このページでは沼川洋一衆議院議員の38期(1986/07/06〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は38期国会活動統計で確認できます。
○沼川洋一君 私は、公明党・国民会議を代表し、ただいま提案されました老人保健法等の一部を改正する法律案につきまして、総理並びに関係各大臣に質問を行うものであります。 まず、本題に入ります前に、さきの自民党講習会における総理の発言は、アメリカの各界各層、国民から厳しい批判を受け、また、国内からもひんしゅくを買ったことは当然のことであります。国際社会とともに生きていかなければならない我が国が、総理の発言によって大きく信頼を失墜させたことは極めて重大であり、私は、日本国民に多大な迷惑をかけた以上、総理はこの本会議場において国民に陳謝すべきであると考えるものでありますが、総理の御答弁を求めるものであ……
○沼川洋一君 私は、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議、民社党・民主連合を代表いたしまして、ただいま議題となりました大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案の提案の趣旨並びにその理由を御説明申し上げます。(拍手) まず、案文を朗読いたします。 大蔵大臣宮澤喜一君不信任決議案 本院は、大蔵大臣宮澤喜一君を信任せず。 右決議する。 理由を申し述べます。 内閣の行為については、言うまでもなく各閣僚は連帯責任を有しております。ところで、売上税等について、国民は大多数が反対を表明しており、さきの統一地方選挙前半の選挙戦においても、明白に反対であることの審判を下しています。したがって、民意……
○沼川委員 沼川でございます。どうも御苦労さまでございます。時間が限られておりますので、まず最初に三人の方にお聞きして簡単にお答えいただきたいと思います。 まず大野先生にお尋ねしますが、先ほどこの改正について、やはり制度を安定的に維持するために望ましい、こういうことでいろいろ理由を挙げて御説明になりました。私は今回のこの改正は余りにも財政的視点から改革を急ぎ過ぎていると非常に心配します。これから超高齢化社会を迎えるわけです。かつて経験したことのない時代に日本が入ってまいります。こういう改革をやるのに、財政の帳じり合わせだけで果たして将来に禍根を残すことがないかどうか、非常に心配します。はっき……
○沼川委員 まず、総理にお伺いしたいと思います。 我が国の高齢化は世界に類を見ない速さで現在進んでおります。現在、既に平均寿命では我が国は男女とも世界第一、このようにも言われておりますが、反面、国民総健康不安時代、こういう言葉も言われておりまして、私も非常に矛盾を感ずるわけでございます。このことは、もう言うまでもなく、現在の医療が進歩しまして確かに長生きできるようになったけれども、そのことが決して幸せでなくて、むしろ長生きすること自体に今度は不安がつきまとう、そういう実態ではないか、このように考えます。 したがいまして、これからの長い人生を、本当に長生きしてよかった、このように回顧できるよ……
○沼川委員 年金財政基盤強化法案についてまずお伺いします。 これはまず大臣にお伺いしたいと思います。 これは長年の懸案でもございましたし、年金の積立金の自主運用がようやく実施の方向となったものでございまして、この問題については、我が党としましても再三取り上げて主張してまいりましただけに、一応の評価はするものでございますが、率直に申し上げて、その金額また運用範囲など内容にはいささか不満が残るわけでございます。大蔵省は、今までこの反対の理由として、国の信用において集めたものは一元化運用すべきであるという主張を繰り返してきたわけでございますが、今でもその考え方が根強く残っているのじゃないか、この……
○沼川委員 私は、自由民主党、日本社会党・護憲共同、公明党・国民会議及び民社党・民主連合を代表いたしまして、本動議につきまして御説明を申し上げます。 案文を朗読して説明にかえさせていただきます。 医薬品副作用被害救済基金法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 政府は、本法案施行に当たり、次の事項につき格段の努力を払うべきである。 一 医薬品副作用被害救済・研究振興基金の研究振興業務の運営については、民間の活力が発揮されるよう基金の自主性の尊重と民間の意見の反映に留意すること。 ニ バイオテクノロジー等の先端技術に関する試験研究を実施するに当たっては、生命倫理に十分配慮……
○沼川委員 まず最初に、社会福祉士及び介護福祉士の資格制度を今の時期に定めた理由について大臣にお伺いしたいと思います。
聞くところによりますと、去年の夏、国際社会福祉会議が開催されまして、八十六カ国、二千四百人の参加があったそうでございますが、その折、参加者の中から日本の福祉従事者の資格の不備という問題がいろいろ指摘されたということも一つのきっかけとなっている、このようにも聞き及んでおりますが、大臣にまずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 日本の場合、特にアメリカ、ヨーロッパに比べますと、こういう資格制度はおくれているわけですけれども、ヨーロッパやらアメリカでは、こういった制度が一般の弁……
○沼川委員 お疲れのところ大変恐縮ですが、しばらくおつき合いを願いたいと思います。 薬事法とか食品衛生法、それから栄養改善法、また不当景品類及び不当表示防止法、こういう法律と常にかかわっていつも問題になっておりますいわゆる健康食品についていろいろとお尋ねをしたいと思います。 大臣も御案内のとおり、健康食品のブームが言われてから久しいわけでございますけれども、聞くところによりますと、現在約二千種類が出回っている。それから年間市場が大体四千億から五千億、横ばいだと言われますけれども、依然としてやはり人気は高いわけでございます。 そういう中で、これから人生八十年代と言われる中で、高齢化の進行と……
○沼川委員 参考人の諸先生方、大変御苦労さまでございます。時間が限られておりますので、何点かにわたって御質問いたしたいと思います。 まず最初に橋本先生にお伺いしたいと思います。 先ほど先生からいろいろお話をお聞きしたわけでございますが、特にこれからの国立病院のあり方についていろいろと御意見を伺いました。国全体の医療の中で国立病院は一体どうあるべきか、そういう観点に立って、そもそも今までが配置されていない、ですから言ってみれば、これからの役割、そういうことについて国立は高度、専門医療、そういう分野を明確にしながら進むべきだ、こういうお話をされました。反面、特に地域医療の点につきまして、民間の……
○沼川委員 ただいま審議されております国立病院・療養所の再編成についての法案でございますけれども、中身を見ますと、これは非常に簡単な法案だと私は思うわけです。というのは、一つは、現在の国立病院の役割分担を明確にする、要するに、高度、専門医療という点で役割を明確にし、いわば医療の先駆的な役割を果たせるように機能を整備する、そういう問題が一つでございます。もう一つは、その統廃合によって生ずる後医療という問題で、民間あるいは地域の公的医療機関に移譲または譲渡する、言ってみれば、それだけの法案なんですが、実際これを本当に実行に移すという段階から考えていきますと、この二つのことを同時にやるということは極……
○沼川委員 本日は、参考人の皆様には大変お忙しい中御出席を賜りまして、先ほど貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。非常に限られた短い時間でございますけれども、何点かにわたりまして御質問をいたしたいと思いますので、よろしくお願い申し上げます。 まず最初に、小川参考人にお尋ねをいたしたいと思います。お話の中で、時短につきましては、生産性の成果配分ということで決して否定はしない、ただ、時短となりますと、これはもうストレートにコストアップにつながるだけに、現在の中小企業の置かれておる立場、いろいろとデータを引いてお述べになって、そういうことを考えると、法律には四十時間……
○沼川委員 まず最初に、これは国立病院にも関連する問題でございますので、ぜひ大臣にお尋ねをいたしたいと思います。 現在、B型肝炎が大きな社会問題になっておりますが、厚生省では、来年度予算要求の中で、国立病院・療養所の医療従事者を対象にしまして、ワクチン接種の予算要求をされておるようでございます。これはちょっと内容を見ますと、国立で一万四千人、予算総額が三億一千万、療養所で一万七千人、予算が三億六千万、合計三万一千人を対象に六億七千万の予算要求となっております。このB型肝炎につきまして、現在国内で三百万人のキャリアがいると言われておりますし、家族も含めると約一千万人いるんじゃないか、こういうこ……
○沼川委員 今回の改正案は二十二年ぶりの改正ということで、各界から非常に注目を集めておるわけでございますけれども、まず最初に大臣にお尋ねをしたいと思います。 昭和五十九年三月に例の宇都宮病院の問題が起こりまして、患者の人権無視事件というものが国民に強い衝撃を与えたわけでございます。これが契機になって国の内外から精神医療の現状についての批判が巻き起こってまいりまして、国際法律家委員会などから調査団が来日し、そして六十一年九月には「日本における人権と精神病患者」と題する報告書が出されております。この内容を見ますと、日本の精神医療の現状では、国際人権規約で規定している精神病患者の人権保護の条件が満……
○沼川委員 メラミン食器の安全性についてお伺いします。 文部省から見えていますか。――学校給食で使用されておるこのメラミン食器ですけれども、発がん性のあるホルムアルデヒドを溶出するということから、東京、岐阜、それから福岡などで特に父母の間から猛烈な反対運動が起こっておりまして、ある学校に至っては、食器持参の児童生徒、先生が続出する、こういうことでマスコミでも大々的に取り上げられまして、全国的に波紋を呼んだわけでございます。現在でもなお学校現場では、この問題のトラブルがあるやに聞いておりますが、文部省として、こういう実態についてどのように把握していらっしゃるのか、またこの大きな問題となった原因……
○沼川委員 本日はまことに御苦労さまでございます。また、血友病患者であるということだけでエイズ、こういうふうに誤認されます非常に厳しい社会の中にあって、勇気を奮い起こして御出席されました皆様に心から敬意を表するものでございます。 時間がございませんので、何点かお尋ねしたいと思います。 一つは、特に日本の場合のエイズというのは、欧米、アフリカ、そういうところと比べますと、やはりアメリカからの輸入血液製剤によって感染された。国の発表によりますと、感染者の中で九三%が血友病関係の方である。そういう点を考えますと、国あるいは医師を非常に信頼して打ち続けた薬によって感染された、まことにお気の毒だと思……
○沼川委員 去る九日、この委員会の席で、国のエイズ対策につきまして血友病患者の団体の代表の方々からいろいろと御意見を聴取いたしました。その内容についてはもう既に大臣初め各局長よく御承知のことだろうと思いますので、その中から何点かお尋ねをしたいと思います。 特に法案につきまして、それぞれの団体から全く共通した御意見として出てきましたのが、この法案はぜひとも廃案にしてほしい、こういう声がございました。特にその具体的理由として、この法案の一つの柱が二次感染の防止、こういうことがうたってあるけれども、これはエイズの蔓延を防ぐどころか、かえって逆効果になる、こういう厳しい御指摘がございました。それから……
○沼川委員 本日は、参考人の先生方には大変御苦労さまでございます。そして、先ほどは大変貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。時間が限られておりますので、何点かお尋ねをしたいと思います。 最初に、大阪府の三橋保健部長にお尋ねしたいのですが、五月にあのような事件がありました。実は、その前に神戸それから高知で問題があったときには、異常なほどマスコミまた世論が騒いだわけですが、意外に大坂の事件は、大阪パニックになるのじゃないかと言われながら、私の知る限りでは非常に冷静だった、このように思っておるわけですが、そのことについて現場を担当されていましてまずどのようにお考えに……
○沼川委員 エイズ予防法案につきましては、今まで救済策、また法案の根幹に触れるような問題も幾らか取り上げられてきたわけですけれども、実際法案の中身、本体に入るのはきょうの委員会が初めてでもございますし、そういう意味でこの法案の中身にいろいろとよく理解できない問題、また非常に心配される問題を多々含んでおりますので、順次そういう問題を質問させていただきたいと思います。 特に、今回のエイズの予防法案の中身でございますけれども、一条に「目的」がうたわれ、二条で「国及び地方公共団体の責務」、そしてさらに三番目に「国民の責務」、四番目に「医師の責務」、この辺は特に問題がないところでございますが、第五条以……
○沼川分科員 お疲れのところ大変恐縮でございますが、しばらくおつき合いいただきたいと思います。 色覚異常の問題について何点かにわたってお尋ねいたしたいと思います。 まず最初に、現在我が国において、男子が二十人に一人、全体で四・五%、女子が四百人に一人、全体で〇・二%の色覚異常の方がいらっしゃると聞いております。その数が何と三百万人もいると聞き及んでいるわけでございます。特に、小中高の生徒さんで全国で四十五万人の色覚異常の人たちがいらっしゃる、このようにも聞き及んでおりますけれども、文部省としてこの実態についてどう把握していらっしゃるのか、まず教えていただきたいと思います。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。