都築譲 衆議院議員
42期国会発言一覧

都築譲[衆]在籍期 : |42期|-43期
都築譲[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは都築譲衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院42期)

都築譲[衆]本会議発言(全期間)
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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 衆議院本会議 第18号(2000/11/28、42期、自由党)

○都築譲君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました確定拠出年金法案につきまして質問いたします。  まず、公的年金制度全体のあり方の観点から質問いたします。  現在、歴史上かつてない速さで少子高齢化、人口構造の変化が進んでおります。そればかりではなく、現在の社会保障制度を支えていた雇用、経済構造も激変している中で、社会保障の基盤が危機に瀕していることはだれの目から見ても明らかです。  現在、社会を支えている世代の人々は、人口構造の急激な変化に対して戸惑い、保険料の負担が増加する一方、それに見合った給付が将来受けられないのではないかと危惧しております。他方、現在、給付を受けている人たちは……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 衆議院本会議 第13号(2001/03/15、42期、自由党)

○都築譲君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました雇用対策法等の一部を改正する等の法律案に関して質問をいたします。(拍手)  初めに、世界同時株安が大きく報道される中で、既に影が薄くなった印象が否めませんが、森総理大臣は、三月十日の自民党五役会議において、次いで自民党大会において、自民党総裁選挙を前倒しする意向を表明され、これは事実上の退陣表明であると報道されております。じきにおやめになる総理大臣に御質問しても、今までに増して、責任のある御答弁をいただくことはできないのかなとも存じますが、実際のところ、平成十三年度予算案と予算関連法案が成立した後も本当に総理大臣を続けるおつもりがある……

第151回国会 衆議院本会議 第39号(2001/06/14、42期、自由党)

○都築譲君 私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました地方教育行政の組織及び運営に関する法律の一部を改正する法律案、学校教育法の一部を改正する法律案及び社会教育法の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行います。(拍手)  先日発生した大阪・池田市の小学校乱入殺傷事件は、その残忍さと不条理さのゆえに、私たち国民を戦慄させ、日本の社会が内側から崩壊していくとの危機感を強く抱かせました。つとに、青少年の異様な犯罪や学級崩壊などが大きな社会問題になっており、他方、大学生の学力低下や創造的人材育成の必要性など、教育のあり方について、各界でさまざまな議論が沸き起こってまいりました。  ……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 衆議院本会議 第7号(2002/02/07、42期、自由党)

○都築譲君 私は、自由党を代表して、小泉総理大臣の施政方針演説について質問いたします。(拍手)  小泉総理、まことに残念ながら、あなたは、あらゆる面で根本的に間違っています。総理就任以来九カ月、そのことがいよいよ明らかになってまいりました。小泉総理ほど何もかもむちゃくちゃな総理大臣は、少なくとも戦後、ほかにいません。その意味で、戦後最低の総理大臣と言わざるを得ません。(拍手)  総理は、小泉政権に反対する人はすべて抵抗勢力だとうそぶきましたが、我々自由党もいわゆる抵抗勢力だとお考えでしょうか。自由党は、小沢一郎党首を先頭に、真っ先に日本の構造改革を唱え、そのための基本政策、日本一新を高く掲げて……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 衆議院本会議 第11号(2002/11/19、42期、自由党)

○都築譲君 私は、自由党を代表して、独立行政法人国民生活センター法案以下四十六件のすべての法律案に対し、反対の立場から討論を行います。(拍手)  今回、特別委員会に一括付託された四十六法案の十分な審議は、わずか六日間という日数では不可能であったということです。  本来であれば、必要のないものは審議の対象とせず、必要のあるものについては、業務、人員、組織、実績評価に至るまで、時間を十分にかけて徹底的に審議を尽くすべきでありました。そして、それこそが、自由党が提案した特殊法人等及び独立行政法人の整理等に関する法律案の意図するところであったのであります。  しかるに、今回のやり方は、みそもくそも一緒……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 衆議院本会議 第16号(2003/03/20、42期、自由党)

○都築譲君 私は、先ほど行われた、イラク戦争に関する小泉総理の報告に対し、自由党を代表し、質問をいたします。(拍手)  まず、国連及び関係諸国の懸命の努力にもかかわらず、米英両国等とイラクが戦争に突入したことは、極めて残念であると申し上げなければなりません。事ここに至った以上、米英両国等がイラク国民の被害を最小限に抑えつつ早期に戦争を終結させることを願うしかありません。  特に、国連安全保障理事会において意見の一致に至らないまま戦争が開始されたことは異常な事態であり、国際連合を中心とする国際安全保障機能を早急に強化、再構築することが国際社会の喫緊の課題であります。私は、この観点から、我が国と国……

第156回国会 衆議院本会議 第38号(2003/06/05、42期、自由党)

○都築譲君 自由党の都築譲です。  私は、自由党を代表して、ただいま報告のありましたエビアン・サミット等について、政府の外交姿勢を含め、小泉総理に見解をただしてまいります。(拍手)  テレビ、新聞などでは、「拉致解決を初めて明記」などと華々しく報道されております。しかし、それはそんなに大きく取り上げられるような外交の成果と呼べるのかと、私は甚だ疑問に思うのです。  その一つの面は、今日まで政策の裏打ちのない空疎な外交を続けてきたのに、またもう一つの面は、マスコミの報道ぶりについて、国民が関心の強いことを大きく報道するのは当然でありますが、英語もフランス語も十分話せない記者、特派員諸君が百人以上……

第156回国会 衆議院本会議 第47号(2003/07/25、42期、自由党)

○都築譲君 私は、自由党を代表いたしまして、ただいま提案のありました小泉内閣不信任決議案に対し、賛成の立場から討論を行います。(拍手)  まず、申し上げたいことは、小泉総理、小泉内閣の無責任政治は歴代自民党政権の中でも際立っております。このまま小泉内閣が続くならば、日本は崩壊への道を突き進んでしまうということであります。  小泉内閣が発足してから、政治改革問題、経済・金融問題、雇用問題、医療制度改革、個人情報保護、有事法制、さまざまな日本の将来を左右する重要課題が数多く審議されてまいりました。国際的にも、イラク戦争・復興支援への対応、北朝鮮の核兵器保有問題と日本人拉致問題など、国家の主権にかか……

都築譲[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院42期)

都築譲[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第149回国会(2000/07/28〜2000/08/09)

第149回国会 文教委員会 第2号(2000/08/04、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  文教委員会の取り組むべき課題もたくさんあるわけでございますが、きょうは教育委員会の問題について、そのあり方について、文部大臣の見解をお聞きいたしたいと思います。  と申しますのも、実は本日の新聞で発表されておりましたが、人口の動態、また昨年度〇・一七%の人口の増加ということで、これは最低の伸び率ということになったわけでございまして、現実に、少子高齢化といいながら、少子化がどんどん進行している現状が人口動態に大きく影響を与えてきている。  私、今まで戦後の政治、行政の課題を見てまいりまして、人口の動態といったもの、デモグラフィーといったものを十分に踏まえないま……


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第150回国会(2000/09/21〜2000/12/01)

第150回国会 災害対策特別委員会 第2号(2000/10/05、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  質問に先立ちまして、まず冒頭、有珠山の噴火災害や、あるいはまた伊豆諸島の地震活動、火山活動による災害、あるいは今回の東海集中豪雨災害、被災された皆様方に心からお見舞いを申し上げ、一日も早い復旧復興をお祈りしたい、このように考えております。  また、扇大臣におかれては、いち早くそれぞれの現地に入られ、被災の状況などをつぶさにごらんになって、また地元の御要望などもしっかりとお聞きになられたわけでございまして、ぜひ今後の対応につきまして、しっかりとした取り組みをお願いしたい、こんなふうに要望いたしたいと思います。  そして、私自身、実は衆議院の災害対策特別委員会で……


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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 厚生労働委員会 第15号(2001/05/29、42期、自由党)

○都築委員 おはようございます。自由党の都築譲です。  まず、坂口厚生労働大臣には、今回の熊本地裁判決に対する控訴断念に至るまでの御努力に、心から敬意を表したいと思います。  ただ、私どもの立場からすれば、実は今回の判決内容はまことに当たり前の話でありまして、当たり前の控訴断念に至るそれまでの過程がこれほど大きく報道された、そのこと自体が、今日の日本の社会の閉塞状況といったもの、あるいはまた人権の取り扱い方、そういった状況を端的に示しているのではないのかな、こんなふうに思うわけであります。  きょうは、先ほど来、例えば家西議員初め、なぜ今日まで放置されてきたのか、そういった指摘が行われておりま……

第151回国会 厚生労働委員会 第23号(2001/06/20、42期、自由党)

○都築委員 おはようございます。自由党の都築譲です。  個別労働関係紛争の解決の促進に関する法律案の審議をきょうはやらせていただきたいと思いますが、こうして特別にきょうの午前中一番手ということで三十分お時間をちょうだいすることができました。御高配に心から感謝を申し上げる次第であります。  ただ、私は、今回のこの重要な法律案について、実質一日、わずか四時間の審議でこの法案が本当に上がっていくということについて、国会としてこれでいいんだろうか、こんな思いで実は大臣初め関係の皆さんの見解を少しお聞きしていきたい、こんなふうに思うわけであります。  そしてまた、実際に、この法案についてこの国会で一日、……

第151回国会 文部科学委員会 第3号(2001/02/27、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築です。  まず、質疑に先立ちまして、先般の宇和島水産高校のえひめ丸、原潜との衝突事故で被害に遭われた皆様方にお見舞いを申し上げると同時に、まだ行方不明の皆様方やあるいはまた海底に沈んでいる船体の一日も早い回収を祈りたい、こんなふうに思います。  きょうは青少年の健全育成の問題について文部科学大臣の御見解をお伺いいたしたい、こんなふうに思っておりますが、その前に、実は、総理大臣の、例えば二月六日の施政方針演説に対する代表質問における御答弁の内容とか、あるいはまた文部科学大臣のこの委員会におきます所信表明演説、こういった点について基本的なところを一、二、まずただしてから、青……

第151回国会 文部科学委員会 第4号(2001/03/07、42期、自由党)

○都築委員 きょうは、大変残念な事件に発展をしてしまいましたものつくり大学の問題を中心に文部省のお考えをただしていきたい、こんなふうに思います。  残念というか、むしろけしからぬというのが国民感情に沿った認識ではないかな、こんなふうに思うわけであります。私も実は非常に複雑な思いをしておりまして、私自身は、物づくりというのが今日の日本の社会の豊かさ、こういったものを築き上げてきた一番の根幹であった、こんなふうに思うわけであります。  日本人の国民性として、勤勉とか誠実、あるいはまた思いやり、手先が器用とか、さまざまなことが言われております。限られた資源の中で、本当に創意工夫を凝らして新しいものを……

第151回国会 文部科学委員会 第7号(2001/03/16、42期、自由党)

○都築委員 学校標準法の質疑もいよいよ大詰めという状況になってまいりました。私も、自由党の基本的な考え方に立ちながら、文部科学大臣、そしてまた衆法提案の先生方に幾つか見解をただしてまいりたい、こんなふうに思っております。  まず初めに、大変トピックな話題でございますが、先日、タリバーンが、バーミヤンの石仏破壊について強硬な路線をそのまま突っ切って、世界の良識ある方々の反対を押し切って破壊をしてしまった、こういう事件があったわけであります。世界遺産にも指定されるような人類の共通の財産といったものが破壊されるということについて、大変残念に思うわけであります。  そして、これだけ大きな問題を巻き起こ……

第151回国会 文部科学委員会 第9号(2001/03/28、42期、自由党)

○都築委員 それでは、私もこの子どもゆめ基金の基本論のところから実はお話を聞かせていただきたい、こんなふうに思っております。  子供たちの夢をはぐくむんだ、自立した子供たちあるいは思いやりを持った子供たち、自発的精神を持った子供たちを育てていくんだと大人が言う分には大変いいことなのでありますが、しかし、これが国、国家というものが言い始めるということについては少し慎重であるべきではないか、こんなふうに思っておりまして、それでも、本当に子供たちが健全にすくすく育ってもらうというためにはどんどん何でもやるべきだというのが私の考え方であります。  ただ、気をつけなければいけないのは、幾つか留意点がある……

第151回国会 文部科学委員会 第11号(2001/05/23、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  遠山大臣におかれましては、このたびの御就任まことにおめでとうございます。  一説では参議院選挙までの看板娘だ、こういうお話も流れておりますが、女性の大臣が今回五人出られた。遠山大臣、そして森山大臣、川口環境大臣、扇国土交通大臣、田中外務大臣ということで、女性が大臣になられるのが当たり前の世の中になってきたというのは、遠山大臣、文部省に御入省されたのは昭和三十七年ということでございまして、文部省というのはもともと学校教育、明治の学制発布のとき以来、男女平等の職場を提供してきたということで、大変意義深いと思うわけであります。そういう文部省に御奉職をされて、今日ま……

第151回国会 文部科学委員会 第13号(2001/05/30、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  教育改革関連三法案の質疑がきょうから本格的にスタートするわけでございまして、ぜひ実りある議論を尽くしていきたい、中身のない質問ではないというふうにやっていきたいと思います。  まず、その前に、この間の文部科学大臣の御発言について、昨日の委員会で、冒頭、陳謝をしていただき、議事録の削除、修正ということをやっていただきました。  ただ、私自身は、その文言の中で、極めて不適切な部分があった、こういう御発言でございましたが、一体本当にどこが不適切であったとお考えになっておられたのかと。それから、私は実はあのとき、民主代表政治に関連して質問を申し上げたわけでありまして……

第151回国会 文部科学委員会 第15号(2001/06/05、42期、自由党)

○都築委員 御苦労さまです。前回に引き続いてまた、今回の教育関連三法について質問していきたいと思います。  今回の改正案の論点は、社会奉仕や自然体験活動、それから出席停止、飛び級、教育委員会の活性化、あるいはまた不適切教員に対する対応、高校の通学区域など、さまざまございます。本当に一人でも子供たちが救える、あるいはまた社会全体がよくなる、そういう政策だったらどんどんやっていくべきだろう、こんなふうに私は思っておりますが、ただ、今までの自分の職業的な経験から、どうも、ああでもないこうでもないと言って、実は足を引っ張ったり、ネガティブな問題を指摘したりしてしまう癖もありますので、そうならないように……

第151回国会 文部科学委員会 第16号(2001/06/06、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  昨日に引き続いて、今回の教育改革三法案、そして各論のパートワンということで、体験活動の充実の問題について、政府の考え方をただしていきたい、こんなふうに思います。  今回の改正法によりまして、学校教育法の中に、第十八条の二という条文が設けられるわけでございます。基本的には、第十八条で小学校の学習活動の目標といったものが掲げられ、きのうもここで一部朗読させていただきましたが、一号、二号、三号というふうな大変中身のある活動をすることに実はなっておるわけでありまして、さらに十八条の二で、社会奉仕体験活動あるいはまた自然体験活動、こういったものを児童に、あるいはまた生……

第151回国会 文部科学委員会 第17号(2001/06/08、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  今委員長からお話がございましたが、きょうの午前中、大阪池田市の大阪教育大学附属池田小学校で、大変残念というか、本当に悲しむべき事件が起こり、児童四人が亡くなり、二十五人がけがをしたというふうなニュースが入ってまいりました。お亡くなりになった子供さんたちには本当に、まことに心からお悔やみを申し上げ、そしてまた、事件に巻き込まれた皆様方にも心からお見舞いを申し上げたいと思います。  今、心の教育、あるいはまた心の豊かな人間をどう育てるか、そういったことで教育改革三法がこの委員会で審議をされているさなかに起こった事件でありまして、しかも、全く関係のない子供たち、何……

第151回国会 文部科学委員会 第18号(2001/06/12、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  きょうは、参考人の皆様には本当にお忙しい中、貴重な御意見をお聞かせいただきまして、まことにありがとうございました。大変限られた時間でございます。私から、三項目についてぜひ御意見を承りたい、こんなふうに思っております。  まず、社会奉仕の関係でございますが、田村参考人、池本参考人、杉原参考人にお尋ねをいたしたいと思います。  きょうのお話をそれぞれお伺いをしておりまして、どうも、社会奉仕とかあるいはボランティアとか、あるいはまた社会活動とか社会貢献活動とか、言葉の問題にすぎないのかなという思いを実は受けてしまったわけでございまして、特に池本参考人が、社会活動と……

第151回国会 文部科学委員会 第19号(2001/06/13、42期、自由党)

○都築委員 それでは、午後の質疑一番手ということで、きょうは、出席停止関係、それから教育委員会の活性化の問題、あるいはまた不適切教員の問題について論点を絞って政府の見解をただしていきたい、こんなふうに思っております。  きのう参考人質疑が行われまして、大変貴重な意見を拝聴したわけでございます。私自身も、池本参考人あるいはまた杉原参考人、こういった方たちのお話を聞きますと、本当に今回の教育改革三法案、教育改革国会と銘打ってスタートした国会でございますが、この法案の中身を見る限り、今日の教育の現状あるいはまた社会の情勢、そういったものが求めている改革の具体的な足取りとしては、いかにも対症療法的で不……

第151回国会 文部科学委員会 第21号(2001/06/22、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  六月八日、教育改革関連三法案の審議をしておりまして、午後の一番バッターということでしたが、あのとき、正午のニュースを拝見いたしまして大変びっくりいたしました。あのときの時点では亡くなった児童は四人ということでございましたが、その後の事態の悪化といいますか、判明した状況の中で、八人の児童が亡くなったということでございました。  改めて、亡くなった児童の御冥福をお祈りすると同時に、御家族の皆様に心からお悔やみを申し上げたいと思います。また、被害に遭われた児童や教職員の皆さんに、お見舞いと、一日も早い回復を心からお祈りいたしたい、こんなふうに思っております。  そ……

第151回国会 文部科学委員会 第22号(2001/06/27、42期、自由党)

○都築委員 きょうは科学技術を中心にした一般質疑ということで、幾つか見解をお伺いしていきたい、こんなふうに思っております。  科学技術、大変夢のある、これからの社会を築き上げていく一番根本にあるものではないかな、そんなふうに思うわけでございまして、ちょっと項目をたくさん挙げ過ぎてしまいましたので、上滑りになってしまうかもしれませんが、それでも、ぜひ今の政府のお考えをお聞きしていきたい、こんなふうに思っております。  まず初めに、すばる望遠鏡が、昨年五月ごろだろうと思いますが、実際に観測データなどが発表され、本当にすばらしい映像にびっくりしたわけでございますし、昨年の秋には、私は残念ながらちょっ……

第151回国会 法務委員会 第10号(2001/05/18、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築です。  まず、森山法務大臣には、このたびの大臣就任、まことにおめでとうございます。たしか昭和二十五年だと思いますが、労働省に入省されて以来半世紀に及びますが、一貫して女性の地位の向上、そしてまたいわれなき女性に対する差別の仕組みや、あるいはまた差別の意識といったものの解消に全力で取り組んでこられたことに、心から敬意を表する次第でございます。また今日、新内閣のもと五人の女性閣僚が誕生された。一説には、参議院選挙向けの看板娘を並べた。こういう印象もなきにしもあらずでございますが、五人閣僚、大臣が並ばれること自体、これは一つの事実でございまして、女性が大臣になることがもう当……

第151回国会 予算委員会 第14号(2001/03/01、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  きょうは、森総理御自身の問題と、それからそれを支えておられるスタッフや閣僚の皆さん方の問題、こういったところをお尋ねしよう、こう思っておりましたが、きょうの株式市場も何かまたバブル以降の最安値を更新したということで、一時きのうの比較でマイナス二百四円三十八銭、一万二千六百七十九円をつけたということでございます。きのうもその最安値を更新いたしたわけでありますし、そんな中、日銀も急遽異例のことに一カ月に二回の利下げをやるということでございまして、それも前提となります経済状況、実際に今経済回復基調というふうなことを、あるいはまた緩やかに回復というふうなことを言って……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 文部科学委員会 第2号(2001/10/31、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  久しぶりの委員会でございますから、たくさんお聞きをしたい、こう思っておりましたが、きのうの発表になりました雇用失業統計を見ますと、失業率が五・三%、完全失業者三百五十七万人ということで過去最悪を更新したということで、連日、アフガニスタンの爆撃と申しますか、そういった報道が多かった中で、久しぶりに夕刊の一面が雇用失業情勢の問題で彩られたわけでございます。  これは、本当に失業者の皆さん方、あるいはまた現に働いている皆さん方も大変深刻な問題であろう、こう思いますが、気になりますのは、来年の三月の学卒の時期をやがてまた迎えるわけでございまして、できるだけ早くから対……

第153回国会 文部科学委員会 第4号(2001/11/21、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築です。  文化芸術振興基本法案の審議に当たりまして、基本的なことをお伺いいたしたいと思います。  まず初めに、この法案、議員提案ということで、超党派の各議員の皆様方がこうやって法案を取りまとめて提出されましたことに、本当に心から敬意を表する次第でございまして、ぜひ、この法案を軸に、日本の芸術あるいはまた文化、こういったものが大いに盛り上がって、国民の福利といいますか、楽しみが増すことを期待したい、こんなふうに思っております。  そして、この法案は議員の皆様方で非公式の場で議論をされてまいりまして、こうして正規の国会の委員会で議論されるのは今回が初めてでございますので、ま……

第153回国会 文部科学委員会 第5号(2001/11/28、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  ただいま提案のありました子どもの読書活動の推進に関する法律案につきまして、提案者初め大臣、副大臣、政務官の皆様にそれぞれ質問をしていきたい、こんなふうに考えております。  子供の読書を進めていくということは本当にすばらしいことである、こんなふうに思うわけでありまして、この法律をつくるに当たって、議連の皆様方の本当にたくさんの御尽力に心から敬意を表したい、こんなふうに思います。  同時にまた、今まで、子供の読書を普及していこうあるいはまた広めていこうということで、政府や関係団体の皆さん方が取り組んでこられたそういった実績、経験、こういったものに対しても本当に敬……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 議院運営委員会 第3号(2002/01/24、42期、自由党)

○都築委員 私も、委員会での採決に反対する立場から意見を申し上げたいと思います。  今、野党の高木筆頭理事からお話がございましたように、国民生活全般、そしてまた国の将来にかかわる大変重要な法案でございまして、ぜひ本会議で趣旨説明を聴取して審議を尽くすべき課題である、こんなふうに思っております。  また、高木理事が言われましたように、国会をスケジュール闘争の場にすべきではない。  今、国民の国会に対する目は大変厳しいものがございます。議員定数の削減、また議員歳費の削減、そしてまた、今、政治倫理の問題などが大変厳しく追及されておるところでございまして、国会が本来の役割を果たして、国民の信託にこたえ……

第154回国会 議院運営委員会 第11号(2002/02/21、42期、自由党)

○都築委員 私も、予算委員会の公聴会開会承認要求については消極的にぜひお取り扱いを願いたい、このように思います。  昨日の集中審議のお話がございましたが、平成十四年度予算三案の執行に当たるその行政の体制において、政官業の癒着の問題初めさまざまな課題がまだ指摘をされ、議論が尽くされていない状況の中で、議院運営委員会としては、予算委員会の公聴会承認といったものについては消極的に対応すべき、このように考えております。

第154回国会 議院運営委員会 第17号(2002/03/20、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  議員辞職勧告決議案に賛成の立場から意見の表明をいたしたいと思います。  本通常国会冒頭からの予算委員会の審議や、またその後の参考人質疑、証人喚問などを通じ、鈴木宗男君に関する数多くの疑惑が明らかにされ、国民の政治に対する信頼が大きく失墜させられました。それどころか、激しい憤りを巻き起こしております。それは、国政に参画する国会議員は、国民の利益を念頭に置き、清潔で公平を旨として職責を全うするとの期待がこっぱみじんに打ち砕かれたからでありまして、民主代表政治に携わる者として、罪万死に値すると言わざるを得ません。  本決議案に対し、議員の出処進退はみずからの判断に……

第154回国会 議院運営委員会 第19号(2002/03/26、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  今日の日本を取り巻く厳しい状況には、国際化や人口の少子化・高齢化、技術革新の進展など、社会全体が急激な変貌を遂げる中で、政治や行政の仕組みがいつまでも変わることができないまま時日が経過していることに、その停滞と国民の困難の原因があると考えております。  こうした中、今回提案の国会議員の歳費の一割減額などの法案については、自由党は賛成をいたしますが、むしろ改革の本筋としては、先年来の懸案となっております国会議員の定数削減が最重要と考え、国会議員みずからがさまざまな改革の先頭に立って国民の信頼にこたえていく道であることを申し添えて、自由党の所感を終えたいと思いま……

第154回国会 議院運営委員会 第35号(2002/05/14、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  私は、鈴木宗男君議員辞職勧告決議案の速やかな本会議上程に賛成の立場から意見を表明いたします。  先般の鈴木宗男君の宮野公設秘書の北方四島支援事業に係る偽計業務妨害容疑による逮捕は、鈴木宗男氏自身の関与の疑いがより濃厚になったばかりでなく、政治活動をともにする秘書の監督責任も厳しく問われることになりました。秘書の犯罪と議員は違うという意見もありますが、それは秘書の関与を認めた主張でもあり、では、なぜ予算委員会証人喚問で秘書が関与していないと証言した鈴木宗男君を偽証告発しなかったのでしょうか。支離滅裂の議論と言わねばなりません。  国民の政治に対する信頼は、一連……

第154回国会 議院運営委員会 第46号(2002/06/19、42期、自由党)

○都築委員 自由党は、会期延長に反対の立場を表明いたします。それは、会期延長すべき正当な理由が見当たらないからであります。  この通常国会は、スキャンダル、政治腐敗、行政の私物化といった、政治の根幹が問われる事態で始まりました。しかし、これらに対する政府・与党の不誠実な対応が国会審議を停滞、遅延させた一番の原因であると考えております。  また、重要広範議案と位置づけられるさまざまな法案が提出されましたが、その内容は、国民の利益を損ない、法制的にも疑義が多い中、審議における政府・与党の答弁、対応も極めて不十分かつ不誠実なものでありまして、これらの成立のためにいたずらに日数だけ消化すればよいという……

第154回国会 議院運営委員会 第48号(2002/06/21、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  私は、本決議案に賛成の立場から討論を行います。  本件については、既に二度にわたり賛成の見解を表明してまいりましたが、本日、議員辞職勧告決議案が本会議に上程され、採決に付されることは、まことに意義深いものと考えます。  憲法でその身分を保障された国会議員に対し、同僚たる各議員が辞職を勧告することは、たとえその決議に拘束力は伴わないとはいえ、政治に対する信頼が地に落ちた今日、極めて重い意味を持つものであります。しかし、人を問うことは、また、みずからを問うことであります。国会議員としての自覚や責任、行動、見識が、公正な政治を期待する国民からゆだねられたその一票に……

第154回国会 議院運営委員会 第51号(2002/07/16、42期、自由党)

○都築委員 私ども自由党も、今日の国政の課題の中で環境問題が占める大きな比重といったものを真剣に考えたときに、ぜひ本会議でその趣旨を聴取すべきものであるというふうに考えておる法案でございました。しかも、政策担当者の間では、実は、提案された法案の中に入っていない総量規制の問題等について歩み寄りが見られるような、そういった非公式の協議が進む中で、こうして議運委員会の場で強行的に採決し、付託を決定することは、当事者間の円滑な協議を逆に妨げるものになるのではないか、そしてまた、国民のこういった重要な課題についての目をそらすことになるのではないか、そんなことを危惧するわけでございまして、反対をいたしたい……

第154回国会 予算委員会 第12号(2002/02/18、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  きょうは、小泉総理大臣の施政方針演説の中における昭和天皇御製の引用問題を中心にやりたいと思いますが、官房長官、もうお戻りでございますか、よろしいでしょうか。  その前に、ぜひ坂口厚生労働大臣に一問お伺いをいたしたいのでありますが、先般、厚生労働省の人口問題研究所の方から人口の将来推計というものが新しく出されたわけでありまして、二〇五〇年、これから五十年後に、今から約二千七百万人も人口が減っていく。出生率は、以前は一・六一に回復すると言っていたものが、一・三九程度にやはりとどまるだろう、こういう深刻な少子化の問題が改めて浮き彫りにされたわけでございます。  既……

第154回国会 予算委員会 第26号(2002/04/25、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  辻元参考人、きょうは御苦労さまです。  今までの中島洋次郎さんや山本譲司さんのときは、これほど議員秘書の問題、大きくならなかったんですが、今回の事件で、もうほとんどの国会議員にほとんどのマスコミ各社からアンケートが来るということで、議員秘書制度やあるいは国会の仕組みそのものが大きく問われているということで、相変わらず辻元さんの破壊力は大きいなというふうに感じた次第でありますし、これをきっかけに本当にいい仕組みをつくっていく必要がある、こんなふうに思います。  そこで、まず最初にちょっとお聞きをいたしたいんですが、いろんな報道の中で、あなた御自身、月二十九万円……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第3号(2002/11/11、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  既にもう、各論に入っての議論が大分熱を帯びてきております。法律四十六本自体がそれぞれ特殊法人改革ということでの各論の法律でありますから当然であろうと思いますが、私は、午前中の我が党の東議員の質問に引き続き、特殊法人改革の哲学の問題をもう少し掘り下げてみたいと思います。  と申しますのも、行政改革を橋本内閣のときにいろいろ手がけ始めてから既に六年が経過をしておるわけであります。あの当時に、実は私どもが掲げた、三年間で特殊法人すべてやめてしまえ、本当に必要なものはもう一度法律を出し直してこい、こういう議論をやっていたら、既に問題は片づいておって、今、こんな各論を……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第5号(2002/11/13、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  先日に引き続いて、今回の特殊法人改革四十六法案について質疑をいたしたいと思いますが、前回は総論でございました。今回は各論に入っていきたいということで、四項目ばかり質問項目を用意いたしました。  まず第一の、実は、国家公務員型の独立行政法人で、職員に争議行為を禁止しながら人勧が適用されないのはおかしいんじゃないか、こういう質問を出したら、いや、昔の五現業みたいなことで仲裁でやるんですというふうなお話を聞いて、ちょっと質問の趣旨が違ってしまったかな、こう思うわけでありますが、ぜひ、非国家公務員型の独立行政法人については、しかるべき処遇条件を、使用者側と労働側がし……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第7号(2002/11/15、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。おはようございます。早朝から御苦労さまでございます。  特殊法人の改革ということで議論を進めてまいりましたが、きょうは財務省関係と農水省関係ということでお話を聞いておりまして、まず財務大臣に、日本万国博覧会記念機構法案といったものについて、今既に永田議員の方からもお話がございました。私自身も、今回の改革案というのを拝見いたしまして、何でこれはこのまま独立行政法人に行ってしまうんだろうかというふうに大いに疑問に思うわけでありまして、民営化というか、財団法人にしてしまえばそれで済む話じゃないかと。  確かに先ほど理財局長が、固定資産税の免除等の措置とかいろいろなこと……

第155回国会 特殊法人等改革に関する特別委員会 第8号(2002/11/18、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  久しぶりに小泉総理に質問する機会をいただきました。今回、特殊法人改革ということで四十六の法案が出されました。しかし、実質わずか六日間という、大変短い、限られた時間の中で、本当に審議が尽くされたのかという思いが私はいたしております。しかしまた、この限られた時間の中でも、随分多くの問題点が各会派から指摘をされたわけでありまして、私自身、これでは本当に改革の実は全く上がっていないのではないか、こんなことについて小泉総理に聞いていきたいと思います。  今回の独立行政法人に改めていくということについて、正直申し上げて、例えば、役員の数とか、あるいは退職金の額とか、ある……

第155回国会 内閣委員会 第5号(2002/11/08、42期、自由党)

○都築議員 ただいま議題となりました特殊法人等及び独立行政法人の整理等に関する法律案につきまして、その提案理由及び概要を御説明申し上げます。  戦後、数多くの特殊法人等が民間の活動を補充するために設立され、一定の役割を果たしてきました。  しかし、民間経済が高度に発達した今日においては、特殊法人等が果たしている役割よりも、特殊法人等が民業を圧迫したり、事業が非効率的であるなどの弊害の方がより多く見られるようになりました。また、一部の特殊法人等においては、官僚の天下り先となり、政官業癒着の温床となっています。  このように、異常に肥大化し、硬直化した行政機構は早急に改革し、行政が時代の変化に対応……


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 議院運営委員会 第4号(2003/01/31、42期、自由党)

○都築委員 私も、ただいま佐田理事から提案されました動議に反対いたします。  反対の主な理由は、まず第一に、国会がおくれているとの小泉総理のかけ声のもと、効率的な審議を進めようという与党の皆さん方のお気持ちもわからぬではないのでありますが、行政府の審議会と同様に、その直前に資料が提出されて直ちに質問しろと言われても、十分な対抗手段がないまま議論を深めることはできないわけでありまして、国会の使命である、国民の期待にこたえて国民の関心事項を徹底的に掘り下げる、そういう民主主義の役割をもっと重視すべきである、このように思います。  また、一日も早くという思いもわからぬではないですが、それならば、なぜ……

第156回国会 議院運営委員会 第12号(2003/03/03、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  きょうは、大島農水大臣の疑惑の関連で、その国会答弁の想定問答を衆議院の法制局に作成させたという問題について、こうして議運委員会で、議長、副議長がおられる前で議論をする機会が与えられたことを私自身としては関係者の皆さんに大変感謝したいと思いますが、ただ、一番肝心の、疑惑隠しあるいはまた疑惑逃れということを国会で行うために法制局の方に指示をした農水大臣が出てきていないということの問題が一番大きいと思います。  ぜひ、理事会でも先ほど来から議論をしておりますが、機会を見て大島農水大臣のこの議運委員会への出席と、そしてまた、衆議院法制局の事務のあり方について議論する……

第156回国会 議院運営委員会 第15号(2003/03/07、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  私たち自由党は、本件逮捕許諾請求に対し、本院として許諾を与えるべきものと考えます。  今回の坂井隆憲君の事案は、これほど政治と金の問題が議論される中、国民の大きな疑惑をさらに招き、政治への信頼をまたしても裏切ることとなったのは、まことに遺憾であります。累次の政治資金規正法等の改正により、政治資金の透明性を高め、情報公開を徹底していくことが、各政治家、各政党の政治活動の透明性を高め、国民の信頼を得る唯一の道であるはずなのに、逮捕事由に掲げられるように、巨額の政治資金を長期にわたり秘匿し、虚偽の報告、つまり、うそをつき続けてきたことは、断じて許されるべきものでは……

第156回国会 議院運営委員会 第19号(2003/03/25、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  私は、自由党を代表して、ただいま議題となりました坂井隆憲君に対する議員辞職勧告決議案に賛成の討論を行います。  年々歳々花相似たり、歳々年々人また同じからずと風雅な古詩に歌われる季節でありますが、毎年毎年、金権腐敗の花が咲き、毎年毎年、その主役たる政治家が違うというのは、まことに悲しく、恥ずかしい限りです。年中行事のように、元自民党の議員の逮捕許諾や議員辞職勧告決議案を議論することには、正直申し上げて、うんざりいたします。それを糾弾するに、同じような理由や理屈を繰り返すことに、むなしさを覚えるものであります。  まして、この決議案が全会一致で可決されても、本……

第156回国会 議院運営委員会 第43号(2003/06/12、42期、自由党)

○都築委員 私たち自由党は、ただいま提案のありました議員松浪健四郎君の議員辞職勧告に関する決議案に賛成であります。  政治倫理審査会での審査では、松浪君自身は、みずからの弁明に終始し、関係者の暴力団員の名前を匿名にして暴力団員をかばうなど、真実を国民の前に明らかにしようとせず、また、みずからの襟を正そうともせず、国民の信託にこたえる国会議員としての姿勢は全く見られなかったのでありまして、国民の政治家に対する不信の念はますます強くなってしまいました。  暴力団と知りながら政治献金等の支援を受け、また、虚偽の報告を届け出て、さらに、当該暴力団員の犯罪捜査の状況について警察に問い合わせ、照会していた……

第156回国会 議院運営委員会 第44号(2003/06/17、42期、自由党)

○都築委員 私たち自由党は、今国会の会期延長に反対です。  与党は、会期延長の必要な理由として、未処理法案の処理、中でもイラク新法、テロ特措法改正案の迅速な処理を挙げていますが、いずれも、根拠のない、議会制民主主義のルールを無視した言語道断の提案と考えます。  そもそも、百五十日もの会期を費やして処理に至らなかったものは、国会法の規定に従って廃案にすることが当然です。野党の側は、少ない国会議員と限られたスタッフによって、国政に託された有権者の声を反映させるべく、真摯に最大限の努力をしております。その間、政府・与党は、我々の審議充実を求める声に対して、効率化の一声で、必要な資料も、参考人や証人の……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第7号(2003/05/09、42期、自由党)

○都築議員 お答えいたします。  今委員御指摘のとおり、安全保障基本法について、その考え方、基本的な理念を申し上げたいと思います。  まず、我が国の安全保障につきましては、個別的であれ集団的であれ、自衛権は極力自己抑制的に行使をする、そして二つ目に、日米安全保障体制を堅持し、その信頼性をさらに高めていく、三番目に、国際連合の平和活動に積極的に参加する、こういった三原則に基づいて行うべきであるというのが私ども自由党の考え方でございまして、具体的には、第一に、我が国に対して直接の武力攻撃があった場合及び我が国周辺の地域においてそのまま放置すれば我が国に対する直接の武力攻撃に至るおそれがある事態が生……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第8号(2003/05/12、42期、自由党)

○都築議員 今御指摘の非常事態対処会議を平時から設置しておくというのが自由党の基本的な考え方でございまして、その考え方は、背景といたしまして、先ほど防衛庁長官からいろいろと、非常事態ということで想定し得るものとして、例えば自然災害とか事故があるとか、あるいはまた警察活動で対応する治安の維持の面とか、さらに自衛隊が出動するような有事の面、こういう御指摘がありまして、その中で、事態の性質、類型、こういったものが違うから、一様にその対応を決めておくというのは適当ではないのではないか、こういう御答弁があったというふうに思います。  ただ、私どもは、憲法に確かにこういう緊急事態とか有事といった問題につい……

第156回国会 武力攻撃事態への対処に関する特別委員会 第9号(2003/05/13、42期、自由党)

○都築議員 お答えいたします。  安全保障の基本的な考え方について、自由党はどういったものを持って、そしてまた、それを法案の中にどう書いているのか、こういう御指摘でございます。  今回提出をさせていただきましたこの安全保障基本法案、第一条の「目的」から第二条「基本理念」、そして第三条の「自衛権の発動としての武力の行使」、第四条が「重大緊急事態への自衛隊の対処」、そのほか「防衛力の整備」とか「アメリカ合衆国との防衛協力」あるいはまた国連の平和協力、こういった主要な事項について書かせていただいておるわけでございます。  私ども自由党が従来から議員の間で議論をしてまいりました、そもそもの発端は、小沢……

第156回国会 予算委員会 第14号(2003/02/19、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。きょうは特に、坂口厚生労働大臣初め厚生労働省の政務官の皆さん方にお聞きをいたしたいと思います。  本当は、私どもの小沢党首が衆議院の本会議、代表質問で日本一新の政策を訴えて、その社会保障政策、国民生活基本法案、こういったものを中心に少し議論を深めていきたい、こんなふうに思っておりましたが、まず最初に、実はきのう、私どもの予算の理事担当の達増さんから、きょうの予算委員会、質問時間がとれました、委員会が立ちますということで朝九時過ぎにお話がありましたので、早速十時に、私自身は、厚生労働省の方に質問の通告をするということで、質問の趣旨と主な論点というペーパーを出して、……

第156回国会 予算委員会 第26号(2003/07/18、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  限られた時間ですが、できれば人づくりの問題について、総理並びに鴻池大臣の見解をただしていきたいと思います。  大変悲惨な、いたいけな子供たちが殺害されたり異様な事件が頻発をしているわけでありまして、経済状態がここまで長引いて停滞をしておる中、社会の不安といったものが世相に大きく反映しているのかな、そういうふうにも思うわけであります。  しかし、そういった中で、本当に青少年の問題にしっかりと対策を講じていかなければならないのでありますけれども、鴻池大臣の今回の長崎事件に関連しての発言は、私は極めて不適切だろう、こういうふうに思っておりました。そうしたら、またき……


都築譲[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院42期)

都築譲[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第151回国会(2001/01/31〜2001/06/29)

第151回国会 予算委員会第四分科会 第2号(2001/03/02、42期、自由党)

○都築分科員 おはようございます。連日御苦労さまです。  予算の審議も、何か報道ではいよいよ大詰めだという状況でございますが、きょうは、自分自身の勉強をする意味でも、科学技術とそれから文部科学省の教育の問題について、ぜひ御見解を承りながら進めていきたい、こんなふうに思っております。  ことしの一月六日に、中央省庁再編ということで、文部省と科学技術庁が統合され文部科学省が発足をしたわけでございまして、私ども自由党、かつて新進党のときから、中央省庁再編ということを訴えてまいりました。それは、事務や事業、あるいはまた権限、権益、こういったものも整理をした上で統合していこうというのが本来の趣旨でござい……


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第153回国会(2001/09/27〜2001/12/07)

第153回国会 憲法調査会 第2号(2001/10/25、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  きょうは、参考人には大変貴重な御意見を伺わせていただき、大変ありがとうございました。何か、久しぶりに大学の講義を聞いたような感じがするわけでございます。  私ども自由党の考え方は、きょうの大沼参考人の御意見に大変近いのかなというふうな感じを持っておりますが、大沼参考人の論文をちらっと拝見させていただきましたら、今回の世界同時多発テロといいますか、そういった途上国地域における多様な形態の暴力の発生の一つとして、テロ組織や武装集団によるテロが日常レベルで恒常的に先進国も巻き込んで行われるということを既に予見されてこられたわけでありまして、こういった考え方に基づい……

第153回国会 憲法調査会 第3号(2001/11/08、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  今のお話を聞いておりまして、公務員の政治的中立性の問題がございました。漠とした、何か中立性を保った行政機関のイメージが定着しておりますが、裏返して言うと、それは、国民の行政に対する意識が、お上意識のようなものとして、いまだに根強く相当残っているのではないか。だから、規制される、それは当然のこと、そしてまた、何か困ったらお上に頼って補助金や何かをねだる、こういう風潮がまだ蔓延し続けているのではないかなという思いがするわけでありまして、それを統治機構の中で整理していくとなると、どういうことが可能になるのか。  公務員制度のあり方、あるいはまた、国民が選挙で選んだ……

第153回国会 憲法調査会 第4号(2001/11/29、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。  貴重な御意見を本当にありがとうございました。ちょっと私、中座しておりまして、大変失礼を申し上げまして、もし以前の質問者と質問が重なりましたら、その旨おっしゃっていただければと思います。  私ども自由党は、憲法についての基本方針を持っておりまして、司法権についても、二十一世紀の新しい法秩序を維持するため、また真の司法権の独立という観点から憲法の見直しを行うべきではないか、こういうことを考えております。その中では、憲法裁判所を設置し、形骸化した違憲立法審査権の機能を再生させる、同時に、特定の行政訴訟等も担当するものとするということで、また、一般裁判所の業務を軽減……

第153回国会 憲法調査会 第5号(2001/12/06、42期、自由党)

○都築委員 自由党の都築譲です。五分間の発言をお許しいただきたいと思います。  この臨時国会からこの憲法調査会に参加させていただきまして、三回の参考人質疑と一回の地方公聴会質疑に参加させていただきました。この中で、二十一世紀の日本のあるべき姿についていろいろな御意見を承ったわけでありますが、国家の基本理念をあらわす憲法そのものが、既にもう二世代前の考え方に基づいている、そういったもので今の時代を縛っていいのかという指摘もいただいたわけであります。  まさに、この五十六年間の戦後の歩みを考えてみますと、あの当時の、本当に平和を希求する日本の姿、そしてまた人権を尊重する姿、そしてまた民主主義、国民……


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第154回国会(2002/01/21〜2002/07/31)

第154回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第2号(2002/03/25、42期、自由党)

○都築小委員 僕も、今小坂先生のおっしゃるとおりだろうと思うんですが、ただ、やはり何でもかんでもオーケーという話にはならないんじゃないのかというところも今まであったから、日本航空だ全日空だと、ずっと指定してきているのかなという思いもあるんです。  というのは、パスの話ですから……
【次の発言】 それは関係ない。
【次の発言】 だから、何でもかんでもということにはならないのじゃないかという気がするので。  というのは、年間で契約ですよね、多分。年間で契約しておいて、会社が消えちゃったなんという話になって、そんなんでいいのかということになると、恐らく両院議長のもとで事務総長同士がいろいろ協議して、……


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第155回国会(2002/10/18〜2002/12/13)

第155回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第2号(2002/12/11、42期、自由党)

○都築小委員 私どももまだ結論を得ておりません。  今、民主党の高木先生が言われたような、国会移転の問題等、長期的な視点から考える必要も当然ある、こんなふうに思いますし、また、実地検分をさせていただいて、官邸側が言ってこられたセキュリティーとかヘリコプターの問題とか、そういった問題は余り実質的な根拠を持っていない主張ではないのかな、ただ目ざわりだというだけじゃないのかなという思いもしておりまして、そこら辺のところをもう少し、官邸側のだれがこんなことを言い出したのかなというところを、本当は、正直なところ、聞いてみたいような気がしております。  土地の有効活用とか、あるいはまた、これから将来的な東……

第155回国会 議院運営委員会庶務小委員会 第3号(2002/12/13、42期、自由党)

○都築小委員 いろいろな経緯があるのだろうと思いますが、結論から言えば、一棟で衆議院議員全員を収容するような会館を建てて、もし万一ということを考えたときに、少しでも分散されるF1方式の方がいいのかなという考え方を持っておりますが、今高木筆頭が言われたように、四億も調査や基本設計にかけてきて、今回、官邸の一声でというのはどうか、あるいは厳しい経済状況の中で果たして百億の増額はどうか、あるいはまた国会移転特の今回の話はどうか、こんなことを考えると、民主党さんの問題提起されたことがクリアになるまでもう少し議論を続けていただきたい、こんなふうに思います。


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第156回国会(2003/01/20〜2003/07/28)

第156回国会 予算委員会第五分科会 第1号(2003/02/27、42期、自由党)

○都築分科員 自由党の都築譲です。  きょうは、本当に長時間の予算委員会分科会、御苦労さまです。  最後に出てまいりまして、ちょっと細かい話なども含めて幾つかお聞きをしたいと思います。公務員制度改革の問題、児童虐待の問題、そしてまた健保自己負担増の凍結などの問題についてお伺いをしたい、こんなふうに思っております。  ちょっと順番を変えまして大変恐縮ですが、まず児童虐待の問題について、それから次に健保法改正の問題、さらに最後に公務員制度改革という順で、ちょっと通告した順番とは違いますが、お話を伺ってまいりたい、こんなふうに思っております。  まず、児童虐待の問題であります。  以前、参議院議員を……

第156回国会 予算委員会第二分科会 第1号(2003/02/27、42期、自由党)

○都築分科員 自由党の都築譲です。  きょうは貴重な時間をちょうだいいたしましたので、公務員制度改革の問題について、片山総務大臣にお伺いをしていきたいと思います。  本来なら石原行革担当大臣にも、公務員制度改革全般を担当しておるわけですからお聞きをしたいんですが、なかなかこま数がとれないという状況もございましたし、要は、国家公務員法、地方公務員法を所管されているお立場、こういうことでございますから、行革の、それこそ公務員制度改革の本丸である、こんな認識でお伺いをしたい、こう思います。  予算委員会でも随分と公務員制度改革について質疑が行われておりまして、私もそれを幾つか聞いておりまして、ただ、……



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