川俣清音 衆議院議員
29期国会発言一覧

川俣清音[衆]在籍期 : 25期-26期-27期-|29期|-30期
川俣清音[衆]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは川俣清音衆議院議員の29期(1960/11/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は29期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(衆議院29期)

 期間中、衆議院本会議での発言なし。
川俣清音[衆]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(衆議院29期)

川俣清音[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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第37回国会(1960/12/05〜1960/12/22)

第37回国会 予算委員会 第4号(1960/12/15、29期、日本社会党)

○川俣委員 私は、この際主として農村問題について総理大臣の所見をお伺いいたしたいと思うのでございます。農産物安定制度が確立されない限り所得倍増計画は架空のものとなるのではないかという観点に立って、まず食管制度からお尋ねいたしたいと思います。  最近の政府の構想によりますれば、米の直接統制から支持価格的な間接統制に移行しようとしておるのではないかと思われるのでございますが、今後食糧管理制度をどのように進めていくつもりであるか、所見を承りたいのであります。私は、あくまで米の直接統制を堅持し、生産者価格は生産費及び所得補償方式によってきめらるべきであるし、消費者価格は家計の安定の立場から決定し、これ……


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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 農林水産委員会 第20号(1961/03/29、29期、日本社会党)

○川俣委員 私、数点にわたってお尋ねをいたしたいのでございます。  まず第一に、先般行なわれました農林漁業金融公庫法の一部を改正する法律案の提案理由の説明の中に、「第一点は、資本金の増額であります。昭和三十六年度における公庫の貸付予定計画額は六百億円でありまして、前年度に比較して八十三億円の増加となっておりますが、」とあるが、この説明は誤りないでしような。
【次の発言】 それでは、三十四年度政府関係機関予算の百四十八。ページに、「農林漁業金融公庫事業計画」なるものがございますが、その中での説明によりますと、「上記貸付契約金額のうち、本年度中に貸付けられる金額」云々とありまして、「本年度貸付予定……

第38回国会 農林水産委員会 第21号(1961/03/30、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連して一問だけお聞きいたしますから、順序は、専売公社から次に公庫、それから農林省と御答弁願いたいと思います。  塩業は広義の農業、すなわち農林漁業のワク内のものと理解しておるのかどうか、この点を、専売公社、公庫、農林省の順で御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 説明によりますと、農林漁業の生産力を維持増進するために必要な長期かつ低利の資金を融資するということでございます。その中に塩業は入るのだ、こういう説明であろうと思います。ところが、よく公庫も聞いておいてほしいし、農林大臣も聞いておいてほしいのだが、専売公社から推薦をして融資をさせておりますのは、今専売公社から説明のありま……

第38回国会 農林水産委員会 第22号(1961/03/31、29期、日本社会党)

○川俣委員 農林省に一問、大蔵省に一間、自治省に一間お尋ねいたします。  まず農林省にお尋ねいたします。  新たな農業を推進するにあたって、農林省の行政組織をどのように整備し、いついかなる方法で実施されるのか、この点をお尋ねしたいと思います。また、地方公共団体はどのように整備を行ない、どこをどのように改善するつもりであるのか。そういう予想を立てておそらく協同組合の合併を促進されるのだと思いますが、みずからの農林省の行政組織をどのように整備しようとするのか、この点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 農林省の行政機構というものをまだどのように変えるかということをきめていない、そして、他……

第38回国会 農林水産委員会 第23号(1961/04/04、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。  自治省の行政課長にお尋ねいたしておきますが、ただいまの答弁中に、公有林、官行造林を持っております自治体に損害を与えない意味でこの契約を結んだ、こういうことでございますが、この公有林野等官行造林法が廃止になるということは、既存の契約を解消するというお含みでの御答弁でございますか。既存の契約を解消するということにも同意を与えたということになるのでございますか。その点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 従来の契約、――あなたは御存じないのではないですか。この造林計画というものは、御承知のように、一年や二年、三年で植え付けられるものではありません。五年、十年という……

第38回国会 農林水産委員会 第24号(1961/04/05、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連。  きのうは行政課長から自治省を代表しこの御意見を伺ったわけですが、それは、自治体の権利を守る立場にある自治省としてはこの法律が廃止になっても既存の契約には影響を与えないという意味で了解をしておるということでした。ところが、林野庁の説明によりますると、この法律を廃止することによって解約のてこ入れができるという説明でございます。あなたの方は、この法律はなお今後とも効力があるのであるから強制解約を受けることはあり得ないという観点に立っておられるようです。これはきのうの弁明でございます。法律は確かに、国と民間が結んだところの契約を法律で廃止するということは憲法違反になるので法制局も……

第38回国会 農林水産委員会 第25号(1961/04/06、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。  この際、農林大臣に一つお尋ねすると同時に、所見を伺っておきたいと思うのでございますが、周東農林大臣は治山治水にかけては長年の経験を持ち、森林事業についてはかなりの理解の深い方だという前提に立ってお尋ねをいたしたいと思うのです。今片島委員の質問に対する大臣の答弁で、どうも大臣の年来の主張というもの、考えというものと違った印象を受ける。はなはだ残念に存じまするので、この際関連してお尋ねしたいと思うのです。  今日の林政及び国有林野事業が国民に多くの信頼を得ておるということは、信頼を得なければ長期計画を必要とする森林事業というものは立っていかないという点にある。従って、少し……

第38回国会 農林水産委員会 第26号(1961/04/07、29期、日本社会党)

○川俣委員 佐藤次長はお急ぎのようですし、法制局もお急ぎのようでございますから、この際一点だけお尋ねしておきたいと思う。  それは、湯山委員から主計官に対して質問いたしましたその要項は、この官行造林法が通らなかった場合に、植栽の義務を負っているが、その予算の処置がないのではないかという質問に対しまして、この法律が通らなかった場合は、款項目の目以下のところで流用ができるんだ、また予備費をくずして措置することができるんだ、こういうお答えであったのでありますが、それは間違いないでしょうか。そういうふうに次長も了解しますか。この法律が通らなかった場合にはその予算的措置を講じなければならないということで……

第38回国会 農林水産委員会 第28号(1961/04/12、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連して。  大臣の答弁中に基本的にはっきりせぬ点がございます。そこでお尋ねをいたしたいと思いますが、農業は食及び住に対する基本的な対策だと思うのであります。食が中枢であろうと思う。水産を含めて農業は食、林業を含めて住、食と住だ。ところが、大臣の今までの説明は、生産構造についてはいろいろと述べられておりますが、消費構造につきましては何か他人事のように言われております。たとえば、米の例をとりましても、米の食い方、うまいものを作らせようという話はありますが、一体米についての消費構造をどうすべきかという点については、検討がなされていないようでございます。食い方も、日本は米の食い方はいろい……

第38回国会 農林水産委員会 第48号(1961/06/05、29期、日本社会党)

○川俣委員 この際当局にお尋ねしておきますが、今後肥料と農薬の区分が困難になってくるのじゃないかと思うのです。今度の改正を見ましても、かなり農薬に近いようなものが肥料として取り締まりの対象となるわけですが、今でもかなり従来の肥料といいがたいものが肥料として市場にあるわけであります。肥効の促進剤等が肥料として販売されておるわけですが、今後、肥料及び農薬の区分、その他促進剤等をどのように規定するつもりなのか、これは法律以前の問題でありまするけれども、この点を明らかにしてほしいと思います。
【次の発言】 今答弁のあったように、肥料の中に農薬を加える、あるいは酵母菌を加える、あるいは促進剤を加える。こ……

第38回国会 予算委員会 第13号(1961/02/18、29期、日本社会党)

○川俣委員 私はこの際政府に議事運営上警告を発しておきたいと思うのでございます。それは、本予算委員会の審議の上から見ても、また地方議会の円滑なる運営から見ましても、すみやかに地方税法の一部改正案を提出さるベきものと思うのでございます。しかるに、いまだ提出のめどがつかない状態でありますが、いつごろ提出される予定でありまするか、明らかにしていただきたいと思うのであります。  またその基本でありまする三十六年度地方財政計画の概要の提出の時期はいつごろであるか、これも明らかにしていただきたいのであります。  参考に申し上げますが、従来の例によりますると、三十五年度の地方財政計画の概要は三十五年二月十七……

第38回国会 予算委員会 第17号(1961/02/23、29期、日本社会党)

○川俣委員 先般の委員会におきましても、議事進行を求めまして、予算案に関係する法律案の提出の時期を迫っておりましたところ、二十四日までに最終時限として提出する約束をしておられます。また、議運の委員会におきましても一月二十五日官房長官は「予算関係の法律案の提出は二月二十四日金曜日を最終時限といたしておりまして、それまでに全部仕上げる決意で当たっております。予算に関係のない法律案につきましては、これもできるだけ閣議決定の手続を進めまして、おそくとも三月十日までには御提案の運びにいたしたいというように指示いたしまして、鋭意督励をいたしておる次第でございます。」こういう答弁をいたしておるのでございます……

第38回国会 予算委員会 第20号(1961/03/04、29期、日本社会党)

○川俣委員 私は日本社会党を代表いたしまして、ここに昭和三十六年度予算案の編成替えを求めるの動議の趣旨説明をいたします。  昭和三十六年度政府予算案は、所得倍増と構造政策の名のもとに国民生活を破綻させ、大資本の資本蓄積と利潤の増大を推進しようとするものである。また平和共存を見ざす内外情勢に逆行して、新安保体制に基づく軍備の増強を推進しようとするものである。よってわが党は、日本の内外政策を平和と独立と国民生活向上の方向へ根本的に転換させることを要求するとともに、別項の要綱に基づき、政府は昭和三十六年度予算案を組みかえるよう要求するものである。  ここで世論の池田内閣に対する批判の重点を申し上げま……

第38回国会 予算委員会 第21号(1961/05/15、29期、日本社会党)

○川俣委員 質疑に入る前に、資料要求をいたしておきたいと思います。  さきの予算委員会から引き続き要求中のガリオア、エロアの資料は、本委員会が本日終了するまでに御提出を願いたいし、その他の資料も、理事会の申し合わせに従いましてすみやかに提出するよう、ここにあらためて正式に申し入れる次第であります。委員長及び政府はすみやかにこの申し入れを受諾し、資料の提出をお願いいたします。

第38回国会 予算委員会 第24号(1961/05/18、29期、日本社会党)

○川俣委員 私はこの際総理大臣に三十分の範囲内で御質問いたしますので、あるいは矢つぎばやになりまして失礼な言葉も飛び出るかもしれませんけれども、その点は時間の制約のために起こる結果でございますから、御了承願わなければならぬと思います。  総理大臣はだいぶ農業基本法について御勉強になって、答弁もうまくなられたようですが、どうもこの答弁に二つの疑問が起こってきておるわけであります。一つは、企業農業を推し進めていくことによって、農業の構造改革を行なうことによって、他産業との生産性の格差を解消していくのだ、是正していくのだ、こういう御説明が一方でなされるわけであります。一方では、規模を拡大して家族経営……


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第39回国会(1961/09/25〜1961/10/31)

第39回国会 建設委員会 第5号(1961/10/13、29期、日本社会党)

○川俣委員 それでは、企画庁長官にまず第一にお伺いしたいと思います。  長官は水資源開発促進法の提案者であるわけです。そこで、まず提案理由についてお尋ねをしたいと思うのです。これは前任者のことだといって逃げられるわけにはいかない。あらためて提案されたのですから、逃げるわけにはいかないと思います。この水資源開発促進法によりますと、豊水と渇水の差が激しいので河川水利利用率はきわめて低い。利根川の例を出しまして、一二%程度しか利用されていない。こういう考え方は、水の利用という点に非常に重点を置かれておることであると思うのです。  ところが、本来の水資源の開発というものは、その水源地でありますところに……

第39回国会 農林水産委員会 第11号(1961/10/20、29期、日本社会党)

○川俣委員 委員長にまず先に警告をしたいと思うのです。参考人が自分の責任においていろいろな意見を述べられることは当然な義務だと思う。しかし、放言にわたるようなことは国会の権威の上からも注意しなければならないことだと思います。これから発言されるものは放言にわたるようなことのないように、委員長から注意を与えてほしいと思う。
【次の発言】 一つお尋ねをいたしておきますが、参考人の中で、卸売市場法の一部改正については大したいいことがないようだ、あるいは市場法全体についてこれはやっかいなようだというようなお考え方がるる出ておるようであります。そこで、お尋ねしたいのですが、卸売業者の健全な発達のために私的……

第39回国会 農林水産委員会 第12号(1961/10/24、29期、日本社会党)

○川俣委員 私はできるだけ簡潔に質問いたしたいと思います。  この流通機構の問題は、資本主義社会におきましては、自由品目であればあるほど、生産品を買いたたかれて買い取られ、しかもそれが高く売られるというのが普通の取引になっておるわけであります。そこで、そのために起こる弊害、すなわち生産が頭打ちをしなければならぬ、成長を押えられるという結果になるというと、この流通機構というものに何らかの制限を加えなければならぬということになるでありましょう。また、消費者が異常な価格で買い取らなければならないということになりますると、そこに流通機構に対する制限を加えていかなければならないということになるであろうと……

第39回国会 農林水産委員会 第14号(1961/10/26、29期、日本社会党)

○川俣委員 端的に一つお尋ねいたします。  今参考人からいろいろ有益なお話を聞いたのですが、一つ重大な点が未解決でございますので、お尋ねをしたいと思うのです。  それは、乳製品業者が消費拡大のためにコストを引き下げなければならないということで一体どれだけ努力されておるであろうかという点です。別な言葉で言えば、企業の合理化によってコストを下げていく努力が一体払われておるのかどうか。御説明によりますと、コスト・ダウンのために相当努力をしておる、最大限努力をしておるというお話でございましたが、私は、努力はしておるだろうけれども、それほど消費拡大のために有益なコスト・ダウンはしておらないのではないかと……

第39回国会 予算委員会 第3号(1961/10/04、29期、日本社会党)

○川俣委員 私は主として災害対策及び食糧管理制度を中心として質問を進めて参りたいと思います。近時の深刻な災害の頻発する現況にかんがみまして、この際、従来の治山治水に関する諸施策に批判を加えまして、早急に治山治水の根本的な方策を確立して、これが強力な実施を推進し、もって被災者に報いるところがなければならないと存じまするし、また、わが国土の保全と開発に遺漏なきを期したいと思うのでございます。ただいま申し上げましたように、国土の開発保全と経済の発展、国民経済の向上の立場から見まして、防災対策が先行する必要があるのではないか。このことが社会政策の前提でもあると思うのでございます。特に恵まれない環境の中……

第39回国会 予算委員会 第9号(1961/12/08、29期、日本社会党)

○川俣委員 それでは派遣委員を代表いたしまして御報告申し上げたいと思います。  先日、八幡、小倉及び大阪に出張いたしまして、出先官庁、地方公共団体より事情を聴取、民間との懇談会、工場視察等を行ない、またこの間種々の陳情等をも受けたのであります。もとよりこれらの調査の全事項をここに御報告いたしますのははなはだ繁雑でございますので、以下急を要する問題として数点だけを申し上げたいと思います。  まず第一に、八幡、小倉及びその周辺の経済事情でございますが、財務局や金融機関等の説明を総合いたしますと、最近においては、預金、貸し出しの伸びも頭打ちとなり、小売物価も微落しつつある等、若干の停滞的要素は見られ……


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 農林水産委員会 第15号(1962/03/07、29期、日本社会党)

○川俣委員 続いてこの際、資料を一つ要求いたしたいと思います。  二十九年以来の歳計剰余金の年度別高並びに歳計剰余金を生むに至ったおもなる要因。  二番目は、できるだけ詳細なものでございますが、地域別、月別の雨量の統計がありましたら出してほしいと思うのであります。これはあまりないのですけれども、林野庁としては持っていなければならぬものだと思うから、持っておられるだけでけっこうですが、地域別、年度別、月別最低、最高雨量……。

第40回国会 農林水産委員会 第16号(1962/03/08、29期、日本社会党)

○川俣委員 私は、今議題となっております森林法の改正にあたって、日本の山林行政のあり方、森林行政のあり方を総括的に質問をいたしまして、次に林政全般にわたる各論を進めて、最後に法案を逐条的に質疑をして参りたいと思います。なぜ私がこの問題と真剣に取り組むかと申しますと、日本の林業はまだ固定した政策が十分出ていないと思われるわけであります。従って林業あるいは山林の歴史的観察を試みて、将来どう発展するであろうかという見通しをつけながら政策を打ち出していかなければならないと思うわけであります。そういう意味で、私どもは国民に与えられた天然の資源であるわが国十を、国民すべての生活を豊かにするために最高度に活……

第40回国会 農林水産委員会 第18号(1962/03/14、29期、日本社会党)

○川俣委員 私はこの際、競馬法の改正にあたりまして、数点をあげてお尋ねいたしたいと思うのでありますが、一つは、今後のいわゆる成長産業といわれておりまする畜産との関係、もう一つは、やはり今後さらに需要が増してくるであろうところの木材資源の供給地としての林分との競合の問題を主としてお尋ねいたしたいのであります。  その前に、参考人もおいでになっておりまするから、参考人の方を先にお尋ねをいたしたいと思うのでございます。  そこで、午前中に稲富委員から競馬場の施設等の拡充について質問がありましたのに対しまして、施設を十分拡充いたしたいのであるけれども、これらは売上金のうちの剰余金として吸い上げられてし……

第40回国会 農林水産委員会 第25号(1962/03/28、29期、日本社会党)

○川俣委員 私はこの際、せっかく畜産物価格安定法に基づいた審議会において真剣に審議に取り組んでおられる姿を拝見いたしまして、非常に同情しておるわけです。同情というのはどういうことかといいますると、一体あの審議会から何を求められようとしておるのかよくつかみ得なかったわけです。そういうわけで非常に同情しておるわけです。  そこで第一にお聞きしたいのは、価格の安定をはかるということでございますが、農林省の法律を全部見ますると、標準価格、適正価格、基準価格、平均価格、正常な水準価格、安定価格、最低生産者価格、標準価格を基準とした価格、こういう用語が安定価格の意味で使われております。農林省の用語が非常に……

第40回国会 農林水産委員会 第26号(1962/03/29、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連して石田提案者と局長にお尋ねしたいと思うのですが、実は私非常に疑問に思っている点でいまだ解決されてない点があるのです。農地法では三反歩以上の耕地面積を持っておらないと農業者とみなさない。ところがあなたの同じ所管の土地改良法でいきますと、一反歩であろうと二反歩の耕作者であろうと、あるいは耕地を持っていない者も農業者とみなして区域に入れるわけですが、農地局長は、農業者というのを農地法に基づいて農業者というのか、土地改良法に基づいて農業者というのか、普通、農業者という場合どっちをとるのですか。この点一つ。これはなぜこういうことを言うかといいますと、土地改良を行なう場合、主として従来の……

第40回国会 予算委員会 第4号(1962/01/31、29期、日本社会党)

○川俣委員 私は、この際、当面の農政問題について、政府の所見をただしたいと思うのであります。  当面の農政問題の根本的な課題は、経済の成長過程において、ほうっておけばますます拡大するであろう農業と他産業との格差を、すなわち、生活水準におきまして、生産性におきまして、いよいよ拡大するであろうこの状態を、どのようにして縮めていくかということが、今日課せられた大きな問題だと思うわけであります。そこで、政府は最近農業の動向に関する年次報告を出しましたが、これを見ますると、いろいろな施策を実行したけれども、その施策に反しまして、この根本課題は解決されない方向にむしろ進んでおるように見受けられます。かえっ……

第40回国会 予算委員会 第15号(1962/02/17、29期、日本社会党)

○川俣委員 この際、関連いたしまして三点ほど、川島長官並びに官房長官にお尋ねをいたしたいと思うのですが、一つは、今川島長官が答弁中に、役人が多いので国民が非常に迷惑をしておる、これを何とかしなければならないというお話でございます。確かにそういう意向が国民にあることは、間違いない事実だと思います。それでこれを政府が取り上げようといたしておるわけでございましょう。そこでお聞きしたいのは、国民が迷惑をしておりますのは、役人が多いからではなくして、いろいろな許可、認可にいたしましても、何にいたしましても、判をつく人が多過ぎて、ものの決裁がおくれて非常に迷惑をしておるという事実を御承認になりますかどうか……


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第41回国会(1962/08/04〜1962/09/02)

第41回国会 農林水産委員会 第7号(1962/08/29、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連。時間がないので端的にお尋ねしたいのです。よくわからぬという意味でお尋ねしますから、その意味で御答弁願いたいと思うのです。  重政さんが大臣になったので、前と違った意味で、何か消費者価格を上げるんではないかというムードが出ておるわけです。そういうふうに見られるのは本意でないかもしれぬけれども、そう見られているわけです。そこで足鹿君のような質問が出たと思うわけなんです。この際やはり明らかにしたい、こう思うのですが、確かに食管法からいいまするというと、従来の運営の上からいっても生産者価格と消費者価格の間においては関連を持たして考えないのだという考え方が基本的にはあったわけです。関連……

第41回国会 予算委員会 第5号(1962/11/09、29期、日本社会党)

○川俣委員 時間がなくなって参りましたので、一問だけお尋ねと意見を述べたいと思うのであります。  それは三十七年の林業関係の予算の実施状況から見て、三十八年の予算編成について十分意を用いていただかなければならないという点だけを指摘したいと思うのです。そこで三十七年の予算状況から見まして、最も問題になる点を指摘いたしたいと思うのですが、林野庁が林野行政及び森林経営を行なっていく上に問題となる点は何かというと、森林経営を行なう上に経営規程というものがありまして、それに準拠して行なうということが原則になっております。ところが、これに従わないで運営が行なわれたりいたしておるのではないか、その規程の基準……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 建設委員会 第27号(1963/06/25、29期、日本社会党)

○川俣委員 今度の河川法が、各学者間におきまして、また国会におきましても、旧来の河川法では不十分で、現在の経済組織に即応した改正の必要が叫ばれておるのでございますから、改正に踏み切られたことについてはその意を多とするのであります。しかしながら万全の法案にしなければならないために私どもも努力をしたいと思うし、またこの審議の経過から見まして、条文の解釈等につきましていろいろ疑問も出てくるであろうから、この委員会においてその点を明らかにしておきたいと思うのです。  そういう意味で、新しくつくられた保全地域というものは、これはやはり画期的なものだと思うのです。それは大いに多とするのです。ただ問題はどこ……

第43回国会 内閣委員会 第16号(1963/05/14、29期、日本社会党)

○川俣議員 ただいま議題となりました国家公務員法の一部を改正する法律案の提案理由を提案者を代表して御説明いたします。  申し上げるまでもなく、国の行政機関に在職し、国の経費をもって行政指導に当ってきた高級公務員が、その在職中に関係した民間事業に対し、その地位を利用して特に行政上の認可、許可とからめて天下り的に就職することは、まことに遺憾な次第でございまして、国家公務員法第百三条において、特に「私企業からの隔離」の条項を設けて、このことを規制いたしておるゆえんであります。  しかるに、近時国家公務員法第百三条の根本精神を全く無視し、または軽視する等の傾向があまりにも露骨になって、国民のひんしゅく……

第43回国会 農林水産委員会 第21号(1963/03/20、29期、日本社会党)

○川俣委員 ただいま上程になっておりまする森林二法案について、審議を進める前提といたしまして、林業政策全体について大臣の所見を伺いたいと思います。  このことは、林業の基本的な構想の中で、その具体策として金融の処置あるいは生産団体でありまする森林組合の方途なども生まれてくるのでありますが、こうした部分的な法律によりましてむしろ先に立てらるべき基本的な構想が曲げられるおそれも出てくると思いますので、農林大臣のこの法案を出すに至りました基本的な構想についてお尋ねをしなければならないと思うのでございます。  そこで私は、日本の林業について幾多の議論が行なわれておるし、また参議院におきましても、との二……

第43回国会 農林水産委員会 第22号(1963/03/26、29期、日本社会党)

○川俣委員 先般森林二法案について総括的な質問をいたしたのでございますが、きょうは、各論と申しますか、法案それ自体について内容を明らかにいたしまして、今後の運営にあたりまして広く関係者に理解をさせる必要があると存じますので、質問をいたしたいと存じます。  そこで、第一は、提案理由及び重要な内容についてお尋ねをし、次に法律案についてお尋ねをしたいと思います。  森林組合合併法でございますが、政府の提案理由によりますと、「経済的、社会的に後進性の強い山村地域におきましては、林業の発展をはかることなくしては、地域格差の是正は期しがたいと考えられるのであります。」という説明をいたして本法案を提出いたし……

第43回国会 予算委員会 第2号(1963/01/29、29期、日本社会党)

○川俣委員 予算審議を始めるにあたりまして、政府に注意を喚起いたしておきたいと存じます。  それは、今国会に提出されまする予算関係法案九十六件といわれておりますし、条約について十四件等がございまするほかに、地方財政計画をすみやかに提出されなければならないと思うのでございます。そのことは、地方選挙を前にいたしまして、各自治体が早く議会を終了いたしたいという念願に対しまして、政府はこれに対応しなければならないと存じます。本予算委員会をすみやかに審議をし、十分意を尽くすためには、少なくとも予算関係法律案は二月の中ごろまでに提出を願いたい。もしもこれがおくれるということになりまするならば、総理のいわゆ……

第43回国会 予算委員会 第4号(1963/01/31、29期、日本社会党)

○川俣委員 私は、主として農業問題に関して政府の所見をただしたいと思うのでありますが、質問の前提を申し上げますと、どうも池田さんは、従来合理主義者として、非常に合理的にものを処理されてきたのでありますが、最近円熟されてか、庭いじりをされるようになりましたり、人づくりをするということになって、やはり年のせいでもないでしょうが、情緒がわいてきた、こう判断をいたしまして、私もある程度理詰めでは参りまするけれども、最後のところは幾らか情愛を示しまして、逃げ道ぐらいは見つけてあげよう、こういうつもりで質問をいたしたいと存じます。  そこで、これは総理並びに農林大臣にお聞きしたいのですが、農業構造改善事業……

第43回国会 予算委員会 第20号(1963/06/04、29期、日本社会党)

○川俣委員 私はこの際主として農産物の価格並びに流通についてお尋ねをいたしたいと思うのでありますが、外務大臣の御都合もございますようですから、まず第一に外務大臣並びに農林大臣にお尋ねをいたしたいと思います。  それは、第一回世界食糧会議が、国連食糧農業機関、FAOの後援で、三日から十三日間、世界百カ国から一千人以上の代表が出席してワシントンで開かれております。この会議は、世界の食糧の飢餓と栄養不足の問題を解決するための大がかりな活動の一つとして取り上げられる問題でございまして、三日の開会式には、ケネディアメリカ大統領、ウ・タント国連事務総長並びにインド大統領が演説をし、会議中は、英国の有名な歴……


川俣清音[衆]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(衆議院29期)

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第38回国会(1960/12/26〜1961/06/08)

第38回国会 運輸委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第1号(1961/03/23、29期、日本社会党)

○川俣委員 関連して一つお尋ねしますが、運輸大臣は前の値上げのときに影響がなかったという御説明でございますが、通産大臣は、この値上げのために硫化鉱を初め、小鉱山が非常に打撃を受けたために、日本の化学工業の基礎であります硫酸の製造が減りまして、日本の化学工業が半年ほどおくれたというのが化学工業の通説になっておりますが、この点はお認めにならないのかどうか。
【次の発言】 通産大臣どうですか。

第38回国会 建設委員会地方行政委員会社会労働委員会農林水産委員会商工委員会連合審査会 第2号(1961/05/31、29期、日本社会党)

○川俣委員 建設大臣、お見えになっておりませんか。――それでは、企画庁長官にお尋ねするのは少し無理じゃないかと懸念するのですけれども、この水資源につきましては、政府の部内で十分検討されたとは理解しがたいので、こういう国民経済に関係の深いものは、やはり十分検討する必要があると私は少なくとも理解いたしまするし、国会といたしましても、ただ政府が提出された法案であるからということで無条件に可決をすべきものではないと思いまするので、あえてお尋ねをするのでございます。  そこで、建設大臣の関係になると思うのですが、先に企画庁長官からお尋ねします。企画庁長官は、水資源に関していろいろな調査、水系調査等を行な……

第38回国会 予算委員会公聴会 第1号(1961/02/16、29期、日本社会党)

○川俣委員 公述人の説明の範囲内においてお尋ねいたしたいと思います。国民年金の掛金は、税に類似するような負担だと思うわけでございますが、これが三十六年度から掛金になるわけですけれども、これを減税の分に見合いいたしますると、減税額が減ってくるようにも思うわけですが、この点についての所見をお伺いいたしたいと思います。
【次の発言】 続いてお尋ねしますが、給付の年月が来まして、初めてそこでバランスを考えるということは、お説の通りだと思います。ここしばらくは、国民全体にわたっての掛金が税と同じような、広範囲に負担がかかるわけであります。従って個々の家庭からばかりでなく、国全体から見ても、やはり税に類す……

第38回国会 予算委員会公聴会 第2号(1961/02/17、29期、日本社会党)

○川俣委員 一楽公述人に四点ほどお尋ねしたいと思います。前もって先に申しますが、あなたの公述の順序に従いまして、食管問題について、次は農業基本法に関連して肥料の問題、次に金融の問題と国民年金に関する問題とをお尋ねいたしたいと思います。  食管制度につきましては、このまま永久に継続することは困難だと思う、こういう公述でございましたが、それではこの直接統制からおそらく間接統制に変わらざるを得ないであろうということであろうかと思いますが、そこでどんな間接統制をお考えになっているのか、お尋ねいたしたいのです。この公述の中には、今の食管制度の中で直接政府の負担すべき事務費とか行政費などは初めから負担をい……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○川俣分科員 防衛庁と調達庁にお尋ねするわけですが、まず防衛庁にお尋ねしたいのです。  私、二点にしぼりますが、一点は、防衛庁の国有資産所在市町村交付金、約二千五百二十五万二千円だと思うのですが、これを建物と土地とに分けて御説明願いたい。  もう一つは、諸謝金と申しますか、謝礼金約三千万円あるわけですけれども、この内容を一つ御説明願いたいと思います。
【次の発言】 建物と土地との内訳は……。
【次の発言】 謝礼金の方は。
【次の発言】 諸謝金についてはあとで内訳をほしいと思いますが、防衛庁長官にお尋ねしたいのは、御承知のように、固定資産税が評価がえをいたしまして今度から上がるわけです。官庁の建……

第38回国会 予算委員会第一分科会 第6号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○川俣分科員 この際、大蔵大臣に数点にわたってお尋ねいたしたいいと思うのです。  大体、大蔵省というところは、金のことについては非常にうるさく各省を規制するのですが、物のことになりますと、大蔵省自体が管理が非常に不行き届きだということをたびたび私は警告をしながら、歴代の大蔵大臣に要求しておるわけです。最近幾らかよくなりましたにいたしましても、大蔵省の所管にかかわる農地であるとか、あるいは宅地であるとか、そうした財産の管理が行き届いておらないんじゃないか、また、内容をはっきり把握しておらないんじゃないかということを感ずるわけであります。それは、すでに税務署として税務署を建てておりながら、まだ地方……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1961/02/25、29期、日本社会党)

○川俣分科員 議事進行について。今企画庁長官から予算の説明があったのでございますが、予算に付随いたしておりまする、基本になっておりまする法案の提出がまだないようでございます。しかも本委員会におきまして要綱の提出をお願いいたしておったのでございますが、企画庁からは水資源に関する予算の説明はございましたけれども、その法律案の要綱も出ておらないようでございます。これでは審議を進めることが不可能となるのでございます。少なくとも企画庁の審議に入る前までに要綱を――本来ならば法案の御提出を願いたいのですが、要綱なりとも出していただきたい。先般配付されたのは要綱でなくて要旨です。

第38回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○川俣分科員 ちょっと今の問題に関連して。経済企画庁で、今の説明によりますと、三十五年度と三十六年度では、国有林の伐採量を二百万立米ふやすということですが、これに対して農林省で問題があるという御説明です。問題の個所はどういう個所であるかその指摘と、並びにその問題であるということを企画庁はどういうふうに理解されておるのか、理解しておるのか反対しておるのか、その点を明らかにしてもらいたいと思います。
【次の発言】 問題があるというが、問題をどのように理解されておるのかという質問です。
【次の発言】 問題があるということで、その問題はあなた方の方はどう理解しておられるか、問題点と理解点を明らかにして……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私はこの際農林大臣に議事進行上ただしておきたいことがございますので、御答弁願いたいと存じます。それは、予算委会におきまして大蔵大臣、本分科会におきまして農林大臣から予算説明がございましたが、その予算の裏づけとなる法案といいますか、むしろその主体となる法律案で未提出の法律案があるように見受けますが、その案件名並びにその内容、またいつお出しになることができるか、この点に対して明確な御答弁を願いたいと思います。
【次の発言】 実は、農林省を責めるという気はないのですが、というのは、いずれも大蔵省との折衝で難航しておられるわけでございまして、あまり急ぐことによって農民の不利益を来たしては……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私の力から主査にお願いしておきますが、答弁がまごつかないようにお願いいたしたいと思います。その時間だけは別にいたしたいと思います。
【次の発言】 私はこの際肥料問題と電力料金問題と二点お尋ねしたいと思います。  肥料の問題は農業基本法が政府で考えられて以来、農業生産物のコストを引き下げるためにいろいろな努力を払わなければならない、そこで農産物が国際競争に耐え得るようにするには、農産物のコストを下げていくよりほか方法がないわけでありますか、生産コストを下げる一番有力なものとして肥料があるわけです。肥料価格がどのような形成をするかということによって、日本の将来の農産物の転換等も考えて……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1961/03/02、29期、日本社会党)

○川俣分科員 議事進行について。――今の説明だと、何も法案をおくらす理由がないようでありますから、これだけ説明ができますれば、明日じゅうに法案を提出願いたいと思います。今の説明だと、何も問題はなさそうだ、問題がない説明ですから、それならば即刻出せるはずだから、おくれる理由はないと思いますので、このような手続をしてほしいと思います。
【次の発言】 淡谷君からだいぶんおどかしを受けたようですけれども、私も初めは少し低姿勢でお願いしよう、こう思っております。  ちょうど淡谷君の問題に引き続いて先にこれをお尋ねしておきたいと思うのです。あとから本論に入るわけですが、総理府の統計局の労働の臨時調査によっ……

第38回国会 予算委員会第三分科会 第6号(1961/03/03、29期、日本社会党)

○川俣分科員 今いろいろな議論があったのですが、官行造林について十分な理解をしたいと思うので、お尋ねしたいと思います。少し根本論になるかもしれませんが、国有林野事業というものがなぜ必要なのであるか。その使命はどこにあるのだということを、先に大臣に一つお尋ねしたいのであります。
【次の発言】 では、こういうふうに理解してよろしゅうございますね。林政というものはその重要な役割を果たしておる。国有林野事業は、国土保全のための治山治水等の公益的な仕事をする面が一つと、それから木材の需給価格の安定等の役割を果たすことが一つ、及び民有林の育成指導をすることが一つ、大きな柱が三本だ、こう理解してよろしいでし……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1961/02/27、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私はこの際自治省に二点だけお尋ねしたいと思います。前もって二点だけを申し上げます。一つは水資源の開発について自治省の構想を承りたいという点が一つ、もう一つは国有資産の所在町村に対する交付金の問題、この二点をお尋ねしたいと思います。  まず水資源の問題からお尋ねいたします。水資源については自治省はどんな構想を持っておられるのか、これを明らかにしていただきたいと思うのです。この問題は三十六年度予算に関係のある重要な問題であり、農林、通産、建設、厚生、四省と自治省の案がいまだまとまっていないように聞いておるのでございますが、どういう構想であるかということです。理由のその二は、何と申しま……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1961/02/28、29期、日本社会党)

○川俣分科員 大臣がお見えになっておりませんけれども、政府委員において責任を持って答弁できるならば質問をいたしておきたいと思いまするから、そのつもりで一つ御答弁願いたいと思います。  今年度の三十六年度の予算の中に重要な役割を占めるであろう水資源に関して、建設省は案をお持ちになっておるようでございます。水資源開発について、建設省はどのような構想を持っておられますか、これを明らかにしてほしいと思うのです。その理由は、三十六年度予算に関係する重要な案件であり、農林、水産、厚生、自治省との関係も深いことであります。しかも予算委員会に対しましては、企画庁から水資源開発に関する要旨なるものが出ております……

第38回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1961/03/01、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私はまず先に大臣にお尋ねし、あとで国鉄にお尋ねいたしたいと思います。第一は運輸大臣にお尋ねしたい点は、国鉄の資産内容等について就任後十分検討されたことがあるかないか。まだ期間が短いので十分な検討をしておらないというならおらないでけっこうですが、今度の値上げ問題を取り扱われておるわけですから、資産内容についてもかなりの検討をされておった結果、いろいろな大臣の意見が出るはずだ、私はそう理解する。こまかいことは知らないということを言われるかもしれませんけれども、一応は検討されていなければならなかったはずだと思いますので、されておりますか、その点を一つお聞きしたい。


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第40回国会(1961/12/09〜1962/05/07)

第40回国会 予算委員会公聴会 第1号(1962/02/13、29期、日本社会党)

○川俣委員 ただ一点だけお尋ねしたいと思います。  農業基本法で大上段にかまえた経営規模の拡大に対して、その裏づけとなる予算がないという公述人の公述については、私はその通りと理解いたします、実際、上段にかまえながら、足元もふらふらしておるし、形だけであって何らの裏づけがないということは、全く農民の指摘するところでありまして、公述人と農民の考えが一致している点だと思うのです。それはそれでよろしいと思うのですが、その規模の基本になります農地の問題について意見を伺いたいと思うのです。  農地、すなわち土地でございますが、との土地あるいは農地というものを商品と見たらばよいのか生産基盤として見たらばよい……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○川俣分科員 大蔵大臣にまず初めにお尋ねいたしたいのは、日本に会計年度のほかに、米の年度等もございますが、事業年度におきまして非常に不統一な姿で運営されておる点がございます。大臣にちょっとお尋ねしますけれども、米穀年度は十一月に始まりまして翌年の十月に終わるのですが、ことしの十一月から来年の十月までの米穀年度は、これは何年度と言うのでしょう。これは終わる月の所属する三十八年度を年度と言うのですね。米は終わる月の年をもって米穀年度と言うのですよ。ところが、麦はどうかというと、ことしの七月から始まりまして来年の六月に終わるのですが、これはことしの七月から始まる。始まる年を年度と言う。三十七年度と、……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私は、この際法務大臣に二、三点お尋ねをいたしたいと思うのです。  まず第一に、予算上の組織であります。法務局の予算がたしか四十六億五千五百六十万円だと思います。項にして、法務局の予算が四十一億七千二百十六万円かと存じますが、これだけの予算を持つ組織としての法務局の責任者はだれでございましょうか、大臣から御答弁願いたいと思います。
【次の発言】 一つの法務省としての責任者であると思いますが、別に下部に所管組織として法務局を持つのでありますから、その責任者がなければならない、こう思うのです。それをお聞きしたい。
【次の発言】 これは本来でありまして、実態はそうであることは私どもも認め……

第40回国会 予算委員会第一分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私、この際川島長官に、今度の行政調査会の出発にあたりまして、二、三点お尋ねいたしておきたいと思います。  行政管理庁が川島長官を迎えまして急に活気づきまして、従来監察いたしておりました監察報告などの出て参りましたものを順次取り上げて実施しようとする熱意に対しては、非常に感服をするものです。政府は常に、いろいろな調査機関を作りましたりいたしまして、あるいは審議会を作り、調査会を作って、その答申を待って施策をしようというのでありますけれども、せっかく作りました調査会なり審議会の意見というものを、とかく年数が経ますと尊重しないような傾向があると思うのです。今度できまする調査会も、苦心し……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第1号(1962/02/19、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私は農林大臣に数点お聞きいたしたいと思うのでございます。肥料と水資源の問題につきましては建設省及び企画庁に関係するところが非常に多いのでございますから、この点は後ほどにいたしまして、農林大臣にだけ必要な点をこの際お尋ねいたしたいと思います。  まず第一に、大臣でなければ答弁できないと思いますこと、また、こまかいことは事務当局が来ないとちょっと無理だと思いますので、大臣の考えで答弁できる問題だけを一つ取り上げたいと思うのですが、農林省で取り扱っておりまするいろいろな事業の年度が非常に不統一であるというふうに思われるわけでございます。会計年度を暦年度にするのかどうかという問題もいろい……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○川俣委員 農林省が農地法の一部改正で信託制度を設けるという内容があるのですが、農地というものを、一体商品性の高いものと考えておるのか、または農地は農民の生産手段である、こう理解しておられるのか、または農地というものは農民の財産的所有であるというふうに見ておられるのか、この見解のいかんによって、信託制度の運用も違って参りましょうし、実態のあり方も異なってくるだろうと思います。この点についての見解を聞かせてほしいと思うのであります。
【次の発言】 農業収益を上げる財産という、初めての新語を承ったわけです。収益を上げる生産基盤だ、あるいは生産手段だということなら、またこれは聞き取れるのですけれども……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1962/02/21、29期、日本社会党)

○川俣分科員 関連して……。  先ほどの答弁中に、土地の流動化をはかる、こういう御説明でした。そこで、土地の流動化をはかるとすれば、価格形成をどうするかという問題が起きてくると思うのです。このことを考えに入れないで、ただ土地の流動化をはかると言いましても、土地の流動化をはかれば必ず価格形成の問題が出てくるのですが、この点についての検討があっての答弁ですかどうですか。
【次の発言】 あなたの答弁に対する質問なんですよ。――それではいいです。

第40回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1962/02/23、29期、日本社会党)

○川俣分科員 与えられた時間は三十分ですか――それでは三十分の範囲内で一つ大臣にお伺いしたいと思います。  肥料の問題はいずれあと回しにいたしまして、またお尋ねしたいと思いますが、私は主として非鉄金属鉱業についての通産省の施策を伺いながら、私の意見を述べて、前進させて参りたい、こう思うのであります。何分三十分でございますから、むだな時間をさきたいと思うのです。本来であれば、私、今思い起こして、鉱業法の成立から今日の鉱業法まで、いろいろな解釈をも加えて、実は質問をいたしたいと思うのです。それはなくなりました武田正憲君の霊を慰めるゆえんであるとも思うのですが、時間が与えられておりませんので、私の意……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1962/02/26、29期、日本社会党)

○川俣分科員 藤山長官に、ごく簡単にお尋ねをいたしたいと思います。よく政府も民間も、最近企業の能率を上げるために、技術革新と合理化を徹底させなければならないと抽象的にいってる、抽象的そのままだと思います。それでよろしかろうと思うのです。ところが、どうも技術革新からもほど遠いし、合理化もできていない部分がたくさんあるのじゃないか。たとえば工場を設置するときに、工場の敷地などというものに対しての考え方が、決して合理的な考え方の上に立っていないと思う。これが金融業者であるとか、生命保険会社のようなものでありますと、土地並びにピルは一つの投資であるというふうに考えますから、この地価やビルの建て方につい……

第40回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1962/02/27、29期、日本社会党)

○川俣分科員 まず食糧庁長官にお尋ねいたします。  第一の質問は、三十七年度産米の政府買い入れ価格の予算上の算定の基礎を明らかにしてほしいと思うのであります。第二には、農業パリティ指数の推移から見ました推定さるべき三十七年度の米価はどのぐらいになるであろうか。第三は、物価の変動率をどのように見ておられまするか。第四番目は、国庫余裕金の利用率、活用度合いをどのように三十七年度は見込んでおられますか。次の問題は、三十五年並びに三十六年度の石当たり金利並びにその総計ですか、金利負担部分がどのくらいであるか、三十七年度はどのくらいの金利負担を見ておられるのか。大体これを先にやりまして、徐々にお伺いいた……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1962/02/20、29期、日本社会党)

○川俣分科員 この際、自治大臣に三点ほどお尋ねいたしたいと思いますが、一点は、地方の公務員、特に県庁の職員の上司ということになると、知事が上司だと思うのですが、この点どうでしょうか。地方公務員、特に県庁職員の場合は知事が上司だと私は理解するけれども、この理解は誤りでございましょうか、どうでしょうか。
【次の発言】 そこでお伺いいたしますが、陸運局は運輸省の所管であることは、これは明らかなことです。地方の陸運事務所は、これは県庁に所属しておると思うのです。そうでございませんか。
【次の発言】 そうすると、事務は主管の知事にあり、そこの職員は運輸省だ、そうすると、これは国家公務員でしょう。

第40回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1962/02/22、29期、日本社会党)

○川俣分科員 運輸大臣が見える前に、国鉄総裁に滞貨の状態についてお尋ねいたしたいと思います。  貨物の滞貨が全国で約百七十万トンくらいあるといわれております。しかも東北支社で約四十万トンといわれておりますけれども、そのような状態ですかどうか。
【次の発言】 大体東北支社のすべての規模からいうと、全国の約一割くらいの国鉄の規模だと思うわけですが、滞貨だけがよそに増して多いという事態は、これは運営よろしきを得ない結果じゃないか。かつて国鉄運賃値上げのときに、貨車輸送を円滑にして産業に寄与するために運賃の値上げをやるということの政府からの答弁があったわけです。今速記録を読み上げますが、読み上げるまで……

第40回国会 予算委員会第四分科会 第6号(1962/02/24、29期、日本社会党)

○川俣分科員 開会がおくれたりいたしまして、私の責任でない部分がございますから、その意味で時間が延びることがあることを御了承置き願いたいと存じます。  第一に、これは建設省にお尋ねいたしたいと思うのですが、一体建設省では、土壌というものの観念をどういうふうにお考えになっておりますか。また水という観念をどうお考えになっておりますか。それからお尋ねしたい、こう思います。
【次の発言】 そこが問題なんです。別に私は定義を聞こうとしているのじゃない。土壌に対しては大した関心を持たない、たしかそういうふうにおっしゃるのじゃないかと思ったから、お伺いした。水については、最近だいぶん関心を持ってこられました……


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第43回国会(1962/12/24〜1963/07/06)

第43回国会 予算委員会公聴会 第1号(1963/02/14、29期、日本社会党)

○川俣委員 まず、お忙しいところをおいで願いましたことを感謝をいたします。実は川野さんとはときどき激論をしておりますので、何か、今さらお尋ねをすることは、こういう場所ではしづらい点もあるのです。ですけれども、きょうのお話を聞いて、私は川野さんのお考え方に大体近いのです。近い点については今さら質問をする必要もないのですけれども、せっかくおいで願ったから、やはり参考にお聞きしたい、こう思うのですが、今農業構造改善なる事業が非常に脚光を浴びて宣伝され、また農民からも非常に大きな期待を持たれておるわけですね。ところが一体何のために構造改善をやるのかということについては、やる方も受ける方もあまりはっきり……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○川俣分科員 裁判所並びに法務省に二点だけお尋ねしたいのです。  一つは、最近の国民生活の向上に伴いまして、経済生活も非常に複雑になって参りました。ところが、この国民生活の向上、生活環境の動きというものを裁判官が認識しておらないような向きが出ておるじゃないか。そういう意味で、確かに法を守る裁判官でありますので、かつて決定されました法令の趣旨を狭義に解釈するということもやむを得ないことだと思いますけれども、今日の国民全体の経済生活、生活環境というものが非常に変わってきているのでありますから、やはりそれに対応した考え方に裁判官もまた成長していかなければならぬじゃないかと思うのです。それに対して、研……

第43回国会 予算委員会第一分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○川俣分科員 きょうは特に大蔵大臣に対して、あなたの一番お困りの点かとも思うのですが、お尋ねをいたしたいと思います。  大蔵大臣は財政のことについては相当権威を持たれて参りましたし、その点についてはあえてお尋ねするものはないのです。ところが、これは大蔵省の持っている一つの盲点でもあるわけですが、金の面についてはなかなか渋く予算をたてられておりますことは、その通りでなければならないと思います。ところが、一方、物の管理については非常にルーズだといいましょうか、管理の仕方について非難さるべき問題が非常に多いと思うのです。それは一つの例で、私は銀行の名前をあげたくはないのですけれども、徹夜でもそれを整……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○川俣分科員 主査並びに農林大臣に要望があるのです。それは、本委員会が始まった当初において、農林省へ資料、要求をいたしております。これがまだ今日まで手元に届いておりません。十分審議を尽したいということで資料要求をしておりますけれども、これが出て参りませんので、資料が出た上で質問をいたしたいと思いますから、資料が出るまで質問を保留いたしておきたいと思います。もし分科会の日程の中で出て参りませんければ、分科会を延ばすなり、一般質問でいたしたいということにいたしますから、どうぞ主査並びに農林大臣、資料をすみやかに御提出願いたいと思います。
【次の発言】 今の栗原さんの質問に関連して、米価の算定につい……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第3号(1963/02/19、29期、日本社会党)

○川俣分科員 農林大臣に主として予算面からお聞きいたしたいと思うのでありますが、私の方から大庫の答弁を求めるのと事務当局へ求めるのを区別してお尋ねしますから、できるだけ大臣の分は大臣なりに御答弁を願いたい。  そこで、順序は、三十八年度農林関係予算の農林大臣説明の順に従ってお尋ねする方が便宜であろうと存じます。この三ページに、「農業構造の改善を推進することが喫緊の要務であると考えられるのであります。」、こういう点に立って本年度の予算が組まれた、こういう概要であろうと思います。そこで、そのためには、「生産の選択的拡大、年産基盤の整備、技術の高度化、経営の近代化、価格の安定、流通の合理化等農林漁業……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○川俣分科員 主として工業用水並びに電力の問題と非鉄金属の問題、三点を取り上げたいと思うのです。  まず最初に工業用水の問題を取り上げたいと思います。  通産省は約三年にわたって工業用水の確保を重要項目にあげて国に予算要求をしておられるわけですが、はたして目的通りあるいは計画通り確保されておるかどうかといいますと、必ずしも自信がないであろうと思いますし、実績また、むしろ経済の成長に追いつかなかった。計画自体もずさんであった、というよりも、見通しが甘かったという点も出てきているんじゃないかと思いますが、この予算の消化による効果についてどのような見解を持っておられますか、お伺いいたしたいと思います……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第7号(1963/02/23、29期、日本社会党)

○川俣分科員 きょうは主として食管会計中米の問題についてお尋ねをいたしたいと存じます。  そこで、まず第一に、これは政務次官も聞いてほしいのですが、三十八年度農林関係予算の農林大臣の説明がございます。「第一に、食糧管理特別会計について申し上げます。まず、国内産米の管理につきましては、現行方式を継続することとして、昭和三十八年度における米の集荷目標は六百九十万トン、売却数量は現行の配給限度数量を維持することとして六百七十九万九千トンとし、昭和三十八年産米の政府買い入れ価格(予算単価)は、」一応、――一応というのは私が入れたのです。「三十七年産米についての買い入れ決定価格と同額の百九十キログラム当……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第8号(1963/02/25、29期、日本社会党)

○川俣分科員 主査に御了解を得ておきたいのですが、経済企画庁長官の都合によりまして、先に企画庁に対する質問を三十分、農林省に対する質問をあとで約一時間の予定でいたしたいと思います。農林大臣、その問もしあれでしたらどうぞ……。  時間がありませんので、端的にいたします。  企画庁が立案をいたしまして水資源公団をつくられたわけですが、企画庁といたしましては、工業用水にいたしましても、上水道にいたしましても、あるいは水力発電の水源にいたしましても、最近需要に応ぜられないような体制でありますので、何とかしなければならないとお考えになっておるだろうと思います。水力発電につきましては、先般通産省にもお尋ね……

第43回国会 予算委員会第三分科会 第9号(1963/02/26、29期、日本社会党)

○川俣分科員 農林大臣に一括まとめて質疑を続行いたしますので、御答弁願いたいと存じます。  第一点は、農業構造改善事業が最近非常に進展を見せようといたし、農林当局もこれに努力中でございますが、それであればあるほど、これと足並みをそろえて林業基本法をすみやかにつくるべきではないかという質問を申し上げたいのでございます。それはくどくどしく今理由を申しませんけれども、構造改善事業の中心でありまする果樹園の造園地域あるいは畜産の地域というものと、林業地域とが衝突をするおそれがあるのでありまして、すみやかに林分あるいは畜産区分あるいは果樹区分と、この狭い領土を配分をしなければならないのではないかと思うの……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1963/02/16、29期、日本社会党)

○川俣分科員 三十分とか一時間で限られたのでは、予算の内容にわたって審議することは不可能だと思います。主査自体がこれを読むだけでも三十分はかかります。三十分で質問はできませんよ。
【次の発言】 多いといっても審議することが……。
【次の発言】 どうかその意味で必ずしも八日というふうにきめられては……。審議することを委員会に付託されておるのでありますから、そのおつもりで一つ審議せられることを望みます。  きょうは運輸本省予算並びに国鉄以外の特別会計予算につきましてはあとに譲りまして、日本国有鉄道関係だけについてお尋ねいたしたいと思います。  まず、基本を一つお尋ねしたいのですが、国有財産法第三条……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1963/02/18、29期、日本社会党)

○川俣分科員 簡潔に一つお尋ねいたしますが、私は主として郵政省関係の行政財産並びに普通財産、企業財産等についてお尋ねをいたしたいと思います。その前に特定郵便局の庁舎並びに敷地についてはいつ評価をされたままになっておりますか、この点をお尋ねいたしたいと思います。
【次の発言】 お尋ねしたのはいつの評価になっておるか。国有財産は三十六年に評価がえをしておりますが、借り入れにつきましては地代、家賃等についていつ評価されたままになっておりますか。
【次の発言】 それだから問題が起きる。一般は三十五年に固定資産の評価がえをしておるのです。特別会計または一般会計の固定資産の評価は三十六年で、一年おくれてお……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第4号(1963/02/20、29期、日本社会党)

○川俣分科員 私は本日建設大臣に主としてお尋ねいたしたいと思いますが、その中で、あるいは数字にわたるとか技術にわたる点につきましては、おのおの局長から御答弁願うことにいたしたいと思います。  そこで、私は、第一に、きょうは日本の水資源について建設大臣にお尋ねしたいと思うのです。結論から先に申しますと、河野建設大臣は最近非常に道路の整備やあるいは交通対策に異常な関心を持たれまして、国民の期待に沿いつつあられますことについては敬意を表するのであります。この道路につきましては、まだまだ不十分なところはあるとはいいながら、大体の構想ができ上がり、近く何年かの後には整備されるであろうということが期待でで……

第43回国会 予算委員会第四分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○川俣分科員 時間をこの前省略したためにぜひ必要な問題を取り残しておりますので、短時間伺って、河野建設大臣に決意をお願いいたしたいと思います。  それは、豪雪地帯対策本部長になられておるのですから、雪の被害についてはあらためて認識されたと思うのです。そこで常に降雪のある、積雪量の常時ある地帯は、豪雪に至らないにいたしましても、いわゆる雪の被害というものは常に受けているということをかなり認識されたと思うのであります。そこで常時季節によって積雪を受ける地帯について、同じ国土の中でありますから、何らかの配慮をしなければならないということも痛感されたと思います。そこで町村にブルドーザーのようなものを貸……

第43回国会 予算委員会第二分科会 第5号(1963/02/21、29期、日本社会党)

○川俣分科員 与えられた時間内で質疑をしたいと思いますので、今この分科会で荒木文部大臣と政策論争をやる時間はございません。またやろうとも思いません。荒木さんは荒木さんなりの感覚を持ってやっておられるのでありますから、今それを急に変えようと思いましても、なかなかかたくなな荒木さんですから、そう変わるわけでもないと思いますから、むだなことになると思いますので避けます。  ただ問題は、文部省みずからがうそを強要するようなことはやってはならないし、荒木さんに最も不似合いだと思うのです。いろいろな非難はありますけれども、荒木さんはうそを言わぬというところに一番高い評価があると思う。もし評価があれば、これ……



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