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木下源吾 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

木下源吾[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧質問主意書

木下源吾参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



23回
66838文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

18回
68631文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

7回
26889文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字



参議院在籍時通算
48回
162358文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
0回
0文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

 在職時に参議院本会議での議会役職、政府役職の立場からの発言なし。

本会議発言一覧(参議院)

1期(1947/04/20〜)

第1回国会 参議院本会議 第19号(1947/08/04、1期、日本社会党)

○木下源吾君 皆さんの非常に有益な御意見を承りまして、私はもはや申上げることがないように考えられますが、併しながらこの生鮮食料品は、主食と繋がつている今日では対等の地位にある最も重要なものであるために、どうしてもこの問題をこの國会において解決しなければならないと、かように考えまするので、私たちの立場から一言だけ申上げたいと思うのであります。  勿論私は統制撤廃、自由販賣などというものには絶対反対であります。自由販賣は、物が豊富な時において、良い物を何らの顧慮することなく安く買える時代には適したものでありましよう。現在野菜のみの面を取つて見れば、その時期々々において成る程豊富に見えましようけれど……

第1回国会 参議院本会議 第34号(1947/09/30、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は先般同僚岡村議員と共にこの院議で決定しまして北海道の水害調査に参つたのでありますが、この機会に皆様に、北海道の今度風水害は距離は中央から離れておりまするけれども、その被害は相当以上であつたということだけをここで申上げて置きたいのであります。詳細については文書を以て御報告申上げておりまするので省略さして頂きます。  何せ本年三回に亘る水害で、その度毎にあの北海道の地域が別々で、この三回で完全に北方北見、天鹽の方を除きます後は完全に舐め盡されたような状況でございます。単作地帶であるところの北海道の農業に対する事情は詳しく申上げなくても各位のご同情を購えるに十分であると確信いたして……

第1回国会 参議院本会議 第54号(1947/11/20、1期、日本社会党)

○木下源吾君 只今の岡田君の動議に賛成いたします。

第1回国会 参議院本会議 第66号(1947/12/09、1期、日本社会党)

○木下源吾君 只今上程せられました請願及び陳情につきまして、農林委員会における審査の経過並びに結果を御報告いたします。  これら諸議案の趣意、提出者及び紹介議員等は文書表によつて御了承を願い、ここに改めて説明を省略することをお許し頂きます。本委員会におきましては、特に小委員会を設けまして、紹介議員の説明を煩わし、或いは行政廳当局から事情を聽取し、愼重審議を重ね、その結果右の請願及び陳情はいずれも当面緊急の要務でありますところの農地改革の促進、農業経営の改善、農業生産の増強、國内食糧の充足、森林資源の涵養、耕地の改良及び造成の推進、輸出の増進又は災害の防止等のため極めて重要な問題でありまして、政……

第2回国会 参議院本会議 第40号(1948/05/26、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は(「野党頑張れよ」と呼ぶ者あり)日本社会党を代表いたしまして、上程されておる決議案に賛成をいたすものであります。併しながらこれが單なる決議として終るのでなく、直ちにこれが成果を結ぶ上において、短時間でありますが、政府に所信を質し、且つ要望したい数点を申上げたいと思うのであります。  それは、当面の引揚に対する無縁故者に関する問題でありますが、この無縁故者は、一昨年は、全部北海道にこれを収容しておりました。昨年度は、北海道に七割、東北に三割の割合を以て収容しておつたのでありまして、その数が、北海道は三万九百余人、東北は一万一千五百名という割合になつておつたのであります。で今年度……

第3回国会 参議院本会議 第13号(1948/11/17、1期、日本社会党)

○木下源吾君 日本社会党は只今の決議案に対しまして全然同感であります。社会党はこの引揚に関する問題を党の重要の政策といたしまして今日まで努力して参りましたが、只今決議案にございまするように、五十数万の残留者が今四度この嚴冬を迎えるということに対して、我々は何とも言えない感じを持つておるのであります。いろいろ敗戰後の日本における実情が複雜しておりまするが、このような問題が私共の最も悩みの種でございます。今までいろいろの方法手段を以てこの帰還を要請して参りましたが、私共今日に至りましては、もう一歩進んでよく考えなければならない段階ではないかと存ずるのであります。即ちポツダム宣言におきましては、武器……

第3回国会 参議院本会議 第18号(1948/11/30、1期、日本社会党)

○木下源吾君 (「颯爽とやれよ」「総理の出席を要求せよ」と呼ぶ者あり)この重要な法案を今審議の最中に、吉田総理大臣がいないということは、(「同じことを言つてるなよ」「黙つて聽け」と呼ぶ者あり)どなたもこれは不満だろうと思うのです。私は日本社会党を代表してこの法案に反対いたします。  諸種の客観情勢はこの法案が議会を満場一致で通過することを要請しておるもののごとくでありますが、併し私は我々勤労者といたしまして僞わることができません。(「勤労者はなかんべえ」「黙つて聽け」と呼ぶ者あり)率直にここに議会を通して我々の仲間に、そうして世界にこの声を通したいと考えております。この法案は言うまでもなく、日……

第5回国会 参議院本会議 第12号(1949/04/08、1期、日本社会党)

○木下源吾君 段々同僚各位からの質問が出まして、大体政府の所信も明らかになりつつあるのでありますが、併しやはりこのいろいろなお話の多くは、國民の大多数の働く者の側から見れば、何かこう二階で話をしているような氣がいたすのでありますので、私は我が党の立場、即ち勤労階級の立場から、二、三総理大臣にお伺いして置きたい。これは私一人聞くのではなく、我が國の人口の最大多数を占むるところの勤労階級が聞いておるんだというお考えで、どうか共に人類の幸福のために、又この國の平和安泰のために、所信を吐露して、首相のお答を願いたいと思うのであります。今までのいろいろのお答のように、木を噛んで捨てるような、そういうなん……

第5回国会 参議院本会議 第20号(1949/04/28、1期、日本社会党)

○木下源吾君 我が日本社会党は党議を以てかかる下らない法案に対しては反対することに決定しております。  大体儲からなければ仕事をしないという本質に立つておるから、この郵便の独立採算制をやるというようなことが生れて來るのであつて、社会性も公益性ということもちつとも考えておらん。例の國立病院までも独立採算をする。金のない者は死んで行け。これでは文化國家は到底建設できない。かかる無能な現内閣のやることは、大方かようなものと考えておりましたが、(「その通り」と呼ぶ者あり)このような法案はです、今度のこの法案のごときは、國民の誰一人だつて賛成しておらんということをここに明確に申上げて、社会党の反対理由を……

第5回国会 参議院本会議 第26号(1949/05/13、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員はこの際、公安條例に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私はいわゆる公安條例、その公安條例は我が國の大衆の自由等を極めて制限し仰圧しておる内容を持つ公安條例が、現在各地方に頻々として條例が設定されておることに鑑みまして、この際政府に質問をいたしたいと考えておるのでありますが、もとより目的は、これらの大衆殊に労働者の有しておる自由をややもすれば制限、仰圧、彈圧するというような傾向にあるところのかかる條例を速かに廃止し、又現在條例を設定せんとしつつあるところのあらゆる機会を仰制しなければならないと、かような考えを以て質問をいたすのであります。  先ず東京都は今こ……

第5回国会 参議院本会議 第31号(1949/05/22、1期、日本社会党)

○木下源吾君 暫時休憩することの動議を提出いたします。

第5回国会 参議院本会議 第32号(1949/05/23、1期、日本社会党)

○木下源吾君 日本社会党は、只今提案の法案に全部反対であります。  その理由といたしましては、元來これらの基礎をなすところの定員法が、いわゆる定員法がまだ決まつておらない。殊に二十四年度予算において我々が協賛を與えたところの法律案、この定員等の関係も甚だ不明瞭である。(「余りむごいよ」と呼ぶ者あり)先ず、併しながら只今御報告に現われておりまする件は、委員会においていろいろ愼重に御努力なさつての御報告に対しては敬意を表しまするが、この一端を見ましても、私が只今申上げたようなことが当ると思うのであります。  郵政省の簡易保險局の実情を見まするというと、実にいろいろな仕事が多くて、臨時雇を千百名も雇……

第5回国会 参議院本会議 第36号(1949/05/27、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私はこの法案が衆議院に上程せられて以來、我が党は挙げてこの法案の通過を阻止し、何とかしてこの法案を葬り去り、そのために私共は全力を挙げて闘つて参つたのでありますが、 凡そ私の反対討論が終りますならば、この法案が或いは通過するのではないかという、こういう場面に直面いたしまして、私はこの機会に心から参議院の同僚諸君の良識に訴えても、この法案を阻止したい。かように考えて只今この演壇に立つのであります。すでに反対者諸君の討論におきまして、皆さんは十分この法案の内容並びに性格等は究められたと思うのでありますけれでも、私は更になぜこの法案に我我は強く反対しなければならないかということについて……

第5回国会 参議院本会議 第37号(1949/05/28、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は只今上程されました議員淺岡信夫君外六名にかかる懲罰の動議につきまして、発議者を代表いたしましてその趣旨を御説明申上げます。先ずこの動議を提出しなければならないゆえんは、先に草葉君の説明の中にありましたような、そういう部分を含んでいると御了承願います。ただ私はこの動議を提出するに当りまして、事実を事実として率直に申上げるだけであります。決して美辞麗句、形容、そういうものを私は積み重ねて、そうして諸君の御賛成を得る足しにしようとは考えておりません。(拍手)尚、主観的に本件以外の方々の意思を付度してのことは一言も申さないのであります。以上御了承を願いまして、以下私は御説明を申上げた……

第6回国会 参議院本会議 第3号(1949/10/28、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員は、この際、寒冷地手当等に関する緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの機会に、国家公務員に対する寒冷地手当、石炭手当等に関する質問をいたしたいと思うのでありますが、この質問を通じて政府に速かにこれらの支給を実現せられるることを要望するものであります。  御案内の通り、第五国会において、寒冷地手当、石炭手当支給に関する法律は、両院満場一致を以て通過しておるのでありまして、而もこの法律は、実質的にも議員提出といたしまして誠に民主的な形の上において通過したことに対しましては、このことは国民全体の輿論であると言うても過言ではないと思うのでありまして、從つて……

第7回国会 参議院本会議 第2号(1949/12/05、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員は、この際、人事院勧告案について緊急質問することの動議を提出いたします。
【次の発言】 人事院は、今回給與ベースの改訂について、国会、政府に勧告をして来たのでありますが、これについて全くこのことは緊急を要することでありますので、質問をいたすわけでありますが、要求しておりました総理大臣、大蔵大臣、肝腎な諸公が見えられないので、この答弁は何とぞ責任のある答弁を、一つ副総理並びに官房長官等からして頂きたいと考えております。  今回のこの勧告は、公務員の経済生活の維持及び改善のために、人事院は科学的研究調査に基いて愼重な態度で勧告をし、切にこれが実現を要望するという趣旨を申しているの……

第7回国会 参議院本会議 第6号(1949/12/21、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は人事院の勧告即ち十二月四日に国会に勧告されました給與ベースのことにつきまして、これを政府は速かに予算化して、そうして実行すべきである、こういう趣旨の決議案を本日上程する次第でありますが、先ず決議案の全文を朗読させて頂きます。    人事院の給與改訂勧告の予算院に関する決議   十二月四日人事院は国家公務員法第二十八條の規定により国会及び内閣に対し、国家公務員の給與改訂に関する勧告を提出した。   政府職員は、昭和二十三年十二月一日より新給與法の実施によつて、六、三〇七円ペースの適用をうけているが、その後の物価の上昇、今後の物価の改訂、民間賃金との不均衡等の関係によつて、その生……

第7回国会 参議院本会議 第8号(1949/12/24、1期、日本社会党)

○木下源吾君 只今大蔵委員長の御報告中にもありました通り、我が日本社会党は、この案に対する修正をいたしたいと、こういうわけで修正案を提出しているわけであります。  そこで私は、原案に対して反対をしている我が日本社会党は、何故にこの修正案を出したかということについて、先ず御了解を求めたいと思うのは、私共元来この原案につきましては、これは給與体系が着々として民主的に合理的にでき上つているものを、その体系を紊るものである、かように先ず考えております。御承知の通りこの案が、少くも情勢を御覧になれば分りますように、政府はしばしば六千三百円ベースは改訂しない、かように申しております、又国鉄の裁定に対しまし……

第7回国会 参議院本会議 第16号(1950/02/08、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員はこの際、賃金ベース改訂の人事院勧告に関して緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私がこの際政府に対して質問をいたしますことは、御案内の通り現内閣の施策の結果といたしまして、すでに全国の組織労働者の大部分を占める国会共鬪委員会がゼネストの用意あることを宣言いたしておるのであります。従つて現下の国内事情というものは、これらを契機といたしまして深刻なる危機に直面しておると考えるのであります。この際、私は政府に対しまして二三質問をし、(「元気を出せ」と呼ぶ者あり)そしてこの事態收拾に対する政府の見解を求めたいと思うのであります。従つて私の質問は單なる質問ではなく……

第7回国会 参議院本会議 第18号(1950/02/13、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は本日の自由討議に、ベース改訂と財政、こういうことを申上げて、実は各位に一つ御相談でございます。ベース改訂を行うということは、人事院の勧告の趣旨は全く今世論が支持しておるのであります。世論が支持しておるということは單なる支持でありません。御主憲法下において公務員がすでにいろいろな行動の制限を受けておるのであつて、その半面に、これが公務員の福祉を保障する、こういう保護をするという義務が民主王義国家においてはすでに実行せられておる、こういうことをマ書簡の中に書いておるのでありまして、従つて国家といたしまして、この公務員を保護する、而も権威を保たしめる、このことが当然の義務でなければ……

第7回国会 参議院本会議 第25号(1950/03/08、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員はこの際、国鉄裁定控訴に関して緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私はこの際、国鉄裁定の問題に関しまして政府は控訴したということでありまするので、この機会に憲法を擁護するという建前、又国鉄の運営を良好に向上せしめるという両面から、政府に質問をいたしたいと思つておるのであります。  要点は、仲裁委員会の裁定に従わないという政府の行為は憲法違反である。若し違反でないとするならば、公共企業会の従業員の生活権は何によつて保障せられるか。次は、政府は東京地方裁判所の判決に従つて債務履行のため国鉄に対して団体交渉をなさしむべきである。又理由のない控訴はなすべきではな……

第7回国会 参議院本会議 第36号(1950/04/01、1期、日本社会党)

○木下源吾君 本員はこの際、新給與実施法の廃案に関する件について緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、給與法が廃案になつて、政府が月給を拂う根拠がなくなりましたので、この際、政府はこれに対してどういうお考えを持つておるか、これを一つ聞きたいと思うのであります。同時にこのような事態が起きたということに対する政府の責任をも併せて問いたいと思う。又これに関連して民衆が給與ベースの改訂、給與に関する要請、請願等に対して、国会に請願をした場合において、昨夜のような警官隊の威力を以てこれを押え付ける、そういうような行動に対しても私はこの際質問をしたいと思うのでありますが、先ず国会……

第7回国会 参議院本会議 第37号(1950/04/03、1期、日本社会党)

○木下源吾君 私は只今上程されております二十五年度予算に対しまして、日本社会党を代表いたしまして、本会議においてこれが反対をし、組替えを要求し、且つ返上するものであります。  そこで我が党の反対の理由は昨日の予算委員会において明確にいたしております。尚、本日委員長の報告によつても明らかにされております。併し本会議におきまして、この予算案の成否は誠に全国民の運命にもかかるという重大なときでありまするので、賢明なる諸君に我々の所信を訴えまして、多数の御賛成を求めたい。これが私のここに立ちましたゆえんであります。勿論我が日本社会党は、我が国の農民、中小企業、労働者の党、全勤労階級の党であり、我々は又……


2期(1950/06/04〜)

第8回国会 参議院本会議 第11号(1950/07/30、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました請願九件及び陳情一件について、人事委員会における審査の経過並びにその結果を御報告申上げます。  先ず請願第二百八十八号と第四百四十号とは国家公務員の給與ベース改訂に関するものでありまして、政府は、物価安定による実質賃金の向上とか福利施設の拡充などを口実として低賃金を強いているのであるが、公務員の給與は民間給與に比較して極めて低位にあり、内職など別途收入の途を講じている実情であつて、その上種々の生活必需品の公債の引上げは日常生活に及ぼす影響が多大であり、かくては公務員として私生活に煩わされず職務を遂行することができない故、早急に給與ベースを改正されたいとの趣旨で……

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました請願五十四件及び陳情一件について、人事委員会における審査の経過及び結果を御報告申上げます。  先ず請願第四百三十九号は、国家公務員の給與ベース引上げ等に関するものでありまして、昭和二十三年実施の六千三百七円べースヘの給與改訂以来、著しい物価の上昇にも拘わらず、昨年十二月の七千八百七十七円ベース人事院勧告は顧みられることなく、給與は二年間に亘つて釘付けされており、ために家計の赤字増大、生活の窮乏、これに加えて最近の生活物資価格の急騰、及び地方税負担の増加が生計費に及ぼす影響は到底堪えられないから、生活維持の最小限度の條件として、給與ベースは本年八月の人事院勧告通……

第10回国会 参議院本会議 第2号(1950/12/16、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました一般職の職員の給與に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、人事委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。  先ず、本法律案の提案理由及びその内容について申上げます。政府職員の給與につきましては、その生計費及び民間賃金その他の事情に顧み、これを適正に改訂し、その生活の安定を図る必要があることは申すまでもないことでありますが、諸般の事情により、今日まで政府職員の給與改訂を実行するに至らなかつたのであります。然るに最近に至り、国民経済は安定の段階に達し、一方、給與改訂の所要財源として経費の節約による財源の捻出の見通しを得るに至わましたので、こ……

第10回国会 参議院本会議 第20号(1951/03/05、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました請願六十六件及び陳情六件について、人事委員会における審査の経過並びに結果を御報告申上げます。  さて今回の請願六十六件、陳情六件は、そのすべてが公務員の勤務地手当に関するものでありまして、それぞれの市町村における物価の実情その他特殊の事情から、現行の支給割合を引上げ、又は維持し、又は新たに支給地域に指定されたいとの要請をその主たる内容とするものであります。これら勤務地手当支給区分に関する請願陳情は、全国各地の広範囲に亘つておりまして、今回審査いたしましたものを、県別、地方別にいたしまして、その大よその趣旨を御説明申上げますと、請願第二十四号は山口県の山口市並び……

第10回国会 参議院本会議 第22号(1951/03/09、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました請願百十件、陳情三件について、人事委員会における審査の経過及び結果を御報告申上げます。  本委員会においては、前回報告の請願陳情の審査に引続き、三月五日に委員会を開きまして、同日までに付託せられました請願陳情のうち、地域給に関する請願陳情のみを特に緊急に審査を要するものとして審査いたしましたが、これら地域給に関する請願陳情は全国的な広範囲に亘り非常に熱心に提出せられている実情であり、これらは各地方及び県によつてそれぞれの趣旨に共通的特殊性が存在いたしますので、これを地方別、県別にして、その大概の趣旨要望を御説明申上げることといたします。  先ず北海道地方からの……

第10回国会 参議院本会議 第23号(1951/03/12、2期、日本社会党)

○木下源吾君 私はこの際公務員の身分保障に関して緊急質問をすることの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党を代表いたしまして、若干の質問をこの際行いたいと思うのでありますが、今回政府が検察庁部内の人事異動を行うに当つて、大きな波紋を捲き起したことは世間周知のことであります。この際問題となつたのは木内次長検事のことに関してであつて、この問題の核心はやはり検察庁法第二十五條の規定に関することであります。私は人事委員会に席を有しておる関係上、この問題が公務員の身分保障の上に極めて重大な意義を持つものと考えまして、緊急質問をいたす次第であります。  検察庁法二十五條について、大橋法務総裁は二……

第10回国会 参議院本会議 第29号(1951/03/24、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました請願六十四件、陳情三件に関しまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず請願第五百四十五号は、電気通信職員の特別給與表制定に関する請願でありまして、生産企業庁としての電通省の性格は、一般官庁と異なり、業務遂行及び人事管理、人員配置上から見ても、特別給與表を必要とするとの要旨であり、これは職階制度による給與準則が制定せられ、その矛盾が除去されるまで積極的な考慮を必要とする意味において妥当であるとし、又請願第六百八十二号は、近く解散を予定される肥料公団ほか九公団の職員の退職手当に関し、現行法を延長し、附則に所要の改正を加えられたいとの請願……

第10回国会 参議院本会議 第34号(1951/03/30、2期、日本社会党)

○木下源吾君  只今議題となりました請願九十四件、陳情四件につきまして、人事委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず請願第千三百五十八号は郵政省職員の特別俸給表設定に関する請願でありまして、郵政省の性絡は他の一般官庁と異なり行政事務担当者は全くなく、すべての職員は、郵便業務、貯金業務及び保險業務に従事し、ために他官庁に比し役附職員も少く、又同一職種の職務に終身従事している者が相当多数に上つているため、俸給の頭打ちによつて事業の能率促進に重大な悪影響をもたらしているから、郵政事業の特質に適応した相当幅の広い特別俸給表を設定せられたいとの要旨であります。これに関しましては、前……

第10回国会 参議院本会議 第35号(1951/03/31、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました国家公務員等に対する退職手当の臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、人事委員会における審査の経過及び結果を御報告申上げます。  先ずこの法律案の提案の理由を申上げます。現行法は三月三十一日限りその効力を失う臨時法であり、来たる二十六年度以降においては、別に法律を以て、恩給法による恩給、国家公務員共済組合法による退職給付、この法律による退職手当及びこれらに準ずる退職給與を総合する新たな恒久的退職給與制度を制定実施することになつているのでありますが、その実施準備の状況に鑑みまして、取りあえず現行法の効力を一年間延長するため所要の改正を行おうとする……

第10回国会 参議院本会議 第41号(1951/05/16、2期、日本社会党)

○木下源吾君 私はこの際、社会党を代表して緊急質問をする動議を提出いたします。
【次の発言】 私は社会党を代表してこの際質問を試みますが、質問は北海道の開発に関してであります。  政府はこのたび北海道開発について、従来北海道行政と一体にやつておつたものを、開発行政である開拓並びに建設、土木、こういうものを分離して、出先機関を設けて国で直接これを実施することとし、昨日の閣議でその要綱が決定されたということを聞いておるのであります。その案の骨子、内容等を詳細に御説明を願いたいと思うのであります。  次の点は、そのことが事実とすれば、それは地方自治の逆行であるし、特に北海道の場合は、自治の基盤培養の……

第10回国会 参議院本会議 第42号(1951/05/18、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました国家公務員災害補償法案に関しまして、人事委員会における審議の経過並びにその結果を御報告いたします。先ずこの法律案の提案の理由について申上げます。国家公務員の公務上の災害に対する補償制度につきましては、従来公務員の身分、職種等により、それぞれ異なる法令によつて行われていたのでありますが、労働基準法の施行のときから、労働基準法等の施行に伴う政府職員に係る給與の応急措置に関する法律によつて、これらの法令による給與を労働基準法に規定された災害補償の基準にまで増額して実施して来たのであります。併しながらこの措置は暫定的なものであり、実施上不備の点も多く、なお又国家公務員……

第10回国会 参議院本会議 第46号(1951/05/25、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました請願四十六件、陳情一件に関しまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本委員会におきましては、五月二十一日に請願陳情の審査を行いましたが、同日までに付託せられました請願陳情のうち、地域給に関する請願陳情のみをこの際特に緊急を要するものとして採択いたしたのでございますが、これら地域給に関する請願陳情は全国的な広範囲に亘り非常に熱心に提出せられている実情であり、本国会になりましてより、すでに御報告申上げましたもののみでも、請願四百五十九件、陳情二十一件の数多くに上つております。本委員会におきましては、支給地域区分に関する法律の立案審議に当り……

第10回国会 参議院本会議 第49号(1951/05/30、2期、日本社会党)

○木下源吾君 只今議題となりました新恩給法制定に関する請願四十六件及び地域給に関する請願二十九件、その他の請願四件、並びに陳情二件に関しまして、人事委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。先ず新恩給法制定に関する請願四十六件並びに町村吏員の恩給改善に関する陳情一件についてでありますが、その主なる趣旨とするところは、恩給受給老の生活を擁護すると共に、現職公務員をしてその職務に専念せしめるため、先になされたマイヤーズ氏の勧告に副い、国家公務員法第百八條の規定にふさわしい民主的な新恩給法を速かに制定せられたいとの請願であり、又町村吏員の恩給と国家公務員の恩給との不均衡を是正し、統合せら……

第12回国会 参議院本会議 第22号(1951/11/26、2期、日本社会党第二控室(左))

○木下源吾君 只今議題の綱紀粛正に関する決議案の趣旨の御説明を申上げるのでありますが、この決議案はいわゆる同憂の士によつて発議されたのであります。趣旨弁明に立つ場合に私が指名されたのでありまして、実は余りかかることは私は気持が進まない。なぜならばです。これは本院といたしましては、国民に一つの謝罪の形式を現わすものだと考えている。かかる意味で本決議案上程に対しては誠に心中痛恨の思いをなしているのであります。にもかかわらず、この決議案を上程し、諸君の御賛同を得なければならない事態は、誠に我が国としては今日興廃の危機に逢着しているという重大な参時機でありますので、政府に対しても心から、良心的にです、……

第12回国会 参議院本会議 第24号(1951/11/28、2期、日本社会党第二控室(左))

○木下源吾君 只今上程の給與法ほか二件、私はこれに対して日本社会党を代表して反対いたします。  そうして、その理由を申上げて、保守党の諸君の一つ是非御賛成を得たいと思うのであります。従つて我々の態度をここに明確にしておく必要があるのでありますが、私どもはこの給與のベースにつきましては、一万二千円が今日正当であるという主張を持つております。併しながら国家の機関である人事院の勧告が行われている今日、この勧告を当面我々は完全に実施すべきであるという当面の目標を以て進んでいるものであります。御承知の通りこの給與のことについては、本年の一月一日からの政府のいわゆる千円アツプからは、人事院が科学的合理的に……

第13回国会 参議院本会議 第31号(1952/04/17、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私はこの際、公務員の給與改訂及び人事院の機構改革に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は只今の件に関しまして我が党の代表質問をいたしたいと思います。  給與の改訂に関しましては、すでに今日の公務員の生活の状態はもう非常な行き詰りになつておりまして、常識的にもどなたもこれは改訂すべきだというお考えだと考えます。これを内容を少し詳しく申上げますというと、先に人事院の勧告いたしました一万一千二百六十三円のベースは、昨年の五月における標準生計費、即ち成年男子の標準生計費、及び昨年三月の民間給與の調査を基礎として、これを同年五月に換算して、これによつて俸給表を作つたので……

第13回国会 参議院本会議 第56号(1952/06/27、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は只今議題になりました議長不信任決議案の趣旨を弁明いたします。  先ず最初に案文を朗読いたします。   議長は、本日小委員会の決定を待たず、職権をもつて本会議を召集した。   與党は、われわれが事を円満に解決せんとして締結した協定を一方的にふみにじつたことに対し、議長は何ら追究せず、與党の圧力に屈して(「嘘を言え」と呼ぶ者あり)遂にかかる暴挙を敢てした。かかる議事の運営はわれわれの認容し得ざるとをころである。(笑声、「読み違い、読み違い」と呼ぶ者あり)容認し得ざるところである。   よつて議長の不信任を決議する。  すでに皆さん御承知の通り、今国会の今回の会期延長については、衆……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私も簡單な弁明をいたします。非常な迷惑を蒙りました。これは溝淵君、このようなああいうことだけでは、到底懲罰などというものは成立しません。併しこの動議に参画した諸君はです、恐らくあんなことでこれをやろうという気持ではないだろうと思う。根本には政治的な大きな狙いを持つておると思う。それである限りにおいて、 我々も又そういう観点に立つて弁明しなければならん。価値のない懲罰動議であるということは、後で明確にします。私どもは常に諸君に十分我々の政治的の主張、性格等を話す機会を持たなかつた。本日幸いに諸君によつてこの壇上から全国民に呼びかける機会を與えられたことを、心から感謝するものでありま……


3期(1953/04/24〜)

第19回国会 参議院本会議 第25号(1954/03/30、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私はこの際、日ソ国交調整に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は我が党を代表いたしまして、只今から質問をいたしたいと思うのでありますが、併し私の質問することは、一党一派の問題では、ございません。今日の状態において一番重大な問題であり、国民の中で、アメリカの資本援助によつて事業を行なつておる者、又、軍需産業によつて儲けようとする一連のグループを除いた以外は、全部これを望んでおるものであるから、私の質問に対して、総理大臣以下この議場を通して国民に所信を明確にし、そうして国民が安心の行くような答弁を望むものであります。  直接の具体的な問題は、今、北海道の根室近海に……

第22回国会 参議院本会議 第5号(1955/03/25、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私は、防衛問題に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党第四を代表いたしましてこの際、防衛問題に関して鳩山内閣総理大臣ほか関係閣僚の御答弁を願いたいと思うのであります。  さきの総選挙におきまして、国民の意思は那辺にあるかは明らかになったと思うのであります。鳩山さんが中ソとの国交の正常化を主張し、また文化、経済交流を主張した。これはひとえに国民が平和を熱望しておる考えと、ほぼ合致しておる。また国民は独立をも強く要望しておるし、もちろんこれに関連して民生の安定、生活の向上を熱望しておる。これが今次の総選挙における国民の声だと考えます。もちろんこのことは、……

第22回国会 参議院本会議 第32号(1955/07/04、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 顧みれば昭和二十一年十一月三日、本議場において新憲法の制定記念の式典があげられ、当時のこれにかかわった保守党の諸君も、また当時の保守党内閣の総理大臣も、この憲法の制定は国民全体の日である、長く、これを基本法として守っていかなければならぬ、こういう宣言が行われた。(「その通り」と呼ぶ者あり)私は新憲法による民主主義によりて、被圧迫階級からついにこの国会に選ばれました。われわれは、そのすべてである。しかして今この憲法を改正せんとする諸君の前に立って、まさにこの改正に反対する質問を展開するの光栄に浴したのであります。  皆さん、私はまずこの憲法調査会法案は、民主党の清瀬君ほかが提案者に……

第22回国会 参議院本会議 第38号(1955/07/20、3期、日本社会党(第四控室・左))

○木下源吾君 私はこの際、給与勧告に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は日本社会党を代表いたしまして、給与勧告について、この際、政府に質問をしようと思います。私は、この給与については、日本の現在において、終戦後十年すでに、生活水準を高めて行くべきだ、そういう方向をとるべきだと、こういう考えでおるのでありまして、従って給与は増額すべきである、こういう考えであります。しかるに、人事院が給与決定の判断をいたしまするに、昨年度また今年度の二回にわたってきわめて政治的な配慮を加えて改訂勧告を留保したことは、人事院の使命をみずから葬るものではないか、われわれとしても人事院の存在理由が……

第24回国会 参議院本会議 第2号(1955/12/23、3期、日本社会党)

○木下源吾君 私は、この際、北海道開発に関する緊急質問の動議を提出いたします。
【次の発言】 私は、この際日本社会党を代表いたしまして、北海道開発に関する質問をいたしたいと思うのであります。  数日前、正力国務大臣は北海道開発審議会の席上におきまして、北海道開発会社法案なるものを発表いたしたのであります。また与党の北海道総合開発調査特別委員会は、北海道省の設置を伴う開発要綱、いわゆる廣川案なるものを決定して新聞にも発表いたしておりますし、私はまたその資料も受け取っておるのであります。もちろん両案とも政府と与党とが連絡の上にいろいろ作業を進めておられると考えますが、この問題は、きわめて重大な内容……

第24回国会 参議院本会議 第36号(1956/04/16、3期、日本社会党)

○木下源吾君 私は日本社会党を代表いたしまして、ただいま議題に供されております自衛隊法の一部を、また防衛庁設置法の一部をおのおの改正する法律案に対して、反対の討論をいたします。  この法律案は、ただいま委員長からの説明のように、防衛庁の定員を一万九千百九十三人ほど増加して、二十一万五千三人に改める。こういうような定員の増加を内容としているものであります。そしてこのうち約一万人は陸上自衛隊を増員し、一個混成団と特科三個大隊の新設を行います。また、海上自衛隊は約三千三百人を増員いたしまして、艦艇七隻の建造、航空機また四機を新たに購入するとか、米国からも艦船を借り入れたり、航空機の供与を受ける、こう……

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、日本社会党)

○木下源吾君 非常にこの圧迫感が強く、自由にどうも発言ができそうにないので、議長にその警察権の退去を一つ求めたいと思います。どうですか、議長、警察をのけてもらえませんか。
【次の発言】(続) その前に、非常に強迫感を持ち、威圧感を持っている。自由に発言させる気持で退去してもらえませんか。
【次の発言】(続) 何よりも私は、警察がいるので非常に強迫感を……(笑声、「笑い事じゃないよ」と呼ぶ者あり)自由な討論はなかなかできそうにはないのです。こういう事態を引き起していること、それ自身が芥川君、またその背後にある議長や、こういう人たちの信任をできないという、昨晩同僚の江田君から事務総長の不信任案が出……


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データ更新日:2022/12/09

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