このページでは、小宮武喜衆議院議員が提出した質問主意書に関する情報をまとめています。質問主意書の提出数、質問主意書の件名、質問と政府からの答弁の冒頭部分を一覧にしています。質問と答弁については衆議院ウェブサイトの本文に飛ぶことができます。
33期(1972/12/10〜)
日本旋網漁業生産調整組合の調整規程の変更に係る農林大臣の認可等に関する質問主意書
第72回国会 衆議院 質問主意書 第31号(1974/05/29提出、33期、会派情報無し)
質問内容次の事項について質問いたしたい。
一 我が国の漁業は、国民食料として欠くことのできない動物性たんぱく質の過半を供給しており、今後においても国民食生活の向上等に伴い、動物性たんぱく質の需要は盛んで、畜産物とともに水産物に対する期待は大きいところである。
しかも、漁業法に基づき水産動植物の繁殖保護又は漁業調整等の配慮の下に、農林大臣の許可を受けて行う大中型まき網漁業は、いわゆる多獲性大衆魚たるあじ…
答弁内容一について
政府としては、水産物価格の安定を図るため、従来から適切な生産調整の実施と併せて、主要産地における冷凍冷蔵施設等の総合的な整備、国の助成による冷凍魚の調整保管、主要消費地における大規模ストックポイントの設置等により需給調整機能の強化に努めている。
今後ともこれら諸施策の総合的な推進により適正な水産物価格の形成が図られるよう努めてまいりたい。
二について
日本旋網漁業生産調整組合か…
養鶏経営の安定に関する質問主意書
第72回国会 衆議院 質問主意書 第37号(1974/06/03提出、33期、会派情報無し)
質問内容我が国の養鶏家の経営は、昨年来の相次ぐ配合飼料価格の暴騰と卵価低落のきよう撃に遭い、崩壊の寸前に立ち至つている。このような状態が続くならば、養鶏経営を破壊すると共に、一般消費者に対する鶏卵の安定供給が不可能になることは必至であると考える。従つて、次の事項につき政府の見解を伺いたい。
一 鶏卵価格は、生産費の高騰にもかかわらず、四月以来著しく低落を続けており、回復の兆しが見られないが、当面の卵価の…
答弁内容一について
鶏卵の卸売価格は、末端消費の伸び悩み等により、本年三月以降大幅に値下がりし、現在キログラム当たり二百十円程度となつている。
このため、既に全国液卵公社は、前年の三倍以上の鶏卵を市場から買い入れており、また、生産者団体の自主調整保管措置も実施しているところであるが、今後においてはこれらの措置の強化拡充と、近々に実施する消費促進措置等により、現在の価格を底として、鶏卵価格は、横ばいない…
日本旋網漁業生産調整組合の調整規程の変更について、農林大臣と公正取引委員会との協議及び農林大臣の認可等に関する質問主意書
第73回国会 衆議院 質問主意書 第2号(1974/07/30提出、33期、会派情報無し)
質問内容日本旋網漁業生産調整組合は、去る五月十四日第十三回通常総会の決定に基づき、作業艇の削減、運搬船の隻数・トン数の規制等を内容とする調整規程の変更について、農林大臣に対してその認可申請を行つており、現在、農林大臣は、公正取引委員会と協議中であるときく。
このことに関して、次の事項について質問致したい。
一 農林大臣と公正取引委員会との協議は、慎重の上にも慎重に行い、合意に達するよう努めるべきである…
答弁内容一について
農林省と公正取引委員会とは、現在、密接かつ慎重な協議を行つており、その協議結果を待つて適切に対処してまいりたい。
二について
漁業生産調整組合は、漁業生産調整組合法第十条第一項第一号の規定に基づき、その事業として資格漁業に係る水産動物の採捕に関する制限の全部又は一部を行うことができることとされており、作業艇の制限についても、この一形態であると考える。
今回の日本旋網漁業生産調整…
養鶏経営の安定に関する質問主意書
第73回国会 衆議院 質問主意書 第3号(1974/07/30提出、33期、会派情報無し)
質問内容養鶏経営の危機に際し、これが安定を図るため、昭和四十九年六月三日質問主意書の提出をしたところ、同月七日答弁書の送付があつたが、質問に対する答弁とは考えられず、極めて遺憾であるので、次の事項に関し改めて政府の見解を伺いたい。
一 「質問三 全国液卵公社の買支え効果も少なく、卵価安定基金の補てん金額が多大なものになると見込まれ、国の助成措置を必要と考えるがどうか。」に対し答弁は「政府としては、今後の…
答弁内容一について
全国鶏卵価格安定基金及び全日本卵価安定基金については、現在各基金において、その解決策を検討中であるので、それに協力してまいりたい。
二について
基金は卵価低落時の対策として有効なものと考えられるので、今後とも何らかの方法でその強化が図られるよう、目下検討中である。
右答弁する。