鈴木清一 参議院議員
2期国会発言一覧

鈴木清一[参]在籍期 : 1期-| 2期|
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このページでは鈴木清一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

鈴木清一[参]本会議発言(全期間)
1期-| 2期|
第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 参議院本会議 第6号(1950/11/29、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は労働者農民党を代表いたしまして総理並びに関係大臣に少しく御質問申上げたいと思います。財政的な問題につきましては特に我が党の木村君から質問されておりまするが、大蔵大臣がお答えになりました中に腑に落ちない点もありまするから、その点はやはり昨日のお答えの続きとして御質問申上げることにいたします。  先ず第一に講和の問題につきまして御質問申上げるのは、先輩の諸議員の方々が大局的な見地からはすでにいろいろと質問されておりますので、私は極く身近かな例より見まして、何故現在の政府が殊更に全面講和を遠きものという工合に決めて、国民が最も心配しておる、戰争の危機さえ孕むところの單独講和促進に、……

第9回国会 参議院本会議 第7号(1950/12/06、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は労働者農民党を代表いたしまして、只今議題になつておりまする公共企業体労働関係法第十六條第二項の規定に基き国会の議決を求めるの件につきまして、誠に不満ではございまするが賛成をいたします。ではその不満である理由を三、四申上げまして、若しでき得べくば今後参議院の皆さん方が幾分なりとも御参考に願えれば、誠に望ましい次第であると思うわけであります。  社会党を代表して申されました菊川君も端なくも指摘されておりまするように、今回この裁定を国会に審議を求めて参りましたのは、すでに第七国会であります。而も裁定の出たのが三月でございます。それにも拘わらず年末まで持つて来て、殊更にこれを国会の議……

第9回国会 参議院本会議 第10号(1950/12/09、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 只今の須藤君の動議に賛成いたします。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第59号(1952/07/01、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は労働者農民党を代表いたしまして、只今上程になつております議長不信任案に対しまして賛成の意を表するものであります。  理由といたしましては、先ほど来、趣旨弁明の質疑応答の中で、いわば野党と言われた方々の中でさえ議会政治の中ではあの論議が繰り返されるのであります。ましてや議会政治の中で與党と野党とが画然と無くてはならないものであり、有るということが前提で、初めて議会政治は民主的に運営されるものであります。この中で、議長の職権が、この波瀾を含む議会政治の中をまるく、いわゆる円満に持つて行くためには、議長の職権は公平無私なることを前提といたしまして、その職責は、はつきり、万全たるべき……

第13回国会 参議院本会議 第60号(1952/07/02、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は労農党を代表いたしまして、第二控室提案の委員会差戻しにつきまして賛成の意を表するものであります。(「元気を出せ」と呼ぶ者あり)体が小さいから少し声も小さいかも知れないが、ゆつくり聞いて下さい。(「声は大きいはずだ」と呼ぶ者あり)大体この第二控室から出しました委員会差戻しの件は、むしろ緑風会から私は出すべきではないかと思つている。(「そうだそうだ」「その通り」と呼ぶ者あり)ところが残念ながら野党から出さなければならないということに立ち至りましたことを、むしろ参議院の議員といたしまして残念に思うわけであります。(「そうだ」「無駄口言うな」と呼ぶ者あり)すでに日本いろいろ審議が重ね……

第13回国会 参議院本会議 第62号(1952/07/04、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 懲罰事犯に挙げられた一人といたしまして、なぜ挙げられたかがよく自分でわからなかつたということを先ず先に申上げまして、あの当時の一応弁明といたしたいと思います。  御承知のように先ほど溝淵さんの言われましたお言葉の中に、国民の要望に応えるために先に動議を取上げたということを言われております。そのことは規則を無視してそうして先にその動議を取上げたということをすでに前提として申されておるように解釈できるのであります。又それが本当だつたと思うのです。というのは手続を踏んで出されておりました動議に対して、そうして小林さんから動議が出たのに対して、議長がそれを取上げた、そのことを議事規則に違……

第13回国会 参議院本会議 第63号(1952/07/05、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は只今議題になつておりまする漁業條約承認の件につきまして、労農党を代表いたしまして反対の意を表明するものであります。  理由の第一は、政府はこの條約を締結することによりまして、我が国の国民に対しまして、多大の損害を與えたという点を先ず指摘したいのであります。今回の漁業條約は、もともとサンフランシスコ條約に基くものでありまするが、この最悪なサンフランシスコの條約には、漁区制限を内容とする條約を締結しなければならないというような義務は課せられてはおらなかつたのであります。然るに今回締結されました漁業條約は、我が国の公海における漁業の制限を、漁区の制限という形においてはつきり定めてあ……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は原案並びに両修正案に対しまして、労農党を代表いたしまして反対の討論をいたすものであります。  反対の理由といたしまして第一に申上げたいのは、外資の導入が当てが外れまして、この法案提出の実質的なものが何もなくなつてしまつたということなのであります。この法案の一番基本となる点は、電源開発株式会社という特殊会社を作つて、この特殊会社の形態によつて大規模特定地域の電源開発を行うというところにあつたわけであります。言うまでもなく、開発の方式には、国営、公社、民営、特殊会社等、いろいろあるのでありますが、ところで今回の電源開発に当つてなぜ特殊会社形態をとらなくてはならないかという点が問題……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第16号(1952/12/24、2期、会派情報なし)

○鈴木清一君 私は労働者農民党を代表いたしまして、運賃値上法案に対しまして反対の討論を申述べるものであります。  過日の裁定に関しまする国鉄労働組合の闘争中におきまして、遵法闘争をしたために正常な運行が乱れ、そのために列車を削減しなければならないというようなことを当局は盛んに発表いたしまして、国民の一般の非難もそこに集中されたことは御記憶のことと思うのでありますが、遵法闘争なるものがどのような闘争であるかということは、申上げるまでもなく、労働者が与えられた権利の上に立脚されて作られました労働基準法に始まり、内部的には整備法があり、いろいろもろもろの従事員の職務に対する規制法律が内部的にあるので……

鈴木清一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

鈴木清一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 運輸委員会 第閉会後3号(1950/11/13、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 ちよつとお尋ねしたいのは、根本に触れるかも知れませんが、今言われた、三十億と言われたことをお尋ねするのですが、最高一ケ月を算定した。御承知のように慣例上から行きまして、年末に相当苦しんでおる人民に対する何らかの考慮があつて然るべきだと思います。ところがたまたま年末になつて、この問題を裁定実施の形において出されるということは、どうもすり替えられたような傾向がある。その裁定実施以外に越年資金と言いますか、そういうようなものについては何ら考慮していないのですか。
【次の発言】 例えば他官庁で、そうした問題に考慮を拂うようなときが来たならば、そうしたときには裁定以外の問題として、これは扱……

第8回国会 運輸委員会 第9号(1950/07/29、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私はこの決議案に対しまして賛成であります。理由を申上げますと、いろいろ皆さんが御議論なされたかとは思いまするが、今植竹委員からの発言の中にもありましたように、無制限に国会が参與するということについて、我々自体も反省すべきでありましようけれども、少くとも国鉄の機構を改革する、機構が全般的に変るというような重大な問題を採上げるときにおいては、実施するときにおいては、少くとも管理委員を任命するだけの国会の権威者は、少くともこれに対しまして、事前に先ずその処置を聞くなり、或いは機構改革の様子を聞くなりして、事前に事を諮つて国会としての任務を果すべきである。これだけはどうしても私は国会がす……

第8回国会 運輸委員会 第10号(1950/07/30、2期、労働者農民党)

○鈴木清君 ちよつと満足できなかつたので、二度目の質問なんですが、十六条を三十五条で承知できることを希望するけれども、将来それについては今のところちよつと見通しもつかないので、結論的には十六条の発動ということに、十六条によつて国会に承認を求める。それが予算が決められておるからという一つの条件をこういうふうに作られたことは、予算を作られても私は儲かるということを前提にしないで予算を作つて大体その予算の中でこれだけ儲かる。それで人事院にはそういうことをするということが政府の予算の中に含めておる予算を国会で審議して、年度予算を審議して貰うときにそういう問題を区画をつけてやつておるならば別にこういう大……

第8回国会 議院運営委員会 第8号(1950/07/25、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 実は運輸委員会でありますけれども、運輸委員会でもこの問題はすでに最初から出されまして、そうしていろいろ審議したのでありますけれども、各派の方がこの機構改革について余り御了解をたんと深めておられない。これは失礼な言葉ですが、それと同様にそれ程今度の機構改革は国鉄の今後の問題についた非常に関係して来るわけであります。ところが労働組合あたりもこれと関連いたしまして、今まで再三団体交渉の中でいろいろ話合つていたのでありますけれども、当局はこれに話を合わせるような状態を以て一方的にやつて来ておるわけです。これは、これをここで実施されては非常に国鉄の方に支障を来たすわけです。これは又御承知の……

第8回国会 議院運営委員会 第10号(1950/07/28、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 そうしますと今回の措置につきましては、その点について事務局としては手落はなかつたのですね。
【次の発言】 今の長官の御説明の中には、参議院を軽視していないというお言葉があつたのでありますけれども、私はやはりその言葉自体がいささか軽視しておるのじやないかということを考えるのです。というのは今小川君にお答えになりました中に、連絡不十分は政府部内であつて、而も聴いたのは十時三十分だつたと長官は言つておられるけれども、先程事務総長がお語いたしましたように、この議題はこの運営委員会ではすでに本日にかけて二回目の議題になつておるのであります。すでにもう前に決定してそれで御通知申上げてある筈だ……

第8回国会 議院運営委員会 第11号(1950/07/29、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は反対なんです。それは毎回のことでありまして、前のことを振返つて見れば、この会期の決定のこの前のときにも、実は私共がこうしたことを今までの経験から幾たびか受けておりまするので、一ケ月という提案を出したわけなんです。結局中間をとつて二十日になつたわけであります。従つて私共はそういうことを一週間、二週間でやられるという、いわゆる與党の方々が考えられて来たこと自体が、一週間又余計に延びているのであります。いわゆる政府の方針といたしましても、又国会の運営という重大な責任といえば何ですが、慣例として、與党として持つておられる方々から実は明日本会議……。明日の日曜まで本会議をやらなければな……

第8回国会 議院運営委員会 第13号(1950/07/31、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君  実は私の会派では、大体尊重ということより、根本的に政党色を出すということは反対だという水産委員会の態度が出ております。それには今農林大臣のお話では、水産委員会で決定されて政府に報告されたことについては尊重するというお話でありましたが、具体的な尊重の方法はいろいろあるわけですが、従つて私は党で反対している立場からいたしまして、これを納得させるためには具体的に期日をどのくらいのものとはつきりさせるかということと、それから今少しここでただ尊重という言葉をはつきり具体的のものとして伺いたい。
【次の発言】 勿論廣川さん個人としては少くもと党の代表者でありますから尊重するということについ……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 運輸委員会 第2号(1950/12/01、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 実は大臣も大体御承知かとは思いますけれども、先ほどもここで少し座談的に話が出たのですが、実は組合の本部といたしましては、すでに本日を期しての指令を出しておるわけであります。それが運輸大臣或いは大蔵大臣、政府の御努力によれば、まだそれを回避する可能性も本日中には見受けられるというような状態なのでありまして、そういう情報も先ほど私どもも聞いておるのでありますが、今のお話を聞いておりますると、運輸大臣としては十分実現でき得るという見通しを持つておるが、最後の決定は大蔵大臣との話合のあとでなければ話せない、従つてその時間は少くとも明後日頃ということを目標にされておるようでありますけれども……

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/04、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 ちよつと関連しまして……。
【次の発言】 ちよつとお尋ねしたいのは、本日廻されて参りました案文によりますると、残余はこれを承認しないということを議決してあるのです。お尋ねしたいのは、実は十六條の二項によるところの処置について、國会に承認を求めて来たので、それでそれに対しまして國会ではその答えとして、この事案が可決されたという場合につき解釈いたしますると、予算上、資金上どうしても操作ができ得ないので、國会に承認を求めたということになるのであります。併し、今後資金上公社の中で予算が見積られたものに対してまで、國会が今後も、残余は支給しないというような議決はでき得るのか。それで今一つは……

第9回国会 議院運営委員会 第1号(1950/11/21、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今日向うに聞きますか。
【次の発言】 昨日もこの問題が非常に中心になつたが、官房長官の話の結論が出ないので、日にちについては非常に疑義があつて、疑問が出たのですが、それで念を押したわけですが、ですから二十四日にやる場合に、予等も提出を含めてやられるか、やられないかということをはつきり今聞かれたら聞いて、その自信があるとするなら、又別に問題は……二十四日にするということはいいだろうと思いますが、今直ぐ聞くというわけには……

第9回国会 議院運営委員会 第2号(1950/11/24、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 幾度お聞きしても山田さんのおつしやることは非常に身勝手だと思うのであります。というのはこの内容を審議するのにはまだ早いと思うのであります。総理が出て来るとか出て来ないとかいうことを、本会議を開くか開かないかという論をするのでなくて、午前中に決められた線に沿つて果してこれを総理がその問題は別にして開いて会議に入るかということは別ですそういうことは誰も発言して決めていないのであります。午前中は総理がどうのこうのの問題でなしに、総理が来なければ議運が開けないということに決められたことになつておつたのであります。それを再開させるということは結論が出たなら別ですけれども、そのことで再開して……

第9回国会 議院運営委員会 第8号(1950/12/06、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今鈴木さんが言われたようですけれども、中村君の先ほど言つておるように、中村君というばかりでなしに、少くともここで総理が答えると言つたのです。官房長官が答え、ほかの人が答えたのじやない、総理がはつきり書いたものを読んで確約して帰つた。それにその後衆議院で違つた内容の発言をしておられるということについて、我々が聞こうとする質問に対して総理以外の人が答えるということは絶対できませんよ。おかしいですよ。(「その通り」と呼ぶ者あり)ここが実は問題なので、従つて私どもは別に今あなたの言われたように、総理総理というわけじやなくして、この問題は少くとも初めから総理が、我々に言わせれば、或いは失言……

第9回国会 議院運営委員会 第10号(1950/12/08、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 非常に取まとめについて御苦労をなさつておる委員長から、第一段として、休憩して頂いて総理のところへ行つて来て、成るべくなら連れて来て、そのほうから話を解決したいと、こういう御意向があることは非常に結構だと思います。従つて私は委員長の第一の提案では、あなたが今行つて来る間は休憩して、総理が来るか来ないかを確かめて、勿論来いという條件なんですが、確かめて頂いて、その議題が解決してからこの問題に入る。私はこの問題に入るにつきましても、ちよつと政府にお尋ねしたいことがあります。それは昨晩の新聞にも出ておることでもありますので、この点議題に入る前に……私個人としての要求は、できれば官房長官に……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1951/08/15、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 平均ベースはどのくらいなんですか。

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/09、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今のお話ですがね。基準を設けまして、そうしてこれを実施させるということになりますと、今の話が逆になるのではないかという虞れがあると思うのですが、それは例えば水路の測定を誤まつたりして、基準に当てはまらないというような小さな漁区の場合は、むしろ逆に施設のほうを先に考慮して、それに基いて水路や何かを私的に作るようになるのではないかという虞れがある。そうなりますと、基準に当てはまらないような漁区はできないというようなことに、欲しいけれどもできないというようなことの欠陥が生れて来る虞れがあるのであります。そういたしますと、どうしても罰則を設けて、基準に当てはまる測量の下に漁区を作らなけれ……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/23、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 関連しまして。今、足羽政府委員から言われたのを私が聞き違つたかどうか知りませんが、ちよつとお尋ねしたいのは、今度新らしく政府で考えて提出しようとする法案の内容は、改正の内容は、今、市町村議会と言われたように聞いたのですが、県会ということは言われなかつたように聞いたのですが、この点ちよつと伺いたいのです。
【次の発言】 そうしますと、府県会は別にして市町村会議員と、こういうわけですね。そうしますとこの前出されたのは、その点ははつきり審議の内容は、期間がなかつたので私どもは了解しておりませんでしたが、大体府県会議員も混ぜての話と、この前の法案は我々は解釈している。ところが今度出される……

第10回国会 運輸委員会 第5号(1951/03/02、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今の菊川君の質問に関連するが、菊川君の聞きたいのはこういうことではないかと思う。例えば希望者が数多くあつた、そうするとこの条文で行くと主務大臣が前歴か何かを見て認定ということになるが、併し希望者が多くて、そうしてその多い中から選抜しなければならないというような状態でもあつたときに、試験制度というものは相当重要な役割を果すことになるが、こういうまあ関連も含んでおる、こういう意味で私はこの点をお伺いしたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/05/08、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今回の事故につきまして、いろいろ御説明を頂いたのでありますが、総裁のお話の中の、あとの原因を改めて対策として講ぜられておられるという中に、私は今少し附加えてお考えを一つお聞きしたいと思うものであります。というのは、技術的に見まして、この事故のこうなりました結果につきまして、直接の原因を本当に考えます場合に、現場で私どももそうしたことについても参與した一員といたしまして、体験から申上げましても、実は服務規定というようなものに少しく欠陷があるのではなかろうか、こうしたことについて今後どういうふうにお考えになつておられるかということも少しく触れて頂きたかつたのであります。というのは、例……

第10回国会 運輸委員会 第25号(1951/05/26、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今委員長が言われましたこの問題をいま少し論議をこのまま続けて、問題にして論議して上げるというような考えのようでありましたけれども。そういうおつもりであつたのでありますか。
【次の発言】 私はまだそれまで問題は……それ以上に質問して行くことが多分にあるわけです。先ほど委員長からも質問の要請をちよつと聞かれたようでありましたけれども、先ず第一番に私は、菊川君が先ほど質問の中で言われておりました、又最後にも言われました石の上にもいわゆる三年ということがあるにかかわらず、二年の今日、改正されてまだその実績をとやかく批評する段階に至つておらない今日に、機構を又改めて、まあいわゆる考え方によ……

第10回国会 運輸委員会 第27号(1951/05/30、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 いろいろ皆さんが御質問しましたので、私は二、三お尋ねしたいと思いますが、重複するかも知れませんが御了承願いたいと思います。  先ほど大臣が説明をされたときに、お言葉の中に前長官のよくないことを聞いておつたと、こういうお言葉があつたのでありますけれども、よくないということを聞いておいて、その後六月に就任されて、十二月にああした問題が起きて、而も問題が起きていたというその間において何らか大臣としては御処置されたかどうかということを一つと、それから今一つは先ほど長官が申しました、この原因を作つたのは恐らく指名入札をした……官庁のすべての物納については公開入札をするということが常識ばかり……

第10回国会 運輸委員会 第28号(1951/06/01、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私がお尋いたしたいのは、菊川君の質問に関連するのでありますけれども、今人事院の勧告の地域給の問題につきましては、御承知のように会期迫りました今日でも依然として政府のほうから案が出ないので、人事委員会でもこれを愼重にしておるのであります。従つていわゆる地域給の関係のあられる官公庁の組合員の諸君が官房長官を中心といたしまして、団体交渉をしておる折に、同じ内閣の要員であるところの官房長官が答える言葉として、先ほど菊川君が言われたように、いわゆる国鉄の地域給と全官公の地域給とは少し違うので、これを国鉄の地域給まで合せて一緒にさせてやりたいから今勧告案実施についての返答はできぬ、こういうこ……

第10回国会 運輸委員会 第29号(1951/06/02、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私はその前にちよつとお諮りしたいことがあるのですが、それは御承知の内閣委員会との連合委員会でありまするが、昨晩十二時まで連合委員会を開いておつたのでありまするけれども、運輸委員会から出席いたしました委員といたしましては、まだ質問が済んでおらないのであります。それにもかかわらず、一番最初の申合せというようなことから、内閣委員会は昨日を以て打切るということになつているようなお話でありまするけれども、連合を申込んで何ら発言をすることもできていない状態の下においての連合委員会の打切りということについては、非常に各委員会からも異議がありまして、結果といたしまして、社会党の小笠原君からこうい……

第10回国会 議院運営委員会 第閉会後1号(1951/08/10、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私のお尋ねしたいのは、先ず第一には、仮に議員の要求によつて成規の手続を経て開会を要求しておつた。あなたのお話を聞いておりますと、たまたまその要求に応じるために準備しておつたところが、こういう全権問題についての非常に緊急を要する問題が出たので、それで開くようにしたのだ、こういうお話ですが、それだと憲法五十三條の後段から考えますると、議員の要求権があつて成規の手続で要求をしたのだが、内閣はこれに応ずるために準備が整わないというようなことでずつと持つて行くことが自由にでき得るというふうに解釈しておられるかどうかという点をちよつと……。

第10回国会 議院運営委員会 第閉会後2号(1951/08/14、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 皆さんが大分聞いておりましたので、私別に何ですけれども、一二聞きたいことがありますので伺います。一番最初の問題ですが、社会党の諸君は條文を官房長官のほうから直して書き換えて来ればいいというようなことで話がついたように聞いておつたのですが、私はそうではなくして、御承知のように金子洋文君に対する御返答と、それから国会を召集した趣旨との関連性が非常に異なつておることは、すでに官房長官も認められておるところだと思うのですが、こうしたことを條文の修正といいますか、書き直しという程度で以て終らしてしまうということは、今後においてまずいと思いますので、はつきりして置いて頂きたいのは、希望といた……

第10回国会 議院運営委員会 第閉会後3号(1951/08/15、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 「この会議」でいい。
【次の発言】 逆じやないですか。どうも解釈を逆にしているらしい。いろいろ御意見を承わつておりますと、結局講和会議という性格と、平和條約会議という性格は同じであるという解釈になつておると思う。そうだとすれば、殊更に文面に表わすのに、異なつた印象を與えるような字句の使い方は必要ないと思う。それで「待望の講和会議」という言葉になつて、性格を出しておれば、ここに改めて「この会議」というように言つて済ましたほうが、却つて表現上から言つてもいいと思う。国会議員自身がこれを違つて言われると、何かそこにあるような解釈をしておるようなことの印象を受けますので、すでに前に出てお……

第10回国会 議院運営委員会 第5号(1950/12/15、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私実は運輸委員でありまして、(笑声、「議院運営委員の資格で言え」と呼ぶ者あり)やはり過日いろいろ議運の御意見等もありましたのですが、実はそれで運輸委員会でもこれを決定するに当りましては、皆さんの気持も十分斟酌いたしまして、いろいろ今委員長から申されましたように格別に急を要し、而も重大でありますので、運輸委員会としても極力議運の意思を尊重して三人という限定を以ちまして、只今委員部長から説明のあつたように三人に行つて頂くように相成つた次第でありますので、どうか御協力を願います。
【次の発言】 私はまあ率直に申上げて、そういう必要はないと思います。これは委員長は、御承知のように各派で人……

第10回国会 議院運営委員会 第39号(1951/05/09、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 外交問題は御承知のように各会派から緊急質問さえ出そうというほど重要に各派でしておるのですから、総理の発言に対する質問は決してむちやくちやで質問するのじやないのです。少くとも各派から一、二名づつ程度はできるというふうにいたしたい。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 各派からと言いましてもこれは勿論今申上げましたように一、二の小会派もあります。併しここで一応議運できめるべき問題としては私はやはり今後に例を残すことでもありますし、こういう重大問題についての質疑は施政方針に対する質問と同様に取扱い、一応各派で質疑してもいいということだけは認めておいて、そうして実際の問題としてこれ……

第10回国会 議院運営委員会 第41号(1951/05/11、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 前例でありますね。結局二十五名の委員会に共産党を入れない、こういうこと、二十五名という言葉を使つておるようでありますが、今の報告の中でも二十名の場合でも問題によつては入れることもあり得るから、二十五名とかいうようなことを言わないで、今回だけは特に二十五名だからこうだということにして、殊更に二十五名だから、三十三名だからということを言わずにきめて頂きたいと思います。
【次の発言】 その場合、二十名の場合でも入る場合がある。

第10回国会 議院運営委員会 第49号(1951/05/28、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 鈴木君の言うのはわかるのですがね。やはりですから先ほど中村君が言つたように、議会はお説のように参議院としてどうするかということをきめるために、体常任委員長のお集まりを願つたのです。それでその中から御意見を聞いておると、ただ内閣委員会だけに少し疑問があるだけであつて、大体あとの委員会は強行すればできるということですから、会期がきまつている前提の下に今まで進んで来ておられるのですから、私は何もその意味で参議院だけが……衆議院から何も言つて来たわけでないし、たまたま新聞に出ただけで、参議院は最後ははつきりしておるのですから、今日中で終るということを大体言われておるのですから、各会派に帰……

第10回国会 議院運営委員会 第50号(1951/05/30、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 この任命につきましては、今までありふれた形といいますか、出されますと各会派ともいろいろ話合つてそれでまあ大体同意をしておつたのですが、今たまたま矢嶋君から御質問いたしましたお答えによりますと、官房長官の御答弁によりますと、推薦をする一つの規定の順序をふんで推薦して内閣も又人選して国会にかける場合にいろいろの何か問題があり得るやにちよつと聞えましたので、これをよく調査してのちにお答えしましようというお言葉ではありまするけれども、これを一日も早く調査して矢嶋君の方にお答えして頂くと同時に、ここにはその調査内容を発表して頂く、そうしてそれを我々はよく聞いた上でこの問題を処したいと思うの……

第10回国会 議院運営委員会 第51号(1951/05/31、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 労農党も反対です。理由もありますけれども……。
【次の発言】 保留して頂きたいというお話があるようですが、実は今日の日にちの問題になつて、大体そういうふうな意向だとすると、今日上げなければならない法案というものがあるかも知れないので、今日本会議できめるのはこれが含まれての問題だと解釈します。今ここできまらないからということではおかしいと思うが、私の解釈が間違つていたら別ですが……。
【次の発言】 その前にちよつとお尋ねしたいのですが、官房長官の今のお話でですね、政府のいわゆる総理が権利を持つておる、非常に選択ということに責任を持つと、こういうことを承わつております。聞くところによ……

第10回国会 議院運営委員会 第52号(1951/06/02、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 これはまだ同意を求める……八人の同意を求めるという点についてはここではまだ承認を與えてないわけです。それで私はちよつと申上げたいのですが、これは事務局のほうにちよつとお聞きしたいのですが、左記の者を鉄道建設審議会委員に任命したいので鉄道敷設法第六條第二項……とたつておりまするけれども、この人は該当しないというふうに解釈しておるんですが、これを先きに先ずちよつとお尋ねしたいのです。
【次の発言】 わかりました。それで私案は運輸委員でありまして、この法案を審議したのでありまするが、そのときに第七号、第六号の人選につきまして、非常にこれが議論の対象となつたわけです。その結果発案者の気持……

第10回国会 議院運営委員会 第53号(1951/06/04、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 どうもこの間もちよつと質問して置いたんですけれども、おかしいのは、今たくさんの話を聞いていると、法制意見局あたりの意見がこうだと言われたんですが、どうなんですか、立法するときに発案者がこういう気持であるという前提の下に立法して、それを国会の委員会の審議にかけて、それでそれに従つてこちらで質問したときに、こういう意向であるという精神から討論された結果が採決して現われ、こういうふうなものにされたと、そういうものに対してもこの法律を解釈する場合には、法制意見局というようなものは実際の問題として、その法に対する絶対の権威を持つておるということになるのですか、というのは、私どもはこの間申上……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 議院運営委員会 第1号(1951/08/16、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 合同してとか何とかいう話はあとの問題になると思います。労農党としましては、あのときの話合で、成るべく私は二十分ということをきめておつたのです。それを党に帰りまして質問者に聞きましたら、安全保障協定の問題にも触れたいし、それから講和問題専門というのは私たちとしてはね……、そういう方面の了解をも受けて三十分を要求してくれということです。で、三十分にお願いいたします。
【次の発言】 そうなれば、質問と答弁の時間が同じと見れば、ちよつと考えればいいのですが、今までの国会の総理大臣の答弁を見ますと、質問者の時間と答弁と同じ時間ということはありません。半分か三分の一です。そうすれば三時間の質……

第11回国会 議院運営委員会 第2号(1951/08/17、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今鈴木さんが言われましたが、御心配ないと思います。例えば全権委員承認の問題については、今も諮られたように一応当委員会を開きまして、そうすると委員会付託で直ちに結論が出るとは考えられない。従つて大体時間を想定すると、遅くなるのじやないか。そういたしますると、明日、本会議を開いてそれをやつておる間に、相当時間があるはずです。そうしたところを利用すれば、別にそうむずかしく考える必要はない。それと、いま一つは、鈴木さんの言われたのに講和問題云々と言われましたけれども、一番最初国会に要求したことについては、講和問題と噛み合せていろいろの要請がある。その要請の中には、ベース問題、労働問題につ……

第11回国会 議院運営委員会 第3号(1951/08/18、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は昨日からいろいろ皆さんが御質問になつて又答弁されて明らかになつておりまするので、ただ腑に落ちない点だけ二、三御質問申上げたいのです。  先ず第一番にお尋ねいたしたいのは、今日総理がおいでならば結構ですがおいでになりませんので、総理が言つたということの話を聞くのですが、長官でお答えできると思うので御質問申上げます。それは過日ダレスさんとUSニユースの記者との会談の談話の中で日本でされたということを言つておられるようでありますが、たびたび総理は再軍備はしないということを言つておるのにもかかわらず総理とダレスさんとのいろいろ会議の中で、日本の首相は会談の際にこの方針を認め、且つ日本……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 運輸委員会 第26号(1952/06/04、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 総裁のお話では大体運輸大臣と交渉中であるというようなことを言われたのですけれども、運輸大臣との交渉過程の中でも、すでに知る範囲によりますると、組合側では或る一つの額を示してそうして要求というものをしてあるはずである。それは総裁のほうも御承知なんです。そういたしますると、あなたが今運輸大臣と交渉過程にある、運輸大臣に交渉している点については、その額というようなものを或る程度基本にしておられるのか、それとも又それは十分考慮を拂つての交渉中であるということに我々解釈してもよろしいわけですね。そういうように考えてよろしうございますか。

第13回国会 運輸委員会 第27号(1952/06/06、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 航路法の十八条の省令で定める利益配当の割合では大体一割見当ですね、配当したということがありますけれども、実際まあ私どもから言わせますれば、そのものは血税から出るものであつて、そうしてそれを、血税から出る補助金によつてそれから法律によつて一割程度の配当を省令で定めるような場合に現在公益事業としてやつておるのに、どうしても経営が成り立たないので止むを得ないということについては、或る程度の補助の関係も考えられるのですけれども、より以上利益を配当するということを条件にしてあつて、それになお且つ補助を与えなければならんということについては、ちよつと矛盾を感ずるのですけれども、そういう点につ……

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 ちよつと待つて下さい。
【次の発言】 関連しまして……矢嶋君にお答え願うについて私もついでに、関連しております。
【次の発言】 ここで議運を開かれる前に、今までの例といいますことは、まあ慣例という意味もあるかと思いますが、こういうような懇談をいたしまして改めてこうした議運を開くというようなときには、あらかじめ各派の何と言いますか、懇談会というようなものが今まであつたはずであります。そうして大体議通なら議運、成規の機関にかけるというような方式に行くのが例であつたと思うのであります。併しこれはどこまでも慣行ですから、破る破らないは勝手ではありまするけれども、少くとも私共は昨日からの、……

第13回国会 議院運営委員会 第65号(1952/07/05、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今官房長官が御存じないということを言われたのでありますけれども、過去において、やはり外交関係のためにということで、一度議運で了承したことがあつたのであります。そうしたところが、その翌日確かに外交関係ではあつたでしようが、或る要路の人にプレゼントをするために銀座へ品物を買いに行つたというようなことがあつたのでありまするので、従つて外交関係のことについて言われる点については、了解がつきますけれども、そういう過去があつたということを考えますると、一応外交関係ということにつきましても、知る範囲は官房長官からはつきりさして頂かないと、ちよつと我々としても納得することができなくなつて来るので……

第13回国会 議院運営委員会 第66号(1952/07/07、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今加藤さんが言うようになるにしたつて、大体官房長官が来られるか来られないかだけは、ここで聞いてから解散しないとまずいと思う。何時頃来られるかということを聞いて、そして直ちにやればいいと思う。何時頃来るかわからないということであれは、本会議開会中でも結構です。その点ははつきりさしてもらいたい。
【次の発言】 先ほどたまたま進言という言葉が出たのでお尋ねしたかつたのですが、今まで総理の出席の問題については、まあ何と言いますか、第五回前あたりから、この問題が延び延びになつておつたはずです。それで結局いろいろ流布された言葉の中で、こちらから総理にいわゆる出ろということを、出てもらいたいと……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 運輸委員会 第1号(1952/11/11、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私先ほど申上げましたように、合同委員会を開いて今日この議案についてやれるかやれないかということの見通しの点を先に委員長に何かできれば話して頂きたかつたのです。ただ合同委員会だけを開くということを申入だけして散会してしまうというのでしたら、これは私は又観点が別なんです。私の意見とすれば、でき得れば今日開きたい、今日やつて頂きたい、この点については関係大臣にいたしましても、国鉄総裁にいたしましても、少くとももう長い間の懸案になつておるのですから、今日委員会を開くということについては、すでに先般御承知でありましようし、又その手配を整えておる、こういうふうに私ども解釈しておる。ただ理事の……

第15回国会 運輸委員会 第5号(1952/12/02、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私も今内村君が質問しましたような考え方で大臣の答弁を承わつたわけなんです。非常に大臣何をされたようでありますけれども、その意味では昨日と今日とは幾分考えが違つて答弁なされておると私は解釈するわけなんです。というのは裁定につきまして最初から大臣はいわゆるこれは尊重するということをはづきりしておるわけなんです。尊重するなれば昨日中村君が質問したように、いわゆる団体交渉という項を残して裁定が下つておる限りは、少くとも政府といたしましては団体交渉を拘束するような形においてそれも含めた予算総額というものは出し得ないはずなんです。従つて良心的に大臣が政府の機関としてそうきめられたにいたしまし……

第15回国会 運輸委員会 第7号(1952/12/04、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 最前の小野さんの質問に関連しまして、装備の点について何か今までの例として、いわゆるこれだけの装備をしなければならないという限界は、あなたの御説明によりますと、威嚇のために、まあ大体なめられるのは困るからという意味に聞えたのですが、少くともそういう簡単な私は考え方で御説明されたのではちよつと納得がしかねるのですが、例えば今までの例として、これだけ予算を見積り、これだけの装備をしなければならなかつたというような実情はどこかにあつたのでありますか。
【次の発言】 もう一つちよつとお尋ねしておきますが、職員給与についての補正額がここに出ておるのでありますが、これは人事院勧告のべースそのも……

第15回国会 運輸委員会 第12号(1952/12/15、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 今内村君から聞いている中で私思つたのですが、例えば非常に今回の団体交渉で、この間の団体交渉でポイントになつたいわゆる暫定払、これは勿論各感覚はいろいろあるでしようけれども、私らから考えるというと、いわゆる組合の内部情勢というものと、組合運動のあり方は大体当局は知つておられる。いわゆる戦術というものがある。そういうような観点から殊更に暫定払というものを中心にして過日団体交渉をしたと、そのようにこの問の団体交渉を解釈せざるを得ないのです。何故かというと、あなたのしやべつておられるように、予算の解決がつかなければ額に触れての話合いというものはでき得ないので、自信がないので、本当の団交と……

第15回国会 運輸委員会 第15号(1952/12/18、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 非常に皆さん御質問をされましたので、又私は別な点から実は少しお尋ねしたいわけであります。まあお尋ねする前に、お断わり申上げておきますのは、考え方の相異の上から或いは相当お答えにくい点にまで及んでの質問をいたすかも知れんが、一応お含みを願つておいて、先ず第一にお尋ねいたします。今まで又再三ではありますけれども、運賃の値上げの問題が上つて来たわけでありますが、その原因はいわゆる国鉄の予算がないということと、又要求はしたが、政府に拘束されたがために、ほかの資金から出すことができなくて、これを利用者負担の形で運賃の値上げというものを出して来た、こういうことになつておるのでありますが、今ま……

第15回国会 運輸委員会 第16号(1952/12/19、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 ちよつと関連しておりますので、昨日の御返事を頂く前にちよつとお尋ねしておきます。と申しますのは、遠距離逓減の問題でございますけれども、先ほどの前之園さんの質問と私は又逆になるのですが、少くとも御承知のように国鉄の新憲法下における任務と言いますか、というものは御承知かも知れませんが、国民の鉄道であつて、曾つての天皇の鉄道でないことははつきりしておる。そういたしますると、国民の大半を占めるいわゆる一般三等乗客に対する逓減率というものが、むしろ余り遠距離を使わないで、長距離の場合には高級車を利用するというような乗客たち、その人たちに恵まれた逓減制をとるということは、いささか国鉄のいわゆ……

第15回国会 運輸委員会 第17号(1952/12/22、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 総裁がおいでになりましたので、ちよつとお尋ねしたいと思うのでありますが、過日総裁が駐留軍との間に価格協定を結ばれたのでありますけれども、この点につきまして大臣にお尋ねいたしましたところ、私契約であるからということで言われておつたのでありますが、その私契約を結んだ法的根拠についてははつきりした御答弁が頂けなかつたわけなんです。結びました当事者といたしましていわゆる私契約を結ばれた法的根拠と言いますか、そういう点については総裁何を根拠にして結ばれたのでしようか、お聞かせ願いたいと思います。
【次の発言】 私契約を結ぶのにいわゆる今お話の例の中で過日も申されましたように、いわゆる石炭業……

第15回国会 運輸委員会 第18号(1952/12/23、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 時間も大分お互いの話合いで制限されておりますようなので一二、三総裁にお尋ねしておきたいのですが、昨日御質問申上げたときに、実は局長からの御答弁ではつきりしなかつたのでありますが、三月三十一日に結ばれました駐留軍との輸送協定につきまして、いわゆるいろいろ質問の過程の中から出て来ますものは、国内法による私契約だという御答弁と、行政協定の七条による協約だというのと、その点はつきりいたしませんのですが、どちらなのですか。その点結ばれた総裁として……。
【次の発言】 そういたしますると、貨物研究材料等から考えますと、中に含まれているいろいろな字句を参酌いたしますと、いわゆる行政協定によつて……

第15回国会 運輸委員会 第19号(1952/12/24、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 私は今議題になつておりまする公共企業体等労働関係法に基く国会の承認に対しまして、衆議院送付案に対しまして反対をいたします。なお、これに対してされました岡田君提出の附帯決議に対しましても反対せざるを得ないのであります。それは今回まで三回の裁定に亘りまして、参議院では全会一致の院議を以てこの附帯決議の趣旨はすでに決議として前の裁定に対しましても出しておるのであります。従つて、そういう点から考えまするときに、将来という字句でなく現在という字句を使つての御希望ならば又考慮の余地はあるのでありまするけれども、将来という字句を使つての附帯決議は、今申上げましたように今までたびたびなされておる……

第15回国会 議院運営委員会 第26号(1953/02/05、2期、労働者農民党)

○委員外議員(鈴木清一君) たまたま、須藤君が小会派というような言葉を使いましたので、小会派の立場から申しますが、今須藤君が言われたように、結局時間の或る程度の制限で、政党としてのいろいろの見解はあつても述べられない場合もあり得る。それから又緊急質問をしてもいいという機会は幾らも持つているのですから、おのずからそのとき足りなかつたものを緊急質問を、その機会に成るべく許して頂いて、やらして頂くという点を、大会派の人たちに相当考慮して頂ければ、小会派の質問時間の短いのも補えると思うわけです。  そうして又政党としての役目を果せることもできると思うので、私は技術的に、理論的にそういうことをここできめ……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 内閣・人事・地方行政・大蔵・農林・水産・運輸・建設・経済安定・予算連合委員会 第2号(1951/06/01、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 木下君の御心配はここにあると思うのです。というのは、私は運輸委員でありますけれども、例えば運輸委員会に連合の問題をかけられたときに、私どもは先ず前提といたしまして、この問題は非常に重要な問題であるので総理大臣を中心にして各関係主務大臣にもお尋ねしなければならないということを前提の下に、肚にはあつたのであります。これはいつものときでも同じようでありまして、そういう気持を皆持つて、各委員会でもこの連合に参加する人、発言を要求して参加する人たちは、それを前提として恐らく各常任委員会でもそうしたことをきめたと思う。例えば運輸委員会におきましても私どもはそういう心がまえでおつたのであります……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 議院運営・人事・法務・外務連合委員会 第1号(1951/08/17、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 大分やりとりしているようですが、委員長、努力して見るという程度のお話しでなくしてこれは向うに伝えて頂くことと、それから向うの返答はただ委員長を通じて聞くのみでなくしてその理由をはつきり大臣に代る人がはつきりするなり、長官が来てはつきりするなりということにしなければ議題が進まない。御承知のように本来ならば総理大臣に出席願わない限りにおいては、出席されない限りにおいては委員会は開かない、そのくらいに自分は問題だと思うので、そこは委員長どうかただ委員長が、向うへ要求しました、こう言つていました程度では、我々は審議が進まないということです。はつきりその辺御答弁願いたい。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 運輸・労働連合委員会 第2号(1952/12/11、2期、労働者農民党)

○鈴木清一君 皆さんから大分いろいろ御質問がありますので、私は今大蔵大臣が御答弁になつておつたうちで、民間企業者としての体験から話されたことと、今最後に片岡君が質問された点について、いわゆる公共企業体の独立採算制については、企業経営責任者自体に相当のいろいろな権利を与えたいというふうな御意向を洩らしておつたのは、非常にその点は満足するのですが、それで今運輸大臣と大蔵大臣とがおられますので、からんでちよつとお尋ねいたしたいのですが、只今御承知のように先ほど片岡君が運輸大臣に質問したことがあつたのですが、御承知のように新聞面で見ますと遵法闘争というようなことを組合でやつております。その遵法、いわゆ……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

鈴木清一[参]在籍期 : 1期-| 2期|
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