金子洋文 参議院議員
1期国会発言一覧

金子洋文[参]在籍期 : | 1期|- 2期
金子洋文[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは金子洋文参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院1期)

金子洋文[参]本会議発言(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 参議院本会議 第63号(1947/12/06、1期、日本社会党)

○金子洋文君 只今議題となりました陳情二件、請願二件につきまして、簡單に文化委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  先ず陳情第百一号、物資愛護思想普及運動に関する陳情について申上げますが、これは愛知縣廰内社團法人愛知縣生活物資活用協会専務理事古川廣淳君から提出されたものでありまして、その趣旨は、物資の浪費を防いで物資を活かして使いたい。そのために政府と力を協せて物資愛護思想普及の国民運動を展開したいというのであります。大変結構な趣旨でありますが、これまでの実情を考えますと、趣旨と相反する実例もありますので、委員会はその点を最も顧慮しまして、政府並びに民間の関係者を招いて仔細に……


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 参議院本会議 第58号(1948/07/03、1期、日本社会党)

○金子洋文君 只今議題となりました請願陳情のうち、先ず観光関係のものにつきまして、文化委員会の審議の経過並びに結果を御報告いたします。請願六百七号外四件、陳情十四号外九件、以上の諸件を大別いたしますと、観光國策の確立を要望するものとその観光事業に関する総合的中央機関の設置を要望するものと、外客向観光ホテルの建設及びこれに対する融資に関するものと、いま一つは通訳案内業法制定に関するものとの四つに分かれております。  第一の観光國策の確立に関するものは、陳情第十五号外二件でありまして、我が國の経済的、文化的再建の上に観光事業の果す役割は極めて大きく、その健全なる発達についてはすでに各方面においても……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 参議院本会議 第10号(1949/04/06、1期、日本社会党)

○金子洋文君 私は日本社会党を代表しまして本決議案に反対をいたします。(拍手)米國政府及び米國民が、我が國の民主化に対して、又我が國の復興のために與えた絶大な御援助に対しましては、我々も諸君とひとしく深甚の、感謝の念を抱いているものであります。(拍手「その通り」と呼ぶ者あり)併しながら(「賛成したらいいじやないか」「問題が違うと」呼ぶ者あり)今日突如として阿波丸撃沈事件に基くすべての請求権を自発的且つ無條件に放棄するということについては、合理的にも合理的にも甚だ首肯し難いのであります。(「その通り」「異議なし」と呼ぶ者あり)而もこのことたるや世界にも類例を見ない重大な問題であり、(「よく聽けよ……

第5回国会 参議院本会議 第29号(1949/05/18、1期、日本社会党)

○金子洋文君 只今議題となりました國立國会図書館法の一部を改正する法律案並びに國立國会図書館法第二十條の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について御報告いたします。  図書館法の一部を改正する法律案の対象になりましたのは、納本制度に関する規定であります。第一に、現行法においては、出版物を納入する者は、國の諸機関及び國の諸機関のために出版物を発行するものでありますが、今回この範囲を拡げまして、地方公共團体、日本專賣公社、日本國有鉄道及び公團を含めることにいたしたのであります。第二は、現行法の納入部数については、五百部……

第5回国会 参議院本会議 第38号(1949/05/30、1期、日本社会党)

○金子洋文君 極めて簡單に一身上の弁明を申上げます。  二十三日の夜半、本会議再開の振鈴を私は社会党の控室で聞いたのでありますが、深夜の振鈴を聞きながら、どうもこれはおかしいと疑念を持つたのであります。というわけは、運営委員会の会議が開かれておりまして、その結果が当然報告されて本会議が開かれてるのに、それがなくて振鈴が鳴つたからであります。(拍手)私は疑念を持ちながら議場に入り、自席に着きました。暫らく経つと松平議長が入つて來られまして、あの紛糾になつたことは皆さんすでに御承知の通りであります。私はあの紛糾を自席にあつて冷靜に眺めて見守つておつたのでありますが(笑声)河崎ナツ議員が、金子さん、……


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第6回国会(1949/10/25〜1949/12/03)

第6回国会 参議院本会議 第21号(1949/11/29、1期、日本社会党)

○金子洋文君 私は日本社会党を代表いたしまして本決議案に賛意を表するものであります。  国際連合教育科学文化機関即ちユネスコは、過去の歴史に見られない独特の機構であり運動とされているのでありますが、この運動が終戰後、期せずして多くの支持を得て発足したゆえんのものは、申すまでもなく第二次世界大戰の結果でありますが、同時に終戰の間際において二個の原子爆彈が使用されたことも大いなる原因をなしているのであります。二個の原子爆彈が広島と長崎に投下されたとき、世界の人々は思いも寄らない衝撃を受けたのでありますが、バートランド・ラツセルの表現を借りますと、世界に巻き起つた反響は一種茫然とした驚きがあつたと言……

金子洋文[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院1期)

金子洋文[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 図書館運営委員会 第4号(1947/10/03、1期、日本社会党)

○金子洋文君 社会党では掲示されております。
【次の発言】 結構だと思いますね。
【次の発言】 それでは附帶希望として申上げたいのですが、休会中は從來の慣習だと官報が議員に配付されておつたということを聞いておりますが、休会中官報は是非議員に配付して貰うよう図書館の委員の方に希望して貰いたいと、委員長の方に希望して貰いたいということを傳えられております。それはどうでしようか、やはり從來の休会中は官報は配られてなかつたのですか。
【次の発言】 この前から懸案になつておりましたが、その來朝の方々に話を聞くことは当然でありますが、それをもつと具体的に理解を深めるために写眞があるということを聞いて、まだ……

第1回国会 文化委員会 第3号(1947/08/26、1期、日本社会党)

○金子洋文君 文部省の方にお聽きしたいのは、さつき委員長から誰でも書ける、誰でも讀めるという示標方向が云われましたが、私は芝居を書いておりますが、芝居というものは殆ど言葉であります。その示標方向がはつきり決まらなければ、研究所を拵えても國民が迷惑をするばかりだと思います。例えばこれはいろいろ議論があるでしようが、この問題の漢字制限でも、假名づかいを直したものでも滅茶苦茶、それを守つてやる人と、僕らみたいに守らないで書いておる人間と、守らないで書く人間が惡いのかどうか、これも問題ですが、とても守つておられないから守らないで書いておる。例えば「お」ということになると、どうしても書けない。「お」一つ……

第1回国会 文化委員会 第4号(1947/09/23、1期、日本社会党)

○金子洋文君 大體大臣の申されたことに賛成でありますが、ただ、いかにしてこの研究所に國民の全般の考えが反映するかということが非常に大事だと思う。その政治的措置を誤まると、樣々な混亂、例えば現代かなづかいの好い惡いは別として、現實に見える混亂、そういうものが起つて來る虞れがある。從つてそういう專門家、或いは民間の人々が進まつて委員會を作るということは當然であると思うが、その委員會に國民全般の考え方が反映するというふうに是非持つて行きたい。こういうことを希望したい。更にこれはその後の問題になりますけれども、決まつたことを國民に押しつけるようなことなく、その決まつたことに國民全體が、討議に參加する。……

第1回国会 文化委員会 第6号(1947/10/14、1期、日本社会党)

○金子洋文君 ちよつと質問がありますが、只今の政府委員の方から、協会に配給したといいますか、協会が商工省の方から貰つておる物資についていろいろありましたが、その物資がどういうふうに今まで活用されておつたのか。我々の家庭ではまだそういうお蔭は受けたことはないが、それはどういうふうに民間に活用されておるか、一つお話願いたい。
【次の発言】 お宅の方の協会で、配給された物資を、かくかくかように使つたというふうな報告的の書類ができておりますか。
【次の発言】 それは是非委員会に頂きたいと思います。
【次の発言】 後で頂きます。

第1回国会 文化委員会 第9号(1947/12/01、1期、日本社会党)【議会役職】

○理事(金子洋文君) それでは只今から文化委員会を開きます。初めにこの前議題となりましたローマ字つづりに関する請願及び陳情に対して質疑を続行いたしたいと存じます。それについて各委員の御意見を一通り申上げて森戸文部大臣の御意見をお聽きしたいと思います。
【次の発言】 來馬君にちよつと申上げますが速記がすぐ帰らなければいけないそうですから、大臣の答弁を是非速記に残したいと思いますので、簡單に……。
【次の発言】 速記記がもう十分ということでありますので、大臣の御答弁が載らないということになりますので、恐れ入りますが……。
【次の発言】 速記を止めて。    午後二時七分速記中止


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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 図書館運営委員会 第5号(1948/03/26、1期、日本社会党)

○金子洋文君 圖書館の機能の點から考えますと、專門調査員というものの役割は非常に重大だと思うのです。であるから三の司書との比重をどういうふうに考えるべきか。司書という言葉が圖書館に使われているかどうか知りませんが、一般に通じない言葉ですね。我々小説や芝居を書いておるけれども、司書という言葉は使つたことがない、書いてもわからない。こういう言葉を使つてよいかどうかということが一つの疑問です。  それから議員にサービスする圖書館として、この司書が專門調査員の上に行くものかどうかという一つの疑問が起るのですがね。それは如何なものでしようか。

第2回国会 文化委員会 第2号(1948/02/06、1期、日本社会党)

○金子洋文君 原則的には贊成です。
【次の発言】 大體高田委員の御意見に同感しますが、同時に、定める場合には、世界暦は大體豫想されておりますから、その日を豫想して、日曜日がダブツていいのか、或いはダブらないで、一應離れて決めて行くのか、その點くらいの考慮はあつてもいいんじやないかと思います。
【次の発言】 中華民國のお話がありましたけれども、これはやはり東洋ということでなく、世界という觀點からやる方がいいと思います。

第2回国会 文化委員会 第5号(1948/04/26、1期、日本社会党)

○金子洋文君 ちよつと発言があります。兒童に祝祭日を與えて欲しいという請願でありますが、これは後で決まりますについても、一度賛成意見を述べて置きたいと思うのでありますが、子供は元來天使といわれておりますが環境によつては不良兒になることはすでに皆さんも御承知の通りであります。子供と子供の関係、子供と大人の関係、即ち社会的な関係から良くも悪くもなる。その社会的環境が現在どうあるかというと、子供にとつては暗夜の断崖に等しい状態にあるのじやないかと思います。そういう危ない状態にある子供を救うためにも、是非この際兒童の祝祭日を設置して貰いたい。そういう趣旨から日本兒童文化普及会が四月十一日日曜数寄屋橋の……

第2回国会 文化委員会 第6号(1948/06/14、1期、日本社会党)

○金子洋文君 只今各委員から申上げられたそれぞれの御意見は、十分理由があることとして、いずれも私は贊成でありますが、問題はそういう一つ一つの檢討から離れて、政治的な面で以て考慮しなければならん段階に來ておるだらうと思うのです。  それで參、衆それぞれ別個に祝祭日の案を出すということは勿論或る場合は必要でございますが、參議院文化委員會がこれまで非常な檢討をし、長い時間を掛けて辛抱をして來た所以のものは、この問題が國民の思想、感情に大きな影響を與えるからして、できるならば參、衆兩院一つになつた案を以て臨みたい、こういう苦衷が今日まで延引したことと思います。從つて兩院文化委員會の私案が非常に違つてお……

第2回国会 文化委員会 第7号(1948/06/18、1期、日本社会党)

○金子洋文君 この法律は、從來の古い憲法に代る新憲法に則つて、それにふさわしい祝祭日を設定する、これが、我々がこの日を設定する基準の第一に挙げておるのでありますが、その他基準として民族的な風習並びに世論を尊重する、國民全体に文化的意義がある日を選ぶ、その他沢山六つ、七つの基準が挙げられて、その観点から選んで來たのでありますが、そうしますと、從來の祝祭日というふうな文字が全然使われない方が、新憲法の精神その他の挙げた基準にふさわしいと考えますのと、もう一つは、成る程文字で見る場合には、「國民の日」と、「國民の祝日」を二つ並べて考えますと、國民の祝日の方が一見大衆的に分る、而もそれが從來の祝祭日と……

第2回国会 文化委員会 第8号(1948/06/22、1期、日本社会党)

○金子洋文君 先程委員長からもお話しがありましたように、研究審議中、各委員からも、從來の祝祭日とは違つてそれぞれの祝祭日にふさわしい行事を盛んにやるようにしたいと思うことは、これは委員各位の一致した御意見であつたように思います。從來の祝祭日では特に十一月三日の明治節あたりは、文部省が主催でありますか、体育を盛んにやりましたが、現在いろいろ経済上困つている段階でも、元日あたりになりますと、まあいくらか酒や糯米を民間に配りまして、配給する、その結果相当の予算がなければ活溌な行事ができないのではないかと考えられます。勿論こういう苦しい経済の状態ですから、行事も緩急があり、軽重があつたと思いますが、で……

第2回国会 文化委員会 第9号(1948/06/29、1期、日本社会党)

○金子洋文君 勲章に対する從來の我々の考え方は、大体重んじてなかつた。むしろ僕らは、偉い軍人や大臣が死んで行くときに、寫眞が出るのを見て、重い荷物を持つて死んで行くのかという印象を、特に偉い人程印象付けられておりまするが、第一條の第二項で勲章を五級に分けておりますが、どうも從來の勲章の観念からすると、総理大臣と大臣という人に一級の勲章が行くような感じがするのでありますが、そういうことはそれを定める人によつて決まつて來ると思いますが、やはり結局官僚的に流れる虞れがあるのではないかという杞憂を懷くのでありますが、その点を一つ……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 外務委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)

○金子洋文君 互選は成規の手続を省略して、その指名を委員長に一任するの動議を提出いたします。

第3回国会 図書館運営委員会 第1号(1948/10/15、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(金子洋文君) それでは只今から図書館運営委員会を開きます。開会に先立つて簡單に御挨拶申上げたいと思います。今回図らずしも皆さんの御推挙によつて委員長に選ばれましたことは大変光栄に存ずる次第でありますが、不肖顧みて内心忸怩たるものがありますが、心強いことは、前の名委員長である羽仁五郎君が委員に選ばれておること、それからその外の図書館に非常に関心を持つておる委員の方々が残られておること。次には文化委員会で非常にお馴染深い和氣靄々と、友好的に議事を進めて來た方々が参加しておること、次に文化に理解の深い方方が新たに委員に御参加下さいましたことは大変心強いことでありまして、どうぞ皆樣の御指導と……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 法務委員会 第2号(1948/12/08、1期、日本社会党)

○委員外議員(金子洋文君) 改正法律案中の図書館に関係する部分でありますが、この「最高裁判所に裁判所図書館を置く。」次に、「最高裁判所は、裁判所図書館の支部を設けることができる。」こう規定してあるのでありますが、これが國会國立図書館法と対立する疑義があるのであります。同時に國会図書館法を定めた基本的趣旨が無視される憂がある。といわけは、この國会図書館法の「第七章行政及び司法の各部門への奉仕」、この第二十條に「館長が」、館長というのは、國立國会図書館の館長です、「館長が最初に任命された後六箇月以上外に行政及び司法の各部門に現存するすべての図書館は、本章の規定による國立國会図書館支部図書館となる。……


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第5回国会(1949/02/11〜1949/05/31)

第5回国会 図書館運営委員会 第2号(1949/04/22、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(金子洋文君) では只今から委員会を開会いたします。本日の議案は、國立國会図書館法の一部を改正する法律案でありますが、これは委員会において、國立國会図書館の立法考査局に依頼しまして、立案したものを提出する運びに至つたものでありますが、法律案に対して図書館当局がどういうお考えを持つておられますか一應お伺いしたいと思います。
【次の発言】 只今の館長の御説明に対して御質問ございませんでしようか。
【次の発言】 外にございませんですか。そうしますと一つ私からお尋ねしたいのですが、実費で費用を支拂つて、大体六割五分か七割ぐらいと思いますが、もつと、もつとするかも知れないが六割ぐらいになりましよ……

第5回国会 図書館運営委員会 第3号(1949/05/13、1期、日本社会党)【議会役職】

○委員長(金子洋文君) では只今から委員会を開きます。本日審議願いますのは國立國会図書館法の一部を改正する法律案であります。
【次の発言】 只今の動議に御異議ございませんですか。
【次の発言】 異議なきものと認めます。本案の採決をいたします。國立國会図書館法の一部を改正する法律案を原案通り可決することに賛成の方の御起立を願います。
【次の発言】 全会一致と認めます。よつて本案は原案通り可決すべきものと決定いたしました。尚本会議における委員長の報告は委員長に御一任願います。
【次の発言】 それではさよういたします。多数意見者の御署名をお願いいたします。   多数意見者署名      小林 勝馬 ……

第5回国会 懲罰委員会 第閉会後5号(1949/10/24、1期、日本社会党)

○委員外議員(金子洋文君) いろいろ皆さんに御迷惑やら御心配をかけまして誠に恐縮であります。懲罰委員会の会議録を一通り拜見いたしまして、それで二、三申上げて御理解を願いたい、こういう考えで二、三申上げたいと思います。でありますから、本会議で申上げたこととは重複いたしません。  第一は、証人の方々の調べにおいて、私が壇上で何を言つたか、松嶋副議長に何を言つたか、どなたも分つていないようであります。これはあの騒ぎでありますから、御本人の松嶋副議長さえ分らないのでありますから、外の方が分らないのはこれは当然だと思います。私が何を申したかというと、大体議長がいるのに、副議長が議長席に著くのは違法ではな……


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第7回国会(1949/12/04〜1950/05/02)

第7回国会 外務委員会 第2号(1950/02/13、1期、日本社会党)

○金子洋文君 講和問題につきましては、臨時国会から引続いて論議が交されておりますが、当委員会がこれまでこの問題を取上げなかつた理由は、国の興廃と運命に係わる重大な問題でありますから、政争の具に供してはならないし、又スタンドプレイを演じて自分を固持するようなことがあつてはならないと考えまして、委員長を始め各委員が暗黙のうちに自重した結果であろうと思います。そういう点からこれまでの論議を検討しますと、我々素人から考えても未熟なものや軽率なものがあつたようであります。首相の答弁の中にも、あとで取消すような不手際なこともあつて、遺憾の点が多々あつたと思います。特にこれらの論議を通じて、私が最も遺憾に思……

第7回国会 図書館運営委員会 第1号(1949/12/19、1期、日本社会党)

○金子洋文君 昨年と比べると大体三割強の増額になつているようでありますが、我々が希望する図書館の発展の観点から考えると、この要求した額は甚だ少いとこう考えるのでありますが、最初お聽きしたときには大体六、七億を要求するように聞いておつたのでありますが、その点どうなのでございますか。
【次の発言】 その結果どういう面に一番大きな打撃を受けておるか。それからもう一つは、それだけ莫大の減額をされていると、購入する書籍にも相当影響を来していると思いますが、どのくらい書籍を買う予定であり、減らされた結果どのくらいの価格の書籍を買うことになりますか。

第7回国会 図書館運営委員会 第4号(1950/04/19、1期、日本社会党)

○金子洋文君 書類の十四にあります「国際的交換により受理した資料」ですね、沢山の本が挙げてありますが、これは交換によるものですか。寄贈によるものですか。
【次の発言】 こういう各大学との繋りはどういうふうな工合でできたものですかね。
【次の発言】 アメリカに次いでフランスが大変多いようですが、それはどういう事情によるものか。それからイギリスは一つもないようです。一册もないようですが、これはどういう事情によるものか。第三は東洋における国との交換がなされていないようですが、その点どういう……
【次の発言】 次にお尋ねしたいのは、調査及び立法考査局の考査件数のことですが、百十一件になつておりますね。……


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各種会議発言一覧(参議院1期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 文化委員打合会 第1号(1948/02/02、1期、日本社会党)

○金子洋文君 私は主として今日の課題となつておる祝祭日を選ぶ基準について、私の考えを申上げたいと思います。  新らしく祝祭日を設定する趣旨は、さつき委員長のおつしやつたように、これまでの祝祭日は國民が作つたものでなく、むしろ上から押し付けられたものだ。勿論これまでの祝祭日にも國民の生活感情が内包しておるものもあると思いますが、とにかく旧憲法の理念に基いたものであるから、新憲法の理念、即ち民主主義の世界観を内包したものが祝祭日とならなければならない。從つて民族的であると同時に國祭性を無視してはならないということを先ず第一に挙げる。  次は民族の歴史と傳統を重んじて、國民の生活感情と深い繋がりのあ……

第2回国会 文化委員打合会 第2号(1948/02/19、1期、日本社会党)

○金子洋文君 婦人の日とすると男があまり参加しないですね。
【次の発言】 そこがむずかしい所で、やはりセンチメントが相当勝つてもいいじやないかと、それで母の日の中に婦人デーを、解放した行事をというと、却つて効果が百パーセントになる、その意味で私は母の日にしたいのですがね。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 法務・図書館運営連合委員会 第1号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○金子洋文君 図書館運営委員会を代表しまして、一言発言さして頂きます。御審議中の法律のうち、図書館に関する諸規定は、國会図書館法、特に同法第七章の規定に同じような効力を以て対立するような疑点がございますので、是非連合御審議を願いたいと思います。
【次の発言】 法律的な問題はよく分つておらんですが、ただこの司法部の図書館を設立する趣旨では適当であると思いますが、國立國会図書館法の第七章の規定に対立するような感じを受ける、私の方の委員会としてはそこまで深く研究しておりませんので、是非今後引続き連合の委員会によつて審議したい、こういう希望的お願いでありますが……。



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データ更新日:2022/12/18

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