このページでは宮田重文参議院議員の2期(1950/06/04〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は2期国会活動統計で確認できます。
○宮田重文君 只今議題となりました公務員等の懲戒免除等に関する法律案につきまして、人事委員会における審議の経過並びにその結果を御報告申上げます。 先ず本法律案の提案の理由は、政府の説明によりますれば、従来国の慶弔時に際して、一方で恩赦が行われると同時に、他方で公務員及び公証人、弁護士等について懲戒の免除等が行われるのを通例としておるのでありますが、今回の平和條約の発効に際して政府としても広く恩赦を行うべく別に準備を進めておるのであり、この際、先例に鑑み、公務員等の懲戒の免除及び弁償責任の免除をも同時に実施したいというのであります。併しながら旧憲法の下にありましては、これらはいずれも天皇の大権……
○宮田重文君 今般労働者災害補償保険法の一部改正案が労働委員会に付託されまして、これが審査に資するために神奈川、静岡両県の現地の調査に行つて参つたのであります。そうして代表的な工場、或いは港湾設備、鉱山等を視察いたしまして、事業主、或いは労働組合の代表のかた、或いは労災法の運営を実際に担当いたしておりまする労働基準局、或いは労働監督署の職員のかたにも合わせて頂き、御意見を聴取して参りました。 両県下における労働災害は、保険金の給付額、或いは労災件数、災害件数等を見ますと、一般的に漸次増しておる、こういうような状況にあるのでありますが、それは業務上の死傷、或いは病難報告等が以前より励行されて参……
○宮田重文君 私ども一行は労働委員会第三班として、労働関係法規改廃問題に関する調査並びに労働行政の実情に関する調査のため、去る七月二日からかれこれ一週間に亘つて、高知、香川及び愛媛と云う順に各県下の労働事情を実地に視察いたして参りました。時間の関係等もございますので、いずれ資料を御覧になつて頂くか、或いは後刻御質問に応じてお答えすることとし、ここでは簡単に労働法規の改正問題に対する現地での意見をお伝えいたし、なおそれに附け加えまして労働行政の衝に当つている係官からの要望事項を若干申述べてみたいと思います。 まず労働諸法規の改正につきまして、たまたま労使懇談会の席上で表明された労使双方の総括的……
○宮田重文君 只今議題となつております衆議院を通過いたしてこちらへ提案になつております提案に対しまして千葉先生から修正案が出ておりますが、理由は省略いたしておきたいと思いますけれども、私どもは提案に賛成いたすものです。(「変説改論」と呼ぶ者あり)。
○宮田重文君 只今から過般の調査報告を申上げたいと思いますが、去る一月の十日から十六日まで七日間、公務員の給與問題並びに公務員制度一般について、特に勤務地手当、寒冷地手当及び先般施行されました給與改正法に関する実情を現地に調査するために、当時本委員会の委員でありました森崎先生と共に岡田調査員も御一緒に願いまして、三重、和歌山県を見て参つたのであります。調査の結果を簡單に御報告申上げますと、先ず従来調査に余り行きません方面を私どもは廻つて来たのでありますが、津で三重県庁に立ち寄りまして、松阪から紀勢東線に入つて熊野灘に向い、尾鷲方面から木本、新宮、それから紀伊半島の南端を迂廻しまして、白浜、田辺……
○理事(宮田重文君) 速記を始めてこの一般職の職員の給與の問題については今皆さんと御懇談をいたしまして、大体御方針を決定して頂いたわけですが、只今までの御懇談によつて第一案、第二案は取りあえず本委員会の案として政府にこれを折衝してみる、それから第三案を二十五日までに大体まとめ上げるように各党の御努力を願う。こういうようなことにいたしまして、次回の委員会は本委員会に公務員等の懲戒免除等に関する法律案、或いは海上警備隊の職員の給與等に関する法律案等がこちらにかかつて参りますから、併せてこれも二十五日に御審議を願うようにいたしまして、本日の委員会はこれを似て終了することにいたしたいと思いますが御異議……
○宮田重文君 只今議題になつております公務員等の懲戒免除等に関する法律案については、先ほど来千葉委員その他よりいろいろ御質疑がありましたが、その間この法律案によつて公務員等においても、この法律を適用される場合に非常に不公平の起り得るような面もないではないので、さような点については必ずしも満足すべきものと考えられないような面もあることはあるのでありますが、併し一方恩赦その他が行われる場合にもやはり同様なことは生ずるのであつて、そういうのと並行して公務員等の懲戒免除に対する場合も、慶事その他筆の場合に行う場合、やはり並行してかような法律案によつて該当するものを救済して行くというようなことは当然であ……
○宮田重文君 昨日委員長のお話のように、相当懇談が進められたわけでありますが、なお本日もう一歩進んで各委員の御意見を懇談の形において進めた上で本議題を取扱う方針をきめて行きたいと思いますから、賛成いたします。
【次の発言】 今の最終案として手続をするということは結構ですが、今木下先生のおつしやるその前にやる方法は具体的にどういうことですか。
【次の発言】 今の大体そういう方向で結構なんですが、とにかくこの最終案というものをおのおの党でもこういうものができたということも一つのこれは報告の必要があろうと思うので、まあよその会派においてはどういうふうな取扱をするにしましても、私のほうは一応党にこうい……
○宮田重文君 私もこの修正案に対して賛成をするものであります。本修正案は、三月以来各党の共同の努力によつて進められたものでありますし、その間、先ほど木下委員からもお話のように、第一案、第二案なるものが出たのでありますが、これらに対しましても、我々はその案の作成等については十分慎重な検討を加えられながら、又努力をされながら作られた案として一応の敬意は表したのでありますけれども、先ほど木下委員も仰せられるように、各党一致した意見の下に本修正案が進められ、最近における現地のいろいろな要望その他も十分取上げて、私どもはそういう実情に即したものを作るという考えの下に、この修正案を努力をしたわけであります……
○宮田重文君 一点お伺いしたいのですが、二十一條の料金のことなんですが、これは公正妥当なものでなければならない、それであとのほらに行つて「公営企業の収支の均衡を保持させるように」ということになつておりますが、従来は料金の決定については、同じくそういうような形で料金が決定されているのですが、そのような面は今後どういうふうになりますか、その点伺つておきたいのであります。
○政府委員(宮田重文君) 本日建設委員会におきまして、我々首都建設委員会の運営につきまして説明の機会を与えられましたことは非常に私ども幸いに考えている次第でありまして、只今から一応私から大略のことを申上げ又詳細につきましては事務局長より申上げたいと存ずるのであります。 首都建設法は御承知のように昭和二十五年に成立いたしたのでありますが、委員会が実際に発足いたしましたのは翌二十六年の三月からと相成つておるのであります。当初は総理府の所属でありましたが、昨年の機構改革によりまして現在では建設省の外局ということに相成つております。爾来委員会は毎月定例或いは臨時的に開催いたしまして、現在におきまして……
○宮田重文君 只今提案になつております町村の警察維持に関する責任転移の時期の特例に関する法律案に対する修正案を特に提案したいと思います。この維持をしないことに決定した町村のうち住民投票が非常に十二月に入つてから投票日があるというようなところが数カ町村ありまして、如何にもそれはこの法案と何らかの形において便乗して行くというような気持はないではありましようが、そういうことにも考えられるような見方も出て来るわけでございます。それで現地においては無論必要に迫られ、できるだけ早い機会にこの責任転移の機会をそういう住民投票によつて結果づけられたところはしてもらいたいというお気持もあり、我々としては、そうい……
○宮田重文君 それでは第一班の御報告を申上げます。 院議によりまして、地方行政の改革に関する件、特に先般行われました総選挙の実施状況、或いは治安問題、或いは地方行財政の実情について現地調査のため、私どもは第一班として、油井委員長、相原調査員と三人で十一月十五日から十一日間北海道に出向いたしました。現地においては、道庁は勿論各関係官署の協力の下に、各地において説明を聴取、懇談を重ねて参つたのでありますが、現地のかたがたもいずれも非常に親切に、熱心に説明に当つてくれましたことは、心から感謝に堪えないのであります。大体報告書に詳細のことは譲りたいと思いますが、特に私どもが今回の調査に当つて感じまし……
○宮田重文君 ちよつと一点お尋ねいたしますが、第三条の、「国は、毎年度、義務教育の教材に要する経費の一部を負担する。」こう書いてありますが、この算定の基準や何かは大体のところは二項のほうに示してあつて、あとやはり政令で定めるというようなことでぼかしてあるのですが、一体経費の一部というのはどのくらい見込んでおるのか、又金額にしてどのくらいのことを考えておるのか、義務教育に対する……。
【次の発言】 他の面につきましては附帯決議でそういうことを要望しておりますが、この面についてはそんなことをはつきりと、やはり要望するような形をとらなくとも政令で以て大体定め得る、こういうふうなお考えでございますか。
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