このページでは佐々木鹿蔵参議院議員の1期(1947/04/20〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は1期国会活動統計で確認できます。
○佐々木鹿藏君 私は時間がありませんから前段を省略いたしまして、次の三点を私の所信を述べながら、政府の御答弁を願いたいのであります。第一点は食糧問題について、第二点は農村電化と工業化について、第三点が商工業者について、それぞれ主管大臣の御答弁を願いたい。 第一点の食糧問題については、その中主食の増産は何年計画を以て自給自足体制を整えるのであるか、この点について明確なる御答弁を願いたい。私の意見は水田の面積を拡大して、適地にダムを作る。そうして用水施設を構築し、いわゆる高地部水田化を図りたいのであります。この外に或る発明家は、畦その他耕作の改良によつて、一割以上の増産は容易であるということを強……
○佐々木鹿藏君 私は生鮮食料品の中、青果物と魚類について申述べたいのであります。都道府縣の枠、即ち割当は、現在の通り農林省に委せて、外のことは一切挙げて業者に委ねて運営することが一番いいと考えております。私の意見を申述べまする前において、一二の事例を申述べますれば、あの料理屋飲食店の休業は何時まで続くのか、又食糧が良くなれば再び許すかによつて多少考え方が違うのでありますが、そのことを当局に確かめる時間がありませんので、私の意見を申述べますれば、あの料理屋飲食店の休業は何時まで続くのか、又食糧が良くなれば再び許すかによつて多少考え方が違うのでありますが、そのことを当局に確かめる時間がありませんの……
○佐々木鹿藏君 只今議題となりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審査の経過並びに結果を御報告申上げます。 この法律案の要旨は、現行法第五條に第二項を設け、日本国有鉄道の資本金を政府の出資により増加し得る途を開いたものであります。委員会におきまする質疑の詳細は委員会速記録に讓りまして、その主なる事項について申上げますと、村上委員より、この法律案の内容をなすものは、政府より提出になつた予算案の資料と対比するときは、政府が昭和二十五年度において米国対日援助見返資金特別会計より日本国有鉄道に対して交付しようとする四十億円であることを確かめ、これが使途及び性質につい……
○佐々木鹿藏君 只今議題になりました運輸省設置法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につき委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 この法律案の趣旨は、運輸省設置法で規定されております運輸審議会の委員及び日本国有鉄道法で規定されております日本国有鉄道の監理委員会の委員の任期が満了し又は欠員が生じた場合において、国会が閉会中でありますとか、衆議院が解散になつているために後任者の任命について両院の同意を得ることができません場合における任命の特例を定めたものでありまして、この場合、任命権者において便宜任命し、その後最初に召集された国会においてその承認を求め、承認が得られないときは……
○佐々木鹿藏君 只今議題となりました港湾法案について、運輸委員会における審議の経過及び結果につきまして御報告申上げます。 従来、港湾の管理行政は、明治初年以来の断片的港湾関係法規並びに行政慣例により行われて参り、従いまして港湾の管理主体も確立されておりませんし、管理権の内容も断片的であり且つ不合理の点が多いのであります。このような不都合な点を解決するため、港湾の管理に関する基本法の制定は港湾関係者の永年に亘る強い要望であつたのであります。このたび提出されました港湾法案は、地方公共団体の自由な意思による港湾管理者の設立その他港湾管理運営の方式を確立し、以て港湾の開発発展を図ることを目的としてい……
○佐々木鹿藏君 兩公團の賃借せんとする建物、その他什器に對する賃借料金の見込額、及びそれらのものの價格等の資料をお願いいたします。
【次の発言】 聞くところによると今度できました麥を玄麥のまま配給するということのようでありますが、事實かどうか、事實でありとすれば、さような方法を取らずして、精麥にする方法があると信ずるが、その方法を御研究になつておるかどうかということについて、農林大臣の御答辯を願いたいのであります。
【次の発言】 私も深く研究した者でないが、多年の研究と實際の運営をした上からいたしまして、この隘路はどこにあるかということを考えますとき、これは輸送の面にあるので、精麥ができないと……
○佐々木鹿藏君 三つに分けてお尋ねしたいのでございますが、公團は基本金が非常に少いと思いますが、この借入金はどういう方法によつてどこで借りるのか、次はこの統制機關の者は殆んど採用するということでありますが、役員はどうなるのか、第三番目は、只今御質問になりました製造部門を何故公團にしないのかということに對して、局長は四千から六千ある。多いからできないのだという答辯でありましたが、これは私納得できない問題であると思います。何故ならば製造部門は、どの製造部門も利益が非常に多過ぎて樂々とやつておることはもう事實であります。そのような團體は、或いはしにくいところを統制するのがいわゆる政府の公團であつて、……
○佐々木鹿藏君 相當時間も經過したようでありますし、午前中の會議は物價の問題についていろいろ御審議になつたのでありますが、これを一つ片附けまして、その次において供出問題についてそれぞれ相當に御意見があると思います。そこで物價の問題を一應終了後にこの話を進めることにいたしたらどうですか。
○佐々木鹿藏君 私は河井委員と同感の意見を持ちまする者で、割當等も重大な問題でありますが、根本の食糧増産という對策が十分にやられる國内の自給自足體制が確保できなければ、何年でもかようなことを繰返して、窮屈な生活をしなれけばならんということになるのであります。そこで政府は、参議院、衆議院において食糧増産のみに専念する食糧増産對策委員を作る意思があるかどうか。これをお尋ねいたします。 それから第二點は、昨年の供出未了、割當供出未了の農家に對しての處置はどうか。この處置いかんによつては、今後供出さるべき食糧が供出不振に終る虞れが多分にあると思うのであります。それについての御意見いかん。 尚昨日の……
○佐々木鹿藏君 ちよつと、商業委員會と合同調査をいたします場合に、委員長から、この地區に行つた時は、甚だおこがましいとでありますけれども、その地區の選出の議員が班長といふ資格を持つような御方針を願いたい。それは各自同樣だろうと思います。
○佐々木鹿藏君 縣單位の農業會が、運營上必要に迫られて他の國體に出資しても差支ないか。 それともう一つは、現在動産、不動産は動かしてならんという指令が出ておるが、これは縣の事情によつて動かささねばならんということがある場合は、どういう方法をとつて動かすのか。これを具體的に申しますと、食糧その他木材等を輸送するに際して、協同輸送、運送協同組合というようなものを作ろうか、或いは會社にするかという議が廣島縣においては進められて、近くその發足を見ようとしておるのであります。そういうときに出資をして差支えないか。或いは持つておる自動車その他を、その團體或いは會社に投資することが差支えないかということに……
○佐々木鹿藏君 自家製炭は如何なる方法を以て許すのか。この自家製炭をやらんとする者は例えばその團体が自動車を有する。その自動車の燃料にする場合の製炭を許す方法を承りたい。それから二は、輸送について、この概要に示された二の外にはやらない方針かどうか。例えば日通が解休した場合、一駅一店主義で行かないという場合に、各所に運送店ができると思いますが、その場合にもこの指定した以外はできないか。第三は、政府の決めた價格では出ないのではないか。この原因は種々あると思うけれども、政府の考えておられる見返り物資等と、その他炭燒業者が他の仕事に出た場合待遇等の相違があるが故に、この價格では出ないのではないかと考え……
○佐々木鹿藏君 私も木檜委員の意見と同様第九條の除外例を認めることに贊意を表します。
○佐々木鹿藏君 私は現政府は耐乏生活に甘んずるようにという御信念をもつてすべてのことをやつておられると思います。政府において只今収入の御苦心のあることは十分承知いたしますが、その中で私の見解では國民大衆税にも等しいところの煙草をかくのごとき賣り値段で置くということは、すべての物價に影響が多いのだとこう考えるのであります。例えばピースのごとき三十圓という煙草を買つて、これを煙草を好きな人が毎日買えば數百圓要る。こういうことになるとき、千八百圓の水準をお決めになつても買えんということが忽ち起ると思うのであります。そこでそういう政府の方針を示されて低物價政策を實行されようとするならば、少くとも煙草は……
○佐々木鹿藏君 先程松村委員の御質問に対して大臣が、飼料は確保できて、それは七月頃という言明でありましたが、これは五ケ年計画に基く飼料であるかどうか、又飼料が確保できるとなれば、今政府が計画しておるより以上の計画を立てる用意があるかどうか、この点を伺いたいと思います。
【次の発言】 この五ケ年以上の計画を立てる用意があるかどうかということについて……
【次の発言】 私の提唱しておりまする搗精の改良は是非政府がやるものだと確信を持つておりまするので、食品局長にお尋ねしたいのでありますが、そういう場合においてこの糠油の機械の設備が宗全であること、即ち原油と精製油の機械の見通しが付いているか、この点……
○佐々木鹿藏君 私も山田委員と同感でありまして、除外例ということでなくはつきり明示すべきだと思います。
○佐々木鹿藏君 議事進行についてちよつと……今木下委員が御発言になつた点は必要と思いますが、これは予算委員もありますし、又政府が提案をしておりませんので、次の機会に……。本題である三名の人をどうするかということを、これを今日はもう少し研究の余地があるということにいたしまして、十分の檢討を加え、更にこの任命についての発言をするということで御進行を願いたいと思います。 もう一つは、第三國会で宇都宮委員より一應撤回になりました問題があります。その問題について、衆議院の人事委員会と委員長におかれて全員の協議会を開かれるか、或いは理事以上で懇談的に開かれて、意見の相違がなく、相方が纒まつたような意見が……
○佐々木鹿藏君 私は小串委員の動議に賛成をいたします。人事官に淺井、山下、上野の三名を適当と認めまして賛成をいたします。
○佐々木鹿藏君 そうは考えない。ただ二名か三名発言されたら直ぐ委員長はこのように考える、考えるで御進行にならず、もう少し態度を愼重に、結論に到達するまでお待ちになつて、委員長の態度をおとりにならないと困ると思います。
【次の発言】 昨日開会されて今日も大分進行しましたね。我々に與えられた時間というものは、十日間でやるということですね。段々進行は結構なんですが、今のように選択されて行くようになると、審議の期間というものが殆んど短縮されるのじやないか。最後的の決定とか何とかということについては、もう少し愼重におやり願いたいことは前に申した通りであつて、もつと進行の方針を示されながら、今日はこれから……
○佐々木鹿藏君 今問題がいろいろ審議されておりますが、私は羽仁君の御意見のように、補欠選挙を行わないで、次点繰上がよいと思います。併しこれを無制限にやるということでは弊害がありますので、一ヶ年間に限つて繰上を行う、こういうことにしたらどうか。
○佐々木鹿藏君 私は供託金を必要といたします。そこで参議院、衆議院の供託金は三万円とする。本年決められた五千円が三万円になつたという例から見ましても、少なくも五万円程度は、知事も同樣五万円、市長は三万円、都道府縣は二万円という、自治体の場合は一万円、こういうように改めたらどうかとこう考えます。
【次の発言】 そうです。
○佐々木鹿藏君 私はこの選挙費用の制限などについては今後のやり方によつて、その支出の大小にかかると思います。そこでこの問題を解決するには公営をどの程度拡充するのかどうかということが先に決められて、その後に制限をすべきではないか、こう考えます。從つて私は適当な制限をしない場合は、何億とか、何千万円とか、儲けた人達が非常に有利なわけで、誠に出て貰わなければならんというような人が選挙費用に圧迫をされて、出られないという虞れがあるから、この程度の制限を必要といたします。
○佐々木鹿藏君 私はこのポスターの枚数ですが、全國の三万は賛成ですが、地方の三千は少いと思います。三千枚ポスターを貼つたつてどこにも見えないくらいのものです。これは三万との比較もあるし、少くも私はこの倍六千以上を貼らなければならんのじやないか、こう考えております。
【次の発言】 今の結論が今少し早いように思うが、私は三十枚というのは、仮にそういう候補者はないかも知れないが、当選なども目的としない候補者がある、それも妨げない、それに全國通用のあれを三十枚出すと何ぼの金額になるか、國家の負担でも大したことになる、ですからその問題を斟酌する必要があるから、二十枚でいいと思います。
○佐々木鹿藏君 菊井君にお尋ねいたしますが、衆議院の方はどうなつておりますか。供託金は……
○佐々木鹿藏君 鈴木さんの御意見に賛成いたします。
○佐々木鹿藏君 この問題につきましては、その選挙をやつて我々で以ていろいろあることから練つて結論が委員会で又小委員会で決せられておるのでありますから、やはり今の友人知己を訪問するという程度で進められんことを望みます。(「賛成」「議事進行」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私もそのように考えます。何故ならば連ねるというのは、二台を許されたものが先方へ行くときは右と左に分れるけれども、いわゆる自動車を出したときには、一ケ所から出るので自動車を連ねたことは違反だということになつてはいけないので、氣勢を張ることでないということを根本にしておいた方がよかろう。幾多の問題でそういう支障が起る。
○佐々木鹿藏君 今國民を挙げてこの税の問題に悩んでありますが、この税を喜んで出し得る、出させたいという考えの下に、この今はつきり分らないのですが、調査委員だとかそういう機構を迅速に作るというお考えがあるかどうか、あるとすれば、具体的にどういう方法によつてしたいのだという御意思か、お考えを伺います。
【次の発言】 置くという御意思ははつきりいたしましたので結構だと思います。そこで納税者が選挙によつてやるということは、公平を欠くということも考えられますが、併し今までの事例から言いますと、公平を欠いていないので、税務と調査員との間に円滑を欠き、支も納税も今のような段階になつておらんことは御承知の通り……
○佐々木鹿藏君 先程カニエ君のお話では、速記録を見たらよく分るというお話しでございますが、この委員会は不幸にして速記録が大概の場合なかつたと私は記憶するのであります。そうして意見を十分に述べられんとおつしやいましたが、恐らくこの全委員の中で、カニエ君が大半を述べられて、十分御意見はどの委員より多く述べられたように記憶しております。そういう見地から私は討論打切りということに賛成いたします。
【次の発言】 新谷君の意見に賛成します。
○佐々木鹿藏君 質疑を打切りまして、討論に入ることの動議を提出いたします。
○佐々木鹿藏君 將來海運の拡張はどれくらい程度に考えられておるか、現在と又今後一年の海運船舶の状況、その他船舶に対する輸送計画等についてお示しを願いたいと思います。
【次の発言】 現在の船によつて輸送されておる数量はどれくらいありますか。又この鉄道によつて輸送されておる数量、これは分りませんか。
【次の発言】 陸送の運賃と、船によつて輸送される運賃との差はどういうのですか。
【次の発言】 私共の記憶しておる範囲では、鉄道を海送によれば、逆に海の輸送が半額以下だと記憶しておりますが、それが鉄道による倍額ということは、どこに欠陷があるか、政府においては、はつきり掴んでおられると思いますが……
○佐々木鹿藏君 質疑はこれで打切にして、採決を願います。
【次の発言】 只今川崎さんのお話尤もの点が多いのでありますが、農林大臣に長く申上げる必要はないので、私は一言で足ると思つております。現在の食糧事務所の件は、大臣も十分御承知でありますから、この人員を二割減せば、今川崎さんの公團に向けるべき重要な部分にも影響して來るし、各方面に亘つて大きな影響がある。先般も大臣に申上げた通り消費者にも迷惑がかかるし、又農村に迷惑をかけるという部門もありますので、この食糧各般に亘つて重要なこともありますから、この食糧事務所の人員については十分の考慮を拂いまして、ただ軽い意味の考慮では困ると思います。ここで十……
○佐々木鹿藏君 この恩給法を定める時に、日本の経済だけでそう考えたか、或いは諸外国の例を参考にして考えられたか、そういうことが分つておれば伺いたい。
【次の発言】 ええ。
【次の発言】 それは戰前のことですか。
【次の発言】 現在のは分らないのですか。今のアメリカ、イギリスの恩給法が大巾に改良されておるかどうかというようなことは分りませんか。
【次の発言】 恩給は担保はききませんか。抵当に入れることは……。
【次の発言】 あれは前からそういうことを聞いているのだが、何か担保を設定しないでも、やはり恩給を以て代行して取るようなことをして、高利貸が非常に恩給をめどに莫大な商売をしているという事実が……
○佐々木鹿藏君 三好君の質問に対する局長のお答えが簡明卒直でありますが、仮に閣議或いは議院提出によつて承認された場合には、十億の予算があつて、いろいろ余裕があるだろうと思う。これでできるのだというふうに私は了承したい。そのように了承いたしまして私共は態度を決めたいと思います。
【次の発言】 さように思いません。そのように了承しただけで……。
【次の発言】 それではもう一遍お尋ねしますが、閣議決定がされたら十二日頃に提案される……間に会いますか。変更することを……。
【次の発言】 あなたにお尋ねするのは無理かも知れませんが、事務的に処理ができるか、閣議決定……大臣の肚を聞くのは大臣に聞ますけれど……
○委員長(佐々木鹿藏君) 只今より運輸委員会を開会いたします。
先ず請願及び陳情に関する小委員長の報告を願います。
【次の発言】 只今の小委員長の報告通り決定して御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。
【次の発言】 次に、港湾法案を議題といたします。政府より提案理由の説明を願います。
【次の発言】 本案の審議は次回にいたすことといたします。
【次の発言】 次に、日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。速記を止めて下さい。
午後二時四十七分速記中止
【次の発言】 速記を始めて下さい。他に御質疑もなければ、これで質疑を打切つて討論に入……
○委員長(佐々木鹿藏君) 只今より開会いたします。
運輸省設置法及び日本国有鉄道法の一部を改正する法律案を議題といたします。先ず政府の提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 御質疑のおありの方は御質疑をお願いいたします。
【次の発言】 只今の丹羽君の御意見に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないようでございますから、直ちに討論に入りたいと思います。
【次の発言】 他に御意見ございませんか……それでは丹羽君の御意見に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
それでは採決に入ります。本案に御賛成の方の挙手を願います。
○委員長(佐々木鹿藏君) 只今より委員会を開きます。
先ず公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き、国会の議決を求めるの件を議題といたします。前之園委員より質問の通告がございました。お願いいたします。
【次の発言】 外に御質疑ございませんか。
【次の発言】 結構でございます。
【次の発言】 お諮りいたします。村上委員の御動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。それでは継続審査にいたすことにいたしたいと思います。審査要求手続につきましては、委員長に御一任願いたいと存じます。
【次の発言】 確定をいたしました。
○佐々木鹿藏君 今小串先生に確めましたところ、村へ帰つて相談しなければいかんということをはつきり言つたけれども、俺だけは承知したという言がありました。それならば諸君において代表とみなされた場合我が党の代表の小串先生が出て、俺だけということならば皆さんの意見が全く正当だと思いますから承認せざるを得ないと思います。
○佐々木鹿藏君 我が党の淺岡君から徳田問題に対して、総理以下各大臣に質問したい‥‥
【次の発言】 淺岡君が徳田問題に関して、総理以下関係大臣に緊急質問をしたい‥‥
【次の発言】 只今小林君が、浅岡君の質問の内容につきまして詳細に聞きまして、委員会と重複はないということであります。
○佐々木鹿藏君 自由党も政府の提案通り承認することになつております。
○佐々木鹿藏君 私はその現場に出ておられた門屋委員の発言を聞こうとして今発言を求めたのでありますが、門屋委員の言が明瞭になつた以上は私の所信も全く明瞭になりましたから、今門屋委員の言われたように大体委員長の手落もないという、そのときに列席された委員であり理事である門屋君の証言によつて明瞭になつておりますから、この処断の方法については議長の申されるところによつて断行されて、参議院の権威を保つようお計らいを願いたいと思います。
○佐々木鹿藏君 私共がこういうことを申上げては恐縮なんですが、建設でも大蔵でも、かかるところはどつちでもよいというような衆議院の意向もあるのですが、ただ大蔵委員会の方は余りにも法案が山積し過ぎてはいないか、遠慮すべきではないかというような考え方もあるので、今朝黒田理事に問うてみると、今月中はできんのではないかというような意見がありました。それで櫻内委員長が帰られたので、櫻内委員長がどうお考えになるか分りませんが、今まで委員長の代理をしておられた黒田さんの、余り山積しておるというような御意見もあつたので、若しそういうようなことがあれば、実は建設の方が暇で困つておるというては何ですけれども、非常に……
○佐々木鹿藏君 只今の問題は自由党において研究しました結果異議ありません。
○佐々木鹿藏君 賛成いたします。
【次の発言】 これは党籍はどうかというような点もあつて、党籍も民主党であるというのと、自由党であるというのと二つに分れているという関係も明瞭になつております。やはり代表的に選ばれて……その団体から選ばれておる者でありますから、党派をとつて、政府が横暴になつたというような意味もないからして、やはりこれは了解していいのじやないかと思いますが、どうでしようか、御賛成を願います。
【次の発言】 昨日門屋君からの提議がありまして、予算委員会における問題があつたのですが、その際委員会を宣したということが問題になつておりますが、私は委員長と懇談をいたして、その実情を聞いたの……
○佐々木鹿藏君 昨晩の懇談会が大会いいところまで行きかけたところ、今日に廻されたので、懇談会のような形に移された方が話が纒まり易いのではないかと思いますから、懇談会にして頂きたいと思います。
○佐々木鹿藏君 只今山下君の御説明の議員派遣の件ですが、石原君は只今厚生委員を辞退されて法務委員になつたというふうに聞きましたが、いずれ本人は辞退されると思いますが、何か委員会の方で順序を変えられて派遣されるのですか。
○佐々木鹿藏君 住宅組合を作る場合の地区はどうですか、組合を一市全体で作るべきか、小さな町で作つてもいいか、人数の制限はないのですか。
【次の発言】 七人以上何万人でもいいのですか。
【次の発言】 それから供給会社というものの資本金の限度は、資本金が一億でなければいけないとか、千万円でなければいけないとかいう拘束はありません。
【次の発言】 進んでいないとおつしやいますが、そういうような構想を早く発表しないと、供給会社ができないで、貸付できる方法は付いたが供給会社を作ろうといつても千万円以上とか、五千万円以上ということにならないと、供給会社を作る間もないのですね。これを早く明示しないと、国会は……
○佐々木鹿藏君 大体御説明が終つたようでありますから、質疑をすることは後に延ばして、今本会議が始まつて重要な懲罰問題を解決する、もう五分か六分すればそれになるかと思いますので、暫く休憩をして頂きたい。 (「散会」と呼ぶ者あり)
○佐々木鹿藏君 私は宮澤さんにお尋ねしたいと思いますが、專門家であられるから十分研究をされたと思うのでありまするが、平均八坪ぐらいでよいではないかというような御意見でありますが、これはただ家賃の面にのみ拘泥されているのじやないか。八坪とか十坪という家を建てて本当に日本人として住むに誠に満足な自分の家はできた、これでまあ生活もやや安定をしたというような家庭的の喜びを持つのが、八坪などの家でこのような満足ができますか。折角家を建てるならばやはり十二坪というのは非常な苦心と努力、研究の結果なつたのじやなかろうか。そこまでまああなたのお説の金利は五分五厘が高いではないか、そこで銀行の手数料が三分ぐらい……
○佐々木鹿藏君 私もお尋ねして見たいのですが、建築士を置く場合に試験したとき間に合うだけの建築士が直ちにできるか、これが一点。それから二点が、例えば十二坪の家を建てるときに、建築士に要する費用は幾らかかるか。それから会社において建築士を社員として採用した場合に差支ないか。それから建築士の月収は何程を適当と思つておるか。建築士がおるために工事が遅れる虞れはないか。この五点について御質問いたします。
【次の発言】 私の質問はまだ二、三ありますが、意見は相当これに対して持つておりますが、又意見を述べることにいたします。
○佐々木鹿藏君 私の方は今の提案、小串先生を委員長に推薦することに同調いたします。
○佐々木鹿藏君 今小川君の御発言には刑務所と仰しやつたが、刑務所に投票所は設けられないことになるので、あなたは誤解なさつておられませんか。刑務所でなく、今のは留置所のことです。留置所は五十やそこらのことではありません。
【次の発言】 それだからあなたの言う五十や百や二百じやないですから、留置所は。
【次の発言】 留置所はそんなことはない。
【次の発言】 それは警察のある留置所のところですよ。
【次の発言】 これは鈴木君の修正案より、三枚を貰えるとすれば一枚多くなるので、鈴木君の意思と反しないと私は思う。でありますから苟くも全国に立候補なさる候補者が県単位のパスを取るのは、不見識であり不便である……
○委員外議員(佐々木鹿藏君) 本委員会に旧軍港市転換法案を取り上げて頂いたことに対して、提案者を代表いたしましてお礼を申上げます。そこで提案理由を御説明申上げたいと存じます。横須賀市、呉市、佐世保市及び舞鶴の四都市は、御承知の通り、旧軍港が置かれ、巨額の国費を費し、又長年月に亘る設営努力により、日本海軍の四大根拠地として、終戰時まで発展して参つたのであります。 即ち一小漁村であつた横須賀市が、明治十七年東海鎮守府が置かれて以来、逐年軍港規模が拡張せられ、市の人口三十八万に上る大都市となり、全市即ち軍港というように一体として発展し、ために一般産業の興る余地がないままに、市の財政も多額の国庫助成……
○委員外議員(佐々木鹿藏君) 只今のようなことを初め考えたのでありますが、いろいろと各般の情勢を調査するに連れまして、ここに揚げたような以上のことを希望することは無理であろうというようなことから、このようなことにいたしたのであります。原法案で二割以内の割引をするというふうになつておりますが実情から申しますると、二割くらい引いて貰つたのでは、公共団体が、例えば学校を受けるというような場合、大概今までの例として一坪七千五、六百円の対価で受けております。而も、その学校は、僻地にある建物を利用するというような関係で、むしろ一万円くらいで新築をした方が安いのではないかという嫌いが多分にありまするので、少……
○委員外議員(佐々木鹿藏君) 実際問題といたしましては、大蔵当局でないと一々のことは判明いたしませんが、私共の知つておる範囲におきましては、四軍港ともまだ売却になつたというものは誠に少いのでありまして、今は一時転用という形で受けております。この一時転用というものが永久に続くものでもありませんし、現行法でございまのたらやはりこれを公共団体及び産業会社が買取らねばならんという情勢に追込まれておりますが、併しこれを買取ろうと考えましてもなかなか莫大な金を要すし、さりとて増資をいたしまするには増資を応募者が少いというような関係で、何とかしてこれをその單価を下げて産業会社が受け安いようにというようなこと……
○佐々木鹿藏君 (一)の問題ですけれども、「全國選出については十五箇所」とあるが、今、鈴木さんの御意見では、各縣に一ケ所はいいのじやないか、こういうことなんで、全く全國議員としてやる場合、誰が立つているか分らんというようなことも考えられるのでありますけれども、各縣に一つと限定された場合には、一つしか各縣に置けない、こういうにようになるのですか、その点が十分に分らないのですが、それをまあ選挙をやる実際の場合に、東京に主力を置くという場合には、十五ですか、或いは殖やすということもよかろうが、そういう場合に実際に東京には七ケ所も八ケ所も置いて、あとの七ケ所は地方へ置いて選挙をやるということが、最も有……
○佐々木鹿藏君 私は成るべく複雜に思うような問題は公営を止めて個人でやつた方がいいと思う。僅かな金の問題でどれもこれも公営公営と持つて來るよりも、やはりどこかに疑点の残るようなものは公営を止めた方がいい。だから今の紙の問題も実際にえらくややこしくなりますから、こういう疑義が起るような問題は成るべく公営に持つて行かない、こういう原則で御進行願いたい。
【次の発言】 私は十万円を妥当と思います。何故ならば二万円というものは殆んど國庫の負担をするものでありまして、二万円というものは消えてなくなる、併し五万円、十万円積みましても恐らく没收されるべき人という者は極く少数でありまして、殆んどないという見地……
○佐々木鹿藏君 大体において三好君、堀君の意見と同様なんでありますが、もう少し掘り下げて食糧事務所のことについて申上げて置きたいと思います。私共の調査したところによると、四十三日間で二千二百七十時間というところの勤務をしておるようであります。そうしますと八時間労働にすると、殆んど倍近くの勤務をしておるということになります。その倍近くの勤務をしておる者を又更に整理するということは全然不可能になると思うのであります。そこでこの及ぼす影響がどうかというと、檢査員が檢査をする場合に、一日に三千俵を計算しておる、それが今度整理されれば又その檢査が粗漏になる、及ぼす影響は檢査が粗漏になれば米の等級に粗漏を……
○委員長(佐々木鹿藏君) 只今より労働、運輸連合委員会を開きます。前回に引続き質疑の継続を行います。御質疑のおありの方は順次御発言を願います。
【次の発言】 只今官房長官が見えられますが、それまでお待ち願いたいと思います。
【次の発言】 それでは説明します。実は労働委員長の御要求があつたので事務局を通じて連絡させましたが、徹底をいたしませんので、私みずから参つて交渉をいたしました。あいにく総理に会えなかつたのでありますが、官房長官を通じて、是非暫くでもいいから出て呉れという要求をいたしましたが、各般の事情によつてどうしても今日は出にくいから御了承願いたい。是非労働委員長の御了解を得て呉れ、そう……
○佐々木鹿藏君 銀行に扱わせまして、銀行に支拂うべき手数料というものはどのくらい掛ることになりますか。
【次の発言】 先般公聽会を開いて專門家の述べたところによると、少くとも三分以上を必要とするだろうという説明がありましたが、それくらいで当つておりますか。
【次の発言】 金利を五分五厘計上しておる。その五分五厘の金利は銀行の手数料の三分ぐらいに該当する。こういう意味のことを公述人が説明しておりました。だから五分五厘という利息は高過ぎる、銀行の手を経ずに公共団体に直接貸せば安くなるじやないか、こういう説明のようでした。
【次の発言】 結局金利を如何にして下げるかということによつて家賃が高いか安い……
○佐々木鹿藏君 私は北條委員の動議に賛成いたします。この首都法案は非常に重要でありますので愼重を要すると思います。又別府法案も簡単とは申しませんが、これらの法案は先におやりになつた方が片づきが早いという見解から、この動議に賛成いたします。
【次の発言】 それは話合い結構です。
○佐々木鹿藏君 吉川委員により、この法案は建設の方でやるべきであるから、慎重審議をせよという嚴命がありましたので、非常に責任を痛感いたします。その意味において私は先ず提案者にお尋ねしたいのは、第一條を根本的の目的にするのか、或いは第三條を目的とするのか。先程岡本委員からこの点について触れられたのでありますが、三條については触れられたのでありますが、一條は根本的の目的にするのかどうかということをはつきり示されておらん。質問がないのでありますから。それで私はこれを明瞭にするために一條が根本的の目的であるか、或いは三條を目的とするのか、こういう二点について説明者の答弁を求めます。
○佐々木鹿藏君 只今議題となりました旧軍港市転換法についてその提案理由を御説明申上げます。 横須賀市、呉市、佐世保市及び舞鶴市の四都市は、御承知の通り旧軍港が置かれ、巨額の国費を費し、又長年月に亘る設営努力により日本海軍の四大根拠地として終戰時まで発展して参つたのであります。 即ち一小漁村であつた、横須賀市は明治十七年東海鎭守府が置かれて以来逐年軍港規模が拡張せられ、市人口三十八万に上る大都市となり、全市即ち軍港というように一体として発展し、ために一般産業の興る余地なきままに市の財政も多額の国庫助成に負うような状態であつたのであります。 呉市はもと呉浦をかこんだ半農半漁の村落にすぎなかつ……
○佐々木鹿藏君 この軍港というのは、この四軍港以外にはございません。要港というのがございます。
【次の発言】 これは大蔵省の方でお聽き願うのが正確であろうと思いますが、まあ大体私共の知つておる範囲では、これに類似すべきものは大湊とか、或いは山口県の光とか、徳山とか或いは大分県の佐伯にあります施設などがこれに類似しております。併しその財産がどれだけあるかということについては、これは当局に御質問願います。
【次の発言】 連絡もございません。又これにつきましてはその市当局より連絡はございませんが、自由党の政調会長でありまする佐藤君からの意向としては、光のごときも類似はしておるが、この法案に直ちに織込……
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