質問内容ますます複雑に発展する近代医療における薬物治療では、処方する医師と、その処方に従つて調剤を担当する薬剤師の機能が分化するのは、当然のところである。医薬分業が近代医療の常識であることは、明治以来の国会における政府の答弁をみても疑いをはさむ余地はない。
しかるにその進展度は昭和四十九年以来急激に進んだとはいえ、まだ全体でみると十%程度を超えていない。
我が国の医療の歴史、医療費中に占める薬剤費率の…
答弁内容一について
医薬分業推進懇談会は、医薬分業の現状を踏まえ、今後の推進方策を検討することとしており、現在、基礎的調査を行つている段階である。
二について
医薬分業に必要な薬局及び薬剤師の確保については、今後の医薬分業の実施状況を踏まえながら、その対策を講ずる必要があると考えている。
三について
医薬分業についての国民に対する周知については、機会あるごとに政府広報等を通じてその普及に努めてい…