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松尾正吉 衆議院議員
「委員会発言一覧」(全期間)

松尾正吉[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計/発言一覧 | 議員立法質問主意書

委員会発言(非役職)歴代TOP1000
974位

32期委員会出席TOP100
85位
32期委員会発言TOP100
82位
32期委員会出席(幹部)TOP50
14位
32期委員会発言(非役職)TOP100
63位

このページでは松尾正吉衆議院議員が委員会や各種会議(※)で行った質問や答弁などの発言の冒頭部分と会議録本文へのリンクを一覧化しています。松尾正吉衆議院議員「委員会統計」(全期間)には委員会および各種会議の活動状況の集計結果を示しています。本会議での発言の統計と一覧については本会議発言のページを参照してください。

※「各種会議」は本会議、常任委員会、特別委員会以外の会議録の存在する会議を指します。具体的には、小委員会、分科会、公聴会、調査会、審査会などです。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

委員会発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 産業公害対策特別委員会 第19号(1970/09/08、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、時間がだいぶおそくなりましたので、少しはしょってやりたいと思います。特に、山中長官がもう終日で、健康的に、というお話もありましたので、なるべく七時までにやりたいと思いますが、少々お願いしたいと思います。  私の質問は、東京湾を中心として特に京浜運河、ここの公害問題を中心にして伺いたいと思います。  その前に一つ、いま大原委員から環境基準並びに工場排水規制法による基準についての質問がありました。私はこれに関連をして経企庁に伺いたいのですが、これは県当局等で非常に困っておる問題です。というのは、環境基準では〇・〇五PPM、工場排水規制法では排水口から〇・五、十倍希釈というあ……

第63回国会 大蔵委員会 第2号(1970/02/19、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、大蔵大臣の力強い施政方針演説に対しまして、特にこの中で、いろいろお伺いしたいのですが、税制の問題について、今回の税制改正、それから税制の長期見通し、これについてその基本的な問題についてお伺いしたいと思います。  わが党で、すでに本会議におきまして、竹入委員長がこの税制につきましては佐藤総理から若干の答弁をいただいておりますけれども、これではまだ理解しがたいものがありますので、そこで表面的にあらわれた幾つかの問題点をとらえまして、そうしてあらためてここでお答えをいただきたい、こういうふうに考えます。  今回、政府が特に重点を置いた施策の一つとして、この税制の改正を取り上げ……

第63回国会 大蔵委員会 第9号(1970/03/06、32期、公明党)

○松尾(正)委員 税の問題についてもまだお伺いしたい点があるのですけれども、時間があとでだいぶありますので、きょうは大臣が御出席ですから、資本の自由化の問題について伺いたいと思います。  昨日の夕刊で各紙それぞれ大きく報じられておりますが、アメリカのケンドール貿易緊急委員会の会長、代表が近日来訪する、こういうことで、その内容として、目的等はちょっとばくとしておりますけれども、今回の訪日の目的の一つが自由化政策の全般的な促進にある。さらに総理、通産大臣その他経済界の代表等と会って、日本の貿易自由化の促進について話し合う、こういうことでありますので、当然資本自旧化の問題も出ると思うわけです。  そ……

第63回国会 大蔵委員会 第16号(1970/03/25、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、開銀総裁並びに政務次官に最初伺いたいと思います。  私どもは、いずれも、今回初めてでありまして、特に開銀関係については初めてでありますので、ひとつお答えを具体的にお願いしたいと思います。  まず私は、日本開発銀行の融資のあり方といいますか、運営の基本的なあり方、これについて伺いたいと思うのです。  わが国は現在目ざましい高度成長を続けておるわけですが、その反面に、放置されているいろいろな弊害、いわゆるひずみが起きております。国民生活を脅かしているという点では、もうものによっては行き詰まり状態、こういうものさえ見られるわけでありますが、この間に国としてもいろいろな国土開発……

第63回国会 大蔵委員会 第19号(1970/04/01、32期、公明党)

○松尾(正)委員 本日税法の趣旨、提案説明を受けたわけでありますが、今日まで税に関しては予算委員会その他で論議されておりまして、私も、掘り下げてというところまでいきませんけれども伺ってまいりましたが、この法案の提案の要旨の説明並びに委員会における説明等を通して見ましても、一貫して第一に考えておったことは、公平な課税である、さらに応能負担でなければならない、そういう立場に立って、特に所得税の減免措置を大幅にやり、さらに利子・配当課税等は思い切ってやった、こういうふうに聞いております。  ところが今回の税の改正、それから今日までの論議をずっと通して見ましたときに、捕捉率、こういう点、あるいはまた法……

第63回国会 大蔵委員会 第22号(1970/04/08、32期、公明党)

○松尾(正)委員 いよいよきょうから三法に入りまして、これから詰めに入るわけでありますが、大臣もおいでですし、大綱にとどめたいのですけれども、時間の関係がありますので、少し細部にわたる面もあります。  まず最初に、一つどうしてもここではっきりしたいと思いますのは、税制が非常にむずかしい、難解でわからない、こういう声が各方面にあるわけです。税法の簡易化あるいは税制の改正という問題については、すでに四十二年以降税調の答申等もありまして、これに取り組んでおられることはよくわかるのですが、しかしむしろだんだん難解になっていく、こういう傾向さえ感じられると思います。いま税を公平にする、先ほども論議された……

第63回国会 大蔵委員会 第34号(1970/08/06、32期、公明党)

○松尾(正)委員 いま、平林さんから来年度予算についての方向についての質問が行なわれたんですが、私は、四十六年度以降の税に対する基本的な考え方、これらを中心にきょうはお伺いしたいと思います。  まず、昭和四十五年度の税制改正では、大蔵大臣も政府も、税調の完全実施を行なった、所得税に対しては非常に大幅な思い切った減税をやった、こういうことで、その減税に対する努力に対しては非常に敬意を払うのですが、しかし、現実に当委員会あるいは予算委員会、本会議等でいろいろ四十五年度の税に対する論議が行なわれましたけれども、その論議を総括してみますと、やはり不公平感、それから重税感というものは、その努力にもかかわ……

第63回国会 大蔵委員会 第36号(1970/10/21、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、先般国税庁が四十四年度の課税実績について発表しておりますが、これを中心にただしてまいりたいと思います。  二十年史等を読ましていただきますと、国税庁が徴税に非常にくふうし、しかも苦労、努力をされておる、こういうことはよく理解できますけれども、しかし法人が非常に伸びている。これに対して不正等の形が大型化し巧妙化している。法人がぐんぐん伸びているにもかかわらず不正によって摘発される脱税額というものがあまり変わっていない。こういう実態を見ますときに、この脱税というものが税の不公平感を助長する大きな原因でもある。さらにまた税の不信にもつながる問題でもあるし、正直に納税しているも……

第63回国会 大蔵委員会 第37号(1970/10/27、32期、公明党)

○松尾(正)委員 いま物価問題が大きな社会問題となっている、この点は御承知のとおりでありますが、こういう時期に追い打ちをかけるように今般ビールの値上げが行なわれた。これについて先ほど来のやりとりで、国民が納得できない値上げだということでいまいろいろなきびしい批判が行なわれておるわけですが、その値上げの理由として、人件費、運賃あるいは流通コスト、原料等の値上がりによるのだ、これがために経営が苦しい、こういうことであります。 この点は先ほど来指摘をされて、その答えの中に、麒麟麦酒の高橋社長から、同じ原料、同じ設備、同じ経費等であるから同一の上げ幅になるのだ、こういうお答えがございました。しかしもう……

第63回国会 大蔵委員会 第38号(1970/11/12、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、四十六年度予算と並行していま税についても急ピッチで検討が進められておるわけでありますが、そこで前国会の審議あるいはいままでの大蔵委員会等で、この税に関係をして大蔵大臣から、前向きに善処したい、あるいは努力をする、こういう答弁のあったものを中心にして、現在の段階でそれぞれ固められた方針あるいは考え方というものを伺っておきたいと思います。  そこで、まず第一点ですが、七〇年代の税の役割りという中でひとつ伺っておきたいと思うのですが、それは七〇年代の経済というものが相当大きく六〇年代と比べて変革が考えられる。これと並行して税の持つ役割りというものも変わってくるということが考え……

第63回国会 予算委員会 第6号(1970/02/26、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、内政にしぼりまして、ただいまから御質問したいと思います。  佐藤総理大臣は、六〇年代は激動の年であったが、七〇年代は堅実な経済成長を続けながら、しかも物価は安定をさせる、大幅な減税はやる、人間尊重を基調として内政を充実する、まことにけっこうずくめなお話であります。私どもは、ぜひこのように実現されることを心から願っておるわけでありますけれども、しかし、今年度の新しい予算を見てみましたときに、国民は、この佐藤総理の看板どおりにいくであろうか、こういうことを心配している面が相当ございます。そこで、たくさんありますけれども、私は、ただいまから税制、中小企業、それから繊維問題、地……

第63回国会 予算委員会 第9号(1970/03/02、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、公明党を代表して、ただいま議題となりました昭和四十四年度補正予算二案に対し、反対の討論を行ないます。  反対理由の第一は、四十三年度予算から佐藤内閣が掲げている財政政策の基本方針である総合予算主義が完全に破綻し、政策の失敗をびほうするための補正だからであります。  四十三年十二月二十八日に閣議決定をされた四十四年度予算の編成方針を見ますと、総合予算主義を堅持することを強調し、そのためには、補正要因の解消につとめ、公務員給与、食管会計等への追加補正が必要とならないように措置をするとうたっておるのであります。  今回の補正予算の総額一千九百十三億円のうち、機会あるたびに政府……

第64回国会 大蔵委員会 第3号(1970/12/16、32期、公明党)

○松尾(正)委員 企画庁長官が非常に時間がお忙しい模様ですので、順序を変えて、最初に私は物価対策についてお伺いしたいと思います。  明年度の物価上昇見込み、それから経済成長見込み等については、いま堀委員からの質問がありましたので省略いたしますが、いずれにしても明年度も相当の物価の上昇が見込まれる。こういう中で長官が非常に物価問題について努力されている点には深く敬意を表するのですが、ただ先般来、八日の閣議並びに九日の物価対策閣僚協議会等で公共料金の凍結問題について勇気のある発言をなさった。公共料金を一年間凍結したい、この口火を切られた長官に伺いたいのですけれども、閣議でも、それから協議会でも、各……

第65回国会 大蔵委員会 第1号(1971/01/28、32期、公明党)

○松尾(正)委員 お伺いいたします。  大蔵大臣が、本会議並びに本日、所信表明をされましたし、またいままでのいろいろなやりとりを聞きまして、財政運営に非常に力を入れて、目標等も定めて取り組んでいるという点はよく了解できるのであります。  しかし、ここで方向を変えて、大臣が、福祉社会の建設のために物価の安定並びに公害防止には最大限の努力をしてまいる、こういうことを言われておるわけであります。もちろん、財政運営、それから国内の諸問題について努力をなさることについて国民は大きく期待をしておるわけでありますが、しかし実際に新しい予算の内容、さらには新年度に入りましてから、おりに触れた大臣の経済政策等を……

第65回国会 大蔵委員会 第4号(1971/02/09、32期、公明党)

○松尾(正)委員 最初に、企業代表の澁谷社長に伺いたいのですが、先ほど御説明をいただきまして、今回のこの証取法の諸措置が適切である、こういうお話を伺いました。今回の改正において大きな柱といいますか軸になるものは、いま論議された開示制度であろうと思います。  この開示制度について、いままで皆さんからも質疑がございましたが、私はもう一歩堀り下げたところで、投資者から投資をしてもらって企業がどんどん栄えていくというためには、この開示制度についての考えは一つでなければならないと思うのです。企業としては全部あけ広げて知ってもらう、そして安心して投資してもらう。また、投資者は、隠れたところを全部、商品を手……

第65回国会 大蔵委員会 第6号(1971/02/12、32期、公明党)

○松尾(正)委員 参考人の方々はだいぶ時間が制約されておるそうでございますので、私は端的にお伺いしたいと思います。  まず、黒川参考人が時間が制限されているということでございますので、先に黒川参考人にお伺いしたいのですが、一つは保険料率についてであります。この案では差別扱いをしないように今後きめていきたい、こういうふうになっておりますが、保険料率については、先ほど土屋参考人からもお話がございましたように、信用組合、銀行相互間の相違ですね、さらに各行間の格差等がございます。  こういった点を考えましたときに、もちろん十分御検討はなすっておられましょうが、はたして一率の料金制が差別のない扱いなのか……

第65回国会 大蔵委員会 第7号(1971/02/16、32期、公明党)

○松尾(正)委員 いま経過を伺ったのですが、要するに一月二十日の判決並びに農地法に基づいて政令を改正し、これを売却することにした、こういうことでありますが、この発表以来、国民はことごとく、あまりにも常識をかけ離れた処置である、こういうことで憤激をしております。  そこで逐次伺ってまいりたいのですが、国有財産の払い下げをするということについて、まず理財局長はこれをいつ知ったか、それを最初に伺っておきます。
【次の発言】 それから、一つ政務次官に伺いたいのですが、いままで予算委員会、さらに担当委員会等でも重大な問題として連日新聞に報道されている。とにかく内容はこれから逐次詰めてまいりますけれども、……

第65回国会 大蔵委員会 第9号(1971/02/19、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は前回ただしまして、農地局長あるいは政務次官等から十分検討したいという意見がございました。これらとあわせて、先ほどの問題について関連してお伺いしたいと思います。  まず農地局長にお伺いしたいのですが、今回までの経過を新聞報道等によってみますと、とにかく政令の撤回はできない、したがってこれに対しては何らか課税措置等で進めたいし、法改正としても遡及効果という点で問題があるので、課税措置等で考えたい、こういうふうに新聞報道等で承知しておるのですが、その法改正の問題、それから政令撤回の問題、それから課税措置という問題については、いま承知しておるとおりでよろしいかどうか、この点を…………

第65回国会 大蔵委員会 第10号(1971/02/23、32期、公明党)

○松尾(正)委員 大来参考人にお伺いいたしますが、先ほど、経済援助と人口問題というのは非常に重要な影響がある、こういうお話を伺いましたが、具体的に、相手国が自発的にこの人口問題に取り組んでその価値効果を考えていけばこれは問題ありませんけれども、これを受け入れる国が実際に人口問題、人口政策を経済援助、開発と並行して行なっていくためには、援助国から口入れをすることも内政干渉、こういうようなことになりましょうし、あるいは国連機関等でやっていくか、どういう方法がおありであるか、こんな点をお伺いしたいと思うのです。
【次の発言】 それからもう一つは、経済協力の発展という面と効果の面ですね、こういう意味か……

第65回国会 大蔵委員会 第17号(1971/03/10、32期、公明党)

○松尾(正)委員 時間がありませんから、一つだけお伺いいたします。  中共の関税差別の問題については格差しないことが原則だ、こういうことですので、これは省略いたしますが、原参考人から、今度のこの対策について大事なことは、物価、公害等に重点を置いて、これが末端にことごとく影響することが全員の意見であるし、これが重点だ、こういうお話がありました。私もまさしくそう思うわけです。そこで物価安定会議等から、各物価に関係する審議会には消費者代表を増員しろ、こういう強い意見がありますが、消費者代表については増員をされたのか、あるいはまたこの意見についてはどう考えられるか、その点を……。

第65回国会 大蔵委員会 第22号(1971/03/19、32期、公明党)

○松尾(正)委員 きわめて限られた時間でありますので、私は二点ほどお伺いしたいと思います。  その第一は、租税特別措置の中の少額非課税貯蓄の拡充措置であります。これは、これを否定するものではありません。少額非課税は非常に大事な措置でありますから、否定するものではありません。大蔵大臣が貯蓄の奨励ということに大きく取り組んでおられるという点もよく承知しておりますし、私も同感であります。しかし、今度の措置によりまして、ほんとうに少額貯蓄者が保護されるのか、あるいは一部高額所得者が保護されるのか、こういう点を考えてみますとちょっと疑問に思われる点がありますので、この点をお伺いしたいと思います。  大臣……

第65回国会 大蔵委員会 第24号(1971/03/24、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私は、公明党を代表いたしまして、ただいま議題となりました所得税法、法人税法、租税特別措置法の一部をそれぞれ改正する法律案に対して反対の討論を行ないます。  まず、所得税法でありますが、昭和四十六年度減税額一千五百五十億円は、一兆四千九百六十五億円にものぼる自然増収額に対してわずか一割にすぎず、これでは国民の重税感は少しも緩和されるものではありません。特に最近の物価上昇は高騰をきわめ、史上最大の大幅な減税といわれた昨年度も、政府見通し四・八%を大きく上回る七・七%という、朝鮮動乱以来の物価高騰を記録し、本年度の減税の基礎となっている政府見通し五・五%の物価上昇率も、これを上回る……

第65回国会 大蔵委員会 第27号(1971/04/27、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私もいま広瀬委員から質問がありました輸銀法の改正を中心にして、日中問題について伺いたいのです。  いま広瀬委員からお話がありましたように、最近の卓球外交をきっかけにして、アメリカをはじめ世界的に対中友好ムードというものが高まってきているのは、これは御承知のとおりであります。特に先般、昨年の十二月に毛主席と会見をしたアメリカのジャーナリスト、エドガー・スノー氏の手記等が報道されておりますけれども、これによると、毛主席はアメリカのニクソン大統領とも会いたい、こういうような意向まで明らかにしている。したがって、わが国でも財界を中心にして、もう積極的に対中貿易折衝の動きが出ているわけ……

第65回国会 大蔵委員会 第35号(1971/05/19、32期、公明党)

○松尾(正)委員 三十分の時間を十分にしてくれないかというお話でございます。さらに、みんなの顔を見ますと、もういいんじゃないかというような顔をしておりますが、一つだけ、大臣の答弁さえはっきりすれば私は一問で終わりにします。  まず、児童手当制度がこのたび発足したということにつきまして、四十九年度で完全実施という形で出発したわけであります。藤田委員からいま社労委員会の附帯決議については、大臣から、十分そんたくをして、むずかしい点もあろうけれども努力をしていく、こういう答弁を聞いたわけです。ただ、いま藤田委員から指摘されましたように、児童手当制度が各国の状態と比べて、経済力の大きいわが国のそれが非……

第66回国会 大蔵委員会 第1号(1971/07/23、32期、公明党)

○松尾(正)委員 きょうは、組閣後初めて新大蔵大臣に出席していただいての委員会でありますので、ただいま大蔵大臣から所信表明をされたものを中心にして、基本的な考えと、それから当面の問題について伺いたいと思います。  まず、所信表明において、超高度成長から安定成長への調整過程に入ってきた、そういう方向へ進めるということで、さらにこの中で物価の問題、あるいは国民生活の問題、特に社会福祉等については力を入れていきたい、こういうことが述べられておるわけでありまして、この点については非常に私も意を強くして、どうかこれはしっかり進めてもらいたいと思うわけです。  ただここで、先ほど藤井委員並びに社会党の委員……

第66回国会 大蔵委員会 第3号(1971/09/17、32期、公明党)

○松尾(正)委員 貴重な御意見を伺いましたが、時間もだいぶ切迫しておりますし、まだあとがあります。  そこで端的にお伺いしたいのですけれども、たまたま御意見は、下村先生は、じっくり腰を据えてやるべきだ。鶴田先生は、ここのところで不安を除くためには円の切り上げを考えても早期に解決すべきだ。まさしくいま国や企業にしても、全体がこの二つのどっちをとるか、こういうところにあると思うのです。じっくり腰を据えて取り組んでいくことが望ましい。けれども、鶴田参考人の御意見のように、いま直面して企業等は輸出成約等がほとんどストップの状態で、長引けば長引くほど混乱が大きくなる。したがって、すみやかに解決をしなけれ……

第67回国会 災害対策特別委員会 第2号(1971/11/12、32期、公明党)

○松尾(正)委員 ただいま委員長からわざわざ発言がございましたが、昨日の生田のこの多数の犠牲者を出した事故につきまして私はきわめて遺憾に思うわけであります。犠牲になった方々並びに御家族に対しては心からお見舞いを申し上げる次第でありますけれども、このたびの事故は明らかに政府のずさんな計画に基因した、こう指摘せざるを得ない。私は、昨晩事故を知りまして現場に急行をして如実に見てまいりましたけれども、その悲惨な状態というものを見たときに、これはもう政府は根本的に考え方を改めなければいけない、二度とこういうことを起こしてはならない、こういう怒りを感ずると同時に、この感を強くいたした次第であります。  た……

第67回国会 大蔵委員会 第3号(1971/10/28、32期、公明党)

○松尾(正)委員 時間がありませんので、端的にお伺いします。  大蔵大臣は、先ほどの丹羽委員の質問のときに、とにかくこの不況を力一ぱいあらゆる手を投じて来年一年くらいで何とかしたい、こういう非常に積極的な努力をするお話がありました。今回の不況というものが、単にドル・ショックのみでなく、昨年来からの引き続きで、やっと上昇に向かったところへこのドル問題が起きてきたということで、たいへんなことはよくわかるわけでありますけれども、しかし、結局この事態は、政府が国民を犠牲にして、公害のたれ流し、輸出至上あるいは企業優先、こういう産業第一主義の結果であるということは、これはもう大臣も認められると思うのです……

第67回国会 大蔵委員会 第6号(1971/11/05、32期、公明党)

○松尾(正)委員 きょうは通産省それから自治省にも出席を要求してありますが、最初にお断わりしておきたいのですけれども、私の答弁を考えた時間では質問に入れるのですが、そちらさんの答弁の都合で延びればあるいは触れられなくなるかもしれない。せっかく要求しておったのですが、責任は全部そちらさんにありますので、あらかじめ御了承をお願いしておきたいと思います。  まず最初に、実は私どもでは、もうきょう最後になりますから大臣に詰めを伺いたい、こういう気持ちでおりましたが、大臣が予算委員会のほうにおりますので、政務次官を中心に詰めの形で伺いたいと思います。  そこで、総理大臣は、今回の年内減税は緊急な景気対策……

第67回国会 大蔵委員会 第7号(1971/11/09、32期、公明党)

○松尾(正)委員 十七分ということですから端的に伺いますが、前回私は政務次官に伺ってどうしても納得できない点がありますので、大臣に直接伺いたいと思うのです。  まず、今度の減税が一般減税でなく、その性格はどこまでも政治的配慮による緊急対策だ、こういうことについては異論はないと思う。そこで、大臣に緊急対策という意味についてなんですが、災害の場合を想定しても、あるいは悪疫等が流行した場合、あるいは今度のように産業、事業所等がドル・ショック等による影響を受けた場合、これらについてはどこまでも緊急対策といえばその災害を受けた部分、あるいは疫病の場合であれば羅病をした人たち、こういった部分に対する手当て……

第67回国会 大蔵委員会 第8号(1971/11/10、32期、公明党)

○松尾(正)委員 きょうの大事なコナリーとの会談にあたっての、いままでの論議を中心にして、あとのために一問だけ伺っておきます。  それは、コナリー長官はからのかばんで臨んだというお話ですね。これについて大蔵大臣並びに総理大臣と関係大臣が集まって協議をしたけれども、ばらばらで折衝をしょう、こういう方針にきまったというお話をいま伺いました。これは全然白紙で臨もうとしたのか、ねらいをどこかに置いたのか、これが一点です。向こうを探るのか、あるいはこちらの実情を聞いてもらうのか、それはどこにあったのかという点が一点ですね。  それからもう一つは、非常に有意義な会合であった。理由は、長時間かけて理解をして……

第67回国会 大蔵委員会 第12号(1971/11/30、32期、公明党)

○松尾(正)委員 田中通産大臣に大蔵大臣臨時代理という立場でお伺いをします。  まず一つは、いまも質疑の中に出ておりましたように、非常に長い間国民全体、それから特に繊維企業では重大な懸案でありました繊維問題がいよいよ糸口を見ようというときに、官僚ではということではないのですけれども、党人である田中通産大臣には、私も個人的に、また国民全体が大きな期待をしておったわけであります。ところが、いま大臣の口から出たように、繊維交渉のごときという、こういう結果が生まれてしまった。内容は、時間がありませんから省きますけれども、九百万をこえる従業員並びに家族、これらの補償については当然責任を持たなければならな……

第67回国会 大蔵委員会 第16号(1971/12/15、32期、公明党)

○松尾(正)委員 いよいよ金融公庫法案の審議でありますので、長官に、実は連合審査の際に金利について非常に積極的な熱意がある答弁をいただきました。ところが、隣席におった大蔵大臣の答弁に私は強い不満を持っておるわけなんです。どうかひとつあの答弁どおりに実現するように全力を尽くしていただきたいということを冒頭にお願いしておきます。  そこで、まず金融公庫法案が、本土では各個別に中小企業その他区別されておりますけれども、これを一括した理由はどこにあるのか、この点をひとつ伺いたいと思います。
【次の発言】 この質問を掘り下げていくためには、どうしても貸し付け業務等の政令にゆだねられている面が非常に重要な……

第68回国会 大蔵委員会 第3号(1972/03/08、32期、公明党)

○松尾(正)委員 大臣にお尋ねします。昨年末にワシントンで、国際通貨の調整が終わった段階で、大臣は非常に国民向けの談話を発表しているのを忘れてはいないだろうと思う。これがまことにどうもその場限りの発言のような感じがしてならない。まず一つ、円切り上げの意味について、「資源の乏しいわが国は、海外から食料品や原材料を輸入しなければなりませんが、今回の切上げにより、従来よりも割安でこれらの資材を入手できることになります。このことは国民経済全体にとって利益であることは明らかであります。」国民経済全体――産業界ばかりじゃないですよ。「円の切上げによって輸入品の価格はそれだけ安くなるはずであります。」(「は……

第68回国会 大蔵委員会 第4号(1972/03/10、32期、公明党)

○松尾(正)委員 今度の関税改正の趣旨は、一つは生活関連物資の関税の引き下げ、それから輸入自由化に対応するための関税措置、それから産業政策上の要請に基づく関税措置、こういうことで、引き下げ品目が合計二百三十八、格差解消が四百三十九品目、その他で、合計七百七十八品目、減税額が百二十億円余り、こういう趣旨の改正案が提出されておるわけでありますけれども、この関税改正のねらいはどこにあるのか、これを関税局長にまず伺いたいと思います。
【次の発言】 いま局長から改正の柱について答弁をいただいたのですが、今年度の、昨年度から引き続いた不況に基づいて、国民生活を安定するためには、物価安定ということが一つ大き……

第68回国会 大蔵委員会 第7号(1972/03/17、32期、公明党)

○松尾(正)委員 燃料税法案について、最近航空事故が非常に多発している、さらに航空公害等が全国的に増加している、こういうことで、この防止のためにはいままで保護されておった航空企業等はもう整理して、課税してもいいのではないか、こういう点から出発したわけです。したがって、安全確保をはかるということが第一、それから空港周辺住民の生活環境を整備する、こういうことが第一義でなければならないと思うのです。ところが、公害対策に万全を期すべきである、あるいは保安に十分でなければならないというこの二つの重要な目的が看板になってしまって、何となしに今度は燃料に課税されたから値上げをするのだ、収益を上げるために国民……

第68回国会 大蔵委員会 第8号(1972/03/21、32期、公明党)

○松尾(正)委員 大臣にお伺いします。  今度の租税特別措置の一部改正の理由説明によりますと、当面の経済情勢、社会情勢に即応した改正である、こういうふうにいわれておりますが、当面の改正であるということはそのとおりだと思います。  そこで、この問題に入る前に大臣に考えを伺いたいのは、すでに経済企画庁等におきましても、新全国総合開発計画の総点検、洗い直しをやらなければならない時期に来ているということで、年内じゅうに中間報告を目ざして開始をしております。さらにまた通産省等におきましても、円対策の柱として総合輸入政策ビジョン、こういうものを手がけ、すでに一部発表しておる、こういう段階にあるわけでありま……

第68回国会 大蔵委員会 第9号(1972/03/22、32期、公明党)

○松尾(正)委員 昨日の大蔵大臣への質問で、現在、租税特別措置が百四十八項目ある、こういうことがはっきりしました。この百四十八項目の租税特別措置については今後縮小すべきではないか、こういう質問に対して、総理大臣は、その方向で進めたい、また大蔵大臣も昨日は、項目を縮小していきたい、そういう方向で進める、こういう答弁があったわけです。そこで縮小していく方向でありますが、私は現在までの経過を見て、これは主税当局の能力はもちろん高く評価します。しかし主税当局だけでは、これは物理的にとうてい不可能であろう、こういうふうに考えますし、さらにまた税制調査会においても公正な線を出すということは、企業代表等があ……

第68回国会 大蔵委員会 第10号(1972/03/24、32期、公明党)

○松尾(正)委員 関連して。大臣のことばとしてはこれは非常に穏やかでないと思う。本会議で、まだわずか一週間ばかり前です。今年度の不況というものは外貨の蓄積あるいは現状を見て相当暗いではないか、こういう前提で、所得税減税を今年度やったやったというけれども、実際にはやっていない、したがって、これは直ちにやるべきである、最悪の場合には補正を組んででもやるべきだ、こういう質問が、社会党も公明党も民社党も野党からそろって出た。その場合に総理大臣も大蔵大臣も、見通しについてはそういう暗いことはない、したがってそういう考えはない、こういう表明をしておって、わずか十日足らずの間に財政の主管大臣が景気が暗くなれ……

第68回国会 大蔵委員会 第13号(1972/04/03、32期、公明党)

○松尾(正)委員 ただいま議題となりました附帯決議案につきまして、提出者を代表して、その趣旨と内容を簡単に御説明申し上げます。  案文は、お手元に配付してありますので、朗読は省略させていただきます。  まず第一は、租税特別措置全般にわたって根本的に洗い直しをし、その整理縮小につとめるべきであるということであります。現行の制度がきわめて複雑であり、項目数も多くなっていることは周知の事実であり、中には漫然と継続されて既得権化しつつあるものもあって、租税制度のあり方や負担の公平の見地から当然見直すべきものであります。また、現在は、これまでの産業貿易振興政策から国民福祉政策への転換期でありますから、政……

第68回国会 大蔵委員会 第16号(1972/04/11、32期、公明党)

○松尾(正)委員 最初に伺いますが、空港整備五カ年計画が閣議決定をされておりますけれども、このねらいは何ですか。最初にそれを伺っておきたい。
【次の発言】 いまお答えがあったように、私は、今度の五カ年計画のねらいというのは空港の整備――整備をするというのは、保安を中心にした整備ですね。それからもう一つは、いま論議されている騒音対策、こういったものが中心ではないかというふうに感ずるのですが、そうじゃないですか。
【次の発言】 そうしますと、現在、東京国際新空港の建設には、もう流血の惨事まで起きて反対があった。それからこれに対する新幹線に対しては、ものすごい地方自治体の反対がある。さらに関西の国際……

第68回国会 大蔵委員会 第18号(1972/04/14、32期、公明党)

○松尾(正)委員 通産大臣に、時間が短いので基本的な問題を伺っておきたいのですが、いまのエネルギー供給源の分散化というためには、OPECとの直取引という問題も避けがたい問題だろうと思う。大臣は、避けがたいことだというお話ですけれども、むしろ私は積極的にこれは進めなければならないだろうと思う。ただし、メジャーを刺激するようなことがあってはいけませんけれども。これは世界的な流れと言ってもいいと思います。ですから、これを避けがたい状態だというので向こうからの出方を待つのでなく、こちらとしても何らか具体的に進めていく方途はあるのじゃないか。どういう方向でこれを進めていかれるか、その基本的な考え方を、た……

第68回国会 大蔵委員会 第19号(1972/04/18、32期、公明党)

○松尾(正)委員 石炭対策特別会計法の改正について、先日大臣に基本的な問題を伺いましたが、この中で一つ、石炭審議会が、今度答申を出すための見当として、五十年度の出炭量について中間のたたき台をつくって、これで検討しておりますが、なかなか出炭側、それから需要者側と、これらの意見の相違があって非常に難航している、こういうことでありまして、通産省としては何とか五十年度二千万トンの線で妥協点を見出していきたい、こういう通産大臣の答弁がありました。しかし、やはり需要者側等の公害その他を考えると、相当むずかしい問題ではないかと思うのですけれども、この点についてもう少し、どういう方向で協調を進めていきたいのか……

第68回国会 大蔵委員会 第22号(1972/04/25、32期、公明党)

○松尾(正)委員 最初に、銀行局長に伺いたいのですが、いま連日の新聞に報道されております、いわゆる大企業の土地の買い占めという問題があります。これは非常に大きな問題でありまして、結局その原因となっているものが金融緩和のゆがんだ姿である、こういう批判があるわけです。これについて日銀の調査によると、金融機関が不動産業へ貸した資金は昨年末現在で二兆三千億、一年前に比べて一兆円もふえている、こういったことや、さらに読売新聞の調査でも、ここ一、二年間に表面化した土地買い占めだけでざっと三億平方メートル、動いた資金が約一兆円、買い占めの対象となった土地は、現在日本全体の人の住むことのできる土地面積の三十五……

第68回国会 大蔵委員会 第28号(1972/05/17、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私の党としては、この税三法についてはきょうは最後になりますので、大体総まとめという意味で簡潔に伺いたいと思います。  まず、三法の具体的な問題につきましては、特にただいまの退職所得控除の引き上げその他については、まれに見る水田大蔵大臣の歯切れのいい答弁をいただいたのですが、どうかこれは低所得層に恩典を与えなければならないという意味で、積極的にひとつ実現をしていただきたいということを要望しておきます。  それから、所得税の減税でありますが、これにつきましてもぜひやりたいという先日の竹本委員に対する答弁、ただいまの広瀬委員に対する答弁等で、年内減税も含めて努力をしたいということで……

第68回国会 大蔵委員会 第30号(1972/05/23、32期、公明党)

○松尾(正)委員 開銀法の質問に入る前に一つ外務省に伺いたいのですが、発展途上国の経済協力ということは非常にむずかしい問題であります。しかし、国連でも六〇年代を、国連開発の十年としてその実績を積み上げてきた。さらに七〇年代に入っていよいよ第二次国連開発の十年として出発したわけでありますけれども、確かに六〇年代十年間の援助の効果、これは量的ないし部分的には効果があったということは認められるところでありますが、しかしこの援助目的の一つである南北格差是正という面から見ると、大きな反省をしなければならないということがいわれております。その反省をしなければならないという具体的な点はどういうところにあるの……

第68回国会 大蔵委員会 第31号(1972/05/24、32期、公明党)

○松尾(正)委員 この外貨緊急対策を中心にして、この委員会で大蔵大臣に緊急に質問を行なうということがけさ論議されたのですが、委員会における手続については先ほど堀委員からもきびしく指摘がありました。一方同じ国会の委員会の商工委員会ではこの要綱案というものを中心にして審議をする。ところが肝心な大蔵委員会ではこの要綱案がない。まあ現実には先ほどの堀委員はよそのものを入手して、これに基づいて質問をしたけれども、われわれはこれはない。こういうことについては先ほどのきびしい指摘がありましたように、これは十分に反省していただきたいということを強く要望したいのです。といいますのは、この外貨対策については大蔵委……

第69回国会 大蔵委員会 第4号(1972/10/17、32期、公明党)

○松尾(正)委員 午前中から補正予算についての論議がいろいろ行なわれたわけでありますが、重複する分は確認にとどめて、この点について私も一、二大臣に伺いたいと思います。  まず、追加の規模が六千五百億円、このうち税を見込んだものが三千億、残りを国債に、こういうことでありました。この中身につきましても、公務員給与の引き上げに充てるもの、災害復旧費に充てるもの、その他公共事業に大幅な追加をしたということが問題になって論議されたわけでありますけれども、この公共投資一般の伸び率、それから生活環境の伸び率について、まず事務当局からでもけっこうですが、伺いたいと思います。

第70回国会 大蔵委員会 第3号(1972/11/08、32期、公明党)

○松尾(正)委員 私もいまの広瀬委員の意見と同感であります。政府は第三次円対策としての法律案を提出して審議してまいりましたが、いままでの質疑で明らかになったことは、この法案で政府は円切り上げを回避できるというきわめて甘い見通しをしておりますけれども、その内容がきわめて不備なものである、円切り上げは避けられないのではないかという点、さらに野党から各種補足すべき指摘があったにもかかわらず、あえてこれを行なおうとしない。したがって、わが公明党は従来から、小手先の外貨減らし策では効果がないこと、成長第一、輸出優先、産業優先の経済政策を国民福祉優先に経済構造を転換して、総合的な対策をもって切り上げ回避を……


各種会議発言一覧

32期(1969/12/27〜)

第63回国会 予算委員会公聴会 第2号(1970/03/04、32期、公明党)

○松尾(正)委員 非常に時間も経過しておりますので、私は何点か準備しましたが、二点だけにしぼって井手公述人にお願いしたいと思います。  非常に貴重な御意見を伺いましたが、特に私は、国の財政については詳しく伺ったのですけれども、地方財政の問題です。シャウプ勧告の例を引かれて地方水準の引き上げということを言われましたけれども、まさしく私は、この地方団体の水準、地方財政、地方行政の水準というものに大きな問題があると思います。それで、地方財政それから地方税について改革の必要が今後あるかどうか、この点について簡潔に一点お願いしたいと思います。それからもう一点は税の方向でありますけれども、予算委員会で論議……

第65回国会 大蔵委員会公聴会 第1号(1971/05/10、32期、公明党)

○松尾(正)委員 最初に一点今野先生に伺いたいのですが、まず先生からは冒頭に、本自動車重量税法案については修正ないしきびしい条件で、複雑な気持ちで賛成なんだ、こういうおことばがございました。しかし、先生の御意見と、それからただいまお答え等を伺っておりますと、どうも、どういう点に賛成をなさるのかという点が私にはわからなくなりまして、むしろ全部反対じゃないか、こういうふうに私は伺ったわけです。交通機関にとにかく高額の税金をかけることは問題だ、こういう御意見ございましたですね。これも結局、先生はこういうことは反対だという御意見であろうと思うのです。ただ、その高額の税金をかけるのが反対だという趣旨が、……

第65回国会 予算委員会第五分科会 第6号(1971/02/25、32期、公明党)

○松尾(正)分科員 私は、国鉄の中で特に都市鉄道、これを中心にした安全対策等について問題点をあげて、都市鉄道のあり方について伺いたいと思います。  そこで、まず国鉄に伺いたいのですが、昭和四十二年以降の国鉄の事故のうちに、こまかくは時間の関係で省きますが、特に内部と外部踏切事故に大別した推移を聞かしていただきたい。
【次の発言】 いま伺いましたように、内部事故は非常に少なくなっている。これはもう国鉄があげて努力をしているという点は認められるのですが、逆に踏切事故のほうを見ますと漸増しております。特に四十三年、四十四年度を見ますと二百二件も増加をしておりますね。これは何を物語っているかといいます……

第65回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1971/02/20、32期、公明党)

○松尾(正)分科員 私は、基地返還問題を中心にしまして、特に軍転法との立場から二、三問題をしぼって伺いたと思います。  御承知のように、昨年末に日米安全保障協議委員会において基地の縮小並びに解雇等が取りきめられて以来、横須賀市におきましては五千名をこえる解雇、家族を含めて二万名、さらに特殊地帯として基地周辺の関連企業、いわゆる外人バーその他、こういうこと、さらにまた横須賀としては生命ともいえる艦船修理部の返還、これらが取りきめられまして以来、まあ市としては市の将来を形づける大きな転換期だ、こういうような意味を含めて非常に動揺と心配とぜひ善処方をお願いしたいという、こういうものをもっていま推移し……

第67回国会 沖縄及び北方問題に関する特別委員会内閣委員会地方行政委員会大蔵委員会連合審査会 第1号(1971/12/07、32期、公明党)

○松尾(正)委員 沖繩復帰を前にしまして、いろいろ問題点がございます。私は、まことにじみな点でありますけれども、復帰にあたっての非常に大事な点、すなわち、沖繩の企業のすみやかな育成振興という面と、それから国民生活の基礎ともいえる住宅の問題、二点にしぼって伺いたいと思います。  まず最初に山中総務長官に伺いたいのですが、沖繩の振興開発に欠かすことのできない一つとして、沖繩の中小、特に零細企業、これらの育成、合理化ということがあげられると思う。ところが、実情は、御承知のとおりに、非常に規模が小さい、資本力がない、金利の負担力がない、これらのむずかしい問題があげられておるわけです。復帰にあたっての建……

第68回国会 運輸委員会地方行政委員会大蔵委員会社会労働委員会農林水産委員会物価問題等に関する特別委員会連合審査会 第1号(1972/04/26、32期、公明党)

○松尾(正)委員 本日のしんがりでありますので、私は簡潔に進めてまいりたいと思います。  まず、この膨大な累積赤字をかかえた国鉄、一方国民の足を守るという非常に重大な使命があるわけであります。したがっていろいろ問題はある。私は時間がありませんから、この中で特に首都圏並びに大都市圏の鉄道、いわゆる都市鉄道のあり方について運輸大臣の考え方をただしたいのですが、私は今日まで見る限り首都圏に対する鉄道のあり方、特に国鉄のあり方は、住民に対して意見を聞いているものでない、こういうふうに判断せざるを得ない。といいますのは、まず国鉄の第一次、第二次計画、三十二年から三十九年の八年間に東京、大阪付近の国電区内……

第68回国会 予算委員会第二分科会 第4号(1972/03/23、32期、公明党)

○松尾(正)分科員 いま、米軍基地の早期返還という要求は、沖繩はもちろん、全国民の強い要請であることは御承知のとおりであります。特に、横須賀、長崎、佐世保、呉という旧軍港都市、この関係は、それぞれの都市の枢要部分を接収されているということで、したがって、この返還の時期並びに返還の方法等が、それぞれの都市の今後の方向を大きく左右する宿命にある点は御承知と思います。したがって、基本的に軍転法の精神を生かすべきである。この旧軍港都市については、旧軍港市転換法の精神をどこまでも基本にして、生かして、そして返還の時期とか方法をきめていくべきである。こういうふうに考えるのですが、まず最初に、防衛庁長官か、……


※このページのデータは国会会議録検索システムで公開されている情報を元に作成しています。

ページ更新日:2024/01/28
データ入手日:2023/12/26

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