田村文吉 参議院議員
2期国会発言一覧

田村文吉[参]在籍期 : 1期-| 2期|- 3期- 4期
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このページでは田村文吉参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

田村文吉[参]本会議発言(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第9号(1950/12/08、2期、緑風会)【政府役職:郵政大臣・電気通信大臣】

○国務大臣(田村文吉君) 只今御説明になりました電話事業の緊急復興に関する決議案に対し、一言お答えいたしだいと存じます。  我が国の電話事業は、仰せのごとく、戰時中当然なすべき増設の空白と保全の不足とに加うるに、戰禍による莫大な被害を蒙りました等のために、量質共に著しく低下せざるを得なかつたのであります。これに対し、先に両院の御決議の次第もあり、当局従事員は極力これが復興に努力いたして参り、その口数においては漸く戰前の数までは漕ぎつけたのでありますが、疏通率及び待合せ時間等におきましては戰前に比べて未だ遙かは低位にあるのみならず、熾烈なる増設要望にもお応えすることができず、国民に多大の御迷惑を……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 参議院本会議 第8号(1951/01/31、2期、緑風会)【政府役職:郵政大臣・電気通信大臣】

○国務大臣(田村文吉君) 電信電話事業を民営に移す考えがないかという御質問でありますが、先ほど総理から御答弁もありましたように、民営の形態につきましては目下愼重に調査研究いたしておりますが、まだ問題が非常に重大でありまするので、結論を得るまでに至つておりません。従いまして差当つては現在の形態のままで進むつもりでありまするが、併しその間におきましてもできるだけ官営の弊害を矯めまして民営の長所を取入れると、こういうふうに考えて進んでおりまする次第であります。(拍手)

田村文吉[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

田村文吉[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 私も祕書官から聞きまして、その前の経路がどうなつておるか存じません。

第8回国会 電気通信委員会 第閉会後1号(1950/09/20、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今お話がございましたから申上げますが、郵政省関係の葉書の問題は、特に大衆に関係が深いからという、それさえも値上げの話があるじやないか。そうすれば電信電話関係で、電話のごとき十三万五千円で取引されている、こういう実情を考えた場合に、料金の値上げを考えてもいいじやないか。又一面においてそういうことによつて電話をもつと早く便利に装置することが必要じやないかと、こういうようなお尋ねのように思いますが、今葉書の問題がありますが、この葉書自体は大衆に関係があり値が安いのでありますから、そういうふうに考えられますが、これは実は割合に利用している人は、銀行会社等が多いのでありまして、……

第8回国会 電気通信委員会 第閉会後3号(1950/10/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 電気通信事業の現況につきまして御説明いたしますには、現在近く臨時国会並びに通常国会に提案になりまする予算関係を御説明申上げ、又それに関連して現況をお話申上げることが大変よろしいのではないかと考えますので、一応予算関係について、御説明をして見たいと思うのでありますが、尚細かい点につきましては、各局長も出ておりますので、又お尋ね願いたいと存ずるのであります。尚申上げるまでもありませんが、予算は大体閣内でまとまりまして、目下関係方面と折衝中でございますので、まだ申上げることがそのまま国会に提案になるというわけでありませんのでございますので、その点は御了承頂きたいのでございま……

第8回国会 電気通信委員会 第閉会後4号(1950/11/01、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今の見返資金と預金部資金の問題ですが、これは当初二百億の借入をするについては預金部資金だけで賄うということは無論困難でありますので、でき得る限り見返資金を使わせて頂くということは、利息がないということだけで大変助かる。そういうわけでありますから、それについて安本と折衝いたしまして、少くとも五十億ぐらい見返資金から出して貰えないかということで大分折衝いたしておつたのでありますが、さつき石原君が説明されたように、その問題についての大蔵省の考え方は、できるだけ見返資金は全然收益のないような方面で多く使つて、若干でも收益勘定を挙げ得るところでは預金部資金を使う方がよいという大……

第8回国会 郵政委員会 第1号(1950/07/19、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) 今回図らずも私が郵政省の仕事を受持つことと相成つたのでざいますが、御承知のごとく郵政事業につきましては全くの素人でありまして、今後共皆さん方の御鞭撻を頂きつつこの大任を果したいと思うておるのでございまして、本日の委員会の席を借りまして、御挨拶かたがたお願い申上げる次第であります。  申上げるまでもなく、郵政事業にいたしましても一つの企業でありまする以上、公企業と私企業の違いこそありましても、一般民間企業と一般相通ずるものがあろうかと存ずるのであります。殊にこの事業が好むと好まざるとに拘らわらず独立採算制の下に経営されておる実情から考えますと、更にその感じを深くするので……

第8回国会 郵政委員会 第閉会後1号(1950/09/15、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 御尤ものお尋ねであると考えますが、御承知のように今地方債及び国債等の金融の操作に関係しましては非常に重大な関係がございますので、郵政省といたしましては、仮に二百億明年度において増加する運用金に対しては、全額を郵政省においていたしても差支えない、又国会の要望もあつたと考えておりましたので、そのつもりで折衝しておるのでありますが、半額をするというのではなしに、形はこちらで、郵政省の方で運用するわけでありますが、そのうち地方債に廻すものを半額運用する、あとの半額を国債又は余る命を預金部に廻す、こういうような考え方で進んで参つたのであります。併し御指摘の通り結果において今年度……

第8回国会 郵政委員会 第2号(1950/07/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) この問題は御承知の通り給与ベースの改訂という問題がありまして、私両省の大臣として是非、この際給与べースを一日も早く改訂して頂くということが至当であろう、こう考えておつたのでありますが、御承知のようないろいろの事情で、その問題は至急にできなくなりまして、そこで組合の諸君としても何とか一つ省内だけなり、或いはその他の手を尽すなりして便法を考えられないかということで、私も可なり一生懸命でその問題を検討して参つたのですが、今お話のありましたように外の官庁より著しく惡いということは私は考えておりません。ただ如何にも現業官庁として特殊の事情がありますので、そういう場合に、現業官庁……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 大蔵委員会 第11号(1950/12/08、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今後の郵政事業は果して完全な独立採算を維持し得るや否やということが私は問題だと思います。今もお話がありましたように、足りないから料金をどんどん上げて行つてカバーするということならできないことはない。併しものも程度がありまするので、すべての物価の比率等を考えて、著しく、相当価格に上つておるものをそれ以上に上げてやるということもできないものであります。もう一つは、郵便事業の本質的な点から考えまして、一つの例でありまするけれども、御感知のように出の中で新聞紙を一枚届けてもらう、この郵便料は一枚八十銭です。そこで随分山間僻地に入りますと、ほかに郵便物は行かないけれども、新聞紙……

第9回国会 電気通信委員会 第1号(1950/11/24、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) 只今新谷委員からお尋ねのございました予算の見通しの問題でありますが、今年度の補正予算の関係、收益勘定のものは説明を略しまして、建設勘定の二十六億六千余万円の中、十八億円だけは預金部資金で賄つて貰うつもりでおつたのでありまするが、諸般の事情で大分その点が困難のようであります。従いまして、一部分は收益勘定から廻し、或いは勘定から振り替えるようなことに相成るかと存じまするが、支出面の二十六億六千万については、大体関係方面の御了解も得てあるようで断ります。支出行為のほうには影響はないと考えております。それから明年度の問題になります電話建設関係の預金部資金百三十五億、これは大蔵……

第9回国会 電気通信委員会 第2号(1950/11/30、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) 所管事項につきましては、継続調査のときにかなり申上げてありますから、或いは重複する部分も多いかと考えますので、今回提出いたしました補正予算の内容について取りあえず御説明申上げまして、尚、時間を頂きましたならば詳細の現状を申上げたい、こう考えておる次第であります。  本年度の電気通信事業特別会計の当初の予算は、歳入歳出ともに五百十七億四千万円余りでありましたが、その後、朝鮮の動乱及び國際情勢の変化等によりまして、歳入歳出ともに増加する必要を生じましたので、歳入歳出とも八千三百八十万余円の補正を提出しておるのであります。この金額の内訳を申上げますると、歳入においては、電報……

第9回国会 郵政委員会 第1号(1950/12/05、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) それでは私から、郵政省における当面の業務概要について、御説明申上げ、委員の皆様の御参考に供したいと存じます。  先ず最初に郵便事業について申上げます。  業務運営の状況は第八國会の本委員会で御説明申上げましてから大して変化はなく大体順調に推移いたしております。前回も申上げたかと思いますが、施設面におきましては郵便局舎の戰災復旧も一応終り毎年新設もいたしまして、現在では昭和十九年に比し簡易郵便局を含め約一千局の増加となつております。又取扱業務の範囲も郵便送達の速度も大体戰前に復しております。なお外國郵便については、最近まで種々の制限がありましたが、これも六月二十九日附の……

第9回国会 予算委員会 第10号(1950/12/08、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) この根拠が昭和二十年の年に四銭のものに十六銭の補助をつけるということになりましたそのままになつておりますので、当時はそのくらいのものでよかろうということで計算されてやつたものであると思います。
【次の発言】 只今計算をいたしまして、計画を立てておりまするが、明年度から大体実施することにいたしたいと考えておりまして、これはいろいろ事情も異なる場合がありますので詳しくきめて参らなければなりませんが、大体平均いたしまして、一本について十五円見当を下らないようにいたしたいと、かような現在の計算でありまするが、なお收穫面等の計算も詳しくいたしまして、各種類によりまして決定するよ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 決算委員会 第10号(1951/03/05、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 前回の先月の二十一日の本委員会におきまして、委員長その他のかたがたから、昭和二十三年度決算検査報告において、会計検査院から批難を蒙りました事項の中で、電気通信省関係事項に対する責任者の処分は、現在電気通信省に勤務する者については、すでに処分を完了しているにかかわらず、郵政省に勤務する者については、処分を行なつていない。この点につきまして只今も棚橋委員からの御質問があつたわけでありますが、誠に御尤もなことであります。なおその上郵政省関係の批難事項に対する責任者の処分は大体終つているが、二、三まだ処分を行なつていない事項があるのはどういうわけであるかという点についての御質……

第10回国会 大蔵委員会 第7号(1951/02/14、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君君) さようなことに相成つておると思います。
【次の発言】 政府委員から答弁させます。
【次の発言】 御尤ものお尋ねでございますが、職務によりまして非常に忙しくて、つい休日も取れないで働いて頂いておるというようなことも、相当多いのであります。併し今のお尋ねのように、非常にそれがために酷使して、能率を低下させているではないかというような懸念につきましては、十分に検討をいたしておりまして、さようなことの起らないように配置その他の点について考えて行くわけであります。併し今日は、申上げるまでもありませんが、余りに余裕というものを持つておりませんから、ついさような実際のときに、部分……

第10回国会 電気通信委員会 第2号(1951/01/29、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 前国会におきまして全般的の現況について御説明申上げておきましたのでありまして、或いは重複する点がございますか知りませんけれども、現在の状況を概略御説明申上げたいと思います。  先ず市内電話について申上げますと、加入電話につきましては終戰後五カ年の努力によりまして、大体戰争前の数字に達したことは前国会において申上げたのでありまするが、昭和三十五年四月から十月までの増加の累計は大よそ十二万八千でありまして現在は百十三万五千に達しております。併しこれはすべてが前の通りに復旧したのではなくて、戰災大都市の復旧率は、五〇%乃至七〇%でしかありません。依然として多数の未開通加入者……

第10回国会 電気通信委員会 第7号(1951/03/08、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 今回政府より提出いたしました電信電話料金法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明いたします。電話に関する料金のうち装置料等を引上げると共に、一般放送事業者が専用する場合の市外専用電話料を引下げて、新聞社、日本放送協会等と同額にする等の必要がありますので、これがこの法律案を提出する理由であります。  次にこの法律案の要点を申述べます。先ず加入電話の装置料は加入者の宅内への引込線工事及び電話機取付工事に要する労務費及び消耗品費でありますが、加入電話の取消又は移転などにより不要になる性質のものでありますから、その工事の都度一時に実費を回収することが必要であ……

第10回国会 電気通信委員会 第15号(1951/05/15、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) お尋ねの第一の問題でございますが、これは先般参議院において強い御決議を願つておりますようなわけでありますので、当局といたしましても鋭意これが研究を進めて参つておつたのでありますが、現在の財政状態からいたしまして多くの資金を獲得するということは相当困難な実情にもございますので、或る程度まで利用されるかたがたに幾らかの御負担を願うというようなことも考えて見たらどうかというようなことで、いろいろ案を作りまして関係方面との折衝を進めておるのでありますが、恐らくは今日か明日くらいにはそれを承認してもらえるかどうか、はつきりすると思うのでありますが、大体の要領は一般の加入電話につ……

第10回国会 電気通信委員会 第16号(1951/05/17、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました電信電話料金法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明いたします。  公衆電気通信業務に関する基本法として、現行の電信法を廃止し、新たに公衆電気通信営業法を制定するようとり運んでおりましたが、同法案の提出が止むを得ない事情によつて遅れることになりましたので、同法により実施を予定しておりました新らしいサービスで急速に実施する必要があるものを実施するため、これらのサービスに関する料金を定めると共に、現在著しく不均衡となつている国際放送電報の料金の引上を行う等のため、電信電話料金法に必要な改正を加えることといたしました。以下改正の事項を申上げます。  第……

第10回国会 電気通信委員会 第17号(1951/05/24、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 御尤ものお尋ねでございます。先般予算の御審議を願います場合において当然補正予算の必要が起つて来るのではないかというような御質問もあつたのであります。当時におきましては、或る程度の物価の値上りは見込むのであるが、それ以上の実際の値上りの情勢にあるのでどうかというお尋ねであつたのでありまするが、まだ当時見通しもはつきりいたしませんので、一応は先般の予算で御審議を願つたのでありますが、併しその後の情勢、最近において若干頭打ちの傾向がないではありませんけれども、併しすでに今日まで上つておる物価というものはそう急に下るような傾向もないというような状況下にありまするので、先ず建設……

第10回国会 電気通信委員会 第20号(1951/05/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました電話設備費負担臨時措置法案の提案理由を御説明いたします。  電気通信設備の拡張のための外部資金といたしましては、昭和二十五年度において百二十億円、昭和二十六年度において百三十五億円が予算上認められたのでありますが、これだけの資金によりましては国民の電話に対する熾烈な要望を充たすことは到底できない現状であります。国民の加入電話に対する需要を見ますと、加入申込をしてまだ架設されない数が本年一月末現在において四十万を超えており、これが昭和二十六年度末においては七十万余に達するものと推定されるのであります。  一方構内交換機及び電話機の装置の請求もぼう大な……

第10回国会 電気通信委員会 第22号(1951/06/01、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) これは皆様の間に誤解があるといけませんから、この機会に申上げておきますが、今度の法案を出しましたのは、昨年の朝鮮事変以来非常にビルなどの建築が多くなつて参りまして、又地方における建築資金が廻りましたためににいわばたくさんできた。こういうようなことで特に非常に急迫をいたしている、こういうわけで、これを救済する一つの方法として大臣にもいろいろ願いして見ましたが、各種の財政上の都合で今の預金部から増額することはできないというようなことで、この方法より仕方なかろうということで、大蔵大臣と御協議の上で出して皆さんの御審議を願うわけであります。今度の物価値上り等の補正予算及び来年……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今飯島委員からお尋ねのございました電通省がこの問題についてどういう見解を持つて進んで来ておるかということについて各項目について御指示がありましたが、すべて御指示の通りに間違いありません。
【次の発言】 電通省で計算いたしました基礎はその数字によつておりますことに間違いありません。
【次の発言】 折角群馬県で詳細に御調査になりました実例であるというお話でありますから、十分その結果につきましてはこれを検討させて頂きたい、こう考えております。
【次の発言】 改訂の基準につきましては、当省といたしましても相当研究いたしたのでありまするが、なお実例の結果を尊重いたしまして、更……

第10回国会 郵政委員会 第2号(1951/02/06、2期、緑風会)【政府役職】

○國務大臣(田村文吉君) それでは私から所管事項につきまして概略御説明を申上げ、委員各位の御参考に供したいと存じます。先般第九臨時国会の本委員会で業務の概況につき一通り御説明申上げたので、本日は本国会に提出しております明年度予算案と、その後起りました二、三の問題につきまして御説明申上げたいと存じます。  先ず最初に、昭和二十六年度郵政省所管予算について概略の御説明を申上けます。先ず郵政事業特別会計の予算につきまして申上げますると、歳入予算におきましては総額五百七十億六千四百余万円を計上いたしておりまするが、その内訳は第一に、切手、葉書等の郵便業務收入におきまして百六十億四千三百余万円、第二に、……

第10回国会 郵政委員会 第3号(1951/02/24、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) お答えいたしますが、今お尋ねの郵便貯金の運用及び簡易保険の積立金の運用、この問題は先般大体申上げた心持において郵政省としては変りはないのであります。御承知のように昨年の暮にドツジ・メモランダムが出ましてから、資金は一応統一して運用さるべきであるということで、その趣旨に則りまして、近いうちに資金運用部資金法というようなものを作りまして、大蔵省の所管案として提出されるごとに相成るわけであります。その場合において郵政省としては根本的にどう考えるかという問題でありますが、これはすでにドツジ・メモランダムにおいて統一して運用されるということについての主義に対しては、私どもは反対……

第10回国会 郵政委員会 第4号(1951/03/09、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました郵便法の一部を改正する法律案、郵便貯金法の一部を改正する法律案郵便振替貯金法の一部を改正する法律案、郵便貯金法に基いて保管する証券の整理に関する法律の一部を改正する法律案、以上四つの法律案について提案の理由を御説明申上げます。  先ず郵便法の一部を改正する法律案について申上げます。現行の郵便法は、新憲法の制定に伴いまして、その内容を新憲法の精神に即応せしめる必要に基きまして、昭和二十二年急速に制定せられたものであります。その際郵便取扱制度の内容の改正は短時日で成案できるものにとどめ、その他は新郵便法制定後できるだけ速かに改正することとせられていたの……

第10回国会 郵政委員会 第6号(1951/03/30、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 日曜配達の問題につきましては、先般来申上げましたように、現在の過程におきましては、これを調査検討いたしておる状況にあるのでありまして、これが実施につきましては、なお慎重に三カ月間試験的にやりましたものの成績を考え、且つ又世論の調査もしつかりとした機関によつてこれを行うように今着手いたしております。無論国会の御意思を十分に尊重したいという考えでおりますので、今後ともこれにつきましての問題は機会を捉えて御相談を申上げるようにして行きたい、こういうふうに考えております。

第10回国会 郵政委員会 第7号(1951/05/17、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 只今議題となりました郵便法の一部を改正する法律案について提案の理由を御説明申上げます。  我が国におきまする航空郵便は、大正八年十月東京大阪間の往復初飛行に郵便物を搭載したのが最初でありまして、その後長年の試験的航空運送の段階を経て、昭和四年一月から制度化せられ、航空路及び航空回数の増加に伴いまして、航空郵便の利用もますます一般化せられつつあつたのであります。ところが昭和二十年八月終戦と同時に事実上廃止となり、制度といたしましても翌二十一年七月二十五日限り廃止せられたのであります。その後四年。昨二十五年六月に至りまして、御承知の通り日本政府は、日本国内において国内航空……

第10回国会 郵政委員会 第8号(1951/05/26、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 本問題につきましては、非常に世間でこれに対する反対の声も多いようでありますので、なお輿論調査を最近い行いまして、それが完結いたしましたのでありますが、若し御質問によりましてはをの詳細を申上げてもいいのでありますが、結論としては反対の意見が多いのであります。かような状態にあります場合でありますので、私も一応考慮しなければならんと考えておりますが、なお本委員会におきましてかような御要望が決議いたされましたのでありますから、十分御要望の趣旨を尊重いたしまして善処いたしたいと、かように考えております。
【次の発言】 只今お話のありました航空郵便に関する料金は、只今委員会の御決……

第10回国会 予算委員会 第10号(1951/02/16、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) それでは私から、郵政事業経営の概要につきまして御説明申上げ、委員各位の御参考に供したいと存じます。  先ず最初に郵便事業について申上げます。  施設面におきましては、郵便局舎の戰災復旧に一応終り、毎年新設もいたしまして。現在では昭和十九年に比し、簡易郵便局も含め約一千二百局の増加となつております。併しながら戰災を受けた郵便局舎の復旧は、大部分が文字通り応急の措置でありまして、極めて粗惡で、且つ手狭のものが多く。又幸いに戰災を免れました局舎のうちにも、すでに相当腐朽したもの、或いは事務量の増加で狭くなり事務の能率的な処理を阻害しているものもかなりの数に上つておりまして、……

第10回国会 予算委員会 第29号(1951/03/17、2期、緑風会)【政府役職】

○国務大臣(田村文吉君) 政府側が予算委員会に対して甚だ冷淡ではないかというようなお尋ねでありまするが、決してそういうふうな気持は毛頭ないのであります。本日は私やむを得ない用がありまして遅くなりまして、その前にどなたか出ておられると、こう考えておつたのでありますので、ついやむを得ず遅くなりましたのでございます。決して政府としてはさような考えは毛頭ないことを申上げて置きます。
【次の発言】 只今申上げましたことは、私個人だけの問題ではありませんので、閣僚種々集まりました場合にも、常にそのことについての善処かたを要望もされ、又みんながそういうつもりでおるのであります。或いは行違い等がありまして、十……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 大蔵委員会 第閉会後2号(1951/09/20、2期、緑風会)

○田村文吉君 大体期限はどのくらいですか、貸付期限は……。
【次の発言】 法律の上からいうと、これはいつまで、何年まで延ばし得るのですか。
【次の発言】 従つて御当局としては将来一年、二年というものが出て来ても、それは応じる御予定でいらつしやるのですか。
【次の発言】 さつきお話の肩代りはもう出ておるのですか。
【次の発言】 その数字は出ておらんのですか。
【次の発言】 今年はおよそ三十億ですか
【次の発言】 それから甚だ恐縮ですが、先刻お話がありました千四百億の市中銀行の融資ですね。この内訳をおつしやつたのですが、もう一度ちよつと……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 大蔵委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題以外に、一般的の問題について銀行局長にでもお伺いしてよろしいですか。
【次の発言】 私は希望を申上げたいのですが、できましたならば、終戰前における基凖年度ですね、基凖年度と現在における銀行の資本金の額の比較、それから預金の比較、貸出の比較、それから貸出利率、預金日歩の比較を一つ承知いたしたいのでありますが、次回にでもその表をお願いができましようか。
【次の発言】 銀行だけでよろしいのですが、若しできれば関係金融機関が大分できておりますから、参考に付けて頂ければなお結構です。
【次の発言】 是非そういうふうに一つお願いいたしたいと思います。

第12回国会 大蔵委員会 第4号(1951/10/30、2期、緑風会)

○田村文吉君 数字に出ておるわけですが、この補正予算で、法人税の増税によりまして殖える金額は幾らでございましたか。
【次の発言】 今年の、自然増収の程度でお量込みになりますと来年度においてはおよそどのくらいになるんでございますか。
【次の発言】 今の退職積立金に対する積立金であるとか、或いは手持金の評価減の積立金というようなものは、結局今まででもそれを使用した場合には、損金勘定になるわけですから、別に事業会社としてはそういうものを積立てたものを税金を控除して頂いても、長い目で見るというとそれほど負担の軽減にならんと、こういうふうに考えられるのですが、何かお考えが違うのですか。

第12回国会 大蔵委員会 第8号(1951/11/07、2期、緑風会)

○田村文吉君 大蔵大臣に一つお伺いいたしたいのでありますが、前にもお伺いいたしたことがあるのですが、戦争前の所得税というのは大体法人も合せまして、二億二千万円程度であります。ところが今日補正予算で合計いたしますと、法人税と所得税を合計で四千二百億、丁度千八百倍ぐらいになるわけですね。一体これはどこからこういうふうになつて来たのだろうかということをいつも不思議に考えておるのであります。もう一つは、一体国民所得はどのくらい殖えておるのだろうか、こういうことを考えますと、およそ二百五十倍から三百倍程度ではないか、こう考えますのですが、どうしてこの所得税、法人税関係がこんなに多くならざるを得なくなつた……

第12回国会 大蔵委員会 第10号(1951/11/09、2期、緑風会)

○田村文吉君 この間大蔵大臣に御質問申上げた問題に関連して質問したいと思うのですが、日本の今後の物価をどういうふうに持つて行くかということは、今後の平衡をきめる上から見ましても、国民生活の安定という上から言つても非常に必要な問題でありますので、それに対しては大蔵大臣は持論として、国際水準に従つた物価で行きたい、でき得れば成るべく早く行きたい、これは私は尤もなる意見だと思うのでありますが、もう少しこれを分析しまして、例えば食料品のごとき、これは急に増産しようたつて増産できん、どうしても外国から持つて来なけばならん。こういうものは一体内地へ到着した価格を以て基準としたのであるかどうか、それから鉄鋼……

第12回国会 大蔵委員会 第12号(1951/11/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 細かい説明はなさいませんか、今日は。

第12回国会 大蔵委員会 第13号(1951/11/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題に関連して、主税局長さん、その問題についてどういう考えを持つておられますか。

第12回国会 大蔵委員会 第14号(1951/11/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 私的独占禁止法とか、事業者団体法等のものがなかつた前の保險業の実態と、今度の改正によりまして、こういうものの適用を排除するという場合とどういう点が実質的に違いますか。
【次の発言】 具体的にどんな点が違いますか。
【次の発言】 それから料率算出団体、に関する法律の一部を改正する法律案ですが、これの何ですかね、法案の中にちよつと見当らないのですが、大蔵大臣が申請によつて率を認可すると、それを守らなければならないということになつておるが、若しそれを守らなかつた場合においては、罰則の規定があるのですか。
【次の発言】 ああそうですか。

第12回国会 大蔵委員会 第15号(1951/11/16、2期、緑風会)

○田村文吉君 無償交付等の場合は、株式の問題はどうお扱いになりますか。
【次の発言】 二十一条の課税問題ですね。これについては株式を返還する、或いは補償するわけですが、配当金などをとつた者に対しても税金をとらない、そういうことになるわけですか。
【次の発言】 そういたしますと、つまり日本国にとられていた間の財産の利益というものは、全然無課税で個人が取得するという形になりますね。

第12回国会 大蔵委員会 第17号(1951/11/20、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の輸入税を暫定的に撤廃する問題ですが、これは政府では三月末日まででそれ以後においては復活する意思がありますか。それとも止むを得なければ今日の状況をそのまま継続しなければならぬ、こういうお考えか。
【次の発言】 そこで今度の法案の御趣旨はどういうところにおありになるのか。例えば現在の紙の状況というものが到底需要が激増しているので間に合わないということであるとすると、それじや来年の四月からも急にそういう問題が解決されるとは思われない。そうすると、これはただ單純に三月までというわけには行かない、こういうような問題が起つて来るわけです。そこで今度の三月末日まで免税なさるという根本の御趣……

第12回国会 大蔵委員会 第18号(1951/11/21、2期、緑風会)

○田村文吉君 昨日お伺いいたしたのでありますが、今度新聞紙の輸入税を当分免除する、こういうことになるにつきまして、実情は昨日の御説明によりますというと、新聞紙プロパーのものと、その他の代替紙、いわゆる印刷紙ですね、印刷紙が月に八百万ポンド程度代替されている。こういうことでありましたが、そこで問題は、一方においてそういうような印刷紙には物品税を取つておいて、そうして一方に新聞紙を無税にする、こういうようなところが矛盾しておりやせんか。さようならば当然もう少し国内の印刷紙の製造を、奨励するまでではなくても、製造をチエツクしないように、物品税を廃止するということが当然必要になつて来る措置じやないか、……

第12回国会 大蔵委員会 第19号(1951/11/22、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題と関連するのでありますが、どうも私どももこれは拜見しましてなかなか、租税特別措置法の一部を改正する法律案を何回読み返して見てもわれわれわからん点が非常に多いのであります。ちよつと簡單な問題でありますが、丁度御説明のときに私おりませんでした関係でちよつとお伺いいたしたいのでありますが、今の棚卸資産に対する積立金ですね。これは棚卸資産を常時決算ごとに九〇%と評価するということと実際的にはどういう違いが出て参りますか。
【次の発言】 評価自体については十分いろいろな問題が起り得ると思いますが、これはお互いに税務署と当事者と両方でそれを幾らにするということですから、そういうような……

第12回国会 大蔵委員会 第21号(1951/11/26、2期、緑風会)

○田村文吉君 関連してお伺いします。大蔵大臣も御承知のように、戰争前に比べて所得税が今日千七百倍の非常な高額になつていること、だから税はもうこれ以上殖やさぬようにするという御方針は非常に結構だと思います。早くこれを減らして頂くように進んで頂きたい、こう考えるのでありますが、一方さつき菊川委員からの御質問にございましたように、今度の講和会議後においてはかなりいろいろの方面に費用が要るという、そういうものを賄わなければならん、こういうことになりますと、單に地方税だけでなしに、一般の国税につきましても何か改革をせねばならんというお考えをお持ちになつていらつしやいますかどうか、第一にそれをお伺いして、……

第12回国会 大蔵委員会 第22号(1951/11/27、2期、緑風会)

○田村文吉君 自由党を合せまして殆んど全部のかたがたがこの法案に御賛成になつております中に、私一人、而も私としては前閣僚の一員でありました私が、政府の提案に対して反対の意思表示をいたしますことは非常に遺憾に存ずるところであります。なおこれは緑風会を代表する意味ではありませんで、委員の一人として私は所見を開陳いたしたいのであります。  元来この法人税と申しますと、これに対しては直接の被害と申しますか、税が上るために非常に困るという人は経営者でもないし又勤労者でもない、こういうふうに一応とられますので、法人であるから、法人税が殖えたから勝に役員の報酬が減るとか或いは又従業員の所得を減らすとかいうよ……

第12回国会 大蔵委員会 第23号(1951/11/28、2期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行についての問題ですが、これは本会議を開くあれがあるようですが、まだ質問を続行してよろしいのですか。
【次の発言】 御質問がありましたが、部款の廃止ということは単なる複雑を單純化するというだけであつてほかに意味がないというお話でしたけれども、別に何ですか、大蔵大臣の認可とか、そういう変更する場合においてどうとかいうようなことについての権限がそれによつて変るということは絶対にないんですか。
【次の発言】 議事進行につきまして……一つ四、五分速記中止にして頂いて、その間にもう少しフリー・トーキングをやつてみたいと思いますが。

第12回国会 大蔵委員会 第24号(1951/11/29、2期、緑風会)

○田村文吉君 なんですか、部款の問題ですが、これはここで直しておかないと、来年度の予算の編成にお困りになるというようなお話でしたが、これはどうですか、通常国会でこれも併せて審議するということで、予算の編成は部款で編成して出すということは違反になりますか。
【次の発言】 たしか一昨年の予算か何かの時には、やはり同じような問題があつて、その国会に出した予算と、その時にそれを修正した法律案が一緒に出たというような例があつたように覚えておるのですが、そんなことございませんか。
【次の発言】 これはまあ改正なさる全体の趣意からいつて、非常に私は結構なことであろうと思うのでありますが、昨今いろいろの汚職事……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第2号(1951/10/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 同じようなことですが、今の上半期か二百六億九千万キロワット・アワーとあつたのですが、これは実際の需用に対してどのくらいのパーセンテージになつているかという亡とをお認めになつておりますか。公益事業委員会のほうの幹部のかたの御答弁をお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いや、今年の上申期に約二百六億ばかりの電気が実績において使われているのですが、一体これは実績の必要な需用量に対してどのくらいになつているか、パーセンテージはどのくらいになつているか。つまり幾ら足らないのかということを上半期に対してお考えになつているのか。これは今後電力問題を解決する上において非常に重要なことである。 ……

第12回国会 電力問題に関する特別委員会 第3号(1951/10/29、2期、緑風会)

○田村文吉君 私は東北電力の御関係につきまして二、三の質問をしたいのでございます。その前に数学的にちよつと細かいことですが、承わつておきたいのですが、先ほど大変楽観的にいろいろ御説明頂いて我々実は意を強うしたのでありますが、一体二十六年度のこの渇水期前には何キロの発電が殖えますか。それから二十七年の渇水期の前にはどのくらい殖えますか。若し御資料がありましたらば、簡單に御説明を頂きたいと思います。
【次の発言】 十二月……。
【次の発言】 そうすると二月までの最大渇水期には間に合うと……。
【次の発言】 次に二十七年はどうですか。
【次の発言】 全体では……。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 大蔵委員会 第4号(1951/12/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 大内先生にお伺いいたしたいのでありますが、お話の中に継続事業をやつておるうちに恐慌というようなことが起つて、かなりに財政的に非常に変化が起るというような場合には、減額されるようなことも止むを得ないのじやないか、かようなお言葉がありましたが、又最後にお伺いいたした中には、増額権は無論ない、ないと同時に減額することも無論ないというような言葉があつたように伺つたのですが、この先生の本当の御意見はどういうふうに集約されるのか。
【次の発言】 そこで金森先生にお伺いいたしたいのですが、若し財政法等において、修正してはならないというような規定がない限りにおいては、現在の憲法の解釈上から言えば……

第13回国会 大蔵委員会 第5号(1951/12/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 本日決議案になりました問題は、昨日委員会で話合をしましたときに、單に中小企業というだけでなしに、実はもう関連するところが大企業にいろいろ関係する問題であるから、特に余りにこういうデリケートの問題について大きくやらないほうがいいのじやないかというような意見もありまして、或る程度の決議案となり又趣旨の説明になつたわけであります。又仰せの通り毎年年末になると金が詰る、これはさまつたことなんでありますが、今年は特に物価の値下りの関係上ひどい状況になつておるのでありまするが、併し中小企業のそういうような問題は必ず大企業に及ぼし、大企業の金詰りは中小企業に及ぼす、こういうことになるのでありま……

第13回国会 大蔵委員会 第7号(1952/01/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと関連して……、明許繰越は翌年度以上に延びることは絶対にないのですか。
【次の発言】 あとでさつき木村委員のお話のあつた数字を……大体どのくらいの数字になるか。
【次の発言】 いや、その問題だけでなく、実際の明許繰越をした費用でなくて、全体の明許繰越関係の総額は幾らになるか。
【次の発言】 はあ。

第13回国会 大蔵委員会 第13号(1952/02/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 今御説明ございましたが、大きな眼目の変るような問題なんかはありませんか。例えば軍人の公債だとか、そういつたような問題がちよいちよいと見えておりましたが、何か……。

第13回国会 大蔵委員会 第15号(1952/02/21、2期、緑風会)

○田村文吉君 今度所得税法の一部の改正等によりまして富裕税はおやめになる大体御方針のように初めは承わつておつたのでありましたが、今度の国会には御提案にもなつておりません。これはどんなお考えでいらつしやいますか。  それから併せて富裕税の問題につきまして、相続税でも同じことだろうと思うのでありますが、地方で持つておられます株券ですね、こういうものは流通性が非常に少いために、その地方の新聞ぐらいにちよつと載つておるために割合高く評価されている場合が多いのです。そういうものが相続税の場合でも、又富裕税の場合でもその評価でやられるというようなことで、これは地方にある株式であるとか、小さな会社とかいうも……

第13回国会 大蔵委員会 第18号(1952/03/04、2期、緑風会)

○田村文吉君 資料を一つお願いしたいのでありますが、それはお配りになりました二十七年度税制改正要綱ですね、要綱の二ページの上から二行目にある「旧軍人、軍属の遺家族である寡婦及び老年者並びに旧軍人、軍属で戦傷のため不具者となつた者に対しては、これらの控除を六千円に引き上げるものとすること。」ということになつておりますが、一体この階級の人たちは頭数はどのくらい見込んでおられますか。それからその税額というものは、この改正案によつてどのくらい税金が取れるものなんですか。これは私大した弊害はなければ、こういう人のほうまで取らないでもいいのじやないか、こういう考え、ちよつと思うのでありますので、若しその資……

第13回国会 大蔵委員会 第24号(1952/03/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 只今の小林委員の御質問の中にありました「又は外国の銀行その他の金融機関」云々というのは、外国の金融機関という意味であつて、その他のものは全然含まないということは、はつきりそういう意味でよろしうございますか。

第13回国会 大蔵委員会 第26号(1952/03/19、2期、緑風会)

○田村文吉君 今度の三十六條の二項ですか、「公社は、前項の予備費を使用して、なお事業のため直接必要とする歳出予算に不足を生じたときは、予算の定めるところに従い、専売品の売上量の増加により收入の見積をこえる收入に相当する金額の一部を事業のため直接必要とする経費に使用することができる。」と、こうなつておりますが、もと、よくありました労働組合との折衝の結果、最後に裁定が下る場合ですね、その場合、予算上、資金上都合できる場合には拂つてやれ、別に国会の承認を得なくてもいいというようなことで、過去においても一、二の例があつたようでありますが、そういう裁定があつた場合には、そういうときには收入も多いのだから……

第13回国会 大蔵委員会 第27号(1952/03/20、2期、緑風会)

○田村文吉君 関連して、今のはどのくらいの会社になつているのです。どのくらいの会社から調書をとることになつているのですか。
【次の発言】 そうすると今のお話は個人、一人が配当所得三千円以下のものは要らないのですか。
【次の発言】 そうすると会社は少くも三千円以上の配当がもらえるという人に対しては、個人別の配当支払調書は必らず出さなくてはならない。
【次の発言】 所得税の最低税率は二〇%というのが最低率になつておりますが、今のように基礎控除をもつと上げるということは、私も当然、常態になつて来たら、今の貨幣価値でいえば二十万円ぐらいまで上げてもらうというのが当然のように思うのですが、まあ現在の耐乏……

第13回国会 大蔵委員会 第28号(1952/03/24、2期、緑風会)

○田村文吉君 あの超過供出をした者に対する手加減というものは、実際の運用方法としてはどういうふうになさるのですか。
【次の発言】 そうすると二十六年度分で清算するなり、二十七年度分で清算するなり、どつちにしても行政措置によるのか或いは立法措置によるのかという問題は考えている、併し大体は行政措置で片付くだろう、こういう見通しだ、こういうふうに承知してよろしいですか。
【次の発言】 今の問題に関連しましてちよつと伺いたい。例の匿名供出の場合と超過供出の場合との区別ですね。この問題は非常に人心に及ぼす影響が実は大きいと思うのですが、今森さんからお話のあつた希望しますでなくて、もつと強く一つ局長さんか……

第13回国会 大蔵委員会 第30号(1952/03/26、2期、緑風会)

○田村文吉君 この問題は砂糖の消費税と関連しているようですが、来ていられますか、政府委員。
【次の発言】 これはあれですか、砂糖消費税の改正のあれは議員提出ですか。
【次の発言】 水飴の物品税廃止ということ自体は私は悪いことじやないと思うが、そのために砂糖の消費税を上げなければならんということについて、政府はそういう点お差支えないとお考えになつての御提案と思うのですが、初めに御計画になつた消費税を二百五十円お上げになることはただ財源がないからいものほうの水飴の関係上どうしても上げなければならんということでお上げになるということなんですか。実は第二に伺いたいことは、物品税をやめて欲しいのがまだた……

第13回国会 大蔵委員会 第33号(1952/03/29、2期、緑風会)

○田村文吉君 今のポンド預金の問題はこれは別問題としまして、大蔵大臣が新らしい構想をお立てになりまして、今日かなり行詰つた日本の経済状況に対処なさるということについて大いに敬意を表する次第でありますが、ただ私は甚だ老婆心のようになりますが、昨年少し外貨が多いというときに盛んに輸入を奨励して輸入しろというような結果が、ゴムが余るとか何が余るとかいうことで、かなり困難な状況に立至つたことは事実なんでありますが、私は余り政府の要路のかたがたが、例えば重要な機械とか、機械の改良のためには金は幾らでも出してやる、その方面に金を向けるんだというように、余りにそういう御方針を若しお立てになるならば、計画経済……

第13回国会 大蔵委員会 第34号(1952/03/31、2期、緑風会)

○田村文吉君 今用紙の問題になつているようですが、用紙の問題としてお尋ねいたしたいのでありますが、先ず雑貨といたしまして今度の契約は九千トンの契約で、そのうちすでに入つたものが千トンくらいということですが、これがさつき衆議院の御修正になりました委員のほうからのお話があつたのですが、それはその数字に間違いありませんか。
【次の発言】 七千トン着いておるのですか。
【次の発言】 その数字は衆議院の御修正になりましたときにそういう数字のもとで御修正になりましたか。
【次の発言】 そうすると私が伺い偉いしておつたので、全体の数量は九千五トン、そのうち満足に入つた千トンは使える、あとの五千五百トンが新聞……

第13回国会 大蔵委員会 第38号(1952/04/11、2期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと伺うのですが、第三條「合衆国軍隊の使用する施設及び区域」というのは、行政協定ではつきりしておるのですか。
【次の発言】 一つも疑義がありませんね、問題点は……。
【次の発言】 議事進行上どうですか、今の質問をあとでして頂きましては。
【次の発言】 どうなんですか。たばこでありますか、そういつたものは今まで流れているような工合に、今後はもつと大規模に流れて出るというような虞れはこの法律で十分取締りできますか。

第13回国会 大蔵委員会 第39号(1952/04/14、2期、緑風会)

○田村文吉君 今のに関連して伺いますが、アメリカの何ですか、税金を払つたたばこというものは、こちらへ持つて参りまして値打はどんなふうになつておるのですか。
【次の発言】 例えばラツキー・ストライク、そういうふうなものが税金を払つた場合に、日本のピースなんかとどういう値段の割合になるわけですか。
【次の発言】 今私の伺つているのはそこなんで、波多野さんの心配されているのもそこにあると思うんですけれども、例えば有税でこつちに入つて来ておるものであると、非常に好奇心が強いものですから、みんな外国のたばこを喫むことを喜ぶということのために、そういうものが非常に市場に現在でも氾濫しているんですが、氾濫す……

第13回国会 大蔵委員会 第40号(1952/04/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 つまらん質問ですが、第六條の第三号の、どなたかお聞きになつたかも知りませんが、「合衆国軍隊が使用する施設若しくは物品に」、これは「つけあわせ」と読むのですか、「ふごう」と読むのですか、この読み方は。
【次の発言】 「ふごう」という日本語が一体あるのですか、聞いたことがありませんが。
【次の発言】 民法にあるのですか、それは甚だどうも……附合というとどの程度までが附合なんですか。

第13回国会 大蔵委員会 第52号(1952/05/15、2期、緑風会)

○田村文吉君 前に御説明があつたのかも知りませんが、第三條の信託の目的ですね、一にあるこれは具体的に言いますと、どういうことをお書きになるのでございますか。
【次の発言】 そこで一体どの程度まで……信託の目的というものは、大体この法律に明らかに目的がなつているんだから、それをわざわざここに書く必要があるなら、そこに具体的に或る程度の問題を、どういう特殊の電気会社のものをやるとかいうところまで突つ込んでお書きになるのか、そうでなくて電気事業の投資のためにやるのだという程度におとどめになるのか。その辺がちよつとはつきりしないのですが……。

第13回国会 大蔵委員会 第53号(1952/05/16、2期、緑風会)

○田村文吉君 丸一年間でですか。
【次の発言】 先般の詐欺にかかつた紙の問題は始末がつきましたか。
【次の発言】 ちよつとそのまま進展しないでいるわけですね。
【次の発言】 それから保税地域とか特許上屋とか、これに類似したものは今まであつたのですか。
【次の発言】 今度大分條文が殖えておりますが、これは主にどういうことを規定なさろうとしていうつしやるんですか。
【次の発言】 距離的には何ですか、税関構内というのはどのくらいかということの大体内規があるんですか。

第13回国会 大蔵委員会 第55号(1952/05/22、2期、緑風会)

○田村文吉君 それでは大臣に一つだけお尋ねをいたしますが、設備輸出為替損失補償法の問題ですが、第一條の損失補償が重要物資の輸入の確保に貢献する設備輸出に限られておるという点に、私どもちよつと不満を感ずるのですが、一般のプラント輸出全部までなぜしてはいけなかつたのか、この点をちよつと大臣から……。
【次の発言】 大事な問題だから……、この法案を提出された根本理念ですね。
【次の発言】 今のことは初めの政府委員の説明にあつたので了承いたしておるのでありますが、そういうことに関係があるとかないとかということの解釈が非常にあいまいになりがちなのだから、なぜ一歩進めてプラント輸出全体に対してこの法律を適……

第13回国会 大蔵委員会 第56号(1952/05/23、2期、緑風会)

○田村文吉君 昨日もちよつとお伺いしたのでありますが、第一條の目的と、第三條にそれを少し具体的に目的が書いてあるのですが、第三條の「国際收支上有利な地域に開拓し、」云々とありますが、国際收支上有利な地域に開拓するというのは我が国の国際収支上有利な地域に開拓するという意味だろうと思います。
【次の発言】 何かしら余りに利己的な考え方で法案を作るような、日本の国の余りに利己的なふうに考えた法案に見えるという疑いを実は持つのですが、そういう意味から私は第一條の「重要物資の輸入の確保に貢献する」云々というだけならいいのですが、なまなか第三條に来てこんなことが書いてあるというと非常にまずい感情を外国にも……

第13回国会 大蔵委員会 第57号(1952/05/27、2期、緑風会)

○田村文吉君 そうするとあれですか。今のお話でありますというと、各府県のものが皆平等にそういうふうになつていればいいですが、なつていないものの調整は平衡交付金で調整されることになるのですか。
【次の発言】 それでもう公平、不公平は起つて来ないのですね。
【次の発言】 そうするとお伺いするわけは、金利等によつて損得はないようになつておるのですかということです。

第13回国会 大蔵委員会 第61号(1952/06/03、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の問題は秘密会でもいいから御発表願うことにあとで……。
【次の発言】 今の木村委員からお尋ねがありました問題に非常に関係しているのですが、将来のいわゆる重要産業の長期金融、而も巨額のものに対しては大蔵大臣としては開発銀行を利用してやらせるおつもりでいらつしやいますのか、それとも長期信用銀行を主としてやつて行くということですか。先ほど銀行局長の御説明ですとおのずからその間に区別ができるだろうというお話でございましたが、どういう大体見当で、御方針でいらつしやるのですか。
【次の発言】 この法案の中に民間の銀行では貸すことができない、民間の銀行では融資のできないもの、困難なものに対し……

第13回国会 大蔵委員会 第62号(1952/06/04、2期、緑風会)

○田村文吉君 油井委員の問題に関連してちよつとお尋ねいたしたいのですが、先ほど、見返資金から貸出をいたしましたものを今度の開発銀行に引継いだ場合には金利は変更しない、こういうように伺つたのでありますが、これは七分五厘の現在の貸出というものが果して適当であるかないか、これは社会情勢によりまして、経済情勢によつて変つて行くべきものだと思う。従つて或いは七分五厘を八分五厘にも変更しなければならん場合もあると同時に、七分五厘が高いから六分五厘に下げなければならん、こういう場合も起つて来ると思うのであります。従いましてそういう問題を……、今ちよつと局長からの御答弁が、これはそのまま引継いで変更しないとい……

第13回国会 大蔵委員会 第63号(1952/06/05、2期、緑風会)

○田村文吉君 会検の検査のことでなくて、一体この検査はどこまでやれるのかというようなことについて、一遍会計検査院のほうの御意見を聞きたいと思うのですが……。なおこの機会に発言を許して頂きたいのでありますが、先ほど来木村委員の言われた問題について私は非常に御尤もだと思うのでありまして、決して意地悪く細かい問題を一々つついてどうこう言うわけではない。そうじやないが、今後なお現在の額では九億一千六百万であるけれども、なお今後大きな額が融資になつておるのだから、これが莫大な欠損を国家にいたしては困る、だからその過ちを起さないように内容をよく見ておきたい、こういう意味だと私は解釈しておる。そこでちよつと……

第13回国会 大蔵委員会 第64号(1952/06/10、2期、緑風会)

○田村文吉君 前例があるかないか存じませんが、そういう申入れをするときに、少数意見として、こういう意見もあつたということを附加えるということは、形がおかしいのですか、差支えないのですか。委員会議というものがあるのか、委員会の決議というものによつて申入れをするという場合、少数意見のあつたというようなことを一体通告することは形がおかしいですか。
【次の発言】 ないなら、僕は多数決によつて御決定を願いたい。

第13回国会 大蔵委員会 第65号(1952/06/11、2期、緑風会)

○田村文吉君 議事進行上のあれですが、どうなんですか、今別の問題が一つ出たようですが、設置法の質問を御継続なさるのですか、どういうことになるのですか、何だからよつと今別の問題が出たのですが……。
【次の発言】 どうでしよう。進行上から言つたらこの大蔵委員会で大体一つの権威のある若し修正があるならば作つて、そうしてそれを内閣委員会のほうに強く申入れをして、それを通してもらうというくらいな意味で、ここで一つ一日ぐらいはかかつてもやられたらどうが、こう思うのですが、どうですか。
【次の発言】 そういうことはあり得ないことだろうと思いますのですが、相当なんですか、中小企業の人の罰金が相当追徴金なんかよ……

第13回国会 大蔵委員会 第66号(1952/06/12、2期、緑風会)

○田村文吉君 関連して伺いますが、大体のこの資料を頂いてあるかと思うのですけれども、工業塩、食用塩ですね、今後の生産及び需要の見通しと、それに対する対策と、それからそれには必ず価格政策が入つて来る。食用塩だけは内地で需給なさるとすれば、一体どのくらいの外国塩と内地塩の値段の差があるか、そういう問題については将来どういうふうにお考えになつておるか、この辺のところをちよつと大略でよろしいですが、ちよつと御説明願いたい。
【次の発言】 十八ドルだと幾らになりますな。
【次の発言】 六千四百八十円、何ですか、内地の収納価格の半値でCIFで同じ品質のものが入る、こういうことは言い得るのですか。

第13回国会 大蔵委員会 第67号(1952/06/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 政府の輸入されたのは八億円ばかりのものが輸入されたというのですが、その行方はどうなつておるのですか。
【次の発言】 いや、私の伺いたいのは、輸入されましたが、皆それが片つぱしから民間に払下げが済んでおるのか。又それがために高く輸入したけれども安く売られて行くというようなものが起つていないかどうか、そういう点を、例えばゴムですね、ああいうようなものについては逆に大分損して売つていらつしやるというようなことがありはしないか、こういうことを伺つておるのですよ。
【次の発言】 今お話の国際割当会議ですね、昨年の二月お開きになつたのですが、今後ともこれは継続しそうですが、もう実質的にはなく……

第13回国会 大蔵委員会 第68号(1952/06/17、2期、緑風会)

○田村文吉君 只今の御説明にございました中の、外貨証券の例ですね。ちよつと聞きで洩らしましたのですが、どういうものとどういうものとがありますか。
【次の発言】 そのほかにはお考えになつておるものはございませんか。
【次の発言】 外貨債はこの中にお含みになるわけですか。日本で発行しております外貨債ですね。
【次の発言】 関連して……只今大矢委員から御質問のございましたのと同じような意味ですが、日本の為替銀行をもう少しく有利に活用して、無利子同様のような現在の外貨の運用を如何にしたならばもつと内国の為替銀行に利用させる方法があるか。例えば日銀で低利の日本通貨を貸してやつて、外貨を買わせるとか、何か……

第13回国会 大蔵委員会 第69号(1952/06/18、2期、緑風会)

○田村文吉君 中途で参りましたので、内容をちよつと伺わなかつたのですが、大体何でございますか、これによりまして、どのくらいの金額が、どのくらいの期間繰上げて国内に撒布されることになりますのですか。
【次の発言】 それは例年ならば、いつ支払われるべきものが七月に繰上げられるか、どのくらい繰上げられることになるのですか。
【次の発言】 それから先刻も御質問があつたようでありまするが、長年の問題であつたとは言いながら、たばこについてそういう前渡金の方法をお考えになつた場合に、今米についてのお話が出ておつたのですが、他の専売品である塩であるとか、或いは樟脳であるとかいうものに対しては、同じような論拠で……

第13回国会 大蔵委員会 第70号(1952/06/19、2期、緑風会)

○田村文吉君 昨日の質問及び只今森同僚からの御質問の中に織り込んでございまして、これの運用に当りましては細心の御注意を願いたい。と申しますのは、昔御承知のようにこの自由経済時代に青出売買というものがございまして米作にはまだできない青田の時代に、農家が金が要るために金をもらつたということが、かなり惰民を作り、貧農を作つたゆえんの途であつたということを覚えておりますので、前渡金をお渡しになるのも結構でありますが、これの運用に当りましては細心の御注意をおつけになりまして、御加入の組合その他に十分の注意をして頂いて、折角政府が無理して親心で前渡金を渡してやつたけれども、その結果は非常に悪かつた、それが……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会 第6号(1952/12/03、2期、緑風会)

○田村文吉君 資料を一つお願いいたしたいのでありますが、それは基準年度、即ち昭和九年、十年、十一年における公務員の給与と現在の給与がどういう比率になつているか、併せて当時にはCPIの算出はなかつたかとは思いますが、若しあれば幸いでありますが、なければその当時の小売物価指数というものと現在の小売物価指数との比較、これを合せて付けて頂きたい。もう一つ同じ問題でありまするが、鉄道では現業でございますので、公共企業体になつておりましても、その賃金統計は比較的正確に比較することができるのではないか、こう考えますので、基準年度における鉄道従業員の一人当りの給与及び現在の給与、こういうものを比較して頂いて、……

第15回国会 予算委員会 第7号(1952/12/04、2期、緑風会)

○田村文吉君 これは統計資料の必要上からも問題になるのでありますが、中小企業者というものは全国で幾らあるということになつておりますか、又中小企業の定義でありますが、現在ではお扱いの上から行くというと、組合に加入しておるものだけが中小企業者ということにしてあるのか、その辺のところを一つお知らせを願いたい。
【次の発言】 その一体中小企業の企業庁という庁があるのだが、その対象になる中小企業者というものの定義がはつきりしていないということが、すでに非常に困る問題なんでありますのと、一体中小企業対策というものは終戦以来非常にやかましく言われているが、さつぱり実は実効が挙らない。そこでわざわざ企業庁とい……

第15回国会 予算委員会 第8号(1952/12/05、2期、緑風会)

○田村文吉君 貿易の振興の問題で、非常に必ずしも楽観すべき状態にないということは、数字で拝見しておるのでありますが、それにつきまして、通産局長さんとしては、国内の法律において何か非常に窮屈のものがあるとか。これが妨げをなしておるとかいうような問題についての、過去において陳情をお受けになつたとか。或いは陳情を受けなくても、そういう点に欠点があるというようなことをお考えになつたことがありませんですか。
【次の発言】 現在ある独禁法とか、集中排除法とか、そんなものがこれに関連しておるというようなことについて、お気付きになつたことはありませんか。

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、緑風会)

○田村文吉君 私は大蔵大臣並びに通産大臣に二、三の問題をお尋ねして見たいと思うのでありまするが、先ず第一に大蔵大臣にお尋ねいたしたいのでありますが、この問題は前大蔵大臣の時代から、数回に亘りまして申上げたことでもあり、国民のすべてが感じておりまするつまり税が高過ぎるという問題であります。そこで十分そういう点についての御調査もできていると考えますが、昭和十年のいわゆる基準年度におきしまして、国民所得は百四十五億円、こういうふうになつておりまするが、現在政府でお示しになりました最近の国民所得は五兆三千二百六十億、倍数を申しますというと、三百六十六倍こういう数字に相成つているのであります。然るにこれ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業・大蔵・経済安定連合委員会 第2号(1951/12/13、2期、緑風会)

○田村文吉君 まだあるのです、関連質問が……。
【次の発言】 今の御説明ですが、公共事業費の予算をお作りになるときに、特にこの法案に関係した費目として御計上なさるお見込はないのですか、全然そういうことにお関係なしにお進めになるのですか。
【次の発言】 そうすると、今小林委員から質問がありましたように、何ら特別にそういう費目は持つていない。そうするとただ通産省の懇請によつて考えてみるということの結果になるように思うのでありまして、それならばこういう特に條章を設ける必要はなかつたのじやないか、そのくらいのことならば運用で十分行けるのじやないか、こういう問題が出るのでありますが、その点についてもう少……

第13回国会 日本電信電話公社法案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1952/07/29、2期、緑風会)【議会役職】

○仮議長(田村文吉君) これより日本電信電話公社法案両院協議会正副議長の互選会を開きます。  私が年長の故を以ちまして選挙を管理いたします。両院協議会の正副議長の互選はというふうにいたしましようか。  ちよつと速記をとめて下さい。    午後零時十八分速記中止
【次の発言】 それでは速記を開始して頂きます。互選はどういうふうにいたしましようか。
【次の発言】 今新谷さんから管理者である私の指名というお話でございますから、それでは私から指名をさして頂きます。議長には鈴木恭一さんをお願いいたします。それから副議長には新谷寅三郎さんをお願いいたします。  それではこれで議長副議長が決定いたしましたか……

第13回国会 労働・大蔵連合委員会 第1号(1952/05/23、2期、緑風会)

○田村文吉君 ちよつと伺いますが、これは在来の組合法によつてやつておりましたものは個人で構成されておつたわけですね。今度のものは全部団体が会員になる、こういうことに承知してよろしいですか。
【次の発言】 それはどういう意味でそういうふうにやるのですか。
【次の発言】 今の御説明ですと、場合によつては個人が金を貸してくれというような場合に貸してもらえるようなこともあるかのように伺つたのですが、そういうことは絶対にあり得ないのですか、運用の面で……。
【次の発言】 それから今のような方法で行つた場合においては、全国で幾つくらい大体お作りになれる見込みですか。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 予算委員会第四小委員会 第1号(1952/12/11、2期、緑風会)

○田村文吉君 今の統計は全国の各市町村全部の平均ですか。
【次の発言】 それから今のお話の一番最後にお結びになつたところに、どうしても公務員が上ればそれに準じて財政がどうなろうと上げなければならんというようなお話があつたのですが、そういう御意味ですか。
【次の発言】 どこから金をお出しになる……。
【次の発言】 併せて伺いたいのですが、二百市の中に非常に大きな都市というものと中小都市がちやんぽんになつておるのですが、これは大体平均は中都市の平均と計算してよろしいのですか。
【次の発言】 無論入つておるのですが、その今お挙げになつた範例は、大体中都市、全国における中都市の実情が八百幾ら上つておる……



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データ更新日:2022/12/18

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