このページでは松本和那衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○松本(和)委員 自民党の松本です。 今荒井先生からお話がありましたように、確かに経済状況、それから一極集中、これも大分おさまっているようですけれども、過密状況も減ってきているという形になりまして、私も十年ぐらい前からずっとこの過密状態を考慮して、首都機能というものを、特に政府機能を栃木とか福島とかその辺に移したらどうだ、きょうは三重や岐阜の先生方もいらっしゃいますけれども、そういうことを考えていました。ところが、経済状況と一極集中というのはほとんど今は停滞しているわけですから、そういう中で、とはいえ、二十一世紀というのは生活者優先、それからまた地域の振興ということを考えますと、行政改革と地……
○松本(和)委員 私は三地区でもございませんし、どっちかというと四地区目の東京都に近いんですけれども、だからといって、別に東京都の擁護とかそういうことではございません。 実は、感じていることは、この首都機能移転、発案があったのがちょうど四十年前、それから何とか国で取り上げようとした形になったのは十年前、情勢がかなり変わっていると思うんですよね。四十年前というのは、地価がどんどん上がっていましたから、これを引き下げるため、それから十年前も、バブルがはじけた後ですから、かなり土地に対する面ではまだまだ高目だった。ですから、一極集中が問われているわけですけれども、一極集中に対する考え方が、当時の、……
○松本(和)委員 前回もちょっと申し上げたんですが、この議論はもう長い間ずっと言い尽くされてきているわけですね。 反対、賛成、それからそれぞれの、この委員会でも三地区の委員の皆さんが出ているし、そこに関係ない議員というのは私ぐらいだろうと思いますけれども、隣の東京と近いので、東京の肩を持つということじゃなくて、実際は、もう一極集中の意味も当時とは全然違ってきてしまった。 それから、今国際競争力というのも相当ウエートを占めて考えていかなきゃならぬ時代になってきているわけですから、それともう一方で、セキュリティー、危機管理というものをどうするかということをやはり念頭に置いていかなきゃなりません……
○松本(和)委員 自民党の松本です。 前回も申し上げたんですが、その前に、先ほど田野瀬筆頭理事からのお話にありました、残った二候補地の分散の意味でありますけれども、やはり首都機能としての持つ意味合いというのがちょっと違ってくるんじゃないかと思います。ですから、分散することは大変結構なんですけれども、機能としてきちっと動くということがなければ意味のないことでありますので、その点で、細切れという発言がございましたけれども、細切れよりも何よりも、動かなければ意味がないということで、ちょっと首をかしげざるを得ない点が一点であります。 それから次に、前回も申し上げましたけれども、今渡辺委員の発言にも……
○松本(和)委員 私、委員会の中で申し上げてきた点でありますから、改めて申し上げることはないんですが、三点ございます。 まず、東京の都市再生、これはもう、都市再生法という法律もでき上がりましたし、これを本当に思い切ってやらなきゃ、従来の考え方でやっていたんじゃ絶対だめだ。これによって国際競争力と経済効果を徹底的にねらっていく。このことがまた都市の再生につながります。 二点目は、今各先生がおっしゃっておりますけれども、やはり戦後五十数年、行政改革は我々議会の中でやってまいりました。しかし、実態の政治は、官僚支配、官僚による政治というのが基盤にあります。これがなかなか打破できない。やはり首都を……
○松本(和)委員 自民党の松本でございます。 午後のトップを賜って質問をさせていただきたいと思います。若干売れ行きが悪いので残念ですけれども、一生懸命にさせていただきたいと思います。 午前中、各党から質問がございました。特に、今、経済が日本はデフレ基調の中でもって低迷をいたしておりますけれども、都市の再生というのもまさに経済の再生と整合性を求められているわけであります。私は、今のグローバルスタンダード時代というのは、経済もそうでありますけれども、組み合わせとスピード、この競争が世界的に今広がっているわけですから、このIT時代、インフォメーションテクノロジーの時代でありますから、インフラが集……
○松本(和)委員 自民党の松本でございます。 きょう、参考人の皆さん方には大変お忙しい中を御出席賜りまして、また御高説を拝聴いたしまして、大変勉強になる次第であります。時間が限られておりますので、数点について重点的に御質問したいというふうに思います。 まず、田中参考人にお尋ね申し上げるのでありますけれども、今、英国のロンドンのドックランズ地域、特定地域に絞り込んで思い切った開発が行われてきた、これが非常に参考になると。今回の都市再生も重点地区、参考人は三十、四十の地区をつくってというお話がございましたが、この場合に、後ほど林参考人にもお尋ねして比較をさせていただきたいんですが、第二種市街地……
○松本(和)委員 松本です。 さきの特別委員会でも継続みたいな形になってきょうに来たわけでありますけれども、委員長もかわりましたし、中井委員長、かなり弾力的な、柔軟性のある考え方を持っている委員長ですから、私の言うことはばかげていて突拍子もないことだろうというふうにひとつ御理解をしないで、ちょっと考えてもらいたいということは、こういうことなんです。 八代さんから東京の話が出ていました。私もそこの地区の委員じゃありませんからかなり幅広く見られると思って今まで参加していたんですが、なぜ東京が今これだけ発言があるのかといったら、東京で実体験を毎日やっているわけです、政治も経済も。三候補地が出てお……
○松本(和)委員 松本でございます。 寺島参考人に、簡単に二点お尋ねします。 先ほど、大変すばらしい、都市としての付加価値をつける、このことに私は尽きると思うんですが、景気が悪いからということでもって、先ほどの堺屋先生の案もいいんですけれども、一兆円とか一兆五千億からどんどん始まっていくという話でありましたけれども、やはり衆議院の調査局が出した人口十万から十五万、そして四兆円から四兆七千億円というのは、付加価値をつけるための一つの基礎じゃないかなという気がいたしますね。 ですから、一兆円ならば、確かに、三地区あるわけですから、それぞれ三地区にみんなできてしまうような形もあるわけであります……
○松本(和)委員 自民党の松本です。きょうは大変御苦労さまでございます。 福井参考人にちょっとお尋ねしたいんですが、今お話の中では出てこなかったんですが、先生のお書きになった資料の十ページ、国会等の移転費用の軽減に関する検討というところでございますけれども、先生は、PFI、不動産の証券化等はそれなりに有効な手法だけれども、抜本的な移転費用の軽減にはならないという指摘をされているわけですが、前回の参考人の方の中の寺島参考人が、日本発信のメガプランというのは日本には今までなかったという形の中で、PFIを駆使して国際的な民間資本、要するにグローバルスタンダードの中で国際的な民間資本で推進すべきだと……
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