伊達源一郎 参議院議員
2期国会発言一覧

伊達源一郎[参]在籍期 : 1期-| 2期|
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このページでは伊達源一郎参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

伊達源一郎[参]本会議発言(全期間)
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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 参議院本会議 第閉会後3号(1953/03/20、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は、僭越でございますが、来たる五月二日を以て任期が満了する議員を代表いたしまして、只今の議長の御挨拶に対しまして一言御礼を申述べたいと存じます。  只今、議長から我々に対し過分のお言葉を頂きましたことは、感謝に堪えないところでございます。幸いにして我々が無事任期を終えんといたしますることは、議長を初め同僚諸君の懇切なる御指導と御援助のたまものと、深く感銘しておる次第であります。  平和条約発効後、早くも一年になろうとしておりますが、独立日本の前途は決して容易なものではありません。どうか同僚諸君におかれましては、十分に御自愛の上、国家のため更に御健闘あらんことをお願い申上げます……

伊達源一郎[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

伊達源一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 外務委員会 第4号(1950/07/29、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は講和問題その他二三の問題について外務大臣にお尋ねしたいと思います。  第一に、講和の問題でありますが、セパレート・ピース、マジヨリテイ・ピースとか言いますものは、早期に締結されることの必要なことは痛感いたしているものでありますが、ここにお尋ねしたいことは、單独講和を締結いたしますと、それが米国、英国その他ソ連勢力の外にある国々によつて單独講和が締結されますと、その後で今度はソ連側から單独講和を申込んで来ますと、そのとき日本はそれを拒否することはできない立場にあると思ひます。そういう場合に英米は日本のために不利なる講和が締結されないように努力して興れることができますかどうか。……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 外務委員会 第2号(1950/12/06、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 大分時間が経ちましたから、極く簡單に二、三点伺いたいと思います。アメリカや国連では、共産軍の進出に対しまして、この防衛の主力を西欧のほうに置くべしという議論が、アメリカの政治家及び新聞界にも大分あるようでありますし、ヨーロツパは特にそうでありますが、そうなりますと、アメリカはヨーロツパのほうに重きを置くという結果、極東における共産軍の進出に対して、防衛力が弱化しで来るように思うのでありまして、日本の立場はかなり心配なものになるように思いますが、この点について、総理のお考えをお聞かせ願います。
【次の発言】 アメリカの考え方、及びアメリカを中心として動いておる国々の考え方で、東洋……

第9回国会 予算委員会 第7号(1950/12/05、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 やめました。済みました。

第9回国会 予算委員会 第11号(1950/12/09、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 緑風会を代表して意見を述べます。  緑風会は、昭和二十五年度補正予算案については重要な諸点につき多くの不満を持つておるのでありますが、諸般の情勢を考えて、又その成立が緊急を要する事情を考えてこれに賛成いたします。  審議の道程において最も論議の焦点となつた重要な問題は、平衡交付金の増額、外国為替特別会計への繰入金、食糧増産その他農業関係予算の増額、号俸調整等、諸給與の改善等に関する問題でありましたが、これについての政府の説明は我々を十分満足せしめな  いものであつたのであります。よつて政府はこれらの重要な問題につき更に十分検討を加え、次の国会において適当な措置を講じ、善処される……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 外務委員会 第4号(1951/02/07、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと今の御質問に関連してお伺いいたしますが、今飛行基地になつておるような島がありますか。今ないとしても、これから先きそういう目的に使われる島はどのくらいありますか。

第10回国会 外務委員会 第5号(1951/02/15、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 只今曾祢さんの質問に対して総理はたくさんお答えになつた。そのお答えの中には、私の質問しようと思つていたことも大分ありますので、私の質問したいと思うことは残つておるところ甚だ少いのですが、二、三点についてお伺いいたします  最初に領土の問題ですが、台湾、澎湖島、千島、南樺太、これはアメリカから示された七原則によりますと、米、英、ソ、中国、この四カ国の決定するところに任す、講和締結後一カ年たつても決定されない場合には国際連合の総会に任すということが言つてありますが、あの中国というのは中共であるか、蒋介石の国民政府であるかということが問題でありますのと、あの四国に任せるということが、……

第10回国会 外務委員会 第6号(1951/02/22、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私も今の御趣旨に非常に賛成ですが、大体の研究の態度をきめておかないと、成案を得てそれを以て活動するというふうになると、各政党の考え方もありましようし、委員会として一致した行動がとれるかどうかということも疑問でありましようし、それは第二として、先ず研究をするということが非常に大事であろうと思います。仮に案を作つて見るというようなことも研究の一つの方法でありましよう。今日午前中予算委員会が丁度外務の問題でありまして、ここにおいでになる草葉さん、島津さんもおいでになつたのでありますが、私は総理大臣にいろいろ質問したうちで、この講和問題には国会に重点を置いてもらいたいと、こういうことを……

第10回国会 外務委員会 第11号(1951/05/16、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私はこの間の外務、文部連合の会のときに中座しましたので、或いは質問が出ておることが二重になるかも知れませんけれども、一つ伺いたいことは、極めて根本的なことですけれども、ユネスコが国際連合の働きの一部を受持つておるものとしますれば、国際連合に入つていない国のユネスコ活動というものはどういう形で行われるものか、ユネスコに日本が参加されるということは、近く国際連合に入るものと仮定して参加ができるということになるのか、今後長く国際連合に入ることができないでもその活動は長く続けられて行くか、国際連合の一部でありながら本体に参加していないで部分だけに参加しておるということがどういう意味なの……

第10回国会 外務委員会 第12号(1951/05/18、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 大分時間が長くなりましたから、私は簡単に一つ、二つのことを総理大臣にお尋ねしたいと思います。  第一は、講和会議の問題及び講和條約のことでありますが、講和会議は今度の場合は世界各国が集まつて互いに議論を闘わすというような会議でなく、すべてのことはダレス氏の尽力によつて前以てまとまつて、このまとまつた点について調印の会議、調印会ということになるのではないかと思いますが、果してそうであるかないかということをお聞きすると同時に、この今度の條約の進行しておる模様を見ますと成るべく急いで各種の利害関係の複雑しておるのを簡単化して、一致し得る点だけの條約にして持つて行くという努力が払われて……

第10回国会 外務委員会 第14号(1951/06/01、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 これはよくわかりきつたことしと思いますけれども、私にははつきわしておりませんから、政府委員にお尋ねするのでございますが、その問題は第一が批准の問題でございます。これは憲法を見てみますと、七十三條の第三項に條約締結の前又は後に国会の承認を求めることを要するというようなことを規定してありますほか、どこで批准するというようなこと院外務委が見当らないのでございますが、どういう順序によつて、どこ批准をされるものか、はつきりしたことをお尋ねして置きたいと思います。先ずそれをお尋ねいたします。
【次の発言】 そうしますと條約を締結するのも政府であるし、署名するのも政府が命じたる代表者であるし……

第10回国会 予算委員会 第9号(1951/02/14、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(伊達源一郎君) それでは次に大蔵省の理財局長伊原さんに御説明をお願いいたします。
【次の発言】 次に中小企業庁長官小笠君に御説明を願います。
【次の発言】 これで説明は一通り終りましたからこれから質疑に入りたいと思います。
【次の発言】 ちよつとお諮りいたしますが、本会議が始まりましたので、散会しては如何かと思いますが……。
【次の発言】 それではこれを以て散会いたします。    午後三時二分散会  出席者は左の通り。    委員長     波多野 鼎君    理事            平岡 市三君            佐多 忠隆君            伊達源一郎君       ……

第10回国会 予算委員会 第14号(1951/02/22、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は最初に講和問題の形についてお尋ねするのでありますが、申すまでもなく日本は無条件降服でありまして、降服の条件は戰勝者から戰敗者にデイクテートされて、申渡されて、それを受入れねばならんという形であろうと思いますが、時間がたくさん経ちましたために、だんだん世界の情勢及び日本の立場に変化が生じまして、向うからダレスさんのような人が来られて、日本の国民の要求、意見、感情等をよく聞いて、現在の世界情勢に適したる方法において講和条約をしようという段取になつて來ておると思うのでありますが、そこでこの講和は講和会議というものが開かれて、そこで最後の条件をきめて条約締結ということになるのであり……

第10回国会 予算委員会 第28号(1951/03/15、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は先刻一松君が総理にお尋ねをした問題、講和條約ができた後における占領政治下でできた諸制度、諸法律をどうするかという問題について私の考えで別なお尋ねをしたいと思うのであります。1占領政治下でできましたいろいろな制度は、講和会議によつて完全なる独立、自主、自由を認められ、日本に不適当なものがたくさんあるであろうと思います。併しながらその中には民主主義の根底をなすに必要な諸制度もありますし、連合国の非常な厚意によつてできているものもたくさんありますし、存続、存置して置くことの必要なものも多々あると思いますが、講和條約というものは細かくそれらのことを区別して書くこともできますまいし、……

第10回国会 予算委員会 第30号(1951/03/23、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつとお尋ねしますが、今の会議の形式の進行方でありますが、この小委員会の決議をこの委員会で採択するかどうかという段階に入つておるのですか。
【次の発言】 そうであるとしますれば、私はそれに反対であるということを特に表明するわけじやありませんけれども、詳しくまだその小委員会の報告なるものの数字を検討しておりませんが、ちよつとあれを読まれたのを聞いて感じたところでは、結局予算に修正を加えなければならんということになると思いますので、そこまでになると事が少し重大でありますから、軽軽に賛否を決することができないから、私も緑風会の会議を開いてそれをどう決定するかということにしたいのであ……

第10回国会 予算委員会 第36号(1951/05/09、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと今のお話の中の専門的な御説明でわからないところを御説明して頂きたいのですが、メツセンヂヤー・ワイヤーとか、トロリー線とか、パンタグラフとか、どんなものだかよくわかるように説明して頂きたい。


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 外務委員会 第2号(1951/08/17、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私も今曾祢さんの言われたような筋で、今までの経緯から考えてそうあるべきだと思つております。


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第1号(1951/10/18、2期、緑風会)【議会役職】

○仮委員長(伊達源一郎君) 只今から平和条約及び日米安全保障条約特別委員会を開会いたします。  私が年長者になつておりますので、規則に従いまして委員長が互選されるまでこの会議を主宰いたします。  先ず委員長を互選いたしたいのでございますが、その前に互選の方法等につきまして速記をとめて懇談いたしたいと思います。御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは速記をとめて。
【次の発言】 それでは速記を始めて下さい。それでは懇談会をやめて本委員会に移ります。委員長互選の方法についてお諮りいたしますが、御意見のおありのかたはこの際お述べを願います。

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 條約局長にお尋ねしたいのでありますが、私は休んだのでもう質問が済んでおることと思いますけれども、第一條の、この條約が効力を発すると同時に戰争状態は終了するということでありますが、戰争はすでに降伏條約によつて終了しておるのであるけれども、戰争状態ということは続いておるのでありますが、その戰争状態ということはこの場合休戰の状態であるかどうか。戰争状態というものは平和状態でないということを広く意味するのであるか。或いはほかの多くの場合と同じように休戰の状態になつておつたということを意味するか。それをお伺いするのは、この調印をしなかつた国、或いは調印しても批准しない国等との今後の関係の……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務委員会 第10号(1952/03/07、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 先刻岡田さんから御動議が出まして、このことに対する外務委員会の決定的のことをこの場合きめて政府に要望するなりなんなりしたいというような意味のことが提議されたのでありますが、この問題は非常にデリケートな問題であるし、すでに各委員からそれぞれ希望も申されておりますし、外務委員会として今外務省で研究しておる間に、こつちで委員会として決定的な考えを申述べるというようなことは避けて、希望を各人から言つたことを外務省のほうで尊重されて行けばそれでいいのじやないかと思います。決議をしたり動議によつて決定的な態度を外務委員会としてとるようなことは、少し行き過ぎではないかと思いますので、ちよつと……

第13回国会 外務委員会 第11号(1952/03/12、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと佐藤先生に伺いますが、極めて形式的なことでございますけれども、この條約に国家間の條約と政府間の條約、殊にこのアグリーメントは政府間の條約になつているということでございますが、この国会の承認を必要とするとかしないとかいうようなことに関連しまして、国家間の條約と政府間の條約というものとのウエイトがどう違うか、或いは政府間の條約というものは国会の承認を要しないでもいいとか何とかいうような意味があるのか、はつきりした違いがないとかいうような点について、ちよつと御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 柳井先生に伺いますが、この協定を作るのに、平等の立場において作るということ……

第13回国会 外務委員会 第13号(1952/03/20、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつとお願いいたしますが、この大使、公使をどこどこにどういうふうにやるということの書いたものを後刻お出しを願います。

第13回国会 外務委員会 第15号(1952/03/28、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 午前中質問があつたようですけれども、私詳しく聞かなかつたから重複するかも知れませんが、過去においては在外公館にくつついておつたり、離れたりしていたのですが、いろいろな種類の人が行つておつた。海軍、陸軍……大使館から離れておつたようです、大蔵省からも財務官……、今後はそれが非常に多くなると思うのです。そうしてかなり有力な人が行くようになると思うのです。この法案の作り方からいうと、そういう人は在外公館で、公館といいますか大使館なり公使館で統一されることと思いますけれども、それをどういう工合にされるか、これにはどういうふうに予定されておるのか、経済の方面などは大使、公使より大分えらい……

第13回国会 外務委員会 第30号(1952/05/16、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 議事進行について。先刻曾祢委員から御発言があつたのですが、岡崎外務大臣から日華條約と日韓交渉についてのお話があつて、それについて曾祢委員から御質問があつたのですが、今の段階ではこの二のつことについて質問するのですか、この二つのものよりも国際連合のことがすでに日程に上つておりますので国際連合のことを今先に質問するのか、どういうことになつているのですか、ちよつと委員長のお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 私は国際連合加入の問題について極く根本的な問題を一、二伺いたいと思います。国際連合に加入するということになると、安保理事会の勧告によつて総会で認められなければならないという……

第13回国会 外務委員会 第31号(1952/05/20、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと一、二お伺いしますが、この琉球を信託統治にして主権が日本にあるということを講和承認国会で盛んに議論されたのでありますが、結局どういう形式になつておりますか、国連との関係及びアメリカとの関係。
【次の発言】 あの問題についてサンフランシスコ会議のときに、ダレス及びヤンガー氏が主権は日本にあるということを演説において言いましたのですが、あれは何といいますか、この主権問題についてはどういうカのあるものなのですか。
【次の発言】 安全保障條約ですが、あれは日米安全保障條約と国連とはどういう関係を持ちますか。国連に入るのと入らないことであり方が違うようですが、その点承わりたいと思……

第13回国会 外務委員会 第39号(1952/06/10、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は日華条約について大臣に一、二点お尋ねしたいと思います。
【次の発言】 日華条約について大臣に質問いたしますが、この条約は平等の立場において相互的に作られたものと思います。然るにこの会議の調印式が終つたあとでの両方からのあいさつの演説を見てみますと、日本は非常に有難がつて寛大なる御精神によつて非常に感謝しますという言葉を繰返し述べておりますが、中華民国のほうはそういうことを一つも言つていない。全く勝者が敗者に対する態度のように思われるがこれには何かわけがあるのでありますか。偶然そういうことになつたのでありますか。或いはこれでいいのであるか。

第13回国会 外務委員会 第40号(1952/06/13、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私はちよつとほかの角度から同じ問題ですけれども、伺うのですが、あの講和の七原則のとき及びその次のドラフトのときでしたか、台湾、澎湖島の問題及びその他の問題と一緒にして七ヵ国で協議する、一年たつて決しないときは国際連合の総会において決するということが言われておつて、ダレス氏なんか最初来たときにはその考えであつたと思われます。それがその七ヵ国の協定でやるという方式が改められて、今はただ日本としては放棄するということだけになつたのでありますが、その間の事情がどういうことであつたか。それがこの問題を決する一つのキーになると思います。  それからもう一つお尋ねしたいのは、イギリスが承認し……

第13回国会 外務委員会 第45号(1952/06/28、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私はこの日華条約を承認することに賛成であります、その理由をごく簡単に申します。  先刻から承わつております反対論の多くは中共及びソ連と日本との関係について大きな空想を基礎として考えておられる。アメリカと日本の関係を大きな曲解をもつて論じておられる。この空想と曲解から出たところを基礎にして日華条約を批評しておられるように私には感ぜられます。  私は、ソ連及び中共と日本との関係の現実を基礎とし、アメリカと日本の友好関係の現実に基くヨーロツパ及びアジア諸国に対して、日本がこれから進めて行かなければならん外交を考えて、そして私は吉田書簡なるものがこの外交方針をはつきりつかんでその上に立……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務委員会 第2号(1952/11/27、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと関連してお尋ねするのですが、この前この法律が出ましたときに、大使というものと公使というものは余り違つたものではない、その国によつてそういうお話合いでやるのだということを御説明がありましたが、同じ国に大使があつてその下に公使がおるというような国があるようですが、あの場合公使というものはただ参事官のようなアシスタントであるのですか、どういう資格を持つておるのですか、ちよつと……。
【次の発言】 先にお尋ねしました大公使の任命ですが、大公使はその任地にあつてその国を代表するものであるということを御説明があつたのですが、アメリカのごとき大国に大使があり、公使があるとき、その公使……

第15回国会 外務委員会 第4号(1952/12/04、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私の御質問申上げてお答えを得たいと思つたことは、只今お話のようなことでありますが、なお一層そのことを明らかにするために細かいところへ入つて御説明を願いたいと思います。昨年の八月のサンフランシスコ会議の前にリツジウエイ総司令官から当時の岡崎官房長官を招かれて、この問題について話があり、フリゲート艦十隻と上陸用舟艇五十隻を貸与する用意があるということを話されて、それが具体的の話合いのようになつておるように承知しておりますが、果してそうであるかどうか。  それからサンフランシスコ会議が済みまして、十月の十九日にリツジウエイ大将と吉田総理のそのことに関する会談があつて、そこで大体の方針……

第15回国会 外務委員会 第8号(1952/12/18、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(伊達源一郎君) 先ほど委員長理事打合会におきまして、本委員会の運営に関して次の通り協議決定いたしました。  本日、即ち十二月十八日、二時開会、航空協定につきまして質疑を行います。明日十九日、一時に開会いたしまして、航空協定について討論採決をいたします。二十日、土曜日、十時に開会いたしまして、船舶協定について質疑を行います。二十一日、日曜は休みとし、二十二日、十時に開会いたしまして船舶協定について討論採決をいたします。但し会期延長の場合には若干ゆとりを持つて運営することにいたします。  以上委員長理事打合会の決定に御異議ありませんか。

第15回国会 外務委員会 第10号(1952/12/22、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと外務大臣にお伺いいたしますが、フリゲート艦は初め十隻となつておつたが、条約締結間際になつて十八隻に増加されて、それを日本の希望によつてというふうに言われておりますけれども、アメリカの議会における問答から見ますと、海軍の当局は、日本はまだ希望していないけれども貸すのだという話合いの後に、いずれ近々希望するだろうから貸すことにするのだというような答弁がありますが、事実はどうなのでありますか。向うで十隻よりも十八隻借りてくれというたのでありますか。日本から更に八隻の追加を申出たのでありますか。その点の経緯をお話し願いたい。

第15回国会 外務委員会 第11号(1952/12/23、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(伊達源一郎君) 速記を始めて……。

第15回国会 外務委員会 第12号(1952/12/24、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は、日米の間に船舶貸与の協定ができた、それを承認することに賛成するものであります。今日本は沿岸警備が非常に手薄い。沿岸におきましては密輸入とか、密入国とか、海賊とか、漁船の危険とか、いろいろなことがありまして、沿岸警備の力を非常に増強せなければならん極めて急を要する立場にあるのであります。そういうときに、丁度アメリカにそれほど必要としない艦艇があり、日本が非常に要求しているところへ話が始まりまして、こういう協定が結ばれ、たくさんの金がなければ建造することのできないものを容易に借り得るということは、私は今の日本の状態において非常に結構なことであると思うものであります。これを海軍……

第15回国会 外務委員会 第14号(1953/02/23、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 今平林君から縷々詳細な御質問があつたのですが、これについては私は一点だけはつきりしておかなければならない点があります。それは李承晩ラインですが、あれは公海をそのライン内に入れて、一方的に宣言したことであつて、外務省が李承晩ラインについては初めから抗議をされておるように了承しておりますが、抗議されておるのにもかかわらず、公海は公海自由の原則よつていろいろ処置されておることと思いますから、今度のことは防衛水域ということよりも、李承晩ラインの線に沿つて、向うがああいう暴行をやつたことと思いますが、李承晩ラインというものは日本では認めておらないので、公海自由の原則によつて漁師が行動した……

第15回国会 外務委員会 第18号(1953/03/05、2期、緑風会)【議会役職】

○理事(伊達源一郎君) もう一般質問はよろしうございますか。一般質問は今日は終了したものといたしまして、ここに三つの案が予備審査として提案されておりますが、これについて当局の提案理由の説明を承わりたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議ないものと認めます。   ━━━━━━━━━━━━━
【次の発言】 それでは工業及び商業における労働監督に関する条約、職業安定組織の構成に関する条約、団結権及び団体交渉権についての原則の適用に関する条約の批准について承認を求めるの件、この三案を一括しまして当局の説明を求めます。
【次の発言】 この三つの条約について御質疑があると思いますが、質……

第15回国会 外務委員会 第20号(1953/03/12、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつとこれに関連の質問をしたのでございますが、トルコ、ユーゴ及び近東の諸国は米ソ対立の現在、冷い戦争の発火可能地域として国際政局上に占める地位は大きなものと思います。又我が国としましては経済外交上からも重視すべき地域でありますが、その証拠には現に我が国はこの地方に経済使節団を派遣しています。更にソ連と外交関係の再開をまだ見ていない現在では、これらの諸国はソ連の対外政策を研究する上から申しましても重要なことは言うまでもないことであります。然るに我が国は法制上はすでに国会の承認を経て派遣できるにもかかわらず、これらの諸国に公使又は大使を派遣していません。僅かにユーゴには昨年来代理……


伊達源一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院2期)

伊達源一郎[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 地方行政・大蔵・農林・水産・通商産業・運輸・予算連合委員会 第1号(1950/07/20、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 私は新聞全体の、この一般新聞のことについて政府の御意見を承わりたいと思います。  先ず最初に政府は新聞を公共事業と認めておられるかどうかという点であります。今まで新聞は公共事業と認められ、占領政治におきましてもプレスコードを作りまして、新聞は公共事業である。殊に民主主義を推進して行きます上に非常な重要な事業である。そのためにこれだけの義務、責任を負わねばならんという義務、責任を明かにしまして、そうして公共事業として統制して来たのであります。吉田総理も今日本は外交の何らの機関も持たず、何らの報道情報を持たない。一に新聞によつておるということすら述べられたごとく、今日日本の民主主義……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 外務・人事連合委員会 第1号(1952/03/25、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつと違つた角度からお尋ねしますが、大使国、公使国は今どういう標準によつて、何によつて分けられるのですか。
【次の発言】 それはこつちで一方的にきめられるのですか、相手国と相談の上決定されるのですか。
【次の発言】 ここに現に大使館と公使館を置くところを分けてありますが、それが必ずしもよそが置くから置くということでもないようであるし、まだ今の段階において、相談し合つて双方会議の上ということでもないと思いますが、その点ちよつとはつきりして頂きたいと思います。
【次の発言】 そのほかの例えばパキスタンとかいろいろな薪らしい所へたくさん大使館が考えられておるのですが、それはまだ話合……

第13回国会 外務・法務連合委員会 第6号(1952/07/31、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 ちよつとお尋ねしますが、アメリカが講和発効がすでに大分前であつたのにかかわらず、今日まで釈放してくれない。外務省のほうの手続のできないで、えらい遅れたように聞いておるのですが、手続が十分尽してあるのにもかかわらずアメリカが進んでやつてくれないというのは何か政治的理由があるのかどうか、先ずその点を伺います。
【次の発言】 台湾のほうの問題ですが、あれは条約でこつちに委せるようになつておると了解しますが、批准が済んだならばすぐにそういうふうになるように手続等は準備してあるのですか。
【次の発言】 私はちよつと簡単に、非常なむずかしいことに出つくわしておると思います。巣鴨のほうでは人……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 外務・法務連合委員会 第1号(1953/03/05、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 外務政務次官にお尋ねいたしますが、この竹島問題は平和会議のときに、もう日本の領土であるということの確実なことが決定しておるはずであります。私はその当時西村条約局長に尋ねたのですが、もうそれは確実にきまつておるから問題はないのだということでありましたが、先月の二十八日の新聞には、韓国側が韓国の領土であるということを声明し、米国がそれを承認しておるということでありますが、この真相と、この問題についての外務省の見解とを政務次官から御説明を願いたい。
【次の発言】 只今の経緯は、これは外務次官から詳しく承わつたのでありますが、外務大臣が見えましたから、外務大臣に質問をいたしたいと思いま……

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 一つだけお聞きしたいと思います。架空名義により支払つたものというものと、架空名義によりみだりに支払つたものというふうになつておると思いますが、みだりに使用したというのと、ただ簡単に、みだりがない架空名義により支払つたものというのは、形式上どういう相違があるのですか。
【次の発言】 ついでにお尋ねしますが、この架空名義によつて支払つたというようなことにも、在来の慣習で経理部のほうにそういう様式がちやんとこさえてあるものですか、この品目なんかを変えるのは、下のほうの使つた者が勝手にやつて来たものを、そのままお使いになるのか、こういう形式にこう変化して架空的でもやれというようなことは……

第15回国会 水産・法務・外務連合委員会 第1号(1953/02/23、2期、緑風会)

○伊達源一郎君 今の片柳さんの質問にちよつと私も便乗したいのですが、今のような場合に、日本の警備官は発砲若しくは武力行使をしてでもその目的を達するだけの機能があるかどうか。その点は今度フリゲート艦を借りたりなんかしたところに非常に意味のあることであつて、そこのところを小さい戦争をしてでも、その目的を達する。そのためにあのフリゲート艦なんかは立派な大砲を持つているので、この大砲なんかをそういう場合に使うような場合があるかどうか、その点まで踏み込んで御答弁を願いたいと思います。



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