このページでは若宮健嗣衆議院議員の49期(2021/10/31〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は49期国会活動統計で確認できます。
○国務大臣(若宮健嗣君) ただいま議題となりました消費者契約法及び消費者の財産的被害の集団的な回復のための民事の裁判手続の特例に関する法律の一部を改正する法律案の趣旨を御説明申し上げます。 近時の消費者契約に関する環境の変化、消費者被害の発生状況やその回復のための措置の運用状況等を踏まえ、消費者が事業者と安全で安心して取引を行うことができる環境を整備する必要があると考えられます。そこで、消費者と事業者との間の情報の質及び量並びに交渉力の格差に鑑み、消費者の利益の擁護を更に図るため、契約の申込み又はその承諾の意思表示を取り消すことができる類型を追加する等の措置を講ずるとともに、被害回復裁判手続……
○若宮国務大臣 牧原委員にお答えさせていただきます。 牧原議員は、これまでも消費者問題に非常に熱心に取り組まれていること、改めて敬意を表したいと思います。 また、御指摘のとおり、来年四月から成年年齢引下げ、十八歳、十九歳の方を始めといたしました若年者の消費者被害の防止、これは非常に重要な課題だというふうに認識をいたしてございます。 来年の四月のこの引下げを見据えまして、主に若年者に発生している被害事例を念頭に置いた上で、平成三十年、消費者契約法の改正におきまして、社会生活上の経験の不足を利用した不当な勧誘行為に対する取消権の追加を行ったところでございます。またさらに、若年者の被害も多い詐……
○若宮国務大臣 岩谷委員にお答えさせていただきます。 最初に私がおっしゃったと、改めて敬意を表したいと思います。また、今後ともどうぞ御指導のほどよろしくお願い申し上げます。 今御指摘になりました大阪・関西万博、これはまさに、新型コロナを乗り越えた先の新たな時代に向けた国家プロジェクトでございます。地域の魅力、日本の科学技術を世界にアピールをし、地域活性化等を通じました強い経済の実現につなげる絶好の機会だというふうに私も思っております。 本年八月に、万博を支えます周辺インフラの整備、この具体計画となりますインフラ整備計画を政府の国際博覧会推進本部で決定もいたしました。広域的な交通インフラの……
○若宮国務大臣 知的財産戦略を担当する内閣府特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 知的財産戦略については、日本のイノベーションを活性化し、国際競争力を強化するため、スタートアップ、大学を中心とする知財エコシステムの構築、企業における知財、無形資産戦略の開示、ガバナンスの強化、国際標準の戦略的な活用を推進するとともに、デジタル時代に適合したコンテンツ戦略等の推進に向けて取組を進めてまいります。 手塚委員長を始め理事、委員各位の御理解と御協力を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
○若宮国務大臣 今委員が御指摘になられたポイントというのは非常に重要なポイントだと思ってございます。 政府でも知的財産戦略本部の会議を開かせていただきながら、今委員の御指摘、確かにおっしゃるとおり、金融機関の中で、知的財産、あるいは、その持った特許のものがどれだけの価値を持っているのかということ、委員が実際に会社経営をなされて、銀行の中で実際に評価をする方がなかなか目利きができていないというような御経験を踏まえた形のお話だと思っておりますので、非常に重要なポイントだというふうに思っております。 企業の知財、無形資産の投資、活用戦略、これは、投資家や金融機関が適切に評価をして企業価値の向上や……
○若宮国務大臣 公正取引委員会に関する事務を担当する大臣として、御挨拶を申し上げます。 公正かつ自由な競争の下での経済活動は、社会の活力を生み出し、経済の成長力を高め、ひいては国民生活を豊かなものにします。我が国経済の健全な発展を実現し、国民全体の福利を確保するためには、経済実態に即応した競争政策を展開することが必要です。 そのために、公正取引委員会による厳正かつ実効性のある独占禁止法の運用が確保されるよう、全力で職務に当たります。カルテルや入札談合を厳しく取り締まることはもとより、買いたたきなどの中小企業に不当に不利益を与える下請法違反行為や優越的地位の濫用行為等の取締りを強化するととも……
○若宮国務大臣 今落合委員御指摘のとおり、このデジタルの分野、非常にまだまだ新しい分野でもございますので、私の担務いたしますこの公正取引に関する案件につきましても、しっかりと取り組んでいかなければならないという認識は同様に持っているところでございます。 経済のデジタル化の進展、本当に急速に進んでいるかと思いますが、デジタルプラットフォームは革新的なビジネスを生み出す大きな基盤となっているとともに、消費者の利便性も大きく向上させているところでもあろうかと思います。まさに今、現時点においては、社会にとって不可欠なインフラともなっているというふうに認識をいたしているところでございます。 一方で、……
○若宮国務大臣 お答えをさせていただきます。 今委員がおっしゃられたように、東京オリンピック・パラリンピック、このチケットの代金の払戻し、これが行われたところでございます。このような返金の対応がなされたことについては、国民の皆様方からも非常に評価が高かったということは承知をいたしているところでもございます。 一般論として申し上げまして、消費者に向き合って、消費者の理解を得つつ、その立場に立って対応していくこと、これは非常に望ましいものというふうに考えてございますが、消費者契約法その他法令を含めた消費者行政を所管する立場といたしましては、個別の返金対応に対する評価については述べることは差し控……
○若宮国務大臣 消費者及び食品安全担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 コロナ禍における新たな日常や、デジタル化の進展など、消費者を取り巻く環境は複雑化、多様化しており、消費者政策の課題も日々変化しています。こうした課題に対し、現場の声を聞き、消費者目線という横串を貫いていくことが重要であり、消費者行政の司令塔として、関係省庁と連携し、これから申し上げる施策の推進にしっかりと取り組んでまいります。 まず、今国会に提出しました消費者契約法及び消費者裁判手続特例法の改正案について申し上げます。 消費者契約を取り巻く環境の変化を踏まえ、消費者が事業者と安全、安心に取引を行うことができるよ……
○若宮国務大臣 委員がおっしゃるように、最近の消費者を取り巻く環境の変化、これは、社会のデジタル化の進展に伴います消費生活のデジタル化の進展が挙げられるかと思います。まさに、インターネット通販に関する消費生活相談の件数も増加してきているところでもございます。 消費者庁におきましても、こうした環境の変化に機敏に対応していく必要があろうかというふうに認識をいたしているところでもございます。 例えば、インターネット上でも提供されておりますサブスクリプションに関しまして、本年六月に施行されます改正特定商取引法におきまして、契約の重要事項を申込みの最終確認画面で表示をする義務を課すなど、消費者被害の……
○若宮国務大臣 お答えさせていただきます。 消費者裁判手続特例法の施行後、四件の訴えが提起されたほか、訴えに至る前に任意の返金により解決をされるケースも複数見られるなど、一定の成果が上がっているものの、事案の数あるいは救済の規模などについてはなお広がりを欠くとの御指摘もいただいているところでございます。 その原因といたしましては、現行法におきましては、対象となります事案や和解可能な範囲が限定をされているなどにより、取組対象とし得る事案が限られていること、また、特定適格団体の事務負担などから、現実的に対応可能な範囲が限られていることなどが指摘をされているところでもございます。 そのため、今……
○若宮国務大臣 お答えさせていただきます。 まず、検討会報告書に寄せられました御意見につきましては、同報告書について、令和三年九月の二十一日から同年の十月の二十一日まで意見募集を行ってございます。この際に提出をされました御意見のことを指しております。 また、消費者団体及び経済団体など、幅広く御意見がこの中では寄せられたものというふうに承知をいたしているところでございます。 次に、関係方面からの御意見ということにつきましては、同報告書を公表した後に、複数の消費者団体や経済団体と意見交換を行ってございます。その際に各団体から出された御意見のことを指しているということでございます。
○若宮国務大臣 デジタル田園都市国家構想担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 デジタル田園都市国家構想は、新しい資本主義実現に向けた成長戦略の最も重要な柱の一つであり、自動配送、ドローン宅配、遠隔医療、オンライン教育、リモートワークなど、デジタル技術の活用により、地域の個性を生かしながら、地方を活性化し、持続可能な経済社会を目指すものです。 デジタル基盤を整備した上で、人口減少、高齢化、産業の空洞化など、地方が抱える課題をデジタルの力を活用することによって解決し、地方から国全体へのボトムアップの成長、持続可能で心豊かな暮らしを実現していきます。 具体的には、まず、5Gや光ファイバー……
○若宮国務大臣 私の方も、岸田総理から、関係大臣と協力して、人口急減地域への支援強化、東京一極集中の是正に取り組むとの御指示をいただいておりまして、野田大臣始め関係大臣と連携して頑張っている、そういうことでございます。
【次の発言】 昨年の十一月にデジタル田園都市国家構想担当大臣を拝命した際に、岸田総理からは、世界とつながるデジタル田園都市国家構想の具体化に向けて、関係大臣と協力しながら、地方からデジタルの実装を進め、新たな変革の波を起こして、地方と都市の差を縮めるとともに、デジタル実装を通じた地方の活性化を推進をしていきなさい、こういった御指示をいただいたところでもございます。
もう委員も……
○若宮国務大臣 デジタル田園都市国家構想、これは新しい資本主義におけます成長戦略の重要な柱の一つでございます。委員が御指摘のように、人口減少ですとか、少子高齢化、あるいは地方の産業の空洞化などの社会課題に直面する地方にこそ、新たなデジタル技術を活用するニーズがあるというふうに考えているところでもございます。 こうしたことを踏まえまして、デジタル技術の活用によって、地方の個性を生かしながら、地方の問題解決あるいは魅力向上を実現して、地方から全国へのボトムアップを、成長を目指していこう、こういった考えの下で執り行ってございます。 私自身、担当大臣を拝命して以来、様々なところへ足を運ばせていただ……
○若宮国務大臣 国際博覧会担当大臣、共生社会担当大臣、また、食品安全、クールジャパン戦略を担当いたします内閣府の特命担当大臣として、所信の一端を申し述べます。 二〇二五年大阪・関西万博に向けて、万博特措法に基づき閣議決定された基本方針の下で、各国への参加招請活動、会場及び周辺インフラの整備、万博開催に向けた全国的な機運の醸成、企業等の積極的な参画の確保など、万博開催に向けた準備を政府一丸となって加速してまいります。 大阪・関西万博のコンセプトは、未来社会の実験場です。昨年十二月に、最先端技術の実証、実装等を行うために必要となる予算の確保、新たな制度設計等の措置を盛り込んだアクションプランを……
○若宮国務大臣 先ほど来、平先生のお話を伺っていまして、様々な分野で、このデジタル関連での日本の世界に対する戦略、非常に重要だなというふうに思っております。 今私の担務となっておりますクールジャパン戦略につきまして、御答弁させていただきます。 私ども、我が国は漫画、アニメ、多様な知的財産を有するコンテンツの大国であるというふうに認識いたしているところでございます。 近年、これらの分野におきましてNFTが導入され、例えば、デジタルアートに証明書を付して流通させる、あるいは、カソコン、こういった仮想コンテンツを資産として高付加価値化するということの取組を展開しているところでもございます。 ……
○若宮国務大臣 堀場先生の御自身の体験に基づくいろいろな御見識に、改めて敬意を表したいと思っております。 今御指摘になりました障害者の方々への合理的配慮の必要性、この意義、こういったものというのがなかなか一般的に分かりにくいのが現状かと思っております。 まず、合理的配慮と申しますのは、障害者の方々が日常生活又は社会生活において受ける様々な制限をもたらす原因となる社会的な障壁を取り除くために、その実施に伴う負担が過重でない場合に、特定の障害者の方々に対して、個別の状況に応じて講じられるべき措置であるというふうに認識をしているところでございます。まさに、先生おっしゃるとおり、合理的配慮の推進、……
○若宮国務大臣 議員の今御指摘なさったとおり、合理的配慮の推進、これは共生社会の実現に向けました重要な取組であるというふうに認識をいたしております。コロナ禍におきましても、様々な障害特性に応じた合理的な配慮が提供されることは非常に大切だというふうに思っております。 お尋ねのように、新型コロナワクチン接種の実施に当たりましても、厚生労働省から自治体に対して、視覚障害者が接種券等の郵便物の選別ができるように点字ですとかあるいは拡大文字での表記を検討することなど、障害特性に応じた合理的配慮の提供について協力を依頼するとともに、自治体の合理的配慮の好事例の周知を行っているところでもございます。 ま……
○若宮国務大臣 今委員がるるいろいろ御指摘いただきましたように、行政においてはやはり多くの職員が日々行政文書を作成いたしているところでもございます。行政といたしましての意思決定あるいは事務事業を遂行しておりますけれども、こうした活動全般について、やはり現在及び将来の国民に対する説明責任、それこそ振り返ったときにどうであったのかということを検証するためにも、これが全うされるようなために、適正な公文書管理、これはしっかりと図っていかなければいけないというふうに思っているところでございます。 そのために、ルールを設ければ足りるということではなくて、やはり、先ほど来御指摘いただきましたように、様々な……
○若宮国務大臣 今委員からお話がございました障害の表記につきましてでございますが、これまで、障害者政策委員会におけます議論などにおきましても、「害」の字を用いることに否定的な御意見、これがある一方で、社会の障壁自体が障害者の方をつくり出してしまっているという考え方もございまして、「害」の字を用いることが適当であるというような御意見もあります。 こういった様々な、両方に分かれた御意見があるというふうに承知をいたしているところでもございますが、この障害の表記につきまして、障害当事者の御意向、あるいは世論の動向などを踏まえることが大切であるというふうにも考えるところでもございます。 この表記に関……
○若宮国務大臣 お答えさせていただきます。 委員もお話しになりましたが、デジタル田園都市国家構想、これは、まさに岸田内閣におけます新しい資本主義における成長戦略の最も重要な柱の一つでございます。高齢化あるいは過疎化などの社会課題に直面する地方にこそ、この新たなデジタル技術を活用するニーズがあるというふうに認識をいたしているところでございます。 このデジタル田園都市国家構想、例えば、委員も御指摘になりましたけれども、自動配送ですとかドローン宅配、あるいは、先ほど医療MaaS、御指摘になりましたけれども、遠隔医療、そしてまたオンライン教育、あるいはリモートワークなど、デジタル技術の活用によりま……
○若宮国務大臣 昨年八月に、万博を支える周辺インフラ、この整備の具体的な計画となります大阪・関西万博に関連するインフラ整備計画、国際博覧会推進本部で決定をいたしたところでございます。 このインフラ整備計画というのは、計画に位置づけられました事業について万博までに整備をされることや、万博が終わった後の地域の社会経済活動の基盤となるような形での、関係省庁、オール・ジャパンで着実に取り組むことを確保するものでございまして、例えば、会場へのアクセスの向上、それからまた安全性の向上、さらに、にぎわいや魅力の向上といった点が含まれてございます。 また、さらに、万博は、委員も御承知のとおり、半年ぐらいの……
○若宮国務大臣 大阪・関西万博の誘致の際から開催の決定後の現在に至るまで、谷川委員を始め御地元大阪の自民党の先生方には大変な御尽力をいただいておりますこと、改めてこの場をかりまして感謝申し上げたいと思っております。 委員御指摘のとおり、大阪・関西万博は、まさに国が主体となって国家全体で取り組むべきナショナルプロジェクトだというふうに認識いたしてございます。二〇二〇年の十二月には、大阪・関西万博の準備、運営に関します施策の推進を図るための基本方針を閣議決定をさせていただきました。この基本方針に沿いまして、各国への招請活動、そしてまた、大阪・関西万博のコンセプトといたしております未来社会の実験場……
○若宮国務大臣 小倉委員にお答えさせていただきます。 デジタル田園都市国家構想、これは、人口減少ですとか少子高齢化、あるいは産業の空洞化などの社会課題に直面する地方にこそ新たなデジタル技術を活用するニーズがあることなどを踏まえまして、このデジタル技術の活用によって、地方の個性を生かしながら、地方の課題解決、魅力向上を実現して、地方から全国へのボトムアップの成長を目指すものでございます。 私自身、やはり地方にとっての不利、それからまた不便、あるいは不安、この三つの不をどんどん解消していかなければいけない、その解消をするのがこのデジタル田園都市国家構想の概念だというふうにも理解して進めていると……
○若宮委員 おはようございます。自民党の若宮健嗣でございます。 総理は、昨日、安倍総理の写真展にお立ち寄りになられ、そして、いろいろな意味で感無量になり、いろいろなことをお感じになられたと思います。当選同期でもあられ、様々な仕事を御一緒され、また、いろいろな思い出がたくさんあったと思います。 その安倍総理の下で、岸田総理は、外務大臣を四年八か月の長きにわたってお務めになりました。私も、その下で防衛の副大臣、あるいは外務副大臣をさせていただき、多くの海外の方々ともお目にかからせていただいた中で、日本の外交はすごいね、いい展開をしているね、こんな言葉を海外の閣僚やほかの要人の方からどれほど聞か……
○若宮国務大臣 今、五十嵐先生から御地元の切実なる状況をお伺いさせていただきました。また、五十嵐先生におかれましては、長年秘書をなさっておられたり、あるいは地元の県議会議員を長年にわたってやっておられたということで、御地元に関する様々な思い入れと、そしてまた愛情というのは並々ならぬものがあろうかというふうに思っております。 御質問のデジタル田園都市国家構想は、今、五十嵐先生がお触れになりましたけれども、高齢化、それからまた人口流出によります過疎化などの社会課題に直面するまさに地方にこそ新たなデジタル技術を活用するニーズがあるというふうに私自身も考えているところでございます。例えば、今後、自動……
○若宮国務大臣 まずもって、食品の表示に関してですけれども、これはやはり、消費者の皆様方の商品を選択するに当たっての重要な判断材料だというふうに思っております。産地を偽った商品が販売されること自体、これはまさに、消費者の信頼を揺るがす極めて深刻な問題だというふうに捉えてございます。 今回の、先ほど来の先生からのお話、一連の事案を受けまして、二月の八日に熊本県の知事も来庁いただきまして、原産地表示ルールの運用の見直しなど様々御要望をいただいたところでもございます。 ただ、委員も御指摘のように、違反を見つけるのは非常に難しいということが背景にあるのかなというふうにも理解をいたしているところでご……
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