このページでは楢崎欣弥衆議院議員の42期(2000/06/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は42期国会活動統計で確認できます。
○楢崎欣弥君 私は、民主党・無所属クラブを代表して、ただいま議題となりました、いわゆる農業金融関連二法案につきまして質問をいたします。(拍手) 冒頭、全国農業協同組合連合会の子会社、全農チキンフーズが犯した一連の偽装事件についてお伺いします。 今、農協系統に働くまじめな人たちは、怒りと無念、そして恥ずかしさで、胸がいっぱいではないでしょうか。 一連の偽装工作のうち、特に許されないのは、抗生物質が入ったえさを食べさせる通常飼育の鶏を、抗生物質を入れないえさで育てたブランド品「薩摩無薬飼料産直若鶏」と偽装表示して販売していたことです。 これは、アトピーなどアレルギー性疾患に悩む人たちにも提……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。 私は過去十二年ほどサラリーマン時代があるわけですが、それは農地開発に従事するものでした。ですから、当時の構造改善局、また農政局の方々には、御指導を受けたというよりも泣かされてきた者として、きょう大臣に質問の機会を与えていただきましたことに一つの感慨を覚えるものです。 七月六日ですか、当委員会においての大臣の所信あいさつをもとに私は質問させていただきますが、冒頭、我が国の調査捕鯨に対して、米国が対日制裁をうかがわせるような過激な反応を示している。我が国にとって捕鯨というものが長い歴史にはぐくまれてきた一つの食文化であるということ、さらには、やはり一定数の捕……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。参考人の方々には、きょうは御苦労さまでした。それぞれの立場からの御意見を聞かせていただきました。 そこで、まず生源寺参考人に三点ほどお伺いしたいのです。 私は、先生が書かれました「農政大改革」という本、ほんのさわりだけですけれども、読ませていただきました。その著書の中で先生はこう述べておられます。市場原理至上主義あるいは規制緩和一本やりで世の中がよくなることなどあり得ない、農業政策の中でも同じである、むしろ、厳格な規制の網を改めて張り直した方がよい問題が少なくない、けれども、その一方で、行動の自由を思い切って広げることが望ましい領域もまた少なくないのである……
○楢崎委員 おはようございます。民主党の楢崎欣弥です。 昨日は、我が党の同僚議員が農地法を含む農政全般の課題について質問をいたしました。私はその総括の意味も込めて質問をいたしたいと思います。多岐にわたりますので、簡潔な御答弁をお願いしたいと思います。 東海道新幹線下りの終着駅になりますが、私の地元でありますJR博多駅があります。ここ一帯は、三十五年ほど前までは稲穂が実る美しい田園地帯だったんですね。この博多駅にかかわらず、今、都市化の波、そして不耕作地がふえてきている、美しい田園風景というのは減少の一途をたどっている。私も以前、農地開発に携わった者としてそのような情景を悲しく思っておるとこ……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。きょうは自分の持ち時間を削って私に質問の機会を与えていただきました同僚の山口壯議員並びに関係委員の方々に心から御礼を申し上げます。 私は、古い話ですけれども、昭和四十五年、当委員会でも取り上げられましたプロ野球界のある事件にかかわった人物を紹介しながら、人権という観点から質問をいたします。 急なことでしたので、プロ野球機構の方々の御出席はかないませんでしたけれども、事件の概要を知っていただくために、私の説明の部分が若干長くなるかもわかりませんが、御寛恕をいただきたいと思います。 我が国の憲法の理念の一つである基本的人権というのは、何人にも保障されたもので……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。当委員会において質問の機会をいただきました関係委員の御配慮に感謝を申し上げます。 私は、本年二月六日、今後の日本外交・防衛問題及び有事法制に関する質問主意書を提出いたしました。その中で、まず、冷戦終了後の外交環境の変化について私の考えを述べました。 一つは、ソ連の崩壊によって、アメリカの世界覇権は確立した。言いかえれば、今やアメリカの軍事力に対抗できる軍事力は世界から消滅した時代になった。今も出ましたえひめ丸事件のときに、軍事評論家の方々が、そのおごりが出たのではないかと言われたことは耳に新しいところであります。二つ目に、もちろんロシアは現在も依然として核……
○楢崎委員 大臣、副大臣、そして政務官の御就任に心から祝意を表したいと思います。有明海問題、セーフガード問題、そして自給率の向上問題等々、多岐にわたる大きな問題を抱えた時期での御就任ですけれども、少なくとも農政がイエス、ノーのノー政と言われないように、御活躍を期待したいと思います。 冒頭、遠藤副大臣、そして岩永政務官にお聞きをしたいと思います。 五月十四日の予算委員会におきまして、我が党の岡田政調会長から、副大臣、政務官の派閥均衡人事を問われた小泉総理は、大事争うべし、些事構うべからずと答弁されました。些事というのは、ささいなこと、つまらないことと辞典に書いてありますけれども、どうも、大臣……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 私は、本日午前、趣旨説明を受けました農協改革関連二法案について質問をいたします。一時間三十分の長丁場ですけれども、私の質問よりおもしろいクエスチョンタイムが後に控えておりますので、簡略明快な御答弁をお願いいたします。 冒頭お伺いしたいのは、昨年十一月、部落大衆の悲願の一つでありました人権教育・啓発推進法が、共産党を除く各党の御努力で成立をいたしました。解放の父と言われました松本治一郎元参議院副議長が亡くなられたのは昭和四十一年でした。私自身、昭和三十七年からその松本治一郎先生の書生を務めた者として、感無量の思いがありました。 今後の問題は、この法律をいかに……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。
一頭の乳牛が狂牛病と断定されたことによって、残念ながら我が国は欧州以外で初の狂牛病汚染国のスタンプが押されました。主食の安全を揺るがす重大事態の発生と言わざるを得ません。そこで、消費者の立場に立って、二、三お聞きしたいと思います。
イギリスでは、八九年に牛の頭その他内臓などの食用が禁止されました。今我が国では、ヘルシーな食べ物として人気が出てきたもつ鍋、それから焼き肉にもメニューとして使われていますけれども、牛の内臓を使ったホルモン料理、これは安全なんですか。
【次の発言】 市販されているだし類、いわゆるスープのもとといいますか、原材料名のところにはビーフブ……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 私は、九月二十六日の当委員会における集中審議において、肉骨粉の全面使用中止、そして食品加工品の安全性をただしました。その際の答弁は納得のいくものではありませんでしたけれども、間を置かずに、肉骨粉の製造中止、そして加工品の全面規制が発表されました。その点においては、大臣、副大臣の決断と政治力、ここに敬意を表したいと思います。 十月三日、私は、民主党のBSE対策委員会の一員として千葉を視察いたしました。一夜にして天下の大悪人ごとき立場に立たされました酪農業者の訴えは、身につまされる思いがいたしました。それでもなおかつ酪農の振興を訴えられる言葉に説得力がありました……
○楢崎委員 当委員会は今、セーフガード問題、それから有明海の再生問題等、山積する課題を抱えておりますけれども、私も当面する課題であるBSEに絞って質問をさせていただきたいと思いますが、冒頭、セーフガードの暫定発動の期限が迫りました、政府の今後の基本的な考え方をお示しいただきたいと思います。
【次の発言】 そのことを期待したいと思います。
そこで、私は、十月十七日、当委員会におきまして、農水省事務方の幹部の責任問題を取り上げました。そのとき大臣は、調査委員会を立ち上げてそこで責任問題も検討するということでしたけれども、その人選、それから設置時期等は決まったんですか。
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 今、風評被害が問題となっています。質問をする私たちも、私たちの発する言葉が風評をあおるんではないかと気を使っているんです。しかし、国民の皆さんはもっと深いところで、実は傷ついてあるんではないでしょうか。それは、国が果たすべき食の安全確保への信頼が大きく揺らいでいることにあらわれていると思います。農水省が強調してきた安全に根拠がなかった。危険性を知りながら、対岸の火事として有効な手を打たず、対策も穴だらけで水際防止に失敗した。その責任は、あえて農水省にあると言わざるを得ません。 私自身、まず、農水省事務方幹部の責任を何度も追及してまいりました。そして、それは武……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 本法案は、ポスト第三次沖縄振興開発計画であり、その早期成立は沖縄県民の願いでもあります。そのことに私自身も異存はありません。しかし、この法案の背景を考えたときに、日米地位協定、それに基づく思いやり予算に触れざるを得ません。 今日、アメリカ国内でさえも沖縄の基地を削減すべきだという意見が数多くあります。一つを例にとれば、沖縄には海兵隊遠征部隊二千人と補給要員及び装備を残せば、アメリカは緊急事態に対応する能力を損なわずに済む、そうすれば沖縄県民の負担は劇的に軽減される。マイク・モチヅキ、ジョージ・ワシントン大学の教授ですね。沖縄の基地問題は基地を本土に移転するこ……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 きょうは公務員制度改革問題についてお伺いをいたします。 昨年の十二月二十五日、その大綱が閣議決定されました。政府はその前に、六月にILO総会で、職員団体と誠実に交渉、協議するということを言明されています。そして、公務員労働者にも誠意ある交渉、協議を行うということを約束された。それにもかかわらず、労働基本権のあり方についての回答がないままに閣議決定がなされたということは、これは国際社会に対する公約違反、公務員労働者に対する背信行為であるということを指摘した上で、きょうはこの大綱の内容についてお伺いをいたしたいと思います。 この問題は、もう衆参予算委員会や内閣……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 当委員会の理事で、先般亡くなられました岸本光造先生は、私にとりましても、部落解放運動におけるよき先輩でありました。改めまして、御冥福をお祈り申し上げたいと思います。 きょうは雪印問題に的を絞りたいと思いますが、ちょっと今の筒井質問に関連して一点だけお伺いいたします。 一月二十四日の予算委員会で、小泉総理が、熊澤前事務次官の勧奨退職扱いになっていることについて「詳しく相談してみたい」と発言されていますね。これはやはり、熊澤さんの退職金が八千八百七十四万円、割り増しつきの満額支給ということに総理も首をかしげておられると思うんですよ。大臣、この件につきまして小泉……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。 大臣の身辺が慌ただしくなったようです。これからもその進退を問う声が上がると思いますけれども、体調を整えられて、国民にわかりやすい対処をしていただきたい、このように思います。 本論に入る前に、数点お尋ねいたします。 本年の二月五日付で、「飼料用の魚粉の当面の取扱いについて」、こういう通達が、農水省の生産局長と水産長官名で地方自治体になされています。 これは、飼料用の魚粉中への哺乳動物のたんぱく質の混入の有無を調査したところ、魚粉工場の約一九%、百七工場中二十工場から哺乳動物由来たんぱく質が検出されたということで、「水産加工残さのほか原料の一部として飲食……
○楢崎委員 本日最後のバッターで、皆さんお疲れのようですし、観客も少ないようですので、なるべく早く終わりたいと思います。 冒頭、先月、五月二十日から二十四日にかけて開催されましたIWC、国際捕鯨委員会下関年次会合について、三点ほどお伺いをいたします。 私も、その前日に開催されました持続的利用を訴える関係国国会議員で組織するSUPUの会合に先輩議員と一緒に参加をしました。この第五十四回IWC会議は、鯨類の持続的利用派と反捕鯨派が拮抗するなどの変化も見られたんですけれども、一方では、相も変わらず総会による科学委員会軽視、アイスランドの加盟拒否に見られるように、感情的な部分が先行する、そういうI……
○楢崎議員 民主党の楢崎欣弥です。 私は、有明海及び八代海の再生に関する臨時措置法案について、その趣旨を説明いたします。 失ってみて初めて、どんなに大切なものであったかを知る。それが国の政策によって人為的に消滅させられた諫早湾の広大な干潟だったのではないでしょうか。この諫早干潟は、群を抜く生物生産力と浄化能力のゆえに、漁民からは宝の海、有明海の子宮と呼ばれてきました。 しかし、諫早干拓事業は、この地域の最主要の社会的共通資本であるこの諫早干潟を破壊し、漁民と住民から生命と暮らしの一番の基礎である希少な環境と資源を奪い取ったのです。さらに輪をかけて、九七年四月に締め切られた潮受け堤防によっ……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。
きょうは、有明海問題、BSE関連、そして無登録農薬の使用問題をやりますけれども、冒頭、日朝国交正常化交渉に伴う閣僚会議が設置されるようですけれども、大臣はこの日朝にかかわる農水問題のどういう点を重視されますか。
【次の発言】 わかりました。
それでは、有明海問題について二点ほどお伺いをいたします。
さきの通常国会では、私たち民主党、そして与党提案の有明海再生問題が継続審議となって、秋の臨時国会に持ち越されたわけです。ところが、そういう立法府の動きを無視するかのごとき行政の姿勢が見られるんですね。前面堤防着工問題もそうでしょう。その背景にあるのが、農水省が言……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 私は、大臣が文部大臣をされてあるときに、プロ野球界を襲ったいわゆる黒い霧事件で処分を受けた元西鉄ライオンズのエース、池永選手の復権について質問をいたしました。そのとき大臣は、所管外のことと断られながらも、そのときの大臣の人間味あふれる答弁は、関係者の方々に大きな励みを与えていただきました。そのような大臣が、今問題になりました政治と金にかかわる問題の渦中におられることを私は残念に思います。 そこで、今筒井議員との質疑を聞いておりまして、私も二、三気がついたことをお伺いしたいと思いますが、まず、コンサルタント会社のAさんと大臣との関係といいますか、懇意な仲なんで……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。 大臣の元秘書官の疑惑問題につきましては、この後津川委員がやりますので私は触れませんけれども、議員としての監督責任もさることながら、やはり今大臣という重い立場におられる、その責任の明確性が求められていると私は思います。そのことを申し述べて、諫早湾問題に移ります。 私は、これまで五回にわたって、当委員会を初め、予算、決算各分科会においてこの有明海問題を取り上げてまいりました。民主党案の趣旨説明のときにも申しましたけれども、失って初めてどんなに大事なものであったかがわかる、それが諫早干潟だったと思います。有明海異変は、複合的な要因があるでしょう。しかし、それで……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 ある新聞による大臣の人物評価、朴訥で政治家としては地味だがそのまじめな仕事ぶりには定評がある、このようにありました。就任早々のお祝儀評価だとは思いますけれども、政策以外での、みずからの問題をも含めた争点をおつくりにならないように、まずは期待をしておきたいと思います。 そこで、先日、大臣の所信発言をお伺いしました。水産政策については、海洋国家日本云々とありました。それも結構ですけれども、今は惨たんたるものですよね。海の恵みである水産資源の減少、有明海の環境異変問題等々、いろいろな問題を抱えておる。 昨年秋の臨時国会において、いわゆる有明海特措法が成立をしまし……
○楢崎委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党、日本共産党、社会民主党・市民連合及び保守新党を代表して、林業経営の改善等に必要な資金の融通の円滑化のための林業改善資金助成法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 林業経営の改善等に必要な資金の融通の円滑化のための林業改善資金助成法等の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 我が国の森林の有する多面的機能が持続的に発揮されるためには、林業の持続的かつ健全な発展と林産物を安定的に供給・利用する木材産業の健全な発展が重要な課題である。 よって政府は……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。
きょうは十五分という限られた時間ですので、問取りを受けた中から、トレーサビリティーシステム導入の発端となったBSE問題に絞って質問をさせていただきます。
そこで、そもそも感染ルートの解明はどうなったのか。農水省においては、プロジェクトチームをつくって、川下、川上からの調査を実施しているということを聞いておりますけれども、今日における状況というものをまず報告してください。
【次の発言】 先月、我が党の鮫島議員が合同審査会において、どこかの段階でだれかがうそをついているとしか思えない、このような趣旨の発言をされました。私も同感ですね。
今言われましたように、七……
○楢崎委員 まず、委員長にお願い申し上げます。 自民党の理事さんがだれもおられないようです。うちも出席率が悪いですけれども、委員会軽視につながりますので、重々御注意をいただきたいと思います。 そこで、まず大臣にお伺いをいたします。 今回、BSEに端を発して、食の安全、安心という観点から、基本法の制定、それに伴う個別法の改正が行われる。そのことについては、やっと消費者をも視野に入れた法律ができるという意味において、一歩前進だと評価するところです。問題は、その法の趣旨が生かされるチェック機能体制というのが果たして十分なのかということにあろうかと思うんです。大臣、そういう認識はお持ちですか。
○楢崎委員 民主党の楢崎です。
冒頭、川辺川ダム問題に関して若干お伺いをいたします。
きょうは参議院の方で委員会が開催されているとのことですから、まず国土交通省にお伺いをします。高木政務官、そして鈴木河川局長、きょうは本当にありがとうございました。
御承知のように、今回、川辺川ダム利水訴訟において国の敗訴が決定したわけですけれども、国土交通省はどのようにこのことを受けとめておられるか、まずお伺いを申し上げたいと思います。
【次の発言】 形の上では、本体着工に残された法的なハードルというのは、今熊本県収用委員会が審理している漁業権収用問題ということになるんでしょうけれども、この判決によって……
○楢崎委員 民主党の楢崎欣弥です。 知的国家戦略に基づいて種苗法を充実させる、この方向性については、我が党も賛意を示したいと思います。 まず、種苗の品種登録制度、この出願者の割合は、企業が六割、独立行政法人を含む国、都道府県の公的機関が一割、そして個人が三割ということです。 選挙も近まってまいりましたので、私の地元のことを申し上げさせていただきますけれども、私の地元福岡県では、農家の知的財産権取得に向けた支援体制の構築とその蓄積を進めるという観点から、多分これは他県に先駆けていると思いますが、農産物に絞った知的財産戦略の基本的方向と、その戦略を具体化するための行動計画を立てています。これ……
○楢崎委員 私は、自由民主党、民主党・無所属クラブ、公明党、自由党及び保守新党を代表して、農業経営基盤強化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議案の趣旨を御説明申し上げます。 まず、案文を朗読いたします。 農業経営基盤強化促進法の一部を改正する法律案に対する附帯決議(案) 我が国農業・農村が、従来にも増して厳しい状況にある中、将来にわたり食料の安定供給と農業の持続的な発展を図るためには、担い手の育成、遊休農地の解消と農地の利用集積の促進等が喫緊の課題となっている。 よって政府は、本法の施行に当たり、農業の構造改革の推進を図るため、左記事項の実現に努めるべきである。 ……
○楢崎委員 民主党の楢崎です。 きょうも三十五分という限られた時間、そして個人的にもいろいろあって情緒不安定ですので、簡略明快な答弁をお願いしたいと思います。 きょう、私は水産に関してお伺いいたしますけれども、まず、このところの大臣の精力的な外交活動に敬意を表しておきたいと思います。 そこで、まずIWCに関してお伺いしますけれども、ベルリンで開催されました年次総会、代表団の方々には御苦労さまと申し上げたいと思います。しかし、結果として我が国にとっては大きく不満が残るものであったと言わざるを得ない、このように思います。 今やIWCは、反捕鯨国が妥協することを視野に入れない主張を掲げて論争……
○楢崎分科員 民主党の楢崎欣弥です。 きょう、スポーツ・青少年局長の遠藤さんはお見えになっていますか。まず、御足労いただきました遠藤局長にお伺いをいたします。 きょう、私は、プロ野球にかかわる問題で質問をさせていただきますけれども、昨年十一月に、プロ野球ヤクルトの元主戦投手でありました高野光さんの自殺が報ぜられました。自殺の原因は、球界を離れた後、仕事探しで悩んでおられたということが報道されています。 これは高野選手のみならず、プロ野球選手が球界を去ったときに一番悩まれるのが就職問題なんです。私は、プロ野球OBクラブの事務局長で我が党の江本孟紀さん、この方にお話を伺いました。 プロ野球……
○楢崎分科員 民主党の楢崎欣弥です。
私も福岡の人間としまして、どうしても有明海問題を素通りするわけにはいきません。谷津大臣も、また地元の松岡副大臣も、何度も同じ質問を受け、何度も同じ答弁をして大変お疲れになっているであろうと思います。しかし、それだけ事は深刻であるということで御理解をいただきたいと思います。
きょう福岡県有明海漁連の方々が上京されたという報道がありました。大臣、副大臣も陳情を受けられたと思いますが、それぞれ御感想をまずお聞きしたいと思います。
【次の発言】 わかりました。
昨年の十一月、政界を揺るがしたある出来事がありましたけれども、このときに政治家の言葉の軽さというも……
○楢崎分科員 民主党の楢崎です。 きょうは、決算委員会分科会に所を変えての質問です。お互いに、所変われど相手変わらずという感じがいたします。 それにしましても、私もこの半年間、大臣に対しましてその責任の所在を明確にするようにということを訴えてまいりました。率直に言って、しぶといと言われますか、改革に対する熱意が強いと言われますか、もうここまで来ますと、いろいろな思いを通り越して私自身複雑な感情を持っておるところです。 先週、小泉総理の異常ともいうべき擁護論のもとに、参議院における問責が否決されました。ただ、これを国民が納得したわけではない、そのような自覚をしっかり持っていただきたいと思い……
○楢崎分科員 おはようございます。民主党の楢崎です。 きょうは、有明海問題に絞ります。 朝一ですので静かにいきたいんですけれども、どうも腹の立つことがありまして、先月、六月二十日、福岡県の有明海漁連の方々が諫早干拓工事中止の要望書を渡すために農水省を訪れられました。ところが、その農水省の対応は、本庁舎の正面玄関以外の四つの玄関を閉鎖して仮庁舎で応対、さらに警視庁丸の内署にも事前連絡する異例の厳戒態勢をとったとあります。これは何ですかね。無礼じゃないでしょうか。有明海異変で苦しんでいる漁民の陳情ですよ。余りにも過剰反応だと思われますが、いかがですか。
○楢崎分科員 きょうは、今国会に提出予定のいわゆる有事法案について基本的なことをお伺いしますけれども、その前に、テロ対策特措法に基づいて今アラビア海で活動している海上自衛隊の補給艦から給油を受けたアメリカ海軍の補給艦が、近くに待機していたオーストラリア艦船に給油したと、佐世保に帰港した自衛隊の乗員が証言している問題について、数点お伺いします。 中谷長官は、三月二十九日のテロ防止特別委員会で、二つの理由を挙げてその証言を否定しておられます。一つは、米軍が日本から給油された燃料を第三国に渡す場合は日本の事前の同意が必要という日米間のルールの存在。つまり、米国から同意を求められていない以上、そのよ……
○楢崎分科員 民主党の楢崎欣弥です。 私は、昨年の臨時国会会期中に、トラブル隠しの不祥事を起こしました原子力発電所に関する質問主意書並びに再質問主意書を提出いたしました。その再質問主意書に対する答弁書はこの二月七日に受領いたしましたけれども、きょうは、その原子力発電所に勤務する、従事する現場労働者の問題に絞って質問をさせていただきます。 まず、大臣にお伺いしますけれども、原発に従事する現場労働者が被曝状態に置かれるということ、これはもう宿命といいますか、この労働の本質なんですね。以後、原発被曝労働者と言わせていただきますけれども、これまでに三十万人を数えるまでになっています。 それで私は……
※このページのデータは国会会議録検索システム、衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。