和田教美 参議院議員
15期国会発言一覧

和田教美[参]在籍期 : 13期-14期-|15期|-16期
和田教美[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは和田教美参議院議員の15期(1989/07/23〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は15期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院15期)

和田教美[参]本会議発言(全期間)
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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 参議院本会議 第8号(1991/09/30、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となった証券取引法及び外国証券業者に関する法律の一部改正案と証券不祥事の再発防止策について、政府の見解をただすものであります。  大蔵省が発表した大手証券四社の特別検査中間報告によると、いわゆる損失補てんは九一年三月期においても大々的に行われています。私が重視するのは、大蔵省が八九年十二月に損失補てん禁止の証券局長通達を出した後も、通達が完全に無視されてきたことであります。松野証券局長はこのほど参議院証券・金融特別委員会で私の質問に対し、九〇年三月下旬に野村証券から補てん実施の報告を受けた際、厳正な社内処分を指示したと答えています。ま……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 参議院本会議 第17号(1992/05/25、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、公明党・国民会議を代表して、ただいま議題となりました証券取引等の公正を確保するための証券取引法等の一部を改正する法律案について、関連する諸問題を含めて質問をいたします。  このところ相次いで発表された各種経済指標は、我が国の景気が全体として大きく減速していることを明確に示しております。例えば、東証一部上場企業のことし三月期決算の中間集計では、経常利益が十年ぶりに二けた台の大幅な減益となりました。設備投資計画も、三月の調査では、九一年度の実績見込みに比べて七・三%の減少で、設備投資意欲の後退を一層鮮明にしています。また、先月の企業倒産は三カ月連続千件を超える高水準で、バブル経……

和田教美[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院15期)

和田教美[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 大蔵委員会 第2号(1989/12/14、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 ことしの二月にプリペイドカード等に関する研究会報告が出されまして、その中で、実態に即した適切な立法を早急に行う必要がある、そういう提言が行われました。私は、そういうことでございますから、さきの通常国会に法案が提出されるんじゃないかというふうに思っておりましたが、結局、今国会の会期末に初めてヒアリングがあったわけでございますが、今国会については、消費税廃止法案、これが先行したという事情もあると思いますけれども、しかし、プリペイドカードは既にかなり広範に日常の生活、消費生活に浸透しておりまして、早急な法的整備が望まれていたわけですが、さきの通常国会に本法律案が提出されなかった理由、何……

第116回国会 予算委員会 第6号(1989/10/27、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、まず最近の新聞のニュースの分析から始めたいと思います。消費税関連の問題について集中して質問をいたしたいと思います。  二十六日付の朝日新聞によりますと、自民党は、消費税の見直し問題で焦点となってきた非課税範囲の拡大について、「「すべての食料品を流通の全段階で非課税とする」との案を軸に党内調整を進める方針を固めた。」と伝えております。その他の新聞でも、全段階であるかどうかは別として、全食料品を対象とする非課税範囲ということでやるんだという報道が盛んに出ております。  それからまた、海部総理は二十六日、記者団に対して、党と相談する、私の考えは党幹部に伝えてある、ぱちっと決めなき……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 科学技術特別委員会 第6号(1990/06/25、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして本特別委員会の委員長に選任されました。  微力ではございますが、皆様方の御指導、御協力を賜りまして重責を全うしてまいりたいと存じますので、どうかよろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い、現在理事が二名欠員となっておりますので、理事の補欠選任を行います。  理事の選任は、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に太田淳夫君を指名い……

第118回国会 大蔵委員会 第1号(1990/03/26、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 大蔵大臣、ロサンゼルス、トンボ返り御苦労さまです。トンボ返りの御苦労さまついでに一つだけブレイディ財務長官との会談についてお聞きしたいと思います。  日米蔵相会談の共同声明では、「為替市場における協力を含め、経済政策協調についての両国のコミットメントを再確認した。」というふうな表現がございます。これは報道によりますと、日本側が共同声明を出すように要請をして、結局円の相場の安定をさせるための一助にするためにこの共同声明を出したというふうに我々は受け取るわけなんですね。  ところが、実際の相場の動きはきょうの東京外国為替市場の円相場はまた下げて、一時は円が急落して三年二カ月ぶりの安値……

第118回国会 大蔵委員会 第2号(1990/03/29、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、関税定率法及び関税暫定措置法の一部改正案、それから当面の大蔵行政の二、三の問題点について御質問をしたいと思います。  まず、政府の放出価格を割ったまま低迷を続けているNTT株価の問題について大蔵大臣の御見解をお聞きしたいわけでございます。NTT株価は、二十八日の終わり値は一株百十三万円で、最も高い放出価格だった八七年十一月の第二次売り出し価格二百五十五万円の半分以下、三年前の八七年一月の第一次放出価格百十九万七千円をも下回っております。今までNTT株を売らずに持っていた庶民はすべて損をしているという形になっておるわけでございます。去年、九月末現在の総株主数は百六十一万人。し……

第118回国会 大蔵委員会 第4号(1990/04/24、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私の質問時間は十七分でございますので、答弁は簡潔にお願いします。  今回の取引所税法案ですけれども、有価証券指数先物などの指数等先物取引、それから通貨先物、オプション取引を新たに課税対象にしておりまして、課税ベースの拡大を行っております。一方、既に課税しております株式先物、商品先物については税率の引き下げを行うことになっております。その結果、税収は平成二年度、四百六十億円が改正後でも四百七十億円と、わずか十億円ふえる計算になっておりまして、税収増が目的だとは考えられません。  そこでお尋ねしたいんですけれども、この取引所税法の全面改正というのは一体何を基準として立案され、課税ベー……

第118回国会 大蔵委員会 第5号(1990/06/01、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 まず、大蔵大臣に赤字公債依存体質から脱却後の新しい財政運営のあり方について御質問をいたします。  平成二年度予算で特例公債依存体質からの脱却という財政再建目標が達成されるということになっておりますが、きょうの新聞によれば、自然増収がもう少しふえれば一年繰り上がって平成元年度にその目標が達成されるかもしれないという記事も出ておりますが、いずれにいたしましても、この依存体質からの脱却というのは財政再建の第一段階にすぎないのであって、これからもさらに財政再建というのは続けなければならないということではないかと私は理解をしております。というのは、例えば新行革審が四月十八日にまとめた答申に……

第118回国会 大蔵委員会 第6号(1990/06/14、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 仕手集団光進グループの株買い占めによる国際航業の乗っ取りをめぐって、国際航業の元経理担当役員ら四人が自社の株が買い占められていることに便乗して株の売買を行って合計九億円を脱税したとされる事件で、東京地検特捜部が昨夜脱税の疑いでこの四人を逮捕いたしました。この事件については既にいろいろと議論がされておりますけれども、私も二、三点お聞きしたいと思います。  まず、法務当局にお尋ねしたいんですが、事件は脱税容疑ということなんですけれども、国際航業株をめぐっては、政治家周辺への株や転換社債の譲渡、国際航業の旧経営陣による防戦買い、株価操作など各種の疑惑が取りざたされております。そして国民……

第118回国会 予算委員会 第10号(1990/05/21、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、防衛問題に集中して質問をいたします。  防衛庁は、今平成三年度を初年度とする次期防衛力整備計画、つまり次期防の策定作業を進めております。そこで、先日私、防衛庁に対して資料要求としてこの次期防の策定の基本方針について報告をするようにと要求をいたしましたところ、こういうメモが参りました。私、読み上げてもいいんですけれども、防衛庁長官から改めてひとつ基本方針について御説明願いたいと思います。
【次の発言】 そこで海部総理にお尋ねしたいんですけれども、内閣に総理大臣を長とする安全保障会議というのがございますけれども、実は今防衛庁がこういう作業をやっておるわけでございますけれども、国……

第118回国会 予算委員会 第17号(1990/06/04、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 ワシントンの米ソ首脳会談で戦略核兵器削減の基本合意が声明されまして、さらに新たにSTARTIIを開始することも決まりました。これら一連の合意は、マルタ会談以後のポスト冷戦期における米ソ協調の最大の成果であろうと私は思います。また、九〇年代を軍縮の十年にするという米ソ両国の決意のあらわれだというふうに評価いたしております。昨夜の共同記者会見におけるゴルバチョフ大統領の発言などから見ましても、アジア・太平洋においても脱冷戦、ポスト冷戦の動きが非常に活発になってくるんではないかというふうに思うわけでございます。  こういう状況の中で、総理は、軍縮の九〇年代に、アジア・太平洋地域の平和と……


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第119回国会(1990/10/12〜1990/11/10)

第119回国会 科学技術特別委員会 第1号(1990/10/12、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) この際、一言ごあいさつを申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  委員各位の御指導、御協力を賜り、円満な委員会の運営に努めてまいりたいと存じますので、よろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岡部三郎君、吉川芳男君、穐山篤君、太田淳夫君を指名いたします。

第119回国会 科学技術特別委員会 第2号(1990/11/02、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、理事の辞任についてお諮りいたします。  穐山篤君から、文書をもって、都合により理事を辞任したい旨の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  この際、理事の補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に三上隆雄君を指名いたします。

第119回国会 科学技術特別委員会 第3号(1990/11/09、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  なお、要求書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  本日はこれにて散会いたします。    午前十時十二分散会


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 科学技術特別委員会 第1号(1990/12/10、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) この際、一言ごあいさつ申し上げます。  ただいま皆様方の御推挙によりまして、引き続き本特別委員会の委員長に選任されました。  甚だ微力でございますが、委員各位の御指導、御協力を賜りまして、本委員会の円滑な運営に努めてまいりたいと存じますので、どうぞよろしくお願い申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいまから理事の選任を行います。  本特別委員会の理事の数は四名でございます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に岡部三郎君、吉川芳男君、三上隆雄……

第120回国会 科学技術特別委員会 第2号(1991/02/15、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  まず、委員の異動について御報告いたします。  去る一月九日、吉川芳男君が委員を辞任され、その補欠として永野茂門君が選任されました。
【次の発言】 これより理事の補欠選任についてお諮りいたします。  委員の異動に伴い現在理事が一名欠員となっておりますので、その補欠選任を行いたいと存じます。  理事の選任につきましては、先例により、委員長の指名に御一任願いたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、理事に永野茂門君を指名いたします。

第120回国会 科学技術特別委員会 第3号(1991/03/13、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査のうち、科学技術振興のための基本施策に関する件を議題といたします。  これより質疑を行います。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 本件に対する本日の質疑はこの程度にとどめます。  本日はこれにて散会いたします。    午後四時五十二分散会

第120回国会 科学技術特別委員会 第4号(1991/04/09、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  去る三月二十九日、予算委員会から、本日の午前、平成三年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算中、総理府所管のうち科学技術庁について審査の委嘱がありました。  この際、本件を議題といたします。  本件の説明につきましては、既に聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。  質疑のある方は順次御発言願います。
【次の発言】 新坂君、時間が来ておりますので、簡単に願います。
【次の発言】 他に御発言もないようですので、質疑は終局したものと認めます。  これをもちまして平成三年度一般会計予算、同特別会計……

第120回国会 科学技術特別委員会 第5号(1991/05/08、15期、公明党・国民会議)【議会役職】

○委員長(和田教美君) ただいまから科学技術特別委員会を開会いたします。  これより請願の審査を行います。  第二七四四号「脱原発法」の制定に関する請願外三十八件を議題といたします。  これらの請願につきましては、理事会において協議の結果、保留とすることに意見が一致いたしました。  以上のとおり決定することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、継続調査要求に関する件についてお諮りいたします。  科学技術振興対策樹立に関する調査につきましては、閉会中もなお調査を継続することとし、本件の継続調査要求書を議長に提出いたしたいと存じますが……

第120回国会 大蔵委員会 第閉会後1号(1991/08/02、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 証券大手四社に続きます全部で十七社の損失補てん先のリスト、これを見ましてまず大変驚くことは、先ほども大蔵大臣もお触れになったけれども、まさにオールジャパンだという感じです。日本を代表する大メーカーとか商社、地方銀行、それから農協系の金融機関などの中小金融機関、ずらりと並んでおります。さらに問題なのは、年金福祉事業団、公立学校共済組合、警察共済、それから地方職員共済組合など政府の外郭団体を初めとする公的団体が多数登場していることであります。  十七社合計で実に千七百二十億円というその補てんの総額も巨額ですけれども、これだけ幅広い分野に及ぶ損失補てんを大蔵省が事前に全く制止できなかっ……

第120回国会 大蔵委員会 第2号(1991/02/18、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 クウェートからの条件つき撤退を表明いたしましたイラク革命評議会の声明につきまして、ソ連は最初はこれを評価したんですけれども、その後満足すべきものでないということでトーンダウンをしてきております。一方、ブッシュ米大統領を初め多国籍軍側は無条件撤退でなければ交渉には応じられないということで、拒否の姿勢で戦争を継続しております。状況が新しい展開を示しておるということは確かだと思いますが、我々はこの機会に何としてもイラク軍のクウェートからの撤退、そして停戦を実現するように心から願うものであります。  しかし、実際に停戦に動くのかあるいは多国籍軍の地上戦に突入という非常に悪い事態になるのか……

第120回国会 大蔵委員会 第5号(1991/03/06、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 まず、いわゆる多国籍軍への追加支援九十億ドルの性格についてお尋ねしたいと思います。  橋本大蔵大臣の過般の財政演説によりますと、湾岸平和基金への拠出金九十億ドルは湾岸地域における平和回復活動に対する我が国の支援であるというふうに述べておられます。そして、今提出されております法案の表題もそういうことがうたわれておるわけでございます。  そこで、湾岸地域における平和回復活動とは一体何かということが問題であります。この点について、久保委員も触れられましたが、私は別の角度から取り上げてみたいと思います。  湾岸戦争が実際に続いておりましたときには、一般にはこの平和回復活動とは即多国籍軍の……

第120回国会 大蔵委員会 第6号(1991/03/18、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 議題になっております国の補助金等の臨時特例法案に先立ちまして、当面する問題について二、三お尋ねしたいと思います。  まず、円ドル問題でございますけれども、東京外国為替市場の円相場は、きょうの午前の終わり値が百三十八円三銭、一円七十八銭の円安ということでございました。これはドルがことし最高値をつけた今月の十一日の百三十八円七銭とほとんど並んでおるということで、円安ドル高が続いておるという状況でございますが、十一日には大蔵大臣は、余り愉快じゃないというふうな談話を出されたわけでございますけれども、今度の円安ドル高の理由について、アメリカ国内で景気回復が早いんじゃないかという期待感が強……

第120回国会 大蔵委員会 第7号(1991/03/26、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、欧州復興開発銀行法案についての質問を二、三いたします。  まず、欧州開銀ですけれども、その目的が民主化、自由化を行っている東欧諸国の市場経済への移行を支援するということでございまして、他の地域開発金融機関にはないはっきりした政治的要素が入っていると思います。そして、この民主化、自由化という概念ですけれども、それを具体化したものとして協定上は複数政党制民主主義、多元主義及び市場経済の諸原則を挙げております。しかし、受益国つまり融資などを受ける国がこれらの目的に合致した事業、政策を実施しているかどうかは一体具体的にはどのような基準で判断されるのか、それが質問の第一点でございます……

第120回国会 大蔵委員会 第9号(1991/04/18、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私が御質問したいと思うことは稲村委員が大部分聞かれてしまったので、まあ重複は避けますが、質問通告の内容と相当変わりますから御承知を願います。簡潔に答弁をお願いします。  まず第一にお聞きしたいのは、今行われておりますゴルバチョフ来日に伴う日ソ首脳会談との関連で、対ソ金融支援という問題についてお尋ねをしたいと思います。  第三回目までの海部・ゴルバチョフ会談の経過は、新聞報道によりますと、領土問題については余り進展をしていない、日本側は北方領土問題については返還を前提に四島への主権の確認を求めておるということですけれども、ゴルバチョフさんの方は今後の関係改善の中で解決を図るというこ……

第120回国会 大蔵委員会 第10号(1991/04/23、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 地価税法案に対する我々の態度ですけれども、まず第一に、土地を持っておればもうかるという土地神話を構造的に解消して、資産格差を是正する手段として土地の保有益に着目した新税を創設することが前進であるかどうかという問題でございます。この点につきましては、我我はかねてから法人土地保有税の創設などを強く主張してまいりましたし、今度の地価税もそのいわば延長線上にあるという意味で、制度としての導入は前向きに評価して法案に賛成を衆議院ではしたわけでございます。  しかし、第二の問題は、制度としては前向きに評価するとしても、今度出た地価税法案というものが地価を引き下げるというふうな観点から見た場合……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 科学技術特別委員会 第1号(1991/08/05、15期、公明党・国民会議)

○委員以外の議員(和田教美君) お許しを得まして、一言ごあいさつを申し上げます。  昨日委員長の任期を終了いたしました。委員長在任中大過なくその職員を果たすことができましたことは、ひとえに皆様方の御支援と御協力のたまものと深く感謝申し上げる次第でございます。今後とも科学技術の発展に微力を尽くしたいと存じます。  まことに簡単ではございますけれども、ごあいさつとさせていただきます。ありがとうございました。(拍手)

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第4号(1991/09/04、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 先ほどの証言で、あなたは石井進桶川会前会長との大口の取引があるんだということを担当の副社長から聞いたのは昨年の十二月下旬とおっしゃいました。ところが、東急株の集中売買を野村証券が率先して行ったのは八九年の十月、十一月だったと思います。  そこで、もう東急株の取引は八九年中に大体済んでおるということだったわけでございますが、そうすると、あなたはそれから一年以上もたってからやっとそのことを聞いたということになりますが、その点で間違いございませんか。それから、社長はいつの時点でそのことを知ったのか、つまり稲川会との関係があるということを知ったのか、その点もお答え願いたいと思います。

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第5号(1991/09/05、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 公明党・国民会議の和田教美でございます。  イトマン事件をメーンバンクの社会的責任という観点から見ますと、住友銀行の首脳が不動産投資などで暴走する当時の河村社長や企業舎弟と言われる伊藤寿永光前常務の素性などについてかなりの危機感を持ちながらも、結局断固たる対応をしなかった、対応が甚だしくおくれたということが傷を一層深くすることにした原因だと私は思います。  あなたは先ほどの発言で、昨年三月の二十二日に河村社長にすぐ伊藤を切れということを言われたということですけれども、客観的に見ますと、結局伊藤がやめたのは昨年の十一月であります。その間に半年以上もたっておるわけです。なぜこういうふ……

第121回国会 証券及び金融問題に関する特別委員会 第6号(1991/09/06、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 衆参両院の証人喚問が終わりまして、そしてまた今の論議を聞いておりまして私が非常に痛感することは、今回の証券各社による損失補てんをめぐって、大証券が大蔵省の行政指導に全く面従腹背であって、八九年十二月二十六日の証券局長通達を完全に無視したところか、全くインチキなようなことをやっておるという印象が強くなってきたわけです。  野村証券の田渕前会長は、三月中旬の専務会で営業特金の整理を進めるために補てんに踏み切ったということを証言いたしました。この通達には、なるほど営業特金を原則として整理するということが書いてございますけれども、同時に、その第一項で事後的な損失補てんの禁止も明瞭にうたっ……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 大蔵委員会 第2号(1991/12/13、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 まず、一般の財政問題について二、三大蔵大臣の見解を聞きたいと思います。  今回の平成三年度補正予算案では、大幅な税収の落ち込みを補てんするために建設国債を限度いっぱいまで一兆三千八百七十億円増発しております。我が国の財政は平成二年度に特例公債から脱却した後、次の財政再建の目標として公債依存度を当面五カ年程度で五%以下の水準にするというふうになっていたはずであります。大蔵省が毎年作成する財政の中期展望においても、建設公債発行額を毎年度四千五百億円ずつ機械的に均等減額して、平成七年度には五%を下回る水準になるという姿が示されております。  ところが、平成三年度の補正予算において建設公……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 大蔵委員会 第2号(1992/02/25、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 まず、経済企画庁にお尋ねいたします。  先ほどもちょっと話が出ておりましたけれども、二十日付の朝日新聞によりますと、経済企画庁は、一九八六年十二月から始まった景気拡大、つまり大型景気は去年の一−三月期で山に達した、その後下降局面に入った、そういう判断を明らかにしたというふうに報道されております。もっとも、ほかの報道によりますと、まだ経企庁はこの判断についていろんな意見があって、公式判断はもう少し後になってことしの夏ごろになるんじゃないかというふうな見方もございます。仮に大型景気の山が去年の一−三月期だということになりますと、昨年の八月に戦後最高のイザナギ景気に並んだという経企庁の……

第123回国会 大蔵委員会 第3号(1992/03/26、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 経済企画庁が十九日に発表した国民所得統計速報によりますと、去年の十二月のGNPは実質で前期比マイナス〇・〇四六%、年率換算でマイナス〇・二%となりました。先日の大蔵委員会で、私、今回の景気が去年のいつごろピークに達してその後下降局面に転じたという問題について、政府の判断が余りにも遅過ぎるということを指摘したわけですけれども、いずれにしましても、このデータで見ますと去年の秋から景気は急速にダウンしていることはもう明らかであります。在庫調整の問題についても、日銀の三重野総裁自身が在庫調整は長引いてことし後半まで続くというふうな答弁をされております。  したがって、今度の景気も底入れし……

第123回国会 大蔵委員会 第5号(1992/04/07、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は当面の証券不況対策という問題に絞って質問いたしたいと思います。  東証一部の日経平均株価は一時一万八千円を割り込んで、その後一万八千円台を回復しましたものの、きょうの午前の終わり値は一万八千百四十八円、前日比二百八十八円の安でございます。こういうことで、一時一万八千円を割り込んだときには、政府もさすがに慌てて宮澤総理が東証の長岡理事長らを呼んで業界に市場の活性化努力、これを求めたり、あるいはまた自民党が株価対策に動き出したりというふうな動きがございました。しかし、この対策という問題についての大蔵省の姿勢というものがもうひとつはっきりいたしません。  そこで、大蔵大臣にお伺いし……

第123回国会 大蔵委員会 第8号(1992/05/28、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 総理は、二十五日の本会議での私の質問に対して、当面の景気見通し、景気回復の見通しというふうなことについて比較的楽観的な判断をされましたし、今も比較的早く回復するんじゃないかというような御見解でございました。その理由として、三月末の公共事業上半期前倒しなどの緊急経済対策が実施段階に入って、そして効果が上がりつつあるというふうなことをおっしゃっているわけですけれども、しかし、経済界の受けとめ方はそれほど楽観的でもないわけです。  例えば通産省がこの間発表しました企業の景気動向調査によりますと、現在の景気が悪いと見る比率が七八・五%、よいと判断しているのはわずかに二・九%にすぎません。……

第123回国会 大蔵委員会 第10号(1992/06/18、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 本題の質問に入るに先立ちまして、今も話題に出ておりました株価下落の問題について、一言大蔵大臣にお尋ねしたいと思います。  東証のきのうの終わり値はことしの最安値ということで、五年八カ月ぶりの低水準だということでございます。経済界には景気の減速感がますます強くなってきておりまして、新たな追加的な景気対策あるいは秋口の大型の補正予算、また当面の株価対策についても、株価についての何らかのてこ入れ策というふうなことを求める声もだんだん強くなってきているわけでございますけれども、こういう点について大蔵省としてはどういうふうに判断をされておるのか、大蔵大臣のお答えを願いたいと思います。


和田教美[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院15期)

和田教美[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第116回国会(1989/09/28〜1989/12/16)

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1989/10/31、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私は、今回の調査では団長の総括的質問を補足する意味で、主として軍縮問題、ニューデタントの実情、こういうふうな問題を中心に質問をしてまいりました。その立場から二、三私の感想を述べたいと思います。  まず第一に、東西ヨーロッパにおいては新しい緊張緩和、ニューデタント、こういう時代が私の予想を超えるスピードで進行しているという感じを受けました。  第二番目に、ソ連のゴルバチョフ最高会議議長の兵力五十万人の一方的削減表明を含めまして、ソ連が提起しております幾つかの軍縮提案は、単なる政治的駆け引ではなく、本気であり、また本音でもある、こういう印象を受けました。  第三番目には、ヨーロッパに……

第116回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1989/11/29、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私の時間は限られておりますので、答弁を簡潔にひとつお願いいたします。  まず、先ほど堂本さんがお触れになったことですけれども、山下局長にお伺いしたいのですが、この文書の説明骨子の、NATOとWP、ワルシャワ条約機構は欧州における東西関係の基本構造であって、そして「見通し得る将来にこの基本構造に根本的な変化が生じるとは考えにくい。」と、いうことについて、ちょっと別の角度から御質問したいと思います。  それは、確かに今おっしゃったように、この東西関係が、ヤルタ体制の崩壊という方向に動いていくとしても、この二つの軍事同盟がすぐ解消してしまうというようなことは僕はないだろうと思うし、むし……

第116回国会 税制問題等に関する特別委員会公聴会 第1号(1989/12/05、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 まず牛嶋先生にお尋ねいたします。私の時間は非常に限られておりますので、ひとつ簡潔に、要点だけお願いいたしたいと思います。  先ほど自民党の税制調査会が決めた消費税見直し案についてお話がございましたけれども、この問題についてもう少しお尋ねをしたいと思います。  私は、先ほどから指摘されましたように、生産、卸の税率が一・五%で小売段階だけ非課税などというのは世界でも類例のない複雑な内容であるということ、しかも消費者の立場から見ると小売価格が果たして政府の言うように一・五%も下がるかどうかということも非常に疑問であるということ、一方小売業者の立場から見ると事務手続が非常に厄介になるとい……


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第118回国会(1990/02/27〜1990/06/26)

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1990/04/11、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 石、橋本両参考人の御意見を聞いておりまして、地球環境問題というのが地球温暖化、異常気象の問題、あるいはフロンなどによるオゾン層の破壊など、まさに全地球的な大気圏にまで及ぶ問題である。しかも予想される環境破壊のリスクが非常に深刻であるということがよくわかりました。ありがとうございました。  私、時間が制限されておりますので、一番ホットな問題である地球温暖化対策の問題を中心に二、三質問をいたしたいと思います。  地球温暖化対策については先進各国の中でも対立があるというふうに聞いております。一つは環境保護を重視して二〇〇〇年までに二酸化炭素の排出量を現在の水準で凍結するという、これはオ……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1990/04/13、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私の質問時間は十分と限られておりますので、ひとつ極めて簡潔にお答え願いたいと思います。三省にそれぞれ一問ずつ質問いたします。  まず外務省、今度の日米構造協議の中間報告について、外務省は大山を越えたと。大体枝ぶりはできたから後はそれに肉づけしていくだけだというふうな考え方を述べておられるようでございます。しかし、アメリカ側は必ずしもそう言っていないですね。例えばウィリアムズ米次席通商代表は、構造問題協議には論議すべき重要な問題が残っている。日米貿易問題は五十ヤード競争ではなくマラソンのようなものだというふうなことを言っているし、アメリカの議会筋の反応などを見ていると、結局七月の最……

第118回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1990/04/20、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 公明党・国民会議の和田教美でございます。私に与えられました時間が十五分と極めて短いので、まずお三人方に一つずつ質問いたしまして、時間があれば次の質問に移らせていただきます。  そこで、まず井上先生にお尋ねしたいのでございますけれども、先ほどのお話で、私は、井上さんの日米経済摩擦に対する展望は、長期的にはかなり楽観論だというふうに受け取ったわけです。つまり、この二年後にアメリカが政治的に許容できるという三百億ドル前後まで日本とのインバランスが縮小するということは、私もあるいはそういうことが可能ではないかというふうに思うんですけれども、しかし短期的、中期的にはなかなか今の状況は厳しい……

第118回国会 平成二年度一般会計暫定予算外二件両院協議会協議委員議長及び副議長互選会 第1号(1990/04/04、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 ただいまから平成二年度一般会計暫定予算外二件両院協議会参議院協議委員議長及び副議長互選会を開会いたします。  本院規則第百七十七条の規定により、年長のゆえをもちまして私が選挙管理者となり、議長及び副議長の選任を行います。  つきましては、議長及び副議長の選任の方法はいかがいたしましょうか。
【次の発言】 ただいまの菅野君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  それでは、議長に矢田部理君、副議長に太田淳夫君を指名いたします。  これにて散会いたします。    午後五時二十八分散会

第118回国会 予算委員会公聴会 第1号(1990/05/24、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私の持ち時間は八分しかございませんので、最初にお二人に一問ずつ簡単に御質問申し上げますから、簡潔にひとつお答え願いたいと思います。  まず、大場公述人にお願いしたいのでございますけれども、ジャパンバッシングなど日本の黒字減らし、つまり黒字悪玉論というのが相当横行した中で、我々も一生懸命黒字減らしに努めたと思うんですよね。その結果が、例えば大蔵省が最近発表した国際収支状況によりますと、一九八九年度の経常収支が前年度に比べて三〇%も減っているという状況になっておりますね。ところが、ここに来て今度は全く反対の日本の黒字善玉論が出てまいりましたね。例えばIMFの最近発表した世界経済見通し……


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第120回国会(1990/12/10〜1991/05/08)

第120回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/04/12、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 先ほどの御意見で、私は国連の活性化、国連の機能強化という問題に限定して質問します、先生は長年国連で仕事をされたわけですから。  先ほどおっしゃったことで、すべての紛争を平和的に解決する、つまり事後処理でなくて事前にとにかく紛争を解決してしまうというようなお考えに基づく、徹底的な平和主義に基づく国連の抜本的改造という構想は、先生のものを二、三読ませていただいて非常にユニークだと思います。私がこれから質問するのは、そういう高いレベルの問題よりも、現在政治家のレベルやあるいは外交当局などで話題になっているいわゆる国連の強化と国連の外交のあり方というふうな問題でございます。  まず、旧敵……


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第121回国会(1991/08/05〜1991/10/04)

第121回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1991/09/20、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私の持ち時間は十五分でございますので、お答えはひとつ簡潔にお願いしたいと思います。  まず、三人の参考人の方々に一問ずつ質問を申し上げます。  まず、西岡参考人にお尋ねいたします。  地球環境問題、特に地球温暖化問題につきましては、政府は持続可能な開発という考え方を基本にとっておりますけれども、一方で環境と経済の成長が両立し得るのかという深刻な疑問の声も根強く聞かれております。既に環境庁からはCO2排出量を二〇〇〇年に九〇年レベルで抑えても三・四%の成長を維持することは可能であるという試算がなされているというふうに聞いております。確かにCO2の排出抑制を中心とした地球環境対策によ……


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第122回国会(1991/11/05〜1991/12/21)

第122回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第1号(1991/11/21、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 時間が制限されておりますので、簡潔にお願いします。  私は、進藤先生にまずお伺いしたいと思うんです。  先ほどから、ポスト冷戦期におけるアジア・太平洋の新しい秩序づくりという問題について質問が出ておりまして、私もその問題を少し違った観点からお聞きしようと思っていたんですけれども、進藤先生や毛里先生のお考えも大体わかりましたから、それは一応後回しということにいたしまして、これとも関連がございますけれども、アジア・太平洋における軍縮・軍備管理の問題、この問題についてお聞きしたいと思います。  ソ連情勢が激変する中で、九月下旬から十月初めにかけてブッシュ米大統領とゴルバチョフソ連大統領……


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第123回国会(1992/01/24〜1992/06/21)

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第2号(1992/02/04、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 私も、両先生に同じような質問になるかもしれませんけれども、少し観点を変えまして、この六月にブラジルで開かれます環境と開発に関する国連会議、つまり地球サミットとの関連でそれぞれ御質問をいたしたいと思います。一この地球サミットの共通スローガンといいますかテーマは、「持続可能な開発」ということでございます。この持続可能な開発というのは、将来の世代の欲求を損なうことなく、今の世代の欲求を満たすような節度ある開発、こういうふうに定義されておるわけでございます。こういうふうに定義すればわかりますけれども、これの実現は非常に困難なことではないかというふうに思うんです。特に問題は、既にもう準備会……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第3号(1992/02/27、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 鈴木情報調査局長と高島防衛庁参事官の報告は、前半はいずれもポスト冷戦期におけるアジアの安全保障、いわゆる新秩序づくりという問題と関連がある報告だったと思います。  そこで、まず御両人に同じ質問をいたしたいと思います。  アメリカのブッシュ大統領が、去年の十一月だったと思いますけれども、ポスト冷戦期におけるアジア・太平洋の新秩序づくりという問題について、アジアでは欧州型のいわゆる包括的な安全保障システム、つまりCSCE型のシステムは適当ではない。例えば、日米安保条約あるいは米韓安保条約、米比条約のような二国間軍事同盟条約によって現在つくられている既成のシステムをそのまま延長していけ……

第123回国会 外交・総合安全保障に関する調査会 第4号(1992/04/27、15期、公明党・国民会議)

○和田教美君 調査会の最終報告書の会長案を拝見いたしました。これまでの最終報告書のスタイルと比べてみますと、これまではどちらかといいますと各論併記、両論併記というふうな、調査会の安全保障問題に関する意見の食い違いというふうなものを反映した面がかなり浮かび出ておったわけでございますけれども、それに比べますと、今度の調査会長案は二つのテーマ、特に「環境安全保障を目指して」という第一項目のテーマについては、努めて各会派の主張にとらわれずに、コンセンサスを求めて共通あるいは一致できるという点について提言というふうな形で具体的な提言を出しておられるということは、調査会のあり方として一つの進歩であるという……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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