このページでは国井淳一参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。
○國井淳一君 本日の討議におきまして、主要食糧の供出以外の自由販賣を認めるかどうかという問題が提起されましたわけでありますが、多分これは今回政府のとつた縁故米、小包米に対する批判も含んでおると私は考えております。(「ヒヤヒヤ」と呼ぶ者あり)又その根本には、農家に現在賣るための余分の米麦がまだ残つているという馬鹿々々しい前提に立つておるわけでございます。(拍手)左様な議論が成り立つわけであります。併し私の承知する限りにおきましては、農家には主食は全然ないといつて差支えないと存じます。今回の一一〇%供出によりまして、自家用米まで出してしまつた農家が大部分というのが現状でございます。然るに現在尚幾分……
○國井淳一君 私は無所属懇談会を代表いたしまして、ここに上程されました食糧の増産確保に関する決議案に対しまして、満腔の賛意を表するため、且つは増産を阻んでおりまするところの二三の惡條件、これを指摘いたしまして、これを剔抉して貰うという考えから、ここに立つた次第であります。 私共は現在九原則の枠内にありまして、予算も決定し、それから政治もその線に副つて運営されておりますることは当然でございます。國民がひとしくこの線に沿つて耐乏し、創意を十分に活かすことによつて、初めてこの九原則が達成せられ、経済の安定ができるわけなんでありますが、然るにこの九原則の下において政策が進められておりまする今日、農民……
○國井淳一君 私は無所属懇談会及び農村出身議員諸君の眞実の氣持を代表いたしまして、ここに反対の討論をいたす次第でございます。(拍手) 私がここに反対するゆえんのものは、日本再建に最も必要な主要食糧を更に一層増産したいというこの熱意によつて反対をするのでございます。先程委員長から御報告がありました通り、今回関係方面から主要食糧確保につきまして重要な指令が発せられたことは御承知の通りでありまするが、その一つは、最大限に主食の増産ができるような措置を採れということと、もう一つは、最も効率的にこれを集荷する方法を採れ、こういう二つの点にあるのでございます。現在日本がアメリカからの好意によりまして、即……
○國井淳一君 その通り、私もそう思います。
○國井淳一君 栃木縣などにそういう所が幾個所かあります。戰争中開拓をやつて見て、とても駄目で放擲した土地が沢山あるようです。それを上から平地林が幾らというような数字を挙げて割当をしたのでは非常に失敗しやしないかと思います。その点御留意願つたらよいと思います。
【次の発言】 もう一つ、地主が山林が解放にならないので開拓を嫌うというのも大分あると思います。併しそればかりでなしに、御承知のように山林があつて地主だけが木の葉を取り、地主だけが薪を取るのに、そう沢山地主は要らないのですが、利用するのは地主だけでなく、廻りの小作や自作の人も貰うなり買うなりして利用しておるのです。そういう点を大いに考慮され……
○國井淳一君 十二日ぐらいで結構です。
【次の発言】 兼岩さんにして頂く考えですが何でも東北に行くという話ですから、その場合には私参りますが、これはちよつと留保して頂きたいと思います。
○國井淳一君 畜産に関する地方税制の法律でありますが、この法律で二つ程お聽きして置きたいと思うのであります。一つは「畜産に関する農業協同組合」となつておりますが、この「畜産に関する」と特に謳っておるわけですが、畜産の事業を総合的に行なつておる協同組合ですね。総合的な事業を行なつておる協同組合、無論その中には畜産の仕事をやつておるわけですが、これにも本法は適用するがどうかという点、もう一つは、これは畜産局の方の方でない、外の方の返事になるかと思うのでありますが、農業協同組合から生活協同組合、それから農業会かも農業共済組合に財産を移される場合、これが本法上同様減免税の措置を講ずる必要があると思うの……
○國井淳一君 資材課と今の商工省に聽きたいと思いますが、電氣の問題なんですが……
【次の発言】 農林省に伺いたいと思いますが、今夕方電氣が來ないで大変困るというような話がありまして、それも非常に困りますが、もつと困つたことが起きておると思います。それは二十四年の目標としまして、新らしい開墾とそれから水の不足を補うための給水のポンプ、これを高い金を出して買つて、それから場所によつては七十尺も井戸を掘つて水を出そうとしていたところに、突然三十日程前に配電会社から電氣を送らない。それから工事もしないという通知が來て、開墾の連中、給水の連中は困つてしまつた。これは全國的の問題となつておると思います。こ……
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