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岸田文雄 衆議院議員
「本会議発言」(全期間)

岸田文雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言歴代TOP50(衆)
11位

本会議発言(政府役職)歴代TOP10(衆)
8位
46期TOP10
10位
47期TOP10
8位
48期TOP25
11位
49期TOP5
1位
46期(政府)TOP10
6位
47期(政府)TOP5
4位
48期(政府)TOP10
7位
49期(政府)TOP5
1位

岸田文雄衆議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言についてまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容の一覧が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(衆議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

40期
(1993/07/18〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

41期
(1996/10/20〜)
発言数
40回
5位
発言文字数
7142文字
200位

42期
(2000/06/25〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

43期
(2003/11/09〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

44期
(2005/09/11〜)
発言数
13回
24位
発言文字数
10492文字
109位

45期
(2009/08/30〜)
発言数
0回
-
発言文字数
0文字
-

46期
(2012/12/16〜)
発言数
13回
12位
発言文字数
30475文字
10位
TOP10

47期
(2014/12/14〜)
発言数
15回
10位
発言文字数
39867文字
8位
TOP10

48期
(2017/10/22〜)
発言数
4回
104位
発言文字数
47309文字
11位
TOP25

49期
(2021/10/31〜)
発言数
31回
2位
発言文字数
470034文字
1位
TOP5


衆議院在籍時通算
発言数
116回
37位
発言文字数
605319文字
11位
TOP50

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

40期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

41期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
40回
7142文字
161位

42期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

43期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

44期
議会
0回
0文字
-
政府
2回
1727文字
42位
非役職
11回
8765文字
95位

45期
議会
0回
0文字
-
政府
0回
0文字
-
非役職
0回
0文字
-

46期
議会
0回
0文字
-
政府
13回
30475文字
6位
TOP10
非役職
0回
0文字
-

47期
議会
0回
0文字
-
政府
15回
39867文字
4位
TOP5
非役職
0回
0文字
-

48期
議会
0回
0文字
-
政府
3回
38765文字
7位
TOP10
非役職
1回
8544文字
102位

49期
議会
0回
0文字
-
政府
31回
470034文字
1位
TOP5
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
64回
580868文字
8位
TOP10
非役職
52回
24451文字
703位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(衆議院)

44期
内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革・国民生活・科学技術政策)政府、第169回国会)

46期
外務大臣政府、第183回国会)

47期
外務大臣政府、第189回国会)

48期
内閣総理大臣政府、第205回国会)

49期
内閣総理大臣政府、第207回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(衆議院)

41期(1996/10/20〜)

第140回国会 衆議院本会議 第40号(1997/05/29、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 私は、自由民主党を代表して、内閣提出の金融監督庁設置法案及び金融監督庁設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案に 賛成、新進党から提出された金融委員会設置法案に反対の立場から、討論を行います。  住専問題を初めとする金融機関の不良債権問題、さらには大和銀行事件を初めとする金融不祥事等を契機として、国民各層から金融行政に対してなされたさまざまな批判はまことに大きなものがありました。その批判を真摯に受けとめ、新たな金融サービスの出現や金融市場のグローバル化などの激動する時代の変化に的確に対応し、国民に信頼される金融行政を確立することは、極めて重大な課題であります。  また、日本……

第143回国会 衆議院本会議 第2号(1998/08/04、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 各常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第3号(1998/08/07、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、来る十日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第4号(1998/08/10、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明十一日午後二時から本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第6号(1998/08/25、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、裁判官弾劾裁判所裁判員の予備員、裁判官訴追委員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第7号(1998/09/03、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 裁判官訴追委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  中川秀直君外十三名提出、北朝鮮によるミサイル発射に抗議する決議案は、提出者の要求どおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第15号(1998/10/02、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  保岡興治君外三名提出、債権管理回収業に関する特別措置法案、金融機関等が有する根抵当権により担保される債権の譲渡の円滑化のための臨時措置に関する法律案、保岡興治君外四名提出、競売手続の円滑化等を図るための関係法律の整備に関する法律案、特定競売手続における現況調査及び評価等の特例に関する臨時措置法案、菅直人君外十二名提出、金融機能の再生のための緊急措置に関する法律案、金融再生委員会設置法案、預金保険法の一部を改正する法律案、金融再生委員会設置法の施行に伴う関係法律の整備に関する法律案、右八案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進……

第143回国会 衆議院本会議 第17号(1998/10/07、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  議院運営委員長提出、国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律の一部を改正する法律案及び国会議員の秘書の給与等に関する法律の一部を改正する法律案の両案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第18号(1998/10/08、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  大蔵委員長提出、金融システム改革のための関係法律の整備等に関する法律の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第143回国会 衆議院本会議 第19号(1998/10/13、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  第百四十回国会、本院提出、第百四十二回国会、参議院送付、議院における証人の宣誓及び証言等に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  保岡興治君外三名提出、金融機能の早期健全化のための緊急措置に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  平成十年度一般会計補正予算(第2号)を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められること……

第143回国会 衆議院本会議 第21号(1998/10/16、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  請願日程五件とともに、本日委員会の審査を終了した日本人拉致疑惑の早期解決に関する請願外七十四請願を追加して一括議題とし、その審議を進められることを望みます。

第144回国会 衆議院本会議 第1号(1998/11/27、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、来る三十日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第144回国会 衆議院本会議 第2号(1998/11/30、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明十二月一日午後二時から本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第144回国会 衆議院本会議 第5号(1998/12/08、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  平成十年度一般会計補正予算(第3号)、平成十年度特別会計補正予算(特第2号)、平成十年度政府関係機関補正予算(機第2号)、右三案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  日程第一は、委員会の審査を省略し、本案とともに、内閣提出、新事業創出促進法案及び小規模企業共済法及び中小企業事業団法の一部を改正する法律案の両案を追加して、三案を一括議題とし、委員長の趣旨弁明及び報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第144回国会 衆議院本会議 第6号(1998/12/11、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 検察官適格審査会委員及び同予備委員の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  参議院送付、漁業に関する日本国と大韓民国との間の協定の締結について承認を求めるの件を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  内閣提出、参議院送付、排他的経済水域における漁業等に関する主権的権利の行使等に関する法律及び海洋生物資源の保存及び管理に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを……

第144回国会 衆議院本会議 第7号(1998/12/14、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  中川秀直君外十三名提出、すべての人々の人権が尊重される社会の実現に努める決議案は、提出者の要求どおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  請願日程十四件とともに、本日委員会の審査を終了した元日赤救護看護婦に対する慰労給付金増額に関する請願外六十七請願を追加して一括議題とし、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第1号(1999/01/19、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 各常任委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、明二十日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第2号(1999/01/20、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国務大臣の演説に対する残余の質疑は延期し、明二十一日午後二時から本会議を開きこれを継続することとし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第4号(1999/02/02、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  大蔵委員長提出、平成十年度の緊急生産調整推進対策水田営農確立助成補助金等についての所得税及び法人税の臨時特例に関する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第7号(1999/02/16、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  鹿野道彦君外六名提出、予算委員長中山正暉君解任決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 各種委員等の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名され、裁判官弾劾裁判所裁判員の予備員の職務を行う順序については、議長において定められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第8号(1999/02/19、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  平成十一年度一般会計予算、平成十一年度特別会計予算、平成十一年度政府関係機関予算、右三案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  内閣提出、平成十一年度における公債の発行の特例に関する法律案、経済社会の変化等に対応して早急に講ずべき所得税及び法人税の負担軽減措置に関する法律案、租税特別措置法及び阪神・淡路大震災の被災者等に係る国税関係法律の臨時特例に関する法律の一部を改正する法律案、有価証券取引税法及び取引所税法を廃止する法律案、右四案を一括議……

第145回国会 衆議院本会議 第14号(1999/03/12、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  参議院提出、ものづくり基盤技術振興基本法案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第16号(1999/03/17、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 両院協議会協議委員の選挙は、その手続を省略して、議長において直ちに指名されることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第17号(1999/03/19、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  内閣提出、日本学術振興会法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  内閣提出、不正競争防止法の一部を改正する法律案、訪問販売等に関する法律及び割賦販売法の一部を改正する法律案、右両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第18号(1999/03/23、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  日程第一及び第二とともに、大原一三君外三名提出、土地の再評価に関する法律の一部を改正する法律案を追加して、三案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  内閣提出、裁判所職員定員法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第19号(1999/03/26、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 検察官適格審査会委員及び北海道開発審議会委員の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  議院運営委員長提出、国立国会図書館法の一部を改正する法律案及び衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案の両案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第26号(1999/04/27、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  議院運営委員長提出、会計検査院法の一部を改正する法律案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第32号(1999/05/21、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  内閣提出、特定化学物質の環境への排出量の把握等及び管理の改善の促進に関する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第33号(1999/05/28、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  日程第二とともに、内閣提出、参議院送付、道路運送車両法の一部を改正する法律案及び地方自治法第百五十六条第六項の規定に基づき、関東運輸局栃木陸運支局の自動車検査登録事務所の設置に関し承認を求めるの件の両件を追加して、三件を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第34号(1999/06/01、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  鹿野道彦君外四名提出、法務委員長杉浦正健君解任決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第38号(1999/06/15、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  日程第三とともに、参議院提出、国立公文書館法案を追加して、両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  日程第四とともに、内閣提出、参議院送付、私的独占の禁止及び公正取引の確保に関する法律の適用除外制度の整理等に関する法律案を追加して、両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第40号(1999/06/24、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国土審議会委員及び日本ユネスコ国内委員会委員の選挙は、いずれもその手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  内閣提出、参議院送付、特定農産加工業経営改善臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第43号(1999/07/06、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  議院運営委員長提出、国会法の一部を改正する法律案及び衆議院憲法調査会規程案の両案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。(退場する者あり)

第145回国会 衆議院本会議 第44号(1999/07/12、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 国務大臣の演説に対する質疑は延期し、明十三日午後一時から本会議を開きこれを行うこととし、本日はこれにて散会されることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第45号(1999/07/13、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  議院運営委員長提出、国会審議の活性化及び政治主導の政策決定システムの確立に関する法律案、衆議院規則の一部を改正する規則案及び衆議院政治倫理審査会規程の一部を改正する規程案の三案は、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第46号(1999/07/15、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 懲罰委員長の選挙は、その手続を省略して、議長において指名されることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  平成十一年度一般会計補正予算(第1号)、平成十一年度特別会計補正予算(特第1号)、右両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 議事日程追加の緊急動議を提出いたします。  議院運営委員長提出、国立国会図書館法の規定により行政各部門に置かれる支部図書館及びその職員に関する法律の一部を改正する法律案及び国会職員法及び国会職員の育児休業等に関する法律の一部を改正する法律案の両案は、委員会の審査を省略して……

第145回国会 衆議院本会議 第48号(1999/07/23、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  内閣提出、商法等の一部を改正する法律案を議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第51号(1999/08/10、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  肥田美代子君外二十名提出、子ども読書年に関する決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第52号(1999/08/11、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  菅直人君外六名提出、小渕内閣不信任決議案は、提出者の要求のとおり、委員会の審査を省略してこれを上程し、その審議を進められることを望みます。

第145回国会 衆議院本会議 第53号(1999/08/13、41期、自由民主党)

○岸田文雄君 議案上程に関する緊急動議を提出いたします。  内閣提出、参議院送付、外国人登録法の一部を改正する法律案、出入国管理及び難民認定法の一部を改正する法律案、右両案を一括議題とし、委員長の報告を求め、その審議を進められることを望みます。
【次の発言】 請願上程に関する緊急動議を提出いたします。  本日委員会の審査を終了した元日赤救護看護婦に対する慰労給付金増額に関する請願外千六百七十四請願を一括議題とし、その審議を進められることを望みます。


44期(2005/09/11〜)

第164回国会 衆議院本会議 第5号(2006/01/31、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりましたハンセン病療養所入所者等に対する補償金の支給等に関する法律の一部を改正する法律案について、提案の趣旨及び内容を御説明申し上げます。  本案は、戦前、国内のハンセン病療養所と同様の隔離政策が実施されていた国外の療養所に入所していた方々について、その精神的苦痛を慰謝するため、補償金を支給しようとするもので、その主な内容は、  第一に、昭和二十年八月十五日までの間に厚生労働大臣が定める国外のハンセン病療養所に入所していた者であって、現行法の施行日において生存しているものに対し、補償金八百万円を支給すること、  第二に、補償金の請求は、この法律の施行日から五年以内……

第164回国会 衆議院本会議 第13号(2006/03/14、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました独立行政法人に係る改革を推進するための厚生労働省関係法律の整備に関する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、平成十六年十二月に閣議決定された「今後の行政改革の方針」等に基づき、厚生労働省所管の独立行政法人に係る改革を推進するため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、  第一に、独立行政法人産業安全研究所と独立行政法人産業医学総合研究所を統合して独立行政法人労働安全衛生総合研究所とし、労働災害の予防、労働者の健康の保持増進、職業病等に関する総合的な調査研究を行うものとすること、  第二に、独立……

第164回国会 衆議院本会議 第16号(2006/03/23、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました二法案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、内閣提出の国の補助金等の整理及び合理化等に伴う児童手当法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、平成十八年度における国及び地方公共団体を通じた財政改革のため、所要の措置を講じようとするもので、その主な内容は、  第一に、児童手当及び児童扶養手当について、国、都道府県等の負担割合を見直すこと、  第二に、児童手当の支給対象を小学校修了前までに引き上げること、  第三に、基礎年金の国庫負担割合を引き上げること 等であります。  次に、小宮山洋子君外四名提出……

第164回国会 衆議院本会議 第18号(2006/03/30、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、公共職業安定所の設置に関し承認を求めるの件について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本件は、公共職業安定所の配置の適正化を図るため、新たに、千葉南公共職業安定所を設置することについて、地方自治法第百五十六条第四項の規定に基づき、国会の承認を求めようとするものであります。  本件は、参議院先議に係るもので、去る三月二十八日本委員会に付託され、昨日、川崎厚生労働大臣から提案理由の説明を聴取し、質疑を行った後、採決の結果、本件は賛成多数をもって承認すべきものと議決した次第であります。 ……

第164回国会 衆議院本会議 第31号(2006/05/18、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました両案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、健康保険法等の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、医療保険制度の将来にわたる持続的かつ安定的な運営を確保するため、所要の改正を行おうとするもので、その主な内容は、  第一に、生活習慣病対策の充実や平均在院日数の短縮といった中長期的な医療費適正化対策を計画的に進めるとともに、現役並み所得を有する高齢者の患者負担の引き上げ等保険給付の内容及び範囲の見直しを行うこと、  第二に、七十五歳以上の後期高齢者の保険料、現役世代からの支援及び公費を財源に、都道府県単位……

第164回国会 衆議院本会議 第34号(2006/06/06、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました両案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  まず、戦傷病者等の妻に対する特別給付金支給法及び戦没者等の妻に対する特別給付金支給法の一部を改正する法律案について申し上げます。  本案は、戦傷病者等の妻に対し、その置かれた状況にかんがみ、これまで特別給付金として国債を支給してきましたが、その償還が終了するに当たり、改めて特別給付金を支給しようとするもので、その主な内容は、  第一に、特別給付金国債の償還を終えた戦傷病者等の妻に対し、特別給付金として額面百万円、十年償還の国債等を支給すること、  第二に、戦傷病者等である夫の死……

第164回国会 衆議院本会議 第35号(2006/06/08、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました薬事法の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、医薬品の適切な選択及び適正な使用に資するよう、医薬品の販売制度全般の見直しを行うとともに、指定薬物の製造、輸入、販売等を禁止すること等により、保健衛生上の危害の発生の防止を図ろうとするもので、その主な内容は、  第一に、厚生労働大臣は、一般用医薬品をその副作用等による健康被害が生ずるおそれの程度に応じて、第一類医薬品、第二類医薬品または第三類医薬品に区分すること、  第二に、薬局開設者等は、第一類医薬品は薬剤師により、第二類医薬品及び第三類医薬品……

第164回国会 衆議院本会議 第37号(2006/06/13、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました両案について申し上げます。  まず、職業能力開発促進法及び中小企業における労働力の確保及び良好な雇用の機会の創出のための雇用管理の改善の促進に関する法律の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、今後の経済社会を支える青少年の実践的な職業能力を高め、その雇用の安定を図るとともに、いわゆる二〇〇七年問題に的確に対処するため必要な施策を実施しようとするもので、その主な内容は、  第一に、事業主の行う実習併用職業訓練により、青少年の実践的な職業能力の開発及び向上を促進するとともに、熟練技能に関する情報……

第164回国会 衆議院本会議 第38号(2006/06/15、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました雇用の分野における男女の均等な機会及び待遇の確保等に関する法律及び労働基準法の一部を改正する法律案について、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、労働者が性別により差別されることなく、かつ、母性を尊重されつつ、その能力を十分発揮することができる雇用環境を整備しようとするもので、その主な内容は、  第一に、男女双方に対する、性別を理由とする差別を禁止するとともに、いわゆる間接差別を禁止すること、  第二に、妊娠、出産等を理由とする不利益取り扱いを禁止すること、  第三に、女性の坑内労働の禁止について、妊産婦等を除き解禁する……

第164回国会 衆議院本会議 第39号(2006/06/16、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 ただいま議題となりました精神病院の用語の整理等のための関係法律の一部を改正する法律案につきまして、厚生労働委員会における審査の経過及び結果を御報告申し上げます。  本案は、精神科医療機関に対する国民の正しい理解と精神科を受診しやすい環境の醸成に資するため、精神保健及び精神障害者福祉に関する法律等における「精神病院」という用語を「精神科病院」に改めるとともに、警察官職務執行法における「精神病者収容施設」という用語を削除するものであります。  本案は、参議院提出に係るもので、本日本委員会に付託され、参議院厚生労働委員長から提案理由の説明を聴取し、採決の結果、全会一致をもって原案のとお……

第166回国会 衆議院本会議 第37号(2007/05/31、44期、自由民主党)

○岸田文雄君 私は、自由民主党、公明党を代表して、ただいま議題となりました厚生労働大臣柳澤伯夫君不信任決議案に対しまして、断固反対の立場から討論を行うものであります。(拍手)  柳澤厚生労働大臣は、閣僚としては、かつて国土庁長官、金融担当大臣を務められ、自由民主党におきましては、税制調査会長、政調会長代理といった要職につかれてこられました。そして、昨年九月就任以来、一貫して、我が国の行財政に関する幅広く高い見識を持って、厚生労働施策の推進、発展のため、安倍内閣の重要閣僚として全霊を傾けられ、その責務を全うしてこられました。  柳澤大臣は、強い使命感を持ち、与党のみならず野党の諸君もよく御存じの……

第169回国会 衆議院本会議 第29号(2008/05/15、44期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革・国民生活・科学技術政策)】

○国務大臣(岸田文雄君) 消費者庁につきましてお尋ねがありました。  御指摘のとおり、去る四月二十三日に開催いたしました第六回消費者行政推進会議におきまして、福田総理から、消費者庁、これは仮称ではございますが、その創設に向けた基本的考え方として、六つの基本方針、そして守るべき三つの原則について発言がありました。  具体的には、消費者の視点から政策全般を監視し、消費者を主役とする政府のかじ取り役となる消費者庁を創設すること、取引、安全、表示など、消費者の安全、安心にかかわる問題を幅広く所管すること、一元的な窓口機能、企画立案、法執行、勧告などの機能を有する消費者行政全般について司令塔として位置づ……

第169回国会 衆議院本会議 第34号(2008/05/29、44期、自由民主党)【政府役職:内閣府特命担当大臣(沖縄及び北方対策・規制改革・国民生活・科学技術政策)】

○国務大臣(岸田文雄君) まず、私の方には、公務部門における障害者雇用の促進についてお尋ねがございました。  障害者にとって雇用、就業は、地域で生き生きと生活していくための重要な柱となるものであり、国、地方公共団体等の公的機関は、障害者の雇用に関し率先して範を示すことが重要と認識をしております。  政府においては、昨年十二月に障害者施策推進本部で策定いたしました重点施策実施五カ年計画において、平成二十四年度までにすべての公的機関において障害者雇用率を達成することとしています。また、同計画においては、就労が困難とされる知的障害や精神障害を有する方を各府省で非常勤職員として率先して雇用し、一般就労……


46期(2012/12/16〜)

第183回国会 衆議院本会議 第8号(2013/02/28、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 第百八十三回国会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  私は、昨年十二月、日本外交が危機的な状況にある中、外務大臣に就任いたしました。それからわずか二カ月の間に、北朝鮮が核実験を実施しました。また、中国公船によるたび重なる領海侵入や、中国政府航空機による領空侵犯、中国海軍艦艇による火器管制レーダーの照射事案などの事態も発生しており、我が国を取り巻く安全保障環境の厳しさを改めて実感しております。  また、アルジェリアにおけるテロ事件やグアムの無差別殺傷事件に直面いたしました。世界各地で活躍する日本人や日本企業を多様な脅威から守り、支援していくことの重要性……

第183回国会 衆議院本会議 第9号(2013/03/04、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) まず、対北朝鮮措置についてお尋ねがございました。  我が国は、これまでに、広範な対北朝鮮措置を講じてきております。  二月十二日には、北朝鮮の核実験を受けて、在日の北朝鮮当局の職員の当局職員としての活動を実質的に補佐する立場にある者の再入国を認めないとの新たな措置を直ちに導入いたしました。  北朝鮮に対してさらにどのような措置をとることが効果的かについては、米国、韓国、中国を初めとする関係国と引き続き緊密に連携し、二月十二日に発出した内閣総理大臣声明にもあるように、今後の北朝鮮の対応、国際社会の動向等を考慮しつつ、検討していく考えであります。  また、尖閣諸島の有効な……

第183回国会 衆議院本会議 第10号(2013/03/05、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 経済連携協定の締結の推進に関するお尋ねがありました。  自由貿易の推進は、我が国の経済外交の柱です。力強い経済成長を達成するためには、自由貿易体制を強化し、諸外国の活力を我が国の成長に取り込む必要があります。  そのため、御指摘の東アジア地域包括的経済連携(RCEP)や、日中韓、日・EUのFTA、EPAへの取り組みも含め、アジア太平洋地域、東アジア地域、欧州などとの間で、高いレベルの経済連携を戦略的に推進いたします。  TPPについては、さきの日米首脳会談も踏まえ、今後、政府として、交渉参加について判断いたします。  これらの取り組みが相互に刺激し合い、全てが活発化す……

第183回国会 衆議院本会議 第11号(2013/03/14、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) TPP交渉における政府調達に関するお尋ねがありました。  TPPについては、アジア太平洋地域における高い水準の自由化を目標とし、市場アクセスのみならず、さまざまな非関税分野のルールづくりを含む包括的な経済連携協定として交渉されているものと承知しております。  これまで得られた情報では、TPP交渉においては、現在のところ、政府調達の対象機関は中央政府に集中して議論をしている模様であります。  なお、これまで、TPP協定交渉参加国間のFTAでは、地方自治体は調達対象としていない場合もあり、また、対象としている場合であっても、我が国のように政令指定都市レベルの調達まで対象と……

第183回国会 衆議院本会議 第14号(2013/04/04、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) ただいま議題となりました国際的な子の奪取の民事上の側面に関する条約の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明いたします。  この条約は、昭和五十五年十月にハーグ国際私法会議において作成されたものであります。  この条約は、監護の権利の侵害を伴う国境を越えた子の連れ去り等が生じた場合に原則として常居所を有していた国に子を迅速に返還するための国際協力の仕組み、国境を越えた親子の接触の実現のための協力等について定めるものであります。  具体的には、各締約国が指定する中央当局は、子の返還を求める申請または子との接触を求める申請を受けて、子の所在の特定、子に対……

第183回国会 衆議院本会議 第24号(2013/05/16、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 私の方からは、三日月議員から三点御質問をいただきました。  まず一点目、ソマリア沖・アデン湾周辺海域の海賊事案発生状況についてお尋ねがありました。  ソマリア沖・アデン湾周辺海域の海賊や武装強盗事案の発生件数は、二〇〇九年から二〇一一年までの三年間は、毎年二百件を上回っておりました。  昨年、二〇一二年の発生件数は七十五件で、二〇一一年二百三十七件の約三分の一まで減少いたしましたが、二〇一一年まで高水準であったこと、また、本年、二〇一三年五月十四日現在、ソマリア海賊によって拘留されている人質が七十一名であることを踏まえれば、引き続き、予断は許されない状況にあると考えて……

第183回国会 衆議院本会議 第27号(2013/05/23、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 長島議員にお答え申し上げます。  まず、外国における公権力の行使についてお尋ねがありました。  一般国際法上、外国の領域において公権力の行使を行うことは、当該領域国の同意があれば、認められています。その際、当該領域国に所在する人々に対する公権力の行使は、一般には、その同意の範囲で認められております。  また、在外邦人を保護するための自衛隊による武器使用の法的性格についてお尋ねがありました。  お尋ねのような場合に、領域国の同意があれば、国際法上、かかる武器使用は認められ得ると考えますが、いわゆる駆けつけ警護のように、海外に派遣される自衛官に自己保存型を超える武器使用権……

第183回国会 衆議院本会議 第28号(2013/05/28、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 小池議員の方から、原子力損害賠償に関する国際条約についてのお尋ねがありました。  我が国としては、効率的かつ安定的な原子力損害賠償スキームを国際的に構築することの意義を十分認識し、我が国の原子力損害賠償制度も踏まえて、関係条約について、関係省庁間で検討を進めております。  こうした中で、原子力損害賠償関連条約としては、パリ条約、そしてウィーン条約、さらには原子力損害の補完的補償に関する条約(CSC)、この三つの系統が存在いたしますが、被害者の救済、我が国法制度との整合性等の観点から、現在、このCSCを最も有力な候補として検討を進めております。(拍手)

第185回国会 衆議院本会議 第4号(2013/10/25、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 私には、国家安全保障戦略に核兵器廃絶を目指す方針を明記すべきではないかというお尋ねがありました。  あわせて、核兵器廃絶への決意についてお尋ねがございました。  御指摘の共同ステートメントについては、各国との調整を行った結果、我が国の安全保障政策や核軍縮アプローチと整合的な内容に修正されたことから、我が国として支持することといたしました。  我が国は、唯一の戦争被爆国であり、核兵器のない世界を目指すことは、我が国の道義的責務です。  来年四月には、我が国が主導する軍縮・不拡散イニシアチブ(NPDI)の外相会合が広島で開催予定であり、こうした核兵器使用の悲惨さを国と世代……

第185回国会 衆議院本会議 第17号(2013/12/06、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 政府といたしましては、ただいま採択されました御決議の趣旨を体しまして、中国による力を背景とした現状変更の試みには、同盟国である米国を初めとする国際社会と緊密に連携しつつ、我が国の領土、領海、領空は断固として守り抜くとの決意で、毅然かつ冷静に対処してまいります。(拍手)

第186回国会 衆議院本会議 第1号(2014/01/24、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 第百八十六回国会の開会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  この一年間で、国際社会における我が国への期待は確実に高まっています。自由、民主主義、基本的人権のみならず、法の支配を重視し、アジア太平洋地域はもとより、中東、アフリカ、欧州、中南米に至るまで、世界全体の平和と繁栄の実現のためひたむきに努力するという我が国の姿勢に対し国際社会の支持が着実に広がっていることを、外務大臣として世界各国を訪問する中で、強く実感いたしました。  一方、我が国を取り巻く安全保障環境は一層厳しさを増しています。  本年も、日米同盟の強化、近隣諸国との協力関係の重視、そして……

第186回国会 衆議院本会議 第5号(2014/02/14、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 新興国経済の動向とその影響、そして新興国、途上国との連携についてお尋ねがありました。  新興国経済の成長に伴い、貿易や投資を通じてこれらの国々と経済面での結びつきが深まっており、我が国経済に及ぼす影響も含め、新興国の経済の動向を注視しております。  中国は、世界第二位の経済大国であり、日中間の経済関係は、貿易、投資の両面で緊密かつ相互依存的です。  また、インドは、近年若干の伸び悩み感があるとはいえ、依然として約五%の経済成長を遂げているなど、日本企業にとって非常に有望な市場であると考えております。  これらの新興国については、その国際社会における影響力を踏まえ、政治……

第186回国会 衆議院本会議 第9号(2014/03/18、46期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 歴史の問題と積極的平和主義についてお尋ねがありました。  戦後、我が国は、自由で、民主的で、基本的人権や法の支配をとうとぶ国をつくり、戦後六十八年にわたり、平和国家として歩んでまいりました。この平和国家としての歩みは今後も変わりません。  我が国は、この平和国家としての歩みを引き続き堅持し、また、国際政治経済の主要プレーヤーとして、国際協調主義に基づく積極的平和主義の立場から、地域及び世界の平和と安定にこれまで以上に積極的に寄与してまいります。外務大臣として、こうした我が国の立場、考え方を積極的に説明しながら、外交を展開してまいります。(拍手)


47期(2014/12/14〜)

第189回国会 衆議院本会議 第4号(2015/02/05、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) このたびの事件によって、二名の日本人がテロの犠牲となられたことは、まことに無念、痛恨のきわみであります。非道、卑劣きわまりないテロ行為は、絶対に許すことはできません。我が国がテロに屈することは決してありません。  ただいま採択されました御決議の趣旨を踏まえ、政府といたしましても、今後とも国内外の日本人の安全確保に万全の対策を講じてまいる所存であります。(拍手)

第189回国会 衆議院本会議 第5号(2015/02/12、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 第百八十九回国会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  最初に、シリアにおいて、非道、卑劣きわまりないテロ行為により殺害された日本人お二人に哀悼の誠をささげ、御家族に心からお悔やみを申し上げます。  国民の皆様の祈りにも支えられ、政府として全力を尽くしましたが、このような結果となったことは痛恨のきわみです。許しがたい暴挙に強い憤りを覚え、断固非難いたします。  この間の国会における議員各位の御理解と御協力に深く感謝いたします。  世界各地で、過激主義集団によるテロ行為が発生し、多くの無辜の市民が犠牲になっています。いかなる国もテロの脅威に無縁ではいられ……

第189回国会 衆議院本会議 第28号(2015/05/26、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) まず、新三要件の第三要件に言う必要最小限度の意味についてお尋ねがありました。  新三要件の第三要件に言う必要最小限度とは、国際法の用語で言う均衡性を意味するものですが、同時に、我が国に対する武力攻撃、または、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険をつくり出している我が国と緊密な関係にある他国に対する武力攻撃を排除し、そして、我が国の存立を全うし、国民を守るための必要最小限度を意味するものです。  その意味において、これによって我が国の憲法上認められる武力行使の態様は、必ずしも、他国が自衛権に基づき行うものと完全に一致する……

第189回国会 衆議院本会議 第44号(2015/09/03、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 外国人技能実習制度に係る二国間協定について御質問がありました。  技能実習制度については、技能移転による国際貢献という制度本来の趣旨、目的と実態との間に乖離があるとして、国内外からさまざまな指摘や懸念が表明されていたところ、技能実習制度の見直しに関する法務省・厚労省合同有識者懇談会報告書において、不適正な送り出し機関を排除するため、送り出し国との間での取り決めの作成の必要性が指摘をされています。  本法案は、技能実習について基本となる国内制度を定めるものであり、御指摘の二国間の文書あるいは取り決めについては、これから交渉していくものです。  政府としては、当該報告書の……

第190回国会 衆議院本会議 第6号(2016/01/22、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 第百九十回国会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  本年は、日本の外交にとり、大変重要で責任の大きい一年です。特に、G7議長国として、四月には広島で外相会合、五月には伊勢志摩サミットを主催します。自由、民主主義、法の支配、人権といった基本的価値を共有するG7としてふさわしい課題を取り上げ、国際社会にしっかりとしたメッセージを発信していきます。  また、本年一月から二年間、国連安保理非常任理事国を務めるほか、日中韓サミット議長国、初のアフリカ開催となるTICAD6など、日本が国際社会の議論をリードする多くの貴重な機会があります。  こうした貴重な機会を……

第190回国会 衆議院本会議 第15号(2016/03/10、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) ただいま議題となりました日本国とアメリカ合衆国との間の相互協力及び安全保障条約第六条に基づく施設及び区域並びに日本国における合衆国軍隊の地位に関する協定第二十四条についての新たな特別の措置に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、日本国に合衆国軍隊を維持することに伴う経費の日本側による負担を図り、日本国に駐留する合衆国軍隊の効果的な活動を確保するためこの協定を締結することにつき、アメリカ合衆国政府と協議しつつ、検討してきました。  その結果、最終的合意に達しましたので、平成二十八年一……

第190回国会 衆議院本会議 第19号(2016/03/24、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 日米原子力協定についてお尋ねがありました。  日米原子力協定の当初の有効期間は三十年、二〇一八年七月十六日までですが、その後は、自動的に失効するのではなく、日米いずれかが終了通告を行わない限り存続されます。  現時点において、日米原子力協定の二〇一八年七月以降の取り扱いについて何ら決定されておりませんが、同協定は、日米間の原子力協力のみならず、我が国の原子力活動の基盤の一つをなすものであり、極めて重要です。  政府としては、米国との間で円滑かつ緊密な原子力協力を確保すべく、今後の日米原子力協定のあり方も含め、日米原子力協力に関するさまざまな課題について、緊密に検討、協……

第190回国会 衆議院本会議 第21号(2016/04/01、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 我が国による気候変動及び防災、減災分野の途上国支援についてお尋ねがありました。  昨年のCOP21首脳会合において安倍総理から表明した、二〇二〇年における官民合わせて一兆三千億円の途上国支援は、同年までに、先進国全体で、官民合わせて年間一千億ドルを動員するとの過去のCOP決定でのコミットメント実現に道筋をつけ、パリ協定の採択に大きく貢献したものと考えます。  一兆三千億円の途上国支援の具体的内容については、今後、二〇二〇年に向けて検討を進めていくこととなりますが、例えば、地熱発電事業への支援、防災インフラの整備など、御指摘の分野の案件も含め、日本の得意分野での支援を念……

第190回国会 衆議院本会議 第22号(2016/04/05、47期、自由民主党)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) ただいま議題となりました環太平洋パートナーシップ協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  政府は、平成二十五年七月から、この協定の交渉に参加しました。その結果、本年二月四日にニュージーランドのオークランドにおいて、十二カ国の代表者によりこの協定の署名が行われた次第であります。  この協定は、物品及びサービスの貿易並びに投資の自由化及び円滑化を進めるとともに、知的財産、電子商取引、国有企業、環境等幅広い分野で新たなルールを構築するための法的枠組みについて定めるものであります。  具体的には、市場アクセスに関し、我が国については、農……

第192回国会 衆議院本会議 第7号(2016/10/28、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) ただいま議題となりましたパリ協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  この協定は、平成二十七年十二月にフランスのパリで開催された気候変動に関する国際連合枠組条約の第二十一回締約国会議において採択されたものであります。  この協定は、気候変動の脅威に対する世界全体での対応を強化することを目的として、温室効果ガスの削減に係る取り組み、その実効性を確保するための措置等について定めるものであります。  具体的には、この協定は、工業化前からの世界全体の平均気温の上昇を二度未満に抑えること等を目標として、各締約国が削減目標を策定し国内措置を……

第193回国会 衆議院本会議 第1号(2017/01/20、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 第百九十三回国会に当たり、外交の基本方針について所信を申し述べます。  本年、二〇一七年は、さまざまな変化の可能性を秘めた年です。現在、世界各地では、保護主義や内向きの傾向が強まり、また、法の支配に基づく国際秩序が挑戦にさらされています。  こうした中、同盟国米国では、まさに本日、トランプ新大統領が就任し、八年ぶりに政権が交代します。フランス、イラン、韓国では大統領選挙が行われ、ドイツ、オランダでは議会選挙が行われます。中国でも五年に一度の共産党大会が開催される予定です。さらに、英国のEU離脱交渉も開始される予定です。国際社会において不透明感が増大しています。  その……

第193回国会 衆議院本会議 第10号(2017/03/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) ただいま議題となりました日本国の自衛隊とアメリカ合衆国軍隊との間における後方支援、物品又は役務の相互の提供に関する日本国政府とアメリカ合衆国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  我が国及び国際社会の平和及び安全の確保に資するための自衛隊法等の一部を改正する法律等の成立を受けて、平成八年に締結され、平成十一年及び平成十六年に改正された日米物品役務相互提供協定にかわる新たな協定を締結することにつき、アメリカ合衆国政府と協議した結果、平成二十八年九月二十六日に署名を行った次第であります。  日米物品役務相互提供協定は、……

第193回国会 衆議院本会議 第17号(2017/04/06、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 私には、TOC条約、すなわち国際組織犯罪防止条約の締結に当たってテロ等準備罪を新設する必要性についてお尋ねがありました。  本条約第五条は、締約国に対し、重大な犯罪の合意または組織的な犯罪集団の活動への参加の少なくとも一方を、その未遂または既遂とは別に犯罪化することを義務づけています。  しかし、我が国は、現行法上、参加罪は存在しない上、重大な犯罪の合意罪に相当する罪もごく一部しか存在していません。  したがって、我が国の国内法は本条約の義務を履行できておらず、新たな立法措置が必要であり、テロ等準備罪を新設しなければ本条約を締結することができないと考えております。  ……

第193回国会 衆議院本会議 第19号(2017/04/14、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) ただいま議題となりました原子力の平和的利用における協力のための日本国政府とインド共和国政府との間の協定の締結について承認を求めるの件につきまして、その趣旨を御説明申し上げます。  平成二十年、主要先進国を含む原子力供給国グループは、インドが表明した、約束と行動と呼ばれる核実験モラトリアム等の政策を前提として、インドへの原子力関連資機材等の移転を例外的に可能とする決定を行いました。これを受け、インドは、核実験モラトリアム等の政策を着実に実施しつつ、各国との原子力協力を進めてきています。このような経緯も踏まえ、平成二十二年六月以来、インド政府との間でこの協定の交渉を行った……

第193回国会 衆議院本会議 第25号(2017/05/16、47期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:外務大臣】

○国務大臣(岸田文雄君) 千葉県でのベトナム女児殺害事件についてお尋ねがありました。  御指摘の事件につきましては、私も大変心を痛めております。  私からは、四月十四日、訪日したベトナムのズン計画投資大臣に対し、また五月八日の日越外相会談においてミン副首相兼外相に対し、本件に日本国民は心を痛めていること、容疑者が逮捕され、捜査が進んでおり、早期の全容解明を進めていること等を述べつつ、心からのお悔やみをお伝えしました。  また、ベトナムでは、梅田駐ベトナム大使が、本事件の発生後、四月三日にリンさんの御実家を訪問し、御遺族に対し弔意を示し、また、容疑者逮捕後の四月十四日にも御遺族に対して御報告を行……


48期(2017/10/22〜)

第195回国会 衆議院本会議 第5号(2017/11/20、48期、自由民主党)

○岸田文雄君 私は、自由民主党を代表して、安倍内閣総理大臣の所信表明演説に対し質問をいたします。(拍手)  先月施行された第四十八回衆議院議員総選挙において、自由民主党は、二百八十四の議席を与えていただきました。この国民からお預かりした議席を最大限に生かし、国民の声を国政に反映させていかなければなりません。  しかしながら、今回の選挙の勝利は敵失、すなわち野党の混乱の結果であるという指摘があります。もちろん、こうした混乱を引き起こした側に大きな問題があるのですが、我々も決して今回の選挙の結果におごることなく、丁寧に、謙虚に政治を進めていかなければなりません。  さきの通常国会は、今年度予算を初……

第205回国会 衆議院本会議 第2号(2021/10/08、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第二百五回国会の開会にあたり、新型コロナウイルスによりお亡くなりになられた方々、そして御家族の皆様方に心よりお悔やみを申し上げるとともに、厳しい闘病生活を送っておられる方々に心よりお見舞いを申し上げます。  また、我が国の医療、保健、介護の現場を支えて下さっている方々、感染対策に御協力をいただいている事業者の方々、そして国民の皆様方に、深く感謝を申し上げます。  新型コロナとの闘いは続いています。  こうした中、このたび、私は、第百代内閣総理大臣を拝命いたしました。  私は、この国難を国民の皆さんと共に乗り越え、新しい時代を切り拓き、心豊かな日本を次の世代に引き継……

第205回国会 衆議院本会議 第3号(2021/10/11、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 枝野幸男議員の御質問にお答えいたします。  まず、これまでの新型コロナ対策の認識についてお尋ねがありました。  菅前総理の大号令の下、他国に類を見ない速度でワクチン接種が進み、国民の皆様の感染対策への御協力により、足下では、感染者数は落ち着きを見せ、緊急事態宣言は全面的に解除されました。  しかし、危機管理の要諦は常に最悪の事態を想定することであり、感染が落ち着いている今こそ、様々な事態を想定し、徹底的に安心確保に取り組んでまいります。  病床と医療人材の確保、在宅療養者に対する対策、ワクチン接種など、様々な事態を想定した対応策の全体像を早急に国民にお示しするよう……

第205回国会 衆議院本会議 第4号(2021/10/12、48期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 石井啓一議員の御質問にお答えいたします。  第六波に備えた医療提供体制の再構築等についてお尋ねがありました。  新型コロナの感染が落ち着いている今こそ、様々な事態を想定し、徹底的に安心確保に取り組みます。  医療提供体制については、病床と医療人材の確保、在宅療養者に対する対策など、対応策の全体像を早急に国民にお示しするよう、三大臣に指示したところです。コロナ病床が十分に稼働しなかったことなど、この夏の反省も踏まえ、近日中にその骨格を指示いたします。  その中で、議員から提案のあった、保健所と地域の医療機関の連携、オンライン診療の活用等による自宅療養者の健康管理の強……


49期(2021/10/31〜)

第207回国会 衆議院本会議 第1号(2021/12/06、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 先般の総選挙の結果を受け、第百一代内閣総理大臣として、引き続き、この国の舵取りという重責を担うこととなりました。  私は、国民の皆さんから頂いた信任を背に、新型コロナを克服し、新しい時代を切り拓くという極めて難しい課題に、同僚議員各位、そして国民の皆さんと共に挑んでいきます。  若者も、高齢者も、障害のある方も、男性も、女性も、全ての人が生きがいを感じられる、多様性が尊重される社会を目指します。  信頼と共感を得ることができる、丁寧で寛容な政治を進め、この大いなる挑戦の先頭に立つ覚悟です。  我々みんなで協力し、この国難を乗り越え、その先に、新しい時代を創り上げて……

第207回国会 衆議院本会議 第2号(2021/12/08、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) まず、泉健太議員の党代表御就任、心からお喜びを申し上げます。  泉代表とは、これまでも、それぞれの党の政調会長として議論を交わすなど様々な御縁がございましたが、是非、これからは、また新しい立場で政治の責任を果たすために努力を続けていきたいと存じます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。  その上で、御質問にお答えさせていただきます。  まず、コロナ対策についてお尋ねがありました。  特に、昨年の前半、私が政調会長を務めていた当時のコロナ対策について御質問がございました。  当時、新型コロナの感染力の実態がまだまだ明らかでない、こうした状況の中にあり、また、ワクチン……

第207回国会 衆議院本会議 第3号(2021/12/09、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 馬場伸幸議員の御質問にお答えいたします。  未来を信じる力を実際に国民に届けることについてお尋ねがありました。  私は、苦しい状況にあっても必死で未来を切り開こうとする多くの方々と一緒に新しい時代をつくり上げていくことが、岸田内閣の使命だと考えております。  我が国の未来は、現在を生きる我々の決断と行動によって決まります。私は、明治維新、戦後高度成長、幾多の奇跡を実現した我が国の底力を信じております。  内閣総理大臣として、具体的に政策を実行することで、我が国の潜在力を引き出し、国民お一人お一人が未来を信じ、果断に挑戦していけるよう、後押しをしてまいります。  新……

第208回国会 衆議院本会議 第1号(2022/01/17、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 今、我が国は、オミクロン株の感染急拡大に直面しています。  まず、新型コロナに感染し、苦しんでおられる方々にお見舞いを申し上げます。  また、長期にわたり新型コロナとの闘いに御協力いただいている国民の皆さんに心から感謝申し上げます。  そして、新型コロナ対応の最前線におられる自治体、医療機関、介護施設、検疫所、保健所などのエッセンシャルワーカーの皆さんに、深く感謝申し上げます。  岸田政権の最優先課題は、新型コロナ対応です。しかし、政府だけで対応できるものではありません。  国民皆で助け合い、この状況を乗り越えていきたいと思います。引き続き、皆さんの御協力をお願い……

第208回国会 衆議院本会議 第2号(2022/01/19、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 泉健太議員からの御質問にお答えいたします。  新型コロナ対策についてお尋ねがありました。  蔓延防止等重点措置や緊急事態宣言について、オミクロン株に対しても、専門家の意見を踏まえ、現在の医療体制の逼迫度に重点を置いたレベル分類を踏まえた総合的判断という考え方は変更いたしません。  全国で感染が拡大していますが、こうした状況も想定し、十一月の全体像に沿って、在宅、宿泊療養を含め医療提供体制の拡充を図るとともに、予防、発見から早期治療の流れの強化に先手先手で取り組んでまいりました。  その上で、息の長い感染症対応体制の強化策として、本年六月をめどに、危機に迅速的確に対……

第208回国会 衆議院本会議 第3号(2022/01/20、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 馬場伸幸議員からの御質問にお答えいたします。  新型コロナ対策についてお尋ねがありました。  新型コロナへの対応については、これまでも、科学的な知見やエビデンスを重視し、その時点その時点の分科会の意見を踏まえた基本的対処方針に基づき、対策を講じてきたところです。未知のことも多く、全てを見通した上で判断を行えるわけではありませんが、専門家の意見を伺いながら、過度に恐れることなく、最新の知見に基づく対応を冷静に進めてまいります。  息の長い感染症対応体制の強化策として、次の感染症危機に備えて、これまでの検証をしっかりと行い、本年六月をめどに、危機に迅速的確に対応するた……

第208回国会 衆議院本会議 第4号(2022/02/01、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 藤丸敏議員にお答えいたします。  賃上げ税制についてお尋ねがありました。  成長と分配の好循環による持続可能な経済を実現する要となるのが分配戦略であり、その第一の柱は、所得の向上につながる賃上げです。  成長の果実を広く国民お一人お一人に分配することで、消費を拡大し、次の成長につなげるなど、成長と分配の好循環を実現することを政策理念として、賃上げ税制を抜本的に拡充いたします。  あわせて、公的価格の引上げ、中小企業が適正な価格転嫁を行うための環境整備など、あらゆる施策を総動員し、企業が賃上げしようと思える雰囲気を醸成してまいります。  残余の質問については、関係大……

第208回国会 衆議院本会議 第12号(2022/03/17、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 工藤彰三議員の御質問にお答えいたします。  経済安全保障推進法案の意義についてお尋ねがありました。  経済安全保障の取組を進めるに当たっては、民間の自由な経済活動を阻害しない形で、経済構造の自律性の向上、日本の技術優位性ひいては不可欠性の確保を目指すと同時に、こうした分野に民間投資を呼び込むことが重要です。  本法律案は、こうした考え方の下、国民生活や経済活動への影響が大きい物資のサプライチェーンの強靱化への支援、通信や電力など基幹インフラの安全性や信頼性の確保、AI、量子といった分野の官民の研究開発、安全保障上機微な発明の特許非公開制度、この四つの取組により、経……

第208回国会 衆議院本会議 第16号(2022/03/31、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 私は、三月二十四日にベルギー・ブリュッセルで開催されたG7首脳会合に出席をいたしました。その概要を報告いたします。  今回のG7首脳会合は、ロシアのウクライナ侵略に関し、G7首脳が対面で議論する最初の機会となりましたが、ロシアの暴挙を決して許さず、G7が主導して国際社会の秩序を守り抜くとの強い決意を確認する大変有意義な会合となったと考えております。  私からは、G7首脳は、国際秩序の根幹をめぐる歴史の岐路に立っており、連携して毅然と対応していく必要があること、我が国は、ロシアによる平和条約交渉中断宣言にひるむことなく、今後とも断固とした対応を取っていくことを説明い……

第208回国会 衆議院本会議 第19号(2022/04/12、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 八木哲也議員の御質問にお答えいたします。  ロシアによるウクライナ侵略に対する今後の外交戦略についてお尋ねがありました。  一刻も早い停戦を実現し、ロシアによるウクライナ侵略をやめさせるためには、国際社会が結束して強固な制裁を講じていくことが重要です。  こうした考えの下、先週八日、我が国は、G7と連携して、ロシアに対し追加制裁を科し、ロシアに対する外交的、経済的圧力を強化いたしました。  ウクライナ支援については、ウクライナ、モルドバを含む周辺国に対して、二億ドルの緊急人道支援を供与するとともに、保健医療分野の更なる人的貢献を具体化してまいります。また、ウクライ……

第208回国会 衆議院本会議 第21号(2022/04/19、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 伊東良孝議員の御質問にお答えいたします。  子供政策を推進していくに当たっての基本的な考え方についてお尋ねがありました。  これからの子供政策の推進に当たっては、子供の視点に立って、社会が保護すべきところは保護しつつ、子供の意見表明と自己決定を年齢や発達段階に応じて尊重し、子供の最善の利益を第一に考えて自立を支援するとともに、家庭における子育てニーズに応じて柔軟に支えていくことが重要であると考えます。  このため、こども家庭庁を創設し、常に子供の最善の利益を第一に考え、子供に関する取組、政策が我が国社会の真ん中に据えられる社会を実現してまいります。  こども家庭庁……

第208回国会 衆議院本会議 第24号(2022/04/28、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいまの御決議に対しまして、所信を申し述べます。  本年五月十五日、沖縄の本土復帰から五十年の大きな節目を迎えます。  昭和四十七年の復帰以降、政府においては、各種社会資本整備や産業振興など、沖縄振興に取り組んでまいりました。この間、沖縄県民のたゆまぬ努力もあり、県内総生産や就業者数が全国を上回る伸びを見せるなど、沖縄経済は着実に成長してまいりました。  しかしながら、全国最下位の一人当たり県民所得や子供の貧困問題など、なお解決すべき課題が存在しています。  沖縄は、成長が続くアジアの玄関口に位置する地理的特性や、日本一高い出生率などの優位性、潜在力を有していま……

第208回国会 衆議院本会議 第29号(2022/05/25、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 重徳和彦議員の御質問にお答えいたします。  米国の台湾政策についてお尋ねがありました。  今般の日米首脳会談では、バイデン大統領との間で、台湾に関する両国の基本的な立場に変更はないことを確認し、国際社会の安全と繁栄に不可欠な要素である台湾海峡の平和と安定の重要性を強調するとともに、両岸問題の平和的解決を促しました。  台湾海峡の平和と安定は、日本の安全保障はもとより、国際社会の安定にとっても重要です。我が国としては、今後とも、米国を始めとする同盟国、同志国と緊密に連携しながら、両岸関係の推移を注視してまいります。  防衛費の増額、その財源及び国内防衛産業の育成につ……

第210回国会 衆議院本会議 第1号(2022/10/03、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第二百十回国会の開会に臨み、日本を守り、未来を切り拓く覚悟を新たにしています。  足下の物価高への対応に全力をもって当たり、日本経済を必ず再生させます。多層的な外交の展開と防衛力の抜本的強化を通じて、アジアと世界の平和と安定を断固守り抜いてまいります。  世界規模の物価高。急速に厳しさを増す安全保障環境。  二年半にもわたって世界を苦しめてきている感染症危機や、エネルギー、食料危機、さらには温暖化による気候危機。  半年以上も緊迫した情勢が続く、ロシアによるウクライナ侵略。  国際秩序を揺るがす地政学的挑戦。大きな変わり目を迎える核不拡散体制。  今、日本は、国難……

第210回国会 衆議院本会議 第2号(2022/10/05、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) ただいまの御決議への所信を申し述べます。  十月四日、北朝鮮が再び国連安保理決議違反である弾道ミサイルを発射、それも、我が国の上空を通過させる形での発射を強行したことは、極めて遺憾であり、我が国として断じて容認できません。  北朝鮮は、今年に入ってからも弾道ミサイルを二十回にわたって発射しており、かつてない高い頻度で続く一連の挑発行動は国際社会に対する深刻な挑戦です。このような中で行われた今般の我が国上空を通過する弾道ミサイルの発射は、我が国の安全保障にとって重大かつ差し迫った脅威であるとともに、地域及び国際社会の平和と安全を脅かすものです。このような北朝鮮の行為……

第210回国会 衆議院本会議 第3号(2022/10/06、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 馬場伸幸議員の御質問にお答えいたします。  新たな国家安全保障戦略等の策定についてお尋ねがありました。  国家安全保障戦略等に関する御党の見解は、政府・与党内で検討を進めるに当たっても大変参考になるものだと感じています。  新たな国家安全保障戦略等について閣議決定前に御党と議論を行うという御提案については、公党党首間でのやり取りも含め、建設的なものとして受け止め、検討させていただきます。  セキュリティークリアランスとスパイ防止法についてお尋ねがありました。  いわゆるセキュリティークリアランスについては、経済安全保障推進法の衆参両院の附帯決議で示され、また、骨太……

第210回国会 衆議院本会議 第4号(2022/10/25、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 山際経済財政担当大臣の辞任に関し、私から一言申し上げます。  昨日、山際大臣から、自ら十分に説明責任を果たせないことで、経済対策、補正予算審議など担当する重要課題の推進が妨げられることは本意ではなく、職を辞したいとの申出がありました。  総理大臣として、被害者救済を始めとする旧統一教会問題への対応、経済対策、補正予算審議等に集中することを最優先し、了とする決断をいたしました。  国会開会中に大臣が辞任する事態となり、深くおわびを申し上げます。  本日午前、後藤茂之さんを後任とすることとしたところです。  物価高、新型コロナ対策などの山積する課題への対応、特に月内の……

第210回国会 衆議院本会議 第11号(2022/11/21、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 葉梨法務大臣及び寺田総務大臣の辞任に関し、私から一言申し上げます。  先々週、葉梨大臣から、政権として様々な懸案を抱える中、軽率な発言によって今後の補正予算や重要法案の審議に迷惑をかけたくない、身を引きたいと辞任の申出がありました。  また、先日、寺田大臣から、補正予算そして被害者救済法など重要課題処理の最終段階を迎えているときに、自らの政治資金に関する質疑が続くことで悪影響を与えたくないとの辞任の申出がありました。  総理大臣として、補正予算審議、被害者救済新法、コロナ対応、当初予算編成等の重要課題に答えを一つ一つ出すことを最優先とし、それぞれの辞任を認めること……

第210回国会 衆議院本会議 第13号(2022/12/06、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 宮崎政久議員の御質問にお答えいたします。  被害者救済法案についてお尋ねがありました。  消費者契約法の改正法案は、旧統一教会問題等のいわゆる霊感商法や契約に当たる寄附について、取消権の対象範囲の拡大や取消権の行使期間の伸長等の措置を講じ、被害防止及び救済の可能性を高めます。あわせて、国民生活センター法の改正により、ADRの活用促進を図ります。  また、新法案では、現行の日本の法体系の中で許される限り最大限実効的な法案とすべく、消費者契約法に当たらない寄附も含め、社会的に許容し難い悪質な寄附の勧誘行為を禁止し、これに対する勧告、命令等の行政措置を導入するとともに、……

第211回国会 衆議院本会議 第1号(2023/01/23、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第二百十一回国会の開会にあたり、国政に臨む所信の一端を申し述べます。  先日の欧州、北米訪問の際、ある首脳から、なぜ、日本では、議会のことを英語でパーラメントではなくダイエットと呼ぶのかと問われました。確かに、ほとんどの国は、議会を英語でパーラメントと呼ぶようです。調べてみたところ、ダイエットの語源は、集まる日という意味を持つラテン語でした。  国民の負託を受けた我々議員が、まさに、本日、この議場に集まり、国会での議論がスタートいたします。  政治とは、慎重な議論と検討を積み重ね、その上に決断をし、その決断について、国会の場に集まった国民の代表が議論をし、最終的に……

第211回国会 衆議院本会議 第2号(2023/01/25、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 泉健太議員からの御質問にお答えいたします。  まず、防衛費増額についてお尋ねがありました。  国際秩序が重大な挑戦にさらされ、国際関係において対立と協力の様相が複雑に絡み合う時代となっています。そして、我が国は戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面をしています。  その中で、防衛力の抜本的強化、維持を図るためには、これを安定的に支えるためのしっかりとした財源が不可欠です。財源確保に当たっては、国民の御負担をできるだけ抑えるべく、行財政改革の努力を最大限行うこととしております。このうち、決算剰余金については、過去の実績を踏まえ、その規模を見込んでおり、あらかじめ予算……

第211回国会 衆議院本会議 第3号(2023/01/26、49期、自由民主党)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 馬場伸幸議員の御質問にお答えいたします。  防衛力強化の財源等についてお尋ねがありました。  まず、防衛力の抜本的強化に当たっては、その具体的内容、予算、財源を一体的に国民にお示しするとの方針を昨年の通常国会から、そして会見でも一貫して申し上げてきました。その方針に沿って、国家安全保障会議四大臣会合、有識者会議、与党ワーキングチーム、与党税制調査会などで活発な議論を積み重ねてきました。御党からも提言を頂戴し、馬場議員とは十一月の予算委員会の質疑でも議論をさせていただきました。  その集大成として、政権与党としての方針を三文書や税制改正大綱の閣議決定の形でお示しし、……

第211回国会 衆議院本会議 第8号(2023/03/07、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 田野瀬太道議員の御質問にお答えいたします。  これまでの新型コロナ対策の評価等についてお尋ねがありました。  政府としては、国民の命と暮らしを最優先で守る観点から、感染拡大と社会経済活動のバランスを取りつつ、科学的知見やエビデンスを重視し、新型コロナ対策に最大限取り組んでまいりました。この間の、医療、介護の現場で働く職員の皆様を始めとする国民お一人お一人の御理解と御協力に改めて感謝を申し上げます。  こうした取組により、新型コロナの人口当たりの感染者数等は他のG7諸国と比べて低い水準に抑えられ、GDPや企業業績は既に新型コロナ前の水準を回復し、有効求人倍率もコロナ……

第211回国会 衆議院本会議 第11号(2023/03/16、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 新谷正義議員の御質問にお答えいたします。  全世代型社会保障の理念、意義についてお尋ねがありました。  本格的な少子高齢化、人口減少時代を迎える中で、給付と負担のバランスを確保しつつ、全ての世代が能力に応じて社会保障制度を公平に支え合う仕組みを構築することが重要です。  このため、本法案では、出産育児一時金に係る費用の一部を後期高齢者医療制度が支援する仕組みの導入、高齢者医療を全世代で公平に支え合うための高齢者医療制度の見直しを行うとともに、医療、介護の連携機能や、かかりつけ医機能の制度化を含む医療提供体制等の基盤強化等を図ることとしております。  こうした改革を……

第211回国会 衆議院本会議 第12号(2023/03/24、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 三月十九日から二十三日にかけて、インド共和国、ウクライナ、ポーランド共和国を訪問したところ、概要を御報告いたします。  インドにおいては、モディ首相との間で、G7及びG20サミットで扱われる主要課題について幅広く意見交換を行い、両サミットに向けて連携していくことを確認いたしました。また、地域情勢、二国間関係等についても議論をし、日印特別戦略的グローバルパートナーシップの下での日印関係強化の方向性について確認をいたしました。  さらに、インド訪問中に政策スピーチを行い、自由で開かれたインド太平洋、FOIPのための新たなプランを発表いたしました。  これらの成果も踏ま……

第211回国会 衆議院本会議 第14号(2023/03/30、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 岩田和親議員の御質問にお答えいたします。  法案提出の狙いや脱炭素社会の実現に向けた決意についてお尋ねがありました。  GX脱炭素電源法案は、国民生活や産業の基盤となるエネルギーの安定供給と気候変動問題への対応を両立すべく、脱炭素電源である再エネ、原子力を含めたあらゆる選択肢を確保することを狙いとしたものです。  脱炭素、エネルギーの安定供給、経済成長の三つを同時にバランスよく実現するためには、社会経済全体の変化も視野に入れながら、付加価値の高い脱炭素電源がエネルギーの安定供給を支え、成長を牽引していく絵姿を描くことが必要です。  本法案では、電力系統全体の強靱化……

第211回国会 衆議院本会議 第15号(2023/04/04、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 政府は、昨年十二月十六日、国家安全保障会議及び閣議において、国家安全保障戦略、国家防衛戦略及び防衛力整備計画を決定いたしました。  以下、これらについて御報告申し上げます。  国家安全保障戦略は、国際秩序が重大な挑戦にさらされ、我が国が戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中、約九年ぶりに策定されたものです。  本戦略は、外交、防衛のみならず、経済、技術等を含む多岐にわたる分野の安全保障上の問題に対し、総合的な国力を最大限活用して、我が国の平和と安全を含む国益を確保するための安全保障に関する最上位の政策文書です。  本戦略では、我が国の国家安全保障上の目標とし……

第211回国会 衆議院本会議 第16号(2023/04/06、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 小田原潔議員からの御質問にお答えいたします。  防衛力強化に向けた決意と防衛力整備の具体的な内容についてお尋ねがありました。  力による一方的な現状変更の試みの深刻化や北朝鮮による度重なる弾道ミサイルの発射など、戦後最も厳しく複雑な安全保障環境に直面する中で、防衛力を抜本的に強化することを決断いたしました。  この検討に際しては、国民の命を守り抜けるのか、極めて現実的なシミュレーションを行い、可動率向上や弾薬、燃料の確保、主要な防衛施設の強靱化、スタンドオフ防衛能力の強化、ミサイル防衛システムと反撃能力を組み合わせた統合防空ミサイル防衛能力の強化、宇宙、サイバー、……

第212回国会 衆議院本会議 第2号(2023/10/23、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 第二百十二回臨時国会の開会にあたり、所信の一端を申し述べます。  日本国内閣総理大臣として、私の頭に今あるもの、それは、変化の流れを絶対に逃さない、掴み取る、この一点です。  岸田内閣は、防衛力の抜本的強化、エネルギー政策の転換、次元の異なるこども・子育て政策をはじめ、時代の変化に応じた先送りできない課題に一つ一つ挑戦し、結果をお示ししてきました。今後も、物価高をはじめ国民が直面する課題に、先送りせず、必ず答えを出すとの不撓不屈の覚悟をもって取り組んでいきます。  最初に掴まなければならない変化の流れは経済です。三十年来続いてきたコストカット経済からの変化が起こり……

第212回国会 衆議院本会議 第3号(2023/10/24、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 泉健太議員の御質問にお答えいたします。  経済対策の策定指示の時期と所得税減税についてお尋ねがありました。  経済対策の策定は九月二十六日に指示いたしましたが、それ以前から、リッター百七十五円をガソリン価格の実質的な上限とするための補助の拡大など、国民生活を守るための機動的な対策、これをるる講じてまいりました。  国民への還元の具体化に向けた正式かつ具体的な指示は、明後日二十六日の政府与党政策懇談会で行う予定です。与党で正式な議論も開始されていない段階で、具体化の方向性について所信表明演説で政府の考えとして述べることは控えなければならないと考えた次第ですが、いずれ……

第212回国会 衆議院本会議 第4号(2023/10/25、49期、自由民主党・無所属の会)【政府役職:内閣総理大臣】

○内閣総理大臣(岸田文雄君) 馬場伸幸議員の御質問にお答えいたします。  補正予算による財政支出の正当性、成長の果実の還元についてお尋ねがありました。  我が国の経済状況は、三十年来続いてきたデフレを脱却できる千載一遇のチャンスを迎えているとはいえ、需要面では、賃金上昇が物価に追いついておらず、放置すれば再びデフレに戻りかねないこと、また、供給面では、潜在成長率が、三十年来のコストカット型経済の下での低成長の結果、零%台半ばの低い水準にとどまっていること、これらに留意する必要があります。  このような認識の下、今回の総合経済対策は、デフレ脱却のための供給力の強化と、物価高によりデフレに後戻りし……


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ページ更新日:2024/02/08
データ入手日:2023/12/26

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