国会議員白書トップ衆議院議員菊川忠雄>委員会発言一覧(全期間)

菊川忠雄 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

菊川忠雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書


23期委員会発言(非役職)TOP100
68位
25期委員会発言TOP50
43位
25期委員会発言(非役職)TOP50
29位
26期委員会発言(非役職)TOP100
99位

このページでは菊川忠雄衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。菊川忠雄衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 鉱工業委員会 第36号(1947/11/23、23期、日本社会党)

○菊川委員 議事進行について…。大矢君のただいまの質問は、本鑛工業委員會の權威にとつても、きわめても重大な問題であります。第一囘國會において、初めて運營された常任委員會制度なるものが、いかなる缺陥をもち、いかなる効果をあげるということについて、これは國會をあげての重大な問題だと、私は考えるのであります。でありますから、まず委員長自身が御存じの範圍、あるいは委員長の關係される範圍において、この問題についての委員長の御報告をお願いいたしたいと思います。その後に關係者の必要なる趣旨辯明を求める必要があれば、われわれはお伺いいたしたいと思います。

第1回国会 労働委員会 第2号(1947/07/09、23期、日本社会党)

○菊川委員 この機会に本委員会の運営について希望を申し上げたいと思います。一つは開会時間並びに委員の出席の件であります。今後は時間を巖守していただきたい。それから委員会に出席ができない場合は、おそらく今までも欠勤届が來ておると思いますが、欠勤届なくして欠勤しないように、お互いに申し合わせておきたいと思います。なお欠勤届なくして休むような委員に対しては、委員長から巖重に注意をしていただきたいと思います。それから、この委員会の能率についてでありますが、今回からの常任委員会はきわめて重要な使命をもつておると思いますから、特に委員会が積極的に、自発的に仕事をしていくようにありたいと思うのであります。と……

第1回国会 労働委員会 第5号(1947/08/02、23期、日本社会党)

○菊川委員 私は勞働省の運營について根本的な問題とか、あるいはまた當面重要な問題が二、三まだ明瞭でないような點が感ぜられますので、今までと重複を避けながら質問をしてみたいと思います。  まずこの法案における勞働省が設立された場合における勞働行政の一元化との關係であります。はたしてこの程度の勞働省で勞働行政が一元化されるかどうか。また、されるとすればどういうふうな方針でおやりになるか。こういう點をお伺いしてみたいと思う。この法案の最後の理由書きを見ますと、勞働に關する行政機構を整備するために新たに勞働省を設置する必要がある、こういうふうに説明をしておられるのであります。勞働行政機構の整備であつて……

第1回国会 労働委員会 第20号(1947/10/14、23期、日本社会党)

○菊川委員 この條文の中で逐條的に二、三お尋ねいたします。  その一つは、先ほど辻井さんのお尋ねに對する御説明でわかりましたが、第四條の「賃金又は給料に準ずるものの範圍及び評價に關しては、政令でこれを定める。」とあるのでありますが、今御説明の中に危機突破資金のごときものは入らないということでありますが、ところがそれとは違つて、最近差額金を後で支拂うということがあるわけであります。たとえば最近の例にとりますと、今年一月から九月までの賃金差額を後で拂つて一、二、三月をとつてみても、一人當り千五百圓平均といつたものが出ておりますが、これは事實前にとるべきものを後で拂われたというようなものであります。……

第2回国会 鉱工業委員会 第7号(1948/05/26、23期、日本社会党)

○菊川委員 請願の趣旨につきましては、よく了承いたしました。それから今日の鉄鋼増産の先決問題として、鉄鋼局をぜひ設置するということも、機宜を得た処置であると思つて、一日も早くこれを実現することを希望するものであります。ただ問題は、鉄鋼局という局を置いたから、増産がすぐできるというわけにはもちろんいかない。從つて鉄鋼局がどういうふうな機構と内容をもつておられるのか、その構想をひとつお伺いしたいと思います。  それからいま一つは、この鉄鋼局を中心にして、これからおやりになる鉄鋼増産の積極的な施策がなければならないわけであります。そういう点につきましては、特に資材労力、こういつた関係があると思います……

第2回国会 労働委員会 第5号(1948/05/25、23期、日本社会党)

○菊川委員 私は主として職業安定局長に伺いたいのですが、勞働大臣も一緒に聽いたいただきたいと思います。私の問題は一見非常に部分的な問題なんですけれども、實は今日の政府の失業救濟事業の全般について、ある考えをもつておるとともに、公共事業をめぐる知識階級の失業者救濟の現在の状態、それについて、昨年の八月からお始めになつたのでありますが、その後の状況の概略をまずお尋ねしたいと思います。それもくわしいことは要りませんが、豫算がどれだけで、延人員として豫算どれくらいお話いになつているか、それからその一人の單價がとういう状態になつているか、それから配置先はどういう配置先で、どういうような仕事を實際にやらさ……

第2回国会 労働委員会 第6号(1948/06/04、23期、日本社会党)

○菊川委員 私先ほどの山花君の質問の中の労働組合法第十一條違反の問題に関連して、鈴木総裁にお尋ねをしたいのであります。なお同時に加藤労働大臣へのお尋ねになる点があると思います。  先ほど前田君の質問に対しての鈴木総裁のお答えでは、直接に労働関係法規の改正ということは、法務廳として関與はしておられないということであります。ところがこの労組法の十一條の問題につきましては、現在のままでは労働者と雇主の間において粉爭をさらに激発するおそれがあるのみならず、当面増産の上においても、これを阻害しておるというふうな点があろうと思います。この問題につきましては、法規の改正の立場から、またそこまで行えないといた……

第2回国会 労働委員会 第12号(1948/06/29、23期、日本社会党)

○菊川委員 紹介議員に代つて、私から請願の要旨を御説明申し上げます。ただいま御説明以外の日程第一の請願の要旨は、京都府久世郡は京都市に隣接する地帶であるが、最近同郡の過半数の町村が勤務地手当の支給地に指定されたが、これと密接する御牧、佐山両村が取り残されたことは、地理的にも経済的にも不合理でめり、且つ両村の警察関係官がこの地域給の恩惠を受けている現状から見て、速かに該両村を乙地に指定し、勤務地手当を支給されたいというのでありまして、日程第二、第一一、第一三、第一六、第一七、第一九、第二〇、第二一の各請願につきましては、場所は違いますが、その趣旨は大体同一のように考えますので、省略いたします。

第3回国会 人事委員会 第1号(1948/11/09、23期、日本社会党)

○菊川委員 理事の指名をされたわけでありまするが、從つて明日午後一時には小会派の方から理事がきまりまして、明日午後には理事会が開けることと思うのであります。それにつきまして、この委員会における國家公務員法改正案の審議の方法について希望を申し上げておきたいと思います。それは、明日午後の理事会において、これをいかに審議するかという方法につきましてはおきめくださることと思うのでありまするが、その際に、特に日本社会党としてお願いを申したい点は、第一は、この法案の重要性にかんがみまして、これをまず本会議において説明を願い、そうして一般質問をしてこの委員会にまわされたいという点であります。この点につきまし……

第3回国会 人事委員会 第7号(1948/11/20、23期、日本社会党)

○菊川委員 私はただいまの大藏大臣の追加予算提出の時期、あるいはそれに対する準備を伺つておいて、そういう実情であるとすれば、場合によればこの人事委員会における國家公務員法の審議には、重大なる決意をしなければならぬ。こういうことを感じておるのです。その点もあなたに対し御質問をいたしたいと思います。その前に御了解願いたいことは、私どもこの國家公務員法を審議いたしますのは、ただこの改正法案という法案の審議が終れば、われわれ議員として役目が済むという筋のものではないということを、固く信じております。マツカーサー書簡にもある通りに、この法案によつて、制度として一應能率的な、民主的な公務員制度が生れるとと……

第3回国会 人事委員会 第8号(1948/11/22、23期、日本社会党)

○菊川委員 ちよつと関連して伺います。ただいまの官房長官の御答弁の中で、この委員会が國家公務員法を審議する上において重要な点がありますので、重ねてお聞きしたい。私どもは國家公務員法をまず決定をしてのちに解散をされるという御方針は、今もお伺いいたしましたし、また本会議における吉田総理の御答弁にも、そういう点が明瞭であります。そこで國家公務員法をまずきめて解散をされるという点を中心に一点お尋ねいたします。國家公務員法を先議するという場合において、それは國家公務員法という、この人事委員会に出ておりますところの改正案の審議だけで十分であるのか、それともその他今議論になつているところの給與、あるいは公共……

第3回国会 人事委員会 第9号(1948/11/24、23期、日本社会党)

○菊川委員 ただいまの人事院規則について、私も関連してお尋ねし上げます。今伺つておりますと、人事院規則はまだその草案もできてないというお話です。それからいま一つは、伺つておると、非常に廣汎なもので、しかも人事院が今後新しく始める仕事であるということでありますが、そうしますと、私どもはこのこと自身が、本案を審議するにあたつての最大の不安になつて参るわけであります。私どもが責任を持つてこの法案を審議するにあたつて、ここに含まれておる具体的な部分がいかに現われて來るかということについて、何らそれを推測し、想定して審議することができないといたしますならば、これはまた形骸をわれわれがつくるだけであります……

第3回国会 人事委員会 第10号(1948/11/25、23期、日本社会党)

○菊川委員 法務総裁にお尋ねいたしますが、ただいま伺つておりますと、公務員は公務員なるがゆえに、民間の人間よりは処罰規定が重くてもよいのだ、こういうことであります。ところが、これは一般にそういう考えが常識的になつておりますけれども、はたして法務総裁として罰則ということをお定めになる場合、民間の人間より公務員は処罰が重くなければならないのだ、こういう根拠が一体どこにあるのでありますか。これについてお伺いしたいと思います。
【次の発言】 それではお尋ねしますが、この罰則の中で相当の部分というものは公務員とはいつても、その実質は勤労者であるが、勤労公務員であるがゆえに、これに対するところの基本的な人……

第3回国会 人事委員会 第12号(1948/11/27、23期、日本社会党)

○菊川委員 どうもお聞きすればするほどおかしくなるのであります。それならばお尋ねしますが、この改正案の第二條には、現に現業廳、公園その他これに準ずるものの職員というものは除外しておられます。そうしますと例をもつて申しますれば、食糧配給公團の職員は、本來米屋さんであります。ところが日本でいつまでも米の配給、いう制度が続くかどうか疑問であります。そうすると食糧配給公團に、從來は独立の米屋であり、そこの從業員であつた者がたまたま食糧配給公園という一時的なものができたために、公務員にされてしまつた。そうして今後米屋さんがいよいよ自由にやれるといつた場合に、その法規のために全國の配給公團に入つた人は米の……

第3回国会 人事委員会 第15号(1948/11/30、23期、日本社会党)

○菊川委員 私は國家公務員法の一部を改正する法律案及びこれに対する修正案、この二つに対して、日本社会党を代表して反対の意を表したいと存じます。  國家公務員法の今回の改正の意図するところは、マ書簡に基いて、日本の國家公務員制度をより民主布に、能率的に改正するという点にあることは、われわれもマ書簡の趣旨について十分に了承いたしておるところであります。從つてわが日本社会党としましては、この書簡に接して以來、この趣旨に基いて、國家公務員制度の改正に対しましては、十分に愼重審議して、合理的かつわれわれの責任あるところの方針を持つて参つたのであります。その趣旨といたしますところは、マ書簡の趣旨を十分に具……

第4回国会 人事委員会 第12号(1948/12/21、23期、日本社会党)

○菊川委員 私大屋大藏大臣にお尋ねいたしますが、先ほど本会議におきまして、政府の修正案を國会において承諾するかいなかというふうな手続上の議論の際に、わざわざ御丁寧に、政府案の方が野党修正案よりもいくらか歩がいいというふうな数字的な御説明をなさつて、政府案を大いに宣傳なさつたのであります。そこで私あらためてお尋ねいたしますが、政府案が全体を通じて有利だとおつしやる数字的な根拠を、もう一ぺん責任をもつて御説明願いたいと思います。
【次の発言】 それではあなたにお尋ねいたしますが、大藏大臣は、この政府案をここに提出なさるにあたつて、その予算分がどれだけいるかということについての御見当をお持ちにならな……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 労働委員会 第4号(1952/12/02、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 私も準備してありますから、できるだけ簡単に質問して、簡単にお答え願つてけつこうであります。この電気と炭鉱のストライキについて、自主的な交渉を基本として進めたい、そして中央労働委員会は、その間にあつて公正な判断によつて対処される、これは独立後の労働運動のあり方として非常にけつこうなことで、私はその線でこの争議が解決されることを強く希望しておるのであります。その点で、今までの御説明の中の緊急調整との関連でありますが、中山さんの従来の御主張は、労調法改正のときにも、緊急調整ということについては強く反対しておられたのであります。その御方針は今もおありのことと伺つて、私了承したわけであります……

第15回国会 労働委員会 第7号(1952/12/09、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 私が質問通告をいたしましたのは、大蔵省、調達庁、労働省関係でありまして、問題は駐留軍労務者の問題であります。一つは駐留軍労務者の退職金現金支給の件でありますが、調達庁の方には、すでに御承知のように調達要員労働組合連盟の方からも、この件については請願そのほか、たびたびの要請が行つておると思うのであります。講和条約が効力を発生して、駐留軍の労務者は、その業務が占領軍の業務から駐留軍の業務にかわり、また身分は、従来の国家公務員の特別職から、単なる駐留軍の労務者というふうに変更をいたしたのであります。でありますから、当然それに伴つて、この機会に、全国二十万の駐留軍労務者の要求に応じて、今ま……

第15回国会 労働委員会 第8号(1952/12/10、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 きのう駐留軍労務者の当面する問題、すなわち退職金の現金支給と年末手当の問題、それから基本的な労務提供契約の問題、これらについて質問を通告しておつたのであります。これは、すでにそれぞれの当局は御承知のように、秋以来の問題でありまして、これをそのままほうつておきますことは、かえつて現場において問題を非常にこじらせて、ストライキに行くおそれが多分にあつたからであります。ところが、いろいろの事情もございましたが、きようの新聞を見ますと、とうとう明日から二十四時間ストを行うという指令を組合は出しております。そういたしますれば、さしあたり明日は遺憾ながら調達要員労働組合連盟のうち神奈川県連――……

第15回国会 労働委員会 第9号(1952/12/12、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 最初に日本電信電話公社諸君の賃金改訂に関する調停案についてお尋ねしたいのでございます。ここには電通省の方がお見えではないので、労働省の当局に伺いたいと思います。  この問題は、経過をあらためて申し上げるまでもなく、本年の一月以降の賃金改訂に関して、二月に電気通信大臣に要求書を組合から出した。それが解決を見ないうちに、八月一日に電通省が公社に移行したので、引続き公社と交渉を続けて来たのであります。この点が重要だと思うのであります。そこで調停申請を九月八日に出して、十一月八日に調停案が提示されております。でありますから、公社に移行ということのために、公社関係になつておりますけれども、本……

第15回国会 労働委員会 第13号(1952/12/18、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 時間もおそいので、簡単に前々から一、二度御質問いたしております駐留軍労務者の問題について、要望を兼ねてちよつと御質問いたします、ちようど賀来労政局長がお見えになつておりますから。御承知のように駐留軍労務者は、去る十一日に二十四時間ストをやりまして、昨日もまた第二次二十四時間ストをやつております。これをこのまま放任しておけば、おそらく拡大の一遂になると憂慮されるのであります。問題は、御承知のように退職金の現金化の問題、基本的な労務契約の問題、給与引上げの問題、年末手当支給の問題であります。ところが、いずれもこれは労働組合と県当局との交渉に放任しておいても解決しないのであります。要は、……

第15回国会 労働委員会 第14号(1952/12/23、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 私、この間からこの問題を二、三こま切れ程度ですが、質問しておりますので、大体事情は了承しているつもりであります。そこできよう締めくくりをつけるため御質問申し上げたいのであります。  第一に、この関係でお伺いしたいのは、今駐留軍の労務者関係の所管は、一体どういうふうになつておるかを、長官からひとつ御説明を願いたい。と申しますのは、これはいつの場合でもそうですが労働関係の実質は各省にあつてなかなか複雑な問題がある。今の労働大臣が担当しておられるというふうにもなつておられるようでありますが、こういう関係も含めて一言だけお聞きしておきたいと思います。

第15回国会 労働委員会 第15号(1953/02/27、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 私は倉石君の、質問に関連して、二、三点官房長官にお答えを願いたいのでございます。なお私の質問の順位が来ましたら、官房長官に、ほかの問題において質問することを保留しておきます。  第一は、公共の福祉と労働基本権、特にその中の団体行動の権利、ストライキの権利の関連でありますが、最近労働立法の面におきましては、ことごとに公共の福祉という名のもとに、労働者の基本権が制限される傾向が顕著となつておるのであります。その明瞭な例は、かつての国家公務員法が制定されるときの例であります。これがやはり公務員の福祉を増進するという名のもとにできた法律であつたけれども、しかしながらその場合において、公共の……

第15回国会 労働委員会 第17号(1953/03/02、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 私はこの法案を見まして、かつまた委員会に配付されました大臣の提案理由の説明を検討してみまして、いまさらこの法案を提出する理由が、きわめて薄弱であると考えておるのであります。従つて、こういうような法案を御提出になつても、結局において政府、あるいはまたこういう争議で迷惑をされ、不安を感じておる国民の各層において予期しておるような効果が伴わず、むしろこれは逆効果を生む悪法である、こういう考えを持つておるのであります。そういう私の考えを中心として、これから具体的にひとつお尋ねしてみたいと思うのであります。一つは、ここに提案理由としてたくさんの理由をあげておられますが、これが政府でお考えの理……

第15回国会 労働委員会 第18号(1953/03/03、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 私は通産大臣、労働大臣、緒方官房長官などに御出席を願つておるのでありますが、お見えになりません大臣につきましては、質問を保留したいと思います。  そこで労働大臣に、きのう御退席になりましたあとの質疑について、重ねて一、二の点を確かめたいと思うので、お尋ねします、大臣がこの委員会で御説明なすつた本法案の提案理由の一つには、電気事業及び石炭鉱業の両ストライキは、非常に大規模なものであつたということ、そして国民経済と国民の日常生活に甚大な脅威と損害を与えたということが理由になつておるのであります。この理由であれば、あえてこの二つの産業に限らず、他の産業も含めた問題であつて、むしろ現行労調……

第15回国会 労働委員会 第19号(1953/03/09、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 ちよつと議事進行について。どうも私どもさつきから伺つておると、問題の急所をはずれて政府委員は答弁をしておられるようです。これはやはり委員会ですから、問題の急所をはつきりと答弁される方がいいと思います。私、議事進行の範囲ですから問題の中に入りませんが、たとえば今の問題を伺つておつても、炭坑において保安要員の引揚げということを中心としてこういう制限をしなきやならない、あるいは電気の場合においては、電源ストを中心としてこの制限をしなきやならないということについて、政府委員に本法案提出についての根本的な必要性をお伺いしておるのです。従つて今までもう何日もかかつて、何回も繰返しておるところの……

第15回国会 労働委員会 第20号(1953/03/10、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 健康のぐあいの悪い大臣に、御難渋をかけて申訳ございません。今まで相当長い時間いろいろと質疑応答があつたのでありますが、私、最初からいろいろと重大な点として御質問申し上げた事柄について、その後同僚の再三再四の質問に対する政府側の御答弁がございましたけれども、いまなおこういう点について十分でないと思われる点がありますので、数点について逐次お尋ねをしたいと思います。  この法案の提出説明にあたりまして、またその後の答弁を通じまして、たとえば緒方官房長官は、電気、石炭その他の重要な産業について、これを国民的な立場からいろいろの規制を加える、そうして産業平和ということのために、何らかの寄与の……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 経済安定委員会 第4号(1953/06/26、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 私大臣に質疑をいたす前に委員長にお願いしておきたいと思います。これは個人的にはすでに委員長に申し上げて御了承を得ておるのでございますが、一応委員の各位にも御了承を願い、あわせて記録にとどめておいてもらいたい、こういう観点から簡単に申し上げます。  それはこの委員会の運営でございますが、従来経済安定委員会は、経済審議庁が機構改革によつて仕事が縮小されたというふうな関係もございまして、一ころよりは軽く見られておるという感がないわけではございません。ところが私どもはこの経済審議庁の仕事といい、本委員会の任務といい、きわめて重大なものであると考えております。われわれはこれを十分充実して活用……

第16回国会 経済安定委員会 第8号(1953/07/02、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 今の委員長の動議にはもちろん賛成でございますけれども、これに関連して緊急の質問をさしていただきたい。それは経審長官から経済五箇年計画について、これから具体的なことを伺いたいと思いますが、これをお伺いする前に、お聞きしたいのであります。それはきのう読売新聞に「経審の防衛六カ年計画」という見出しで、一つの記事が発表されております。もちろんこれは新聞の記事でありますから、どの程度経審庁として責任をお持ちになる内容のものであるかはわからないので、このことを初め伺つておいて、そうして長官の話を聞きたい、こう思うのであります。と申しますのは、現内閣は今までもたびたび、こういう防衛計画に関する問……

第16回国会 経済安定委員会 第11号(1953/07/06、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 横田さんにお伺いいたしたいのは、要するにこの法案というものは、そう抽象的に答弁をなさらなくても、最後には大体通ると私は考える。そこでもう少し問題を具体的に答弁していただかないと審議が長引くのではないかと思うのであります。たとえば品質を生産の品種というふうにかえなければ多少今までの改正案ではきゆうくつ過ぎる、こういうお話なんですが、そういうふうに今度改正案でかえることをお考えになつたのには、何かやはりかえなければやれないという最近の事例がおありと思うのです。たとえばどういう産業のどういう業種についてどういうような事例があるのか、そういう一、二の事例をあげていただいて、こういう事例に対……

第16回国会 経済安定委員会 第15号(1953/07/14、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 議題に入る前にちよつとお願いをしておきたいのですが、それは資料提出を督促申し上げるのであります。  先般経審庁から経済自立の五箇年計画についての見通しとして簡単な表をいただいております。ところがその当時から、これについての年次計画的なものを裏打ちとしての資料としていただきたいという要望を申し上げておりますし、また理事会を通じてこのことを重ねてお願いしておると思うのでありますが、まだ出ておりませんので、なるべく早く、しかも大体独禁法が終るころまでにはこれが提出をお願いしたいということを重ねてお願いするのであります。理由としましては、申し上げるまでもございませんが、たとえ新聞が世論調査……

第16回国会 経済安定委員会 第16号(1953/07/15、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 今の質疑に関連して私は議事進行上の発言をしたいと思います。ただいまの問題を伺つておりますと、私はもちろん法律はしろうとでありますが、しろうとはしろうとなりに聞いて、はなはだ不明瞭な点があると思います。従来のわれわれの常識によれば、立法の責任にある国会のこういう委員会において、こういう問題を扱う場合には、普通の場合には別でありますが、相当重要な内容を持つ場合には当然施行令、施行細則などが裏づけされて議論されなければならないのであります。ところがただいままでの質疑によると、そういうことをやるということもいろいろ研究されたが、しかし技術上それはいろいろの困難を伴う点があるから、従つてこう……

第16回国会 経済安定委員会 第17号(1953/07/16、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 この法案の審議に関連して要求いたしました資料がこれに入つておるかどうかわかりませんが、私は今年のここ半期程度の物価の動向についてお尋ねをしたいと思います。というのは最近発表された経審庁の関係の資料によれば、大体物価は当分横ばいというのが、大まかに言つて今の見通しのようであります。ところが、これは卸売価格を主としたもののようでありますが、しかし現実には小売物価――消費者生活に関係のあるところの物価の動向は、必ずしも横ばいというように簡単には見られないように思います。それから同じ政府部内でも、最近人事院が公務員の給与ベースについて勧告をなさるようでありますが、その理由となつておる中には……

第16回国会 経済安定委員会 第19号(1953/07/24、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 この際、本委員会における独禁法改正案の審議の今までの経過にかんがみて、委員長にお尋ねをして、その後要望を申し上げたいと思います。と申しますのは、このことは私先般の理事会の席上でも発言をしたのでありますが、それを補足して、本委員会の記録におとどめおき願いたいという意味で、質問と要望を申し上げます。この独禁法の改正案は、言うまでもなく吉田内閣が本国会に提案された重要法案の一つでありまして、世間ではスト規制法とそしてこの独禁法の改正案を二大法案であるとまで言うております。そういうような法案でありますので、われわれもこれに対しましては慎重審議をいたして参りました。しかしながらこの法案につき……

第16回国会 行政監察特別委員会 第10号(1953/07/28、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 私、きよう午前中に、委員長とともに現地を一応見ましたので、お話の要点はわかつておるつもりであります。そこで、この尋問事項の順序に従いまして、結論的に証人の御意見だけを数点お伺いしたいと思います。  この中の第六の区画整理委員会の審議は、一部の委員たちによつて左右されていたと言われるがどうかという尋問事項があるのは御承知の通りです。そこで、これにつきましては、一部の委員たちによつて左右されていたとお認めになるかどうか、この点をお伺いします。なお、これについて、一部の委員たちというのは、たとえばどういう委員の氏名を言うのか、このことをお伺いしたい。

第16回国会 行政監察特別委員会 第11号(1953/07/29、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 私、二、三お尋ねします。私のお尋ねしたい趣旨は、最初申し上げておきますが、一昨々日現地をこの委員会の諸君と一緒に調査しましたが、私の感想では、もう江東楽天地を中心とした区画整理は、たとえて言えば、食い散らしたごちそうのあとのおぜんを見せられたという感じでありまして、事実的には、従つてかりにここに不公正なことがあるといたしましても、これをあとから救済する措置もないわけで、たまには食い散らした魚の骨ぐらいは残つているところがありますけれども、ちよつとそういう感じがしているのであります。そこで、私は、これにはいろいろ現在までの区画整理に関する法の欠陥がある、従つて、行政の衝に当られる方々……

第19回国会 外務委員会 第11号(1954/02/27、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 帆足委員からの御質問によつて大体問題の輪郭だけはわかつたと思いますので、これにつけ加えて四、五点だけお尋ねを申し上げます。  最初に参考人の方に簡単にお尋ねしますが、藤山さんでありましたか最後のところで、もし風紀上の心配のないように条件をはつきりしていただければ、やむを得ない場合にはがまんもできるという意味にとれるお言葉があつたのでございますが、今の帆足委員と小瀧次官との質問と答弁から、こういうものができた場合に、はたして風紀上心配がないということが想像できますかどうか。このことを、地元の皆さんの今のお気持としてもう一ペんお聞きいたしたいと思います。

第19回国会 経済安定委員会 第3号(1954/02/17、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 下請支払い遅延の対策については、今私資料を待つて参つておりませんので、また別の機会にお尋することにして保留したいと思いますが、先ほどの御報告の中で、当時この下請支払い遅延のはなはだしい十社をお調べになつた、その後幸いに改良されつつあるし、またこういうことは取引委員会としての仕事の性質上、名前を発表されることは差控えたいと言われるのでありまして、これは私当然のごとと思うので名前までのお尋ねはしないのでありますが、ただこの際に少しばかり内容をお尋ねしたいのは、次の点であります。  一つは、たとえばこういう十社について見ると、下請工場に対する支払いが遅れた大きな原因と思われるものをかりに……

第19回国会 経済安定委員会 第5号(1954/02/23、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 大体今の御説明で、二十八年度においては輸入が見通しよりもふえ、しかも特需収入が見通しよりも減つているというふうな傾向について伺うことができたのですが、そこで、本年の三月末を境にして見て、ここ一、二箇月のところは、まだ的確な見通しが立たないということでありますが、どの程度の輸入超過で押えられるかという大体のところを、見当がついておりましたらお話願いたいと思います。
【次の発言】 さつきの貿易及び為替関係の概況についての御説明の中で、二十八年の計において、十二月末で通算すると、一億九千三百余万ドルというような赤字になつておつて、たまたま見通しと一致をしたようであるというふうなことを伺つ……

第19回国会 経済安定委員会 第7号(1954/03/05、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 電力料金の問題に関連してちよつと質問をいたしたいと思います。一つは、今当局におかれては、電力会社からの値上げ申請案あるいは需用業者団体からの陳情、要請、これらに基いてそれぞれ電力料金の値上げの基礎については調査中であるということでございまするが、そしてその中には、武田委員の御質問に対して物価へのはね返りあるいはコスト並びに生計費へのはね返り、こういうものについては今調査中であるし、近くそれを仕上げるというふうな御答弁でございますけれども、大体この問題が起つてからは相当時日が経過しておるのであります。そして国民はそれぞれの立場においてこれについては非常な関心を持つておるわけであります……

第19回国会 経済安定委員会 第8号(1954/03/12、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 今の御説明で、一割八分六厘の値上りの原価というのは、コストの中に含まれる電力量に関する原価ですか。それともコストとしての原価ですが、ちよつと聞き漏らしましたからお尋ねします。

第19回国会 経済安定委員会 第10号(1954/03/19、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 ちよつと参考までにお尋ねしますが、自家発電設備を所有する炭鉱は、もちろんこれは大手筋であると思いますけれども、大体現在では炭鉱の経営面から見ますれば何。パーセントになり、それからその出炭量から行くと、どれくらいの出炭をまかなつているという割合になりますか。
【次の発言】 これは船石さんの方だけに特にお尋ねすべきことでないのですが、一体電力会社はこういう特殊な電力を大口に使う企業に対して、こういう申請をするという前に何らかの打合せか何かやるものですか、何もやらないでただ電力会社独自で政府に対して申請をする、こういうことになつておりますか、どういう関連でしよう。

第19回国会 経済安定委員会 第11号(1954/03/23、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 二、三の重要な点だけお尋ねいたします。その前に御参考にお尋ねしますが、この委員会におきましては、二、三日前関係の電力需用者においでを願つて、参考に意見を聞いております。それは大体書面によつて提出されまして、それをそれぞれの業界のしかるべき代表者から口頭で敷衍説明を願つたのであります。従つて速記録に残つておるわけでありますが、いずれも改訂の結果から来る電気料金の値上げについては、数字で推計した報告を受けておりますが遺憾ながらただいま伺いました電力会社側からの数字とは相当食い違つておるのであります。先ほど来それにつきましていろいろと御説明を伺つたのでありますが、いずれが正しいかわれわれ……

第19回国会 経済安定委員会 第13号(1954/03/30、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 これはただいまの御説明に直接関係はございませんが、電力料金の総合的な改訂という問題について、先般来新聞を通じて、愛知通産大臣は、当分電力料金は改訂しないというふうなことを言明しておられるやに聞いておるのですが、通産省としては、こういうような聴聞会その他いろいろ調査をされた結論として、大体そういうことに決定しておられるのかどうか、その経過、今までどの程度になつておるかということを参考にひとつ伺つておきたいと思います。
【次の発言】 そうすると、省議でそういうふうに決定しておる、たとえば公益事業局ですか、そういうところからそういう上申があつて、省議としてそういうふうに決定をしているとい……

第19回国会 経済安定委員会 第14号(1954/04/02、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 私いろいろとお尋ねしたいのです。と申しますのは、愛知経審長官はなかなかほかの方面が御多忙のために、この委員会には御出席が少いので問題が大分たまつておる際でありますから、だんだんとお伺いすることにいたしますが、その点御了承願いたいと思います。  最初にお尋ねしたいのは、ただいまの上期の外貨予算についてであります。こういうドルその他の外貨を使う予算以外に、外貨を使わない貿易その他による国の経済がある。従つて日本経済全般の二十九年度の関係を御検討になつた上でこういう外貨予算が出たと思うのであります。そういたしますと、たとえばその中の主たる方面は言うまでもなく日中貿易であります。この外貨予……

第19回国会 経済安定委員会 第22号(1954/05/07、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 これは参考人でなくてこれに関連して政府の方にお尋ねするのですが、今伺つておりますと、調査費が一千万円ほど十六国会で計上されておるというのですが、その後建設省においては調査費をこの道路計画のみに使つておられるのか、それともやはりほかの計画も含めて使つておられるのか、こういう点をひとつ御説明願いたいと思います。なおこれがこの道路計画に関連してはどの程度具体的に使われているか。それからついでに経審の方もお見えですからお尋ねしますが、総合開発の見地から経審としてこの道路計画をどのように評価しておられ、そして現在具体的にどういうふうな方針で研究なり調査を進めておられるかというふうな点をあわせ……

第19回国会 経済安定委員会 第23号(1954/05/11、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 小林さんに一、二点お尋ねしますが、今の税金の問題でございますが、私一昨年と記憶しておりますが、東京都の中小企業者――といつても零細個人商人でありますが、それの税金を調査してみましたときに、国税、地方税を含めて大体半分くらいが税金になつておるという状態であつたと記憶しておるわけであります。東京都から都民へ印刷物を配つておりますが、その印刷物を見ても、一昨年には、かりに十五万円の所得申告があつた分に対しては、たしか四八%近くが税金の計算になるということが当時表の中に出ておる。だから十五万円くらいの所得の人は直接税と都の関係の税、区民税といつたものを含めて四八%くらいになるから、その分は……

第19回国会 経済安定委員会 第24号(1954/05/14、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 実は通産大臣がきようお見えくださるとのことでありましたので、この問題につきまして基本的なお尋ねをしたいと思つておりましたが、これはまた後刻に譲りたいと思います。公益事業局長さんがお見えでございますから、二、三のこれに関連した資料的な事柄についてお尋ねをいたしたいと思います。  私ども先般来本委員会におきましても、電気料金の総合的改訂ということが、経済各般に及ぼす影響、あるいは国民生活に及ぼす影響、さらに政府の緊縮政策の建前から見たところのいろいろの矛盾、こういう点を中心として検討いたして参つた次第でございます。その結論ではございませんが、最近までのところでは、先般本委員会においても……

第19回国会 経済安定委員会 第25号(1954/05/18、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 実はきようはいろいろもつと具体的な、われわれが今後参考になるお話を承れるものと期待しておつたのですが、どういう打合せであつたか知りませんけれども、こういう機会ですからこれだけで済むのはなんでありませんから、今の原子力の審議会としては今述べられた構想の程度ということのようですが、しかし具体的に何から始めようというような、仕事のプログラムとか見通しは、やはり当局としてはお持ちであろうと思うのですが、そういうのをもう少し御説明願いたいと思うのです。
【次の発言】 今の審議会というのは、いつから出発する予定ですか。それから出発すれば、そこで集まつてもちろん形式的には何をやるかということが審……

第19回国会 経済安定委員会 第27号(1954/05/25、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 私の申し上げたいのは、独禁法そのものに直接関係があるというよりは、むしろ間接の関係になるかと思うのですけれども、問題は公取委員会の関係と、それから厚生省の公衆衛生局の関係になると思うのでありまして、後ほど厚生省関係の方がお見えになりましたら、そのときに重ねて質問することをお許し願いたいと思います。  最近不況が深刻に進んで参ります影響もありまして、中小企業の業者の間に濫売あるいは料金の極端な引下げ等の悪質な競争が激増いたしておることは御承知の通りであります。例を理髪業にとつてみますと、最近東京の各区において見られる現象でありますが、業者の協同組合があつて、料金については一定の協定を……

第19回国会 経済安定委員会 第28号(1954/05/28、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 中央道事業法案のことについて二、三お尋ねしたいと思いますが、きようは道路局長はお見えですか。
【次の発言】 じやあとで道路局長にお尋ねいたします。これはけさの新聞に載つておるのですが、政府では二十七日の次官会議で、国土開発中央道事業法案の取扱いを協議した結果、この法案は資金、技術などに問題が多いので反対するとの態度をきめた、こういうことが載つておるのですが、これについて次官会議でこの問題を取扱われたいきさつと、何らかの結論がありましたならば直接お伺いをしてみたいと思います。
【次の発言】 次官会議の性質から申しまして反対する態度をきめたということは、確かに記事の書き過ぎではないかと……

第19回国会 建設委員会 第18号(1954/04/08、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 私は逐条的なことは省略して、各条の項目にわたる事柄でありますが、問題を五つ六つあげてお尋ねいたしたいと思います。  この法案ができるまでの経過を見ますと、昨年中、戦災地における区画整理並びに特別都市計画について、いろいろと複雑な問題を惹起いたしました。これを本院の行政監察委員会においていろいろと調査いたしましたのでありましたが、その土地々々のいろいろの複雑な事情もございましたけれども、一方には立法の面において現状に即しない非常な不合理な点、あるいはずれた点も発見されましたので、ここにそれらの関便法規を統一あるいは修正をして本法案ができるに至つた、こういう経緯であります。そういう点に……

第19回国会 建設委員会 第20号(1954/04/13、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 今の細野氏の質問に関連いたしまして、三点ばかり、起り得る具体的な問題を想定しながら、御説明をいただきたいと思います。  一つは、第十九条に関係してですが、ただいまの御説明によりますると、借地権の立証の方法としては一つは宅地の所有者と借地権者が連署をする方法と、それからそれによらなくても借地権を証明する書類を添えればよろしい、こういうことだけはここに明瞭に出ておるのであります。この場合、あとの方の問題ですが、今現実に借地権が置かれておる姿を考えますと、特に戦災都市ですが、東京都などにおきましては、御承知のように終戦直後一応焼野原になつた。ところがそこに家を借りた借家人が、どういう法律……


各種会議発言一覧

23期(1947/04/25〜)

第1回国会 決算委員会労働委員会財政及び金融委員会連合審査会 第1号(1947/09/26、23期、日本社会党)

○菊川委員 一、二簡單なお尋ねを申し上げます。一つは、第二條において適用を受けるところの一般職のうちの官職員の概數でありますが、これがどれほどの數になるのであるか。なおこれが各省あるいは官廳別にどういう配置になつておるか。この點につきまして、詳細な點につきましては、もちろん急な質問でございますからして用意がないかと思いますが、今わかりましたところを大體をお伺いしたいと思う。なお今おわかりにならない點は、あとでひとつ本案をわれわれが審議します際の参考にぜひとも概數だけでもお伺いたしたいのであります。
【次の発言】 そうしますと先ほど井出君のお尋ねに對するお答えのうちに、學校の教員が一般職にはいる……

第3回国会 人事委員会公聴会 第1号(1948/11/17、23期、日本社会党)

○菊川委員 私渡邊さんに続いてお尋ねしたいと思う。今共産党員排除の問題を、アメリカの例についていろいろお話になりましたが、これを日本に適用するについては日本の憲法上の問題を研究しなければならない、こういうことをちよつと言われたようであります。ところが、日本の憲法に問題につきましては、いまさら研究するまでもなく、この問題については不合理なお考えじやないかということを考えるのであります。私その点から二、三お尋ねしてみたいと思います。  われわれは言うまでもなく憲法第九十九條によつて憲法を尊重し、擁護する義務を負わされております。從つて今日われわれが國家公務員法の改正をするにあたりましては、われわれ……

第3回国会 人事委員会公聴会 第2号(1948/11/18、23期、日本社会党)

○菊川委員 私二、三お伺いしたいと思います。  一つは午前中にお述べになつたことで、公務員の團体交渉権その他の團体行動に対する制限について、政府はロツク・アウトを行うことができないのだから、從つて公務員においても、爭議権の制限はやむを得ない。これが公正の原理から得られる結論である。こういうお話を伺つた。そこで私考えますのは、政府がロツク・アウトを行えないということは、これは政府自身がこういう企業をあずかり、あるいはまた全体のサービスの仕事をやつておるという見地から、当然自制的に行えない。決してこれは法律をもつて禁止しておる事項ではないと考える。從つてこれに対しやする公務員もまた当然爭議権の制限……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第2号(1948/11/15、23期、日本社会党)

○菊川委員 この給與の予算化の問題でありますが、先ほど來いろいろお尋ねをしておるのでありますが、まだ明瞭にならない点があるので、この点を重ねてお尋ね申し上げたいと思う。先ほどのお話ですと、六千三百円の人事委員会の出しておるベースに対しては、大体において理論生計費を取入れた方針というものについては、政府はにわかに賛同はなさらない。そこで数字的の作業は目下進行中である。かようのことでありまするが、しからばいかなる方針をもつて数字的作業をおやりになるのか、そこをまずお尋ね申したいと思う。ただ單に六千三百円のいうのでは政府の考えておるよりも過大であるから、それに対して見合うところの財源をまずただして、……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 労働委員会人事委員会運輸委員会連合審査会 第2号(1952/11/14、25期、日本社会党(右))

○菊川委員 自席から……。私専門的なことはまた別の方面にお尋ねしますが、きわめて常識的なことを官房長官に一言お尋ねしたいと思います。それはこの国鉄の裁定につきましても、要求は三月に出されている。つまり従業員諸君にとつては切実な問題として、三月に問題を取上げておるのであります。裁定は八月であつた。従つて公正な立場からこ4を実施するという立場においても、八月にはどうしてもこれを実施することが妥当であるという時期を認めておる。それを今回政府では補正予算の中に十一月一日から実施をされる、こういうことであります。そうしますとここに問題になりますことは、こういう制度において、裁定の決定された時期というもの……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 経済安定委員会公聴会 第1号(1953/07/10、26期、日本社会党(右))

○菊川委員 今の迫水君の質問の要点、私はこう聞いたのです、小宮山さんが関係しておられる小間物化粧品小売組合全国連盟として、そういうメーカーがきめた再販売価格の個人々々に対する維持契約について不当と思われる場合は、従来はどうか知りませんが、今後共同してその再販売価格維持契約の改訂を要求し、運動されるというようなこともお考えになつておるかどうか、こういうことでしようね。
【次の発言】 再販売価格維持契約に賛成しておられるということについて、今度は一般国民大衆、購買者の立場に立つと、個人々々の小売業者が、あるいはメーカーの言いなりほうだいにされるところの結果も出て来るのではないか。そうすれば先ほども……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

菊川忠雄[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。