ月半たちましたが、やっと税制改革の本格的な審議に……
○中西委員長 これより会議を開きます。
この際、一言ごあいさつを申し上げます。
このたび、皆様の御推挙によりまして大蔵委員長という重責を担うことになりました。まことに光栄に存ずる次第であります。
甚だ微力ではございますが、皆様の御鞭撻、御協力をいただき、公正かつ円満な委員会運営を図り、その職責を全うしてまいる所存でございます。
何とぞよろしくお願いを申し上げます。ありがとうございました。(拍手)
【次の発言】 理事の補欠選任についてお諮りいたします。
委員の異動並びに私の委員長就任に伴いまして、現在二名の理事が欠員となっております。その補欠選任につきましては、先例により、委員長におい……
○中西委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題といたします。
これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
【次の発言】 矢追秀彦君。
【次の発言】 午後零時四十分から再開することとし、この際、休憩いたします。
午後零時四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として全国銀行協会連合会会長官崎邦次君、日本証券業協会常務理事関要君、日本銀行理事青木昭君及び……
○中西委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、平成元年度の財政運営に必要な財源の確保を図るための特別措置に関する法律案を議題といたします。
これより内閣総理大臣に対する質疑を行います。
質疑の申し出がありますので、順次これを許ます。野口幸一君。
【次の発言】 今呼び込みをさせました。委員長から注意をいたしておきます。
安倍基雄君。
【次の発言】 正森成二君。
【次の発言】 これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、本案に対し、衛藤征士郎君外四名から、自由民主党提案による修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。衛藤征士郎君。
○中西委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、信用金庫法の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を求めます。村山大蔵大臣。
信用金庫法の一部を改正する法律案
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案の審査のため、本日、参考人として全国信用金庫連合会会長山口勇君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村正男君……
○中西委員長 これより会議を開きます。
閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
まず、第百十四回国会、内閣提出、国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出をいたしたいと存じますが、これに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって、そのように決しました。
次に
国の会計に関する件
税制に関する件
関税に関する件
金融に関する件
証券取引に関する件
外国為替に関する件
国有財産に関する件
専売事業に関する件
印刷事業に関する件
造幣事業に関する件
の各件につきまして、議長に対し、閉会中審査の申し出を……
○中西委員長 これより会議を開きます。
国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。
国の会計に関する事項
税制に関する事項
関税に関する事項
金融に関する事項
証券取引に関する事項
外国為替に関する事項
国有財産に関する事項
専売事業に関する事項
印刷事業に関する事項
造幣事業に関する事項
の各事項につきまして、今会期中国政に関する調査を行うため、議長に対し、国政調査承認要求を行うこととし、その手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
○中西委員長 これより会議を開きます。
第百十四回国会、内閣提出、国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を求めます。橋本大蔵大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
本案に対する質疑は後日に譲ることといたします。
次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。
午前九時三十四分散会
○中西委員長 これより会議を開きます。
第百十四回国会、内閣提出、国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本国有鉄道清算事業団理事杉田昌久君、同理事山口良雄君、同理事前田喜代治君及び同共済事務局長長野倬士君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。堀昌雄君。
○中西委員長 これより会議を開きます。
内閣提出、前払式証票の規制等に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を求めます。橋本大蔵大臣。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 この際、参考人出頭要求に関する件についてお諮りいたします。
本案審査のため、本日、参考人として日本銀行理事福井俊彦君の出席を求め、意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、そのように決しました。
【次の発言】 これより質疑に入ります。
質疑の申し出がありますので、順次これを許します。中村正男君。
○中西委員長 これより会議を開きます。
第百十四回国会、内閣提出、国家公務員等共済組合法等の一部を改正する法律案を議題といたします。
他に質疑の申し出がありませんので、これにて本案に対する質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、本案に対し、中村正三郎君外三名から、修正案が提出されております。
提出者から趣旨の説明を求めます。中村正三郎君。
【次の発言】 これにて修正案の趣旨の説明は終わりました。
この際、国会法第五十七条の三の規定により、内閣において御意見があれば発言を許します。橋本大蔵大臣。
【次の発言】 これより討論に入るのでありますが、討論の申し出がありませんので、直ちに……
○中西委員長 これより会議を開きます。
この際、御報告いたします。
本会期中、当委員会に付託されました請願は百八十件であります。
各請願の取り扱いにつきましては、理事会において慎重に検討いたしましたが、委員会での採否の決定は保留することになりましたので、御了承願います。
なお、本会期中、参考送付されました陳情書は、かんきつ園地再編対策助成金に係る税制上の特例措置に関する陳情書外四件であります。
【次の発言】 次に、閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。
国の会計に関する件
税制に関する件
関税に関する件
金融に関する件
証券取引に関する件
外国為替に関する件
国有財……
○中西委員長 これより会議を開きます。
参議院提出、平成元年度の水田農業確立助成補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案を議題といたします。
趣旨の説明を聴取いたします。参議院大蔵委員長藤井孝男君。
【次の発言】 これにて趣旨の説明は終わりました。
【次の発言】 本案につきましては、質疑及び討論ともに申し出がありませんので、直ちに採決に入ります。
平成元年度の水田農業確立助成補助金についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案について採決いたします。
本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって、本案は原案のとおり可決すべきものと決しました。
……
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