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大達茂雄 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

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大達茂雄参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

在籍期
発言
文字数
議会役職
政府役職



17回
29076文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
17回
29076文字



参議院在籍時通算
17回
29076文字

 (うち議会役職
0回
0文字

 (うち政府役職
17回
29076文字

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

3期
文部大臣政府、第16回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(参議院)

3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第12号(1953/06/18、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 科学技術の振興が、我が国当面の課題である自立経済達成の上から申しましても、その根本であるという点につきましては、佐多君と全く同感であります。政府におきましては、日本学術会議並びにいわゆるスタツク、これと緊密な連絡を保ちまして、科学技術振興の上に、施策の上に遺憾のないことを期しておるのであります。各省を通じまして科学技術振興に関する経費は七十一億に上つておりまして、(「雀の涙か」と呼ぶ者あり)前年度に比べますと相当な増加になつております。ただ文部省一の所管といたしましては約七億円であります。前年度に比べまして多少の増加にはなつておりますけれども、もとより非常に不十分であ……

第16回国会 参議院本会議 第16号(1953/06/30、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) MSA援助を受けた場合、我が国の教育が軍国主義化すると思うがどうかというお尋ねであります。(「準備しているじやないか」と呼ぶ者あり)政府はさように考えません。(拍手)

第16回国会 参議院本会議 第29号(1953/07/30、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 只今の御決議に関しまして、所管大臣として一言所見を申させて頂きたいと存じます。  この地理的条件にも恵まれず、又従つて経済的な関係においても恵まれておりません離島或いは山村、その他、いわゆる僻地における教育は、甚だ不十分でありまして、現状のままで放置せらるべきものでないということは、只今提案の理由においてお述べになりましたことと全く同感であります。  僻地における学校教員の充実、或いはその適正配置、その素質の向上、待遇の改善、或いは又僻地における教育施設の整備充実、これらの点につきまして従来とも文部省といたしましては施策を講じておるのでありますが、現状に鑑みまして、今……

第18回国会 参議院本会議 第2号(1953/12/01、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 地方教育委員会の制度につきまして、その存廃その他これに関連いたしまして、町村長側或いは又教職員の組合の側、その他関係の方面におきまして、いろいろ論議のありますことは、私も十分承知をしているのであります。御承知の通り教育委員会制度は、戦後における我が国の学校教育運営の基本的な機構として設けられたものでありますが、いわゆる地教委というものは、昨年の十一月発足したばかりでありまして、発足後なお日が浅いというような関係もありまして今日なお十分に法律の所期する機能を発揮していない点があるのであります。さような関係からして、いろいろとこれを廃止したほうがいい、或いは又任意設置にし……

第18回国会 参議院本会議 第3号(1953/12/02、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) お答え申します。  売春行為が横行するという事実が青少年の上に非常に悪い影響を与えておるということは、深川さんの御心配の通りでありまして、遺憾に堪えないことだと思います。文部省の立場といたしましては、いわゆる純潔教育、或いは道徳教育の徹底、或いは又、文教区域の設定というようなことで、いろいろ努力はしておるのでありますが、率直に申上げて、誠にまだるつこい、早急に効果を上げることは困難だと思つておるのであります。一体かような事実は、私、考えまするのに、戦後急激に襲い来たつた一般的な窮乏、或いは又敗戦による国民の、何と申しますか、自己否定的な気持、そういうことから原因して起……

第18回国会 参議院本会議 第5号(1953/12/07、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 十三号台風による公立学校施設の被害につきましては、大蔵省と立会いの上、最近大体その査定を終了いたしました。その復旧予算につきましては、御承知の通り、先般の補正予算におきまして、今年度分二億八千万円、それから来年度に予定せられておりますものが三億三千万円、こういう数字になつております。で、本年度分は、これはこの査定の終了しない前に枠がきまりましたので、本年度分といたしましては二億八千万円の程度で施行いたしたい。不足いたします場合は、来年度の三億三千万円というものにその不足分を追加計上する見込であります。  それから、その次が罹災学生の援護の問題でありますが、これは先般の……

第19回国会 参議院本会議 第5号(1954/01/28、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 教育の政治的中立性、それに関係するお尋ねにお答えを申上げます。  第一に、教育の中立性を維持する必要に鑑みまして政府において目下これに必要なる法案の作成を急いでおります。成案を得次第、本国会に提出をいたしまして御審議をお願いしたい、かように考えております。  只今荒木議員のお尋ねの中に、この今用意しつつある法律案がMSA受入れに関係があるとか、或いは又池田・ロバートソン会談に関係があるとかいうようなことを仰せられましたが、これは何らの関係はありません。又教育の中立性ということとMSA援助ということは、これはまるで縁のないことでありまして、これは関係があわ得ない。これは……

第19回国会 参議院本会議 第6号(1954/01/29、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) お答え申上げます。  産業教育振興、これはまあ今日我が国の現状から申しましても、特に必要でありますことは御指摘の通りでありますが、従来大体その内容といたしましては、高等学校に重点を置いてやつて参つたのであります。来年度におきましても、やはりその方針を続けて参りまして、やはり高等学校に重点を置いて参りたい。従来産業教育に関する設備の助成、その充実ということでやつておつたのでありまするが、来年度におきましては、そのほかに施設の方面につきましても相当の経費を計上いたしまして、そうしてこの実験、実習、そういうほうの教育を充実をして参りたい、こういう考えであります。産業教育振興……

第19回国会 参議院本会議 第8号(1954/02/10、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) お答えを申上げます。  学校の先生に対してあちこちで思想調査が行われているようであるが、それを何と思うかと、こういうお尋ねであります。私は只今湯山君がお挙げになりましたあちこちにそういう事実があるということを実は存じません。(「怠慢じやないか」「文部委員会で何度も質問したじやないか」と呼ぶ者あり)静岡県において何か問題があつたということは、これは新聞で承知をしておりました。勿論文部省としては、その警察官の行動につきましては何ら関知するところはありません。それが果して教職員を対象として思想調査が行われたかどうかということにつきましても、これは私どもとして判断がしにくいの……

第19回国会 参議院本会議 第10号(1954/02/17、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) お答え申上げます。  お尋ねは三つの点についてのお尋ねと拝聴いたしました。  第一点は、昨年の十二月二十三日付の初中局長通牒、これを撤回する意思があるかどうか、こういうお尋ねでありますが、これはすでに松澤さんはその通牒を御覧になつていると思うのでありますが、これは決して教員の思想調査を依頼した通牒ではありません。学校の内部における中立性を侵すような教育が行われているということについて、(「それが思想調査だ」と呼ぶ者あり)新聞等に頻りに記事を散見するが、その真相を詳しく教えてもらいたい、報告してもらいたい。こういう意味の通牒であります。これは文部省として、学校における教……

第19回国会 参議院本会議 第11号(1954/02/24、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 今回政府において提出をいたしました義務教育諸学校における教育の政治的中立の確保に関する法律案につきまして、提案の理由並びにその内容の概略を御説明申上げます。  そもそも教育上良識ある公民たるに必要な政治的教養が尊重されなければならないこと及びそのためには、学校においては、特定の政党を支持し、又はこれに反対するための政治的教育が行われてはならないことは、今更申上げるまでもないことであります。それは教育基本法第八条において明らかに示しているところであります。殊に義務教育は、国民教育の基本をなすものでありますので、特にその政治的中立の確保が期せられなければならないのでありま……

第19回国会 参議院本会議 第12号(1954/02/25、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 第一のお尋ねは、「この法律を立案するに至つた理由。」こういうことであります。これは先ほど御指摘になりましたように、今日非常に偏つた教育が各地方において行われておると認められるのであります。(拍手)かかる状態は到底これを放置すべきものではありません。而もこれが日教組の計画的な指導者によつて行われておると認められるのであります。でありますからして、今においてこの教育の中立性を維持する法律を成立させるということは絶対に必要である、かように考えたからであります。  次には、「地方公務員たる教職員、これの政治的活動の制限を一地域に限らず全国的に制限をする、即ち国家公務員並みにし……

第19回国会 参議院本会議 第20号(1954/03/18、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 只今の矢嶋議員の御質問中に引合いに出されました「あたらしい憲法のはなし」という本は、昭和二十二年に文部省が編纂、発行して、二十六年に廃刊になつておる本であります。そのうちに軍備に関係する点の記述がありますが、これは中学生を対象として通俗的に記述せられたものだと存じます。勿論政府の憲法に対する公的解釈をそこで示したというものでないことは、これは言うまでもありません。さように御了承を願います。  それから、昨日この議場におきまして、私に対する質問がありました。この機会にその御質問に対する答弁が留保してありましたので、申上げたいと存じます。  第一は、秋山議員の御質問であり……

第19回国会 参議院本会議 第37号(1954/04/22、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 教育二法案は、表に現われておる通りでありまして、別に何も隠しておる次第ではありません。(拍手)

第19回国会 参議院本会議 第45号(1954/05/12、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 教育が、その内容におきましても、又その運営においても民主的でなければならんということは、これは教育基本法を貫くところの根本精神であります。政府におきましては、勿論、この趣旨、この精神に副うて文教諸般の施策に当つておる次第でございます。(拍手)
【次の発言】 公立学校の災害復旧費の補助率の問題でありますが、御承知の通り、北海道につきましては、公共土木の災害復旧費につきましては、特別な補助率が規定してあるのでありますが、公立学校の災害復旧については現在まで規定がありません。併し公共土木との振合から申しましても、今御指摘になりました点は、十分検討する必要があると考えておりま……

第20回国会 参議院本会議 第4号(1954/12/03、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) 教育施設の接収解除につきましては、政府として従来鋭意努力をして参つておるのであります。併し今日、なお相当数の教育施設が未解除のままになつております。この点誠に遺憾に存じます。政府として今後一層努力をして、できるだけ速かに返還になりまするように努力をして、以て只今の御決議の趣旨に副う所存であります。(拍手)

第20回国会 参議院本会議 第5号(1954/12/06、3期、自由党)【政府役職:文部大臣】

○国務大臣(大達茂雄君) ヒロポンの問題は、誠に痛心すべき問題でありますが、文部省といたしましては大体、指導或いは啓蒙、そういう面におきまして関係各省と緊密に連絡をとつて、この害毒の絶滅を期したい。かように考えて従来ともその方向で努力しておる次第であります。学校におきましても、或いは一般社会教育の面におきましても、さような指導、啓蒙といいますか、そういう点に力を入れますと同時に、一面又、スポーツ、体育、リクリエーシヨン、こういうものの奨励ということも併せて考えておることは御承知の通りであります。文部省の調べによりましても、学生が、先ほどお話になりましたように入学試験の勉強の際に、覚醒剤を使うの……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/09

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