このページでは西川知雄衆議院議員の41期(1996/10/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は41期国会活動統計で確認できます。
○西川知雄君 新進党の西川知雄でございます。 私は、新進党を代表して、ただいま議題となりました内国税の適正な課税の確保を図るための国外送金等に係る調書の提出等に関する法律案及び租税特別措置法の一部を改正する法律案につき、総理大臣及び大蔵大臣に対し質問いたします。 さて、いわゆる日本型ビックバンの流れの中で、フロントランナーとして外為法が改正され、来年四月からの改正外為法の施行により、国境を越えた資本移動が自由化されます。 外国為替管理の自由化は、市場経済の国際化、自由化という世界の潮流から見て遅きに失した感もいたしますが、我が国が進むべき方向であります。同時に、これに関連する税制も、グロ……
○西川知雄君 平和・改革の西川知雄でございます。 私は、平和・改革を代表して、平成九年度補正予算案に反対の立場から討論を行うものであります。 まず初めに、大蔵省をめぐる一連の不祥事について申し述べます。 国民は、景気回復がままならない中で、リストラにおびえ、また生活防衛のために消費を抑制し、中小企業は金融機関の貸し渋りで資金繰りに大変困っている、これが今の日本経済の置かれている実情であります。 そうした中、相次いで大蔵省、しかも銀行、証券会社を所管する部署の現役及びOBの官僚が接待におぼれ、収賄の容疑で逮捕される事態に至ったことは、言語道断、言葉もありません。金融検査部職員の場合、銀行……
○西川知雄君 改革クラブの西川知雄でございます。 私は、平和・改革を代表して、総理、大蔵大臣並びに提出者に質問をいたします。 日本の金融危機は、深刻な状況に陥っております。マーケットは金融問題に関する日本の国会の議論を注目し、その結果いかんによってマーケットが過敏に反応し、一歩間違えれば世界恐慌への引き金を引きかねない、綱渡りの状況にあると言わざるを得ません。まさに国難、国家としての最大の危機に直面しているのであります。 平和・改革は、こうした認識のもと、金融危機を深刻に受けとめ、与野党の枠を超えて、政治の責任でこの危機を乗り切ることが最も重要であるとの認識に立ち、今日まで対応してまいり……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 私は、きょうは、法律と条例という一点に絞りまして質問をさせていただきたいというふうに思います。 まず最初に長官にお答え願いたいのですけれども、私、弁護士も、法律の専門家として二十年ばかりやってきて、多少、普通の人よりは法文を見ても理解の仕方は早いんじゃないかというふうに実は思っておるのですけれども、六十条と六十一条、特に六十条を見てもさっぱり何が書いてあるかよくわからないというのが、まず私の第一の感想なんです。国と条例との関係において、六十条は、第二種事業それから対象事業、これ以外のものについては条例で定めることができる、第二種と対象事業、この中に……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 長官、この間の火曜日には法律と条例ということに絞って環境庁それから長官の御意見をお伺いいたしましたが、お嫌でしょうけれども第二ラウンドというところで、やはり第六十条と第六十一条、この二つを中心にしてこれから討論をしていきたい、こういうふうに思っております。 まず、第六十一条の方から始めてみたいと思います。 第六十一条は、「地方公共団体は、当該地域の環境に影響を及ぼす事業について環境影響評価に関し必要な施策を講ずる場合においては、この法律の趣旨を尊重して行うものとする。」こういうふうに書いてありますね。長官、私この間申しましたように、長年法律を読ん……
○西川(知)委員 おはようございます。西川知雄でございます。 きょうは、今の五カ年計画、それから緊急措置法の改正、これについて私からまず質問をさせていただきたいと思います。 そこで、一つだけ、質問に入る前に、昭和三十五年、こういう発言が大臣の先輩である村上大臣からあったことを御紹介したいと思います。ある質問にお答えになりまして、大臣がこう答えられました。 まあ、私どもから考えますと、御指摘のように、この治山治水緊急措置法案というものは重要法案であろう、かように思っております。従いまして、あるいは本会議でこれを取り上げて、本会議で一応その提案理由の説明をするものじゃないかと、私はこう思って……
○西川(知)委員 新進党の西川でございます。 きょうの四万の参考人からの意見聴取ということで、その質疑も各会派を代表して皆さんがやられるということを私聞き及んでいたのですけれども、先ほどの午前中の発言を聞きますと、自民党さんも新進党も民主党も、ほかの共産、社民、太陽はもう今おられませんのでどうか知りませんけれども、各党を代表するのではなくて個人の意見である、そしてまた、参考人の方々も各社を代表するのではなくて個人の立場でいらっしゃっているということなんで、私は率直に言ってびっくりしたのですけれども。ともかく、委員長にまずお願いしたいのは、この場があることによって、この公職選挙法の改正について……
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。きょうは、皆さん本当に御苦労さまでございました。 私は、一点に絞ってお尋ねをいたしたいと思います。 先ほど、今度の制度改革は政党中心それから政策本位の制度である、こういうことで新しい選挙制度ができた、そして、この間の選挙で論点が少なかったと言われた参考人の方もいらっしゃったわけでございますけれども、私は大きな論点があったと理解しております。それは、消費税のアップ、これは非常に大きな論点であったというふうに思っております。 ところで、選挙公報、これで明示的に消費税のアップに反対した人が、我々新進党の調べで百十三名いらっしゃいました。社民党が六……
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。 きょうは特に慶應大学の曽根先生に対して二つ御質問をいたしたいというふうに思います。田中先生、右崎先生も、その点についてもし御意見がございましたら述べていただきたいと思います。 ポイントの第一は、今、政党本位、政策本位の国をつくっていこう、国会をつくっていこうということで小選挙区制度が導入されたわけですが、実際の現象的にはそのようになっていないということが一つの大きな問題点ではないかと私は思っております。すなわち、選挙での公約と当選後の国会での活動、これが非常に食い違っている場合があるということです。 過去二回こういう会が催されまして、私は……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 きょうの税特は、大蔵大臣がきようであれば五時間ぐらい時間がとれるということでございまして、先ほどからの質問は主税局とかそういうところに集中しておりましたので、私は、ぜひ午後のひととき、大蔵大臣と質疑、答弁、これを政治家としてやりたい、こういうふうに思っております。 私、予算委員会で総括とそれから一般質問をさせていただきまして、大蔵大臣は非常に税について深い造詣をお持ちである、私はそういうふうに思っております。本当の話、そう思っております。特に、私が道路の特定財源について御質問をしたときも、大いに国民的な議論をして前向きに考えていこう、こういう非常に……
○西川(知)委員 簡明に質問いたします。 中里参考人に質問をいたしたいと思いますが、執行の強化ということをおっしゃいまして、国際標準的に合わすべきだというような趣旨のことをおっしゃいましたが、私は、現状ではそれは違うのじゃないかというふうに実は考えております。 というのは、執行というのは、明確なルールがあって、そのルールを正確に執行するということで初めて執行の強化ということができるわけですが、今の現状を言いますと、個々の新しい金融商品でも、いろいろな課税関係でも、判断を個々の税務署員に任せている。そして、ややこしいものはとにかく更正したり課税をしてしまう、説明は後であるというような形で現実……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 私は、実はずっと国際関係の、特に金融関係の弁護士を二十年ばかりやっておりまして、今度の外為法の改正等についても、前の仕事の面を通じて、やっとだんだんはっきりしてきたな、実はこういうふうに思っているわけです。 今まで各委員の先生が非常に大きなマクロ的な面からいろいろな御質問をされたとは思うのですが、私は、外為法とか新しい商品を開発するときにいろいろな国税の対応とか、そういうことに非常に悩まされてきた、外国の金融機関の代理人とかそういうこともたくさんやってまいりましたので、そういう実態面を経験した者としていろいろなもう少し具体的な御質問をさせていただき……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。ちょっと時間が短いのでございますけれども、要領よく三つの点についてお尋ねしたいと思います。 三つの点と申しますのは、整備新幹線について、第二点は全国交通網整備とその財源について、三つ目は公共投資基本計画について、今までそれぞれ質問されたところもありますが、違った観点から御質問させていただきたい、こういうふうに思っております。 まず、整備新幹線についてでございますけれども、現在運行中の四新幹線の建設費は、残念なことに、認可時の建設予算に比べて、開業年次での建設の実額というのは大分オーバーしております。例えば東海道新幹線では一・九倍、山陽新幹線では一・四……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 私は、二月十二日のこの予算委員会の総括質問で、道路特定財源について大蔵大臣に御所見を賜ったところでございます。 その際に、私、一般財源化の問題とか総合交通特別会計、これも視野に入れてもう一回道路特定財源について考え直してはどうかということを御質問いたしましたところ、大蔵大臣は、大いにこの件については国会で、国民の間で議論をしてほしい、そういうふうに述べられましたので、私は、本日はこの趣旨を受けて大いに議論をいたしたいというふうに思っております。 実はこの議論は、昭和四十六年、一九七一年の自動車重量税の導入を検討したときと、一九七九年及び八〇年、そ……
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。 きょうは近藤頭取にここに来ていただいておりますが、それは個人の資格ということではなくて、第一勧業銀行の頭取として来ていただいておりますので、また調査委員会も弁護士の人たちを入れて何十人かで構成されておる、それからまた参議院の予算委員会から日もたっておりますので、すべての調査はほぼ終わっていると思いますので、明確な答弁をお願いしたいというふうに思います。 まず最初に、木島力也さんに対する件について、若干の確認をさせていただきたいと思います。 木島力也氏は、いつからかは明確ではございませんが、ピーク時には第一勧銀の株を六万株持っていらっしゃっ……
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。 まず最初に、この委員会で今まで議論されていた、また、聞いたことのほとんどの部分は、経済、財政、景気の問題でございました。午前中、我が党の鈴木淑夫議員が皆さんの前で、この改革案というのは経済学的にも、これは全然成立し得ないものだということを立証されました。 私は観点を変えまして、この改革法案というのは法律的にも成立し得ないものだということを皆さんの前で立証、証明をしていきたい、こういうふうに思います。 国会、各委員会というものは、経済論争でなく、これは立法機関ですから、法律問題また法律を議論するということでございますし、内閣総理大臣も議員の……
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。 まず、「世界株式動揺続く」ということで、この点について御意見をお聞きしたいと思います。 きょうの一時二十分現在で日経二二五は、多分御存じであると思いますが、一万六千三百十三円、七百二十四円の安値でございます。これは、気配株がございますので最終的には確定しておりませんので、最も重要な先物、先物と申しますのは、十二月の第二金曜日、これが目途の日でございますが、九百六十円安ということで、一万六千九十円ということになっております。このまま続きますと、十二月には株は一万六千円になるであろう、こういうことでございます。 経済のかじ取りが全然できていな……
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。 きょうは、租特法の本人確認制度等に係る法律案、それを中心に少し具体的にお尋ねをしてまいりたいと思いますが、私としてはなるべく大蔵大臣にお答えを願いたいのですが、ちょっとプロ的な要素も入っておりますので、そのときはやむを得ませんが、一応それも大蔵大臣からの発言であるというふうにみなさせていただいて、質問を進めさせていただきたいと思います。 最初の質問は、ちょっと初めのころは大蔵大臣に直接お尋ねしたい点がございますが、十月三十日の本会議で、私が今懸案となっておりますこの二法案について質問をいたしました。そのときに、橋本総理大臣がこういうふうにお……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 きょうは、七点ばかりお尋ねしたいのですが、まず大蔵大臣にお伺いをいたします。 日産生命、拓銀、三洋、山一証券、これだけでも非常にすごい状況が起きたわけですが、さらに徳陽シティ銀行の破綻、また安田信託の格付が引き下げになった、またなろうとしている、こういうことがつい最近に起きております。大蔵大臣、十月たしか二十二日ごろに財特の委員会でいろいろな法案について議論をさせていただいたところですが、そのときにこういうような事態が起きるかどうかということを予想されておりましたでしょうか、お答え願いたいと思います。
○西川(知)委員 新進党の西川知雄でございます。今、石川先生の方から全般的なお話がございましたが、私は今度はもう少し数字を挙げて、具体的なお答えをはっきりといただきたい、こういうふうに思います。 そこで、ちょっと参考のために、ことし三月現在の公表の不良債権、これは九千三百二十九億円、うち先方が倒産した破綻先の債権というのが千三百九億円ございます。現在これがどうなっているか。 御試算をされているところだと思いますが、これは一兆一千四百九十七億円で、うち破綻先が約四千億円増加いたしまして五千四百十四億円となっていると私は思いますが、まずそれで正しいかどうか、御確認願いたいと思います。
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 きょうは論点を一つに絞ってお尋ねをいたしたいと思います。マスコミ等々でもいろいろと報道されており、国民的な関心が非常に強いという返還高レベル放射性廃棄物、ガラス固化体の搬入、この問題についてお尋ねをいたしたいと思います。 まず、長官も御存じのように、現在では電力の約三四%を原子力に頼っております。また、けさされたという長官の所信表明、ここでも、最後のところにこの問題の国家的な重要性ということが書かれており、そしてそれを表明されたというふうに私は理解をしております。 ところで、青森県の木村知事が、先月の下旬より総理に対して、原子力政策等……
○西川(知)委員 西川でございます。 きょうは一時間二十八分いただいておりますので、法律の内容等について、具体的に少し詳しくお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、社会保障関係費の量的縮減目標というところが第八条でございます。 第八条は、「平成十一年度及び平成十二年度の当初予算における社会保障関係費の額は、当該各年度の前年度の当初予算における社会保障関係費の額におおむね百分の百工を乗じた額を上回らないこと。」というのが現行法でございまして、これを今度は改正をしようということで、「平成十一年度の当初予算における社会保障関係費の額の平成十年度の当初予算における社会保障関係費の額に対する増加額……
○西川(知)議員 まずお答えいたしますが、三会派の共同提案と申しますのは、まず今の財革法の停止に関する法律案に関する三会派の共同提案だったということで、まずそれは念頭に置いていただきたいというふうに思います。 そこで、まず基本的に恒久減税でやっていこうということで、三会派はその点については一致をしておりますが、それは村井議員も先ほど御指摘なさったように、消費者のマインド、これが今の景気に随分と影響を与えているということでございますから、特別減税ですとそれは将来打ち切られる、そういう可能性が十二分にある、増税感が将来ある特別減税であるということで、消費者のマインドが皆さんが予想をされているよう……
○西川(知)委員 私は、平和・改革を代表して、内閣提出の財政構造改革法一部改正案及び平成十年分特別減税関連三法案に反対し、中小企業信用保険法等一部改正案に賛成するとともに、民主党、平和・改革、自由党三会派共同提案の財政構造改革法の停止に関する法律案に賛成する立場から討論を行います。 財政構造改革法改正案は、施行からわずか五カ月で改正案を提出されております。しかも、財構法自体、自社さの連立与党が強行採決によって成立させたものであります。 法案が審議された昨年暮れのころには、既に内外の金融不安を初めとして我が国の経済には暗い影が差していたのであります。その時点で財革法の制定を見送るという判断は……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 きょうは、主として、財政金融、国税庁の問題、この問題を一時間十二分やらせていただきます。 ところで、中央省庁等改革基本法案というものはプログラム法であるということでこうやって今審議をされているわけでございますが、先ほどの岩國委員の方からも指摘がありましたように、どうも詳細は次に出てくる法律によっていろいろと規定をするということで、一体、法律としてこれがどういうふうな意味があるのかなということを、私何回も読みまして疑問に思っております。 ところで、財革法も同じような問題点があるということを、私が以前、去年のこれは十月二十一日でございますが、総理と質……
○西川(知)委員 西川でございます。四月二十二日に総括質疑のときに一度、今度の法案についての特に財政、金融、それから国税、この問題について質問をいたしました。 その際に、いろいろな問題点が指摘されたわけですが、きょうは官房長官もわざわざ来ていただいておりますので、ひとつこの審議について、いろいろと小里長官も、きのう私、傍聴席から傍聴させていただきましたけれども、一生懸命やっていらっしゃるということは何人かの方が言っておられましたが、この委員会にずっと参加されておって、与野党が本当に今度の基本法案をいろいろな点から真摯に審議して対応しているかどうか、これについてちょっと、議論に深く入る前に、ま……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。
きょうは、特に金融安定化システムにかかわる法律について、具体的にお尋ねをいたしたいというふうに思います。
大蔵大臣も弁護士でございますから、当然、法律案は全部何回もお読みになったことと思いますので、中身について御質問をいたします。
まず、大臣、この金融危機管理勘定というものは二〇〇一年三月末までの時限措置というふうな説明を受けておりますが、この意味というのは、この法案上どういうふうに書いておりますでしょうか。
【次の発言】 それはちょっと間違いでございまして、第四条をごらんになると、優先株等の引き受け、これをできるのが二〇〇一年の三月末までという……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 私は、こういう金融関係の弁護士を国会議員になる前に二十年間ばかりやっておりました。大蔵省の方にも新しい金融商品のこととか規制とか、そういうことでいろいろと法律、政省令、通達、ずっと質問を現場でさせていただいておりました。やっと金融システム改革が少しは国民の目に見える形で今度の法律改正でできてくるのかなという気は個別分野ではしております。 また私は、銀行、証券会社、保険、損保、生保一それぞれの国際市場の中でそれぞれの分野で第一線で新しい商品と取り組んでいる、そういう人々とずっと研究会をつくっておりまして、個々具体的な問題点等についてもずっ……
○西川(知)委員 西川でございます。 この問の質問は早期是正措置ということについて主に質問をさせていただきましたが、きょうは、今度の金融システム改革ということについて、具体的に市場が関心を持っていることについて、大蔵大臣なり大蔵当局の確認と御見解をお尋ねをしたいと思います。 たしか二、三日前の報道でございますけれども、大蔵省の方としては、金融に関するいろいろな個々の通達というものを基本的には廃止をする、そして規制緩和というものも、そういう通達行政ではなくて、もっと基準を明確にした省令、告示というもののレベルでいろいろと規制をしていく、または監督をしていく、こういう報道がありました。そういう……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 私は予算委員会に所属をしているわけで、法務委員会できょう質問させていただくということは、この外弁問題、いわゆる渉外関係の仕事において外弁をどういうふうに取り扱うかということについて、私は国会議員になる前、二十年間こういう渉外関係の仕事ばかりをしておりまして、外弁の人たちも何人か雇って、また私は航空機のファイナンスとか国際リースをたくさんやっていましたので、相手方の弁護士が外弁であったり、いろいろなそういうかかわりがありましたので、きょうこうやって法務委員会でこの問題について質問をさせていただくということでございます。 私のいろいろな経験……
○西川(知)委員 改革クラブの西川知雄でございます。本日は、平和・改革を代表しまして、総理以下、皆様に御質問をしたいと思います。 本日の私の主な質問点と申しますのは、今まで、景気対策、減税、赤字公債、ウルグアイ・ラウンド、公的資金導入等々の現下の問題につきまして、財革法の審議のときに、各大臣、総理を含めましていろいろな見解を述べられております。私は、その詳細について、私もその委員をさせていただいておりましたこともありまして、また、質問をするということでその議事録を何度か読ませていただきました。 その結果、補正予算に組まれているいろいろな今申しました各課題について、政府、総理の方針が非常に異……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 私、通常は、法律家ということもございまして、法律論でぎりぎりとやるということで、一部の方からは煙たがられていたわけでございますが、きょうはちょっと一部観点を変えまして、まず総理に、いわゆる総理が目指しておられる国家像の中で具体的にどのようなことをお考えなのか、ここからまずお尋ねをしたいというふうに思います。 この予算委員会の初日に、総理は、六つの改革の中で求めるものということに関しまして、こういうふうにおっしゃっております。「一人一人がみずからの夢に挑戦するチャンスがあり、しかも成功する確率があるということに要約できるかもしれません。言……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 きょうは、本予算と補正の関係、景気対策との関係について、焦点を絞って総理にお伺いをいたしたいというふうに思います。 まず、本予算というのは、私の理解しているところでは、当初予算、本予算を編成する際には可能な限り一会計年度のあらゆる事態を予測して対応すべきであって、安易に補正予算を計上して予算の追加を行うことは適切でないというふうにされております。 その趣旨が前々の国会から随分論議になりました財政法第二十九条でございまして、補正予算を作成することができるのは、要件の一つとして「予算作成後に生じた事由に基づき特に緊要となつた経費の支出」、……
○西川(知)委員 私は、平和・改革を代表して、平成十年度一般会計予算案外二案に対し、反対の立場から討論を行います。 二十三年ぶりのマイナス経済成長率に至ることとなった、今日のゆゆしき景気の状況を生み出した元凶は、我々の強い反対にもかかわらずに強行された、昨年四月以降の消費税率五%への引き上げ、二兆円の特別減税の打ち切り、医療費の引き上げによる約九兆円のデフレ政策であることは、今やだれの目にも明白であります。 今申し述べましたように、経済企画庁によると、平成九年度全体でマイナス成長となることがほぼ確定いたしました。このことは、ただいま議題となっている平成十年度予算案の土台となる経済指標の前提……
○西川(知)委員 平和・改革の西川でございます。 総理とは、今国会、予算委員会で多分五回ぐらい質疑をさせていただくということで、きょうは五回目だと思いますけれども、きょうは時間もたくさんあるわけでございませんので、主に二つの点に絞って質問をしたいと思います。 今度の補正予算は、四月二十四日の経済対策閣僚会議というところで決められました総合経済対策ということに基づいて策定をされておりますが、その中で、我が国経済の直面する課題というのが記載されております。これは、この委員会でも午前中からの委員の質問で総理も答えられているように、景気停滞が長引いている背景には、金融機関や企業の不良債権の問題、日……
○西川(知)委員 平和・改革を代表して、政府提出の平成十年度補正予算案に対し、反対の立場から討論を行います。 反対する最大の理由は、このたびの補正予算案の編成自体が、十年度当初予算は最善のものである、景気対策としての補正は組まないとしていた橋本内閣自身の自己否定そのものであるという点であります。 我々は、当初予算案の審議の際、今日の景気状況からいって、財革法に縛られた緊縮路線をとるのではなく、景気回復のための施策を講じるための予算に組み替えを行うべきであることを強く主張してきました。ところが、橋本総理は、当初予算を最善と言い切っていたにもかかわらず、当初予算が成立するや否や、国外からの政治……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 今、長銀の財政内容、経営内容が一体どういうものかはっきりとわからないのに、また、長銀が場合によっては債務超過になっているかもしれないのに、そういう情報不足の中で、公的資金、国民のお金を使うということが本当に許されるのか、また、今国民が、非常に景気が悪くていろいろな企業が倒産し、リストラに遭っている、そういうときに銀行だけこういうふうに救済していいものだろうか、これが国民の率直な疑問ではないかと思います。 それに対して、先ほど宮澤大蔵大臣は、公的資金を導入するということがどうして必要かということについていろいろな理由を挙げられました。抽象的には、我が……
○西川(知)議員 ちょっと誤解のないように申し上げておきますと、我々が裁判所の関与を法文の中で取り上げておりますのは、裁判所の認可ということでございます。 委員は、認可と許可の差を十二分に御存じだと思いますが、認可というのは、当然のことながら補完的な行為でございまして、あるものに対してその補完行為が認可という形でなされないと無効になるということで、一般的に禁止されていることを解除する許可とは全然違うということを一つまず申し上げたいと思います。 それから、この裁判所の関与ということについてちょっとお答えする前に御理解いただきたいことは、これは今行政に対して、特に金融監督庁のいろんな検査結果、……
○西川(知)議員 今の御確認ですけれども、処理期間が短いというところもたしかつけ加えさせていただいたと思います。
【次の発言】 お答えします。
まず、裁判所の関与と申しますの佳客観性、公正性、これを担保するということにあります。
今、行政機関が特に、例えば公的資金の導入の審査基準等、そういうことについて、また情報公開についても、非常に国民にわかりやすい形でされるならこれはまた格別でございますし、また、行政機関に対しての信頼というものが国民に植えつけられているということであればまた別でございますけれども、そうでない現状において客観性、公正性ということを確保するためには、この間から申し上げてお……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 この審議も随分長い間いろいろな議論が出ておりますが、思い起こすと約一カ月ぐらい前に、政府また自民党の方から、破綻後の処理ということについて法制度が整備を十二分にされていない、したがって、これをほっておくともう大変な国際問題になって世界恐慌の引き金にもなりかねない。そんな話で、これは国民の皆さんも本当かなと思ってきたわけでございますが、その後長銀問題が発生をして、もともとから問題自体はあったわけでございますけれども、取り上げられて、これは破綻前の話ですから、これが今度は随分と情報公開の面とかで非常に問題となってきた。そしてまた、今度は三条委……
○西川(知)委員 上田議員にお答えいたします。 まず、金融再生緊急措置法案の第六条と第七条に、金融機関の財務内容等の透明性の確保のための規定が置かれております。そこで、第七条は、金融機関すべてについて、資産の査定を行った場合には義務的にその結果を公表しなければならないということになっております。したがいまして、これは努力規定ではございません。 そうしますと、金融機関の中には、いわゆるマネーセンターバンクもございますし、そうかと思うと、それとはほとんど無関係ないわゆる小さな地方の金融機関、信組、信金等もございます。それを同じように取り扱うということは、特に中小零細企業に対する信用を多くしてい……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。
きょうは二十分でございますので、情報公開のことについてのみお尋ねをいたしたいと思いまえ
今度の健全化法案、これの第三条二項でございます。ちょっと今資料を配らせていただきたいと思うんですが、委員長、よろしいですか。
【次の発言】 それを見ながらお話をさせていただきたいと思います。
今度の法案の第三条二項一号、二号、三号、特に二号、三号でございますが、ここには、金融再生委員会が「資産の査定の結果に基づき、適切に引当て等を行うこと。」ということが書いてございますし、また第三号は、「その保有する有価証券その他の資産を適切に評価すること。」こう……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。きょうは、五十分、金融問題に絞って御質問をさせていただきたいと思います。 この金融再生トータルプラン、そしてこれに基づくブリッジバンク法案、この詳細については、また私も特別委員会の委員にさせていただいておりますので、そこで詳しく質問をしたいと思いますが、その前提条件として、きょうは、不良債権の情報開示の問題と経営者の責任追及の問題、この二つをまず取り上げまして、そして公的資金導入の前提条件、この点について絞って質問をいたしたいと思います。 まず、不良債権問題、そしてこれにまつわる銀行の破綻、そのおそれ、これに対応するものとしてブリッジバン……
○西川(知)委員 私は、平和・改革を代表して、賛成の立場から討論を行います。 平和・改革は、日本の金融危機が深刻な状況に陥っており、与野党の枠を超えて、政治の責任でこの危機を乗り切ることが重要であるとの認識に立ち、今日まで対応してまいりました。 さきに成立した金融再生法では、預金者保護、決済システムの維持に配慮した上で、金融整理管財人、ブリッジバンク、特別公的管理など、さまざまな選択肢を備えて、金融機関の破綻等についての多様な事態に当たり最も効果的な対応がとれるようになりました。 法案審議の過程においては、平和・改革の強い主張により、金融機関の不良債権の実態、財務状況に関する情報公開につ……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 きょうは、きのうの予算委員会で、恒久的減税という概念と二兆円の特別減税、これがどういうふうな関係になるかということで、太田議員の方からも質問がありました。その点について、ことしの四月からの議事録、記者会見、そういうものを全部調べてまいりましたので、その辺についてお聞きしたいのですが、その前に、一つ私とても気になることがあるので、小渕総理と宮澤大蔵大臣にお尋ねしておきたいことがございます。 それは、いわゆる自自連立の件でございます。この件について、十一月の三十日、いろいろな党の代表の方からどうしてこういうことをやるんだという御質問がありました。そのと……
○西川(知)委員 公明党・改革クラブの西川知雄でございます。 私、当選以来八十回ぐらい、予算委員会とかいろいろなところで質問をさせていただいているのですが、金融とか財政とかそういうものが割合専門でしたので、高村外務大臣とは予算委員会のガイドラインのところで一、二度議論させていただいただけで、この外務委員会に出るのは初めてで、きょうはちょっと毛色の変わったと言うとあれですけれども、いろいろな違う観点から問題をとらえてみて、外務省なり外務大臣の御意見を聞きたいと思うのです。 一つは、森山先生もいらっしゃるのですけれども、女性の方から、パスポートについて、かなり私の身近な人からも選挙区の人からも……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 総理にわざわざお越しいただいたので、まず総理に、財金の分離のことについて確認の意味で若干御質問をしたいと思います。 御存じのように、自民党と当時の平和・改革クラブと民主党、その三会派で、昨年の十月に財金の分離について覚書が交わされました。その後、自民党の池田政調会長、津島議員、そして自由党からも自民党に対してのアシストとして鈴木議員が、民主党からは中野政調会長、仙谷議員が、平和・改革からは現在の坂口政審会長と私が、どういうことが具体的にそこで意図をしている内容なのかということを何回も話させていただきました。 残念ながら、その三会派の意見調整という……
○西川(知)委員 西川でございます。 きょうは、主に、ロスシェアリングということとペイオフ、それから株式交換制度、地銀等に対する資本増強について、この四つぐらいできればやりたいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 ロスシェアリングの問題でございます。今関係の銀行がいろいろな交渉をしているということで、個別具体的な話は交渉に影響を与えるので、それは避けますけれども、まず、預保の協定銀行に対する二次ロスの補てんというのは、預保法の附則の十条の二というところで手当て済みであるということでございますが、現行法上、受け皿金融機関について、この二次ロスの補てん、これに関する規定が存在するか……
○西川(知)委員 西川でございます。 きょうは、今まで余り議論の対象にならなかったことを二つ、そして問題点を整理するために一つお尋ねをしたいと思います。 今までに余り論議の対象とならなかったことと申しますのは、基本計画の案を策定するその前提要件としての周辺事態、この認定について、発生原因の適法性、妥当性、これはどういうふうに加味されるかということが一点です。 もう一点は、周辺事態について高村外務大臣は、日米間で綿密な事前の打ち合わせを現在進めている、そういうふうにおっしゃっていたわけでございますが、周辺事態の定義等についてどういうふうな論議をされているのか、これが一点でございます。 そ……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 ことしの六月一日に参議院で委員会がございまして、そのときにJASRACのことについて松あきらが質問をさせていただいたのですけれども、そのときの課題の一つとして、JASRACがいろいろな使用料の徴収とか分配をやっているわけですが、それに係る一層の情報公開ということについて質問があったと思うのです。このとき近藤政府委員が、 使用料の徴収・分配に係る統計資料の公開につきましては、信託者のプライバシーなどにも触れる重要な問題でもございます。どんな分野のといいましても、その年の、例えば演歌なら演歌、こういう分野でこれだといえばある程度また推測がされるというよ……
○西川(知)委員 西川でございます。 きょうは、少し具体的に、三つのことをお尋ねしたいと思います。 一つは、これは私、去年も法務委員会に出席させていただきまして、十年の五月六日に、いろいろな、例えば総合的な法律経済関係の事務所、これが果たして法律上可能かどうか等、五つか六つぐらいの質問をしました。法務省の方として、これは検討をするというようなことが答弁でございましたので、一年たった後、どういうふうに検討されたのか、これをまずお尋ねします。 二番目の問題は、私も訴追委員会に出させていただいておるわけでございますが、裁判官を弾劾裁判所で罷免の裁判をするというその前提として、訴追委員会で訴追を……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 きょうは、私の質問要旨の一番目に書いてありますように、いわゆる裁量行政、それから法律用語の解釈、まずここから始めてみたいと思います。 これは何を申し上げたいかといいますと、基本的に、いろいろな法律の内容というものが、法律用語の規定にしても、非常に不明確である、また、本当に基本的なことだけ法律で決めて、あとは政令、規則に委任をしている、こういうことが現状でございます。 そうするとどうなるかというと、一たんその法律が国会を通りますと、その後の解釈、また規定のあいまいさにおける解釈というものはだれがするかというと、それはもう国会の手を離れてしまいますか……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 今、委員長のお許しを得て、日債銀の問題について資料をお配りいたしていると思います。いろいろと日債銀問題については議論がされてまいりましたが、ちょっと、事実についての誤解とか、いろいろなところでいろいろなことが言われておりますので、私は、ちょっと関係当事者から詳しく聴取して、また、いろいろなところで調べました結果をまとめさせていただきました。また、何が一体本当の問題なのかというところも、この資料の一番目の「問題点」というところに書いてございます。 そして、ちょっと資料の説明でございますが、一覧表がございますが、これは例の、平成九年の三月三十一日現在、……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 皆さんには、きょうの日付で、予算委員会提出資料として、「日債銀問題についての主要論点」ということと、「支援先関連会社概要」と、三つ目には「日債銀問題と金融行政の非連続性について」という紙をお配りさせていただいておりますので、これを参考にしながらこの質疑を聞いていただけばと思います。 ところで、先ほどからの議論で、主に二つの点が非常に国民にとってはわからないというふうなことが指摘されておりますが、まず、九年の五月十九日にいわゆる第三分類という金額が約七千億円あるというふうに日債銀が出資の要請先に報告いたしました。そして、これは大蔵省も当然のことながら……
○西川(知)委員 公明党・改革クラブの西川知雄でございます。 きょうは日債銀と長銀等の金融問題であるということで、私も、理事の方からこの日のためにいろいろと質問の準備をしておくようにというふうに指示がありました。 この日債銀と長銀の問題というのはことしの二月十六日と二月二十五日にもありまして、私、両方とも質疑に立たせていただいたわけで、先ほどいろいろな方から問題点について大蔵省の責任等が言われておりましたが、それは私、既にことしの二月二十五日に「日債銀問題についての主要論点」というのをこの予算委員会で皆さんにお配りして御理解を得ていたと思いますので、改めてそれ以上のことを実は質問しないとい……
○西川(知)委員 改革クラブの西川知雄でございます。 我々は、重要な施策の一つといたしまして、都市政策、これをずっと訴えてまいりました。今度の補正予算で、この我々が掲げてきた都市政策、それはどういうふうに予算に反映をしているか、これについてお尋ねをいたしたいと思います。 幾つかの問題がございますが、まず第一番目は交通渋滞の問題でございます。特に、踏切と料金所、これが大きなネックになっております。 私の地元の横浜市の鶴見区、そこに総持寺があるわけですが、この前に東海道本線、横須賀線、京浜東北線、そして貨物線、上下九本、これが集中しております。一日の遮断時間は実に十八・二時間でございます。こ……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 本日は、雇用保険の問題、それから今話が出ました日産自動車の問題、解雇の基準の問題、緊急地域雇用特別交付金の使途の問題、高齢者対策の問題、若年者の就職支援の問題等についてお尋ねをしたいと思います。 まず最初に、雇用保険の問題でございます。二つお尋ねをしたいと思います。 現在、失業対策の重要な一環として、失業をされた人は、雇用保険の失業給付、これがいつまで続くかということを非常に関心を持って見守っておられます。連合も、一時、この期間を九十日間延長してほしいというような要望を出したというふうに理解をしております。また、経済同友会も、基本的に二倍にする、……
○西川(知)委員 改革クラブの西川でございます。 公明党と改革クラブにおきましては、本法案が製造物責任法と車の両輪をなすという極めて重要な法案であることにかんがみまして、いろいろな方からの意見を直接聴取いたしました。その結果、情報、交渉力の格差、これを法の目的の中に明示する、また、適用除外を設けずにすべての消費者契約を対象にする、不当条項に一般条項の規定を盛り込む、こういうようなことを政府にも要請いたしまして、これが現法案には取り入れられております。 こういうことで、現在の案は、国民生活審議会の報告において示された各界のコンセンサスを踏まえつつ、消費者と事業者の間の情報の質及び量並びに交渉……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 この法律の基本概念とかいうことについては、当然のことながら皆さんいろいろと議論をされて、今この審議の場でもいろいろな議論がされていると思います。したがいまして、私は、もう少し内容に立ち入って詳しくお尋ねをしたいと思います。 と申しますのは、循環型社会形成推進基本法、それを具体的に推し進めていくという意味で、このリサイクルの推進、再生資源利用促進法というのは、それを極めて具体化していかなければ推進基本法の理念は立派であっても内容が伴っていかない、こういうことになります。 ところで大臣、この今度の改正法を見ましても、例えば指定省資源化製品とか、指定再……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 きょうは、いろいろな観点から、国民がもう一つよく理解できていない、または理解できない、そんな幾つかの問題点、これを誤解のないように解明をいたしたいという見地からいろいろなことを御質問させていただきたいと思いますが、まず、ペイオフの一年延期についてお尋ねをいたしたいと思います。 たしか私が去年、何月かちょっと忘れましたが、大蔵大臣に二度ほど、この件で予算委員会と大蔵委員会で質問をいたしました。二〇〇一年四月一日をもってペイオフをやりますね、こういう質問を私がいたしましたら、大蔵大臣は、これはやりますというふうにお答えになりました。 その後、いろいろ……
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。 文部大臣、私は、この通常国会できょうが十二回目の質問ということでございますが、今までは予算とか五カ年計画とか、そういうことを中心に御質問をしてきましたが、それとの比較と言うとなんですけれども、一つやはり生涯の学習ということが、これは我々一般に欠けていることじゃないか、政治家も生涯学習というのをやっていかないといけないという時代になってきております。きょうは、文部省の管轄の決算の質問者は三名ということでございますので、そしてこの重要性にかんがみまして、役人の方の補足意見も結構ですが、ぜひ大臣のいろんな御所感を述べていただければ大変ありがたいというふう……
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。 亀井大臣とは、予算委員会の初日からずっと仲よく顔を合わせてきたところでございますけれども、きょうは分科会ということでございますが、実はこの間、建設省のある役人の方が来られて、分科会であるからきょうは地元のことを話されるのでしようというようなことをおっしゃったのです。 きょうの各新聞にも書いてありますように、今回の国会での、特にまだ衆議院ですけれども、論戦は非常に低調であった、これは一つには、やはり野党の第一党である新進党も悪いところがあるというふうに書いてあったわけです。 私は、したがいまして、きのうも分科会の委員ということで若干皆さんの質問等……
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。 通産大臣とはいろいろと予算委員会で一カ月以上おつき合いしているわけですけれども、残念なことというか、通産関係の質問というのは大体泉井問題ということで、本来予算委員会で内閣から提出されたことしの予算案をどうやって審議していくか、そういう中身に触れた問題がなくて、私はまことに残念であったというふうに思っております。 この第六分科会、どうも私が最後の質問者であるということでございますけれども、実は私、午前中に建設関係の分科会でも質問をしてまいりましたが、建設関係は十一こまもございまして、ある意味では非常に人気がある。ただ、その話の内容は、大体、地元での……
○西川(知)委員 西川知雄でございます。 時間が余りありませんので、論点を絞ってお尋ねをいたしたいと思います。 先ほど、中北先生及び斎藤先生の方から、ビッグバンを控えて今非常に大切なことは何かということの一つとして情報公開を挙げられました。特に、先般の大蔵省の榊原課長補佐は、新しい金融商品等の認可、この認可ということ自体法律上の認可ではございませんが、実質的にそれを認可していった。すなわち、法律上、一体この商品が日本で売れるのかということについて大変あいまいな基準である。したがって、金融商品を開発する者は大蔵省の意見を聞かないといけない、そういうことで、あれは、非常にあいまいな裁量行政が、……
○西川(知)委員 平和・改革の西川知雄でございます。 きのうに引き続き、きょうも質問をさせていただくわけでございますが、きょうはお三方とも、特に現況の経済不況ということに関しまして、景気の回復を最重点的に行わなければならない、こういうふうに申されました。先ほどの委員からも質問がありましたように、では財政構造改革と今度の、今問題となっております景気回復との兼ね合いをどうしようかということになります。 ところで、それに関しては財革法という規制がございまして、その一つの大きな現実的な足かせというものが、平成十年から、特例公債いわゆる赤字公債の額を、平成十四年度まで毎年毎年縮減していかなければなら……
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。 きょうは、主に横浜の鶴見区と神奈川区、その地域を中心にいたしまして、大臣も御存じだと思いますが、京浜臨海部というのがございます。そこの再編整備の問題について、大臣の御所見と所管官庁の一つである国土庁の意見というものをお聞きしたいと思っております。 御存じのように、鶴見区と神奈川区は京浜臨海部の中心であったわけですが、例えば、昭和五十五年、事業所数は約千三百五十ありました。一番最新の通産省がとられた統計によりますと、この数が四百減りまして九百五十になっております。また、従業者数も約六万人ぐらい昭和五十五年にはいたわけですが、最新の統計では三万五千人……
○西川(知)委員 公述人の方、きょうはどうもありがとうございます。 三名の方、予算案に賛成の方も反対の方もいらっしゃったわけですが、共通しておっしゃっていたことは、金融の再生というものが非常に重要である、ここは共通していたんではないかというふうに思います。 そこで、個々の予算のお話をお尋ねする前に、金融問題についてまずお尋ねをしてみたいというふうに思っております。 深尾先生もこのメモの中でおっしゃっておりますように、再生法、早期健全化法、これは幾つか問題があるわけですけれども、財政と金融の分離ということについてもまだまだ詰めないといけないところがあるようでございますが、一応、金融再生委員……
○西川(知)分科員 西川知雄でございます。 きょうは、三つの問題についてお尋ねをしたいと思います。 まず第一は、京浜臨海部、これの地域にかかわる工業等制限制度がございますが、その見直しまたは廃止の問題について、これが第一点でございます。第二点は、現在、石油の販売において、元売のレベルで差別的な販売価格を設定しているのではないか、こういう問題についてお尋ねをしたい。第三番目は、これは一番目の問題と同じように、去年の分科会でも私が取り上げた問題ですが、卸売市場をめぐる諸情勢が大変厳しい、これをどういうふうに解決していったらいいか。この三点について、きょうは御質問をしたいというふうに思います。 ……
○西川(知)分科員 西川でございます。 きょうは、二月十五日の予算委員会で通産大臣に質問をさせていただく予定のところ、全部はできませんでしたので、その幾つかとそのほかの問題を質問したいと思います。 リサイクルについてと消費税について、三番目は商店街等の活性化について、四番目はストックオプションについて、五番目は貸し渋りについてでございますが、そのうちから四つか、できれば全部やりたいと思いますので、よろしくお願いを申し上げます。 まず、リサイクルについてでございますが、循環型社会の構築の元年ということで、非常にリサイクルということが注目されていまして、家電メーカーのリサイクルをするところと……
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