三橋八次郎 参議院議員
2期国会発言一覧

三橋八次郎[参]在籍期 : | 2期|- 3期
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このページでは三橋八次郎参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

三橋八次郎[参]本会議発言(全期間)
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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第25号(1951/11/29、2期、日本社会党第二控室(左))

○三橋八次郎君 私は日本社会党第二控室を代表いたしまして、只今上程になりました無畜農家解消に関する決議案に賛成するものでございます。  食糧の問題は、今日の問題であると共に、又将来に亘る重大問題でございます。目先のことだけで解決のできるものでないことは申すまでもないのでございます。昨今食糧事情が好転したと言うのでありますけれども、これは輸入食糧が増加いたしました結果でありまして、国内生産が増加したのではないことは申すまでもないのでございます。国際情勢から見ましても、食糧その他緊要資源の国内開発を進め、自給度を高めまして、自立経済を促進すべきであります。  日米経済自立の要請の下で農業は如何なる……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第46号(1952/06/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私はこの際、行政協定に伴う演習地の接收に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、演習地接收に関連しての諸問題について緊急質問をするものであります。  同等の立場において締結されたはずの講和條約、安保條約、行政協定の現実は、国民の上に余りに冷嚴であつて、自主性に乏しいことにつきまして、国民は平和と独立ということにつきまして、それに疑義を挟むに至りましたことは、誠に遺憾と存ずる次第でございます。殊に行政協定の実施に伴う諸事項中、農村に影響ある事柄を見ましても、誠に憂慮に堪えぬものがあるのであります。真の独立は、自立経済を基盤と……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は日本社会党第四控室を代表いたしまして、只今上程になりました農地法案並びに同施行法案に対し、條件と要望を付しまして賛成するものであります。  農地改革は戰後における農業の三大改革の一つでありまして、我が国の農業にとりまして極めて重要なる制度であることは申すまでもございません。本法律案の提案理由の趣旨を見まするに、その前段においては農地改革の成果の維持に関する大方針を述べているにもかかわらず、その後段においては、ただポツダム政令の国内法に切替の機会に、従来の三法案を整理統合して農地改革の成果維持のための基本法としたと述べられているのであります。これはまさに羊頭狗肉と言わなければ……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第11号(1952/12/15、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 只今議題となりました衆議院議員中馬辰猪君外二十六名の提出にかかる農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案の農林委員会における審査の経過及び結果を報告いたします。  本改正法律案は、現行法に次のような改正を加えんとするものであります。即ち第一は、現行法におきましては、国庫補助の対象となるべき災害復旧事業は一カ所の工事費が十五万円以上のものということになつているのでありますが、これを引下げて一カ所の工事費が十万円以上のものを対象とすることとし、補助の対象を拡大して復旧の促進を図らんとするものであり、第二は、現行法におきましては、災害復旧に対す……

三橋八次郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

三橋八次郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 農林委員会 第閉会後2号(1950/09/19、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 北陸地方の稻の被害状況の調査に委員長並びに飯島委員、私と三名調査に参りました経過並びに結果を御報告申上げます。参りましたのは八月六日から七日間、新潟県を振出しに新潟、富山、石川、福井県と調査して参つたのでございます。今年の北陸地方の稻熱病は大体その原因は大部分は天候にあるようでございます。昨年の冬の暖冬によります紫雲英の過剩繁茂、引続きまして苗代末期におきましての非常な高温多濕、場所によりましては苗代稻熱が多少発生した傾向の苗を移植したような事実もあるのであります。その後本年大猖獗を極めました外の原因は、六月に入りましてから非常に低温になりまして、例年そこで土壤中の大部分の一等……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 植物の防疫関係のことにつきまして政府の意見を伺いたいと思うのでございます。  我が國は御承知のように気候の関係からいたしまして、病中害の発生というものは年々歳々莫大な額に達しておるのでありまして、主要農作物の損害だけでも年々優に三百億以上に達しておるようでございます。この植物の病虫害というものは、我が國の農産物増産ということから、或いは農家の農業経営というようなことから考慮いたしましても、一大癌であるということは申すまでもない事柄でございます。この植物の防疫ということに関しましては、極めて大きな問題であるにもかかわらず従来非常に軽視されまして、研究方面のことが実際行政方面に移さ……

第9回国会 農林委員会 第3号(1950/12/04、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 農作物防疫のことに関しましては、先般の委員会で事務当局のほうの御意見は伺つたのでありますが、問題は極めて重大な問題であり、又明年の一割増産と直結しておる大きな問題でありますので、この際大臣のこの問題に対する御決意並びに構想をお伺いしたいと思うのであります。  第一番目に農作物の病虫害の被害は、我が國では非常に多いのでありまして、主要農作物ばかりでも優に年三百億以上の巨額に達しておるのであります。従いまして一割増産は、この問題の解決ばかりによりましても達成し得るかのような重大問題なのであります。特にこの際、御考慮をお願いしたいと思うのであります。次にこの農作物の防疫に関係いたしま……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 農林委員会 第3号(1951/02/06、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律は総合的にやれるというようなことにつきましては、非常によいことと思うのでありますが、併し今までの三つの委員会というものは、それぞれ目的も違い、方向も違つておつたのであります。殊にこの改良、普及事業というような、本当に農家に食い入つて行かなければならんというような仕事などは、いやしくも政策的に動いてはいかんのでありまして、そういうようなおのおの使命目的等の違う三つの委員会を一つにするというようなこの法律案につきましては、いろいろな問題が残される。又審議というものにも相当困難が予想されるのでありますが、若しこの法案が不成立に終つた場合、その場合におきましては農業政策並びに予……

第10回国会 農林委員会 第14号(1951/03/06、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 瀧井委員のお許しを得まして、私から簡単に御報告申上げます。二月の二十三日から二十六日までの間、長野県における肥料並びに飼料事情に関する調査に参つたのであります。  先ず肥料について申上げますが、長野県におきます春肥の需要量は、窒素肥料は硫酸アンモニアに換算いたしまして約四万四千トン、燐酸質肥料は禍燐酸石炭に換算いたしまして約二万六千トン、加里質肥料は四〇%換算で約七千トンであります。その他雑肥といたしまして約百五十トンくらい要るのでありますが、一月末における入荷推定量は、窒素質肥料は僅かに需要量の二〇%、燐酸質肥料は一四%、加里質肥料は四%というような実情でございます。昨年の同……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この金を貸す対象に畜産のほうが入つておらんということは、これはどういうわけでございますか。
【次の発言】 今のでよくわかりましたが、とにかく畜産の問題は食糧問題解決の上におきましても、又日本の農業の経営面から見ましても極めて重要なことであり、而もこの日本の今の農家の現状におきましては、家畜導入なんというような資金もないような現状でありますので、成るべく早い機会におきまして、この方面も対象になりますように特にお願い申上げたいと思います。  それから第六番目の共同利用というのに私の次に申上げることが入るかどうか一つ御考慮願いたいと思うのですが、これは農産物の販売を有利にするために、……

第10回国会 農林委員会 第19号(1951/03/15、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 簡單に申上げますから……この法律案の提案理由によりますれば、根本的理由は、国内食糧の増産を図つて、食糧の自給度を高めるというようなことでありますならば、積雪寒冷地帯のような寒い地方に投資をするよりも、暖地帶に投資をするほうがより効果的であるように考えますが、この点につきまして、政府の御所見如何でございますか。

第10回国会 農林委員会 第20号(1951/03/20、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 私はこの法律案に全面的に賛成するものであります。ただとの前にも私申上げましたように、国内の食糧増産を図りまして自給度を高める、こういうような意味におきましては、果してこの東北地帯に投資したほうがいいか、或いは西日本の暖い地方に投資したほうがよろしいかというようなことになりますると、例えて見ますると、排水事業などの関係からいたしましても、四国、九州などにおきましては、排水するとその翌年から二毛作ができる。気候の制約を受けないで直ちに増産になるという一面もあるわけであります。なお又この法律案におきましては積雪寒冷というようなことを農業障害の二大要素に掲げられておりますが、四国、九州……

第10回国会 農林委員会 第28号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律案は薬効の増進並びに農家の損害防止の上から見まして大変結構なものと思うのでありますが、二、三疑問の点を質したいと思うものでございます。先ず第一番目に規格の公定規格制度でございますが、政府はこれを有効成分のみを以て規格成分の標準にするように書いておりますが、そういうように解釈していいのでございますか。それともそれ以外に規格を設定する上において取入れるような要素があるのですか。
【次の発言】 これまでの農薬の性質から見ましても、單に有効成分だけではその薬効の一致しないものがあるのでございますか、実際の撒布試験、或いは植物試験を経まして、その効果というようなものを判定したこと……

第10回国会 農林委員会 第37号(1951/05/23、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 第六十條で第三十條及び第三十一條の実施につきましては助成の途が開かれておるのかどうかということをお伺いしたいのです。若しそうであるとしたならば、その助成の実施方法はどうであるか、それから更にこれに違反した場合においては五万円以下の罰金に処せられることになつておりますが、農家の経済の現状に鑑みまして、これが余り酷にならないように善処するお考えがあるかどうかということをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それから第五條第三項の健康証明書の発行は有料でありますか無料でありますかということ、有料であります場合はその料金の標準を指定する意思がありますかどうか。なお又検査しないで検査し……

第10回国会 農林委員会 第44号(1951/06/02、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 この法律案の提出理由につきましては、只今御説明申上げた通りでありますが、続いてこの法律案の提出するに至りました経過及び本改正法律案の内容等につきまして、いささか敷衍して御説明申上げます。  先ず経過についてでありますが、農業生産確保及び増産を図るため、植物防疫は極めて重要なる事項でありますから、植物防疫につきましては、古くから輸出入植物検疫法及び病虫害駆除予防法等につきましての措置が講ぜられておつたのでありますが、第七国会におきまして、植物防疫に関する従来の法制を改廃統合し、新事態に即応いたしまして、国際的並びに国内的に植物防疫に関する一貫した新立法を企て、現行植物防疫法が成立……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 農林委員会 第閉会後3号(1951/09/20、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 本年度の米価の生産者価格は、去る七月十八日の閣議におきまして九月末のパリテイ二五〇、特別加算率を五%といたしまして、石当り七千三十円と決定したのでございます。更にこれに基きまして八月の一日から消費者価格を改正いたしまして、予算的措置も一切完了したというようなことでございますが、その点如何でございますか。
【次の発言】 次の問題は、新聞の伝えるところによりますると、その後農林省におきまして暫定価格として石当り六千六円とあるのもありますし又六千百六円というのもありまするが、こういうように決定したと聞きますが、これが本当であるか、どうか、然りとすればその決定の理由及び基礎はどういうよ……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 通商産業委員会 第53号(1952/06/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 会期も切迫し、御多忙のところを本案の審議に際しまして、特に農林委員に発言の機会をお与え下さいましたことにつきましては感謝申上げます。農地の鉱害につきましては、特別鉱害復旧臨時措置法案の審議の際におきましても、当委員会に申入れを行いまして、これが復旧に重大な関心を持つて来たのであります。一つの産業が非常に活発になるために、他の産業と競合を起しまして障害を与えるということは、実に遺憾なことであるのでございます。石炭にせよ大いに増産をしなければならん資材の一つであり、又農業のほうも食糧の増産という意味におきまして、原始産業というような見地から見ましても極めて重要なもので……

第13回国会 通商産業委員会 第56号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 先般貴重な御時間をおさき頂きまして、いろいろお尋ねした結果を農林委員会へ持つて帰りまして御相談申上げました結果、農林委員会の総意としてお手許までお届けしております案文ができ上つたのでございます。一応読みましようか。
【次の発言】 朗読いたしまして説明に代えたいと思います。   「臨時石炭鉱害復旧法案」に関する申入  目下貴委員会において御審議中の「臨時石炭鉱害復旧法案」に関しては根本的に検討を要するものがあるが取あえず左記の通り御取計らい煩わしたく  右申入れする。   昭和二十七年六月二十六日        参議院農林委員会  通商産業委員長 竹中 七郎殿  一……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/03/05、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 肥料の問題でございますが、肥料の需要期を控えまして特に石灰窒素は肥料の性質の関係から早く使用しなければならん。今需給状態を見ますると、かなり逼迫しておるようでございますが、その点につきまして細かい点は事務当局のほうから伺うのでございますが、この逼迫しておる状況を切拔け増産いたしますように特に農林大臣にお願い申上げたいと思います。
【次の発言】 石灰窒素は最近におきましてその使用が著しく普及し、その上水稲の秋落防止の重要な手段でありますところの無硫酸根の肥料として農林省の指導によりまして、その需要はますます増加せられるものと考えるのであります。この現象は増産上最も喜ぶべきことであ……

第13回国会 農林委員会 第14号(1952/03/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 昭和二十六年度の資金百二十億、これに対しまして二月現在借入申請額は約百四十二億円、而してこの申請に対する貸付決定額というものは約九十八億円でありますが、貸付決定の甚だしく遅れておりますという原因は一体どこにございますか。
【次の発言】 年度内の予定資金を十分消化してしまうというような成算がございますですか、どうですか。
【次の発言】 参考資料によりますると、農業倉庫の收容能力の不足約三百万石に対しまして、新設及びこの補修の必要量というようなものは、地域的にどういうようにお考えになつておりますか。
【次の発言】 昭和二十七年度以降におきましても、新設を必要とするなれば、金利を引下……

第13回国会 農林委員会 第15号(1952/03/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この改良普及事業は戰後の農業の三制度の重要な改革の一つでありまして、世間から注目され、又今後の日本の農業の発展の上から考えましても極めて重要な問題であるのでございます。只今局長のお話を伺いますと量より質で行くというようなお話でございますが、これは量、質ともに進まなければならん問題であると思うのでございます。まず改良普及員の問題でございますが、これは現在北海道の各町村は一カ町村に四名ずつ、内地におきましては各町村一名ずつというようなことに勘定してみますると現在一万一千七百十五名、今の計画で行きますとそれだけ設置しなければならんのに、一万七百九十三名が現在員でありましてここに九百二……

第13回国会 農林委員会 第16号(1952/03/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この前の委員会のときにいろいろ内容をお聞きいたしましたけれども、今日は普及事業と農業委員会との関係につきまして少しお聞きしたいと思います。以前この改良普及事業に附随しておりました委員会におきましては、改良委員会と普及事業とは密着な関係がありまして、非常にその業績が挙つたと思うのでありますが、最近におきまして農業委員会になりましてから、どうも委員会と普及事業との密着が前ほど緊密でないように窺われるのでございますが、その辺政府当局ではどういうように考えておられますか。
【次の発言】 農業改良事業といつたようなものを組織的に一貫して見ました場合に、町村における委員会には普及員が入つて……

第13回国会 農林委員会 第18号(1952/03/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 小さな問題でございますが、第二條の対象病害虫の種類は政令で定めると、こうありますが、その対象の今予想されている病害虫の種類はどういうものでございましようか。
【次の発言】 害虫とバイラスのほうはよくわかりましたが、菌類のほうの病害といたしまして、種苗伝染をいたします立ち枯れ病などのことがこの中に包含されておるかどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうすると一応まあこれは害虫ばかりというようなことになるようでございますけれども、まあ将来は苗床に発生するいろいろな病害などにも相当大きな被害を与えますので、これもやはりひつくるめて法律の対象にされますようにお願いしたいと思……

第13回国会 農林委員会 第24号(1952/04/18、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法案の目的を見ますると、極めて率直に書いてございます。又一方この提案理由の説明を見ますと、食糧の自給度を高めるということを書いておるのですが、やはりこの法案の目的も最後の目的は食糧増産、食糧の自給度を高めるというところにあるのでございますがどうか、お伺いしたいと思います。
【次の発言】 そうなつて参りますと、この法律案というものは極めて片手落な、ちんばなものとしか思われんのでございます。と申しますのは、成るほど優良種子を生産いたしまして、これを農家に作らせるということは食糧増産の上において極めてよろしいことではありますが、良い種子を生産するというようなことにつきましてはかな……

第13回国会 農林委員会 第25号(1952/04/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私はこの法律案に賛成をするものでございます。これは日本の農業向上の上から考えましても、この地帶には水田、畑両方あるのでございまするが、主として今後の日本の農業の改善振興ということにつきましては、畑作に重点をおかなければならんと思うのでございます。畑作の改善という意味におきましても極めて大きく取上げて頂いておるということにつきましては、私この法律案に賛成する理由の一つでございます。「且つ耕して山頂に及ぶ、以てその貧なるを知る」というような惡條件の下に窮乏に堪えまして、而も困苦を忍びながら農業経営をやつております農家が救済できるという点におきましても賛意を表するものでございます。又……

第13回国会 農林委員会 第27号(1952/04/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 質問ではございませんが、本法案の審議上必要でありますから、次の資料を至急に御提出願いたいと思います。実ば麦の需給状態につきましては資料が提出されておりますがこれに更に追加いたしまして、只今委員長から質問されました米の高給状況及び今後の見通しというようなことにつきましての資料、それから第二番目には米麦を通じまして統制主食の需給状況及び今後の見通し。それから第三番目に各地方別の米食率、その次は麦価についていろいろ今長官から御説明がありましたけれども、本改正案の第四保の二の麦価決定に関する政令の内容を一つ資料として御提出願いたいと思います。

第13回国会 農林委員会 第28号(1952/04/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律案の施行に関しましての予算的措置は如何なさいますか。
【次の発言】 全額の予想は幾らくらいになるのですか。

第13回国会 農林委員会 第30号(1952/05/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 提案理由に、食糧事情が何らの不安なく推移し得るものと見込まれる次第であります、ということを書いてありますが、この不安なくということは具体的には一体どういうことなんでございますか。
【次の発言】 今のお話を伺いますと、やはり輸入ということにかなり重点をおかれておるように考えるのでありますが、現在の食糧事情におきまして、海外の食糧に依存しております米、大麦、小麦の依存率がおわかりでありましたら、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 消費者でよろしうございます。
【次の発言】 私の持つているデータでは、これは間違つておるかも知れませんが、昭和二十六年におきまして米は七・六%、小……

第13回国会 農林委員会 第36号(1952/05/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 家畜導入資金の共済の料率のことでありますが、先ほど赤澤委員から種々お話があつたのでありますが、今回本年度から政府が実施しますところの、家畜導入のために有畜農家創設資金利子補給によつて新たに導入せられる家畜の保険料率の引上げというようなものにつきましては、共済の料率が他のものよりも引上げられるというようなことがありまして、これが果して事実でありますかどうかお伺いしたい。
【次の発言】 そういうことになりますると、政府の計画されておりまする有畜農家の創設事業というようなものに非常な支障が起るということは甚だ遺憾に存ずるのであります。料率を引上げなければならんというような原因につきま……

第13回国会 農林委員会 第37号(1952/05/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 開くところによりますと、政府において本年度から実施することとなつております、家畜導入資金利子補給によるこの有畜農家創設事業によつて新たに導入せられる家畜の死亡廃用共済の料金が、他のものよりも引上げられるというようなことを昨日農政局長からお話があつたのでありまするが、これが果して事実でありますか、又どういう理由によつてこれが料率を上げなければならんのか、その理由を承わりたいと思います。
【次の発言】 折角有畜農業の必要を認め、又国民の食糧確保という点から見ましても欠くべからざる有畜農業の普及に国家財政を支出してまでも、この有畜農家をふやそうという今日におきまして、新らしく家畜を導……

第13回国会 農林委員会 第40号(1952/05/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 農産物検査法によつて検査品目を拡げるということは、農産物の優良確保のために大変よいことだと思うのですが、先般の行政整理におきまして地方の検査員が、特に経験のあるものが整理されたと聞くのですが、それに対しましては、臨時に雇入れました人を以て検査に当てておる、こういうことを聞くのでありますが、果して地方の検査員が本当の検査員と、それから臨時に雇入れまして検査をやつておるものとの割合がどういう工合になつておるものでございましようか。
【次の発言】 三千人と申しますれば、二万人に対して三千人ですから、相当の数だと思うのでございますが、それで今まで通りの経験を持つた検査員と同じような検査……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/05/29、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 先ほどから各委員から質問がありますけれども、開拓者の農業経営状態といういうなものは誠にみじめなものがあると思います。勿論農業経営をやつて行きますには、長期、中期、短期というような資金も要るでありましようが、今の開拓者の農業事情を見ると、中期、短期というような資金を必要としておるというような事態ではなかろうかと思うのであります。そういう意味におきまして、長期資金の方面を今までのような條件でなく、もつと充実して行くようなお考えがあるかどうかお伺いしたいと思います。
【次の発言】 この中期の今の改正の五分五厘というようなのは、やはり基礎があつて初めてその資金の効果が上がるのでありまし……

第13回国会 農林委員会 第45号(1952/06/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私もこの法案に條件を附しまして賛成するものでございます。検査制度は、農産物の価格保持の上から申しましても、又一般消費並びに取引の関係からいたしましても、極めて重要なるものであり、特別会計でやるべき性質のものでないと思うのでございます。なお又将来はどうしても独立して、毅然として検査制度というものをやるべき性質のものでありまして、むしろこれは国民全体の見地から見まして、農家に検査料を負担させるということは不合理なことであることは申すまでもない事柄でございます。従いまして現在の法案にあります検査料というものは、農家の負担としましては随分高いものだと言わなければならんのであります。農林……

第13回国会 農林委員会 第50号(1952/06/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今回のこの農地法案は、現在の土地所有制度を基礎といたしまして、然もこれは前の土地所有制度の復元の危険が多分にあると思うのでございます。地主制度の復元ということの心配がないかどうかということを先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 その次はこの第一條に農業生産力の増進を図ることを目的とするというようなことがありますが、これは一体本省のほうの狙いといたしましては、労働生産性というようなことを望んでおるのか、それとも土地の生産力の増強ということを望んでおりますのか、これをお伺いしたいと思います。
【次の発言】 両方含めてというような、極めて抽象的なことでございますが、日本の農業の……

第13回国会 農林委員会 第51号(1952/06/16、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 先ほどから各仁からいろいろお話がありました利子の問題でございますが、開拓者資金のこの金は一般農林漁業の資金年三分六厘三毛というものに比べまして、今般計画されましたのが年五分五厘というような利息をとることになつておるわけであります。このことにつきましては、この前この委員会で片柳委員からも指摘せられましたように、無利子の金を使うというようなことになつておるのでありまして、又この事務費なども一般会計から負担いたしまして、そうして利子は開拓民からとるということはどうも如何にも不合理なような感じがするのでありますが、このせめて一般資金三分六厘三毛までも引下げるというのが適当だと思うのであ……

第13回国会 農林委員会 第52号(1952/06/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 食糧増産の基本条件でありますところの不良土壌の改良ということは極めて重要なることでございます。不良土としての原因はたくさんあると思うのでございますが、そのうちでも先ず以て改良しなければならぬ広い面積の存在しております酸性土讓と秋落水田、差当つてこの方面の改善をやるというようなことを狙いとしておる今回の改革は適当なものと思われるのでございます。併し不良土の現状から見ます場合におきましては、今年度の計画は非常に小さく又予算も甚だ少いように思われるのでありますが、今後この事業の性質から考えまして、事業を一層拡大せられることを先ず以てお願いしたいと思うのでございます。これについてこの不……

第13回国会 農林委員会 第55号(1952/06/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 接収土地の補償料の問題につきましては、各委員からいろいろお話がありましたけれども、最終案として農林省案を立てて頂きたいと思うのでございます。なお又開拓地につきましては、営農経済の非常に浅い状態のものでございまするので、これを特に一つ熟田、熟畑を持つておる農家と同等の程度になりますように特に御配慮が願いたいと思うのであります。又補償料につきましては大蔵省と農林省と対立のまままだ決定してない、併し一方どんどんその接収が行われておるというような現状なんでございます。そうなつて来ますると、これは私の杞憂かも知れませんが、補償料がはつきりきまつておらん、土地はだんだん拡がつて行く、そうす……

第13回国会 農林委員会 第56号(1952/06/26、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は農地法案及び同施行法案に対しまして、要望を付して賛成の意を表するものであります。  本法案は、まだ日本の農業の基礎的視野から見ます場合におきましては、幾多の欠陥があるものと言わなければならんのであります。なお又これを逐條的に見ましても、納得の行かないところも勿論沢山あるようでございますが、過渡期のことでもあり、又逐次改善して、我が国の農業事情に即するようにして行かなければならんものと思うのでございます。次に地主制度の復元と農村民主化の逆行というような点から考えましても、多分にまだこの法案には欠陥があると思うのでございまして、特にこの点に注意を払つて頂きまして、運用の万全を期……

第13回国会 農林委員会 第57号(1952/07/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 離作料四年乃至六年というようなことでございますが、勿論これは環境によつて四年になるか六年になるかということになるのですが、それはどういうような環境によつて四年になるか、どういうような条件によつて六年になるのか、一応お伺いしたいと思います。
【次の発言】 よくわかりますが、若しもこれは不便な所だからと言うて四年になり、便利な所だからと言つて六年になるというようなことになるのでありますると、農村事情から考えましてこれは逆になると思います。便利な所は例えば離作いたしましても、その労力を他に転用する可能性が多いのであります。山奥などでありますれば、農地を取られてしまいますれば、全く他に……

第13回国会 農林委員会 第58号(1952/07/28、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 畜産の振興はやはり技術の基礎的な訓練ということはこれは非常に必要なことでございますが、今島村先生、山崎先生からもお話のありましたことは基礎的に極めて重要なことだと思います。併し手取早くやろうとしますにはやはりこれは普及員を利用するということが一番手早いことだと思うのです。今各県の普及員の養成施設を見ましても、高等農事講習所というような名の付くところで畜産の施設を持つておるものが殆んどないような状態でございます。従いまして畜産局のほうと改良局のほうと御相談なさいまして、あの講習所のいわゆる普及員を養成する施設では畜産方面のことをもつと取入れましてこれでやるということは一番手取早い……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設委員会 第20号(1953/03/11、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 大変御多端の中に、貴重なる時間を割いて委員外発言を許して頂きましたことを心から感謝いたすものでございます。海岸保全に関する立法につきましては、かねてから関係方面におきましても極めて熱心に要望されておつたのでありますが、今回これらの要望に応えまして、本法案が提出されましたことは、私どもといたしましても誠に喜びに堪えないところであります。提案者の労を多といたしまして、この法案の速かなる成立を希うものでございます。併しながらその内容につきまして、農林委員会おきましていろいろ問題になりました点につきまして、本日二、三質問申上げてみたいと思うのでございます。  先ず質問の第……

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 理事の補欠互選は成規の手続を省略いたしまして、委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。

第15回国会 農林委員会 第3号(1952/11/25、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 只今小笠原農政につきましてその大綱の説明を伺つたのでありまして、これに関連いたしまして質問いたしたいことがたくさんあるのでありますが、これらの問題につきましては、同僚各位からの質問もあると思うのであります。従いまして私はここで農業上の基本的な問題であつて、我が国農政が当面する極めて重要な課題であるにもかかわらず、事柄が極めて地味でありますために、とかく見逃されやすい、現に政府における考慮も比較的薄いと思われる二、三の問題につきまして、小笠原農林大臣の所見を質し、その善処を促したいと考えるものでございます。  第一は耕土の培養、農産物種子の改良及び植物の防疫等、増産施策の実態に関……

第15回国会 農林委員会 第4号(1952/12/01、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(三橋八次郎君) 今御説明されました分に対して質疑がありましたらお願いたします。
【次の発言】 今日は農林大臣はお見えにならんそうでございます、食糧のほうは事務的に一応説明を聞きまして必要があつたら大臣に来て頂く、こういうことになつております。
【次の発言】 ちよつとお諮りをいたします。来年度の予算につきましては、たくさん重要な問題が残されておるようでありますから、今後随時機会を見まして善処いたしたいと思いますが如何でございましようか。
【次の発言】 次に昭和二十八年米穀年度食糧需給計画を議題に供します。食糧庁長官から御説明して頂きます。

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/08、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この十五万円から十万円に引下げるということによりまして、全国的に工事箇所数がどういうふうな変化になつておりますか。
【次の発言】 過年度事業の廃止による経費の増は二十六年度までに約七億三千万円ございますが、二十八年度の分は予算に要求してあるということでございますが、二十七年度の分はどのくらいの経費になりまして、又その予算的措置はどうするつもりでございますか。

第15回国会 農林委員会 第8号(1952/12/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この間の御答弁によりますると十五万円を十万円に下げることによりまして、個所数が随分増加するようなことになるのでありますが、これまでの工事の状態を見ましても先般宮本委員からもお話のありましたように工事の監督などが十分に行届いておらんように思うのでございますが、工事の分量が殖え、併し事務のほうの監督その他の方面の費用は一つも殖えないといたしますれば、従つて悪い工事がたくさんできるというような懸念がないでもないのでございますが、その監督その他事務費につきまして増額するような御計画はあるかどうかということを一つお伺いしたい。
【次の発言】 経費のほうはそれでわかりましたけれども、この人……

第15回国会 農林委員会 第9号(1952/12/12、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(三橋八次郎君) 細田部長、何か補足的な御意見はございますか。
【次の発言】 只今の説明に対しまして質疑がございましたら……。
【次の発言】 ほかにございませんか……。私から一つお聞きしたいのですが、今度の等級改正というようなことにつ甚しては、いろいろな目的があつてやられることだと思うのでございますが、そのうちの一番大きな目的というのは一体何でございますか。等級改正の問題ですね、一番大きな目的は何でございますか。
【次の発言】 そうなつて参りますと、各等級の各種目の均衡ということも今回十分お考えのことだと思うのですが、先ほど楠見委員からもお話がございましたように、農業の生産資材であります……

第15回国会 農林委員会 第13号(1952/12/19、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 農業の機械化は我が国農業にとりまして極めて重要な事柄でありまして、参議院、衆議院を通じまして議員団を結成いたしまして機械化の促進を図るべく努力して参つておるわけでありますが、機械化の重要でありますことにつきましては、今更申上げるまでもないことと存じます。今までのいろいろな資料につきましてはお手許に配付をいたしておりますから、あとで御覧を願いたいと思うのであります。丁度食糧を五カ年計画を以て増産するというような計画のある折柄でございまして、是非共この五カ年計画に織込みましてこの農業の機械化を促進して頂きますように、委員長から委員各位にお諮りを願いまして、委員長から政府のほうに申入……

第15回国会 農林委員会 第14号(1952/12/20、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 湿田生産地帯を解消いたしまして、食糧増産ということににつきましては、この法律は極めて重要なるものと思うわけでございます。これを見ますると、湿田単作地帯というようなことになつておりますが、湿田ということも生産力を下げる一つなりますし、又単作ということも、れも農業経営の合理化という点から見ますと障害ある問題でありますが、この法律で狙つておりますところは、湿田を廃止さして、二毛作にして、単作を解消するというところに大きな目的があるのか、単にこの湿田の廃止を行なつて、その地帯の劣悪条件を解消するということにあるのか、その点をつ……。

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/22、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 本案は低位生産地の日本農業の将来にとりまして極めて重要な法案でございまするので、賛意を表するものでございますが、一、二その希望条件を申述べて見たいと思います。  第一番目に、こういう特殊地帯は質疑中にもありましたように、広い面積で存在しておるところは、もはや手のついたところはたくさんあります。狭い面積でそういう環境の地帯で残つておるところはたくさんありますので、なるべく従来の二十町歩という単位を引下げまして、本当にこういう地帯で困つておるところを救済のできるように善処をして場頂きたいと思います。  第二番目には現在二毛作が可能であるにもかかわらず、単作で存在しておる地帯が相当た……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、日本社会党(第四控室・左))【議会役職】

○理事(三橋八次郎君) これは先般の委員会のときに御了承を得ておる事項でございまして、今藤野さんからお話のありました通りでございますから、この通り申入してよろしうございますか。
【次の発言】 次に農山漁村電気導入促進法案を議題といたします。質疑のあるかたは順次御発言を願います。
【次の発言】 よろしうございましようか。
【次の発言】 別に御発言はないようでございますから、質疑は尽きたものと認めて御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。  それではこれより討論に入ります。御意見のおありの方はそれぞれ賛否を明らかにしてお述べを願います。

第15回国会 農林委員会 第19号(1953/02/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今発表されました貫百円というのは、これは農家の純手取りになるのでございますか。集荷手数料などは別でございますか、どうなつておりますか。
【次の発言】 百円という価格は実際の生産費から見ますると実は少し安いのでありまして、愛媛県の生産費の調査によりますると、百二十一円七十八銭というような計算になるのでありまして、これで買上げて頂きましても農家の一日の労賃は五十五円八十銭というような非常に安い労賃になつておるのでございます。これを買上げるにはいろいろな関係があつて百円ということがきまつたわけでありますけれども、農家は百円に売りましても、なおこれまでのことを考えますると何の手数料、か……

第15回国会 農林委員会 第23号(1953/02/24、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 私は本法律案に賛成をするものでございます。ただ二、三この運営につきまして希望條件を述べたいと思います。  先ず第一番目には、先ほどから質疑もありましたように、予算の問題でございます。特殊立法は、日本の農業事情から考慮いたしまして、環境的に非常に困難を生じておる地帯を振興するという意味におきまして、極めて重要な点であるのでありますが、法律だけできまして、本当にそういうような貧弱な地帯を救済するだけの裏付がなかつたならば、到底法律の効果を挙げることはできないと思うのであります。かような意味合におきまして、今後予算の裏付を十分にして頂きまして、所定の期間内に十分法の目的を達するように……

第15回国会 農林委員会 第25号(1953/03/06、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律の十七条の二でございますが、退職手当の支給基準を承認する場合に、主務大臣におきまして何らかの方針、目標などをお考えになつておりますかどうか、先ずお伺いしたいと思います。
【次の発言】 今のお話大体わかりましたけれども、なお今後その方針、目標などができましたら、資料として一つ委員会に頂きたいと思いますが、お願いしておきたいと思います。
【次の発言】 その次は土地改良事業に対する資金の融通の問題でございますが、この資金融通法ができます前に、見返資金で土地改良をやつておる先覚者がたくさんあるのでございます。ところがその後農林漁業資金融通法ができまして見ますると、見返資金を使つ……

第15回国会 農林委員会 第26号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法案は誠に有畜農家育成上重要な法案でありますが、今この法案をざつと見ただけではなかなかこの肥料或いは農薬の取締のようにきちんとは行きがたいと思うのでございますが、以下数点につきまして質したいと思います。  先ず第二条におきまして「農林大臣の指定するもの」とありまするのは、何を指定する予定でございますか。
【次の発言】 第二条の2におきまして、「「成分量」とは、飼料が含有しているたん白、脂肪その他の成分」とありますが、「その他」というのはどういうものを指しておるのですか。
【次の発言】 肥料のほうにおきましては、保証成分は第二条の第三項におきまして農林大臣が指定をして表示して……

第15回国会 農林委員会 第27号(1953/03/10、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 もう質疑も余りございませんけれども、先ず第一に第五条の三項でございますが、「当該申請に係る飼料の品質と異なるときは、その記載事項を訂正すべきことを指示することができる。」とありますが、これは具体的にはどういう場合でございますか。
【次の発言】 その場合、申請書に記載した事項よりも実際の品質がよろしかつた場合、その場合はどういうようなお取扱になつておりますか。
【次の発言】 内容のほうが悪い場合に、書類のほうを悪く直させるということよりも、飼料の品質改憲というようなことであれば、書類はそのままにしておいて品質のほうを直させるというようなふうにしたほうが、立法の目的のほうに適すると……

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 今、岡村委員からもお話がありましたけれども、今度は大豆が追加せられることになつたのですけれども、菜種、とうもろこし、甘藷、馬鈴薯等につきましても、是非とも一日も早くこの対象作物になるように折角希望するものであります。近いうちにこれらが入る見通しがあるかどうかということを、もう一遍お伺いしたいと思います。
【次の発言】 その次は主要農作物の優良種子の生産については、今回の改正によりまして一応整備せられたのでありますけれども、その普及ということにつきましては依然として取残されておると思うのであります。今回の改正につきましても、普及対策というものは全然考えられておらんようでございます……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 外務・農林連合委員会 第1号(1951/10/27、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 今協定年度内における小麦の輸入数量は五十万トンだということを聞いておりますが、小麦の供給国、それから現地の価格及びCIFの価格並びに協定以外に輸入する麦の価格等をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 この小麦の買付及び輸入の状況並びに今後における買付輸入の見すかしというものはどういうものでございましようか。
【次の発言】 来協定年度以降におきまする協定による小麦の輸入計画、例えば数量及び価格でございますが、その見すかしは如何でございますか。
【次の発言】 全体のことがわかればなお更よろしうございます。
【次の発言】 本協定によつて輸入される小麦の価格というものは、現在にお……

第12回国会 内閣・農林・水産連合委員会 第1号(1951/11/15、2期、日本社会党)

○三橋八次郎君 今回の行政整理は、特に基礎産業であります農林関係に過重であるということは、誠に遺憾に存ずる次第でございます。二、三御質問申上げたいと存じますが、先ず第一に統計事務の関係でございますが、これは米麦の統制撤廃を前提として整理を立案されたということでございますが、それは如何でございますか。
【次の発言】 然らば統制撤廃が廃止になりましても、何らそれを勘案することなく、当初の目的通りに進むつもりでございますか。
【次の発言】 そこであれほど大騒ぎをしました米の統制撤廃も遂に中止にになつたのですが、今度若しも政府が予定しております来年になりましてから、統制撤廃ができないという事情に立至り……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第3号(1952/06/02、2期、日本社会党(第四控室・左))

○委員外議員(三橋八次郎君) 大変お忙がしい中、貴重な時間を割いて頂きまして農林委員に発言の機会を与えられましたことを感謝いたすものであります。農林業は御承知のように我が国産業部門の重要な一つでありまして、もろもろの政策の樹立、実行面におきましてもその重要度に応じまして公平に措置されなければならないことは当然でございます。従来ややもしますると、農林業が不当に軽視されましたり、他の産業に比較いたしまして均衡を失した取扱を受けがちであります。この点農林部門の担当者といたしましては、誠に遺憾と存じておる次第でございます。この法律案におきましても、かような意味におきまして種々議論なり意見なりがあるので……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 水産・農林連合委員会 第1号(1953/03/09、2期、日本社会党(第四控室・左))

○三橋八次郎君 この法律が成立いたしますれば、今後の災害につきましては本法によつて賠償救済せられることになるのでありますが、既往における同じような補償救済につきましては、政府においてはどういうような措置をとられる方針であるか、例えてみますると、現在問題になつております福岡県の芦屋飛行場に関連する災害の補償につきましては、聞くところによりますると、極めて少額の見舞金で事済まさんとしておる方針であるようでありますけれども、本法制定以前のことであつても本法に準じて公正に補償する必要があると思うのでありますが、政府の御所見は如何でございますか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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