宮本邦彦 参議院議員
2期国会発言一覧

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宮本邦彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは宮本邦彦参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

宮本邦彦[参]本会議発言(全期間)
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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 参議院本会議 第18号(1951/11/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は発議者を代表して、只今議題となりましたルース台風災害対策に関する決議案の提案趣旨の弁明をなさんとするものであります。  先ず決議案を朗読いたします。    ルース台風災害対策に関する決議案   去る十月十四、十五両日にわたり西日本に来襲したルース台風は、戰後における最大の台風であつて、驚異的な風速と豪雨は、一瞬にして多数の人命を奪い、都市村落を破壞し、山野田畑を荒廃に帰せしめ、その惨状はまことに言語に絶するものがある。   かかる惨害の復旧は、地方財政の窮状よりしてきわめて困難である。しかも、今回の罹災地の多くは、過去において累次の災害を蒙り、これに対する政府の施策がなお完結……

宮本邦彦[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

宮本邦彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 農林委員会 第2号(1950/11/30、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは希望になるのでございますが、最近農林関係でもいろいろの法律案がどんどん出て来るのですが、どうも農民に、今のお話と同じように、わかりにくい法律が出ている。法律がこうだから、こうだというので、あとで止むを得なかつたというような法律が多過ぎるのではないかということを私は考えるのですが、今の電柱の問題なんかも、恐らくこれは農民としては甚だ不本意なものではないかと私は思つております。そういう結果が今お話になつたようないろいろな矛盾した事項が出て来るのではないか。もつと今日の農村或いは今日の農民の程度に即したような、これから法律をお作りになるなら、成るべくそういうことを考慮して頂きた。……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 農林委員会 第8号(1951/02/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 さつき価格は承わつたのですが、この平均二十七円というのは、土地台帳による地価に対して或る一定の比率で以てこれは出しておられるんですか、例えば地下百円に対して七割五分とか或いは八割とかという比率で算定されたものですか。
【次の発言】 これは今コンクリート柱又は鉄塔は五十カ年分を考えておられるというようなことをお話になつたのですが、これは土地收用法を適用できる事業になつておるし、そうしてこれは強制買収もできるのですが、コンクリート柱だとか、鉄柱というのは、これはむしろ私ども建設工作物とすれば、むしろこれは永久的な工作物というふうに考えらるべきものじやないかと思うのです。こういうものは……

第10回国会 農林委員会 第15号(1951/03/07、2期、自由党)

○宮本邦彦君 土地改良の問題なんですが、団体営の事業が農村から非常に要望されておる。それが昭和二十三年度に団体営の事業が農林省の補助金を一打切られちやつて、そうして主要の継続のものだけ今出ておるように心得ております。この法律では補助事業、非補助業、こういうふうに二つの事業に分けておるのですが、この二つの事業に分けて、特に非補助事業というものをそこに出した以上、その要望に応えて団体営の非補助事業というようなものを主として取入れておられるかどうか。若しもそういうことであるならばこの団体営の事業に対してどのくらいな割合が見込まれておられるかどうか、パーセントでも結構ですからちよつと伺いたいと思います……

第10回国会 農林委員会 第25号(1951/03/27、2期、自由党)

○宮本邦彦君 この法律案を見ますというと、林地荒廃防止施設又は漁港施設中、地方公共団体それから公共団体のその機関、そういつたものの維持管理に属しているものはこの法律のうちでできないようなふうになつておるのですが、仄聞するところによりますというと、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担の法律が考えられておるように承知しておるのですが、その間にブランクができるということに相成るのでございますが、こういうものに対してどういうふうに政府は考えられておるか。もう一つはこの法律が今どの程度進捗しておられるか、政務次官にお伺いいたしたい。
【次の発言】 私はこの法案直接ではありませんけれども、この法案に多分に関……

第10回国会 農林委員会 第27号(1951/03/29、2期、自由党)

○宮本邦彦君 十五億違うわけですか。
【次の発言】 私この前頂いた資料を持つて参りませんけれども、大体この資金の金利をきめたときには、あの一定の基準でもつて皆同じように算出してきめられた、このようにこの前説明を承わつたのでございます。例えば償還の関係、それがこういうふうになりますというと、大分何といいますか、公平を欠くというか、バランスが変つて来ることになるのでございますか。
【次の発言】 そうしますというと、まあ私ども、今の当初の案では納得できるのでございますけれども、大体この六十億のうちの初めの六十億というものは、財政資金或いは見返資金から持つて来たというような関係にあるわけですね。従いま……

第10回国会 農林委員会 第32号(1951/05/15、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは現在手数料はどうなつておりますか。
【次の発言】 これは世界的にそうですか。
【次の発言】 外国では何か協会みたいなものを作つて、そこで以て自主的に輸出業者からとるということをちよつと聞いたのですが……。
【次の発言】 今後はこういつたものも自主的に業者がやるのが本当の貿易のあり方ではないかと思うのでありますが、どうお考えになりますか。

第10回国会 農林委員会 第33号(1951/05/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今のすぐ前の特別な縁故があつてと、この特別の縁故は何か物権的な意味に解釈しておいでになるんですか。
【次の発言】 これは具体的な一つの問題なんですが、これは福島県の矢吹の国営開墾地区にある問題なんです。これはあそこの羽鳥という部落のこれは長い間の係争地なんです。で、明治維新一度国有地になつた、そうして国有林に編入されたのですが、そこの部落が十何年に亘つて部落有林だ、保有林だという係争を起した、ところが到頭敗訴になつたのです。そうしてそこは敗訴になつたけれども、そこらのその部落の人たちにいつも薪炭林を縁故払下げというような意味で、国有林を払下げておつたんです。従つてその問題は解消し……

第10回国会 農林委員会 第35号(1951/05/18、2期、自由党)

○宮本邦彦君 ごく簡単なことですが、二十六年度に九千町歩の開拓という計画があるのですが、この桑苗の供給はあるのでございますか。実は私開拓地にこの間行つたときに、開拓組合で、実は今局長がお話になられたような、開拓地もそろそろ永久作物を作つて、そうして多角経営をやつて行かんならん、それで共同でこういうようなものを購入して、そうして農林省の補助みたいなものがあれば頂いてそうして買いたい。桑苗が割合高いのだそうです。供給能力が九千町歩というものに足りなければ、今後ますます高くなるというようなことになりはせんかという気がされるのですがございますですか。

第10回国会 農林委員会 第36号(1951/05/22、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は参議院自由党を代表いたしまして本案に賛成をいたします。つきましては、一、二点希望を申上げて置きますが、先ほど衆議院の野原議員から、森林法の提案理由を伺いました。非常に民有林としまして、山林所有者が相当に圧迫され、束縛される法案であります。それに対しまして同じ山林であり、日本の山林の三分の一を占めているところの国有林が全然これに対して何ら方法を講じないということはどうかと思うというふうな輿論からして、この両法案が出たのではないかというような感がいたしてならないのであります。例えば国有林野法案から見ましても、農地調整法であるとか、自作農創設、ああいうふうな法律よつて、民有林がいろ……

第10回国会 農林委員会 第40号(1951/05/26、2期、自由党)

○宮本邦彦君 森林区実施計回は森林計画ごとに立てられるのだと私は思うのでございますが、この間のお話しによりますというと、必要伐採数量の大体二割ぐらいな余裕を持たせると、こういうようなお話があつたのでございます。私そのことは大体行くだろうとは思つておりますけれども、一つ心配になることがここにあるのでございますが、今日これは量は大きい問題ではありません。国の予算が今日継続年期の予算というものを今あらゆる事業に組んでおりません。建設省の事業にしろ農林省の事業にしろ、皆単年度予算なんでございます。従いましてこの需要材料は大蔵省が建設工事には多いのでございますが、そういつた需要はです、大体二月頃にならな……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 農林委員会 第閉会後2号(1951/08/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は平和池の災害について二、三御質問申上げたいと思います。これは今までの農林省のあの池の築造に対する手続を見ますというと、委託事業として京都府営で以て行われたというような状況であります。委託事業というものが一体どういうものか。これは一つの行政契約みたようなものかどうかということなんであります。従いましてこの要綱にある限りのものを、京都府が実行しておれば京都府としての責任はないものかどうか。それから昨日溝口先生からお話がありましたが、当時の技術においては何ら欠陥はなかつたという判定をされたということなんであります。そうしてそういうことになるというと、その委託契約に対するお答えを一つ……

第11回国会 農林委員会 第閉会後3号(1951/09/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 付けないほうがいいでしよう。

第11回国会 農林委員会 第閉会後4号(1951/09/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 二、三手続その他について御質問申上げたいと思います。この農業漁業の貸付けに対して各県に枠というものがあるそうですが、そういうものは農林省が決定して、その枠内で以て申請させるようにいたしているのかどうか、これを承わりたいと思います。
【次の発言】 ついでに御希望だけ申上げて枠の問題はやめたいと思います。実は東京都を聞きましたら、東京都は枠が余つているそうです。土地改良の非常に盛んな茨城やあつちのほうでは、枠がないからお前のほうは駄目だというので、県で皆断わつているそうです。片方では枠の余つているものがあり、片方では困つている、そういうことを私聞いてから一カ月以上経つのです。こういう……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1951/11/28、2期、自由党)

○宮本邦彦君 委員長に何か御腹案がございますか。
【次の発言】 日数も非常に少ないようですから……。

第12回国会 農林委員会 第9号(1951/11/14、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は先ほど溝口委員からお話しになりました問題について、もう一度実は御質問申上げたいのですが、それは補助率の問題です。従来農林省でやつておられる補助率が公共事業六割五分、それから耕地復旧五割というような考え方なんです。この考え方が従来あつた補助率をそのままただ踏襲しておるというようなやり方で今日まで来られておるのではないか。もうそこらはすでに反省されていい時機が来ておるのではないかと私は思つておる。というのは、改良事業は御存じのように公共事業がやはり五割、ところが災害復旧で今溝口さんがお話しになられたように、ともかく災害復旧というものはそんなに簡単なものではないのです。私は実はこの……

第12回国会 農林委員会 第10号(1951/11/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほどの小林さんの質問の継続みたいんですが、一つだけここで申上げておきたいんですが、いずれあとでほかの問題もありますけれども、先ほどの小林さんの御質問のこの審議会の問題ですね、この十五條、十四條を見ますと、繭及び生糸の価格の安定に関する重要事項を審議する、こうなつているんですね、繭及び生糸の価格なんですな。ところが十四條のほうの審議会の委員が関係行政庁の職員及び蚕糸業、こうなつているんですね、それで繭の関係者というものがぼけているんじやないかというような気がするんですが、先ほどの局長の御説明にも何といいますか、蚕糸業に関係のある人ということで以て利害関係のある人で御説明になつてい……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 農林委員会 第7号(1952/02/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 実は農林統計なんかを見ますと荒廃地、潰廃地というような面積がずつと出て来るのです。あの未復旧で終つておる数字がずつと統計に出て来るのですが、あれがずつと残り放しになつているとは私考えていないのですがね、いつの間にか今片柳さんの言われるように復旧されているのじやないか、そういうようなものの推定程度の資料でもお持ちならば、適当な機会にちよつと簡単でいいから御説明願いたい、これだけ一つ……。
【次の発言】 もう一つ質問をちよつと申上げてよろしうございますか。……実は私この前ルース台風のときに中国、関西、あつちのほうの視察に参りました。そのときにいずれの協議会でも必ず大きく取上げられた問……

第13回国会 農林委員会 第10号(1952/03/05、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は非常に素人のようなことを申上げて相済まんのですが、肥料が安く農村に入るということは、これはもう欲しいことであり、同時に又今不足しておるということも現実の問題なんです。先ほどから皆さんのお話を承わつておるのですか、私この問題はもう少し柿手さんから資料でも出して願いで、少し研究さしてもらつたらどうかという気もするのです。と申しますことは、これは根本問題は、いつまで行つたつて、三橋先生から今統制のようなお話もあつたけれども、一方御存じのように、石灰窒素というのは、最も化学産業、化学繊維の方面と関連の深い化学肥料なんです。従つて、これは必ずしもカーバイドが横に逃げたからどうということ……

第13回国会 農林委員会 第11号(1952/03/06、2期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど農地局長の言われた補償の一戸あたり平均額というやつをもう度……。さつき数字をちよつと聞きそこなつたんですが。
【次の発言】 私まあいろいろ煎じ詰めて行けば、こまかい問題はたくさんありますが、これは又進行してからに申上げるのがいいんじやないかと思う。そこで一つだけちよつと御注意申上げて置きたいというようなことに結論はなるんじやないかと思うのでございますが、これは戰前もそうだつたんですが、今後恐らく機械化部隊になりますと、戰前の演習地以上に、今お話になられたような実彈射撃や、そういうものが行われる、又陣地構築の演習地とか、そういうものが行われるんじやないかと思うのですが、戰前、……

第13回国会 農林委員会 第17号(1952/03/26、2期、自由党)

○宮本邦彦君 数字を聞いておきたいと思います。現在被保險面積全体、筆数はどのくらいでありますか。筆数と言いますか、口数は……。
【次の発言】 口数はどのくらいですか。
【次の発言】 そうすると、一口平均どのくらいになつておりますかな。八町歩くらいになりますか。

第13回国会 農林委員会 第19号(1952/03/28、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は少し細か過ぎるかも知れませんが、せつかく災害復旧課長がお見えになつておりますから二三お尋ねし、現在の災害復旧の取扱方について、又この法案に関係する問題でもありますが、今後の方針等を承つておきたいと思います。  その第一点は、政令でおきめになるわけですが、スライド・アツプをするその基準がどういう基準で行つているか、そうして建設省辺りのスライド・アツプとの関係がどういう関係にあるか伺つておきたいと思います。
【次の発言】 農林省当局の御説明で大体八万円の線が災害農家といいますか災害を受けたところの農家の償還し得る限度だというふうに御説明があつて、非常に内輪に私計画が立てられている……

第13回国会 農林委員会 第20号(1952/04/14、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私質問ではないのですが、関連して私の希望と申しますか、申上げておきたいと思います。今日こうやつて改正法案が提出せられまし  て、この法案に対して今長官が実際に必要だと、まだこの法律が出て間もない時でありまするが、実際上の問題として必要だから変えるんだ、こういう御答弁があつたのですが、その考え方に対しては、私案は法律というものの趣旨から行けば、岡村さんだとか、片柳先生の御意見のように、これはちよつと困るのではないかという考え方はあるのでありますが、けれども林野庁長官のこういつた考え方も私は今日の場合、こういつた日本の経済変動の激しい時であり、そして又復興の途上においてはやむを得ない……

第13回国会 農林委員会 第21号(1952/04/15、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は実はこの間自然休会の間に、宮城県の矢本の飛行場と、それから問題の王城寺ケ原へ行つて見て来たのです。ちよつと私心配になることは、この現地の実情というものは、局長の仰せには、やはりちよつと飛行機を降りられて見て来たそうですが、詳細に現地の実情を聞いて見ると、この現地の実情というのは、もつと細かいのですね、はつきり申上げれば……。それで中央で以て幹部同士が協議し合つてそれで了解ができたというようなことじや解決が付かん問題が大部分なんです。私その問題が非常にむしろ心配されるのじやないか。王城寺ケ原で一例を申上げれば、これは元の部落へ盛んに流弾が飛んで来る。ところがこれは日本軍が演習を……

第13回国会 農林委員会 第22号(1952/04/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 政務次官に一つだけお聞きしたいのですが、現在国土総合開発法が改正法案になつて提案されていると思うのですが、国土総合開発法案で以てこれと同じようなことができるのかどうか。私はなぜそういうことを申上げるかというと、こういつた法案というものはこれは新らしい農業政策として、新らしい性格的な農業政策の一つのあり方として一つの進歩じやないかと思つております。ただそれに国土総合開発というようなそういう大きな網をかぶせてしまうというと、それがその中に取上げられるというような工合に持つて行かれると、これが又折角そういつた性格的な農業政策が、一つの新らしい見解がいつのまにか潰されてしまうのじやないか……

第13回国会 農林委員会 第23号(1952/04/17、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は今までこの法案のあり方だとか、或いは将来の実行の問題だとかいうような非常に大きい見地からの御説を承わつておつたわけでありますが、そういう御説を承わりながらここで考えることは、やはり私はこういう法案ができて、そしてこの法案が実施に移されるという問題が一等大事じやないかと思うのでございます。その実施に移されるという点はどういうところにあるかというと、結局この政令というものの内容、又この政令が出るまでのいろいろな資料じやないかと思うのです。それから又この第十條にありますところの事業計画に一体どういうものが盛られて来るか、第一農地の保全及び改良に関する事項、こういうふうにありますけれ……

第13回国会 農林委員会 第35号(1952/05/16、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これはこの法案の問題じやないのですが、委員長からお話願いたいと思うのですが、実は政府の今措置しておられる行政機構の改革の問題なのでございますが、これは私は必ずしも反対じやないのでございますが、その後各方面の意見を聞きますと、大分あの行政機構の考え方、あれが必ずしも私どもが決議いたしました予算或いは政府の意図せられておる農林政策に副つていわゆる能率的にいい成績を挙げるものじやないというような意見が非常に多いのでございます。で、当農林委員会としても、この農林省の設置法等の一部を改正する法律案というものは、今日参議院のほうでも内閣委員会にかかつたようでございます。公報にはそう書いてある……

第13回国会 農林委員会 第38号(1952/05/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 只今議題となつております食糧管理法の一部を改正する法律案につきまして、私は自由党を代表して、衆議院送付案に、加賀議員を代表として提案せられました修正を施して賛成するものであります。  終戰後まさに六年有半、その間米国の協力の下に我が国官民一致の努力によつて国内経済は漸次復興いたして参りまして、大方の物資についてはすでに自由市場が回復して、多年の要望に応えて国民生活に安心と明朗を取戻したのであります。然るに食糧につきましては、今日においてもなお戰時戰後におけると殆んど変らないような強力な統制が行われているのでありまして、国民経済に暗影を投じ、速かに統制の不便から解放して、農家に対し……

第13回国会 農林委員会 第42号(1952/05/29、2期、自由党)

○宮本邦彦君 この資金の提案の理由のところに、「未だに営農の安定を得ていない者」ということがあるのですが、これは御説明によつてまあ大体わかつているのですけれども、もう一度承わりたいと思うことは、この「安定を得ていない者」というのは、計画通りに行つていないという、その計画が基準になつての意味かどうかということ、入植計画というものがある。その入植計画の通りに行つていないということが基準になつての意味かどうかということです。
【次の発言】 まあ御説明のようなふうに受取つていいと思うのですが、大体においてこの意味は、私どもは立地條件その他で以て、或いは人的要素もあると思いますが、とにかく二十三年の入植……

第13回国会 農林委員会 第53号(1952/06/18、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は干拓地の問題についてちよつと承わりたいのですが、現に干拓地で以て農耕地となつておつて、未だに大きな面積がこの農地制度によつて処分されずにおるものがたくさんあるんですが、そういうものに対してどういう措置をされますか、それを先ず承わりたいと思うのです。
【次の発言】 実は干拓地につきましては、私は相当問題があるんではないかと思うのです。ということは、工事過程中のものは、これは農林省が埋立法による水利権だとか或いは漁業権だとか、或いは工事に要した一切の費用等を実は補償しておるんです、そうして国の未墾地に編入して直轄の干拓地として即ち代行干拓としてやつておられるんです。ところが工事が……

第13回国会 農林委員会 第55号(1952/06/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私も何と言いますか、希望と言いますか、そういうものを申上げてみたいと思うのであります。ということは、実は私の知つている限りでは、農林省が本年新たに二十七年度に一ぺん入植計画を立てられておる。入植戸数よりも、現在接収又は予備隊の演習地の候補地として指定されて、今進行しつつあるようなところの自作農家の数のほうが多いようでございます。その問題が若し多いとすれば、これは非常に大きな矛盾がそこに出て来るのではないか、ということはこの補償案を見ますというと、大体において六年といえども何年にしろ、離作料というものの補償を今片柳さんが言われたように物的な補償で、金銭補償で以て解決しようという案が……

第13回国会 農林委員会 第57号(1952/07/02、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは平川局長に聞くのはどうかと思うのですが、大抵おわかりだろうと思うので伺うのですが、この接収とそれから警察予備隊の演習するのは、これはいずれも或る計画的な根拠を持つてやつておるのではないかと思うのですが、この計画はいつになれば大体終るのか、そういうことはおわかりなんですか。この前予備隊のほうは、できればこれだけ欲しいのだというようなことを言つておつたのですが、できればこれだけ欲しいのだということがいつまで続くということは、これはいつまで経つても開拓者というものは安心できないことになるので、大体いつ頃になればこの問題はけりがつくのだということがおわかりかどうか。それからそういう……

第13回国会 農林委員会 第59号(1952/07/30、2期、自由党)

○宮本邦彦君 時間の関係もありますから、緊急と思われるような観点から一つだけ申上げたいと思うのです。  今回私ども三名が視察して参りました急傾斜地帯で特にまあ急いで今日当局のほうへ要求をしたいと思うことは、これは御承知のように急傾斜地帯は何百年の間不便なところの耕作をやつておりました関係上、今度の法案に非常に大きな期待をかけておる。ところが今日も会計課長から補正予算の十一億要求したい、こういうようなお話がありしておりますので、特にこの問題を取上げて申上げたいと思うのでありますが、積雪寒冷地帶のほうでは主として水利施設とか、或いはそういつた土地改良に関する各種の施設が要求されておるわけであります……

第13回国会 予算委員会 第27号(1952/03/25、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はここで以て漸増計画について実際に大きな問題として数数起つて来る問題であると考えられるのは、この演習場その他の土地の問題じやないかと思うのであります。で、お話によれば、まあ財産権保護の意味で以て特別な立法をなされるということを承わつております。まあそのほうはそれにいたしまして、この演習場その他について現在岡崎国務大臣ラスク氏との書簡で以てきめられておる予備作業班の、取りあえず任務を一つ承わりたいと思うのであります。
【次の発言】 予備作業班によつて作成されましたところのものは、警察予備隊のほうの施設関係とは仕事の関係で連繋はあるものですか、ないものですか。


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 決算委員会 第8号(1952/12/19、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今お話によれば最低落札者ということでありますが、併し実は国の工事は必ず最低落札で今やつておるようでありますが、県あたりの工事は予定価格というものをきめて、それに一番近いほうの札をとつておるようでありますが、会計検査院としては、これはどういうふうに考えておりますか、私は案はこの最低落札者というものは、最近請負の何というか、ダンピングというか、そういう傾向が非常に多いんじやないかと思いますが、そういうことから、これはいわゆるダンピングするときには恐らく條件がいいということを請負業者が考えて、そうして最低の札を入れるのではないかと思いますが、ところが今局長が言われたように、それでできな……

第15回国会 決算委員会 第9号(1952/12/22、2期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 次に特別会計、政府関係機関及び終戦処理費の経理並びに国有財産の処理に関する調査報告書の件についてお諮りいたします。  本件はまだ調査を終えておりませんので、未了報告書を議長に提出することといたし、その内容及び作成は委員長に御一任願うことといたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めますので、さよう決したいと思います。  多数意見者の御署名を御願いいたします。    多数意見者署名            成瀬 幡治     岩男 仁藏  秋山俊一郎     宮田 重文  瀧井治三郎     中川 幸平  西山 龜七     長谷山行毅  岡……

第15回国会 決算委員会 第10号(1953/02/04、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの問題についてちよつと解せない問題があるのですが、これは地方公共団体なんかは、技術の責任者じやないのですね。行政官庁がこれを一応認証しているのですね。その設計書、或いは計画書に基いて、これは災害復旧工事なりと、こういうふうに認証しているわけなんです。そうしてその認証に基いて査定を受ける。そして最後執行した工事ですね。これは恐らく地方公共団体は還付を受けるものだと思つていないと思うのですね。そういうものを還付させるということは、これは地方事業主体だけに責任を持たせて、行政官庁には責任ないという形になるのですなあ。結論は、そういうことはいいのですかね。私はちよつとそこらは疑問な……

第15回国会 決算委員会 第12号(1953/02/17、2期、自由党)

○宮本邦彦君 労働省の失業対策事業なんですが、これは失業対策事業であるからには、失業者でなければ本来は働かないわけなんでございますね、ところが河川改修事業みたようなものをこれでやられると困るのですね。失業者はなくなつてしまつた、だから失業保険事業としてはもう出せないのだ、ところが工事が中途半端だ、こういうようなものは採択したほうが悪いということになるのですか。これはこの採択は建設省でやつておいでになるのか、労働省でやつておいでになるのか、それを承わりたい。
【次の発言】 そういうことですね。  それから先ほど松永さんの御質問で違反件数が出て来たのですが、違反件数はこれは違反件数がたくさん出ると……

第15回国会 決算委員会 第13号(1953/02/18、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今第三局長の言われた二重に交付金を交付した例を一つ二つ説明願いたいのですが、どういう場合だつたか。
【次の発言】 これは建設省のほうから承りたいのですが、これはどうせ建設省のほうでは査定され、そうして設計書の認承をされて交付されるべきなんですが、こういうことは五項目も上つておりますが、会計検査院で批難された事項が五件なんて、こういうことがあるのですか、何か特別な悪質なものが、ここにからんでおるのですか、そういうことはありませんか。
【次の発言】 先ほどから承つておりますというと、皆さんも御存じのように災害復旧の予算というものは、これは国の予算のうちで大きな部分なんです。この大きな……

第15回国会 決算委員会 第14号(1953/02/20、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今のお話なんですが、私はどうも腑に落ちないのだが、はつきり言えばたばこというものは元来吸うことを……僕らもたばこを吸いたくてしようがないが、吸うことを奨励するものじやないんですね。私の友人がたばこの店をやつておるのですが、未だに専売局のほうからたばこを持つて来るのですがね、その持つて来る来方がまだ本当でないのですね。どうも光が少し売れないんだが、これを少し余計売つてくれとか、何というか一般の国民の要望とは違うのですね。それはどんなふうにして案を立てておいでになるか、原料の、材料ですね、原料のたばこの葉によつて多少ともそういうことが押付けられるんじやないかという気もしますしね。それ……

第15回国会 決算委員会 第15号(1953/02/24、2期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) それではこれから委員会を開きます。  本日はこの前の委員会に引続きまして、国鉄の千三十号から千四十一号までを議題に供します。専門員のほうから御説明を申上げます。
【次の発言】 国鉄のほうでは何か……。
【次の発言】 御質問がございますか。……格別御質問がなければ、これは結了いたしましたものといたしましてよろしうございますか。
【次の発言】 次に千四十二号から千五十二号までを議題に供します。専門員から説明をいたさせます。
【次の発言】 会計検査院のほうで何か御説明がありますか。
【次の発言】 国鉄側で……。
【次の発言】 御質疑をお願いいたします。(「進行」と呼ぶ者あり)御……

第15回国会 決算委員会 第16号(1953/02/25、2期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今より本日の委員会を開きます。  先ず皆様にお諮りいたしますが、昨日委員会決算審査に関する小委員会におきまして、第六海上本部不当経理事件の審査に関し証人の出頭を求めたいということを決定いたしておりますので、小委員会証人喚問の件を議題といたします。
【次の発言】 只今小委員長並びにカニエ委員より第六管区海上保安本部不当経理事件に関し証人の出頭を求める件及び第六管区海上保安本部不当経理事件に関しましては、爾後の小委員会において証人の喚問を決定いたしました場合は、証人の選定、喚問及びその他の手続は委員長に一任願いたいとの提案でございましたが、小委員長並びにカニエ委員の提案通り……

第15回国会 決算委員会 第18号(1953/03/04、2期、自由党)

○宮本邦彦君 見積合せというのは、これはどういうことなんですか。
【次の発言】 この場合の見積り合せは、ともかく契約ができてから、あとで書類を整えたというような事情じやないのですか。
【次の発言】 今中川委員からお話があつたように、特調には大分会計検査院の指摘された不当事項が多いのですが、この事項を見て参りますとというと、えらいむずかしい扱いの問題じやなくて、会計法をそのまま使つたらやれんけれども、日本の会計を扱つていた末端の会計の扱い者の常識程度でわかる問題が大分あるように私は思うのでございますが、こういうのは、さつきもお話があつたけれども、新らしい官庁がスタートした、で、人も不慣れであつた……

第15回国会 決算委員会 第20号(1953/03/10、2期、自由党)

○宮本邦彦君 参考までに聞いておきたいのですが、東京都のお答えをここで聞いておりますと、原状回復という方向でなく善処したい、こういうような御意向のように聞えました。それからその理由がやはり多勢の建設省からも言われたのですが、経済的な理由と、こういうようなお話でございました。間違いございませんか、そういうお話。そうしますと承わりたいことは、四カ年を二十八年一月を期限として御許可になつたときの木造建築という建築でそのまま建築されたとすれば、その費用は一体どのくらいくらいなものでありますか。もう一つ今日の撤去しにくい、恐らく撤去はむずかしいのじやないかという大蔵省のほうの御見解のその建物は幾らくらい……

第15回国会 農林委員会 第2号(1952/11/24、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私は補正予算に関連してちよつと希望と言いますか、申上げてみたいと思います。それは新内閣における農林漁業重要施策とこういう刷物を農林省から頂きました。それで補正予算にこれだけの新内閣が重要施策を二十八年度から実施するということになりますというと、相当な準備が必要であるということを私は強く思つておるものであります。ところがこの補正予算は、新聞では十五カ月予算とかいうような意味が多分に含まれているのだということを承わつておりますが、この補正予算にはそういうものの片鱗も見ることができないのであります。で、私は過般この実情を茨城、千葉、それから長野その他の四県ばかりを実は歩いたのであります……

第15回国会 農林委員会 第4号(1952/12/01、2期、自由党)

○宮本邦彦君 理事の互選は成規の手続を省略いたしまして委員長において指名せられんことの動議を提出いたします。(「賛成」と呼ぶ者あり)

第15回国会 農林委員会 第6号(1952/12/05、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの食糧自給促進法案について二、三お尋ねしてみたいと思います。もとは食糧増産基本法というような構想だつたように承わつたんですが、その当時も私これは大変なことだ、これはこれだけの構想を拝見したときに、これだけのことをやるに当つては、農林省自体としてももうちよつと真剣に考えてもらわなきやならんごとがたくさんあるんじやないかということを実は気が付いておつたわけであります。で、恐らく名前は変つても、この先日来御説明を頂きましたような内容のものをやるとすれば、名前は変つても、実態は農村には同じような大きな問題が起つて来るんじやないかということを感ずるのでございます。私、今日はそういつた……

第15回国会 農林委員会 第7号(1952/12/08、2期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど災害復旧課長からの御説明で以て箇所数が約九千カ所ぐらい殖えるというお話なんですが、小さいものをとつて行けば行くほど箇数が殖えることは、これは当り前な話です。これは私は非常にいいことだと思つております。ただ実際問題として、こうやつて国会で以て新らしい予算をとりますけれども、本当は大事なのは執行の面じやないかと思うのです。で、災害復旧の地帯を調べて見ますというと大体においてこの執行の面が多少ルーズの面があるのじやないか、で、その証拠には今年あたり会計検査院が現地をずつと廻つているのですがその検査の成績は余り芳しくないようですはつきり申上げますと……。で、それはどういうところに基……

第15回国会 農林委員会 第11号(1952/12/17、2期、自由党)

○宮本邦彦君 どうせこれは事業における促進法案だけれども、事業が伴つて行くものなんですが、この前出された急傾斜地帯と同じようなまあ特殊法案になるということなんですが、急傾斜地帯の場合は未だに農道の補助率というようなものがきまつておりません。従つて地元ではつい先日も大会を開いて、これの決定要求というような運動をやつておるのであります。これは前十三国会に通過した法律案が、もうその法律によつて実行する段階になつて、未だにそういうものがあるということは、これは非常に困ることで、これは大蔵省当局と農林省当局との意見が一致しないというような点もありましようしするけれども、その当時あの法案を審議するに当つて……

第15回国会 農林委員会 第15号(1952/12/22、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの法案に賛成するものであります。賛成するに当りまして、一言希望を申上げたいのですが、元来農業というものには水というものが非常に大きな役割をしておる。で、この法案を提出された議員諸公に僕は敬意を払うものでありますが、やはり農業というものは元来平らなところが一等やりいいのであつて、この平らなところが日本の農業の指導的な役割を占める農村にならなければならないのにかかわらず、今日平らなところは湿田というものであつて、大部分がと言つていいくらいに非常にわざわいされ、遅れておるという実態であります。こういう点を提案者が特に取上げて、この問題を今回法律化されたことに対しては、日本農業の立……

第15回国会 農林委員会 第17号(1952/12/24、2期、自由党)

○宮本邦彦君 これは私は事務当局から承つたほうがいいと思うのですが、ごく概略的な数字でいいんですが、今までやつておいでになるところの小水力ですね、これの経費が発電施設のうち土木費と機械費とがどういう割合になつておりますか。ごく大まかなパーセンテージでも何でもいいです。ごく簡単なもので結構です。
【次の発言】 この数字は又私はあとで詳しく見せて頂きたいと思いますが、これが小水力でない、ほかの大きな発電との関係がどんな比率になつているか、傾向でも何でもいいですからごく大まかに一つ。
【次の発言】 私はそれよりももつと機械類のほうに大きなフアクターがあるのじやないかということを、実はこれは早稲田の理……

第15回国会 農林委員会 第22号(1953/02/23、2期、自由党)

○宮本邦彦君 細かいことを承わるのですが、今までの単行法は、これに似たような単行法で湿田単作地帯、急傾斜地帯というのは五カ年になつておつたのですが、これもこれらと同じような事業をやる法案でありますけれども、工事が主体になつておつたら、予算さへつけば五カ年ということも考えられるのですが、この法案は防災林というようなものがあるのですが、海岸のような、あういう木の育ちにくい所で七年間ということで一応の目的が達せられる年限でございますか、どうですか。
【次の発言】 今野原提案者から森林法その他によつてそういつた維持、管理の団体に維持してもらう、そういう措置を講ずるというお話でございますが、森林法ではこ……

第15回国会 農林委員会 第28号(1953/03/12、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの法案の提案者の御説明を承わると、誠に今日の日本の畜産界にとつては時宜に適したこれは法案であると思うのであります。御承知のように飼料というものは人間の主食などと違いまして、非常に各種の幅を持ち、種類も多く、品質等も非常に何と言いますか、雑多なものが多いのでありまして、そういつた状態が継続しながらも、辛うじて今日飼料を不足ながらも供給されておるような次第でありまして、今日は何と言つても私は量が先決問題である。その次に質が考えられる。併しもはや質の問題を放任することは許されなくなりつつあるということは御存じの通りでありまして、そういう意味合において改善し、そうして任意登録によつ……

第15回国会 農林委員会 第29号(1953/03/13、2期、自由党)

○宮本邦彦君 この家畜導入計画に対して楠見さんが御質問になつたように思いますけれども、同じかも知れませんけれども、この家畜をこれだけ急に増殖するためには相当の畜産設備が必要になつて来るのではないか、こういうものに対してはどういうお考えを持つておいでになりますか。
【次の発言】 今の局長の御説明でこれはわかつたのです。ただ、この計画にマッチするような資金の枠がとつておありになるかどうかということなんです。畜舎について、この計画にマッチするような資金の枠は畜産局のほうとして要求になつておいでになるかどうかということです。
【次の発言】 私は、この間、食糧増産の現地調査の用務で以て長野と愛知県に行つ……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第3号(1951/05/21、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの法案は目的は、これはやらなければならんということは大臣の説明された通りでよく了承しております。けれども事務当局の御説明を拜聽し、又その内容を見ますというと、非常に広汎に私は亘つておると思うのです。こういつた広汎に亘つているのは、おのずからやはりそれだけの組織を持たなければ、実際にやろうといつたつてできないのじやないかというふうに考えられるのです。この国の機関が行うという、この法案をずつと見て参りますというと、結局どこか今日の機構をそのまま使つて、今日の行政機構やそういうものをそのまま使つて、ともかく便宜的にこれをスタートして、そうしてこの大きな事業を完成しようというような……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第3号(1952/04/24、2期、自由党)

○委員外議員(宮本邦彦君) 私はこの法案を拝見しますというと、十二條に「その規模が大であり、又は国土の総合的な開発、」というようなことが書いてあります。その規模が大であるということがこの法案の狙つているところのようなふうに思うのであります。従いましてその規模が大であればあるほど影響するところは大きいのじやないかと思うのです。で、今日安定本部長官にお尋ねいたしたいと思うのでございますが、承われば国土総合開発法というようなものが考えられており、又曽つては総合開発法が実は出ておるのでありまして、地域的なものは出ておるのでありますが、当然こういつた大きなものはそういうものと調整をされて行われるのがいい……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第1号(1953/02/26、2期、自由党)

○宮本邦彦君 私はここに挙つておる百五号から百十二号までの架空支出について、各局でもいいですが、この決算額に対してのパーセンテージの一等大きいものと一等小さいものを、会計検査院のほうからおわかりでしたら承わりたいと思います。
【次の発言】 先ほど会計検査院のほうからお話があつて、これは必ずしも国損じやない、行政能率を上げて行くというような意味で以て非常に役に立つている面もあるのだというような意味で以て御説明があつたように思うのですが、そういう若しも御見解だとすれば、やはりこれは必要経費の一部分であつて、予算項目にそういうものが不足しておつたということに解釈していいんでございましようか。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第2号(1953/03/05、2期、自由党)

○宮本邦彦君 その個人名義になつている名義は、これは市か何かに出した届がそうなつているのですか、売買契約だけの名前ですか、登記したのですか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 吉田さんに承わりたいのですが、吉田さんが在任中にスクラツプの問題が多いのです。スクラツプがあつたということは御存じなかつたように先ほどお話になられたようなのです。で、吉田さんの在任中に、吉田さんは御存じなくても、処分された件数はありましたか。
【次の発言】 スクラツプの払い下げですね、これは売却でしよう。
【次の発言】 そういうことを在任中に、売却代金処分と言いますか、それをお売りになつたことがございますか。

第15回国会 決算委員会決算審査に関する小委員会 第3号(1953/03/09、2期、自由党)

○宮本邦彦君 今のお話は、仕事量によつて、こういつた予算が配賦できるようなスライド制かなんかになつておるのですか……率かなんかで……。
【次の発言】 今おつしやる予算というのは、架空名義で以つて不当支出をやらなければならないような予算、即ち雑費に類するような、或いは食糧品、会議費というようなものに類するような予算のことでございますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 今のお話のように、会計検査院のお話しによりますと、二十五年度は非常に悪かつた。二十六年度は非常によくなつたということはですね。これは建設省自体で以てまあ行政監査をしつかりやるとか、或いは事務指導をやるとか、それからそう……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

宮本邦彦[参]在籍期 : | 2期|- 3期
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