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福田一 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

福田一[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会出席歴代TOP500(衆)
460位
委員会発言歴代TOP500(衆)
119位
委員会出席(幹部)歴代TOP500
387位
委員会出席(無役)歴代TOP1000
574位
委員会発言(議会)歴代TOP100
58位
委員会発言(政府)歴代TOP50
39位
委員会発言(非役職)歴代TOP1000
888位
各種会議発言(政府)歴代TOP50
45位

24期委員会出席TOP100
98位
24期委員会出席(無役)TOP50
36位
24期委員会発言(非役職)TOP100
92位
25期委員会発言(政府)TOP25
15位
26期委員会出席(幹部)TOP50
39位
28期委員会出席TOP100
89位
28期委員会出席(幹部)TOP50
38位
28期委員会発言(議会)TOP50
14位
29期委員会発言TOP50
38位
29期委員会発言(議会)TOP10
3位
29期委員会発言(政府)TOP10
9位
30期委員会発言TOP50
38位
30期委員会発言(議会)TOP50
47位
30期委員会発言(政府)TOP10
6位
33期委員会発言TOP100
87位
33期委員会発言(政府)TOP25
14位

このページでは福田一衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。福田一衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第5回国会 商工委員会 第15号(1949/05/14、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 工業標準化法に直接の関連はございませんけれども、私は度量衡の問題について一言御質問いたしたいと思います。終戰後量目に対する正義観念というものが非常になくなりまして、たとば炭にしてもその他の品物もそうでありますが、四貫俵が三貫五百くらいでも取引されているというような事態があり、われわれの生活の面で非常に不当な圧迫を受けている事実があるのでありますが、その原因を考えてみると、戰時中に度量衡の檢査を行わなかつたということである。終戰後は賣つてさえもらえばいい。買う者が頭を下げて買うというような、やみの横行がはなはだしかつたというようなことや、あるいはまた不良な度量衡が氾濫していると……

第5回国会 商工委員会 第22号(1949/05/22、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 ただいまの問題に関連して、農林政務次官にひとつお願いしておきたいと思うのであります。私も実は農村出身ですが、われわれの立場というものはいろいろ複雑なものではありますが、公正な見地から見ておると、最近の農業協同組合の動きの中には、組合長とかあるいは連合会長とかいうような個々の二、三の人の意見でもつて、いろいろな仕事を農業協同組合がやつて行かれる傾向が、非常に多くなつて來ておるやに見ておるのであります。もとより農業協同組合の性質から言いまするならば、あらゆる万般のことについて農民の利益を擁護するということは当然なことではありますけれども、しかしこれは、すべて政治というものは行き過……

第5回国会 商工委員会 第35号(1949/10/06、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 電力開発の問題について、第五國会以來見返り資金を使つてやるということになつておりましたが、その後の経過についてちよつと資源庁長官から御説明をお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 この問題につきましては、近々のうちにまた商工委員会を開かれて、特に取上げて詳しい御説明を承り、われわれも質問することになつておる予定でありますから、本日は時間もおそくなりましたので、この程度で質問は打切ります。

第6回国会 考査特別委員会 第8号(1949/11/19、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 私はこの考査委員会は罪人を調べるとか、あるいは刑法上の問題を取上げるところではないと思います。それからまたお伺いしておりますと、和田さんが大豆の増産は非常に大事だと言われることを率直に肯定するものの一人でありますが、しかし同僚委員の佐々木君が指摘されましたように、考査委員会としては今後の日本の政治のあり方についても貢献せらるべきものだと考えておるものであります。ところが佐々木委員から和田さんにいろいろと御質問いたしましても、仮定のことに対しては御返事はできない、こういうことをおつしやるのでありますが、われわれは証人に本村経理部長を呼びましたときに、大豆協会の経費は油糧公団の裏……

第6回国会 懲罰委員会 第2号(1949/12/03、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 私は簡単に一、二お伺いしたいのですが、本会議で賛成演説をなさるときには、時間を限つてあつたと思いますが、あなたの演説は何分になつておりましたか。
【次の発言】 何分やつていいかということをお聞きになつて演壇に上られたのではないのですか。
【次の発言】 それではちよつとお聞きしますが、これは砂間さんじやないですが、共産党の方ではそういう場合に演説者には時間をお示しになるのですか、どういうことなんですか。
【次の発言】 ええ、あなたでもどなたからでも。
【次の発言】 今林さんのお話を承つておると、共産党はそういうときには時間をとると本人に通知する。ところがあなたはよく知らなかつた……

第6回国会 通商産業委員会 第2号(1949/11/08、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 まず第一にちよつと委員長に承りたいのですが、本日は通産大臣がお見えになつておりませんが、どういう事情ですか。
【次の発言】 先般来しばしば同僚委員からも、この通算委員の権威のために政府委員の出席を要求いたしておるわけでありますが、本日そういう御用向があつたということであればいたし方がありませんけれども、法案その他が出た場合には、関係の政府委員並びに大臣その他関係各省の人たちが全部出られるように、ぜひともおとりはからいを願いたいと思います。  私は通産大臣がお出でにならないのであれば、政務次官あるいは進藤長官より御説明を願うことといたしますが、電源開発の問題であります。これは第……

第6回国会 通商産業委員会 第4号(1949/11/10、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 ただいま小金委員から御質問がありましたので、大体私のお伺いしたいことはわかつたのでありますが、一言御説明を願いたいことは、石油の問題であります。日本で出ます原油というものが非常に少いものであることは周知の事実でありまして、日本の液体燃料の問題を解決する場合には、諸外国から原油を輸入するか、あるいはまた精製油を輸入するか、こういうことが焦点になると思うのでありますが、一体どれくらいの量の精製油あるいは原油が、今まで日本に入つているか、あるいはその入つているものの価格並びに船舶に要する運賃、こういうものがおわかりになつておればお知らせを願いたい。

第6回国会 通商産業委員会 第5号(1949/11/11、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 本員は織物消費税並びに物品税及び人絹の価格撤廃の問題について質問をいたしたいと思います。御存じのごとくシヤウプ勧告案が出まして、その後マッカーサー元帥よりの声明があり、政府もまたそれにこたえて、すみやかに実現するということを述べておられるのでありますが、最近一部の情報によりますと、織物消費税は来年の四月以降でなければ、撤廃できないというような説もあるのであります。本日は織物関係業者が全部東京に集まりまして、これは議題が違いますけれども、税制の問題について、いろいろと対策を審議しておるのであります。ところが昨日国会に参りまして、各万両と連絡をとられた模様を聞いておりますと、織物……

第6回国会 通商産業委員会 第16号(1949/11/29、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 先ほど同僚委員のお話によりましても、これが社会立法であるということは、われわれも非常に賛成でありまして、なるべく早くこれは審議した方がよろしいのでありますが、ただこの法案を立案しました根本の原因になつているのは、昭和二十三年四月九日の閣議決定に基きまして、鉱害に対するいろいろの復旧工事をすることになつた。ところがその閣議決定事項の内容には、鉱業権者の負担する復旧費については、今後炭価改定の際価格中に織り込むか、またはその他適当なる措置を考慮する。こういうことになつておりますが、この炭価改定の際に価格中にはどれくらい織り込んでおられるか。

第6回国会 通商産業委員会 第18号(1949/12/01、24期、民主自由党)

○福田(一)委員 本法提案の理由が、昭和二十三年四月九日の閣議決定に基いて、今まで配炭公団でもつて経費を負担しておつた。それが配炭公団がなくなつたので、別にまた法人をつくつてそこで経費を負担して国が一部補助をして災害の復旧をしたい、こういう提案理由の説明があつたのでありまするが、昭和二十三年四月九日の閣議決定事項というものは、現内閣が決定したものではありませんけれども、この法案を提出するについては重大な関係がありますので、この閣議決定事項の内容について、一応政府の御見解を伺いたい、かように思つて前回質問をいたしたのであります。その要点は昭和二十三年四月九日の閣議決定事項のうちの六に、「鉱業会社……

第7回国会 通商産業委員会 第24号(1950/03/24、24期、自由党)

○福田(一)委員 本法案はすこぶる簡明直截な法案でありまして、さらにまたその目的とするところも、われわれは十分うなずけるのでありますが、一、二これに関連して御質問いたしたいと思います。  まず第一に、現在までにわが国の電気事業に対して実際に融資されました見返り資金の総額は、どのくらいになつているか、お伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 しからば電気事業以外の事業に対して、融資せられた見返り資金の額を御説明願います。そこに資料がありますか。
【次の発言】 本法案の目的とするところには、われわれは賛成なのでありまするが、この法案が電気事業に関するものについては適用を受けるのであるけれども、通……

第7回国会 通商産業委員会 第33号(1950/04/21、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま御説明になりました電気事業再編成法案並びに公益事業法案の審議にあたりまして、この問題は非常に重要な問題であり、その産業に及ぼす影響その他国民の生活に及ぼす影響等を考えますると、愼重な態度をもつて審議しなければならないのでありまするが、そのためにわれわれとしてはいろいろと資料を提出していただきたいと思うのであります。  そこで、私はここで資料の要求をいたしたいと思います。大分ありますが、順次申し上げます。  まず第一に、全国の電力設備調書、すなわち事業者別の水、火力発電所、送電所、変電所、通信設備及び業務設備並びに事業者別の配電線の総延長、次に送電関係一覧図及び付表、次……

第7回国会 通商産業委員会 第36号(1950/04/25、24期、自由党)

○福田(一)委員 本案についての質疑は、大体各党を一巡いたしまして、質疑の要点は一応論じ盡され、これ以上本案の質疑を継続いたしましても、残余の質疑はいたずらに重複する部分があるばかりと認められますので、私はこの際本案の質疑をこれにて打切るべきものと考えます。よつて私はここに質疑打切りの動議を提出いたします。

第7回国会 通商産業委員会 第37号(1950/04/26、24期、自由党)

○福田(一)委員 私はまず最初に村上委員から質問がありましたがそのうちで一つ関連した質問をいたします。大臣が昨日ケネデイ氏に面会になつたのは、ケネディ氏から面会を申し込まれたのでありますか、大臣の方から御面会を申し込まれたのか、その点伺いたい。
【次の発言】 ケネデイ氏から面会を申し込まれたということでありますと、われわれは若干安心をするわけであります。この法案の取扱いについて、ここでわれわれが一番考えなければならないことは、政府並びに與党のものが何らかの圧力によつて、われわれがこの法案を審議しなければならないというような印象を、内外に與えるということは、日本の議会政治確立の意味からいつても、……

第7回国会 通商産業委員会 第38号(1950/04/27、24期、自由党)

○福田(一)委員 昨日は私は九分割になつた場合に建設電源開発が促進されるかどうかということについて、質問をいたしておつたのでありますが、そのことについてきようはさらに質問を継続いたします。  そこで資料の「其の二」の六に水力発電所開発計画というのがありますが、この資料によつて見ますと、発電單価というのが、出ております。この発電單価というのは、いわゆる山元單価であるかどうかということについて、長官の御答弁を願います。
【次の発言】 山元單価であるといたしますと、これが消費者にわたつた普通のいわゆる電力費というか、電力値段というものは、大体発電設備に対しまして送電設備は、ほとんど同等の経費がかかる……

第7回国会 通商産業委員会 第44号(1950/07/04、24期、自由党)

○福田(一)委員 二見さんから意見を聞くことには反対ではありませんが、この問題は池田大蔵大臣と日銀総裁とに出てもらつて産業資金全般に関する問題として、通産委員会としては研究すべきものと思いますので、その点を委員長の方でよくお含みの上、両三日中にそういう会合を持つてもらえるということを條件として二見さんから御意見を聞くことにいたしたいと思います。そういう希望を私は持つております。

第8回国会 考査特別委員会 第11号(1950/10/30、24期、自由党)

○福田(一)委員 証人に二、三の点を御質問申し上げたいと思うのであります。御存じのように、本件は天下の耳目を衝動さした大きないまわしい問題が含まれておるやに考えられまして、われわれ考査特別委員会として、この点を明瞭にしなければならないという見地から、今その審査に当つているのであります。しかもわれわれとしては、同僚議員の中に何かいまわしいことがあつたというような疑問を抱かせている。そういう意味合いにおきまして、これは国会の名誉、あるいはまた同僚議員の名誉というものを傷つけるものであるというような意味においても、よほどこれを明瞭にいたす義務があると考えておる次第であります。先ほど証人が申されました……

第8回国会 考査特別委員会 第12号(1950/10/31、24期、自由党)

○福田(一)委員 簡單に二、三御質問申し上げます。先ほどから証人は電気事業経営者会議の費用から何か献金をされたというお話があるのであります。私たちはこの電気事業経営者会議というのは、そういう意味のためにつくられておるものかどうか、どういう目的でどういう構成でつくられておるかということを、ひとつよく承りたいのであります。
【次の発言】 もう一点お伺いいたしますが、日発は石炭購入のためにある種の予算を持つておられると思つておりますが、昨年は豊水期であつて、たいへん石炭がいらなくて、この石炭購入費というものは余つた、そういうふうに聞いております。その余つた金を何か流用しておるのではないかというような……

第8回国会 通商産業委員会 第1号(1950/07/15、24期、自由党)

○福田(一)委員 私はここに理事の互選について動議を提出いたします。すなわち理事の員数は議院運営委員会の決定通り五名とし、その選任は選挙の手続を省略して、委員長において指名せられるよう望みます。

第8回国会 通商産業委員会 第9号(1950/07/26、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま政府から御説明があつたのでありますが、それについて一言聞かしていただきたい。政府はなるべく自由経済の建前で物価をきめて行くのがよいからこの法案をつくるのである。そうして事故が起きた場合にこれをどうするかという問題は、そのときにきめる。その原因がなくなつてしまえばまた自由経済に持つて行くのが本筋である、こういうお考えで御答弁になつておるのかどうか伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま議題となりました商品取引所法案につきまして、私は自由党を代表いたしまして賛成の意見を申し述べます。  周知のごとく、本法案はさきの第七国会におきまして、時間の関係上審議未了と相なつたい……

第8回国会 通商産業委員会 第10号(1950/07/29、24期、自由党)

○福田(一)委員 議会は二、三月のうちに終了になると思うのでありますが、えてしてこういう問題は、議会が閉会中によく方針の変更を見るような場合があつて、われわれ非常に迷惑した場合が多いのであります。政府としては、議会が開会中でないときに、いろいろのこういう統制問題が起きた場合には、どういうふうな処置をとられるか。またわれわれ委員会との関係においてはどのような方法をとるお考えか。これをひとつ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 一応ただいまの御答弁で、われわれとしては了承いたしますけれども、しかし従来しばしばそういう例がありまして、われわれが希望したことと正反対のことが議会閉会中に行われたとい……

第9回国会 通商産業委員会 第2号(1950/11/27、24期、自由党)

○福田(一)委員 関連して……。ただいま閣僚議員からもいろいろ御質問があつたのでありますが、われわれといたしましては、ポ政令が出ました以上、その出たこと並びに出たことの内容につきましては、これはわれわれとしてここで批判を許されないことは、現在のような特殊な政治状況下においては当然でありますから、これについて私は云々するつもりではありません。その点は一応あらかじめお断りして御質問をいたしたいと思うのであります。  私の考えるところでは、ポ政令が出ましたその時期において、われわれそれを改めるとか、改正するとか、変更するとかいうことは絶対できないものと考えておるのでありますが、およそ法律というものの……

第9回国会 通商産業委員会 第4号(1950/11/30、24期、自由党)

○福田(一)委員 本日は通産大臣が予算委員会の方へ出席されまして、この委員会にまだ出ておいでにならないようでありますから、大臣に対する質問はできないわけでありますが、先般私が委員会で申し上げましたように、このポ政令によつて電力の再編成を行い、さらにまた公益事業委員会を設置して電気行政をレギユレートして行くという問題は、非常に国民が関心を持つているところでありまして、これがいかに運営されて行くかということについては、八千万の国民はだれ一人関心を持たない者はないわけであります。従いまして、これは私数個の問題につきましては大臣の責任ある答弁を得たいという面がありますけれども、しかし御出席がないのに私……

第9回国会 通商産業委員会 第6号(1950/12/02、24期、自由党)

○福田(一)委員 先日の委員会におきましていろいろの問題につきまして質疑をいたしたのでありますが、今日は通産大臣が御出席になりましたので、重要な点二つ三つ特に御質問申し上げたいと思います。  まず第一点といたしましては、再編成を行う場合において、さしあたり公益事業委員会というものをつくらなければならないのであります。その人選につきましては政府としても非常に愼重にやつておいでになることと思いますが、御存じのごとく、再編成法案で公益事業と言つております中には、電気事業とガスが含まれておるのでありますが、公益事業委員中のには、ガスの関係者もお入れになるのが至当ではないかと考えておるので、この点をお伺……

第9回国会 通商産業委員会 第9号(1950/12/06、24期、自由党)

○福田(一)委員 土地調整委員会設置法案の内容を見てみますと、これは鉱業法の範囲でたくさんの鉱業、鉱石というか、そういうものの取扱いをふやした関係から見まして非常にむりからぬ点があり、その面ではこれは確かに必要な法律であるということはうなずけますが、しかし今まで鉱業法に入つておつたような石炭とかその他のそういう種類のものの仕事をしておる面から見ますと、このような法律ができますことによつて、非常に仕事がしにくくなりはしないかということが心配になるのであります。これは産業の振興という面から見ますと、相矛盾する面が出て来るのではないかということを非常におそれるのでありますが、これに対する御説明を願い……

第9回国会 通商産業委員会 第11号(1950/12/08、24期、自由党)

○福田(一)委員 本法案の提案理由の説明を伺つたのでありますが、実を言うと、この法案について私は三点ばかり注意やら、質問やらしてみたいと思うことがあります。  まず第一は、この法案は、私たちは今国会の劈頭に提出されるほど非常に重要な法案だと思つておるのであります。ところが会期もきようで終るという日になつて、きのうようやく国会に提出されたということは、金融の逼迫しておる事情、特に中小企業が非常に金繰りで困つておるという面から見て、政府としては非常に怠慢ではなかつたかということを思うものでありますが、なぜこの法案がこのようにおそく会期切迫したときに提案されることになつたかという点を、ここで明らかに……

第10回国会 通商産業委員会 第3号(1951/01/30、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚の神田委員から質問があつたのでありますが、政府の方から御答弁がないようでありますけれども、一体公益専業委員会の主管大臣はどなたであられるかということをお答え願いたい。
【次の発言】 松本さんは実は私たちの大先輩でもあるし、法律の面では最もわれわれの尊敬している、実はわれわれの先生と言つてよいかもしれないお方なんです。そのお方からの御答弁としては、今のお話はちよつと受取りにくいのであります。これがあなたと私が二人でお話をしているときであれば、それは一応そんなこともあろうかということになりますが、いやしくも議会において、国民全体に対してわれわれが責任を持つて御答弁を求……

第10回国会 通商産業委員会 第4号(1951/01/31、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚議員からの質問によりまして、塩の輸入の問題については御説明があつたので、その点は一応了解いたしたのでありますが、この塩の重大性はいまさら申すに及ばないことでありますが、日本の国内産の塩というものは非常に少い。そこでこれはわが国としましては今のような現状で進んで参りますると、三年、五年、十年たちましても常に塩は外塩によるというようなことに相なると思うのでありますが、幸いきようはここに安本政務次官もお見えになつておられますから、一体今後どのような方針をもつてこの塩の不足の問題を解決して行くか、換言すれば、従来のような製塩業をそのまま続けさして、足りない分はこれを海外に……

第10回国会 通商産業委員会 第6号(1951/02/05、24期、自由党)

○福田(一)委員 関連して……。今まで出願しておつた人の出願料は、この法律が通るとすぐ新法によつてまた追加徴收されますか。

第10回国会 通商産業委員会 第7号(1951/02/12、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいまの同僚議員の佐伯君の質問に関連いたしまして、一点お伺いしておきたいことがございます。それは御承知のように、電気と産業というものは非常に重要な、緊密な関係があるわけでありまして、しかもただいま松本委員長からの御答弁によりますと、こういうような渇水期の対策としてはレギユレートのみではなく、結局はコントロールするということもしなければならなくなつて、何か省令をお出しになる、こういうようになつているやに私拜聴いたしたのでありますが、そこで問題になることは、まやわれわれとして今考えておかなければならないことは、朝鮮事変が起きたことによつて日本の産業界というものは、また一つの新し……

第10回国会 通商産業委員会 第11号(1951/03/02、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま澁谷委員からあらゆる角度からの御質問があつたのでありますが、それに関連して一、二お伺いいたしてみたいと思うのであります。この点は澁谷委員から言われましたように、輸入の面、また輸出の面において物価の高騰がある。そういう場合においては、予算の関係はどういうふうにされるのか、あるいはまたその他の面においてどういうような手を打たれるかということについて、もう一ぺんはつきりとどういう施策があるか、どういう考えがあるか、あるいは補正予算面においては補正予算を組む考えがあるか、その他の具体的な例をもつてこれを明らかにしていただきたいと思います。

第10回国会 通商産業委員会 第16号(1951/03/14、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚の神田委員から、人事の問題についていろいろと詳細にわたつて質問がございました。そこで私は角度をかえまして、株主の利益擁護という問題について二、三お尋ねいたしたいのでありますが、時間もないのでありますから、どうか簡單にお答えを願いたいのであります。御存じのように、株主の利益を擁護するということは非常に重大な問題でありまして、特に人事の問題に関しますると、ここに御列席の皆様のように、日発、配電、公益事業委員の方も御列席できるのでありますが、配電にいたしましても、日発にいたしましても、従来株を持つておつた人の利益の問題については、とかくこれが軽視されるというか、その人た……

第10回国会 通商産業委員会 第18号(1951/03/17、24期、自由党)

○福田(一)委員 本委員会は電力事業の重要性にかんがみまして、一月以来しばしば会議を開いて公益事業委員会、その他関係者の出席を求めて、いろいろと審議を進めて来たのでありますが、われわれは再編成に伴う人事、その他の問題につきまして、公益事業委員会に対して希望を申し述べる必要がある、かように考えまするので、電気事業再編成に関する決議を本委員会において決定するの緊急動議を提出いたします。
【次の発言】 それではここでまず決議案を読み上げます。    電気事業再編成に関する決議案電気事業再編成に伴う人事其他の問題について、本委員会は、一月以来関係者の出席を求め数次に亘り、し細に検討を加えた結果、公益事……

第10回国会 通商産業委員会 第20号(1951/03/28、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいまの政府委員の話によりますと、鉄道の輸送力が一割ふえなければ石炭は増産された分その他を含めてうまく輸送ができないというお話でありますが、国鉄として来年はどういうような計画を持つておられるか、一応見通しを承りたいと思います。
【次の発言】 ただいま細田説明員からの御説明によりますと、本年度は一億二千七百七十万トンで、実際には一億三千五百万トンの輸送をやつた、こういうことになつておりますが、われわれ産業全般からにらんで考えてみますと、何といつても動力源が動かなければ、日本の産業は麻痺状態に陷るわけであります。朝鮮の動乱以来、またその後の世界情勢によりまして、日本の経済は今復……

第10回国会 通商産業委員会 第24号(1951/05/11、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま委員長代理と事務総長から簡単に経過報告があつたわけ皆あります。そういうことは大体新聞紙上その他で一応了承いたしておるわけでありますが、私はここで一言だけ質問に入る前に御注意というか、希望を申し述べたいことがございます。それは何かといいますと、御存じのように、講和も間近かに控えておりまして、ポ政令その他の占領行政に対する一応の再検討をして、そうしてそれを改正しようというような空気が院の内外に起つておる。しかもこれに対しましては、総司令部方面からも特に好意のある声明が出ておる、こういう事情になつておるのでありますが、私は電気の問題をすぐそういうことに結びつけて行くかどうか……

第10回国会 通商産業委員会 第38号(1951/06/11、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚の今泉君から、大局的な見地に立つたいろいろの質問がありました。非常に参考になつたのでありますが、私はこれを補足する意味において一、二お伺いいたしたいと思うのであります。  まず第一に、公益事業委員会が五月十七日に電力料金算定基準という案をおつくりになりましたが、これはすでに決定されているのかどうか、それを伺いたいと思います。
【次の発言】 私はそこに非常に大きな疑問が起ると思うのであります。というのは、きようもこういうふうにたくさんの資料が出て来ておりますが、おそらくこれは料金算定基準というものを基礎にして、各喜電力会社が料金の値上げの案をおきめになつたのだと思う……

第10回国会 通商産業委員会 第39号(1951/06/19、24期、自由党)

○福田(一)委員 私は今までの同僚議員の質問によりましていろいろわかつた面もありますが、二、三補足的な質問をさせていただきたいと思うのであります。今まで電気料金の値上げということが世間に出ますと、世間からはたいへん大きな反撃を食つているわけであります。電気料金の値上げを電気会社がなさる気持、また公益事業委員会が電気料金の一部の値上げを認めなければならないというような考えを持つておられる根本の理由は、将来の日本の産業をほんとうに立ち上らせるには、日本の動力源をなしているところの基礎産業である電気からまず始めなければならぬ、これによつて初めて日本の産業が立ち上れるのであるという一つの高い理想を持つ……

第10回国会 通商産業委員会 第41号(1951/07/24、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚今澄委員の発言のうちにあつたのでありまするが、本電気料金の改訂に当つては、これを閣議において決定することになつたと了承する、こういうような開陳があつたと考えるのであります。私は電力再編成令のよつて来つた経緯その他の問題は別といたしまして、再編成令、すなわちこの法律の内容からいたしまして、これは閣議で決定するということをここで明らかにしてしまう、あるいはまたそういう結論を下しておくというようなことは誤解を招くおそれがあると存じますので、この電気料金改訂の問題は、公益事業委員会としては閣議の決定をまつてこれを実施する意向であるかどうか、あるいはまた公益事業委員会が関係……

第10回国会 通商産業委員会 第43号(1951/08/15、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚委員の神田君から一般的な質問がありましたが、私は農林省から出されておる案の第六項に「政府は、政府に肥料を売渡した者に、条件を附して、輸出のための買戻しを認めるものとする。」こうありますが、この内容を詳細に説明願いたい。
【次の発言】 その場には一定の手数料をとられるわけですか。
【次の発言】 次に第九項の「政府は、肥料需給調整を行うため必要があると認めるときは、肥料の販売業者、倉庫業者等から肥料の販売価格、販売数量、在庫数量その他に関し必要な報告を徴し、又は当該職員に、必要な場所に立入つてその状況を調査させることができる。」こう書いてあるのでありますが、実は統制の……

第11回国会 通商産業委員会 第3号(1951/08/20、24期、自由党)

○福田(一)委員 私は中小企業金融の問題について、政府並びに関係者の各位にお伺いを申し上げたいと思つております。但しこの問題につきましては、過日以来熱心な同僚委員の質問がありまして、いろいろ問題が明らかにされた点もあるのでありますが、質問の関係上、あるいはダブる面が起るかもしれませんけれども、その点は御了承願いまして、御答弁を願いたいと思うのであります。まず今回問題になつておりまするところの中小企業の金融強化に関する件につきましては、事自体は何人を問わず皆賛成をいたしているのでありますからして、今問題になろうとし、あるいは研究されているのは、いかにしてこれを強化するかという方法論に盡きていると……

第11回国会 通商産業委員会 第4号(1951/09/28、24期、自由党)

○福田(一)委員 本日は貿易に関する調査を進めておられるので、あまり多岐にわたることはどうかと思うのでありますが、実はこれに関連して一点だけ大臣にお伺いしたいことがあるのであります。それは、御存じのように北陸には福井、石川、富山の三県があるのでありますが、福井県は大阪通産局の管下にあり、富山、石川は名古屋の管下に入つております。御存じのように、北陸は電源県でもあるし、いろいろの輸出関係の仕事がたくさんありまして、そういう関係で通産局との折衝その他にもいろいろと仕事が多いのでありますが、そういう場合、福井としては大阪まで、石川、富山の方は名古屋まで行くということになりますと、特に石川、富山のよう……

第11回国会 通商産業委員会 第6号(1951/10/05、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚の今泉氏よりいろいろ質問があるのでありますが、私はそれに関連して一つお伺いいたしたいことがあります。今回の電力再編成後の電力会社及び公益事業委員会の動きその他につきましては、いろいろの御努力をなさつておる点もわかるのでありますが、実は電力再編成にあたりまして非常に問題になりましたことは、ロスは軽減することができる、そして、そのロスの軽減には擅用の防止ということが非常に大きなテーマの一つになつておつたと考えるのであります。ところがこのロスの防止の面では、独立採算制をとるようになれば、会社は擅用を防止するという意味で当然努力することになるといわれておつたのでありますが……

第12回国会 通商産業委員会 第2号(1951/10/30、24期、自由党)

○福田(一)委員 ガス料金の改訂についてでありますが、ガス会社といいましても千差万別でありまして、非常に大きい会社の持つている施設あるいは設備と、小さいものが持つているものとでは非常に違う。またその所々によりましての特殊事情等があるのでありまして、そもそもガス会社を一括して公益事業委員会の監督下に置くことがいいかどうかということは従来からしばしば議論のあつたところでありますが、この面について公益事業委員会としてはどういう見解をお持ちになつておられるか、これがまず第一に問題にすべき点だろうと思います。これについて委員会の責任のある答弁を承りたいと思います。

第12回国会 通商産業委員会 第8号(1951/11/15、24期、自由党)

○福田(一)委員 本通産委員会におきましては、また今議会においては、中小企業金融というものが非常に重要な問題に当面をいたしておりますので、いろいろな法案を提出してわれわれは審議を進めて参つたわけでありますが、その法案を今や可決しようとするこの際にあたりまして、本日の新聞紙上によつて了承するところによれば、商工中金に非常な何か疑獄事件が起きておるやの新聞記事が出ておるわけであります。私たちは新聞記事そのものを信用するという考えでおるものではありませんけれども、毎日新聞などを見ますと、何か箱根で九十万円くらいの豪遊をしておるのだ。こういうようなことがあり、現に商工中金の貸付の係長である品川某という……

第13回国会 通商産業委員会 第5号(1952/02/04、24期、自由党)

○福田(一)委員 本日福井県の繊維関係から中島君が出席されていろいろ説明があり、また中金からも最近の金融状況について御説明があり、その対策についていろいろ話があつたのでありますが、今日繊維問題を取上げて審議を進めるという点から見まして、もう少し広く全国的にこの問題を見てみなければならないのではないか、それから推し進めて福井県その他の諸問題に移つて行くべきだと思いますので、一応参考人の方にも質問したいと思いますが、政府に対してひとつ対策を御質問してみたいと思うのであります。  私が今ここに申し上げるまでもなく、繊維に関係いたしましては東北などでは川俣、関東などでは桐生、足利その他中部でも浜松、岡……

第13回国会 通商産業委員会 第19号(1952/03/27、24期、自由党)

○福田(一)委員 電気料金の再値上げの問題が大分進行いたしておるようでありますが、これについて私は内容をこの際大いに検討してみなければならない、かように考えておるものであります。それにつきましては、電気料金の問題は数字の問題でありますから、相当程度の資料が必要だと思うのであります。今若干資料は出ておるようでありますから、このこまかい検討は次回に譲ることにいたしますが、まず第一に、私は電気料金の値上げについて、現在のような段階――と申しますのは、企業の合理化をするということを目的として再編成が行われ、また豊富かつ低廉な電気を供給するのだということを理由にして再編成が行われましたにかかわらず、今日……

第13回国会 通商産業委員会 第22号(1952/04/12、24期、自由党)

○福田(一)委員 議事進行について。ただいま参考人としておいでになつておる白洲さんと同僚議員との間でいろいろな質疑応答があるのであります。これはやはり参考人でありますから、参考人は自分の自由意思に基いてももろん発言いたしておる。それを質問したことに対して答弁された以上は、議論にわたるようなことをこの委員会ですることは本旨でないと思いますから、その本旨を離れないように委員長から特に御注意をして、議事の進行をはかられることを希望します。
【次の発言】 私は参考人の白洲さんに一、二お伺いをいたしたいのであります。先ほど来同僚議員からいろいろの質問に対して、やはり電力の問題について白洲さんは答弁されて……

第13回国会 通商産業委員会 第23号(1952/04/16、24期、自由党)

○福田(一)委員 お答えをいたします。本法案は御存じのように審議会を設けまして、これによつて電源開発に関する根本的な方策をきめることになつております。従いまして今私が申し上げますことは一応の想定というか、試みと申しますか、そういう意味合いに立つてのことであります。しかし法律案自体にも書いてございますように、今度できますところの特殊法人は、数県にまたがるような大規模な地点で、電力会社が資金関係その他でとうていできないと思われるようなものを選んでまず第一の開発地点としておる。また治山治水関係におきまして国が公共事業としてやつておりますダムの建設に関連して発電所をつくります場合に、これは特殊会社でや……

第13回国会 通商産業委員会 第24号(1952/04/17、24期、自由党)

○福田(一)委員 お手元に資料を差出してあると思います。それによつて説明した方がいいのですが……。
【次の発言】 お手元に差出してあります資料の一応裏づけをしている各企業者別の発電所建設計画の予定表の内容を示せという御質問と存ずるのでありますが、電力会社いわゆる九電力がやります場合は、やるものを予定しておりますが、これは実は公益事業委員会に対し、あるいは通産省等に対して、こういう地点をやりたい、こういつており、またすでに従来着工しておりまして、資金の裏づけも一部済んでおりますものも相当あるわけでございます。これらの中ですでに着工をいたしておりますものは、電力会社でいうと三十二件で出力が六十二万……

第13回国会 通商産業委員会 第25号(1952/04/19、24期、自由党)

○福田(一)委員 同僚委員の質問に関連しまして、一言だけ物価庁の方にお尋ね申し上げます。  私は今度の電気料金の値上げについては頭からこれに反対することはどうもできないという考え方を持つておりますが、しかしなるべく定額電燈なんかの人たちには安く売るようにという希望を強く持つておるのでありますが、ただいま配当の問題であなたがお答えになつた中で、配当の一割五分は非常に高い、こういうことを言われた。これも私は一応うなずける。しかしもし企業が努力をいたしまして、こういう電気料金の値上げによつて配当をするのは、私はいけないと思うけれども、企業が努力をして一割五分なり、二割の配当をするということまでも抑制……

第13回国会 通商産業委員会 第30号(1952/04/25、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいまの政府委員の説明にちよつと補足をさしていただきたいと思います。それは増資の問題であります。増資が若干むずかしくはないだろうか、問題になつておるというお話であります。私は増資は必ずできると考えておるのでありまして、なぜできるかといいますと、大体株の問題は、佐伯さんは実業家でいられるからわれわれ以上おわかりでありますが、とにかく政府としても、一割くらいの配当は、今度の電力料金の値上げでも認めるということを言つておられる。一割の配当であるが、合理化された上は一割五分になつても、それはかまわない。こう言つておりますれば、先行きは、見通しとしては明るいわけでございます。もちろん……

第13回国会 通商産業委員会 第31号(1952/05/08、24期、自由党)

○福田(一)委員 ちよつと松永さんに一言だけ申し上げておきたいのでありますが、それは松永さんが公益事業委員会の中において、公益事業委員としてどういう御発言をなさることも私は自由だと思います。また民主的な議会におきまして公正に議論を闘わせるということは非常にけつこうなことでありまして、その意味で勇気を持つてお闘いになつておられることは非常にけつこうだと思うのでありまして、私はそれをあえていけないと言つているものではございません。しかしながら私たちは感情にかられたり、あるいはまた一時の興奮にまかせていろいろの発言をすることは、日本人の一人として非常に恥ずべきことであると私は考えております。こういう……

第13回国会 通商産業委員会 第62号(1952/07/26、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま提案者からの御説明によりまして、本法案の意図しておるところは大体了解をいたしたのでありますが、御承知のようにこの法案の趣旨とするところは、所有権の侵害を是正すること、あるいは不当利得の返還というような根本的な見地に立つてやつておられるわけであると考えるのでありますが、その関係するところは非常に重大というか、広汎であります。さらにまた賛否の意見も相当相対立しておるやに見受けられるのでありますが、われわれといたしましてはいかように賛否の意見の対立がありましても、これを公正のところにおちつけて行く必要があると考えます。その公正な点を求めるという意味においては、十分なる研究と……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 外務委員会 第23号(1953/03/11、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 その問題につきましては、労働委員会におきましても御説明をいろいろ申し上げておるのでございますが、私たちといたしましては、そのようなことはない、かように考えておりますけれども、詳しくは今政府委員から御説明申し上げます。

第15回国会 予算委員会 第12号(1952/12/10、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 お答えをいたします。お説の通り、憲法に保障されておりまするところの争議権をなくしておるという意味合いにおいては、当然調停あるいは裁定に対しましてこれを尊重しなければならぬということはごもつともなことであります。しかしこのことは、従来もしばしば当委員会あたりにおいても論じられておるところでありますけれども、第三十五条の但書によりましても明らかなごとく、また十六条の規定によつても明らかなごとく、予算の関係上どうしても実施ができないという場合におきましては、これはやはり議会において御承認を願う、こういうふうにいたさなければならない、かように考えておるわけであります。

第15回国会 予算委員会 第13号(1952/12/12、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 お答えをいたします。西ドイツの例はわれわれも承知をしておりますが、政治というものは、時と所によつて相違しておることは西村さんも御承知の通りであろうと思うのであります。そういう意味において、われわれとしては慎重な態度をもつて臨みたいと思つております。

第15回国会 労働委員会 第3号(1952/11/28、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 このたび政務次官に任命されまして、本日初めて出て参つた次第でございます。至つて不なれでございますし、またごらんの通りいいかつこうをしておりません。しかしながら私は国を愛し、国民を愛して行くという熱情においては、野党の皆さんも与党の皆さんもみんな一緒だと思います。ほんとうにまじめに取組んでこの問題を解決しようと考えておられると思うのでありまして、この意味合いにおいて皆さん方がきようのように実にまじめに労働者のことを考えて御発言になつているのを聞いていると、いろいろこれはお教えを願つて、この委員会の御協力を得て労働省からうまくやつて行くように、私たちも大臣を中心にいたしまして、何と……

第15回国会 労働委員会 第7号(1952/12/09、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 お答えいたします。お説の通り、失業救済事業が、今は恒久化といいますか、一時の臨時的な性格を脱却いたしまして、かなり永続的な性質を帯びて来ておることは、おつしやる通りでございます。またこの年末にあたりまして、職安に来られる労働者の方々が、非常にお困りの状態にあられるということにつきましても、政府といたしまして、また労働省として非常に御同情を申し上げておることは事実でございます。従つて、これに対しましては、何らかの措置をいたしたいと思つて、いろいろ考えを練つておるところではございますが、御承知の通り、失業救済事業は、あの法律によつてちやんとその目的が定められておる。その法律を改正し……

第15回国会 労働委員会 第8号(1952/12/10、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 御承知のように、私はまだ就任早々でありまして、法律的な問題を深く研究いたしておりませんので、もし間違つた答弁をいたしましたら、あとで取消しをお許しいただきたいと思います。  私の承知いたしておりますところでは、この委員会において何らかの決定がなされました場合においては、これが本会議へ上程されると思います。これが本会議に上程されて議決を経、さらにまた参議院において同様趣旨の議決が得られまして、国会の意思が最終的に決定するという事態になりました場合においては、政府は最終的に、何らかの予算的措置をとるべき義務を負うものである、かように私は考えております。

第15回国会 労働委員会 第9号(1952/12/12、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 ただいま前田委員からの、何らかの措置に出て、壁にぶつかつておる問題を解決してはどうか。これが組合のためにも、また経営者のためにもなるのではないか。これについてどう考えるか、こういうお言葉だと思うのであります。その御意見については、われわれとして十分そのお気持もくんで、そうして一応考慮させていただく、考えてみたい、こういうふうに今のところお答えいたしておきます。
【次の発言】 御心配の趣は、私にはよくわかつたつもりでございます。従いまして、あなたの御意見を十分しんしやくして、先ほど賀來労政局長も申しましたが、推移を見守るというその過程の中に、今のお気持を十分取入れて善処いたす、考……

第15回国会 労働委員会 第14号(1952/12/23、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 お答えいたします。  第一点の、争議の解決にあたりまして、中山案の実行の問題でございます。これにつきましては、政府としては関係者がいろいろ羅協議もいたしまして、すでにこの段階になつてあの解決案が出ておるのでありますから、これはなるべく早く経営者側においてもこれを認めてもらいたいという気持においては、私たちは一致をいたしておるのでありますが、しかし御承知のように、労資双方の自主的な解決によつて争議が解決をするのがいいのだという建前をもつて、今までずつとやつて参りました。この段階に至りまして、一応中山案が出たのでありますが、これも私たちが政府として圧力を加えて納得せしめたという形は……

第15回国会 労働委員会 第15号(1953/02/27、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 労働大臣は病気になりましたので私からかわつてお答えいたします。質問者の御趣旨としては、官房長官または大臣という方面からの答弁を要求されておるものとは解しますけれども、ただいま欠席をいたしておりますので、政府といたしまして、私からかわつて申し上げる次第であります。  ただいま占領後における占領政策の是正ということが一種の風潮になつておる、これは決して好ましいことでないというか、すべてを是正するというようなものの考え方ではいけない、民主主義を擁護しなければならないという御意見のように拝聴いたしたのでありますが、まことにごもつともな御意見でありまして、私たちといたしましても、敗戦後に……

第15回国会 労働委員会 第16号(1953/02/28、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 森山委員の御質問は、昨年のストが経済ストであると同時に、政治的ストの性格を帯びておるものと考える、これに一対して政府はいかなる措置をとらんとしておるのか、その根本を述べてみよ、こういう御意見だと考えるのでありますが、政府としましては、この政治的な意味を含んでおつたことは認めますけれども、しかしながら、これらについては、現在のところにおいては、今の治安関係の法律その他の法律をもつて取締れば、十分対処し得ると考えておるのであります。従つて、経済面の関係において、今回のこの法律によつて規制しよう、こういう考えでございます。しかしながらこの問題を放置していいと考えておるのではないのであ……

第15回国会 労働委員会 第17号(1953/03/02、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 法律上の問題は、齋藤政府委員から答弁してもらうことにいたしますが、ただいまのお話は、ずつと伺つておりますと、電気の小規模のストなどをやつても、大衆に迷惑が及ばないじやないか、こういう御見解のように承つたのでありますけれども、しかし実際には、電気というものは、御承知のように今二割も足りない。野放しにすれば四割も足りないような状態であります。しかも非常な渇水の時期になりますと、小さい発電所がちよつとやめただけでも、電圧が下り、その電圧が下ることによつて、第三者の機械に影響を及ぼす。あるいは視力をそこねる場合も起り得るし、しかもストックができないので、一瞬にしてそういうことが起きて来……

第15回国会 労働委員会 第19号(1953/03/09、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 ただいま菊川さんからの御説明がございましたが、われわれはそういう争議の途中における労使双方の問題について、協約の問題がからみ、あるいはそういうような調査の問題がからんで、両者の間で交渉があつたというようなことは、若干承知いたしておりますが、その問題については、労使双方が対等の立場に立つてストライキをやつておられるのでありますから、その問題にまでは触れないという立場をとつて来たわけであります。しかし、そういうようなことがあつたからといつて、保安要員の引揚げをしていいという結論は私は出て来ないと思つております。
【次の発言】 山花さんのお話ですと、両方に責任があるのだ、こういうふう……

第15回国会 労働委員会 第20号(1953/03/10、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 山口委員の熱意のある御質問でございまして、ただいま私たちが軽率にこの法案を提出したのではないか、あるいは労働組合を圧迫する意味でやつておるのではないかというような意味での御質問のように承ります。しかしながら、私たちもやはり国のために、また社会のために政治をやらなければならないと思つてやつておるものでありましてこの意味では私は見解の相違に相なるだろうと思います。またあなたが仰せられますところのこの問題は、しばしば大臣からも答弁をいたしておりますけれども、すでに他の法律によつて違法であるということになつておるものが疑義を生じておりますから、これを明らかにいたそうというのが本旨であり……


26期(1953/04/19〜)

第16回国会 通商産業委員会 第3号(1953/05/29、26期、自由党)

○福田(一)委員 ただいまの審議の状況を見ておりますと、私は若干注意をしてやつてもらわねばならぬ面もあるかと思いますし、しかもきようの委員会の初めての審議にあたりまして、政府の方針を十分明らかにさして行くという意味において、やはり議事をできる限り円満に進めて行くということについては、だれも異議はないと思いますから、委員長においては、このまま暫時休憩されまして、理事の間で十分相談をした上で審議を進められるようにとりはからいを願いたいと思います。

第16回国会 通商産業委員会 第13号(1953/07/07、26期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま齋木君の言われましたことに関連して大臣にひとらお伺いしたいのですが、大臣は三、四十億福井県に来ておるだろうと言われましたが、そんなものは来ておりませんので、実はもつと少い額であります。これは大臣の言われるように、事情をお調べになつておやりになるのはけつこうでありますが、ただいまの状況を見ておると若干糸が上向きになつて来まして、少しどうも景気が直つたらしいからひとつ金を取立ててやろう、こういう傾向で銀行が資金の取立てにかかつておることは事実であります。ところが今齋木君の言つたように、糸高の織物安という傾向でありますからして、糸は高くなつたけれども織物はさつぱりもうかつて……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/21、26期、自由党)【議会役職】

○福田委員長代理 先ほど大臣の出席のあるまで留保されておりました商工会議所法案に対する質疑をこの際許します。長谷川君。

第16回国会 通商産業委員会 第23号(1953/07/23、26期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま提案になつておりまする木材防腐特別措置法案は、一応各派の共同提案ということに相なつておりまして、その趣旨において必ずしも反対するという意味ではございませんけれども、しかしおよそ法案というものは議会に出まして――たくさんの議員立法がございますが、最近の傾向を見てみますと、いろいろの事情によつて議員立法がふえておるような傾向もありますし、また議員の間で立法したものについては何ら質問も行わない、あるいは討論も省略するというような程度において上げられて行つてあとで非常な重大な故障があろような問題もしばしばありますので、こういう意味合いにおいて、議員立法であるからといつて審議を……

第16回国会 通商産業委員会 第30号(1953/07/31、26期、自由党)【議会役職】

○福田委員長代理 これより会議を開きます。  委員長が委員長会議に出席のため、理事の私が委員長の職務を行います。  本日の日程に入ります前に、お諮りいたしたいことがあります。理事でありました伊藤卯四郎君が委員を辞任せられ、再び委員に選任せられました。つきましては理事の補欠選挙を行わねばなりませんが、理事の補欠選任は先例によりまして委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なければ、伊藤卯四郎君を再び理事に御指名いたします。  なお伊藤卯四郎君は石炭に関する小委員でありましたので、伊藤卯四郎君を再び石炭に関する小委員に選任いたしたいと存じますが、御異議ありませ……

第17回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/10/30、26期、自由党)

○福田(一)委員 第一班の調査いたしました京都府、滋賀県及び福井県における台風十三号による被害の実情について御報告申し上げます。  この際、まず特に強く申し上げておきたいことは、この地域における被害は非常なものでありまして、まさに文字通り滄桑の変であります。家ありしところに家なく、橋ありしところに橋なく、道ありしところに道なきはもとより、川ありしところに川なく、川なかりしところに川生じ、山なかりしところに山生じ、農耕地変じて見ゆる限りは一面の砂原となり果てております。食糧を失い、祖先伝来の耕地を奪われた農民が、どろにまみれたかごを片手に、かまを持つて、わずかに現われておるこれまたどろまみれの稲……

第17回国会 通商産業委員会 第2号(1953/11/05、26期、自由党)

○福田(一)委員 関連して。ただいま同僚永井君からの質問によりまして過般の九州水害並びに第十三号台風に伴う災害に対する中小企業金融の一応の状況の御報告を承つたわけであります。そこで私はひとつこの際お伺いいたしたいのでありますが、今回補正予算が提出に相なりましたけれども、この補正予算のうちには、私の承知いたしておる範囲では、中小企業金融関係の数字は何にも出ておらなかつたように了承いたしております。ところが今回農林関係の方も同じく被害を受けて、これにもいろいろの農林中金その他から金融的な措置が講ぜられ、農対救済の道が講ぜられておつたのでありますが、これについては何らかの措置が講じられておつたように……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/07、26期、自由党)

○福田(一)委員 私は電気の問題のうちで、電源開発についてでございますが、これは昨年電源開発促進法ができましたときにも一応議題になつたのでありますけれども、当時はそこまで踏み込んで考えて行く余裕もなかつたといつてよいのでありますけれども、当時電源開発をもう少しやらなければならない、それをやる主体になるものは電源開発株式会社、それから九つの電力会社、それに自家発電、それから公共団体、こう四つくらいの主体があるが、これらのものをして全能力をあげて電源開発を促進しない限りにおいては、日本の動力問題は解決することができないであろうという見地から、実は強力な電源開発促進に関する意見が、国会の内外に彌漫い……

第18回国会 通商産業委員会 第6号(1953/12/08、26期、自由党)【議会役職】

○福田委員長代理 次に坂本繁君。

第19回国会 懲罰委員会 第3号(1954/06/12、26期、自由党)

○福田(一)委員 私は、ただいま高橋提案者の説明に関連をいたしまして、私が目撃しておつた事実の一端をつけ加えておきたいと思います。というのは、当日開会の十分前に私は議員会館から自由党の第四控室に向いましたところが、議場に向つて左側のドアー、いつも社会党が入りまするところが明いておりました。そうして、そこから見ますと、二十数名の人たちが入つておるのであります。そこで私は、こういうような振鈴が鳴らないのに人つていいのかということを、実はそこにおりました衛視の顔を覚えておりませんが、聞きました。それからまた社会党の人が一人そこに張番をしておりまして、その人も実は私は名前を覚えておりませんけれども、い……

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/04/27、26期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま議題となりました自転車競技法等の臨時特例に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  自転車競技法、小型自動車競走法及びモーターボート競走法は、それぞれ自転車、自動車、モーターボート各工業等の振興と地方財政の増収を目的としていることは、御承知の通りでございますが、今年度の予算の性格にかんがみ、国庫納付金が、今年度に限り停止され、これに伴い、各産業振興費が予算面から落ちることになりました。しかしながら自転車競技法等の目的にかんがみ、何らかの方法により産業振興費を支出することは、絶対に必要な事柄でございますので、関係各方面と慎重に検討を行いまして、この法……

第19回国会 通商産業委員会 第41号(1954/04/28、26期、自由党)

○福田(一)委員 ただいまの御質問は、場合によつては、法律が通つた場合において政府としてそういう諮問機関をつくるような意向があるかというふうにもとれますが、御質問の趣旨はおそらくそういう意味ではないと思います。何かこれの運営にあたつては特に諮問機関のようなものを設ける意思が法案の中に出ておらないので、それはどういうふうになつておるかという御質問かと存じますので、お答えを申し上げてみます。  この点につきましては、ただいま御質問がございましたように、この法案は中小機械工業の設備の近代化、機械の生産技術の向上でありますとか、あるいは機械輸出の増進でありますとか、その他機械工業の振興をはかるというこ……

第19回国会 通商産業委員会 第44号(1954/05/07、26期、自由党)

○福田(一)委員 私は自由党を代表いたしまして本案に賛成の理由を述べさしていただきたいと思います。  まず本法の目的とするところは、硫安工業の合理化が第一でありますが、合理化をして悪いということは、どなたもお考えになつておられない。問題は合理化をするときに、弱小である、あるいはまたあまり将来合理化をしてもうまく行かないようなものがありはしないか、そんなものにまで政府の金を入れては意味がないという点にあるようであります。しかしおよそ今の経済状態におきまして、とにかく仕事をいたしておりますものが、合理化をしようという意欲をもつて、何とかして安い硫安をつくろう、そうして食糧増産に寄与しようというよう……

第19回国会 通商産業委員会 第45号(1954/05/11、26期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま御質問の内容の中には、私が御答弁いたすことのできない面も含まれておるやに考えるのでありますが、一応私から申し上げてみますと、この前にありました法律によりまして、自転車事業の振興をはかつて行つたという考え方については、確かにわれわれも同調いたしておつたのであります。できるならば、これが継続された方がよかつたという点については、永井さんとわれわれは決して意見を異にはいたしておりません。しかし昭和二十九年度の予算を一兆億円に押えようとした政府の立場を弁明するわけではありませんが、リフレといいますか、インフレを何としても防止するということは今の至上命令でありまして、そういう面……

第19回国会 通商産業委員会 第47号(1954/05/13、26期、自由党)

○福田(一)委員 今お話のように、将来の問題といたしましては、こういうやり方はできる限りすみやかな機会に改めることについては、われわれも非常に同感をいたしておるわけでありまして、そのように努力をいたしたいと存じます。  次に、昨年度は実は二十億円ほどの国庫納付金がございまして、うち十億円ほどが自転車も含めまして輸出振興費に主として充てられておつたわけであります。それが今回は競輪分のみにおきましては六億円何がしに削除されることに相なつたのであります。これは前段に御質問がございました一兆円予算の範囲内で収めるという点から、いろいろと議論はあつたのでありますが、国としては競輪とか競馬の金を国庫の収入……

第19回国会 通商産業委員会 第58号(1954/05/29、26期、自由党)

○福田(一)委員 通産大臣にお伺いいたすのでありますが、実は今国会も終りに近づきましたので、休会中のことその他を考えまして、この際中小企業の危機打開について決議案を本委員会でつくりまして、本会議において通そうということに相なつております。このことにつきましては参議院とも打合せがありまして、参議院もおそらく同様趣旨の決議案が出ることになるだろうと思うのであります。そこで通産大臣と私は前々からの知合いでありまして、よく気持はわかつておるわけでありますが、しかし今回の決議案を出します以上は、政府としてもほんとうに何かやつてもらえるということでなければ、われわれは満足はいたしません。こういう意味合いで……


28期(1958/05/22〜)

第29回国会 大蔵委員会 第12号(1958/08/12、28期、自由民主党)

○福田(一)委員 本日は、開会が非常におくれましたし、また時間の割り振り等もあるようでありますので、私は簡単に国有財産の問題について質問をいたしたいと思います。ただし、簡単ということは、決してその問題が軽微な問題であるとか、ネグレクトしてよいという意味で申し上げているのではないのであって、この点については政府当局の責任ある御答弁がいただきたいのであります。  申し上げようといたしますることは、実は、国有財産として今大蔵省の所管に移っておりまして、その残骸を横須賀港の港壁に横たえておりますところの旧軍艦三笠の問題について質問いたしたいのであります。  この軍艦三笠が、かつて、明治三十八年の五月二……

第29回国会 大蔵委員会 第13号(1958/09/10、28期、自由民主党)

○福田(一)委員 私は、繊維産業の問題について、政府の、というか、主として大蔵大臣と通産大臣の御意見を承わりたい、かように考えておるのでありますが、通産大臣がまだお見えにならないようでありますから、通産大臣に対する質問は私は留保をいたしまして、話を進めさしていただきたい。  もうこれはわかりきったことではありますが、日本の繊維産業というものは、日本の産業のうちでも非常に重要な部門を占めておりまして、またこれに関係しておる人を考えてみましても、綿業だけでも六十万人、スフ、人絹等で四十万前後だと推定されるのでありまして、百万人以上の人たちが関係をしておる重大な産業であります。そのうちでも、綿の方は……

第30回国会 大蔵委員会 第3号(1958/10/14、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田(一)委員長代理 山下春江君。
【次の発言】 では次に大久保武雄君。
【次の発言】 ちょっと大久保先生に申し上げます。大体きょうは十二時でやめようという予定になっておりましたから、一つお含みの上でお願いいたします。
【次の発言】 本日は、この程度にとどめ、次会は来たる十六日午前十時三十分より開会することとし、これにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

第32回国会 内閣委員会 第1号(1959/07/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際一言ごあついさつを申し上げます。このたび内閣委員長を仰せつかったわけでありますが、私はまことにふなれでありますし、議事その他の取り運び等もうまくいくかどうか、これはもう全く皆さんに御協力を願わなければできないのでありまして、どうか一つふつつか者でありますが、よろしくお願いいたします。(拍手)
【次の発言】 それではまず理事の補欠選任の件についてお諮りをいたします。理事高瀬傳君及び平井義一君が委員を辞任されました結果、二人の理事が欠員となっておりますので、これよりその補欠選任を行いたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御……

第32回国会 内閣委員会 第2号(1959/07/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。前委員長内海安吉君より一言あいさつをいたしたいとのことでありますので、この際お願いをいたします。内海君。
【次の発言】 それでは参考人招致の件についてお諮りいたします。栄典制度調査のため、参考人を招致し、その意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、そのように決しました。  なお参考人の人選、招致の日時等につきましては、委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。  なお参考人よりの意見聴取は、栄典制度調査並びに栄典……

第32回国会 内閣委員会 第3号(1959/08/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 それでは、これより会議を開きます。  本日は栄典制度に関する件について参考人より意見を聴取することといたします。本日御出席されております参考人の方は澤田廉三君及び鵜飼信成君であります。  この際参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中のところ本委員会のために御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚くお礼申し上げます。何とぞ本件につきましてそれぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べ下さればまことに幸いと存じます。  それではこれより御意見を承わることといたしますが、御発言の順序は澤田廉三君、鵜飼信成君とし、委員より参考人に対する……

第32回国会 内閣委員会 第4号(1959/09/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  栄典制度に関する件について、参考人より意見を聴取することといたします。本日御出席されております参考人の方は、高橋誠一郎君及び青野季吉君の両君であります。  この際参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中のところ、本委員会のために御出席いただきましてまことにありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚くお礼を申し上げます。何とぞ本件につきまして、それぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べ下されば幸いと存じます。  それではこれより御意見を承わることといたしますが、御発言の順序は高橋誠一郎君、青野季吉君とし、委員より参考人に対する質疑は、……

第32回国会 内閣委員会 第5号(1959/10/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  公務員の制度及び給与に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。石山權作君。
【次の発言】 飛鳥田一雄君。
【次の発言】 この際受田新吉君に申し上げます。受田君から自衛隊の災害派遣に関する事項について質問をされたいというお話がございましたので、加藤防衛局長を出席させました。どうか公務員制度関係の質疑と並行して御質疑を願いますようにお願いをします。それでは受田新吉君。
【次の発言】 次回は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時四十六分散会

第33回国会 内閣委員会 第1号(1959/11/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。当委員会といたしましては、本会期中、前国会通り調査する事項といたしまして、一、行政機構並びにその運営に関する事項、二、恩給及び法制一般に関する事項、三、国の防衛に関する事項、四、公務員の制度及び給与に関する事項、五、栄典制度調査並びに栄典法案起草に関する事項といたしまして、議長の承認を得たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。
【次の発言】 この際お諮りいたします。去る第三十二回国会閉会中におきまして、行政機構並びにその運営、自衛隊……

第33回国会 内閣委員会 第2号(1959/11/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず郵政省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。佐藤郵政政務次官。
【次の発言】 次に在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。小林外務政務次官。
【次の発言】 次に駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を求めます。石橋政嗣君。
【次の発言】 ただいま提案理由の説明を聴取いたしました三案についての質疑は、後日に譲ります。
【次の発言】 国の防衛に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを……

第33回国会 内閣委員会 第3号(1959/11/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず郵政省設置法の一部を改正する法律案を議題とし質疑を許します。森本靖君。
【次の発言】 今ちょっと大臣に来てもらうように言っておりますから、どうか質問をお始めになって下さい。
【次の発言】 行政管理庁長官は前からあれがなかったものですから、今連絡をとっていますから、都合がつき次第来るようにします。
【次の発言】 国の防衛に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。受田新吉君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時三十九分散会

第33回国会 内閣委員会 第4号(1959/11/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国の防衛に関する件について調査を進めます。この際赤城防衛庁長官より発言を求められておりますので、これを許します。  赤城国務大臣。
【次の発言】 防衛庁長官は参議院予算委員会に出席しなければならないとのことでありますので、質疑は次会に譲ることといたします。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十時二十六分散

第33回国会 内閣委員会 第5号(1959/11/20、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国の防衛に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。木原津與志君。
【次の発言】 次に石橋政嗣君。
【次の発言】 午後一時半より再開することとし、暫時休憩いたします。     午後零時五十八分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  質疑を継続いたします。受田新吉君。
【次の発言】 飛鳥田一雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後四時四十三分散会

第33回国会 内閣委員会 第6号(1959/11/24、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国の防衛に関する件について調査を進めます。  なお防衛長官並びに源田空幕長は、参議院予算委員会から出席を要求されておりますので、質疑を約二十分程度にとどめていただきたいと存じます。  この際防衛局長より発言を求められておりますので、これを許します。加藤防衛局長。
【次の発言】 質疑の通告がありますので、これを許します。飛鳥田一雄君。
【次の発言】 石橋政嗣君。
【次の発言】 この際暫時休憩……
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後一時二十九分休憩

第33回国会 内閣委員会 第7号(1959/12/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国の防衛に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますのでこれを許します。石山權作君。
【次の発言】 次に石橋政嗣君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 受田新吉君。
【次の発言】 受田君、もう食事の時間も過ぎており、時間のあれがありますから……。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時二十七分散会

第33回国会 内閣委員会 第8号(1959/12/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  部落問題審議会設置法案を議題とし、提案者より提案理由の説明を求めます。八木一男君。
【次の発言】 本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 公務員の制度及び給与に関する件について調査を進めます。  本日出席の政府側関係者は、総理府側福田総務長官、増子公務員制度調査室長、人事院側淺井人事院総裁、瀧本給与局長、大蔵省側船後給与課長、労働省側三治労働統計調査部長、倉田賃金調査課長であります。  これより質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十……

第33回国会 内閣委員会 第9号(1959/12/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案を議題とし、提出者より提案理由の説明を求めます。石橋政嗣君。
【次の発言】 本案についての質疑は次に譲ることといたします。
【次の発言】 郵政省設置法の一部を改正する法律案を議題とし質疑を許します。石橋政嗣君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑もないようでありますので、これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案について討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  郵政省設置法の一部を改正する法律案を原案の通り可……

第33回国会 内閣委員会 第10号(1959/12/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国の防衛に関する件について調査を進めます。質疑の通告がありますので、これを許します。木原津與志君。

第33回国会 内閣委員会 第11号(1959/12/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  行政機構並びにその運営に関する件について調査を進めます。質疑を許します。飛鳥田一雄君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十分散会

第33回国会 内閣委員会 第12号(1959/12/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  請願の審査を行ないます。本委員会に付託されました請願は、本日の請願日程に掲載いたしました通り三百八十一件であります。  この際本日の請願日程全部を一括議題といたします。  お諮りいたします。これらの各請願の趣旨はすでに配付せられております文書表により御承知のことと存じますので、紹介議員の説明並びに政府の所見聴取等は省略し、直ちにその採否を決定いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。  これより採否の決定をいたします。先日の理事会で協議いたしました通り、本日の請願日程中第二ないし……

第34回国会 内閣委員会 第1号(1960/02/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国政調査承認要求に関する件についてお諮りいたします。当委員会といたしましては、本会期中、前国会通り調査する事項といたしまして、一、行政機構並びにその運営に関する事項、二、恩給及び法制一般に関する事項、三、国の防衛に関する事項、四、公務員の制度及び給与に関する事項、五、栄典制度調査並びに栄典法案起草に関する事項といたしまして、議長の承認を得たいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決定いたしました。  次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十時五十七分散会

第34回国会 内閣委員会 第2号(1960/02/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際お諮りいたします。理事飛鳥田一雄君及び受田新吉君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって許可するに決しました。  ただいまの理事辞任及び理事木原津與志君の委員辞任の結果、理事三名が欠員になっておりますので、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして、委員長において指名するに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  それでは石橋政嗣君、石山權作君及び田万廣文君を理事に指名いたします。

第34回国会 内閣委員会 第3号(1960/02/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和三十五年度防衛庁関係予算に関し説明を聴取することといたします。赤城国務大臣。
【次の発言】 石山權作君。
【次の発言】 この際委員長から一言申し上げておきたいのですが、ただいまの石山委員の御発言は非常にけっこうだと思うのです。そこで今まではどういうふうなしきたりをされていたか知りませんが、もう少し予算のこまかい資料を一つ各委員に配付して、そうしてもう一ぺんその説明を、これは大臣でいけなければ担当のどなたにされてもいいですが、こまかいところを一つ説明をしてもらってはどうかと考えるのですが、その点を考慮しておいて下さい。

第34回国会 内閣委員会 第4号(1960/02/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  水産庁設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。小枝農林政務次官。
【次の発言】 本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案を一括議題といたします。  前回の委員会におきまして、昭和三十五年度防衛庁関係の予算に関しその概要の説明を聴取いたしたのでありますが、各委員の要望もあり、本日さらに詳細な資料が提出されましたので、本資料につきまして懇談会の形式で説明を求めることといたしたいと思います。  それではこれより……

第34回国会 内閣委員会 第5号(1960/02/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、質疑を行ないます。質疑の通告がありますのでこれを許します。久保田豊君。
【次の発言】 次に受田新吉君。
【次の発言】 それについて佐藤総務副長官が詳細に説明するそうです。今呼びに行っておりますからちょっとお持ち下さい。
【次の発言】 次会は明十九日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十三分散会

第34回国会 内閣委員会 第6号(1960/02/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。   一般職の職員の給与に関する法律の  一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、質疑に入ります。  質疑の通告がありますので、これを許します。石山權作君。
【次の発言】 次に受田新吉君。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後一時十一分散会

第34回国会 内閣委員会 第7号(1960/02/23、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  農林省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。小枝農林政務次官。
【次の発言】 本案についての質疑は、後日に譲ることといたします。
【次の発言】 防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案を一括議題とし、前回に引続き質疑を許します。兒玉末男君。
【次の発言】 石山權作君。
【次の発言】 次会は明後二十五日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時三十二分散会

第34回国会 内閣委員会 第8号(1960/02/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。久保田豊君。
【次の発言】 次会は明二十六日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時一分散会

第34回国会 内閣委員会 第9号(1960/02/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  行政機構並びにその運営に関する件について調査を進めます。  質疑の通告がありますのでこれを許します。受田新吉君。
【次の発言】 一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 次会は来たる三月一日、午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

第34回国会 内閣委員会 第10号(1960/03/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  行政管理庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。益谷国務大臣。
【次の発言】 次に法務省設置法の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。中村法務政務次官。
【次の発言】 次に総理府設置法の一部を改正する法律案(内閣提出第八三号)を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。福田総務長官。
【次の発言】 水産庁設置法の一部を改正する法律案及び農林省設置法の一部を改正する法律案を一括議題とし、質疑に入ります。質疑の通告がありますので、順次これを許し……

第34回国会 内閣委員会 第11号(1960/03/03、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。理事辻寛一君より理事辞任の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって許可するに決しました。  これより補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例により委員長より指名するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。それでは淺香忠雄君を理事に指名いたします。
【次の発言】 在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題といたします。
【次の発言】 政府より提案理由の説明を求めます。小林外務政務次官。

第34回国会 内閣委員会 第12号(1960/03/04、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます水産庁設置法の一部を改正する法律案、科学技術庁設置法の一部を改正する法律案、総理府設置法の一部を改正する法律案(内閣提出第四一号)及び総理府設置法の一部を改正する法律案内閣提出第八三号)の各案を一括議題とし質疑に入ります。質疑の通告がありますので、これを許します。石山權作君。
【次の発言】 前回の委員会におきまして、農林省設置法の一部を改正する法律案についての久保田委員の質疑に対する齋藤政府委員の答弁の訂正につきまして、齋藤官房長より発言を求められておりますので、これを許します
【次の発言】 次に石山權作君。

第34回国会 内閣委員会 第13号(1960/03/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  総理府設置法の一部を改正する法律案(内閣提出第四一号)、農林省設置法の一部を改正する法律案及び水産庁設置法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。飛鳥田一雄君。
【次の発言】 次に久保田豊君。
【次の発言】 次に石山權作君。
【次の発言】 私の方からも……。ただいまの質問は非常にいい質問だと思うのです。だから、一つ十分に今の問題を農林当局において検討され、われわれとまたよく理解し合うようにせねばならぬと思いますから、研究されておかれることを要望しておきます。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなけれ……

第34回国会 内閣委員会 第14号(1960/03/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。中村時雄君。
【次の発言】 中村委員にお答えをいたします。きのう御要求がありましたので、さっそく総理、大蔵、農林大臣に要求したのですが、ただいまは御承知のように参議院で予算総会をやっておりますので、その方の関係でこちらへ出席ができないということでありましたので、農地局長と、それから御要求があった刑事局長に出てきてもらっておるような次第でございます。適当な機会にそういうあれをするようにいたしますから、ただいま出店の政府委員で、その関係の質問をしていただければけっこうだと思います。

第34回国会 内閣委員会 第15号(1960/03/11、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  科学技術庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 石橋政嗣君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、法務省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。飛鳥田一雄君。
【次の発言】 石山權作君。
【次の発言】 他に御質疑はありませんか。――御質疑がなければこれにて本案についてこの質疑は終了いたしました。
【次の発言】 次に、在外公館の名称及び位置を定める法律等の一部を改正する法律案を議題とし……

第34回国会 内閣委員会 第16号(1960/03/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。淺沼稻次郎君。
【次の発言】 石山權作君。
【次の発言】 次会は明十六日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時十四分散会

第34回国会 内閣委員会 第17号(1960/03/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。久保田豊君。
【次の発言】 久保田委員にちょっとお願いをしておきますが、理事会の話し合いで、きょうは大蔵大臣に対する質問は、社会と民社両方にやっていただくということになっておりまして、実は持ち時間はあなたの分は済んでおるのですが、しかし民社の方の中村委員がまだ出ておいでになりませんから、私の方で今から催促をいたします。出てきてもらいましたら、質問順位を中村委員に譲っていただきたいと思いますが、それを御了承の上で質問の続行をお願いいたします。

第34回国会 内閣委員会 第18号(1960/03/18、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  運輸省設置法の一部を改正する法律案、行政管理庁設置法の一部を改正する法律案、総理府設置法の一部を改正する法律案及び建設省設置法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、質疑を許します。前田正男君。
【次の発言】 次に石山權作君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次会は来たる二十二日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十五分散会

第34回国会 内閣委員会 第19号(1960/03/22、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  自治庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。石原国務大臣。
【次の発言】 次に行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。益谷国務大臣。
【次の発言】 行政管理庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。  御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 本案に対し石橋政嗣君外二十八名より修正案が提出されております。この際本修正案を議題とし、提出者よりその趣旨の説明を求めます。石橋政嗣君。……

第34回国会 内閣委員会 第20号(1960/03/25、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  総理府設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。保科善四郎君。
【次の発言】 次に岡良一君。
【次の発言】 ほかに御質問はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案について討論に入るのでありますが、別に討論の申し入れもございませんので、直ちちに採決いたします。  総理府設置法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立総員。よって本案は可決されました。
【次の発言】 本案に関し、前田正男君外二十八名より附帯決議を付すべしとの動議が……

第34回国会 内閣委員会 第21号(1960/03/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  建設省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。中村時雄君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に運輸省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。田万廣文君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければこれに本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案について討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  運輸省設置法の一部を改正する法律案に賛成の諸君の起立を求めます。

第34回国会 内閣委員会 第22号(1960/03/31、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  お諮りいたします。当委員会において審査中の農地被買収者問題調査会設置法案につきまして、農林水産委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。  明日は正午前十時より委員会を、午前十一時三十分より連合審査会を開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時四十三分散会

第34回国会 内閣委員会 第23号(1960/04/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。久保田豊君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 次に中村時雄君。
【次の発言】 時間でありますから、簡単に願います。
【次の発言】 この際、暫時休憩いたします。     午前十一時二十二分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、質疑を継続いたします。
【次の発言】 高橋禎一君提出の動議について採決いたします。  本動議に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 起立多数。よって本動議は可決されました。

第34回国会 内閣委員会 第24号(1960/04/05、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きま  国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。益谷国務大臣。
【次の発言】 本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 自治庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。  御質疑はありませんか。――御質疑がないようでありますので、本案についての質疑は次会に譲ることといたします。  次会は明後七日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十時五十四分散会

第34回国会 内閣委員会 第25号(1960/04/07、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  建設省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。久保田豊君。
【次の発言】 お諮りいたします。本案につきまして参考人より意見を聴取いたしたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってそのように決しました。  なお参考人の人選等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よってさように決しました。  次会は明八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時二十三分散会

第34回国会 内閣委員会 第26号(1960/04/08、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。飛鳥田一雄君。
【次の発言】 前田正男君。
【次の発言】 保科委員。
【次の発言】 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時五分散会

第34回国会 内閣委員会 第27号(1960/04/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  石炭産業会議設置法案を議題とし、提出者より提案理由の説明を求めます。武藤武雄君。
【次の発言】 本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。石橋政嗣君。
【次の発言】 次会は明十三日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時四十四分散会

第34回国会 内閣委員会 第28号(1960/04/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  建設省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、参考人より意見を聴取することといたします。本日御出席されております参考人の方は、飯沼一省君及び中村吉次郎君の両君であります。  この際、参考人各位に一言ごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ本委員会に御出席をいただきまして、まことにありがとうございます。委員会を代表いたしまして厚くお礼を申し上げます。何とぞ本案につきましてそれぞれの立場から忌憚のない御意見をお述べ下されば幸いと存じます。  それではこれより御意見を承ることといたしますが、時間の都合により御意見の開陳は約十五分程度にお願いをいたしま……

第34回国会 内閣委員会 第29号(1960/04/14、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  建設省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き、質疑を許します。中村時雄君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 次に受田新吉君。
【次の発言】 速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案についての質疑は終了いたしました。  次会は明十五日午前十時より開会することとし、本日はこれに……

第34回国会 内閣委員会 第30号(1960/04/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  自治庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。保科善四郎君。
【次の発言】 次に石山權作君。
【次の発言】 お説はごもっともだと思いますが、しかし総理を出すとかだれを出すとかいうことになると、これは今御承知のように非常に安保問題等で忙しいときでもありますし、官房長官を出せというお話は、これはもちろん取り扱い得るものと思いますが、いずれにいたしましても、今のお話は理事会で一つ御相談をさしていただき、その上できめさせていただきたいかように思います。
【次の発言】 この際暫時休憩いたします。     午後零時二十五分休憩

第34回国会 内閣委員会 第31号(1960/04/19、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  自治庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。門司亮君。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。門司亮君。
【次の発言】 それはあとで官房長官を呼んで一ぺん聞いていただきましょう。しかし政府の方でも、そういう条文がたくさんあるのでしょう。そういうものについて、これはこうする、あれはああするという考え方はあるわけでしょう。――それなら一応答弁しておいて下さい……

第34回国会 内閣委員会 第32号(1960/04/26、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  外務省設置法の一部を改正する法律案を議題とし、政府より提案理由の説明を求めます。小林外務政務次官。
【次の発言】 本案についての質疑は後日に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案、国家公務員に対する寒冷地手当、石炭手当及び薪炭手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案及び行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、質疑を許します。石山權作君。

第34回国会 内閣委員会 第33号(1960/04/27、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 次会は明二十八日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午前十一時二分散会

第34回国会 内閣委員会 第34号(1960/04/28、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案の各案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 ほかに御質疑はございませんか。――御質疑がなければ、これにて三案についての質疑はいずれも終了いたしました。
【次の発言】 三案に対し、高橋禎一君外十九名より自由民主党及び民主社会党共同提案にかかる修正案がそれぞれ提出されております。
【次の発言】 この際各修正案について、提出者よりその趣旨の説明を求めます。高橋禎一君。

第34回国会 内閣委員会 第35号(1960/05/06、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  自治庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 次に行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。

第34回国会 内閣委員会 第36号(1960/05/07、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 次会は公報をもってお知らせすることとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時五十二分散会

第34回国会 内閣委員会 第37号(1960/05/10、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  自治庁設置法の一部を改正する法律案を議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 本案に対し、高橋等君外十七名より修正案が提出されております。
【次の発言】 本修正案について提出者よりその趣旨の説明を求めます。高橋等君。
【次の発言】 本修正案について御質疑はありませんか。――御質疑もないようでありますので、これより原案及び修正案を一括して討論に入ります。
【次の発言】 討論の通告がありますので、これを許します。石山權作……

第34回国会 内閣委員会 第38号(1960/05/12、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案を議題とし、質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければこれにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 これより本案について討論に入るのでありますが、別に討論の申し出もありませんので、直ちに採決いたします。  国家公務員災害補償法等の一部を改正する法律案を可決するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって本案は可決いたしました。  なお本案に対する委員会報告書の作成につきましては委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議あり……

第34回国会 内閣委員会 第39号(1960/05/13、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。石山權作君。
【次の発言】 次会は明十四日午前十時より開会することとし、本日は、これにて散会いたします。     午後零時五十三分散会

第34回国会 内閣委員会 第40号(1960/05/14、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。久保田豊君。
【次の発言】 この際お諮りいたします。本委員会に付託されております八木一男君外二十四名提出の部落問題審議会設置法案につきまして、成規の手続をもって撤回の申し出があります。本案の撤回を許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、本案は撤回を許可するに決しました。  次会は明後十六日午前十時より開会することとし、本日はこれにて散会いたします。     午後零時三十二分散会

第34回国会 内閣委員会 第41号(1960/05/16、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  防衛庁設置法の一部を改正する法律案及び自衛隊法の一部を改正する法律案の両案を一括議題とし、前会に引き続き質疑を許します。柏正男君。
【次の発言】 次に石川次夫君。
【次の発言】 次に石山權作君。
【次の発言】 ただいまの御発言については、理事会において御相談をすることといたします。次に田万廣文君。
【次の発言】 久保田委員に申し上げますが、どうぞ質問を整理してお願いします。
【次の発言】 時間がありませんから簡単に柏委員に質問を許します。総理に対する質問は実は終わっているです。特に交渉してお願いしましたからどうぞ簡単に。柏正男君。

第34回国会 内閣委員会 第42号(1960/05/17、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  同和対策審議会設置法案を議題とし、提出者より提案理由の説明を求めます。秋田大助君。
【次の発言】 これより質疑に入ります。質疑の通告がありますのでこれを許します。田中織之進君。
【次の発言】 次に大原亨君。もう時間があれですから、簡単にお願いします。
【次の発言】 ほかに御質疑はありませんか。――御質疑がなければ、これにて本案についての質疑は終了いたしました。
【次の発言】 この際、本法案について国会法第五十七条の三の規定により、内閣に対し意見を述べる機会を与えることといたします。福田総務長官。

第34回国会 内閣委員会 第43号(1960/07/15、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。委員会は、議院の議決により特に付託された案件につきましては、閉会中もなお審査することができることになっております。つきましては、当委員会といたしまして、防衛庁設置法の一部を改正する法律案、自衛隊法の一部を改正する法律案、行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案、総理府設置法の一部を改正する法律案、特殊海事損害の賠償の請求に関する特別措置法案、石炭産業会議設置法案、連合国占領軍等の行為による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案、恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案、恩給法等の一部を改正す……

第35回国会 内閣委員会 第1号(1960/07/20、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  閉会中審査に関する件についてお諮りいたします。  当委員会といたしましては、前国会通り閉会中審査案件といたしまして、防衛庁設置法の一部を改正する法律案、自衛隊法の一部を改正する法律案、行政機関職員定員法等の一部を改正する法律案、総理府設置法の一部を改正する法律案、特殊海事損害の賠償の請求に関する特別措置法案、駐留軍関係離職者等臨時措置法の一部を改正する法律案、地盤沈下対策特別措置法案、石炭産業会議設置法案、連合国占領軍等の行為による被害者等に対する給付金の支給に関する法律案、恩給法の一部を改正する法律等の一部を改正する法律案、恩給法等の一部を改正する法……


29期(1960/11/20〜)

第39回国会 議院運営委員会 第1号(1961/09/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田(一)委員長代理 これより会議を開きます。  去る七月十八日、小平委員長が辞任されましたので、後任の委員長が選任されるまで、理事各位の御推薦によりまして私が委員長の職務を行なわせていただきます。  第三十九回臨時国会は、本日をもって召集されました。今臨時会の諸準備につきましては、前国会の閉会中、理事打合会において、あらかじめ御協議をお願いいたしたのでありますが、本日、お手元に配付の印刷物にあります諸般の事項について、順次御協議を願うことといたします。  まず、議員控室の件についてでありますが、議員控室は従前通りとするに御異議ありませんか。

第39回国会 議院運営委員会 第2号(1961/09/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 それでは、これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。(拍手)  去る二十五日の本会議におきまして、不肖私が、はからずも議院運営委員長に選任され、その重責をになうことに相なりましたことは、まことに光栄に存ずる次第であります。私はまことに不敏不才でありますが、誠心誠意その任務の遂行に努めて参りたいと存じます。幸いにいたしまして、議事運営につきましてはまことに練達堪能な皆様方がおられますので、ひとえに皆様方の十分な御指導と御協力によりまして、また、議長、副議長の格段の御鞭撻によりまして、委員会の円満な運営に格段の努力を払い、もって国会運営の正常化に尽くして参りたい……

第39回国会 議院運営委員会 第3号(1961/09/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員黒田壽男君、同小林進君、同中嶋英夫君及び同穂積七郎君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右各請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本会議は、零時五十分予鈴、一時から開会することといたします。  この際、暫時……

第39回国会 議院運営委員会 第4号(1961/09/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員西尾末廣、君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、去る二十七日、とりあえず、災害対策特別委員会だけが設置されたのでありますが、今国会におきましても、従来通りの、委員二十五人よりなる公職選挙法改正に関する調査特別委員会……

第39回国会 議院運営委員会 第5号(1961/09/30、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず委員派遣承認申請の件についてでありますが、本日、災害対策特別委員長から、委員派遣承認申請が提出されて参っております。派遣の目的、派遣委員の氏名、派遣の期間及び派遣地名等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本件は、ただいま事務総長から説明のありました通り、これを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 御要望の趣は、これを関係委員長その他にお伝えすることにします。  なお、この際、慣例によりまして、派遣委員は、自動車の利用及び現地の案……

第39回国会 議院運営委員会 第6号(1961/10/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる災害対策基本法案について、日本社会党及び民主社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。本案につきましては、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本案の趣旨説明は安井自治大臣が行なうことになっております。  右の趣旨説明に対し、自由民主党の前田義雄君、日本社会党の川村継義君から質疑の通告があります……

第39回国会 議院運営委員会 第7号(1961/10/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる一般職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、特別職の職員の給与に関する法律の一部を改正する法律案、裁判官の報酬等に関する法律の一部を改正する法律案、検察官の俸給等に関する法律の一部を改正する法律案及び防衛庁職員給与法の一部を改正する法律案について、日本社会党及び民主社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。右各案につきましては、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか……

第39回国会 議院運営委員会 第8号(1961/10/11、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、緊急上程予定議案についてでありますが、予算委員会の、昭和三十六年度一般会計予算補正(第1号)、同特別会計予算補正(特第2号)が、午後三時までに委員会の審査を終了して参る予定になっております。つきましては、右両件を本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、補正予算の議事について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、補正予算両件の議事は、ただいま事務総長から説明がありました通りに取り運ぶこととするに御異議ありませんか。

第39回国会 議院運営委員会 第9号(1961/10/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員佐藤觀次郎君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右請暇の件は、これを許可すべきものとして、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日委員会の審査を終了した昭和三十六年度分の地方交付税の単位費用の特例に関する法律案について、地方行政委員長より緊急上程の申し入れがありますが、理事会の話し合いの通り、場内交渉に一任することに御異議ありま……

第39回国会 議院運営委員会 第10号(1961/10/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、各種委員任命につき、国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、海外移住審議会委員、国立近代美術館評議員会評議員及び蚕糸業振興審議会委員に、それぞれお手元に配付の印刷物にあります通りの諸君を任命するについて内閣から本院の議決を求めて参っております。
【次の発言】 右各件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、参考人・出頭要求の件についてでありますが、国会法改正等に関する小委員会において、国会法改正等に関する件につき……

第39回国会 議院運営委員会 第11号(1961/10/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、社会保険審査会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同審査会委員に石井通則君を任命するについて、内閣から本院の同意を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、裁判官訴追委員会事務局の人事承認の件についてでありますが、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明のありました件は、これを承認するに御異議ありませんか。

第39回国会 議院運営委員会 第12号(1961/10/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、公共企業体等労働委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同委員会委員に大川一司君を任命するについて内閣から本院の同意を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、内閣提出法律案修正の件についてでありますが、お手元の印刷物にあります通りの、現に災害対策特別委員会に付託されている昭和三十六年六月、七月及び八月の水害又は同年九月の風水害を受けた中小企業者に対する資……

第39回国会 議院運営委員会 第13号(1961/10/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、各委員長から緊急上程の申し出がありました議案についてでありますが、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議の場内交渉に一任するに一御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、一時五十五分予鈴、二時五分から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、特に……

第39回国会 議院運営委員会 第14号(1961/10/25、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、本日、前尾繁三郎君外二十三名から、自由民主党、日本社会党、民主社会党三派共同提案にかかる核実験禁止に関する決議案が提出されました。右決議案は、本日の本会議に上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右決議案の趣旨弁明は、自由民主党の永田亮一君が行なうことになっております。  討論につきましては、日本社会党の西村関一君から賛成討論の通告があります。また、共産党の川上貫一君から反対討論の通告があります。討論時間はおのおの十分程度とするに……

第39回国会 議院運営委員会 第15号(1961/10/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、各委員長から緊急上程の申し出がありました議案についてでありますが、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明がありました各案は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の議事日程第一、租税特別措置法の一部を改正する法律案に対しまして、日本社会党の広瀬秀吉君から反対討論の通告があります。討論時間は十分程度とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。

第39回国会 議院運営委員会 第16号(1961/10/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、カナダ首相来訪につき紹介の件についてでありますが、国賓として来日されたカナダ首相ジョン・G・ディーフェンベイカー氏及び同夫人が、本日本院に来訪され、貴賓席において本会議を傍聴されますので、慣例により議長から御紹介があります。その際、議員各位は拍手をもってお迎えいただきたいと存じます。
【次の発言】 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、日本社会党の松本七郎君から、日韓会談再開に関する緊急質問、民主社会党の春日一幸君から、株価対策に関する緊急質問、また、日本社会党の平岡忠次郎君から、株式市場混乱とその対策に関する緊急質問が提出され……

第39回国会 議院運営委員会 第17号(1961/10/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  本日の議事日程第二、自作農維持創設資金融通法の一部を改正する法律案の議事は、本日はこれを延期することとするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、本日の本会議は、一時五十分予鈴、二時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、特に明後三十日月曜日午後二時から開会することといたします。また、次回の委員会は、同日午前十一時から理事会を開……

第39回国会 議院運営委員会 第18号(1961/10/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。佐々木秀世君。
【次の発言】 ただいまの庶務小委員長の報告に対し、何か御発言はございませんか。1それでは、ただいま庶務小委員長から報告がありました通り、国会議員の秘書の給料等に関する法律の一部を改正する法律案起草の件につきましては、お手元に配付の案を委員会の成案として決定し、これを委員会提出の法律案とすることとし、また、国会職員の給与等に関する規程の一部改正の件につきましては、お手元に配付の案の通り改正することを議長に答申するに御異議ありませんか。

第40回国会 議院運営委員会 第1号(1961/12/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  第四十回通常国会は本日をもって召集されました。  この際、国会正常化の問題について、清瀬議長から発言を求められております。清瀬議長。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 ちょっと私から一言。今の下平さん、柳田さん、それからニュアンスはちょっと違いますが、佐々木さんの御発言でありますが、私は、議長はやはり中立であるべきだという建前からいって、こういう問題について議長がお答えをするのはどういうものかという感じがいたします。現にこの間、議長と副議長が社会党の国会対策委員長と矢尾さんを呼んでそうして国会正常化の話をされたときに、社会党としては、今下平さんや柳……

第40回国会 議院運営委員会 第2号(1961/12/14、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員和田博雄君から請暇の申し出があります。その目的、期間等について、事務総長から説明を願います。
【次の発言】 それでは、右請暇の件は許可すべきものとして、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、特別委員会設置の件についてでありますが、先国会におきましては、委員四十人よりなる災害対策特別委員会、また、委員おのおの二十五人よりなる公職選挙法改正に関する調査特別委員会、科学技術振興対策特別委員会、石炭対策特別委……

第40回国会 議院運営委員会 第3号(1961/12/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員鈴木茂三郎君、同成田知巳君、同細迫兼光君、同穗積七郎君及び同石橋政嗣君から、海外旅行のため、十二月三十日から明年一月十日まで十二日間請暇の申し出があります。右各請暇の件は、許可すべきものとして、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、議員風見章君逝去につき弔詞贈呈の件についてでありますが、去る二十日、茨城県第三区選出議員風見章君が逝去されました。ここにつつしんで哀悼の意を表します。  つきましては、同君……

第40回国会 議院運営委員会 第4号(1962/01/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、国務大臣の演説についてでありますが、来たる十九日午後二時から本会議を開き、内閣総理大臣の施政方針に関する演説、外務大臣の外交に関する演説、大蔵大臣の財政に関する演説、経済企画庁長官の経済に関する演説をそれぞれ行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、国務大臣の演説に対する質疑についてでありますが、来たる二十三日午後一時から本会議を開いて、国務大臣の演説に対する質疑に入ることとし、質疑日数は一月二十三日、二十四日の二日間とし、質疑者の数は、自由民主党一人、日本社……

第40回国会 議院運営委員会 第5号(1962/01/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員和田博雄君から、海外旅行のため二月四日から同月二十三日まで二十日間請暇の申し出があります。右請暇の件は、許可すべきものとして次回の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。
【次の発言】 次に、予算委員会の公聴会開会承認要求の件についてでありますが、去る二十六日、予算委員長から、昭和三十七年度一般会計予算、同特別会計予算、同政府関係機関予算について公聴会を開会いたしたいとの申し出がありました。総予算については、国会法第五十一条第二項の規定によりまして、公聴会を開か……

第40回国会 議院運営委員会 第6号(1962/02/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  本日の本会議におきまして、故安井誠一郎君及び故大矢省三君に対し贈呈した弔詞につきまして議長から御報告があり、次いで弔詞を朗読されますが、その際は、前例により議員の方及び議場におられる方は御起立を願うことになっておりますから、御了承を願います。
【次の発言】 次に、両君に対する追悼演説がございますが、大矢君に対する追悼演説者は、先日の委員会で一応自由民主党の高碕達之助君に内定いたしておりましたが、同君の御都合が悪く、自由民主党の中山マサ君にお願いすることにいたしましたので、御了承を願います。
【次の発言】 次に、臨時行政調査会委員任命につき同意を求めるの……

第40回国会 議院運営委員会 第7号(1962/02/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる所得税法の一部を改正する法律案につきまして日本社会党及び民主社会党から、地方税法の一部を改正する法律案につきまして日本社会党から、新産業都市建設促進法案、日本国に対する戦後の経済援助の処理に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件、及び特別円問題の解決に関する日本国とタイとの間の協定のある規定に代わる協定の締結について承認を求めるの件につきまして日本社会党及び民主社会党から、行政事件訴訟法案につきまして民主社会党から、それぞれ本会議において趣……

第40回国会 議院運営委員会 第8号(1962/02/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、畜産物価格審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、同審議会委員に、本院議員芳賀貢君、同本名武君及び参議院議員谷口慶吉君を任命するについて、国会法第三十九条但書の規定により内閣から本院の議決を求めて参っております。  本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、農業基本法に基づく昭和三十六年度年次報告及び昭和三十七年度農業施策についての河野農林大臣の演説についてでありますが、河野農林大臣から成……

第40回国会 議院運営委員会 第9号(1962/02/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、裁判官訴追委員会の委員派遣承認申請の件についてでありますが、裁判官訴追委員長から、裁判官訴追審査事案実情調査のため、同委員伊藤郷一君、牧野寛索君及び坂本泰良君を二月十七日から二十日まで四日間、福島市へ派遣したい旨、議長あてに申し出がありました。  本件は、これを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、日本社会党の河野正君から、流感対策に関する緊急質問が提出されております。右緊急質問は、本日の本会議にお……

第40回国会 議院運営委員会 第10号(1962/02/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員小島徹三君から、海外旅行のため三月二十二日から五月七日まで四十七日間、請暇の申し出があります。右請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
【次の発言】 また、次回の委員会は、十九日月曜日午前十時理事会を開き、理事会……

第40回国会 議院運営委員会 第11号(1962/02/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、内閣提出法律案修正の件についてでありますが、現に農林水産委員会に付託されている農業災害補償法の一部を改正する法律案及び農業保険事業団法案について、国会法第五十九条の規定により本院の承諾を求めて参っております。  本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。

第40回国会 議院運営委員会 第12号(1962/02/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる義務教育諸学校の教科用図書の無償に関する法律案について日本社会党及び民主社会党から、また、日本社会党の山中吾郎君外九名提出にかかる義務教育諸学校の児童及び生徒に対する教科書の給与に関する法律案及び教科書法案について日本社会党から、それぞれ本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。  右各案は、明日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第40回国会 議院運営委員会 第13号(1962/02/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、北陸地方開発審議会委員の選挙についてでありますが、同審議会委員岡良一君が委員を辞任いたしましたので、その後任として、日本社会党から堂森芳夫君を推薦して参りました。
【次の発言】 本件は、本日の本会議においてその選挙を行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、この選挙は、その手続を省略し、議長において指名せられることになっておりますから、御了承願います。
【次の発言】 次に、蚕糸業振興審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、……

第40回国会 議院運営委員会 第14号(1962/02/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、事務局の人事承認の件についてでありますが、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、ただいま事務総長から説明のありました人事の件は、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、来たる三月一月木曜日午後二時から開会することといたし……

第40回国会 議院運営委員会 第15号(1962/03/01、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる公職選挙法等の一部を改正する法律案について、日本社会党及び民主社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。  右案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本案の趣旨説明は、安井自治大臣が行なうことになっております。  右の趣旨説明に対し、自由民主党の篠田弘作君、日本社会党の畑和君から質疑の申し出……

第40回国会 議院運営委員会 第16号(1962/03/02、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本日の議事日程第六、所得税法の一部を改正する法律案に対し日本社会党の武藤山治君から、また、議事日程第七、国民貯蓄組合法の一部を改正する法律案に対し日本社会党の藤原豊次郎君から、反対討論の通告がそれぞれございます。討論時間はおのおの十分間以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。暫時休憩いたします。    午後零時……

第40回国会 議院運営委員会 第17号(1962/03/03、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、緊急上程予定議案についてでありますが、予算委員会の、昭和三十七年度一般会計予算、同特別会計予算及び同政府関係機関予算が、本日すでに委員会の審査を終了して参りました。  つきましては、右各件は、本日の本会議に緊急上程するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、ただいま緊急上程するに決しました予算三件の議事順序につきまして、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、予算三件の議事は、ただいま事務総長から説明がありました通りに取り運ぶこととし、予算三件に対する討論時間……

第40回国会 議院運営委員会 第18号(1962/03/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、内閣提出法律案修正の件についてでありますが、現に内閣委員会に付託されている通商産業省設置法等の一部を改正する法律案について、内閣から国会法第五十九条の規定により本院の承諾を求めて参っております。  本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開くことといたします。

第40回国会 議院運営委員会 第19号(1962/03/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、委員派遣承認申請の件についてでありますが、昨日、運輸委員長から、委員派遣承認申請が提出されました。派遣の目的、派遣委員の氏名等について、事務総長から説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本件はただいま事務総長から説明のありました通り、これを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、開会中の委員派遣については、天災地変、その他真にやむを得ざるもののほかはこれを認めないという従来の慣例を確認し、今回の委員派遣は、これを前例としないとするに御異議ありませんか。

第40回国会 議院運営委員会 第20号(1962/03/09、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  本日の議事日程第一、日本固有の北方領土回復に関する決議案並びに議事日程第二、沖繩及び小笠原諸島における施政権回復に関する決議案の趣旨弁明者、討論者及び決議に対する政府の発言は、お手元に配付の印刷物の通りでございます。
【次の発言】 なお、討論時間はおのおの十分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。

第40回国会 議院運営委員会 第21号(1962/03/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる石油業法案について、日本社会党及び民主社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し出があります。  右案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本案の趣旨説明は、佐藤通商産業大臣が行なうことになっております。  右の趣旨説明に対し、日本社会党の板川正吾君から質疑の申し出があります。その発言時間は十五分以内とす……

第40回国会 議院運営委員会 第22号(1962/03/15、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昨日、福田一君外十名から、自由民主党、日本社会党及び民主社会党三派共同提案にかかる核実験禁止に関する決議案が提出されました。  右決議案は、本日の議事日程に掲載いたしております。  右決議案の趣旨弁明は、自由民主党の稚熊三郎君が行なうことになっております。  討論につきましては、日本社会党の安宅常彦君から賛成討論の通告があります。討論時間は十分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 どうぞ。
【次の発言】 両方でやるんでしょう。

第40回国会 議院運営委員会 第23号(1962/03/16、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、公職選挙法改正に関する調査特別委員会の公聴会開会承認要求の件についてでありますが、本日、公職選挙法改正に関する調査特別委員長から、内閣提出にかかる公職選挙法等の一部を改正する法律案について公聴会を開会いたしたいとの申し出があります。  本件は、これを承認すべきものと答申するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本公聴会は、来たる三月二十九日及び三十日の両日開会する予定とのことであります。
【次の発言】 次に、本日委員会の審査を終了した、または終了する予定になっておる議案で、各委員長か……

第40回国会 議院運営委員会 第24号(1962/03/22、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本日の議事日程第一、関税定率法及び関税暫定措置法の一部を改正する法律案に対し、日本社会党の有馬輝武君から反対討論の通告があります。討論時間は十分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は、明三月二十三日金曜日午後二時から開会することといたしま……

第40回国会 議院運営委員会 第25号(1962/03/23、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、海外移住審議会委員任命につき国会法第三十九条但書の規定により議決を求めるの件についてでありますが、同審議会委員に、本院議員田中龍夫君、同田原春次君、同竹内俊吉君及び参議院議員赤間文三君を任命するについて、内閣から本院の議決を求めて参っております。
【次の発言】 本件は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、科学技術会議議員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同会議議員に内海清温君及び茅誠司君を任命するについて、内閣から本院の同意を……

第40回国会 議院運営委員会 第26号(1962/03/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本日の議事日程第三及び第四に対し、日本社会党の堀昌雄君から反対討論の通告があり、また、議事日程第五及び第六に対し、日本社会党の横山利秋君から反対、自由民主党の鴨田宗一君から賛成討論の通告がそれぞれございます。討論時間はおのおの十分以内とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。

第40回国会 議院運営委員会 第27号(1962/03/29、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、庶務小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。佐々木秀世君。
【次の発言】 ただいまの庶務小委員長の報告に対し、何か御発言はございませんか。
【次の発言】 それでは、ただいま庶務小委員長から報告のありました国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律等の一部を改正する法律案については、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会提出の法律案とすることとし、また、衆議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案及び衆議院法制局員定員規程の一部を改正する規程案については、お手元に配付の案を委員会の成案と決定し、これを委員会……

第40回国会 議院運営委員会 第28号(1962/03/31、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる地方税法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され本院に回付されて参っております。  回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 本案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 ただいま佐々木委員からの御発言につきましては、われわれとしても、この法案は四月一日から実施をするのであり、しかも、これが減税を含んでおりまする関係上、何としてもやはりこれは決定をお願いいたしたいということを、先ほどの議運の理事会で実は申し上げたのでありまし……

第40回国会 議院運営委員会 第29号(1962/04/05、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、本日、日本社会党の山本幸一君外四名から、外務大臣小坂善太郎君不信任決議案が提出されました。本決議案は、本日の本会議の劈頭において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本決議案の趣旨弁明は、日本社会党の細迫兼光君が行なうことになっております。  討論につきましては、自由民主党の安藤覺君から反対、日本社会党の大原亨君から賛成討論の通告があります。  なお、本決議案の採決は記名投票をもって行なうことといたします。

第40回国会 議院運営委員会 第30号(1962/04/10、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、本会議において、趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、内閣提出にかかる、ばい煙の排出の規制等に関する法律案について、日本社会党から、本会議において趣旨の説明を聴取いたしたいとの申し世があります。  右案は、本日の本会議において趣旨の説明を聴取した後、質疑を行なうことといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右案の趣旨説明は灘尾厚生大臣が行なうことになっております。  右の趣旨説明に対し、日本社会党の中嶋英夫君から質疑の申し出があります。その発言時間は十五分……

第40回国会 議院運営委員会 第31号(1962/04/12、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員松田鐵藏君から、海外旅行のため、四月二十五日から五月五日まで十一日間、請暇の申し出があります。  右請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本日の本会議の議事の順序について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、本会議は、午後一時五十分予鈴、午後二時から開会することといたします。
【次の発言】 次に、次回の本会議の件についてでありますが、次回の本会議は……

第40回国会 議院運営委員会 第32号(1962/04/13、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、回付案の取り扱いに関する件についてでありますが、内閣提出にかかる総理府設置法等の一部を改正する法律案及び日本輸出入銀行法の一部を改正する法律案が、参議院において修正され、本院に回付されて参っております。  回付案の内容について、事務総長の説明を求めます。
【次の発言】 それでは、両回付案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、緊急質問の取り扱いに関する件についてでありますが、日本社会党の緒方孝男君から、頻発する自衛隊機の墜落事故に関する緊急……

第40回国会 議院運営委員会 第33号(1962/04/17、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員高田富之君から、海外旅行のため、四月二十一日から五月七日まで十七日間、請暇の申し出があります。  右請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、本会議において趣旨の説明を聴取する議案についてでありますが、自由民主党の宮澤胤勇君外二百六十二名提出にかかる中小企業基本法案、また、日本社会党の松平忠久君外二十六名提出にかかる中小企業基本法案、中小企業組織法案及び中小企業省設置……

第40回国会 議院運営委員会 第34号(1962/04/19、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより委員会を開会いたします。  まず、本日は、小坂外相に御出席を願ったのでありますが、これは、昨日、日本社会党の山木国対委員長外数名の方が議長のところへおいでになりまして、過般、衆議院において核実験の禁止決議を行なったのであるが、この決議の内容は、政府に対してしかるべき措置をとれということを内容としたものであるけれども、しかし、これだけでは、政府がやっただけで、はたして十分の効果が上がっているかどうかということも問題でもあるし、むしろこの際は、議長として、院議を有効に利用して、そうして実際に核実験禁止の実効が上がるような何らかの工夫をしてもらいたい、そういうような方策がないか……

第40回国会 議院運営委員会 第35号(1962/04/20、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員松村謙三君、岡竹山祐太郎君、同井出一太郎君及び同田川誠一君から、海外旅行のため、四月三十日から五月七日まで八日間、請暇の申し掛があります。  右請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、質問者の要求大臣は、お手元に配付の印刷物にあります通りでございます。

第40回国会 議院運営委員会 第36号(1962/04/24、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、議員請暇の件についてでありますが、議員猪俣浩三君から、海外旅行のため、四月二十七日から五月七日まで十一日間、請暇の申し出があります。  右請暇の件は、これを許可すべきものとし、本日の本会議においてこれを決定するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、請願の紹介提出期限に関する件についてでありますが、会期も来たる五月七日をもって終了することになっておりますので、今会期の請願の紹介提出期限を四月末日までといたしたいと思いますが、御異議ありませんか。

第40回国会 議院運営委員会 第37号(1962/04/26、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、去る二十日、關谷勝利君外五十七名から、自由民主党、日本社会党及び民主社会党、三派共同提案にかかる近畿圏整備に関する決議案が提出されました。  本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右決議案の趣旨弁明は、自由民主党の關谷勝利君が行なうことになっております。  討論につきましては、日本社会党の肥田次郎君から賛成討論の通告があります。討論時間は十分以内とするに御異議ありませんか。

第40回国会 議院運営委員会 第38号(1962/04/27、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、昨二十六日、簡牛凡夫君外九名から、自由民主党、日本社会党及び民主社会党、三派共同提案にかかる、国土を美しくする決議案が提出されました。  本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右決議案の趣旨弁明は、自由民主党の簡牛凡夫君が行なうことになっております。  討論につきましては、日本社会党の勝澤芳雄君から賛成討論の通告があります。討論時間は十分以内とするに御異議ありませんか。

第40回国会 議院運営委員会 第39号(1962/04/28、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、決議案の取り扱いに関する件についてでありますが、昨日、日本社会党の山本幸一君外四名から、自治大臣安井謙君不信任決議案が提出されました。  本決議案は、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、右決議案の趣旨弁明は日本社会党の淡谷悠藏君が行なうことになっております。  討論につきましては、自由民主党の竹山祐太郎君から反対、日本社会党の岡本隆一君及び民主社会党の玉置一徳君から賛成討論の通告があります。  なお、玉置一徳君の討論については、議場内交渉によって決定す……

第40回国会 議院運営委員会 第40号(1962/05/06、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、日本電信電話公社経営委員会委員任命につき同意を求めるの件についてでありますが、同経営委員会委員に萩原吉太郎君を任命するについて内閣から本院の同意を求めて参っております。  本件は、これに同意を与えることとし、本日の本会議において議題とするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます、よって、さよう決定いたしました。
【次の発言】 次に、常磐線三河島駅構内における列車衝突事故についての斎藤運輸大臣の発言についてでありますが、斎藤運輸大臣から成規の発言通告が参っております。  本件は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませ……

第40回国会 議院運営委員会 第41号(1962/05/07、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  まず、永年在職議員表彰の件についてでありますが、議員u谷秀次君が今月現在で在職二十五年になられましたので、慣例によりまして、院議をもって同君を表彰することになります。  表彰文は、前例に従い、事務当局において作成した案文をお手元に配付いたしてございます。一応事務総長の朗読を求めます。
【次の発言】 それでは、表彰文は事務当局において作成した案文の通りとし、本表彰決議は、本日の本会議において行なうこととするに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  なお、本表彰決議は、議長発議をもろて行ない、表彰決議の……

第40回国会 議院運営委員会 第42号(1962/05/08、29期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、図書館運営小委員長から報告のため発言を求められております。これを許します。鈴木正吾君。
【次の発言】 ただいまの図書館運営小委員長の報告に対し、何か御発言はございませんか。――それでは、ただいま図番館運営小委員長から報告のありました国立国会図書館定員規程の一部改正の件は、これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  また、国立国会図書館法第十一条の規定に基づく国立国会図書館の業務の経過報告を承認するに御異議ありませんか。

第40回国会 商工委員会 第43号(1962/08/03、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今度通商産業大臣に任命を受けました福田一でございます。御承知のように、まことに不行き届きのある男で、またあまり実は学の深い方でもございませんのでありますが、まあ一つ一生懸命勉強さしていただいて、そうして皆さんの御指導と御支援によって大過なく仕事を務めさしていただきたい、かように考えております。皆さん方は非常に専門的にいろいろの問題について勉強していられると思いますので、そういう御意見等も十分承りまして仕事をやらしていただきたい、かように考えておりますので、どうか一つよろしくお願いを申し上げます。(拍手)

第41回国会 議院運営委員会 第1号(1962/08/04、29期、会派情報なし)【議会役職】

○福田前議院運営委員長 大へん長い間お世話になりまして、しがもまたいろいろ御迷惑をおかけもしたわけでありますが、今度はからずも大臣、しかもほんとうにこれははからずもでありますが、通産大臣ということで、こっちの方があわてておるわけなんで、まあいろいろ今後も皆さんにお世話になることが多いと思うのでありますが、どうか一つ、委員を一緒にさせていただいたことに免じまして、また御援助のほど、御指導のほどを切にお願いいたします。どうぞよろしく。(拍手)
【次の発言】 どうぞ一つよろしくお願いします。

第41回国会 災害対策特別委員会 第2号(1962/08/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えを申し上げます。  お説の通り、今度の災害で特にボク山の問題がクローズ・アップされてきたわけでありまして、これの被害の問題は決して軽視することを許しません。従って、これに対しては、われわれとして非常な関心を持ってこの問題の処置をしていかなければならないという考え方でありますが、まず第一点の、今回の江迎の災害自体については、これはいわゆる一般災害の立場からすみやかに処置していくべきものではないか、こういうような御質問でございますが、私といたしましては、お説の通り、一般災害としてこの問題を処置して参るようにいたすべきである、そのような考えを持っておる次第であります。  なお第……

第41回国会 商工委員会 第1号(1962/08/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 この際、一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  わが国経済の最近の情勢は、昨秋以来政府のとって参りました一連の景気調整策の効果がようやく浸透する段階に入っております。すなわち、鉱工業生産は四月以来一進一退を続けながらも、下降傾向をたどるなど、国内経済は全般的に落ちつきを見せ、経済は本格的な調整期を迎えることとなりました。また、国際収支も、輸入の沈静とアメリカ向けを中心とする輸出の好調から、当初見込みの赤字一億ドルからかなりの改善を見、特別借款の受け払いを除外しておおむね上期、下期とも均衡ベースを維持できるものと予想されます。  このような段階に当面して、私は、景気調整策を弾……

第41回国会 商工委員会 第2号(1962/08/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えを申し上げます。実は、新産業秩序という言葉が通常用いられておりますが、まあその明確な定義といいますか、そういうものというものは私はまだここにできておらない、こう思うのであります。ただ、しかしながら、御承知のように、経済というものは生きものでございますから、そのときその場合に適合した施策をやっていかなければいけない。今日の状況から見ますというと、自由化の問題といい、EECの誕生といい、いろいろのこの場合に処して考えなければならない問題がある。そこでしからばそういうような問題をどういう観点から取り上げてみるかということになれば、もちろん生産関係という面から一つこれを考えてみな……

第41回国会 商工委員会 第7号(1962/08/31、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 電力再編成の問題は、田中さんからただいま御説明がありました通り、これはそもそも占領行政が始まって電力を九分割したときから起こっておる問題でありまして、今日までずっと続いておる問題でございます。従って、あらゆる時代、また電力料金等の値上げが起こった場合には、必ずこの問題が取り上げてこられたことは当然だと思うのであります。そういう意味からいいますならば、電力の再編成問題というものは常に検討されてきておった問題であり、また今後もこれが再編成がなるまでは常に続でであろう問題だ、私はこう考えておるわけでございます。その理由等は、私が申し上げるまでもなく、法の不備とか態勢自体の内容とかいろ……

第41回国会 商工委員会 第8号(1962/09/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 通産省といいますか、われわれとしましては、外務省を通じまして、御決議のあったときももちろんでありますが、その他のときにおきましても、数次にわたってそういうようなことをしてもらっては困るという抗議をいたしております。
【次の発言】 われわれの方が自由化をするのに賦課金をかけるのはけしからぬというお話でございますがアメリカの政府がそういう意図を持って国会をリードしておるというようなことであれば、これはまあ非常におかしい話でございますけれども、これはお互いが自由な政策問題でありますから、アメリカの議会におきまして自由な討議をしておることに対しては、われわれとしてその討議自体に文句を言……

第41回国会 商工委員会 第11号(1962/11/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説の通り、自動車の問題にいたしましても、バイ・アメリカンの問題にしましても、最近そういう事態が起きております。これについては日本側として当然一つそういう事態をなるべく改めてもらいたいということを要請することになると思うのであります。向こうは向こうでやはり向こうなりの事情があるように言っておりますけれども、われわれとしてはそういうことで、私どもの弱い経済性がますます弱化されるということは困るわけでありますから、そういうことについては特に主張をいたすつもりで考えております。
【次の発言】 お説のように、ズボンとブラウスの問題につきましては、問題が起きまして九月から一時輸出をとめて……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1962/08/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 一言ごあいさつを申し上げたいと存じます。  このたび石炭行政を担当することになりましたので、第四十一臨時国会の初めにあたり、一言所見を申し述べたいと存じます。  わが国経済の安定的発展をはかり、国民生活を向上させるためには、その基礎となるエネルギーを合理的かつ安定的に供給することがぜひとも必要であることは申すまでもないところでありますが、わが国エネルギー産業の中心となる石炭産業は、いわゆるエネルギー革命の進展に伴い、構造的な不況に当面しているのであります。  政府といたしましては、このような事態に対して、昭和三十四年に石炭鉱業合理化基本計画を策定して以来、出炭規模五千五百万トン……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1962/08/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えを申し上げます。お説の通り、石炭産業を今後どのような方河に持っていって処理したらいいかということについては、三案あることは事実でございます。そういう考え方は確かにございます。今の石炭産業の姿は、確かに国営ではもちろんございません。というて、自由な企業として立ち行ける段階かというと、そうでもない。まあその混合のような形になっていることは、おっしゃる通りでございます。しかし、アメリカにおける石炭産業あるいは西独における石炭産業、またフランスその他の国々における石炭産業というものは、その国その国の一つの特殊性がみなあるのではないかと考えているわけでありまして、たとえば日本におい……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1962/08/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ボタ山の問題が今度の災害から非常に大きくクローズ・アップされまして、お説の通り、長崎とか佐賀とかいう地域においては、特にこの問題はある意味で社会問題としても取り上げていかなければならぬというふうになっておりまして、これについては、通産省といたしましては、一応今までの法律の建前によってこの問題の措置をはかっていくようにしたい。その区域の人たちに非常な不便といいますか、苦労をかけないようにもちろんしなければならないのでありますが、今までのところでは、現在の法律で大体やっていけるという考えで今日措置を考えておるところでございまして、お説のように非常に危険なボタ山もたくさんあるようで―……

第41回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1962/09/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 三十五年、三十六年の伸び率はお示しの通りでございまして、そういう場合において三十五年の石炭産業の姿と、三十五年の初めにスタートを起こしたときのほかの産業の姿とは、一応バランスがとれていた数字であるというところを基準として、一年間に伸びが一七%あったということになれば、それに応じて石炭産業の消費も伸ばしていく、伸びるのが普通である、それが伸びなかったというのは、行政面において、あるいは施策の面において間違いがあったからこういう結果が起きたのじゃないか、こういうお考えであると思うのであります。考え方として一つの考えでございますが、実際問題としてどういうわけでこうなったかということを……

第41回国会 予算委員会 第1号(1962/08/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまお尋ねのありました非鉄金属に対する附帯決議その他決議に関しての問題につきましては、ただいま総理がお答えになりました通り、通産省といたしましては慎重な検討をただいまやっております。  なお、次に御質問になりましたマンガンその他石綿等の種類の問題については、十月自由化の予定になっておるけれども、これはどうするのか、自分の意見としては延ばした方がいいように思うが、こういうような御質問と承るのでありますが、この問題等につきましても、通産省としては、一々のその種類の問題、たとえば石綿なら石綿について、現在価格がどういうふうになっておるか、これに対してどういう措置をとったらいいか、……

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えを申し上げます。  石炭対策の問題につきましては、ただいま調査団の報告も出ておりまして、これに基づいて内閣といたしましては石炭対策関係閣僚会議もつくりまして、今せっかくこれに対する措置を処理いたしておる段階でございます。そこで、その中において予算の問題あるいは法律の問題等いろいろございますが、こういう問題もあわせて今研究をいたしておる次第でございまして、まず質問の第一点でありまする、離職者に関する何か法律を今度の臨時国会に出す方針であるかどうかというお話でありますが、この問題についても、これは基本の問題と関連をいたしましてただいませっかく研究をしておるところでございます。……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1962/12/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えを申し上げます。ただいまのお話は、石炭の需要をどのくらい確保できるかというお話だと思うのでございます。もとより政府といたしましては、有沢調査団の報告の趣旨に基づいてやっておるわけでございますが、私たちの試算によりますというと、大体昭和三十八年から電力や鉄鋼等の長期の取引の契約の数量をできるだけ増大する方針でございまして、精炭五千五百万トンの需要確保を目途としておるのでありますが、三十八年度においては、現状における見通しでは、鉄鋼業の不況を反映いたしまして原料炭は若干伸び悩みを見込まざるを得ないので、率直に言って、三十八年度の需要は精炭五千五百万トンを割るおそれもあるわけで……

第42回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1962/12/18、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。私たちは、この審議会の内容につきましては、現行法によってこれをやっていける、こういう解釈をとっているのでございまして、今後の石炭対策の重要事項を審議する場合には、全面的にこの審議会を改組したい、こういう考え方でおります。そこで、各部会の構成員等を申し上げますと、使用者及び労働者の代表委員、中立委員、需要業界代表、金融機関代表等々ございます。ただし合理化整備計画を審議する合理化部会は、労使同数の委員及び中立委員若干名をもって構成して審議の公正を期したい、こういう考えでございます。それから審議会の運営は、その性格上もちろん多数決制による、こういうことでございます……

第42回国会 予算委員会 第1号(1962/12/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えを申し上げます。  先般の日米貿易経済閣僚会議に参りまして、こういう日中貿易の問題について、特に何も話があったわけではございません。従ってまた、この間の会合があったからといって、政府としての態度は何も一つも変わっておりません。われわれといたしましては、総理からもお答えがございました通り、政治と経済は分離して処理をしていくという考え方に立ちまして、そうして高碕さんがおいでになるときに、政府としてはこういう問題はどういうふうに考えるかというようなお話がございましたので、それについての御意見は申し上げておきました。その後帰っておいでになりまして、一応の案を承っておるのであります……

第42回国会 予算委員会 第2号(1962/12/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  四十二年度におきまする石炭と石油のバランスの工合は、大体、現在が総エネルギーの間に占める分が石炭が三〇%ぐらいでございますが、四十二年度になると一九%ぐらいになる予定に相なっております。詳しい数字は事務当局から御説明をさしていただきたいと思います。
【次の発言】 四十二年度におきましては、輸入のエネルギーが六〇%、国内のエネルギーが大体四〇%の予定と推定をいたしております。
【次の発言】 所要の資金の方は、大体二千五百億円の予定に相なるかと存じております。ただし、その内訳は、民間ベースにおきまして千億円くらい、それから国の関係ベースにおいて千五百億円くら……

第43回国会 外務委員会 第11号(1963/03/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 キューバ糖の問題についての御質問でございますが、われわれとしては、両国間に紛争が起きて、そのために通商関係に阻害を来たすということは、まことに好ましいことではございません。従って、なるべくそういう事態が解決をいたしまして通商関係がうまくいくようになることを希望いたしております。砂糖の具体的な問題につきましては、御承知のように、これは農林関係でございまして、私がお答え申し上げるのはいかがかと存じます。  それから、鋼管の問題につきましては、先ほど外務大臣からお答えを申し上げた通りでございます。
【次の発言】 御説の通り、自由化をいたして参り、また、ここに八条国移行の問題が起きてき……

第43回国会 決算委員会 第25号(1963/06/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 電力会社は非常にたくさんの石炭を購入いたしております。したがって、その購入にあたって、いろいろの不正やいろいろの問題が起きることはわれわれとしても極力戒めなければいけないという考え方で、問題の処理にずっと当たってきておるわけであります。ただいま御質問になりましたことについては、われわれとしてはその事実があったといたしましても、それは納入権というものでない、今後大体三千トンくらいずつは買うことにするんだというような一種の口約束的な――商売では私はそういうことはよくあると思うのです。そういう約束で引き受け、めんどうを見ましょう、電力会社も困ってしまうし、赤字になっちゃ困るし、という……

第43回国会 商工委員会 第2号(1963/01/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 通商産業政策につきまして、一言ここに御説明を申し上げたいと存じます。  昭和三十七年度のわが国経済は、一昨年来の一連の景気調整策が着実に効を奏しまして、設備投資及び在庫投資の減少を中心として経済の基調は鎮静化を見るに至りましたが、その結果輸入は大幅に減少し、輸出面においても対米輸出を中心として大幅な増加を示しましたので、国際収支は上期中に均衡回復を達成し、その後も黒字基調を維持しております。その結果、貿易収支では三億ドルの黒字となり、年度末の外貨準備も十八億ドルをこえる見通しとなりました。しかし、反面において、国内経済は、年度問の経済成長率は実質で四・二%、鉱工業生産で三・七%……

第43回国会 商工委員会 第3号(1963/02/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 プラント類輸出促進臨時措置法の一部を改正する法律案に  つきまして、その提案理由及び要旨を説明いたします。  最近における世界の貿易構造が、東南アジア諸国等の低開発諸国の開発計画の進展に伴い、並化学工業品の輸出に重点が移りつつあることは、御承知の通りであります。このような情勢に即応して、今後わが国の貿易規模を拡大していくにあたって最も有力なものは、プラントの輸出であると確信する次第であります。すなわち、プラントの輸出は、一件当たりの契約規模が巨額であるのみならず、技術の輸出を伴うものとして外貨手取り率、付加価値率ともにきわめて高く、また、相手国に与える経済協力効果、市場開拓効果……

第43回国会 商工委員会 第4号(1963/02/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のように、スケパーマッケットの問題は、小売商に対して非常に大きな問題になり、関心事になっておるわけでございます。特に今御指摘になったことにつきましては日本のある商社と結びついてそういうものをやるというお話がありましたので、その後私としては事情を聴取しておるのでありますが、その商社の意向では、特に日本の小売商に大きな影響を与えるような考え方はしておらないのだというような話をしておるわけでございます。なお、われわれとしましては、今後それがどういうような構想のもとに、どういう措置をとってくるかということは、大分よく調査をいたしまして、そうして場合によっては、御承知のような調整法の……

第43回国会 商工委員会 第6号(1963/02/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま提案になりました中小企業信用保険公庫法の一部を改正する法律案の提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  中小企業信用保険公庫は、中小企業信用保険業務と各地の信用保証協会に対する融資業務を行なうことにより、信用力の薄弱な中小企業君の信用補完に寄与してきているのでありますが、現状においては、中小企業者の信用保証協会に害せる期待はますます大なるものがありまして、政府としても、当公庫を通じ、信用保証協会の保証機能を一そう拡充、強化する必要があると考えられるのであります。かような趣旨に基づきまして、今回、中小企業信用保険公庫法の一部を改正しようとするものでありますが、その概要……

第43回国会 商工委員会 第7号(1963/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま、山口さんから、実地に自分の目でごらんになったスーパーマーケットなりSSDDSなり等々についての非常に詳しく、また実際に即したお話を聞かせていただきまして、私としては大へん参考にさせていただいたと思いまして、まずもってお礼を申し上げたいと思います。  ただ、仰せの通り、これに対する対策は、これからわれわれとして十分に研究しなければならないのでありますか、私たちが今すぐにその問題について、たとえば法制的に何かするとか何とかいうところまで今のところ踏み切っておらないことは、まだ実態をよくつかんでおらなかったということもございますが、実は日本の特殊事情というものを考えてみてお……

第43回国会 商工委員会 第8号(1963/02/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 金属鉱物探鉱融資事業団法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の金属鉱業は、経済発展に不可欠な鉱産物を供給する重要な基礎産業でありまして、多数の労務者に雇用の機会を提供し、あるいは地域経済の振興に寄与するという見地かうも、国民経済上きわめて重要な役割を果たしておりますが、国際的にその競争力が弱いため、貿易の自由化を契機に、重大な局面に逢着している現状であります。  さきの第四十国会におきましては、かかる現状に対処するため、抜本的な金属鉱業対策を樹立すべき旨の決議が行なわれましたが、政府といたしましては、自来、この決議で示された検討事項にも即し、鉱業……

第43回国会 商工委員会 第9号(1963/02/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  共産圏だからどうとか、どこだからこうとかという考え方で貿易を扱ってはいけないと思うのです。この基本態度は、就任以来ごうも変えておりません。従いまして、新聞談話等にもいろいろ出ておるかもしれませんが、そういう共産圏だからどうしたとか、あるいは後進国であるからどうだとか、あるいはアメリカ関係だからどうだ、それによって差別をつけようとは、考えておらないわけであります。ただ、貿易でございますから、どうしても相手の国のいわゆる外貨事情とか、必ず将来は支払ってもらえる保証があるかどうか、あるいはまたそれをやっておけば、将来は、後進国であっても何らかの期待権が出てくる……

第43回国会 商工委員会 第11号(1963/02/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 中小企業基本法案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し下げます。  わが国の中小企業が、鉱工業生産の拡大、商品流通の円滑化、海外市場の開拓、雇用機会の増大等、国民経済のあらゆる領域にわたってその発展に寄与するとともに、国民生活の安定に貢献して参りましたことは、すでに国民一人々々が高くこれを評価しているところであります。  しかるに、最近に至りまして、生産性等の著しい企業間格差は、中小企業の経営の安定と、その従事者の生活水準の向上にとって大きな制約要因となりつつあります上に、技術革新の進展、生活様式の変化等による需給構造の変化と労働力の供給の不足とは、中小企業の存立基盤……

第43回国会 商工委員会 第12号(1963/03/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御承知のように、この信用保険の制度は、中小企業、いわゆる信用等もあまりないけれども、実際に設備を近代化していくというようなものをできるだけ助成するという建前からやっておるわけでありまして、昨年の暮れまでに三千億円ほど保険をつけておるわけでございます。来年一ぱいにこれが四千六百億円くらいまで保険高がふえる予定でございまして、その場合には、大体三十億円くらい出資をいたしておけば、その保険を引き受け得るという観点から、これだけの予算措置をいたしておるわけでありまして、大体今の考えでは、われわれが必要とする限度までは何とか保険をつけ得るのではないか、かように考えておるわけでございます。

第43回国会 商工委員会 第17号(1963/03/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 計量法施行法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国の計量単位は、計量法及び計量法施行法によりまして昭和三十四年からメートル法に統一され、輸出する貨物の計量及び貨物の輸入についての計量を除いては、原則としてメートル法による法定計量単位以外の計量単位の使用が禁止されているのであります。ただ、諸般の情勢から、この時点で直ちにメートル法に切りかえることが困難な部門については、政令で指定し、これらについては、ヤードポンド法による計量単位が、昭和三十八年十二月三十一日までを限度として認められているのであります。  これらの政令で指定され、猶予の認め……

第43回国会 商工委員会 第20号(1963/03/22、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま可決をしていただきました二法案の修正の御趣旨につきましては、その趣旨に沿って善処いたして参りたいと思います。(拍手)どうぞよろしくお願いいたします。

第43回国会 商工委員会 第22号(1963/05/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 輸出硫安売掛金経理臨時措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  硫安問題につきましては、御承知のとおり、昭和二十九年以来、肥料二法に基づきまして、国内価格の決定を行なうとともに、輸出については日本硫安輸出株式会社を通ずる一手輸出体制をとることとしたのでありますが、輸出価格と国内価格との差額、いわゆる輸出赤字につきましては、運用上、これを硫安生産業者の輸出会社に対する売掛金として処理することとしてまいったのであります。しかるに、ここ数年来、硫安の国際的な輸出競争は一段と激しさを加え、その結果、硫安生産業者の合理化努力にもかかわらず輸出赤字が年々増加し、今……

第43回国会 商工委員会 第25号(1963/05/15、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 九州とか北海道の中小企業、あるいはその他の地区の中小企業はどうでもいいという考えじゃないのでございまして、九州は大阪、また北海道の方は東京というように、そこで取り扱うことは十分できると思うのであります。ただ、この種の会社は、一応ある意味での試みとしてやっておるわけでございますから、将来これが非常に効果をあげるというような段階になってくれば、また将来は各地にそういうものをつくることももちろん考慮し得る余地があると思うのであります。御承知のように、これは新しい一つの試みでございます。一応トライアルとして東京、大阪、名古屋につくってみる。そうしてひとつこれに対して中小企業の皆さんがど……

第43回国会 商工委員会 第27号(1963/05/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お話のとおり、非鉄金属の問題については、石炭に準じて扱うということにいたしておりますので、石炭と同様にはなかなかいかぬ面もございますが、労働省関係の雇用促進事業団法の一部改正を行ないまして、これはもうすでに法案が通過しておりますが、これによって、住宅問題あるいは雇用促進の手当てというような点については、石炭と同じような措置がとれるように処理をいたしたわけであります。しかし、これだけでわれわれは十分だとは考えておりませんので、今後とも実情に応じて労働省ともよく連絡をとりまして、雇用関係の万全の措置をとるように努力いたしたい、かように考えておる次第でございます。

第43回国会 商工委員会 第29号(1963/05/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のように、プロパンガスは、燃料として相当使われておるわけであります。これは非常に大事なことであります。それが消費者にとってどちらでどうなっているかわからないという状態は、確かにおもしろい状態ではありません。したがって、これはどちらの形にいたしますかは別として、とにかく消費者にわかりやすいようなほうに統一をしていくということは、けっこうな考え方だと思いますから、今後ひとつ調査させていただきたいと思います。
【次の発言】 それはやはりいまから勉強させてもらわぬと、よくわかりません。
【次の発言】 御趣旨全く賛成でございます。

第43回国会 商工委員会 第30号(1963/05/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 金属鉱業等安定臨時措置法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の金属鉱業等は、御承知のとおり、貿易自由化の時期を迎えて、かってない困難な事態に直面しておりますが、政府といたしましては、これに対処するため、さきの第四十国会における金属鉱業危機打開に関する決議を尊重し、抜本的な鉱業政策を確立して金属鉱業等の長期的な安定をはかるべく、鉱業審議会の審議その他を通じて具体的施策の検討を進めてまいりました。  金属鉱業等の安定をはかるためには、鉱産物の生産費の引き下げを促進して、その国際競争力を強化することがぜひとも必要でありますので、政府は、すでに今通常国会……

第43回国会 商工委員会 第31号(1963/05/31、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  肥料二法は、来年の七月までは存在しておりますので、それまでの間は、肥料については自由化はいたしません。その後の措置についてはどういうふうにしたらいいかということは、ただいま検討するというのでは困るというお話でございますけれども、いろいろの問題、いま仰せになった問題等も含めて、検討をさせていただきたい。ただ、基本的な考え方としては、そういうようなことで農家に安い十分な肥料を供給するという目的を阻害しないような形において処置をいたしてまいりたい、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 お答えをいたします。  肥料二法が来年の七月末日で切れますので、……

第43回国会 商工委員会 第33号(1963/06/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま御説明をいただきましたように、日本の中小企業は、不完全競争といいますか、特殊の事情があり、しかも十三の項目をあげて述べられましたような必要性に迫られておる。しかも、一方においては、自由化あるいは関税一括引き下げ等、世界的規模において日本経済が移り変わっていく段階における日本の中小企業、こういう考え方に立ってこれからの施策をやっていくわけでございます。したがって、われわれといたしましては、中小企業基本法というものは、その施策の方向を示すものではございますが、この法律に基づきまして、今後の施策については、いままでとは違った格段の努力をいたしてまいらなければならぬと思います。……

第43回国会 商工委員会 第34号(1963/06/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のとおり、わが国の中小企業をいかにしていくべきかということについては、長い間、与野党の間においても、政府の間においても、研究を続けてきたところであります。ただいまの御質問は、この法案がなかりせばいかなる方向に中小企業が向いていくであろうか、この法案を提出した基礎、すなわち、政府の信念を述べろというお考えかと伺ったのでありますが……。
【次の発言】 私は信念を含めて申し上げてみますと、御承知のように、今日、日本の中小企業は、私は、まず諸外国においては例がない、諸外国においてはこのような中小企業のあり方というものはないと思っております。それが、どうして日本においてこういう中小企……

第43回国会 商工委員会 第35号(1963/06/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のとおりであります。
【次の発言】 お説のとおり、産業全般の中における中小企業であって、中小企業だけが存在するというものでもなければ、産業というものを見たときに、中小企業を離れて産業を論ずることもできないと思います。ただ、しかし、中小企業という抽象的な言葉で表現されるのをどの程度のものから中小企業として見るかということは、その時勢、その時代によって私は動いていくものであろうかと思うのでありまして、たとえば、資本金の額だけで考えるわけにもいかなければ、あるいは人数だけでもいかない場合もある。また、業種によってもいろいろ違うというようなわけでありますから、私は、あなたの御質問の……

第43回国会 商工委員会 第37号(1963/06/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま金属鉱業等安定理事措置法案に対する附帯決議が当委員会において決定せられたのでございますが、右附帯決議につきましては、決議の趣旨を十分尊重いたしまして、善処をいたしたいと存じます。
【次の発言】 ただいま御質問がございましたのは、政府は、中小企業基本法においては、格差の縮小ということをまず第一にしておって、解消ということを考えておらぬのではないか、またそういうような縮小というようなことを考えておっても、今日のような時代においては、それは非常に実現しにくいではないか、こういう御質問だと思うのであります。私たちは、実を言いますと、しばしばここでも申し上げておりますとおり、産業……

第43回国会 商工委員会 第38号(1963/06/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のとおり、この場合にわれわれは補正ということばを使っておりますが、補正というのは、ただいま御説明があったとおり、補い正すということでございまして、中小企業が受けておりますところの不平等な待遇であるとか、あるいはまた経済的な不利というようなものを補い正すことが必要であるという考え方であります。しかし、これを直す、もうはつきり頭から是正するのだということばのほうが格調としても高いし、本案の目的とするところを端的に差し示す上において意味がある、こういうことでございますれば、われわれとしてもこれにあえて反対する気持ちはないのでありまして、御趣旨のように考えてまいることに異議はござい……

第43回国会 商工委員会 第40号(1963/07/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの御要望でございますが、四つございましたが、一々ごもっともな御意見であると私は考えております。  第一点の協会に対して補助金を出すことにしても、あるいはまたプロパン自動車に対する万全の手配を整えるということも、その他二点につきましても、私ごもっともだと思っております。十分研究をさせ、また、他省に対しては連絡をいたしまして、調査をいたさせたいと思っております。

第43回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1963/01/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 石炭鉱業合理化臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  石炭鉱業の自立と安定をはかるためには、需要の確保、近代化合理化、保安の確保、雇用の安定、資金経理対策、産炭地域振興、鉱害対策等の諸施策を強力に推進していくことが必要でありますが、生産体制の確立をはかるために近代合理化を進めていく過程において、非能率炭鉱の終閉山及び炭鉱離職者の発生は避けられないところであり、政府といたしましても、整備資金融資の円滑化、離職金の支給、未払い賃金の優先弁済等について特に配慮を払ってきたところであります。  この法律案の内容は、今後の石炭鉱業の整備……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/02/01、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ボイラー規制法につきましては、御承知の通りことしの十月まで有効でありますけれども、今国会におきましてこれを延ばす方針で、今検討をしております。
【次の発言】 お説のような熱効率の問題があり、また、これが価格にも関連しておるということも聞いておりますが、政府としては、さしあたりは今後セメント工場をつくる場合におきましては、開発資金その他の融資等の関係から見て、まず石炭を使うものを優先させるという一つ方向を持っていきたい、かように考えておるわけでありまして、そういう面から一つ行政指導もしたいと思っております。また、今多賀谷議員が言われましたような点についても、一つ十分研究をしてみた……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1963/02/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御承知のように、有沢調査団の報告は、昨年の四月六日の閣議決定の趣旨に基づいて調査団が設置されまして、その閣議決定の線に沿うての調査団の報告でございます。閣議決定には大体五千五百万トンという数字がすでに明記されておるのでございまして、われわれが書かなかった意味は、五千五百万トンは大体確保していくのだという意味を含めておるつもりでありまして、書かなかったからそれはもう認めないとか、あるいはまた、そのほかのエネルギー源との競合関係で認めないとか、書かないとかいうような意味ではございません。ただ、今の御質問で非常に新しい問題が提起されておると思うのであります。われわれはエネルギー対策を……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第5号(1963/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 三十八年度につきましては、多賀谷さんも御承知の通り、審議会に閉山の計画と雇用計画と今わせて出して御検討願うのでありまして、ただいまどの程度にするかということは、計画はまだ立っておらない。ただ、予算でどういうふうにするかということは別でございます。
【次の発言】 先般の閣議におきまして、総理から、各省において産炭地にそれぞれの役所の関係における仕事で、持っていけるものがあったならばこれを持っていくように積極的に協力をしてもらいたい。それについては通産省が中に入ってその具体的な数字その他を取りそろえて、実効を上げるようにやってもらいたいという要望がございました。閣議でもこれを了承い……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第6号(1963/02/19、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御趣旨はよくわかるわけでございます。ただしかし、石炭の離職者に対しましては、約三年を切って相当手厚い保護措置をやはり講ずるということになっておりますので、そこでこの離職金の問題につきましては、三十万円ももらえないような人があったら、これは気の毒ではないか、五十万円もらえないでも気の毒ではないか、これはもちろんそういう気の毒という意味で考えていけば、いろいろ気の毒な面がありますが、しかし三十万円ももらえないでは幾ら何でも気の毒だ、だから三十万円もらえない人については国としてもできるだけの保護措置を講じてはどうか、こういう考え方で立案をいたしたわけでございまして、離職をされる人に対……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第7号(1963/02/27、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 千二百円ダウンの線で今やる方針になっておりまして、これはその通り実施をいたして参るのでありますが、その場合に、将来そんなに値を下げたのでは石炭産業が成り立たない場合が起きるではないか、そういうときにどうするかというお話でありますが、私は、御承知のように、経済というものはそのときそのときで動いていくものでありますから、最初から不動の方針をきめて、それでもう絶対動かさないというようなものの考え方でいくべきものではないと思っております。従って、現在の状況が続く限りにおいては今言った方向でやっていくのでありますが、もし将来、たとえば資材の非常な高騰等があったというような場合にどうするか……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第8号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 前の二点ついては労働大臣からお答えがございましたが、措置されましたことを、私もほのかにそういうような話し合いをされたことも聞いております。趣旨として、できるだけ自分のところで配置転換をしたり、あるいは再就職の努力をするように行政指導をするということは、私も賛成でございます。なるべくそういうふうにしたいと思っております。また、事実やっております。実際われわれの方も、大手の場合にはやれるので、できるだけそういうふうにしていきたい。  それから土建会社みたいなものをつくるということですが、それは研究させていただきますが、御承知のように土建というのは今非常に競争がきついのです。会社はつ……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第9号(1963/03/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 先ほど来岡田委員と石炭局長との答弁を聞いておりまして、通産省としては、石炭局長が言っておるような考えで従来も答弁をいたしておったのであります。従いまして、私がこれを補正する必要はないのでありますが、しかし感触を言えば、あなたのおっしゃるような問題がどうしても出てくるだろうと思うのです。しかし、あくまでもこれは石炭の合理化、いわゆるスクラップ・アンド・ビルドということが基準ですべての問題が出てきているわけですから、何といっても経済性という問題が一番先に出てきます。これはどうしてもいなめないと思います。そうでなければ、計画も立たなければ何もできない。その経済性が出てきたあとにおいて……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第10号(1963/03/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 先ほど来の質問応答を承っておりまして、問題の所在がはっきりして参っておるのでありますが、私といたしましては、石炭局長がお答えいたしましたことは一番妥当であって、それにつけ加えるべきものはどうも今のところちょっと考え当たりません。その点御了解を願いたいと思います。
【次の発言】 私どもあなたのおっしゃる意味をよく理解していないので、あるいは答弁が間違ってしまうのかもしれないのですけれども、私は雇用対策上という文句が入っていてもふしぎはないのじゃないかと思っております。たえとば、これは例ですから、説明の意味で言うのですが、雇用対策はちゃんとあります、だからこれはスクラップしてしまう……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1963/03/08、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの御説明の点につきまして、私の所管に関する限りにおきましては、委員会の趣旨を尊重して善処いたしていくつもりでございます。
【次の発言】 ただいま産炭地域振興事業団法の一部改正案に対する附帯決議が決定されましたが、右につきましては、政府といたしましても、疲弊した産炭地域の振興については深い関心を持って、諸対策の推進を期しているところであります。この意味におきまして、ただいまの附帯決議につきましては、なお検討すべき問題もありますが、政府はこの決議の御趣旨を体して善処して参る所存であります。(拍手)

第43回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1963/05/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 石炭鉱山保安臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  石炭鉱山保安臨時措置法は、転換期における石炭鉱業の保安対策として、保安を確保することの困難な石炭鉱山における鉱業の廃止を円滑に行なわせること等を目的として、昭和三十六年十二月二十五日から昭和三十八年十二月二十四日までの限時法として制定され、自後、保安確保上著しい効果をあげてまいったのであります。しかしその後、石炭鉱業にかかわる経済情勢が著しく変化し、これに伴って、現行法の有効期限後に当たる昭和三十九年におきましても、保安上すみやかに鉱業を廃止させることを必要とする事態に至る石炭鉱山が……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1963/05/16、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 鉱害復旧の場合に、いままでの率よりは公共団体がよけい負担しなければならないじゃないかという御質問かと思うのでありますが、私は鉱害の問題といいますか、これは国全体としての石炭政策を処理していかなければならないのですが、国が処理をしていくような場合に、やはり地方公共団体も協力をしながらやっていくというのが、これは石炭の問題だけではなくて、すべての行政に通ずる姿でなければならないと私は存じておるわけでございます。そういう意味からいいますと、この際幾分の負担がふえることにはなりますけれども、しかしこれを放置しておいた場合の地方公共団体がこうむる被害というような面を考えてみますと、やはり……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1963/05/17、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のように、鉱害は前に掘ったものも合わせて出てくるという性格のものであります。したがって、理論的に言うと、現在やっている人が全部の責任を負うのはおかしいという御議論は、一応筋が通っておると私は考えます。それはそうでありますが、しかし国に災害があったような場合、あるいは台風だとか地震とかいうようなことがあった場合も、国が全部の責任を持ってやっているという建前はない。それは全然ないとは言いませんが、非常に例外的に、激甚災害というようなものはほとんどもっというような形にしておる。そういうようなものとにらみ合わしてこの問題も検討するということはわかるわけでありますが、いまのように国と……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1963/05/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま臨時石炭鉱害復旧法の一部を改正する法律案に関しまして附帯決議がございましたが、この法律の御審議の過程を通じましても、鉱害処理につきましてはその解決にいろいろと困難な問題もございまして、政府としてもその対策に腐心するところでございますが、今後この附帯決議の趣旨を尊重いたしまして、鉱害処理対策の充実に努める所存でございます。よろしくお願いいたします。(拍手)

第43回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1963/06/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。いま岡田委員からお話がありましたとおり、私は従来の法律のうちに、あなたも御存じのように、その条文において、これは実は措置をとるまでにはずいぶんいろいろ勉強したつもりでおるのですが、石炭鉱業の合理化に関する重要事項を調査審議するという第七十条がございますので、これでやれるという形で実は処理をいたしてまいったわけであります。  そこで、今度の法律によって一部改正が行なわれるということになるのでありますから、それが改正されれば、もう一ぺんその審議会はレビューしてみる必要があるのじゃないか、こういう御質問かと思うのでありますが、根本の精神は第七十条によって貫かれてお……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1963/06/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま提案になりました産炭地域における中小企業者についての中小企業信用保険に関する特別措置等に関する法律案につきまして、提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  石炭鉱業におきましては、石炭鉱業合理化計画に基づきましてその整備ないし近代化等が進められてきているところでありますが、これに伴いまして、事業活動が縮小され、あるいは休廃止の状態に立ち至った石炭鉱山が少なからずあらわれ、その結果として、経済の基盤を石炭鉱山に依存する産炭地域の疲弊が目立ってまいりました。とりわけ産炭地域における中小商工業者につきましては、こうした影響が一段と強く及ぶものと考えられる次第であります。……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第23号(1963/06/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 井出さんの御質問といいますか、御要望といいますか、私としても十分納得のいく面もあるわけでありますが、ただわれわれといたしましては、現行の法律のうちで、合理化をするために重要事項を審議することができるという条文がございますので、いままでもそれで大体やってきておりましたし、この段階においてもやはりやれる。また、これは意見の相違になって恐縮に存じますが、そうやるほうが、残って仕事をされる労働者の人たちのためにもプラスになるし、それからまた長い間どうなるかわからないで不安な状態に置かれて、結局は離職をされなければならない労務者のためにも、ある程度はっきりさしたほうがいいのではないかとい……

第43回国会 石炭対策特別委員会 第27号(1963/06/24、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のとおり、この問題はやはり今後相当重要な問題として考えておりまして、これはただいまお話がありましたとおり、前向きの姿勢で解決をはかっていきたい、かように考えております。
【次の発言】 お説のとおり、産炭地の場合においては、これは炭価も安いという事情もありますし、また産炭地振興というようなことをわれわれが考えておるときに、やはり一般からも協力をしていただきたいというのがわれわれの切なる願いであります。そういう点から考えてみまして、そういうような、ボイラーをつくられる場合において、金融面において何らかの、好意的といいますか援助的な措置を講ずるということは、これはわれわれとしても……

第43回国会 大蔵委員会 第4号(1963/02/05、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 平岡さんの言っておられる自主的外交、自主的経済ということには、私は大いに賛成でございます。また政府もそういう気持でずっとやってきておると思っておるのでありまして、決して貿易とかあるいは商売とかいうものは、そう次元が高いとかいう次元の問題ではないと私は思うのであります。要するに今考えなければならないことは、百万円今商売をして物を売ったというときに、来年は百二十万円売ろう、百三十万円売ろうといういき方でいくのか、そんな百万円単位なんというのはめんどうくさいから、一千万の単位で売り込め、こういうことになるのかということも考えてみなければなりません。私たちはやはり貿易でございますから、……

第43回国会 内閣委員会 第4号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 通商産業省設置法及び中小企業庁設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨及び提案の理由を御説明申し上げます。  通商産業省におきましては、かねてから経済情勢の推移に対応した行政機構を整えるべく検討を進めて参りましたが、このたび成案を得るに至りましたので、ここに本改正法案を提案する次第であります。  改正の第一の要点は、昨年十一月二十九日に閣議決定をみました石炭対策大綱に従いまして、本省の付属機関として臨時石炭対策本部及び石炭対策連絡協議会を新設することであります。  御承知の通り、石炭鉱山の終閉山に伴って生ずる雇用対策、産炭地域振興対策、鉱害復旧対策その他の石炭対策につ……

第43回国会 内閣委員会 第7号(1963/03/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいまの御質問でございますが、今仰せになった通り、今度法案が通過いたしましたが、まだまだ法案はほかに引き続き出しておるものでございます。これらの諸法案の円滑な実施ということが目的でございまして、特に筑豊地区を取り上げたのは、何といってもあそこに問題が多いからということで、これは田口先生もおわかりの通りだと思います。それにまた、石炭対策本部をつくりました意味は、やはり出先々々におきまして――労働省関係にしましても、あるいは自治省にしましても、あるいはその他財務の関係にいたしましても、いろいろ出先機関があります。出先機関同士で、一ぺん雇用の関係などで相談してみて、これは本省に持っ……

第43回国会 内閣委員会 第9号(1963/03/14、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 特定産業振興に関する法案が、御承知のように、ただいま政府部内においても、関係方面との調整、その他、党との関係等も考えてその調整をはかっておる段階でございますから、今新聞に書かれた通りになるかどうかも、まだ問題があると思っております。しかし、宮沢長官に経済閣僚としていろいろお骨折りいただいておって、そういう方面の御意見も聞いておるわけでありますが、私たちがこの法案を必要としておる意味は大体皆さんにわかっていただけると思いますが、どういうふうにしてこれをやったらいいかということになりますと、いろいろな面から考えてみなければならぬ。今お話がありましたように、独禁法に穴をあけるようなや……

第43回国会 予算委員会 第2号(1963/01/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 日中貿易に関する先生の一お考えについては、私も大体同じような考えを持っておるわけであります。ただいま輸出入組合の問題についてお話がございましたが、これは御承知のように、今回の貿易はやはり民間貿易ということに相なっておりまして、貿易と言います以上は、やはり相手のあることでございまして、相手がどういうことをお考えになっておられるかということが非常に大きい。そこで、向こうの感触も見ながらこの問題は処理していった方がいいんじゃないか。中共の方で特に希望もしてないのに、むやみにまたそういう方面にだけ力を入れてみてもおかしなもので、そこら辺は向こうの感触も見ながら順次具体化をしていくという……

第43回国会 予算委員会 第3号(1963/01/30、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説の通り、北陸地方は特に繊維産業の盛んなところでございますので、通産省といたしましては、各通産局をして雪害の状況をしさいに調査させておるわけでございます。そうしてその報告を待って、なすべきことは次々に手を打っていきたいと考えておりますが、まず第一に、何といっても大事なことは金融の問題でございますので、昨日の閣議においても、そういう面から特に金融の対策について万全を期してもらいたいという発言をいたしておりまして、閣議においてもこれを了承され、また、大蔵大臣から先ほど御答弁のあったような措置をとっていただくことになったわけであります。同時にまた、私たち通産省の立場から考えますと、……

第43回国会 予算委員会 第5号(1963/02/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 日本の中小企業には特殊の事情が起こったことは、地理的、歴史的、いろいろな事情があったことは、あなたもおわかり願えると思うのでありますが、しかしこの段階において二重構造を是正をしなければならないというお考え、その方針には私は賛成でございます。
【次の発言】 まず大いに中小企業問題の重要性を説いていただいておるお気持はよくわかるのでありますが、その方針について、もう少しばりっとしたものでなければいかぬというお話であります。私は、政治というもののやり方は、一挙に革命的なやり方をするのも一つのやり方であり、一つの調和をとりながら政治をやっていくということもまた一つの成長のやり方であると……

第43回国会 予算委員会 第6号(1963/02/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 既設の工場その他につきましては、各現地の通産局を通じていろいろ調査をさせておりますし、また陳情等もあって対策を講じておるものもあります。それから今後新設する場合にあたっては、その許可等の場合もありますから、こういうときには十分一つ今仰せのような点を考慮して、そういう弊害の起きないような措置をとるようにさせるように行政指導をするつもりであります。ただし、今仰せになりましたようなパルプの問題等につきましては、具体的に事実のあるところもありますので、今後一つ十分その間の事情を詳しくいたしまして、個々的に問題を解決して参りたい、かように考えております。

第43回国会 予算委員会 第7号(1963/02/06、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説の通り、北陸地方では、大企業はそうございませんが、全然ないわけではなく、大企業についても特に電力が、異常渇水をいたしておりますので、電力を使う工業においてはちょっと今心配な面もあります。しかし、これは電力融通等の方法によりまして遺憾のないように措置をいたしたいと存じておりますが、お説の通り、中小企業の問題は非常に重大でございます。これにつきましては、すでに本会議におきまして総理大臣からも御説明、御報告がございましたし、ただいままた河野建設大臣、いわゆる本部長の方からもお話がありましたので、大体御了承を願っておると思うのでありますが、ただこの際私は、一言御報告というか申し上げ……

第43回国会 予算委員会 第8号(1963/02/07、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えいたします。  その前に、佐々木さんから専門的な立場で総合エネルギーの問題でるるお話がございましたので、私からも一言だけ申し上げておきたいと思うのであります。これは、誤解を生ずるから申し上げておきたいと思うのでありますけれども、エネルギーの問題というのは、今非常に変化が激しいのでございまして、御承知のように、昔、十年も二十年も同じような形でエネルギーが供給されておった時期と、今日のように科学の進歩、技術の進歩で非常に移り変わりが早い時代とでは、私は、総合エネルギーの対策を立てるといっても、そこに差異がなければならない、こう思うのであります。そういうような意味で、エネルギー……

第43回国会 予算委員会 第10号(1963/02/09、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 その組織を利用して、特定政党の活動に利用してはいけないという意味だと解しております。
【次の発言】 具体的な例ということになりますと、たとえば、選挙などにあたって決議などをして、特定の政党の特定の人を応援するというようなことは、具体的な例になるかと思います。
【次の発言】 中小企業団体総連合は、中小企業団体の自主的な、また経済的な団体とわれわれは解釈いたしておるのでありまして、特定政党のために各団体を加入させる政治団体とは性格が違っておると解釈をいたしておるのであります。従いまして、今あなたが御発言のような趣旨とはわれわれは解釈はいたしておりません。

第43回国会 予算委員会 第11号(1963/02/11、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  中小企業基本法のねらいとするところは、日本における中小企業が持っておる特異性を見ますと、そのよって来たるゆえんは、人口が非常に多いということや、あるいはまた日本が原料において乏しいということ、それからまた生活様式その他がいろいろよそと違っておったというようなことから、長い歴史の過程において今日のような形が生まれてきておるのであります。そこで、その場合において、大企業と中小企業というものの間には、いろいろの意味における差ができておりますが、特に著しい面は、やはり生産性が非常に劣っておるというところに特徴があろうかと思うのであります。この生産性が劣っておると……

第43回国会 予算委員会 第12号(1963/02/12、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 御承知のように、海外経済協力ということになりますと、そのプロジェクトの内容等をよく研究をしませんというと、金は出したわ、あとで返ってこないというようなことになっては困ります。それから、その相手方の国との交渉その他もいろいろございまして、こういうことをなるべく早くやるということも大事ですが、間違ってやったら大へんだということになりますので、慎重を期しておる。いささか慎重を期し過ぎておるじゃないかというおしかりを受けることはやむを得ないと思うのでありますが、われわれはそういう意味で非常に慎重にやらしておるという意味合いにおきまして、百八十億円ある資金が十八億円しかまだ使われておらな……

第43回国会 予算委員会 第13号(1963/02/13、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 明日経済閣僚会議におきまして、今までの経緯その他を報告をいたしまして、政府としての方針について協議をすることになっておりますが、明日どういうふうにきめるか、明日のうちにこうきめる、ああきめるということをきめてこの会議を開いているわけではございません。従いまして、明日きまるかどうかということは、もちろんわかりません。今ここで申し上げるわけにはいかないわけでございます。
【次の発言】 第十二次案をお持ちだというわけですが、私、実は今まだ事務当局から案自体はもらっておりません。しかし、考え方といたしましては、あなたのおっしゃるように、業種をあらかじめ想定して考えていくというのではない……

第43回国会 予算委員会 第16号(1963/02/28、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私の今了解しておりますところでは、そのようなものがあるとは承知いたしておりません。
【次の発言】 そのような事実は了承いたしておりません。
【次の発言】 私は、これは具体的な個々の問題として申し上げるように  いたしたいと思います。    〔青木委員長代理退席、委員長着    席〕

第43回国会 予算委員会 第18号(1963/03/02、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  ただいま御説明になりましたこの数字の計画はその通りでございまして、三十八年度につきましては、まず電力について申しますと、お説のように二千五十万トンという数字を確保することにつきまして電力業界と話を進めた結果、電力業界におきましてもこれを認めて、これだけの使用をするということを確約をいたしております。それから鉄鋼でございます。鉄鋼とガスのいわゆる原料炭の方でございますが、これはあなたも御承知の通り、今日、鉄鋼業界は非常な不況にありますので、八百十万トンを確保することはいささか困難かと思われるのであります。しかし、できるだけの協力をするということを言っており……

第43回国会 予算委員会 第20号(1963/06/04、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  貿易の自由化ということをやっても、こちらが売ろうとした場合に、向こうのほうがいわゆる制限をしたのでは自由化の効果が十分に発揮できないではないか、こういう御趣旨と解するのであります。その点まことにごもっともな御意見なのでございまして、貿易を自由化するという言葉から判断をいたしますならば、お互いに自由に貿易をする、売り買いとも自由であるというのが原則、当然のことでなければなりません。ただしかしながら、日本の場合において、これがお説のような形になっておらないというのは、御存じのように、日本が戦争に負けたあとで経済が非常に急迫をいたし、日本の輸出などというものは……


30期(1963/11/21〜)

第45回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 すでに御案内のとおりでございますが、十一月九日の午後三時に、三池炭鉱の三川鉱で爆発事故が起りまして、四百数十名の方が死歿せられ、さらにまたいま相当数の負傷者が病院に収容されて療養中でございます。このような大きな事故が起きた例は最近にないところでありまして、私、この保安を監督いたしております担当大臣といたしましては、死歿者の方に対し、また罹災者の遺家族のお方に対して、心から哀悼の意を表し、また遺憾の意を表する次第であります。  今後このような事態が再び起きないような措置については、いろいろと手を尽くしてやっておりますし、また、それらについては本会議においても御報告をさせてい……

第45回国会 予算委員会 第2号(1963/12/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいまの御趣旨にはわれわれも賛成でありまして、そのような措置をとってまいっております。たとえば、外国からの大型のスーパーマーケットが入ってくることについてはチェックした例もございます。今後の対策につきましては、ただいまいろいろ予算関係等にも出しておりまして、おおむね先生のおっしゃるような趣旨に基づいていま施策をやっておる次第であります。
【次の発言】 お答えをいたします。中小企業に対して政府関係金融機関に資金をできるだけ確保するということについて、われわれいま予算面においてもいろいろ努力をいたしておりますし、また、いま市中銀行のお話も出ましたが、……

第45回国会 予算委員会 第3号(1963/12/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいま御質問がございましたとおり、石炭産業の自立と安定をはかる目的で、いわゆるスクラップ・アンド・ビルドの計画についての右沢調査団の答申がございまして、その答申の趣旨を尊重しつつ、当初予定をいたしておりましたいわゆるスクラップ・アンド・ビルドの計画は、大体その方向に沿って進めてきておりますが、事実は、石炭産業に従事する労務者の数等は、自発的に退職をする人たちが相当多くふえております関係上、数の上においては確かにおっしゃるような、もうすでに十二万何千人ということでございますから、数の上では当初の考え方とは相当数相違しております。しかし、これはスクラ……

第46回国会 決算委員会 第10号(1964/03/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和三十六年度及び三十七年度決算外三件の概要につきましては、お手元に印刷物をお配りしてございますので、それによって御承知おきいただきたいと思います。  何とぞ御審議のほどをお願い申し上げます。
【次の発言】 ただいま福井委員から、政治の国会運営の問題についても非常に御理解がある御意見を承らしていただいておりまして、恐縮をいたしておるのであります。また同時に、通商産業省所管の問題に関連いたしまして、いわゆる近代化資金の運営について、三十六年、三十七年において数件の不当な使用方法等があったということで御指摘をいただきましたことについては、われわれとして非常に遺憾に存じておる次……

第46回国会 商工委員会 第1号(1964/01/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今後の通商産業政策の方向と重点について御説明を申し上げます。  その前に、今国会もまたいろいろ皆さんに非常にお世話になると思いますので、ひとつよろしくお願いいたします。  昭和三十八年度のわが国経済は、一昨年末の引き締め政策の解除以降、予想以上に順調な回復過程をたどってまいりましたが、他方最近の内外経済情勢が、なお解決すべき多くの問題点を内蔵していることもまた事実であります。このような観点から、私は、昭和三十九年度の通商産業政策は、開放経済体制下における将来の繁栄のために早急な地固めを行なうことを中心に展開すべきであると考え、このため施策の最重点を、中小企業の近代化の促進、輸出……

第46回国会 商工委員会 第4号(1964/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 石油資源探鉱促進臨時措置法を廃止する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  石油資源探鉱促進臨時措置法は、昭和二十九年に限時法として制定された法律であります。すなわち、同法は石油資源の探鉱を急速に促進する必要のある地域を指定し、その地域内にある石油を目的とする試掘権につき、施業案の変更の勧告及び命令、存続期間の特例、試掘権の譲渡等鉱業法の特則を定め、もって、当該地域における石油資源の探鉱を促進することを目的として制定されたものであります。  しかるところ、同法が制定された翌年には国策会社として石油資源開発株式会社が設立され、同社を中心として石油資……

第46回国会 商工委員会 第6号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 仰せのとおり、ガスが当該地域の産業に大きな影響を持っており、またガスが出るからといってそういう仕事ができておることも事大でありますから、われわれとしても、ガスの問題をできるだけ国のほうからもめんどうを見る気持で処置をしていきたい、こう思って、予算等においてもいささか私は努力をいたしておるつもりでございます。十分な措置でないということでございますれば、これはまあ多いに越したことはございませんが、いまの段階において、皆さんからも御要望があり、いろいろそういう問題については考慮をいたして行政を行なっておる、こう考えております。

第46回国会 商工委員会 第8号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私がアメリカから帰ってきたときの羽田の新聞記者会見のときに、そういうような、アメリカが小麦を売るようになるんじゃないかということを私は実は言ったわけであります。その時分はまだきまってなかったのです。したがって、だんだんアメリカとソビエトとの関係、自由主義国家群とソビエトとの貿易関係というのはこういう意味で進むのではないかという面も見られるということを私が発言をした。そのときにちょっと新聞社のお方から、前に油送パイプをシベリアへずっと引いて、そしてそのかわりとして日本が油を買うという問題があったが、ああいうことについてどう考えるかということであったから、私は、油の行政と二つ……

第46回国会 商工委員会 第9号(1964/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 金属鉱物探鉱融資事業団法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  わが国の金属鉱業は、貿易の自由化を契機として、急速にその体質改善を進め、金属鉱産物の低廉かつ安定的な供給体制を確立する必要に迫られておりますことは、御承知のどうりであります。金属鉱業の体質改善の方策としては、さまざまのものが考えられますが、最も重要かつ効果的な方策は、探鉱を急速に促進して優良資源の確保をはかり、採掘品位の向上をはかることであります。  このため、政府におきましては、従来から中小鉱山に対し新鉱床探査費補助金を交付し、地質調査所において地質の調査を行なう等……

第46回国会 商工委員会 第10号(1964/02/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま提案になりました中小企業金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  中小企業金融公庫は、政府関係中小企業金融機関として、一般金融機関が融通することが困難な長期資金を中小企業者に対して融通いたすことによりまして、中小企業の発展に多大の貢献をしているのであります。  当公庫は、これまでその資金源を政府からの借り入れに仰いできたのでありますが、最近、中小企業の近代化を早急に実現することが国民経済の均衡ある成長発展のために特に強く要請されている実情にかんがみますとき、この際当公庫が債券を発行することにより、民間資金を調達する道を開きまし……

第46回国会 商工委員会 第12号(1964/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま上程されました特定産業振興臨時措置法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のように、わが国は、国際経済の一翼をになうものといたしまして、貿易・為替の自由化を着々と推進し、さらに関税の一括引き下げの動きに対しても、原則としてこれを受け入れていく方針を固めております。  このような国際経済環境の変化に対処しつつ、国民経済の健全な発展を確保していくためには、申すまでもなく、かかる情勢に敏速に適応し得るよう国内体制を十分整備しておくことが必要であります。ひるがえってわが国産業の実情をながめますと、今後の経然成長を先導することを期待されている重化学工業……

第46回国会 商工委員会 第14号(1964/02/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御質問の問題は主として大蔵省関係であると思いますが、通産省としましても政府関係機関、いわゆる中小企業金融公庫、商工中金、国民金融公庫等には関係がございますが、この三庫については、歩積み、両建ての問題は、これはわれわれとしては認めておりません。ただ市中銀行の問題になりますと、これは欧米各国でもある程度、いまあなたも仰せになったように、どの度合いがいいかということが問題になるのであって、これは全然いけない、禁止すべきものであるというものではないわけであります。したがいまして、われわれとしてどういうふうな感触を持って見ておるかといえば、願わくば、せいぜい多くても一〇%前後くらい……

第46回国会 商工委員会 第17号(1964/03/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は先ほどからあなたの御質問を承っていて、非常に現実的な面から政治に取り組んでいることに感心をいたしておるのであります。実は私も終戦後、私の家内とおふくろと子供と四人で八畳間に二年ほど住んでおったことがございます。もちろんこれは終戦直後のことでありますが、そういう生活は決して健康的なものでもなければ、実にわびしい生活であります。あなたが将来結婚される人たちの住宅問題について、いま非常に青年男女が悩んでいる姿をよく把握して御質問になっておる、私もまことにそういうことを充足できない政治であるということにむしろ非常なふがいなさを感じておるわけであります。御質問の趣旨はよくわかり……

第46回国会 商工委員会 第19号(1964/03/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 さようでございます。
【次の発言】 お説のとおりでございます。
【次の発言】 大企業と中小企業がどちらが中心ということじゃなく、相関的に一体として、いまお話のあるような姿に持っていきたいというのがわれわれの望むところでございます。
【次の発言】 お説のとおりでございます。
【次の発言】 その方針で処置をいたしております。
【次の発言】 その段階までまいりますと問題が起こり得ると思うのであります。お説のとおり日本の中小企業関係で最も機械産業というのが高度の成長を遂げようとする段階にいまきております。日本は重化学工業に力を入れなければ輸出産業が伸びませんし、事実また日本の産業……

第46回国会 商工委員会 第20号(1964/03/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 いま楯委員からお話がございましたように、見通しというのはなかなかそう簡単に当たるものでもないし、またいまあなたが仰せになったように、これは神様がいてここでやっても、見通しということになると、ほとんどむずかしかろうと思います。でありますから、先生のような見方も私は成り立つと思います。ただ私たちが考えると、これはまあ意見の相違になると思うのでありますが、確かにいまの傾向でいきますと、四月、五月、六月くらいの輸入というものは、いままでの調子で伸びていけば、六十二億ドルの輸入を相当オーバーするような数字が出てくると思う。しかし私たちがいまやっておりますことは、ある程度経済の過熱を……

第46回国会 商工委員会 第21号(1964/03/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 アジア経済研究所法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明いたします。  わが国経済を長期にわたって拡大発展させるためには、官民一体となって貿易の順調な拡大をはかることがきわめて重要でありますことは、いまさら申し上げるまでもありません。政府といたしましては、今後とも貿易拡大のための諸施策の実施に引き続き努力する所存でおりますが、特に低開発地域、中でもわが国と地理的にも歴史的にも関係の深いアジア諸地域との経済交流の推進が必要であります。このためには、アジア諸地域等の経済に関して十分な調査研究が必要と相なるわけでございます。  特殊法人アジア経済研究……

第46回国会 商工委員会 第23号(1964/03/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 そういう事実があることは、私まだ具体的に聞いておりませんが、それがあるとすれば、これは非常に遺憾なことでありますので、抑制するように努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 予算を取っただけでは事実何も値打ちはありません。予算が適正に行なわれておらなければいけないと思います。いまの御発言でございますと、国の予算をピンはねしておるようなところもあるということでございますので、私はいま初めて承るのでありますが、そういうような疑いがあれば、商工会はどういうふうに予算を使っておるかということで今後厳重に調べさせたいと思います。

第46回国会 商工委員会 第24号(1964/03/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 確かにこの前桜井委員からそういう御質問があったわけでありますが、まだ実は事務的に詰めておりませんので、あるいはあとで訂正をさしていただくかもしれませんが、私は、個人もしくは法人が、利益の追求といいますか、営利を目的として、そうして事業を営むものを企業と見るべきである、こう考えます。
【次の発言】 お説のとおりだと思います。
【次の発言】 私とあなたの応答の中でも、利潤を追求する、あるいは営利を目的とする、こういう表現をいたしております。あなたは利潤を追求する、私は営利を目的としている、こう言っている。目的としておることと現実に利益が上がることは別問題であります。いままで十……

第46回国会 商工委員会 第25号(1964/03/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 電気事業法案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  電気事業は、国民生活及び産業活動に不可欠な、そして代替性の著しく乏しい基礎エネルギーを供給するものであり、国民経済の発展と密接不可分の関連を有するきわめて公益性の高い基幹産業であります。  近時、国民生活の高度化、近代化と産業活動の目ざましい伸展に伴って、電力の需用は著しく伸長し、総エネルギー需要に占める、相方の比重は非常に高まってきております。これに伴い電気事業には、豊富、低廉、良質な電気を供給することによって、日本経済の成長をエネルギーの面からささえていかなければならない重大な使命を課せられている……

第46回国会 商工委員会 第26号(1964/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 軽機械の輸出の振興に関する法律の一部を改正する法律案について、その提案理由を御説明申し上げます。  御承知のように、軽機械の輸出の振興に関する法律は、軽機械の輸出の重要性にかんがみまして、昭和三十四年に制定施行されたものであります。この法律は、第一に製造業者の大部分が中小企業でアセンブル製造方式を採用しているミシンと双眼鏡について登録制度を実施することによって、生産設備等の整備と品質の向上をはかるとともに輸出面における過当競争を防止することをねらいとしております。  第二には、ミシン、双眼鏡のそれぞれに輸出振興事業協会を設立して、海外における市場調査、宣伝等の事業を活発に……

第46回国会 商工委員会 第27号(1964/03/31、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 日本電気計器検定所法案につきまして、その提案理由及びその概要を御説明申し上げます。  電気の公正な取引を確保するため、家庭用の電気メーターをはじめとする取引用電気計器につきましては、電気測定法に基づきまして一品ごとの検定を受けなければならないこととなっております。現在、通商産業省工業技術院電気試験所がこの検定を行なっているわけでありますが、検定のための一品ごとの試験の実施は、特定のものに委託できることとなっており、現在、東京都及び社団法人日本電気協会がこの委託を受けまして、電気試験所とともに、検定のための試験を実施しているわけであります。  このように試験が三機関において……

第46回国会 商工委員会 第28号(1964/04/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御承知のように、ただいま企画庁長官が国連の貿易開発会議へ代表として出ておるのでありますが、この会議は一方においてガットの場があって、これは大体先進国等を中心にした集まりで、これに相当数が加わっておる。今度は国連のいわゆる低開発国の多くが加わっておるという会議になるわけであります。そういう意味で、いささか内容も違ってくるわけであります。目的とするところは、世界の貿易を今後ますます拡大していくようにしたい。その貿易を拡大するには、低開発国の産業をだんだんある程度高度化をしていく。同時にこの低開発国に購買力がつくようにするというように考えていかなければならない。それには、そこで……

第46回国会 商工委員会 第29号(1964/04/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 探鉱関係その他この種の助成をしなければならないような企業でございますから、できるだけ安い金利にしたいというのがわれわれの希望であります。
【次の発言】 お説のとおり、まだまだこの程度で十分だと思っておるわけではございません。もちろんもっともっとふやしていきたい、こういう強い熱意を持っておるわけでございます。
【次の発言】 鉱物資源というものは鉱工業生産において重要なファクターであることは御案内のとおりであります。その場合において、いままで鉱山等の経営を民間にゆだねてやってきておったのでありますが、どうも銅、鉛、亜鉛というような鉱物資源の価格が国際的に低落して――もっともこ……

第46回国会 商工委員会 第30号(1964/04/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり銅、鉛、亜鉛というような鉱物は価格の変動が非常に激しくて、したがって、経営上もそのためにいろいろ困難を来たしておる事情もあり、それがひいては労働問題等にも影響を与えております。われわれとしても板川委員のお説には賛意を表するものでありまして、何らかの意味で――いま少し景気がよくなったといっても、過去の赤字を埋めるのが精一ぱいで、まだとてもいい配当などというところへはいかぬと思いますけれども、これでも半年以上こういう市況が続きますとかなりカムバックできるのじゃないか、そういうことを考えて、この際景気のいいときにこういう問題を考えるのは非常に重要なことであろうと思う……

第46回国会 商工委員会 第31号(1964/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 金属鉱物が、いわゆる産業の原料としても、あるいはまたその他の産業育成の手段としても、非常な重要な資源であり、しかも国内においてこれが十分な生産ができておりません。海外に依存しておる面等もあるのでございますから、できるだけ国内の資源を活用するという意味からいっても、いま仰せになりましたような低利の融資をもってこの鉱山業を育成する、あるいはまた何らかの探鉱資金等を国が持つというような施策等は、これはどうしてもわれわれとしては強力に推し進めていかなければならないと考えておる次第でありまして、昨年予算編成のときにあたりましても、われわれとしてはかなり努力をいたしたつもりでございま……

第46回国会 商工委員会 第32号(1964/04/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま上程されました繊維工業設備等臨時措置法案につきまして、その提案の理由及び概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり、わが国繊維産業を取り巻く内外の環境は、近年著しい変化を示しつつあります。すなわち、国内におきましては、開放経済体制への移行に伴い、繊維工業も従来のような閉鎖的な規制体制をこれ以上続けることが許されなくなってまいりましたのはもちろん、最近、合成繊維の発達に伴い、複合繊維が急速に増加し、さらに労働需給の変化により、労働集約的産業としての強みも次第に弱まる傾向を示しております。  他方、海外におきまして、諸外国のわが国繊維品に対する輸入制限は一段と強化さ……

第46回国会 商工委員会 第34号(1964/04/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 経済外交の意味でございますが、これは大きな意味でいえば、政治と経済は分離しておりませんから、あらゆる外交はある意味において経済外交であると言えるかとも思います。ただ私たちが普通に考えて言っております経済外交ということは、いわゆる貿易に関連をいたしまして、直接間接にそれに影響のあるような問題を取り扱うことを経済外交と言っておるわけであります。
【次の発言】 いろいろの面に連絡をとってやっておりまして、外務省のほうでもなかなかそういう面に努力はしていただいてくれるようでありますが、一部の面では、やはり必ずしも十分だとは私は思っておりません。しかしすべて行政官庁の間というものは……

第46回国会 商工委員会 第35号(1964/04/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように黒字が出ておるのでありまして、予算編成のときにも実はこの問題についてはわれわれも考えたところであります。ところが、現在までのところは黒字が出るような形なんですが、これからかけている保険は相当低開発国向けのいろいろのものにかけておりまして、案外赤字が出る公算があるものが実は相当あるわけなんであります。そこで、それを大蔵省に言いますと、いままあそれはもうかっておるのはもうかっておるけれども、やはり将来のことを考えると、また損したからといって急に保険料率を上げるというわけにもいかぬから、もうちょっと推移を見てからきめてくれぬかと、こういう話がございまして、どうもそう……

第46回国会 商工委員会 第36号(1964/04/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業団体の組織に関する法律の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及びその概要を御説明申し上げます。  御承知のとおり中小企業基本法はその第十九条におきまして、国は中小企業者以外の者の事業活動による中小企業者の利益の不当な侵害を防止し、中小企業の事業活動の機会の適正な確保をはかるため、紛争処理のための機構の整備等必要な施策を講ずるものと規定しております。大企業と中小企業との事業活動の調整に関しましては、現在すでに百貨店法、小売商業調整特別措置法などがありましておのおのその機能を果たしているわけでありますが、今後貿易の自由化や技術革新の進展に伴って、ますます増……

第46回国会 商工委員会 第37号(1964/04/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま提案になりました特許法等の一部を改正する法律案の提案の理由及びその概要を御説明いたします。  本法案は、特許庁事務の機械化に伴いまして、特許法、実用新案法、意匠法、商標法の登録関係の条文を改正しようとするものであります。  最近、特許等の工業所有権に関する社会一般の関心はとみに高まっておりまして、出願件数は逐年累増し、昭和三十八年の特許、実用、新案、意匠、商標の出願件数は二十六万件の多きに達しております。  出願件数の増加は、審査に要する期間の延長をもたらしているのみならず、出願受理事務、書類の進達発送事務、登録事務等の特許庁の一般事務の遂行に深刻な影響を与え、こ……

第46回国会 商工委員会 第38号(1964/04/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、繊維は日本の産業のうちで輸出において占める割合は非常に高いものがありますが、最近は順次この比率が下がってきております。しかし、比率は下がってきておるが、輸出の絶対量が減っておるわけじゃなくて、ほかの輸出が伸びましたために繊維の比率が下がっておる、こういう状況であります。もっとこれを伸ばすくふうをしてみたらどうかということでありますが、これは御案内のように低開発国その他におきましても、ある程度繊維の産業が、工業ができてこれを生産するようになってまいりましたし、したがって日本としてはどうしても高級品をつくる、相当質の高いものをつくって輸出をするというところへ力を……

第46回国会 商工委員会 第40号(1964/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げたいと思います。  その前に私は一般的に社会党のお出しになっている法案と特振法との概括的な関係を見てみたいと思うのです。  社会党の言っていられるのは、独占的な、あるいは寡占的なもので、いわゆる国内の消費者に悪影響を与えるようなものについては、これを何とか考えなきゃいけないということでありますから、何も特定産業振興法とは直接関係のないことを規定されようという意図を持っておられるのだと思います。したがって、これを特定産業と直接お結びつけになるということは意味がないので、特定産業のうちにも確かに社会党の言われるようなものもあるかもしれません。あまりないとは思う……

第46回国会 商工委員会 第41号(1964/05/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御説ごもっともでございまして、いわゆる差別的な措置を講ぜられておるところがあることは、われわれとしても遺憾と存じております。これは実際問題として、たとえば日米貿易合同委員会等におきましても、強くわれわれから主張はいたしておりますが、ただ、この綿の問題等につきましては、国際協定等もございまして、その国際協定にも違反するような問題が起きてきておりますので、先般、この問題についてもアメリカ政府と非常にやり合ってきておるというか、交渉を続けてきておるわけであります。十分なところまでは効果をあげ得たとは思いませんが、ある程度はわれわれの主張も入れておると思っておるのでありまするが、……

第46回国会 商工委員会 第42号(1964/05/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま、業界の輸出が五十億くらいだからあまり重要視しないといいますか、軽視するようなことがあってはならないというお説でございまして、これはごもっともだと思っております。小さいものを積み重ねていくようなやり方でありませんと、日本のような中小企業の多いところでの輸出というものはなかなかうまくいきません。たとえこれが十億のものであってもやはり十分注意をいたし、われわれとしても協力すべき面は協力をする、こういう形で進んでまいりたいと思うのであります。  そこで、具体的な問題といたしまして、そういうような輸出の規制のワクがたくさんあることは好ましくないという一般原則については私も……

第46回国会 商工委員会 第43号(1964/05/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 だんだんと委員のお話を承っておりまして、委員のお考えになっておるような諸問題について十分善処してまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 お説のとおり、過去五年間の経験、また実績、事情等をよく勘案いたしまして、今後において善処してまいりたいと思います。
【次の発言】 実情をよく調査いたしまして、その必要があれば、御趣旨のようにやってまいりたいと思います。
【次の発言】 私、はなはだ恐縮でございますが、実態をつまびらかにいたしておりませんので、担当局長からお答えをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 ただいま決議をいただきました内容につきましては、御趣旨を……

第46回国会 商工委員会 第44号(1964/05/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 レモンの自由化の問題は、私が就任したときすでに、自由化の問題が出ると同時に、レモンは自由化をしてはどうかという意見が出ておりまして、外へは自由化ということは御案内のように全部いつ幾日にするとか、この品物は自由化するというようなことは前に発表しないことになっておりますので、そういうことは申し上げておりませんが、レモンの問題はもう二年前からそういう問題があったわけであります。その理由は何かということになりますと、レモンの場合は、国民が食生活的に使っておるのは大体七割以上が海外から輸入をいたしておりまして、二、三割が国内で生産される、こういう段階になっておるわけでありますが、レ……

第46回国会 商工委員会 第45号(1964/05/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 電源開発促進法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  この法律案は、電源開発株式会社が建設する福井県九頭竜川水系の電源開発資金の一部を国際復興開発銀行から借り入れるため、その借款に担保を付する等所要規定の整備をしようとするものであります。  言うまでもなく、わが国の電力需要は、産業構造の高度化、生活水準の向上に伴いまして、今後ともますます増大する傾向にあります。これに対する供給力としては、火力技術の高度化等を反映して、大容量火力が中心となってゆく趨勢にはありますが、この火力の経済性を確保するためには、ピーク供給用、さらには事故時の……

第46回国会 商工委員会 第46号(1964/05/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 プラント輸出に傾いていくといいますか、中小企業の場合は資力その他がございませんから、なかなか進出はむずかしい。しかしできるだけそういう進出の機会を与えることに協力することはけっこうかと思います。まだ具体的にそれを意欲的に考えている人もわりあいに少ない、実際問題としてやってこないというわけになっております。プラント輸出のほうがどうしても中心になることはお説のとおりだと思います。
【次の発言】 われわれとしては流通機構という面からというよりは、いろいろの生産、流通その他いわゆる低開発国の経済を発展させるという意味合いにおいて開発銀行構想というものを一応持っておるわけであります……

第46回国会 商工委員会 第49号(1964/05/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御質問の御趣旨のとおりでありまして、大体日本の技術に対する研究体制またこれに対する予算措置というものは私は非常に不十分である、こう考えております。これは電子工業だけではございません。ほんとうのことを言うと、もっといろいろな面にわたってまだまだやらなければならないと思いますが、特にこの先端をいっております電子工業というようなものについては、今後ひとつますますそういう意味において、予算的にもあらゆる意味において強力に措置を講じてまいりたい、かように考えておる次第でございます。
【次の発言】 電子工業の重要性については、もう御説のとおりでございまして、同じような認識を持たしてい……

第46回国会 商工委員会 第50号(1964/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、審議会ができましてから二年間を費やしたわけでありますが、臨時立法が制定されてから十何年という間、いわば間に合わせ的な法律でもって今日までやってきた、これは非常な怠慢であるというおしかりでございますが、われわれといたしましても、なるべく早く本格的なものをつくりたいという考えではおったのでありますが、いろいろの事情もございまして今日まで延びてまいりました。ようやく審議会で答申案を得ましたので、今回これを成文化して国会に提出をして御審議を願うということにいたしたわけでありまして、その点は、いわゆるおくれておったということにつきましてはわれわれ自身も遺憾であると考え……

第46回国会 商工委員会 第51号(1964/05/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおりだと存じます。
【次の発言】 公益性が強いことは事実でございます。そこでこれに対して、株式会社にはしておりますが、普通の会社とは違った監督を加えております。問題は、公益性の強いものをどういうやり方でやるかということはいろいろ方法があると思います。われわれとしては、今回の方法によっていままでよりは一段と、あなたが御主張されておるような面が実現を見ておるのである、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 あなたの考えておられる公益性というのを聞かないで答弁してはいかぬというお話でございますが、大体私としては、公益性が強いから国でやるとかあるいは一社化すとい……

第46回国会 商工委員会 第52号(1964/06/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 いままでの法案提出に至るまで、また九分割されたときの事情についての御質問と存じますので、一応政府委員から詳細答弁いたさせます。
【次の発言】 私は仰せのとおりだと思います。九分割化に対してある程度不満があった。事実不満でございました。その後、一つは電源開発促進法というものができまして、その不満に対する一つのはけ口ができたわけです。それで一応まあまあということでおさまっておったと私は思っております。
【次の発言】 お説の前段は、お説のとおりだと思います。結論として、出した法案が、いわゆるいまの体制そのままを認めることになりはしないかということでございますが、われわれとしては……

第46回国会 商工委員会 第53号(1964/06/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、私たちといたしましても、電気の特殊性というものを考えますと、できるだけこれが単一な形で運営される、発電の場合においても、使用の場合においても、送電の場合においても、単一の意思によって運営されるほうがその意味においては非常に効果的であるという、原則論としては私もこれを否定するものではございません。ただ御案内のように、この種の問題につきましては審議会を起こしまして、長い間にわたって検討を続けてもらっておるのでありますが、審議委員のうちにもそういう意見を持っておられる人は相当ある。ただ現段階においてこれを直ちに一社化をするというようなドラスティックな案に持っていく……

第46回国会 商工委員会 第55号(1964/06/09、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、ごもっともな御趣旨であると思いますので、何とか実現をいたしたいと思っております。ただ法律の条文等々の問題もございまして、条文にあれがないとなかなかむずかしいこともあるわけです。これは電源開発促進法などを改正いたしますときには、ぜひあなたのおっしゃる趣旨を取り入れて善処いたしたいと思います。
【次の発言】 御趣旨に従って、行政面においても一そう強力に推進いたしたいと思います。
【次の発言】 エネルギーのことでありますから、安定して供給が行なわれ、十分に供給が行なわれ、しかも低廉であるということ、これが主たる目的であると思うのであります。こういう点から考えてみまして、安……

第46回国会 商工委員会 第56号(1964/06/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業がやっておる仕事の分野に大企業が入ってくるということは、中小企業のいわゆる活動範囲を大企業が荒らすということになる。したがって、この中小企業の活動分野というものを確保することが必要であるということは、これはもうわれわれとしても十分考えておるところでありますが、今度その入ってくる場合において、組合を通じてそれを一定期間チェックしていこう、そういう交渉を正式にさせるということを法定しようというわけでありまして、自由のたてまえから言えば、われわれとしてはかなりこれはドラスチックな立法である、こういうふうに考えておるところでありますが、それをなぜ一定期間というようなことに……

第46回国会 商工委員会 第57号(1964/06/12、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨日の午後三時七分に川崎市所在の昭和電工株式会社川崎工場内のプロピレン・オキサイド製造設備の一部が爆発をいたしました。その結果、ただいまのところ十二名の死者を出し、また入院しておりますところの負傷者は大体五十名、うち重傷者が約十数名あるということが明らかになっておるところであります。  この原因につきましては、いま調査をいたしておる段階でありますが、詳しい報告は一応事務のほうからいたさせたいと思いますけれども、いずれにいたしましても、今後日本が重化学工業化を実現していかなければならないという段階におきまして、しかもこういう最新鋭工場においてこういう事故が起きたということは……

第46回国会 商工委員会 第58号(1964/06/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 われわれとしては、ただいまのところこれを認める意思はございません。
【次の発言】 ただいま、まだ自動車については自由化もいたしておりません。自由化をする場合においても、車種とか、あるいは完成車、部品関係の場合をどうしていくか等いろいろの問題があるわけであります。自由化自体も認めておりませんので、いまのところわれわれはそういうようなノックダウン方式の問題は考えておりません。
【次の発言】 お説のように、自由化はいろいろの影響を各界に与えるものであります。したがって、自由化の時期というものは、それを決定するまでは、われわれとしてははっきりしたことを申し上げるわけにいかない。き……

第46回国会 商工委員会 第59号(1964/06/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 災害がきのう起きましたので、直ちに本省の中に官房長を主とする通産省の災害対策本部をつくりまして、災害の実情の把握につとめますと同時に、一応最も必要なことは、われわれとしては、道路網の回復、あるいはエネルギーの回復ということが第一と考えますので、電力関係の復旧に一番重点をまず置きまして、そして、これは広域運営の立場からでありますが、中部電力と東京電力、北陸電力、この三電力をして救援をさせる手配を整えさせました。  それから今後の問題でございますが、被害の状況から見ますと、昭和石油の四万バーレルのあそこに新しい施設がありますが、これがほとんど全滅的な、壊滅的な影響を受けておる……

第46回国会 商工委員会 第60号(1964/06/19、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御承知のようにこの法案は、世銀から二千五百万ドルの金を借りる、ついてはその担保を出すという問題を決定していただく法案でございますが、昨年の暮れから、実はこういう借りようという話がございました。その後も話を進めておったわけでありますが、四月終わりごろ、五月初めになりまして、両者の意見が完全に一致を見ることになりましたので、実は五月半ばごろこれを閣議で決定して出したわけでありまして、われわれとしてはできるだけ早くこれを決定してお願いをいたしたいとも考えておったのでありますが、いろいろな事情もございましてたいへんおくれたことは申しわけないと思っております。

第46回国会 商工委員会 第61号(1964/06/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの御質問の御趣旨はごもっともであると思います。そのように措置をいたしたいと思います。
【次の発言】 電力会社との関係、それから通産省との関係でございますが、私たちとしては、計器の問題というのは非常に大事でございます。もし電力会社とツーツーになって、変な計器ができたというようなことになってはたいへんなんでございますから、私はその間において画然たる一線を引いております。これに関する限りは、通産省として十分な監督をやるようにいたしてまいりたい、かように考えております。
【次の発言】 私はそういう陳情があったことは聞いてはおりますが、それを何も頭から認めておるわけではござ……

第46回国会 商工委員会 第62号(1964/06/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまお示しをいただいた趣旨は全く私としても同感でございます。いまのようなやり力ではたして今後ふくそうしてくる特許の問題を解決していけるかどうかということは、かなり疑問が存すると私も考えておる。そこでこれをどう抜本的に解決するかということが今後の課題であると考えます。これに関連して人事の問題等々もお話がございましたが、私としても何とかこの問題を解決するように、通産省として大いにここいらで本腰を入れて研究してみる必要があるということを深く感じておる次第でありまして、今後そういう意味で善処してまいりたいと思います。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第2号(1964/02/06、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 第四十六回通常国会におきまして、石炭対策特別委員会の御審議をいただくにあたり、一言ごあいさつ申し上げます。  御承知のとおり、石炭鉱業は、いわゆるエネルギー革命の進展に伴い、今日多くの困難な問題に直面しております。  政府といたしましては、このような事態に対して、石炭鉱業調査団の答申及びこれに基づく石炭対策大綱に従って、抜本的な石炭対策を進推してまいりました。  石炭対策大綱の実施は、昭和三十八年度からその緒につき始めましたが、今後はその基本的な考え方の上に立って、総合的、体系的な施策の実効ある展開とその充実がぜひとも必要であります。  このため需要の確保、生産流通の各面……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第3号(1964/02/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 石炭鉱害賠償担保等臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、その提案理由及び要旨を御説明申し上げます。  石炭鉱害賠償担保等臨時措置法は、昨年、第四十三国会におきまして、石炭鉱業及び亜炭鉱業による鉱害について、鉱害賠償のための十分な担保をあらかじめ積み立てさせ、賠償担保制度を充実させるとともに担保として積み立てられた資金に政府資金を加えたものを財源として、賠償資金融資を行ない、鉱害の被害者の保護を手厚くすると同時に、石炭鉱業及び亜炭鉱業の健全な発達に資することを目的として制定されたものであります。  この制度の実施につきましては、昨年七月、三億円全額政府出資の特殊法人……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第4号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほどからだんだんの御意見を承っておりまして、私は多賀谷さんの御意見は一つの先見的な意見であるとは思いますが、ある程度は行政指導の範囲でもできるという感じがいたします。それからもう一つは、そういうふうなものをつくりますと、今度は合理化努力というものが阻害されるおそれが多分に――一面においていい面もございますが、そういう面ができてくるおそれがある。何といっても、石炭は電力会社が一番いいお得意さんでありますから、電力会社へできるだけ自分のところの炭を入れようとする努力は、それは当然であります。しかし入れた場合に代金の決済がどうなっておるか、値段がどうなっておるかということは、……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第11号(1964/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 過般来、産炭地における上水道に関する対策について種々御質問がございました。これについてお答えを申し上げたいと存じます。  産炭地における上水道に関する対策につきましては、先般来当委員会においてもいろいろ御意見がございましたが、関係各省と協議いたしました結果、まず、上水道を地元市町村に引き継ぐ場合の市町村の改良更新費に対する国の助成については、補助率について引き続き検討いたしますとともに、市町村負担分については全額起債を認め、その元利償還所要額に対し地方交付税による補てんを行なう所存であります。また、鉱害復旧に対する国の補助率も検討いたす考えでありますが、有資力復旧の場合に……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第13号(1964/04/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 実は新産都市その他工業整備地域等々に関して補助率アップ等の問題がございまして、もしそういうようなことをするのであれば、それがなくても産炭地振興のために補助率アップの問題は重要であるとは思いますが、もしそのようなことがあって石炭だけが残るということでは困るということで、この点は強く私としてはその場合には要請をいたすつもりでございます。それならばここらでそういうものを考えればどうかというお話があるかと思いますが、実を言いますと、いろいろそういうこともございますけれども、まだ積極的にそれをつくり上げるまでの準備はいたしておらないわけであります。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第14号(1964/04/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御質問のとおり、また政府委員が御答弁申し上げたとおりのような数字になっておりますが、私は一つの石炭産業としての変わった転機が来ているというふうには考えないで、滝井さんがいまお話しになったとおりのような事情で、一応申し込みはしたけれども、また考え直すという場合もあるでしょうし、いろいろの事情がその間に伏在はいたしておりますが、このことによって、二百万、三百万のものがそういうことがあったからといって、石炭鉱業全体についての一つの問題の転機があるというふうには考えません。ただ、ボーダーラインにあるようなところは、いずれにしても今後ずっとやっていくか、あるいはどうしてもや……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第15号(1964/04/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 鉱山保安法の一部を改正する法律案につきまして、その提案の理由及び要旨を御説明申し上げます。  労働者の人命の尊重は、申すまでもなく何よりも大切なことであります。このため、政府といたしましては、これまでも鉱山の保安の確保につきましてはできる限りの努力を払ってきたところであり、この間において、鉱山の保安の状況は漸次改善されてきているのでありますが、鉱山、特に石炭鉱山における重大災害の発生はなおあとを断たず、特に昨年十一月、不幸にして三井三池炭鉱におきまして多くのとうとい犠牲者を生じましたことは、深く遺憾とするところであります。  政府といたしましては、今後このような大災害を再……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第16号(1964/04/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 あなたは炭鉱地域に長くおいでになって専門に御研究になっておられるわけでありますから、事情はおわかりのことと思いますが、私はそういう生産第一主義というのがこういう結果を招いておるかどうかということについてはちょっと疑問に思っておるわけであります。それでどういうことかといいますと、いまスクラップ・アンド・ビルドの過渡期であります。そうして石炭産業に対してグルーミーな、あまりいい感じでないといいますか、一般の人がそういうほうへ入っていかない。むしろ逆に人がやめていくというときであります。やめる場合においても、先山がやめた場合とあるいは運搬をしておった人がやめた場合とでは非常に違……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第17号(1964/05/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 前々から渡辺委員がこの問題について非常な熱意を示しておられ、いろいろと委員会あるいはその他の場所においても御意見は承っております。まことにごもっともな面も多いと考えましたので、今度診断班をつくりまして診断をしていただく、こういうことにいたしたわけであります。これは私が申し上げるまでもなく、政治というものはある程度万人の納得するところでないと、なかなかこれが実現は困難であります。したがって、診断というものを中心にしてわれわれとしてはいろいろの施策を考えてまいらねばなるまいかと存じておるわけでありまして、その診断班がいまできて、これから診断をされようというときでありますので、……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第20号(1964/05/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、審議会にもいろいろはかりまして、その上で今回このような改正案を提出をいたしたわけでございます。したがって、いますぐに、これ以上に何をするかということについては考えておりませんが、今後とも必要が起きれば、私は保安法については随時改善を行なって、保安の万全を期するように努力いたさなければならないと思っております。また保安の設備改善その他につきましては、政府としても今後できるだけ予算等の面においても善処をして、万全を期するように努力をいたしてまいりたいと考えておるわけでございます。

第46回国会 石炭対策特別委員会 第21号(1964/05/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御決定をいただきました附帯決議につきましては、その趣旨に沿って善処いたしたいと存じます。
【次の発言】 私は、鉱業権を実施することによって非常な災害を起こしたり、そういうことがあるということについては、われわれとしても考慮すべき面はあると思います。しかし原則論を言えば、すべての職業、すべてのことがやはり公共の福祉を常に考えながら事業というものは行なわれなければならない。そういう意味でいえば、いま鉱害の問題も出てきておりますし、あるいはまた同じ公害ではあっても、たとえば排水施設が十分でない、あるいは何か原材料を使った残り水を流すと魚がどうなるというような問題等もあっ……

第46回国会 石炭対策特別委員会 第22号(1964/06/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま当委員会で決議されました石炭問題に対する諸問題は、いずれも重要な内容を含んでおりまして、われわれとしてはできるだけその趣旨を尊重して善処いたしたいと思います。こういうことを言うと、すぐそれは紋切り型で何を言っておるかわからぬ、こう言われるが、私はそういう気持で実は言っておるのではないのでありまして、いま石炭産業は最低のところに落ちてきておる。スクラップ・アンド・ビルドの計画が一応進んで、これ以上悪くならないというところまで大体落ち込んだと私は思う。気の毒だと思っております。いままでは、処理をするということであったと思う。しかしこれからは、やはり新しい一つの目途をも……

第46回国会 大蔵委員会 第7号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 開放経済体制へ向かうわけでありまして、それは開放経済体制といえば資本の自由化が原則になるのですから、向こうからも入ってくる、こっちからも出ていく、こうでなければならない。向こうから入ってくるほうはかなり神経質に考えておるのであります。出ていくほうは、いままでのところは大きいウジミナスのような問題は別としまして、あとはわりあいにそう大きいものはたくさんはなかったと思うのであります。  それから、出ていってもあまり保険もかけていなかった。かける価値がないからかげなかったということもありますが、危険をおかしてまでというのは、よほどの自信がないと出ていっておらなかったと思うのであ……

第46回国会 大蔵委員会 第37号(1964/04/24、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 重化学工業の問題でありますが、先ほど来お伺いしておって、私も一言お答えをしておきたいと思うのです。日本の重化学工業の中では、相当程度先進国に近づいたものがある。たとえば鉄鋼などを例にとってみますと、設備においては、もうアメリカ以上の設備を持っておる。一番弱いところは何かというと、やはり資本構成が悪いということ、借金によって仕事をしておるというところが一番悪い。もしこの点をのけたならば、日本の鉄鋼業はどこにも負けない競争力をいまや持つに至っておるわけであります。また石油化学のような、いわゆる装置産業であったにしても、あまりいままでに金を使わないで世界のトップ・レベルの技術で……

第46回国会 内閣委員会 第1号(1964/02/18、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 通商産業省設置法の一部を改正する法律案につきまして、その趣旨及び提案の理由を御説明申し上げます。  通商産業省におきましては、国際経済情勢の推移に対処し、また国内経済の発展に即応した行政機構を整えるよう検討してまいりましたが、このたび成案を得るに至りましたので、ここに本改正法律案を提案することといたしました。  改正の第一点は、通商局に国際経済部を新設することであります。  御承知のとおり、わが国の貿易自由化率はいまや九二%をこえてはほぼ先進国並みの水準に達し、さらに昨年二月にはIMF八条国への移行勧告を、また七月にはOECD加盟への正式招請をそれぞれ受ける等、わが国経済……

第46回国会 内閣委員会 第13号(1964/03/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、最近の日本の産業が次第に世界的な規模に発展していかなければならない段階において、特許の申請とかこれに伴う件数というものは、非常に最近はふえてまいりまして、そうして毎年毎年その件数が、一方において処理をいたしますが、一方においてはまた申請がふえる、この関係が、毎年申請のほうが増加するような状況下にあるわけでございまして、こういう段階においては、何としてもこの相当の人員をふやし、さらにまた事務の機械化をはかる、こういうようなことが必要である、かように考えておりますので、そこでこういうような法案をお願いをいたしているわけでありますが、特許庁長官から、その具体的な……

第46回国会 内閣委員会 第14号(1964/03/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほど来企業局次長がお答えをいたしておりましたとおり、通産行政のうちには、消費者に対する行政というものは一つのウエートを持っておりまして、常に生産と消費ということを頭に入れながら行政をやってきておるわけでございます。そこで幾つかの原局がございますが、各原局がみなそういうことを考えてはおるのであります。また、いま御指摘のありましたような課の間におきましても、いろいろそういうことを考えながらやってきておったのでありますが、しかし、何といっても終戦後の今日までの事情を見てみますと、ちょうど戦争が済んだあとは物がないときで、何として本物の生産ということにどうしてもウエートがいって……

第46回国会 内閣委員会 第15号(1964/03/28、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまだんだんの御質問を通じまして、実は私もあまり知らない、よくわかっておらないことをいろいろと聞かしていただいたような次第ですが、確かに、行政事務が複雑化していきますと、その間にいろいろの混淆の問題等も生じますので、そういう場合にあたっては、ただいま御質問がありましたとおり、大きな立場からといいますか、国の行政を一応統括しておるという立場から見て、疑問といいますか、何かその場合場合に応じて支障のないような措置をとってまいると同時に、私は、やはり地方自治と中央との関係などというものは、今後一そう研究を続けてまいるべきではなかろうかと考えております。

第46回国会 農林水産委員会 第49号(1964/05/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 レモンの自由化の問題は、御案内のようにもう二年前、私が通産大臣に就任した時分から、やってはどうかという話がしばしば出ておったことは御存じかと存じますが、われわれといたしましてはこれをやるにあたっては、レモンジュース問題が起きたときもございますし、いろいろありましたので、やはり慎重に考えねばならない、こう思っておったところであります。ただしかし今日のレモンの市価の実情を見ますと、われわれの見ておりますところでは、国内のレモンが大体三十円ぐらい、それから国外から来たサンキストが七十円から九十円程度の高値を維持しておる。だんだん高くなってきている。こういうことは、レモンというも……

第46回国会 農林水産委員会 第52号(1964/05/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの御質問でございますが、ただ調停といっても、何も基準なしに調停というわけにはもちろんまいりません。そこで、資料を出すということに相なっておるのでありますが、詳しいことは局長から御説明を申し上げます。
【次の発言】 いままでの肥料生産業者と需要者側との関係、いわゆる尿素でありますとか、そのほかの硫安でないものについてもいろいろ話はあるわけであります。そういう関係等見ておりますと、まあ大体やはり常識的な線で話が進められております。もちろん、これは硫安という一つの基準があるからでもありますけれども、私は、やはりそういう話し合いをした場合に、一方はどうしても売らなければな……

第46回国会 農林水産委員会 第53号(1964/05/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように、四十三ドル何セントという合理化目標を立てて、肥料の行政に当たってきたことは事実でございますが、これは私は何も言いのがれをしようという意味で申し上げるのではございませんけれども、これは目標でございまして、目標というものは、すべて達成する場合には、外界の事情というものも同じような状態であるということでないと、なかなかむずかしいかと思います。その合理化をする手助けをする意味のほうは実現をしたけれども、外界におけるその他の問題、いわゆる肥料価格を決定していきます上でのその他の問題、労賃でありますとか、あるいは物価でありますとか、その他いろいろの経済事情等が、当初予想……

第46回国会 予算委員会 第2号(1964/01/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように、ただいま制限いたしておりますまだ自由化していない品目は百八十九品目あるわけであります。そのうちで工業関係とも回せられるものが八十前後あると思いますが、こういうものは順次IMFに移行し、あるいはまたガットの関係から、だんだん開放体制に向かっておる今日の段階では順次自由化をしていく、こういうことはわれわれとしてやっていかなければならないと思います。ただ、しかし世界の動きを見てみますと、欧州方面におきましても、日本に対して相当制限的な措置をとっておるのでありまして、また対米関係においてもそういう面も見られます。そこで、そこいろ辺の問題も、よくこれは貿易のことですか……

第46回国会 予算委員会 第3号(1964/01/30、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、このビニロン・プラントの問題は、倉敷のビニロン・プラントを延べ払いで出すことを認めておるわけでありますが、そのほかに、プラントの問題で三つばかり話があることは事実であります。しかし、まだこれは政府のほうに正式に、どうしてくれ、こうしてくれという話は来ておりません。が、これは、この前の予算総会においても政府の態度として申し上げておるのでありますが、低開発国との関係あるいは西欧との関係等におきまして、西欧より以上の条件でやることは好ましくない。同時にまた、低開発国からもそういうプラントの相当な申し込みがあります。そうすると、そういうものと比べてみて、あまり量が……

第46回国会 予算委員会 第5号(1964/02/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 日本の商社の方が韓国へ行っていろいろそういう仕事をされておるということは聞いておりますが、これは旅行者の関係で旅行のたてまえでいま行っておるわけでありまして、これを禁止するとか、あるいはまたやめさせるという理由もないわけでございますので、一応われわれとしてはそういう立場で認めておるわけであります。それから、どういう弊害を起こしておるかということについては、まだつまびらかにいたしておりません。
【次の発言】 向こうでそういうような貿易をされて利益があがっておる、利益があがっておるについて税金をかける、あるいは取引税、――私は韓国の税制を知りませんが、そういう取引があれば、そ……

第46回国会 予算委員会 第6号(1964/02/03、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま厚生大臣がお答えしたとおりでございます。
【次の発言】 予算は昨年より四割増の百六十六億円であります。
【次の発言】 お答えいたします。何年くらいからやりますか。
【次の発言】 三十年が六百五件、三十一年が千百二十三件、三十二年が千七百三十六件、三十三年が千四百八十件、三十五年が千百七十二件、三十七年が千七百七十九件、三十八年が千七百二十八件、これは実は役所での調べではないのであります。しかし、あなたがおっしゃったように、引き締めをしたときには若干その件数がふえておることは事実であります。ただ、ちょっと誤解があるのじゃないかと思いますことは、昨年末からことしの初め……

第46回国会 予算委員会 第7号(1964/02/04、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ロッキードの問題につきましては、これは航空機製造に関する法律が、あなたも御案内のようにあるわけであります。そうしていま、日本はいままで二百機つくるということでそれをやっておりまして、大体四十年には、これはもう全部なくなる、こういうことでありますから、その場合に、この航空関係の製造事業をやっている会社並びにその下請の工場が仕事がなくなりはしないか、こういう御質問であると私思うのでありますが、これはわれわれとしては、YS11というような、いわゆる民間航空関係の仕事をさせておりますし、そのほかにも、補修とかあるいはその他のこともあります。しかし、いずれにしてもそういうことがなく……

第46回国会 予算委員会 第9号(1964/02/07、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの御質問は、自主規制等に関してのことと承ったのでありますが、実はホッジス長官とお会いいたしましたときに、いままでに日本が自主規制をしておる品目について、なぜこういうような自主規制が行なわれるに至ったかという事情がみなあるわけであります。たとえば、向こうの業界からの要望があったとか、あるいはまた、市場撹乱のおそれがあるから出てきたとか、いろいろそういう理由があるわけであります。その理由に基づいて、どういう理由でこういうことが出てきておるかという内容を明らかにいたしまして、それがこういう事情になっている、そうして、それが三〇%ないし四〇%にもなっているということでは、……

第46回国会 予算委員会 第10号(1964/02/08、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨年の本会議において御答弁申し上げました趣旨は、OECDではなくてIMFの貿易為替の問題に関連して御答弁いたしたつもりでございまして、その場合におきましても、この海運の問題については、IMFに入る場合においても八条国移行をした場合においても考えなければならぬ、こういうことは申し上げました。しかしOECDの場合は、これは久保さんもよくおわかりと思うのですが、これは入るときにあたっては、やはりある程度の制限をつけなければいけないということで、種々政府の間でも考慮いたしまして、結果的に入ったほうが効果があるというので、一定の制限をつけて入ることにいたしたわけでありますので、御了……

第46回国会 予算委員会 第11号(1964/02/10、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 一月の鉱工業生産の指数は出ておりませんが、十二月は一七、八%の伸び率が若干鈍りまして一・一%減になっております。
【次の発言】 指数は政府委員から答弁させます。減の数字だけ一・一%減ということでございます。
【次の発言】 五千六百万ドルでございます。
【次の発言】 そのとおりで、四億三千万ドルでございます。
【次の発言】 ちょっと数字がいまあれしておりますが、大体三千五百万ドルくらいかと思います。
【次の発言】 これは政府委員が答弁すべきだと思います。
【次の発言】 政府委員に答弁いたさせます。

第46回国会 予算委員会 第12号(1964/02/11、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御説のとおり、雑炭を入れますと五千七百万トンになっておりますが、私たちが五千五百万トンと言っておりますのは、カロリーを五千九百で押えた場合においてこれを五千五百万トン、こう言っておるわけで、五千九百のカロリーで押えますと、ことしの出炭量は、現在大体五千三百二十万トンということになりまして、五千五百万トンに及ばないということになっております。なお、輸入の問題でございますが、これは、原料炭の問題でいささかこの年度の途中におきましていろいろな問題がありまして、その意味で輸入をいたしておるのであります。できるだけこれは抑えていきたい、こういう方針で考えているわけでございます。

第46回国会 予算委員会 第13号(1964/02/14、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、繊維の倒産の問題については、別にほかにも理由があると思いますが、いま仰せになった生糸の問題については、通産省は権限がございません。農林省でございます。
【次の発言】 お説のように、織機の問題はなかなか困難な問題でありまして、福井県とかあるいは石川県等においては、人絹の織機が多い、あるいは京都、丹後方面にはそれ相応のウールの問題が出てきておるというように、いろいろ方々に問題はありますが、これを全面的に全部調査して監督してというのは、実はなかなかむずかしい問題がありまして、やみ織機等の問題もありますが、通産省としては、そういうことのないように、できるだけの行政指導並びに……

第46回国会 予算委員会 第14号(1964/02/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 産炭地振興事業団の土地造成の問題でありますが、これは当初からいろいろの考え方はあるわけでありますけれども、いわゆるボタ山をくずして土地造成をやる、そして、その場合にどういうふうにして見ていくかということについては、われわれとしてもいろいろの考えをもって対処してきておるのでありますが、この間なかなかまだ未調整といいますか、われわれの考え方と必ずしも合わない部面もあるわけであります。これは、あなたがよく御存じだと思います。こういうことを何とかやはり前向きで解決をしていきませんと、ほんとうにボタ山取りくずしによるいわゆる産炭地振興というものは、なかなか私は本格的な能率をあげてい……

第46回国会 予算委員会 第15号(1964/02/27、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業団地の問題と地域開発の問題、それから席炭地振興の問題、これはいずれもやはり相関性を持っておるわけでありまして、地域開発と産炭地振興、また産炭地振興といわゆる中小企業団地というようなものについては、それぞれ計画があります場合においては、十分相関性を考えながらやらせるようにいたしておるわけでありますが、いま阪上委員の仰せになった産炭地振興というたてまえになりますと、団地をつくらなければそこに中小企業、あるいは企業を持ってきてはいかぬというようなことになると、これは必ずしも相関性を絶対に認めていくというようなわけにはいかないかと思うのであります。やはり一つの企業として行……

第46回国会 予算委員会 第17号(1964/02/29、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま農林大臣がお答えいたしましたとおりでございます。

第46回国会 予算委員会 第18号(1964/03/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨年の暮れ、三池において大災害を起こしまして、まことに遺憾にたえないのでございますが、ただいまの先生の御質問は、各石炭鉱山その他の関係においても、いわゆる企業内部におけるところの保安についての体制が不十分であった、だから企業に対して保安を義務づけるということを考えてはどうかということでございます。われわれとしては、いままでの法律の関係においても、ある程度の保安の義務を義務づけております。山に、それぞれこういうことをしなければならない、たとえば機械設備はこういうものをつくる必要がある、あるいはその他の面においていろいろ義務づけておるのでありますが、それが不十分であるというあ……

第46回国会 予算委員会 第19号(1964/06/01、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 中小企業の倒産の問題でありますが、これは永井さんからも、御質問の御趣旨が倒産問題だけでなくて、全般の意味からもひとつ解明せよというお話でございますので、もうすでにおわかりのことと思いますが、あらためて御答弁をさしていただきたいと思います。  御案内のように、日本が開放経済体制へ入ってまいるということになりますと、どうしてもいわゆる設備の近代化、合理化、こういうものをやっていかなければならない。その設備の近代化、合理化は、大企業の場合におきましては大体そのめどがついてまいっておるのでありますが、大企業がそういう近代化、合理化をやるにつれて、中小企業また下請関係にある中小企業……

第46回国会 予算委員会 第20号(1964/06/02、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 レモンの輸入業者は九十一社ございまして、半期の判り当てが百三十万ドルぐらいでございますが、そのうちで四、五社が相当大きく輸入をいたしております。そうして、あと一番大きいところが二十六万ドル前後、それから十五万、十万、十万、五万、それくらいから先はもううんと小さくなって、二万ドルとか、最低は千ドルというくらいであります。
【次の発言】 一〇%でございます。
【次の発言】 昨年の四月に五〇%から七〇%に引き上げました。
【次の発言】 自由化をいたしましたあとに、サンキストからアンダーソンという副社長がやってまいりまして、事情を聞いたんでございますが、代理店、特約店を三つばかり……

第48回国会 決算委員会 第19号(1965/04/01、30期、自由民主党)

○福田(一)委員 ちょっと関連して。  私は決算委員会の委員としてきょうは差しかえを受けて出てきたのでありますが、一身上の問題について弁明をいたしておきたいと思うのであります。また、審議のやり方等についても、十分お考えを願いたいということを委員長に申し上げたいと思うのであります。  決算委員会がこの問題を取り上げて十分御研究になり、国政の姿を正されることは、私は正しいことであり、また議員の当然の任務だと思っております。したがって田中議員がいろいろそういう問題について発言をされたりいろいろしておられたことについて私も何らとやかく申し上げるものではありません。しかしその審議の過程におきまして、投書……

第51回国会 予算委員会 第5号(1966/02/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、一言ごあいさつ申し上げます。(拍手)  先般の本会議におきまして、私ははからずも予算委員長に選任されました。まことに光栄に存じますが、非常にふなれでもございまして、皆さん方にたいへん御迷惑をおかけするかと思いますが、皆さんの御協力によりまして、大過なくその責を果たさしていただきたいと思いますので、どうかひとつよろしくお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 この際、理事の辞任の件についておはかりいたします。  理事植木庚子郎君、小川半次君及び加藤清二君よりそれぞれ理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。……

第51回国会 予算委員会 第7号(1966/02/07、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を続行いたします。勝間田清一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 お答えをいたします。  ただいまの質問と答弁の内容について委員長が了解しておるところでは、いささか少し食い違いがあるように考えられます。ついては、この問題について理事会において十分検討した上でお答えをいたしたいと存じます。
【次の発言】 これにて勝間田君の質疑は終了いたしました。  午後は二時三十分より再開することとし、暫時……

第51回国会 予算委員会 第8号(1966/02/08、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。永井勝次郎君。
【次の発言】 この際、野原覺君より関連質疑の申し出があります。これを許します。野原覺君。
【次の発言】 これにて永井君の質疑は終了いたしました。  午後は正一時より再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時三十四分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十一年度・総予算に対する質疑の続行をいたします。春日一幸君。

第51回国会 予算委員会 第9号(1966/02/09、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。山花秀雄君。
【次の発言】 お答えをいたします。  野原覺理事から、社会党の要求されておりまする資料の提出を御相談がありましたので、委員長は、官房長官に連絡をいたしまして、例年とは別に、今回からは特に資料を早く提出して、委員諸君の質問に便宜を与えるよう努力をしてもらいたいということを申し入れをいたしました。その中に、ただいまお話のございました案件もあるのでありますが、これは地方との関係もございますので、非常に急がせており……

第51回国会 予算委員会 第10号(1966/02/10、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際申し上げます。ただいま参考人として日本銀行総裁宇佐美洵君の出席をいただいております。  宇佐美参考人には御多忙中のところ御出席をいただき、ありがとう存じます。  なお、宇佐美参考人の御出席は、おおむね一時間程度であります。また、同君の御意見は、委員の質疑に対する答弁の形で承ることにいたしますので、御了承を願います。  それではこれより質疑に入ります。加藤清二君。

第51回国会 予算委員会 第11号(1966/02/11、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、おはかりいたします。  本日午前の質疑の際、最高裁判所当局より出席説明の要求があります。これを承認するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定しました。  最高裁判所御当局で、発言の際は、委員長に許可を求めてください。  それではこれより質疑に入ります。山中吾郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて山中君の質疑は終了いたしました。  午後は一時二十五分より再開することとし……

第51回国会 予算委員会 第12号(1966/02/12、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。楯兼次郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 これにて楯君の質疑は終了いたしました。  次に、加藤進君。
【次の発言】 これにて加藤君の質疑は終了いたしました。  以上をもちまして、昭和四十一年度総予算に対する総括質疑は終了いたしました。  次会は来たる十四日午前十時より開会し、昭和四十一年度総予算に対する一般質疑に入ることといたします。  本日はこれにて散会いたします。    午後一時十九分散会

第51回国会 予算委員会 第13号(1966/02/14、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  これより一般質疑に入ります。滝井義高君。
【次の発言】 野原君に関連質問を許します。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 質問者、いいですか。
【次の発言】 野原君の関連質疑を許します。
【次の発言】 これにて滝井君の質疑は終了いたしました。  次に、倉成正君。
【次の発言】 これにて倉成君の質疑は終了いたしました。  午後三時再開することとし、暫時休憩いたします。    午後二時十二分休憩

第51回国会 予算委員会 第14号(1966/02/15、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  昨日に引き続き、安井吉典君の質疑を許します。安井君。
【次の発言】 委員長は発言しておりません。発言しておらないということは、休憩していないということであります。――速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めてください。  先ほどの問題について理事会を開くことにいたします。  その間暫時休憩いたします。    午前十一時二十分休憩

第51回国会 予算委員会 第15号(1966/02/16、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第3号)を議題とし、審査を進めます。  提案の趣旨はすでに聴取いたしておりますので、これより直ちに質疑に入ります。川俣清音君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 ただいまの川俣議員の御提案でございますが、政府と十分連絡をとって、川俣先生のおっしゃるように処理をいたしてまいりたいと思います。
【次の発言】 これにて川俣君の質疑は終了いたしました。(拍手)  午後は一時五十分より再開することとし、暫時休憩いたします。    午後零時四十三分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き会議を開きます。  昭和四十年度補……

第51回国会 予算委員会 第16号(1966/02/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十年度政府関係機関補正予算(機第三号)を議題とし、質疑を行ないます。八木一男君。
【次の発言】 これにて八木君の質疑は終了いたしました。  この際申し上げます。ただいま参考人として前臨時行政調査会会長佐藤喜一郎君の出席をいただいております。  佐藤参考人には、御多忙中のところ御出席をいただきありがとう存じます。  なお、佐藤参考人の御意見は、委員の質疑に対する答弁の形で承ることにいたしますので御了承願います。  それでは吉田賢一君。
【次の発言】 それでは、佐藤参考人には御退席になってけっこうでございます。ありがとうございました。  吉田君、発言……

第51回国会 予算委員会 第17号(1966/02/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。   この際、理事の辞任の件についておはかりいたします。   理事竹本孫一君より理事を辞任いたしたい旨の申し出があります。これを許可するに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。  つきましては、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは委員長において指名することに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、小平忠君を理事に指名いたします。
【次の発言】 昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、一般質疑を続行いたします。田中武夫君。

第51回国会 予算委員会 第18号(1966/02/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題とし、質疑を行ないます。  昨日留保いたしました楢崎弥之助君の質疑を許します。楢崎君。
【次の発言】 お答えをいたします。  三矢問題の処理については、前委員長から引き継ぎをまだ詳細に聞いておりません。したがいまして、前委員長と十分打ち合わせをした上でお答えを申し上げたいと存じます。
【次の発言】 これにて楢崎君の質疑は終了いたしました。  次に、永末英一君。
【次の発言】 これにて永末君の質疑は終了いたしました。  次に、石野久男君。

第51回国会 予算委員会 第19号(1966/02/23、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、分科会の件について御報告いたします。  分科員の配置並びに主査の選任につきましては委員長に御一任願っておりましたが、各分科会の主査を次のとおり指名いたしましたので、御報告いたします。  第一分科会主査 井出一太郎君。  第二分科会主査 愛知 揆一君。  第三分科会主査 大橋 武夫君。  第四分科会主査 植木庚子郎君。  第五分科会主査 荒木萬壽夫君。  以上でございます。  なお、分科員の配置につきましては公報をもって……

第51回国会 予算委員会 第20号(1966/03/03、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  去る二十四日から六日間にわたって審査を行なってまいりました分科会の審査は、昨二日をもちまして全部終了いたしました。  この際、各分科会主査より、それぞれ分科会における審査の報告を求めます。
【次の発言】 静粛に願います。  まず、第一分科会主査井出一太郎君。
【次の発言】 次に、第二分科会主査愛知揆一君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 次に、第三分科会主査代理倉成正君。

第51回国会 予算委員会 第21号(1966/03/04、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  この際、参考人出頭要求の件についておはかりいたします。  本日、参考人として日本銀行総裁の出席を求めたいと存じますが、これに御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認め、さよう決定いたしました。
【次の発言】 一般質疑を続行いたします。穗積七郎君。
【次の発言】 法制局次長が出席しています。
【次の発言】 野原君に関連質問を許します。野原君。
【次の発言】 この際、三十分休憩いたします。    午後零時十四分休憩

第51回国会 予算委員会 第22号(1966/03/05、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案を一括して議題といたします。  昨夜、羽田空港において、カナダ太平洋航空機の惨事が発生し、多数のとうとい人命が失われましたことは、まことに痛恨のきわみでございます。ここに慎んで哀悼の意を表したいと思います。  この際、運輸大臣より発言を求められておりますので、これを許します。中村運輸大臣。
【次の発言】 これより締めくくりの総括質疑に入ります。野原覺君
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 静粛に願います。

第51回国会 予算委員会 第24号(1966/06/25、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、委員長より一言いたしたいと存じます。  去る十七日行なわれた本委員会の議事がはなはだしく不正常な事態におちいったことはまことに遺憾にたえません。私がここにあらためて申し上げるまでもなく、当委員会は、その審議を通じて、国政の内容と、これに対する各政党の主張を明らかにする重大なる義務を国民に対して負っているものであります。委員諸君におかれては、この点を十分に留意せられ、その任務の遂行に協力をせられるよう切望してやみません。  この際、小平忠君より議事進行に関して発言を求められております。これを許します。小平忠君。

第52回国会 予算委員会 第1号(1966/07/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、国政調査承認要求に関する件についておはかりいたします。  先般の理事会の協議に基づき、予算の実施状況について調査を行なうことにいたしたいと存じます。  つきましては、この際、議長に対し国政調査の承認を求めることとし、その手続は委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、さよう決定いたしました。  直ちに委員長において所要の手続をとることといたします。
【次の発言】 この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動により、現在理事が一名欠員となっておりますので、これよりその……

第52回国会 予算委員会 第2号(1966/07/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  予算の実施状況に関する件について、前会に引き続き調査を進めます。  質疑の通告がありますので、これを許します。角屋堅次郎君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 この際、川俣清音君から関連質疑の申し出がありますのでこれを許します。川俣君。
【次の発言】 静粛に願います。
【次の発言】 食糧庁長官、俵の問題の質問があったのに答えてないじゃないか。
【次の発言】 この際、中澤茂一君から関連質疑の申し出がありますので、これを許します中澤茂一君。
【次の発言】 これにて角屋君の質疑は終了いたしました。  午前の質疑はこの程度にとどめ、午後二時半より再……

第52回国会 予算委員会 第3号(1966/10/20、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  この際、理事の補欠選任についておはかりいたします。  委員の異動によりまして、現在理事が一名欠員となっております。つきましては、この際、その補欠選任を行ないたいと存じますが、これは先例によりまして委員長において指名することに御一任願いたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議なしと認めます。よって、委員長は久野忠治君を理事に指名いたします。
【次の発言】 これより予算の実施状況に関する件について調査を進めます。  先般、本件の調査のため委員を派遣して、実情を調査いたしたのでありますが、その調査報告書が委員長に提出されております。  つ……

第53回国会 予算委員会 第1号(1966/12/17、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  明日午前零時五分より開会いたします。  本日は、これにて散会いたします。    午後十一時五十六分散会

第53回国会 予算委員会 第2号(1966/12/18、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十一年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十一年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題とし、審査に入ります。
【次の発言】 まず、各案の趣旨につきまして、政府の説明を求めます。大蔵大臣水田三喜男君。
【次の発言】 引き続き補足説明を許します。主計局長谷村裕君。
【次の発言】 以上をもちまして政府の説明は終わりました。  次会は、明十九日午前十時より理事会、午前十時三十分より委員会を開会いたします。  今日はこれにて散会いたします。    午前零時三十一分散会

第53回国会 予算委員会 第3号(1966/12/19、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計補正予算(第1号)、昭和四十一年度特別会計補正予算(特第1号)、昭和四十一年度政府関係機関補正予算(機第1号)、以上三案を一括して議題といたします。  これより質疑に入ります。灘尾弘吉君。
【次の発言】 委員長からお答えを申し上げます。  御質疑のとおり、この委員会が自由民主党だけの出席で行なわれるという姿はまことに遺憾でございますが、この点につきましては、すでに御案内とも存じますけれども、自由民主党といたしましては、野党の方々にあらゆる機会を通じて審議に参加していただくようにお話をいたしました。議院運営委員会においても、あるいは……


31期(1967/01/29〜)

第55回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第11号(1967/07/19、31期、自由民主党)

○福田(一)委員 私は与党の議員として、自治大臣、特にこの法案を提案されておる政府のお方にこういう質問をほんとうはしたくないというか、感情論からいえば、決してこんなことはやりたくてやっておるわけではありません。しかし、ただいま藤枝自治大臣からも、ちょっと前の質問者藤尾君にお答えになったように、立法府というものは立法府の立場で十分御審議になればよろしいというのは、あなたのお考えであろうと私は考えておるのでございまして、その意味では私と意見を同じゅうさしていただいておると思うのでありますが、しかし、あなたが提案理由の説明の中で、審議議会の答申の「趣旨を尊重して」――答申を尊重してとはあなたは言うて……

第58回国会 予算委員会 第1号(1968/02/05、31期、自由民主党)

○福田(一)委員 私は、自由民主党を代表いたしまして、これから質問をさしていただくわけでありますが、最近の長崎県の佐世保に起きました事件というものは、まあいろいろの見方もございましょうが、そのうちでも、学生が暴走あるいは暴力を使ったということは、われわれにとってはまことに不可解なことであり、まことに遺憾なことであると私は存じておる次第であります。  そこで、その長崎といいますか、佐世保の問題がいろいろのまた反響を巻き起こしたのでございますが、しかし、そのうちで、私たちとして、非常に、ある意味で、結果的には日本のこれからの政治の問題をまじめに検討していくという意味では一つの刺激を与えておるのでは……

第61回国会 商工委員会 第20号(1969/04/22、31期、自由民主党)

○福田(一)委員 私は、きょうはエネルギー問題について、通産省の方針をいささか伺いたいと思っておるわけであります。というのは、弁明のようでありますけれども、実は私は議員になりまして直後に、エネルギー問題に関係を持つというか、努力をしたつもりでございました。その後もエネルギーの問題については常に関心を持って、いろいろ研究もしたり勉強もしたつもりでおるのでありますが、当今の事情を見ますと、いささか私としても疑問を持たないわけにいかぬような面もありますので、この機会に大臣の御意見を十分に承らしていただきたい、こういうことであります。  すでに御案内のように、エネルギーといえば、かつては水主火従という……


32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会 第1号(1970/02/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 昭和四十五年度の予算につきましては、すでに本会議で基本方針、またその大綱につきまして御説明をいたしましたが、あらためてその詳細につきまして御説明をいたします。  四十五年度の予算の編成にあたりましては、わが国の経済の持続的成長の確保及び物価の安定を眼目といたしておるのでありますが、その特色とする点は次の三点であります。  第一は、財政面から景気を過度に刺激することのないように財政の規模をできる限り抑制した、このため公債及び政府保証債の発行額を縮減することといたしたとともに、また法人税の増徴を行なったということであります。  第二の点は、国民の税負担を軽減するために所得税の大幅な……

第63回国会 予算委員会 第2号(1970/02/21、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 私は日本一のけちんぼうでありますから、けちんぼうと言われることにつきましては私は満足でありますが、しかし、そのけちんぼうは、必要なところに金を出すためにけちけちしておるわけであります。ところが、この児童手当の問題は、いま厚生大臣からお話がありましたように、審議会の結論が出ない、これじゃどうにも、大蔵省としても必要なところとして認めるわけにいかぬ、こういうことなんです。またこれは鋭意努力をいたしたいと思います。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、答申が出ましたならば、これを慎重に前向きで検討したい、かように考えます。これは財政当局とすると、なかなか重大問題なんです。完全実……

第63回国会 予算委員会 第3号(1970/02/23、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 せっかくのお尋ねでありますが、内閣としても、私といたしましても、円の切り上げについてはこれを全然考えておりません。また検討もいたしておりません。  それから、外国から円も切り上げたらどうだという正式の意見にも接しておりませんです。接しておりますのは、いまお触れになりました自由化の問題、対外経済協力の問題、そういう種類の問題でありまして、私も、この三百六十円・一ドルという現行のレートがきめられたときは、これは少し日本に酷だなというふうに考えておったわけです。実際そうだったと思います。しかし、だんだんと日本の国力がついてきまして、やっと三百六十円・一ドルというのが定着した今日であり……

第63回国会 予算委員会 第4号(1970/02/24、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま全軍労と米軍政府との間の直接の関係になっておるわけでありまして、まだ日本政府が介入すべき立場にないわけでありますから、これは四十四年度といたしましてももちろんでございますが、四十五年度といたしましても、日本政府が退職金の上積みをするという筋合いのものではございません。しかし、制度が変わってくるということになりますれば、そのときの時点においてまた再検討いたします。
【次の発言】 先ほど申し上げましたように、四十四年度でも四十五年度でも、いまの体制では支出をする道はありません。ただ制度が変わりますれば、その制度の変わり方いかんですね。その内容もよく聞いてみなければなりません……

第63回国会 予算委員会 第5号(1970/02/25、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 社会保障費につきましては、ずいぶん努力をしておるわけでありまして、これは戦前の基準年次では実に一・四%を予算の中で占めるというような状態だったのです。それが、今日におきましては、予算の中における比率が一四%、実に十倍になるというような拡大ぶりでございます。  これは今後国民所得との間にどうなるか。いまでは五・五、六%ぐらいになっているかと思いますが、これは高負担、高給付なんということもいわれますが、租税その他の保険税、その関係をどういうふうにとるかということと非常に密接な関係があるので、将来どういうふうにするかということは、まだ見当はつけておりませんけれども、社会保障につきまし……

第63回国会 予算委員会 第6号(1970/02/26、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 第三次防計画につきましては、その根幹を大体実現をいたしたい、かように思っております。
【次の発言】 二百五十億円の上限というお話でございますが、大体その上限ですね。充足をいたしたい。でき得ればそうしたい、さように考えます。
【次の発言】 いまその趨勢をどういうふうに見たらよかろうかということを、新経済社会発展計画として検討、策定中であります。おそらく一〇%から一一%の間、その辺じゃないかと思いますが、ただいままだきめておりませんでございます。
【次の発言】 私も専門的な知識はございませんが、サリチル酸は食品衛生法の限度内においてこれがつかわれておる、こういうことで明治十一年から……

第63回国会 予算委員会 第7号(1970/02/27、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 まだできておりませんです。覚え書き第一項でいっておりますように、年度間調整を制度的に検討してみたい、こういうふうに考えたんですが、これができなかったことを非常に残念に思っております。
【次の発言】 ただいま秋田大臣からお答えしたとおりであります。
【次の発言】 そのとおりであります。
【次の発言】 まさに地方自治は自主的に運営されなければならない。そこで中央財政でもよく期待をするということばを使っておるのです。こういうふうに地方財政はすべし、こういうふうには言っておらない。地方財政はこのような方向で対処すべきであることを期待する、こういうふうに申し上げておるのはそういう趣旨でご……

第68回国会 予算委員会 第22号(1972/04/03、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 沖繩には米系企業というのがたくさんあるわけであります。その米系企業は、原則としてこれを存続させる、こういう方針をとった。これは、米系企業は沖繩においてそれなりの社会的な活動をしておる、また貢献もしておる、こういうふうに考えたからであります。ところが、その中に御指摘の極東放送というのが一つあるわけなんであります。これはわが国の放送行政から見ますと問題がありますので、特に、この放送につきましては制限を加えてしばらくこれを行なわしめる、そういうことにした。つまり、この極東放送というものは、英語の部分につきまして五年間許します、そういうふうにしたわけであります。日本語放送につきましては……

第69回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1972/07/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 福田一でございます。  実は、私は当委員会の委員のメンバーとして、いままでいろいろ皆さん方に御指導いただいておったのでございますが、今回はからずも自治大臣という重責を仰せつけられまして、皆さま方にいろいろと御指導をいただかなければなりません。実を言うと、選挙の問題につきましては、私などよりはお集まりの皆さんのほうがずっと専門家でもいられるわけでございまして、これからもまたいろいろ教えていただかなければならないと思います。また一方におきましては、選挙制度審議会というものがいま審議を重ねられておりますので、その審議会の経過並びに結果等を見まして、私といたしましてもいろいろのしかるべ……

第69回国会 地方行政委員会 第2号(1972/08/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 今回自治大臣を拝命いたしました福田でございます。  学も浅く、徳も至らぬ者でございまして、皆さん方の御支援をいただいて、大過なくこの重任を果たしたいと考えておりますので、どうぞよろしく御支援、御協力のほどをお願い申し上げまして、私のごあいさつといたします。
【次の発言】 区長公選の問題については、ただいま山本委員が仰せになりましたごとく、従来、ずいぶんいろいろの経緯があり、そして、その結果、最近に至りまして、品川区で、二回にわたって、区長代理が、これは法律違反の疑いがあるということで諮問したにかかわらず、全会一致で可決されておるという事態、さらにまた、都知事にその措置について申……

第69回国会 地方行政委員会 第3号(1972/09/12、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま、自治行政の本質についての御質問でございまして、ごもっともな御趣旨であると私も思っております。  それは、何といっても、政治は国民のものであり、また、自治体の中に住んでいる住民のものでございまして、うまく住民の福祉が増進され、また、平和が守られるというような姿を推進することが本体でなければなりません。そういう観点からいたしますと、自治行政という立場から見てもも、地方の住民の皆さまの希望ができるだけいれられるようなくふうをするということは非常に大事なことでございます。それをやりますのに一番必要なものは、何といっても資金、金でございますから、地方自治をほんとうに充実していく……

第69回国会 地方行政委員会 第4号(1972/10/11、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説のとおり、昨年は、ドル・ショックの関係等から見て、非常な財政の落ち込みがあるというような考え方が非常に強うございましたし、また、予算編成上も非常に苦労をしたことは事実でございますが、その後になりまして、いささか景気が回復いたしておることは皆さんすでに御承知のとおりでありまして、いまの段階においては、昨年考えたような不況感は起きておらない、順次景気も回復しつつある、こういうことであります。したがって、地方の税収等もある程度はふえる見込みでありますし、詳しいことは財政局長から説明させてよろしゅうございますが、われわれとしては去年考えたのとはだいぶん情勢がある意味で好転はしておる……

第70回国会 災害対策特別委員会 第2号(1972/11/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 この衆議院災害対策特別委員会でただいま御審議をいただいておりまする問題につきまして、閣議の決定を経て御意見を述べさせていただきます。  標記の法案につきましては、その施行に伴い実施される国庫補助が、他の国庫補助との均衡上問題がありますので、にわかに賛成しがたいところでありまするが、今般の集中豪雨による被害の実態にかんがみ、院議として決定される以上、やむを得ないものと認めております。
【次の発言】 ただいま御決定になりました集団移転促進事業等に伴う被災住民の救済に関する件の決議につきましては、その御趣旨を十分に尊重いたしまして、検討いたしてまいりたいと存じます。

第70回国会 地方行政委員会 第1号(1972/11/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十七年度分の地方交付税の特例等に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由と、その要旨を御説明申し上げます。  今回、政府におきましては、人事院の勧告に基づき、本年四月一日から国家公務員の給与改定を実施することといたしましたが、これに伴い、地方団体が国に準じて地方公務員の給与改定を実施する場合における一般財源所要額を付与するため、普通交付税の額の算定に用いる単位費用を改定することとしたいのであります。  また、今回の補正予算による地方交付税の増加額は、六百五十六億円でありますが、地方税収入についても増収が見込まれますので、給与改定等の財源におおむね……

第70回国会 予算委員会 第3号(1972/11/06、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お答えをいたします。  お説のとおり、福祉政策とか、あるいは立ちおくれた社会資本の充実とかという問題を実現していきます場合には、何といっても市町村がその第一線の任務をはからなければならない非常に重要な位置を占めておるわけでございまして、したがって、いま先生が言われたようないわゆる行政能力、財政能力の問題というものは最も重要視していかなければならない、かように私は考えております。
【次の発言】 たいへんよくわれわれの調査いたしましたところを分析していただいておるのでありまして、全くそのとおりでございます。ただし、これ以上申し上げるのはいかがかと思いますが、昨年は景気が非常に鎮静化……

第70回国会 予算委員会 第4号(1972/11/07、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 一応、過去の定数実績というものを、その後一、二変えたことはございますけれども、大体中選挙区制をとりましたときの数を基準にして、そして今日までそれを基礎にしてやってまいっておると思っております。
【次の発言】 お説のように、アンバランスができておることは事実でございます。そこで、いままでにも一、二定数の是正をいたしたことがありますし、現在また非常なアンバランスができておりますので、何とか定数の是正を考えなければいけないのではないかという意見があることも、十分承知をいたしておるところでございます。  したがいまして、将来においてはそういう問題を取り上げて、定数是正の問題も考えなけれ……

第70回国会 予算委員会 第5号(1972/11/08、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 土地利用の問題につきましては、政府部内では、先ほど企画庁長官が御答弁申し上げたような趣旨で、各庁の間でいま案を練っておる段階でございます。しかし、土地利用の場合におきましても、やはり都道府県といいますか、自治体が相当程度中核となって、この問題を処理いたしませんと実効があがってまいらない。また同時に、上から押えつけたようなやり方でこの問題を処理しようとしてもなかなかむずかしいと思います。計画自体はすっかり大きく網をかけていかなければなりません。方向はきめなければなりませんが、実際にこれを運用するのは、都道府県知事というものを中心にいたしてまいる。そしてまた都道府県知事は、やはり市……


33期(1972/12/10〜)

第71回国会 商工委員会 第40号(1973/07/10、33期、自由民主党)

○福田(一)議員 福田一でございます。  先ほど来いろいろ御質問がございまして、われわれ提案者のほうから説明が不足であるという御不満でございまして、まことに申しわけないと存じております。しかし、法律は、もう野間さんも御案内のとおり、どういうような実態があるかということを認識いたしまして、その実態をどのように改善するというか、法律において制限をするか、あるいは権利を与えるかということになりますので、法律の条文一つ一つについて御質問があれば、もちろん提案者としてお答えすべきことは当然でございますけれども、織機には、もうすでに御案内のように、綿とか絹とかタオルとか麻とか絹人繊とか、いろいろな分野がご……

第71回国会 予算委員会 第16号(1973/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お話しのように、行政事務の中央地方の再配分の問題、また、事務官制度の存廃の問題、これは相関連する問題でございます。私ども行政管理庁といたしましては、臨時行政調査会の答申を尊重するというたてまえでやっておるわけでありますが、まず、行政事務の再配分の問題につきましては、自治省が中心になりまして、鋭意これが検討を続けておるわけでありまして、自治省の見解では、大体問題になる案件が九十一あると、こう言うのです。それを逐次片づけるということでございますが、率直に申し上げまして、この処理は、まだそうてきぱきと進んでおる状態ではない。二十数件が解決されておるだけで、大部分がまだ残っておる、こう……

第71回国会 予算委員会 第19号(1973/03/01、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 行政管理庁といたしましては、各省の行政運営の監察をいたすわけでありまするが、ところが、これはもう各省多岐にわたる行政全部を一つ一つするわけにはまいりません。そこで、抜き取り式の監察をいたすわけでありまするが、いま御指摘の事例、国営パイロット事業、これにつきましては去年の春ごろ、北淡路の国営開拓パイロット事業、これにつきましてとかくのうわさがありますので、現地の兵庫監察局また大阪の管区監察局で調査をいたしましたところ、その対象地域の相当部分が対象地域に住んでおる農民以外の人によって買い占められておるという事実がわかったのです。そこで、そういう通知がありましたので、去年の暮れになり……

第74回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1974/12/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 このたび自治大臣を拝命しました福田でございます。  選挙の関係につきましては、当委員会の皆さま方にはかねてから格別の御高配にあずかっておることに対しまして、この機会に厚く御礼を申し上げます。  申すまでもなく、選挙は民主政治の基盤をなすものでありますので、私といたしましては、責任の重大さを痛感いたしますとともに、最大の努力を傾注してまいる所存であります。何とぞ格別の御指導と御協力を賜わりますようお願いを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 ただいま議題となりました地方公共団体の議会の議員及び長の選挙期日等の臨時特例に関する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げま……

第74回国会 地方行政委員会 第1号(1974/12/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、このたび自治大臣兼国家公安委員会委員長を命ぜられました福田一でございます。よろしくお願いいたします。  内外の政治、経済、社会諸情勢の激動の時期だけに、その責任の重大さを痛感いたしております。委員各位には、平素から地方自治発展のため、また警察行政に格別の御尽力をいただき厚く御礼を申し上げます。  地方自治は、その制度確立以来三十年を経過しようとしておりますが、経済、社会情勢の急速な変化の中にあって、地方自治もいまや重要な転換期を迎えようとしているものと存じます。このような情勢のもとで、地方公共団体が内政の中心的なにない手として、国民の期待にこたえ、高福祉社会の実現に……

第74回国会 地方行政委員会 第3号(1974/12/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの修正案につきましては、遺憾ながら政府としては反対でございます。
【次の発言】 ただいま満場一致で御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重し、善処してまいりたいと思います。
【次の発言】 ただいま満場一致で御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を十分尊重し善処してまいりたいと思います。

第74回国会 地方行政委員会 第4号(1974/12/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御質問がありましたように、きのうの参議院の地方行政委員会におきましては、社会党と公明党からの修正案が提出されました。また、共産党からも修正案が提出されたわけでありますが、その結果は、本会議において原案が可決された、こういうことになっておるのでありますが、そのことに関連して、いまの御質問は、われわれあるいはわれわれの中において、非常に無責任なことを野党がやっておるじゃないか、それはけしからぬ、こういう趣旨だと思うのでございますが、私としては、そういうような発言をした覚えはございません。ただ、こういうことがどういう実際的な効果があるかということについては事務から説明を……

第74回国会 予算委員会 第2号(1974/12/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  先般、本会議におきまして、私がいささか報告をさしていただいたのでありますが、この事件は、御案内のように、ただいま実は捜査並びに逮捕をいたしまして取り調べをいたしておる段階でございまして、その内容自体について私が誤ったことを申し上げますと、それは非常に影響するところが大きい。同時に、そういうことでありますから、この説明は政府委員をしてするようにさせたいと思っております。事実でございますから、事実問題については。その上で、もしまた御質問があればお答えをさせていただきます。
【次の発言】 いま御指摘になったようなものがその目的のみに使う意味で購買されてお……

第74回国会 予算委員会 第3号(1974/12/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおりでございます。
【次の発言】 ただいままでのところ、私、承知いたしておりません。
【次の発言】 政府委員から答弁をいたさせます。
【次の発言】 ただいまの問題につきましては、政治資金に関係のあることでございますので、自治省としても、やはり一応調査をしなければならないことであると存じます。そこで、具体的な、どういう経緯でどうなっておるかというようなことは、ひとつ時間をかしていただいて調査をさしていただきたい、かように考える次第でございます。私のほうで、やはりこの法律の問題に関連をいたしますから、調査をさしていただきたい、かように考えます。

第75回国会 決算委員会 第5号(1975/05/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和四十七年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和四十七年度の歳出予算現額は五百八十億九千三百三十万円でありまして、支出済歳出額は五百七十八億八千九百七十五万円であります。この差額二億三百五十五万円のうち、翌年度へ繰り越した額は一億八千六百八十七万円でありまして、これは、警察官待機宿舎等の新築に当たり、設計の変更等により工事の施行に不測の日数を要したため、年度内に支出を終わらなかったものであります。また、不用となった額は一千六百六十八万円であります。これは職員基本給等の人件費を要することが少なかったためであります。  次に、支出済歳出……

第75回国会 決算委員会 第17号(1975/06/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  新星企業の宅地建物取引業法違反事件につきましては、御案内のようにすでに警視庁で捜査を遂げまして、三月二十六日に東京地方検察庁に送致しておりまして、一応の捜査は終結いたしております。  また、現在までのところ、他の犯罪容疑については認知いたしておりません。  しかし、今後新たな犯罪容疑が認められれば、厳正な捜査を進めることは当然でございます。

第75回国会 決算委員会 第19号(1975/07/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和四十八年度の警察庁関係の歳出決算につきまして、その概要を御説明申し上げます。  昭和四十八年度の歳出予算現額は六百七十九億五千三百七十万円でありまして、支出済歳出額は六百六十一億八千七百八十六万円であります。  この差額十七億六千五百八十四万円のうち、翌年度へ繰り越した額は十六億四千六百九十一万円でありまして、これは財政の執行の繰り延べ措置として、歳出予算の執行の調整をしたこと等により、年度内に支出を完了することができなかったものであります。また、不用となった額は一億一千八百九十三万円であります。これは職員諸手当等の人件費を要することが少なかったため等であります。  ……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/02/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 本委員会の開催に当たり、国家公安委員会委員長として一言ごあいさつを申しあげるとともに、所信の一端を申し述べ、一層の御指導、御協力を賜りたいと存じます。  委員各位には、平素から交通問題について多大の御尽力をいただいておりまして、まことに感謝にたえません。  御承知のように、わが国の交通事故は、関係機関を初め国民各層の方々の懸命な努力により、昨年で四年連続して減少するという画期的な成果をおさめ、特に死者数においては、昭和三十七年と同じ一万一千人台にとどめることができたのであります。  しかしながら、年間の交通事故による死傷者数は、いまなお六十五万人を超え国民生活に重大な脅威……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答え申し上げます。  お説ごもっともだと思うのであります。特に交通安全施設などというのは地方の住民の要望が非常に強うございますから、どうしても自治体はそれにこたえないわけにいかない。しかし、財政的になかなかそこまで手が回らないという面もある。そこで国としてもっと充実したやり方をせいということで数字をお示しになったと思いますので、詳しくはまた政府委員によく調査をいたさせまして、そして来年度予算等々においては、あるいはまた補正等を組むような場合でも何かひとつ工夫をさせてみたいと思います。
【次の発言】 御要望の趣旨に沿って、今後十分に配慮をいたしてまいりたいと思います。

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1975/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました自動車安全運転センター法案につきまして、その提案理由及び内容の概要を御説明いたします。  わが国の交通事故は、昨年で四年連続して減少したのでありますが、いまなお、年間の交通事故による死傷者は六十五万人を超えており、憂慮にたえないところであります。  そこで、今後とも交通事故の減少傾向を定着させるための諸対策を強力に実施してまいる必要がありますが、特に自動車の運転者に対しては、その資質の向上を図るとともに、安全運転の徹底を期するための対策を強化することが強く要請されております。  このような実情にかんがみまして、今回、交通事故等の防止及び運転者等の利……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第7号(1975/03/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御質問の趣旨はよく私、理解をいたします。まあこういうものがよけいできる原因は何であるかというところを特に御説明をいただいて、これもごもっともな御意見であると私は思うのです。  実際言うと、定年ですね、この定年法というようなものをつくったらどうかという意見も一部にあるわけですね。これについては、ある政党等々においては、それはおもしろくないという反対意見もまたありますけれども、しかし、姿から言うと、まあ人生五十年と言ったのが七十になっちまったんですから、私ももう七十をオーバーしておりますし、せめてまあ六十くらいまでは少なくとも働いて、ただ、その後五年くらいの間は、あんまりどん……

第75回国会 交通安全対策特別委員会 第9号(1975/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先日は、いろいろ誘導をされてお答えをいたしたと思うのですが、法律をつくるのに、そういう趣旨は表面に出すわけにはもちろんいかない。また、私たちが後で御説明したときに本来の目的というものを、そこに書いてあるようなことでございますが、いろいろ申し上げたわけでありまして、ただ、まあ警察関係には、この種の外郭団体が一つもないということは、いかにも気の毒であるということを率直に申し上げたつもりでございまして、この点はひとつ御理解を賜りたいと思います。
【次の発言】 ただいま御指摘になりました農道、林道に対する交付金の問題でございますが、これはだんだん事情が変わってまいりまして、当初は……

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1975/04/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました公職選挙法の一部を改正する法律案について、その提案理由と内容の概略を御説明申し上げます。  この改正法案は、最近における選挙の実情にかんがみ、衆議院議員の総定数及び各選挙区において選挙すべき定数について是正を行うとともに、選挙の腐敗を防止し、及びその公正を確保する等のため、供託金の引き上げ、選挙公営の拡充、寄付、文書図画の掲示及び機関紙等の頒布の制限の強化並びに連座制の強化その他所要の改正を行おうとするものであります。  以上が、この法律案を提出いたしました理由であります。  次に、この法律案の内容につきまして御説明申し上げます。  その第一は、衆……

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1975/05/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御案内のように、この選挙法、また選挙に関係のある法案の問題につきましては、従来選挙制度審議会におきましてしばしば論議が行われ、また一応の答申がされておるのでありますけれども、しかもこれを国会にも提出いたしておるのでありますが、今日まで御案内のように実っておらないわけであります。  たまたま昨年の参議院の選挙におきましては、非常に国民から選挙をもう少しきれいなものにするというか、国民の疑惑を招かないような公正な選挙が行われるようにすべきではないか、あるいは企業選挙とかいろいろの批判も出ておるような状況でありまして、したがって内閣といたしましては、これはどうしても選挙の改正を……

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第5号(1975/05/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御質問のありました後の二件はごもっともな御要望でございますので、できるだけ早い機会に、たとえば次の委員会を開きましたときに御報告をするようにさしていただきたいと思います。
【次の発言】 この衆議院の定数の問題は、総定数をどういうふうにするかということと、それから現在ある選挙区における人口のアンバランスをどう考えてみるかという二点があると思うのでありますが、今回はそれぞれの選挙区における非常なアンバランスが出てきておるのを一応是正をするということについて昨年来各党の間でいろいろ御相談がありまして、そうして大体二十名増員するのがよかろうという大体のお話がついております……

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第6号(1975/05/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 確かに私が国対委員長をいたしておりましたときに委員会を開き、そしてまた小委員会ができて大変いろいろ御審議を願いました。小委員会においては大体、衆議院において総数二十名定員を増加する、それからふえた選挙区が、いわゆる中選挙区制をとっておりますから、六名以上になった場合には分区をするというような趣旨のお話を承っております。そういうことも含めて今回の法案を作成したつもりでございます。
【次の発言】 委員会の運営は委員会においてなさることでございますから、委員会において小委員会をおつくりになってそこでお決めになるということは、その自主性を私たちは認めなければなりません。しかし、政……

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第7号(1975/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 やはりできるだけ選挙運動をみんなに徹底をする、各政党の意思あるいはまた個人の意思というものを徹底できるように努力をいたすべきである、私はそのように考えております。
【次の発言】 お話しのように、いままでテレビとか、あるいは民放等の料金の問題について、ここでお話し合いをしたことはございませんと思いますが、いま御質問がありました点については、ただいま民放の方からも、テレビの方からも希望がある程度出ております。御案内のように、予算というのは、国でつくるときは、要望があればそのままというわけにもいきませんし、その内容がどういうわけでそういうようなことになっておるのか、その経費の集……

第75回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第9号(1975/06/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 政府委員からまず答弁させます。
【次の発言】 お答えをいたします。  今度のこの政治資金の問題は、額のいかんを問わず公明にすべて明らかにするというのを目的にして出しておりますので、額のいかんを問わず、これは法の対象にいたしております。しかし、その法を適用する場合には、その事情等を十分勘案して、そうして良識の範囲内で法の適用が一般の通念から見て不当に重いというような形にはしないというたてまえで法をつくっております。したがって、先ほど国家公安委員長としてどうするかという御質問でございますが、そういう場合にも私がいま申し上げたような立場において処理をいたしてまいりたい、かように……

第75回国会 地方行政委員会 第2号(1975/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 委員各位には、平素から地方自治発展のため、また警察行政に格別の御尽力をいただき厚く御礼申し上げます。  この機会に所管行政の当面する諸問題について、所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格段の御協力を賜りたいと存じます。  インフレと不況が同時に進行するという異常な状況の中でわが国は昭和五十年を迎えたのでありますが、この昭和五十年はわが国にとっては、戦後三十年にわたる政治、経済、社会、文化の歩みに一つの区切りをつける時期であります。  昭和の時代に入って半世紀、われわれは、この間における波乱と起伏に満ちた歴史の重みを十分にかみしめつつ、特に、昭和三十年代から四十年代にか……

第75回国会 地方行政委員会 第3号(1975/02/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいま御指摘がございましたが、五十年度以降の地方行財政の問題につきましては、従来高度成長によって経済の伸びが相当あったのでありますけれども、これからは諸種の事情によって低成長の時代を迎えることに相なることは、これは皆認めていただいておるところでありますが、その段階において地方行財政をどのように運営していくことがよいかということでございます。  ここに、われわれが特に注意をしなければならない問題は、一つは人件費の問題があると思うのでございます。地方の公務員の人件費が国の人件費に比して一〇%以上高いという数字が出ております。中には四〇%も高いというよ……

第75回国会 地方行政委員会 第4号(1975/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御指摘のとおり、私も所信表明の中におきまして、高度成長から低成長に入っていく時期になっておりますので、これを一つの転機として地方行財政の見直しをいたすべきである、こういう考え方に基づきまして、地方制度調査会に七月までにひとつ案をつくっていただきたいという趣旨の諮問をいたしておるということでございます。  その内容でございますが、御指摘があったように、国の補助金の問題であるとか、あるいは地方の財源を充実するという意味で税の問題、あるいは交付税の問題、いろいろな問題が私はあると思うので、そのどれをどうするかということは別として、全般に一度どういう姿が正しいかということを見直し……

第75回国会 地方行政委員会 第5号(1975/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和五十年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  昭和五十年度の地方財政につきましては、最近における厳しい社会経済情勢の推移と地方財政の現況にかんがみ、国と同一の基調により、引き続き抑制的な基調を堅持する方針のもとに、地域住民の福祉向上に資するため、地方財源の確保に配慮を加えつつ、財源の重点的配分と経費支出の効率化を図る必要があります。  昭和五十年度の地方財政計画はこのような考え方を基本として策定いたしております。以下その策定方針及び特徴について申し上げます。  まず、住民負担の現状にかんがみ、個人の住民税及び事業税、料理飲食等消費税、ガス税等についてその……

第75回国会 地方行政委員会 第9号(1975/03/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり、たばこ消費税というものはいい税源であるということは、私もよく理解ができます。特に地方自治体の税源が少ない、もっと新しい税収入を与えなければいけないというたてまえから言えば、これは確かにおっしゃるとおりだと思うのであります。いま税務局長からもお話を申し上げましたとおり、国としてもこれはいい財源だからといって、ちょっと引っ張りっこみたいなことになっておりまして、なかなか実現は困難であると思いますが、そういう非常に強い御要望を持っておいでになるということは私もよく理解をいたしまして、もしそういうことがございますれば発言もするようにしたいと思いますけれども、努めます……

第75回国会 地方行政委員会 第10号(1975/03/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 国の租税特別措置は、なぜこういうことが起きたかということは、私が林さんに申し上げないでも、一種の何というか輸出増進とか高度成長をするためにはやはりそういうような措置を講ずる必要があったという条件が私はあったと思うのです。今日になってまいりますというと、いまや成長をある程度抑えてそしていわゆる低成長というか、余り高度成長をやるというような必要もない。また無理に輸出を何か強引に伸ばしているというような形が国際的なマイナス面も出てきます。そういうことから考えてくると、一応ここいらで見直しをしたらいいのじゃないかというのが考え方として起きて当然のことであると私は思います。実際問題……

第75回国会 地方行政委員会 第11号(1975/03/25、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました市町村の合併の特例に関する法律の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  現在、市町村がその地域の実情に応じ、住民の自主的な判断に基づいて合併しようとする場合には、その障害を除去し、合併が円滑に行われるよう特例措置として、  一、合併市町村の議会の議員の定数または在任   期間の特例を設け、たとえば編入合併の場合   においては編入する区域との人口比率により   編入される区域からも議員が選出されるよう   にすること。  二、地方交付税が合併後一定期間に限り、合併   前の合算額を下らないようにすること。  三、合併後一定……

第75回国会 地方行政委員会 第12号(1975/03/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御質問の趣旨はよくわかります。よくわかりますので、まあ、われわれとしてはそういう公式なあれというよりは、つくる場合も無理がないように、ひとつ個々の問題について具体的なあれがある場合に考えていくようにしたいと思っております。
【次の発言】 見解を述べないつもりで出席しておるわけではございません。局長がお答えをいたしておりますので問答を聞いておったわけでございます。今度の合併のこの法案の十年間延ばすというのは、この段階において今後もまだ合併をしたいという場合にはそれができるような道を開いておこうということでありまして、その合併自体についてのいろいろな問題があるということであれ……

第75回国会 地方行政委員会 第14号(1975/04/16、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 この問題は長い間にわたって御要望があったところでございまして、われわれとしてもその方向で検討をしなければならないと思っておりますし、五十一年度の予算編成等に当たっては十分御趣旨を尊重したいと考えております。

第75回国会 地方行政委員会 第15号(1975/04/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  地方事務官の問題は、ただいまお話がございましたとおり、多年の懸案でもあるし、自治省自体といたしましては、何としても解決をしたいという強い希望を持っていままでやってまいっておるのでありますが、これにつきましてはまた一方においてなかなか各省間においてもいろいろの意見がございまして、ただいまこれについていろいろ調整に努力をいたしておるというのが現段階でございます。これは小川さんを初め、質問者というか野党側の皆様から言えば非常に御不満もあるかと思うのでありますけれども、現実に政府案として提案いたすというときになりますと、やはり各閣僚の意見の一致を見ません……

第75回国会 地方行政委員会 第16号(1975/04/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 閣議では、四十九年度の税収の落ち込み八千億円ということで発言がありまして、五十年度もなかなか厳しい状況になると思いますというので、五十年度についての金額の発言はありませんでした。そこで、その場合において、どうしても五十年度に税収が落ち込むというようなことになれば、いわゆる五十年度の地方財政計画というものをこっちは立てておりますから、それに対してやはり相当な影響が起こり得る可能性はあるわけです。しかし、それがどれくらいになるかということは、いまの段階ではまだ立ちませんが、その場合において、いよいよ財政計画が施行できないようなことでは、地方財政は非常な困難に逢着するのでありま……

第75回国会 地方行政委員会 第18号(1975/05/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  今度の選挙で、いま御指摘のように非常に財源問題が中心になって議論をされてきておるわけでございます。自治省といたしましては、やはり地方自治体に財源をできるだけ与えるという問題を十分考えながら今後も処置をしてまいりたい、こういうことであります。  それにはまたいろいろの制約条項もありますが、その点も十分にらみ合いながら、しかし、現行の範囲内で自主財源を与える工夫があれば、それは考えていっていい、こう思っております。
【次の発言】 私は、インフレといいますか、高度成長を図った政治のやり方が適切でなかったのだという認識でよく御質問なり御批判なりをいただいて……

第75回国会 地方行政委員会 第19号(1975/05/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 いろいろお話を承っておったわけでございますが、いまの状況下において地方財政が、いまの地方交付税率でいいか悪いかという問題を検討する前に、一体、中央と地方との財政をどう運営していくかということの方が先決ではなかろうか。まずそれも考えなければいけない。その意味で、今後のいわゆる財政計画を中央、地方を通じてどう見ていくかという観点に立って、そうして中央においてよけい取っておる、地方に回す方が少ないではないか、その合理的な基礎が出てきたときに、これは私はいまおっしゃったような意味で、当然主張をしなければならない立場にあると考えるわけであります。すなわち、地方行財政の問題だけをとら……

第75回国会 地方行政委員会 第20号(1975/05/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  政府は、恩給年額の増額を図るため、恩給法等の一部を改正する法律案を今国会に提出し、御審議を願っておりますが、これに伴い、地方公務員の退職年金制度についても、恩給法等の改正内容に準じて所要の措置を講ずるほか、廃疾年金の受給資格の消滅時期の延長、給料年額の算定方法の改正に伴う退職年金等の年金額の是正等の措置を講ずるとともに、地方議会議員に係る退職年金等の増額改定措置及び地方団体関係団体の職員に係る退職……

第75回国会 地方行政委員会 第22号(1975/05/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重して善処してまいりたいと存じます。

第75回国会 地方行政委員会 第23号(1975/06/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました石油コンビナート等災害防止法案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  石油コンビナート等における災害がその周辺の地域に重大な影響を及ぼすおそれがあることにかんがみ、石油コンビナート等の区域内において石油または高圧ガスを貯蔵し、取り扱い、または処理する事業所に対して防災上の見地からの規制を強化するとともに、その区域における一体的な防災体制を確立する等石油コンビナート等における災害の発生及び拡大を防止するための総合的な施策の推進を図る必要があります。  これが、この法律案を提出いたしました理由であります。  次に、この法律案の内容につきまし……

第75回国会 地方行政委員会 第24号(1975/06/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 高鳥さんにお答えをいたしたいと存じます。  実はこの法律は、御指摘のように今春来問題が提起され、そして直ちにこれを法案にするという形で関係省と審議を進めてまいりました。その結果、このような結論に落ちついたわけでありますが、防災という見地から見て、コンビナート法をつくった本来の目的から見れば、これは防災ということが中心になるべきである、したがって、主管大臣は自治大臣になるのが適当ではないかという御趣旨と承ったわけでございます。われわれもまことにごもっともな御意見であると思うのでございまして、実はその意味では通産省とも事務においていろいろ折衝をいたしたところでございますが、そ……

第75回国会 地方行政委員会 第25号(1975/06/17、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ごもっともな御意見でございまして、先ほどから承っておりましたが、確かにこの種の仕事をやりまして、それが非常なまた負担になっていくというようなことでも困りますから、十分その点も考慮して今後対処してまいりたいと思います。
【次の発言】 ただいま御指摘のあったように、海上におけるその種の施設というか船の数は非常に少のうございまして、それで十分対処できるかということであれば、心もとない気がいたします。したがいまして、今後は順次これを増強するように努めてまいりたい、かように考えるわけでございます。
【次の発言】 御趣旨はよく了解をいたしました。運輸大臣あるいは建設大臣等とも協議をい……

第75回国会 地方行政委員会 第30号(1975/06/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重して善処してまいりたいと存じます。

第75回国会 地方行政委員会 第33号(1975/08/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 人事院勧告の問題につきましては、実はきょうの閣議においても、ちょっとそのようなことを私、発言をしておいたわけですが、やはりいま御主張のあったような完全実施という方向で努力をいたしたいと思います。しかし、どうするかは閣僚会議で決まり、閣議で決まることでありますから、いま閣僚の一員としてこういたしますという御返事はいたしかねますけれども、従来から順次四月に繰り上げて実施するように努力をしてきた経緯を見ても、非常に苦しい財政状況であっても、できるだけこれは実現をすべきではないかというのが私のいまの考えでありますけれども、しかし、閣議がどう決まるかということは、みんなで集まった上……

第75回国会 内閣委員会 第32号(1975/08/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  私も地方公務員の関係を担当しておる者といたしまして、この今回の勧告が完全実施されることを望んでおります。  ただし、これは決まったわけでないことは総務長官の言われたとおりでありまして、私が正式に発言する機会があればそれを要望いたしたい、かように考えております。
【次の発言】 お答えをいたしたいと思いますが、いま大出さんの言われております四十歳を基準にして大体十三万くらいになる、こういうことにつきましては、実は私、数字をはっきりつかんでおりませんから、何とも申し上げることは困難でありますが、前段のそれに至るまでの段階において、大体公務員の給与の問題……

第75回国会 予算委員会 第2号(1975/01/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 刑事罰の問題でございますので、国家公安委員長の立場からお答えをいたしたいと思うのでございますが、ただいま御指摘になりましたようないろいろの法律に関係があるかどうかという問題は、これは十分に検討をするというか、調査をいたさなければなりません。  特に私が考えておりますことは、今日のような新しい産業等が起きてきたような場合に、それに対処していく法律制度というものは、なかなかそう一朝一夕に簡単にはできるものじゃありません。しかし、何かその法律適用の場合には、私は、どちらにするかということになれば、こういう場合にはやはり一罰百戒というような処置をとって、今後こういうような事件が起……

第75回国会 予算委員会 第3号(1975/01/31、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 暴力の問題に対する政府の見解につきましては、総理からお答えをしたとおりでございますが、八鹿町の問題について、具体的な捜査をいまいたしておる段階でございます。そこで、その捜査の段階でございますから、これをいまここで申し上げることは差し控えさせていただきたいと思いますが、われわれとしては、自治体の関係者も含めて、そういうものについて捜査をいたしておりますから、だからその捜査の問題は別として、方針を言われるならば、これはもうそういうような不公正なことがないようにできるだけ努めてまいるように、警察当局も努力をいたしております。現在でも八鹿町には相当数の警官を置いて、そういうような……

第75回国会 予算委員会 第5号(1975/02/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 この問題については、正木さんは非常に専門的な方でもあられることはよくわかっております。また、御指摘になった点、すべてわれわれも非常に重大であると考えておるのでございまして、特に昨年の衆参両院の地方行政委員会におきまして、附帯決議で、五十一年の三月までにはこれを解決しなければいかぬということまで要請されておるのでありますから、われわれとしても、せいぜいそれについては前向きで努力をいたしておるところでございます。ただ、これはもう私が申し上げるまでもなく、この制度につきましては、いろいろまた業務の性格といいますか、内容の問題、それからまたどれだけ効率性があるかという問題、それか……

第75回国会 予算委員会 第8号(1975/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの過疎地域のバスの問題、それからその他学校関係の幼稚園とかそういう方面の問題等について、運輸省が来年度予算において相当な補助をすることになっておりますが、それに関連して、どうしても地方自治体もそれに応ずる負担をいたさなければならないことは、お説のとおりでございます。これはもう当然な要望でございますので、自治省といたしましては、地方の交付税もしくは特交その他の面で十分にそれに見合うだけの措置は完全にとるようにいたす方針でございますし、また五十年度の予算においては、それを見込んで全部措置をいたしてございます。

第75回国会 予算委員会 第11号(1975/02/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  実はその問題では、先般、調査をせよという御依頼もあったわけでございますが、その同和の関係におきましては、事務費とか教育費とかいろいろな面に分かれておりますので、自治省自体としては、この調査をいままではいたしておりません。区分がいろいろございますので、それを皆合わせて計上するというか、調査をするということは、非常に困難な実情でございますが、もし詳しい説明が必要とあれば、政府委員から答弁をいたさせます。
【次の発言】 政府委員から答弁いたさせます。
【次の発言】 ただいま御指摘になったような大阪府下の問題等々が計数上ある程度判明はいたしております。しか……

第75回国会 予算委員会 第12号(1975/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  山本さんは、地方行政の問題については実は専門家でもあられるし、非常に勉強もしておいでになるのでありますから、むしろいろいろあなたに教えていただきたい面もあるかと、私は思っておるわけであります。  いま地方財政は危機だという御認識をいただいておるのは、受けとめ方の問題ではないかと私思っておるのです。御案内のように、ずっと高度成長で経済が運行されてまいりまして、その間に地方の税収その他も相当ふえてきておる。また、そういうことから、ある意味では、人件費もふえておる面もあるし、それからまた、福祉関係の予算もふやしておるというようなことがあるところへもって……

第75回国会 予算委員会 第13号(1975/02/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  しばしば言明を申し上げておるところでありますが、警察といたしましては、いかなる暴力もこれは認めないという方針で対処しておるのでございまして、したがって、いま御指摘になった職場の暴力についても、われわれとしては、これは認めておるわけでもなければ、そういうことがあればしかるべき措置をとることをやってまいるつもりでございまして、ただいま、あなたは私に対して、そういう事実を知っておるか、こういう御質問がありましたが、つまびらかにはいたしておりませんけれども、そういうようなこともあるやには聞いております。しかし、具体的な問題になれば、これは当該地域の警察がや……

第75回国会 予算委員会 第15号(1975/02/18、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  いま和田さんからいろいろ、同和問題についての地方自治体の計上いたし、また実施いたしました予算の内容について、数字的な御説明をいただいておるのですが、この数字の問題というのはいろいろ見方で違ってくる面がございます。でありますから、私たちとしては、どちらの方がどうというようなことをここでお答えすることは差し控えさしていただきたいと思いますけれども、しかしいずれにしても、自治体がその独自の議会自体の決議で単独事業をやっておるというようなことは、これは当然認めなければいけないというたてまえを貫いてまいりたいと思います。ただし、そういう場合でも、その仕事のや……

第75回国会 予算委員会 第16号(1975/02/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 過疎過密の問題で、特にこの過疎対策を重視しなければならないという点では、私は全く坂口さんの御意見に賛成であります。  そうしてその場合に、医療の問題等についても、これはわれわれとしても十分考えていかなければならぬ。これは詳しく言っていればもう際限のな  い問題で、あなたも御存じでありますが、私としても十分に今後検討すべき問題であると思う。実際言うと、過密過疎というのをもう一遍考え直すべきなんです。施設をよくすると、どんどん都会へ入ってくる。そして今度は、ますます過疎地帯がふえるなどという姿がいいか悪いかという面から考えてみても、十分私はいまのお話を考えて、今後の対策を考え……

第75回国会 予算委員会 第17号(1975/02/20、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説の問題につきましては、事故によって放射能が地域的に拡散する等、いまあなたのおっしゃったような万一の場合を想定して、地方公共団体及び事業所におきましては、常時放射能の測定を行っておるわけでございまして、異常事態が発生したときには、住民が安全に避難し、または緊急に立ち入り制限が行われるような情報の伝達体制というものもとっておるところでございます。しかし、これらの問題は、御指摘のように重要でございますからして、今後とも一層そういう面において努力をいたしたい、かように考えております。
【次の発言】 いまそういう道路をつくっておるが、それをどう使うかということのお話だと思うので……

第75回国会 予算委員会 第18号(1975/02/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 警察といたしましては、もちろん公害問題をなおざりにしていいという考えなどは一つもございません。しかし、公害問題を取り上げた場合においても、それが暴力によって左右されるというようなことでは、私は法治国の任務はできないと思うので、警察としての任務を遂行したということにはなりません。そこで、なるべく話し合いでやってもらいたいという気持ちでおりますが、しかし暴力行為が起こるような場合においては……(岡田(春)委員「暴力行為はなかったのだよ、そのときは全然ないのだよ」と呼ぶ)起こる可能性がある場合におきましても、予防的な措置をとるということも警察の一つの仕事でありますから、先ほど、……

第75回国会 予算委員会 第19号(1975/02/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  大体、自治省で計算をいたしますところでは、年間二千二百億円くらいのいわゆる先取り行政を行っておるというふうに計算をいたしております。こういう傾向はいろいろありますが、その主なものを言えば、老人医療、これなどは年齢の引き下げをして行う。それからまた所得制限を撤廃して行っておるというような事情がありますし、それから乳幼児の医療等については、零歳児から始まってもう相当範囲を広げておる。それからまた、生活保護世帯に対する年末あるいは夏期の一時金の支給というようなもの等々、これはいろいろございますが、等々を含めてそういうふうに先取り行政が行われておるという……

第75回国会 予算委員会 第21号(1975/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 まず、大都市の交通の総量一割規制の問題について御質問がございましたが、警察庁におきましては、人口十万以上で大体百六十八ございますが、しかし、さしあたり十大都市について一割削減ということで、五十年内にこれを実現いたしたいということでいま準備を進めておるわけでありますが、いかなることをするかということでございますれば、御案内のように、バスレーンを強化するという方法。それから通勤通学用の自家用車については、バスあるいは電車等に転換させる工夫を努力する。それから業務用の車両につきましては、駐車禁止規制をする。それから生活ゾーンといいますのは、たとえば、横丁へ入ってはいけないとか、……

第75回国会 予算委員会 第22号(1975/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御指摘のこの凶悪犯、爆弾事件に関する問題につきましては、警察当局といたしまして、一般の皆様方の非常な不安を巻き起こしており、何としてもこの事件は解決をしなければならないという決心で、総力を挙げて努力をいたしておるのでございまするが、今日に至るまでまだその解決を見るに至らない、犯人の逮捕を見るに至らないことについては、まことに遺憾に存じておりまするが、今後も大いにひとつこの問題の解決のために警察の総力を挙げて努力をいたしたい、かように考えておりまするが、ただいま御質問がございました具体的の捜査の内容その他につきましては、政府委員から答弁をさせていただきたいと思います。

第75回国会 予算委員会 第23号(1975/06/09、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 本年度に予定されております公共事業については、これはもうすでに地方財政計画で案ができておりますから、十分、たとえば税収がなくなったとかいろんな問題、収入減が起きても、その分についてはやはり私らは何としてもその収入を確保するように努力をしたいと思う。  ところが、いまあなたのお話しになっておりますことは、今度は新しい仕事をやった場合にどうなるかという御質問だと思うのでありますが、そのときはやはり当然公債、地方としては財投あるいは公債というようなものを国からめんどう見てもらわなければ、いまの地方公共団体として、何らかの財源を持ち出すというか、つくるということは困難だと思います……

第75回国会 予算委員会 第24号(1975/06/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  五月十六日に次官通達を出しまして、そうして公共料金の値上げその他に対しての通達を出しましたが、この通達は例年出ておることは、いま細谷さんがおっしゃったとおりでございます。  そこで、どういうわけで、こういうことを出しておるかということについて、その内容を見ていただくとわかりますけれども、何でもむやみにどんどん値上げをしなさいというようなことは一つも書いてございません。それは適正にやらなければいけない、いわゆる原価主義というものを一応考慮するということを書いておるのでありますが、なぜこういうことを言わなければならないかと言えば、まあこれは例を言うと、……

第76回国会 交通安全対策特別委員会 第2号(1975/11/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまは道路交通の諸問題について慎重な御審議をいただき、交通安全対策に関する決議がなされました。決議の御趣旨を十分尊重いたしまして、今後の交通安全対策の万全を期する所存であります。

第76回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第2号(1975/11/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 去る十月十四日から施行されました改正公職選挙法につきまして、その施行後の概況を御報告申し上げます。  御承知のとおり、今回の改正は、衆議院の定数是正を初め、選挙の公正を確保し、金のかからない、きれいな選挙の実現に資するための重要な改正内容を含んでおり、近来にない大きな改革でありました。中でも、候補者等の選挙区内にある者に対する寄付の禁止及び政治活動用の立札、看板等の掲示の制限に関する規定は、選挙時のみならず日常にわたる規制であり、施行日から直ちに適用されたところでありまして、関係者はもとより、広く国民各位にもよくこの改正の趣旨を御理解いただき、法の精神が生かされることを強……

第76回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1975/12/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 当時やはり行政機構の改革といいますか、整理といいますか、そういう意味合いにおいて、それぞれの各省が局を減らすというような話がありまして、その結果選挙局を選挙部にいたすことによって、内閣全体としての行政機構の問題に対応した措置をとったのだというふうに私は聞いておるのでありますが、現在におきましてはまことに遺憾なことである。いやしくも民主主義、明るい民主的な選挙を行い、またそれによって政界を浄化していくという重大な使命を帯びておる局が格下げになったというような印象を国民に与えたことはまことに遺憾な事態であった、かように存じておるわけであります。

第76回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第4号(1975/12/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの決議につきましては、私といたしましてはその御趣旨に従い努力いたしたいと存じます。

第76回国会 地方行政委員会 第1号(1975/10/30、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました昭和四十二年度以後における地方公務員等共済組合法の年金の額の改定等に関する法律等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨について御説明申し上げます。  政府は、恩給年額の増額を図るため、恩給法等の一部を改正する法律案を今国会に提出いたしておりますが、これに伴い、地方公務員の退職年金制度についても、恩給法等の改正内容に準じて所要の措置を講ずるほか、廃疾年金の受給資格の消滅時期の延長、給料年額の算定方法の改正に伴う退職年金等の年金額の是正等の措置を講ずるとともに、地方議会議員に係る退職年金等の増額改定措置及び地方団体関係団体の職員に係る退職年金制度に……

第76回国会 地方行政委員会 第3号(1975/11/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました昭和五十年度における地方交付税及び地方債の特例に関する法律案の提案理由とその要旨を御説明申し上げます。  最近における経済の停滞は、地方財政の上にもきわめて深刻な影響を及ぼすに至っており、本年度における地方税の当初見込みに対する減収額は、一兆六百億円余りに上るものと推定されますが、これに加えて、今回国税三税が減額補正されることに伴い、地方交付税においても、当初予算計上額に対して一兆一千億円余の落ち込みを生ずることとなってまいったのであります。  しかし、地方財政の現況は、このような事態にとうてい耐えることができないと考えられますので、本年度において……

第76回国会 地方行政委員会 第4号(1975/11/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの問題につきましては、われわれとしては、大体五年くらいをめどにしてやはり延ばしていくべきではないかという考え方を持っておるわけでございます。
【次の発言】 この問題はかねて御要望のあった件でありますし、われわれとしてはその御趣旨に従って、五十万の数をどこまで下げていくかということで検討いたしております。また、それをやる場合には法定をしなければならないと考えております。
【次の発言】 今回の措置と関連して、来年度以降について地方財政計画をどのように考えておるか、具体的な方法はどうであるかという御質問であると理解をいたすのでございますが、御案内のように、日本の経済は高……

第76回国会 地方行政委員会 第5号(1975/11/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 もうこれは三谷さんも十分御理解をしていただいておると思うのでありますが、高度成長から低成長へ入ってくる原因は、一つは大きく国際的な問題が絡んでおるということはおわかりを願えると思うのであります。しかし、この点については副総理がしばしば国会においても答えておるのでありますが、その見通しが若干甘かったという意味においては政府の考え方は確かに甘い面があったと思うのでありますけれども、しかし、インフレになったときにはもうそれ以上の大変な悪影響存国民に与えるであろうということで、物価問題を重点に置いて施策をやってまいりました。その結果において、ある程度の不況といいますか、経済の停滞……

第76回国会 地方行政委員会 第6号(1975/11/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、いわゆる議員の責任という問題と一般の公務員との問題はやはり区別して考えていいのではないかというふうに考えておるわけでございまして、仮谷発言について、これは遺憾であるということであったわけでありますが、これについては、議員というものは選挙民から次の選挙で批判を受ける立場にあるわけでありますからして、その意味で、そのことだけで十分な責任をとらされておると思うのであります。したがいまして、議員の問題と一般公務員の問題とは分けて考えなければいけないのではないか、かように考えております。
【次の発言】 私はそれはたてまえ論として違うと思います。法律でもってこういうことをしては……

第76回国会 地方行政委員会 第7号(1975/11/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御指摘の問題でございますけれども、第一義的にはやはり機関委任をされたものが持つという姿の方が、今後行政をやる上において、この種のものはいろいろございますが、国が第一義的責任を持つというよりは、やはり現場が第一義的責任を持ち、そしてまたそれを委任した国が次に責任を持つ。その責任分担の度合いをどう決めるかということは問題はあるかもしれませんけれども、一応やはりそれを担当している第一義的責任を持ったものが責任を持ちませんというと、それに責任がないということになりますというとかえって問題を紛淆させるおそれがあるのではないか。でありますから、その度合いの問題とかそういうことは別にし……

第76回国会 地方行政委員会 第9号(1975/12/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 政府といたしましても、今度の興国人絹の倒産の問題は非常に重要視をいたしております。その原因が那辺にあったかということは別にいたしましても、二千億円に上る企業の赤字といいますか、あれが起きたということはいまだかつてないことでありまして、しかも興国人絹は全国にわたって相当いろいろの仕事をいたしております。特に熊本県、また当該工場のある八代市が、いま御指摘のような重大なショックを受けられたことは私もよく了知いたしておるところでございまして、先般熊本へちょっと、これはほかのある会合で行きましたどきにも、市当局者並びに県の当局者からも何としてもこの問題の処理をひとつ誤らないようにし……

第76回国会 予算委員会 第2号(1975/10/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  確かに景気浮揚という意味から言えば、中央も地方も一体になって仕事の量をふやすということは、非常に有意義なことであると思うのでありますが、いまあなたの仰せになりました点で、地方が年度当初においてやろうとしておる事業につきまして、単独事業というものもある程度は認めておりますが、その他の問題については、地方財政計画というので大体指針を示しておるわけであります。そして、その指針の範囲でやってもらいたいということを言っておるのでありますが、今日、中央も地方も非常に財政的に困難を来しておるような段階でありますから、そこで、なかなかこの地方債をそれほど認めるとい……

第76回国会 予算委員会 第3号(1975/10/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  実は先般のICPOの会合におきまして、警察庁の刑事局長が出席をいたしまして、そうして、いま御提案になりましたような趣旨の国際会議開いてはどうであろうかということを申し述べたところが、七十二票賛成、それから一票と思いましたが、棄権ということで、これは開くということに決定いたしました。したがって、いま言われた趣旨の問題は、今後前進をさせていくようにわれわれとしてはいたしたいと思うのでありまして、そこにおいて、世界におけるこの非合法な凶悪的な犯人等々をできるだけなくする努力を今後も続けていきたい、かように考えておるところであります。

第76回国会 予算委員会 第4号(1975/10/23、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 覚書でございます。
【次の発言】 行き違いがございまして、まことに申しわけございません。恐らく事務の方では、これは大蔵省ともよく折衝した上でないと出せないというような意味でお答えを申し上げておったのだと思うのでありまして、私はこれは何も秘密にすべき内容ではないと思っておりました。したがって、これがあなたから正式な御要求があったとしたら、もうわれわれとしてはおわびを申し上げたいと思います。
【次の発言】 ただいま大蔵大臣から申し上げましたとおり、その返還する時期が来たときにおいて、地方財政が非常に困窮しておるような場合においては、場合によっては繰り延べることもあり得る、ある……

第76回国会 予算委員会 第6号(1975/10/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  いま御質問の点は、これは相当長い期間にわたって問題になっておるところでありますが、すでにあなたも御承知のように、三大都市の場合はA、B地区というふうに分けて、まあ宅地をふやそうという意味で一つの課税のやり方をしたということは、御承知のとおりであります。その他の都市においては、農村、農地との関係をどういうふうに調整したらいいかということで、まあいま非常に税源の少ない、税収入の少ないときですから、市から言えば何とかそれに課税をしたいという要望の強いことも御指摘のとおりだと思うのであります。しかしまた、一面から考えると、公平の原則という意味から言えば、や……

第76回国会 予算委員会 第7号(1975/10/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  大変適切な御質問をいただいておるわけでございまして、実は御案内のように、この公選法は十四日から施行することにいたしまして、その前に地方の選管を招き、この法の趣旨の徹底を期しますと同時に、まず、ただいま御指摘になったところの寄付の禁止の問題、このことは、いままで金のかかる選挙あるいは目に余る寄付をやって買収的な行為をやっておるという非難をぜひとも払いのけてしまわなければならないという固い決意のもとに、自治省といたしましては、その趣旨の徹底について努力をいたしておるわけでございます。すでに法律が通りましてからも、しばしば、テレビとかあるいは新聞、あるい……

第76回国会 予算委員会 第8号(1975/10/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  警察当局といたしましては、御案内のように従来指紋の問題等もこれあり、この金東雲の問題については重大な関心を持って捜査を今日まで続けて……(小林委員「何にもやっていないんじゃないか」と呼ぶ)いや、国内的にはいろいろな問題でやっております。それはやっておりますが、まだ新しい事実が出てきておらないのでありますけれども、もちろん新しい事実が出てくればこれは当然外交ルートを通じてでも向こうに要請することができると思います。しかし、日本と韓国との間にそういう警察関係に関する協定とかそういうものがまだございません。そういうことになりますと、新しい事実が出てこな……

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第15号(1976/07/15、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御指摘のとおり、個人として受け取った場合には、政治資金規正法には届け出というかそういう問題は起きてきません。いまあなたがおっしゃったとおりです。これは法解釈の問題もありますから、詳しいことは政府委員から説明させます。

第77回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第17号(1976/07/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 坂井さんには先般も申し上げたところでございますが、御指摘のような、政治家個人が受け取った政治資金につきましては、政治資金規正法上収支報告をする必要はないわけでございます。これはもう法の趣旨からいって明瞭であります。あのときには、総理から、改正後の政治資金規正法の場合は変わった旨のお答えがありましたが、これは総理が言われた趣旨は、改正後は政治家個人が受け取る政治資金について、ことしの一月一日から新しく改正されましたから、量的な面でも質的な面でも寄付の受領制限が設けられたことを言われたものと考えております。ただ、改正後においても収支報告をする必要がない点は、改正前と同様であり……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第3号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 本委員会の開催に当たり、一言ごあいさつ申し上げるとともに、所信の一端を申し述べ一層の御指導を賜りたいと存じます。  委員各位には、平素から交通問題について多大の御尽力をいただいておりまして、まことに感謝にたえません。  御承知のように、わが国の交通事故は、関係機関を初め国民各層の方々の懸命な努力により、昨年で五年連続減少という画期的な成果をおさめ、特に死者数においては、昭和三十四年以来十六年ぶりに一万一千人を下回ることができたのであります。  しかしながら、年間の交通事故による死傷者数は、いまなお六十三万人を超え、国民生活に重大な脅威を与えており、特に昨年は、子供の犠牲者……

第77回国会 交通安全対策特別委員会 第4号(1976/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまは交通安全施設等整備事業に関する緊急措置法の一部改正について御採決をいただきまして、まことにありがとうございました。  ただいまの委員長の御発言の趣旨を十分尊重いたしまして、法律の運用に当たり、今後交通安全対策に万全を期する所存でありますので、委員長初め委員各位の御指導、御協力のほどよろしくお願いをいたします。

第77回国会 公職選挙法改正に関する調査特別委員会 第3号(1976/05/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先般最高裁の判決がございまして、法の規定するところに従って、いわゆる選挙権というか投票権の平等というものを尊重しなければならないということが出ました。私は趣旨においてはごもっともであると思いますが、しかし、最高裁といえども一対五というのを具体的な例として、千葉一区の場合において一対四・九九というような少ないところとの比率というのは非常におかしい、違憲である、こういう判決を下したことは事実であります。しかし、それだからといって一対四・九九以外の一対四・七では違憲になるのか、一対四・五ならいいのか、一対三ならどうかということについては何ら明らかにしておらないわけでありまして、……

第77回国会 地方行政委員会 第2号(1976/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 委員各位には、平素から地方自治発展のため、また警察行政に格別の御尽力をいただき厚く御礼申し上げます。  この機会に、所管行政の当面する諸問題について所信の一端を申し上げ、各位の深い御理解と格段の御協力を賜りたいと存じます。  現行の地方自治制度が発足してからやがて三十年を迎えようとしておりますが、その間において、都市化の著しい進展による地域構造の変化、経済中心から生活中心への国民の価値観の急速な変化等、地方自治をめぐる環境は大きく変貌を遂げており、このことはまた国民の地方自治に対する期待を高めることとなっているのであります。  今後における地方自治の課題は、このような環境……

第77回国会 地方行政委員会 第3号(1976/03/05、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほど来の三谷さんの御意見を聞いておりまして、一つの御意見として私は承っておるわけであります。ただ、今回の予算の組み方において、交付税率の問題に触れなかったというところに、一番大きな税率の変更というところに触れなかったということが大きな理由になると思われるのであります。  私は去年のうちから考えておったのでございますが、交付税の税率を変えるという問題については、去年の暮れに予算編成をする段階でやるのは少し実際問題として無理がある。そこで政治的に、ことしはこの程度にしておいた方がいいのではないか、こういう判断をいたしました。  しかし、そういうことにいたしますと、地方の財源……

第77回国会 地方行政委員会 第4号(1976/03/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題となりました地方税法等の一部を改正する法律案の提案理由とその要旨につきまして御説明申し上げます。  まず第一に、明年度の地方税制につきましては、地方税負担の現状と地方財政の実情とにかんがみ、住民負担の軽減及び合理化を図るため、個人事業税の事業主控除額の引き上げ、ガス税の税率の引き下げ等を行うほか、地方税負担の適正化、地方税源の充実強化等の見地から、住民税均等割及び自動車関係諸税の税率の引き上げ、事業所税の課税団体の範囲の拡大、非課税等の特別措置の整理合理化等を行い、あわせて、固定資産税における評価がえに伴う税負担の調整を図るとともに、第二に、地方道路譲与税につ……

第77回国会 地方行政委員会 第5号(1976/04/22、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和五十一年度の地方財政計画の概要について御説明申し上げます。  昭和五十一年度の地方財政につきましては、最近における経済情勢の推移と地方財政の現況にかんがみ、国と同一の基調により、地域住民の生活安定と福祉充実を図るとともに、景気の回復に資するため、地方財源の確保に特段の配慮を加えつつ、財源の重点的配分と経費支出の効率化に徹し、財政の改善合理化を図る必要があります。  昭和五十一年度の地方財政計画はこのような考え方を基本として策定いたしております。以下その策定方針及び特徴について申し上げます。  まず、地方財政の状況を踏まえ、住民税均等割及び自動車関係諸税の税率の引き上げ……

第77回国会 地方行政委員会 第8号(1976/05/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私はまだ草案も報告も受けておりませんけれども、日本の国の政治というものをやる場合において、中央政府と、いままでは自治体と言っておるわけでありますが、地方自治体とが相互に分担をして、そして国民の生活の安定を図り、あるいは福祉の向上を図っていく、こういうことが私は政治の目的でなければならない、これが相関関係を持っておるということは、これはもう当然のことでございまして、何でも中央がやればいいということでもなければ、何でも地方がやれるというものでもない。そこで、どういうふうに政治の内容について、どういう仕事は中央がやり、どういう仕事は地方がやるかということを決めていくということが……

第77回国会 地方行政委員会 第10号(1976/05/11、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの地方交付税法等の一部を改正する法律案に対する日本社会党及び公明党提案の修正案並びに日本共産党・革新共同提案の修正案につきましては、政府としては反対であります。  次に地方財政法等の一部を改正する法律案に対する日本共産党・革新共同提案の修正案につきましては、政府としては反対であります。
【次の発言】 ただいま満場一致で御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと思います。
【次の発言】 ただいま満場一致で御決議のありました附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重し、善処してまいりたいと思います。

第77回国会 地方行政委員会 第11号(1976/05/13、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重して善処してまいりたいと存じます。
【次の発言】 ただいまの附帯決議につきましては、その御趣旨を尊重して善処してまいりたいと存じます。(拍手)

第77回国会 地方行政委員会 第12号(1976/05/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 事務からもお答えをしたと思いますが、御承知のとおり、米軍の施設、区域については、日米地位協定によりまして米国が施設、区域の管理を行う権限を持っておりまして、米軍当局の同意がない限り、施設、区域に立入検査を行うことはできないということは御理解を願えると思うのであります。  しかしながら、住民の安全を確保するというためには、米軍の貯油施設をも含めた防災対策を確立する必要がありますので、米軍施設に関し、防災上必要な情報の提供、防災措置に関する話し合い等、地域の実情に即して、米軍施設の管理者等の関係者と密接に情報交換をいたしまして、当該施設の安全確保を図るよう極力努力をいたす所存……

第77回国会 地方行政委員会 第14号(1976/05/21、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいまの山本先生の御質問は、まことに適宜といいますか、当然の御質問であると私は受けとめておる次第でございまして、この地方事務官制度の廃止の問題については、御趣旨に沿った改正が早い機会に実現できるよう、今後も全力を尽くして努力する所存でございます。

第77回国会 地方行政委員会 第15号(1976/08/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 最近、御指摘のように、地方自治体においてもまことに遺憾な事態が発生しておることは事実でございます。特に首長というような立場にある者においてそういうことがあるということは、われわれとしては残念でなりません。しかし国家公安委員長という立場から申しますと、それがたとえ上層部の人であろうとあるいはまた一般の方であろうと、とにかく不正は不正としてこれをただしていくという姿勢を貫いていくことが公平の原則にかなうものである、かように私としては考えておる次第でございます。
【次の発言】 福島県の問題としてあらわれたようなことがその他の保守系の首長にあるのではないかという御指摘でございます……

第77回国会 予算委員会 第2号(1976/01/29、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  本年度の予算の執行に当たりまして地方財政で最も困難をきわめましたのは、やはり御指摘のように財源が十分でないということでございまして、その結果単独事業がいささか減ったわけであります。これが、公共事業をふやしたにかかわらず景気浮揚が余り十分にいかなかった一つの大きな原因にもなっておるわけでありまして、景気浮揚をするにはどうしても地方財政の充実を図っていかなければならないということがもう一般的な認識になっており、また、政府部内においてもその点については特に力を入れていただいておるわけでございまして、結果において、今年度の私たちがつくりました地方財政計画は……

第77回国会 予算委員会 第5号(1976/02/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  まず、五十年度の分について申し上げますと、御指摘のように、数府県におきましては公共事業の繰り延べをせざるを得なかった事実がございます。それからまた、単独事業におきましてもある程度予定された分よりは減っておることも、これも事実でございます。それから開発公社の分につきまして、一兆円くらいの土地の先買いをするというようなことがあるが、それができるかということでございますが、これは年度末まで見てみなければわかりませんけれども、税制の関係からいいまして、いま買ってもらわないと土地を持っておる人は非常に損をするということは御承知のとおりでございまして、少しく……

第77回国会 予算委員会 第6号(1976/02/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  御指摘のように、中央の行政の簡素化が必要であると同時に、地方の行政を合理的に見直すということも非常に大事な問題でありまして、いままでに行政調査会におきまして種々指摘されておりまして、自治省としてはその線に沿ってある程度指導はいたしておるのでありますけれども、今後も一層この点は重視をして施策の強化に努めてまいりたいと考えておるところであります。  次に、また、地方の財政が行き詰まっておるが、その原因は何であるかという御質問でございます。これはもう玉置さんも御承知かと思いますが、大体高度成長から低成長へ入りまして、そうして高度成長時代のいわゆる国の税……

第77回国会 予算委員会 第7号(1976/02/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほど来、正木さんが、今回の予算は中央地方を通じて景気浮揚に重点を置いて運営されなければならないという御指摘がございましたが、まことにごもっともな御指摘であると思うのでありまして、そういうような方針に基づいて運営をしてまいりたいと思いますので、まずもって、地方財政もそのような方針に基づいて運営をするということを申し上げたいと思うのであります。  そこで、その次に地方債の問題でございます。これは、われわれも、実は予算編成の時期におきまして非常に憂慮をいたしたのでございますが、ただいま御指摘になったのは、恐らくは相当大きな中央における銀行の計画ではないかと私は思っておるのであ……

第77回国会 予算委員会 第9号(1976/02/06、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  今回、政治資金規正法が改正をされましたが、改正前におきましては、選挙に関して外国人から金をもらっているということであれば、これは政治資金規正法にかかるわけでございますが、今回の政治資金規正法では、選挙に関すると否とにかかわらず、政治に携わる者あるいは公職にある者が外国人から金をもらってはいけない、こういうふうに改まったわけでございます。
【次の発言】 これは事実問題でございますから、明らかにということを証明する必要が出てくるわけでありますが、これはその事実関係が明らかにあればという仮定をしておっしゃれば、それはもうかかるといいますか、やはり政治資金……

第77回国会 予算委員会 第10号(1976/02/10、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  地方財政に関する一応中期の見通しにつきましては、大蔵省の見通しも出てまいりましたので、これらも参考にしながら、もう三、四日すれば、われわれの方も案を提出さしていただけると思っております。
【次の発言】 御質問のように、今年度は四兆八千十億円の起債をしなければなりません。したがって、縁故債も相当の多額に上ることは御指摘のとおりでございます。  そこで、われわれは、これが担保適格債でないと日銀のオペの対象にならないというので、非常に心配を――というのは、縁故債の募集がどうなるかということで非常に心配をいたしまして、実は予算を編成いたしました十二月の二十……

第77回国会 予算委員会 第11号(1976/02/12、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  この雇用不安による防犯上どのような処置をしておるかということで、特にいまの伊勢佐木町ですかの問題を御質問があったわけでございますが、われわれとしては、この雇用不安による影響として、行路病人とかあるいは定まった住居を有しない者が、保護する者がだんだんふえておるという事情も踏まえまして、常に雇用情勢の変化に注目して、地域的に必要があるところでは、保護、それから防犯活動の強化、関係機関への要望などの措置を実は講じております。もし具体的な問題でありましたら保安部長からお答えいたさせます。
【次の発言】 それも実はございます。昭和五十年の七月四日に、警察庁の……

第77回国会 予算委員会 第13号(1976/02/14、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま参考人からいろいろとお話を承っておるのでありますが、まあ来年度といいますか五十一年度の予算の編成は、地方自治体がいままで高度成長で税収がふえるということを踏まえて五十年度もある程度考えておったし、またそれに基づいてある程度の単独事業も考えておったというような状況から見まして、こういうような非常に苦しい日本経済の状況になってきた段階においては、いろいろな面において不自由でもあり、また予算編成も困難を感じておられるだろうと私は思うのでありますが、自治省としてはそれらの点も踏まえながら、ある程度起債によりあるいは交付税の増額により、これに対処するようにいたしたわけであり……

第77回国会 予算委員会 第17号(1976/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ロッキード事件は、国民各層の間に重大な疑惑を持たれているところでありまして、警察といたしましては、捜査機関として国民の信頼にこたえる立場から、徹底的にその実情を解明しなければならないと考えておる次第であります。  すなわち、今月の初旬に米国議会多国籍企業小委員会に端を発しまして、いわゆるロッキード問題が表面化してまいりましたが、警察としましては、米国からの資料や先般の衆議院予算委員会における証言内容等の分析、検討など事実関係の把握、解明に全力を挙げて取り組んでまいりました。その結果、このほど児玉譽士夫や丸紅の大久保利春、伊藤宏らに係る外国為替及び外国貿易管理法違反の容疑が……

第77回国会 予算委員会 第18号(1976/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  確かにいま御指摘になった数字を出しておるわけでございますが、そこで問題は、この試算をつくりましたその基礎になったものは、やはり国の試算を一つの基礎として一応組んだわけでございます。しかし、今後の昭和五十二年度、三年度、四年度、五年度として見た場合に、順次赤字が減るかあるいはそれほど減っていかないかという意味においては、やはり試算というものでございますから、試算のI、試算のIIというものをつくってお出しをしておるわけであります。  ただいま御指摘があったのは、試算のを基準にしてお話があったのだと思うのでありますが、経済の運営というものは、私は素人であ……

第77回国会 予算委員会 第19号(1976/02/28、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、調査の進むに従ってその余の問題に及んでも、これは捜査当局としては当然追及すべきものは追及していかなければならない、こう思っております。
【次の発言】 私の承知している限りにおいては、そのような意味で児玉君を活用しておるというような事実はないと承知いたしております。
【次の発言】 これは私、直接のあれではございませんが、きょう三十分時間がおくれましたのは、その種の問題について、理事会においていろいろお話し合いがあったやに承っておるわけであります。したがいまして、このことについては、まだわれわれの方にどういう連絡があったか否か、まだ私、いまこの段階において承知をいたして……

第77回国会 予算委員会 第21号(1976/03/02、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 本日、午前九時二分ごろ、北海道庁本館一階において爆破事件が発生しました。事件の概要については政府委員をして答弁をさせますが、目下北海道警察において鋭意捜査を進めているところであります。  一昨年、昨年にかけて続発した一連の企業爆破事件については、国民各位の協力のもと、警察の強力な捜査により犯人八人を検挙し解決を見たところでありますが、その後においても爆破事件が後を絶たず、本日の事件を含め、死者八人、負傷者百三十六人という多数の犠牲者を見ていることはまことに憂慮にたえないところであります。  暴力が民主主義と相入れないものであることは周知のところであり、まして爆発物を使用し……

第77回国会 予算委員会 第22号(1976/03/03、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御指摘がありました件につきましては、警視庁ではすでに把握をいたしております。そうして御指摘の点等も含めて適切な捜査を行っているものと私は信じております。
【次の発言】 偽証罪の問題につきましては、これは国会が調査権をといいますか、証人喚問をしたのでありますから、国会の方から偽証があったということであれば、この偽証罪というものは成立すると思うのでございます。しかし、私が申し上げますことは、いまあなたが御指摘になったような条件につきましては、すでに捜査当局は知っておるものと理解しております。そうして、これを踏まえながら捜査をいたしておるものと考えます、こう申し上げたわ……

第77回国会 予算委員会 第23号(1976/03/04、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  もう細谷さんも御案内のとおり、この問題については各省間においてもいろいろの意見があり、また、労働組合の中においても反対と賛成の意見があるのでありまして、なかなかこの問題を簡単に片づけるということはむずかしいと思いますけれども、われわれとしては、行政委員会の御要望もございますので、昨年来ずっとこの問題の検討を続けており、それからまた政務次官の方々にもお願いをいたしまして、そうしてこの問題の解決にお骨折りを願っておる。政務次官会議におきましては、各省の意見も聞き、また、労働組合の方々の意見も聴取をいたしておるのでありまして、来週またさらに政務次官会議を……

第77回国会 予算委員会 第27号(1976/04/08、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいま正示さんがお話しになったとおり、実は交付税法の改正案が通りませんというと、その中に含まれている部分一兆三千八百億円というのは交付できないことになるのでありまして、本予算が通っても地方財政は運営ができなくなる、こういう結果が起きるわけであります。こういう点を非常に心配されまして、本日午前、知事会を初めといたしまして地方六団体の方が集まられて、そうして速やかにこの予算案を通過させてもらいたい、また交付税法案を通過させてもらいたいという決議をなさいまして、自由民主党を初めとして社会、共産、公明、民社の五党に対しても要請をされ、また午前中の予算委員……


34期(1976/12/05〜)

第79回国会 法務委員会 第1号(1976/12/28、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 一言ごあいさつ申し上げます。  このたび、はからずも法務大臣に就任し、法務行政を担当いたすことになりました。わが国の内外にわたりきわめて厳しい問題が山積しているこの時期に当たり、その職責の特に重大であることを痛感いたしている次第であります。委員長初め委員各位の御理解と御協力を賜りまして、法務行政の運用に遺憾なきを期したいと存じますので、どうかよろしくお願い申し上げます。  私は、法務行政に課せられた使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。国民生活の安定を確保し、国家社会の平和と繁栄を図るためには、その基盤ともいうべき法秩序が揺るぎなく維持され、国民の……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨年二月、米国上院外交委員会多国籍企業小委員会における証言に端を発したいわゆるロッキード事件につきましては、東京地検は、警視庁及び東京国税局と緊密な協力の上、ロッキード社の航空機売り込みに関し、わが国に流入した資金をめぐり発生した事犯の刑事責任を追及し、昨昭和五十一年三月十三日から同年九月三十日までの間に、田中角榮元内閣総理大臣等国会議員三名を含む合計十六名を受託収賄、贈賄、外為法違反、議院証言法違反、所得税法違反等の罪名で東京地裁に公判請求しました。その経過は、同年十月十五日、第七十八回臨時国会の衆参両院のロッキード問題に関する調査特別委員会で稻葉前法務大臣が行いました……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第4号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私は、前回の委員会におきまして、灰色高官について法務省としては今後資料は提出いたさないという意味の発言をいたしましたが、これは取り消しまして、議長裁定の趣旨に沿って、国会の国政調査に対しまして協力いたします。
【次の発言】 いまも坂本さんがお話しになりましたように、公表の問題でございますけれども、あのときも政府として公表をしたわけではない。三木総理もまた稻葉法務大臣も公表をしたわけではございません。まあ、稻葉法務大臣は記者会見等でいろいろのことも言っておりましたけれども、とにかく秘密会に資料として提供をいたします、こういうことを申して資料を提出したわけでございます。その後……

第80回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第5号(1977/04/07、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま刑事局長からお答えをいたしましたとおり、まだ捜査は全部終わっておるわけではございません。したがいまして、その終わりました段階においては全容の報告をいたさなければならないと考えておるわけであります。
【次の発言】 まず政府としてこのSECの調査について最近どのようなことをしておったかという御質問であると思うのでありますが、これはこの前、総理が訪米をいたしましたときに、総理からはカーターさんとの話では出ませんでしたが、外務大臣が向こうの外務省関係者に対して、SECにおいてこの資料が手に入った場合には公開されると思うが、もし公開されない場合においても、両国の司法取り決め……

第80回国会 決算委員会 第14号(1977/04/13、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和四十九年度法務省所管一般会計歳入歳出決算の大要を御説明申し上げます。  法務省主管の歳入につきましては、歳入予算額は六百四十四億三千百三十三万円余であります。  これに対しまして、収納済歳入額は五百九十一億七千七百三十一万円余であり、予算額に比べ五――二億五千四百一万円余の減少となっております。  この減少しました主な原因は、罰金及び科料の六十七億九千九百三十九万円余の減少及び刑務所作業収入の十億八千百六十万円余の増加によるものであります。  次に、法務省所管の歳出につきましては、当初予算額は千七百六億八千三百四十六万円余であります。これに予算補正追加額二百八十六億五……

第80回国会 決算委員会 第24号(1977/05/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 第九項の御指摘の点は、検察運営についての貴重な御示唆として受け取っております。  ただ、その実施については、なお検討を要する種々の問題があると考えますので、今後十分研究して善処いたしたいと存じます。

第80回国会 法務委員会 第2号(1977/03/11、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 委員各位には、平素から法務行政の適切な運営につき、格別の御尽力をいただき、厚く御礼申し上げます。  この機会に法務行政に関する所信の一端を申し述べ、委員各位の深い御理解と特段の御協力を賜りたいと存じます。  私は、昨年十二月、当委員会において就任あいさつをいたしました際に、若干申し述べたところでございますが、法務行政の使命は、法秩序の維持と国民の権利の保全にあると考えております。特に内外ともに困難な問題が山積しているこの時期におきましては、国家社会の基盤ともいうべき法秩序が厳然として維持され、国民の権利がよく保全されていることが肝要と存じます。私は常にこのことを念頭に置き……

第80回国会 法務委員会 第3号(1977/03/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  私が就任をいたしました直後でありますが、一月四日に総理大臣とお会いをいたしまして、ロッキード事件のようなことを再発を防止するためには、政府としても何らかの措置を当然とるべきであるということを話し合いまして、その結果、内閣の官房にこの問題――これは多岐にわたります。御案内のように、自治省の法律関係のこともあるでしょうし、法務省の関係のこともある、あるいはこういうことをもっと一般的に言えば、政治あるいは経済全般にわたる問題を含めて、日本の高度成長のやり方その他、いままでのやり方等についても反省すべき面があるというようなことになれば、非常に範囲は広くなる……

第80回国会 法務委員会 第5号(1977/03/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御提示をいただきました七項目の問題につきまして、これを附帯決議にしてはどうかという御提案であると思うのでございますが、これは委員会においてよく御検討を願いまして、附帯決議になった場合には、私としてはこれは尊重をする、こういうことで申し上げるよりない。いまここで結構でございますと言っては、委員会の審議といいますか、皆さんのあれになるので、なかなかお話を聞いておるとごもっともな御意見が多いと思いますけれども、私がここで結構ですということを申し上げることは、委員の皆様の御研究といいますか、御検討にまたしていただきたいと思います。

第80回国会 法務委員会 第6号(1977/03/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  ただいまの問答を聞かしていただいておって、やはり今後検討すべき面があるということを感じました。
【次の発言】 お答えをいたします。  横山委員の提出された七項目にわたる御意見については、慎重に検討いたしましたが、その御意見中には、ごもっともな点も多々あり、それぞれ適当な措置をとりたいと考えております。  まず、一、二につきましては、すでに刑事局長通達を発出しておりますが、さらに、改めて刑事局長通達を発出し、この制度の周知徹底を図るよう努めたいと存じます。  三につきましては、脅迫、軟禁等の場合についても給付を行うかについて検討をいたします。  四に……

第80回国会 法務委員会 第8号(1977/04/06、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 大変遅くなりまして申しわけありません。  ただいま御質問がございました犯罪被害補償の問題につきましては、従前からその必要性が一般に認められておるところでございます。したがって、法務省としては、何らかの法案を作成することについて調査をいたしておるという段階でございますが、御案内のように、これはただでできぬというか、すぐに金の要る問題もございますね。そういうことになりますと、大蔵省その他関係省とのいろいろの折衝その他もございますし、それからいかなる法律にするか、公明党の方からはいまここにちょうだいしておるような法案ももうすでに出ておりますので、これに対するわれわれの態度という……

第80回国会 法務委員会 第9号(1977/04/19、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 社債発行限度暫定措置法案につきまして、その趣旨を御説明いたします。  現行商法第二百九十七条は、一般の株式会社について、社債は、その資本及び準備金の総額または最終の貸借対照表により会社に現存する純資産額のいずれか少ない額を超えて募集することができないものとしております。  ところで、最近の経済状況のもとにおきましては、各企業について財務内容の改善とともに景気の浮揚及び雇用の安定を図るために、企業の設備投資の活発化が強く要請されているのでありますが、この目的達成のための長期安定かつ低廉な資金の調達方法として、社債の発行の必要性が非常に増大しております。  ところが、企業の中……

第80回国会 法務委員会 第10号(1977/04/20、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 この種の各官庁にまたがる問題については、総理府内で一応各関係省と連絡をしながら御答弁をすることにいたしておりますから、総理府を呼んでいただかないと、(横山委員「総理府を呼んでくれ、すぐ」と呼ぶ)ちょっとお答えをいたしかねるのじゃないかと思います。
【次の発言】 お話、十一日に答弁計を出しまして、いま一月余になっておるのですから、何らかの措置を政府としてもとるべきものであると私も思いますが、御案内のようになかなか各省予算のあれがありまして……(横山委員「銭は要らぬ、予算関係ない」と呼ぶ)いやいや、いろいろ国会その他に出ていて、事務をやるときにそれぞれ担当の人が集まると言って……

第80回国会 法務委員会 第13号(1977/04/27、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 西宮さんが、誤判によるところのいろいろの不条理な問題がないとは言えないではないか、こういう御指摘があったわけでございますが、もちろん警察、検察、あるいは裁判官も人間でございますから、間違いが絶対にないとは私は言えないと思うのであります。たとえ善意でやっておっても誤りがあり得ることは御指摘のとおりだと私も思っておるわけであります。したがって、いろいろの措置については慎重を期すべきものであると考えております。
【次の発言】 私は、警察その他が捜査をいたします場合に、そういうような悪意を持ってやるということはあり得ないことだとは思いますけれども、しかしまた、多数のうちには御指摘……

第80回国会 法務委員会 第16号(1977/05/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 一つの問題点を指摘されたという印象を私は受けるわけでございますが、この灰色高官名を公表いたしましたときには、まず法務省の立場から言いますというと、これは秘密会でやっていただきたいということを前提として申し述べたわけでありますが、結果においては――結果といいますか、委員会の決定によってそれをそのまま公表することにした、こういう経緯になっておるわけであります。  その場合に、今度は、いま飯田さんの御質問から言えば、政府委員が灰色高官名を出したときに、その灰色高官名を出しておるのだが、その灰色であるゆえんを立証するはっきりした事実を出しておらないというような場合はどう考えたらい……

第80回国会 法務委員会 第18号(1977/05/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 刑法の一部を改正する法律案について、提案の理由を御説明いたします。  この法律案は、単純収賄、事前収賄、第三者収賄、事後収賄及びあっせん収賄の各罪の法定刑の長期をそれぞれ五年に引き上げること、受託収賄罪の法定刑の長期を七年に引き上げること並びにあっせん贈賄罪の法定刑中、懲役の長期を三年に、罰金の多額を五千円(罰金等臨時措置法第三条第一項第一号により百万円)にそれぞれ引き上げることを内容とするものであります。  なお、単純収賄、事前収賄、第三者収賄、事後収賄及びあっせん収賄の各罪の法定刑の長期を五年に引き上げることにより、これらの罪の公訴時効の期間が現行の三年から五年に延長……

第80回国会 法務委員会 第19号(1977/05/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほど来の先生のお話を聞いておって、ごもっともな御意見であると私は承っております。  われわれは、いかなる場合に処しても、正しいことについてはやはり勇気を持って処理をする、また隣国の関係においてもわれわれのいわゆる政治見識というものがいつでも優先していかなければならない、かように考えております。
【次の発言】 アメリカで違法な滞在であると認めておるのに、それがまだ帰っておらないということであれば、これは適当でないと存じます。
【次の発言】 多数の者が同一個所に住所を詰めておるという事実から、いろいろのことが想定できるわけでありまして、その点は注意をいたしたいと思います。

第80回国会 予算委員会 第6号(1977/02/14、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のとおり児玉、小佐野ルートの解明は非常に重要でございます。しかし、御案内のように二人とも病気のために思うような取り調べが十分にできなかったという事実があるわけでありますが、しかし、御指摘のようにこの問題の解明は非常に重大であると思いますので、捜査本部は縮小はいたしましたけれども、まだ解いておらない。しかも、ことしの三月の半ばには、証券取引委員会にロッキード問題に関するロッキード社の調査特別委員会が報告を提出するということに相なっておるところは、これは坂井さんも御案内のとおりであります。そこでその報告についてSECがどういうような措置をとるかというようなことについても十……

第80回国会 予算委員会 第7号(1977/02/15、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 井上さんにお答えをいたします。  実は、法律でそういうものは禁止されているかどうかということが一つの疑問のように見受けますのでお答えをするのでありますが、私が政治資金規正法を自治大臣として改正をいたしまして、一昨年の七月四日にこれが両院を通過いたしました。それまでの日本の法律では、選挙に関して外国人から金をもらってはならないという規定がございまして、罰則も科せられておったわけであります。そこで私は、いやしくも、外国人から金をもらうなどということは、これだけ日本が経済的に発展もし、世界における有力な国家の一員となったのに、その日本の政治家が外国人から金をもらうなどということ……

第80回国会 予算委員会 第8号(1977/02/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  この事案につきまして無罪が確定をいたしましたことは私も承知いたしておるところでございますが、これについて検事側が控訴するかどうかという点は、まだ報告を受けておりませんから、これは政府委員の方から感触をお答えする方がいいのじゃないかと思うのであります。  それから、こういうような無罪になった場合の賠償金といいますか、国としてどれだけの手当てをこれにしたらいいのかということについては、これは非常に少ない。われわれが見ても若干少ないような感じがいたすのでありますが、その額等についても政府委員から答弁させますが、これはやはり一つの問題点ではなかろうか。人生……

第80回国会 予算委員会 第9号(1977/02/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 これは私よりは自治大臣から御答弁があった方がいいと思いますけれども、御案内のように、昨年の一月一日からは新しい選挙法が施行されておりますから、いかなる理由を問わず外国人から金をもらってはいけない、こういうことになっておりますが、その前には、選挙に関してはもらっていけない、こういうことになっておるのであります。したがって、その条文その他は申し上げるまでもなく御理解をしていただけると思うわけでありますが、私はいまちょっと――いまその資料を拝見したのでありますが、この資料の書き方等は、これはだれがどういう責任を持って書いたのか(正森委員「それは次に聞きますから」と呼ぶ)と思いま……

第80回国会 予算委員会 第12号(1977/02/23、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 冒陳においてそういうことが出て、いまお話があったように、何かハワイにおいてそういうようなことがあってこの全日空あるいはその他に対して働きかけた、こういう冒陳があることは私も見ておりますから承知をいたしております。しかし私は、そういうことを言うべき筋ではないと思いますけれども、検察が最も重きを置いておる点は、田中前総理がそのようなことをだれから頼まれたか頼まれないかは別にしても、とにかくそういうことを言って、そうしてトライスターを買うようにという動きをしたというところに重点を置いて取り調べをしておったんだと私は承知をいたしております。しかしこのことは、私、実を言うと余りあな……

第80回国会 予算委員会 第13号(1977/02/24、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えを申し上げます。  私は、この議長裁定がございまして、その第四項には、「政府は、事態の推移をみて、刑事訴訟法の立法趣旨をも踏まえた上で事件の解明に最善の協力を行うものとする。」、こういう条項がございます。  そこで、私が承知いたしておりますのでは、前回、法務省がお決めになったいわゆる灰色高官というのはこういうものだという趣旨を踏まえて、これは秘密会に提出をいたします。なぜ秘密会に提出をするかということは、それは、刑事訴訟法の本来の趣旨は、犯罪の捜査をする場合におきましても、真実の解明と人権の擁護ということが立法の趣旨になっていることはあなたも御承知のとおりだと思うの……

第80回国会 予算委員会 第14号(1977/02/25、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昨昭和五十一年二月二十三日の衆参両院のロッキード問題に関する決議並びに同年四月二十一日の衆参両院議長裁定が、国権の最高機関である国会における決議ないし議長裁定として尊重されなければならないことは当然でありますが、一方、われわれ行政を預かる者として、同じく国会の制定に係る法律を執行するに際し、いささかもこれに違反、抵触することがあってはならないと考えます。  ところで、刑事訴訟法四十七条は、訴訟関係人の人権保護並びに捜査及び裁判に対する不当な影響を防止するため、原則として訴訟関係書類の公判開延前における公開を禁止し、同条ただし書きにおいて、非公開にすることによって保護される……

第80回国会 予算委員会 第17号(1977/03/02、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  いまのお話は実は私もただいま聞いたところでありますが、国公立の医師がいまあなたのおっしゃったようなことをしておるとすれば、これはわれわれとしては非常に問題である。事実をもっと承り、あるいは調べた上でなければはっきりしたことは言えませんが、そういう国公立の医師がそういうふうに製薬会社からリベートのような形で金をもらっておるということになったら、直ちにこれを犯罪として結びつけるべきかどうかということについて、事実の認識が必要でありますが、事実といたしますれば、われわれとしても重大な関心を持って取り調べをしなければなるまいかと考えております。

第80回国会 予算委員会 第20号(1977/03/05、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 私が申し上げた真意が、いま小林委員が御指摘になったのとはいささか趣を異にしておるのでございまして、いま小林委員が申し述べられたように、国会において議決があったというような場合に、それを無視するというような真意は毛頭ございません。すでに議長裁定がございまして、そして四十七条の本旨を踏まえて十分に協力をしなければいけない、こういうことを申されておるのでございます。これは議長裁定の第四項にございます。私はその点は十分尊重しなければならないと思うのでございまして、もしその点について私の発言が間違いあるといいますれば、それは私はこの際取り消しをさせていただきたいと思います。

第80回国会 予算委員会 第23号(1977/03/16、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま刑事局長がお答えをしたところでございますが、私の承知しておるところでは、この資料は公開するとSECは前から言っておったと思うのでありまして、公開されるものと私は心得ております。その段階において何らかの事情で公開されないというような場合があったときに、どういう事情があるのか、それを踏まえながら、いま刑事局長が申し上げたように公表をするということは結構なことだと思っております。
【次の発言】 そういううわさは聞いておりますが、私の立場から言いますと、犯罪容疑があるかどうかということに重点が置かれておるわけでございますから、それぞれの担当の行政の面においてまずただすべき……

第80回国会 予算委員会 第24号(1977/03/17、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま外務大臣がこの問題についてお答えをしたとおり法務省としても考えておるので、もし安原刑事局長が何か違ったような答弁をいたしておるとすれば、これはただいまの外務大臣の答弁のとおりとお考えを願って結構だと思うのでございます。  たしかあのときに言いましたのは、三月三十一日ごろまでにはロッキード社からの報告がSECに提出されるだろう。そうすればそれを審査する時間もかかるであろうから、五月の初めには出てくるであろうと思う。しかしその場合において、もし何か秘密なものがあれば、当然われわれの方としては司法共助の関係もあるからもらえるものと思っておる、請求をするつもりである。いま……

第80回国会 予算委員会 第25号(1977/03/18、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  このサラ金の問題は、最初できたときにはかなり利用価値があるという意味がありましたが、最近に至りますと、いま御指摘のような非常に悪質なものがふえてきております。  そこで、こういうものが法的に見てどういうことになるかということは政府委員の方から答弁をいたさせます。

第81回国会 ロッキード問題に関する調査特別委員会 第3号(1977/09/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 防衛庁がP3Cを使用するということに関連をして、そのことについての疑惑があったならばこれをできるだけ解明するようにすべきである、こういうような御質問と思いますが、一般論として見れば私はごもっともな御意見と思いますが、今回の場合にそれがどの程度適用されるか、どういうふうに処置をすべきかということについては、これはやはり防衛庁自身が十分に考えなければならない問題である。国務大臣として私が、防衛庁のその面にまで突っ込んで御答弁をすることはいかがかと思います。


36期(1980/06/22〜)

第92回国会 議院運営委員会 第1号(1980/07/17、36期、無所属)【議会役職】

○福田議長 一言ごあいさつを申し上げます。  私、このたび、皆様方の御推挙によりまして、はからずも議長の要職につくことになりました。まことに光栄に存ずる次第であります。  新たな民意が反映されました国会に臨むに当たりまして、国会運営の責任者として私に課せられた責務はまことに大きくかつ重いものであると痛感いたしております。  一たん議長の職につきましたからには、国会の正常かつ円満なる運営を図り、わが国の議会政治の発展に全力を尽くしたいと存じます。  この重大なる職責を達成するためには、国会運営に豊かな経験を持つ皆様方の御支援をまたなければなりません。  心から皆様方の御協力をお願い申し上げまして……


各種会議発言一覧

24期(1949/01/23〜)

第6回国会 経済安定委員会大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第3号(1949/11/26、24期、民主自由党)

○福田委員 わかりました。

第9回国会 大蔵委員会通商産業委員会連合審査会 第1号(1950/12/05、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま同僚議員の御質問によつて、大体この法案についで疑問となつておる点、また注意すべき点は明らかになりましたので、私は簡單に一、二点お伺いしたいのです。  大体この法案の目的とするところは、特別鉱害を早く復旧するという非常に簡單なことでありまして、それにはどういうことが必要かといえば、まず財源が確保されるかどうか、その次は工事が順調に行われるかどうか、そういう意味合いで法案ができておればいいと思います。目的がそこにあるからであります。そこで財源確保の面で、一点先ほど宮幡委員からも質問があつたのでありますが、この法案によりますと、鉱業権者その他が金を出す、あるいはまた受益者が……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第2号(1952/03/29、24期、自由党)

○福田(一)委員 お答えを申し上げます。昨年の夏非常な渇水が起きまして、全国的な電力飢餓が起きたころから、自由党といたしましてはどうしても早く電源を開発する、しかも全国的に大規模なものも含めてこれを開発する必要があるということを考えまして、爾来自由党内の政務調査会におきましていろいろ対策を考究いたしておつたのでありまして、その後この法案の骨子となるような案を自由党としてきめたわけであります。その後政府の部内にも電源開発を促進した方がよいという意見があつたようでありますが、私たちといたしましては、この法案をぜひとも実現させなければならないという意味合いで、政府ともいろいろ打合せはいたしましたが、……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第3号(1952/03/31、24期、自由党)

○福田(一)委員 お答えをいたします。ただいまの御質問は、この法案は電力再編成令と趣旨が相反しておるのではないかというのがまず第一点だと思いますが、その点は、電力再編成令が国会で問題になり、あるいは内外においてこれが問題化されておりましたときにも、大きな電源を開発するような場合には、電源開発公社というようなものをつくらなければとうていできないので、そういうものをつくつた方がよいのではないかということが、すでに議会方面においても、政府部内においても、答弁されておるのでありまして、今度の法案の骨子ともいうべき電源開発の特殊法人というものは、その当時からすでにそういう意見が出ておつたのでありますから……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第4号(1952/04/01、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいま公益事業委員会側から数字を示されましたように、三百二十億キロワツト・アワーの中で百五十三億が大口ということになると、あとの百七十億というものは小口電燈ということになるのでありまして、今風早さんの言われるところによると、提案者は大口需用のために電源の開発をしようと考えておるのではないか、こういう御質問のように承りますが、実は私たちは大口も小口も含めまして電力全体が不足しておるという意味合いで、どうしでも電源の開発をしなければならぬと思つております。たとえば関東地方を見ましても、二十六年度一年間に東京電力の管内でふえた小口の需用家というか、電燈をつけましたものだけでも十七……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第5号(1952/04/02、24期、自由党)

○福田(一)委員 ただいまの日本の国民生活並びに経済の状況から見まして、どうしても早く電源を開発しないと日本の国民生活の安定はできない、また経済の復興もできない、こういう見地から、大体昭和三十一年度末において、現在三百二十億キロワツト・アワーの発電があるのでありますが、これを四百八十億キロワツト・アワーに増強いたしたいというのがその主たる目的であります。もちろんその後にも続くものがありますが、一応の目標をそこに置いて電源の開発を促進しようというのであります。それには民間の会社、九電力会社に二百四十五万キロワツト、それから公営事業で二十二万キロくらい、自家発で五十万キロくらい、特殊会社で八十四万……

第13回国会 通商産業委員会建設委員会経済安定委員会連合審査会 第6号(1952/04/03、24期、自由党)

○福田(一)委員 お答えをいたします。たいへんごもつともな御意見と考えるのであります。しかしながら実はこの電源開発につきましては、電力会社の方では、自分のところへ国家資金を流してくれれば、自分たちでやるのが一番いいのだという意見を持つておられることは御承知の通りであります。また電気業者としてはそういう考えを持たれるのも一面において無理もないかと思うのであります。しかしながら日本の国が今要請しておりますところは、電力の開発を大規模に、しかも急速にやつて、そうして電源を豊富にして行くということが一番大事なことであります。私は一応やり方として電力会社を尊重してもらいたいということを電力業者が言われる……


25期(1952/10/01〜)

第15回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1953/02/26、25期、自由党)【政府役職】

○福田政府委員 労働大臣がただいま参議院の本会議で、この席に出席をいたしかねますので、私より御説明申し上げます。  今回提案されました昭和二十八年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分につきましてその概要を御説明申し上げます。  まず第一に、一般会計におきましては、歳入において総額二億四百三十二万四千円で、前年度の二億二千五百三十一万九千円に比較して、二千九十九万五千円の減となつておりますが、これは歳入の主たる特別会計等の失業者退職手当負担金の受入額減少その他によるものであります。  一方歳出におきましては、総額二百十五億六千四百五十九万円で、前年度の百九十二億五百三十八万七千円に比較し……


26期(1953/04/19〜)

第19回国会 通商産業委員会電気及びガスに関する小委員会 第4号(1954/09/07、26期、自由党)

○福田(一)委員 大分おそくなりましたから要点だけ御質問いたしますが、今までの大臣の答弁、政府委員の答弁を聞いておりますと、来年の三月までは一応ただいま御提出になつたようなやり方でやつて、四月以降には値上げはしないのだというような疑問を持たれる答弁になつておつたと私は解釈しておる。これは、私も自由党員でありますけれども、自由党として電気料金の値上げをしないというその根本方針はけつこうでありますが、しかしものにはいずれも例外というものがあるのでありまして、たといいかようにそういうように考えておりましても、実情がこれを許さなければ、ある程度はこれをやらなければならないということがあるわけです。従つ……


28期(1958/05/22〜)

第30回国会 大蔵委員会専売事業に関する小委員会 第2号(1958/10/29、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田(一)小委員長代理 これより会議を開きます。  本日は小委員長が所用のため不在でありますので、私がかわって小委員長の職務を行います。  専売事業に関する件についてまず調査を進めます。  ただいまお手元にお配りしてあります資料につきまして、専売公社当局より一応説明を聴取することといたします。冠木販売部長。
【次の発言】 代理続いて質疑に入ります。  石野久男君。
【次の発言】 続いて神田大作君の発言を許します。神田君。
【次の発言】 神田君、まだ質問者がほりかにあられるようですから、一つ簡単に……。
【次の発言】 実は、今小委員長が不在ですし、私は小委員長の代理をしていますので、小委員長が……

第34回国会 内閣委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1960/04/01、28期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより内閣委員会、農林水産委員会連合審査会を開会します。  私が法案を所管する委員会の委員長でありますので、先例により委員長の職務を行ないます。  農地被買収者問題調査会設置法案を議題とし、質疑を許します。芳賀貢君。
【次の発言】 すぐ調査できて御答弁ができるそうですから、質問を続行願います。
【次の発言】 簡単に願います。
【次の発言】 次に角屋堅次郎君。
【次の発言】 これにて本連合審査会は散会いたします。     午後一時十二分散会


29期(1960/11/20〜)

第41回国会 商工委員会石油に関する小委員会 第3号(1962/11/26、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 仰せのごとく、石油といいますか、エネルギーは、すべて安い値段で、しかも一定の必要な量が十分に供給されるような工夫をするのが根本の考え方であるべきだと考えております。
【次の発言】 そういう事実はございません。実は丸善石油の問題につきまして、私から、従来丸善のやってきた経営内容が相当ずさんであった、そしてなおかつここで相当の金額が経営を建て直すためには必要である、こういうことで外資を入れたいという要請があるけれども、無条件にそういう外資を何でも入れるという形をとったのでは、従来の外資法の趣旨が害されるという問題もあるし、その他経営上の問題を不問に付してそのままやっていいかというよ……

第43回国会 商工委員会農林水産委員会連合審査会 第1号(1963/05/29、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ただいま足鹿委員からの御質問でございますが、この百三億円を融資いたしました基礎についての数字については、事務の方からあとで御説明をさせていただきたいと思います。  一応どういうような考え方で二百九億円の金をつけていったかということについて、私からお答えをいたしたいと思います。  すでに足鹿委員は十分そういうことはおわかりではございますが、御承知のように、硫安二法をつくりましたときには、肥料、特に硫安が非常に高くて、しかも十分に供給される確信を持てなかったので、そこで十分な硫安を、しかもできるだけ安く農家に供給して、食糧増産の実をあげようという目的で、あの二法ができたわけでありま……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1963/02/20、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 仰せの通り、入っていないと解しております。
【次の発言】 御承知のように、貿易といいましても、特に中共あるいはソビエトというので、中共の場合われわれは直接関係していませんが、ソビエトの場合は政府相手ということになる。中共の場合も、こちらは民間貿易の建前ですが、向こうは政府ということになる。ところが、貿易というのは、御承知のように、商売でございますから、相手によって変わってくることはいたし方ないと思います。たとえば、相手は非常に外貨もたくさんあるし、あるいは保証をする銀行も、われわれだれが見てもあそこが保証するなら大丈夫だというような銀行で保証するとか、いろいろ私はその場合条件が……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1963/02/21、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 お説の通り、工業用水の問題は、重大な政策の項目といたしまして、過去三年来通産省としてはその確保に努力をいたして参っておるわけでございます。もちろん、これは川俣さんも御案内の通り、こういう重要項目といいましても、通産省には数多いことでもございますので、いろいろの項目をにらみながら予算の編成もはかる必要がございますので、あるいは工業用水の面を特に考えておいでになるお方から見れば、十分でないというような御批判も受けるかと存ずるのでありますが、まあ通産省としてはずいぶん努力をいたしておるつもりでありまして、今年度の予算に比べて、来年度は約四割以上増の予算もつけておるような次第でございま……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1963/02/25、29期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 ごもっともなあれでございまして、私の方としましては、ただいまのような数字等も、これは当然調べておくべきものだと思っております。数字も、今ここに持っておらないだけで、調べてはおると思いますが、お説のような趣旨に基づいて、実際に中小企業を助けるという建前から施策をするということでなければ意味がないと思いますから、十分今後注意をいたしたいと思います。
【次の発言】 今御説明をいただきましたラッセル機の問題もありますが、実は私は、耐用年数の問題はもっと根本的に考えてみていいんじゃないか、特に中小企業向けにおいてその感を深くしておりまして、御説もございましたから、一つ今回のそういうような……


30期(1963/11/21〜)

第46回国会 外務委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1964/03/13、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  OECD加盟あるいはIMF八条国移行等々のことは、御案内のように、IMF八条国移行は二年ぐらい前からそういう方針がきまっており、OECD加盟も大体二年間前からきまっておるのでありまして、これに対する通産省としての考え方といえば、何といっても輸出を振興するということでございまして、一方において輸出振興をはかる、また、一方においてむだな輸入がないようにする、国産品の奨励であるとか、あるいはまた、設備をむやみに増設するというようなことのないように、そういう観点から大体対策をずっといままで実行しておりますので、ここにOECDに入ったとかあるいはIMF八条国……

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第1号(1964/04/15、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 なかなか重大な問題だと思いますので、事務とよく相談をして後刻お答えをさせていただきたいと思います。
【次の発言】 出願をいたしました場合に、府県知事に協議するという形でやった場合でも、かなり事務がいま渋滞をいたしておることが多いのであります。そのときに、また市町村長も加えて、その市町村長の意見も聞いた上でなければ認めないということになると、ますます事務が渋滞するおそれがあるというので、実際上の行政措置をとる場合において、十分そういう点も考慮しながら処置をするという考え方でこの条文をつくった、こういうわけでございます。

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第2号(1964/04/16、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 今度の鉱業法の改正にあたっても、保安ということについては特に重きを置いて改正をいたしたつもりでおります。今度御案内のように鉱山保安法の改正も行なうことにいたしましたし、保安の問題については一そう力を入れて立法上もまた実際の行政上も措置をいたしてまいりたい、かように考えておるわけでございます。
【次の発言】 これは考え方の問題になると思いますが、行政をやります場合に、こういう鉱業権を与えるとかあるいは取り消すとかというような権限、その鉱業権というものは国が持っておる、それを与える、こういう杉であると思うのです。そういう意味で法定するということだと思うのであります。私はいま仰……

第46回国会 商工委員会石炭対策特別委員会連合審査会 第3号(1964/04/23、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お答えをいたします。  今度の鉱業法の改正にあたりましては、御案内のように、審議会においても十分審議をいたしていただきましたし、また、ただいま御指摘がありました昭和三十三年十一月四日の参議院の附帯決議の内容等を十分考慮に入れつつ改正案を作成したつもりでございます。
【次の発言】 まず、他産業とのいわゆる利害の調整あるいは公益性との利害の調整の問題でございますが、これは私、もちろんこの鉱業法というもの自体がそういう問題を当初から考えて立案をされておるし、制定もされておると思います。われわれとしては、それは一つの大きな問題として頭の中に描きつつ今度の改正をいたしておるつもりで……

第46回国会 農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1964/05/21、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま御説明をいただきました特徴は、私はそのままそのとおりであると考えておるわけでございます。そこで装置産業であるというところに、一つの特徴があるわけでございまして、装置産業でございますから、どうしても設備を動かしていかなければならない。動かすということになると、相当量の肥料ができる。また硫安ができ、硫安ができた場合に、国内だけでは間に合わないで、国外にも出すようにしなければならないという特徴が、どうしてもここで出てくるわけだ、こう考えておるわけであります。
【次の発言】 私はいままでの法律とかわって、この法律が一応成立した形において見たお答えをしたほうがいいのではない……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1964/02/17、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 ただいま議題になっております通商産業省予算各案について御説明を申し上げます。  まず、三十九年度通商産業省所管一般会計の予定経費要求額は、五百十三億九千万円でございまして、これを三十八年度当初予算額四百三十億六千八百万円に比較しますと八十三億二千二百万円の増で、約一九%の伸びとなっております。このうち石炭関係予算が百十七億九百万円で、前年度のほぼ横ばいとなっておりますので、石炭関係以外の予算では八十三億六千二百万円の増、約二六%の伸びとなっております。  三十九年度予算のうち政策事項につきまして、これを中小企業対策費、輸出振興及び経済協力費、国際競争力の強化対策費、技術振……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1964/02/20、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 下請代金が非常に遅延するということが中小企業に大きな影響を与えることは、われわれとしても非常に前視をいたしておりまして、この問題を解決することが、当面の中小企業問題を解決する一つの大きな措置であるという考え方から、かねてから――かねてと申しますのは、昨年の予算編成前後からこの問題についていろいろと研究を重ねておるところでありまして、それぞれの所管においてあらゆる角度からこの問題を検討することは望ましいことだと思うのでありますが、通産省といたしましても、中小企業の担当省である関係もございまして、実はこの問題を慎重にただいま研究をいたしておるところでございまして、近くその結論……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1964/02/22、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 玉置委員のお話がございましたとおり、日本の中小企業をこれからりっぱに育てていきますには、いわゆる近代化と組織化が必要であります。一般的にいっては、それは絶対に必要でございます。そうして、また同時に、これは産業全部についていえないかもしれませんが、産業によっては、いわゆる系列化、それから系列化の下の共同化、こういうことも必要であろうかと思います。ただ、西陣のことについてお話しでございして、私非常にけっこうで、一つの問題をよく勉強しますと、そこからりっぱな地についた政策が生まれてくると思うのでありまして、西陣の場合は、消費者の希望に基づく一つの流行、その流行にどういうふうに対……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1964/02/25、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 一部にそのような事例があったということも聞いております。
【次の発言】 その後できるだけそういうことをしないようにという方針で指導いたしております。
【次の発言】 仰せのように、そういうことは非常に遺憾でございます。今後そのようなことのないように指導していきたいと思います。
【次の発言】 三機関の間によく連絡をとりながら、資金量をふやして中小企業の資金需要に応ずる、なお審査その他も簡素化して十分に利用者の便をはかれという御趣旨であると思います。まことにけっこうな考えであり、今後努力したいと思います。
【次の発言】 お説のように、秋田の場合も新潟の場合も、実はそういうような……

第46回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1964/02/26、30期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 お説のように、この需要の問題は非常に大事でありまして、われわれとしても非常に苦心をいたしておるところでありますが、五千五百万トンという需給の関係、これは私は将来にわたっても不動の姿でもってそれだけの需要を確保する、またもちろん供給は確保するということでいかなければならぬ、このいう方針であります。それが一時的な事情で、事実ことしは五千二百万トンであったり、あるいは来年は五千四百万トンしか出ないからといって、それでもう石炭はその程度でいいのだというような感じでは見ておりません。いやしくも政治でこういうことをやりますとはっきり言った以上は、やはり政治に対する信頼感を持たせるとい……

第51回国会 予算委員会公聴会 第1号(1966/02/21、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案について公聴会に入ります。  本日午前中に御出席を願いました公述人は、八幡製鉄副社長藤井丙午君、東京大学名誉教授大内兵衛君のお二人であります。  この機会に、御出席の公述人各位にごあいさつを申し上げます。本日は御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとう存じます。御承知のとおり、国及び関係機関の予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても、連日慎重審議を続けておるわけでありますが、この機会に、各界の学識経験豊かな各位の……

第51回国会 予算委員会公聴会 第2号(1966/02/22、30期、自由民主党)【議会役職】

○福田委員長 これより会議を開きます。  昭和四十一年度一般会計予算、昭和四十一年度特別会計予算、昭和四十一年度政府関係機関予算、以上三案について、昨日に引き続き公聴会を続行いたします。  本日午前中に御出席を願いました公述人は、富士銀行取締役調査部長紅林茂夫君、法政大学教授高橋誠君のお二人であります。  この機会に、御出席の公述人各位にごあいさつ申し上げます。本日は御多忙中のところ御出席をいただきまして、まことにありがとうございました。御承知のとおり、国及び関係機関の予算は国政の根幹をなす最重要議案でありまして、当委員会といたしましても連日慎重審議を続けておるわけでありますが、この機会に各界……


32期(1969/12/27〜)

第69回国会 地方行政委員会地方公営企業に関する小委員会 第1号(1972/07/20、32期、自由民主党)【政府役職】

○福田国務大臣 このたび自治大臣を拝命いたしました福田一でございます。どうぞ今後よろしくお願いいたします。  現在、経営悪化の著しい公営交通事業、特に大都市の公営交通事業につきまして、経営健全化のための抜本的対策の確立が急務とされているところでございます。この抜本的対策は、昭和四十八年度から、一、バス等路面交通事業の累積赤字の処理、二、企業経営の改善合理化、三、財政措置の見直し等の財政対策をはじめ、四、地下鉄経営の健全化方策、五、公共交通機関の優先通行の確保等、企業環境の改善、六、運賃制度のあり方等、広範にわたっているものでありまして、本委員会の御理解と御協力を得なければ、とうていこれらの諸問……


33期(1972/12/10〜)

第75回国会 地方行政委員会商工委員会災害対策特別委員会公害対策並びに環境保全特別委員会連合審査会 第1号(1975/06/19、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 先ほど来お話がございましたが、コンビナートの地域をどの限度にするかという問題も私は一つの大きな課題であったと考えておるのであります。陸上と海上の接点の問題ということになります。がしかし、陸上についてはこのコンビナート法で処理をする、海上については運輸省で新しい法案をつくる、こういうことで問題の一応の区切りをつけたわけでありますが、その接点の問題になりますと、あなたが提示されたように、非常な問題、疑点もあると思います。  大体いま私たち考えますと、セクショナリズムといいますか、役所のこの問題というのはなかなかむずかしい。もっとも私は、役所がそれだけ自分の範囲を一生懸命守ろう……

第75回国会 予算委員会第一分科会 第3号(1975/02/26、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 岡田さんがウタリ問題について非常な御熱意を持って当たっておられることについては私も承知しておりますし、敬意を払っておるところでありますが、政府といたしましては、昨年の五月に、御指摘があったように、北海道ウタリ対策関係省庁連絡会議をつくりまして、そうして北海道開発庁が政府の窓口になっておることは御案内のとおりでございます。その後関係省庁と連絡を密にして、ウタリ対策を国の立場からも積極的に推進してまいる所存でございまして、先ほども御指摘がございましたが、この予算も、七年間には大体五十四億円というものをめどにして事業費を実行いたしてまいる、こういうことになっておりますので、これ……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1975/02/24、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和五十年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  第一に、一般会計予算でありますが、歳入は三千五百万円、歳出は四兆五千二百八十八億八千五百万円を計上しております。  歳出予算額は、前年度の予算額四兆二千九百二十二億二千五百万円と比較し、二千三百六十六億六千万円の増額となっております。  また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省四兆五千百九十六億五千三百万円、消防庁九十二億三千百万円となっております。  以下、主要な事項については、委員各位のお許しを得まして、説明を省略させていただきたいと思います。よろしくお願いを申し上げます……

第75回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1975/02/27、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 消防庁長官からも御説明申し上げたところでございますが、私としては、石油化学のような自分で開発した企業というか、そういうものではなくて、海外から輸入したというものでございますからして、どうしてもこれに伴う危険の発生の部分等がよく理解できない面もあるものであると考えております。したがって、これは普通の工場とか企業とは違った意味で、特別な措置をしておかぬと大変な災害が起きることもあり得るということを考えましたので、何としてもやはり法律的な措置をとりたいと思っております。その意味で関係庁とひとつ十分に、いろいろ関係がございますので、協議をして解決を図っていきたい、そうして法案の提……

第77回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1976/04/07、33期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和五十一年度の自治省関係歳入歳出予算につきまして、概要を御説明申し上げます。  第一に、一般会計予算でありますが、歳入は三千八百万円、歳出は四兆六百六十三億八千八百万円を計上しております。  歳出予算額は、前年度の予算額三兆四千六百九十一億七千二百万円と比較し五千九百七十二億一千六百万円の増額となっております。  また、この歳出予算額の組織別の額を申し上げますと、自治本省四兆五百四十九億三千八百万円、消防庁百十四億五千万円となっております。  以下、主要な事項について、委員各位のお許しを得まして説明を省略させていただきたいと思います。  よろしくお願いをいたします。(拍……


34期(1976/12/05〜)

第80回国会 法務委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1977/05/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 御指摘の問題でありますけれども、確かに只松さんの言われるような面もありますが、全然開かれてないというわけでもないと思いますけれども、今後商法改正等の場合においては、ただいまの御意見を十分に取り入れながら問題を煮詰めていきたい、かように考えておるわけであります。
【次の発言】 お答えをいたしますが、坂口さんの御指摘の点は私も事情をよくわかる気がいたすのであります。いま設備がフル稼働しているわけでもなし、それからまた、いわゆる高度成長のような需要増大の時期でもない。それから輸出もそれほど伸びてもいない。輸出は相当伸びてはいますけれども、設備投資をせにゃならぬかどうかという問題……

第80回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1977/03/12、34期、自由民主党)【政府役職】

○福田(一)国務大臣 昭和五十二年度法務省所管予定経費要求の内容につきまして、大要を御説明申し上げます。  昭和五十二年度の予定経費要求額は二千七百五十四億五千二百三十四万九千円であります。前年度予算額二千五百三十四億七千五百七十六万円と比較しますと、二百十九億七千六百五十八万九千円の増額となっております。  さて、予定経費の増減について、内容を大別して御説明いたしますと、第一に、人件費関係の増百四十五億五千二百二十二万五千円であります。これは、昇給等の原資としての職員基本給の増額分が主なものでありますが、そのほかに、副検事、法務事務官等四百三十人の増員に要する人件費が含まれております。  こ……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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