安武洋子 参議院議員
10期国会発言一覧

安武洋子[参]在籍期 : |10期|-11期-12期-13期
安武洋子[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは安武洋子参議院議員の10期(1974/07/07〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は10期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院10期)

安武洋子[参]本会議発言(全期間)
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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 参議院本会議 第12号(1975/05/23、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、日本共産党を代表して、製造たばこ定価法及び酒税法の各一部を改正する法律案について総理並びに関係大臣に質問します。  いま物価の値上がりが国民の暮らしを激しく圧迫していることは言うまでもありません。実情を正しくあらわしていない総理府の消費者物価指数で計算した国民の実質収入でさえ、昨年は前の年より五%も下がっているというありさまではありませんか。特に、その日その日の買い物に少しでも安い物をと心を砕く主婦の苦労は並み大抵ではありません。このようなときに、政府が酒税とたばこ価格の大幅引き上げを行うことは、どんな口実を設けようとも、絶対に許すことはできません。酒、たばこは嗜好品ですが……

第75回国会 参議院本会議 第21号(1975/07/03、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、ただいま議題となりました中西一郎委員長に対する問責決議案の提案趣旨説明に対し、日本共産党を代表して質問いたします。  まず第一点は、参議院に送付された公選政治資金の二改正法案についての審議に当たって十分慎重な審議を行い、この改正案が持っている数多くの疑義について十分に各党とも質疑を行うことができるように、公選法改正特別委員会の審査を進めることが、同委員会の委員長としてとるべき最も重大な、かつ当然の責務であるという問題であります。  とりわけ、参議院同特別委員会においては、公選・政治資金二法の改正を各党の一致により、また同時に、国民の期待に真に沿うものとするため、各党合意の上……

安武洋子[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院10期)

安武洋子[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第73回国会(1974/07/24〜1974/07/31)

第73回国会 決算委員会 第閉会後4号(1974/09/11、10期、日本共産党)

○安武洋子君 兵庫県の淡路島のCTSの問題についてお伺いしたいと思います。  兵庫県の津名郡津名町の埋め立て地約六十五万坪ですけれども、ここに三菱商事、三菱石油、ゼネラル石油三者の連名で埋め立て地を利用してCTSを建設したい、こういう申し入れを津名町長に昭和四十七年二月十日に行なっております。この事実は御存じのことだと思います。そのCTS構想の具体的な内容、これを明らかにしていただきとうございます。
【次の発言】 私いまここに「広報つな」というのを持ってきております。これは発行しておりますのは津名郡津名町役場の企画室なんです。四十七年五月二十日号です。ここの中に、この申し入れとともに、この内容……

第73回国会 交通安全対策特別委員会 第閉会後2号(1974/11/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、きょうこの交通特別委員会に運輸大臣の御出席をお願いしました。そして、御出席していただけませんでした。理由は、きょう各部局の事務内容の説明をお受けになる、こういうことでしたけれども、私はこれは理由にならないと思います。それは江藤大臣は運輸問題のベテランでいらっしゃる。もしベテランでいらっしゃらないにしても、何をおいても国会に出席なさる義務があると思います。人心を一新するという今度の新内閣の大臣が、国会よりも部局の説明をお受けになる、このことを優先されるというのは、私は国会軽視のあらわれではないかと思います。ですから、このような態度、これは正しくない。ですから、私は、このことに厳……

第73回国会 商工委員会 第閉会後1号(1974/09/18、10期、日本共産党)

○安武洋子君 繊維業界の不況の対策についてお伺いいたします。  いま、通産省は繊維業界の不況の実態についてどのように把握をされておるのでしょうか、調査の方法、そして調査結果について簡単にお答え願いたいのです。ただ、全国的ということになりますと、非常に具体性に欠けますので、先日、兵庫県の西脇市に調査に行かれたことを聞いております。西脇市を中心にしてお答えいただきたいと思います。
【次の発言】 業者のなまの声を聞かれておりますか。
【次の発言】 じゃ、そういう調査の上に立って、いまのこの繊維業界の不況の主因ですね。これはどの点にあるというふうにお考えでございましょうか。


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第74回国会(1974/12/09〜1974/12/25)

第74回国会 商工委員会 第2号(1974/12/25、10期、日本共産党)

○安武洋子君 十二月の十八日に三菱石油水島製油所で、世界に類例も見ないような重大な事故が起こっております。これは広範な地域の住民に大きな不安と甚大な被害を与えております。先ほど被害総額四十九億円とおっしゃいましたけれども、現在、岡山、香川の直接被害だけでも五十三億四千万円をこえると、現地からこう伝えております。兵庫、徳島さらに和歌山、大阪、こういうところに被害が拡大しつつあるわけです。だから、漁業関係者を含む直接、間接の被害、これははかり知れないものがありますし、被害を受ける住民の数もまたはかり知れないものがあるわけです。  この未曾有の大事故を起こした責任というのは、これは保安対策を怠ってき……


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第75回国会(1974/12/27〜1975/07/04)

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/03/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 新日本製鉄株式会社広畑製鉄所の爆弾不法投棄事件についてお伺いいたします。  この事件は、新日鉄の強い要請によって、運輸省の第三港湾建設局が、大量輸送によるコストダウンをねらった航路のしゅんせつ工事を計画して、四十六年から五カ年計画で工事が行われ、四十七年の七月ごろまでに測量などを終えて、四十七年の七月から海底探査にかかっております。  四十七年は、五洋建設など三業者が海底探査をしておりますけれども、この海域というのは、御存じのように、旧陸軍の弾薬二千三百発以上が投げ捨てられたのではないかといわれている危険水域です。だから、四十七年八月三十日、第一号の十キロ爆弾三発発見後、十二月二……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/06/18、10期、日本共産党)

○安武洋子君 ここ数年交通事故による死傷者が減少してきているわけですけれども、これはよいことだと思うのです。しかし、減ったといっても、先ほど大臣も言われましたように、交通事故による死者が一万四、五千人と、そして負傷者が六十五万人にも上っているわけなんです。総理府にお伺いいたしますけれども、政府として一層の事故減少のために総合的な対策を講じられていると思うわけですけれども、その内容をお聞かせいただけますでしょうか。
【次の発言】 重ねてお伺いしますが、いまおっしゃった中で警察が担当すべき業務というのはどのようなものだとお考えになっていますか。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第8号(1975/06/20、10期、日本共産党)

○安武洋子君 本会議ということですのでやむを得ませんけれども、先ほどは本会議ということではなくて、いま情勢が変わったわけです。先ほど理事会のときには公選法との関係で大臣は一時間しかおいでにならないということだったわけですけれども、いまだに公選法はあの時期もいまも開かれていないわけです。私は、同格委員会であるのに、なぜ公選委員会がいつでも開かれることに支障を来たさないようにしているのかというふうなことで、交特の権威を落とすことではないかという主張を申し上げたわけですけれども、私は今後の運営については交特委員会の権威を高めるような運営をぜひお願いしたいと思います。  それで質問に入らしていただきま……

第75回国会 商工委員会 第2号(1975/01/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 三菱の石油の流出事故についてお伺いいたします。  私、昨年の十二月二十五日に質問をいたしました、そのときに資源エネルギー庁長官は私の質問にお答えになって、三菱石油は保安対策については非常に注意を払っている企業である、また、今般の事故についても、結果として大事故になっているが、それは三菱の保安体制が不十分であったということではない、このように御答弁をなさっていらっしゃいます。私はそのときに、神戸の油槽所の防油堤にパイプが貫通している、その穴詰めもできていないというふうなことをあげましたわけですけれども、そういうことをあげるまでもなく、すでにもう事故後十日もたっていたわけなんです。長……

第75回国会 商工委員会 第6号(1975/02/27、10期、日本共産党)

○安武洋子君 小規模事業者の経営指導員についてお伺いいたします。  経営指導員の任用とかそれから罷免、日常の管理、これは当然商工会、商工会議所で行われるものです。国費の補助金も出しており、商工会議所等の監督省庁である通産省、それから中小企業庁に経営指導員の運用が適切に行われているかどうか、この点についてお伺いしたいんです。もちろん監督権があるわけですから、経営指導員の問題の基本的なことをお尋ねいたしますので、お答えいただきたいと思います。  経営指導員の任命に当たって、商工会議所または商工会以外の任意の団体に推薦を委任する、その推薦を全面的に尊重して受け入れる、そして任用をする、こういうやり方……

第75回国会 商工委員会 第11号(1975/03/27、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、商標についてお伺いしますけれども、最初に基本的なことをお伺いさせていただきます。商標制度とはどういうものかということをお尋ねいたします。
【次の発言】 商標制度の役割りもあわせてお答えのようです。  ではもう一点伺いますが、商標法の今回の改正目的、これをお伺いいたします。
【次の発言】 未処理案件が多いから、その迅速な処理をということが改正目的とおっしゃいましたけれども、非常に出願がふえているというお答えでございます。この出願のふえたことは、よいことなのでしょうか、悪いことなのでしょうか、お答えください。
【次の発言】 私は、出願のふえたことはよいことなのか、悪いことなのかと……

第75回国会 商工委員会 第13号(1975/04/22、10期、日本共産党)

○安武洋子君 先日の須藤議員の質問に関連してお伺いいたします。  保安対策を強化する上で、高圧ガス取締法というのは、これは政令とか省令とか、こういうのが果たす役割りが非常に高いわけです。そこで、その省令とか政令がどういう立場でつくられているか、こういうことが非常に重要になってくるわけです。すなわち、企業サイドでつくられているのか、企業から独立して作成されているのか、こういうことがキーポイントになろうかと思うわけです。企業から独立してつくっている、こういう御答弁をされると思うんですけれども、実はそうなっていないと思います。  その例を挙げますと、先日の須藤議員も指摘しておりますし、それに対しての……

第75回国会 商工委員会 第14号(1975/05/29、10期、日本共産党)

○安武洋子君 今度の石油開発公団法の改正で備蓄に対する投融資が入っておりますので、まず最初に、備蓄問題に関連して御質問いたします。  まず第一点は、備蓄目標を六十日から九十日にしたその理由をお聞きします。それで、河本大臣は、九十日の備蓄はわが国の基本政策、こういうふうな御答弁をなさっていらっしゃいます。  それから、昨日発表されましたIEAの閣僚会議のコミュニケでも、七月一日までに九十日分に引き上げる決定をすることを確認して、各国がこれに合意をしたというふうに発表されておりますけれども、一体この六十日から九十日にしたその根拠は何なのか、この二点をお伺いいたします。

第75回国会 商工委員会 第16号(1975/06/05、10期、日本共産党)

○安武洋子君 最初に、現在中小企業の深刻な実情に関連して、不況対策についてお伺いしたいと思います。  現在、中小企業信用保険法に基づく不況業種指定、これは長官は四十六とおっしゃっていましたが、四十五じゃなかろうかと思うんですけれども、四十五業種、これがいずれもこの六月三十日で期限が来ることになっております。多くの中小業者は果たして七月以降も継続されるのだろうかどうか、大きな不安を持っているわけです。私どものところにもたくさんの業種の方々、業者の方々が、継続を願う、こういう陳情に見えておられます。いま中小企業は、私が申し上げるまでもなく、経営は依然として好転の兆しもなく、不況な状態が続いているわ……

第75回国会 商工委員会 第17号(1975/06/17、10期、日本共産党)

○安武洋子君 お忙しい中をお越しくださいました参考人の皆様にお礼を申し上げます。  私は最初に、まず渡辺睦参考人にお伺いさせていただきたいと思います。  今回の改正によりまして新分野進出計画制度、これが創設されることになっております。法律案によりますと、第五条に、「需要が需給構造その他の経済事情の変化による著しい影響を受けている」、こういうことになっておりまして、要するに不況業種の中から指定して新分野進出を促進させよう、こういうものです。本来事業転換というものは、中小業者の自由な意思と創意工夫に基づくべきものであって、業種指定を行って強制的に行われるべきものではない、こういうふうに考えるわけで……


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第76回国会(1975/09/11〜1975/12/25)

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/12/17、10期、日本共産党)

○安武洋子君 交通安全施設等整備事業五ヵ年計画について先ほど御答弁をなさっておられましたけれども、来年度から発足する新たな五ヵ年計画なんですが、その実施に当たってここにひとつ要望があるわけです。  その策定に当たってはぜひ各方面、自治体とか、住民の要望とか、そういうものが反映をされるものであってほしいということと、事情に合ったもので、内容をぜひ充実させていただきたいと思うわけです。先ほども出ておりましたけれども、死亡者件数は減ったとはいいながら、全結核死亡者数をわずかですけれども上回っているというまだ実情がございますし、ことしの五月から六月にかけて、総理府が世論調査を行っておりますけれども、こ……

第76回国会 商工委員会 第4号(1975/12/09、10期、日本共産党)

○安武洋子君 四十九年の九月に鉄鋼長期需給見通し、これが発表されておりますけれども、これは現在も生きているかどうかをお伺いいたします。
【次の発言】 ことしの所要高炉銑はどの程度になるか、その見通しをおっしゃってください。
【次の発言】 いや、本年度はどの程度になるかと見通しをお伺いしておりますので、見通しでお答えください。
【次の発言】 じゃ、この発表されております鉄鋼長期需給見通し、これによりますと、五十年度の所要高炉銑は九千七百九十万トン、こう見込まれておりまして、五%アップした場合もこれは見込まれておるわけですけれども、これで一億二百八十万トン、こういう数字が出ております。そして高炉銑……

第76回国会 商工委員会 第5号(1975/12/11、10期、日本共産党)

○安武洋子君 この法案、石油備蓄法案、これは石油の九十日備蓄を達成するために、政府の備蓄計画、これは石油各社の保有義務によって裏づけていく趣旨で出されているわけです。この九十日備蓄計画というのは、石油の安定供給と、こういう名目になっておりますし、御提案理由もそうなんですけれども、この備蓄方針というのはどう見ましても私は、実際にはIEAの備蓄義務、それから緊急融通制度に基づく構想である、こういうふうに思うわけです。この構想に従ってアメリカ、ヨーロッパ諸国並みに備蓄計画を進めるにしても、アメリカとかヨーロッパ諸国のように石油や石炭など、一定の国内のエネルギー自給力、こういう国は持っているわけですけ……

第76回国会 商工委員会 第6号(1975/12/16、10期、日本共産党)

○安武洋子君 いま中小企業が不況といいますのは、政府は、全般的に緩和の方向に向いている、こういうふうに言われておりますけれども、やはり依然として深刻で、とりわけ、年末を控えて金融の逼迫というのはきわめて厳しいものがあると思うわけです。この中で、中小企業信用保険法の改正案については、中小業者の間で非常な関心が高まっております。そうして、この法案の一刻も早い成立を願うという声が私のところにも多数寄せられているわけです。現にきのうも、北海道それから兵庫からも問い合わせが来ておりますけれども、年末の倒産の激増も予測される中で、本法案の一刻も早い成立と、そしてその運用の強化が同時に望まれるというふうに思……


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第78回国会(1976/09/16〜1976/11/04)

第78回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1976/10/22、10期、日本共産党)

○安武洋子君 駅前の自転車置き場の問題について御質問申し上げたいと思います。  四十八年の七月に、自転車の安全な利用のため、道路交通環境整備等について、こういうことで関係省庁の申し合わせが行われております。自転車問題については数多くあるわけでございますけれども、きょうは、自転車置き場、これは社会問題化いたしております、週刊誌もグラビアなどで大きく取り上げたりもいたしておりますので、この自転車置き場の問題を取り上げたいわけですけれども、この自転車置き場に対する国の設置、こういう基準、方針、これも明確になっていないと思うわけなんです。いままで、全国六十四のモデル都市、これはお決めになって、自転車の……

第78回国会 商工委員会 第2号(1976/10/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私きょうは自営業、それから中小零細企業の婦人、いわゆる業者婦人でございます、今度業者婦人というふうに言わせていただきたいと思いますけれども、この業者婦人の社会的、経済的地位の向上の問題について御質問したいわけなんです。  ところが、私こういうことで御質問申し上げるということで御連絡を申し上げたわけですけれども、実は中小企業庁の中でどこが一体こういう問題をお取り扱いかということがわからないわけです。金融課がお出になって金融じゃないですということで、私の方が一番近いのじゃなかろうかということで計画部の振興課がお越しくださったというふうな状態でございます。  で、大臣にお伺いいたします……

第78回国会 商工委員会 第3号(1976/10/21、10期、日本共産党)

○安武洋子君 福井県の織物構造改善工業組合の無籍織機の不正登録の件でお伺いいたします。  この件につきましては去年の十二月九日の本委員会で、わが党の須藤議員が取り上げて質問を行っております。特例法による無籍織機の登録の不正事件でございます。  このときの御答弁というのが中間的なとりあえずの処置をとったことと、さらに調査を続行する、そして最終的な措置をとると、そういうことでございました。あれから十カ月以上経過いたしておりますので、幾ら何でももう調査は完了したんではなかろうかと、こういうふうに思いますので、私御質問申し上げとうございますが、きょうは時間が限られておりますので、少しまとめて御質問申し……

第78回国会 商工委員会 第4号(1976/10/26、10期、日本共産党)

○安武洋子君 中小企業が事業転換をする場合は二つあると思うのです。その第一点といいますのは、これは新しい事業分野への意欲を燃やして、経営能力をさらに発展させるというふうな前向きの転換があろうかと思うわけです。それからもう一つといいますのは、これは外的ないろんな要因で現在の仕事ができない、将来の見通しもつかない、こういうことで、不安ではあるが転業しなくてはならない、生きる道がないという追い詰められたケースなわけです。問題はこの第二点の方で、これに対応する立場というのも私は二つあろうかと思うわけです。  まずその一点といいますのは、転業に追い詰められて中小企業が立ち行かなくなる、こういうふうな外的……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 運輸委員会 第3号(1977/04/07、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私は、大臣所信に対して質問をさしていただきます。  まず最初に、気象庁の通報所の問題で御質問をいたします。  大臣は、地元の了解を得るために全力を挙げたいと、こういう御趣旨で四月一日実施の再検討を打ち出されたわけですけれども、しかし、先ほど五月一日までに地元のコンセンサスを得て無人化を実施したい、五月一日に実施をしたいと、こういうふうにおっしゃいました。地元の同意が得られない、こういう場合があると思いますが、そういう場合はどうなさいますか。
【次の発言】 それでもなお、地元の方が納得しない、反対だというところがある場合には、私はこれは強行すべきでないと、こう思いますが、これはいか……

第80回国会 運輸委員会 第4号(1977/04/12、10期、日本共産党)

○安武洋子君 先日、四月の六日ですけれども、釣島水道でタンカーと貨物船の衝突事故がありました。この海難救助のために、海上保安庁が協力を求められた協力者はありましたでしょうか。それから、その中で災害を受けられた人があったでしょうか、お伺いいたします。
【次の発言】 いま出ました海上災害防止センターですね、これ指示をなさったというふうに聞きましたけれども、この海上センターが設立されて初めての指示だったと思うわけですが、どういう作業をしたんでしょうか。
【次の発言】 いままでこの法の適用を受けられた人がおられるわけなんですけれども、どういうふうなことをしてこういう適用を受けられたのか。主な例、簡単に……

第80回国会 運輸委員会 第5号(1977/04/21、10期、日本共産党)

○安武洋子君 まず、国旗差別についてお伺いいたします。  現在、日本が国旗差別を受けている国はどれぐらいあるのでしょうか。
【次の発言】 昨年――五十一年ですね、差別を受けた国々とどのような外交交渉をなさったか、お答えいただきとうございます。
【次の発言】 限定しているんです、昨年に。
【次の発言】 大変あいまいな言い方をなさいますので、この対抗法案をなぜつくらなければならないのか、どういう差別をどういうふうに受けているのかというふうなことがわからなければ、こういう法案をつくる必要性だってわからないわけなんです。もう少し具体的にお答えいただけませんか。

第80回国会 運輸委員会 第7号(1977/05/12、10期、日本共産党)

○安武洋子君 いま大臣から御説明を受けたわけですけれども、この問題につきまして私少し整理をしてみたいと思うんです。  三月の二十四日の内閣委員会の中で大臣は、「四月一日を予定しておったわけでありますけれども、地元の声もあり、委員各位の御心配もございまするので、四月一日の予定を変更いたしまして慎重に検討いたしたい」、このようにおっしゃいましたし、また当日のその委員会では、「コミュニケーションというものはしっかりと確立していかなければならない」と、こういうごりっぱな御答弁もなさっていらっしゃいます。それから四月七日の当委員会で、ここでは大臣は「地元の方々の不安を解消させるとともに、地元の気象に関す……

第80回国会 運輸委員会 第9号(1977/05/19、10期、日本共産党)

○安武洋子君 本法案は、海上安全船員教育審議会、そこの中の海上安全部会、ここで論議をされておりますけれども、漁船側からの主張として、この中では「総じて漁船側は、沿岸漁業の不振に加え、海上交通量の増大に対応して、海上交通法規が益々細密化してゆく傾向自体を、不満とする空気が強かった」、こういうふうな指摘があります。具体的には「第九条三項のように、狭い水道等で漁船が少しでも規制を受けるようでは、沿岸の零細な漁業は成り立たない」。また「第九条五項のように、狭い水道等を他船の通航を妨げないで横切ることは、一日に千数百隻の商船が往復する瀬戸内海などでは、自分の漁場に通うことすらままならぬ状態で、非常な不便……

第80回国会 交通安全対策特別委員会 第5号(1977/03/23、10期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に自転車置き場の問題についてお伺いいたします。  私どもはこの自転車置き場の問題を大変重視いたしまして、昨年の秋にも私質問をさせていただきました。そのときに、総理府の試案は秋には発表すると、こういう御答弁でございましたけれども、まだ発表されておりませんが、一体いつ御発表になるのか、時期をお伺いいたします。
【次の発言】 もう二年もたっているわけですね。いずれはとおっしゃらないで、総理府試案を示す時期をお示しいただきたいんですが。
【次の発言】 じゃ、全く時期的な見通しをお持ちにならないのかどうか、それが一点です。  それからいま、大変簡単にいかない問題があるというふうにお……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第5号(1977/04/27、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、国道四十三号線の公害の問題について質問いたします。  それに先立ちまして、先ほど兵庫県の姫路市の出光石油のタンクが事故を起こしたというふうに聞きました。現在、重油流出中というふうに聞いておりますが、この事故の規模それから原因、対策をお尋ねいたします。
【次の発言】 タンク事故につきましては、去年のちょうどいまごろ、隣接しました日本触媒というところでも新鋭のタンクが爆発事故を起こしております。頻繁にタンクの爆発事故とか、事故が起こっているわけですけれども、環境汚染もはなはだしいわけなんです。環境庁としても、私はこういう際にはタンクの総点検というふうなことを関係省庁に連絡なさって……

第80回国会 公害対策及び環境保全特別委員会 第6号(1977/05/25、10期、日本共産党)

○安武洋子君 四十八年の十一月に瀬戸内海環境保全臨時措置法、これが施行されております。第三条には、瀬戸内海が世界に比類のない美しさを持ち、漁業資源の宝庫であり、その恵沢を国民が等しく享受し、後の国民に継承すべきものである、そういう認識に立つべきだ、こういうふうになっているわけです。ところが、この瀬戸内海というのが開発に次ぐ開発で瀬死の状態になっているわけです。海がお好きだという長官にお伺いいたしますが、瀬戸内海の埋め立てについて、どういうお考えをお持ちでございましょうか。
【次の発言】 十三条第一項の埋め立てについての規定の運用に関する基本方針、これは埋め立ては厳に抑制すべきであるというふうに……

第80回国会 予算委員会 第11号(1977/04/02、10期、日本共産党)

○安武洋子君 私、中小企業の問題で御質問いたします。  いま、日本の中小企業は、全事業所数の九九・九%です。製造出荷の額の約五〇%を占めておりますし、小売売上高の八割を占めております。中小企業に働く人は四千万を超えております。中小企業というのは、いまの日本の経済を支えますし、そして国民生活の安定に欠くことのできない重要な位置を占めております。この中小企業が戦後最高の記録でここ三年間倒産を続けているわけです。非常に重大な問題です。大変な状況です。しかし、これに対する政府の予算を見てみますと、一般会計のうちわずか〇・六%の比率です。この比率はここ数年変わっていないわけです。これは軍事費の十分の一に……


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第80回国会(1976/12/30〜1977/06/09)

第80回国会 農林水産委員会、運輸委員会連合審査会 第1号(1977/04/30、10期、日本共産党)

○安武洋子君 まず最初に、海上保安庁の基本的な任務についてお伺いをいたします。  大別すると四つほどあると思うんですけれども、御答弁をお願いいたします。
【次の発言】 では、二百海里設定に伴う海域のパトロール、こういう行政行為というのは、漁業の操業を守る、こういうことが主な任務として加わることになりますね。
【次の発言】 警察権の行使とそれから自衛権の行使、これは基本的に相違していると思いますけれども、海上保安庁と海上自衛隊の任務の基本的な違いを聞きとうございます。御答弁ください。
【次の発言】 いま海上自衛隊の海上における警備行動について自衛隊法の第八十二条においての定め、これはおっしゃいま……

第80回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1977/04/14、10期、日本共産党)

○安武洋子君 風疹の問題について御質問申し上げます。  風疹は一昨年から約十年ぶりに大流行したわけですけれども、患者数が百十万人以上というふうなことが言われておりまして、ことしも五月から六月にかけて再び流行するんではないかと言われているわけなんです。政府の対策のおくれというものが、妊娠中の婦人に特に大きな不安を与えました。妊娠中に風疹に感染すると胎児に影響を与えて、先天性風疹症候群、こう言われる難聴とか白内症とか心臓奇形などの子供が出生するというふうなことで、国民はこのことをよく知らされなかった、よく知ってないから不安を抱いたというふうなことがありまして、政府の対策がほとんど立ちおくれてしまっ……



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データ更新日:2022/12/18

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