山本有三 参議院議員
2期国会発言一覧

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このページでは山本有三参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
山本有三[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

山本有三[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、緑風会)

○委員外議員(山本勇造君) 委員外で発言を許して頂きまして大変有難う存じます。今日衆議院の方で五人の委員の中の一人の一万田さんが非常動になるために問題があつたように聞きましたが、ちよつとそのことについて僕は申上げて置いた方がいいのだろうと思いまして、発言さして頂くのでありますが、私は実はこの五人の委員の選考者の一人になつておるものですから、実情を存じておりますので、その意味で申上げたいと思うのであります。それは一万田さんは初めから常勤という建前になれないことを承知で皆選んだのでありまして、実際は常勤の方がよろしいのでありますけれども、この文化財保護委員会の方は、御承知のように予算が大変少いので……

第8回国会 文部委員会 第5号(1950/07/28、2期、緑風会)

○山本勇造君 私は文化財保護の件につきまして、今地方行政委員会の方で問題になつております地方税法案の中の固定資産税の非課税の範囲、これに関連いたしましてちよつと御質問申上げたいと思うのであります。それは本来から言いますと、地方行政委員会でやるべき性質のものだと思うのでありまして、向うの委員会と合同してやるなり、何なりやつて然るべくやることも私無論考えておつたのでありますが、併しあちらの委員会は非常に方々合同が多く時間もないようでありますので、私は地方行政の委員長と話をしましてこの問題はこちらでやるがというふうに通告をいたしましたら、どうかやつて呉れということでありましたので、非常に或る意味から……

第8回国会 文部委員会 第閉会後7号(1950/10/06、2期、緑風会)

○山本勇造君 事務局の方から予算の説明でもございますか。
【次の発言】 高橋委員長から文化財保護委員会の発足以後の経過について詳細な御報告があり、又森田局長から予算についての御報告がありましたのについて、各委員からそれぞれ御質問がございましたが、私もちよつと一言申上げて見たいと思つております。  この文化財保護法は御承知の通りに国会で立案して、その国会といつても特にこの文部委員会が中心になりましてやりましたものなので、そういう上から行きますと、我々はこの保護委員会に対して非常な責任を持つておるわけであります。若し世の中の普通の例に従いまして、赤ん坊を産んだとすれば、当然その産んだ母親がその赤ん……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 文部委員会 第30号(1951/03/29、2期、緑風会)

○山本勇造君 今のに関連して……、今のはそれほどの問題とは思いませんけれども、人数を選びます場合に私が申上げたいことは、成るべく党派に関係のない人を選んで頂きたい。党派のほうの人はその党派の人を撰ぶということが起り得ないとは限らないと思いますから、まあ大体こういう文化のほうの問題は党派のほうに入つておる人は比較的少いとは思いますが、これはどうか党派に煩わされないようにしてもらいたい、これは要望だけ申上げます。ところで私質問ですが、先ほどの予算が三十四人で、そうして又文化勲章を受賞されたかたが現在三十四人あるというようなあれがありまして、若しそのまま三十四人の予算に対して受賞者の三十四人がそのま……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 文部委員会 第閉会後1号(1951/08/20、2期、緑風会)

○山本勇造君 日程によりまして、文化財保護委員会の件を取上げて頂きたいと思うのですが、この問題は去年の秋、委員会のほうから報告があつたと思いますが、以後とうとう今日まで御報告がないのでありますが、その後さまざまな問題が起つておるようでありますし、一応一つその後の委員会の経過につきまして、我々承わつておきたいと思います。当局のほうから説明並びに補正予算等のあれも出ておるようでありますから、それらの説明もお聞きいたしたいと思います。
【次の発言】 ちよつと質問いたします。大分質問する事項が多いと思いますが、取りあえずサンフンンシスコにこちらから出品する問題につきまして、先ほど高橋委員長からお話が出……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 文部委員会 第10号(1952/02/26、2期、緑風会)

○山本勇造君 今の新聞等を見ますと、大変、漢文復活の問題がやかましくなつて来ておるようですが、今までのところでは参議院のほうにはこれに対する陳情、請願がなかつたのであります。聞くところによりますと、衆議院にはすでにそれが漢文復活或いは東洋精神文化高揚というような意味の請願があつたのだそうで、衆議院ではそれに対してそれぞれそういう請願について御処置をなされ、又先週の土曜日には東洋精神文化に関する決議案というふうなものまで出されておるようでありまして、従つてこれが非常に大きな問題になつて来ておるようであります。今日の新聞を見ますと、読売新聞は「漢文を学校の必修科目にするな」という表題の社説を掲げて……

第13回国会 文部委員会 第25号(1952/04/15、2期、緑風会)

○山本勇造君 勝本さんでも城戸さんでもどちらでも結構でございますが、ベルヌ條約が、日本が今度は独立するとしたならば復活して来るものじやないかと思うのですが、ブラツセル條約があるにしても日本が入つておるのはベルヌ條約ですから、あれが復活するんじやないかと思いますが、復活して来ると同時にあの中に日本が特殊の益権といいますか、普通であれば死後三十年でなければ自由にならないものが、あのベルヌ條約の中には日本はたしか初版発行後十年でしたかな、その後においてはこの権利を支拂わないで日本で訳すことができるというような特例が設けてあつたように記憶するんですが、そういうのが今度復活して来ますか、来ませんか。それ……

第13回国会 文部委員会 第26号(1952/04/17、2期、緑風会)

○山本勇造君 外務省のかた見えておるのですか。
【次の発言】 それでは平和條約の中で、第五章の十四條の2の(V)は、「日本の商標並びに文学的及び美術的著作権を各国の一般的事情が許す限り日本国に有利に取り扱うことに同意する。」という條項があつて、これから審議する著作権の問題に非常に関係があるわけですが、それのこういうものが入つたこと、又入るようなふうになつたいきさつと、或いはどういうふうなあれでこういうふうになつて来たか、それらの点を一つちよつと御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この委員会が今日要求したことは、この問題を初めから申上げてこの点をはつきりさせないと、今我々のほうにかかつて……

第13回国会 文部委員会 第27号(1952/04/24、2期、緑風会)

○山本勇造君 著作権の特例に関する法律案は文部省提出ではありますけれども、著作権というものの性質から考えますと、これは国内的の問題だけではなくて国際的問題であるということ、それに平和條約に非常に関係を持つておりますので、前回実は岡崎さんに御出席を願いたいと思いましたところ御出席がなくて課長のかたがお見えになりました。なかなか有能ないい課長さんであつたのですけれども、併し如何にしても課長では答えられないことであつたものですから改めてお出でを願つたわけであります。  二、三お尋ねしたいのですが、第一には平和條約の十四條であつたと思いますが、これに「日本国に有利に取り扱うことに同意する。」という條項……

第13回国会 文部委員会 第44号(1952/06/17、2期、緑風会)

○山本勇造君 この漢文の問題のときに、余り漢文必修ということがやかましい問題になつていたと存じますが、そういうあれから参議院の文部委員会においても参考人を呼んで意見を聴取するというようなことをやつたわけでありますが、いろいろ政治的なことをも考慮しまして、実はこの問題を今日まで議題に上げないでいたわけでありますが、今会期も非常にもう迫つて参りましたし、又今御説明のあつた通達は実は我々多少意外の感がないでもないのでありますが、後にそういうものを見せられまして、そのときにもこれは当然質問すべきではないかという気がしたのでありますが、やはり政治的な考慮もありましたのと、もう一つは出てしまつたとき今すぐ……

第13回国会 文部委員会 第54号(1952/07/28、2期、緑風会)

○山本勇造君 私は衆議院の修正案並びに堀越君の修正案に賛成するものであります。堀越君の修正案は事務的な問題ですから御異論がないと思います。  それから衆議院のほうの修正案も大体において二つになつておると思います。一つは奈良の分館を本館にするということ、これは大変いい修正だと私は思います。東京なり京都なりの博物館は本館であるが、奈良だけは分館であるということは如何にも均衡を失することでありまして、これが今度本館になるということは大変結構なことと思うのであります。それから第二の点は、委員の問題でありまして、私は実案を申しますと原案のほうがいいと思うのでありますけれども、併し又ここで原案に戻すという……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 文部委員会 第3号(1952/11/27、2期、緑風会)

○山本勇造君 今日の質問は当然文化財保護委員会のほうに質問するつもりりでおりますのですが、併し今現地に参議院のほうからの正式の調査班として行かれた相馬君の今のお話の中に、ちよつと事実の問題で疑問に思うことがあります。ただそれはやはり話の土台になつて行くといかんと思われるものでございますから、ちよつと二点だけ僕は相馬さんにお伺いしたいと思います。  あなたのお話の中に、首切りというような言葉を新聞で使つております。これはみんな使つておるようですが、私は首切り事件ということは非常にいやな、のみならず又解雇のような場合にも首切りということを、こういうようなことをジヤーナリズムが使うが、首切りというこ……

第15回国会 文部委員会 第5号(1952/12/02、2期、緑風会)

○山本勇造君 前回質問をいたしましたところが、時間が遅くなつたために中途で切れた形になつておりますので、前の質問を続けていたしたいと存じます。前の質問のときに、今度のような月光菩薩の件について、文化財保護委員会としては、緊急止むを得ないものだ。併しながら行つてやつた当事者のやり方は慎重を欠いておるから、これには戒告するという御報告であつたのですが、その戒告のほうは暫らく切離しまして、ああいう措置は緊急止むを得ないのだという御説明が我々に前のとき納得が行かなかつたので、その点をお尋ねしておくのですが、それを一つ改めて今日緊急止むを得なかつた事情を御説明願いたいと存じます。

第15回国会 文部委員会 第9号(1952/12/16、2期、緑風会)

○山本勇造君 今度アメリカへ日本の古美術品を出品することについて、新聞等でも知つておりますけれども、そして又つい先ほど書類を頂きましたが、これは順序として一応当局から、このアメリカとの、こういうふうになるといつたことについての交渉の経過並びにその内容について一応の御説明を伺つたほうがいいと存じますので、一応御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 大変詳細な御説明を頂きまして有難うございます。この問題は非常に結構な催しでありまして、恐らくこれに対して反対をする人は一人もないだろうと思う。誰も皆賛成することだろうと思います。今度アメリカに日本の美術品を持つて行つて展覧をするというこのことは、二……

第15回国会 文部委員会 第11号(1952/12/18、2期、緑風会)

○山本勇造君 私は下村さんにお尋ねを申上げたいと思います。併しちよつと座が白けたようだから先ほど下村さんからと、それから足立さんからあとのほうの問題ですけれども、税金の問題が出ておりまして、大変あなたがたが御心配のようだし、それから世間もこの点非常に関心を持つているのですが、我々があの法律の中にあれが入つてないので、御不満は勿論だと思いますけれども、あれは我々無論承知の上で、而も試案の中にはちやんと入つておりまして、大蔵省に見せて、大蔵省も賛成をした。併しこういう状態だと、賛成はしたけれども私が賛成したということをどうかESSのほうに言わないで下さい、向うが承知さえすれば私のほうはしますからと……

第15回国会 文部委員会 第12号(1952/12/19、2期、緑風会)

○山本勇造君 ちよつと関連して…、私長いことここにおりまして、そうして政府の人の答弁というものを聞いておりますと、私は答える弁という答弁ではなくて、逃げるほうの、あの逃げるという逃弁の逃を思い出して仕方がないのです。先ほど岡崎君の問題が出まして、あなたは同僚である、大変お上手な、同僚の誼みでそういうことは言えないとおつしやつた。一応私もわかります。併しながらそれは私情なんです。あなたは文部大臣として、そうして道義の高揚を叫ばれる上から言つてする場合には、そういう私情で以て言つてよろしいのかどうか、私はその点をあなたにお尋ねいたしたいと思います。  それから第二の点は、今の総理大臣の成年式におけ……

第15回国会 文部委員会 第17号(1953/03/05、2期、緑風会)

○山本勇造君 今日は予算について大臣に質問することになつておつたんでありますが、矢嶋委員のほかにも大分質問のかたがおありのようでありましたが、只今おいででないようでありまするが、私は実は予算に直接関係を持つておらないのでありますけれども、委員会のお許しを得まして御質問を申上げたいと思います。まあ質問というものは、質問することによつて、そして又それに答弁することによつてその質疑応答の間でそれが建設的になつて行くのが、僕は議会本来のあり方だと思うんです。ところがこの頃はともすると質疑応答で破壊的になつて行く傾向が見られるんで、私はこの議会のあれとして甚だ残念に思つておるのであります。併し私は今のよ……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 教育公務員特例法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1951/05/26、2期、緑風会)【議会役職】

○仮議長(山本勇造君) これから教育公務員特例法の一部を改正する法律案の両院協議会正副議長互選会を開きます。  私が年長の故を以ちまして選挙を管理いたします。参議院の両院協議会正副議長の互選を行います。
【次の発言】 若木君の動議に御異議ございませんか。    (「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 御異議ないものと認めます。それでは私から協議会議長に堀越儀郎君、副議長に矢嶋三義君を指名いたします。  これにて散会をいたします。    午後四時十二分散会  出席者は左の通り。    議長      堀越 儀郎君    副議長     矢嶋 三義君    委員            荒木正三……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 内閣・文部連合委員会 第1号(1952/05/09、2期、緑風会)

○山本勇造君 今の近代美術館のあれですが、今度の設置法の一部を改正する法律案によりますと、十八條の二に、「国立近代美術館は、近代美術に関する作品その他の資料を収集、保管して公衆の観覧に供し、」と書いてある。「保管」ということがある。又大臣の説明の中にも同じような言葉があります。ところが文部省の芸術課、即ち社会教育局の芸術課の中にはそういう「保管」ということはないのですね。第二十六條の中に、左に掲げる事務を行うという、この課のことが書いてありますけれども、保管に関することは一つもないのです。展示ということはありますけれども、保管のことはないのです。それから今度は文化財保護法のほうを見ますと、保護……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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