このページでは高橋嘉信衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○高橋嘉信君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました郵政関連四法案について質問いたします。(拍手) 今、政治不信は極限に達しております。役所に口をきいて見返りに報酬を受け取ったり、官僚をおどして国の予算を私的に流用したり、毎日のように政治家と金をめぐる不正な事件が報じられ、三権の長までが議員の職を追われるという、およそ先進民主主義国家とはほど遠い我が国の政治の実態に、国民は、怒りを通り越して、もはや、あきれ果てているのであります。政官業癒着の自民党政治のうみが、小泉内閣が末期になっても、なお流れ続けているのであります。 目先の利益と保身ばかりを追い求める今の政治には、ビジョンもな……
○高橋嘉信君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました構造改革特別区域法案について質問いたします。(拍手) 冒頭に、一言申し上げます。 かつて、自由党が中心となって、政府委員制度の廃止や副大臣等の設置、党首討論のための国家基本政策委員会の新設を柱とした、国会審議の活性化及び政治主導の政策決定システムの確立に関する法律を制定しましたが、その際、自民党の強い要望により、総理大臣が本会議や予算委員会に出席した週は国家基本政策委員会を開催しない、ただし、「党首討論と重要広範議案の本会議への総理出席は、重複にこだわらず弾力的に運用する。」との申し合わせがなされました。 その後、自民党は、こ……
○高橋嘉信君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案、地方交付税法等の一部を改正する法律案、平成十五年度地方財政計画について質問をいたします。(拍手) 冒頭に、一言申し上げます。 残念なことに、今国会もまた、自由民主党の議員及び関係者による政治と金に関する疑惑が国民の批判を浴びております。 本年元旦には、小泉総理、片山総務大臣及び農林水産大臣、環境大臣に関する不正献金疑惑がマスコミで報じられるとともに、一月十五日には、自民党長崎県支部連合会の幹事長と事務局長が公職選挙法違反で逮捕され、今月五日に起訴されました。これは、いずれも公職選挙法百九十九条……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
参考人の皆様方、まことに御苦労さまでございます。
それでは、早速質問をさせていただきます。
まず、坂本多旦さんにお願いいたします。
先ほどのお話の中で、家族経営に限界がある現状では法人化の必要性あり、また経営農業と兼業に分化する流れの中ではというお言葉もありました。果たして家族経営は今後この法人化が進む中で残ると思われるかどうか、その点のお考えをお聞きしたいと思っております。
【次の発言】 今のお話ですが、もし平場と中山間地という視点に立った場合に、例えば企業が入ってきて出資をする、生協についてもですが、そういった場合において競争が激化……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。よろしくお願いを申し上げます。 我が国の畜産、酪農をめぐる情勢は非常に厳しいものがあることは委員各位同様の認識と思います。牛肉の価格低迷、これに伴うところの肉用牛飼養頭数並びに飼養戸数の減少など、またWTO農業協定による海外乳製品の輸入増大による価格低迷など、酪農家を取り巻く環境もまた深刻な状況にございます。さらに、家畜排せつ物処理施設に対する新たな投資負担が求められております。このような畜産環境の中で、現場の声を踏まえながら御質問を申し上げます。 まず初めに、肉用肥育経営についてお伺いをいたします。 肉用牛の飼養頭数と飼養戸数において減少……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 武部新大臣、遠藤副大臣、岩永政務官の御就任に祝意を表する次第であります。また、御期待を申し上げている次第であります。 今日の農業情勢を取り巻く環境は非常に厳しく、国際化の流れ、また価格の低迷など、全くもって大変な状況にあることは論をまたないところであろうと思っております。そのかじ取り役、まさに中心的な役割を果たしていただくわけでありますから、何とぞ思い切った政策の中で、この課題解決、打開をしていただきたい、かようにお願いを申し上げる次第であります。 それではまず、きのうの大臣所信表明、就任時の農林省でのごあいさつの中にもあったと聞いており……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 私は、我が国の農業に係る土地改良事業のあり方、これは大変重要な役割を担ってきたと思いますが、今日の農業を取り巻く諸情勢を考えた場合、果たしてこのままの進め方でいいものかどうか、疑問が残っております。 本日はこれらの点を、どうぞ冷静になっていただきまして、大臣にお伺いをいたします。主に水田整備、かん排事業に絞って行いたいと思います。 今後の水田基盤整備、土地改良の展開についてでありますが、どれぐらいの規模にまですれば整備目標の達成と言えるのかをお伺いしたいと思います。 つまり、私がお尋ねしているのは、大区画と言われる五反歩や一町歩、こうい……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 私は、まず、WTO新ラウンドの立ち上げに向けて、今度カタールにおいて閣僚宣言が予定されておりますけれども、まさに大枠を決めようという段階でありますが、ここの中でケアンズ・グループ、米国は農工一体論を展開しようとしているやに聞いておりますし、非貿易的な関心事項についてはまさに耳を傾けていないという現状。それに対して我が国の立場は、農業交渉の結果が宣言によって先取りされないように、また、農業分野だけではなくて、多面的機能、食料安全保障という点を強調しているようでありますが、政府の見通しとこれに対する基本姿勢をまずもってお伺いいたします。
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 本日の主要食糧分科会でのお話、先ほどお伺いしましたが、十四年産米の政府買い入れ価格も下げる方向というお話でありました。さきに発表されたガイドライン、また百一万ヘクタールの生産調整目標面積といい、稲作経営は極めて厳しい状況にあります。また、BSE問題とダブルパンチ、こういったような状況でありまして、我が国農業は危機的な状態にあると言わざるを得ません。 そこで本日は、まず米政策の基本的な考え方からお伺いしてまいりたいと存じます。お答えは大臣からのみで結構でございます。先に申し上げておきますが、今までの概念等を取り払っていただきましてお話を聞いて……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
それでは、岩渕参考人にお聞きしたいのでありますが、政官癒着が今回のBSE問題の政策決定に影響を与えていると思われる部分がある、これは、先ほど一九九六年の四月の時点とか、そのポイントが三つあったというお話ですが、どの時点でも結構ですが、政策決定に、そして「重大な失政」と言うからには、その辺お考えになられるところがあるのでしたら、政官という部分、癒着という部分でお話を賜りたいのです。
【次の発言】 それでは、例えば第十回の報告書に、EUのステータス評価に対して、日本の酪農は肉骨粉の使用の習慣がないこと等を理由に途中で断ったと。たしか、これは岩渕参……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
まず、お伺いいたします。
現在のサーベイランス体制下における死亡牛の取り扱い状況について、具体的な数字は結構なんですが、当初、年間四千五百頭の目標を設定されていたと思いますが、四月二十六日の時点で二百五十七頭との報道もありますけれども、その辺、どのようになっているのか、そして、どのような姿勢でこの四千五百頭に向けて取り組まれるのか、この点のところをまずは大臣にお伺いしたいのであります。
【次の発言】 千七十二頭ではまだまだ目標に追いつかないですし、それだけの意気込みでやられるということはお伺いいたしました。ただ、英国でも、傷害牛についても、……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 僕は、このJAS法の中身がよく見えないし、その上位法となる包括法を今検討しているという、その内容との整合性、よく見えないのでありまして、その辺のところをまずはお伺いしてみたいと思っております。 このJAS法の必要性についてでありますが、その中でも、まずJAS規格からお伺いいたします。 現在の食品の製造や流通状況を見ますと、JAS規格制度は本当に必要なのかどうか。まず、JAS法の流れ、ちょっと私の知る限りを申し上げますので、間違いがあるかどうか、後でお伺いしたいんですが。 JAS法は、戦後の統制経済下の昭和二十五年、農林物資規格法として生……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 私、まず、今国を揺るがしている無登録農薬の使用問題についてお伺いいたします。 その前に、若干今事件の経緯を整理しますと、山形県における場合でありますが、一九九二年に無登録農薬使用の情報提供があって、その現物を確認して立入検査をしたという報道がありましたけれども、これから見ると、もう十年前からこういった問題は全国に少しずつ広がってきたんだ、この認識が必要ではないかなと思うわけであります。 そして、昨年の二月、山形県の衛生研究所でダイホルタンを検出している。そして、八月に情報提供があった。立入検査をするが、摘発できなかった。今回の三業者も立ち……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。私、BSE問題につきまして、武部農林大臣にお伺いをいたします。 質問内容が多いものですから早速入らせていただきますが、この問題をここまで大きくした、これをどう大臣がとらえていられるのか。農水委員会においてもでございますが、絶えずお話しになることは、事務方を厳しく叱責した。全頭検査をやっているんだから。それで、厳しくその責任問題を追及されると、調査検討委員会の結果を待ってから、今それをやっている最中だ。そのような話に終始されております。いずれこれは検証しながら質問を申し上げてみたいと思っております。 輸入肉骨粉に潜む危険性は、御案内のように、W……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
まずもって、鈴木俊一先生の環境大臣の御就任を同郷の一人としてお祝いを申し上げる次第であります。今後の環境行政に大きく御貢献いただくものと期待をしている次第であります。
さて、大量の廃棄物の排出、最終処分場の逼迫、不法投棄の多発など、廃棄物問題が深刻化する今日、循環型社会の形成が喫緊の課題であると鈴木大臣は所信において鋭く指摘をされておりますが、この点につき、まずは環境省の今後の取り組み姿勢について大臣の御見解を賜ります。
【次の発言】 では、焦点を絞りまして、今大きな社会問題となっております産業廃棄物の不法投棄、後を絶たない現状に対しまして……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
それでは、時間も余りありませんので、自然再生推進法案について質問させていただきます。
基本理念の中に、自然再生事業は、事業の着手後においても自然再生の状況を監視し、その監視の結果に科学的な評価を加え、これを当該自然再生事業に反映させる方法により実施されなければならないものとすること、こうありますが、この再生状況の監視、モニタリングはどこが行い、どこが結果を出すのか、また、フィードバックもあり得るのかどうか、まずは提出者の田端先生にお伺いいたします。
【次の発言】 では、協議会においてフィードバックの決定も可能ということですか。これは本当に確……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 参考人の皆様方、本当にきょうはお忙しいところをお越しいただきまして、ありがとうございました。また、先ほどは大変貴重な御意見をいただきまして、ありがとうございました。 今までお話をお伺いしていると、これはもう環境省次第だなという気持ちを強くしております。また、国交省も農林省も、もう少し環境についての考え方を従来のものとは変えていく姿勢が必要なんだ、そしてそれを皆さん方と一緒に連携して引っ張ってやっていかなきゃならないのはやはり環境省の役割だ、私はそれをつくづく先ほどから感じていた次第であります。 私は、ちょっと具体的にお伺いしたいと思います……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 選挙権に関して、合併によって、その市町村に所在しながら選挙権を消滅したという件とか、政治活動用ポスターの撤去にかかわる事項、市町村議会議員は法の及ぶ範囲ではなかったということについての対策、これはまさに私は遅きに失したという感を禁じ得ないところであります。 では、質問に入らせていただきますが、地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案についてまずお伺いいたします。 重複立候補の禁止の部分ですが、四月十三日執行、都道府県選挙の候補者となった者が、当該選挙区を含む選挙区で行われる四月二十七日執行の衆議院議員補欠選挙の候……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信であります。 まず冒頭、この問題についてお伺いします。中央官僚の不祥事が後を絶たず、目を覆うばかりの体質に国民は落胆し切っているのが現実であります。キャリアと呼ばれる上級官僚への猛省を求める声は強まる一方であり、行政改革を幾ら唱えてみてもむなしく響くばかりであります。 さて、平成五年三月二十五日、当時の大臣官房厚生課長が著書を著し、これを農林水産省共済組合が発行いたしました。そして、その費用は厚生省の特別保健福祉事業の助成金で充当されております。その後、この行為は著作権の侵害として現在訴えられております。三万八千人とも言われる農林水産省共済組合員の代表は大……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
まずは、大気汚染問題についてお伺いをいたします。
環境大臣は、過般の東京大気汚染公害訴訟の一審判決を受け、因果関係を解明するための調査方法を研究中で、一日も早く調査ができるよう努力していくとのコメントをされ、報道されておりますが、これは事実でしょうか。そしてまた、今もそのお考えに変わりはないのでしょうか。
【次の発言】 副大臣にお話しいただきましたが、大臣のコメントなので。一刻も早く、一日も早く調査ができるよう努力していくと。今その過程はちょっと、はしりは聞きましたけれども、めどが全くはっきりしていない。
その点について、大臣、いかがです……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信であります。
では、まず、二月七日、環境省ほか関係省庁が自動車排出ガス低減策を公表いたしました。まずはこの点についてお伺いをいたします。
この発表の冒頭に「道路交通に起因する大気汚染は、」云々とありますが、大臣の御認識をお伺いしたいのであります。
すなわち、当たり前のことかもしれませんが、大気汚染にはもろもろの要因があるが道路交通に起因しているという点についてはしっかりと認識しているという点をお伺いしたいのであります。いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは、大気汚染に与える影響は、ガソリン車とディーゼル車ではどちらが大きいとお思いですか。
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。きょうは、参考人の皆様方、ありがとうございました。
島参考人と浅野参考人にお伺いしたいんですが、浅野先生の場合は、裁判は裁判というような御見解を先ほどからお話しされていますけれども、自動車排出ガス、とりわけディーゼル車対策についてお伺いします。
我が国の排出ガスが健康被害に与える調査研究、このレベルは、アメリカとかヨーロッパに比していかがなものでしょうか。また、その対策についても、比してどのようにお考えか、両参考人に教えていただきたいのですが。
【次の発言】 では、もう一度島参考人にお伺いしたいんですが、いずれ、健康被害に与える影響というのは……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 まずは、PCBの関係についてお伺いいたします。 一九六八年、昭和四十三年にカネミ油症事件が発生しまして、PCBの毒性が大きな社会問題となったわけであります。その後三十五年を経過する今もなお、苦しむ患者さんたちが大勢おられます。 日本は、先進国の中でも処理が進んでいないと言われております。平成十三年七月、PCB特措法が施行されまして、環境省は事業者に対して十五年以内の処理を義務づけております。しかしながら、なぜ処理の体制もまだでき上がっていないのか、なぜおくれたのか、この点のところをまずは環境大臣からお伺いいたします。
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
世界では、人口の三分の一が水不足に陥っておりまして、十二億の人たちが安全な水を飲めず、さらに、年間何百万もの人間が水に関連した病気で命を落としていると言われております。人類が使える水も地球上のわずか〇・〇一%に満たないとされている中、水質の汚染と浪費はどんどん進んでおり、将来における深刻な水不足の問題が指摘されております。
この点を踏まえての環境省としての御見解と、環境省の水質汚染対策は十分なものとお考えかどうか、あわせて大臣から御見解を賜りたいと思います。
【次の発言】 環境基本法に基づいて、河川、湖沼、海域等、各公共用水域の水質環境基準……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 ゼロエミッションあるいは循環型社会の形成に向けてと、かけ声だけは耳に心地よいのでありますが、廃棄物の実態はかなり厳しい、こういう指摘をせざるを得ないと考えております。 早速、質問に入らせていただきます。 青森、岩手の排出者責任の遡及状況は、その後どのようになっているのかをお伺いいたします。 一万七百社中、措置命令が下せるのはどれぐらいあるのか。説明会の出席率は二八・二%、配達証明による事業者からの報告内容は正確なものと言えるのか。また、その報告届けも八七%と報道されております。そしてまた、青森県の数字は出ているのかどうか、遡及状況につい……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信であります。本当にきょうはお忙しいところ、参考人の皆さん、ありがとうございました。
早速お伺いします。
平成十三年の五月の行政処分の指針、これが環境省から通達されていますが、それ以前の廃棄物処理法十九条の解釈のことについてちょっとお伺いしたいのであります。これは前田参考人と長葭参考人にお願いしたいんですが。
十三年の五月以前には、立ち入り権限の及ぶ範囲、許可施設以外の所有地という、そこまで権限が及ぶという理解はあったんでしょうか、なかったんでしょうか。お願いします。
【次の発言】 つまり、許可施設以外はもう及ばないんだ、施設だけということですね。
行政……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 種の保存法に入る前に、産廃のことについてお伺いいたします。 産廃二法は、衆議院を通って、現在、参議院で審議中であります。そのような中で、なぜあえてこの問題について御質問を申し上げるかといいますと、過般の参考人質疑の際に今まで払拭できなかった点をお聞きいたしましたところ、十分なお答えをいただかなかったからであります。 それは、問題の三栄化学工業は堆肥化の中間処理施設を有しており、直接集運業者から持ち込まれたものがあるはずなのに、そのマニフェストの存在が不明確であったという点であります。青森県の前田部長の見当たらなかったとの話に得心がいかず、……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。本当にきょうはお忙しい中、参考人の皆様方、ありがとうございます。 まず私がお聞きしたいのは、今回の法律案は、カルタヘナの議定書の批准に当たって、生物多様性確保の担保法と思うんですが、ここの中で、第一線で御活躍の皆様方ですから、この法律上どこが一番問題なのか。 一言ずつだけで結構ですから、例えば、リスク評価ならリスク評価に問題があると思う、学識経験者の選定基準にあるとか、承認プロセスがおかしい、リスク管理がおかしい、モニタリングが問題だ、知見不足だ、環境省の役割の明確化に問題があるんじゃないか、情報公開だ。いろいろ議論される中で、大体こういった……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 ラムサールやワシントン条約では特定の地域や特定の種を対象としており、これだけでは生物多様性の保全は図れないとの認識から、国際的な取り組みとして生物多様性条約が生まれたことは御案内のとおりであります。そして一九九三年、我が国は締結をし、さらに昨年、地下から空中、地下水、海洋まで、そして土壌微生物から空を飛ぶ鳥までを国としてとらえるというグランドデザインが示され、現状分析はもとより、種及び生態系の保全、絶滅の防止と回復を図ることを目指した新生物国家戦略が誕生したわけであります。そして今、遺伝子組み換え生物の国境を越える移動の問題が指摘され、バイオ……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 我が党は、地球環境保全基本法案を今国会に提出しております。その内容に合致し得る今回のこの法案に仕上げていただいた、まさに私どもの要求も受け入れていただきまして、この法案、本当にすばらしい形で日本の環境教育を担っていく、大きな役割を担っていくものになることを願う次第であります。 さてそこで、常に環境の保全活動には公益との調整という問題が、大きく、また深く絡んでまいります。この問題は、環境教育を推し進める上でも、また最終的に論議の焦点となることは言うまでもないことかと思います。つまり、視点のとらえ方とか比重の置き方が大きな課題であると考えます。……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 冒頭、先ほどの保守新党山谷えり子委員の発言について申し上げます。 客観的な事実に基づくことなく、中塚事務所が事務所ぐるみでとの発言に対し、強く抗議申し上げます。 では、本題に入ります。 従来は重度の身体障害者あるいは一定の規定に基づく戦傷病者に限られていた在宅投票の範囲を拡大するという趣旨、本法案でありますが、これは理解できるわけであります。 そこで、ちょっとお伺いしたいんです。 対象四十万人中、要介護五の方々でございますが、対象四十万人中、在宅十四万人、そして施設に入っている人たちが二十六万人とのお話であります。施設でも五十床以上……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 今回の改正案は我が国農業政策の根幹にかかわる問題でありまして、今、農家や農業団体には激震が走っているわけであります。私は、農村社会のみならず、農村を取り巻く地域経済全体の将来にかかわる問題であるとしてとらえております。 そこでお伺いしたいのですが、平成二十二年を目標としての「農業構造の展望」を農水省はかねてから示しておりまして、今回、水田農業のあるべき姿として提示されております。その中で、効率的かつ安定的な農業経営が生産の大宗を占める、そういった水田農業構造の実現がうたわれていますが、果たして四十万戸の効率的、安定的な経営体が可能かどうか、……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。 化学物質は、私どもの生活になくてはならないものとして密着し、その利便性、有用性については論をまたないところであろうと思います。しかしながら、他方、毒性あるいは残留性の高さが人や環境を脅かす可能性も秘めるという一面を持っております。 一九七三年、PCB問題を契機に制定された化審法でありますが、現行の規制及び管理のあり方はどうであったか、また、対策はどうであったか、この認識が重要であろうと考えております。 PCB、これはもう蛍光灯や変圧器の絶縁油に使用され、DDTは、御案内のとおり、先ほどレイチェル・カーソンの話がありましたけれども、これはも……
○高橋(嘉)委員 自由党の高橋嘉信でございます。
まずは、谷垣大臣にお伺いしたいんですが、何度も聞かれていることであろうと思いますけれども、この食品安全基本法及び関連法は、BSE問題、また一連の偽装表示や無登録農薬、添加物の問題などの反省の上に立って食品安全行政を見直すということを目的にできたものと理解しておりますが、それでよろしいですか。
【次の発言】 それでは、今いろいろ説明されましたけれども、何がこういった不祥事を引き起こす要因であったか、そして、従来の行政組織、我が国の評価の仕方、管理の仕方、どの点を正せば、これをなくすことができる、解決できると考えたのでしょうか。具体的に、どの点、……
○高橋(嘉)分科員 自由党の高橋嘉信でございます。 きょうは、青森、岩手の問題に集中してお話をお伺いしたいと思っております。 まず、昨年の十一月八日、環境委員会におきまして大臣に質問いたしました廃棄物処理法第十九条の立入検査規定について、再度お伺いをいたします。 つまり、この内容は、許可施設以外には、原因者の所有地全体には権限は及ばないか否かの問題でありまして、大臣はその時点で、法の解釈、運用面における指導の不備を認められましたが、その後、何か手を打たれましたか。各自治体の担当者を集め周知徹底を図るとか、何か行われたでしょうか。
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