このページでは楢崎欣弥衆議院議員の43期(2003/11/09〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は43期国会活動統計で確認できます。
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。 本日の案件は、農林水産省並びに厚生労働省にまたがる問題ですので、私の質問も、両省に関わる件については双方お答えいただきたいと思います。 アメリカでBSEが発生した、そのことに対する、また今後のことも含めて、亀井大臣の基本的な姿勢をまずお伺いしたいと思います。 私たちは、アメリカでBSEが発生することは、早くから予見をしておりました。これまでアメリカでBSEが発生しなかったのではなくて、BSEが見逃されている、つまり、ずさんな検査体制をこれまでも指摘してきたところです。 そこで、そもそも大臣は、BSEが発生していない、つまり未発生という現象だけをとらえ……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。
きょう、私は、FTA、そしてWTO問題に絞って質問をいたしますが、この間の大臣そして関係各位の御苦労には敬意を表したいと思います。敬意は表しますけれども、まず、WTOやFTAの農業交渉では、食料安保とか農業の持つ多面的機能の重要性を説く一方で、国内農政にはそうした思想を具現化する施策を持たないで、対症療法的な後追い政策に終始しているのではないか、つまり、基本哲学がないから諸外国との交渉も説得力が欠けるのではないかと私は感じるんですが、大臣、いかがでしょうか。
【次の発言】 大臣と私では見解の相違する部分もあるわけですけれども、今回、メキシコとの間にFTAが合意……
○楢崎委員 楢崎です。 きょう、午前から午後にかけて、堀込委員より、この法案の本質にかかわる質問がなされました。私は、若干視点を変えまして質問をさせていただきますが、実は一昨日、私ども民主党また関係漁民の方が強く求めておりました諫早湾潮受け堤防排水門の中長期開門調査について、それはもうやらないという重大な決定が行われましたので、大変恐縮ですが、若干時間を拝借しまして、まず有明海問題について質問をさせていただきたいと思います。 そこで、大臣は同日、「有明海の漁業関係者の皆様へ」というメッセージを発せられて、「有明海の豊かな海としての再生に早急に取り組み、皆様の不安を解消することが喫緊の課題で……
○楢崎委員 きょう、私は有明海問題について質問いたしますけれども、冒頭、IWC関連、そしてハンナン事件について数点お伺いします。
まず、七月にイタリアのソレントで第五十六回IWC総会が開催されますけれども、今日の状況も含めて、我が国はどう対応されるのか、それをまずお聞かせいただきたいと思います。
【次の発言】 鯨は見物するものだというようなばかな論理で設置されました保存委員会、これも開催されますけれども、我が国は出席するんですか。
【次の発言】 ここに自由民主党捕鯨連盟の声明文の案があります。その中に、「科学的根拠のない南氷洋サンクチュアリを廃止するとともに、同様に科学的根拠のない海洋保護区……
○楢崎委員 自見委員長のもとで質問できますことを、同じ福岡県人としてうれしく思います。 愛想遣いはこの程度にしまして、冒頭、確認しておきたいことがあります。 有事については、これまでも陰に陽に研究されてきたわけですね。先日、図書館で興味ある書籍を見つけましたので、お借りしてきました。その名もずばり「国家緊急権」という本です。これは六四年に陸上幕僚監部法務課の三等陸佐益田繁人さんの研究されたもので、当時の法務課長、一等陸佐の渡部さんもこの本を推奨しておりまして、それで、印刷配布するからとにかく執務上の参考にしていただきたいと、非常に高く買っておられる本です。 この中身が非常に興味を呼びまし……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。 私は横文字に弱いんですけれども、きょうは、BSE、IWC、WTOと横文字関連の質問を日本語でやらせていただきます。 まず、BSE関連について質問をいたしますけれども、この問題は、我が党においても、BSE検査基準の見直し問題、これを今国会の重点課題として取り上げているところです。 このことに関連して、このところ、米国産牛肉の輸入解禁に向けての動きが活発になってきたようですね。全頭検査の科学性を検証されることも結構だと思いますけれども、しかし、問題は、アメリカ国内におけるサーベイランスが機能しているかどうかということなんだと私は思うんですね。そもそも、日米……
○楢崎委員 民主党最後のバッター、楢崎です。 島村大臣におかれましては、再度にわたる農林水産大臣御就任ということで、まずはお祝いを申し上げます。大臣は、農林水産政策に精通しておられる方ですから、でき得る限り自分のお考えを、つまり生の声を聞かせていただくことを期待申し上げます。 期待はしますけれども、早速大臣は言わずもがなの発言をされておられるようですね。大臣は就任記者会見で、我が党のマニフェストについて、政権をとれるという環境もないのにマニフェストと言うのは、まず、おこがましいと思っていたと。何ですか、これは。マニフェストというのは、政権をとればこういう政策を実現しますという政権公約であっ……
○楢崎委員長代理 次に、山本喜代宏君。
○楢崎委員 民主党の楢崎です。
大臣に言わせれば全頭検査は世界の非常識ということらしいですけれども、大臣、あなたは、二月十五日、当委員会における所信表明の中で「BSE等を契機に食の安全に対する国民の関心が高まっている中で、食の安全と消費者の信頼を確保することが急務となっております。」このように述べておられるんですね。その舌の根も乾かないうちに、国民が信頼を寄せているその全頭検査を世界の非常識と言われる。大臣の所信というものはそんなに軽いものなんですか。
【次の発言】 私も、大臣は確かに三月三日の参議院予算委員会でその言葉を撤回されたやに聞いております。ところが、翌日の記者会見で、あなたは、非……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 冒頭、地元福岡で起こりました福岡県西方沖地震に関連しまして若干の質問をさせていただきます。 私もふるさと自慢の一つが、地震がないことということを言ってきました。台風に対する備えはしていても、地震を想定した備えをする人はほぼゼロという土地柄でして、本当に、あの瞬間は怖い思いをいたしました。ただ、阪神大震災、それから中越地震の教訓は、行政の場においては生かされていまして、関係機関の連携はスムーズにいきましたし、また、震度数が高かった都市部でのライフラインが破壊されなかったことが不幸中の幸いであったと思っています。 そこで、農林水産省におかれましても、九州農政局……
○楢崎委員長代理 次に、山本喜代宏君。
○楢崎委員 おはようございます。民主党の楢崎欣弥です。 ちょっと我が党のギャラリーが少ないようですけれども、きょうは法案についてお伺いしますけれども、まず基本的な面から数点お伺いしたいと思います。 そこで、言うまでもなく、農地法は、自作農主義による農地拡大、農業生産力の維持向上を目的としているものですね。それで、農地の保有も使用も、自作農そして自作農主体の農業生産法人に限ることにしております。その上に、農地の権利移動と転用も厳しく規制がされています。つまり、農業は産業として発展する構造になかったと私は思うんです。それが、株式会社の参入の緩和、そして農地の貸付信託制度の導入、さらにはまた市民……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 きょうは、まず有明海関連から質問をします。 御案内のように、先月十六日、佐賀地裁で決定された工事差しどめを取り消す決定が福岡高裁でありました。裁判所、裁判官が変われば、こうも変わるものかと唖然とする思いをいたします。少なくとも、工事と被害の関連性が否定できないのであれば、佐賀地裁と同一の判断がなされてしかるべきであったのではないかと私は思います。さらには、その因果関係の立証度合いについて、佐賀地裁は、漁民と国との情報収集能力の差を無視して漁民側だけに高度な立証を求めるのは不公平と指摘したのに対して、今回は証明に近いものが要求されるとなったわけですね。被害者に……
○楢崎委員長代理 次に、松木謙公君。
○楢崎分科員 民主党の楢崎です。
きょう、私は、戦時性的強制被害者の問題についてお伺いします。
今まさに、イラクにおいてアメリカ軍による人道法上にももとる虐待事件が起こっている、それがまた世界的な批判を受けているところです。
まず、私は、基本的な問題として、この問題の窓口なんですけれども、福田前官房長官は、昨年初めの記者会見で、戦後処理の総合調整は内閣官房でやると発表されたやに聞いておりますし、その後、内閣、決算各委員会でも同様の答弁をされていますけれども、それは今日においても変わりませんか。
【次の発言】 副長官、内閣官房に拉致被害者・家族支援室が設置されていますけれども、来年は戦後六……
○楢崎分科員 民主党の楢崎です。
きょうは、日本人初の死亡者が出ましたいわゆる変異型ヤコブ病関連について伺います。
厚生労働省は、この病気に関する電話相談窓口を二月四日の夜半から開設されたわけですね。その間、期間の延長もされたようですけれども、結局どの程度の相談件数となりましたでしょうか。
【次の発言】 相談をされなかった方でも、例えば当時英国に滞在しておられた方々というのは、どういう相談が寄せられているか、かたずをのんで見守っておられると思うんですね。やはり英国に滞在経験のある方からの相談件数が多かったんでしょうか。比率的には全体相談数のどの程度になっていますか。
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。