小野義夫 参議院議員
3期国会発言一覧

小野義夫[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期
小野義夫[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは小野義夫参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

小野義夫[参]本会議発言(全期間)
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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 参議院本会議 第5号(1953/11/06、3期、自由党)

○小野義夫君 只今上程されました請願及び陳情に対する委員会における審査の経過並びに結果について御報告いたします。  請願第五十号は戦犯者の釈放等に関するもので、平和条約が発効して一年有余を経過した今日、なお受刑者がいることは誠に遺憾であるから、二日も早くこれら全戦争受刑者が釈放されるよう折衝せられると共に、戦犯刑死者及び獄死者の遺族に対しても戦歿者遺族同様に公的援護の措置をとつてもらいたいという趣旨のものであります。  陳情第一号も同じく戦犯者の釈放に関するもので、終戦以来八年余に及ぶ今日、多数の人が戦争犯罪人として憂苦焦慮の生活を余儀なくされ、その家族が苦難の生活を送つていることは、日本国民……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第31号(1955/07/01、3期、自由党)

○小野義夫君 私は、ただいま議題となりました政府提出衆議院修正の昭和三十年度予算三案に対しまして、自由党を代表して養成の意見を述べんとするものであります。  鳩山総理は、このたび英断をもって保守合同の促進に乗り出されたことは、一般国民のまことに歓迎するところであると信ずるものであります。御承知の通り、現下世界の動向は、原子力の威力によりまして、軍事、経済、文化、交通の各方面に非常な激動を与え、重大なる変革をきたしております。これがために、政治方面におきましても、また、国内政治問題はもちろん重大ではありますが、その国内政治も、世界政策の動向によって重大な変化を受け、非常な利害をこうむるわけであり……

第22回国会 参議院本会議 第43号(1955/07/30、3期、自由党)

○小野義夫君 私は自由党を代表いたしまして、ただいま議題となりました石炭鉱業合理化臨時措置法案に対し賛成の意を表するものであります。そもそも本法案が国会に提出せられましてから、その審議の過程におきまして賛否の両論は、院の内外におきまして相当に論議がなされた次第でありまして、わが国の経済界並びに産業界の重大問題であることは申すまでもありません。われわれは本案に対し、全幅の満足を持つものではありませんが、かつ幾多の疑問と不満を有するものではありますが、わが国石炭鉱業の現状にかんがみまして、このまま放置することは許されないという大乗的見地に立ちまして賛意を表するものであります。  御承知のごとく、石……

小野義夫[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

小野義夫[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第1号(1953/06/30、3期、自由党)【議会役職】

○仮委員長(小野義夫君) これより委員会を開会いたします。  それでは年長者のゆえを以ちまして私が選挙管理者となり、只今から水害地緊急対策特別委員会の委員長の互選を行いたいと思いますが、その方法は如何いたしましようか。
【次の発言】 只今河野君からの提出の御動議の通りに行うことに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。よつて選挙管理者は矢嶋三義君を水害地緊急対策特別委員会の委員長に指名いたします。
【次の発言】 次にお諮りいたします。理事互選は委員長が行うことになつておりますが、只今党の要務で九州のほうへ旅行のため、緊急を要しますので、私が代つて行いたいと思いますが、御異……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第2号(1953/07/03、3期、自由党)

○小野義夫君 議事進行で皆さんに提案しておきたい。これは直ぐこの内容の、いわゆるどうする、こうするという施策に対する質問よりも、むしろ我我この対策委員会というものをこしらえたからには、一体対策委員というものは、現地被害の状況を握つて、これに対して、対策委員は、我々固有の、いわゆるこの委員会が固有の一つの立案をしなければならんと思う。かくすべし、かくすべしと政府に要望し、或いは国会に要望するところの案を立てなくちやならん。従いまして、今当局に要望することは、決して不可ではないですけれども、これは何たつて予算とか、その他の法令の拘束を無視下るということは不可能であります。これを超越して我々がやる必……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第4号(1953/07/06、3期、自由党)

○小野義夫君 ちよつと災害復旧の総合対策中央本部について伺いたい。毎日我々は現地からの災害の状況を各方面から聞いておりますと、だんだん大きくなつて行くのはこれは当然だと思いますが、大体その被害が今日出先のスタッフから毎日新らしく追加その他でだんだんだんだんとこちらのほうに言うて来るはずだと思います。或いは電話するとかで問い合せればわかると思うのですが、一体各府県の災害のおおよそのミニマム、最小限度でいいわけですが、最後の線としてどれくらいであると把握して、その内訳が例えば耕地関係とか、農林関係とか、建設等、或いは通信関係とかのその内訳を我々のところに……、我々は各省の人を呼んで尋ねるより、あな……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第5号(1953/07/07、3期、自由党)

○小野義夫君 議事進行について……。今の秋山君が質問された問題に回答を与えてもらわないと、どういう方向に進むにいたしましても、二十億の電報というのは、前の十億と切離して、別に十億にプラス二十億の電報であると考えたのですが、今の御説明によると、もう前の十億もらつているから、それに追加して十億あればいいので、二十億という数字の出所は甚だちよつと了解に苦しむのでありまして、前に出したものを更に申請してくるという必要はなかろうと思う、でありますから、二十億を十億出したのか、それとも合計三十億という要請に対して二十億出したのか。現地からお帰りになつたのですから、現地にあなたが行かれたのは、一体現地の大蔵……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第6号(1953/07/08、3期、自由党)【議会役職】

○委員長代理(小野義夫君) それでは私が委員長に代りまして、暫時議事を進行させて頂きます。  第二台風の災害対策に関する件を議題に供します。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第7号(1953/07/09、3期、自由党)

○小野義夫君 ちよつと速記をとめて、懇談的にもう少し真相を承わりたいのですが、どうですか、ちよつと速記をとめて頂けますか。
【次の発言】 勝手に知事さんに、招集というと語弊があるかも知れませんが、御出頭願うことに電報打つたのですね。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第9号(1953/07/11、3期、自由党)

○小野義夫君 先ほどの私の聞き洩らしか知りませんが、手つ取早く言えば大分県の主として金融財政ですね、先ほどのお話を承わると三十億が県の負担になりそうだ、百六十億を分けるというとあとは政府に関するものであつて、県負担となるものは三十億、ほかに市町村の負担となるものが三十億、これを合すると六十億は大分県で負担して政府が百億というような、負担の割合はそういうふうに見るべきであるか。これは市町村と県とはダブつているのではないか、市町村の負担に県の補助するものもあるので、それはどういう関係になつておりますか。
【次の発言】 今の三十億はダブつていないかというのです。重複の工合にならないかというのです。

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第10号(1953/07/13、3期、自由党)

○小野義夫君 この被害復旧費は、この表を見まするというと、県とそれから市町村で合計して八百十七億六千何がしだということでありまするが、全被害額は一千億乃至二千億と言われておるのでありまするが、この表を作る場合において、全損害復旧等の経費はどれくらいのお見込で、そのうち県と町村がこれだけの、ここにありまするところの八百十七億というものを算出されたわけでございますか。それとも全体に直接に県の負担、町村の負担として八百十七億何がしが出されたのですか。どつちですか。
【次の発言】 私がお尋ねしておりますのは、この八百十七億六千万という数字と全体の被害との関係を聞いておるのでありまして、仮に千億とすると……

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後1号(1953/09/10、3期、自由党)

○委員外議員(小野義夫君) 只今参考人の各位からいろいろな御意見を拝聴しまして、いずれの御意見にも多大の尊敬を持つておるもので、ございまして、その個々の項目につきましてはいろいろお尋ねしたい点が多々あると存じますが、実は今日委員長にお願い申上げましたのは、私が業界に長くおりますので、むしろ皆様の御意見、業者の側に立つてのお願いをするような意味においての発言をお許しを願つた意味でありまして、従いまして御質問はこの際私は御遠慮申上げまして、極く簡単に皆様のお邪魔にならんように、五分ほどお許しを願いたいと存じます。  只今鷲見会長から御意見のありました通り、本邦における硫安工業発達の歴史に鑑みまして……

第16回国会 法務委員会 第9号(1953/07/09、3期、自由党)

○小野義夫君 今中山委員の言われておるのは、つまり抵当権というものはいわゆる債権者を保護するという法律的措置であつて、普通の金銭貸借及び信用経済の面から少し法的になつておる。従つて法の欠缺というものはこれは法で以て補うよりほかないのであるから、例えば破産法の中の一条に入れるとか、どこかに制裁規定を、かかることをやつた場合にはかような措置があるということを書き加えることは、法律の完璧を期する上から言つて、法理の観念の意味において、そういう我我が考えても当然抜け穴があるというような、さようなことは事実上は今のようなどんな法律を作つても空を飛んで行く場合は仕方がないが、これに何らの制裁がないというの……

第16回国会 予算委員会 第19号(1953/07/21、3期、自由党)

○小野義夫君 本委員会の進行途上におきましてしばしば理事会の決定と称せられるものがこの委員の一人乃至数名のかたの御発言によつて繰返されるようでありましたならば、今後理事会というものが如何なる打合せをなさるのであるか、又それをしばしば繰返されるようならば、この席において委員でそういう問題は即決せられることこそ進行上必要でないかと思います。私どもは理事会を信頼しております。従つて理事会は権威あるものとして私どもは取運びたいと思います。
【次の発言】 中田君の話が又誤解があるようです。私の言うのは、御質問なさることは幾らなさつてもそういう意味であれば結構ですが、議事進行上で理事会で打合せたことは成る……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/23、3期、自由党)

○委員外議員(小野義夫君) 委員外の発言をお許し下さいますことにつきまして、委員長ほか委員各位に厚くお礼を申上げます。  私の発言は只今お手許に差上げましたこの書類につきまして、第一から前書きを略しまして、朗読かたがた御説明申上げたいと存ずるのであります。  天然ガス開発事業は地下資源の開発でありまして、国家資源の乏しい日本にありましては最も力を入れなければならない事業であり、その性質からいつてガス事業の公益性とは全然無関係な、性質を異にしておるものでございます。  第二点は天然ガス事業は従来とも鉱業法、石油及び可燃性天然瓦斯資源開発法及び鉱山保安法によりまして、厳重な規定の下に作業をいたして……

第19回国会 農林委員会 第閉会後1号(1954/06/28、3期、自由党)

○委員外議員(小野義夫君) 先ず委員長並びに委員各位にお礼を申上げます。私にこの六月九日、十日の凍霜害について御報告の機会を与えて下さいまして誠に有難うございました。  私は他に用件もございまして、岩手に参りましたところが、衆議院の農林委員であるところの田子一民君が是非参議院に、今議題になつているのであるから、君も一つ一緒にこれから県庁の当局と共に見てくれということで、丁度二十日、二十一、二十二日の在日間に亙りまして、最も被害の甚大でありまする九戸郡、二戸郡、それから岩手県の三郡に亙りまして各町村に参りまして、そしてつぶさにその実情を聞き且つ拝見して参つたのでございまするが、岩手県といたしまし……

第19回国会 法務委員会 第閉会後2号(1954/09/14、3期、自由党)

○小野義夫君 今亀田君の質問に関連してやはり同じ趣旨のことを御質回申し上げたいと思います。私ども最高裁にしばしば伺いましていろいろ諸君の御意見も聞いているのですが、どうも非常に忙がしくて時間がない、非常に忙残せられておつて、典に本当にゆつくりと法理の研究とかその他の研究をするようなことが、時間が乏しいというようなお話も聞いたかのように記憶しておるのでありまするが、私どもやはりもつともだと思うのです。そこで今の増員というのがなるほど大法廷の議論をまとめるということは、人数がふえればまとまらん。そのことはよくわかるのですけれども、しかし私は裁判所の根本的の憲法に抵触しない意味においての正常というこ……

第19回国会 法務委員会 第閉会後5号(1954/09/17、3期、自由党)

○小野義夫君 私は法律家ではないから、質問が法律的ではないかもしれませんが、常識的な観点に立ちまして、ただ過去にできたことを、われわれがどう明確に処理するかということと共に、今後立法上についてのいろいろな欠点をこの事件によつて見出すことがあつたならば、これは立法権をもつて改正すべきであろうと、こういう見解で、この事件と少し問題が隔離するかもしれませんが、そういう諸点について法務大臣の法律家としての立場、並びに大臣としての御所見を承りたいと思うんですが、まず同僚議員から昨日来お尋ね申し上げました点につきまして、これは適法な行為であるという点については、おそらく議員諸君においても、何人も御異存がな……

第19回国会 法務委員会 第閉会後6号(1954/09/18、3期、自由党)

○小野義夫君 ただいま検事総長の御答弁を承わりまして、昨日の小原法務大臣の御答弁とまさに非常な大きな行き違いが起つておるということを発見するのでありますが、新らしく法務大臣になられた方と検事総長はかくも非常に見解が違つておるということになると、今後の検察陣の運営にも私は相当の悪影響があるのではないか、その第一点は私が昨日、今日の新聞にも出ておりまするが、いろいろ前置を省略いたしまして簡単に要領を、第一点を一体この十四条のいわゆる行使、指揮権の行使というものは、何か先例とかもしくはその他法規上の制約があつて、容易にこれを行うべからざるものであるかどうかという質問に対しまして、小原法相は率直にこれ……

第19回国会 法務委員会 第閉会後11号(1954/11/01、3期、自由党)

○小野義夫君 これは少し参考人には御答弁がむずかしいかとも考えまするが、竹本さんに伺つてみたいと思います。組合運動とあなたのほうの農民組合連合会の目的と本件の人の秘密というか、それを盗聴するという事件との結びつきは、組合として許すべからざるものだという、組合役員諸君の決議に基いて大いに行動せられたのであるか、それともあなた個人として憲法上その他、法規の上から断じて許すべからざるものであるから組合はどうあろうとも、自分一個としてでもこれは糾弾に値いするという考えでおやりになつたのか。その点について組合とあなたの行動との関係を一応承わつておきたい。

第19回国会 法務委員会 第閉会後12号(1954/11/02、3期、自由党)

○小野義夫君 審議のほうをちよつと筆記をやめていただいて御相談をしていただきたいと思います。
【次の発言】 議事進行について発言いたしますから……、ちよつと先にやらしていただきます。筆記があつてもよろしい。大体いろいろ事実の参考人諸君であつて、事実の点を明らかにするために同僚議員各位がいろいろやられることはけつこうであるが、大体に昨日来の経過から見まして、われわわはその秘聴器を取りつけた事実というものは、どなたもこれを否定するものはないのである。事実はすこぶる僕は明白になつておると思うのです。そこであまり究明するごとくいろいろこれを根掘り葉掘りやつて、いたずらに僕は時間をこの問題にたくさん費す……

第19回国会 法務委員会 第閉会後15号(1954/11/06、3期、自由党)

○小野義夫君 この最初の「犯罪の捜査に当つては」の「は」は、要らないと思います。

第19回国会 法務委員会 第閉会後16号(1954/11/22、3期、自由党)

○小野義夫君 私たち高橋、小野、梶原の法務委員三名に東北班となつて、西村専門員、植木参事を帯同いたしまして、十月九日から、十二日までの間において、仙台市と秋田市とで調査を行いましたが、その内容につきましては別に報告書を提出しておきましたからそれを御覧願うことといたしまして、その大略をこれから申し述べることにいたします。  調査項目は別に中部班で説明がございましたから、省略しまして、管内裁判及び検察事務の内容を主として広い範囲に及んでおりますが、これらは詳細な数字にわたつて書類に添付しておきました。特に項目の末項に載せました事項で、第一裁判所の機構中最高裁判所の機構及び権限、第二審級制度に関する……

第19回国会 予算委員会 第8号(1954/03/09、3期、自由党)

○小野義夫君 私は与党議員といたしまして総理大臣に処女質問というところであるのでありまするが、その内容とするところがおおむね老婆心のような質問でありまするから別段総理大臣からの御答弁には及ばないのでありまして、責任を以て所管大臣から御答弁を願いたいのであります。質問に入るに際しまして先ず以て昨日調印せられたるMSA、日米の協定に関しまして長い間総理大臣ほか関係閣僚諸君が御着心なさつたことにつきまして深甚の敬意と謝意を表するものであります。  先ず外務大臣にお伺いいたしまするが、朝鮮の休戦、続いて今回のベルリンの四国会談の結果といたしまして、国際情勢はやや緩和せられたと敵も味方も又第三者も(笑声……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/03/16、3期、自由党)【議会役職】

○理事(小野義夫君) これにて午後一時半まで休憩いたします。    午後零時三十五分休憩


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 商工委員会 第閉会後3号(1955/11/08、3期、自由党)

○小野義夫君 これは非常に重大な問題だと思います。そうすると、今のこの組合の金融というものは、どこが単位になって……個々の単位組合が単位になって資金の必要な場合に借りるというのですか、あるいは府県の連合会を……、実際私どもが訴えられておるところは、どうもやはり組合活動というものは資金が非常に乏しいということが中小企業の病気のうちの一番大きな病気なんです。それはその組合組織によって信用を高めて行く。その高まったところへ向って資金を流入するというために私は組合というものを組織させるので、いろいろ企画の統一であるとか、いろいろなことがありましょうけれども、中小企業をほんとうに堅実にするためには、ある……

第22回国会 商工委員会 第11号(1955/05/28、3期、自由党)

○小野義夫君 この問題は、いろいろ先ほどからの同僚各位の御質問を見ましてもいろいろあるようでありまするが、これは本則があって、いわゆる特例に関するものであるから、結局は最後のところにいけば本則に返ってくるという性格のものであろうと思う。そこで今ちょっとここで懇談をして、そうしてまあ委員各位のこの案に対する最後的な意見を懇談の形で調節してみたらどうかと思うのですが、皆さんの御意見、御賛同があれば……。

第22回国会 商工委員会 第13号(1955/06/02、3期、自由党)

○小野義夫君 今の問題は皆非常に貴重な問題だと思って、その前に資料を一つお願いしたいのですが、分布……今の輸入しまして、青物市場でせって、そして各府県にこれが渡る、その経路。横浜でそれをどういうふうにすぐ府県に直送されるものであるか、あるいは中央市場、東京あたりの青物商、に持って行く、またそこでせりが行われて行くが、その配給の段階と、それから先ほどどなたかからの質問で、最終価格は原料及び加工において、どういうふうな消費価格で買われたか、その間の大体手数料というようなものが、小売商はどのくらいもうけ、問屋は、卸屋はどうなる、それから市場の取引状態はどうというものを、詳細な資料が出ておりますれば………

第22回国会 商工委員会 第26号(1955/07/12、3期、自由党)

○小野義夫君 それにやはり資料に関連してお願いしたいのは、現在の重油の、これはあるかもしれません、資料を見ておりませんからわかりませんが……、重油の使用別の数量及び用途、それからこの合理化によって今度ほそれを取り締って規制しようというのでありますが、既存のものに対しても、その規制の中にいわゆる重油から石炭に転換せしめようといろ意図があれば、そういうものがどういうふうに規制を受けるか。またそのことは有償、政府が補償して転換せしむるのであるか。ただこの法律一片で、つまりもうお前の方はその重油を使ってはいかんというような、そういう禁止令みたいなものでやるというお考えでありますか。それから将来、これは……

第22回国会 商工委員会 第27号(1955/07/14、3期、自由党)

○小野義夫君 関連して。今私どもはそういう輸出品を検査する方式ですね、はなはだ研究しておらぬのですが、今だんだん承わっておるうちに検査の方式が株式会社もあれば、あるいはその他の財団法人というものもあるというのですが、商工会議所あたりで取り扱っておる例はありませんか。
【次の発言】 私は現在の商工会議所のあり方というものは、少し余談に入りますけれども、これこそ進駐軍が押しつけた非常に悪い一例になるのであります。早急に日本の商工会議所法というものは根本的に変えなければならぬと思っておりますから、今いろいろ政府の公共的な諸般の調査、外国から信用調査がくる、そのほかいろいろな公的の事務が商工会議所に輻……

第22回国会 商工委員会 第28号(1955/07/19、3期、自由党)

○小野義夫君 ちょっと先ほどの御説明の修正の根本理由について私はちょっと疑義があるのですが、それは予算の総括質問でも、通産大臣と審議庁長官に質問をしたのですけれども、また私と一緒に緑風会の田村君も同様意見を発表したのでありますけれども、いまだわれわれは根本的に、なるほどというように考えられない筋がある。それは、こういうふうに今の私的独占禁止法というような一つの大きな基礎の上に立っておるのであるから、これに対していろいろのトラストもしくは組合等の合同が自由にならないで、事ごとに例外的なものを作っていかなければならぬという今日の事情におるのであるが、これを根本的に廃止するということにいかなる障害が……

第22回国会 商工委員会 第31号(1955/07/23、3期、自由党)

○小野義夫君 今、委員長の言われるごとく、われわれは預っておるだけのものをおそらく通すことができないという、こういう会期の切迫した状態です。月曜はすでに二十五日でしょう。何日間やれますか、それでわれわれは石炭合理化でも資金計画その他について相当疑問がある。衆議院は蒸すだけ蒸してみずからひよこになって来るのを待っておるのですが、こちらはうのみにするわけにいかないのです。ですから、緊急やむを得ない法案に限ってもらわぬと、幾ら衆議院を上げて、来ても、参議院としては緊急にあらずと認めるものについては、どうも審議をやるわけにいきませんから、その点も新しい法案を今この会期末にどさくり回しに出して乱雑な審議……

第22回国会 商工委員会 第32号(1955/07/25、3期、自由党)

○小野義夫君 今のに関連しまして、刑法罰と行政罰とありますけれども、一体証紙の表示の義務者というものを登録か、もしくはその他にして限定しないというと、末端の小売商がいやこれは証紙がないとかあるいは偽わりの証紙であるというようなことで取締りになるというと、お巡りさんみたいなところまで取締りが下へだんだん下ってゆく、そうするとちょっと預ってゆくとかちょっと来いとかいろいろなめんどうなことが起るので、一体表示の義務者というものは、これこれについてはだれだれである、その義務者をあらかじめ定めないと、店頭に来て証紙の表示の張ってあるかないかというようなことを単純に――、先ほど承わるというと、純綿というも……

第22回国会 商工委員会 第33号(1955/07/26、3期、自由党)

○小野義夫君 私はねらいと申しますか、石油を国家の資本、国家の力をもってそしてああいう非常に危険の多い仕事をやって、そして日本のいわゆる経済五カ年計画の一環としてやるというそのねらいについては私は非常に賛成であるのみならず、これは一面まず石油を初めとしましてあるいは今問題になっておる原子力のウランの原鉱であるとか、あるいはゲルマニュウムであるとか、あるいはそういう希有元素に関する採鉱問題も国家が主力を注いでやろうという観点に立ちますれば、今まで金をつぎ込むところは農林一点張り、あるいは公共事業一点張りといったような今の国家の資本をどっちかと申すと非常に、国の急用であるか急用でないか、採算圏内に……

第22回国会 商工委員会 第34号(1955/07/27、3期、自由党)

○小野義夫君 議事進行について。  非常に参考人各位の御熱心なる御意見の発表があり、またわれわれ同僚議員も非常に微に入り細にわたって相当に突っ込んだ御意見の拝聴をもしたのでありまするから、なお私どもは明日は真剣に本問題に取り組んでやらなければならぬと思います。今日の参考人の御意見はこの程度のところでいかがでございますか。委員長におかれてお諮り願いたいと思います。

第22回国会 商工委員会 第37号(1955/07/30、3期、自由党)

○小野義夫君 これから三万八千ですか、三万七千出るという予定は、これは予定であるから一応了承いたしますが、過去の二カ年に何ほどの離職者を出したのですか、伺っておきたい。かつそれらの離職者に対する失業問題その他の対策が行われて、その結果まだ思わしくうまくいっていないというのが何名くらいあるかということを伺っておきたい。
【次の発言】 大体九万人という数字がどの方面から……離職者が九万人あるというふうに了承しておりますし、現在でもなおかつ毎月二千人程度の者は離職しつつあるということを聞いておりますが、それはどういうことになりますか、実情を一つ明らかにして下さい。

第22回国会 予算委員会 第7号(1955/05/10、3期、自由党)

○小野義夫君 ちょっと私あとから来ましたから、あるいは説明があったかもしれませんが、二、三御質問申し上げます。なお、資料でできるならば補足していただきたいのですが、それは附表の第二表の勤労所得、それが農林水産業と営業と、それから兼業、こういう三つになっております。勤労所得の中で、これは農林水産業に使用されているところの人たちの従業員の給与所得だろうと思うのですが、次の営業というのは、商業その他のすべての職業等、諸般の業務、いわゆる生活の資源を得るところの営業というものであるか。次の個人業主所得という点の農林水産業でありますが、これは普通の農家のようなもの、あるいは炭焼き、あるいは船を持って漁業……

第22回国会 予算委員会 第10号(1955/05/17、3期、自由党)

○小野義夫君 これを見ますというと、外国食糧は一般の世界の大勢といいますか、九%下っておる図表があるのですが、ところが最近運賃は四割も非常に高騰しておる。運賃とここに載っておる価格との関係はどうなりますか。
【次の発言】 今買い付けて、現実に買っておるのではなくて、それはつまり輸入者が、運賃を含んだ前の契約に属するやつは輸入商がそれはみな大ていカバーしておるのですから、だから今入っておる、買ったというのは、それは遠慮がないのですけれども、この予算実行の上からするというと、この運賃の値上りはだんだん国際的なプール関係にもよると思うのでありますが、非常に高くなって例年の例のごとく、かりに夏場に下る……

第22回国会 予算委員会 第12号(1955/05/20、3期、自由党)

○小野義夫君 経費は幾らかかりますか。
【次の発言】 私が承わりたいのは、この原子力は申すまでもなく今日の時代を画するところの非常な問題でありまして、ちょうど蒸気機関から電気に来て、今度は電気の時代から原子力時代に入るのであります。けれども、日本が従来文明に接触したときの初めにさかのぼって考えますと、たとえば蒸気機関にしても、日本の学者がイギリスでできたときからこれを追究して大いにいわゆる蒸気機関をやるということも、私はどうであるか、日本に入りましたポンプであれ、その他鉄道、汽車にしましても、初めはそれは輸入によっている。次の電気におきましても、あるいは水車、あるいはその他の発電所にしても、今……

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/30、3期、自由党)

○小野義夫君 関連質問……。今審議庁長官は、鉄、セメントというようなものをその類例にして出されたのであります。製鉄に関しましては非常な大きな資金を、まあ政府資金ではなくても、いわゆる財政投融資が非常に大きな対象になっておることは御承知の通りであります。セメントにおいても決して皆借金なしに事業を拡張しておるとは思わない。そこで、今この独禁法を解くか解かないかということについていろいろ考えられておることは、むしろ国内の問題ではなくて、これは外交上その他の諸問題があってやれないというのならば、あるいはそういうこともあり得るかとも考えるのでありますけれども、決して今例にされたようなものは、独禁法によら……

第22回国会 予算委員会 第22号(1955/06/10、3期、自由党)

○小野義夫君 私は冒頭におきまして、鳩山総理が御病気にも屈せず、御自分の体をはって、日夜国事に尽瘁せられることに対しまして、敬意を表することを申し述べて、以下若干の御質問を申し上げる次第であります。  第一点、鳩山総理はかつて、もしそれが平和のために役立つならば、原水爆の内地貯蔵についても考えて見てもいいとの御発言があったように記憶しますが、その後最近では、かかる申し込みがあっても絶対に承諾できない、反対であるとの御意見のようでありますが、今の現状では、その要請も、またその必要もないでありましょうから、従って非常に心配性であるところの御婦人であるとか、その他国民の一部の人々の感情をやわらげ、か……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 商工委員会 第2号(1955/12/12、3期、自由民主党)

○小野義夫君 このウラン、トリウムをこの鉱業法の中へ入れるということは、これはむしろおくれているので、非常にけっこうなことだと考えているのですが、きて今の海野君の質問に関連して考えられることは権利の競合ですね。まあすずであるとか、これは私まあ、すずも経営しているのですが、すず鉱などはよほどウランやトリウムに近いものがあるので、同じ鉱区内においてこのウラン、トリウムを私の鉱区の上で取りたいというかりに先願をしておった。今までの鉱業法は大体先願権というものは非常に大きな力であって、あとから出したものは非常に迷惑をこうむるのではないか。ここにウランがたとえば何カウントある、従ってここにウラン鉱がある……

第23回国会 商工委員会 第5号(1955/12/15、3期、自由民主党)

○小野義夫君 この第二条の「自主的にこれを行うものとし、」という点が非常に私は問題があると思うのですが、一体学問はいろいろな、自主的だの何だのということはないので、国際を超越してめいめいの学者が総合して研究していくのであって、日本に特に学問上の自主的というようなものはあり得ないと私は考えます。ところで、かりにそういう自主的という方針にのっとるとしましても、外国の技術もしくはそのプラントを、原子力に関してこれは一般的に、それが兵器であろうとしても、あるいは平和産業にしても、そういうものの輸入をすることをこの基本法は制限しもしくは阻止し、あらゆることを目的としておるのですか、どうですか。

第23回国会 商工委員会 第6号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○小野義夫君 両先生の御意見を承わりたいのでありまするが、私はこの第二条の「平和の目的に限り、民主的な運営の下に、自主的にこれを行うものとし、」という、この三つの言葉は、私は原子力の立法の上からは、ない方がいいであろうという考えであります。と申しますのは、原子力のすべての学問が国際的でなければならぬし、また原子力の学者諸君は国際的でなくてはならないのでありまして、その国の世論もしくはその国の政策等に左右せられ、もしくは迎合するごとき態度であってはならない。あくまでも学問のためにその一身を捧げられるという、私は非常に崇高な理想のもとに立たなければならぬと思うのであります。従いまして、それが自主的……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第2号(1956/01/31、3期、自由民主党)

○小野義夫君 ちょっと、余剰農産物の金利は幾らですか。

第24回国会 商工委員会 第4号(1956/02/07、3期、自由民主党)

○小野義夫君 関連して、接収地ももちろんでありますが、私ども地方に行くというと必ずといっていいほど工場誘致の議論がありまして、工場を持ってこいという要請があるのです。それはだんだん調べるというと、そこは普通の工場を誘致しても、採算に合わないような場合が少くないのです。そこの土地のたとえば労働力にしても、これは京阪神に比べれば非常にまだ工業的に幼稚であるとか、あるいは土地が寒冷に過ぎるとか何とかあるのでありますけれども、結局この府県の非常に熱望しておるところの工場誘致、それには土地を提供してもいいし、場合によっては税金を、地方税を相当免除してもよい、その他いろいろな便宜をしてやるというような条件……

第24回国会 商工委員会 第19号(1956/04/06、3期、自由民主党)

○小野義夫君 ちょっと関連して。それは大へんな意外なことになります、と私は考える。それでは一種の社債というものは詐欺行為です。社債というものは担保が十分に確保せられて、その上に社債というものを発行しているので、突如として担保権が消滅するようなことになれば、社債というものは社債権者を欺いたことになって、これからできるできないの問題ではなくして、過去の社債に対する非常なゆゆしき大事件を起すと思うが、その点ははっきりしていただきたいです。どうでしょうか。社債の発行条件というのは必ずそういうような担保の裏づけあってのみ行い得るのじゃないでしょうか。

第24回国会 商工委員会 第21号(1956/04/17、3期、自由民主党)

○小野義夫君 これは何ですか、新しい機械というものはおおむね外注だと思いますが、外注をした場合に、受け渡し、デリヴァリは相当今機械の方は時間がかかると思いますが、すべて年度内に審査をして、これはよかろうということになる、そして注文を発する、それからそれが実際に工場に据え付けられるという期間の見通しはどういうことに、まあ物によって違うでしょうけれども、大体十五億の対象となる機械のデリヴァリと据付までの期間をどう見ておりますか。
【次の発言】 非常に高度の精度を希望しておる場合に、つまり機械の機械になるわけですが、機械を作る小道具を作る、つまりその他の機械を作る機械、そういう非常に精度の高い機械が……


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各種会議発言一覧(参議院3期)

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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 法務委員会売春対策に関する小委員会 第閉会後1号(1953/09/28、3期、自由党)【議会役職】

○委員長(小野義夫君) 只今より売春対策に関する小委員会を開きます。  本日はお手許に配付いたしてございます、前国会において提出され、審議未了になりました売春等処罰法案につきまして、参考として事務当局より説明を聴取いたします。そのあとで政府の関係官も出席を求めまして種々御質問を願いたいと存じます。先ず菊井法制局第二部第一課長より説明を聴取いたします。
【次の発言】 何かこの法案に関連して立案の趣旨につきて或いは又法文上の解釈につきいて御質問があれば……。  ちよつと速記をとめて。    午前十時四十二分速記中止
【次の発言】 速記をつけて……。只今御出席の関係官は法務省の刑事課長長戸君、それか……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 予算委員会第一分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)【議会役職】

○仮主査(小野義夫君) これより開会いたします。  参議院規則第七十五条によりまして、年長者の故を以て私が正副主査互選の管理をいたします。これより第一分科会の正副主査の互選を行います。
【次の発言】 中田君の動議に御異議ありませんか。
【次の発言】 御異議がないと認めます。よつてさように決定いたします。  それでは私より主査に森八三一君、副主査に中川幸平君を指名いたします。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 農林水産・商工委員会連合審査会 第1号(1955/07/19、3期、自由党)

○小野義夫君 この案の政府のねらいというのは大体わかるのですが、それに包含せられた問題としてわれわれが研究を要するのは、一種の国民耐乏生活と言いますか、砂糖をなめたいからといってもどこまでも輸入しない、ある種の制限をする。さればといってこれは非常に価格は暴騰するようなことがあってはいかぬから、それを押えて、その間やむを得ず生ずるととろの差益というようなものは、製糖会社にこれを従来の放任主義ではなく、政府に吸収しよう、こういうので、なかなか巧妙な私は考え方ではあると思うのですけれども、どういたしましても、その根本の消費規正というものがある程度、これは私はかつての統制経済そっくりにやれというのでは……

第22回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1955/06/28、3期、自由党)【議会役職】

○仮主査(小野義夫君) それではこれから第二分科会を第二分科会を開きます。  参議院規則第七十五条によりまして、年長者のゆえをもって私が正副主査互選の管理をいたします。  これから正副主査の互選を行います。互選は、慣例によりまして成規の手続を省略しまして、管理者にその指名を御一任されたいのでありますが、御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。  私から指名いたします。主査に石原幹市郎君を、副主査に伊能芳雄君を指名いたします。

第22回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1955/06/29、3期、自由党)

○小野義夫君 経審長官に伺うのですが、今度政府で発表されたその六カ年計画並びにその三カ年計画といいますか、だんだん予算の審議の過程で十分これは衆議院でもただされたことと思うのでありますが、私の考えますところは、実際になかなかああいう共産国家のように厳重な法律でそういう方面なりその他産業方面を規制するとすれば、私は六カ年計画でも十カ年計画でも、それに従わざるものは厳重な処罰をしていくんですから、いわゆる計画経済の本筋によってやられるんじゃないかと思いますが、今、日本がやっておるような自由主義経済のもとにおいては、その向う六カ年はおろか、三年の計画といいましても、大体の筋道は立つのであるけれども、……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 建設・商工委員会連合審査会 第1号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○小野義夫君 開発銀行の方にお伺いしますが、この法案が可決いたしまして、政府がその利払いその他について保証する。東北興業に対してということは、これはもう明らかに国策と認めていいと思うのです。でありますから、開発銀行というものは一体、国策に順応するべくできているものであって、国家保証が確定しない場合には問題にならないから、御自由であるかもしらぬけれども、いやしくも政府がその保証の位置に立ったものに対しては、極力それが便宜をはかるという責務は、東北興業に関しても、別段東北興業がいいか悪いかというような論議をやたらにすべきではなかろうかと思うのですが、その点はどうなんですか。



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※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

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