石川栄一 参議院議員
2期国会発言一覧

石川栄一[参]在籍期 : | 2期|- 3期
石川栄一[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは石川栄一参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

石川栄一[参]本会議発言(全期間)
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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 参議院本会議 第35号(1952/05/06、2期、自由党)

○石川榮一君 今般院議によりまして、緑風会の井上なつゑ君、社会党第二控室の田中一君、同第四控室の河崎ナツ君、民主クラブの小川久義君及び私の五名は、先般鳥取市に発生いたしました大火災に対しまして、慰問及び被害状況並びに災害後の実情視察のため、去る四月二十六日より五日間に亘りまして現地に派遣せられましたので、一行を代表いたしましてその概要を御報告申し上げたいと存ずるのであります。  我々の視察団一行は、四月二十七日現地に到着し、直ちに県庁及び市役所を歴訪いたしまして、地元当局の理事者側及び議会側の代表に対しまして、本院を代表いたしまして衷心より深甚なる御見舞いの言葉を申述べたのであります。次いで災……

石川栄一[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

石川栄一[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 建設委員会 第閉会後1号(1950/08/21、2期、自由党)

○石川榮一君 少し遅れて参りまして、いろいろ質疑がおありだつたと思いますが、重複する場合はお許しを願つて置きます。小貝川の破堤の原因でございますが、これは長い間の放水路の問題等が介在しておりまして、その解決を見なかつたということが重大な原因とは思いますが、この度あの現地に参りまして、非常な惨害を受けておる現実を見ますと、あの破堤に対して、あの辺が相当危険であつたということは、土地の人も言つておるようですが、建設省はあの部分の破堤については関心を持つておつたかおらなかつたか。若しおつたとすれば、どういう手を打つたか、それを一つ伺いたいのであります。それからあの締切りでありますが、最近まだ行つて見……

第8回国会 建設委員会 第閉会後2号(1950/08/22、2期、自由党)

○石川榮一君 この河川改修の問題と見返資金の問題でありますが、実は私共利根川の治水同盟の関係もありますので、あの大利根の問題はこれはもう一日も放つて置けないような状況でありますことは御承知の通りであります。例の埼玉県における栗橋の大水害、又本年は小貝川、利根川の大洪水等が頻発しておるようなわけでありまして、その他各地に又大破堤を呼ぶ個所が沢山あるわけであります。従いまして今までの状況から考えますと、国費を以てのみこれの改修を促進するということは非常に困難であるということを私共痛感しておるわけであります。そこで勿論この国の費用は十分にかけて頂きたいのでありますが、この際数年間でその生命を絶たれる……

第8回国会 建設委員会 第3号(1950/07/22、2期、自由党)

○石川榮一君 国土開発法ができまして、全国的に特定地域の審議にお入りになるのですが、私共利根川の沿線に住んでおります者から見ますと、河川の荒廃が、御承知のように、非常に激しくなつておりまして、その河川費の応急災害工事さえ思うようになつておりません。又根本的な改修計画も各河川ごとにできておりますのですが、これにも予算がありませんで、その緒に付いておらないというのが現状なのであります。かような財政難のときに、更にこの国土開発法というようなもので全国的に十ケ所に亘り特定地域を決めさせて、そうしてその構想を実現するために建設行政を推進するというふうに考えられるのでありますが、私共から考えますと、これは……

第8回国会 建設委員会 第閉会後3号(1950/09/28、2期、自由党)

○石川榮一君 防潮堤といい、海岸堤防といい、いろいろのお話がありましたが、現在建設省でお調べになつた海岸堤防の総費額並びにその実施に関する実施計画等が立つておりましたならばそれを伺いたいと思います。  その次には四国、愛媛県並びに香川県方面を廻つて見ますと、飲料水が殆んどその使用に堪えない、皆潮に浸透されてしまつている。その飲料水に困つている場所が非常に広汎になつております。ただ愛媛の島嶼のごときは二百に余る島民がその日の飲料水に困つて非常に苦痛を嘗めておるようであります。これは建設省でやるべきものか、或いは厚生省でやるべきものであるか、或いは両者で相談でもしてこれに対する対策が立つておるか、……

第8回国会 建設委員会 第閉会後4号(1950/09/29、2期、自由党)

○石川榮一君 大体今年の見返資金の全貌を拜承いたしましたのですが二三お伺いしたいと思います。見返資金の今年度千五百八十一億円の見返物資はどの程度のものがあるか、その内容が洩らせましたらば伺いたいと思います。   それからもう一つ伺いたいのは終戰後における見返資金を頂戴しております実績をお伺いしたいと思います。
【次の発言】 昨年の二十四年度の実績は千百四十億円、二十四年度の見返資金というものはもつと大きな筈じやなかつたんじやないんですか。例えば四億六千万ドル程度の援助費があつたのじやなかつたのですかね。只今までで千百四十億円だけ二十四年度の実績としてあるのですが、その中に余裕金も残つております……

第8回国会 建設委員会 第閉会後5号(1950/10/20、2期、自由党)

○石川榮一君 大変諸先生からいろいろ立法なお話を伺いまして非常に我々も……稻浦先生生が今度渡米せられまして、歸つていろいろ示唆されつ点もあると思いますが、日本の河川技術はアメリカよりも非常に高いということは私共平素から伺つておりまして、非常に結構だと思うのですが、今日本が置かれております現在の河川の状況は御覧のように非常に荒れ果てております。そういうような事態で、どうしても食糧の増産を至上命令として、国是として確立しなければならないときにそういう状況になつておりますので、なけなしの予算を各省が分捕りいたしまして、一本の河にいたしましても農林省の砂防があり、建設省の砂防があり、又伐採の方におきま……

第8回国会 建設委員会 第閉会後6号(1950/10/21、2期、自由党)

○石川榮一君 貯水池並びに河川改修のことですが、見返資金の件に関して公共事業費から貰いたいのですが、この見返資金が幸い資金の解除は見られておりますが、この猿ヶ石はもともとありませんか。
【次の発言】 最近解除になりました五十里、猿ヶ石或いは物部川の堰堤、あれは三ヶ年計画というのが大体多いようですが、本年度の見返資金はきまつたのですが、明年度、明後年度等は若し見返資金に非常に変更があるようなことがあれば、これはやはり国の予算でやらなくちやならんということになるのでしようか。今の見通しでは、これらの見返資金に頼つて来ておりますこういうような工事は、見通しとしては見返資金で行ける見通しがありましよう……

第8回国会 建設委員会 第閉会後7号(1950/11/13、2期、自由党)

○石川榮一君 逆調節ダムでは発電はできませんか。

第8回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第2号(1950/07/30、2期、自由党)

○石川榮一君 今兼岩先生の御意見御尤もですが、今残つている在外同胞の引揚促進を図ることを中心として特別委員会の調査をするというのですか、全般的のことをひつくるめてやるというのですか。
【次の発言】 只今の理事会の御協議の内容を伺いまして、私共それに賛成であります。  それから、八月も早々に一回乃至二回、又臨時国会が九月にあると予想しての場合における臨時国会開会前の一、二回というようなことにお話を伺つておりますが、若しその間に今の実地の調査等をなさるという、或いは当局の意見等をお聞きなすつたので、その関係で新しく仕事が若し生まれた場合には私共はその理事の諸君にできる限りお手間がかかりましても、御……


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 建設委員会 第1号(1950/11/27、2期、自由党)

○石川榮一君 只今本年度の災害に関する御報告でございますが、赤木委員も御質問なすつておりまするが、二十五年度の災害が未だ未着工の分が非常に多い、これはどんなふうになつておりますか、この席でおわかりだけ聞かして貰いたいと思います。
【次の発言】 災害を年々繰返しますその工事に対しまして、年々國費を投じてやつておりますが、今回工事をしたものが又明年覆えるという実例が各所に見受けられるのであります。國が中心になつてやりました工事にも、或いは県がやりました工事にもそれがある。こういう点につきまして出先機関の方々の不注意とは言いませんが、もう少し少くも災害個所が復旧した場合には三年や五年は持つ、持たせな……

第9回国会 建設委員会 第2号(1950/11/30、2期、自由党)

○石川榮一君 初めて見返資金によりまして、公共事業費の復旧関係において本年度支出を見たのでありますが、例の五十里ダム或いは猿ケ石、物部一連の建設護岸工事に対しては、見返資金が第一年度で出ております。明年度の見返資金が、ややもするとこの面から打切られるというような噂を聞いておりますのですが、只今、明年度の見返資金に対する見通しはどうなんですか、その点を明らかにして貰いたい。
【次の発言】 一応御説明わかりました。こうなりますと、只今大臣が折衝なさつておるということでありますが、この問題に対する大蔵大臣並びに安本長官は如何に考えておられるか、若しこれが見返資金が打切りになるということになりますれば……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 建設委員会 第1号(1951/02/08、2期、自由党)

○石川榮一君 この公共事業費の建設省関係でありますが、直轄河川として九十一億二千二百七十二万九千円、前年が六十一億六百三十三万四千円、これは見返資金による昨年度の予算額のうちに入つておりますか、入つておりませんか。もう一度お尋ねしますと、今年度の直轄河川の九十一億幾らの中には、本年見返資金で始めたものに対する費額も入つておりますかどうか。それから昨年の予算の六十一億の中には見返資金関係で使つたところの予算は入つておるかどうか、こということであります。
【次の発言】 それは幾らになります、昨年度の見返資金は……。
【次の発言】 砂防は八億……。

第10回国会 建設委員会 第3号(1951/02/16、2期、自由党)

○石川榮一君 只今江田委員から御発言になりましたことに関連して総合開発の問題ですが、只今の江田委員の御質問の趣旨に非常に同感するのであります。先ほど資源調査会の事務局長さんの御説明によりますと、今日本の現在の財政状態の非常に窮迫しておりますことは御承知の通りであります。その窮迫しておる時期に災害は各河川共に踵を接して年々再々起る。これに対する差当りの災害復旧費さえも事を欠いております。先般説明を聞きますと、一千二百億程度の災害復旧費を要するにかかわらず、僅か三百二十億程度しか出ていないということは、要するに三分の二以上のものは残されたまま本年度に突入するという状況にあつてこういう大きな観点から……

第10回国会 建設委員会 第4号(1951/02/20、2期、自由党)

○石川榮一君 この都市計画の構想の中に、原爆による被害を受けました長崎、広島等の悲惨な経験等があるのですが、郡市計画の中に原爆対策というような意味合を含めた計画も織込んでおりますかどうかお伺いいたします。それから戰災都市、百十幾つありますが、この郡市の空爆による被害を受けた影響を相当織込んでおるかと思いますが、具体的にどんなふうに防空に対する郡市計画を考えておりますか。どうでございますか。
【次の発言】 一応御無理ないことと思います。ただ恐れますのは現在の国際情勢は決して楽観を許さん状態であることは申上げるまでもない。明年にも第三次戦争がありはせんかということが世界を挙げて心配しておりますから……

第10回国会 建設委員会 第5号(1951/02/22、2期、自由党)

○石川榮一君 予算の大綱はわかりましたが、この終戰処理費というものは、この内容的な各費目に亘つて問い質するというこうは許されませんか。どうですか。
【次の発言】 差支えないですか。私どもは終戰処理費の予算につきましては初めて伺うわけなんですが、できますようでしたらば差支えない限り総司令部以下各費目に亘りました内容を御説明願いたい。
【次の発言】 はあ。
【次の発言】 只今終戦処理費の事業費に関する概要の御説明を伺ひまして、私見当がわかりました。要するにもう一度伺いたいことは、現在進駐軍の設備は総括的に考えますと、常識で考えましてどの部面はいわゆる総司令部側の負担であり、どの部面は日本の終戦処理……

第10回国会 建設委員会 第7号(1951/03/08、2期、自由党)

○石川榮一君 建設大臣にお伺いいたします。見返資金による建設省関係の工事は一応打切られたようでありますが、大臣の御建鬪によりまして相当額が次年度としての予算を計上せられておるようであります。併しながらその予算額が私ども期待しておりますよりも相当減つておりますので、只今まで三年乃至四年、或いは二年で計画を完遂すべきものが相当ずれる見通しになつておるようでありますが、これは仮に三年間の、五十里ダムもそうでありましたが、三年間で完遂しようとしたものが、どの程度で仕上げ得るような御確信がありますかということを先ず一つお願いいたします。  更に第二のお伺いしたい点は、このダムの建設工事の見返資金中止によ……

第10回国会 建設委員会 第10号(1951/03/30、2期、自由党)

○石川榮一君 昨日私参りませんでしたが、昨日の様子も大体伺いました。公共土木施設の平均国庫負担のほうは昨日の論議をよく存じませんが、大体におきましてこの前も御指摘申上げたように、都県財政が非常に窮迫しておることはお認みが願える。特にこの前伺いますると、二十五年度の発生災害に対するいわゆる全額国庫負担でなすべき工事は一一%しかしておらないというお話でおります。残つたものが八九%残つておるわけです。その後本年度に持越されまして、三分の一以上の……三分の一を最高限とはいたしますが、都県にその負担をさせようというのでありますから、二十四年度の災害もまだ少くとも四〇%くらいは残つておるはずであります。二……

第10回国会 建設委員会 第13号(1951/05/10、2期、自由党)

○石川榮一君 只今委員長から発言を求められましたので、利根川開発法案の提案理由の御説明を簡単に申上げたいと思います。  只今上程になりましたる利根川開発法案の提案理由を申上げます。  すでに御承知の通り、利根川は我が国第一の大河川でありまして、其の利害を受けまするところの人口は約一、五〇〇万人に達するのであります。我が国の人口のほぼ二〇%に当るわけであります。又流域面積は二百十三万余町歩に亘るのでありまして、これ又全国の総面積に対して六%を占めておるのでございます。  かくのごとく我が国といたしましては最も重要なる地域でありまするので、この地域の利根川を中心とする経営は数百年に亘りまして行われ……

第10回国会 建設委員会 第14号(1951/05/11、2期、自由党)

○石川榮一君 提案者の考え方を申上げます。  これは水資源を中心とする総合開発計画を目途としておりますので、只今御質問の道路等につきましては、水資源に関係を持つておりませんので、この基本計画のうちから除いておりますわけです。大きく考えますれば、御承知のように、道路も立派な資源の一部をなすものと考えられます。その利根川の開発という名前に示してありますように、利根川それ自体の水に関連する水資源に関連を持つあらゆる施設に対するもの、事業に対するものの総合計画を立てて行きたいという基本的な観念から出発していますので、道路等に関しましては、直接関係がありませんものですから除いておるわけです。御了承願いま……

第10回国会 建設委員会 第15号(1951/05/14、2期、自由党)

○石川榮一君 この条項は一応財政計画と申しますか、国の将来の財政上の進展ぶり等を考察に入れまして、昭和二十八年度から三十七年度のこの十年間に日本の経済はよほど大きく発展するだろう、かように考えております。もう一つは、一つの事業を実施いたしますのに、余りにも長い年度に亘りますと、ややもするとその事業にいろいろな支障がある、不可能に陥るような場合も起り得るのでありまして、事業の施行といたしましては、相当大きな予算を伴いますが、少くとも十年程度にはこれを完遂する見通しを付けなければ、この法案の意義が没却されると考えまして、少し無理だとは考えますが、提案者は昭和二十八年度から実施することにいたしまして……

第10回国会 建設委員会 第16号(1951/05/19、2期、自由党)

○石川榮一君 お答えいたします。第三条は、この開発事業は国がこれを企画、調査いたしまして、そうしてその計画に基いて総合計画を樹立いたしますから、その線に沿いまして予算の割当をいたし、その予算の割当に達しましたものを基本計画に基きまして実施する場合には、それを建設省に或いは農林省に或いは各行政官庁にその総合的な線からその予算を調整して、その実施に当らせるということに考えておるわけであります。もう一つ附加えて申上げますが、去る十一日だと思いますが、赤木先生から御質疑を頂いて、よく調べてから申上げると言つて置きました。既往五カ年間における利根川にどれだけ府県並びに国が財政支出をしておるかという御質問……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第閉会後7号(1951/08/14、2期、自由党)

○石川榮一君 只今細川先生からの御意見の発表は、細川先生とすれば非常に重大な問題であろうと思います。その狙いといたしますところは、白書に対する御批判である。国際関係に重大な影響があるだろうという前提のもとに御意見があるとすれば、私どもといたしましても国際関係に関することだけに重要性を認識してかからなければならんと思います。今委員長大分お忙しいようですし、委員のかたも非常に御多忙のようですから、この次の機会までに細川先生に我慢願つて、大臣を呼び出して速記だけでなしに……、あなたのおつしやることを率直にお言葉の上で伺いたいのです。むしろ文書ばかりでなしに、あなたの抱懐しておる御意見をお伺いして、そ……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第9号(1951/03/28、2期、自由党)

○石川榮一君 高良先生の御調は誠に結構だと思います。義務の強制という意味をつける、或いは国家義務で戦歿者ができたということになれば、いずれにいたしましても、この義務ということを入れなければまずいでしようか。例えば戦歿者とか遺族とかというものは皆国家的の義務であるということは、戦没者それ自体でわかるのではないかと思うのです。
【次の発言】 高良先生のお考えになつていることも、気をお配りになつていることで、戦歿者なり遺族のかたがたの気持はそこにあるということを想像されて、それを文面に現わされたこの決議それ自体でも、非常に遺族や留守家族のかたに少しでもお慰めになるという意味合から言いますと、むしろ今……

第10回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第12号(1951/06/02、2期、自由党)

○石川榮一君 本案は終戦後国民こぞつてこの戦傷病者並びに遺家族に対する対策に対しまして、重大な関心を持つておりましたそのものをとつて、この審議会設置法案を御作成になりました委員長初め委員各位の御労苦に対しまして、私どもは深く敬意を表するものであります。  私は実は本特別委員会に、他の委員会との差障りがありましたので、出席をしようといたしましても遂にその機会を得ませんで、懈怠の罪非常に深きを恥ずるものであります。ただ一応申上げたいことは、OKが参つておりまするから、勿論心配はありませんが、今講和を前に控えております国際の情勢はいろいろと微妙な関係もあるように推察されるのであります。そこでこの戦傷……


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第11回国会(1951/08/16〜1951/08/18)

第11回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/08/17、2期、自由党)

○石川榮一君 只今の動議に私は一応賛成いたすものでありますが、千田委員長は三カ月間の予定を以て旋行をなさつておるのであります。次の臨時国会が仮にその三カ月以内におきまして開会せられた場合には、引続き委員長として迎えることになるのでありますが、今までの慣例が一国会ごとに委員長を更迭するという慣例があるようであります。併し前国会において千田委員長の留任を一応御決定になりましておるようでありますからこれは結構なのでありますが、私どもの考え方はでき得れば千田委員長が今米国で水産委員としての活躍をなすつておりましようし、又引続いてこの委員長をお受け頂く以上は引揚促進に関する御活動も願えると思う。講和が一……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 建設委員会 第2号(1951/10/16、2期、自由党)

○石川榮一君 河川と電源開発という題目で今日は調査を願うことになつておりますが、河川の全国における荒廃の状況並びに国土保全の重要性に鑑みまして、河川を中心とする、いわゆる利水計画、その一環に浮んで参ります電源開発、これらは不可分の関係にあると思うのです。ところが最近電力が非常な危機に陥つて参りまして、ややもすると電源開発にのみ走るような輿論傾向が強くなつて参りました。これに順応して各党派の有力な政治家諸君は、電源開発を至上命令としてこれにのみ没頭するかのような状況になつておりますのは、ややもいたしますると河川の改修を第二義的に考えまして、電源を取ることを、電源の開発にのみ重点を置くような政治措……

第12回国会 建設委員会 第8号(1951/11/06、2期、自由党)

○石川榮一君 失業者が非常に殖えて参りますことは誠に遺憾千万でありますが、この失業対策事業といたしまして実施いたします工事現場等をときどき見ることがあるのでありますが、どうも失業対策事業の仕事というものは、先ほどもお話のように失業者救済にあるのだという建前をとつているのは勿論でありますが、これがその仕事に携わる失業者自体の感じもやはりこれは救済事業なんであるからして時間だけ何とか過ごせば金がもらえる。いわゆる安易なつもりで現場に携わりまして、ただ一日の報酬を得んがために時間を潰すというようないわゆるだらけた感じがあると見えまして、中には殆んど仕事らしい仕事をしないで済ませようとする人が相当ある……

第12回国会 建設委員会 第10号(1951/11/15、2期、自由党)

○石川榮一君 折角長官が来ておるならばこの問題に対して……。
【次の発言】 只今お話を伺いますと、一時使用という形で工場地帯にしたということであるから、米軍のほうではこの一時使用の建前からそういう補償の必要はないというようなお話でありましたが、先ほど大蔵省の管財局国有財産第二課長からのお話を伺いますと、一時使用の形では一旦解放された形になるのだが、その後賠償の解除もあり、すでに普通国有財産になつておるということでありますから、今の大蔵省の見解から行きますれば、これはもう一時使用というものは過ぎて普通国有財産というものになつたのであるからして、日本の国庫の財産であるという建前から言いますれば、新……

第12回国会 在外同胞引揚問題に関する特別委員会 第1号(1951/10/19、2期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(石川榮一君) 只今から在外同胞特別委員会を開催いたします。年長の故を以ちまして、私が仮に委員長の席を汚さして頂きます。  参議院規則第八十条によりまして、本特別委員会の委員長の互選を行いたいと思いますが、如何ですか。
【次の発言】 紅露委員より長島委員を委員長に推薦することの動議が提出せられました。そのように決定することに御異議はございませんでしようか。
【次の発言】 御異議がないと認めますので、第十二国会の本特別委員会の委員長には長島委員を委員長として決定いたしました。これから長島委員長によつて議事の進行を計つて頂きます。

第12回国会 人事委員会 第12号(1951/11/22、2期、自由党)

○石川榮一君 人事院のほうからはどなたが見えておりますか。
【次の発言】 昨日私は初めて本委員会に出席したわけでありますが、昨日の質疑応答を伺つておりますと、少しく明確を欠いておると考える点がありますので伺つて見たい。それは、本年一月改訂されましたベース改訂の場合には、人事院勧告よりも政府案は非常にベースが低かつた。いわゆる一方から言わせますれば、人事院勧告を尊重しないで、政府自体だけで作つたというような形のベースであつて、從つて不当にベースか安かつた。今度の人事院勧告による案に対しても政府案が十分でないということははつきりしておるのでありますが、昨日の副長官のお話を伺いますと、本年一月のベー……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第7号(1951/10/31、2期、自由党)

○石川榮一君 総理は三時にお出掛けになるそうですから、簡單に御質問申上げたいと思います。連日同僚議員が憂国の至情に迸る質疑を行われまして、そのしんがりを石川は承わつたのであります。  そこで一応私どもこの論議を通しまして得ました感想と、平素考えておりますることにつきまして、総理にお伺いしたいと思うのであります。日本民族興亡の運命は、この両條約の締結によりまして決定したのであります。独立と自由とが同復されまして、暫定的の安全が確保され得ることに相成りましたことは、誠に国民としてひとしく感激に堪えないところであります。そういたしまして独立後の日本の進路には又容易ならん難局と障害があると私ども考えて……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第11号(1951/11/06、2期、自由党)

○石川榮一君 私はこの第二章の領域に関する講和條項に関しまして、国民的な感情を一応申述べて、更にこれに対しまする政府の御所見を伺つて見たいと思います。この第二章の領域に関しまするいわゆる日本領土の割讓の條項は、敗戰国日本に対しましては、公正であり寛大であるとは言われておりまするが。この領域に関する限りは、私は懲罰的であり、報復的であり、或いは復讐の意図も包蔵しているかのように感ぜられますことは誠に遺憾千万に堪えないのであります。この領域の條項を決定する基礎に相成りましたところのいわゆるカイロ宣言、これは第二次大戰の真只中でありました一九四三年十一月二十一日に発表をせられましたいわゆるカイロ宣言……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第14号(1951/11/09、2期、自由党)

○石川榮一君 第四章の第十二條(c)項につきましてお尋ねしたいと思います。第十二條の(c)項は、通商協定を取結ぶことになつておりますし、その基本方針として内国民待遇、最惠国待遇を相互主義によつて締結することを約束することであります。この件につきましては、只今日本の通商状況は、ドル地域とポンド地域が主として日本の貿易を左右しているのでありまして、ポンド地域におけるイギリスの政府の考え方が、前の労働党内閣当時にも、新聞に伝えられているところによりますと、日本の経済的進出に対しまして、戰前におけるような恐怖がありました。ややもすると日本の商品に対しまして、差別待遇、いわゆる最惠国待遇を振り替えようと……

第12回国会 平和条約及び日米安全保障条約特別委員会 第19号(1951/11/15、2期、自由党)

○石川榮一君 大分長時間に亘る審議でありますから、御疲労していらつしやるとは思いますが、会期も切迫をしておりますので、この両條約の持つ重大性に鑑みまして、もう暫らく会議を続行して頂きたい。かように考えまして、今の動議に反対いたします。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 議院運営委員会 第3号(1951/12/14、2期、自由党)

○石川榮一君 大体の御意向はわかつたようでありますが、折角会議を開いておりますから、成るべく各派とも財政法、会計法等の一部改正の法案も明日上げて頂くように御努力を懇請いたしまして、それに賛成いたします。

第13回国会 議院運営委員会 第23号(1952/03/10、2期、自由党)

○石川榮一君 吉田さんの御質問のこの問題につきましては、本日予算委員会において、総理からこの問題自体に対して特に発言を求めておるはずであります。でありますから、その発言の状況を見てから考えて頂いたらいいと思いますので、折角ですが、吉田君に暫らく時間を延ばして頂きたい。この様子を見てからですね。

第13回国会 議院運営委員会 第33号(1952/03/31、2期、自由党)

○石川清一君 余り話が進んだり戻つたりするので、又一日と四日は本会議を予定しておるので、一日の日にでもこの緊急な法案が十四日までに上るか上らんかというようなことは、一応本委員会その他でも出ると思うのです。で、今日はこの程度にしておいて、次の委員会にもう少し各派腹を割つて相談したほうがいいと思うのです。
【次の発言】 ちよつとお伺いいたしますが、只今のお話を聞いておりますと、やはりこれは立案の基礎的なものは安本だと聞いておりますが、衆議院とこちらのほうと違つた委員会に付託したことが今までありましたか。(「ありました」と呼ぶ者あり)それではやはり筋を通したほうがいいと思います。

第13回国会 議院運営委員会 第55号(1952/06/04、2期、自由党)

○石川榮一君 いろいろ討議があつたのでありまして、大体野党のかたがたもよく御事態を御認識なさつていらつしやるようで、又我々与党に対する厳しい批判も伺つております。努めて皆さんの御発言を尊重することでありまして、是非本日会期延長の御決定を願いたいと思います。尊重には、飽くまで私どもは責任を持つてやりますから。

第13回国会 議院運営委員会 第63号(1952/06/30、2期、自由党)

○石川榮一君 自由党は会期延長には賛成であります。その理由は、重要法案が山積をいたしております。(「自由党は二つあるのか」と呼ぶ者あり)今私も、この法案の山積しておるという点において賛成いたします。

第13回国会 建設委員会 第7号(1952/02/19、2期、自由党)

○石川榮一君 建設機械についてお伺いいたしますが、今年の河川の問題を見ましても非常に予算が少くなつて災害は年々増大して参ります状況でありますがこの少い予算を効率化するために建設機械をこの際思い切つて充実する方針をとるお考えがあるかどうか。その目標は少い予算を成るべく効率、予算の効率を増進するという建前と、工事工程を促進するという建前と両方の面から機械化を大いに図つて頂きたい。それがなけなしの予算を有効に使い、而も工事を促進するゆえんであると思う、勿論この戰後における土建業者は非常に財政力が微弱でありますから、この機械化を業者に求めることは困難だと思います。そこで国ができるだけ機械化を、みずから……

第13回国会 建設委員会 第8号(1952/02/21、2期、自由党)

○石川榮一君 国庫補助増額とありますが、必ずしも増額とばかりは言つておられませんので、内容を御説明申上げます。埼玉県は御案内のように全国でも有数の中小河川の多い県であります。岐阜、埼玉は最も多いとしてあることは御存じの通りであります。従いましてこの中小河川の水害に悩むことは非常に多いわけです。それによりまして県では直接にその改修計画を立てて、国にその補助の助成を常に願つておるんですが、遺憾ながら非常に少いのであります。昭和二十六年度における中小川改修改良事業費は、全国の最下位になつておるというような事態、大変遺憾なことと思いますが、勿運動等に遺憾の点があつたと思うのですが、何にいたしましても全……

第13回国会 建設委員会 第22号(1952/04/04、2期、自由党)

○石川榮一君 大分御熱心な質疑応答でありまして、もう二、三回御質問があれば大体内容がはつきりして参ると思いますが、そうなりましたらば、この法案を如何にすべきかをまとめる点につきまして、ここでお考えを煩したい。一言申上げたいのは、先ほど来の田中委員の質疑、それから昨日の赤木委員の質疑等から考えましても、必ずしもこの法案に反対でないということははつきりしておるようであります。問題はこれと同じような法案が先ほど来もう審議に入り、或いは北海道の泥炭地の問題が出て来るであろう、その他の特殊地域からたくさん出て来るであろうということは想像にかたくないのであります。そうなつて来まするとこの法案はややもすると……

第13回国会 建設委員会 第27号(1952/04/22、2期、自由党)

○石川榮一君 大変怠慢で済みませんが、内容の説明を簡單でよろしうございますから一つお願いいたします。
【次の発言】 了解しました。

第13回国会 建設委員会 第31号(1952/05/07、2期、自由党)

○石川榮一君 私はこの法案を、修正案に賛成し、更に修正案を除く原案に賛成いたします。  そこで一応理由を申上げますが、この法案は日本の安全を保障するために根本的に必要とする措置である、かように考えております。それは今いろいろ御意見がありますが、要するに日本の防衛が今のままで、無防備のままで、いわゆる何らの武力を持たない国がここに生まれて参つた、而も独立を回復したということから考えまして、安全保障條約なしには日本の独立は意味をなさない、こういう観点に立ちまして若干の国民に、気の毒なことを強  いることがあると思いますが、要は日本国の存立を前提としてなすべき措置である、かように考えまして、私はこの……

第13回国会 建設委員会 第38号(1952/05/19、2期、自由党)

○石川榮一君 一応伺つておきますが、会期もだんだん切迫しておりますのと、この法律を作らんとしている構想等もまだ伺つておりませんから、一回質疑を戰かわせまして、その間において今のような手続きをとつて頂くことが適当だと思います。直ちに公聴会を開かないで、一応提案者に対しまして或る程度の論議を戦わせまして、それによつて人選を決めるとか何とかいうふうにしたら如何でしようか。
【次の発言】 同意しました。

第13回国会 建設委員会 第41号(1952/05/22、2期、自由党)

○石川榮一君 大体田中委員の熱心な御質問で盲点は突いておると思います。又提案者の考え方は、その理想は持つていらつしやるようですが、今まで野放しになつておるものを、一応この法律によつて一つの枠に入れまして、そうしてそのかたがたの自覚を懲悪いたしまして、行政指導によつて、今田中さんのおつしやるような理想に近ずけようという狙いのようでありまして、含みが相当あると思います。私はこの御提案に対する心遣いにつきましては賛成いたしますが、できることでしたら、田中委員の御心配なさるような点につきましても、何らか提案者においてお考えおきを願いまして、若し必要があれば、細則のようなものでも附ける或いは附則のような……

第13回国会 建設委員会 第42号(1952/05/23、2期、自由党)

○石川榮一君 御説明のうちに三割の料率を引下げて公庫に対しては協会は特別の保険料を実施して行くというお話でありましたが、いろいろお話伺いますと大変御努力をなすつていらつしやるような御誠意も認められるのでありますが、この五円七十一銭という全額は純保険料に比較しましてどの程度のものであるか、又この公庫に対する附加保険料をどのくらいと見て営業保険を認めておられますか、だから五円七十一銭というものは純保険料に対してどのくらい附加してあるものか、若しそうでなくそこに純保険料に近いものであるかどうかという点を概括的にお伺いしてみたい。
【次の発言】 大体伺いまして、未経過を含めまして約二割八分ということで……

第13回国会 建設委員会 第43号(1952/05/24、2期、自由党)

○石川榮一君 私は今参りましたので、赤木委員の論旨を十分にお聞きする機会がなかつたのでありますが、先日お話になりました点等から想像しまして、およそ御意見のあるところを了承しますので、一応所見を申上げて見たいと思うのであります。先ず技監制度存廃の問題でありますが、今度の機構改革による設置法の改正は、技監を廃止をするということになつておりますが、これは行政簡素化の面からこれを取上げてあるのでありまするからして、相当に検討を加えて出したものと思います。併しながら私は率直に申上げまして、技監制度は存置したいという一員であります。その理由は建設行政は殆んど技術面を中心とした省でありますので、科学技術を基……

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/05/27、2期、自由党)

○石川榮一君 主計局長がいらつしやいましたから一応局長にお伺いしておきたいのは、実は五十里のダムの予算のことでありますが、今年度五十里のダムには多くの予算をつけております。ところがあれは基礎工事並びに新規等によつて多額の費用を要するものでありまして、一応その整備ができまするならば、あとはコンクリートを打つだけでありますが、これまでに基礎工事もできますし、機械の整備もでき、いろいろこの七、八月頃からコンクリートを打つ段階になつております。明年の三月、昭和二十七年度一ぱいにこなし得る能力は相当なものであります。ところが現在も予算の措置におきましては、大体におきまして、そのコンクリートを打ちます費用……

第13回国会 建設委員会 第46号(1952/05/29、2期、自由党)

○石川榮一君 今田中さんの御質問も妥当な質問と思いますが、衆議院を通つておることであるし、第四章の雑則の二十一條に帳簿、書類を中心にして業務上の検査をすることができるというのでありますから、この裏を返しますれば、帳簿、書類を持たなければならんということにも読めると思います。第二十一條、こういうようなもので一応その帳簿検査或いは書類の検査等の検査をするということでありますれば、なければならんということに裏返しをすればなると思います。そういう含みで一つ運営を図つて行くということで田中さんの御了解を願つたらどうですか。
【次の発言】 一応伺いたいのは一体三千円ときめた根拠はどこにあるのですか。

第13回国会 建設委員会 第48号(1952/06/04、2期、自由党)

○石川榮一君 一応田中さんの意見は筋が通つていると思いますが、会期もだんだん切迫して参るのと、議員提出として成るべく今国会で通したいという提案者の熱望があると思いますので、できますことでしたらば、それに触れる問題は後廻しにいたしましても、その他の問題について御質疑を続行になりまして、そうして議員立法としての提案者の気持を汲み取つて頂きたいと思います。
【次の発言】 田中委員のお気持よくわかります。お話を伺いますと、この審議を促進するための方法として、衆議院の修正等も予想されるという状況下に立つているから、その結論が衆議院から出ましたら直ちにこの法案の促進を図り、そうして成るべく本国会に提案者の……

第13回国会 建設委員会 第51号(1952/06/10、2期、自由党)

○石川榮一君 又翌年の水によりまして、同じ所が同じような災害を受けたということが仮に起るといたしますと、前の災害工事なるものがその工事におきまして、非常に不正が行われたということも言い得るのであります。特にこの小さい災害につきましては、ややもすると町村等が安易な気持でやりますために、その工事が適正な工事をしないで済ます。そうして更に又明年度同じところがもつと増破をするということも聞くのであります。こういうものに対して、建設省は何か特別な監査機関を設けるとか、或いは連続同じ所が三年も三年も同じように災害を受けるというようなことがあつた場合には、何か法的な措置を講ずるかどうかする必要があると思いま……

第13回国会 建設委員会 第54号(1952/06/18、2期、自由党)

○石川榮一君 今までの経過については十分知つておりませんから或いは重複するかも知れませんが、あらかじめ御了承を願いたいと思います。この法律の立案の御趣旨につきましてはこれは大体了解ができるのであります。要するに伊東国際観光温泉都市はたまたま金鉱資源がその附近にありとして昔から唱えられております。現在でも伺いますれば二十数カ所の申請がしてあるというような状態にありますので、この実行の必要が起つたと思うわけでありますが、我が国の現在の情勢から考えますれば観光温泉都市としての伊東市も重大でありますように、又埋没しているいわゆる地下資源の開発の高度化も政府としましては必至のものであると思うのであります……

第13回国会 建設委員会 第55号(1952/06/19、2期、自由党)

○石川榮一君 私は自由党に党席がありますので、その点からも一応意見を述べたいと思います。独立後における庶政の刷新は緊要にして不可欠のものである。そのため行政機構の改革というものを実は大きく取上げ、それがたまたまこの建設省の技監の廃止になつたのですが、この技監の廃止については私個人といたしましては勿論意見があるのであります。併し党議といたしまして一応政府原案を支持すべき立場でありますので、私は別な観点から技監を置くことに不賛成の意見は述べませんが、政府原案を主張する立場から      一技監を廃止する以上、事務次官は必ず技術人から出すべきという條件を付けて政府原案を支持しようと思つておるのであり……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設委員会 第4号(1952/12/09、2期、自由党)

○石川榮一君 田中議員の非常に抱負を聞かせられまして、私も幾らか示唆を受けておるのでありますが、成るべく党の立場ということを根底に置いての提議は、なかなか結論を得られないと思いますから、お互いに党ということを離脱いたしまして、建設行政に協力ができるようにお願いしたいと思いますが、ややもすると我が党は我が党はという言葉が出るのは非常に異なるものでありますので、どうかこの点は一つお願いいたしたいと思います。  それでは河川行政について大臣に御見解を伺いたいのですが、私は今まで他の会合に出ておりまして、今までの経過をよく存じておりませんが、現在の河川改修費に対しまして一言意見を申述べて、御所見を伺い……

第15回国会 建設委員会 第5号(1952/12/11、2期、自由党)

○石川榮一君 総合開発事業としてのダム建設が今行われておるのですが、そのダム建設の五十里とか石狩とかいうものの現在の工事状況を説明してほしいと思います。
【次の発言】 あとの機会でよろしうございますから、直轄並びに府県営のダムの計画並びに予算的な措置、それから現在の進捗状況等を一応資料として委員に御配布願いたいと思います。  更にお尋ねいたしますが、予算が非常に不足しておりまして、現在の直轄でやつております五十里にいたしましてもその他にいたしましても、相当に資金が枯渇して休んでおる実情にあるようでありますが、特に五十里のダムは機械を買おうとしても買うことができないで、地元の栃木県に一時的な融資……

第15回国会 建設委員会 第6号(1952/12/16、2期、自由党)

○石川榮一君 私は少し時間の都合がありますので、先に農地局長にお伺いしたいのです。それは全国の十九地域の総合開発が一応取上げられておりますが、その線に沿うてこれを実施に移すという段階になつたようであります。それに対しまして、農林省側が勿論この総合開発の主要な利水の面を担当することになるわけでありますが、その水に関係をする総合開発に対して、農林省の農地局長さんの御意見といたしまして、将来悔なき開発を農林省の面から御検討願わなくちやなりませんが、特に私どもは食糧増産の面から用水の補完水は勿論でありまするが、畑地灌漑に重大な関心を持つて頂かなくちやならん。用水の補完水は何とかなりますが、畑地の灌漑ま……

第15回国会 建設委員会 第11号(1953/02/12、2期、自由党)

○石川榮一君 只今局長さんのお話の維持費ですが、この維持費は重大なんで、ややもすると、大蔵省あたりは維持費なんかは殆んどどうでもいいように考えているように見られるのですか、この維持費を大蔵省に十分に認識させる方法として、何か特段の対策を建設省は持つて折衝したことはありましようか。
【次の発言】 御趣旨はよくわかりますが、補修費を特に加えたということは、維持費というものに対する認識が財政当局にないというのでここに補修費というものを採入れたようにも考えるのですが、この際維持費ということでなく、何かもう少しぴんと来るような名前に……、いわゆる補修費、維持費でなくても補修費でも結構ですが、そう変更して……

第15回国会 建設委員会 第21号(1953/03/12、2期、自由党)

○石川榮一君 田中君の動議に賛成します。

第15回国会 予算委員会 第18号(1952/12/23、2期、自由党)

○石川榮一君 私は時間が非常に制約されておりますので、簡単に六つの項目に亘りまして政府の所信をお質しいたしたいと思います。第一にお伺いいたしたいことは治山、治水、利水、この問題が戦後占領下に置かれますために政府の施策が十分に行われておらないという観点に立ちまして、独立を回復しました今日いよいよ自主独立の予算を御編成に相成ります今日におきまして、特に政府に向いまして治山、治水、利水に対する政策の確立と、これらに対する大幅の予算の編成とを要請するものであります。その理由は簡単に申上げますが、敗戦後御承知のごとく国土が六十八万平方粁から三十七万平方粁のいわゆる四五%の領土へ圧縮されておるのであります……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 経済安定・農林・建設連合委員会 第1号(1951/03/16、2期、自由党)

○石川榮一君 この調査の目標が私どもにははつきりわかりませんが、特に日本のような零細農の多い国がこういうものを調査するとしたならば、私は特に実態に即したような土壌の酸性度の調査、並びに適作物各筆ごとの調査等に当ることも考えてみる必要があるとかように考えますから、この次にこれに対する所見を伺いたい。
【次の発言】 ありません。

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第1号(1951/05/15、2期、自由党)

○石川榮一君 本日は利根川開発法案に関係いたします関連する各委員会の連合委員会を御開催に相成りまして、本法案のために格別なる御尽力を煩わしますことを心から厚くお礼を申上げます。この利根川開発法案は御案内のように議員立法でありまして、格別の御援助をひたすらお願いする次第であります。この法案の提案理由を申上げる前に、この法案を提出するに至りました経過の大要を御参考までに申上げて置きたいと思うのであります。  去る昭和二十二年九月に起りましたカザリン台風における埼玉県栗橋附近からその上流に亘り二百メートルの大決壊が起りまして、御承知のように埼玉県の北半分、東京都の江東三区を二十六日間、酸鼻を極わめる……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第2号(1951/05/16、2期、自由党)

○石川榮一君 御答弁申上げます。只今佐々木委員の御質問に対しまして、私もあなたの御質問に対しましては、昨日も申上げてあるのでありますが、ただ昨日の私の答弁に対しまして指摘いたされました点につきまして、一応弁明がましいのでありますが申上げたいと思います。国土総合開発法は実施しておりますが、あの法律は全国的の総合開発計画を立てる、又県ごとに総合開発計画を立てさす、必要があれば特定期日を指定して開発計画を立てさせる。それは主として計画を立てることが仕事でありまして、その立てたものを推進をし実施をするということの法律上の根拠がないのでありますから、一応プランはできましようが、これを如何にして実施をする……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第3号(1951/05/17、2期、自由党)

○石川榮一君 お答えいたします。只今岡本委員の御質問御尤もであります。私どもTVAに基案を置いてのみやろうとしておるのではないのでありまして、利根の水系が現在の状況下におきまして、特に国土が非常に狭小になりました現実に鑑みまして、このままに置くことは非常に国家の将来に悪影響を及ぼす。殊に第三次世界戰争等を予想いたします今日におきましては、東京都を中心とする経済、政治、文化の中心でありますところをあらゆる事態に即応して守り得るように態勢を整えるためには、この東京を中心とする利根水系の開発こそ最も重大な国策でなくてはならん、かように考えておるのであります。TVAは御案内のように一九三三年にやはり議……

第10回国会 建設・内閣・地方行政・経済安定連合委員会 第4号(1951/05/18、2期、自由党)

○石川榮一君 只今大蔵大臣並びに自治庁長官に御質問の要旨を伺いまして提案者といたしまして一言この御答弁に対する関連的の意見を申述べさして頂きます。先ほど岡本委員から自治庁長官に御質疑になりましたあの法案のうちに明瞭にきめてある負担率を軽減することができる、或いは補助金を殖やすことができるということにつきまして、只今御質疑があつたようであります。私どもはあの法案の狙いは、利根川の総合開発が緊急止むを得ざる国策である。こういう観点に立ちましてこの法案を国会に提案しておるのでありまして、決して地区的に利根川流域のみがあの法案の影に隠れて、いわゆる法案の影に隠れまして、地区的の補助金を多く得ようとか、……


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第1号(1952/04/16、2期、自由党)

○石川榮一君 本改正案は、先ほど一応の御説明もあり、今委員長からもお話がありましたように、私ども利根川開発法案で皆さんに大変なお手数をかけたのでありますが、とにかく国土総合開発の今までの審議会の活動ぶり並びに今までの総合開発法それ自体が何ら行政面にタッチしておらないというのに非常な難色がありましたので、その線を非常に遺憾といたしまして、全国のあらゆる河川が荒廃して、而も予算が十分に附いておらない、予算的な措置がない計画は何ら意味がないというような観点に立ちまして、利根川開発法案を実は提出したのでありました。御案内のようにいろいろ御批判も頂きましたのでありますが、衆議院において継続審議の形になつ……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第2号(1952/04/21、2期、自由党)

○石川榮一君 この国土総合開発法の一部改正法案の主眼とするところは、提案理由の説明でよくわかりました。そうしてこの国土総合開発の計画並びに実施をいたします上におきましては、行政官庁としては、広汎な計画だけに各省に亘るような仕事を調整、集約してやらなければならん性質のものであります。この目的から考えますると、建設、農林、運輸、電気通信、厚生、文部、安本、公益事業委員会、約八つの行政官庁に所属するものを調整統合いたしまして、重点的な総合開発計画を進めて行くという狙いのように思うのでありますが、その見地に立ちまして、いずれ行政管理庁長官としての野田建設大臣に伺いたいのですが、事務当局に一応伺いたい点……

第13回国会 経済安定・建設連合委員会 第4号(1952/06/05、2期、自由党)

○石川榮一君 差支ありません。
【次の発言】 只今御質問の点につきまして私は当時それは開発法案の提案者といたしまして、先ほどの速記録の通りでありまして、又私の信念に変りはないのであります。ただ現在衆議院に未だ継続審議中でありまして、政治情勢が必ずしも衆議院において楽観を許さんというような状況下にあるようであります。たまたま政府から、今日今皆さんに御審査をお願いしております国土総合開発法の改正法案を提出されたのでありまして、この法案の作成に当りまして、政府筋の意図するところは、いろいろと実は質疑を重ねまして、その意のあるところを聞き取つておるのであります。私共の利根川開発法案を提案する、根本の構……

第13回国会 経済安定・大蔵・通商産業・建設連合委員会 第3号(1952/04/24、2期、自由党)

○石川榮一君 本案は今非常に窮迫しております電源の開発に非常に寄與する法案だと思いまして、私どもはその精神には決して不賛成じやないのであります。ただ伺つておきたいのは、このダム、水路、貯水池等を中心として電源を開発することになつております。従いまして重要河川に全部関連を持つものであると思うのであります。現在御承知と思いますが、国土総合開発法の改正法案が只今審議中であるのであります。この国土総合開発法の改正法の主体は災害防除並びに電源開発並びに利水等水に関する行政を一本の線に沿いましてそうして国土総合開発法の線に沿うて計画を立てましてそれを閣議にかけまして実施に移すという、いわゆる予算を裏付けす……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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