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山縣勝見 参議院議員
「本会議発言」(全期間)

山縣勝見[参]活動記録 : トップ選挙結果 | 本会議発言 | 委員会統計発言一覧議員立法質問主意書

本会議発言(政府役職)歴代TOP50(参)
36位
2期(政府)TOP5
2位

山縣勝見参議院議員の在職時の本会議での質疑や答弁などの発言に関してまとめています。発言回数、発言文字数、発言時の役職、立場、各発言の冒頭部分の内容が掲載されています。
 委員会や各種会議での発言等については委員会統計発言一覧のページを参照してください。
 下記リンクから各項目に飛ぶことができます。

ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10
■発言統計  ■発言時役職  ■発言一覧


本会議発言統計(参議院)

総合

在籍期
 
発言
順位
文字数
順位
 

2期
(1950/06/04〜)
発言数
24回
15位
発言文字数
49523文字
28位

3期
(1953/04/24〜)
発言数
3回
143位
発言文字数
3883文字
183位


参議院在籍時通算
発言数
27回
196位
発言文字数
53406文字
304位

※「発言」は発言が記録された本会議の数、「文字数」は発言として記録された文字の総数を示しています。


役職別

在籍期
議会役職
発言回数 発言文字数 順位
政府役職
非役職

2期
議会
0回
0文字
-
政府
6回
12478文字
2位
TOP5
非役職
18回
37045文字
35位

3期
議会
0回
0文字
-
政府
3回
3883文字
11位
非役職
0回
0文字
-


通算
議会
0回
0文字
-
政府
9回
16361文字
36位
TOP50
非役職
18回
37045文字
438位

※「議会役職」は議長、副議長など国会の役職、「政府役職」は大臣などの内閣、政府関係の役職が記録に付されていた場合を集計し、「非役職」は議会役職、政府役職いずれでもない場合を集計しています。


本会議発言時役職(参議院)

2期
厚生大臣政府、第15回国会)

3期
厚生大臣政府、第16回国会)

※国会会期は各選挙期中で最初にその役職での発言が記録された会期を示しています。


本会議発言一覧(参議院)

2期(1950/06/04〜)

第10回国会 参議院本会議 第10号(1951/02/02、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程されました外航船腹緊急増強に関する決議案に関しまして、発議者を代表いたしまして提案の趣旨説明をいたしたいと考えるのであります。  本決議案は本院各党の共同提案に相成るものでありまして、両院の海運関係の議員を以て組織いたしております海運議員連盟の発意によつて同趣旨の決議案が衆参両院に提出されておりまするのであります。本院におきましては各党の八十七名の発議者によりまして超党派的にここに提出されましたものであります。  今や講和成立の日の近きを迎えんといたしておりまするのでありまするが、日本の自立、日本経済の自立の最も基本的な問題でありまするこの外航船腹の緊急増強に関しまして、……

第12回国会 参議院本会議 第12号(1951/10/31、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程になりました国有鉄道運賃法の一部を改正する法律案について委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ずこの法律案の要旨を申上げます。ると、日本国有鉄道は昨昭和二十五年度におきましては、ほぼ收支相償いまして完全なる経営をなし得たのでありますが、本年度に入り一般経済の回復に伴い、輸送量は相当増加をいたしましたが、而もその半面、朝鮮動乱以降における資材の高騰及び生計費の増加による職員の給與ベースの改訂等、止むを得ない経費の増加を見まして、その増加額は平年度計算におきまして六百六十八億に相成るのであります。これに対して経費の節減、人員の削減等鋭意経営の合理化をなし……

第12回国会 参議院本会議 第25号(1951/11/29、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程になりました日本国有鉄道法の一部を改正する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果について御報告申上げます。  この法律案は、主として従来長期欠勤による休職者の取扱において欠くるところがありましたのを、一定の年限内は所定の給與を受けさせることにいたしたものでありまして、その概要を申上げますると、現行法におきましては休職の期間は一年、給與は俸給の三分の一と相成つておつたのでありまするが、今回の改正におきまして、休職の期間は公傷の場合を除いて三年、給與は、公傷の場合は全額、その以外におきましては、結核性疾患の場合は二ヵ年間、結核性疾患以外の場合におきましては一年……

第13回国会 参議院本会議 第25号(1952/03/27、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました昭和二十六年十月の台風による木船災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案ほか三法案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず昭和二十六年十月の台風による木船災害の復旧資金の融通に関する特別措置法案でありまするが、本法案は衆議院議員關谷勝利君ほか一名の提出にかかるものでありまして、その目的といたしまするところは、昨年十月のルース台風による木船の災害復旧に必要な融資を円滑にいたすということであります。法案の要点は、政府がルース台風による木船の災害復旧資金の融通をする金融機関と融資総額三億八千万円を限度といたしまして損失補償と利……

第13回国会 参議院本会議 第27号(1952/03/31、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました海外からの日本国民の集団的引揚輸送のための航海命令に関する法律案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。従来海外よりの引揚者の船舶による集団的帰還輸送業務につきましては、国家総動員勅令でありまする戰時海運管理令に基く商船管理委員会が実施いたして参つたのでありまするが、この総動員勅令は本日を以て自然失効することと相成りまするので、これに伴いまして商船管理委員会は本日限り解散いたすこととなつておるのであります。従いまして、今後帰還輸送業務は運輸大臣が船会社と契約を結びまして実施することと相成るのでありますが、このため昭和二十七年度一般会……

第13回国会 参議院本会議 第32号(1952/04/23、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程になりました道路運送車両法の一部を改正する法律案について、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  本法律案の要点は、一、軽自動車と二輪小型自動車の登録を省略して自動車の登録制度を簡素化し、又軽自動車、原動機付自動車及び旅客軽車両について検査を省略して自動車の検査制度を簡素化したこと。二、検査証の有効期間が従来一律に一年間であつたのを、旅客を運送する自動車運送事業の用に供する自動車にあつては九カ月、貨物の運送の用に供する自動車にあつては従来通り一年、その他の自動車は二年としたこと。三、自動車検査手数料を二輪の小型自動車は百円以内、その他の自動車は二百円……

第13回国会 参議院本会議 第33号(1952/04/25、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました気象業務法案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  我が国は世界有数の天災国でありまするので、災害の防止及び軽減を図りまして、更に進んで国土開発に資するためには、現在殆んどよるべき基準法なくして行われておりまする気象業務の運営に法的秩序を與えますることが緊要と思われるのであります。なお又我が国は、平和條約に関する宣言において、條約発効後六ヵ月以内に世界気象機関條約に参加の承認を申請する意思を有することを宣言いたしておりますので、加入後に備えまして気象業務に関する基本制度を確立しておくことが必要であると考えられるのでありまして……

第13回国会 参議院本会議 第34号(1952/04/28、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程になりました日本国との平和條約の効力発生及び日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴う道路運送法等の特例に関する法律案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず本法律案の要旨を申上げますると、第一は、日本国とアメリカ合衆国との間の安全保障條約第三條に基く行政協定の実施に伴いまして、我が国に駐留するアメリカ合衆国軍隊の自動車に対し、道路運送法及び道路運送車両法中、検査、登録、保安基準等に関する規定の適用を除外する特例を設けたことでございます。第二は、この法律施行の際、連合国占領軍の軍人軍属等の私有する車両……

第13回国会 参議院本会議 第40号(1952/05/16、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました木船運送法案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本法案は衆議院議員關谷勝利君ほか三十名の提出にかかるものでありまして、その目的といたしまするところは、木船が、国鉄、気船と並びまして極めて重要な国内輸送機関でありますにもかかわりませず、木船運送事業は極めて薄弱な経済的基盤の下に経営されて参つたのでありますので、その経済的地位を向上せしめ、以てその健全な発達を図らんとするものであります。  本法案の要点を申上げますると、第一は、木船運送事業につきまして登録制を規定いたし、無登録営業を禁止いたしておることであります。第二は、木……

第13回国会 参議院本会議 第45号(1952/05/30、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました港湾法の一部を改正する法律案及び船舶安全法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  先ず港湾法の一部を改正する法律案について申上げます。  この法律案は衆議院議員岡田五郎君ほか四名の提案にかかるものでありまして、内容の主要点を申上げますと、その一は港務局の委員に関する改正であります。即ち、港務局の財政上の理由によりまして、これを組織する地方公共団体との連絡を密にするために、各地方公共団体ごとに地方議員一名を港務局の委員となし得ることとすると共に、港務局の経済的運営を確保いたしますために、その委員定数は地方……

第13回国会 参議院本会議 第47号(1952/06/04、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました日程第五より第二十七までの請願及び陳情につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  日程第五より第十五まで、及び日程第二十一は、国有鉄道の敷設関係及び営業再開に関する請願及び陳情でありまして、穴水―飯田間、荒海―滝の原間、浜原―十日市間、辺富内線、雄武―枝幸間、岡崎―多治見間、及び日南線は、いずれも鉄道敷設法の予定線或いは建設線に該当するものであり、登米郡縦貫鉄道、湯本線及び掛川町―御前崎港間は、いずれも予定線、建設線には該当しておりません。このうち穴水―飯田間、荒海―滝の原間、浜原―十日市間及び辺富内線の宮内―右左府間は、今回鉄道建……

第13回国会 参議院本会議 第48号(1952/06/06、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました道路交通事業抵当法案につきまして、委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  この法律案の要旨は、道路運送事業及び通運事業につきまして財団抵当制度を創立せんとするものであります。而もこの法案におきまするいわゆる財団と申しますのは、一又は二以上の事業単位につきまして設定されるものでありまして、道路交通事業財団登記簿に所有権保存の登記をなすことにより行われます。なお、この事業単位と申しまするのは独立して運営されまする事業の規模を申すのであります。なお財団の組成物件としましては、土地建物の不動産のほか、自動車その他事業経営に必要なもので同一事業者に属し……

第13回国会 参議院本会議 第50号(1952/06/11、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました造船法の一部を改正する法律案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  この法律案は衆議院議員坪内八郎君外二十名の提案になるものであります。先ず提案理由を要約して申上げますると、我が国の造船能力は現状ではほ大体バランスがとれておるのでありますが、民業に転換いたしまする旧工廠等の合理的生存をも図る必要があるのであります。従つて今後需給のバランスをとりますためにはなかなか困難な事情にありまするので、造船業に今後混乱を招来するような資本の投下、殊に外国資本が何らの制約なしに流入いたしますることを防止いたしまして、国民経済的な角度から我……

第13回国会 参議院本会議 第51号(1952/06/13、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました旅行斡旋業法案につきまして運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  この法律案は、旅行斡旋業の健全な発達を図りまして、日本人及び外国人旅客の接遇の向上とその保護に資することを目的といたしまして立案されたものであります。  旅行斡旋とは、内外人の旅行者のために、運送機関、宿泊施設等の旋行に関する施設の利用につきまして、対価を得て、その予約をいたしましたり、或いは修学旅行等、団体旅行の請負、手配等のサービスの提供をなしまする等、旅行に関する仲介、取次、請負等の行為を広く含んでおります。この関係業者は従来法規の規律の下には置かれていなかつたのであ……

第13回国会 参議院本会議 第53号(1952/06/18、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました離島航路整備法案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  本法案の目的といたしますところは、離島航路事業が地方民の生活にとつて支配的な関係にありまするにかかわらず、その公共性のために、従来免許事業として種々の規制を受けております関係上、赤字経営を余儀なくされておるものが少くないのであります。かかる航路維持のために、適当な国の助成措置を講ぜんとするものであります。次に本法案の内容について申上げますと、第一は、予算の範囲内における航路補助金の交付をなさんとすることであります。この制度は従来海上運送法の規定によつてすでに実施中であり……

第13回国会 参議院本会議 第54号(1952/06/20、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程されました日程第七より日程第十四までの請願及び日程第百九十一より日程第百九十五までの陳情につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申上げます。  日程第七より日程第十までの請願及び日程第百九十一の陳情は鉄道敷設に関するものであります。このうち日程第百九十一の陳情は、三陸鉄道の気仙沼――前谷地間の建設を年度内に速かに着手して欲しいということであります。本区間は鉄道敷設法の建設線に該当するものでありまして、本区間中の気仙沼――津谷間は、今回鉄道建設審議会より運輸大臣宛、年度内予算の補正によつて速かに建設に着手することを適当と認める旨答申がなされたものでありま……

第13回国会 参議院本会議 第64号(1952/07/07、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今議題となりました二つの法律案につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告申し上げます。  先ず航空法案についてでありまするが、平和條約によりまして、我が国の航空活動の自主性が全面的に回復されることと相成りましたので、現行の変則的な政令を廃止いたしますると共に、航空活動全般につきまして所要の規定を設ける必要がありますることは申上げるまでもないところであります。平和條約は、我が国が国際民間航空條約の規定を実施すべきことを定めておりまするので、本法案は、この條約の規定を全面的に取入れますると共に、我が国の自主的航空活動に対処し得るために必要な規則を定めようとするもの……

第13回国会 参議院本会議 第71号(1952/07/29、2期、自由党)

○山縣勝見君 只今上程されました日程第五より日程第十四までの請願及び日程第十五より日程第十七までの陳情につきまして、運輸委員会における審議の経過並びに結果を御報告いたします。  日程第五は常磐電車を有楽町駅まで延長運行して欲しいという請願であります。日程第六は国鉄水郡線を改善せられたいという請願であります。日程第七は串木野駅に急行列車を停車せしめられたいという請願であります。日程第八は串木野駅改築に関する請願であります。日程第九は串木野駅のプラットホームを延長せられたいという請願であります。日程第十は戰沒者遺族の靖国神社等に参拝するに際して鉄道運賃の優遇措置をして欲しいという請願であります。日……

第15回国会 参議院本会議 第6号(1952/11/27、2期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) 三好君の御質問にお答えをいたしたいと思いまするが、政府といたしましては戦争犠牲者に対してはできる限りのことをいたしたいと思つて参つておるのであります。御承知の通り、昭和二十二年に未復員者給与法を制定いたしまして、なお又引続いて二十三年の十二月には特別未帰還者に対して給与法を制定いたしまして、及ばずながらいたしておるのであります。殊に本年の七月の三十日に制定いたされました戦傷病者戦没者遺家族援護法によりまして、戦傷病者、戦没者遺家族等に対しては、これ又障害年金、或いは遺族年金、或いは弔慰金等を、政府といたしましては財政の許す範囲においてこれらの方々に対して給与をいたして……

第15回国会 参議院本会議 第7号(1952/11/28、2期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) 只今の御質問にお答えをいたします。  乞食浮浪者をできるだけ早く絶滅をいたすようにというお話でございまするが、(「作つておるじやないか、あなた方」と呼ぶ者あり)これに対しましては、政府はかねて最も意を用いまして参りましたのであります。この乞食、浮浪者と申しましても、本質的のものもありまするし、なお又環境によるものもあるのであります。政府といたしましては、先ず以てこの環境によつてかような境地にありまする方々に対しては、できるだけの措置を講じたいと思いまして、先ず以てこれに対しましては、さような環境から引き出して、これに自立更生の途を与えますることが最も肝要と考えまして、……

第15回国会 参議院本会議 第19号(1953/01/31、2期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答え申上げます。  社会保障制度審議会の答申を全面的に直ちに政府は採用するかというお尋ねでございまするが、憲法の条章に基いて審議会は二回に亘つて答申をいたしておるのであります。これらを直ちに採用いたしますることにつきましては、たびたび申上げましたが国家財政との関係もございます。これは只今カニエ君のお話のように、本年度の予算の編成に当りましても憤りを感ぜられるくらい困難な予算編成であつたのであります。その中で今回審議会の答申にあります先ず社会保険の面でありまするが、社会保険の面におきましては、皆さんの要望もありまするし、国会の要望もありまして、多年困難でありました国民……

第15回国会 参議院本会議 第20号(1953/02/02、2期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答え申上げます。  先ず第一点の国民栄養の問題でありまするが、先ほど農林大臣より御答弁がございましたが、国民体位の問題或いは国民栄養の問題につきましては、終戦後政府といたしましては毎年調査をいたして参つておるのであります。未だ戦前の域に達しませんが、大分に向上いたして参つております。但し先に国民栄養審議会の答申いたしました二千百五十カロリーにはまだ遠いのであります。従つて、食糧政策の見地から申しましても、或いは栄養の見地から申しましても、或いは粉食を奨励いたしますとか、殊に先ほど農林大臣のお話にございましたが、脂肪或いは動物性蛋白質或いはビタミン等の摂取につきまして……

第15回国会 参議院本会議 第28号(1953/02/27、2期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  第一点の検診カードに対しての御質問でございましたが、売春行為なり或いは性病等に関しましては、政府は、只今他の大臣からもお話のありました通り、何とかしてかような社会悪を社会から除去いたしたいという努力は続けて参つたのであります。但し御承知の通り、性病予防の点から申しましても、風紀の点から申しましても、まだ万全でないことは、これは政府も認めておるのであります。今後ともその努力は続けたいと思いますが、殊に、この駐留軍基地におきまする検診カードにつきましては、厚生省といたしては、これは禁止いたしておる。昭和二十一年以来数回に亘つて都道府県に対して注意を……

第15回国会 参議院本会議 第29号(1953/03/02、2期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  お尋ねの援護法によりまする弔慰金、年金の支給状況でありまするが、この点につきましては、昨年の春に援護法が制定せられまして以来、その細則或いは現地におきまするいろいろな手続上に遺憾の点が当初ございまして支給が非常に遅れておりましたことは、厚生省といたしましても遺憾に考えまして、直ちに両回に亘つて手続の簡素化、或いは人員の流用、或いは臨時雇等をいたしまして、昨年の年末までには、できれば本省に裁定の申請のありましたものは大部分、殆んど裁定を済ませまして、通知をいたしたい。さようなことで人員措置をとりましたことは山下先生も御承知の通りでありますが、それ……


3期(1953/04/24〜)

第16回国会 参議院本会議 第7号(1953/05/29、3期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  中共地区から帰還された方々の擁護の問題でありまするが、この問題に対しては、かねて本議場におきましても大略申上げたことがございますので、重複を避けたいと考えますが、その後実施をいたしております実情について申上げたいと思うのであります。今回の引揚といいますか、帰還については、従来と相当違つた点がございますし、殊に目立ちますことは、子供が非常に多いということ、なお又女子が非常に多いといいますか、これは世帯持ちが多いということであります。従つて、これらの人に対する援護の途も、おのずから従来以上に手厚くいたしたという方針で参りましたことは御承知の通りであ……

第16回国会 参議院本会議 第15号(1953/06/29、3期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  MSAの問題に関して国民生活の安定が基盤をなすということは、全く御同感であります。この問題に関連いたして人口問題をお話になりました。人口の圧力、これが労働力の点においてもいろいろな圧力を加えるということのお話がありましたが、只今お話の通り、さすがに最近の出生率は減退をいたしておるのであります。御承知の通り大体戦後最高が昭和二十二年でございましたが、千分の三十四ぐらいでございましたのが、だんだん昭和二十六年から七年にかけまして二十六から二十四というふうに減つて来ております。併しこれ又只今御指摘のように死亡率も減退をいたしておるのであります。戦前十……

第18回国会 参議院本会議 第3号(1953/12/02、3期、自由党)【政府役職:厚生大臣】

○国務大臣(山縣勝見君) お答えを申上げます。  売春問題につきましては、たびたびこの本会議においても問題になり、御答弁申上げておる問題でありますが、これは婦女子の人権の否定という基本的な問題にも触れておる問題でもあり、又当然に人身売買をも招来する問題でありますから、何とかしてこの社会悪は除去したいという努力は政府も払つて参つておるところであります。従つて、それに対する社会風紀の紊乱という点からも、何らかの措置をとらなくちやいかんということも、関係各省においても寄り寄り協議を進めおるのでありますが、なお厚生省といたしましては、その他に性病の予防という問題についても、御承知の通り予防或いは治療に……


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ページ更新日:2024/10/19
データ入手日:2024/10/10

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