このページでは三村申吾衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○三村申吾君 無所属クラブの三村申吾でございます。 古賀先生御質問の、担い手の部分につきましてお答えいたします。 さて、私は青森の小さな町で町長をいたしておりました。この農業者年金基金につきましては、加入者激減を感じていたにもかかわらず、私は、これこれもらえるから、得だからちゃんと入れ、入れと督励し、また、させました。したがって、今回、政府案の約一割カット、そして脱退一時金八〇%返還では、自分自身も農業者に約束したことを守れないのであります。 もはや町長ではないのだからあのときのことは忘れたというのでは、自分にとりましても道理を失うことでありまして、一政治家としてみずからの責任と政治的良……
○三村委員 民主党・無所属クラブの無所属クラブの方の三村申吾でございます。 さて、総理の所信にすらITという言葉が乱発される事態からして、この国も本格的にデジタル情報化社会に突入した、そのように考えるわけでございますが、それならばこそ、物づくりそのものであり、生命の根本をはぐくむ農林水産業の大切さを谷大臣同様にいとおしみ、守り抜く思いでこの場に立たせていただきました。 そして、本日は農地法の審議ということでございますので、大変アナログ的ではありますけれども、私ども青森の農地にも、いよいよ君たちのことを本気で考えてくれているらしいぞということで、その審議の様子を見せてやりたくて、田んぼと畑を……
○三村委員 おはようございます。無所属クラブの三村申吾でございます。 四面海、そして瑞穂の国に生まれまして、まだこの国の魚とこの国の野菜の漬物とで、この国の白い御飯を腹いっぱい食べられる今に感謝しながら御質問を申し上げる次第でございます。 水産物の生産は、我が国の内水面、沿岸、沖合さらには遠洋と、すべての水域で行われてきましたが、近年は、円高や食生活の多様化により輸入が急増しております。我が国魚介類消費量の四割を占めるようになり、その額も一兆七千億に上っておるわけでございますが、輸入ということには、相手国の、輸出による外貨の獲得が目的の無秩序な漁獲や、供給過剰による国内産魚介類の価格の低迷……
○三村議員 一川先生にお答えいたします。 問題意識ということでございますが、私どもの対案につきましては、新規の加入というものを受け付けないということにしましたが、この農業者年金の新たな制度につきましては、現在の農業者年金基金の加入者に対しましては、保険料納付済み期間を他の年金基金制度に移行する際に組み入れるということを措置いたしております。 移行先の一つとして、けさほど来、みどり国民年金基金ということを挙げておりますが、これはそもそもが農業従事者の老後の生活の安定のためにつくられた制度であり、今回政府が改正案で提示している積立方式の年金制度でございます。 みどり国民年金基金は平成三年に発……
○三村委員 無所属クラブの三村申吾でございます。 昨今のトレンドとは逆になりますが、用意した原稿に基づいて質疑をさせていただきます。 海はよみがえるか、水産日本は二十一世紀に生きられるか、この大きなテーマに、大臣初め水産庁、そして当委員会の皆様方ともども取り組む時を得たことに、大きな責任感と気概とを感ぜずにはいられません。 多くの漁業者の皆さんが心から待ち望んだ水産基本法がこうして今国会に上程され、審議される運びとなったわけでございます。昭和三十八年制定の沿岸漁業等振興法以来、四十年近くの年月を経て、ここに水産資源を有限な生態系の構成要素ととらえ、それゆえに資源管理の大切さを掲げた本法と……
○三村委員 私は、青森の小さな町で町長をいたしておりました。こうして冬場になりまして、日が暮れてまいりますと、きょうも雪かな、除雪はちゃんとやっているかな、ふとそんなことを思います。 それでは、十分しかございませんので、すぐ本題に入らせていただきます。 さて、今回の地方自治法の改正、特に、私たち市町村長個人が訴えられる、そういう形が改められる提案には、私は大いに賛意をあらわすものでございます。 ところで、話は変わりますが、市町村合併の議論というものが高まってきたわけでございます。合併は、地域の活性を高め、住民にメリットを感じさせるものでなければならないと考えます。そのためには、お互いの資……
○三村委員 先日、南極から、委員長の御地元である鳥取県に匹敵します、大きさ三千二百キロ平米、厚さ二百メートルのラーセンBという巨大な棚氷が流れ出したという記事を読みました。地球の温暖化がその一つの要因かと言われております。 私は、青森の太平洋側が地元なんですが、ここ数年、特にこの冬においては、がちがちの寒気を伴う北西風の日が少なくて、実は北西風だとなぎになりまして冬場の海仕事が大変いいんですが、ただただ潮が渦巻いて海がうねる、異常な状況が続いたと聞いております。 ひたひたと温暖化とそれに伴う気象の異常が迫っているのではないかと、ことしの早い桜を見ながら危惧いたしております。心から、大きな干……
○三村委員 ここに一枚カードがございます。ちょっと拡大してきたんですけれども、「配達区内の状況」「点検項目」「道路 破損・汚損・その他」「カーブミラー 破損・汚損・その他」「福祉関係」「独居老人 有り・無し」こういう紙ができるようになりました。 実は、このカード自体は、最近、新しい郵便局長になってできたんでございますけれども、私、田舎で町長をしておりましたということはしょっちゅう話をしているんですが、郵便局とは十年前から連携いたしまして、町内の道路の穴のぐあいだとかカーブミラーとかごみ投棄とか、ひとり暮らし、二人暮らしの老人など町内の家庭に異変がないかということをよく教えてもらう取り組みをい……
○三村委員 無所属の三村でございます。本日のトリを務めさせていただきます。 さて、今回の質問に当たり、自分が町長をいたしておりました役場の担当課に、このオンライン法への現場の対応は大丈夫か、何か気がついたことがあるかと問い合わせをいたしました。ありがたいものでございます。みんなで話し合ってくれたそうでございます。課長以下、担当課九人の連名でこういうふうにファクスを送ってくれました。 町や村にはいろいろな新しい法律や仕組みが、霞が関の方から県を通じて、いついつからやってくれとおりてくるわけでございますが、職員たちはよく対応いたします。一生懸命、新しいことでも勉強いたしまして、理解して、無事に……
○三村委員 私は、十数年前の二月、青森の小さな町の町長に就任し、予算の査定ということを初めていたしましたが、驚きました。五億だったか六億だったか、判断してカットしてくれということもその一つでしたが、最も驚きましたのは、およそ二〇%しか自主財源がない、しかし、それでも東北の方ではまだよい部類だということを知ったことでございました。 それまで民間の方におりましたものですから、資金繰り、要するに金繰りということもそれなりに心得ていたつもりでありましたが、何でこんなに町や村というものは資金不足なのか、何でこんなにまたそれなのにサービスへの要求というものが細々として、もうたくさんいろいろ多いのかとうな……
○三村分科員 無所属クラブの三村申吾でございます。何点か質問させていただきます。 「道は生きている」と彫られた石碑が、八甲田山を貫く国道一〇二号線の傍らに建っております。これは、自分の行政の師でございました斎藤喜栄治さんという旧建設省出身の方が選んだ言葉なんですが、私は、青森の小さな町の町長経験者として、その在任中から現在に至るまで、いつもこの言葉を胸にまちづくり、地域おこしを展開してまいりました。また、その理念は、道をつくり、町をつくり、暮らしをつくるでありました。 それは、よく工夫し、考えた、いい道のネットワークをつくる中で、町のゾーニングを図り、町中に居住する快適性を高めることで空洞……
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