宮本邦彦 参議院議員
3期国会発言一覧

宮本邦彦[参]在籍期 : 2期-| 3期|
宮本邦彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは宮本邦彦参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

宮本邦彦[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第21号(1953/07/13、3期、自由党)

○宮本邦彦君 只今議題となりました開拓融資保証法案につきまして、農林委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  開拓者の肥料資金、その他の短期労農資金の疏通を図るために、昭和二十五年度から中央及び都道府県に財団法人開拓信用基金協会が設立せられ、開拓者、都道府県及び国から約三億七千万円を醵出して、開拓者の相互連帯観念を基調とする開拓信用基金制度が実施せられて来ているのでありますが、これは行政措置によるものでありまして、本法律案はかかる信用基金制度法制的に整備せんとするもので、その主要な内容は、大要次のようなものであります。即ち第一は、開拓融資保証協会の設立でありまして、各都道府昼を区……

第16回国会 参議院本会議 第22号(1953/07/15、3期、自由党)

○宮本邦彦君 只今議題となりました農林関係二法案について、農林委員会における審査の経過及び結果を御報告いたします。  先ず、昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案につき報告いたします。  本法律案は、去る四月下旬から五月上旬にかげて広範囲に亘つて襲つた凍霜害の復旧救済対策の一環として、被害農家及び養蚕家がその経営を維持するために必要な資金の融通を低利且つ円滑にして、これら被災者の経営の安定々図ることを目的として提出されたものでありまして、その骨子とするところは大要次のようであります。  即ち、第一は、利子補給及び損失補償に対する国の補助についてで……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第54号(1954/05/30、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は自由党を代表いたしまして、只今上程されました臨時硫安需給安定法、衆議院送付案に賛成し、修正案に反対するものであります。(拍手)  次に少しくその理由を申上げてみたいと思います。(拍手)理由の第一は、私は、長い問農林委員をやつて参りました。私も農村の問題に関する限り、私も真剣でございます。私もこの肥料の問題について真剣に審議をいたしたつもりでございます。で本修正案の提案者である河野君の農村に対する熱意ある修正の意気にも私は感銘しております。又、江田委員の衆議院送付案に対する良識ある参議院としての法案の修正の形式論にも、私は敬意を表しております。ただ、私が本案にどうしても賛成する……

宮本邦彦[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

宮本邦彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 農林委員会 第閉会後1号(1953/09/02、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 今から委員会を開きます。  先ず昭和二十八年産米作況等に関する件を議題といたします。本年産業の作況は大いに憂慮せられているところであつて、昨日八月十五日現在の作況が発表になつたようであるが、本日は最近の作況を聞き、これを中心に食糧の自給及び米価等の問題について審議いたしたいと思います。先ず政府側からこれらの問題に関する説明を聞くことにいたします。統計調査部長安円善一郎君。
【次の発言】 何か御質問ありますか。
【次の発言】 本日の委員会はこれで散会いたします。    午後四時三十二分散会

第16回国会 農林委員会 第閉会後2号(1953/09/03、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  先ず臨時硫安需給安定法案及び硫安工業合理化及び硫安輸出調整臨時措置法案を議題といたします。本両法律案につきましては、前国会において提案理由の説明を聞きましたから、本日は先ず本法律案の内容及び参考事項等について政府から説明を聞き、続いて時間の許す限り審議に入りたいと存じます。政府側からの説明員として、農林省から農林経済局長小倉君、肥料課長林田君、通産省から化学肥料部長の柿手君が見えております。
【次の発言】 次いで小倉経済局長から一応簡単に一つ硫安需給定安法案の御説明をお聞きします。
【次の発言】 河野委員から説明は一度済んでおるから省略して、……

第16回国会 農林委員会 第閉会後3号(1953/09/04、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  農産物価格安定に関する件その他を議題といたします。農産物価格安定法は前国会において成立して、八月の十七日公布せられ、施行令も八月二十一日制定せられ、すでに本年産「なたね」の政府買入価格も決定したようでありまして、遠からず本年産澱粉等の政府買入価格もきめられるわけであり、なお本法律はその重要性に鑑み、衆議院においても、参議院においても、いろいろ附帯決議が行われている関係もありますので、本日は本法律の今までの運用状況及び今後の方針その他この機会に本年産米の供出及び米価等の問題も政府から説明を聞きたいと思います。御審議を願います。政府から説明を願い……

第16回国会 農林委員会 第閉会後7号(1953/10/20、3期、自由党)

○宮本邦彦君 第四班は、河野委員と私と三鍋衆議院議員でありましたが、主として台風十三号による被害状況を、十月の六日から九日まで、愛知県と静岡県の日程で視察して参りました。先ず静岡県と愛知県とは多少状況が違いますので、愛知県から御説明を申上げたいと思います。  愛知県では、六日に私ども名古屋の県庁に参りまして、災害対策本部で副知事、それから県の首脳部、農業団体の代表やその他県会議員等から、災害全般の概況や対策、陳情等を聞きまして、終つて直ちに被害地である知多半島へ県の係官或いは森参議院議員等の御案内で参りました。知多半島では上野、横須賀、八幡、半田市等を日没まで見て参りました。又その翌日は台風の……

第16回国会 農林委員会 第閉会後8号(1953/10/21、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今日は食管長官がお見えになつておりますので、過日来農林大臣が外米を四十万トン今年は余計買入れる予定だと、或いは又農林次官名で以て農林省が合成米に本腰を入れるというような新聞記事がしばしば出ております。非常に主食問題が民間では危いのじやないかというような疑念が多分に持たれておるようであります。で農林委員会として二十八年度の需給計画は過般の国会で説明頂いたのですが、今日それに修正を加える必要があるかどうか。それから又食管として外米の買入れが、ああやつて大臣が発表されたようなあの内容がどういうふうになつておるか、どういうお見通しか。  それからもう一つ、合成米というものが、私ども実は多……

第16回国会 農林委員会 第閉会後9号(1953/10/22、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  昨日に引続いて冷害対策を議題といたします。本日は只今大蔵省主税局税制第一課長の白石正雄さんがお見えになつております。
【次の発言】 主税局第一課長は大分お急ぎのようでありますが、ほかに御質問がなければお帰り頂いて……。
【次の発言】 極く簡単ですがね、救農土木事業、これの関係は土地改良或いは林業、こういう方面があるので、補助率を引上げるということはわかりますが、それから融資率も上げるということはわかつたんですが、大蔵当局との融資の枠、それから融資の措置というものは、こういうものは一つ済んでおりますか、どうですか。

第16回国会 農林委員会 第10号(1953/07/06、3期、自由党)

○宮本邦彦君 管理部長にお尋ねしたいのですが、実際に私どもは開拓者が経営している今日の状況を見れば、恐らく二銭六厘では経営のベースに乗つて来ない農家が相当あるのじやないかという気がされるのですが、そういうことを御研究、御調査になつたことはおありでございますか。
【次の発言】 今二銭六厘で末端にまで流す、こういう御方針でおると御説明になつたのですが、二銭六厘で貸してくれれば、これは干天に慈雨というような気持で皆飛びついて来ると思いますけれども、飛びつくことによつて、その農家がベースに乗つて来ない経営状態であれば、それによつて開拓者の経営状態も一層悪くなるのじやないか、そういう心配がございませんか……

第16回国会 農林委員会 第閉会後10号(1953/10/23、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この間官房長の説明があつたのですが、既定経費を天引一割して、そしてまあ節約をした。それを一部分こちらに向けてやるという話があつたのですが、既定経費の天引一割、これは農地局のほうでは地域的にはどんなふうに考えておりますか。地域的或いは事業の種類別、細かいことは別です。
【次の発言】 これは局長あたりは実際問題として、皆各課があり、課長が相当主張するのでむずかしいと思います。思いますけれども、凶作対策費と言いますか、冷害地の対策費が今の模様じやそんなに余計出ておりません。従つて局長のところでは筋の通る立場で以て正確を持たせなかつたならば、一割天引きということが無意味になるのじやないか……

第16回国会 農林委員会 第11号(1953/07/07、3期、自由党)

○宮本邦彦君 提案者の来るまで、そつちの政府委員のほうへ質問してよろしうございますか……。この罰則の規定があるんですが、従来御存じのように米の経済取締りに対しては相当きつく、今日もしばしばやられておるんですが、麦の自由販売と言いますか、統制になる前の一ヵ年間というものは殆んど統制の取締りはやつていなかつたように私ども記憶しているのです。で、まあやつておられたかも知れないけれども、実際の取締りの状況は麦に対しては非常に緩慢であつたというか、むしろやらなかつたといつていいくらいに大目に見ておつた。この経済取締りに対しては、農林省のほうとして検察当局に何かお打合せになつておりますか、どうか、承わりた……

第16回国会 農林委員会 第閉会後11号(1953/10/28、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  本日は冷害対策を議題といたします。なお本日は冷害対策の予算案について、又今回冷害対策に関する法律案寺について政府から説明を聞く予定でおりましたけれども、差支えができましたので、これを以て午前中の会議は休憩いたしまして、午後二時から開会いたすことにいたします。    午後零時一分休憩
【次の発言】 只今より午前に引続いて委員会を開きます。冷害対策の件を議題といたします。本日は農林省から官房長がお見えになつております。で、第十七回臨時国会提出予定の農林関係法律案について農林当局から説明を聞くことにいたします。

第16回国会 農林委員会 第13号(1953/07/13、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) これより本日の委員会を開きます。  政務次官のほうの時間の都合がございますので有畜農家創設特別措置法案を議題といたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に行いたいと思います。
【次の発言】 続いて土地改良法の一部を改正する法律案を議題といたします。  本法案は去る七月七日内閣から予備審査のため提出せられ、本委員会に付託せられました。先ず提案の理由を政務次官から承わることにいたします。
【次の発言】 本法律案の審議は後日に譲ります。
【次の発言】 次いで議題に追加いたしまして、日本国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の行為による特別損失の補償に関する法律案を議題にいたします……

第16回国会 農林委員会 第14号(1953/07/14、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から、本日の委員会を開きます。  先ず農業災害補償法の一部を改正する法律案を議題といたします。前回の審議に鑑み、初めに衆議院修正の趣旨について説明を聞くことにいたします。
【次の発言】 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。少し時間が経過いたしましたのですが、もう少し御辛抱願いたいと思います。  次に昭和二十八年四月及び五月における凍霜害の被害農家に対する資金の融通に関する特別措置法案を議題といたします。本法案については去る六月三十日提案理由の説明を聞きました。その後衆議院において修正議決、七月……

第16回国会 農林委員会 第16号(1953/07/16、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は食糧庁長官にお願いしたいことが一つある。それはここで御答弁は恐らくむずかしいのじやないかと思うので、まああとで御研究になつて、そうして御回答願つてもいいのですがこの食糧の問題の一番大きい問題は、私はともかく日本の国では恐らく今年あたり米の問題じやないかと思う。ところが米の問題を私こうやつて三カ年間この農林委員会におつて食糧庁長官から常に承わつておつて、これはともかく食糧庁長官の御説明になるのは、はつきり申上げまして政府でやつているビジネスだけの、綺麗事だけの食糧需給計画以外に承わつたことがないのであります。そうして大まかな数字で行けば、闇で以て動いている米の数量は先ず五百万石……

第16回国会 農林委員会 第17号(1953/07/17、3期、自由党)

○宮本邦彦君 議題になりました特定中小企業の安定に関する臨時措置法案は、前の国会で通りました法案の拡張になつておりますので、この法案をざつと見ますというと、適用業種にも指定された要件というものが非常に緩和されております。それから又調整組合の事業内容が非常に拡張されております。もう一点重要なことは、これは指定業種の数が新たに十一種追加されております。この追加された中には合板或いは清涼飲料水のごとき、大体において今までこれらの事業の所管が農林省であつたというような業種が含まれておるわけでございます。ところがこの今度の措置法では主管大臣が通産大臣になつておるというようなこともあり、前国会で小林孝平君……

第16回国会 農林委員会 第19号(1953/07/21、3期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど委員長の言われた元本の切捨ということがこの法律にあるか、そういうものも含まれておるかという御質問に対して、部長のほうから、これは審議会でこういう意見が出て将来云々という言葉があつたが、それは部長の考え方として飛躍しておりはしないが、審議会というものはこの法律の範囲内の仕事を考えらるべきものであつて、この法律に元本の切捨までこれが含まれておるのだということがどこかで説明し得るものでなければ、審議会はそこまで行き得ないのが本当じやないか、これは審議会の中の一つの意見として討論されることはあるかも知れませんけれども、審議会の活動としてそこまでは行き得ないのではないかというふうに考……

第16回国会 農林委員会 第20号(1953/07/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は提案者に承わりたいのでございますが、農機具というやつは、実はこれは私の郷里なんかでもそうなんですが、破損しやすいのですね。それで第六条のところでこう一、二、三とあるのですが、修繕に対するサービス・ステーシヨンですね。そういうようなことに対して衆議院のほうで御意見が出ておるということでございますが、何か衆議院のほうで修正案か何かお出しになつておりますか、ちよつと……。
【次の発言】 この法案は大分審議も熱心におやりになつたのでございますが、なお農林委員会にはたくさんの重要法案がありますので、できるだけ早く一つ上げるように皆様にお諮り頂きたいと思うのですが。

第16回国会 農林委員会 第26号(1953/07/30、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 速記を止めて。
【次の発言】 速記始めて。次に、臨時硫安需給安定法案を議題といたします。本法律案は七月二十五日予備審査のために内閣から提出、本委員会に付託されました。先ず提案の理由を聞くことにいたします。
【次の発言】 本法律案の審査は後日に譲りたいと思います。休憩いたします。    午前十一時四十九分休憩

第16回国会 農林委員会 第29号(1953/08/04、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私も小松さんにちよつと承わりたいのですが、獣医のかたが一年に診療される平均頭数というのは、どのくらいになりますか。
【次の発言】 現在はそうすると、今この表で拝見して行きますと、先ほど小松さんのお述べになつたように、獣医師のかたが四千人、こんなようなお話だつたのですが、そうしますと、獣医師のかたは、どつちかというと共済加入の大家畜だけから見ても、獣医師のかたはまだ不足しているように私どもは見るのでございますが、現実はどうでございましようか。
【次の発言】 実はこの表を見て思つたのですが、小松さんにちよつと承わりたい。そうしますと、診療所の獣医師が全部で五百何十人、そうして診療所で……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 農林委員会 第閉会後1号(1953/11/11、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、今日は公労関係法を審議する前提として、できるだけ一般林野及び林政という御質疑でお進みを頂いたほうがいいと思うのでございますが。

第17回国会 農林委員会 第2号(1953/10/31、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 企画課長はあとで御報告するそうであります、今ちよつと調べてからでないとわからないそうですから……。
【次の発言】 松浦委員にちよつと申上げますが、今の御質問の大部分はむしろ改良局長のほうが中心になられる議題じやないかというふうに考えられますので、食糧庁長官から何かお答えがあればするといたしまして、後日又改良局長のお見えのときに改良局長からもお答えを頂くようにいたしたならばどうかと思います。委員長のほうから御連絡はいたします。何か食糧庁長官のほうから……。食糧庁長官のほうからは別に御意見がないそうでございますから……。

第17回国会 農林委員会 第閉会後3号(1953/11/13、3期、自由党)

○宮本邦彦君 払は改良局長もおられるし、官房長もおられるので、ちよつと今までの話と違うかも知れませんけれども、一、二伺つておきたいことがあるのですが、実は河野さんがさつき肥料の問題を大分言われた。いずれにしても今度の凶作対策なんかの問題の一番の重点はどこにあるかというと、気象なんですね。農業気象の問題を技術的に農林省ではどういうふうに扱つておられるか、これは改良局長あたりによほど何か御腹案がおありになるのではないかというような気もするのですが、御意見を承わりたいと思います。
【次の発言】 改良局長の該博な講義を拝聴したわけですが、実は僕は講義を拝聴するんじやなくて、今お話のように、各省ばらばら……

第17回国会 農林委員会 第閉会後5号(1953/11/27、3期、自由党)

○宮本邦彦君 ちよつと承わりたいのですが、公共企業体で職員以外のこういつた労務者が、特にこの林野庁の今度の裁定には多いですね。これは拝見しますと、殆んど給与規程で縛られているということなんですね。給与規程を変えれば、この職員以外の何は解決するのじやないですか。それを給与規程を変えないで、特にここに持込んだという理由はどういう理由なんですか。これは林野庁から承わりたいと思います。
【次の発言】 そこで私はお伺いしたいのですが、林野庁の事業費というものはそのくらい弾力性のない事業なんですか、予算の編成内容というものは……、人夫賃まで給与規程で縛られておつて、そうしてこれは非常勤の者なんか人夫賃なん……

第17回国会 農林委員会 第6号(1953/11/06、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今のに関連してこの間新聞で見ますと、バツク・ペイの豊凶係数ですね、あれの誤差修正と言いますか、あれが五百円の場合は二・五%でしたか、それから今後豊凶係数が変つて来る、そのときには誤差係数というか、修正と言いますか、あれは四・五%くらいになるのじやないかというようなことが出ておるのですが、そういうものとは関係ございませんか。
【次の発言】 関連はないけれども、あれで修正するということは、少くともこれだけを修正するということが米の量につながつておる問題じやないのでございますか。


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 農林委員会 第3号(1953/12/04、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今第一次指定、第二次指定というようなお話があつたのですが、今度の風水書復旧総額が決定というか、確定されるのはいつ頃になりますか。
【次の発言】 そうしますと、年度内には今委員長が言われたような確定数字と言いますか、確定金額と言うか、それがわかるわけですね、それがわかつたときは、国はこの規定によつて災害復旧を義務付けられるということになりますか。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 奥田課長にちよつと伺いたいのですが、適用除外になるとここにあるのですが、私よくわからないのですが、経済効果の小さいものは適用除外になる。この第六項なんですが、だから極く簡単に言つてしまえば、災害……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 農林委員会 第1号(1953/12/10、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から農林委員会を開会いたします。  最初に臨時硫安需給安定法案についてお諮りいたします。本件につきましては未だ審査を完了するに至つておりませんが参議院規則第五十五条によりまして審査報告書を提出いたすことになつておりますから、これを提出いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さよう決定いたします。  次に、委員上長の提出する報告書には多数意見者の署名をすることになつておりますので、順次御署名を願います。  多数意見者署名     白井  勇  清澤 俊英     河合 義一  北 勝太郎     鈴木  一  雨森 常夫     ……

第19回国会 農林委員会 第閉会後2号(1954/06/29、3期、自由党)

○宮本邦彦君 関連して……。今の官房長のお話は私ちよつと腑に落ちないのですが、というのは、今年の事務当局のやつている査定なるものを見ますと、堤防だけをこれだけやつて八百万円とか、それからポンプだけが千五百万円とか、事業ごとに完成するというような非常に効率的ないわゆる査定をやつているんですね。ところが一律に一〇%とか、五%とか言われると、ポンプは未完成、堤防は未完成というものが出て来るので、今のお話ではちよつと困るのじ、やないかと私は思いますがね。これは農林予算が今年みたいなように効率的に厳格に査定されている以上、これは物価の値下りということならよくわかるのですが、それ以上にそういうことになると……

第19回国会 農林委員会 第閉会後3号(1954/07/27、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は申入には賛成ですがね、ただ、今日の議題は冷害対策に対する議題ということになつているので、この病虫害防除たけじやなくて、まだあるのじやないかと思うのです。ないということにきめて、これだけならこれで結構なんですがね。そうしますと、僕は一つだけ承つておきたいことがある、これはこの間福島へ行つてみましたところが、福島の大体標高五百メーター乃至六百メーター以上ぐらいな開拓地は陸稲が全部やられちやつておる、全部といつていいほどやられちやつておる。それで今陸稲を引つくり返してそうして代作を植えております。宮城でもそういう所があります。これは開拓地が大部分でございます。そういうことを改良局は……

第19回国会 農林委員会 第5号(1954/02/01、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この際委員長にお願いしておきたいのですが、今度は税制の改正とか、その他大蔵委員会にかかる農林関係の法案が非常に多いのです。これを大蔵委員会だけで措置されては困る問題が相当多いのです。これをどういうふうに持つて行くかということについて、委員長一つ御腹案がおありになつたら……。
【次の発言】 今私が申上げました関係法律案について、農林省と大蔵省との折衝は進行しておるわけですか。例えば法律案の名前を申上げますと、印紙を以てする農産物検査手数料の納付の問題或いは食管特別会計の農産物検査の手数料、これも印紙を検査証によつて代用する、又は国有林野の特別会計、一般会計に今まで入れておつたやつも……

第19回国会 農林委員会 第6号(1954/02/09、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今日ここにお配り頂いている農村用の石油の問題なんですが、これに関連して、改良局のほうで以て農業機械の自動耕耘機とか、或いは脱穀調製用のいろいろな機械を扱つておいでになると思うのですが、最近この油の値上りが非常に急速になつて来ているのです。そうしてほかの農村用の資材から比べますと、値上りがとても激しいのです。燈油などは六十円をとつくに突破しているような状態なんです。恐らく自動耕耘機などの経費に非常に大きく響いて来るのじやないか。そういう極く簡単な資料でいいと思うのですが、この燃料費がどういうふうな工合に自動耕耘機の耕耘費に響いて来るか、そういうものを簡単に作つて頂きたいと思います。……

第19回国会 農林委員会 第閉会後6号(1954/08/19、3期、自由党)

○宮本邦彦君 「いもち」と「めい」虫だけでいいんですか。これは改良局長に承わりたいのですが、これで農林委員会が二十一二に終りますと、ちよつと間があると思うのです。それでこれから病忠虫の発生等に対して最も慎重にやらなければならないような時期に入つて来ると思います。そういうときに「いもち」、「めい」虫と限つていいかどうか、そこに等というような字を一つつけておけば、ほかのものに対しても適用できるような幅を残しておくことが必要ではないか。これは私は改良局長に判断して頂かないと、そういう必要があるかどうかわからないのですが。

第19回国会 農林委員会 第7号(1954/02/12、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 鈴木委員にちよつと申しますが、今日は大臣に対する御質問の事項として、詳細は又後日取上げるようになつておりますから……。
【次の発言】 鈴木さん、ちよつと申上げますが、質問の通告順位がございますから、関連の範囲で以て、もう一問だけ……。

第19回国会 農林委員会 第8号(1954/02/18、3期、自由党)

○宮本邦彦君 人造米について私も実は非常に異議を持つております。只今お聞きのように、農林委員会としては全面的に賛成されたかたを私知らないのです。そういつた場合に、食糧庁のお考え方は従来の、その当時に私ども論議した方向と何ら変つていないように実は私の考え方かも知らんけれども、思えるのです。今食糧庁長官としては、この委員会の皆さんの考え方のほうが間違つているのか、食糧庁の行き方のほうがいいのか、お答えできれば結構でありますけれども、(笑声)若しできなければ、その当時よりも人造米に対する考え方が、食糧庁として何か違つた新らしい進歩の考え方が、この委員会の意見を聞いて考えられておるかどうか、一つ承わり……

第19回国会 農林委員会 第9号(1954/02/19、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はさつき小峰局長から御説明になつた原因というか、理由というか、これは二つだ、査定が不十分、それから施工の指導監督が十分に行渡らない、これが大きな理由だということを言われておるのです。私はこれは当然な話だと思う。そんなことを今になつて言われるというのはどうかしているのじやないか。私は一昨年の決算委員会でこのことを申上げてあるはずです。それで私会計検査院に承わりたいのですがね。県には災害復旧の事務指導費とか、何とかいうものが行つております。それが又地方に流れております。それが又末端の事業所に流れております。これを会計検査院は、この災害復旧の工事と関連して御検査になつたか、それを承わ……

第19回国会 農林委員会 第10号(1954/02/23、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) ちよつと……。通産省の通商局の松尾次長が見えておりますからそちらにもどうぞ……。
【次の発言】 本件については又後日日を改めてお願いいたしたいと思いますが、次の議題に移りたいと思います。前谷長官からちよつと訂正があるそうですから……。

第19回国会 農林委員会 第閉会後10号(1954/09/20、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は需給課長と検査課長がお見えになつておりますから、極く簡単なことを二つばかりお伺いいたします。需給課長は外米のほうの需給計画にも関係しており、検査課長は外米のほうの検査にも関係をしておると思いますが、実は私この間タイに行つてタイの現地の人からこういうことを向きました。これは或いはお答えは要らんかも知れませんが、参考までに申上げておきます、あそこの検査の桜井君というのが言つておりましたが、日本タイ米の買付の場合の検査が厳重過ぎるために、どうも検査に不合格のものが余計出ておる。そうすると、その不合格の米を英国が狙つておつて皆買つて行つてしまう。日本の検査が相当程度が高いらしいのです……

第19回国会 農林委員会 第11号(1954/02/26、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今電力料金の問題については、新らしい方式を検討中だというような非常に含みのある御答弁があつたのですが、私どもは非常にその点については関心を持たなければならんと思うのです。ということは、この電力料金というやつは、農業関係からすれば大きな問題になつて来ているのです。というのは、従来から電力料金の問題は、農業用の電力料金というのは戦前は大体において電力会社のほうから農業用に使つてくれというような、むしろそういう意味で、電力会社でも、同時に農林省でも両方とも電力を使うことを奨励したものなんです。で、恐らく排水設備や、そういうようなものはあの時代にずんとできたものです。そうしてもう一つは戦……

第19回国会 農林委員会 第閉会後11号(1954/09/21、3期、自由党)

○宮本邦彦君 その名前はわかつているのですか、決定された人の名前……。
【次の発言】 農林省で以て従来もたくさん審議会がありますがね、衆議院からだけ出て参議院から出なかつたという前例がありますか。
【次の発言】 この前の肥料需給安定法で以てコスト調査というものを実はやるようになつたですね、そこでそのコスト調査を現に農林省も通産省もやつておられることと思うのですが、これはいつ頃大体これならばという数字の調査ができますか。或いはこの数字がそういう数字であるかどうかということを第一問として伺いたい。
【次の発言】 この頂いた二十八年度の実績の調査、これは将来もつとよくなる数字か、取りあえずはこのくら……

第19回国会 農林委員会 第12号(1954/03/02、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今の御説明になつた法案には直接関係ないのでございますが、めつたに見えないから一、二点お伺いいたします。昨年は御存じのように非常に凶作だつたわけです。従つて今年は凶作地帯の課税の問題やいろいろな問題が起つて来るのじやないかと思うのです。田舎で現に税務署あたりと折衝しておる話を聞きまするというと、税務署の御見解と大分食違つている点がもうぼつぼつ出て来ているように思います。それで税務署は昨年の凶作の係数と言いますか、数字と言いますか、そういうものは何を基準にしておやりになるか。税務署の話を聞きますというと、何を基準にしてやつたということは説明しないらしいのですけれども、県の凶作の数字と……

第19回国会 農林委員会 第閉会後12号(1954/09/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 僕はこの次の機会にというお話がありましたですが、このお話によれば、通産省案、それから建設省案というものが裏では動いておる。その動いておる理由は、このお話の内容にあつたように、電源開発の工事の補償の問題とか、そういう問題で遅れているからという意味でこの法案が用意されつつあるということなんだから、この次の委員会に通産省或いは建設省からそういつた事情を聞く、その遅れておる或いは支障になつておるというような事情を聞くという意味でお呼び頂いて、そしてそのときにそれに関連してこの法案の準備の構想はどうかということを当委員会で以て一応聞いた上で、それによつて中入をするということのほうが委員会と……

第19回国会 農林委員会 第13号(1954/03/05、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この米価算出の方式なんですが、減収加算の米価というものは、今上林委員からもお話があつたように非常に議論の多いものだと思うのです。従来経済現象を方式化するときには、必らず相当その方式に対しての説明書がいつも付いておつたのです。米価審議会じや詳しく御説明になつたか知りませんけれども、この経済現象の方式化ということは、これは資料がなければわからないものです、はつきり申上げて……。従来この方式化というものに対しては、あらゆる経済学の原則として半分くらいな異論が出るのが当り前なんです。少くとも半数くらいの人たちは理解できるものがいつも方式化されているのです。この方式は、今のこの委員会じや誰……

第19回国会 農林委員会 第閉会後13号(1954/10/19、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私がこの前この委員会で以て御質問申上げたときに、岸委員から御要求になつたようなああいう形の要求に対しては、省令の改正だけでは駄目な部分があると思う。法律改正にまで行かなければ駄目な部分が、できない部分があるのじやないかというような御答弁を課長がされておつたのですが、その問題は御研究になりましたでしようか。
【次の発言】 この問題は、実は楠本部長は初めて私委員会でお目にかかるのでありまして、蛇足のようではあるけれども、少し根本的な問題から御意見を承わつておきたいと思う。ということは、戦後の日本の食生活の改善というような問題が取上げられて以来、酪農の振興ということはその線に強く沿つて……

第19回国会 農林委員会 第閉会後14号(1954/10/20、3期、自由党)

○宮本邦彦君 九州地区の台風被害による災害地の視察報告を申述べます。  岸委員と私は去る十月十日から十六日の間に亘り、台風五号、台風十三号、台風十二号、台風十五号の主な被害県である大分、宮崎、鹿児島県の各県災害地に出張し、災害状況を調査いたして参りました。以下簡単にこの状況を御報告申上げます。なお詳細は文書を以て御報告申上げますから、それを御覧頂きたいと思います。  先ず台風の状況を一括して御説明申上げます。台風五号は八月十八日鹿児戸県阿久根附近に上陸いたしまして、中心示度は九百四十ミリバール、中心附近の最大風速五十メートルの強度を以て大分、熊本県境山脈を越え、宮崎県西臼杵郡を通り、豊豫海峡へ……

第19回国会 農林委員会 第15号(1954/03/12、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの間の農林委員会においてもそうだし、それから決算委員会においも、農林省関係の土地改良事業に不正事実がよくある。まあこういうような実情で以て、この委員会でも聞きましたしするのですが、その一つの原因が、やはり地元負担という問題が大きく響いておつたわけなのです。で、この地元負担というのは、御存じのように大体農林省の従来の何からいたしますというと、地元負担分の八割までは融資をする。で、その地元負担分の二割だけが全く地元の負担だというのが、これが限度のように承わつているわけなのです。今回の三派修正の申合せを見ますというと、この食糧増産費の増加による地元負担分の融資分はこれは見ないとい……

第19回国会 農林委員会 第16号(1954/03/16、3期、自由党)

○宮本邦彦君 関連して……。平野政務次官に私は承わりたいのですが、価格の問題というのはむずかしいのですが、米価でも何でも……。米価は一定のパリテイ方式とか、一つの基準があるのですが、その価格の算定に対して何か方式的な試算というようなものをやつたことがおありでございますか。
【次の発言】 今のその試算の参考資料というようなものはもらえますか、もらえませんか。

第19回国会 農林委員会 第閉会後16号(1954/10/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は災害の問題で皆さんからいろいろ派手なお話があつたのですが、大層地味な問題を一つ……。今度九州の災害地を見て廻つて痛切に感じたわけですが、九州の災害地のひどいところは大体高台の畑地帯がひどかつた。今年は春の農作物が駄目で、そうして秋の農作物が四回の災害で以て殆んど駄目、而もこういうふうな高台を作つている農家というものは、これはやはり町村では比較的零細農と言いますか、新らしく農地改革の後農民になつたような自作農が多いのでございます。私ども災害地に行つて一等感ずることは堤防が大きく決壊したとか、或いは水防地帯で以て水田が、米が全滅したという陳情は激しいのです。又そういうところの問題……

第19回国会 農林委員会 第18号(1954/03/22、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は減収加算の問題は、何だか今日になつてみると死んだ子の年を数えるような感じがするのです。けれども死んだ子の年を数えて今後の問題を考えるということは、これはあながち無駄じやないのですが、それに関連して、政務次官がお見えだからお尋ねしておきたいことは、前の国会でも、この国会でも、農林大臣は基本的な米価の問題に対しては根本的に考え直さんならん時期が来ている。それに対して早急に自分たちは検討をしているということを言われているのですが、この早急にという意味は、二十九年度の米価決定に間に合うように新らしい米価方式というか、そういうものを考える用意をしているという意味かどうか、一つ政務次官か……

第19回国会 農林委員会 第閉会後18号(1954/11/11、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はちよつと簡単な細かいことですが、二、三この間酪農の実際の処理場その他を見て来た結果から、ちよつと厚生省に承わつておきたい。この間実は北多摩の酪農の処理工場へ行きまして、ここの技師長に特に承わつたのです。技師長の意見を聞いたのです。技師長は、低温殺菌の最も大切な役目は殺菌だと、こういうことを言つているのです。殺菌ということは低温殺菌が一等殺菌効力が大きいのだと、こういうことを言つているのです。僕ら科学常職から行きまして、低温殺菌が殺菌の最高の効果を挙げる措置だなんということは、これはとんでもないことなんです。高温殺菌のほうがより正確なんだということを僕が説明したのです。ところが……

第19回国会 農林委員会 第19号(1954/03/23、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この金融公庫法の一部を改正する法律案について、二十九年度に予定されている額がこれに出ているのですが、一月五日に大蔵省から二十九年度予算をこの当委員会で以て御説明頂いたときの、あのときの数字とこの金融公庫の融資の額は変つていませんかね。
【次の発言】 その後御承知のように食糧増産費が増額されているのです。それから又衆議院から参議院に予算が送られたときも、これも三派の修正で食糧増産費が増額されて来ている。で、当然金融公庫の融資額というものはそういつた本予算に見合う額で以てこれは算定された額じやないかと思うのですが、ところが本予算というものはそういうふうに乗つて来たにかかわらず融資の額……

第19回国会 農林委員会 第23号(1954/04/08、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この2の事項ですが、「市町村の区域をこえない区域」というのは、今川俣さんの御説明で意図するところはややわかつておるのです。ただ併し、この法案の提案の趣旨が、肥料が最近非常に発達して来た、そうして本当にその地味がそういうようなローカルな配合というものが必要なんだということなんですね。これは相当な理由になつて来ているのです。ところが実際問題としてこの配合肥料をやるにも、そういうような意味の配合肥料ならば、近代的な設備は必ずその設備が必要になつて来るから、資金の問題も当然起つて来るということなんです。そうしますと、今日のような町村区域の狭いところの多いところ、非常に小さい町村があるので……

第19回国会 農林委員会 第24号(1954/04/09、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの際、この附帯決議の御趣旨は誠に結構だろうと思うのですが、提案者の河野先生に、肥料検査吏員並びに肥料分析施設等、肥料検査機関の整備充実という字句について、私の不敏なために理解できないのかも知れませんけれども、なおこれでは今日行政整理というような大きな一つの方内が国民的な輿論となつておる時代でありますから、これによつて、この字句によつて逆に肥料関係の行政定員が増さなければならないというような意味が含まれておりますか、含まれておりませんかを参考のために伺つておきたいと思います。
【次の発言】 河野先生の御説明を伺いまして、私どもは最もその点は了解できるところであり、適切なお考え……

第19回国会 農林委員会 第25号(1954/04/13、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は大体もう皆さんの御意見が出ちやつたから別にございませんが、ただ一点だけ、これはもう小瀧さんは外交事で余り御存じないのじやないかという気持もするものだから、お尋ねかたがた申上げてみたいのですが、農業移民というのは、元来もう時代が違つているのじやないか、この前のブラジル移民の時代の農業移民と、今日の時代の農業移民というものの性格が非常に違つておると思う。そういうことを最近私自分個人では移民の問題は相当勉強しているつもりです。恐らく移民の問題については、私は今から二十年くらい前からブラジル移民の問題を、現地へは行つておりませんけれども、随分研究しております。で、そういつた感覚からし……

第19回国会 農林委員会 第32号(1954/05/10、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) それでは次に、農林省関係法令の整理に関する法律案を議題といたします。  本法律案は、去る七日衆議院農林委員会において原案通りに可決され、本日の衆議院本会議に上程採決される予定になつております。本法律案については、去る七日提案理由の説明を聞いたのでありますが、更に内容及び参考資料等について政府から補足的な説明をお願いいたします。
【次の発言】 これから質疑に入りたいと思います。どうぞ御質問のあるかたは……。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。  次に、農林水産業施設災害復旧事業費国庫補助の暫定措置に関する法律の一部を改正する法律案を議題に供し……

第19回国会 農林委員会 第33号(1954/05/11、3期、自由党)

○宮本邦彦君 先ほど、過去の災害の件数のお話があつたのですが、もう一度その数字を、大まかな数字でいいですから、過去二、三年遡つて一つ……。
【次の発言】 その他とは……。
【次の発言】 平均でない数字を聞きたいのです、各年の……。
【次の発言】 今年の当委員会における会計検査院の小峰局長のお話では、昨年度の事業の会計検査の結果、一等不正不当事項の多かつたのは農林省関係の土地改良事業、わけても災害復旧事業の成績が悪かつたという当農林委員会においての御説明があつたのです。これは大きな問題であります。この問題についてはこれは国会も慎重に考えなければいかんし、農林省当局としても考えなければいかん問題だ……

第19回国会 農林委員会 第35号(1954/05/14、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私はこの第四項のことについてちよつと承わりたいのですが、特定の者は除外する一定の基準というのは、まだ実は伺つていないのでわかりませんけれども、農業共済のこの程度から除外するという意味か、強制加入の義務を除外するという意味か、そこのところをちよつと承わりたいのですが、第四項、「制度に対する加入は各農家の強制加入を建割とする。」、だから建前とするということになつておりますから、特定の者は任意の加入というような意味か、或いは全然除外してしまうのかということをちよつと承わつておきたいと思います。
【次の発言】 その今のお話はよくわかるのですが、一定基準のものは除外するということは、この農……

第19回国会 農林委員会 第36号(1954/05/17、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は細かいことを承わりたいのですが、酪農振興法案というこの名前なんですが、この法案を見て行きますというと、大体集約酪農地域というものが第一節にあり、第二節はこの地域の草地の利用であり、第三節がこの地域内の集乳及びこういうものの乳業者の規定が載つております。これは酪農振興法という名前をこれに食つけた理由はどういう理由か。酪農と言えば実に範囲の広い言葉であつて、内容は集約酪農地域だけの問題のように私法案では見ておるのですが、そうだと、頭に集約酪農振興法と付けるのが本当じやないか、そうでなければ畜産振興法だつて一向差支えないというような気もするんですが、これは何か特別な関係でこういう簡……

第19回国会 農林委員会 第37号(1954/05/18、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今粗糖は市場へ出しておりますか、どういう形でどのくらい出ておりますか。
【次の発言】 数量は……。

第19回国会 農林委員会 第39号(1954/05/20、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) それでは柿手さんからお出し頂くことになりましたから、これで懇談を打切りまして速記を始めて頂きたいと思います。

第19回国会 農林委員会 第40号(1954/05/21、3期、自由党)【議会役職】

○理事(宮本邦彦君) 只今から委員会を開きます。  午前に引続きまして臨時硫安需給安定法案を議題にいたします。
【次の発言】 ちよつと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。暫時休憩いたします。    午後三時二十九分休憩

第19回国会 農林委員会 第42号(1954/05/25、3期、自由党)

○宮本邦彦君 話を聞いてみると、今、清澤さんの言つた集約酪農地域の単位のことは、これは農林省のほうでおつしやつておるが、そうすると、その単位の集約酪農地域の完成というものは恐らく効率的な年次でやつて行く、六年とか七年とかいう年次になつて来る、そうしますと、そういうふうな効率的な完成速度で以て集約酪農地域というものを完成して行くとすれば、一体全国で以て今のような御計画で、実際にその集約酪農地域が指定できるのはどのくらいなピツチで、どのくらいな箇所数が指定できて行くかということを実は承わりたいのです。それは集約酪農地域計画というものを一度に綱をかぶせるのか、そういうような計画に基いてそれだけやつて……

第19回国会 農林委員会 第48号(1954/05/31、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は、本案に対して修正案を提案いたしたいと思います。先ず修正案文を朗読いたします。    日本中央競馬会法案に対する修正案   日本中央競馬会法案の一部を次のように修正する。   第十三条第四号中「国家人事委員会」を「人事院」に改める。   附則第十八項中「第四条第四号」を「第四条第三号」に改める。   附則第二十項のうち第七十三条の七の改正規定中「十三」を「十二」に改める。   附則第二十三項を附則第二十四項とし、附則第二十二項の次に次の一項を加える。  23 この法律施行(附則第一項本文の規定による施行をいう。)の際、昭和二十九年三月十日に内閣が国会に提出した行政機関職員定員……

第19回国会 農林委員会 第49号(1954/06/01、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は今佐藤さんの質問に関連して、まだ県段階の中央会、それから全国中央会の事務局や、そういうものの予算だとかいうものの内容はできていないのでしような。
【次の発言】 今の佐藤委員の関連質問でございますけれども、この農協法の一部の改正法律案の説明を見れば、これは私は総合指導組織の確立というこの問題でございまして、従来各府県の指導連あたりを見ておりますと、指導連活動の活溌なところは、大低指導連が赤字で以て困つておる。これは当然のことじやなかつたかと私ども従来考えておつたのです。これは農業生産の基礎的な技術面或いはそういつたものの担当というものは、元来これは国がやるべきものだと私はそうい……

第19回国会 農林委員会 第53号(1954/06/14、3期、自由党)

○宮本邦彦君 つまらんことを承わるようでありますけれども、さつき長官が御説明になりました小麦価格を基準にして、大麦、裸麦の価格をきめる、こういう方向を順に強くとつて行かれるように見えるのですが、私はそこのところをちよつと、どういう理由でそういうふうに持つて行かれるのか、まだ解せない点があるのです。ということは、世界的に見て日本の小麦というものは気候条件その他で非常に不安定な作物じやないか。だからそういう面から考えるというと、小麦というものは一時奨励して、日本の国は非常にたくさん作るようにはなつたけれども、農政という面から考えたときには、むしろこれは危いことじやないかという気がするのですが、そう……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 農林委員会 第2号(1954/12/02、3期、自由党)

○宮本邦彦君 もう一点だけ。  過年度災害に、例えば二十七年災害、そうすると、二十七年に一部分、二十八年に一部分、二十九年、こういうふうに公庫では出しておりますけれども、過年度災の融資が大体期間としていつ頃平均して二十九年度出ましたか。
【次の発言】 これは大体官房長もよく聞いておつて、何とか促進の方法を考えて頂きたい。というのは、過年度災害というのは、大体仕越工事になつてしまつてできているのです。これが皆農協とか、そういう機関から、或いは町村費とか何かから皆立替工事になつている。それでこの利子が高いものだから立替工事をやつているのだが、非常に難儀しているのです。これは事務的に非常に困難なこと……

第20回国会 農林委員会 第4号(1954/12/04、3期、自由党)

○宮本邦彦君 僕はまあ保温折衷苗代やこういうことの補助金に対して、これは私は賛成なんです。ただ細かい問題だが、改良局長に承わつておきたいことがあるのです。というのは、これは油紙の補助金を出すと、こういうことなんでしよう。今日農村へ行つて見ますと、油紙が幾種類も出ておるのです。これは御存じのように全指連か、全購連か知らんけれども、推薦した会社の、推薦か推奨か何かしたのがありますね、これにだけ出すのですか、補助金を……。そうでなしに、同様な種類の保温折衷帯代の材料の油紙が最近幾種類も出ている、値段も幾種類もあるのです。どういうものに補助金を出すというような規定があるのですか。


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 建設委員会 第4号(1955/05/17、3期、自由党)

○宮本邦彦君 この表は、実は永井さんからだいぶ御質問があったが、私のわからぬと思う点をちょっと。この災害の「総額」という数字がありますね。この数字の総額というのは、これは当初査定されて、二十五年、二十六年、二十七年、とずっとあるこの当初の査定額でございますか。
【次の発言】 その最終の金額というのは、二十五年度災害なら二十六年度においてまた修正しておりますか。それとも、修正せずに、二十五年の災害は二十五年の中に決定された総額であるか。その後いじってあるかどうか。
【次の発言】 先ほどお話を伺っておれば、一五%程度は、何というか、減るだろうという。その修正はこれにやってありますか、やってありませ……

第22回国会 建設委員会 第閉会後4号(1955/11/07、3期、自由党)

○宮本邦彦君 御報告申し上げます。私は北委員とともに去る六月下旬東北地方を襲った豪雨による被害状況視察のために、八月二十三日から二十八日までの六日間、山形、秋田及び岩手の三県を回って参りました。その視察調査の結果を簡単に御報告申し上げます。なお詳細は別途書類をお回し申し上げますから、それをごらんいただきたいと思います。  私どもが見て参りましたところの災害は山形、秋田、岩手とも、概況は地域的な豪雨というものでもって起ったところの災害でありまして、従いまして、大河川の災害でなく、中小河川がその災害の中心となっております。そういった関係で、部分的な災害というような概況でございます。しかし部分的では……

第22回国会 建設委員会 第9号(1955/06/02、3期、自由党)

○宮本邦彦君 第三の問題、御説明がありまして、役務賠償ということがあるのでありますが、この役務賠償というのは今後も進展する問題であろうと思うのであります。現在はどんなふうになっておりますか、また将来はどんな予想でございますか、大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 もう一つ、賠償協定の線で一応進んでおられるのですが、その点を建設大臣は積極的にお進めになるような意味で、何か腹案をお持ちでないでしょうか。

第22回国会 建設委員会 第13号(1955/06/16、3期、自由党)

○宮本邦彦君 ちょっと関連して一つ承わっておきたいのですが、私は今のお話しのため池なんかの場合、また発電所のダムのお話しもあるのですが、知事から出した命令が実際に実行されなかったときの責任は、そのダムの管理者にあるわけですか。
【次の発言】 今私の申し上げておるのは、水防団がないところのものに対して、今日おそらく行政命令というようなことでやっておるのではないかと思うのですが、しばしば県から通知は出したけれども実行しなかった。これはまあ常識的には管理者にあると思うのですが、やはりこの水防法とはこれは別個になりますか。
【次の発言】 実は私具体的な例を申し上げます。一昨年あの宮崎の水害のときに、延……

第22回国会 建設委員会 第25号(1955/07/26、3期、自由党)

○宮本邦彦君 これは僕は何か、農林省でも建設省でも、この問題は問題にしているのですが、これはちょっと皆さん、考え方が違いやせぬかという僕は気がしている。というのは、この前名古屋とかあの付近を中心とした地震で急激に下った。これは急激にといっても、半年か一年かかっておりますが、あのときに地盤沈下が起ったのです。
【次の発言】 ええ、南海地震。だから、南海地震の直接の影響でそういった地盤沈下というものがいわゆる地盤沈下である。その後の地殻変動による永続的な地盤沈下というものとは別に考えるのが本当じゃないか。むしろ永続的な地殻運動の地盤ということに影響する何か……。これは地質学の問題じゃないかと私は思……


■ページ上部へ

第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 農林水産委員会 第2号(1955/12/05、3期、自由民主党)

○宮本邦彦君 僕は今官房長が数字をはじいているということを言われたのですがね、僕はむしろ数字をはじいた結論をお聞きするのじゃなくて、どうやってやるかというその方法に対する何といいますかな、性格といいますか、それをむしろ納得させてもらった方がいい。と申しますことは、簡単だから一例を申し上げますが、はっきり言えば、栃木県の那須開拓の問題なんですがね、あそこで開拓道路をやっているのだ。もう二十五年からやっていて、ことし一年やれば終るという、たった二百メーターばかり残っているところがある。両方からやってきて、まん中だけ二百メーター残っておる。たった百二十万円でできるというのだね。それが予算の都合がある……


■ページ上部へ

第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 農林水産委員会 第33号(1956/05/08、3期、自由民主党)

○宮本邦彦君 一つだけちょっとお尋ねしたいのですが、この災害の起った場合ですね。従来どうも農林委員会でもしばしばこの災害に対して論議されるのですが、まあお互いが国会議員でありまするものだから、つい災害のあとの対策だけに終ると、この問題は政治問題でなくなってしまう。農林省もそういうわけじゃないだろうと思うのですけれども、防除対策かやはり欠けておるのじゃないかという気がいつも僕はされるのです。今戸叶委員が言われたように、農業気象というもので大体研究されておるのです。ある程度までは。そうして霜害というのは決して夏にはない。霜害のこわいのは四月の終りと、五月とほんの短期間なんです。この短期間の防除、予……

第24回国会 農林水産委員会 第36号(1956/05/17、3期、自由民主党)

○宮本邦彦君 どうもこの委員会の話を聞いていると、統計調査部が損害評価をやるようなふうに錯覚を起すのですが、農業共済組合の保険金の概算払いをするとか、あるいは保険金を早く払うということの基本になるものは、統計調査の資料じゃなくして、これは農業共済組合の損害評価が最も基本的な仕事になっておるのじゃないかということになるのですが、そういうことになるというと、小林君の今の話だけじゃ足りないのじゃないか。根本的な問題は、会計検査院あたりで常に問題になる問題は、統計調査の資料が問題になるのじゃないのです。その起りというものは、農業共済組合が法律でもってきめられた評価ですね、この損害評価が一等基準になって……


宮本邦彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

宮本邦彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 通商産業・経済安定連合委員会 第2号(1953/07/21、3期、自由党)

○委員外議員(宮本邦彦君) 私は河野委員の質問に対しての提案者のお答えをここで拝聴さして頂きました。又今の御説明も拝聴したわけなんですが、この調整組合は、調整組合に該当する資格を持つたものが申請すれば、それは機械的にというか、事務的に成立し得るものだと、できるものだというふうに解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 先ほども、そういうような形で以て調整組合ができて来るということに相成るわけですが、従つてこの中小企業の問題は元来対策なしとまで言われたくらいむずかしい問題だと私は思つております。これはなぜかと言うと、調整組合ができて、そうしてこれが中小企業者のために働くということになり、おの……

第16回国会 農業災害補償法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1953/07/22、3期、自由党)【議会役職】

○副議長(宮本邦彦君) 副議長の御指名を頂きましたので、できるだけ努めたいと思います。よろしくお願いいたします。

第16回国会 農林委員会農業災害補償制度に関する小委員会 第閉会後2号(1953/09/02、3期、自由党)

○担当外委員(宮本邦彦君) 私先ほど課長さんの御説明で非常にいいことを承わつたのですが、簡素化するということなんですね、その簡素化ということを私実は現地の末端の事情に余り詳しくないのでございますが、簡素化する方法ですね、それは何か一つのモデルのような地帯を調べて、そうして或る一つの公式みたいなもので以て簡単にそれを表現するというような方法が簡素化の一つの方法としてとられる可能性がありますか、どうですか、
【次の発言】 もう一つ承わりたいのですが、これは現地の農家のかたがたのお考えにあるかどうかという問題なんですが、今佐藤さんもおつしやつたように、日本の農家は非常に小農の多い農家で、お話によつて……


■ページ上部へ

第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 内閣・農林・郵政・電気通信連合委員会 第1号(1954/06/10、3期、自由党)

○宮本邦彦君 私は今平野政務次官のお話で、大体一割程度の整理をやる、そうして質の向上をやると、こういうお話になつたのですが、これは塚田長官も恐らく同意見じやないかと思う。そう考えてお説を承わつて、今日のお話を承わるというと、何か農林省の予算は大蔵省で天引一割削減という交渉が今されているそうですが、長官御承知でありますか。
【次の発言】 これはまあ長官のお話のように、何らかの方針によつて削減できるものはというような御説明があつたのですが、実際は天引一割削減なんです。天引一割削減ということは、できるできないにかかわらず、一割引くということです。この行政整理の定員と丁度一割が合つているものだから、私……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)

○宮本邦彦君 今の水の調査に関連するのですが、その調査は、水の従来の混乱しておつた状態を究明するという程度の目標でやつておいでになるのか、これを一種の立法化する、例えば水利権というようなものの立法化まで構想されておいでになるのかどうか。
【次の発言】 そこで私はお尋ねしておくのですが、水の立法に当つてはこれは河川法で水の問題を考えるというときに、これは恐らく水利権にまで相当入つて来るのではないか、これは河川法は建設省のほうで考えられておられると思うが、当然これは水利権が中心になりて考えなければならないような面も相当あるのではないか。ところがこの水利権という問題になりますると、河川に関するものだ……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/03/25、3期、自由党)

○宮本邦彦君 大臣がおいでになりませんけれども、政務次官がおりますから。  過般来の予算委員会の大臣の御答弁を聞いておりますと、食糧増産というものは予算はむしろ減額されたような状態である。これは国の財政の都合上やむを得ないということが肯定されておるわけです。而もその御答弁の内容は、食糧増産問題が如何に重大であるかということをよく認識されておるわけなんですが、非常に農林省当局としては矛盾を感じておられながらも非常に努力をなさつておるという点については敬意を表するのですが、ただここで一つ問題をはつきりさせて頂きたいことがある。こういう時世になつて参りますれば、当然に御存じのように補助金等を打切る法……



宮本邦彦[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

宮本邦彦[参]在籍期 : 2期-| 3期|
宮本邦彦[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。