千葉信 参議院議員
2期国会発言一覧

千葉信[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期- 5期- 6期
千葉信[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは千葉信参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

千葉信[参]本会議発言(全期間)
1期-| 2期|- 3期- 4期- 5期- 6期
第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 参議院本会議 第12号(1950/07/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今の須藤君の動議に賛成いたします。


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第2号(1950/12/16、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表して本案に反対をするものであります。(拍手)  去る一日の衆議院における公聽会で、前の大蔵省給與局長であつた今井一男君が次のように述べられておるのであります。若しも人事院の今度の勧告が民間賃金を標準としたものであるなら、少くとも一万二千円ぐらいが至当であつたはずだと、こう言つておるのであります。民間の現在における賃金指数、或いは八月におけるCPSの一二九という指数、それから本年一月におけるところの食糧四十二品目の一九三という指数、或いは又その地金商品が一九五という、殆んど二十三年七月に比べまして倍数に近い、こういう指数を考えますならば、私はこの今井一男君の言う一万二……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労働者農民党を代表いたしまして、本法案に反対の意見を表明するものでございます。  国家公務員等の退職手当に関する現行の法律は、過ぐる第七国会において、僅か二三日の期日を残す切羽詰まつた終末の二十五年の四月三十日に本人事委員会に付託せられ、十二分の審議を盡す余裕もなくして可決制定せられた経緯を持つものでございまして、今回も又前回同様法律の有効期限ぎりぎりに衆議院から送付せられて参つたものでございます。現在の法律を審議した第七国会における提案理由の説明によれば、昭和二十六年度以降においては退職手当に関する恒久的な制度が新たに制定実施されることとなつているので、従前の政令の規定をその……

第10回国会 参議院本会議 第40号(1951/05/11、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私はこの際、給與ベース、地域給について緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、今日ますます窮乏のどん底に追い込まれつつある公務員論君の生活を、どうしてもこの際一般国民生活の水準に引上げることが刻下の緊要な問題であるばかりでなく、又、国としての行政能率全般にも至大な影響を及ぼす結果を憂え、ここに公務員給與の引上げ並びに地域給に関し、政府と特に人事院に対し緊急質問を試みる次第であります。  先ず第一に吉田首相に対して御質問申上げます。本年一月、休会明け国会において政府は次のごとき公約を国民に與えていることを想起せられたいのであります。即ち周東安本長官は、昭和二十……

第10回国会 参議院本会議 第42号(1951/05/18、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表いたしまして、只今上程になりました国家公務員災害補償法案に反対をするものであります。  反対いたしまする第一の理由は、本法案をつぶさに検討いたしました結果によりますと、單なる従来の関係諸法令の改廃統合に過ぎない。従つて先ほどの委員長報告にもありました通りに、労働基準法によりましたところの従来の災害補償の域から一歩も出ておらない立法がなされようとしておることでございます。申上げるまでもなく、労働基準法の場合におきましては、一般の労働者諸君は、その保有する争議権或いは団体交渉権を行使して、常に労働基準法の最低の線よりも遥かに有利な條件を約束されているのが現状でございます……

第10回国会 参議院本会議 第50号(1951/05/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私はこの際、一般職の職員に対する地域給に関する緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、国家公務員の勤務地手当の問題に関し、先に政府側より提出を明言されておりました支給地域の区分の法案が会期終末を目前にした今日未だ国会に提出されていないために、全国各地の公務員諸君の士気を阻喪し、その間に政府に対する強い不信の念を招来しつつある現状に鑑み、この際、政府の責任ある答弁を求めるために、緊急質問を行わんとするものであります。  戰後の激しい経済的変動、諸物価の高騰により、諸般の制度も又これに応じて大幅の改訂を加えられつつある今日、ひとり公務員の地域給に関しては昭和二十……

第10回国会 参議院本会議 第51号(1951/06/02、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は只今のカニエ君の動議に賛成いたします。
【次の発言】 私は只今上程せられました現業職員の特別俸給表制定に関する各派共同提出決議案の提案理由を御説明申上げます。  先ず案文を朗読いたします。    現業職員の特別俸給表制定に関する決議案   郵政、電通、厚生、建設、農林等の現業職員は、現在一般職員と同一の俸給表を適用せられているが、現業は多く晝夜を分たず運行せらるる複雑な職務であり、且つ特殊の技能の習熟を要するため、職員が永く同一職務に従事することが必要である。   然るに現行制度は右特殊性に合致しないばかりでなく、同一職務に永く留まると級の昇格をしない限り給料が頭打ちとなり、現……

第10回国会 参議院本会議 第52号(1951/06/04、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表して、北海道開発法の一部を改正する法律案に反対をいたします。本法案は、仔細に検討いたしますると、形式上は一法律の改正案に過ぎないのでありまするけれども、実質的には單に北海道総合開発事業の執行方式の変化にとどまらずして、実に北海道における行政機構を根抵より覆えすものと断ぜざるを得ないのであります。(「その通り」と呼ぶ者あり)そもそも北海道におきましては、開発計画の進展と共に自治体が発達して来たものであり、今日においても依然として自治体たる北海道及び道内市町村行政の重要部分は開発計画の推進にあるのでありまして、これを除外したところの北海道における自治行政は全く考えられな……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 参議院本会議 第3号(1951/08/18、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私はこの際、給與ベース改訂に関して緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はここに、公務員給與の改訂に関する勧告につき、労農党を代表して緊急質問をいたすものでございます。  私は、今度の国会が、成規の手続を以て要求された開催要求を殊更に無視して、山積している現下解決を迫られた多くの問題を無視して、單に全権承認のみに限定した政府の態度に痛憤を禁じ得ないものでありまするが、分けても、遷延を重ね来たつた公務員の給與べースを据置いて、公務員諸君が惨めな生活に喘いでいる実相に際会するごとに、今更ながら政府のこの問題に対する怠慢と人事院のだらしのない態度を糾彈せざるを得ない……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第10号(1951/10/26、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私はここに労農党を代表して、近く提出を予定される定員法、首切り問題に関する緊急質問を試みるものであります。  一体、行政整理、首切りなどというものがまじめに取上げられるためには、それをどうしてもやる必要があるという客観的な條件というものがなければならないし、又仕事の仕組が殊更に複雑化しているから、これを簡素化する必要があるとか、或いは仕事の割合に人が多過ぎるとか、或いは又国家予算の中における人件費の割合が過大であるとか、そういうことが先ず問題の提起されて来る前提でなければならないのであります。それから又こういうことをやるためには、それをやることができるような具体的な善後策なり或いは……

第12回国会 参議院本会議 第12号(1951/10/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は只今上程になりました料金の値上げに関する郵便法の一部を改正する法律案に反対を表明するものであります。「ベース・アツプをどうするのだ」と呼ぶ者あり)  反対する第一の理由は、根本において郵便事業に独立採算制をとるべきでないということであります。一通の葉書、一枚の新聞といえども、全国津々浦々の如何なる遠隔僻陬の地にもできるだけ早く配達に行かなければならないし、取集めにも又行かなければならないというような特別な公共事業は、その経費が赤字になるのはむしろ当然と言わなければならんのであります。即ち郵便料金のごときは、或る程度の国民負担の能力と、更に現状においては物価への影響等を考慮して一……

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表して、只今上程せられました三法案に対して反対いたします。  御承知のごとく、国家公務員の給與ベースにつきましては、昨年十二月人事院勧告にも達しない政府案による改訂が行われましたまますでに一年間を経過し、この間、生活費の半ばを占める主食の値上り、電気、ガス、交通費その他あらゆる物価の値上りにもかかわらず、公務員の給與は一月以来釘付けにせられたまま今日に至つておるのであります。この間、憲法に保障せられた団体交渉の権利さえ制限せられた国家公務員が最後の唯一の頼みとして待望した人事院の勧告が、遅れ駈せながらも本年八月に至つてやつと提出せられましたことも、すでに御承知の通りで……

第12回国会 参議院本会議 第26号(1951/11/30、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は只今上程に相成りました行政機関職員定員法の一部を改正する法律案の修正案に対して、労農党を代表して反対いたします。(「簡單に」と呼ぶ者あり)默れ。  反対いたしまする理由を申上げる前に、先ず第一に糾彈しなければならないのは、この法案を策定し上程するに当つての政府の不まじめ極まる態度についてであります。この政府が二十四年における行政整理に当つて、何と国民や国会に対して陳弁したか。「このたびはいろいろな事情から十分なる用意をするいとまがございませんでしたために、止むなく天引整理をやらざるを得なかつたが、今後は十分に行政機構の検討、事務簡素化を計画して、然る後、御納得が頂けるような、(……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第3号(1951/12/15、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は国家公務員法等の一部を改正する法律案に関し、只今委員長の報告にもありました通り、修正議決せられました修正案に対し、労農党を代表して賛成の意見を表明するものであります。  先ず衆議院送付の原案について若干の検討を試みまするならば、その趣旨とするところは、委員長の報告にもありました通り、国家公務員法附則第十一條の規定に従い、国会職員の身分を従来の一般職より特別職に切替えることをその目的とするものでありまして、我々はその趣旨に対しては何ら反対の意見を差挟むものではございません。(「原案賛成」と呼ぶ者あり)むしろその目的とするところは極めて妥当なものであろうと賛意を表するものでございま……

第13回国会 参議院本会議 第8号(1952/01/28、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労働者農民党を代表して質問をいたします。  先ず第一に申上げたいことは、首相は今度の施政方針演説においても、国民の最も聞かんとするところに触れず、ただ一般的、抽象的に、項目の羅列を以て当面を糊塗する不親切な態度に終始したということに遺憾の意を表したいのであります。このことについては、朝日新聞の「天声人語」においても、「チヤーチル氏やネール氏の議会演説が、日本とは縁の遠い異国のことでありながらも、我々の胸に訴える何ものかを持つているのに、日本の総理大臣の施政演説が日本国民の胸を打つものに乏しいとは、不可解なことであり、残念なことである」と評しております。(「その通り」と呼ぶ者あり……

第13回国会 参議院本会議 第15号(1952/02/20、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は只今の須藤君の動議に賛成いたします。

第13回国会 参議院本会議 第27号(1952/03/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表いたしまして、只今上程されました外務公務員法案に反対の意見を表明するものであります。  結論から先に申上げますれば、本法案は国家公務員法に定められた民主的な公務員制度に基本的な例外規定を設け、公務員制度の体系を紊乱し、人事院の権限を圧縮して、やがては、新憲法以前、即ち身分、利益等の公平なる保障を抹殺し、且つ無定量の勤務を要請せられた曾つての天皇の官吏を再現しようとするかに疑わざるを得ないものがあるのであります。即ち單なる国家公務員法の特例法としては余りにも基本的な例外規定が多く、例外規定というよりは、むしろ国家公務員法に矛盾し牴触する條項が随所に散見されるのでありま……

第13回国会 参議院本会議 第31号(1952/04/17、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表いたしまして、只今上程せられました在外公館に勤務する外務公務員の給與に関する法律案に対して反対いたします。  先ず反対理由といたしまして、本法案の中心である給與額について検討を加えますならば、その額は極めて多額でありまして、而もその額決定の根拠も基準も見出すことができないのであります。現在公務員の給與は、物価の趨勢、民間賃金、標準生計費等の状態から、国民の納得の行く合理性を要求されているのであります。然るに本法案によりますると、在勤俸の額については政府側より何ら納得の行く説明もなされず、曾つての封建時代と同じように、腰だめ式つかみ取りの給與の感が深いのであります。更……

第13回国会 参議院本会議 第39号(1952/05/14、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表して本法律案に反対いたします。反対する理由は、本法律案の内容をなしておりまする簡易保険の最高制限額が八万円では少な過ぎるものであつて、この程度の改正では甚だしく現状において不適当であるからであります。御承知のごとく簡易保險は、その契約数、その金額、その規模において、今や社会保障制度の一環として何人もこれを大きく評価せざるを得ない事業でございます。而も政府事業として後進国日本が世界にも比を見ない発展を遂げんとしていることは、社会保障制度の貧弱な日本においてたつた一つの誇り得べき事業なのであります。従つて我々は、この事業をして、真に合理的に、真に社会保障制度たるの実体を……

第13回国会 参議院本会議 第47号(1952/06/04、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表して本法案に反対いたします。  本法案は、只今の委員長報告にもありました通り、行政協定に伴い駐留軍の労務に服する者の身分、勤務條件等を規定するものでありまするが、この場合はいわゆる直接調達に基因するいろいろの悪影響から、例外措置として間接雇用とし、調達庁長官が法律上その給與や勤務條件等を決定するというのがその趣旨であります。併しながら、委員会における質疑によつても明らかなごとく、その調達庁長官の権限は、自己の責任と判定に基いて行われるのではなくて、單なる仲介者としての権限でしかないのであります。仲介者を長官にするということによつてこれは間接雇用だという形式がとられた……

第13回国会 参議院本会議 第48号(1952/06/06、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は労農党を代表いたしまして本案に反対いたします。勿論、私は両院協議委員諸君の連日の御努力に対しては敬意を表するにやぶさかではないのでありまするが、併しながら、この成案そのものは断じて賛同するわけには参らないのであります。  先ず第一にその理由としなければならないのは、成案の具体的な内容なるものが、両院協議委員の選任以前すでに政府の方針として我々が内交渉を受けたものと寸分変らないものだからであります。いや、むしろ「参議院の修正を尊重して」というのが、「修正の趣旨を斟酌して」と改められたことは、衆議院側、與党側の一歩前進であり、参議院側の一歩後退、譲歩だとさえ言い得るものであります。……

第13回国会 参議院本会議 第51号(1952/06/13、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は海上警備隊の職員の給與に関する法律案に対して反対いたします。(拍手)  基本的な反対理由から申上げますならば、もともとこの海上警備隊なるものの設置は、軍隊の創設であり、吉田首相流に言うところのいわゆる防衛力の漸増に籍口する戦力の保持だからであります。本院公聴会において自衛戦力は憲法違反ではないと放言した御用学者がおりますが、一体どこの世界に、攻撃のための戦力、侵略のための戰力を蓄わえると言う国がありましようか。世界のいずれの国でも、アメリカでも、ソ連でも、その他の如何なる国でも、侵略のための、攻撃のための軍備だと公言はしていないのであります。特に我々がここで銘記しなければならな……

第13回国会 参議院本会議 第65号(1952/07/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 私はこの際公務員の給與改訂等に関する緊急質問の動議を提出いたします。(「何のための議長だ」「こういう国会の運営に反対だよ」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 この際、私は日本社会党第四控室を代表して、公務員給與の引上げ等に関して緊急質問をいたすものであります。  今日、日本における公務員諸君の待遇が不当に劣悪なものであることは、改めてここに申上げるまでもありません。一般の民間に比し三割以上も低位にあるということ、而もその引上げが常に手遅れの状態においてしか実現を見ないために、ますます窮乏の度が激しいこと、過労と栄養の関係から三十代、四十代の公務員から結核患者を続出しつつあるという特異な現……

第13回国会 参議院本会議 第66号(1952/07/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 私は日本社会党第四控室を代表して、日本電信電話公社法及び同施行法案に対する修正案並びに幾多不満の点を蔵しつつも同原案に賛成し、国際電気通信株式会社案に対しては、その修正案と共に反対の意見を表明いたします。  日本における電気通信の経営については国営によることが是か非であるかということについての論議は、勿論今日に始まつたことではありません。明治二十八年以来国会におきましてもしばしば問題になり、真劍に取上げられたところでありますが、併し、その都度、結論は常に現状にとどめることが最もよい方式であるということに落ち着いて参りました。然るに今日提案のごとき方針に政府が出て参つた最も大きな理由……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第3号(1952/11/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 私は、この際、人事院勧告と給与ベース・アツプに関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党第四控室を代表して、国及び地方公務員等の給与改訂について総理並びに関係閣僚に対してお尋ねいたすものであります。  第十四国会解散が抜打ち且つ非民主的な手続において行われ、更に又総選挙終了後、解決を迫られている内政外交上の重要問題を外に、吉田、鳩山首班争いと称する党内内紛に時を費し、ここに二カ月半に亘つて政治の空白を生ぜしめ、分けても政府が直接雇用者である全国二百万の公務員或いは準公務員諸君や、並びにその家族が解決を待ち望んだ給与の改善が、遂に今日まで放置されたことについては……

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 私は日本社会党第四控室を代表して、只今上程されておりまする三法案並びに修正案に反対し、特に一般職の職員の給与の法案に対しましては、八月一日、人事院より勧告されましたる勧告案の実施を強く主張するものであります。  反対いたしまする理由の第一は、基本的権利を主張することの限界に制限を加え、同時にその代償としてその保護機関、利益を擁護する機構の設置によつてその償いとする考え方に立つたものが人事院の勧告であり、勧告自体は、仲裁裁定等よりもその権威と比重において、より以上に使用者を拘束するものでなければなりません。そうでない場合は、この立法自体は、非民主的な立法に堕するほかはないということに……

第15回国会 参議院本会議 第22号(1953/02/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 私は日本社会党第四控室を代表して、政府の施政方針演説に対し、首相初め関係各閣僚に質問を試みるものであります。  吉田首相は今度の施政方針演説においても道義の高揚を説かれたのでありまするが、幾ら道義の高揚を叫ばれても、国民の先ず政治に対する信頼がなくしては、これを求めることはできません。外国機が領空の侵犯をしているという報道も、その成行きの重大さに国民が心を引かれているのを尻目に、首相初め与党が、挙げて党内派閥抗争、勢力争いに没頭しているのでありナす。外国機が領空を侵犯しているなどというのは、若し本当だというならば、これは昔、元寇前夜頻々と対馬海峡に外国船が現われたときにも匹敵いたし……

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委員会発言一覧(参議院2期)

千葉信[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 人事委員会 第1号(1950/07/17、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この人事委員会において第七国会から継続審議として公務員の給與に関する問題を取扱つて参りまして、第八国会の始まる前日にも人事委員会を開いたわけなんですが、その席上には内閣官房長官と人事院当局から給與局長が見えられて、継続審議の案件についていろいろと御質問申上げたわけですが、その席上における内閣官房長官の答弁というのは、おいでにならない所で申上げるのもどうかと思いますが、結局長官自身もおつしやつたように、勉強不足のために答弁できないという結論でございました。それから又一方人事院当局としては、御承知のように人事院から寒冷地石炭手当に関する勧告が政府になされておりますが、政府では凡そ人事院……

第8回国会 人事委員会 第閉会後1号(1950/09/15、2期、労働者農民党)

○千葉信君 人事官にお尋ねしたいと思うのですが、あいにくお見えになつておりませんので、瀧本給與局長にお尋ねしたいと思います。問題の性質上答弁される立場が少々困難ではないかと思いますが、人事官がお見えになるまでお尋ねすることといたします。  今度の八月十日に出されました給與ベースの勧告に関連して、九月の九日に更に給與ベース勧告に伴う法律の一部改正に関する意見というものが人事院から内閣並びに国会の方に提出されておるようですが、この問題に関して、新聞の報道によりますると、淺井総裁が官房長官を訪問されていろいろと更に意見を敷衍されておるようでございますが、一体それと同時に衆参両院の議長に対して、特に国……

第8回国会 人事委員会 第2号(1950/07/19、2期、労働者農民党)

○千葉信君 今日の人事委員会で官房長官並びに淺井総裁の出席を要求してございますが、もう二時を過ぎているのにまだ人事院の方からはいつ出席するということは連絡がないようですが、非常に緊迫した情勢にありますので、できるだけ早くそれに対する措置を委員長の方で講じて頂きたいと思います。官房長官がおいでになつておられますので、少々都合が悪いのですが、先に官房長官に対して御質問申上げたいと思います。  先ず最初に御質問申上げたいことは、国家公務員法の第二十八條による給與べースの勧告、その他の労働條件に対する情勢適応の原則の問題におけるいわゆる勧告というものと、昭和二十四年の法律第二百号を以て制定せられました……

第8回国会 人事委員会 第閉会後2号(1950/09/22、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私共給與の実態調査のための視察の命令を受けまして、重盛議員、森田調査員と三人で参つたのでございますが、特に人事院からは慶徳次長、荒木事務官が同道されまして、私共できるだけこの機会に北海道における給與の実態を完全に把握したいということを考えまして、いろいろな具体的な計画をしたわけでございますが、先ず第一番には御承知のように北海道の各地には理事者諸君の市長会議という連絡機関が設けられているということ、それからもう一つは全官公労働組合協議会が各地に結成されておりまして、この両者との十分な話合の結果が我々の期待通りに行けば目的を達することができるという考え方を以ちまして、先ず札幌、釧路、網……

第8回国会 人事委員会 第3号(1950/07/20、2期、労働者農民党)

○千葉信君 委員会に先立つて、議事進行について一言申上げたいと思うのは、今問題になつており、公報にも掲載されておる国家公務員に対する給與問題の調査という事項は、申上げるまでもなく、昨年十二月四日の人事院の勧告並びにその後における諸情勢の変化に応じて、参議院人事委員会として、給與問題に対する最も適切な結論を出すということのための努力を続けておりまするし、又この問題は殆んど全国的な注視の的であるに拘わらず、本日の委員会も、登院議員数は何人いるか分りませんけれども、この委員会に出席しておられる正式の委員は、吉田法晴委員並びに重盛壽治委員と私の三人、委員長を除いてはたつた三人でございます。こういう恰好……

第8回国会 人事委員会 第4号(1950/07/24、2期、労働者農民党)

○千葉信君 先ず第一番に明らかにして置きたいことは、もう吉田総理大臣に対して出席要求を行なつてから四日以上経過しているに拘わらず、いつ出席するかということも明らかになつておりませんが、この点についてはつきりと政府の方からいつ頃になれば出れるかどうかということについて至急連絡をお願いしたいと思います。それからもう一つは、淺井人事院総裁に対して、給與べースの勧告ができなくとも、当委員会としては、現在人事院が持つておるところの給與ベースの問題に関するいろいろな調査資料並びに現在到達している結論を当委員会に提出して欲しいということを要求してございますが、これに対しても十分調査研究の上お答えしますという……

第8回国会 人事委員会 第5号(1950/07/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 山下人事官に御質問申上げますが、先の当人事委員会で浅井総裁に対して、御承知でもございましようが、寒冷地給、石炭手当の第二次勧告、二十三年度大蔵省当局が実施し、人事院当局において二十四年度はこれに対する措置が取られなかつたために、従つて今度の第二十五年度における勧告においても人事院は地域を沢山洩らしているし、級別の引上げについても一応これは非常に地域的には偏頗な形においてなされておりまするが、これに対して第二次勧告をどうするかという本員の質問に対して、浅井総裁からはその問題についてはもう少し調査研究の上お答弁申上げるということになつておりましたが、その後人事院ではこれに対する調査研究……

第8回国会 電気通信委員会 第3号(1950/07/29、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 御質問申上げます。問題の性質上大臣でなくても事務次官でも山下電信監からの御答弁でも差支ない次第でありますが、御承知のことだと思いますが、北海道の八雲における研究所に不正事件があつたようでございます。これは私が申すまでもなく寮生の食糧を横領したとか或いは又その他いろいろな経費を流用したとかいうことが相当伝えられておりまするし、更にこの問題については検察当局とも腐れ縁があつたために、問題を糺明しながらも司法処分としては一応不起訴処分に移すということも伝えられておりまするが、更に行政処分に至りましては單に転任というような措置で以て問題を結着させようというような態度があるとい……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 人事委員会 第1号(1950/11/25、2期、労働者農民党)

○千葉信君 実は今日の委員会に淺井総裁の出席を要求したのですが、只今非公式に承わりますと、所用のために出席できないということでございますので、一応御出席になられました山下人事官に対して御質問申上げる次第であります。従来いろいろな経験からいいますると、三人おられる人事官の意見というものは、心ずしも一致しておるとは考えられないような場合が往々あつた。こういう点から見ますると、私ども時に今後の委員会においては淺井総裁の出席をお願いしたいと思うわけでございますから、その点については人事院におかれても十分御考慮を拂われることをお願いしたいと思いますが、併し今日は所用ということでございますればこれもこのま……

第9回国会 人事委員会 第2号(1950/12/01、2期、労働者農民党)

○千葉信君 官房長官にお尋ねいたしますが、人事院の方から給與ペースの改訂に伴う法律案の意見書が提出されましたときに、年末給に関しては一カ月分の支給が正当である。正しいということについての意見がございましたが、政府のほうでも最近まで大体本年度の年末には一カ月分ということを予算に計上してあつたということを承つておりましたが、最近に至つてからこれが半月分という形に変更になつてるという情報がございますが、政府では一体この年末給に関する法律案を新たに国会に提出するつもりか。そして又提出するとすればいつ頃にこれを考えておるか。私共この年末給についてはやはりペース体系の一環としての立場から人事院の勧告の趣旨……

第9回国会 人事委員会 第4号(1950/12/06、2期、労働者農民党)

○千葉信君 動議を提出いたします。只今お聞き及びのように、郵政委員会、厚生委員会、電気通信委員会等より今度の政府から提案になりました一般職の職員の給與に関する法律の案件附則の第二項に関して、これの救済措置を考慮せられたいということについての申入れがございましたが、私は全くこの意見を正しい意見であると考えて尊重する次第でございます。今の申入れの中にありましたように、例えば郵政省等においては、一号俸切下げの場合においては五分程度にこれを減額して、政令等によつて何らかの措置を講じたいということを言つておりますけれども、遺憾ながら私はその方法をどういうふうに考えておるか知りませんけれども、私の了解する……

第9回国会 人事委員会 第5号(1950/12/08、2期、労働者農民党)

○千葉信君 随分沢山地域給の請願が出ておりますが、大体一つ一つの内容は同工異曲で帰するところは殆んど同じでございます。請願の一つ一つについて検討するということは勿論必要でございましようけれども、この種の問題については、その地方々々における実情というものが把握されておらなければ審議の基礎にはなりませんので、一括してこの地域給の請願に対する問題については採択して置いて、そうしてこの問題について政府から法律案が提出せられる時期を待つて、国会としてはこの問題を決定する。その以前には採択した請願を政府に送付して置いて、政府に対しても事前に一考を煩わしたい。そういう方向で私は決定したいと思いますので、請願……

第9回国会 人事委員会 第6号(1950/12/09、2期、労働者農民党)

○千葉信君 折角政府委員も出席しておられまするけれども、当委員会としては、党派の如何を問わず号俸調整問題について寄り寄りお話合をしておりましたが、その点についてまだ最低の線と申上げましようか、立法上から言つても明らかに不合理な点と考えられる部分がありますので、そういう点についての最後のお話合をしたいと思いますので、一応この委員会を打合会乃至懇談会に切替えて頂くことの動議を提出いたします。
【次の発言】 含まれておりません。その点については打合会の席上でお話できるのじやないかと思います。
【次の発言】 これは私ども委員が先に大体の申合せをいたしましたその結論に副つて作られた案でございますが、具体……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 公職選挙法改正に関する特別委員会 第5号(1951/06/01、2期、労働者農民党)

○千葉信君 賛成。ただ條件として、議運に出席しての最後の交渉については委員長に一任するということにして賛成いたします。

第10回国会 人事委員会 第1号(1950/12/12、2期、労働者農民党)

○千葉信君 午前中の人事院諸君との懇談会の際に申上げましたが、政府原案に対する修正試案のようなものを印刷されましたからそれについてのお話合いを一応申上げたいと思います。委員会を打合会に一つ切り換えて頂きた  いと思います。

第10回国会 人事委員会 第閉会後1号(1951/07/14、2期、労働者農民党)

○千葉信君 山下人事官にお尋ねいたします。給與ベースの改訂に関する勧告の問題については前国会でもいろいろ問題になつたところでありまするが、御承知の通り従来の例から言いますと、給與ベースの引上げは予算編成以後になされるのが常で、問題が難関に逢着するという状態のために、実現が常に種々な障害に突き当りましたけれども、そういう状態から勧告の時期というものが十分考えられなければならないことが一つと、それから現在の物価高の状態から言いましても、もうすでに勧告の時期が非常に遅延して来ておるという状態だと思うのですが、そういう状態の中でもう政府自身のほうでは、十八カ月予算というようなことが言われておるようでご……

第10回国会 人事委員会 第2号(1950/12/13、2期、労働者農民党)

○千葉信君 官房副長官が折角出席しておられますので’今日の議題となつております一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案に直接関連はございませんけれども、御承知のように、前国会で国家公務員に対する年末手当の支給に関する法律案が通過可決されましたけれども、委員会における質疑討論が非常に簡單に省略されて、打切られてしまいましたために、明らかになつておらない点がございますので、その点について御質問申上げたいことが一つございます。それは第一條の「常時勤務に服さない者であつて政令で定めるものを除く」。この点については委員会の質疑応答にも一応は出ておりますように、最終委員会以前の委員会におきまし……

第10回国会 人事委員会 第閉会後2号(1951/07/16、2期、労働者農民党)

○千葉信君 官房長官にお尋ねいたしますが、第十国会等におきましても、政府当局では給与べースの引上げについて目下いろいろと研究中でるというふうに御答弁がございましたし、又一昨日の委員会におきましても、人事院としては近い機会に給与ベースの引上げに関する勧告をやりたいということも、これ又相当具体的にその時期についても御答弁があつたわけでありまするが、その人事院の勧告しようとしておりまする給与べースの勧告の考え方は、本年三月を基準として三月以降における相当顕著な公務員の赤字の状態と生活の窮乏の状態を十分把握して、その上に立つて勧告をしたい。こういう御答弁があつたわけでありまするが、そこで問題となります……

第10回国会 人事委員会 第3号(1950/12/15、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私質疑を申上げる場合に順序として実は人事院当局からの御出席がなければ都合悪いのですけれども、併し御質問が若し他の委員からございませんければ、ちよつと困るのですけれども、私は差支えない部分について質疑したいと思います。
【次の発言】 それでは差支えのない部分から、先ず官房副長官にお尋ねしたいと思います。  尤も非常にこれは微細な点でございますけれども、今度の改正案によりますと、第二條において政府と国会に同時に勧告するというふうに、「同時に」という字句が新らしく加わつておるようでございますが、これはまあ大体において国家公務員法の第二十八條の條文を併せるというふうに了解もできますけれども……

第10回国会 人事委員会 第4号(1950/12/16、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は只今上程の本案に対して反対をいたします。  去る一日の衆議院における公聽会で、前の大蔵省給與局長今井一男君が次のように言われております。若しも人事院の勧告が民間賃金を標準としたものであるなら、一万二千円ぐらいが至当である。民間の賃金指数或いは本年八月におけるCPSの一二九という指数、食糧その他種々商品の異常な高騰を考えますならば、少くとも私は一万二千円というこの今井一男君の意見に全面的に賛意を表するものでございます。この観点からすれば、八千五十八円という人事院の勧告は、確かに低水準のものであつたということが言えると思うのでありますそうして又人事院が国家公務員法第三條によつて公務……

第10回国会 人事委員会 第5号(1951/02/02、2期、労働者農民党)

○千葉信君 休会前の国会で通過いたしました給與法の建前から言いましても、新らしくとられる地域給の改訂については、これは人事院から附則第六の別表が国会並びに政府に提出されるのを待つて決定するということになつておりまして、私どもできるだけ早い機会にこれが提出されるように、かねがね委員会においても人事院当局に要望して参つたところでございますが、この問題につきましては、昨年の十一月法案提出当時におきまして、参議院の人事委員会において、なぜ地域給に関してだけ当分の間暫定措置をとるようにしたかという原案についての私の質問に対して、内閣官房長官のほうから、人事院のほうから附則第六の別表が提出されなかつたため……

第10回国会 人事委員会 第6号(1951/02/05、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この問題は一応委員会にもかけられて審議されましたし、なおその後各党の諸君がお集まりになつて、懇談の席上でも、今専門員から報告がありました形については、皆これは了解済みのことでございますから、これは一つ、この出張の件について格別御審議がなければ、そういうふうに一応委員会としては決定して、それに対する爾後の事務処理或いは議院運営委員会にこの問題をお考え願うということについては、委員長のほうから然るべくお手配願うことにして、御異議なければ賛成願いたいと思いますが、如何でございましようか。
【次の発言】 大蔵省当局に御質問申上げたいと思います。休会前の国会におきまして、閉鎖機関処理委員会或……

第10回国会 人事委員会 第7号(1951/02/10、2期、労働者農民党)

○千葉信君 委員長。その前に何か今の請願、陳情を紹介された議員のほうから特に説明をしたいということについて申入れは全然来ておりませんか。
【次の発言】 この請願、陳情の問題について政府委員或いは人事院の方からいろいろこれに関する御説明を承ることも一つの方法だとは思うのですが、併し今出ております請願、陳情が所沢病院の荒垣氏からの請願を除いては大体これはもう全部地域給に関する請願、陳情でありまするし、更にその内容は只今専門員のかたからもお話がありましたように、殆んどが大同小異の理由を以て請願されておりまするし、こういう点から言いますると私ども今ここで政府委員の説明を承わるというよりも、実はこれに関……

第10回国会 人事委員会 第8号(1951/03/05、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今の委員長のお話でございますけれども、一応簡單な点だけにしておいて、只今御説明を承わりました災害補償法案に関する質問を一つだけしたいと思いますが……。
【次の発言】 官房長官にお尋ねいたしますが、今の提案理由の説明でも、一般会計及び特別会計に災害補償のための予算が計上せられてはおりますけれども、御提案になりましたこの法案から行きまして、第三十三條によれば、公務上の災害に関する人事院の統計的研究の結果に基いて予算を計上しなければならない。現在提出されておりまする予算というのは、恐らくこの法案提出以前の予算だろうと思うのです。従つてこの第三十三條の点から言いまして、人事院の調査研究の……

第10回国会 人事委員会 第9号(1951/03/12、2期、労働者農民党)

○千葉信君 いいですね。

第10回国会 人事委員会 第10号(1951/03/20、2期、労働者農民党)【議会役職】

○理事(千葉信君) それでは只今より人事委員会を開会いたします。  議題は国家公務員災害補償法案でございますが、只今の登院数は七名でございますので定足数に達しておるわけでございます。先の委員会で決定いたしましたように、本日はこの法案に関する国民の輿論の動向を把握したいということと、それから又実際のこの法案に利害の深いかたがた、或いは又学識経験を持つておられるかたがた等に御出席を願いまして、いろいろと御意見を承わることになつたのでございますが、いずれも御熱心な六名のかたがたの御出席を頂きましたことを最初に厚く御礼を申上げておく次第でございます。  議事の進めかたにつきましては、午前中だけ出席可能……

第10回国会 人事委員会 第12号(1951/03/29、2期、労働者農民党)

○千葉信君 質問の中間で大変恐縮ですが、その前に人事院当局にお考えを承わつておく必要があると思いますので若干時間をお借りいたします。  数次に亘る人事委員会の打合会の席上でも、大体この法案に対する審議上の希望條件としては、この法案が適正なものであるかどうかということを検討する以前に、いろいろと各階層から意見も出されておりまするし、又全体の意向としては相当この法案については、例えば恩給法との関係であるとか、或いは又災害補償の補償額の問題が、結局は公務員の現在の非常に落ち込んでいる給與の問題というものも随分関連を持つて考える必要があるという点などから、いろいろこの法案の審議については相当準備して、……

第10回国会 人事委員会 第13号(1951/03/30、2期、労働者農民党)

○千葉信君 山下人事官にお尋ねいたしますが、今提出されておりまする国家公務員に対する災害補償法案の問題について、殆んどこの法案に関する人事院の勧告が全面的にそのまま政府のほうから案件として提出されておるのでございますが、この問題について私どもの承知するところによりますと、人事院当局としてはこの案件を立案する過程の中で利害関係の深い国家公務員諸君の意見というものを殆んど徴しておらない。そうして勧告若しくは案件が国会に提出されてから後に、公務員諸君の意見なり、或いは公務員諸君の組合の意向というものを徴するという、そういう態度をおとりになつたということでございますが、なぜ人事院としては、こういう重大……

第10回国会 人事委員会 第14号(1951/03/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 大蔵省のほうからどなたとどなたがいらつしやいますか。
【次の発言】 あと大蔵省関係のどなたがお出になる予定でございましようか。
【次の発言】 大蔵当局にお尋ねいたします。只今上程になつておりまする退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきましては、御承知のように、衆議院における大蔵委員会の審議の過程では、最初私どもの希望するような修正案が大蔵委員会を通過したようでございますが、その後再び回付になりましたような結論に落ち込んだようでございますが、こういう結論が一度出たということは、或る程度予算上の見通し等がなければあの結論が出るはずがないと思つておりますが、若し仮に大……

第10回国会 人事委員会 第15号(1951/05/17、2期、労働者農民党)

○千葉信君 視察報告が非常にいろいろな関係から遅延しましたことをこの際率直に申上げてその責任を痛感しておることを最初に申上げて置きます。二月中旬から本員と加藤委員、森田調査員で、富山県、石川県、並びに宮城県に出張いたしましたが、いずれも各県におきまして、非常に理事者諸君並びに組合の諸君から熱心な御協力を頂きまして、地域給に関する諸種の調査について所期の成績を挙げることができましたことを、この際改めて感謝の意を表したいと思う次第でございます。地域給のいろいろな問題等につきまして、これらの調査の結果から判明いたしましたことは、いずれも各地共通の事項が主でございました。特にその地域における特殊な問題……

第10回国会 人事委員会 第16号(1951/05/21、2期、労働者農民党)

○千葉信君 簡單な質疑を……。
【次の発言】 山下人事官にお尋ねしたいと思うのですが、先ほどの説明の中で基本的な考え方としては、地域給というようなこういう給與はなくなるべきだ、そうしてできるだけ人事院当局としては、本格的な労働に対する正しい反対給與の形の方向に持つて行きたい、ただ現在の段階では生活給という低い水準の給與であるから当分の間これは如何ともしがたい。こういうお話が一応ございましたが、人事院の方針としても成るべく早くこういう生活給の体系から脱却して、そうして地域給なりその他の救済的な給與というものを一本の給與体系、詮じつめて言えば能率給の体系の方に持つて行きたいということをお考えのよう……

第10回国会 人事委員会 第17号(1951/05/22、2期、労働者農民党)

○千葉信君 順序として人事院当局に対して御質問申上げます。御承知の通りに、本院における電気通信委員会或いは郵政委員会等におきまして、現業官庁における職員の特別俸給表策定の問題が相当論議され、日程に上つて来ておるようでございまするが、私ども人事委員会におきましても、この問題については従来しばしば問題になつたところでもありますし、申上げるまでもなく、現在の郵政、電通職員の待遇状況を見ますると、單に俸給表だけの問題ではなく、その他にも種々の問題があるようではありまするけれども、併し何と言つてもその職種が全く専門的な知識、技能を必要とする仕事であるばかりでなく、現業官庁であるという立場から、個々の従業……

第10回国会 人事委員会 第18号(1951/05/26、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この際大蔵省当局に対して御質問申上げたいと思います。問題は本通常国会において先に成立いたしました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律に関する問題でありまするが、当時御承知の通りに本院人事委員会におきましても、又衆議院における大蔵委員会等における審議の経過を見ましても、この法の成立自体が国会の全面的な賛意の下に成立したとは受取れない傾向が非常に濃厚であつた。而も当時政府の答弁は、非公式ながら当時問題になつたところの修正案に対する賛成の意見が濃厚であり、大蔵省当局としても予算上の検討をまじめに加えながらできるだけ修正の方向へ賛同するという傾向さえ非常に……

第10回国会 人事委員会 第19号(1951/06/05、2期、労働者農民党)

○千葉信君 官房長官に出席を要求してあるのですが、官房長官はお見えになつておらないようですが、人事院のほうに御質問申上げることも、前提としては、官房長官の御答弁を承わつてからの問題になりますので、そちらのほうの手配を至急お願いしたいと思います。
【次の発言】 それでは人事院当局にお尋ねいたします。御承知の通りに第十国会会期中しばしば給與ベース引上げの勧告が問題になりましたけれども、人事院からは到頭会期中に勧告がなされませんでしたが、現在の物価の情勢から言いましても、又公務員諸君の非常に窮迫した生活の状態から言つても、給與引上げはどうしても必要だという段階になつて来ておりますが、人事院当局として……

第10回国会 電気通信委員会 第3号(1951/02/09、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 電気通信省当局に対してお尋ねいたします。地方的な問題でございますけれども、併しこれは又電話の復興促進の問題にも関連ございまするし、予算の問題にも関連して参りますので、私は決してこれは軽少な問題でないという見解の下に取上げて御質問申上げたいのであります。  札幌電話局の交換状況に関連する問題ですが、あらかじめ申上げておきたいことは、札幌市の場合は他の都市といささか趣を異にしておりまして、終戰後五年間のうちに従来の漸進的に膨脹して参りました人口が終戰後極度に人口の増大がございまして、戰前の五割程度、大体二十万程度でございました人口がこの五年間くらいに三十三万人という数字を……

第10回国会 郵政委員会 第3号(1951/02/24、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 郵政大臣にお尋ねいたしますが、先の郵政委員会においても私から郵政大臣にお尋ね申上げ、いろいろと御答弁を承りまして、当時の情勢なり、大臣のお考え、一応私承知はいたしておりますけれども、その後における郵便貯金を含む大蔵省預金部資金の運用の方法等について、一体郵政当局として何らかの事業運営上、どうしても或る程度の運用に関する発言権を確保しなければならない、その具体的な形態はどうであるにいたしましても、少くとも郵政事業、特に郵便貯金或いは簡易保険等の拡充発展という見地からすると、資金を実際に預金者であるところの国民或いは又地方団体等を通じて、これらの諸君に対して十分資金運用に……

第10回国会 郵政委員会 第7号(1951/05/17、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 私から一つ……。
【次の発言】 ちよつと中座いたしましたので、或いは重複する点があるかも知れませんけれども、御承知の通り休会前の国会で、参議院から郵政職員の特別俸給表制度が全会一致で可決されました。政府に送り込まれているはずであります。只今お話を承わつておりますると、そのためにも教育職員、或いは大蔵省関係の現業関係職員等の振合いも一切人事院としては、これに包含して特別俸給表の問題を考えたいというお話もございましたが、これは一応人事院としては、そういう態度をおとりになることは当然であるとは考えまするけれども、併し何といいましても、従来の郵政省の給与というものは、昔ながら……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 人事委員会 第1号(1951/08/16、2期、労働者農民党)

○千葉信君 勿論今度人事院のほうで制定されましたこの一の八の人事院規則は、国会議員の中から国会の承認を経て、全権に代る者があるかも知れないということを予想されておるのですね。
【次の発言】 そこでお尋ねしたいことは、公務員法の関連の事項については一応只今のお話でわかりますけれども、国会法第三十九条等の関連では、一般職に規則付けてしまうということに、いささか私疑義を生ずる点があると思うのです。それは御承知の通り第三十九条によりますと、「内閣総理大臣その他の国務大臣、内閣官房長官、政務次官及び別に法律で定めた場合を除いては、その任期中国又は地方公共団体の公務員と兼ねることができない。但し、国会の議……

第11回国会 人事委員会 第閉会後1号(1951/08/23、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今の御説明の中で、人事院としては取あえず急いで勧告したという言葉でございましたが、私ども今度の勧告の時期というのは、やつと補正予算の編成に遅ればせながら間に合つたというような程度で、従来の物価の上昇の状態からいいましても、又従つて公務員諸君の生計費の苦しい状態からいいましても、こんなに遅れて提出されて、而も取あえず急いで出したなどということをぬけぬけと言われる人事院の態度に私は最初に不満の意を表しながら質問に入りたいと思います。  先ほどのお話の中で先ず第一番にお尋ねいたしたいことは、人事院としては公務員の給与は国民が税金で以て負担しておるものであるから云々という言葉がございまし……

第11回国会 人事委員会 第2号(1951/08/18、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今の動議に賛成いたします。

第11回国会 人事委員会 第閉会後2号(1951/09/25、2期、労働者農民党)【議会役職】

○理事(千葉信君) それでは只今より人事委員会を開催いたします。  議題は国家公務員の給与問題に関する調査でございます。政府委員としては、すぐ淺井総裁が見えられるそうでありまするが、只今御出席中のかたは人事院の給与局長でございます。なおあらかじめ御承認願つて置きたいことは、委員外議員として松原さんが出席されておりまするので、発言をお求めになつておられまするから、適時これを許可することに御異議ございませんでしようか。
【次の発言】 それでは御発言を願います。
【次の発言】 それでは紅露委員から御要求がありましたように、給与ベースの問題のうち人事院当局が勧告しました勧告の内容等について、前の八月二……

第11回国会 人事委員会 第閉会後3号(1951/10/08、2期、労働者農民党)【議会役職】

○理事(千葉信君) それでは只今から人事委員会を開催いたします。  議題は国家公務員の給與問題に関する調査の案件でございます。なお今日お見えになつておられますのは、人事院法制局長岡部さん、林野庁労務厚生課長岡崎さんの両者でありまするが、予定として内閣官房副長官の菅野さん、人事官の山下さん、大蔵省主計局のほうから岸本給與課長がお見えになる予定になつております。  議題に入ります前にお諮り申上げたいことは、閉会中の継続調査事項になつておりまする案件の審議未了報告書をお諮りしなければならないのでありまするが、案文の作成その他についてまだできておりませんので、その作成方について委員長に御一任願いたいと……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 人事委員会 第1号(1951/10/18、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今地域給の問題について木下委員からいろいろ質問と要望がありましたが、私もその問題に関連して官房長官にお尋ねしておきたいと思うのは、只今官房長官の御答弁では、何か非公式にそういう問題について話合いがあるらしいという非常に緩かなお話でありましたけれども、私どもこの委員会でいろいろこの問題を取上げて審議し、或いは人事院との折衝の中で判明しておることは、今木下委員からもお話がありましたように、大体において年間六億円度の予算を要する修正勧告を行いたい。而もその勧告については淺井総裁ははつきり私どもに対して、この国会の審議に間に合うように提出する。こういうふうに私ども聞いておるのであります。……

第12回国会 人事委員会 第2号(1951/10/25、2期、労働者農民党)

○千葉信君 それでは私から第十回国会閉会後に派遣されました地方の公務員に対する給与の実情、特に地域給に関する調査報告を申上げます。同道されました紅露委員のほうから、あとで私の申上げた報告についての補足御報告をお願いすることを前提として御報告申上げます。  七月一日に出発いたしまして、参りました地方が盛岡、秋田、それから岐阜市、高山市、富山市、高岡市、金沢市と、日程以外に福井に七月十七日立寄つて調査をして参りました。盛岡に参りましたときには、岩手、青森、宮城の各県から御参集を頂きましたし、又秋田に参りましたときには、山形、福島の各県を加えて三県の調査をいたしました。  それから岐阜、高山等もその……

第12回国会 人事委員会 第6号(1951/11/12、2期、労働者農民党)

○千葉信君 今度の給與改訂の法律案の提出が私どもびつくりするくらい遅延いたしましたことについては非常に承服しがたいものがありますが、一応併し只今の遅延した理由については承わりましたので、この点について私は触れませんけれども、一体こういう予算にも大きな影響を持つておりますし、又国内的にも單にこれが公務員諸君の給與を決定するだけではなく、これの決定がやはり一般の民間の賃金にも或る程度の関連を常に持つておるという点から言いますと、私どもこの法律を非常に重要に考えているわけでありまして、従つてできれば私どもこの給與法案に関しましては公聽会を開いて、そうしてできるだけ一般の輿論というものを私どもとしては……

第12回国会 人事委員会 第7号(1951/11/15、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この法律案の問題について簡單な御質問を申上げたいと思います。御承知のように一方では定員法の改惡案が今国会に上程されておるわけでありますが、それに附帶してこの退職手当の臨時措置に関する法律案が提案されたわけでありまするが、定員法の改惡に関する法律案が若し国会を通過しなかつた場合には、この法律はこれは適用することができないことになると思うのです。従つてこの法律の決定の必要がないということになるわけであります。そういう点から言いますと、どこまでもこの退職手当の臨時措置に関する法律は、定員法の改惡案の動向如何によつてこの法律を審議するということになると思うのであります。従つてそういう点から……

第12回国会 人事委員会 第8号(1951/11/16、2期、労働者農民党)

○千葉信君 午前中の方が終つてから一括して午前中の分を質問することにしたいと思います。
【次の発言】 田島さんにちよつとお尋ねいたしますが、あなたがさつきおつしやつたように、公務員の給與にしても、労働賃金にしても、やはり労働の価値なり、能率なりに応じて支給する方向へ早く行かなければならない。そういう御意見でございましたが、私どもも御意見としては、賃金はやはりおつしやるような立場において考えられることが至当だと思うのですが、ただ併し御承知のように現在の公務員給與も、それから又民間の給與も同様な形になつておりまするが、何と言つても非常に低い水準の生活給の要素が非常に濃厚にまだ残つておるわけです。人……

第12回国会 人事委員会 第10号(1951/11/20、2期、労働者農民党)

○千葉信君 事務総長にお尋ねいたしますが、あなたは事務総局の責任者として、現在の人事院の仕事自体の中に簡素化できる仕事があるというふうに今お考えになつておられますか、どうですか、この点を先ず……。
【次の発言】 あなたのお話のように、手続等については或る程度簡素化できる部分が仮にあるとしましても、私どもの見ているところでは、日本の本当の公務員制度を確立するためのこの公務員法が、今の段階では、殆んどもう制限規定に関する部分だけは実施に移されておるけれども、公務員の福祉を擁護する点においては、現在の段階ではまだ公務員法が完全に実施させておらないということは、これは事務総長もお認めですか。

第12回国会 人事委員会 第11号(1951/11/21、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今の杉山委員の質問に対する御答弁の中で、法律が勧告の問題を規定したときの考え方として、人事院から出された勧告を政府のほうでこれを検討をして、両者歩み寄つて最後のいい結論を出すという建前で設けられたものだというところのお話がありましたが、こういう出発点からしてこの法律の解釈というものは只今のお話でははつきり間違つておると思うのであります。それはどういう点かというと、今の官房長官の御答弁では人事院と政府というものの両者の歩み寄りということで考えておられますけれども、一番大事な公務員諸君の立場というものを完全に忘れてる考え方だと思うのであります。もともと本來ならばこれは公務員諸君と政府……

第12回国会 人事委員会 第12号(1951/11/22、2期、労働者農民党)

○千葉信君 あなたがたのお話は大体了解いたしました。ただ私の場合は総括的質問、一般的な問題であらかじめ官房長官に御答弁を承わつておかないと、先に進まない話ばかりなんです。そうい点も官房長官のほうでは十分御了解の上、できるだけ出席されることを特にお願いしておきます。
【次の発言】 まあこの特別俸給表の問題に関しては、只今の御答弁は一応わかるのですが、勤務成績の向上を図るとか、それから頭打ちを救済するとかいう考えがその基本になつておるということも、これも私ども了解できるのですけれども、只今のお話のように、級別定数等その他の関係でその省なら省におけるところのまあ人事管理の巧拙というか、そういう点から……

第12回国会 人事委員会 第13号(1951/11/26、2期、労働者農民党)

○千葉信君 今のやつははつきり確認して下さい。
【次の発言】 岡崎官房長官は何時に出席できますか。
【次の発言】 岡崎官房長官に対して一般質問をまだ継続中なのですが、それが終らないと逐条審議に入ることがむずかしいので、この際他の委員のかたから質問をして頂きたいと思います。
【次の発言】 賛成。今加藤君の言われたようにやられたらいいと思うのですが、僕はどうしても質問の順序は官房長官に一般質問をやつてからじやなくては私都合が惡いですから、自由党の委員諸君が五人もおられますから、自由党の諸君にどんどん、今お話のように菅野さんも來ておられるし、人事院のほうからも來ておられるから質問をやつてもらつたら如……

第12回国会 人事委員会 第14号(1951/11/27、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この際淺井総裁に一つお尋ねしたいと思うのですが、たしか閉会中の九月二十四日の当人事委員会で、淺井総裁ははつきりと地域給の修正勧告について今度の臨時国会の審議に間に合わせるように勧告をするということを公約されたはずでありまするが、もうすでにこの会期もあと残すところ一日というような段階になつてもまだ勧告されませんが、一体はつきりと公約された事実があるのになぜそれを履行されなかつたか、その点をこの際承わりたいと思います。
【次の発言】 速記録を読上げてもよろしいのですが、併しもうそこまでしなくても、総裁としては十分この問題について深甚なる考慮を加えられていると存じますから、私はこれ以上御……

第12回国会 人事委員会 第15号(1951/11/28、2期、労働者農民党)

○千葉信君 政府提案の改正案によりますると、第二十三條の六項におきまして「公務員法第八十條第四項の規定の適用については、この法律は、同項に規定する給与準則とみなす。」と、こういう條項がございまするが、從來私ども給与準則はまだ実施の運びに至つておらないという見解で、この時期までの暫定措置として一般職の職員に対する給与法が実施されているという見解に立つておりましたが、今度のこの休職者の給与に関する問題で特にこの法律の適用については給与準則に規定する條項とみなすという、こういう附則が出ておりまするが、これは給与準則にみなしますか、みなしませんかという法律上の問題よりももつと具体的な問題としてはこうい……

第12回国会 人事委員会 第16号(1951/11/30、2期、労働者農民党)

○千葉信君 前の委員会で、甚だ申訳ない話ですが、丁度欠席しておりましたが、どういう事情で保留になつたか、それを簡單に……。
【次の発言】 異議なし。
【次の発言】 この陶町の級地その他條件等について簡單に給与局長のほうから御説明を承わりたいと思います。
【次の発言】 只今の給与局長の説明によりましても、大体中央気象台の過去十年間の統計を資料にはするけれども、個々に亘つては全部気象台の資料が整つているわけではありませんから、できるだけ適正な給与を決定するという意味で、これは国会として從來の慣行的なやり方の点からいつても、政府に送り込むというやり方をとつておりますから、できるだけこの際これを採択し……

第12回国会 電気通信委員会 第2号(1951/10/24、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 実は折角発言をお許し願つたのでありまするが、私のお尋ねしたい問題は、主として工作工場の問題に関して御質問する用意をして参つたのでありますが、答弁する側のほうで準備がまだ思う通りには整つておらないからこの次の機会にというお話がありましたので、この次にお願いすることにいたしまして、今日は電気通信省に関連する一つの問題について簡単な御質問を試みたいと思いますが、お許し願いたいと思います。  お尋ねしたいのは、只今の大臣の提案理由の説明の中にもありましたように、当面している行政整理の問題がいろいろ立案計画されている状態でございますので、この問題に関連する御質問になるわけであり……

第12回国会 電気通信委員会 第3号(1951/10/25、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 山下通信監がお見えになつておりますので、主として工作工場の問題について御質問申上げたいと思います。現在の電話需要に対するサービスの向上についての国民の要求というものは非常に熾烈なものがあると思いまするが、実際にサービスの提供といつても、先ず根本的には現在の施設の中において起るところの故障を十分に修理するとか、故障を防止するという方向においてとられることが最も手近かなサービスの提供、施設のから見たサービスの提供ということになると思います。ところが現在の電話の故障の状態を見ますと、全体の故障の約五三%というものが加入者の宅内故障という形になつているのでございます。而もこう……

第12回国会 内閣委員会 第18号(1951/11/24、2期、労働者農民党)

○委員外議員(千葉信君) 只今の大臣の御答弁に関連して御質問申上げたい。
【次の発言】 人事委員として、委員外議員としてです。
【次の発言】 郵政省に関係がありますからいいです。
【次の発言】 それでは郵政大臣並びに電気通信大臣に対して御質問申上げます。先ほど郵政関係の問題について、私の御質問申上げることが時間の関係上繰述べになりましたので、先ずその点から御質問申上げます。  先ほどの委員会の質疑応答の中で、大臣は、巖絡な意味の天引でないけれども、一応或る程度の天引であるということは承認されながら答弁されたようでござすます。そういう天引のやり方というものが果して可能かどうかという成瀬委員その他……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 人事委員会 第1号(1951/12/12、2期、労働者農民党)【議会役職】

○理事(千葉信君) それでは只今より人事委員会を開催いたします。  議題は公報を以て御案内の通り、国家公務員の給与問題に関する調査、公務員制度に関する一般調査、以上二件でございます。先ず最初にお諮りいたしたいことがございます。国家公務員の給与問題に関する件並びに公務員制度に関する一般調査の件につきましては、前国会以来継続調査になつておりまするが、参議院規則の第五十五条によりまして、調査報告書を提出することに相成つておりまするが、本件についてその案文等は委員長に御一任願うことにいたしまして、この報告書を提出したいと思いまするが、御異議ございませんか。

第13回国会 人事委員会 第3号(1951/12/15、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は本法案に対して反対をし、次の修正案を提出いたすものであります。私の修正案というのは、次の通りであります。  国家公務員法等の一部を改正する法律案の一部を次のように修正する。  題名中「等」を「の一部を改正する法律」に改める。  第一條から第四條までを次のように改める。  国家公務員法の一部を改正する法律(昭和二十三年法律第二百二十二号)の一部を次のように改正する。  第一次改正法律附則第十一條中「及び裁判所」を削り、「昭和二十六年十二月三十一日」を「昭和二十七年三月三十一日」に改める。  附則第一項及び第二項を次のように改める。  この法律は、昭和二十七年一月一日から施行する。……

第13回国会 人事委員会 第4号(1952/02/04、2期、労働者農民党)

○千葉信君 滝本さんにお尋ねいたします。たしかこれは第十二国会並びに休会以前の第十三国会でも、地域給の修正勧告はもう早晩これを提出するというような御答弁でございましたが、今以て提出されておりませんが、この問題がどういう状態にあるか、この点について人事院のほうから承わりたいと思います。
【次の発言】 地域給の問題については、相当これは地域的には非常に直接関係の深い問題であるという立場から、陳情請願、或いはいろいろな交渉が人事院なり若しくは又国会のほうへもいろいろ働きかけがあることは御承知の通りでございまして、できるだけ早く、何といいますか、動揺しつつある公務員諸君に一日も早く納得させる必要がある……

第13回国会 人事委員会 第5号(1952/02/25、2期、労働者農民党)

○千葉信君 今の御説明の中にあつた地域給について今度の人事院の改訂勧告の中に含まれている所も多々あるようでございますが、それはどこどこでございますか。
【次の発言】 只今御説明ありました請願、陳情については、願意妥当と認められますので、前例により、これを採択して、政府当局に送り込むことの動議を提出いたします。
【次の発言】 この四つの地域について、人事院当局のほうではどうお考えになつておりますか。
【次の発言】 瀧本さんに二点だけちよつと伺つておきたいと思いますが、まあ大体の方針として寒冷地等についてはこれ以上支給地域を拡大しなくてもいいのではないかというお話がありましたけれども、実際上私ども……

第13回国会 人事委員会 第6号(1952/02/28、2期、労働者農民党)

○千葉信君 それでは本院より派遣されました十二月二十二日から一週間、鳥取県、島根県、山口県等を加藤委員と共に調査いたしました結果を以下御報告申上げて、不十分な点については加藤委員より補足報告をお願いすることにしたいと思います。  二十四日には鳥取県庁において、二十五日には松江市において、島根県庁、それから二十六日には山口県において県庁知事室で懇談会を開催し、或いは当日午後一時半から同市職員会館において県下職員諸君と懇談会を開催いたしました。鳥取県におきましては、約三十名の諸君の御参集を願いまして、又松江におきましては、約二十名の県下各理事者並びに職員代表者諸君、山口県においては知事室において県……

第13回国会 人事委員会 第8号(1952/03/15、2期、労働者農民党)【議会役職】

○理事(千葉信君) それでは只今より人事委員会を開催いたします。議題は一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案でございます。今御出席になられておりまする政府委員は菅野副長官並びに人事院給與局長及び研究課長、それから後ほど自治庁のほうから取りあえず公務員課長がお見えになるそうでございます。御質問のあるかたは順次御発言を願います。ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 それでは菅野副長官に私のほうからお尋ねします。御承知の通り地域給の改訂の問題については相当各地方とも重大な関心を持つていろいろと請願、陳情等があつたわけでありますが、勿論これは政府のほうに対し……

第13回国会 人事委員会 第9号(1952/03/20、2期、労働者農民党)

○千葉信君 次回のときに、この地域給の問題に関連して国鉄当局の問題、それから地方職員の問題なんかもありますから、取りあえず国鉄のほうの職員局長の御出席を願うことにしたい。それからもう一度大蔵省当局の御出席を願う。これだけをはつきりお願いいたします。
【次の発言】 これは本委員会としても当然連合審査を要する問題だと思いますから、ここでさよう御決定を願いたいと思います。
【次の発言】 公務員の給與に関する一般的な問題でございますが、瀧本さんにお伺いしたいと思います。先ほど懇談の席上でお話があつた点についてもう一度改めて確認したいと思うのですが、今年の一月初旬の新聞の報道によりましても、人事院当局と……

第13回国会 人事委員会 第10号(1952/03/26、2期、労働者農民党)

○千葉信君 出席しているのは誰ですか。
【次の発言】 国鉄の労組のかたに御意見を承わるより先に、私どもの質問の順序としては、職員局長もお見えになつておりまするから、そのかたのほうから先ず先にお尋ねをしたいと思います。  職員局長にお尋ねいたしますが、今も臼井君から話がありましたように、国鉄労組の考え方としては、一段落しの方法を以て地域給を実施しているけれども、今度の人事院の勧告等の場合にあつても、その一段落しに準じた場合においては、国鉄労組の職員に対しても地域給の引上げが当然勧告の趣旨に従つて行われるのだ、まあこういうお話でございましたが、私どもその点については、全くそのお考えについては同感な……

第13回国会 人事委員会 第13号(1952/04/23、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この問題について審議なり質疑なりをやるよりも、まだ委員会全体としての修正の方針をどういうふうにするかということについての最終的な話合いがついておりません。速記をとめてそうして自由な立場でお互いに腹臓のない意見を吐いて、その中から皆が承服できるような結論を出す必要があると思います。それで一度速記をとめて打合会に入つてもらうほうが却つて審議を進行させる方法だと思います。そう取計らい願いたいと思います。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第13回国会 人事委員会 第14号(1952/04/25、2期、労働者農民党)

○千葉信君 質問の順序としては、やはり大綱の質問から入ることが正しいと思うけれども、責任あるかたがお見えになつておられませんから、いきなり逐條に入つて行きたいと思います。併し逐條に入つて行くにいたしましても、これは増子君に聞いても御答弁を頂けるかどうかはわかりませんけれども、この点だけは一応念のために聞いておきたいと思うのでありますが、提案理由の説明によりますと、慶事等があつた場合ということになつておりますから、この点について突き詰めて御質問申上げる必要もないかとも思いまするが、私どもの考えを率直に申上げれば、ここに慶事等とありまして、等という以上、弔事の場合等も一応考慮に入つておるという解釈……

第13回国会 人事委員会 第16号(1952/05/01、2期、労働者農民党)

○千葉信君 まあ只今の宮田委員の発言、これは与党の委員の立場から当然そういう措置は必要だと思うのですが従つて我々そういう措置をおとりになることにも賛成であるし、我々自身も又党には一応報告と了解が必要なんでして、その点については私ども全く同感だと思います。ただ今木下委員のほうから提案されておりますのは六日の本会議に上程する運びにしたいと、こういう御提案でございましたが、その点について宮田委員のほうからその点については異議がないという御発言でありましたが、そう確認して差支えございませんか。
【次の発言】 それでは六日の本会議に上程することは御異議ないようですから、いつの委員会でこの修正案を討論採決……

第13回国会 人事委員会 第17号(1952/05/06、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は本修正案に対して賛成いたします。勿論私どもこの修正案が完璧なものだとは考えておりませんけれども、併しながら現状においては、特にその調査対象が全国に跨るという点、従つて又その調査に相当な機構が確立充実されなければならんにかかわらず、その点についての機構の確立等が容易に行えないという現状であります。又私どもが修正するに当つての時間的な制約もございましたので、私どもこの問題のよりよい完全な修正のために、将来もつともつと努力するという前提の上に立つて一応本案に対してこの際賛成をいたします。以上です。

第13回国会 人事委員会 第18号(1952/05/08、2期、労働者農民党)

○千葉信君 御提案になりました法律案については提案理由の説明と、それから逐条説明を承わつておりますが、私どもこの法律案を審議するに当つて先ず総括的な質問から入ることが法安審議の便宜上からも一番いい方法だと思うのです。総括質問を行うに当つて問題となると思われますのは、海上警備隊の性格の問題が現在までの、例えば海上保安庁法の審議の過程であるとが、或いは閣僚の答弁等の状態からいたしますと、まだ必ずしも明確になつておらない点がかなりあると思う。そこでそのうち一番問題になると思われる点は、運輸大臣が国会で答弁された海上警備隊というのは、これは警察予備隊のようなものではない。むしろこれは警視庁の予備隊であ……

第13回国会 人事委員会 第19号(1952/05/14、2期、労働者農民党)

○千葉信君 この際入江人事官に承わりたいのですが、人事院としてもいろいろと従前から準備中と承わつておりました給與準則、それから公務員諸君が待望しておりまする恩給法等の勧告提出の時期をこの際明確にされたいということと、それから現在のこれらの問題に関する人事院の意見として取りまとめられたものがあるはずでありまするから、経過説明の形になるかも知れませんけれども、一応成るべくこの席上でできるだけ具体的に明確にされたい。以上二つの点について御質問申上げます。
【次の発言】 只今の御答弁によりますと、大体勧告提出等の時期については、これは従前の委員会で承わつた御答弁と余り変つておりません。前にも今御答弁得……

第13回国会 人事委員会 第21号(1952/05/26、2期、労働者農民党)

○千葉信君 質疑に入る前に議事進行について一言申上げますが、今日の委員会の開会、それから、これから質疑を開始されることについて異議はございませんけれども、この状態では、委員数を申上げることは差し障りがありまするから御遠慮申上げまするけれども、何と言つても余りにこの出席は不可解至極くだと言わなければならない。従来委員長のほうでもいろいろ御努力を願つているところでありまするが、法案審議のためにも、こういう出席の状況では私ども前途誠に憂慮に堪えないものがありますので、若しこういう状態が今後とも依然として変化がないということになりますというと、これはやはり相当問題になると思われます。今後委員会を開催さ……

第13回国会 人事委員会 第22号(1952/05/31、2期、労働者農民党)

○千葉信君 御承知の通りに今電気通信委員会のほうに提案されておりまする日本電信電話公社法案並びに国際電信電話株式会社法案等の関係は、当委員会でも密接な関係がある問題でございまして、御承知の通りに電気通信省職員の大多数が、今度は労務関係その他が従来の国家公務員法の適用から外されて、労働関係調整法等の適用を受ける職員もありまするし、それから又その法律では従来の国家公務員法によつて規定せられることは一般の職員の給与法等によつて律せられていた関係の事項が非常にたくさん盛られておるという状態から見ますると、私どもとしては、これは法案の審議に対して相当人事委員会の立場としても質疑を要する案件がかなりたくさ……

第13回国会 人事委員会 第23号(1952/06/03、2期、労働者農民党)

○千葉信君 答弁されるかたが来ておりますか。
【次の発言】 来ていなければ委員長が答弁するのですか。(「進行々々、異議なしです。」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 待つた、待つた。今のは退職手当の法律案でしよう。
【次の発言】 なお、じやなく、建設委員会からの修正申入が……。
【次の発言】 岡部法制局長にちよつとお尋ねします。前回の委員会で田中建設委員の質疑に答えられて、今度のこの法案による駐留軍の雇用者となる要員の身分というものは、これは例を引けば昔の官吏が雇員、傭員という恰好になつたようなものだという非常に私としては腑に落ちない例を引かれて御答弁になられたようですが、もう少しその点について具体……

第13回国会 人事委員会 第24号(1952/06/05、2期、労働者農民党)

○千葉信君 総裁はいつ頃回復の見込みですか。若し回復の見通しがあれば、やはりこれは一応の責任者としての立場から御答弁を願わなければ、なかなか容易に解決の見通しが出ませんので、一つその点をたしかめてほしいのです。
【次の発言】 専売公社の副総裁に御質問申上げます。只今木下委員のほうから総務部長に対していろいろ御質疑があつたようでありまするが、御承知め通り閣議が決定しましてから、もう相当臨時手当の問題については時日も経過しております。こういう時日の経過の中で、一体専売公社としては従来この問題に対して、専売公社の職員に対してどういう措置をとろうというお考えで、そして又それに従つてどういう手を今日まで……

第13回国会 人事委員会 第25号(1952/06/09、2期、労働者農民党)【議会役職】

○理事(千葉信君) それでは只今より人事委員会を開会いたします。  本日の議題は昭和二十七年度における国家公務員に対する臨時手当の支給に関する法律案、その他公報を以て御通知申上げました五件の法律案でございます。只今政府のほうからは大蔵大臣が御出席になつておられますから一質疑のあるかたは順次御発言願います。
【次の発言】 大蔵大臣もつと大きい声で。
【次の発言】 ほかに御質疑がなければ、ほかの委員会の関係で大蔵大臣はこれくらいで退席されることを希望されておりますので、大蔵大臣に退席して頂いて結構でございますか、それでは御質疑がなければ、大蔵大臣どうぞ……。  なお大蔵省の岸本給与課長が出席されて……

第13回国会 人事委員会 第26号(1952/06/12、2期、労働者農民党)

○千葉信君 国鉄副総裁に御質問申上げます。夏季臨時手当の問題について前回の委員会でいろいろ当時の状況等について御質問申上げましたが、承わるところによりますと、当局と従業員諸君との間に臨時手当の問題については一応の解決点が見出されたようでありまするが、その簡單な経過と結論がどういう形において解決を見たか、この際承わりたいと思います。
【次の発言】 そういたしますと、大体妥結を見ました結論としては、国家公務員と同様の五割という条件でございますね。それからもう一つ一緒にお伺いしておきたいことは、たしかその条件の中には最低二千円を下るものについては六カ月以上の勤務者に対してはこれを三千円にする、この該……

第13回国会 人事委員会 第27号(1952/06/13、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は本法律案に反対いたします。反対の理由は、現在の物価の情勢、標準生計費等の状態から考えまして、当然給与改訂が行われなければならないし、人事院も又本年一月を以て給与ベース改訂の勧告の必要のあることを認めております。そういう状態でありまする上に、今度の臨時手当の問題につきましては、同じ政府機関でありながら、国鉄当局等の組合側と妥結しました成案を見ましても、少くとも公務員諸君の現在提案されておりまする国家公務員に対する臨時手当の支給率を遥かに上廻り、平均して二倍以上になつている夏期臨時手当が支給ざれようとしておるという状況にもございまして、均衡を失した給与を国家公務員に行うということは……

第13回国会 人事委員会 第28号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 そうですね、専門員のほうに大体の日時、それから日程等については計画をしてもらつて、あとで各委員のぼうに連絡してもらつて、最終決定は委員長のほうでしてもらうように一任したほうがいいと思うのです。
【次の発言】 その問題については先ほど北村委員からもお話がありました趣旨に私は賛成いたしますけれども、ただこの際確認しておきたいことは、今政府原案として提案されている労働関係調整法等の一部を改正する法律の中に、山林労務者を現業公務員ということにして、郵政その他の現業職員と同じ取扱いをするという法律案が提案されております。政府原案でありまするが、その点についての北村委員のほうのお立場が、そうい……

第13回国会 人事委員会 第29号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 剱木副長官に対して質問いたします。只今上程されておりまする退職手当の臨時措置に関する案件についてでありますが、政府としては、この法律提案によつてどのような予算措置が必要であり、又どの程度が予算の中に、この法律案の実施に伴う必要予算として計上されているか、先ずその点から御説明願います。
【次の発言】 それでは只今の点についてはこの次の機会に明らかにして頂くことにして、その次には大体この法律案実施の対象となる人員等について大よそどの程度に政府としては考えておられるか。これは法律の第一項、第二項別に、若しおわかりでございましたら御答弁願いたいと思います。

第13回国会 人事委員会 第30号(1952/06/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 総裁にお尋ねする前に、只今の委員長の報告に関連して要望申上げたいことが一つあります。今上程されている行政機構等の改革に伴う退職手当の臨時措置に関する特例法案については前回の委員会におきましても私ども官房長官の出席を要求したのに到頭出席されないし、今日も又記者団との会見も大事であろうけれども、記者団との会見を理由にして出席を遅延させておられることは法案審議の渋滞ということについて、官房長官の責任問題が起ると思うのです。至急もう一度連絡して、私どもとしては急いでおりまするから、委員長から改めてこの旨通告されたいと思います。
【次の発言】 浅井総裁に対しての御質問申上げますが、一体人事院……

第13回国会 人事委員会 第31号(1952/07/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 堀井次長にお尋ねいたします。次長も御承知の通り本委員会に付託になつておりまする退職手当の臨時措置に関する法律を審議中でございますが、承わるところによりますと、特別調達庁のほうでは賠償指定物件等の返還等に伴う作業等の状況からいいまして、この法律にある通りに第一項によつて本年の十二月三十一日までということでは、この法律案の審議並びに行政機構改革に関する案件等が大体現在のところ一カ月程度案件の審査が延伸しているという條件からいいまして、実際上は十二月三十一日ということでは特別調達庁に支障の起る虞れがあるということでございまするが、その点について調達庁としてはどうお考えになつているか。

第13回国会 人事委員会 第32号(1952/07/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 質疑に入る前に、議題の中に昨日人事院のほうから内閣に対して勧告された石炭手当の問題を緊急上程することを委員長のほうで一応お諮り願いたいと思います。
【次の発言】 いつ頃お見えになるか、見通しは立つていますか。
【次の発言】 それじや官房長官がお出になる前ちよつと懇談会を開いて、今問題になつている国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律案について二つの問題が起つていますから、その点について懇談会に切替えて一応皆さんにお諮りをしたいと思うのですが、いいですか。……ちよつとお諮りいたしますが、この退職手当の臨時措置に関する法律の問題について大体これはもう質疑は終了しておりますが……

第13回国会 人事委員会 第33号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 派遣議員の報告は……。
【次の発言】 質問はたくさんあるのですけれども、先ほどから委員長のお手許へ申出てあるように、今日四時四十分までしか時間がございませんので、今ここで質問を申上げても、尻切れとんぼの恰好になつて、却つて法案の審議には役立たないのではないかと思うので、その点委員長のほうで、適当に取計つてもらいたいと思います。

第13回国会 人事委員会 第34号(1952/07/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 大橋国務大臣にお尋ねいたしますが、私ども保安庁の保安隊であるとか、警備隊が、軍隊であるとかないとかいう問題については、直接この委員会の所管ではないので、この際はその問題には一応触れませんけれども、ただ併し御提案になつておりまする保安庁職員の給与法案を見聞いたしますと、非常に給与が不当に高いのです。高いという事実はこの法案の俸給表等を見ましても歴然としておりますが、一般職の職員に比べましても、それから又例えば警備隊等の場合に船員俸給表による船員に対する給与の水準というものと比べて見ましても、それから又警察職員であるとか、海上保安庁の職員に対する給与の水準に比べて見ましても、そのいずれ……

第13回国会 電気通信委員会 第47号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(千葉信君) 次官がお見えになつておられますから、次官にお尋ねしたいと思います。次官にあらかじめ申上げておきたいことは、恐らく今までの委員会で究明された点にも及ぶかも知れませんけれども、まだ何と言つても国会では速記録も配付になつておりません関係上、或いは重複する場合があるかも知れませんから、できるだけ親切な御答弁をお願いしたいと思います。  先ず最初にお尋ねしたい第一点は、これは非常に素人らしい質問でありまするが、一体今度この法律案によつて設置される日本電信電話公社の場合に、外国通信を扱うのか扱わないのか、又この法律によつては制限があるとお考えになつておられるかどうか、その点を一つ……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 人事委員会 第1号(1952/11/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 その前にちよつと滝本さんに、人事官がお見えになつておりませんから、簡単な部分についてだけ御質問申上げたいと思うのですが、今の御説明にもありましたように、人事院当局としては、いろいろ標準生計費とか、民間給与を基礎において基準になる給与額を四千七百円ということにして勧告されておりまするが、この場合に一つ問題となると思われることは、御承知の通りこれは人事院としても国民の消費生活の水準、国民生活の水準というものから、特にずば抜けて公務員をよくするというようなこともなく、又これに劣るものであつてはならないという考え方は、これは当然人事院として持つているだろうと思うのです。  そこで第十三国会……

第15回国会 人事委員会 第2号(1952/11/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 人事院のほうにお尋ねいたしますが、地域給の勧告についてこれはまあ給与勧告の問題もそうですが、同時に地域給の問題にしても人事院としてはいろいろな政治的な考慮を排して飽くまでも厳正な立場に立つて取扱わなければならない問題なんですけれども、併し従来地域給の問題については他の給与の問題と違つて政府のほうとしては成るべくこれはああいうふうに勧告をなけなしに扱つたり、減額したりしてやつている政府自体の中ででも取りあえず地域給の問題については人事院の勧告が出た場合には全面的にそれを実施する方針を最初からはつきり表明しておりますし、従つて又政府のほうとして、そういう態度をとらざるを得ない原因として……

第15回国会 人事委員会 第3号(1952/12/03、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 提案者にお尋ねいたしますが、この法律提案についての趣旨はよく了解いたしましたが、ただ一点として、第一条の「一般職の職員の給与に関する法律の適用を受ける一般職に属する職員の」という点についてですが、御承知の通り今の給与法の第九条の二項で、給与の支給日等については人事院規則できめることになつているわけであります。給与法の精神から見ましても、公務員法等の精神からいいましても、御承知の通り給与の支給等については、実施官庁としての人事院の権限なり責任というものは明確になつているわけでありますが、今申上げた第九条の第二項等に関連する支給日等の点について、人事院は規則でこれをきめておりますが、そ……

第15回国会 人事委員会 第4号(1952/12/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 お尋ねいたしますが、特別職に対する給与の改正に関する案件はいつ頃お出しになるお見込ですか。
【次の発言】 それから今御説明にありましたように、一万二千八百円程度にするということですが、政府のほうでは現行平均賃金をどれくらいに押えておられるか。切替え以前における平均給与の額はわかるのですか、推定額で結構ですが……。
【次の発言】 人事院の勧告しました勧告案を見ますと、人事院の主張としては本年五月現在で切替えて幾らになるという、こういう計算になつておりますが、政府のほうでは、本年五月現在の平均給与はどれくらいになつておるというお考えに立つておられるか、それも承わりたい。

第15回国会 人事委員会 第5号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(千葉信君) 官房長官か副長官御出席なさらないのですか。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 菅野さんにお尋ねしますが、この前お尋ねしておきました本年五月現在の平均給与はわかりますか。
【次の発言】 そうしますと、人事院の勧告が本年五月一日現在で切替えられるといたしますと、これは一万五百二十二円から、人事院の勧告の金額に切替えられるという計算になるわけですか。そういたしますと、政府の提案して参りました原案によりますと、実施は十一月一日からに延期されて、それだけ公務員にとつては不利益を招いているという条件と、それからもう一つは五月一日に人事院の勧告通りに切替えら……

第15回国会 人事委員会 第7号(1952/12/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 最初に滝本さんにお伺いしたいと思うのですが、政府原案の第十九条の三に関連する問題ですが、今大体一般職の職員等に対する超過勤務手当、若くは第十九条の三に言われている超過勤務手当等という表現をされている給与は、平均してどのくらいの給与額の中の比率になつているか、或いは又、今の平均給与に対してどのくらいの比率になつているか、どちらからでも結構ですから。
【次の発言】 それは一般職の職員全体に対してそういう数字になつておりますか。
【次の発言】 これが各省別ということになりますと、この手当の割合はかなり各省ごとに違うでしようね。

第15回国会 人事委員会 第8号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 今日は官房長官はお見えになりませんか。
【次の発言】 それでは菅野副長官にお尋ねいたします。  前回のこの委員会で質疑の結果明らかになりましたことは、人事院の勧告は一万三千五百十五円、五月からの実施、それから政府案は一万二千八百二十円の十一月からの実施、表面上の金額では勧告と政府案とでは六百九十五円の開きということになるけれども、併し当然人事院案通りに五月から勧告通りに実施をされていれば更にこの開き以上に給与の自然増加があるはずである。勿論現行の給与水準の中でも五月から十一月一日までの間には百九十二円という給与の上昇がありましたから、従つて人事院の勧告案の金額と政府案との開きに五月……

第15回国会 人事委員会 第9号(1953/03/04、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(千葉信君) それでは只今から人事委員会を開会いたします。  今日の案件は御案内のごとく理事補欠互選の件、公務員制度に関する一般調査に関する案件、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案、予備審査でございます。それから日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部を改正する法律案、予備審査、以上の四つの案件でございます。  最初に理事が二名欠員になつておりますので、その補欠互選を行いたいと思いまするが、互選の方法等については、この際委員長に御一任を……

第15回国会 人事委員会 第10号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(千葉信君) それでは只今から委員会を開会いたします。  上程されます案件は調査に関する二つの案件と、そのほか予備審査でありまするが、国家公務員等に対する退職手巻の改正法律の案件と、駐留軍労務者に対する退職手当支給に関する法律の一部改正の案件でございます。只今政府委員として出席されておりますのは、大蔵省主計局岸本給与課長でございます。菅野副長官に対しては出席を求めたのでありますが、只今次官会議の最中であるために今日午後二時頃までは出席不可能でありまするから御了承願いたいという申入れがございました。岸本給与課長に対して御質疑のあるかたは順次御発言を願いたいと思います。なお、今日は提案者の……

第15回国会 人事委員会 第11号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(千葉信君) それでは只今より人事委員会を開会いたします。  今日上程されておりまする案件は、国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する件律案及び日本国との平和条約の効力の発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部を改正する法律案、以上予備審査二件でございますが、そのほかに国家公務員の給与問題に関する調査並びに公務員制度に関する一般調査の二つの案件が上程されておりまするが、この際御希望によりまして最初調査案件に関しての質疑があるそうでありまするから、この点から質疑のあるかたは順……

第15回国会 人事委員会 第12号(1953/03/13、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○委員長(千葉信君) それではこれより委員会を開会いたします。  今日御審議を願う案件は国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案及び日本国との平和条約の効力発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施等に伴い国家公務員法等の一部を改正する等の法律の一部を改正する法律案、及び調査案件二作でございます。只今御出席になられておりまする政府委員及び説明員は、管野内閣官房副長官、入江人事官、調達庁長官根道広吉君、同じく労務部長中村文彦君、財務課長志賀清二君及び大蔵省給与課長岸本君。  最初に駐留軍労務者に対する退職手当の支給に関する案件から……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第1号(1950/11/30、2期、労働者農民党)

○千葉信君 議事進行について、只今委員長の方から一定の枠を設けた形で、本臨時国会は八日までしかないとか、或いは大体の目標としては連合委員会を三日ぐらいで打切りたいとかいろいろ御意見がございましたが、私はそういう御意見には納得できません。もともとこういう重大な法案を短い国会の中で審議しようとしてよこした方の政府に私はその点に対する配慮が初めから全然欠けておつたと、こういう点について私は只今矢嶋委員から提案されましたように、本日の会議を又更に午後一時から続行するということについて私は反対でございます。と申しますのは私共人事委員会として今日初めて地方行政委員会と連合委員会を開くということを決定いたし……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第3号(1950/12/04、2期、労働者農民党)

○千葉信君 議事進行について……。先ほどの堀委員の質問に対して、政府では、このあと四日しか残つておらない臨時国会で、この法案を是非とも通過させるという御答弁があつたようでございます。一応私どもは、言葉としては受取りましたけれども、遺憾ながら政府が果して本当に熱意を持つてこの臨時国会でこの法案を通そうとしておるかどうかということについて疑いを持つものであります。御承知の通りに参議院におきましては四つの委員会の連合委員会を開催しておりまするが、その連合委員会も衆議院から回付されて来るまで、もう日数は今月一日ということになつておるわけでございます。ところが政府のほうからは小野政務次官と次長は見えられ……

第9回国会 地方行政・人事・文部・労働連合委員会 第4号(1950/12/07、2期、労働者農民党)

○千葉信君 岡野国務大臣に対して御質問申上げます。この地方公務員法案か非常に重要な法案であるということについては私から改めて申上げるまでもなく、地方自治の重要性、或いは百三十万の地方公務員の労務の問題からいいましても、こういう重要な法案というものは私の考えからすれば、少くとも常識的に言つても相当長い期間というものを見て、その中で愼重にあらゆる角度から検討されなければならない。こういう考え方はこれは恐らくどなたも異論のないところだろうと思うわけですが、今度の短かい臨時国会の会期中に、強引にこれを審議し、結論を出してしまおうとする政府の態度というのは、何と言いくるめましようとも、これはやはり来年行……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 人事委員打合会 第閉会後1号(1951/07/20、2期、労働者農民党)

○千葉信君 その問題に関連して……。只今問題になつております特別俸給表の問題について、今森崎委員のほうから御質問も又御意見もありましたし、それから山下人事官のほうからも御答弁がありましたが、今私ども問題にしておる特別俸給表に関する限り、いささかお考えが違つておる点があるのではないか。私は決して森崎委員の意見を反駁するために申上げておるのではありませんけれども、実際にその利害関係者であるところの現業職員の立場から要望されておるところの特別俸給表の問題は、少し只今のお話と食違つておる点がある。この点について私は簡単に御意見を申上げながら特に人事官の御答弁をこの際お伺いして置きたいと思うのでございま……

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、労働者農民党)

○千葉信君 議事の進行が非常に見通しのつかない状態に立至つているというふうに私は感じております。勿論委員長が老躯を提げて非常に熱心に努力されておることについては、私は満腔の敬意を表します。併し同時に私は委員長が内閣委員長としての立場から、一応もう連合委員会は本日で打切るのだという内閣委員会の一応の御決定を尊重されて、先ほど来お話合いをされておる点については、これ又私は委員長の立場として委員長の御発議を私は了承いたします。
【次の発言】 更に私はもう一つは、木下人事委員長が言われたように、若しこの連合委員会が要求しておりますところの首相なり或いは官房長官の出席を前提としてその御出席がないという状……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵・人事・労働連合委員会 第1号(1951/11/08、2期、労働者農民党)

○千葉信君 私は今井仲裁委員長にちよつとお尋ね申上げます。私も坐つて御質問申上げますから坐つたままで結構です。私のお尋ねしたいと思うことは、この専売仲裁裁定をめぐつて、この紛争の解決については非常に仲裁委員長は重要な立場に立つておられると思うのです。特にこれは先ほど菊川君からもお尋ねいたしましたし、又木下君からもお尋ねした問題に関連する問題でありまするが、仲裁委員長としてこの公企労法の條文に従つて出された仲裁裁定そのものの価値というか、比重というか、若しくは最終結論に対するこれを支配する力というか、そういう点について仲裁委員長からこの公企労法の條文の解釈に対してどういう見解を持つておられるかと……

第12回国会 内閣・人事連合委員会 第3号(1951/11/10、2期、労働者農民党)

○千葉信君 浅井総裁にお尋ねいたしますが、今の古田君の質問に対するお答えを聞いておると、私は国家公務員法を実施し、従つて又公務員の利益を擁護する立場に置かれておるはずの浅井総裁のお答えとしては、私は誠に遺憾に堪えない答弁だと思います。今の御答弁によると、整理基準を作るとか作らないという問題は、これが作つてあれば人事院としてはやりやすいとかやりやすくないとか、極めて消極的な他人事のような考えを以て御答弁をされているように思うのです。そこで先ず第一番にお伺いいたしたいことは、最近における民主国家の考え方として、公務員と政府との雇用関係というのは、これは昔のように使つてやるとか使つてもらうとかいう考……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・人事連合委員会 第2号(1952/03/26、2期、労働者農民党)

○千葉信君 外務政務次官にお尋ねいたします。この法律は表面的に眺めますと、特別職の外務公務員に関する規定を設けようとしたかになつておりますが、併し実質上は、この法律が特別職その他について定めた規定よりも、むしろ一般職の外務公務員について国家公務員法の特例を設けて、原則として国家公務員法の適用から除外しようとしている法律だというふうに私ども分析せざるを得ないのです。恐らく政府のほうとしては、この外務公務員法は、国家公務員法の附則第十三條、これは改正になりました附則第十三條のほうにははつきり出ておりませんけれども、旧法の国家公務員法第十三條の附則では、外交官、領事官その他の在外職員、学校教員、裁判……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第3号(1952/03/28、2期、労働者農民党)

○千葉信君 只今の森崎委員の質問に関連するのでございますが、第十條に言われておる外交領事事務に従事させるため、こういう外交領事事務の従事員という範囲というのは、本案の第二條の第四項にあつた外交領事事務という條項について私が御質問申上げたその事務の範囲だと思うのです。而もこの外交領事事務ということの範囲が非常に広く解釈されておる。第二條の場合には一般的補助業務に従事するものも外交領事事務の分野の中だというふうに御答弁を頂いておりまするし、それから又その人員数のごときは現在の外務省に勤務する約千五百名の中の半数が、この外交領事事務に従事する職員という非常に広い解釈が行われておりまするが、第十條の場……

第13回国会 外務・人事連合委員会 第4号(1952/03/29、2期、労働者農民党)

○千葉信君 昨日中山委員のほうから弟十九條以下の御質問がありましたが、まだ第十七條、第十八條の質疑は残つておりますので、その点から御質問申上げたいと思います。第十七條は勤務條件に関する行政措置の要求ということになつておりまするが、国家公務員法の建前から言いますと、勤務條件に関する行政措置の要求と同時に利益処分に対する審査の請求とが同様に扱われているのでありまするが、この場合には單に勤務條件の行政措置に関する要求だけを前審として外務人事審議会に要求できることになつておりまするが、この点については、どうしてこういう差別を設けられたか、その点をお尋ねいたします。

第13回国会 議院運営・人事連合委員会 第1号(1952/07/23、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 質問に入ります前に、お尋ねしたいことがあるのですが、それは先ほど委員長のほうから、この法律案の提案者は、これは御承知の通り石田博英君外一名になつておりますが、事務当局が主としてこの法律の立案に当つたのであるから、従つて議院運営委員会でも、事務総長が提案者に代つて説明するということについて了解して進めて来たから、今日の連合委員会においても、そういうやり方をすることについて御了解が願いたい、こういう委員長の御希望がありましたが、これは私は、そういうやり方をするということについては、一つの条件なしでは賛成できないと思うのです。それは、勿論事務当局でこの法律案はいろいろ作成されたかもしれま……

第13回国会 電気通信・人事連合委員会 第1号(1952/06/04、2期、労働者農民党)

○千葉信君 大臣にお尋ねいたしますが、お尋ねするに当つて一応確認しておきたいのは、大臣が第三次吉田内閣の閣僚としての立場から、従来の逓信大臣若しくは電気通信大臣の国会における御答弁その他の従来の公式な席上における御発言等について大臣が説明を引継がれて、この際御答弁を頂けるだろうと思いますが、そう了解して差支えございませんか。
【次の発言】 これは昭和二十四年ぐらいでございますが、吉田首相が、従来しばしば国有財産、国有鉄道であるとか、或いは煙草の専売事業、発送電事業、電気通信事業等については、これを民間に拂下げる用意があるという談話を発表されたことを御存じですか。

第13回国会 電気通信・人事連合委員会 第2号(1952/06/07、2期、労働者農民党)

○千葉信君 前回に引続いて大臣に御質問申上げます。前回の委員会におきましてこの法案に関連する重要な問題の一項として、本法案の出発点となりました電信電話復興審議会における審議の状況等について不審の点を質す必要があるという考え方については、前回の委員会において一応総括的に大臣に申上げてございました。今日はその質問の具体的な点から入りたいと思います。御承知のように電信電話復興審議会の内容は前にも申上げました通り総理大臣の諮問機関という形においてそれぞれの各界の代表が網羅され、それから又一方ではオブザーバーとして出席された自由党の国会議員諸君がその委員会における審議の過程の中では重要な役割を務めたとい……

第13回国会 内閣・人事連合委員会 第1号(1952/06/14、2期、労働者農民党)

○千葉信君 野田さんにお尋ねしたいと思いまするが、保安庁の法案に関連し、保安庁の職員等に対して特別職という職にしなければならなかつたその理由についてお尋ねしたいと思います。その第一の理由は、国家公務員法が職員について適用すべき各般の根本基準を樹立することを目的とするものでありまして、その職務の特殊性に基いて特例を設ける必要があれば、同法の附則第十三条によつてその特例を設けることができるのであります。従つて任務の特殊性から鑑みますると、私どもは保安庁の職員に対して殊更に特別職にする必要を認めず、若し必要とあれば国家公務員特例法によるべきではなかつたかと思うのでありまするが、この点お尋ねいたします……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第2号(1952/12/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○千葉信君 本多国務大臣にお尋ねいたします。先ほど大臣は西郷委員の質問に答えて、地方公務員の給与の法律の建前から行けば国家公務員に準ずることになつておると、こういう御答弁でありましたが、これは私は全くその通りだと思います。ただその場合に、国家公務員とそれから地方公務員との今度の給与の改訂に際して、政府のほうから交付される平衡交付金の交付額、或いは起債等に関連して計上されておる二百八十五億六百万円の金額の問題でありまするが、これがお話のように、地方公務員とそれから国家公務員との給与の水準がお話のように果して三百四十八円違つておるのかどうかという問題が当然出て来るのです。先ほど大臣の御答弁では、自……



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データ更新日:2022/12/18

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