前田穰 参議院議員
2期国会発言一覧

前田穰[参]在籍期 : | 2期|- 3期
前田穰[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは前田穰参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院2期)

 期間中、参議院本会議での発言なし。
前田穰[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院2期)

前田穰[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第8回国会(1950/07/12〜1950/07/31)

第8回国会 運輸委員会 第3号(1950/07/22、2期、緑風会)

○前田穰君 私もこのような画期的な機構の改正をやられるについては、若しでき得るならば、参議院なり、或いは衆議院なりの運輸委員会に、予めお知らせになつて置いた方が当局者として賢明な措置ではなかつたかとかように考えるのでありますが、併しながら国有鉄道が総裁の責任において今日運営せられておる、その総裁が責任を持つてやるんだ、こういうふうな御決心をなすつたということに関しましては、又一面大いに敬意を拂わなければならないと思う。又この縦割横割という問題は、敢えて今日始つた問題ではない、非常に古い問題だと私は考えておるそうしてなかなか歴代のこういうことに直接携つて参つた役人が、決断がなかなかできなかつた問……

第8回国会 運輸委員会 第6号(1950/07/26、2期、緑風会)

○前田穰君 十一條についてお尋ねしたいのですが、これこれの場合の外拂戻しを請求しない船、この意味はどういうのですか。例えばこの法律公布の際に有する債務について、差押えができるかできないかといつたような意味で拂戻しを請求しないというのはどういう意味ですか。
【次の発言】 そうしますとこの十條の別段預金の勘定というのも、やはり効果は薄いと申しますか、大した力を持たないように思いますが如何でしようか。

第8回国会 運輸委員会 第7号(1950/07/27、2期、緑風会)

○前田穰君 一つ只今の山縣さんの御質問に関連して伺いたいと思いますが、二十七億円の財源は、私は補助金を途中で打切られてそれを廻されるという、こういうふうに了解しておるのでありますが、それでよろしゆうございましようか。若しそうでありますならば、数字的の御説明を願いたいのであります。


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第9回国会(1950/11/21〜1950/12/09)

第9回国会 運輸委員会 第3号(1950/12/04、2期、緑風会)

○前田穰君 関連しまして……、この残額のことの御質問でありましたが、たしか一日でありましたか、前々回の委員会のときに我々の考え方を実現するために、或いは運輸委員会としての決議をするとか。或いは大蔵省その他の関係方面にいろいろこれを御交渉を願う等、大臣も極力骨折るのだ。こういう御答弁がありまして、その後今日初めて会議が開かれたわけです。その後の大臣なり委員長なりの各方面の御交渉の模様とか何とか、そういつたことを今の七億円がどうなるのかという問題と併せてお聞きしたいと思います。
【次の発言】 いや、前々回の委員会にあつたやつですね、日の暮に……、その後の経過です。ですから従つてここにある意味はどう……


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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 運輸委員会 第閉会後1号(1951/08/15、2期、緑風会)

○前田穰君 ちよつとお伺いしたいのですが、この説明の一番最後の頁に約二百五十七億というのはこれはどれとどれを寄せてこうなるのですか。
【次の発言】 わかりました。更にお伺いしたいのでずが、物価の騰貴率のところには石炭を三割九分と書いてあるのがすが、この表のほうでは三割六分五厘と計算して書いてあるようにも見えるのですが、それから最近の新聞には四千三、四百円くらいで買うのじやないかということが出ておつたようですが、そうするともう少し値上率がもつと減ると思うのですが、どういうことですか。
【次の発言】 そうすると、この表の経費の説明のところに十八億とありますね、これとの関係はどうなりますか。

第10回国会 運輸委員会 第2号(1951/02/09、2期、緑風会)

○前田穰君 資料の要求はどうですか。
【次の発言】 私の資料と申上げたのは、どういう資料を運輸省からお出しになるか知れませんけれども、特別こういうものが欲しいというような資料がある場合、運輸省からどういうものを出されて来るかわからないのですが、運輸省から私の考えているもの全部お出しになるなら無論要求する必要はないです。どういうものをお出しになるか、それによつて資料を註文したい。
【次の発言】 それでは私三つお願いしたいのです。線路新設が三つありますが、これの例えば窪川線、何キロあるか、本年度のこの金額では何キロやれるか、こういうことが一つ、それから電化についてもやはり同じです。それから車輌計画……

第10回国会 運輸委員会 第3号(1951/02/23、2期、緑風会)

○前田穰君 お伺いしたいのですが、この人、トンキロの計画を拝見いたしますと、昨年に比較して人キロは少し減つて、トンキロは一割五分くらい殖えておるのです。それで貨車の新造というのがどれくらいかはつきりしませんが、仮に四、五千とするというと、国有鉄道の貨車は恐らく十万くらいでしようから、極く低位なものになるわけでありますが、それでどういうふうなことになるのですか。現在の使用効率、積載効率をもつと高めるというのか、或いは列車キロをどういうふうな計画にしようというのか、そういつたようなことの、直接の担当でないからしてよくおわかりにならんかも知れませんけれども、大体そういつたようなことで納得の行くような……

第10回国会 運輸委員会 第4号(1951/02/27、2期、緑風会)

○前田穰君 私は自動車のことを少し伺いたいのですけれども、今日は自動車局長も御出席ないようですからこの次の機会に自動車局長が出席されたときに質問したいと思います。今日は一つだけお伺いしたいのですが、この前気象台の予算について私の伺いましたときに、六十人ばかりの空定員をどういうふうにするかという問題について、官房長から御答弁があつたんですが私はあの御答弁では満足しないんです。もう少しどういうふうな工夫をせられたか、現在ではこれを救済する途がないのかということについてもう少し具体的の御答弁を願いたい。今日は官房長おられませんけれども、会計課長がおいでですから一つ。

第10回国会 運輸委員会 第6号(1951/03/08、2期、緑風会)

○前田穰君 私前回欠席しておりましたので重複するかも知れませんが、この海事代理士法案というものに対しまして、この仕事をやつておる者は現在非常に少い。頂いております調書を見ましても百六十八人ばかりのものでありまして、非常に少いものを取締るとか、監督するとかいうことのために、かような法律を設ける必要はないじやないかといつたような議論があるように思うのですが、それに対して当局はどういう考えを持つておられますか。
【次の発言】 もう一点お伺いしたいのですが、要綱を見ますと、要綱の第一に、又はこれらに関する相談に応ずることを業とするとありますが、相談というのはどういうことなんでしようか。

第10回国会 運輸委員会 第10号(1951/03/19、2期、緑風会)

○前田穰君 私は二つばかりお伺いしたいことがあるのでありますが、先ず以て事務的と申しますか、簡単なことを先にお尋ねしますが、本年度の国有鉄道の予算には六千七百万円の出資が見込まれておるのでありまして、帝都高速度交通営団に投資をするためというふうに聞いておりますが、第五条の改正の結果増資をされることと思うのでありますが、どういうふうな資本構成になりますか、その点を一つ。
【次の発言】 それでは第二点をお伺いしたいのでありますが、今度管理委員会を置かれることに改正案がなつておるのでありますが、この管理委員会の性格はどういうふうな性格のものかということがお伺いしたいのでありますが、それは国有鉄道にも……

第10回国会 運輸委員会 第11号(1951/03/22、2期、緑風会)

○前田穰君 私よくわからないのでちよつとお尋ねしたいのでありますが、現在の低性能船舶買入法を制定しまして、そうして外航とか何とか有効に使用するのには不適当な船であるということを認めて買入れることにしたはずでありますが、それを今回は外航に当分やるほうがいいんだということでこの運用の措置をとられることになるわけでありますが、その間にこう何か矛盾といいますか、ちよつと割り切れんような気持もするわけでございますが、無論情勢の変化とかいろいろ理由があると思うのでありますが、そういうことについて、なぜこの法案を改正する必要があるかということの御説明を願いたい。

第10回国会 運輸委員会 第12号(1951/03/27、2期、緑風会)

○前田穰君 お尋ねいたしますが、二十五年度の予算の中に五千何百万円が組み込まれておるのですが、そうして今度新らしい経費として大体三億円ばかりやらなければ応急の措置として航空事業を民間で始めるわけにはいかないのだ、こういう御趣旨のようでありますが、この五千何百万円はすでに今日工事をやつておられるのでありましようか。そうしてこの五千何百万円が一億九千九百万円の中の一部分に相当するわけなんですか。
【次の発言】 そうしますと、今度新らしく民間航空を始めるには両方合わせた金が要ると、こういうわけなんですね。そうしてもう一つ序にお伺いしておきたいのは、一億九千九百万円が仮に取れたとして、その金を使つてや……

第10回国会 運輸委員会 第14号(1951/03/30、2期、緑風会)

○前田穰君 今の高田君の提案に賛成いたしたいと思います。

第10回国会 運輸委員会 第16号(1951/05/08、2期、緑風会)

○前田穰君 この事件は非常に遺憾なことでありまして、将来かような事故の発生を防止するということはもとより当然のことでありまするが、この事故の原因は恐らくは国鉄の当局におかれても、まだ当事者を直接詳しくお調べになる機会が得られていないのだろうと、かように考えますので、突つ込んだ御質問を申上げる時期じやないと思うのです。お配りになつておりますこのいろいろな原因、対策等に関しましての書面の内容については二、三お尋ねしたいと思います。  一つは当時この線路工手長が危険を認めて信号扱所へ走つたと、こういうことになつておりますが、これはどういうふうな危険を認めて何で信号扱所へ走つて行つたのであると御推定に……

第10回国会 運輸委員会 第19号(1951/05/18、2期、緑風会)

○前田穰君 私も大分質問事項がたくさんございますが、本日一点だけお伺いしたいのであります。それは旅客のほうにも貨物のほうにも区域ということがあるのでありますが、この区域というものをどういうふうにお考えになつておるか、或いはもうすでに方針がおきまりになつておればそれを伺いたいのであります。これは行政事務の分配の問題を判断する上にも非常に影響があると思うのであります。抽象的に片付けられないで、具体的に詳しくお考えを伺いたいと思います。
【次の発言】 過去の実情というとあれですか、單なる実績ということのようにも聞えるのですけれども、旅客と貨物と非常に事情も違い、それから着目すべき点も違うと思うんです……

第10回国会 運輸委員会 第20号(1951/05/21、2期、緑風会)

○前田穰君 前回区域ということについていろいろお伺いしたようでありますが、まだよくわかりませんので、甚だしつこいようですが、今日もう少し質問を続けたいと思います。今日は目方を変えましてお尋ねをしたいので散りますが、一般路線貨物運送事業というものと一般区域貨物運送事業、この二つの免許の種類の一体どこが違うのかということを一つお伺いしたいの不あります。この五條の事業計画でどういうことを運輸省でおきめになるのか、それはわからないのでありますから、それはさておきまして、法律の而だけで見ますというと、路線貨物運送事業というものは線の運送である。それから区域のほうは面の運送だ、こんなふうにも言えるのでござ……

第10回国会 運輸委員会 第21号(1951/05/22、2期、緑風会)

○前田穰君 公述人の公述された順序に従つてお尋ねしたいと思いますが、先ず第一に塚田さんにお尋ねしたいんでありますが、第五番目にお話になつた三十四條、三十五條の補償の問題であります。これがちよつと御趣旨がよくわからなかつたのでありますが、第三十四條の補償だけでは足りないので、何だかこの経営が成立たん場合には、それを補助的の意味において補償しろと、こういつたふうにも聞えたんですが、御趣旨をもう一辺……。
【次の発言】 次にこれは自家用のかたにお尋ねをしたらいいのか、トラツク協会のかたにお尋ねすればいいのか、ちよつとよくわからないのでありますが、有償行為でも、自己の製品などを販売する場合には差支えな……

第10回国会 運輸委員会 第22号(1951/05/23、2期、緑風会)

○前田穰君 私も昨日の公聽会の説明のことに関連しまして、二、三お尋ねしたいのでありますが、小型自動車の免許手続きをもつ簡易にしてくれという問題が出ておつたようでありますが、これは何か現在一定の両数の基準をとつておられるらしいのですが、その両数の基準に関連すると思いますけれども、何だか多少尤もなようにも聞いたのでありますが、これについての御所見を伺いたいと思います。
【次の発言】 次に塚田君からあつたと思いますが、補償とか補助というようなことを言つておつたのでありますが、何かこれは私もよくわからないのでありますけれども、例えば郵便を逓送しておるとかいうようなところには、補助を出したらいいじやない……

第10回国会 運輸委員会 第26号(1951/05/28、2期、緑風会)

○前田穰君 午前並びに午後の菊川、内村両委員の御質問で、殆んど私のお尋ねしようと思つていることは盡きておるのでありますが、その中でただ私がもう少し事情がよくわからない点がありますので、それだけ、一点だけお伺いしたいと思います。それは午前にも監理委員のかたに御質問がありましたし、午後にも今国鉄総裁に御質問があつたのでありますが、指導統制の任に当る監理委員の仕事と、それから国有鉄道を監督しておる運輸大臣の仕事と、これは一体どういうふうに区別して考えたらいいのかということなんです。どうも監理委員の御説明でも、今までの国鉄総裁の御説明でもよくわからないのでありますが、それで角度を変えて一つ国鉄総裁は従……

第10回国会 予算委員会 第23号(1951/03/09、2期、緑風会)

○前田穰君 私は国有鉄道並びに運輸省関係の問題を若干御質問申上げたいと思います。本日は運輸大臣が御欠席のようでありますが、主として経理方面と申しますか、財政方面と申しますか、主として大蔵大臣の御答弁を煩わしたいと思います。  我が国の国有鉄道が、戰争中のすり減らし並びに戰後の赤字の累積の結果、今日の国有鉄道の実情は、根本的に戰災復興その他の建直しをやらなければならん時期に到達しておると思うのであります。これはすべての政治力、経済力、労働力を結集いたしまして事に当らなければならないことだと存ずるのであります。その一つの方法としてでありましよう、一昨年直接の国営を公共企業体に改組されて、今日大体二……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 運輸委員会 第2号(1951/10/19、2期、緑風会)

○前田穰君 ちよつと今の質問に関連してお伺いしたいのですが、今経理局長さんが説明の資料にされた表を拝見すると、運賃の増収が四百十億になつて、そうして平年度の資金計画の一覧表は四百三十億の不足になつている。その差は二十五億しかないわけです。この前の国有鉄道の現状という冊子をもらつたときのも五百三十億と書いてありました。それから九月に営業局長の名前で出されているパンフレツトにも五百三十億と書いてあるようです。只今経理局長が御説明になつたような理由でこれが四百三十億に減つているのだ、こう解釈すればいいのですか……。ついでに新らしい十月の資料と、この九月のパンフレツトの中には同じような表若しくは同一の……

第12回国会 運輸委員会 第3号(1951/10/24、2期、緑風会)

○前田穰君 ちよつとお伺いしますが、一般船舶被害状況というところを見ますと、貨客船が沈沒二、乗揚二となつておりますが、(三)の主なる被害船舶のところには旅客の船名は二つ出ておりますが、それが二つとも坐礁となつておりますが、沈沒したのはどういうことになつておりますか。
【次の発言】 この用途別被害状況で貨客船の沈沒したのが二隻、乗揚二隻、合計四隻になつておりますね。その次のページの主なる被害船舶及救助状況というのを見ますと、客の乗れるのが金剛丸と白山丸と二つで、両方とも坐礁ということになつておりますが、前のほうの乗揚だと思うのですが、沈沒二隻というのはどういうのですか。

第12回国会 運輸委員会 第4号(1951/10/25、2期、緑風会)

○前田穰君 只今の内村委員の質問に関連してお伺いしたいのですけれども、人員整理の二万二千二百三十二人というのは、恐らくは五分ということでもうお引受になつたろうと思うのですが、それを如何にこなすかということは、或いは今後の御研究に待つておられるのかも知れないと思うのですが、引受けられるについては大よその成算がおありになつたのだろうと思う。無論節約し得る部分もあるだろうが、新らしい事業の計画もある。例えば列車の増発とか、そういつたような計画もあるわけなので、相当の配置替えをされる計画であろうと思うのですが、どういう成算で五分の整理を引受けられたかということを我々具体的に承わることができれば結構だと……

第12回国会 運輸委員会 第5号(1951/10/26、2期、緑風会)

○前田穰君 貨物の運賃につきまして、先般お話しておいたいろんな具体的の問題について、御当局で御研究なりお考えになつていることを一つ一般的に御説明願いたいと思います。
【次の発言】 最後の特別の考慮を今払いつつあるという品目は何と何ですか。それから衆議院で何か問題になつておるというのはどういう品目でありますか。
【次の発言】 醤油は問題になつていないのですか。
【次の発言】 それならばここでお伺いするわけですが、醤油に関して我々の手許にはいろいろ陳情等が来ておるのでありますが、これは無論当局のほうにも来ておると思うのですがそれに対してどういうお考えを持つておられるか。ここに挙げられた石灰石等の品……

第12回国会 運輸委員会 第6号(1951/10/27、2期、緑風会)

○前田穰君 皆さんの御意見と同僚諸君の質問で大体私は皆さんの御意見は了解いたしたのでございますが、極く簡単なことをついでに一つ二つお伺いしておきたいのですが、先ず高橋さんにお伺いしたいのは、貨物協会でいろいろ多分利用者に質問をされたのだと思いますが、どういう標準で回答者を御選択になりましたかということを一つ伺つておきたいと思うわけであります。
【次の発言】 なお回答された会員諸君の商売の種類でございますが、大体各方面に行き渡つておるような形になつておりますか、或いは片寄つておりますか、片寄つておりませんか。
【次の発言】 それからもう一つ、今度天日さんにお伺いしたいのですが、これは質問じやない……

第12回国会 運輸委員会 第7号(1951/10/29、2期、緑風会)

○前田穰君 私は本法案に賛成をいたすものであります。本法案は朝鮮動乱以来の物価騰貴並びに近く予期せらるる従業員の給与改善等のためにこの国鉄の経営面に生ずる赤字を補填するために提案されたものでありまして、次の理由によりまして本法案はこれ以上の国鉄の荒廃を避けるためには止むを得ざるものと考えるのであります。  本法案の審議の途中に、政府当局はしばしば独立採算制であるが故に赤字は当然運賃で補填すべきだと、こういつた口吻をしばしば洩らされておるのでありまするが、私はその御議論に対しましては大いに疑問を挿んでおるものであります。政府は場合によつて国有鉄道の経営の赤字に対しても補給金を出していいのではない……

第12回国会 運輸委員会 第8号(1951/11/13、2期、緑風会)

○前田穰君 私は運輸省の行政整理に基く定員の改正のことについて先ず以てお伺いしたいと思います。これは無論内閣委員会にかかる問題でありまするが、これは予算にも大いに関係いたしまするし、それから場合によつては運輸委員会として内閣委員会へ連合審査を申込むようなことも考え得られまするので、それでお伺いしたいのでありますが、先ず以て定員法の一部を改正する法律案の附則の四号、附則の四号は、これは具体的にどういうことを意味するのでありましようか。
【次の発言】 どうもそういうふうに想像するのですが、もう少し具体的に実際にどういうふうにしてやつて行くかということを伺いたいのであります。

第12回国会 運輸委員会 第9号(1951/11/20、2期、緑風会)

○前田穰君 さつきの内村委員の質問とやや重複するようなことになるかも知れませんが、この三十條二項の規定で、公務上負傷し又は疾病にかかつたものはまあ無期限ということになるように思うのですが、そうするとそれは二十九條の二号の規定との関係はどういうふうになるのでしようか。
【次の発言】 そうしますと、これはほかの理由に基いても同じことですが、休職期間中に休職になつた事由が消滅しない場合には、現行法でははつきりと何項でありましたか、退職することが書いてありますが、第二項の後段に休職の場合満期に至つたときには、当然退職させるということが書いてあるのですが、今度はこういう文句がないのですが、全部二十九條に……

第12回国会 運輸委員会 第10号(1951/11/22、2期、緑風会)

○前田穰君 それでは私から観光小委員会におきまして審議いたしましたことの御報告を申上げます。  観光小委員会におきましては、定足数を欠きましたために懇談会といたしまして、最近の観光事情について政府からの説明を聞き審議をいたしたのであります。その取上げました事項は 一、通訳案内業法に関する事項 一、ホテルの整備状況に関する事項 一、右に関しまして接収ホテルの解除に関する事項 一、海外宣伝についての補助に関する事項 一、観光道路に関する事項  これだけでありますが、先ず通訳案内業法に関する事項について申上げますと、最近同法につきまして、地方行政事務簡素化の立場から政府において同法を廃止しようという……

第12回国会 運輸委員会 第12号(1951/11/28、2期、緑風会)

○前田穰君 私も本案に賛成をいたしたいと存じます。  前委員が述べられた通り、現行法に比較いたしまして、幾多改善をせられておる点を認めまして賛成するのでありますが、ただこの実施に当りまして、いろいろ総裁の決定ということに委ねられておりまして、自由裁量の余地が非常に多いと考えますので、いろいろな点を考慮して具体的の決定をされる場合には、遺憾なきを期せられたいという希望を附加えまして、本案に賛成したいと思います。
【次の発言】 速記を始めて。
【次の発言】 ちよつと申上げますが、運輸大臣時間の御都合がおありのようでございますが、もうよろしうございますね。

第12回国会 予算委員会 第25号(1951/11/30、2期、緑風会)

○前田穰君 関連質問。(「議事進行」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 只今の大蔵大臣の言明に関連して伺いたいと思いますが……。(「議事進行」と呼ぶ者あり)いけませんか、極めて簡單なことなんです。
【次の発言】 念のために大蔵大臣の言明の意味を確かめて置きたいと思うんです。


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第13回国会(1951/12/10〜1952/07/31)

第13回国会 建設委員会 第4号(1952/02/07、2期、緑風会)

○前田穰君 道路整備特別会計のうちの貸付金が七億七千二百万円というのは現在地方で考えられておる事業を全部これで包含しておるのでありますか。或いは財源その他の関係でこれを認めないのがあるのでございましようか。あればどのくらいあるのでございましようか。

第13回国会 建設委員会 第5号(1952/02/12、2期、緑風会)

○前田穰君 戰災復興事業補助金について、物価騰貴はどれくらいお見込になつておりますか。
【次の発言】 そうしますと、先刻の御説明では二十四年の閣議の当時には大体二百億円ばかりの計画であつた、それを五カ年でやつておるのだから、二分の一補助するのですから年に二十億平均、こういうことになるように思うのでありますが、従来そういうような実行をやつて来られて、そうして今年は物価騰貴を見込んで二十六億計上された、こう考えていいわけですか。
【次の発言】 その次の火災復興事業費補助金、これは火災の状況、都市の状況等によりそれぞれ違うのでありましようが、大体どういうような標準で補助費を各都市について計算をぜられ……

第13回国会 建設委員会 第16号(1952/03/20、2期、緑風会)

○前田穰君 この七條二項をお尋ねしたいのですが、大体只今田中委員の御質問と同じような感想を持つているのですが、ただ田中委員が触れなかつた点を一つだけお尋ねしたいのですが、只今東京都の條例を拝見し、それから都市局長の御答弁を伺つて見ますと、各府県とも許可をとるように條例ができているらしいが、そうしますと、「管理する者を過失がなくて確知することができない」というのは、一体どういうことを意味するのか。合法的になれば、許可を受けているので管理する者はわかつているはずなんですが、過失がなくて確知することができないというのは、許可を受けないでやつたというのと同じ意味になるのではないでしようか。

第13回国会 建設委員会 第20号(1952/04/01、2期、緑風会)

○前田穰君 ついでに一つ、これは多少の或いは準備が御入用かとも思いまするのでお願いしておきますが、この三條の二項、三項の料金に関して、何か政令の途中の御準備ができておれば、それを伺えればいいのでありますが、そうでなければこの二項の「通常受ける利益の限度をこえないものでなければならない」というそのことは、或いは道路が非常によくなつたとか、或いは直線になつたというようなことで、自動車の運転というものがやりやすくなつたということを意味するだろうと思うのですが、それはどういうふうにして計算されておりますか。利益の計算方法、それを一つ伺いたいと思います。

第13回国会 建設委員会 第24号(1952/04/17、2期、緑風会)

○前田穰君 いろいろお伺いしたいことがあるのですが、先ず以てあらかじめ伺つておきたいと思いますのは、この前の合同委員会のときに、いわゆる彈丸道路はこの法律でやらないのだという御答弁がありましたが、それはどういうふうなお考えなんでしようか。これは一般の人馬も通行する道路であるし、彈丸道路は自動車專用を予想しておられるというような意味で、これでやらないのですか。こういう御趣旨なのでしようか。
【次の発言】 そうしますと、別個の法律という意味は、現在の道路運送法の国の経営する自動車道という何條でしたか條文がございましたが、あれでおやりになるお考えなんですか。

第13回国会 建設委員会 第27号(1952/04/22、2期、緑風会)

○前田穰君 どつちでも、こまかいことを……。
【次の発言】 それでは道路局長の見えますまで、こまかいことを一つお伺いしたいと思いますが、この法律案を見ておりますと、例えば第三條の四項に、「運輸大臣の意見を聞かなければならない。」という文句があります。それから第四條の二項を見ますと、「地方公共団体の議会に諮問しなければならない。」こういうふうに書き分けてあるのでありますが、それはどういうふうに区別をしてお考えになつておりますか。
【次の発言】 私の例の取り方がよくなかつたかも知れませんが、四條の一項にも「意見を聞かなければならない。」という字が使つてありますので、四條のほうが例としては適当かも知……

第13回国会 建設委員会 第35号(1952/05/14、2期、緑風会)

○前田穰君 私は二、三点お伺いしたいのでありますが、従来道路はすべて国の営造物というような考え方で参つておつたように思うのであります。多少異論がなかつたでもないと思いますけれども、大体そういうふうになつておつたと思うのであります。新法はどういうふうな考え方で立案されておるのか、従来通り道路全部を国の営造物という考え方でおられるのか、或いは府県道以下はそれぞれの公共団体の営造物というお考えでおられるのか、その点を一つ伺いたい。
【次の発言】 それでは道路管理者をきめます條文が「都道府県道の管理は、その路線の存する都道府県が行う。」それから「市町村道の管理は、その路線の存する市町村が行う。」という……

第13回国会 建設委員会 第44号(1952/05/27、2期、緑風会)

○前田穰君 先ず以て法制局のかたに来て頂いておるかと思いますが、若しそうでございましたならばあらかじめ法制局のかたに御意見を伺いたいのですが、この道路整備特別措置法案の第三條の條文の字句について、法制局の法律技術的といいますかの御意見を伺いたい。この第三條に有料道路を実施し得る條件が三つ書いてあるのでありますが、この條件は私は非常に何といいますか、條件らしからざる條件が書いてあるように思うのですが、第二番目の條件はやや條件らしい條件だと思うのでありますが、その二号の「通常他に道路の通行又は利用の方法があつて、当該道路の通行又は利用が余儀なくされるものでないこと。」、こういう條文の「通常」という……

第13回国会 建設委員会 第46号(1952/05/29、2期、緑風会)

○前田穰君 この前の田中委員の質問に直接私これから質問しようという点に触れておられたのでありますが、まだよくわかりませんので重ねてお伺いしたいのですが、それは現在のこの業界の実情がどの程度にこういう法案を必要とするのか。無論現在の業界の状況は抽象的におぼろげには我々も想像できるのでありますが、具体的にどの程度の取締を必要とするような事情なのかということを何かお調べになつておる範囲内で明瞭に御説明が願えれば非常に結構だと思うのですが、その実情の如何によつてこの法案の取締の程度ということがおのずから反射的に出て来ることになるのではないかと、こう思いまするが、できれば一つ具体的に現在の業界の取締を要……

第13回国会 建設委員会 第49号(1952/06/05、2期、緑風会)

○前田穰君 先刻来田中委員から保証基金の問題でいろいろ質問があつて、詳しく御説明があつたのですが、まだ少し私にはよくわからないのですが、十七條を見ますと、保証基金を設けなければならないということが一項にあつて、そして二項には保証約款できめた金額を徴收することができると、こういうふうにできるということになつておりまするが、そうすると、保証契約ごとにその保証基金を徴收することは例外で、何かほかの方法で保証基金を設定することが原則であるかのごとくにも見えるのですが、そしてこの收支見積りを見ますと、これは全部個々の保証契約ごとに保証基金を取つたやつの集計のごとくにも見えるのですが、結局これは営業開始当……

第13回国会 建設委員会 第53号(1952/06/16、2期、緑風会)

○前田穰君 この問題につきまして審議をする前提として、土地調整委員会の我妻委員長にお伺いしたいのです。今この配布されております資料の中に、土地調整委員会が裁定をされたときの理由書だとおはしきものがあるのでありますが、その末文に、なお指定区域以外の請求区域は請求理由に該当せず、従つて指定する必要があるものとは認められない、こういう文章があるのでありますが、この文章の意味を一つお伺いしたいと思うのでありますが(私の質問の主眼とする点は、土地調整委員会は靜岡県知事の請求に対して公益上の点からいろいろ検討せられて、禁止区域と指定せられた地域内は鉱物の採掘をさせることが公益上書があるということで禁止区域……

第13回国会 建設委員会 第54号(1952/06/18、2期、緑風会)

○前田穰君 この問題に関しまして一昨日でしたか、二点お伺いして、私満足しないまま終つたのでありますが、丁度本日先刻来今の石川委員とそれから厚生委員の代表の大野委員の御質問、私の質問と全然同じことなんです。ですから重複の部分は避けたいと思いますが、私も先ず石川委員の質問に関連して先にお伺いしたいと思いますが、私もこの三條の條例というのは法制局長の見解を求めて、多分そういう御見解だろうと考えて手続という字を入れるべきでないかという疑問を持つておつたわけなんです。只今提案者の御意見によりますと、手続ではないと、こういうことでありますが、手続でなくて、又実態、禁止若しくは制限するということの規定でなく……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設委員会 第2号(1952/12/02、2期、緑風会)

○前田穰君 一点だけお伺いしたいと思いますが、一級国道並びに二級国道の選定を進めておられることは誠に結構でありますが、一級国道には一級国道としての規格と言いますか、備うべきであり、二級国道についても同様であろうと思うのであります。現在の国道の状況は、一級国道とか、二級国道というにふさわしくない道路が非常に多いわけで、殆んどふさわしくない道路と言つても過言ではないと思うのでありますが、従つて名実これに備うるような道路を漸次改修して行かなくちやならんわけでありますが、それについての何か特別計画  というような腹案等がございましたら、あらかじめ伺つておきたいと思います。

第15回国会 建設委員会 第11号(1953/02/12、2期、緑風会)

○前田穰君 後日細かく伺う機会があると思いますけれども、この海岸堤防修築費補助、これで十億ばかり計上されておりますが、これで府県の要望する工事のどれくらいの割合が達成されるわけになりましようか。
【次の発言】 どれくらいの割合になつておりましようか。

第15回国会 建設委員会 第12号(1953/02/17、2期、緑風会)

○前田穰君 田中委員から詳細の質問があつたので、重復する部分は一切省きまして二、三お伺いしたいのですが、先般道路法が改正になつて従つて道路の改修に対する国家の負担部分、或いは補助率、そういつた事柄にも実質的にも非常な異動があつたと思うのでありますが、その結果道路の工事の進捗にどういう影響が生じましようか。すでに二十八年度の予算を組まれたのであるから、何か影響についてもお考えになつたことと思うのでありますが、若し何か簡単にこの程度の影響があろということの御説明が願えれば願いたいと思います。
【次の発言】 私の考えたのは、予算が非常に殖えましたので比較にならないが、若し仮に予算が同額であつたならば……

第15回国会 建設委員会 第16号(1953/03/03、2期、緑風会)

○前田穰君 全体を伺わないとよくわからないのですが、港湾法漁港法の規定にあるもので、港湾並びに漁港の機能に直接関係のあるものを海岸保全施設という点から除いたのは、それらの施設は同時に海岸保全施設であるものもあるから除外するのだ、こういう意味の御説明があつたのですが、そうするとそのものはどういうふうになるのでしようか。その本法から除外された港湾又は漁港の機能に直接関係のあるものの保全と言いますか、そういうものは海岸保全でなくて港湾保全というような見地からだけ将来施設される海岸保全というものとの関係ですね、その二条二項で除外された施設の海岸保全施設としての将来の管理とか変更とか、そういつたものとの……

第15回国会 建設委員会 第17号(1953/03/05、2期、緑風会)

○前田穰君 一、二点お伺いしたいのですが、七条の規定と港湾法、それから公有水面埋立法との関係なんですが、七条の一項によりますと、海岸管理者の長の許可を受けなければならない事項がきめてありますが、これは港湾法なんかと重複のような形になりますので、両方の手続をしなければならないという問題、それから五項、六項辺に占用料若しくは採取料の問題がありますが、これと港湾法なんかとの関係、これを伺いたいのですが。
【次の発言】 重複ということは余りよくないことであるけれども、あり得ることだと思いますが、松尾さんはこの占用料はどうなりましようか、港湾法と占用料の五項、六項のほうの問題は……。

第15回国会 建設委員会 第18号(1953/03/09、2期、緑風会)

○前田穰君 ちよつとこの前私が伺つた七条の関係について、もう一言お伺いしておきたいのですが、それはここに一項と二項と主体の性格によつて区別が設けてあるわけなんですが、許可とそれから協議というふうになつておりますが、一応はこれでわかるのですが、駐留軍の必要のためにこういつた仕事が行われる場合に、それは形式はどういうふうにして工事をするか知りませんが、一号でやるか、二号でやるか、つまり国というものに包含させて解釈すべきであるか、或いは国が純粋の日本国家の必要の場合に限ると解釈して、一号の許可を得なければならんのか、ということについてお伺いしたいと思います。

第15回国会 建設委員会 第19号(1953/03/10、2期、緑風会)

○前田穰君 只今の赤木委員の質問に関連してでありますが、この三十一条を私は読んでおつて、どういうことが書いであるのだか一つもわけがわからなかつたのでありますが、今のお話を伺つておつてぼんやりわかりかけて来たような気持がするのでありますが、それは海岸保全法というのが海岸線を消極的に現状で保つて行くという意味に私は解釈しておつたのでありますが、干拓ということはむしろ積極的に土地を新らしく作つて行くということの観念が強いように思うのですが、従つて干拓をするために土地を作ることは、これは海岸保全の私が考えておつた観念とは違つたことのように思うので、それで三十一条がよくわからなかつたわけなんですが、この……

第15回国会 建設委員会 第20号(1953/03/11、2期、緑風会)

○前田穰君 この委員会で一番問題になつている点は三十一条で、本日はそのために各省場からそれぞれ政府委員に来てもらつたわけですが、私はこの前提案者に質問いたしましたのですが、農林関係は主務大臣として入れることになる、それから運輸関係は主務大臣として入れなくていい、こういうことの理由がはつきり私にわからない、それで今日はそれをお尋ねしようと思つていたのですが、もう大部分具体的な問題について質問がありましたので重複を避けますが、ただ一つ農林次官にお伺いしたいことは、農地の保全、殊に干拓の場合には、是非農林大臣が主務大臣でなければならない、こういうことの理由がもう少し詳しくと申しますか、具体的にと申し……


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各種会議発言一覧(参議院2期)

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第10回国会(1950/12/10〜1951/06/05)

第10回国会 日本国有鉄道法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会 第1号(1951/03/31、2期、緑風会)【議会役職】

○仮議長(前田穰君) これから日本国有鉄道法の一部を改正する法律案両院協議委員正副議長互選会を開きます。  私が年長の故を以ちまして、選挙を管理いたします。参議院の両院協議委員正副議長の互選を行います。
【次の発言】 岡田君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 それでは御異議ないと認めます。  私から協議委員議長に植竹春彦君、副議長に内村清次君を指名いたします。(拍手)  これにて散会いたします。    午後八時八分散会  出席者は左の通り。    議長      植竹 春彦君    副議長     内村 清次君    委員            岡田 信次君            仁田……


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第12回国会(1951/10/10〜1951/11/30)

第12回国会 内閣・運輸・労働・経済安定連合委員会 第1号(1951/11/14、2期、緑風会)

○前田穰君 私は運輸省の定員改正についていろいろ疑問を持つておるのでありますが、時間の関係上細かいいろいろの点につきましては午前中に佐々木委員が述べられたように、今後この改正法が実施されました場合に、実施に当つて再検討をして頂いて国務の遂行に遺憾なきを期して行きたいというネタをお預けするにとどめたいと思いますが、單にそれだけでは済まないとこう考えます点だけについて橋本行政管理庁長官にお尋ねしたいと思うのであります。それは主として気象台の定員改正の問題であります。実は昨日運輸省の当局に対しまして、この気象台の定員改正を如何にして運輸省が認め、どういうふうにこの改正された定員で気象台の仕事を遂行し……


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第15回国会(1952/10/24〜1953/03/14)

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第1号(1953/02/16、2期、緑風会)

○前田穰君 その点結構なんです。  この第一条がどういうことを狙つておる法律案かということを先へはつきりしておいたほうがいいという意見があつて、私に質問しないかという意見があるのです。若しお差支えなければ……。
【次の発言】 わかりました。
【次の発言】 本日は大蔵との合同委員会で、主として大蔵委員のかたに御発言を願うわけでありますが、その前に一点お尋ねしておくほうが便宜ではないかと思うので、その点だけをお伺いしたいと思います。  それはこの第一条の中に「道路のほ装その他の改築及び修繕を促進して道路の整備を図り、」という文句があるのでありますが、この道路の鋪装その他改築及び修繕というのはどうい……

第15回国会 建設・大蔵連合委員会 第3号(1953/02/20、2期、緑風会)

○前田穰君 いろいろ伺つおるのですが、私よくわからないのですが、非常に愚問かも知れませんが、一応念のために伺いたいのです。この法律の趣旨は、ガソリン税に相当する金額を公共事業費の一つの道路事業費として計上しろという意味でありますか、或いは現在の公共事業費は一応据置いて、そうしてそのほかに五カ年計画に基くガソリン税と同じ金額を更に附加えろという意味であるかということが、どうも私もう一つはつきりしないのですが、それはこの前に頂いた五カ年計画の予算を見ますというと、事業費が二千七百五十億になつております。そうして只今頂いた一枚刷りの表では、臨時措置法に基く予算が百三十七億、こうなつておる。これなんか……



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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