山縣勝見 参議院議員
3期国会発言一覧

山縣勝見[参]在籍期 : 2期-| 3期|
山縣勝見[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは山縣勝見参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

本会議発言一覧(参議院3期)

山縣勝見[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  中共地区から帰還された方々の擁護の問題でありまするが、この問題に対しては、かねて本議場におきましても大略申上げたことがございますので、重複を避けたいと考えますが、その後実施をいたしております実情について申上げたいと思うのであります。今回の引揚といいますか、帰還については、従来と相当違つた点がございますし、殊に目立ちますことは、子供が非常に多いということ、なお又女子が非常に多いといいますか、これは世帯持ちが多いということであります。従つて、これらの人に対する援護の途も、おのずから従来以上に手厚くいたしたという方針で参りましたことは御承知の通りであ……

第16回国会 参議院本会議 第15号(1953/06/29、3期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  MSAの問題に関して国民生活の安定が基盤をなすということは、全く御同感であります。この問題に関連いたして人口問題をお話になりました。人口の圧力、これが労働力の点においてもいろいろな圧力を加えるということのお話がありましたが、只今お話の通り、さすがに最近の出生率は減退をいたしておるのであります。御承知の通り大体戦後最高が昭和二十二年でございましたが、千分の三十四ぐらいでございましたのが、だんだん昭和二十六年から七年にかけまして二十六から二十四というふうに減つて来ております。併しこれ又只今御指摘のように死亡率も減退をいたしておるのであります。戦前十……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 参議院本会議 第3号(1953/12/02、3期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  売春問題につきましては、たびたびこの本会議においても問題になり、御答弁申上げておる問題でありますが、これは婦女子の人権の否定という基本的な問題にも触れておる問題でもあり、又当然に人身売買をも招来する問題でありますから、何とかしてこの社会悪は除去したいという努力は政府も払つて参つておるところであります。従つて、それに対する社会風紀の紊乱という点からも、何らかの措置をとらなくちやいかんということも、関係各省においても寄り寄り協議を進めおるのでありますが、なお厚生省といたしましては、その他に性病の予防という問題についても、御承知の通り予防或いは治療に……

山縣勝見[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|

■ページ上部へ

委員会発言一覧(参議院3期)

山縣勝見[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|
第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 厚生委員会 第2号(1953/06/23、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 最初に委員のかたがたに対して御挨拶を申上げたいと考えまするが、かねて厚生大臣といたしましていろいろ御指導にあずかつておりましたのでございまするが、重ねて厚生大臣に留任をいたしまして、各位の御指導、御鞭撻を得たいと考えておりまするので、何分よろしくお願いいたしたいと思つております。  只今委員長のお話にございました厚生行政に関しまする所信の一端を申述べたいと考えます。厚生省所管の行政の中核となりまするものは、申すまでもなく第一に社会保障に関しまする諸施策でありまするが、この点につきましては、かねて当委員会におきましても所信の一端を申述べて参つて来ておりまするが、私といた……

第16回国会 厚生委員会 第4号(1953/06/25、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 只今議題となりました理容師美容師法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申上げます。  本法は、昭和二十二年成立いたしまして以来、理容師美容師の資質の向上と公衆衛生の確保とを理想に再度の改正が行われました。現行法に至り、理容師、美容師の養成は、専ら学校教育の体系において行われるという本来の理想が確立されたのであります。  然るところ、現行法におきましては、これら養成施設に対する都道府県知事の監督権が明記されていないため、今後いよいよ養成施設の内容の充実を図る必要があるにもかかわらず、ややもすると指導の徹底を期し得ない憾みがあるのであります。よつて、これら養成施設に対……

第16回国会 厚生委員会 第13号(1953/07/10、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 今回九州地区に水害が起りましたについて、取りあえず災害救助法、或いはこれに対する緊急を要する問題もありまするので、直ちに安田社会局長、高田薬務局長を福岡に、現地対策本部を設けるについて大野大臣と同行をいたさせまして、高田薬務局長を派遣いたし、なお又その他のものを、防疫官等を派遣いたしまして、緊急対策に遺憾なきを期せしめたのでございまするが、私に二日に発ちました。中央に総合対策本部を置かれて、その派遣の一員として派遣を命ぜられましたので、行つて参りましたのであります。併し本委員会には主として厚生省所管の災害救助或いは防疫等について御報告を申上げたいと思うのであります。 ……

第16回国会 厚生委員会 第14号(1953/07/13、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 只今お尋ねの点は藤楓協会のお話でありますが、あの貞明皇后のあの募金の際には経費としては約二千万円であります。地方で募金をいたします際の事務費等の詳細のことは、御質問になれば局長等から御答弁になりますが、これらの協会がらい予防に対してどの程度のいわゆる協力をなす分野があるかどうかという問題でありますが、これはまだ……、この藤楓協会そのものについて申上げますれば、只今のところは主としてらい予防の思想普及に関する部面、或いは又らい患者の慰安に関する部面、或いは又らい患者の更生授産等に関する部面或いはらい予防、らい治療に関する調査、研究の部面、こういうようなものに予算において……

第16回国会 厚生委員会 第19号(1953/07/23、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 先ず以て第一に月曜日並びに火曜でございましたか、私は当委員会に出席のできませんでしたことに対しまして、火曜日につきましては土曜日に小委員長にお目にかかりました際にもちよつと申上げたはずでもありますが、閣僚懇談会がございましたのと、予算委員会において質問の通告がございました等のために、丁度この委員会に出席ができかねたのであります。なお、翌日はこれ又委員部等を通じて御了解並びに小委員長にも申上げておきましたのでありますが、丁度前日に宮内庁からお話がございまして、和歌山地方の水害等を中心にして葉山に奏上に参るようにというお話でございました。実は私は宇佐美次長でございましたか……

第16回国会 厚生委員会 第20号(1953/07/24、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) らいの根本的な考え方につきましては、昨日も申上げた通りであります。らいそのものが患者にとりましても又その家族の人人にとりましても、なかなか社会的にも又医学的にもいろいろな点から困難な事情を伴いまするものでありまするから、らいの予防又らい患者の治療、これに対しましては、今後とも国が中心となつて予防、治療に対してはできるだけのことをいたす、又それらの家族に対しましても同様の考え方で進みたいと、かように考えております。
【次の発言】 この点につきましても、昨日廣瀬委員或いはその他からの御質問に対してお答えをいたした通り、又只今も申しました通り、国が中心となつてやるべきである……

第16回国会 厚生委員会 第25号(1953/07/31、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 私は昨日遅くまでこの委員会を待つておりまして、朝来それの……、朝来閣議がございまして、詳細のことをまだ報告を受けておりませんので、間違つちやいけませんから、政府委員から御答弁申上げます。
【次の発言】 私はさような命令はいたしません。当然にどう言いまするか、事務といたしていろいろな点を勘案いたして処置いたしておると思います。(「さつきの動議も成立しておるのだから」と呼ぶ者あり)、山下義信君「今の厚生大臣に対する湯山委員の質問に私は答弁をいたしたいと思います。お許しを願います。」と述ぶ。廣瀬久忠君「それはおかしいですね。私が発言の許可を得ているのだから」と述ぶ。山下義信……

第16回国会 厚生委員会 第26号(1953/08/01、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) お尋ねの点でございますが、この点につきましては私も例えば慰安費にいたしましても作業謝金にいたしましても、或いは文化教養にいたしましても、その他不十分ということは十分承知いたしておるのであります。なお昭和二十九年度を期して事務当局におきましても相当苦心をいたして、大蔵当局とも折衝いたさんといたしておることもかねて政府委員から申上げた通りだと考えまするが、何分にもこれはむしろこの熱意に対して云々ということでございますれば、厚生当局の努力の及ばなかつた微力をお詫びいたさなければならんと思いますが、ただ昭和二十八年度の予算案は昨日本会議を通つたところでございます。それに対しま……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後2号(1953/09/15、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 実は私はこの委員会に呼ばれておりますることを承知いたしましたのは、今から約一時間半から二時間くらいであります。或いは事務的の連絡が悪かつたのかどうか知りませんが、昨日も又本朝も本委員会に呼ばれておりますることを私は承知いたしておりません。午前は閣議がございました。午後はこれは年一回ありまする厚生省の保健衛生の全国の被表彰者を表彰する、これは厚生省としての行事がございました。そこに出席をいたしておりましたときに、当委員会に出席を求められておるということを承知いたしましたから、それがすみますれば出席いたすということを、事務局に確かに連絡をいたしたわけでございますから、この……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第閉会後3号(1953/09/16、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 仰せの災害の実態調査につきましては、厚生省の所管は御承知の通り先ず以て災害救助法に基く応急の対策並びにそれと並行いたしました伝染病予防法等の公衆衛士の面、或いは又それに引続いて医療械関等の復旧、或いは社会福祉施設等の復旧或いは又厚生省関係の水道とが、そういうものの復旧、段階的に多少差がありまするが、応急のほうの災害救助に関する調査は大体完了いたしまして、これには本省からも当該の係官も出張いたし、なお又府県等の当該係官も協力いたしまして、大体調査は済んでおりますが、まだ何分にも今回の水害が非常に各地方に亘つておりますから、済まぬ点もありまするが、その点は大体完了しつつあ……

第16回国会 水害地緊急対策特別委員会 第8号(1953/07/10、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 今回の災害に際しましては、これはいずれの災害の際にもそうでありますが、最初にとられます政策は、災害救助法に基くものであります。なお又かような水害等の災害に際しましては、伝染病という問題がありまして、いわゆる防疫対策という問題があります。従つて緊急の対策といたしてとらるる災害救助法に基く災害救助並びに伝染病予防法等に基いてとられます防疫対策、これは厚生省の所管でありますので、直ちに社会局長を急派いたしまして、なお又引続き大野国務大臣と一緒に薬務局長を急派いたしまして、なおその間これは災害救助法、或いは伝染病予防法等に基きまして、各府県に厚生大臣の命令を以て救護班或いは防……

第16回国会 内閣委員会 第1号(1953/05/27、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 只今議題となりました厚生省設置法の一部を改正する法律等の一部改正する法律案の提案理由について御説明申上げます。  この法律案は、厚生省の外局であります引揚援護庁の機構を明年三月三十一日まで現機構のまま存置いたそうとするものであります。御承知のように、引揚援護庁は、海外からの引揚同胞に対する援護、未帰還者の調査究明、未帰還者留守家族の援護、戦傷病者戦没者遺族の援護等を所掌いたしておるのであります。ところが同庁は、厚生省設置法の一部を改正する法律の規定によりますと、本年四月一日から厚生省の内局に縮少小改編されることになつていたのでありますが、国民が多年に亘つて待望いたして……

第16回国会 内閣委員会 第12号(1953/07/13、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) お説の通り昭和二十四年に人口問題審議会がたしか四月でございましか発足いたしました。たしか六月からでございましたか人口の収容力並びに人口調整に関して小委員会をおのおの持つてたびたび小委員会を開いて、そうしてたしか十一月でございましたか日は或いは違つているかも知れませんが、人口問題審議会として総理大臣に答申をいたしました。その際は主として人口の吸集力並びに人口調整の二部門に亘つて人口問題を検討いたしましたので、昭和二十五年に委員会等の廃止に伴つてこの審議会が廃止されました。従つて仰せの通り一応その任務を終つて、而も一応審議会は廃止いたしたのであるから、再びそういう審議会を……

第16回国会 予算委員会 第4号(1953/05/30、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) お答え申上げます。四―五月の暫定予算を組みまする際には、一応七十九カ所、今お説の通りでありまして、併しその後現実には入院患者の数にも多少余裕がありましたのと、機械等の整備費は必らずしも四月に或いは五月に買う必要もございませんので、そういうものも流用いたして、大体本来……。その前に申上げたいことは、九十九カ所から十五カ所を今お説の通り引きますと八十四カ所になりますが、それから秋田、山形の二カ所は二十七年度中に移管いたしておりまするから八十二カ所、従つて三カ所が予算上一応四――五月の暫定予算では不足になりまするが、その三カ所の不足に対しましては、只今申しました通り入院患者……

第16回国会 予算委員会 第6号(1953/06/29、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 只今お話の児童憲章はすでに出ております。そういう精神に副つて児童福祉法も出ておりまして、これらの法律に基いて政府は年々適当な予算で、勿論十分とは申上げかねまするが、児童福祉に関する或いは施設或いは保護、これらに対して十分やつて来ているのでありまして、勿論法的にはいろんな問題がありまするけれども、最初児童福祉に関しましては特に重点的に施設の増強或いは更生法等に対して努力をいたして参つている次第であります。
【次の発言】 お答えを申上げます。お話の基地におきまする児童福祉或いは児童の保護の問題は、政府といたしましても心を痛めておりまするのであります。この問題はなかなかむず……

第16回国会 予算委員会 第7号(1953/06/30、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。今回の九州地区の災害につきましては只今農林大臣から話がありました通り、政府といたしましても誠に憂慮に堪えない次第でありまして、本日も閣議で対策について協議をいたした次第であります。厚生省所管についてのお尋ねでありまするが、先ず以てかような災害の際には仰せの通り緊急の災害に対する対策が必要でありまするから、直ちに福岡、熊本、佐賀、大分、山口、これらの各県に対して災害救助法が施行されまして、それに対して政府といたしましては、この法律に基く地方におきまする万般の措置をとつておるのであります。なお只今お尋ねにも触れておられましたが、この際一番大事なことは先……

第16回国会 予算委員会 第23号(1953/07/25、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 人口問題研究所は、人口の基本的の問題について、自然科学的に、或いはその他いろいろな観点から、人口の状態、或いは又その人口の収容力、或いは人口の調整、いろいろな面について、自然科学的その他の見地から研究いたしておるのであります。
【次の発言】 この点私も全く同感に考えておりまして、人口問題は先般内閣に人口問題審議会がございまして、それが廃止されて、今回人口問題の重要性に対して審議会を新たに設けたのであります。従つて政府といたしましても、この人口問題の重要性を新たに取上げたのでございまするから、今仰せの通り人口問題研究所は本当の、いわゆる我々が目的といたしておりまする研究……


■ページ上部へ

第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 厚生委員会 第2号(1953/11/02、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) この覚醒剤は、先ほど来法務大臣からもいろいろお話がありました通り、厚生省の立場から見ましても、国民保健の点から、又いろいろな点から重大視いたしておるのであります。原料の点、それから原料の入つてから後の製造、正規の製造と密造、こういうような三つの方面でいろいろ調査をいたして、その社会悪の根源を断つということにならなくてはいかんと思いますが、現実に調査した結果、というふうなルートで、ということにつきましては、詳細な点については局長から申上げますが、その前に厚生省としての基本的の線は、御承知の、この原料の面においては、恐らくこの前の委員会において局長から詳細に申上げましたよ……

第17回国会 予算委員会 第4号(1953/11/06、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。冷害地に対しましては、この補正予算で七億の予算を取つております。併しこれは一応基準がありますから、今仰せのような措置によつて、できるだけ温い保護を加えたいと思つております。例えば今の生活保護法によりますれば、大体基準が、ございまして、そうしてその基準に照し合せて適用するのでありますけれども、殊に冷害の対象になつております農家につきましては、例えば土地を持つておる、その土地を売り、その資金で以て一応応急の措置の講じられたのちにおいて法を適用するということもあり得るのでありますけれども、それらの点につきましてはできるだけ善処をいたして、勿論生活保護法は……


■ページ上部へ

第18回国会(1953/11/30〜1953/12/08)

第18回国会 予算委員会 第3号(1953/12/06、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) 只今総理から御答弁がございましたが、社会保障制度審議会は、両三回に亘つて答申されておるのであります。社会保障制度審議会の答申は、社会保険の面、或いは公衆衛生の面、国家保障の面、それらに対して答申をいたしておりますので、その答申の中にも、やはり国家財政との見地をも勘案するという点も触れておりますから、例えば社会保険の面につきましては、御承知の通り国民健康保険の面において国庫負担を実現いたしております。なおその他社会福祉の面におきましても、或いは母子福祉の面、或いは生活保護の面等においても、殊に又公衆衛生の面におきましては、結核の高率負担その他におきまして、年々相当予算を……

第18回国会 予算委員会 第4号(1953/12/07、3期、自由党)【政府役職】

○国務大臣(山縣勝見君) お答え申上げます。人口問題に関しては、たびたび当委員会においても御質問がございまして申上げておりますが、人口問題は国家の基本に関する重要な問題でありまするから、政府におきましても重視いたして参つているのであります。で、この問題に対してはいろいろ広範な又非常に何といいますか深い問題であります。一片の政策を以てしては、なかなか解決のできない問題でありますが、政府としては大体今御指摘の通り、昨年度においては千に対して大体十五、戦後二十二年がたしか千に対して二十二でありますが、百二十五万乃至百三十万、これだけの人口の増加がありますれば御指摘の通り九千九百万といいますか一億に達……


■ページ上部へ

第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 経済安定委員会 第2号(1954/12/06、3期、自由党)

○山縣勝見君 来年度予算で、この大体の当初の計画の予算は取れそうですが。
【次の発言】 この離島関係は道路とか、港湾とか、そういう性質のものだろうと思いますが、私ども予算折衝をやつて来た経験から見て、どうも大蔵省なかなか承知しがたい点があると思うのですが、そうすればこの道路とか港湾とかという性質のものであるだけに、中途半端なものができてしまつて、結局結果から見て、国費の濫費になるという傾向が多分にあると思います。ことに離島なんかいろいろな事情で、振興法ができた事情から見ると、できてしまえばあと法の執行については地元は熱心なんだけれども、中央においてはだんだん熱がさめるという懸念もあるし、それか……


■ページ上部へ

第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 経済安定委員会 第2号(1954/12/20、3期、自由党)

○山縣勝見君 時間がないようでありますから、最初の機会でもあるし、一、二簡単にお聞きしたいと思いますが、最初に私も財界のやはり出身である者として、高碕さんが今回非常にわれわれの経験から見てもむずかしい困難をあえて任じられることに対して、鮎川先生と同様敬意を表しますが、ただいまいろいろお話があつて、日本の経済の再建というか、自立というか、それに対する基本的な真剣な御意見を拝聴いたしたのでありますが、その際、と同時に日本の現在の経済の実情から見れば、たとえば失業者がすでにお話のように七十万もある、あるいはまた、その他非常に緊迫した状態にあるということを認められた上に立っての御議論でありましたが、実……


■ページ上部へ

第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 運輸委員会 第2号(1955/03/29、3期、自由党)

○山縣勝見君 内村委員の御質問にちょっと関連いたしておりますから、簡単に。いずれ大臣にお伺いいたしたいと思っておるのでございすすが、今内村委員の御質問の中の海運振興策に関して、経済閣僚懇談会で御討議になっておるという点でありますが大体巷間伝えるところで承知いたしておりますが、この問題は海運企業というより日本経済の将来に非常に重大な関係を持っておる。いろんなデータを持っておりますから、たとえば共有形式にいたしましても、従来われわれも経験いたしてきておりますし、いわゆる優先株の問題にしても、相当いろんな問題を考慮した上で決定される問題だと思う節もございますし、なおこれに関連して、おそらくその法案の……

第22回国会 運輸委員会 第20号(1955/06/23、3期、自由党)

○山縣勝見君 関連して。今この常勤以外の役員について五千円というお話がございましたが、それは大体五千円と監督官庁としてお考えになっているという程度なんですね。
【次の発言】 そうすると、もちろんこれは株式会社なんだから監督官庁が勝手にきめる問題ではないと思うのですが、大体その程度の報酬とお考えになっておられますか、今後とも。
【次の発言】 実は御質問したいのは、五千円が問題にあらずして、非常勤の日本航空会社から支給する給与が五千円程度だというその非常勤に対して、現在の日本の経済事情から見て兼職を禁止するようなこと、並びにまた政府がそれに対して認可を与えるということと、日本の現在の経済事情から見……

第22回国会 運輸委員会 第22号(1955/06/30、3期、自由党)

○山縣勝見君 私は二、三海運造船政策の基本問題について、大臣にお伺いいたしたいと思います。ただ、基本問題と申しましても、抽象論だけでは、御質問いたすにいたしましても、また御答弁を願うにいたしましても、徹底し得ないことと思いますから、二、三の具体的な問題を中心としてお伺いをいたしたい。ただし、私の意図いたしまするところは、具体的にどうするとかなんとかという問題ではなくして、大臣から日本海運に関する基本的なお考えをお伺いしたいのが本旨でございます。でありますから、多少具体的な問題に触れることもございましょうけれども、趣旨はただいま申したような次第でありますから、御承知を願いたいと思うのであります。……

第22回国会 運輸委員会 第26号(1955/07/21、3期、自由党)

○山縣勝見君 今の御質問に関連いたしましておりますが、保険会社を通じてこの法案によって実施するのがいいか、そうして再保険をいたすのであるから、国が直接した方がいいかという問題は、付加保険料の問題に関連すると思うんですが、国が直接いたすことにおける保険料の中には、いわゆる保険負担の部分の保険料とさらに付加保険料とあると思うんですが、要するに、私はこれは相当大衆的な保険だから、保険料率を下げなくちゃならぬ、低くしなくちゃいかぬと思う。問題はその付加保険料の部分がどうなるかということによって決定するのであって、できるだけ安い保険料にすることがその目的に達するということになれば、あるいは私の考えでは、……


山縣勝見[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|

■ページ上部へ

各種会議発言一覧(参議院3期)

 期間中、各種会議での発言なし。

山縣勝見[参]委員会統計発言一覧(全期間)
2期-| 3期|

■ページ上部へ

■本会議へ ■委員会へ ■各種会議へ

※このページのデータは国会会議録検索システム参議院ウェブサイトで公開されている情報を元に作成しています。

データ更新日:2022/12/18

山縣勝見[参]在籍期 : 2期-| 3期|
山縣勝見[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

 3期在籍の他の議員はこちら→ 3期参議院議員(五十音順)  3期参議院議員(選挙区順)  3期参議院統計



当サイト運営者の新刊のお知らせ
菅原琢『データ分析読解の技術』(中公新書ラクレ756)

【内容紹介】「データ分析ブーム」がもたらしたのは、怪しい“分析らしきもの”と、それに基づいた誤解や偏見……。本書では、「問題」「解説」を通して、データ分析の失敗例を紹介しながら、データを正しく読み解くための実践的な視点や方法、また、思考に役立つ基礎的な知識やコツを紹介していく。誤った分析をしないため、騙されないための、基本的・実践的な読解と思考の方法とは――。