このページでは松田学衆議院議員の46期(2012/12/16〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は46期国会活動統計で確認できます。
○松田学君 日本維新の会の松田学です。 私は、日本維新の会を代表して、今回のG8サミット出席等の報告に関して、総理に質問をいたします。(拍手) 今回のサミットの成果として、総理は、アベノミクスが評価されたことを高らかに掲げておられます。恐らく、それは、一連の危機を脱した後の世界経済が、成長の主役が不在なままであり、消去法的に、日本に機関車の役割を果たしてもらおうという期待が集まったからではないかと思います。 かつて、七〇年代後半から八〇年代にかけてのサミットでは、西ドイツと日本を念頭に置いた機関車論がしばしば主張されました。 ドイツについては、近年においても、法人税率の引き下げ、社会保……
○松田学君 日本維新の会の松田学です。 私は、日本維新の会を代表して、国家戦略特区法案及び同修正案に対して、賛成の立場から討論を行います。(拍手) 本法案について、当初、私たちは、このままでは賛成できないと考えておりました。アベノミクスの決定打として次は何が出てくるかと国民は期待していたにもかかわらず、この法案自体は、中身に乏しいものであり、これが第三の矢として期待された成長戦略の柱なのかと思わざるを得なかったからであります。 総理が今国会を成長戦略実行国会と位置づけた割には、本法案の内容は、単に、事業者などからの要望のうち、着手できる項目を並べ、しかも、手続の円滑化や検討としたものが多……
○松田学君 日本維新の会の松田学です。 私は、今般政府が改革提案を行っている独立行政法人制度が、行政の効率化とスリム化を図る仕組みとして我が国に導入された経緯に鑑みまして、以下、行政改革への基本的な取り組み姿勢を中心に、政府の所見を伺いたいと思います。(拍手) この四月一日に消費税率が八%に引き上げられ、安倍総理は、来年十月から一〇%まで引き上げるかどうかを、経済情勢を踏まえて判断するとしています。 消費増税について、これまで多くの政党が主張してきたのは、国民に負担増を求める前に、まずは行革で政府が身を切る改革を、増税はしかる後にというシナリオでありました。 ただ、実質的には、社会保障……
○松田学君 次世代に胸を張れる日本へ。次世代の党の松田学です。(拍手) 私たち次世代の党は、まち・ひと・しごと創生法案を審議する特別委員会の設置に反対しました。それは、精神訓示を羅列しただけの本法案に、あえて特別委員会を設置するだけの内容がないからであります。 内容がすかすかなのは、本臨時国会冒頭での安倍総理の所信表明演説もそうでありました。国家の宰相として持つべき危機意識の欠如した、緊張感を欠いた作文だったと平沼党首が代表質問で申し上げたとおりであります。 今国会は地方創生と女性活躍が二大テーマだそうですが、我が国には、国会として真摯に取り組むべき大テーマがもっと山積しているはずです。……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 二つばかり質問をさせていただきたいと思います。 まず、今、日本が、未曽有の、先進国の中でも最悪の財政状況の中にあって、歳出の合理化というのを引き受けている会計検査院の役割は大変大きいものだと思っております。 よく、正確性、合規性のほかに、スリーEですか、経済性、効率性、有効性という観点、この三つの観点というのは、かなり、価値判断というか政策判断というのが、長年御経験されて、あるんじゃないかと思うんです。例えば、最近の検査で、郵貯・簡保管理機構の、休眠預金六百億円、収益計上しているものを国庫納付する、この辺などは、相当そういった政策判断にかか……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 先日、三月八日の予算委員会で麻生大臣といろいろと議論をさせていただきまして、その際は、多少私の議論が理論的過ぎるというお叱りも受けまして、財務省出身の悪い癖が出てしまったので、きょうはできるだけ日本維新の会の立場に立ちまして、御質問させていただけたらと思います。 日本維新の会は、御案内のように、独立自尊といいますか、国家の自立、あるいは地方の自立、個人の自立ということを掲げて、依存型の社会ではこの日本も持続可能でないということで、新しい仕組みに変えていこうという立場なんですが、自立型の社会をつくるためには、やはり一人一人の国民が正しく、例えば……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。よろしくお願いいたします。 税は政治の基本だと思います。本日、財務金融委員会、総理がお越しになりましたので、そもそも論というか、基本的なことについて、何点か御質問させていただきたいと思います。 政治の本来の使命というのは、恐らく国が直面している課題を国民にしっかりと語って説得をしていくということだと思うんですが、どうも、この長年の日本の財政の状況を見ていますと、政治が十分この機能を果たしてきたのかなと。それをあらわしているのが、今のこの先進国最悪の財政状況という感じがしないでもありません。 よく経済学の世界では市場の失敗という言葉がありまして、そうい……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 黒田総裁には大蔵省時代に大変御指導をいただきまして、そういう御指導いただいた方にこういう質問をするのも大変気が引ける点はあるんですが、立場が立場でございますので、いろいろと聞かせていただきたいと思います。 今、西野委員の方から白が黒になるという話があって、私も、今、日本の資本主義経済は恐らく戦後、今まではインフレが基本の経済の運営、そして中央銀行の仕組みというのも多分インフレ経済というのを前提に今まで運営がされてきたと思うんですが、デフレとなりますと、政策の考え方とか、いろいろなものが大きな、レジームチェンジという言葉がありますけれども、かな……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 きょうは金融商品取引法の議論でございますが、その前に、金融というのはマクロ経済と大変密接な関連がある、アベノミクス三本の矢ということとの絡みで、ちょっと、金融の議論に入る前に、いろいろと大臣のお考えもお聞きしたいと思いまして、御質問させていただきたいと思います。 デフレの原因というのは、いろいろな諸説があって、大変複合的だと思います。総理は貨幣的現象というふうに答弁なさっているんですが、貨幣的現象といっても、単に日銀がバランスシートを膨らませるということがその解決かというと、恐らく、マネーサプライというのは、むしろ日銀よりも銀行の信用創造とか……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。 この国会もそろそろ終わりに近づいていまして、予算委員会や財務金融委員会でも、アベノミクスに関してはいろいろと議論させていただきましたが、まだ若干、時間不足で、基本的な点、お聞きしたい点が残っていますので、日銀総裁と麻生大臣にお聞きしたいと思います。 まず、質、量、両面での異次元の金融緩和に関してなんですが、今回のこの政策をとって、これは日本もボラティリティーという問題がありましたが、世界市場も必ずしも安定していないというか、一つは、バーナンキFRB議長の御発言もあって、もう一つは、日本が異次元の緩和政策をとったのに意外と日本の長期金利が乱高下したとい……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 日本維新の会にとっては法案としては初めての審査ということになりますので、ぜひよろしくお願いいたします。 この法案は、補正予算関連法案ということで、一応、今回の緊急経済対策の中に位置づけられているということで、また金融にも関連しているということなので、まず、マクロ経済政策的な観点から、デフレ克服という観点から幾つか質問をしたいと思っています。 今回、いわゆるアベノミクスで、三本の矢、大胆な金融緩和ということがございますが、また共同声明ということで、政府と日銀で、日銀は一%のインフレ率目標ということを約束したことになっているんですけれども……(……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 所信に対する質疑ということで、冒頭でもありますので、非常に基本的なことについて、維新の会の立場も申し上げながら、確認させていただければと思います。 まず、日本維新の会、昨年の衆院選で躍進をいたしましたが、総理も先日の予算委員会で、比例区の結果で第二党は日本維新の会になった、日本を変えてくれという希望を国民の皆さんが託したんだろうという御答弁をされました。 この日本維新の会の基本的な理念は、独立自尊ということでありまして、福沢諭吉が「学問のすすめ」で、一身独立して一国独立すというふうに書かれましたように、やはり……
○松田委員 日本維新の会です。 私が初めに、四人の委員が順次質問してまいりますが、このマイナンバー制度については、いろいろな疑念とか問題点とか、私以外の残りの三人の委員が次々と指摘をさせていただきますが、私の方から、その露払いとして、少しちょっと、中長期的な観点というか、幅広い視野で、このマイナンバー法案を取り巻く、将来の日本の姿を見据えたいろいろな点をちょっと確認しておきたいということで、何点か質問させていただきたいと思います。 このマイナンバーも、いわゆる何らかの目的を実現する手段でありますので、何のためにやるのか、この目的のところをもう少し確認しておきたいんですが、まず一つは、経済政……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。よろしくお願いいたします。 いわゆるマイナンバー法案について、内閣委員会でも長時間にわたって議論してまいりました。この法案が成立しますと、日本のこれからの情報社会において極めて重要な社会インフラが整備されていく、またそのきっかけになるものだと思っております。いわば将来の日本社会のあり方を決めるような重要な未来に向けたインフラ投資の側面があろうかと思いますので、それに対して費用をかけるといっても、単なる費用便益を超えた、将来、日本がどういう国家になり社会を築いていくのかということも見据えながら、その手段としてマイナンバー制度というものをどういうふう……
○松田委員 日本維新の会、松田学です。 私は、日本維新の会を代表して、民間資金等の活用による公共施設等の整備等の促進に関する法律の一部を改正する法律案に対して、反対の立場から討論を行うものであります。 本法律案は、PFI事業のうち、独立採算型事業及び同事業を支援する事業を実施する者に対し、資金の供給その他の支援を行い、もってPFI事業を推進する株式会社民間資金等活用事業推進機構を設立するものであります。 我々、日本維新の会は、民間活力を最大限生かす方向で真の意味でのPFI事業を構築する環境を整えることは、党是にも即した政策であると考えます。その意味で、本法律案は、PFI事業の形態を独立採……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 ただいま足立委員の方から、日本維新の会として、この特区というのが大変画期的な制度である、あえて我々は反対するものではないというのは、私も同一の立場でございます。 以前、この委員会で、新藤大臣に対する質疑の中で、自立というのは、維新の会もそうですし、自民党も同じ立場であるというお話も伺いましたし、また、そういう意味で、私も、当時はあれはマイナンバーの法案のときの質疑だったと思いますが、いろいろと地域再生の構想も御提案させていただきまして、新藤大臣としても同じ意見であると、大変力強いお言葉をいただいていたかと思います。 自立ということを進めてい……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。 官房長官には、お忙しい中、どうも御出席ありがとうございました。 まず、質問の前に、既にこの内閣委員会で、日本維新の会、遠藤議員、そして中丸議員から、明治の日につきまして官房長官に御質問させていただきまして、温かいお言葉をいただきまして、その後、超党派で議連をつくろうという動きも盛り上がっておりますので、ぜひ、今後ともサポートをいただければと思っております。 やはり明治の日という、文化の日を明治の日に変えるということで、多くの日本人が自国の歴史に目を向ける、そういう日になっていくということが大切だろうと思います。 歴史といえば、日本人、特に若い世代……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 私、特に法務省の案件について詳しい人間じゃないんですが、日本維新の会が進めている道州制あるいは統治機構の改革との関連、特に道州制は、中核となる都市の集積といいますか都市の再生というか、それと一体となって進められるべきものだと思っておりまして、その観点から、今回のこの法案、改正案についても、直接ではないんですが、基本的には同じ、共通な課題を抱えているんじゃないかという観点から、質問に立たせていただいた次第であります。 まず、道州制をこれから進めていくというのは我が党が標榜しているところでありますけれども、かなり経済的な必然性があると思っておりま……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 日本維新の会、きょうは、最初は松野、そして松浪、そして松田と、三本目の松でございますけれども、松野委員の方からは追及型の質問をさせていただいて、その後、松浪委員からは提案型、私の方からはチェック型の質問をさせていただく。 チェック型といいますのは、政治の大事な課題というのは、時の国の本質的な課題をしっかりと有権者に説明し、大事な課題を説得していくということだと思うんですが、別に、安倍政権の経済政策を否定する、反対するということではなくて、それをきちっと国民と共有しているかどうか、この観点からいろいろな御答弁をいただければということであります。……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 今国会から国土交通委員になりまして、ぜひよろしくお願い申し上げます。 そういうことで、最初でございますので、既に国交委員会では随分と議論されていることかもしれませんけれども、大臣の基本的な認識を何点かお聞かせいただければと思っております。 まず、今、アベノミクスの中で、公共投資、これは第二の矢という大変重要な位置づけになっているわけですが、私は、アベノミクスはまだ、実体経済との関係で見れば、日銀にお金を積んで、それが実際にマネーになるには、金融機関がお金を貸し出さなければマネーにならない。また、公共事業も、予算は積んだけれども、これはやはり……
○松田委員 日本維新の会の松田学と申します。 今、日本維新の会の高橋委員から、地元北海道ということで質問させていただきましたが、私は実は財務省から国土交通省の北海道局に出向したことがございまして、そのときもいろいろな北海道に対する思いがありましたので、その思いもちょっと入るので、若干今までの委員の質問とはトーンが違うかもしれませんが、ちょっと違う角度からの質問を幾つかさせていただければと思います。 日本維新の会の代表であります石原慎太郎代表がよく言う言葉なんですが、毛沢東の矛盾論というのを引用してきて、目の前の矛盾の背後には必ず主要矛盾がある、主要矛盾に目を向けなければ問題は解決しないとい……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。 今、日本維新の会、中丸委員の方から質問させていただきましたが、前通常国会に引き続きましてメンバーは同じでございます。なお、今国会もよろしくお願いいたします。 私の方は、十分だけ時間をいただいております。 先般、内閣委員会で海外に出張してまいりました。海外というのは、スウェーデン、エストニア共和国、バルト三国の一つですね、それからデンマーク、ドイツの四カ国でございまして、前平井委員長以下、各党から理事等が出張に行ってまいりました。 行った趣旨は、先般の国会で審議いたしまして成立しましたマイナンバー法に関しまして、個人情報のIDカードというかIDシス……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。 今臨時国会、内閣委員会、重要な法案が、国家戦略特区法案そして公務員制度改革法案。どう考えても、十一月五日の閣議決定、もう既に国会が始まってから二十日も経過してからの閣議決定ということで、この二つの法案を仕上げて参院に送って成立させるというのは、物理的に見ても、誰が考えてもかなり厳しいんじゃないかというふうに思わざるを得ないんです。 私も役人出身ですから、調整が大変なのはよくわかるんですけれども、こういうことをやっていますと、やはり自民党は国会を軽視しているんじゃないかとか、そういうちまたの声もちらちらと聞こえてきたりしていますので、できるだけきちっと……
○松田委員 維新の議員がきょうはもう三人質問させていただきました。私は、総括的なことを大臣に御確認させていただきたいと思っています。 この国家戦略特区法案、我々、法案だけを見ると、成長戦略の柱の一つにしては余りにも内容がなくて、もうすかすかではないかというイメージで、これはとてもじゃないけれどもという感じがあったんですね。いろいろと今ここで議論してきまして、これはその枠組みをつくっているもので、中身はこれから充実させていくんだという御答弁も随分いただいてきましたので、それは確かにそうかなという思いがするようになっています。 ただ、どうしても、こういう法案を審議するに際して、やはり本当は欲し……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。 本日、最後の質問になります。稲田大臣におかれましては、朝早くからお疲れさまでございます。 御案内のように、昨日、秘密保護法案、私ども、修正法案には賛成ですが、採決のあり方に対して反対ということで本会議を退席させていただきまして、その後、ちょっと私どもとしては国会が正常化していないという状態だったんですが、この委員会につきましては、大変重要な議論が行われる場だということで、ほぼ朝一番から私どもは審議に応じさせていただいているところでございます。 ただ、その余波で、私、官房長官に随分とお聞きしたいことがあったんですが、官房長官不在の時間とちょっと重なり……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。 先週二十七日には、この改革について、どちらかというと改革を進めるとこういういろいろな課題や問題が出てくるという立場から私は質問いたしました、何となく守旧派に聞こえたかもしれませんが。財務省の論理を省益ではなく国益だと言わせたりとか、そんなこともちょっとありましたけれども、きょうは、少し改革派の観点から、この法案、少し足りないんじゃないかという視点からの御質問をさせていただきたいと思います。 私ども維新の会、そしてみんなの党と一緒に修正を出させていただいていますが、それは二〇一〇年に自民党がみんなの党と共同提案で出したものに立ち返れというか、その内容で……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。よろしくお願いいたします。 先週の金曜日に次世代の党という党が正式に結党されまして、国会の質疑は、私が次世代の党ができてから最初の質問をするということに相なりました。よろしくお願いいたします。 ただ、私、厚生労働委員ではございませんで、必ずしも専門家ではございませんので、ただいまいろいろな議論をちょっと聞かせていただいて、やはり根絶に向けて、販売業者に対して取り締まりをしっかりやる、これはもう当然やらなければいけないことである、それを前提にした上で、ちょっと違う視点からも、この問題について根本的なことも考えなければいけないなという気もしております……
○松田委員 日本維新の会が続きますが、短い時間ですので。 時間が余りないので、私の方からは、基本的に国土交通政策を考えるに当たって踏まえるべき点について、ちょっと大臣に御提案をするということでお聞きいただければと思います。 お手元に資料を配っていると思いますが、これは名目公的固定資本形成、いわゆるIG、それと建設国債の発行額。これをごらんいただきますとわかりますように、九〇年代に比べて、いわゆる小泉構造改革のときに公共事業を削減して、それからコンクリートから人へということで、かつての半分ぐらい、IGも半分、建設国債も大体半分ぐらい、一旦ここまで縮小して、それが今度、アベノミクスでまた少し盛……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 よく最近の日本をあらわす言葉として、課題先進国という言葉があります。これは、日本が世界で最初に人類共通の課題に直面する国である、そういう意味での先進国になったと。課題を最初に解決した国は、その分野で世界一、ナンバーワンをつくっていけるんだという意味で、非常に前向きの日本をあらわす今の現状ですが、そういった中で、日本の課題というのは、世界に応用できる課題というのは、それぞれいろいろなものがあると思います。 私は、日本のリーダーシップというのは、どういうものが世界共通の課題なのかを日本がみずから定義するというか、アジェンダ・シェーピング・リーダー……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 コンパクトシティー、言われて長い課題ですね。本格的に取り組む法律ができるというのは大変望ましいことだと思っております。 日本は、言うまでもなく人口減少社会であり、高齢化社会になっていく。そうなっていきますと、郊外に拡大した居住が、だんだん、一人当たりのインフラコストがどんどん高くなっていくという傾向にあります。持続可能性、持続可能な社会をつくっていくためにも、これはぜひやらなければいけないということだと思います。 社会コストが高まっていく。郡部から人口をだんだん撤退させて、戦略的に都市の中に集住させていく。ただ、そのためには、それぞれの都市……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 二十分の時間でございますし、道路の問題は多くの方が同じような疑問を持つ問題がたくさんあるんですが、十分に審議もされているところではないかと思いますので、繰り返しにならないように、ちょっと別の観点から、少し基本的なインフラ整備や道路の整備の考え方についてお考えを伺いたいと思っております。 お手元に、これは前の一般質疑のときに配った資料と同じでございますけれども、政府投資、名目公的固定資本形成、いわゆるIGと言われるものですね。これをずっと九〇年度からたどってみますと、ごらんいただくとわかるように、九〇年代に四十兆円以上に膨らんだものが、今度は二……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 少なくとも今通常国会中は日本維新の会だと思いますので、よろしくお願いします。 本日は、先般も財政制度審議会が財政の長期推計、これから日本の国は大変な高負担ということを予測させるような、そういう経過が出ましたけれども、インフラ整備も国債に依存しているわけにもいかないわけでございますし、やはり受益と負担の関係とか税の論理というのをこれからますますきちっと説明できなければいけない、そういうものでないといけないという観点から、きょうは、かつて道路特定財源と言われたものと、それからJR北海道に関する問題について、そこを中心にお聞きしたいと思います。 ……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 今通常国会、内閣委員会最初の質問でございますので、私どもが重要と考えている論点について、できるだけ満遍なく御質問させていただければと思います。 先般、予算委員会の基本的質疑で私も総理以下に申し上げたんですが、言葉が大変巧みな政権ですね、レトリックが上手な政権であると。そのレトリックにふさわしい、本当に実効のある改革をぜひやっていただきたいということを申し上げたつもりでございます。 まず最初に、道州制なんですけれども、安倍政権は道州制も掲げているという認識をしているんですけれども、この道州制というのは、これから日本が世界のいろいろな潮流の中で……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。よろしくお願いします。 このタイミングで、甘利大臣がTPPの交渉から帰国されての審議となりますと、どうしてもTPPに関心が集中しがちだと思いますが、あくまで所信に対する質疑ということでもありますので、後でTPPにも触れますけれども、基本的な経済運営の担当大臣という立場でお答えいただければという質問をさせていただきたいと思っております。 まず、いわゆるアベノミクスの担当大臣としてですね。よく巷間、いろいろな方に話を聞きますと、一部の方は非常に潤っているけれども、多くの方が、いまいち景気回復の実感がないという方がまだ結構いらっしゃるというか、ちまたの声です……
○松田議員 今、杉田委員御指摘のとおりでございまして、人事に関する機能は、現在、政府の中で一元化されていないということで、総務省、人事院、財務省などに分散されている。内閣人事局は、幹部人事を一元管理する、そして、人事に関する機能も一元化して、内閣主導の幹部人事を支えることができる体制をつくるということが趣旨でありますが、政府案では、任用、採用、その他いろいろな事務について、内閣人事局と人事院との間で複雑な業務分担になっている。また、級別定数の設定も内閣人事局の権限とはなっていますが、人事院の意見を十分に尊重するという規定がありますので、人事院の関与が大幅に残っているということになっています。 ……
○松田委員 維新の会の松田学でございます。本日は、全て菅官房長官にだけの質問になりますが、よろしくお願いいたします。 先般、この内閣委員会で可決されました、本会議でも通りました、国家公務員制度改革法案が衆議院を通ったわけですが、今度、これから内閣人事局ができて、内閣主導人事ということになりますと、これまで以上にやはり恣意的、情実的な人事がないように、これはもう本当に心がけなければいけないというふうに思いますし、役人の間で俺が俺がという風潮が余り蔓延しますと、本当に何のために役人がいるのかということにもなりかねませんので、そこは十分心がけていただくことを期待しております。 私ども維新の会がこ……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 前回の一般質疑のときに引き続いた質問がちょっとございますので、まず官房長官に何点かお伺いしたいと思います。 お手元に資料が配ってありまして、前回の質疑の結果、こういう記事が出まして、これは見事に官房長官にやられたなという感じなんですが、恐らくメディアはこういうことには専ら注目されるでしょうけれども、私が一番聞きたかったのは、公務というのが、職業選択の自由の中で、出入りがよりやりやすくなる、それによっていい人材が集まるようにする、我々日本維新の会は、意欲と能力がある、頑張ろうとする人が頑張れる社会を目指していますので、そういった意味で、それは公……
○松田委員 日本維新の会の松田学と申します。どうぞよろしくお願いします。 日本維新の会、維新という名前がついていますように、この日本の社会、経済の仕組みそのものを組みかえていこうという、そういう統治機構の改革を含めて、そういう政党でございますので、今回、新しい機構ができるわけですけれども、それがシステムとしてちゃんと動くものかどうか、そういう設計の視点もちょっと加えながら御質問させていただきたいと思っております。 日本の国は、かねてから、課題先進国という言葉がありますように、人類共通の課題に世界で最初に直面する国になった。その中でも最も大きな課題というのは、多分、超高齢化社会。超高齢化社会……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 本日は、健康・医療戦略推進法案、最後の質問ということでございますので、私からは、この戦略を進めるに当たって、人、情報、金それから組織と、時間の許す範囲で順次御質問させていただければと思います。 まず人なんですが、先般、一般質疑の際に官房長官とも御議論させていただきましたが、やはり、公務員制度改革を内閣主導でやっていく中に当たって、官の人材活用だけじゃなくて民の人材活用、私はやはりここも非常に重要な点だと思っています。 先般、参考人質疑の際に、山中教授に、いろいろな専門家の方から私も耳にしていたんですけれども、余り政治主導で人事をやって、それ……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 甘利大臣、TPP問題でお悩みのときに、この委員会で全く別の議論をさせていただくのも大変恐縮ではございますが、ちょっと消費税を中心に、大変重要な問題なので、幾つか確認をさせていただきたいと思っています。 前回の一般質疑で、私の質疑の際に、本日お配りのお手元の資料の三枚目、同じものを配っていますが、その際に、前回、九七年のときの消費税引き上げのときに、四―六月期は反動減で落ち込んだけれども、七―九月期は巡航速度の成長に回復している、消費税の影響というのは一旦そこで消えて、不況というのは、その後の、十一月の大手金融機関破綻を契機にした、そういった意……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 私も、役人時代に国際交渉の裏方をやったことがございますが、徹夜をしたことがございますけれども、大臣におかれては、本当にお疲れさまのところ恐縮ですが、私の質問は、大臣もお得意の経済談義から始めますので、どうぞリラックスをして御答弁いただければと思います。よろしくお願いします。 消費税が八%に上がって、いろいろな経済指標もそろそろ出始めると思いますけれども、これまでの推移から見て、消費増税で景気が腰折れするという、多くの方が心配していた事態は私はそんなに心配はないんじゃないかという感じがしています。 心配なのは、むしろ、アベノミクスそのものの効……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 内閣委員会というのは、多分、国家の基本問題というのを議論する、審議する場だと思いますが、このゴールデンウイーク中も、いろいろな意味で国家の基本問題にかかわる報道がなされたり議論が行われたところだと思います。いろいろと通告させていただきましたが、時間のある範囲で議論をさせていただければと思っています。 まず、安全保障について、お忙しい菅官房長官においでいただいていますが、集団的自衛権についてこれからいろいろ議論が本格化していくかと思いますが、その前に、ちょっと基本的なところだけ確認をしておく必要があるかと思いまして、ゴールデンウイーク中も、五月……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 私の方からは、この後、維新の会の議員が続いて質問に立ちますので、その前ぶれとしまして、中身の話の前に、先般、代表質問でいろいろ聞かせていただいた点について、行政改革の基本的な姿勢というか、そのあたりを中心に、もう一度さらに突っ込んだ御答弁をいただきたいということで、最初、若干の質問をさせていただいて、残りの時間を、民主党、みんなの党共同提案の法案について幾つかの確認をさせていただければと思っております。 まず、きょうも説明責任という言葉が何度も出てきていますが、そもそも今回の法案の、国民が納得するような説明というのを、先般も代表質問で聞かせて……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。 内閣委員会の一般質疑なものですから、先般、安保懇談会の報告書が出たというタイミングでもありますので、今までは、法制懇でいろいろな議論が行われている最中の中で、なかなか中身は御答弁いただけないという御答弁が中心だったんですが、これから与党内の調整という、できるだけ国会で中身の議論ができるようにしていただければと。よろしくお願いしたいと思います。 それで、その議論が本格化する前に、若干、憲法解釈との関係で見解を確認しておきたいことが何点かございますので、幾つか御質問させていただきます。 まず、この報告書を見て、私、ちょっと違和感を感じたのは、大……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、もともとできの悪い文科系でございますので、原子力政策といっても、本当に突っ込んだ議論ができるような資格はないんですが、与えられた十五分で、極めて文科系的な質問を幾つか科学技術担当大臣等にさせていただければと思います。 三・一一が起きたときに私が非常に感じたのは、やはり、右肩上がりの西洋文明というのが、地球が支え切れなくなってきているんじゃないか。一種の循環型の、地球と共生するソリューションというのは日本がこれから出していかなきゃいけないんじゃないかということで、私は、これから、大げさな言葉で言うと、二十一……
○松田委員 お答えいたします。 中丸委員御指摘のように、この問題は、まさにサイバー戦争、安全保障の最も重要な問題であろうと思っております。 先ほど平井先生からも御答弁がありましたように、政府機関への脅威件数だけでも、一分当たり二回の頻度、二〇一二年度は約百八万回。民間も含めて、情報通信だけでなく、金融、航空あるいは鉄道、電力、医療、物流、日本の重要インフラがやられてしまいますと、社会の機能が麻痺してしまう。まさに、国民の生命と安全、財産を守るという安全保障の基本というところの基本にこのサイバー攻撃対策があろうかと思っております。 冷戦体制後、安全保障の概念、いわゆる国家間の戦争から、戦争……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 このいわゆるIR法案がようやく審議に入りまして、私も、理事会、理事懇のたびに、審議を促進してほしい、入ってほしいということをお願いしてまいりまして、関係者の皆様には感謝申し上げたいと思います。 そこで、本日は、日本維新の会の提出者に御質問したいと思っておりますので、よろしくお願いいたします。 まず、いわゆるカジノというものが日本で言われ始めたのが、二〇〇一年、当時の石原慎太郎東京都知事がお台場カジノ構想ということを出して、それからまた大阪の方でも、大阪府の方で、これは二〇一〇年、大阪エンターテイメント都市構想推進検討会というのが設置されまし……
○松田委員 日本維新の会の松田学でございます。 農水委員会での質疑は、本日が初めてでございますが、よろしくお願いいたします。 今般の法案も含めて、最近の改革は、四つの改革と言われているというふうに認識しております。一つは、産業政策の視点で農業を強い産業にする、もう一つは、地域政策ということで日本型直接支払いということだと思います。一連のこういった流れを見ていますと、かつて、日本の農業保護の手段というのが国境措置というものでなされていた、それをこれから、直接支払いといいますか、財政方式に徐々に移行していくのかな、しかも、デカップリング方式といいますか、そういった流れにあるように私は理解してい……
○松田委員 引き続き、日本維新の会、松田学でございます。 社外取締役の問題を中心に、いろいろな大臣のお考え等を聞かせていただければと思うんです。 実は私、財務省をやめてから当選するまでの間、そんなに大きくない会社ですけれども、ある上場会社の社外取締役というのをやっていたんです。社外取締役をやってみて、確かに、日本の企業の経営改革というのは、いろいろな、人材の多様性といいますか、多様な人材が企業に入らなきゃいけない、これはよくわかるんですが、自分がやってみて、どれだけ大きな貢献ができるのかなというのは実感が余りなかったというのが実態なんですね。 果たしてこれを広げていくことが本当に日本の企……
○松田委員 日本維新の会の松田学です。どうぞよろしくお願いします。 きょうは、中長期的な財政運営を中心に御質問したいんですが、その前に、私たち日本維新の会、改革保守ということを掲げている政党で、安倍総理も、いかなる既得権益といえども私のドリルから無傷ではいられませんというふうにおっしゃっていますので、そういう安倍政権の改革に向けた姿勢について若干の御質問を最初にさせていただければと思います。 最近、安倍総理は、新しい国づくりという言葉をよくおっしゃっています。私、この言葉は大変いい言葉だと思っていまして、かつて、日本を取り戻すという言葉を使っていましたが、どういう日本を取り戻すかよくわから……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。 経済産業委員会では初めての質問になりますが、杉田委員が女性活躍で活躍してもらうために、急遽差しかえということで質問に立たせていただきました。よろしくお願いいたします。 経済産業省といえば、戦後、日本の経済を引っ張って戦後システムを主導した、いわゆる日本株式会社という言葉がありますが、かつては業界と官庁とが縦割りで日本の経済システムをつくってきた時代において、私も大臣も大蔵省の出身でございますが、通産省というのは大蔵省と並ぶスーパー官庁、時には大蔵省を上回る人気官庁という役所だったんですけれども、どうも近年、この経済産業省は大きく役割も変わってい……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。 昨年の通常国会では財務金融委員をやっておったのですが、当時の日本維新の会の中でちょっとしばらく御無沙汰をしておりまして、次世代の党になりまして、また戻ってまいりました。よろしくお願いいたします。 ちょうど私の同期が局長になったときに戻ってきたので、大変よかったと思っております。早速、その同期の局長に、はなむけの御質問をさせていただければと、今も御答弁されていましたが。 今回、二法案が提出されたわけですけれども、これは日本とオーストラリアのEPAを国内で実施するための法整備でありますし、内容はちゃんとしていると思っておりますが、ただ、今回の改正……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。よろしくお願いします。 前回の委員会で、関税二法の質疑の最後の五分ぐらいで消費税等の問題についていろいろとお話をして、時間切れで十分できなかったんですが、そこからきょうはスタートさせていただきます。 まず、お手元に配付した資料、これは裏側になると思いますが、下の図は、前回配った資料をちょっと縮小したものですけれども、国民を将来世代まで含めて考えれば、消費税引き上げというのは本来、いわゆる世代間の負担を是正するものであって、将来世代まで含めたトータルの国民全体のいわゆる負担というのは変わらない、一定であるということを示している。 つまり、社会保障……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。よろしくお願いいたします。 私は消費者特委は初めてでございまして、初めての質問になりますが、そういったこともありまして、消費者行政とか消費者庁の基本的な、どういうような観点から進めていくべきなのかどうかについて大臣の所見をお伺いしながら、いろいろと議論を進めていただきたいと思っております。 消費者庁ができたのは、まだ私も現役の役人をやっていたころですが、福田政権のころにイニシアチブがとられて、当時大きな期待がかけられたように記憶しております。当時の福田政権は、生活者、消費者を主役とする社会というのを掲げておられて、それを実現するために真に消費者や……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。 これまた引き続きまして内閣委員会でお世話になりますが、よろしくお願いいたします。党の人数が少なくなりましたので、理事からオブザーバーに格下げになりましたけれども、御指導をいただけるよう、よろしくお願いいたします。 まず、きょうの審議も六時間に及ぶ審議ですので、ずっとやっていますと中には重複する質問も若干あるかと思いますが、最初にお聞きする質問は全く重複しないと思います。 我々次世代の党は、日本維新の会のときから是々非々ということで臨んできたわけでありまして、また、維新の会も次世代の党も、国家観そのものは安倍総理に大変近いものがあるんじゃないか……
○松田委員 次世代の党の松田学でございます。 前回の質疑で、私ども次世代の党が重視をしています、日本の国家レベルでの基本路線といいますか、それについて若干の御質問をさせていただいたことを受けまして、菅官房長官に何問か御質問させていただければと思っています。 その際に御答弁をされた中で、憲法改正については、安倍政権ということではなくて、自民党全体で、立党の精神であり、全議員がそういう精神を共有しているというふうに御答弁されたと思いますが、その憲法改正も含めて御質問したいと思います。 まず最初に、最近ちょっと話題になっております、日本国憲法第九条あるいはそれを守ってきた日本国民がノーベル平和……
○松田委員 次世代の党、松田学でございます。 私は、次世代の党を代表して、今般の給与三法案に対して、反対の立場から討論をいたします。 我が国におきましては、かつて大平政権が一般消費税の導入に失敗して、増税なき財政再建が掲げられて以降、三十年以上にわたり、歳出削減、行政改革による財政再建努力が続けられてきましたが、OECD加盟三十四カ国の中で比較した我が国の客観的な数字を見ますと、労働力人口に占める一般政府雇用の割合は下から二番目、一般政府の雇用者報酬の対GDP比は最低の水準にありまして、少なくとも、量的には先進国でも最も小さな政府であるという事実があります。 ただ、たとえそうであっても、……
○松田委員 次世代の党の松田学です。よろしくお願いいたします。 この法案そのものは、犯罪者の側に立たない限り、基本的にやらねばいけない法案だと思いますので、この法案の是非よりも、むしろ、今回、せっかくの機会ですので、治安を担当している大臣としての基本的な姿勢を何点かお伺いさせていただければと思っております。 実は、私、旧大蔵省の出身で、国際金融局で外為法を担当しているところにいたときに、このFATFがまだできて間もないころなんですが、九〇年に四十の勧告を策定して、その直後、九一年ごろ、この会議によく出席をしていたという経験があります。 当時、日本ではそれほど、マネロンに対する意識が余りな……
○松田委員 次世代の党の松田学です。 お忙しいところ、官房長官、ありがとうございます。 まず、先般の議論の続きにもなるんですが、従軍慰安婦問題に関しまして、お手元の配付資料の一番最初のところに、これは、次世代の党が今、国会決議、いわゆる慰安婦問題について対外発信の強化を求める決議の案を作成して、先般、山田幹事長が自民党の谷垣幹事長のところに御協力の御相談に伺ったところであります。ここでも、いわゆる強制連行を示す証拠が見つかっていないことを改めて確認する、国際社会への働きかけを強化してほしい、戦略的な対外発信を行うことを強く求めるという決議案を作成しているわけであります。 これはこれとして……
○松田委員 日本維新の会の松田学と申します。 私、財務省の出身なんですが、一応こういう立場になりましたので、財務省の考え方とは別に、自由にいろいろな提案とか議論をさせていただいていまして、また、維新の会が、反対する野党ではなくて提案型の野党といいますか、是々非々でやるということでいろいろと提案させていただいているんですが、予想どおり、型どおりの答弁しか政府から得られないので、きょうはちょっと自由な発想で議論をさせていただければというふうに思っています。時間が十五分しかないので、三点ぐらいに絞りたいと思います。 一つは、これはちょっと私の長年の個人的関心でもあるんですが、ワイズスペンディング……
○松田分科員 日本維新の会の松田学です。 今、我が党の小熊委員の方から、原発に関連する放射性物質の質問をいたしましたが、私はアスベストに関して取り上げてみたいと思っております。 日本維新の会の立場から見ても、このアスベストの問題は、私も必ずしもふだんから追いかけている人間ではありませんし、また、環境委員会でも大気汚染防止法の改正がこれから審議されると聞いておりますが、国の役割といいますか政府の機能といいますか、その点から一度この問題はしっかり議論しておかなければいけないという思いで質問をさせていただく次第であります。よろしくお願いいたします。 日本維新の会は個人や地方の自立ということを唱……
○松田委員 日本維新の会、松田学でございます。どうぞよろしくお願いいたします。 私は、この独法の法案の審議において、主として行政改革の観点からいろいろと今までも議論させていただきまして、先般の本会議でもその観点から何問か御質問させていただきました。 基本的に日本における行政改革というのは何なのかということを考えると、既に何度も申し上げているように、量的な規模の意味では、日本の政府というのは、OECDなんかで比べても、先進国で最も小さな政府に入っている。こういう状態において、日本の行革というのは何なのか。 もちろん、さらに無駄の削減は当然しなければいけませんが、量的なスリム化を図るよりも、……
○松田分科員 日本維新の会の松田学でございます。 私は、どちらかというと経済財政畑なので、田村厚労大臣には多分初めての質問になると思いますが、よろしくお願いいたします。 経済財政分野といいましても、私、実は財務省にいたときに大変変わった出向ポストがありまして、東京医科歯科大学の教授という出向ポストがございまして、そちらに二年間おりました際に、いろいろと病院経営とかそちらにも少しかかわったこともございまして、当時から医療問題にはいろいろな意味で発言するようにもなりました。 その中で、今、医療財源の問題とか、日本は、財政は厳しいけれども、御案内のように、金融資産を莫大に民間は持っている、それ……
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