このページでは松本昇参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○松本昇君 只今議題となりました国際的供給下足物資等の需給調整に関する臨時措置に関する法律の一部を改正する法律案について、通商産業委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。 この法律は、国際的に供給が不足する物資、即ちニツケル、コバルト、タングステン及びモリブデン等について、その需給を調整することによつて国民経済の健全な発展を図ると共に、国際経済の円滑なる運営に寄与するために制定されました臨時立法であります。初めこの法律の有効期限は、本年三月末日までとなつておりましたが、現下の国際需給の下においては、今年度も依然として国際的供給不足物資等の需給調整を魅抗する必要がありますので、さ……
○理事(松本昇君) それでは只今から通商産業委員会を開会いたします。 本日は委員長は止むを得ない用事があられますので、私その間代理をするということでございますからよろしくお願いいたします。 それでは只今から開会いたします。 本日は昨日の会議に引続いて、中小企業問題を中心に進めてみたいと思つておりますが、中小企業庁からも振興部長の石井部長がこちらに見えておりますから、最初に現在の中小企業の金融の面についての事情等を簡単に御説明願つて、それによつて皆さんがたの御意見なり御希望なりいろいろ御発表頂くことがよろしいかと思います。では石井部長から御説明願います。
○松本昇君 只今のこの第十六回国会提出予定法案で一から五までございますが、これに更に先ほどちよつと申上げましたように、独占禁止法の一部改正法案をこれに一つ附加えておいて頂きたいと思いますが、それを二つお諮り願いたいと思います。
○理事(松本昇君) 委員長がちよつと用事ができましたので私が代ります。 それでは法案については去る六月十八日附審議を付託されました武器等製造法案及び中小企業金融公庫法案の提案趣旨の説明を求めまして、次いで前回の委員会において趣旨説明のありました鉱業法の一部を改正する法律案の審議を行いたいと存じます。
○松本昇君 これは只今豊田委員からもお話があつたのですが、この通産委員で私がお尋ねするということはどうかと思いますが、この間九州の水害については大蔵大臣として相当業者に対して金融面において考慮するというお話だつた。支払に対しても多少手形の割引とかそういうものについても商工業者には適当な方法を講ずるというふうに私承知しておりますが、現在のところにおきましては、この九州の土地におる人に対してはその恩典を施しておるようでありますが、問題は東京や大阪あたりから九州のほうに売り込んでおりますその手形が順次もう期日に来ておるわけです。そうするとその手形を東京なり大阪の業者が割引いておるというものは、もうそ……
○松本昇君 今後だんだん設備を改善されておいでになると、今まで使つていた人よりも、相当使用人員が将来は軽減されてなお能率がよくなつて行く可能性があるのですか、機械化によつて。
○松本昇君 今の豊田委員の御希望と同じ考えを実は私持つているんであります。私は、御案内のように、昨年までは、工業のほうは、中小企業としては百、それを三倍の三百人に改正した。それまでは商業は二十人だつたのですが、その時分に改正して三十人になつた。本来ならば、当然工業が三倍になれば商業も三倍にするのが公平ではないかと、私どもはその当時の政府の何にもその要望を申上げたのですが、その当時は、とにかくまあ非常に工業のほうの、この法案が通つてくれんというと、いろんな、誠に中小企業の面にも非常に支障を起しやすいのだが、取り敢えず今回はこの程度で了承してもらつて、成るたけ早い機会に商業のほうも工業同様な率くら……
○松本昇君 議事進行 実は今朝ほども各委員のかたがお申合せによつて、本日或る時間によつて一応今後の運営をどういうふうにするかということについてお打合せをしたと思うのであります。私が非常に憂慮することは、本問題は産業の上にも労働の上にも非常に重大な問題である。これはこの国会において審議未了になるようなことが若し万一あるならば、私は通商産業の上においても非常に大きな支障を来たすのじやないか、こういうことを非常に憂慮するものであります。従いましてもう会期も非常に短いことでありますから、論議は結構でありますが、貴重ないろいろの御意見も伺つておりますので、非常に結構でありますけれども、できるだけタイムの……
○理事(松本昇君) それでは只今より通商産業委員会を開会いたします。本日はこの間の質疑の引続きを一つさして頂きたいと思いますが、御提案者でございます衆議院議員の小笠君と中小企業庁振興部長の石井君とが出席しておりますから、どうか一つ質疑をお願い申上げます。
【次の発言】 今の問題は、豊田君のはいずれ改めて政府の責任者に出て頂きまして御回答を願うことといたします。
【次の発言】 本会議のほうで大分出席を求められておるかたが多いので……。
ちよつと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記を始めて下さい。
それでは時間の関係で一応休憩いたします。一時半から再開いたします。
午後零時九分休憩
○松本昇君 今の独禁法の一部改正法案の中で再販売、これはまあ長年小売業者がいろいろな悩みの種でありましたが、まあこの法律が効力を生ずるようになりますと、自然小売業者が非常に助かることだと思つて非常に結構なことだと思います。そこで今業者側の中で問題になつておりますのは、八幡製鉄所あたりで購買組合がある、まあその購買組合が事業場内で事業場の従業員だけに特別に価格を安くするとか、或いは特別な価格で提供される、これは小売業者としては問題ないと思います。関係はあるにいたしましても非常に被害は少い。ただ八幡製鉄所のごときは公然と外へ売場を作つて、そうして一般の市民に相当安い価格で売られることをあすこの小売……
○松本昇君 この前にもちよつと質問いたしたのでありまするが、まだちよつとはつきりしない点がございますので、それは再販売価格維持についてでございまするが、八幡製鉄所のような大きな購買会が、仮にこの再販売価格の契約を契約しなかつた場合、それはどういうことになるのでしようか。
【次の発言】 そのどちらかになろうというのは何ですか、フリーに八幡製鉄所がやれるということになりますと、一般の小売業者はやはり同じように被害を受ける可能性が多いのでありますから、そういう場合には、八幡製鉄所がそういう不公正な取引という立場から、役所なり或いは公正取引委員会のほうから勧告を出して、そういうことができないような措置……
○委員長代理(松本昇君) ほかの委員のかた御質疑ございませんか。
【次の発言】 皆さんにお諮りいたしますが、只今横田公取委員長から本案に関しましての発言を求められておりますが、許可してよろしうございますか。
【次の発言】 それでは横田公取委員長。
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