泉山三六 衆議院議員
23期国会発言一覧

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このページでは泉山三六衆議院議員の23期(1947/04/25〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は23期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院23期)

泉山三六[衆]本会議発言(全期間)
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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 衆議院本会議 第9号(1948/11/11、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 松澤議員の私に対します御質問にお答え申し上げます。  私に対する御質問は、人事委員会の提唱によります官公吏の新賃金ベースは六千三百七円である、これは妥当と思われるが、それに対しまして……
【次の発言】(続) 財務当局は五千三百円の説をなすが、その論拠はいずれにありや、さようなお尋ねであつたように承るのであります。私は今日、人事委員会の御提案に対して自分の計数的の意見を申し述べたことはないのであります。しかしながら、私は財務当局といたしまして、その財政上におきます負担の程度、これが國民経済に及ぼしますその影響、各般の影響を勘案いたしまして、目下愼重に研究をいたしておるの……

第3回国会 衆議院本会議 第10号(1948/11/12、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 赤松議員の私に対しまする御質問は三点であつたように存じます。第一点は新給與ベースははたして何ほどを妥当とするか。第二点は、しからばその新給與に関する予算はいつごろ國会に提出するのか。第三点はその新給與予算の財源は、これを何に求めるか。以上の三点と承つたのであります。しかるに、以上の三点は、その間に緊密なる相関関係がございますので、私は一括して御答弁を申し上げたいと思のであります。  官公吏の給與の改訂の問題は、政府といたしましても、まことに刻下の急務と考えられますので、できるだけすみやかにこれに関連する予算案を提出する方針のもとに、鋭意諸般の準備を急ぎつつあるのであり……

第3回国会 衆議院本会議 第11号(1948/11/13、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 野老さんのお尋ねにお答え申し上げます。全官公労の要求でありまする新ベース七千三百円案につきましては、政府といたしましては、今日の段階において、それは高過ぎると思うのであります。何となれば、今日各般の情勢、すなわち國家財産並びに國民経済との調和の点にかんがみまして、これはあまりに高い、かように考えておるのであります。  右、お答え申し上げます。
【次の発言】 相馬議員のお尋ねにお答え申し上げます  私に対します御質問の第一点は、人事委員会におきまして示されました新給與ベース六千三百七円は高過ぎると言つたかどうか、さようのことに承つたのでありますが、先刻私が申し上げました……

第3回国会 衆議院本会議 第13号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) ただいまの御決議の御趣旨は、とくと了承いたしました。政府といたしましても、國家公務員諸君の生活の現状にかんがみ、こういう給與の改善は刻下の急務と考えておりますので、十分ただいまの院議を算重いたして、でき得る限りすみやかにこれに関連する予算案を提出する方針のもとに、鋭意各般の準備を急ぎつつあるのであります。  右、御了承願います。
【次の発言】 ただいま御決議の御趣旨は、よく了承いたしました。災害復旧の問題は、國民あげての関心事でございます。特にその施行については、地域によりましては時期的関係もございますので、政府といたしましては、時を移さず應急対策といたしまして、既定……

第3回国会 衆議院本会議 第14号(1948/11/17、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 米窪議員の私に対しまする御質問は、おおむね左の七点かと思うのであります。すなわち第一には、わが吉田内閣ははたして自由主義経済をもつて貫くのであるかどうか、さようのことであります。第二点は、その経済政策は生産第二主義をもつてやるのかどうか、第三におきましては、なおこれらの政策を貫く上に、いわゆる前内閣当時の経済十大原則は、これを踏襲するものであるかどうか、第四には、しかしてその財政並びに金融政策におきまして、はたして赤字金融、赤字財政は…
【次の発言】(続) これを認めるものかどうか、それが第四点、第五点といたしましては、インフレ收束の政策ははたしていずれにありや、しか……

第3回国会 衆議院本会議 第15号(1948/11/18、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 北村さんの御質問にお答えいたします。大藏大臣として、また安本長官として、質問が区々にわたつておりましたので、私はこれに対して一括御答弁を申し上げたいと思うのであります。  まず、インフレ收束の構想いかん。かようのことでございましたが、インフレ收束の要諦は、ひつきよう生産の増強と通貨信用の維持確立にあるのであります。これがためには、さきに前内閣当時におきまして発表せられましたる経済安定十原則の線、これを貫くことは、わが内閣といたしましても、その方針であることは、先般声明いたした通りでございます。(拍手)しかしながら、その具体的の施策の展開に至つては、そのときどきの経済状……

第3回国会 衆議院本会議 第16号(1948/11/19、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○国務大臣(泉山三六君) 笹森議員の私に対しまするお尋ねは、おおむね三点かと思うのであります。第一には、國家公務員に対する新給與についての予算は、これを公務員法の改正と同時に提出すべきではないか、第二に、右予算の財源はこれを何に求むるものであるか、第三に、さらに追加予算のうちには、災害復旧費並びに農業災害保險に関する経費を予算化すべきではないか、かようの点であつたかと思うのであります。  まず第一点につきましては、國家公務員法の改正案は、先般のマ書簡に示されましたところを法律化せんとするものでございまして、新らしい國家公務員のあり方を示すものであるのであります。給與ベースの問題は、公務員の生活……

第3回国会 衆議院本会議 第17号(1948/11/20、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 岡田議員のお尋ねにお答え申し上げます。私に対する御質問の第一点は、本國会中に新ペースを決定する意思ありやいなや、第二点は、新給與ペース予算の財源はこれを何に求むるや、かようの点であつたのであります。  まず第一の御質問に対しましては、新ベースは本國会中にこれを決定いたすべく、目下鋭意その準備を進めておる次第でございます。なおこれに関連いたしまして、人事委員会の提案にかかります六千三百七円は、とうていこれはのめない。かようのことを私の話としてお話いたされたのでございましたが、かようなことは、私は本議場で申し上げておらないのでありまして、私の申しましたのは、全官公労の御要……

第3回国会 衆議院本会議 第18号(1948/11/22、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 成重さんのお尋ねに対しまして、簡單にお答え申し上げます。  御質問の第一点は、中小企業の金融、昨今の金詰まりを、いかにして打開するかという問題と承るのであります。中小商工業に対しましては、まず一般の金融機関からの融資に努めますとともに、なおこれを補足いたしますために、中小商工業金融に適当なる特別の金融機関の設置につきまして、かねてよりその方途を研究いたして参つたのでありますが、恒久的なる措置は、金融制度の全面的改正とにらみ合せて、これを險討いたすことといたしました。とりあえずの措置といたしまして、復興金融金庫の代理貸し制度、補償融資の制度を活用いたします等、まことに必……

第3回国会 衆議院本会議 第19号(1948/11/24、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) ただいま御決議の御趣旨は了承いたしました。石炭購資入金並びに寒冷地給の支給に関しましては……。 北海道その他の寒冷積雪地におきます生活の実情にかんがみ、政府といたしましては早急に措置すべき重要なる問題と考えておりますので、できるだけ早い機会にこれが成案を得べく、目下関係方面との間に折衝中でございまして、追加予算の編成ともにらみ合せ、十分御決議の御趣旨に沿うよう努力いたしたい所存でございます。  右、御了承を願います。
【次の発言】 先ほど、寒冷地におきましての暖房用手当並びに石炭手当その他の手当等につきまして、の決議案に対しまして、私は政府といたしましての決意を申し上……

第3回国会 衆議院本会議 第20号(1948/11/25、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) ただいま川合さんから、るるその蘊蓄についてお示しがあつたのでございまするが、御質問が多岐にわたりましたので、あるいは私、聞漏しがございますようでございましたら、どうぞ御遠慮なく再質問をお願いいたします。  まず御質問の第一点は、民自党は間接税中心主義を唱えておるが、これは取引高税の廃止とは理論的に矛盾するではないか、かようなお尋ねであつたかと思うのであります。民自党は、決して間接税中心をとるものではございません。また直接税を軽視することはないのであります。政府におきましてもまた同様でございます。取引高税の撤廃は、同税が悪税として今日天下の輿論と相なつておりまする現実に……

第3回国会 衆議院本会議 第25号(1948/11/30、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 本内閣は、成立の当初より、政府職員の給與改善の問題は、國家公務員法の改正と相関連いたしまして、緊急やむを得ざる事案として、鋭意その実現に努力し來つたのでありますが、昨日、政府職員の給與改善費を含む昭和二十三年度補正予算を本國会に提出する運びと相なりました。なお、さきに本院におきまして全員一致をもつて要望せられました災害復旧に要する経費を、この際あわせて計上いたしました。  右補正予算の内容につきましては……。
【次の発言】(続) 予算委員会等におきまして詳細なる御説明をいたす考えでありますが、財政困難の現状におきまして、一方におきましては健全財政の方針を堅持しながら、……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 衆議院本会議 第3号(1948/12/04、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) ただいま、吉田内閣総理大臣より、本内閣の施政の根本について述べられたのでありまするが、私は経済安定本部総務長官として、この機会に、今後における経済並びに財政施策の根本となるべきものにつきまして、いささか所信を申し述べたいと存じます。(拍手)  終戰後すでに三年有余を経過いたして、わが國経済は、終戰当時の混乱状態から脱却いたして、緩慢ながら漸次回復の道をたどつて参りましたことは、占領軍当局の好意ある援助によることはもちろんでございまするが、また國民各位の困苦欠乏に耐え、不断の努力を傾注せられました結果でありまして、まことに御同慶にたえない次第であります。しかしながら、わ……

第4回国会 衆議院本会議 第5号(1948/12/07、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) まず、統制の撤廃についてのお尋ね並びに御心配についてお答え申し上げます。  統制撤廃は本内閣の根本方針であります。その具体的政策におきましては、当面いたします生鮮食料品につきまして、特に野菜類につきましては、目下具体的政策をもちまして、せつかく関係方面との間に折衝中に属するのであります。  次に、供出完了後の米の自由販賣につきましても、米穀の需給の推移ともにらみ合せながら、その実行の時期並びに方法について、せつかく考究中であることを、御了承願いたいと思うのであります。  なお、料飲店の再開の問題につきましては、その統制がいかにも困難なる事情にあります。その事実に徴しま……

第4回国会 衆議院本会議 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 原議員にお答えを申し上げます。  社会党を代表せられまして、たとい野党といえども、是を是なりとし非を非なりとする、さようの御見解には、敬意を表するものであります。(拍手)しかるところ、國家公務員諸君の新賃金ベースに関しまして、政府がその改善に熱意を欠く、またはなはだしきは、五千三百三十円のベースはまことに冷酷なる態度であるというのは、まつたく言われなき批判であるといわなければならないのであります。政府におきましては、本新資金ベースを決定いたしまする場合に、本新賃金ベースが高きに失するときにおきましては、必ずや民間の資金の上に悪影響を及ぼしますことは、火を見るよりも明ら……

第4回国会 衆議院本会議 第7号(1948/12/09、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 中崎議員のお尋ねにお答えいたします。  まず、本内閣において、片山内閣当時において発表せられたるがごとき経済白書のようなものを出されてはどうか、かようのことでありましたが、ただいまにおきましては、その必要を認めておらないのであります。もし必要ある場合におきましても、いたずらに國民に暗い影をもたらすかようのものは発表いたさないつもりであります。  質問の第二点は租税に関する問題で、御質問が多々あつたのでありまするが、大衆課税をいろいろやつておるではないか、かような話でありましたが、これは申し上げるまでもなく、たとえば鉄道料金の引上げ、郵便料金の引上げ等のごときは、これを……

第4回国会 衆議院本会議 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 梅林議員のお尋ねは、おおむね三点にあつたやに伺いました。  第一点、私の財政演説には建設的の方策がないではないか、その財源の捻出にあたつて安易なる水増し政策を講じているではないか、その結果はインフレを高進し、生活不安を増加すると思わるるが、安本長官の所見いかん、たいへん長いお尋ねであります。政府の財政金融政策の基本は、健全財政と健全金融の方針を堅持することはもちろんであります。従いまして政府は、今團の追加予算の編成にあたりましても、歳出をできるだけ圧縮いたしまするとともに、その反面におきまして、財源は確実なる租税上の措置にこれをまつことといたしたのでございまして、今回……

第4回国会 衆議院本会議 第11号(1948/12/13、23期、民主自由党)【政府役職:大蔵大臣・経済安定本部総務長官・中央経済調査庁長官・物価庁長官】

○國務大臣(泉山三六君) 御質問の第一点、自由と統制の限界につきましては、要するに当該物資の需給状況がどの程度の均衡を保たれておるか、またそれが不均衡の場合において國民経済にいかなる影響があるか等によつて決すべきでありまして、一般的また抽象的なる限界線を設くべきではないと考えるのであります。すべからく、個々の物資のそれぞれにつきまして、その需給状況、將來の見通し、また外國よりの援助との関係その他を愼重に檢討して、個別的にこれを実践に移したいと考える次第であります。  御質問の第二点、生産の増強につきましては、原料の輸入並びに國有し現の生産増強に努力いたし、まず資材及び動力の供給の増加をはからな……

泉山三六[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院23期)

泉山三六[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第1回国会(1947/05/20〜1947/12/09)

第1回国会 財政及び金融委員会 第50号(1947/12/08、23期、日本自由党)

○泉山委員 私は財閥同族支配力排除法案につきまして、特に所管大臣に對しまして、二、三お尋ねいたしたいと思うのであります。まず第一に本法の第二條第二項についてでありまするが、すなわち右の第二項におきましては、本法の對象となる財閥會社につきまして(イ)、(ロ)、(ハ)の三つの場合を規定しておるのでありますが、(イ)、(ロ)の場合におきましては、まず時間的には、昭和二十年九月二日におきまして現存する會社でありまして、また資本的には、資本金額は一千萬圓を超える大會社に限られてございますが、(ハ)の場合には、この點が必ずしも明確ではないように思うのであります。すなわち(ハ)の場合におきまして、内閣總理大……


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 厚生委員会 第4号(1948/11/24、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 榊原さんのお尋ねにお答え申し上げます。國民健康保險の育成発展の問題は刻下の急務であるとは考えます。なおまた関係方面からの要請に從つて、その今日あるものであることは深く了承いたしておるのであります。しかしてこれに即應すべき予算の問題についてのお尋ねでございますが、その点につきましては均衡財政の見地から、その鉄則のもとに財源と見合わしまして、これが計上をはたしてどの線にまで持つて行けるか。かようなことで実は今日ただいま折衝中であるのでございまして、さような意味合いにおきまして、厚生大臣からも決定的なお答えができなかつたものと拜承いたしておるのであります。從いましてその計数的なお答え……

第3回国会 災害地対策特別委員会 第5号(1948/11/20、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 ただいま委員長からお話がありましたが、災害復旧費の予算化の問題につきまして、私から率直にお答え申し上げます。  災害復旧の問題は、先般國会におきましても、満場一致をもつて決議せられました通り、國会として、また國民としてまことに深き関心を持つておる問題と、かように思うのであります。これが予算化につきましては、この國民的及び國会の意思を反映せしめまして、十分これに沿うがごとき配慮をいたしておるのでございます。しかしながら、ただ問題は、財政の方面におきまして、今日は均衝財政の強き鉄則のもとに、あらゆる歳出またはこれに見合うべき財源を総合的に観察考慮をいたしました上に決定せられるのでご……

第3回国会 人事委員会 第7号(1948/11/20、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 お答え申し上げます。新給與ベースの問題は、御承知の通り人事委員会の御提案を基礎といたしまして、政府の見解を今日その結論に到達いたすべく努力をささげておる次第でございます。しこうして、おおむねその結論も近きにあるものと期待いたしておるのであります。しかしながら、ただいま生悦住さんの御要求に、十分の御期待に沿いかねます点は、その裏づけをなします予算の面におきまして、いまだ正確なる予算計画が成立いたしておりませんので、この点はどうぞ御了承願いたいと思うのであります。
【次の発言】 お答え申し上げます。公務員の新給與の設定の問題に関連して、物價を改訂する考えは持つておりません。なお賃金……

第3回国会 人事委員会 第8号(1948/11/22、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 政府は本年の七月の所得税の改正によりまして、賃金、物價等の変動に應じまして、税率の引下げ、基礎控除、家族控除の引上げ等の措置を講じたのでございまして、これにより勤労者の負担は相県緩和したと考えられるのであります。今般給與ベースが改正されることになりますれば、賃金物價等の総合的事情と関連を保ちながら、その推移に即應して、勤労者の所得税負担を適正ならしむるよう格づけしなければならない。かように考えております。
【次の発言】 ただいまお答え申し上げたのは、その点に関連してはつきりと申し上げたのでありまして、もう一度申し上げます。今般給與ベースが改訂されることになれば、賃金、物價等の総……

第3回国会 人事委員会 第11号(1948/11/26、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 農地委員会の書記の方々の三十八億の農林省の要求につきましては、これを圧縮する必要があつたのでありまして、かれこれ財源の方面とにらみ合せましてこれを査定をいたすのは、私からあえて御説明申し上げるまでもなく、予算編成上まことに万やむを得ない必要にせまられたのであります。しかしながらその実情につきましては、十分これを了承いたしておるのでございます。
【次の発言】 赤松さんのお尋ねにお答え申し上げます。新給與ベースを予算化いたしまして、またその他現段階におきまして、どうしても追加予算として提出せざるべからざる費目につきまして、これを追加予算として提出すべく、鋭意政府において努力を重ねて……

第3回国会 大蔵委員会 第4号(1948/11/18、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 川合さんのお尋ねにお答えいたします。過日読賣新聞紙上に、ただいまお示しのような記事のありましたことは、私も承知いたしております。しかしその事実については私はまだ確たる報告を承つておりませんが、しかしただいまお示しの通り、さような事実がありとすれば、遺憾のきわみであります。今後絶対ないように指導したいと思いますので、さよう御了承願います。
【次の発言】 お答え申し上げます。タバコの收入につきましては、これは率直に申し上げまして、予算に対しまして何ほどかの減收になりはしないか、かような心配がせられておつたのであります。しかし当局といたしましては、この状態にかんがみまして、先般も全國……

第3回国会 大蔵委員会 第6号(1948/11/22、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 ただいま議題となりました金資金特別会計法の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由を御説明申し上げます。  金資金特別会計におきましては、資金の運用といたしまして、貴金属の賣買操作を行つておりますが、この操作を行うにあたりましては、産金法等によりまして、新産の貴金属は、全部買上げを要するとともに、買上げ貴金属の國内消費向けの拂下げにつきましては、連合國司令部の承認を必要とし、同司令部よりは、四半期ごとに國内消費の必要最小限度の拂下げを数量を指定いたされますので、貴金属の買上げ金額は、常に手持貴金属の拂下げ金額を超過しておる状況であります。從來この賣買の不均衡から生ずる資金の……

第3回国会 大蔵委員会 第11号(1948/11/28、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 一本為替の問題につきまして、川合さんにお答え申し上げます。ただいま大屋商工大臣よりるる申し述べられましたが、私はまつたくその所見を一にするものでございます。以上で御了承を願います。
【次の発言】 よく私にはわかりませんから、政府委員をしてお答えいたさせます。
【次の発言】 拜承いたしました。
【次の発言】 佐藤さんにお答え申し上げます。目下関係方面との間に追加予算については折衝中でございますが、その中に新賃金ベースの財源といたしまして、タバコの値上げを含むものか、どうかかようなお尋ねでございますが、新賃金ベースの財源としてさようなものを見込んでいることはないのであります。

第3回国会 予算委員会 第3号(1948/11/27、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 お答え申し上げます。ただいま追加予算のこれまでの経緯につきまして率直に申し上げました通りでございまして、目下関係方面と鋭意折衝中でございます。從いまして近き將來においてこれを提出する、かようなことを申し上げ得る段階にございます。
【次の発言】 田中さんに重ねてお答え申し上げます。本國会に間に合いますように鋭意努力をいたすつもりでおります。
【次の発言】 さように御了承を願います。
【次の発言】 田中さんにお答え申し上げます。國家公務員諸君に対します給與につきましては、これが予算化について鋭意努力を重ねておることは、前刻申し上げた通りでございますが、政府といたしましては國家公務員……


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第4回国会(1948/12/01〜1948/12/23)

第4回国会 人事委員会 第4号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 ただいま議題となりました昭和二十三年十一月以降の政府職員の俸給等に関する法律案につきまして、提案の理由を御説明いたします。  最近の経済事情、ことに生計費の高騰による政府職員の困難な生活事情にかんがみ、すみやかにこれら職員の給與の改善をはかり、その生活を安定せしめることは、当面最も急を要するところであります。これがため、政府といたしましては、先般來財政、物價等諸般の事情を勘案しつつ、適正なる給與水準を決定すべく鋭意努力を続けて参りましたが、この間御承知の通り、臨時人事委員会から政府に対してこの問題についての勧告がございました。政府といたしましては、この勧告に示された政府職員の給……

第4回国会 地方行政委員会 第4号(1948/12/10、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 門司さんにお答え申し上げます。地方民主化のためには、政府におきましても熱意をもつてこれに当れ、その通りであります。その際にあたりまして、地方における財源の涸渇の実情につきましては深き認識を持つのであります。承れば六十名ばかりの市長諸君が財政難のためにやめたということでございますが、他の反面におきまして國家財政の困難な場合、私もまことにやめたい氣持でおるのでありまして、この点は國家財政についても深く御同情を賜わりたいと存ずるのであります。そこでたとえば自治体警察のごとき、待遇上その他の点で非常に不十分である点を御指摘なされたのでございまするが、私もさように思うのであります。御参考……

第4回国会 予算委員会 第1号(1948/12/02、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 さきに成立いたしました昭和二十三年度本予算は、その成立後における諸般の事情のため補正を必要とするに至り、政府は去る十一月二十九日第三國会に補正予算案を提出いたしたのでありますが、審議未了となりましたので、ここにあらためて一般会計予算補正第二号及び特別会計予算補正特第二号として提出いたすことになりました。  その内容は、まつたく同一のものでありまして、すでに私及び政府委員から大要についての御説明を申し上げておるのでありますが、これを多少敷衍いたしまして、概要の御説明を申し上げたいと存じます。  提出を要するに至りました基本的事情の第一は、一般賃金水準の上昇であります。御承知のよう……

第4回国会 予算委員会 第2号(1948/12/03、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 昨日本委員会におきまして、田中委員より、特に議事の進行に関し御発言がありました。この件に関しまして、すなわち官公吏諸君の新給與に関する法律案はこれをすみやかに提出するように、いつになるのか、かようのお尋ねでございました。政府といたしましては、昨日も小澤國務大臣から御答弁申し上げました通り、昨夕以來閣議を開きまして、さつそく結論を得、その結論に基きまして、今日これを関係方面に提出いたすことに相なつたのであります。從いましてその御了解が得られ次第、これを本國会に提出する、かようの運びと相なるのでございます。從いましてもし本日中にも御了解を得られますようならば、本日中にこれを提出する……

第4回国会 予算委員会 第3号(1948/12/04、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 ただいまの田中さんの御質問の要点は、要旨を確かめかねましたが、私昨日新給與法案の提出に関しましての答弁をいたしましたので、その限りにおきまして弁明をいたしたいと思うのであります。一昨日の田中さんの御質疑に対しまして、私より昨日、新給與法案は本日閣議を了し、ただちに関係方面との折衝を重ねてすみやかにこれを本國会に提出いたす、さようの弁明をいたしたのであります。しかるところ、すこぶる円滑なる経過によりまして、昨日すでに本法案はこれを本國会に提出いたしたのであります。以上御報告を申し上げます。
【次の発言】 お答え申し上げます。通貨の発行高につきまして、この年末における見通しにつきま……

第4回国会 予算委員会 第5号(1948/12/07、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 長野さんにお答えを申し上げます。刑務所関係の費用を苦しい財政の中から、実に六億七千万円の大額を計上いたしたのであります。まことに苦しいのであります。しかもただいま法務廳総裁から言われました通り、なおかつ足らない、かようのことでありますので、まことに遺憾千万に考える次第であります。しかしながら政府といたしましては、何らか將來に向つてはいろいろの施策を展開いたしたい、かように思うのでありますから、拔本塞源的に統制の撤廃その他によりまして、その方面の犯罪者をまず根本からなくする、かようのことも考えなければならないものと考慮いたしている次第であります。以上お答えいたします。

第4回国会 予算委員会 第6号(1948/12/08、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 お答えいたします。ただいまのお話はなるほど現在におきまして、さようの要望のあります向きは多々あるやに考えられるのでありますが、今日といたしましては、税の物納、かようのことはまだその段階にまで達しておらないのであります。がなおただいまの御質問もありましたので、よく研究してみたいと考える次第であります。
【次の発言】 お答え申し上げます。行政整理の問題は、ただいま宮幡さん御指摘の通り、今日財政上におきましても、最も重要なる課題の一つであります。これが断行は今日の問題として、これを取上げるべき要請に迫られておるのでありまするが、ただいまも御指摘の通り、その裏づけといたしまして、失業対……

第4回国会 予算委員会 第7号(1948/12/09、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 賃金の統制につきまして、これが必要である、かようのことではなしに、賃金安定政策は、今日の経済問題の結論的要素を含むものである、かように申し上げたのであります。しかしながら、ただいまのお尋ねにお答えいたしまするが、最近の経済事情を見まするのに、消費者の実効物價は停頓傾向にあるにかかわらず、名目賃金は依然として上昇の傾向にある。これはただいま御指摘の通りであります。從つて勤労者の実質賃金は相当に向上しておる現状であります。最近のかかる経済情勢を背景といたしまして、経済安定方策の一環として、賃金安定方策を講ずる必要があるのでございまして、実質賃金の充実した機会に、一層賃金の安定化をは……

第4回国会 予算委員会 第8号(1948/12/10、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 お答えをいたします。一本為替レートの設定につきまして、その時期の見通しにつきましては、いろいろ御意見はあるかと思うのでありますが、政府当局におきましては、ただいま商工大臣からも述べられました通り、これを確実に実施する、さようなことは今日考えておらぬのであります。從いましてこれが対策の準備は、さような意味合いにおきましては準備はいたしておりますけれども、まだこれを具体的に申し上げる段階には立ち至つていない、かようにお答え申し上げます。
【次の発言】 お答えいたします。ただいま井出さんのお話の中には、まず公務員諸君の新給與ベースを五千三百三十円に引上げた。かるがゆえにその賃金引上げ……

第4回国会 予算委員会 第9号(1948/12/11、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 林さんにお答えをいたします。きわめて簡明に……。新給與ベースにつきまして、人事委員会から新公務員法に即應してさらに勧告になりましたことは承知をいたしておるのであります。しかしながら政府といたしましては、たびたび申し上げております通り、政府は政府の立案でありまする五千三百三十円の原案が、今日におきまして最も適当であると、かようの信念の上に立ちます限りにおきまして、さようの修正はないものと考えておりますので、以上御了承願いたいと思うのであります。
【次の発言】 お答えいたします。ただいま林さんのお尋ねの中の人事委員会と申しますのは、臨時人事委員会というように実は私誤解をいたして御無……


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各種会議発言一覧(衆議院23期)

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第2回国会(1947/12/10〜1948/07/05)

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第6号(1948/06/10、23期、民主自由党)

○泉山三六君 山形縣西田川郡郡界に源を発する青瀧寺川下川水無川は増水の都度多大の土砂を流出し青瀧寺川はそのため灌漑上一大支障を來しつつあり、かつ近時の森林過伐によりますまず災害の公算が大である。ついては速やかに水無川の砂防工事を施行されたい。

第2回国会 国土計画委員会請願小委員会 第11号(1948/06/23、23期、民主自由党)

○泉山三六君 最上川の支流赤川は山形縣庄内平野を貫流し、潅漑用、発電用、工業用、飲料用等として重要河川であるが、山林の濫伐と水源地の荒廃のためしばしば沿岸地域に水、旱害による被害を與えているので、これが対策として大鳥湖に用水調節用の揚水門を設置したが、利用水量少なく、とうていその目的を達しない、ついては本川の上流大鳥川筋東田川郡大泉村大字荒澤地内に堰堤築設工事を施行されたい。


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第3回国会(1948/10/11〜1948/11/30)

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第2号(1948/11/15、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 川崎君にお答え申し上げます。人事委員会の御提案にかかる新賃金ベース六千三百七円は、理論生計費によつて建前ができている、かようなことを承つているのであります。私どもといたしましては、さらにこれを財政並びに経済全般にわたりまして、あるいは物價との関係、あるいは國民負担との関係等、より廣い視野に立ちまして、今日せつかく研究を進めているのでありまして、この点は多少人事委員会の幅と違う面があることを御了承願いたいと思います。
【次の発言】 お答えいたします。新給與ベースに関連いたします予算につきましては、本國会にこれを提出するように鋭意準備中でございます。新給與の問題は、申しまでもなく刻……

第3回国会 人事委員会労働委員会連合審査会 第3号(1948/11/16、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 安平さんのお尋ねに対しまして、私から事細かに申し上げたいと思います。問題は新給與ベース六千三百七円に対しましてのまず判定の問題だと思うのであります。新給與ベースは人事委員会におきまして、その計算の基礎は理論生計費によつたものである。かようなことを承つておるのであります。しかしながら政府といたしましては、総合的の観点から……。
【次の発言】 賃金ベースをきめる場合にも、あるいは生計費の問題であるとか、あるいは平均賃金の問題であるとか、いろいろ考察の点もございます。のみならずたびたび申し上げます通り、國民経済の金般及び國家財政の許す範囲、諸般の事情を研究いたしました結果、そう早急に……

第3回国会 労働委員会大蔵委員会運輸委員会連合審査会 第1号(1948/11/18、23期、民主自由党)【政府役職】

○泉山國務大臣 辻井さんにお答え申し上げます。それは今日の段階におきましてはまだ結論に到達いたしておりません。從つて事実ではございません。
【次の発言】 お答えいたします。新賃金ベースの問題は、申すまでもなく人事委員会によりまして、六千三百七円という御提案がすでに本月九日をもつてせられたのであります。しかしながらその御提案に関しましての算出の基礎とか、いわゆる説明資料に属しまするものは、実はきわめて最近に初めて政府側に連絡があつた、こういうような実情でございまして、われわれは今日この御提案について、ひとり大藏当局のみならず、各局におきましてもいろいろ檢討を重ねておる、かような段階でございます。



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※このページのデータは国会会議録検索システム衆議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2023/02/05

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