佐藤祐弘 衆議院議員
39期国会発言一覧

佐藤祐弘[衆]在籍期 : 37期-38期-|39期|
佐藤祐弘[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは佐藤祐弘衆議院議員の39期(1990/02/18〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は39期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院39期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
佐藤祐弘[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院39期)

佐藤祐弘[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 運輸委員会 第3号(1990/04/18、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 最初にJRの安全対策に関してお聞きをしていきます。  昨日の所信表明で大野運輸大臣は、鉄道事故につきましてまことに憂慮すべき状況にあると述べられました。国鉄からJRになって三年、列車運転事故の件数は減ってきていると言われておりますが、実は死傷者十名以上などの重大事故、これは逆にふえているという状況であります。この五年間の重大事故の推移と特徴について簡潔にお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 重大事故というのは、例えば昨年の十二月ですか、東京の東中野駅構内での衝突事故で、あのときには二人の死者が出まして百十六人が負傷するという大事故だったわけであります。また、昨年はJR……

第118回国会 運輸委員会 第4号(1990/05/29、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 国鉄清算事業団の債務処理の問題というのは、政府としても最重要課題の一つという位置づけでやってこられたわけであります。八七年の分割・民営化から三年たちました。ところが、債務は減るどころかふえておる。当初二十五・五兆円だったのが二十七・一兆円、一兆六千万円もふえているわけであります。その理由につきまして政府は、用地売却、土地の売却が土地対策の絡みもあって十分進めることができなかったからだというふうに言われています。この点につきましては、あの国鉄分割・民営化の時点で土地売却が既に難しい状況になっていたというふうに私は思うのです。  御承知のとおり、いわゆる中曽根民活ということで、一……

第118回国会 運輸委員会 第5号(1990/06/05、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 長期にわたって日本船が減少する、日本人船員も減少するという状況が続いておるわけであります。特に、あの資料で見ますと、昭和六十年、一九八五年以来まさに激減しているという状況だと思うのですね。二千総トン以上の外航船舶で見ますと、一九八五年が千二十八隻だったのが、元年、八九年では五百三十二隻、まさに半減しております。それから外航の船員数で見ますと、八五年には三万人いたのが、先ほどの午前の答弁では現在九千七百人、一万人を切るという、三分の一に減っているという状況になっておるわけです。  これは午前からの質疑の中で、フラッギングアウトの結果だ、だからそれをどう防止するかということでいろ……

第118回国会 運輸委員会 第6号(1990/06/22、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 自動車の車検、先日地元でもありまして、東京の足立の自動車検査登録事務所にお伺いしてまいりました。検査官の皆さんや多くの方が検査業務に当たっておられる状況を拝見してきたわけでありますけれども、全体としてますます車がふえるという状況の中で、やはり私は二つ大きな問題があるんじゃないかと思います。  一つは、自動車の事故防止対策であります。もう一つは排気ガスによる環境汚染、公害の問題だと思うのです。これはいずれも車検の業務にかかわってくる問題でありまして、現状の検査項目などについてはいろいろ御説明もいただいて実地にも見てきたわけでありますけれども、何点かお尋ねをしたいと思うのです。 ……

第118回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1990/05/25、39期、日本共産党)【政府役職】

○佐藤国務大臣 松岡先生にお答えいたします。  先生御指摘のとおりでございまして、土地というのは国民の限られた資源ということで、これをいかに有効に活用するかということが一番国民生活のために大切なことであると理解しております。  先生御指摘のとおり、昨年暮れに土地基本法が成立しました。そんなことでございまして、今度は公共福祉優先の原則をつくり、そんなことで土地対策の理念を確立し、それとともに土地対策の政策の展開方向を決めたということでございまして、これからは需給両面にわたりましてひとつ一層の幅広い政策を展開したい、このように考えておるわけでございます。  それで、具体的事実としましては、昨年暮れ……

第118回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1990/05/29、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 成田、稲本両先生にお聞きをしたいと存じます。  何といっても今早急に解決を求められておりますのは地価の高騰、異常な高騰だというふうに思うのです。土地神話の打破というようなことも言葉では言われておりますけれども、そういう状況ではありません。御承知のとおりでありまして、地上げ、土地転がし、投機的なそういうことをやられてきた。そのもとにいわゆる中曽根民活、国公有地の売却とかいろんな規制緩和、そういうものが大きな引き金になったと私は思っておりますし、金融緩和がかなりそれを支えたといいますか加速したといいますか、という点につきましては先日、日銀のレポートでも出ておったと思います。こうい……

第118回国会 土地問題等に関する特別委員会 第5号(1990/05/30、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 岩田先生にお聞きいたします。  含み益税の問題でお話がございました。現状は、企業の広大な土地保有が今大変問題になっているわけであります。先日の調査でも、利用目的がないとか当初から目的なしに購入したとか、明らかに投機的な土地保有でありますが、それ自体が地価をつり上げることにもなっておりますし、またその土地を担保にしてさらに借入金で新たに土地取得をしていく、その際、その借入金利子は損金に算入されるというような、優遇措置といいますか、というふうに私は思うのですが、そういうことがあります。やはりここを解決していくことが大事だというふうに思うのです。  そういう点で、先生の含み益課税で……

第118回国会 土地問題等に関する特別委員会 第6号(1990/05/31、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 先日、日本不動産研究所というところが昨年九月以来の状況をまとめました。それによりますと、全国の市街地の地価は再び高騰している。特に六大都市では、商業地が一三・三%、住宅地が一七・一%、平均で一四・五%も上昇しているということがございます。  国土庁は、昨年の調査に基づいて三月に公示地価を発表されたわけでありますが、それ以降の状況についてはどのように把握をしておられますか、お聞きをいたします。
【次の発言】 若干のそういう傾向が出ている、しかし高値であるという点は変わらない。さらに、さっきの不動産研究所の発表で、東京都でも昨年九月からの半年間で、商業地が一・五%、住宅地が二%上……

第118回国会 土地問題等に関する特別委員会 第7号(1990/06/22、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 先日土地白書が発表されまして、地価の異常高騰の原因につきまして、大企業法人による投機的な土地買い占め、さらにはそれを可能にした金融の緩和政策、あるいは土地税制面における大企業の有利さといった面が指摘をされております。この問題、実は私自身も本委員会で指摘をしましたし、いろいろ議論も行われてきたところだと思うのです。  それで問題は、さらにさかのぼれば、いわゆるあの民活政策、国公有地の民間への払い下げ、規制緩和などなどが起爆剤になったという経過があるわけです。それに対して、そういう地価の異常高騰を有効に抑える手だてを政府がとってこなかった、ここにやはり重大な責任もあるというふうに……

第118回国会 予算委員会 第16号(1990/04/25、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 四年前東京都を中心に始まった地価の異常高騰が、先日の国土庁の地価公示では五六・一%の急上昇となりました大阪圏を初め地方都市にも波及しておりまして、国民生活に深刻な影響をもたらしております。とりわけ住宅地の急騰は勤労者のマイホームの夢を奪い、公共住宅の応募倍率も五十倍、六十倍、さらには、加えて来年の固定資産税評価がえによる大幅引き上げへの不安が広がっております。この事態をどうするか、どう解決するか、これはまさに政治の重大課題となっていると思います。  そこで、まず国土庁長官にお聞きをいたします。  海部首相は、三月二十三日の土地対策関係閣僚会議及び本委員会の答弁でも、事態解決の……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 運輸委員会 第6号(1991/03/08、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 おはようございます。  今回の三法案は非常に重要な内容を持つ法案だというふうに考えております。限られた時間でありますから、率直簡明に御答弁をいただきたい。  まず、新幹線の譲渡問題でお伺いをします。  東海道、山陽、東北、上越の既設新幹線については、民営・分割の際に新幹線鉄道保有機構をつくってその保有のもとにリースで貸し付ける、三十年リースですね、経営上も利用者にとってもそれがいいのだというものであったわけです。なぜそれが突然わずか四年で譲渡ということになったのか。まずその方針変更についてお伺いしたい。
【次の発言】 結局JRの完全民営化、株の売却、上場のため、条件、環境を整……

第120回国会 運輸委員会 第7号(1991/03/12、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 法案質疑に入ります前に、緊急に解決を図るべき問題がありますので、大臣にお尋ねをいたします。  昨日、東京弁護士会が財団法人鉄道総合技術研究所、前身は国鉄鉄道技術研究所です、に対しまして勧告書を出しました。それは、分割・民営化以前、この国鉄鉄道技術研究所に勤務していた佐川徹二さんという方でありますが、一九八七年の三月、宮崎県の日向市にあります宮崎浮上式鉄道実験センター、ここに配置転換をされたわけです。以来、三年を過ぎまして四年になろうとしている。単身赴任をしているわけです。奥さんとお子さん二人は東京におられます。こういう事態に対しまして東京弁護士会は、   貴研究所が申立人佐川……

第120回国会 運輸委員会 第8号(1991/03/15、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 けさほども同僚委員から御質問もありましたが、きのう広島で新交通システム、これが、橋げたが道路に落下するという大事故が起きたわけです。通行どめにせずに工事をするというのは無謀きわまりない、論外だというふうに思うのですが、同時に、仮に通行どめがされておりましても、上の作業をしておられた労働者が転落をして五人も亡くなっておられるわけですね。  ですから、そういうことも含めて徹底的な原因の究明と、二度とそういうことが起きない、そういう万全の措置をとっていただきたい。これは大臣に要望したい。といいますのも、実は私の方の地元で舎人新線というのがやはり新交通システムでやられることになってお……

第120回国会 運輸委員会 第9号(1991/04/12、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 本来はこの問題は、土地の処分の問題と、もともと国民共有の貴重な財産でありますからそれをどう使うのかという二つの面があるのだと思うのです。今回提起されているのは処分後の開発も含めてのものになっている、そういう点でいろいろな要素が複雑に絡み込んで入っているというように感じております。  順次お伺いしていきたいのですが、最初に、やりとりも既にありましたが、幾つか確認したい問題があります。それは債券の問題です。債券の額の決定ですが、御説明では現物出資を三回に分けてやるのだというふうに聞いたのですけれども、それはそのとおりでしょうか。

第120回国会 運輸委員会 第10号(1991/04/26、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 今回の新しい無線通信システム、GMDSSの導入につきましては、船舶の安全航行に技術発展の成果を取り入れていくということでありますので、私たちとしても基本的に賛成であります。ただ、導入移行に当たって十分な対策を必要とする幾つかの問題があろうかというふうに思います。  お聞きをしてまいりたいのですが、若干重なることも出てくるかと思いますが、新しいシステムではインマルサットを使っての衛星通信が大きな柱になるわけですね。ですから、当然衛星通信の安定性とか信頼性というものがまず問題になるというように思います。現在太平洋の上の方には二つ上がっている。ところが一つはふぐあいになっているとい……

第120回国会 運輸委員会 第12号(1991/05/23、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 改めて四十二名の亡くなられた方の御冥福と、重軽傷を負われた方々の一日も早い御回復を祈りつつ、質問をいたします。  今回の事故は、JR移行後最大の鉄道事故というだけではなくて、鉄道史上まれな大惨事ということであります。私も党の調査団として二日参りました。被害者の方のお見舞いや、関係者から詳しくお話をお聞きいたしました。また、委員会の調査でも参りました。やはり何といっても今度の事故は、国鉄の民営・分割に前後して、いわゆる赤字路線として切り捨てられ、第三セクターで運行されている、そこで起きた、しかもJRの列車の乗り入れの中で起きたという点に大きな特徴といいますか、重大な問題があると……

第120回国会 土地問題等に関する特別委員会 第2号(1990/12/18、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 今、多くの国民が政府の土地政策を大変厳しい目で見ているというふうに私は思います。大変な大都市中心の地価高騰で、東京都心では事務所ビルラッシュといいますか、それで住民が次々に追い出されるという状況がありますし、東京の東部とか周辺の区部でも、私の地元の足立で見ていましても、アパートの建てかえとかまた借家、これをマンションにかえていくといったことで、いろいろ住民の方が影響を受ける。特にお年寄りの方は、もう一たんアパートから出てくれと言われますと、周旋屋に行きましてもなかなか相談にも乗ってもらえない、本当に深刻な状況になってきているわけですね。それだけに政府がどういう土地住宅対策、こ……

第120回国会 土地問題等に関する特別委員会 第7号(1991/04/25、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 昨日、沖縄県の新石垣空港建設予定地をめぐりまして国土利用計画法違反事件というのがあるのですが、それに関連いたしまして新たな重大な問題が明るみに出ました。  同空港の建設に絡みましては、国内リゾート開発株式会社が空港予定地周辺百二十八ヘクタールに及ぶ広大な土地を買い占めて、これが地価高騰の要因になったという問題点につきましては、我が党が国会でも究明してきたところであります。その土地買収の際に、これは一九八九年のことですが、国内リゾートからセンターアートギャラリー株式会社に売られる、さらにそのセンターアートギャラリーから株式会社光建設に売られるということがありまして、それが国土法……

第120回国会 予算委員会 第3号(1990/12/13、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の補正予算に対する反対討論を行います。  本補正予算は、公務員給与の改善や災害復旧費なども含まれていますが、その最大の問題は、中東湾岸地域に展開する多国籍軍を支援する拠出金千三百億円の計上であり、断じて認めることはできません。  我が党は、イラクの侵略に対して国際世論と経済制裁の徹底による平和的解決を断固として主張するものであります。その経済制裁による影響を受けている諸国への援助や難民救済は必要であります。しかし、この拠出金の実態は、湾岸地域での戦争を構えている米軍に対する資金の援助であり、まさに戦争の一翼を担うものにほかなりません。これは……

第120回国会 予算委員会 第19号(1991/02/27、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 私は、日本共産党を代表して、政府提出の第二次補正予算に対する反対討論を行います。  本補正予算は、来年度予算の修正とあわせ、湾岸戦争で地上戦を展開した米軍中心の多国籍軍に対して九十億ドルの戦費を提供するためのものであり、憲法の平和原則に照らして断じて認めることはできません。  イラクのフセイン大統領は、昨二十六日、イラク軍のクウェートからの同日中の撤退をみずから声明しました。これに対してアメリカは、戦争継続を表明しています。湾岸問題の元凶であるイラクが、無条件完全撤退を実行し、それによって速やかな戦争終結と問題解決への展望が開かれることを強く求めるものであります。  この状況……

第120回国会 予算委員会 第22号(1991/03/11、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 廃棄物処理の問題でお伺いします。  大変ごみ問題が深刻になっておりまして、地球環境問題とも相まって市民の関心も大変強いわけであります。といいますのも、ここ数年一般廃棄物、産業廃棄物とも急増しております。一般廃棄物は一九八八年度で四千八百二十八万トンと史上最高を記録している。何と五年間で一三%ふえておる。五百六十二万トソも急増している。これは数字だけではわかりにくいわけですが、東京ドームでいいますとあの十五杯分ですね。それがわずか五年間でふえている、そういうテンポでふえ続けてきている。産業廃棄物の方も既に一九八五年段階で三億トンを超えております。なぜこんなにごみが急増をしたのか……

第120回国会 予算委員会 第23号(1991/03/14、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 私は、日本共産党を代表して、ただいま議題となりました平成三年度予算三案につき政府がこれを撤回のうえ編成替えを求めるの動議について、提案理由及び概要を御説明いたします。  まず、撤回、編成替えを求める理由についてであります。  平成三年度政府予算案は、引き続く大軍拡、消費税の継続と新たな大増税、老人医療制度の改悪など、国民多数の消費税廃止、軍縮と国民生活最優先の予算編成をという願いを踏みにじるものとなっています。  また、本予算は、多国籍軍への戦費として九十億ドルを支出する九〇年度第二次補正予算とも関連して、国民に戦争増税を押しつけ、憲法の平和原則をじゅうりんする戦争協力予算で……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 運輸委員会 第2号(1991/12/04、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 きょうは、交通分野における障害者対策、これを中心に、限られた時間でありますがお尋ねをしていきたいと思います。  「国連障害者の十年」が来年最終年を迎える、日本政府としても、八二年に長期計画を決めましたし、八七年には後期重点施策というものを決めて推進に努めてこられたわけであります。それがこの十年、実際どうだったかという点で、振り返ってみますと、若干の前進面はあると思います、しかし全体として見ますと、国際的にも著しくおくれているというのが実情だろうと思うのです。そういう点で、私たちは先日、先月末でありますが、改めて政府に、国際障害者年の理念に見合った、理念の実現に向けて格段の努力……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 運輸委員会 第2号(1992/02/26、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 きょうは大臣への御質問ですが、それに先立ちまして、昨日の本委員会での久間委員長の発言に関連して一言申し上げたいと思います。  久間委員長は、「私は身の潔白を確信しております」と言われました。これは、昨年五月以来九州大栄の、佐川系列でありますが、取締役をしておった、このことについて、無報酬なので行為規範には抵触しないと考えるということを聞きました。  しかし、私たちの調査では、委員長の秘書が、同じ系列関連の長崎第一運送の取締役をやっておられて月々三十万円の報酬をもらっている、きょうは法人登記も持ってまいりましたけれども、このことは、秘書に支払うべき手当の一部または全部を企業から……

第123回国会 運輸委員会 第3号(1992/03/10、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 我が党は五年前、この臨時措置法につきましては、国の資金で大手造船を助け、中小造船は切り捨てるものだ、また労働者の大量解雇を進めるものだなどの理由で反対をいたしました。その法律が廃止されるわけでありますから、そのことには賛成ですが、何点かただしたいと思います。  第一には、大臣がたしか冒頭、この法律はかつてなく成果を上げた例だというふうにおっしゃっておられましたが、それはやはり事の一面であって、その一方では労働者の大きな犠牲があった、むしろそういう大きな犠牲の上に今日の造船業界があるんだということだと思うのです。御承知のとおりで、造船の大企業は、この臨時措置法に先立ちます八六年……

第123回国会 運輸委員会 第4号(1992/04/14、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 ことしは六月に地球サミットがブラジルで開かれる。海洋環境の保全というのは地球環境を守る上で大変大きな比重を占めているというふうに思います。  今回のこの海洋汚染及び海上災害防止法の一部改正案は、海洋における油濁防止、これを進めるというものでありますから、私たちは大いに積極的にそれは促進する必要があるという観点から賛成であります。  けさ以来いろいろな問題が議論されてまいりまして、できるだけ重複を避けながら、二、三お聞きしていきたいと思います。  全体として重要な問題点としては、エクソン・バルディーズ号ですか、あの事故の際も座礁でありましたし、あるいは衝突とか爆発とかそういった……

第123回国会 運輸委員会 第5号(1992/04/15、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 まず、佐川急便問題でお聞きします。  前回の一般質疑で私は、佐川が道路運送法や道交法違反などを重ねて、運輸省も二度特別監査をした、しかし違法行為が改善されない、そういう状況を具体的な、異常な長時間勤務、そういう事実を示しながら問題にいたしました。同時に、そういう違法が繰り返されて問題になるという一方で、急激な車両増加申請、これはどんどん認めていく。やはり、そこに運輸行政のゆがみといいますか、佐川に有利に事を運ぶということはなかったかというような諸点を追及いたしたわけであります。  奥田大臣は当時の審議で、行政運営に誤りがなかったかどうか自戒を込めて反省しなければならない、また……

第123回国会 運輸委員会 第6号(1992/04/21、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 内航海運は長距離大量運送に有利であるということで、我が国経済と国民生活の上で大変大きな役割を果たしているというように思います。ところが、内航船の九一・七%が七百総トン以下という小型船だ。これまでは船員法の適用も受けないということで、船員の労働条件や安全確保、こういった点でもいろいろな問題がありました。今回の法改正で海の労働基準法ともいうべき船員法の適用対象にするということになったことは、かねがねの課題でありましたし、我が党も積極的に主張してきたという経過からいいましてもこれは改善だというように考えております。  しかし、その法改正の中で部員定員を法定した第七十条も削除する。こ……

第123回国会 運輸委員会 第7号(1992/05/12、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 法案の前に、六日に起きましたJR東海の「のぞみ」型車両の事故の問題で若干お聞きをしておきたいと思います。  原因究明、強く指示しているという先ほど御答弁がありましたが、けさの報道、きのう記者発表などがあったようですね。それによりますと、つけ忘れていたんではないかというモーターを取りつけるボルト二本は、最初はついていたが途中で落ちたようだとか、新たに六本のボルトの締めつけが不十分であることがわかったとか、ちょっとぞっとするような現時点での調査結果が報道されておるわけです。  私は、本当にこういうことはあってはならない重大な問題でありますから、徹底したメーカーに対する指導、この車……

第123回国会 運輸委員会 第8号(1992/05/22、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 この法案は、地域の伝統芸能、こういうものを活用した行事によって観光の振興や地域の商工業の振興を図っていく、そのための支援措置を講ずるということであります。  私たちは、この法案によっても、何よりも地域の振興発展が基本に据えられなければならないというふうに考えております。逆に言いますと、観光目的のイベントが先行して、地域伝統芸能の特色がゆがめられるとか自然環境が損なわれるということがあってはならない、そういうふうに考えておりますが、最初に、この基本的な点について大臣の所見をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今おっしゃったことに関連して、また後ほどもさらにお尋ねしたいと思っ……

第123回国会 運輸委員会 第9号(1992/05/27、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 昨年五月十四日、信楽高原鉄道の事故がありました。亡くなられた方が四十二人、負傷者六百十四名、大変大きな事故だったわけですが、一年がたつ。先日は地元で一周忌の法要、こういうものも行われたと聞いております。  あの事故は、大きさとともに国鉄の分割・民営に伴う第三セクターで、しかもJR列車の乗り入れの中で起きたという点が大きな特徴でしたし、全国の第三セクター関係者も大変心配しながら注目するということでありました。  本委員会でも集中的に議論が行われて、運輸省は事故原因の徹底究明、再発防止の策、これは刑事責任追及とは別に運輸行政としてやらなければいかぬ、それから同時に、遺族の皆さんと……

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1992/03/05、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 リゾート開発をめぐる問題でお聞きをしたいと思っています。  総合保養地域整備法、いわゆるリゾート法が施行されまして五年になります。私たちの党は、このリゾート法による大規模な開発、これは深刻な自然破壊、環境破壊をもたらす、また、地方自治体への大きな負担、こういうものが押しつけられる結果になるというようなことから、法案には反対をいたしました。この間、私たちが危惧したような事態があちこちで起きておるというように考えております。  まずお聞きしたいのは、五年経過した現時点、いろいろ問題も多いということでは、所管の国土庁として問題点を十分に整理をして、新たな対応をすべきだ、そう考えます……

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1992/04/08、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 先生、どうも御苦労さまでございます。  側承知のとおりで、大変な地価の狂乱ということから最近少し下がっているというような報道もありましたけれども、なおかつ、その前からいいますと二倍三倍というような状況でありまして、勤労者がマイホームをなかなか持てないとか、賃貸のアパートとかマンションも本当に大変な額ですね。そういうことから、この土地特でも、こういう状況をいかに抑制していくか、地価を下げていくか、正常に戻していくかということで議論もやってきておりますし、きょうのこの委員会も、そういう趣旨で参考人の先生方から御意見をお聞きするということだったというふうに私は承知をしております。 ……

第123回国会 土地問題等に関する特別委員会 第5号(1992/04/17、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 先日発表されました公示地価、住宅地では前年に比べて全国平均五・六%下落したということですが、地方都市では上がっているというところもありますし、東京圏、大阪圏の住宅地で見ますと、異常高騰以前から見ればなお二倍以上なのですね。だから、若干下落傾向は出ているからといって、決して甘く見ることはできないのだというふうに私は思います。国土庁としては、地価の安定、下げるという方針で来ているわけですが、そういう点では、あの異常騰貴の根本は正していかなければならぬ。そういうこととの関連で、発表された公示地価で、いわゆるバブルの部分ですね、なかなかこの規定が難しいというようなこともあるかもしれま……


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第125回国会(1992/10/30〜1992/12/10)

第125回国会 運輸委員会 第1号(1992/12/08、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 質問に入る前に一言。  先ほど久間委員長から、私の融資について云々、の発言がありました。これは佐川系列の運輸会社の定期預金を担保に久間議員が一億円の融資を受けられたという問題です。  私は朝の理事会でも、これは便宜供与といいますか非常に重要な問題だということを言いましたし、佐川急便問題を審議する運輸委員会の委員長としての適格性にもかかわるものだ、そういう重要な問題だと考えているということを申し上げておきたいと思います。  さて、佐川問題です。極めて国民の関心も強いですし、重要な政治問題になっています。私は今春以来、本委員会で幾つかの問題を取り上げてまいりましたが、きょうも二、……


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第126回国会(1993/01/22〜1993/06/18)

第126回国会 運輸委員会 第3号(1993/02/23、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 きょうは、二つの問題でお聞きをしていきます。  最初に佐川関連でありますが、大臣は、運輸行政が非常に注目されているこの時期に運輸大臣に就任をされたわけであります。戦後の歴史を見てみますと、政治家が絡む疑獄事件などは運輸行政と絡んでいるものが非常に多いのですね。指揮権発動で有名な一九五四年の造船疑獄に始まりまして、陸運局とか武鉄汚職。武鉄汚職のときには現職の運輸大臣に有罪の判決が東京高裁で出ていますし、その後もタクシー汚職とか、何といっても一九七六年、運輸大臣、運輸政務次官だけでなくて総理までがかかわってというロッキード事件もありました。それからまた、その三年後にダグラス・グラ……

第126回国会 運輸委員会 第4号(1993/04/09、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 冒頭、大臣にお伺いしたいのですが、きょうは船舶安全法の審議ということですけれども、船舶に限らず鉄道でも航空機でも、何といっても交通運輸においては安全が第一だというふうに考えます。そういう点で、安全対策をどう推進していこうとしておられるか、大臣の所見をお伺いしたい。
【次の発言】 船舶の安全ということを考える場合、やはり海難事故は依然として多い。特に漁船の占める割合が高いという問題があるというふうに思います。  それで、海上保安庁にまずお聞きしたいのですが、最近ここ数年間の海難事故の状況、それからそれに占める漁船の比率、漁船につきましては二十トン以上と二十トン未満と分けてわかれ……

第126回国会 運輸委員会 第5号(1993/04/27、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 私は、JAS機の花巻事故、それからニアミスの問題、もう一つ、山梨のリニア実験線の問題についてお尋ねしていきたいと思います。三十分なので、答弁は簡潔、的確にお願いしたいと思います。  最初に、花巻事故に関連してでありますけれども、けさ以来の議論で、副操縦士の規程違反ですね、大臣は二重の規程違反とおっしゃった。それが一つの問題になっております。私も、これはあってはならないこと、絶対に許されないことだというふうに思います。そういう点では会社の責任、あるいは運輸省の指導監督責任といいますか、そういうものがきちっとされていかなきゃならぬというふうに思います。  同時に、今もう一つ思って……

第126回国会 運輸委員会 第6号(1993/05/11、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 今回の気象業務法の改正は、これまで基本的に気象庁の独占だった天気予報を民間の事業者もできるようにしていく、支援していくという大変大きな改正だというふうに思っています。私たちは、もちろん気象庁がいろいろ国民の税金を使って観測して得ているデータでありますとか、そういうものは国民共有の財産でありますし、天気予報も別に専売ではない、独占物ではないだろうと考えてきておりましたから、今回の法改正にはそういう点で賛成であります。同時に、この機会に幾つか関連してお伺いしておきたいと思います。  最初に気象庁長官にお伺いしたいのですが、気象庁の事業の根本といいますか根幹は、防災気象情報ですね。……

第126回国会 運輸委員会 第7号(1993/06/11、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 きょうは「のぞみ」の問題でお聞きをしたいと思います。  三月十八日からの東京―博多間直通運転開始以来、大変トラブルが多発している。窓ガラスの破損とかパンタグラフの底板のビスの緩みでありますとかいろいろなことが起きている。何しろ時速二百七十キロという高速で走るわけですから、当然いろいろ不安もあるわけですね。  そういう中でJR東海、西日本は四月十四日からですか、総点検をされた。二十六日にこういう発表をされたのですね。今までの故障やふぐあいなどはいわゆる初期故障である、手当ても行った、だから安全運行上は問題ない、こういうことが発表されました。しかし、安全宣言のあった後もトラブルは……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第3号(1993/04/14、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 最初に、先ごろ発表されました地価公示で二年連続下落をしたという問題をお聞きしようと思っておりましたが、けさの冒頭の質問でもやりとりがありましたし、今も土地局長から御説明がありました。土地局長によりますと、夏から秋にかけて引き続き下落はするが下落幅は縮小するだろうとか、あるいは一定規模、一定地域のマンションは下げどまりになるのではないかというお話が、関係者から事情を聞いた見方として報告がありました。  私は、それで状況はある程度よくわかったのですが、大事なことは、そういう状態の中で、国土庁として何をなすのかという点だと思うのですね。  下がったといいましても、私は東京ですが、住……

第126回国会 土地問題等に関する特別委員会 第4号(1993/04/20、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 日本共産党の佐藤です。最初に長谷川参考人にお聞きをしたいと思います。三年前にも土地特にお見えいただいて、いろいろ御意見賜りましてありがとうございました。  きょうのお話の中で地価を反映させない住宅供給ということがありました。先生の御本を拝見したりいたしますと、戦前までは土地は商品化されてなくて、だから、地主は土地代を借家人から取る必要はなかったということですね。だから、東京じゅうどこでも家賃の水準は同じ、建築費によってのみ家賃は変わってくる、そういうことだと思います。しかし、戦後それが大きく変わって、土地代が住宅価格に組み入れられるようになってきたという問題であります。  特……


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各種会議発言一覧(衆議院39期)

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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1990/04/26、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)分科員 拘置所や刑務所などの施設につきまして、その施設が置かれております地域の住民の方々あるいは町づくり、こういうかかわりでお尋ねをしたいと思います。  拘置所や刑務所などの施設は、もともと地域の人たちとの関係が非常に深いわけであります。その協力がなくては成り立たない、こういうことだと思います。収容されています人たちの食料品にしましても日常の生活用品、こういったものも、主に地域で購入されると聞いておりますし、宿舎に住んでおられる職員の皆さん、これは相当大勢いらっしゃるわけですが、商店街で買い物をされたり、子供さんも地域の学校に通われる。ですから、自治会同士の交流とか町内会との交流と……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 国際連合平和協力に関する特別委員会公聴会 第1号(1990/11/01、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 浅井公述人にお伺いします。  先生は後方支援と集団的自衛権のかかわりについても述べられまして、参加でなく協力であるとか、派兵でなく派遣である、こう言っても国際的には通用しないとおっしゃいました。そして、巻き込まれの可能性が大変ある、これを真剣に考えるべきだ、非常に重要な御指摘だと思うわけでありますが、なぜ国際的に通用しないのか。国際的に非常識といいますか、そういう点についてもう少し詳しくお話を聞きたい、それが第一点であります。  それから二番目は、国際的貢献の問題なんですが、イラクの暴挙に対しましては、私たちは戦争という重大事態に至らない段階で解決しなければならぬ、国連決議の……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 大蔵委員会土地問題に関する特別委員会連合審査会 第1号(1991/04/17、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 今日の異常な地価高騰を招いた原因につきましては、東京一極集中あるいは規制緩和の政策、不動産業向けの過剰融資の問題でありますとか土地投機、いろいろな点が昨年来議論をされてきたところであります。問題は、こういう状況をどう正していくのかということでありまして、いろいろな原因に対する対策の強化と同時に、国民の多くは土地税制の論議に大変注目をしているということだと思います。しかし、今回提出されました地価税法案は、私たちは大変不十分なものだというふうに考えております。  まず、大蔵大臣にお聞きしたいのでありますが、政府税調での論議の過程で、やはり〇・五%から一%が必要だということが広く伝……

第120回国会 予算委員会公聴会 第1号(1991/02/16、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 きょうは先生方どうもありがとうございます。日本共産党の佐藤でございます。  森先生にお尋ねをいたします。  先生は、本予算委員会の審議の重要な焦点の一つとなっております自衛隊法百条の五と特例政令の問題についてお述べになりました。私たちも、今回の特例政令は明らかに立法の趣旨、範囲、目的、そういうものを逸脱している、制定時の立法府と行政府の合意に反し、そういう意味では国権の最高機関である国会を政府がいわばだまし討ちにするといったようなもので許されないものだというふうに考えております。  その点に関連して、森先生は、国会は授権範囲を明確に逸脱した政令については無効と議決して正すこと……

第120回国会 予算委員会公聴会 第2号(1991/02/18、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)委員 本日はどうも御苦労さまでございます。時間が十五分でありますので、浅井先生に専らお聞きすることになりますが、御容赦いただきたいと思います。  浅井先生には国連平和協力法案の際にも公述をいただいて御質問もさせていただいたわけでありますが、私たちは、今回の湾岸危機、やはりこの元凶はもちろんイラクのフセイン、クウェート侵略であることははっきりしておりますし、それに対する国際的な糾弾と経済制裁による平和的な解決、この道をこそ追求すべきだというふうに考えてまいりました。そして事実、経済制裁は、抜け穴の問題もありましたけれども、大きな効果を上げつつあった。きょうの先生の公述にもございました……

第120回国会 予算委員会第八分科会 第3号(1991/03/13、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)分科員 高速道路の公害対策の問題でお聞きをしたいと思います。  日本道路公団が発足して三十五年たちまして、総延長距離も大変な長さになっておるわけですが、特に都市部の高速道路で騒音でありますとかいろいろな被害が、その高速道路が延びるのに比例してふえているというのが実情だろうというふうに思うのです。そういう点で、最初に高速道路の公害対策につきまして、建設省としてどのように取り組んでおられるのか、御説明をいただきたいと思います。
【次の発言】 短い時間ですので、できるだけ的確に短くお答えいただきたいと思います。  いろいろお話がありましたが、ネットワーク云云につきましては、それによって解……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1992/03/11、39期、日本共産党)

○佐藤(祐)分科員 単身赴任問題でお聞きしたいと思います。  大臣も御承知のように、日本の労働者は年間総労働時間が二千時間以上、ドイツやフランスに比べて四、五百時間も長い、逆に有給休暇は少ない。こういう長時間な、過酷な労働を土台にした海外市場進出が国際的にも非難を浴びているという状況もあります。そういうことで、労働者の方は、今や国際語になったと言われておりますが過労死の不安とか、なかなか自由な時間が少ない、不規則な勤務。ですから、家族そろって夕食をとれるのが週に二、三回あればいい方というような状況です。とても経済力世界第二位というのにはほど遠いといいますか、そういう状態ですね。ですから、政府も……



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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