このページでは石川栄一参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○石川榮一君 ただいま議題となりました水防法の一部を改正する法律案について建設委員会の審議の経過及び結果を御報告いたします。 本案は、水防活動の強化をはかるため洪水予報及び水防警報、水防従事者の災害補償及び報賞、水防費用の負担等に関する現行水防法の規定を整備せんとするものであります。 その主要なる点の第一は、洪水予報に関するものであります。現在利根川、淀川等の重要河川については、建設省と中央気象台が協力をいたしまして洪水予報を行なっておるのでありまするが、この際、これを水防活動の一環として水防法に規定し、建設大臣及び中央気象台の共同責任において的確迅速な予報を行おうとするものであります。第……
○石川榮一君 ただいま議長より御郵告がありました通り、議員前田穰君は、去る六月二十八日伊勢市において急逝されました。私ども同僚議員といたしまして、まことに痛惜のきわみであります。ここに同君の生前を回顧いたしまして哀悼の辞をささげたいと存じます。 前田君は、明治二十年、三重県四円市に生まれ、大正二年、東京帝国大学法学部を卒業、直ちに職を鉄道省に奉ぜられまして昭和十二年退官せられたのでありまするが、その間、二十四年の長きにわたりまして、あるいは大臣官房人事課長、あるいは大阪、仙台の鉄道局長、本省の運輸局長、あるいは監督局長の要職を歴任せられまして、わが国国有鉄道史上大なる足跡を残されたのでありま……
○石川榮一君 ただいま議題になりました日本住宅公団法案、住宅融資保険法案につきまして、建設委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 まず、日本住宅公団法について申し上げます。 住宅対策は政府の重要政策の一つでありまして、本年度四十二万戸の建設をはかろうとしておりますことは御承知の通りでありまするが、このために、従来公的資金による施策として行われて参りました公営住宅と公庫の融資住宅と並行して、新たに特別の機関を設置し、民間資金の導入をはかり、住宅不足の特に著しい大都市地域に不燃性の集団住宅及び宅地の供給を行い、あるいは必要に応じて土地区画整理事業を施行し、新市街を造成する等、……
○石川榮一君 ただいま議題となりました道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会の審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 本法案は、昭和二十九年度以降五カ年間揮発油税収入額相当額を、道路整備五カ年計画に基き、道路費に充当して、道路整備をはかる現行法の一部を改正するものであります。 法案の内容の第一は、道路整備費に充てなければならない毎年度の額は、その年度の揮発油税収入予算額のほか、前年度の道路整備費の決算額が揮発油税収入決算額に不足した場合は、その不足額を加えたものとすることであります。道路整備費に充当する揮発油税収入予算額は決算額との間に、ある程……
○石川榮一君 ただいま議題となりました「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの」について、建設委員会の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本件は、公営住宅法第六条の規定に基き、昭和二十七年度以降毎三カ年を一期として、公営住宅建設三カ年計画を作成し、その計画の大綱について国会の承認を求めることとなっておりますので、今回、その第二期分として提案されたものであります。 本計画は、さきに住宅対策審議会の意見を聞き、その答申に基いて、昭和三十年度より三十二年度までの三カ年間に、第一種公営住宅十万一尺第二種住宅五万五千戸、計十五万五千戸を建設しようとするものであります。 本件は、……
○石川榮一君 ただいま議題となりました公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案につきまして、建設委員会の審議の経過及び結果を御報告申し上げます。 わが国の公共土木施設は、毎年災害によりまして甚大なる被害を受けております。その復旧事業の推進は国及び地方公共団体の常に努力するところでありまするが、今回連年災害をこうむるところの地方公共団体の復旧事業費に対しまして、国庫負担率を高めるとともに、緊急な復旧事業に対する国庫負担の交付につきまして、政府の財政上の措置に関する規定を整備いたし、災害復旧事業の促進をはかることが本案提出の理由であります。 その主要な第一点は、連年災害をこう……
○石川榮一君 ただいま議題となりました防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案について、建設委員会の審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。 本法の促進法は、北海道の特殊事他にかんがみまして、北海道の住宅を不燃防寒構造化のために昭和二十八年に制定せられ、いわゆる住宅金融公庫が資金の貸付を行うことのできる住宅は、防寒住宅でかつ簡易耐火構造または耐火構造の住宅でなければならないと規定されておるのであります。ところが、今回公庫は住宅の増築に対する融資も行うことになったのでありまするが、北海道の区域内におきましては既存の木造、または防火構造の住宅について増築を行う場合も、その増築にかかる部分が簡……
○石川榮一君 この問題は根本において私どもは大きな間違いが起つておると思います。僅か四年間の契約にもかかわらず、会社はそこで事業を開始するという手を打たれた。その当時の客観的な情勢から、或いはGHQの示唆もありましたので、国策の線に沿うという熱意が半分と、或いは将来その四年間が引続いて借りられるのじやないかというお考え方を持つていて事業の計画を始めたと思うのであります。その問題はまあ別といたしまして、今日いろいろ伺いました結果から見ますというと、あの約束を会社は履行するということになれば、今日の話から見ますというと、会社は破産してしまうというような御事情があることもわかります。併し一旦契約をな……
○石川榮一君 今の意味は重大だと思いますから、現に普通財産として大蔵省の所管に復元をされた、今度この問題が起つたので大蔵省は元の公園に復元するために、必要とする措置をする、そうする以上はやはり普通財産に繰入れたことを取りやめをして、更にこれを建設省に所管換をする、そうして公園としてこれを指定するということを言つておりますが、ただこれだけでは元の公園にするために、普通財産のままであつたものを明渡し訴訟をするというようにしかとれない。そうすると民事訴訟になつてしまう。元の契約が、東京都が契約を結んでその内容を活かすようにやつておる。それが不可能であるがために、普通財産であるけれども、こういうことで……
○石川榮一君 ちよつとお伺いします。二十六年の六月末における未納額は、東京鉄道局の分だけとありまして、ほかは総計で五千万円とありますが、もつとあるのですか、これだけですか、どうなんですか。
【次の発言】 それ以前にさつきあなたが触れられました延滞償金という名称をつけて、他のほうから意見が出ておるということですが、その面の延滞の情勢はわからないのですか、金額がどのくらいであつたか。
【次の発言】 そうでございます。
【次の発言】 これは参考に聞くのですが、東鉄が交通公社の分以外のいわゆる鉄道、国鉄、公社が扱いました切符代、この代金の計算上の過ち、或いは窃盗等の批難等もあると思いますが、そういうよ……
○石川榮一君 先ほど来論議もありました通り、新らしく出発しました参議院の建設委員会といたしまして、こういう共管の問題、或いはややもするとセクシヨナリズムに禍いされて政策が遂行し得ないような分野もあるのでありますから、そういう意味合いを含めまして田中君の意見に私は賛成いたします。
○石川榮一君 私は今日御発表頂きました治水根本対策要綱、非常に立派な要綱であると思います。折角発表されまして、現在治山治水協議会は持たれておりますが、そのときにこれを建設省がお出しになつたということを伺いました。この問題を如何に治山治水協議会が取扱うかというのがこれからの問題であろうと思うのです。我々建設常任委員といたしますれば、長い間治山治水問題については悩まされて来ました。歴代内閣がややもすると治山治水を軽視するような予算措置をしておつた、その罪悪がここに固まつて参つたわけでありまして、その結果が北九州の災害、南近畿方面の災害として浮び上つて来たのであります。すでにこのことは二十二年九月の……
○石川榮一君 私は局長からの一応説明を聴取してから質問に入りたいと思います。
【次の発言】 ちよつと御質問いたします。先ほど次官の御説明を伺いますと、石破官房長の御説明を伺いますと、二十八年度の四分の一の予算を大体計上しておるつもりだという御答弁のように聞きましたが、これを見ますと、継続費の河川費、河川事業費ですが、三十六億一千五百九十万円という不成立予算に対しての四分の一は第一次で九億幾らとあるべきを、計上した額は六億八千八百で、非常にパーセンテージが違つております。この第二次の六月分予算におきましても、二十八年度不成立予算の六分の一ということになりますと、これ又六億程度計上が四億九千、ここ……
○石川榮一君 只今石井委員から御指摘があつたのと同じようなことなんですが、このたび治山治水の対策として要綱を御発表になりまして非常に結構な案だと存じます。要は治山治水は総合的に勘案しなければ本当の要綱の趣旨を徹底できないと思いますので、恐らく建設省、農林省、特に林野庁の長官等とは密接な連絡をとつてこの対策に万遺憾なきを期して頂きたいと思います。そこで治山治水、これは離すことのできないことでありますが、特に最近洪水調整ダムが盛んに各地にできております。従いましてそれらのダムサイトは大体山地の奥地であります。従いまして水没する家屋は殆んど山林資源によつて生活を保障しておるという現況なんです。ところ……
○石川榮一君 今の法案に直接は関係ありませんが、二、三お伺いしたいのです。 それは建設行政も当局の努力と同僚議員の推進とによりまして大分予算も出て参るようになると思いますが、又非常に喜ばしいことだと思います。もう一つは、工事の施行に当りまして各誓いろいろいまわしい事態があるように聞いております。これは遺憾であります。これは戦後頽廃しました人心の緩みから起ることでありまして、官民共にこれは自省しなくちやならんと思いますが、随分いろいろな事件が各地に起つております。お互いに自粛しなければならんと思います。特に当局の出先機関に対する監視は厳重にやつてもらいたい。ややもすると、出先機関が独断専行に陥……
○石川榮一君 農林省関係についても伺つてみたいんですが、農林省が現在まで集計されました本年度の災害の総額、それは町村のものまでわかりますれば、今日配付できなければ止むを得ませんが、できましたらその資料を頂きたい。 それからもう一つは、本年度の災害は農地の災害も非常に厖大のように我々は考えております。それというのは、一つは二十六年度の災害の状況によつて、私は決算の立場から山口県を一廻り廻つたんです。ところが二十六年の山口県のあの災害に対する農地の復旧はまだ殆んど完成しておるのはない。まあ大体我々の聞いているのでは三、四割程度しかできていないということを聞いている。もう一つは、村によりましては、……
○石川榮一君 大臣が電源開発審議会に今日は御出席になりますそうですから、これに関連を持ちます件につきまして所見を申上げまして御検討を賜りたいと思います。 実は今日自由党の総務会におきまして只見川の本流案、分流案その他の案件について一応説明を聴取いたしました。近くこの只見川電源開発は審議会によつて連日会合を開いて早急に結論を得たいという方向に行つているようでございます。私ども建設行政に携つておる者から考えますると、只今の電源開発それ自体に異論を言う者ではありませんが、主として水を電源にのみ利用しようとする傾向が顕著になつて参かました。現在日本が置かれております状態から見ますれば無理もないことで……
○石川榮一君 幸い大臣もいらつしやいますので、伺いたいのでございますが、治山治水恒久対策の問題は、すでに建設省においては数年来研究せられまして、大体の方針は立つておると私どもも承知しております。要はこれを如何に実施面に移すかというのが問題であろうと思います。恐らく内閣に設置されました治山治水協議会の根本方針も、財政と睨み合せて、建設省が持つているその方針を貫くには如何にしたらいいかということに或いは協議が進められて行かねばならんと思う。現在の国家財政の状況から考えまして、一兆三千億、農林省を入れると一兆八千億、二兆にもなるという厖大なる治山治水の総合計画を遂行する金が必要だということがはつきり……
○石川榮一君 大体小笠原君並びに江田君等から指摘されたことに附加えたいのですが、この林野庁の計画は非常に大きな構想でありまして、森林資源を確保するには最もいい着眼でありますが、併し予算的に見ますれば非常に厖大になりますが、問題は予算の裏付けが中心である。構想は如何に作りましても、これが実施の計画において立案ができなければ意味がない。そこで、先ほど来小笠原君からも指摘されましたが、私は別の角度から、現在日本の厖大な山地を持つ日本における奥地林、いわゆる備蓄林、これはどのくらいあるか、それからその備蓄林をこういう予算の窮迫したときに大きな国民経済の中心をなす治山、治水、利水計画を立てるという場合に……
○石川榮一君 じやもう一つお伺いいたします。ダムの建設による水没するところの土地は、思わざる犠牲を国家或いは公益のために払わされるわけでありますが、いわゆる戦争において、戦地に、戦野にあつて倒れ去る者と同じ立場をとつておるものだと思います。その他の道路とか或いは河川改修による犠牲者等とは、その質を異にしまして、全然何ら予測せざるところの犠牲が湧いて来たという建前を重視しまして、特に私はこういう電源開発というような国家的な要請に基いてやるものは、国の経済に重大な役割を演ずるために、やはりこういうふうな事業に対しては特別な措置を講ずべきだと思います。普通の土地收用法で律すべきものじやない。従いまし……
○理事(石川榮一君) ほかに御質疑ありませんか。
委員長は水害対策の委員会のほうへ出席されましたから……。
本日を以て三日間継続して委員会を開催して、予定の通り大体質疑を続行したわけでありますが、この程度で一応委員会は終了いたしまして、来るべき臨時国会の開会中において、治山治水その他災害対策に関する問題等を委員会に付議いたしまして、質問を続行したらどうかと思いますがどうでしよう。
【次の発言】 速記を止めて下さい。
午後三時四十二分速記中止
午後四時四分速記開始
【次の発言】 速記を始めて。先ほど来休憩中に御懇談申上げ、更に各関係委員会並びに委員長と連絡をとつて参りました……
○石川榮一君 私は只今審議中の本法案に対する質疑はこの程度で打切られんことの動議を提出いたします。
【次の発言】 先刻出しました本法案の質疑はこの程度で打切りたいことの動議を提出いたします。
【次の発言】 私は本法案に賛成をするものであります。その所見を申述べたいと思います。
只今木村委員から三種の項目に亘りまして反対の意見がございました。それを一々反駁する必要はないのでありまして、要は現在の道路が如何に悪化しておるかということは何人もいなめない事実でありまして、それがために各派共同提案の形をとりまして、そうしてこれを悪道を速かにここ五年乃至十年に或る程度の改修をして参りたい。こういう念願か……
○理事(石川榮一君) 只今から委員会を開会いたします。
本日は公報でお知らせいたしてありますように土地収用法の一部を改正する法律案を議題といたします。一昨日に引続きまして質疑をお願いしたいと思います。
【次の発言】 資料ですか。
【次の発言】 早急に資料を提供して欲しいと思います。今懸案になつておりますから……。
【次の発言】 小笠原委員に申上げますが、今田中委員からの御要求のうちにあなたの御希望になつておる資料が含蓄されると思いますが、如何でしよう。
【次の発言】 一括でいいですか、じやそういうことに……。
【次の発言】 それでは皆さんに御協議いたしますから、速記をやめて下さい。懇談に入り……
○石川榮一君 この土地収用法の一部改正法案の狙いとするところは、私どもは決して不賛成ではありません。これを善用することによつて、ややともすると土地収用が、如何に収用法の精神が立派でありましても、その運用如何によりましては相当一般犠牲者に権力を押付けるというような傾向が精神的にも物質的にも起り得ると思うのです。こういう点を救済する立場に立つて、要するに犠牲者に対する物心両面の補償を成るべく法の許せる範囲において犠牲者に報いてやる、こういう精神で運用して頂くことであるならば、これは私は一般の土地収用にかかるべき運命に立つ方々も喜んでこの斡旋を依頼して来るのではないかと思うのであります。さようになる……
○石川榮一君 只今田中君から熱心な質疑、斡旋委員の設置問題について意見が開陳され、非常に傾聴する点があると思います。 私は別の角度から一応伺つてみたいのですか、この土地収用をしなければならんような場合に、絶対反対を唱えておる場合と、絶対反対でなくして、補償に中心を置いて争うのと、二つあると思う。絶対反対の立場をとつております場合のいわゆる地元民に対しては、斡旋委員が斡旋する余地があるかどうか。これは反対を緩和するために斡旋委員が活動するのであるが、飽くまで絶対反対を唱える場合は自然斡旋委員というものは殆んど意味をなさない。こういうような場合における斡旋委員の活動はどうするのかということが一つ……
○石川榮一君 只今田中委員の御主張は一応筋の通つた御主張と思いますが、私どもの考えております現在の心境の斡旋委員会というものは、むしろ業務規定を作つて斡旋委員会の活動範囲を限定するということ自体がよくない。私は土地収用の補償要項は、これは斡旋委員は十分にそれを了承しておりますから、土地収用についてこれだけの補償はあるのだ、これははつきりしておるということを提示して、それ以外にこういうこともやつてやる、ああいうこともやるがどうだ、あなた方はどういう希望があるかということを聞いて、広汎に政治的な解決をいたしまして、そのいわゆる犠牲に立つ方の了承が得られるようにすべきだ。むしろ私はこの際田中委員の説……
○石川榮一君 只今の小笠原委員の動議に賛成いたします。
○石川榮一君 私は只今赤木委員の趣旨と大体同じでありますが、この本案の狙いといたしまするところは、建設業者の適正なる発展を企図しつつ、そうして合理的な請負の価格を規定しなければならんものであると思うのです。ただ今田中委員の修正案に出ましたところの十分の八、これ自体につきましては我々はまだ十分な検討をしておりません。今日は建設大臣から責任ある答弁といたしまして、大臣におかれましてもこの修正案の考え方と同じ考え方を持つて研究をされておる。近き将来できるならば次の国会において、成るべく早い機会において妥当な最低価格の検討を加えましたものを次の機会に修正案として出して頂くということを期待し得るのであり……
○石川榮一君 今の会計検査について関連して一つお伺いいたしますが、会計検査の現在の実地査定、検査等は非常に熱心にやられておりますことは認めております。非常に御苦労である。従いまして災害地の府県、並びに町村等も或る程度の脅威を感じておるようであります。ただ会計検査院もお調らべなさる熱心さはわかりますが、その検査に当りますかたの中に少くも一名程度、或いは一名乃至二名程度相当の権威のある専門家を加えまして、そうしてその検査の不当、不正の事実をつくのも結構ですが、更につきとめてこういうふうにやるべきだというような温い指導方針もそこに授けて行けば、なお結構ではないか、要は不当の会計を検査するのであります……
○石川榮一君 只今、大臣から大体のお話を伺つたのですが、最近委員会から派遣せられましていずれ詳細な報告はいたしますが、私ども派遣議員の見た眼から考えてみまして、十三号台風の三重、愛知、岐阜、滋賀等の災害は思いのほか激甚なんであります。特に愛知県の海岸堤防の欠壊は非常に尨大なものであるようであります。県の説明を聞きますと、総延長約二十五キロ、現地を見ますると千五百或いは千八百という大きな従来からできておりました干拓の提防は寸断されておるようであります。而もその寸断された所は非常に押堀いたしまして、一メートル乃至三メートルの深さを持つておる。現在の三重県下における海岸堤防は漸く査定をしている最中で……
○石川榮一君 今日は河川局長は参りませんか。
【次の発言】 道路局長の先ほどの小澤委員に対する御答弁の中で、高崎線は安全保障費から出るということになつているというのですが、あの線にどれだけその経費を見ておられますか、わかりましたら……。
【次の発言】 そうするとあの道路は高崎までをその眼目としておりますか、もつと延長して見ておりますか。
【次の発言】 あの路線は非常に交通量が多いのは御承知の通りでありますが、又従つて現在改修しつつありますのですが、旧道のほうが非常に傷んでいるにもかかわらず、殆んど手を著けておりません。従つて新道路は今開設中であり、旧道路は非常な破壊のままに存置されて非常な交通……
○石川榮一君 建設省設置法についての関連として一応お伺いしたいのですが、今度の台風十三号による東海地方の海岸の被害は実に惨但たるものである。これに対してまだ海岸堤防法の制定がしてありません。この際この機会に、こういう大きな被害を受けたときこそ海岸堤防法の制定に絶好のチヤンスだと思う。ややもすると農林省の側と建設省との間に意見の相違があるようでございますが、こういう災害のときを契機としてこの際建設省は主導的な役割を以ちまして、現在行わんとする海岸堤防の仕事の面から考えましても、この際海岸堤防法の制定を緊急に提案すべきではないか。この機会をおいてはない。そういう意味合いにおきまして臨時に海岸堤防建……
○石川榮一君 大蔵省から参りますまでに、建設省の次官その他の首脳部から伺いたいことがありますが、第十三号台風による海岸堤防の破堤個所の災害復旧、並びにこれに関連する海岸堤防の増築等について、建設省は只今応急工事として仮締切をやつておるそうでありますが、これをいつまでに仕上げるという御方針でおるかを先ず伺つてみたいと思います。
【次の発言】 その仮締切ができますれば、現在海水によつてのその海岸の被害町村の湛水は直ちに排除すると思いますが、その排水等にどのくらい要しますか。
【次の発言】 その仮、締切は一応恐らく近いうちに締切が終る。同時に排水も済ませる。次に今度は本工事に入ると思いますが、本工事……
○石川榮一君 今般十三号台風による被害の海岸及び湖岸堤防の災害復旧調査をいたしました御報告を申上げます。 私ども田中君、江田君と共に院議に基きまして、去る十一月十六日から十九日まで四日間、三重県、愛知県の海岸堤防の災害の状況、並びにその復旧状態につきまして、現地を視察、調査いたして参りました。なお、滋賀県の湖岸堤防につきましても同様に視察をいたしました。 日程は十六日滋賀県、十七日三重県、十八日、十九日の両日を愛知県に当てたのであります。視察の要領は県庁におきまして大略の状況を聴取り、現地につきまして成るべく事情を深く掘り下げて視察することといたしたのであります。なお名古屋市においては建設……
○石川榮一君 ちよつと決算委員会のほうへ出席して、その途中出ませんので、或いは重複するかも知れませんが、折角建設部長いらつしやるのですから、一応私からも伺つてみたい。 今度の十三号台風による海岸の破堤は非常に延長が長く、而も個所が非常に多い。その破壊個所が非常に惨怛たる状況になつておるのですが、これが農林省の干拓による堤防と、建設省が県の委託によつて工事をし或いは補強したというのもあるわけであります。今度農林省のいわゆる干拓堤防と称せられるものは農林省がおやりになり、その他のものは建設省がおやりになるということで、整然として区別されておりますようですが、相隣接したところの工事の現場から考えま……
○石川榮一君 明年度の予算にも関連を持つのですが、本年度の災害は戦後最大のものでありまして、三・五・二の割合によつて災害復旧をするとすれば、本年度のものとその残りと明年度の五〇%を合わすと約一千億に達すると思う。そういう厖大な災害を背負わされ、而も過年度災害が七、八百億もあるという形である。明年度も勿論そうでありましよう。そうすると、国家の財政というものは災害に殆んど食われるという形になりまして、そうかと言うてこれをなおざりにすれば、なお災害が増大するということになりますので、非常な危機に立つていると思います。現在の災害を復旧することも勿論大事ですが、ややもすると、治山治水根本対策要綱なるもの……
○石川榮一君 これだけを聞きますと、何だかからくりをされているようで、普通の常識では考えられないことのように思われるんです。勿論これに悪意があるとは考えておりませんけれども、指摘されますように、年度区分を紊すということは勿論やかましく言わなければなりませんが、品物を引取らずして金を支払うということが、多くはこういう間違いを起すのではないかと思う。前にもそういうことがありましたが、要するに現品を受領せずして先に金を渡すということを、やはり会計検査院としては依然として認める方針ですか、将来こういうようなことがあつた場合にも、現品を受領しないで大部分の金を支払つてもよろしいということを言うつもりです……
○石川榮一君 新院長の抱負を伺いまして非常に私ども意を強くしております。私は別な方面から御意見を伺つてみたいのですが、会計検査の目標は今お話の通りでありますが、綱紀の粛正の根本を衝いて行くという点から考えまして、批難事項が激増いたしますることを防止するためには如何にしたらいいかということは、恐らく各主管行政官庁において研究しておると思うのですが、会計検査院におかれましても多数の工事を検査せられまして、その結果二十六年、七年のごとく激増する傾向にありますことは非常に遺憾でありますが、これを是正するにはどうしたらいいか。これはまあ勿論精神的な面から強く綱紀粛正を叫び、信賞必罰を徹底しなくちやならん……
○石川榮一君 災害に又直面して参りまして非常な豪雨を見ておるわけでありますが、その災害復旧は勿論緊急を要するのでありますが、年々繰返されるこの災害を最小限に緊急に防ぐ方法といたしまして何か、建設省といたしましてお考えを願わなければならないと存じます。それは治山治水の恒久対策は勿論確立しておりまして、これから順次予算を作るのでありますが、現在の国家財政の情況から考えまするというとなかなか思うように参らない。治山治水対策協議会で決定いたしましたあの対策も一兆二千億、農林省方面まで加わりますると一兆八千億という厖大な予算になつておりますから、恐らく十年間でこれをこなすことは非常に困難であろうと思いま……
○石川榮一君 大分遅くなりますから簡単にお伺いしますが、治山治水を中心としてお尋ねしたいのですが、私は安藝先生、石原先生等から伺いたいと思います。 現在の災害の状況から考えまして、治山治水の重要性はもう論を待たないのでありますが、ややもすると治山治水が地表面のみに研究せられまして、地下水、いわゆる地下を通して災害を防除するというようなことも一つの構想ではないかと我々考えますが、そういう御研究がありますかどうかを伺いたいのであります。 それからもう一つは、堤防が逐次増強せられまして、災害のあるたびごとに増嵩され、或いは河幅が拡張されるというような状況にあるのですが、この狭い土地を、而も河川の……
○石川榮一君 第二班の最上、阿仁田沢特定地域の建設事業の視察について申上げます。第二班は三浦委員と木下委員と私と三名でありますが、私から御報告いたします。 先ず径路のあらましを申上げますと、去る七月二十五日夜上野を立ちまして、山形県赤湯に着き、そこから長井町を経て野川の菅野ダムを視察いたしました。この地区は最上特定地域ではありませんが、山形県の野川総合開発事業として、本年三月その最初のダムが完成したところであります。次いで山形県庁に参り、村山知事から県内の事情を聴取し、最上特定地域の中心をなす新庄に向いました。同地域には鮭川、小国川等に多目的ダムの計画があり、開発の重点をなすものでありまする……
○石川榮一君 只今御説明を伺いますと、行政簡素化、行政機構の改革、これは大きな現内閣の政治の目標に考えておるのでありますので、私どもも期待しておるわけでありますが、今お伺いしますと、殆んど現状維持ということになつてしまうのじやないかと思うのですが、党でも勿論特別委員会を開いて、臨時行革本部を置いてやつておりますようですが、要は政府が責任を持つて提案すを決心をつけますれば、自由党のほうもこれに協力するという形になると思いますが、与党のほうでもいろいろ議論がありまして、なかなか理想的な案が生れて来ない。そうすると現内閣の大きな政策として、行政機構の簡素化、行政財政の整理ということは一枚看板でありま……
○石川榮一君 只今各所管の御説明を聞いたのですが、河川改修その他砂防事業等に関する事業には一割節減することが可能だと思いますか。私どもの考え方では、住宅の建設などにつきましては資材が大部分を占めておるものについては格別ですが、河川改修、特にダム事業というものに対しては材料費の占める部面が少いから、労銀か或いは補償費、そういうようなもので節約せざるを得ない。それ以外にないと思います。そのほうは節約が私は困難てあると思う。現在のままでは、こういう希望を持たれても河川改修並びに砂防工事が一割節減することができるとは考えられない。若し考えられないとすれば、堂々とできないことを主張されて、河川改修或いは……
○石川榮一君 只今赤木先生のお話を伺うと、四日の日のスケジュールができておりますが、大臣が来なければこの委員会は延長ということでございますか。
【次の発言】 只今官房長から御説明頂きましたが、殆んどまだ各省との話合いがついておらない。要するに建設省の御意見のあるところ、心がまえのあるところを御発表になつたようにしか聞えないのですが、会期は相当長くかかるとは思いますけれども、それにしましても、今までこれらの問題は、すでに建設省としましては、速かに立法しようとする意図が従来もあつたように私どもも想像しているわけですが、そういう経緯から考えまして、まだこれが各省との話合いがつかないという段階でありま……
○石川榮一君 田中さんの御質問御尤もですから、我々も成るべく十四号の状況等を知りたいのですが、成るべく簡素にやつて頂いて、その時間が与えられて、局長の説明もできるように斟酌してお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 建設大臣に伺いますが、先ほどの水防に対する問題と関連いたしまして伺いたいのですが、本年は幸いに台風も大体済んだようで非常に御同慶に堪えないわけです。本年における各河川における水防団体の体制は、非常な熱意を以て当られているようで非常に喜ばしいと思います。本年特に予備費から一億二千万の水防費を大臣から閣議におきまして強く主張せられまして、それを確保されましたことも、これらに何とい……
○石川榮一君 私もそうしてもらえば都合がいいのです。しまいになるとちよつと留守になるので……。
【次の発言】 誠に御苦労様でした。大分よくわかりました。問題は例の道路の問題、愛知、静岡の長い間の紛争ですが、これが十七日に妥結したということは、これは完全に妥結したのですか。
【次の発言】 そうしますと具体的な案が提示されて妥結したのでなくて、大体の、何と言いますか、妥結の方針だけを決定したということですね。あとは具体的な問題によつては必ずしもそれが妥結が必ずできるということも言い切れないのですか。
【次の発言】 河川局長に伺いますが、このダムは洪水調節には何ら役立たないように私どもは承知しており……
○石川榮一君 今日の首都建設委員会の事務局長さんのお話、大体わかりましたが、この上水道、下水道に対する首都建設委員会の構想は、特に差迫つた問題は、上水道とか飲料水の問題、工業用水の問題、この厖大な都市がますます膨脹の一途を迫るというときに、水道源が非常に枯渇しているように我々は聞いておりますが、一千万を突破するような場合における上水道、飲料用水の確保にはどういう考え方を持つておりますか。
【次の発言】 昭和五十年度を基準とした計画ですら今のような状態でございまして、私どもは余りにも水に関する首都建設委員会の計画の量並びに運動が手ぬるいと思うのですが、利根川の特定地域に関する審議会では、まだ東京……
○石川榮一君 折角農地局長もいらしたのですから、これに若干の関係を持ちますので、いい機会ですから伺つておきたいと思います。 只今お話伺いますと、年々六千町歩の畑地が宅地その他の使用に変換される、災害も二万町歩程度ある、こういうお話ですが、約二万七、八千町歩のようでありますが、農林省の統計を見ますと、昭和十八年八月一日現在の全国の田畑、桑園を加えまして総計五百九十三万町歩、それから二十三年の八月一日にはそれが五百二十八万町歩に減つておる。又そのうち水田においては三百十七万町歩あつたものが二百九十二万町歩に減つた、約二十五万町歩の水田が五年間に減つておる。それから畑地は桑園を加えまして二百五十七……
○石川榮一君 今日は特に副総理御出席になりまして、木村、田中両委員から建設委員会の現在の審議状況と将来についていろいろ有力な御意見があつたのです。これに対しまして副総理の御答弁も、十分とは言えませんが、或る程度まで御了解を得たと思います。副総理は、今、新聞記者の諸君から包囲されておるのを特に来てもらつたのですから、又、機会を得たときにいたしまして、この程度で副総理にお帰りを願うことに差支えありませんか。
【次の発言】 関連して……。今田中委員の質問を伺つて、いろいろ論議もされた点から、私もちよつと聞いてみたいのですが、この土地区画整理法、立派な法律でありますが、併し先ほど御指摘になつた、個人の……
○石川榮一君 只今第二条の「公共施設の整備故普及び宅地の利用の増進」、これはこの両方を目標としておるようでございますが、第五項の「この法律において「公共施設」とは、道路、公園、広場、河川その他政令で定める公共の用に供する施設をいう」とありますが、特に大都市における寺院共同墓地、国立学校、公立病院というようなものも私どもは都市計画の面からも考えておると思いますが、こういうものが散在しておる。これがために宅地の利用に非常に障害を来している事例がたくさんあるのであります。特に共同墓地のようなものは、東京都内におきましても随分大きな部面を有しているようでありまして、こういうふうなものも宅地の造成並びに……
○石川榮一君 議事進行について。今の田中委員の御質問も相当重大なことと思いますが、今法制局も見えておりませんから、法制局が見えましたときに田中さんに対する答弁をしてもらうとして、次に移つてもらいたい。
○石川榮一君 今の田中委員のお話御尤もです。小笠原君、赤木君も今日総合開発のほうへ顔を出したいと言つておられました。副総理が見えればすぐ引返すといつておりましたから……。君のためにそうしたのだから是非来てもらわなくちやならん。そうして副総理も非常にお忙しいのですから、そう長い時間おられませんから、そのつもりで一つすぐおいで願うように願いたい。
【次の発言】 その点につきましては……。
【次の発言】 いや、事情を一応お聞き下さい。前回のときに丁度最後に副総理の出席を要望する声があつたということは事実であります。そこで私は、委員長がお兄さんが亡くなられたという電報が来られて急いで帰らなければならん……
○石川榮一君 遅刻して参りましたから、情勢がよくわかりませんが、小笠原委員、並びに田中委員の、政局の見通し、政局担当に関する政府の決意如何というようなことは、事、非常に重大でありまして、敢えてこれは本委員会ばかりでなく、両院ともその点を皆不安に考えられて、この究明をすることであろうと思います。そこで本委員会だけでこの問題を取上げるということも一つの方法ではありまするが、これらはいずれ別に議運等で御相談を願つて、大所高所からそういう点を政府の所見を質すということにいたして頂いて、この委員会は、先ほど三浦先生も仰せられた通り、今、土地区画整理法案のごときも逐条審議に入つておる中段でありますので、こ……
○石川榮一君 この条文には当てはまらんかと思いますが、一言承わつておきたいのは、この建設機械なるものは、抵当の目標とするものは建設業者ということを特定しておるようですが、建設機械を賃貸することを業とする会社、法人というものに対する抵当権は認めないのですか、認めるのですか。
○石川榮一君 先ほど御質問がありましたようでしたが、この建設機械の一欄表或いは運輸省農林省等の機械一欄表というものを、これを一応調べて頂きましたらば、その稼働状況、まあ主だつた機械ですが、稼働状況等も一緒に調べましたらお調べ願いたい。赤木委員の資料を要求しましたうちに稼働状況をわかるだけ知らしてもらいたい。それは何かと申しますれば、ややともすると自由経済で行きます以上、こういうふうな機械は各業者が盛んに求めるようになりましよう。従つて非常に投資が重複する。従つて遇剰投資になるような傾向が多くなる。だから適当なときに政府が持つておられる機械類一切のものを一種の特別会計のようなものを作られて、そう……
○石川榮一君 この水防法の簡素化については別に異議あるわけではありませんが、水防計画の完璧を期して、一般の地元民に水防に関する熱意を持たせるということは、河川の維持管理上必要だと思います。特に災害が頻発して参りました現在の状況は、特に治山治水の予算の十分付かないという点等から災害は年々激化しておる状況であります。そこで昭和二十七年度でありましたか、水防費の、いわゆる水防施設の費用として二億程度の予算を付けたのでございます。それが二十八年度には削られてしまつた、こういうことになつておる。要するに水防というものに対する国家の関必が非常に薄くなつて来たというふうに考えられるのであります。私どもは河川……
○石川榮一君 大体質問は終了したものと見まして、質疑はこの程度で打切つてもらつて、そうして体感に入つたらどうですか。(「異議なし」と呼ぶ者あり)
○石川榮一君 私は自由党を代表いたしまして本案に賛意を表すると同時に、只今の小笠原君の提案になりました附帯決議に対しても賛成の意を表するものであります。 その理由は、本土地区画整理法案は、政府の狙つておりますいわゆる市街地の建設、特に文化的都市の建設の促進を図りたいという大きな目標を持ちまして提案されたものと存ずるのでありまして、この点からこの法案の趣旨に全面的に賛成するものであります。併しながら只今附帯決議の条項と、その他審議の経過におきましていろいろ論議を尽された点等から鑑みまして、本法の狙いとするところは、いわゆる文化都市の建設であるのでありまするが、国策の総合的見地に立ちますと、やや……
○石川榮一君 この資料を大体見ればわかりますが、簡単に説明してもらつたらどうですか。
○石川榮一君 本問題は先般、それは正式の建設委員会であつたかどうか覚えておりませんが、少くとも各派の打合せをやりましたときには、その問題を取上げまして、たしか建設委員会においては建設委員会としてのこれに対する見解を立てて行くから、これは恐らく審議未了になるんだと思うから急ぐ必要はないと思うけれども、建設委員会の意向は十分尊重して行くようにというような話合いをしたような記憶はあるんですが、多分委員長も大体御了承だと思いますが、その後時期がうつかりして経過してしまつて、今田中君の発言によつて我々は又知つたわけです。若しそうだとすれば、至急にこれもこの会の意見をまとめて頂きまして、早急に何らかの建設……
○石川榮一君 小笠原委員の動議に賛成いたします。
○石川榮一君 私は只今議題になつております日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制度等に関する法律案に関しまして、原案に対し修正案の提案の理由を御説明申上げたいと存じます。又修正部分並びに修正部分を除く原案につきましては賛成の意を表明せんとするものでございます。 先ず修正案を朗読いたします。 日本国における国際連合の軍隊の地位に関する協定の実施に伴う土地等の使用及び漁船の操業制限等に関する法律案の一部を次のように修正する。 附則第二項のうち第一条の改正規定中「日本国に駐留する」を「日本国内及びその附近に配備された」に改める。 簡単にその……
○石川榮一君 この問題はいつもこうなつて来ておりますので、みずからも責任を感じておる。これは建設省だけの問題ではなく、通産省と関連するのですけれども、少くとも遠賀川の改修計画というものは、鉱害を対象におかないで改修計画は立たないという一つの実例ではないか。この問題は建設省だけで可能なものかどうかわかりませんが、可能な範囲において、或いは粘土板を下げるとか、或いは適切な処置があると思いますが、こんなふうな地下を大分掘さくしておるということの影響のあることも否めないと思う。こういう面から考えて、大きく考えて御研究を頂いて、対策を成るべく早くきめて頂きたいと思います。そういう意味で私はこの請願の採択……
○石川榮一君 私はこの法案に賛成であります。 その理由は、昨年七月に道路整備費の財源等に関する臨時措置法の上程の際にいろいろ論議を戦わしたのでありますが、現在の日本の道路の状況が非常に悪い。戦時中並びに戦後に亘り殆んど道路にめぼしい工事をしないで放擲しておつた現在の状況を勘案いたしまして、この法案を通したのであります。特に狙いとするところは、これを財源にいたしまして道路整備五カ年計画を立てるということが大きな眼目なのでありまして、この眼目に対応するようにこの財政措置をするというのが本法の精神であつたと思うのです。たまたま一兆円の緊縮予算に禍いされまして、三分の一を地方に譲与しなくちやならんこ……
○石川榮一君 宅地建物取引業法の一部改正法律案に関しまして大体の質疑は終つたように見えますので、この際質疑を打切りまして、討論を省略して直ちに採決に入ることの動議を提出します。
【次の発言】 更に動議をやり直します。このことについては実は事前に諸君にお話をしたつもりなんです。私の誤解かもわかりませんから更に動議を提出いたします。
この際質疑を打切つて、討論に入ることの動議を提出します。
【次の発言】 田中君の動議に賛成します。
【次の発言】 私は只今の小笠原君の動議に賛成いたします。
○石川榮一君 私も今の三浦委員の説に賛成なんですが、そのほかに、本質的には八〇%という案も一つの案でありますが、ややともする、各業者は八〇%の最低線を必ず窺い知る工作をやる。今までも殆んど入札価格を大体知つておるという現状でありますから、引き下げてもわかるということになりますと、結局八〇%のものが全部揃うということもあり得るわけです。そういうようなことをしますと、ややともすると、これは考え方ですが、業者が官僚に向つてえらいモーシヨンをかけて、腐敗を導くようなことがあつては大変だ、こういうことも考えられるし、理論としては田中案も非常にいいのですけれども、そういう点の盲点はありますから、これは一つ……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 このたび、はからずも私が建設常任委員長の選任を受けました。もとよりまことに非才でありますが、皆様方の格別な御支援と御同情にすがりまして、円満に、しかも公正に、明朗に本委員会の運営に当らしていただきたいと思います。どうか各位におかれましては、細大漏らさず、御意見等がありましたならば、事前にお話をいただきまして、皆様方の御意向のありますだけ、十分に本委員会に反映さしていきたいと思いますので、よろしく御協力を願いたいと思います。簡単でありますが、就任のごあいさつを申し上げます。 それでは、ただいまからまずの理事の互選の件をお諮りい……
○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。
休会中、本委員会から災害視察につきまして派遣をいたしました派遣委員の方々から御報告を願いたいと思いますが、東北班として派遣いたしました北、宮本両委員は、やむを得ません都合によりまして欠席されておりますから、この東北班の報告は後日に延期することにいたしまして、まず北海道班として災害視察をなさって下さった石井、近藤両委員から、視察の結果を御報告願いたいと存じます。近藤理事からお願いいたしたいと思います。
【次の発言】 ただいま御報告していただきました北海道視察報告に関しまして、御質疑がございましたらば御発言願います――少し視察が時期が……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開催いたします。
建設行政の方針に関する件を議題に供したいと存じます。竹山建設大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 次に石破官房長から、もう少し補足して、詳細に御説明願います。
【次の発言】 河川局長から河川関係の御説明を願います。
【次の発言】 続いて、富樫道路局長から御説明を願います。
【次の発言】 引き続いて、渋江計画局長から御説明願います。
【次の発言】 次に建設機械につきまして、官房長から御説明を願います。
【次の発言】 ちょっと速記を止めて。
【次の発言】 速記を始めて。
十分間ばかり休憩いたします。
午後三時……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 昨日お諮りいたしましたように、今後の運営につきまして御協議申し上げたいと思いますのは、東北地方における水害視察をしていただきました北君と宮本君との報告が、欠席のためにできませんから、次回にこれを持ち越しておるわけであります。それと、きのう建設省の予算編成方針等についてその概要を聴取したわけでありますが、これに対して委員各位の御研究を賜わりまして、積極的に、建設省予算編成に対して必要とする施策につきましては、次回の委員会で御発表を願いまして、なるべく当委員会の意向が予算に反映するようにしていただきたい、こう思っているわけですが、……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設常任委員会を開会いたします。 昭和三十年度建設省関係予算に関する件を議題といたします。今日は建設大臣が午前中本委員会に御出席になりまして、午後は衆議院の建設常任委員会に御出席の予定になっております。なるべく十二時まで、大臣のいらっしゃる間に、御質疑を願いたいと思います。大臣がお帰りになりましてもそこでわずかの時間でしたら、局長等には御質問が願えると思います。そういう意味合において、なるべく大臣の御出席中に、御希望の通り、御質問を願いたいと思います。 今日は竹山建設大臣、八、井政務次官、石破官房長、米田河川局長、渋江計画局長、富樫道路局長、木村営繕局長……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まずお諮りいたします。過般の台風第二十二号及び第二十三号によります被害状況調査並びに新潟市の火災の調査並びに対策等につきまして、委員を派遣いたしたいと存じます。別に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めます。つきましては、本院規則第百八十条の二によります委員派遣承認要求書を議長に提出しなければならないことになっておりますので、その内容及び手続等につきましては委員長に御一任願いたいと存じます。御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めて、さようにいたします。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
先ほど委員長及び理事打合会において決定いたしましたことを、一応御報告申し上げておきます。田中一君ほか一名の提出にかかります国設住宅法案ほか二法案が、本委員会に本審査として付託をされております。この法案は二十一日ごろ政府から提案される同種の法案と並行して審議することにして、来たる二十四日の定例日にこの提案理由を聞き審査に入りたいということになったのでありますが、別に御異存はありませんか。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて。
それからただいま大蔵委員会に付託になっております地方道路税法案、及……
○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。
本日の委員会は、公報によって申し上げてあります通り、派遣委員の報告をお願いすることにいたしておりますが、この際お諮りしておきたいことは、住宅問題に関する件につきまして、日本住宅公団総裁加納久朗君を参考人として出席を要求いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように決定をいたします。
【次の発言】 最初に東北地方水害状況視察をされて参られました宮本委員から御報告をお願いいたします。
【次の発言】 次に台風第二十二号、第二十三号による水害視察報告でございますが、これは私から御報告申し上……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
建設大臣から発言を求められておりますから、発言を許します。
【次の発言】 ただいま建設大臣の御説明を受けましたが、これに対して御質疑がございましたらば、順次御発言を願います。
【次の発言】 私から大臣の先ほどの御釈明に対しましてお伺いしたいのですが、仙台から青森に通じます四号国道、これは一級国道でありますが、この北上川の支川の大堰川の橋梁からバスが転落した問題、これは新聞にも伝えられておりますが、私の手元へ陳情してきておりますのは、五十四名のうちの十二名死んでおる。重傷者が二十七名が入院しておる。これの多くは婦人です。しかも子……
○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。
お諮りいたしますが、国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社法施行法案、建設業法の一部を改正する法律案、国土開発縦貫自動車道建設法案、以上の法律案につきましていまだ審査を完了しておりませんので、本院規則第七十二条の三によりまして、閉会中審査未了の旨の報告書を議長に提出いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように決定いたします。
なお、報告書の内容及びその手続等は委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社法施行法案、以上三案を一括しまして議題に供します。発議者から提案理由の御説明を願います。
【次の発言】 ただいま政府側の出席は建設大臣竹山祐太郎君、建設政務次官今井君、建設大臣官房長石破君、建設省計画局長渋江君。なお、説明員として建設省計画局都市計画課長鶴海君、建設省住宅局住宅企画課長南部君、建設省住宅局住宅建設課長鎌田君等が出席しております。
次にただいま提案理由の説明を伺いましたが、さらにその内容につきまして提案者から詳細に説明をお聞きしていきたいと思います。
○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。
道路整備費の財源等に関する臨時措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。まず提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 次に、本案の内容につきまして、もう少し詳細な御説明を政府委員からお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいまの赤木さんの資料の御要求ですが、今の説明ではまだほんとうに私どもにも、大体わかるけれども、ほんとうにこれはややこしい。(笑声)頭が老衰しておりますからわかりにくい。それをもう少し具体的に言葉をやわらげて、まあわかりやすく御説明をもう一度お願いしましょう。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障条約第三条に基く行政協定の実施に伴う土地等の使用等に関する特別措置法の一部を改正する法律案を議題に供します。
本案の提案理由の御説明を、発議者衆議院議員春日一幸君からお願いしたいと思います。
【次の発言】 ただいま春日君から提案理由を聴取しましたが、都合によりまして、本案は次回に譲ることといたします。
【次の発言】 次に、ただいま建設省渋江計画局長、富樫道路局長、それから調達庁の山内次長等が見えております。そこで富樫道路局長から委員長に向いまして、前回の委員会における発言に対して訂正いた……
○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。
建設事業並びに建設諸計画に関する調査を議題に供します。
本日は、前回の委員会の際にお知らせ申し上げておりました通り、お手元に差し上げております議案の内容の説明を聴取いたしまして、質疑を行いたいと存じます。最初に全議案の説明を政府側から承わりまして、そのあとで逐次質疑を行いたいと存じます。
【次の発言】 ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 速記を始めて。
まず、建設省設置法の一部を改正する法律案につきまして、大臣から御説明を願いたいと思います。
【次の発言】 この際、建設省設置法の一部を改正する法律案に対し説明がありましたが、……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
お諮りいたしますが、今月三日委員の異動によりまして、理事が一名欠員になっております。この際、補欠互選を行いたいと存じますが、この補欠互選は、成規の手続を省略いたしまして、委員長から指名いたしたいと存じますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異存がないと存じますので、それでは理事に近藤信一君を指名いたします。
【次の発言】 次に、参考人の出席要求に関する件についてお諮りいたします。目下本委員会で審査中の国設住宅法案、日本分譲住宅公社法案、日本分譲住宅公社渋施行法案、それから日本住宅公団法案、及び住宅融資保険法案、以上五法……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 本日は政府提案になりました日本住宅公団法案、住宅融資保険法案並びに社会党提案の国設住宅法案及び日本分譲住宅公社法案、同施行法案並びに住宅問題全般につきまして参考人の各位から御意見を聴取いたしたいと存じます。 開会に当りまして、本日御出席を賜わりました参考人各位にごあいさつを申し上げます。 本日は非常に皆様御多忙のところ、貴重な時間をおさき下さいまして、御出席をいただきましたことを厚くお礼を申し上げます。申し上げるまでもなく、本住宅問題は戦後最も大きな問題の一つでありまして、過去十年間にわたりまして約三百九十万戸程度の住宅が……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、水防法の一部を改正する法律案を議題に供します。
本案の提案理由の御説明を竹山建設大臣からお願いいたします。
【次の発言】 次に、この内容の詳細なる説明を政府委員からお願いいたします。
【次の発言】 本法案に関しまして御質疑のあります方は、逐次御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 資料要求はありませんか。
【次の発言】 さよういたします。――ほかにありませんか。
【次の発言】 ちょっと速記をやめて。
【次の発言】 速記をつけて。
昭和三十年度建設省関係予算に関する……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
水防法の一部を改正する法律案を議題に供します。
質疑のおありの方は順次御発言願います。
【次の発言】 ただいま中央気象台長の和達清夫君と北村総務部長が説明員として出席しております。
【次の発言】 私からもお伺いしたいのですが、この水防法の改正案は一段の進歩と思いますが、災害補償というもののねらいどころがほとんど、水害予防組合または市町村組合あるいは市町村に義務づけるということを強く規定しているようであります。ところが、その水害予防組合、市町村組合というものは非常に、水防経費を出し惜しみといいますか、財源がありませんで、非常に……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
前回に引き続きまして、水防法の一部を改正する法律案を議題に供します。そうして第三十四条の二の「報賞」の条文につきまして質疑をお願いいたします。
この際ちょっと申し上げます。今出席されておりまする政府委員は、竹山建設大臣、米田河川局長、説明員は国宗水政課長、警察庁の方から、齋藤長官はまだ見えませんで、中川刑事部長が参ることになっています、まだ見えませんが。国家消防庁の瀧野本部長が出席されております。
【次の発言】 水防に関係がいたします点に関しましてだけなら、よろしゅうございます。
○委員長(石川榮一君) ただいまより建設委員会を開会いたします。
まず、日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」を議題に供します。
この総括質問をいたしたいと思います。この三法案は衆議院を通過いたしまして、本委員会は本審査になるわけであります。この三法案につきまして質疑のある方は逐次御発言を願います。
【次の発言】 この程度で休憩いたします。
午後零時十八分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。
午前に引き続きまして、日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」につ……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
前回に引き続きまして、日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」について総括質問を行います。質疑のおありの方は順次御発言を願います。
政府委員は石破官房長、澁江計画局長。五十嵐都市復興課長が説明員として出席しております。
【次の発言】 この際説明員を御紹介します。説明員は鶴海都市計画課長、南部住宅企画課長、鎌田住宅建設課長、鮎川住宅経済課長、この四氏が出席しております。
【次の発言】 御質疑のある方は御発言願います。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
日本住宅公団法案、住宅融資保険法案、「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」を議題に供します。
前回に引き続きまして、総括質問を続行いたします。質疑のおありの方は逐次御発言を願います。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 速記をやめて。
【次の発言】 速記を始めて。
それでは、この程度で休憩いたしまして、午後一時半から開会いたします。
午後零時二十八分休憩
【次の発言】 ただいまから委員会を再開いたします。
まず、お諮りいたしたいと存じますが、東北地方水害調査の……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
議事に入ります前に、御報告申し上げたいことがあります。
去る四日の前田穣君の葬儀に対しましては、委員会を代表いたしまして私が会葬いたしましたが、非常な盛儀でありまして、県民はもちろん、全国的な視野から、鉄道関係その他の有志がたくさん列席されまして、非常な盛儀でありました。委員諸君の弔意のあるところを御遺族の方にも申し上げまして、つつしんで敬弔の意を表して参りました。
【次の発言】 次に、委員長理事に御一任を願いました東北地方の水害状況調査の委員派遣の件でありますが、この件は議運でいろいろ協議があった結果、もう一度相談してほし……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題に供します。
提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 次に、本案の内容につきまして、詳細の御説明を政府委員からお願いいたします。
【次の発言】 それでは、本案の質疑は次回に譲りたいと思います。
【次の発言】 ただいまの赤木委員の資料の請求は、建設省でなるべくすみやかに出していただきたいと思います。
【次の発言】 私からもお願いしますが、ただいま湯山委員のおっしゃるように、非常にややこしい数字になりますから、これをグラフ的に作ってもらいま……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
ここで皆さんに御紹介申し上げますが、埼玉地区参議院議員補欠選挙におきまして、遠藤柳作氏が御当選になりまして、当委員会の委員にせられることになりました。ここで御紹介申し上げます。どうかよろしくお願いいたします。
【次の発言】 「公営住宅法第六条第三項の規定に基き、承認を求めるの件」を議題に供します。
速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を続けて。
では、お諮りいたします。参考人として出席要求をいたしておりました東京都知事安井誠一郎君から、昨十一日議長あて書面をもって、本日の委員会に出席できない旨の回答がございました。理由……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、北海道防寒住宅建設等促進法の一部を改正する法律案を議題に供します。
本案の提案理由の御説明を政府からお願いいたします。
【次の発言】 それでは本案の質疑はあとに譲ります。
【次の発言】 次に、建築士法の一部を改正する法律案を議題に供します。
本案は、前回の委員会におきまして申し合せいたしましたように、逐条質疑は省略をいたしまして、政府の御意見をこの際聴取することに相なっておりますが、これより建設大臣から御意見を伺うことにいたしたいと思いますが、御異議ございませんか。
○委員長(石川榮一君) ただいまから委員会を開会いたします。
公共土木施設災害復旧事業費国庫負担法の一部を改正する法律案を議題に供します。
今、出席されております政府委員は、建設大臣、建設省米田河川局長、建設省河川局次長浅村廉、これは説明員、建設省計画局長町田稔、大蔵省の藤枝政務次官はただいま大蔵委員会に出席されておりまするから、連絡をとっております。原主計局次長は間もなく見えることになっております。
御質疑のあります方は順次御発言を願います。
【次の発言】 ただいま田中君からの動議で、付帯決議を先に相談をしてみたいというのですが、いかがいたしましょうか。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 この際御報告かたがたお諮りいたします。国土開発縦貫自動車道建設法案の審査のため参考人の出席要求に関して、その入選について一応委員長に御一任を願っておりましたが、その参考人は大蔵公望君、高田昭君、これは間組常務取締役であります。P・Sコンクリート株式会社社長平山復二郎君、工学博士藤井眞透君、日本道路協会理事近藤謙三郎君、日本大学教授工学博士鈴木雅次君、中央大学教授細野日出男君であります。すでにこの方には出席方の通知状を出してあります。右御報告いたします。 次に、この参考人に追加いたしまして財団法人日本財政経済研究所会長青木一男……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
請願を審査いたします。まず、付託されました請願は、河川局関係から先にやりたいと思います。さように御了承願います。
河川局関係の第七十三号、熊本県白川改修直轄工事施行に関する請願、矢嶋議員の紹介であります。これを議題に供します。河川局長から御説明願います。
【次の発言】 本件はどうしましょうか。採択に異議ありませんか。
【次の発言】 採択と決定いたします。
第二、第八十六号、長野県美和ダム建設反対に関する請願、これは私の紹介であります。
本件は、前国会にも請願をしておりますが、さらにもう一つ別な人から出ております。七百二十……
○委員長(石川榮一君) 建設委員会を開会します。
お諮りいたします。国土開発縦貫自動車道建設法案審査のため、運輸委員会と連合審査会を開会いたしたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認め、さように決定いたしました。
つきましては、この連合審査会の開会の日時等につきましては、運輸委員長と協議の上決定いたしたいと存じますので、この点委員長に御一任願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めまして、さように取り計らいます。
本日は、これにて散会いたします。
午後四時三分散会
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。 都合によりまして、明日の午前十一時に委員会を開会することにいたしまして、本日はこれにて散会いたします。 午後零時四十二分散会
○委員長(石川榮一君) これより建設委員会を開会いたします。 今日の理事会いろいろ御相談したのでありますが、衆議院等の見通しもまだついておりせんので、この建設業法の一部を改正する法律案につきましては、もう少し検討を加えまして、明日午前十時より建設委員会を開きまして、そこで御協議の上、この問題の取扱いを決定したい、こう考えております。 さような意味合におきまして今日はこの程度で散会いたします。 午前十一時二十九分散会
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設委員会を開会いたします。
まず、建設事業並びに建設諸計画に関する調査を、本院規則に基いて継続調査の要求をいたしておきたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めて、さように決定いたします。
継続調査の要求書の内容及び手続等につきましては、委員長に御一任を願いたいと存じますが、御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議はないと認めまして、さように取り計らいます。
【次の発言】 次に、お諮りいたします。建設事業並びに建設諸計画に関する調査のために、委員派遣を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○石川榮一君 今のお話の内政省の問題は、まだ具体的に私ども聞いておりませんから、新聞紙で見るだけであります。あの範囲においては、私どもももちろん反対であります。党はどうなりますかわかりませんが、私ども建設委員としてはどこまでも、自治庁を含む建設省を加えての内政省というものにつきましては、私は個人の意見もそうでありますが、建設委員としてもあくまでこれは反対したい、こう思っております。いずれ党の方で話し合いが始まると思いますから、そのときに党としての態度をきめることがあると思いますが、考え方はそういう考えであります。 それから国土省案につきましては、今詳細別なことはここに書いてあるだけではどうか……
○石川榮一君 ただいまの小笠原君からの質疑の情勢から判断いたしまして、大蔵当局と議員立法をなさいました提案者との間に、相当な食い違いがあることがわかった。これは大へん遺憾に思います。私どもも、こういう立法はすでに今までに立法すべきであったというのは、東北地方あるいは北陸地方を回りますたびに痛感させられておったのであります。でありますから、もしこの立法が両院を通過した場合、大蔵省はこれに全面的な協力をして、この立法の趣旨をあくまでも貫かせようという協力が必要なのであります。そうしませんと、これができました暁において、一般の各県の当局は、こういう立法ができたからこれはもう安心だということで、安心感……
○石川榮一君 両委員会の活動によりまして、ここに特殊な法律として、新しい要網を御説明になり、本法の速かな実施によりまして、堆積土を成るべく早く処理いたしたいという気持はよくわかります。この堆積土の量はどのくらいありますか、その量並びにこの法案が通りました場合、どの程度の日数においてこれらが排除されるのでありますか。それからこの堆積土以外に、河川にややもすると、欠懐いたしまして、思わざる、いわゆる何と言いますか、深掘れの農地を殆んど沼地にしてしまうようなこともあるわけです。九州においてはありましたかどうかわかりませんが、今までの大水害にはそれがあつた。従いまして耕地が原状回復するということ、これ……
○石川榮一君 関連して伺いますが、「附近に配備されたアメリカ合衆国の陸軍・海軍又は空軍」とはつきりしておりますが、これは私は恐らく少くとも日本に駐留する合衆国軍隊並びに国際連合の軍隊というものは今朝鮮で交戦をしておるわけです。休戦はしておりますが、交戦状態であつて、いつ何時合同委を持たずして、日本の近海に出没する或いは通過する或いは射撃をするということはあり得ると思う。そういうような場合を予想して、こういうものを作つておいたのではないかと思う。若し将来こういう事態が起つて、小笠原或いは沖繩方面から来るところの米軍が、朝鮮の戦争が再開されて激しくなつて来た、或いは東洋において激しく波瀾を呼んだと……
○石川榮一君 資料をお願いしたいと思うのですが、この水道法案なるものは、二十三年以来長い間の問題でありますので、このたび進歩的な段階に入つてこの案が出ましたことは一応私ども結構と思いますが、十分に審議を尽さして頂くために、先ず水源を河川に求めておるような上水道及び工場用水等の量目の資料を欲しいと思います。それは量目のうちには給水人口、或いは今やつておりますならばその工事の状況、或いは予算の状況、その他衛生的な見地からその各水道の厚生省側の見解等を含めたものをお出し願いたい。もう一つは、これから文化するに従いまして、全国的に上水道を求めるという空気が市町村挙つておるようであります。従いまして水を……
○石川榮一君 私も二、三大臣にお尋ねしたいのですが、この従来の水道行政はややもすると我々にとつては受身の立場、いわゆる受動的立場のみによつて指導運営しておつたように考えられるのですが、文化が進むに従いまして、全国の各主要市町村は挙げて飲料水を水道に求めようということが、澎湃として起つていることは御承知の通りだと思います。併し日本の現在の水源は御承知だとは存じまするが、食糧増産との競合、いわゆる用排水、或いは畑地の潅漑の澎湃たる空気等からも勘案し、或いは水力電気の水資源に関する問題、或いは工業用水の急激な需要、或いは最近各地に出て参りました洪水調節等を中心とする多目的ダムの建設等がたくさん計画さ……
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設、運輸委員会連合審査会を開会いたします。
慣例によりまして私が委員長の職務を行わせていただきますが、何分の御協力をお願いいたします。
国土開発縦貫自動車道建設法案を議題に供します。
まず議事の進め方についてお諮りをいたしますが、本案の提案理由並びに内容の詳細な説明を衆議院の提出者から聴取をいたしまして、そのあとで、提出者並びに政府へ御質疑を願うようにいたしたいと思いますが、御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは、さように取り計らいます。
それでは、提出者から提案理由並びに内容の詳細な御説明をお願いいたします。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設、大蔵委員会連合審査会を開会いたします。 慣例によりまして、私が委員長の席を汚さしていただきます。何とぞ御協力をお願いいたします。 建設業法の一部を改正する法律案を議題に供します。 本案は小沢久太郎君ほか二名の発議にかかる法案でございまして、去る二十日建設委員会に付託せられ、二十一日に提案理由の説明を聴取し、発議者及び政府に対し若干の質疑を行なった次第でございます。この際発議者から本案の提案の理由及び内容の詳細の御説明を聴取した上で、発議者及び政府に対して質疑を行なったらどうかと思いますが、御異議はございませんか。
○委員長(石川榮一君) ただいまから建設、大蔵連合審査会を開会いたします。 建設業法の一部を改正する法律案を議題にいたします。 ただいま政府側から大蔵省正示主計局次長、村上法規課長、建設省石破官房長、宮内建設業課長、日本国有鉄道公社佐藤施設局長が出席しております。さらに森永主計局長、竹山建設大臣、自治庁の小林行政部長、長野行政課長、これらの諸君は衆議院の本会議または地方行政委員会等に出席中でありまして、衆議院の方の手のあき次第本委員会に出席することになっておりまするから、御了承願います。 質疑のおありの方は順次御発言を願います。
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