西田隆男 参議院議員
3期国会発言一覧

西田隆男[参]在籍期 : 2期-| 3期|- 4期- 5期
西田隆男[参]活動記録 : トップ選挙結果本会議発言委員会統計発言一覧質問主意書

このページでは西田隆男参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

西田隆男[参]本会議発言(全期間)
2期-| 3期|- 4期- 5期
第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 参議院本会議 第6号(1955/01/23、3期、日本民主党)【政府役職:行政管理庁長官・自治庁長官】

○国務大臣(西田隆男君) 小林さんにお答えいたします。  事業税の基礎控除引き上げの問題は、あなたは全廃したらどうか、こういう御意見でございましたが、全廃は考えておりませんけれども、現行七万円のものを相当程度引き上げることを今考慮中でございます。  第二の府県の区域をどうするかという問題でございます。この問題につきましては、現行の府県区域と申しますのは、経済情勢やら、交通情勢の変化、それから現在進行しておりまする町村合併の進行に伴って再検討する必要があると考えております。地方制度調査会において、現在まで七回会議を開いておりますが、せっかく研究中でございまして、近く結論が出ることと考えております……

第21回国会 参議院本会議 第7号(1955/01/24、3期、日本民主党)【政府役職:行政管理庁長官・自治庁長官】

○国務大臣(西田隆男君) 鈴木さんにお答えいたします。  大体抽象的には今大蔵大臣がお答えいたしましたが、地方財源がなぜ赤字が出て参るかということは、あなたのおつしやいました以外に、人件費の負担が非常に過重である。それから補助金を出します場合に、補助金の単価の見積りが実情に沿わない。それから災害復旧は、非常に復旧を急ぎますために、仕越し工事が非常に多い。もう一つ非常に大切な点は、各自治体が出してならない金、出さないで済む金を非常によけいに出しておる、こういうのが地方財政赤字の大きなファクターをなしております。従つて、どうしてこの赤字を解消するかと申しますと、二十八年度までの四百六十二億に対しま……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 参議院本会議 第12号(1955/04/30、3期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。  労働組合が政治的な偏向に陥ったり、あるいはその運営が非民主的に堕するがごときことは、健全な労働組合のあり方にもとるものでありまして、公正な労使関係の確立のためにも厳に戒めなければならないと考えておりすす。政府といたしましては、総合的な経済政策の実施によりまして、労働者の生活の安定と向上をはかることによりまして、労働不安の除去に努めておりますが、労働者諸君の良識と国民の正しい世論とによって、今後とも労働組合の健全な発展が行われるよう強く期待をいたしております。労働関係法の改正につきましては、各方面にいろいろな御意見があるようでございますが、私としま……

第22回国会 参議院本会議 第13号(1955/05/13、3期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(西田隆男君) 木村さんにお答えいたします。おっしゃったように、上水道を保護するために常磐水道保護区域に対しましては、本年の三月に採掘の中止を勧告いたしました。この勧告は、戸部炭鉱に対する全面的な採炭の中止ではございません。今後常磐水道の改善補強工事を行いますことによって、一部分の採掘制限をして、水道の保護に必要な処置を講じたのでございます。このために失業者として生じたものはございませんが、採掘区域の制限によって十名程度のものが職場転換をする必要があって、現在戸部炭鉱において職場転換をはかっております。従ってこの問題に関して特に失業対策は考えておりません。  それから第二の問題につき……

第22回国会 参議院本会議 第19号(1955/06/03、3期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。  ただいま提案いたしてありまする法律案の中には、収賄等の刑事罰に関しましては、公務員に準ずるという規定はありますけれども、労働者の労働権に関しましては、何等制限規定を設けておりません。従って労働組合ができました場合においては、労働組合法及び労働関係調整法の適用を受けることになります。

第22回国会 参議院本会議 第20号(1955/06/06、3期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。  第一の御質問は、労働三法の改正をしなきゃ石炭合理化法案の目的の達成は不可能ではないかという意味合いだったと考えております。私は必ずしもそうだとは考えておりません。一松さんのおっしゃるように、労働組合法、労働関係調整法等につきましては、いろいろ改正したらいいではないかという意見が、各方面に相当強く叫ばれておることは、私も承知いたしております。しかし私としましては、今直ちにこれをどうする、こうするということは考えておりません。よく研究いたしまして、もし改正しなければならない点が相当あれば、改正することにやぶさかではございません。また労働基準法につきま……

第22回国会 参議院本会議 第31号(1955/07/01、3期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。  まず、警官の問題にお答えします。調達庁としましては警官の出張を求めたことはございません。今後も求めようとは考えておりません。  それから立ち入り調査につきましては、もちろん地元の人々の納得と協力の理解の上に立って行うのが、これは最も望ましい姿でございますが、今回起きました立川の問題は、はなはだ遺憾に考えております。  ただいま法律上の解釈についての答弁を求められましたので、法律上の解状を、私の解釈を申し上げます。これは国は、土地収用法の第十一条の第一項ただし書きの規定によりまして、準備のための立ち入り調査につきましては、都道府県知事の許可を受ける……

第22回国会 参議院本会議 第34号(1955/07/08、3期、自由民主党)【政府役職:労働大臣】

○国務大臣(西田隆男君) 吉田さんにお答えいたします。  福岡市の板付高射砲陣地につきましては、現在のところは設置そのものの要求ではございません。六月七日の施設委員会におきまして、設置できるかどうか、適当な場所を調査するために立ち入らしてもらいたいという米軍側のオッファーがあったのにすぎません。福岡市長あてに参りました手紙の意味は、そういう意味合いの文書であると私は承わりました。従って日本政府としましては、アメリカ側から協力の要請は受けておりますけれども、いまだその問題を取り上げて協議したこともございません。従ってこれを拒否するかどうかということは、今のところ全く考えておりません。政府としまし……

西田隆男[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

西田隆男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 通商産業委員会 第2号(1953/05/29、3期、緑風会)

○西田隆男君 今佐久さんの御説明を聞きましたが、大体日本で工場、港頭、坑所等における貯炭は幾らまで通産省はできるお見通しですか。
【次の発言】 そうしますと、今のお話で行くともう貯炭の限界点にすでに達しておるというふうに出ておるのですが、第十五国会の予算委員会で私があなたに聞いたときに、あなたはその当時の五カ年計画に見るべき計画を御説明なすつた、その計画をそのまままだ実行して行かれるつもりなんですか。何らか通産省では石炭対策を別に御研究になつておるのか、これを一つ……。
【次の発言】 あなたのお考えで進めて行くとすれば、石炭の生産と消費のバランスが破れて、今あなたの説明なすつたように、今の状態……

第16回国会 通商産業委員会 第閉会後2号(1953/09/11、3期、緑風会)

○西田隆男君 昨日参考人からいろいろ御意見を聞きましたので、私自身は甚だ納得が行かなかつたのですが、従つて今日は政府側のほうからとの両法案が通過してこの適用を見るようになつた場合の硫安工業の生産部面と、それから貿易面の見通しを少し数字的に詳しく御説明願いたいと思います。わかりにくければ要約して申せば、昨日の大仲さんの説明を聞いておりますと、二百三億の投資をすれば七ドルくらいは安くなる。この七ドル安くなるという七ドルが貿易額の五十万トンの輸出額に対しての七ドルなのか、或いは日本の全硫安の生産量に対する七ドルなのか、これが昨日はちつともはつきりしなかつたことが一つ。それから輸出会社を作れば適時に随……

第16回国会 通商産業委員会 第5号(1953/06/22、3期、緑風会)

○西田隆男君 改正される条項の中に、「公共の用に供する施設」の下に「若しくはこれに準ずる施設」と書いてありますが、これはどういうことを意味しているか、これが一つ。  それから将来鉱業権が設定される場合においては、この法律によつて大きな紛争を捲起すことがないようにできるだろうと思うのですが、現在設定されている鉱業権の中で、この法律の規定を適用してすぐ紛争の解決をしなければならんというのが現在どれくらいあるか、それを一つ御説明願いたい。
【次の発言】 あとのやつを一緒に、如何ですか。
【次の発言】 私がお聞きしておりますのはね、現在設定されている鉱業権の中で、この法律で規制を受けて紛争を解決せねば……

第16回国会 通商産業委員会 第6号(1953/06/24、3期、緑風会)

○西田隆男君 今御説明があつた中に、狩猟者の残存火薬の保存期間を一年間認めるという説明があつたのですが、これは少し期間的に長過ぎるのではないかと思うのですが、現行法によれば狩猟期間が過ぎたとき、そのときに大体手続する期間がないからこうなつておる。僅か手続する期間だけを持つておつてもよろしいということにするのが妥当である。一年間持たせることにする理由はどこにあるか伺いたい。
【次の発言】 私の聞いておるのは、結局手続をする期間だけ猶予期間があればよろしい。そういう長い期間保存期間を認めるという理由はどこにあるかというのです。
【次の発言】 ただあなたは火薬の取締という面からだけお考えになつておる……

第16回国会 通商産業委員会 第8号(1953/07/01、3期、緑風会)

○西田隆男君 次長にお尋ねしますが、今までの御答弁を聞いておりますと、文化財保護委員会そのものがどういうことをやつているかということを確実に我々はつかめなかつたのですが、文化財保護委員会はこの委員会が指定するものに対する調査機能を持つておりますか。
【次の発言】 私のお聞きしておりますのは、文化財保護委員会が調査機能を持つておるかどうかということです。今あなたの御説明では審査機能はあるようですが、調査機能を持つておるかどうか、このことです。
【次の発言】 今御説明によると、それぞれ専門の部会か何かがあつて調査の必要なる場合は調査しておるということですね。そうしますと他の権利と競合しない場合の文……

第16回国会 通商産業委員会 第9号(1953/07/03、3期、緑風会)

○西田隆男君 ここに出ておりまする資料と、それから今委員長の御答弁を聞いておりますると、一通り形式的には大した問題にならないような順序等が踏まれておるように私、この資料でもあなたの御答弁でも解釈するんですが、ただ問題は憲法で保障されておりまする各個人或いは団体の持つておる財産権を天然記念物或いは名勝に指定されることによつて侵害をするという非常にこれは個人の権利としては重大な侵害を受ける問題なので、ただ一通り形式的に手数が踏まれたというだけでは我々は十分でないと思うんです。この資料に書いてあるところを見ましても、豊国セメント会社と話をした、資源庁とも話をしたということが一応書いてあります。書いて……

第16回国会 通商産業委員会 第11号(1953/07/08、3期、緑風会)

○西田隆男君 この表を見ますと大体に大企業に属するものは電気と工業の中の僅かな部門であとはほとんど全部が中小企業に属するものですが、豊田さんから今お話がありましたが、炭鉱のほうに十二億円、中小企業に二十億が今のところ早急には予定されておる数字のようですが、大体これくらいの金をどういう条件で貸出をされるのか、それを一つ詳しく御説明願いたいのであります。
【次の発言】 観念的には今あなたの説明でわからぬことはないですがね。この表を見てみても中小企業の中の設備関係で、企業のほうで二十二億、商業のほうで二十一億ですか、こういう大きな被害になつておる。この貸付の予定ですが、この金が要る。今あなたのおつし……

第16回国会 通商産業委員会 第18号(1953/07/24、3期、緑風会)

○西田隆男君 只今の豊田さんの質問に関連してお伺いします。長官の御説明を聞いておりますと、通常のときにおける中小企業金融公庫の運営の方針を大体お述べになつておると考えておるのですが、今回の西日本或いは兵庫県あたりの緊急の水害に対しまして、この法律ができた場合に被害地の人たちは非常に大きな期待をかけておると思うのです。今の御説明のように月割にすれば五億ずつだとか或いは十億ずつだとかいうようなことじやなくて、この際金融公庫ができました場合には、これを最高度に一つ活用してもらいたい。それについては豊田委員も先刻言われました二十五条の規定は、こういう際に生かすべき規定じやないかと私は思うのです。そこで……

第16回国会 通商産業委員会 第19号(1953/07/25、3期、緑風会)

○西田隆男君 そう窮屈なことを言わないで……、そう時間をとらないのですから……。
【次の発言】 私は昨日から第一条と第二十五条の関連について質問しておつたのでございますが、なおこの際長官の御答弁を願いたい。
【次の発言】 大体の説明は今の御答弁でわかりまするが、今度の災害の西日本に関するだけでも、通産関係だけでも三百数十億の被害を受けておる。而も資金の需要量はその約半額近い需量が通産省自体で見込まれておる事態です。全国的な中小企業に対する一般的な金融機関としての中小企業金融公庫の考え方は長官の言われる通りだろうと思うのでありますが、そこで問題になるのは第二十五条の規定なんです。この二十五条の規……

第16回国会 通商産業委員会 第21号(1953/07/28、3期、緑風会)

○西田隆男君 この前の第一回の武器等製造法案の審議に当つて、政務次官に御答弁を要求しておつた答弁を先ず第一に承わりたい。
【次の発言】 これは第二十二条と第三条ですか、この関連に基いて質問したのですが、第三条では、こういう案文が書いてあるのです。「武器の製造(改造及び修理を含む。以下同じ。)」それから第二十二条には、後段のところに、「国の職員が法令に基き職務のために所持し、又は使用する武器の修理の事業を行う場合については、この限りでない。」この二つの条文の関連において、政府側の答弁は、国の職員が持つておるもの、拳銃等のごときの修理は許可を受けなくともよろしい、申請すればよろしいのだと、こういう……


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第17回国会(1953/10/29〜1953/11/07)

第17回国会 通商産業委員会 第3号(1953/11/04、3期、緑風会)

○西田隆男君 今石炭局長の御説明を聞くと、一般鉱害の事業団が発足して以来、二十七年度は一億五千万円の工事を施したのですか。
【次の発言】 二十八年度は今言う資金繰りの関係で事業団は事業を何もやつていないんですか。
【次の発言】 あなたの説明を聞いておりますと、炭鉱業者の納付金が納めるのが遅れておるという御説明がありましたが、二十八年度に炭鉱業者が当然納めなければならない納付金の総額は幾らあつて、現在事業団に納付する金額は幾らになつているかを御明言願いたい。
【次の発言】 一億七千三百万円というのはすでに納付済の金額ですか。
【次の発言】 業者が同意した数字であるかないかを聞いておるのではない、……

第17回国会 通商産業委員会 第4号(1953/11/06、3期、緑風会)

○西田隆男君 この前の委員会で一般鉱害の問題について石炭局長にいろいろ尋ねて見ましたが、その際局長の答弁によりますと、大臣が大蔵大臣に会われて一般鉱害の融資の問題についてお話になつたということを報告されたわけですが、これは非常に大きな問題でして、今朝も早く九時から電話がかかつて来まして、いろいろ事業団の連中やら被害者の連中が大挙して上つて来るような形勢のようです。従つて、大臣が大蔵大臣に会われて運用部資金の融資についてお話合いになつた経過と結果をこの席ではつきりして頂きたい。
【次の発言】 大変お骨折になつたようなお答えですが、もう御承知のように事業団は八月一日に発足いたしまして今日まで何ら二……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 通商産業委員会 第2号(1954/02/02、3期、緑風会)

○西田隆男君 今の石油の助成金の問題ですか、川上さんは五カ年計画というふうに御説明がありましたが、それはこの委員会に資料として出して頂けますか。
【次の発言】 なぜ私がそう申すかと言いますとね、石油は日本では帝国石油一社の独占事業、而も帝石は年二割の配当をやつておる、そうすれば去年三千五百万円であつたものを今年度一億三千万円に助成金を殖やすというだけでは意味をなさない。これは海野君の言う通りと思う。併し将来五カ年計画があつて、年に五十億の資金を出さなければ油田の開発が不可能だという見地に立つての初年度の助成金であれば、これは又別に考える方法があると思うのですが、併しそれにしてもただ一社の独占企……

第19回国会 通商産業委員会 第4号(1954/02/05、3期、緑風会)

○西田隆男君 政務次官にお伺いしたいのですが、通産大臣が当員会で説明しました通産行政の説明の中に物価の六%乃至七%引下げ云々ということがありましたが、あなたも御承知だと思のですけれども、電力料金の値上げをするという前提に基いてあの説明がなされたのか、電力料金は現行料金のままであの説明がされたのか、それを一つ伺いたい。
【次の発言】 甚だ奇怪な御答弁でありますが、二十九年度の日本経済を持つて行く上においても通産行政を如何にするかということが基本になるのです。経済審議庁なんかがどんな説明をして見てもこれはいわゆる画餅であつて、通産行政をどうするかということに基本を置いて、経済審議庁の案ができなけれ……

第19回国会 通商産業委員会 第5号(1954/02/09、3期、緑風会)

○西田隆男君 鉱山局長に二、三聞きたいのですが、通産大臣の通産行政の説明の中にも重油の問題はありましたが、二十九年度にはどのくらいの輸入をする予定なんですか。
【次の発言】 いつ頃きまるのですか。
【次の発言】 きまつていないものは仕方がないが、そういうことは早くきめるべきですね。予算を提出したときにはそういう問題はきまつておらなければならんと思うのですがね、それがまだきまつていないというと、結局日本の総合燃料対策という点についてはどうするのだ、こうするのだということは皆根拠のない議論になつてしまつて、我々通産委員会でそういうものの調査ができなくなつてしまう。それはもう早急に一つきめてもらわな……

第19回国会 通商産業委員会 第7号(1954/02/11、3期、緑風会)

○西田隆男君 二、三の点について平井さんにお答え願つたら一番いいと思いますが、電力料金の値上げが国民生活に相当な影響を及ぼすことは皆さん御承知の通りでありますが、今回の各電力会社から申請されておりますような値上げをした場合、国民生活にどういうふうな影響を与えるかというのが一つ。それからもう一つの点は、政府は現在生産財、消費財の値下げをやるという建前で今予算を国会に提案しているのですが、電力料金が若し電力会社の申請されているようなことになつた場合、生産財並びに消費財の生産原価に対してどの難度の影響を及ぼすとお考えになつているか、これが第二点。第三点は、特に特約料金制度がどの申請書にも非常に重要な……

第19回国会 通商産業委員会 第8号(1954/02/12、3期、緑風会)

○西田隆男君 通産大臣にお尋ねしますが、この前政務次官がお見えになつたときにお尋ねして誠に要領を得ない答弁があつた問題から入りたいと思います。その問題は今電力料金の値上げが申請されております。電力料金の値上げというものがあなたのお考えになつておる物価指数の中に織込まれて出してあるのか、或いはそうでないのか。これを先ず第一にお伺いしたい。
【次の発言】 それでは電気料金が値上げされた場合今想定されておる、あなたの言つておられる数字がどんなふうに変るものと見込んでおられますか。
【次の発言】 まあ抽象的な一、二の例を引かれての問題はわかりましたが、私はあなたが通産行政の大綱を、基本方針を説明された……

第19回国会 通商産業委員会 第9号(1954/02/16、3期、緑風会)

○西田隆男君 私横田さんに一点だけお尋ねしたいのですが、今日はもう大分手形の問題がここで論議されたようですが、終戦後日本のよい商習慣がだんだん破壊されて行く。私の知つておる限りでは、手形というものは大体銀行に持つて行つたら必ず割れるというので手形の値打があるので、割れない手形は、これは手形の本質を離れておると私は思うのです。従つて、あなたのほうで取締の準則の基準を作られるということなんですが、大体横田さんは商取引における手形の支払期日、振出から支払日までの期日、これをどのくらいのものが適当とお考えになつておるか、これを一つ伺いたい。
【次の発言】 なぜ私がくどくそういうことを聞くかと申しますと……

第19回国会 通商産業委員会 第12号(1954/02/23、3期、緑風会)

○西田隆男君 中島さんに一つお聞きしたいのですが、第二十八条の規定ですね、この規定は大体この法律案を見ると新設のものに対する条項が非常に余計書いてあるように私は見える。が併しこれは新設も既存の設備も一緒だと思うのですが、この二十八条の規定を厳密に行うことによつて既存のものに対してどの程度工作物の修理、改造、移転を命ずるようなことになるのか、あなたのほうのお調べがついておりますか。
【次の発言】 これは法律は作つただけじや意味をなさん。こういう法律を作るなら、若しこの法律案が通れば二十八条の規定は非常に厳密に私はやられる必要があると思う。と申しますのは、今までのガス事業というものは、いろいろ陳情……

第19回国会 通商産業委員会 第15号(1954/03/02、3期、緑風会)

○西田隆男君 ちよつとお聞きしますが、こういう制度を設けたということによつて大体日本の輸出の総量がどんな状態になるお見通しですか。
【次の発言】 大体委託前出が大分だと想定されておる輸出の品目はどんなものですか。
【次の発言】 そこで私ちよつと心配になることがあるのですが、お茶とか罐詰とか、綿布の一部分とかいうものは委託輸出もされる、又同じ市場に委託輸出でない輸出がされておる、そうして販売期間内に委託輸出のほうは売れなかつた物は当然これはそこで売るとすれば或る程度値下をして売るということが考えられる、そこで日本から輸出する同一地区向けの同じような品質の品物が一つは高い価格で販売され、そのうちの……

第19回国会 通商産業委員会 第18号(1954/03/09、3期、緑風会)

○西田隆男君 私から二、三点お尋ねします。ストライキの問題と重油の問題で、日本における石炭鉱業はどうあるべきかと非常に重要な問題にまで今日は発展して来たものでありますから、私は黙つておるつもりでしたが、一、二お伺いしたい。これは古池さんには無理でございましようから石炭局長にお尋ねいたします。私はかねがねこの委員会で、この前の通産大臣のときもそうであつたのですが、石炭が高いと言われている。併し今市場における石炭の販売価格は皆さんがおつしやつているような販売価格ではない、こういうことを価格を挙げて実証いたしました。その上佐久さんもそうだが、竪坑七十九本の開鑿をすることによつて三割下るからというのが……

第19回国会 通商産業委員会 第19号(1954/03/11、3期、緑風会)

○西田隆男君 秀島さんにお答え願いたいのですが、あなたのお話を聞いておりますとダンピングの虞れは全くないようなお話のようですが、併しそれは過去の、戦前の委託販売、日本の本社から支店を置いて、支店で卸しておつたというのと、今考えられておる委託販売とは大分違うように私は考えます。これも全く無意味でなくて、新らしい商品とか、新らしい市場を開拓するために委託販売の保険制度というのは一応私は意味を持つておると思うのです。併しこの通常貿易のなされておる地区に同じ商品を日本の支店でなくて外国商社に委託販売をさせるということは実際のこの事情から考えて貿易政策としては有効な方法じやないと、こう私は考えるのですが……

第19回国会 通商産業委員会 第28号(1954/04/06、3期、緑風会)

○西田隆男君 私通産大臣に一点お伺いしたいのですが、石油の外貨の割当に関連して、これは通産省に資料の提出を求めておるのですが、未だに出て来ないので、詳細なる質問は資料が出てからしたいと思うのですが、今の通産大臣の御説明の中に依然として石炭は四千八百万トンの出炭を想定しておる、こういうお言葉があつたので、非常に重要な問題ですから伺います。我我の調査によりますと、二十九年度における石炭の消費量は多くて四千五百万トン、四千四百万トンから四千五百万トン程度が最高ではないかという一応の結論に到達しておるのですが、通産省のほうで各通産月報を通じて資料をお集めになつておるだろうと思うのですが、若しそうなりま……

第19回国会 通商産業委員会 第29号(1954/04/08、3期、緑風会)

○西田隆男君 関連して、この法律の中で三十二条は一番大事な問題だと思う。法の規制がしてある。御説明がしてありますが、極めて抽象的で、数が少なかろうというような御答弁があつておりますが、幾らどういう技術士を置かなければならない事業を、主たる事業をやつているものがあるかということくらいは的確な数字が出ておらないと、三十二条の規定から考えてこの法律を通そうといつてもなかなか通らなくなつてしまう。その数字を急速に調べてこの法案の最終決定をしてもらうときまでには示してもらわなければならないと思う。こういう一人以上を置かなければならないというような法律を作つておいて、数が少いであろうというような無責任なこ……

第19回国会 通商産業委員会 第30号(1954/04/09、3期、緑風会)

○西田隆男君 私は委員諸君に委員長から諮つてもらいたいのですが、委員諸君に諮つて頂きたいのですが、それはね、この両法律案を審議する過程でも構わないのですが、できるだけ早い機会にこの通産省にある審議会ですね、審議会の専門の人に来てもらつて果して百万キロリツターを五カ年計画で出し得るか、出し得ないかということを詳細に一つ、審議会のメンバーの御意見を聞く機会を作つて頂きたい。それから問題は審議会でどのように決定されておつても、実際に開発計画に当るものは帝国石油なので、帝国石油の当事者の意見も、その後に聞かれるような機会を作つて頂きたい。それが先にきまらないと、法律案を審議したつて、出せるという仮定に……

第19回国会 通商産業委員会 第31号(1954/04/13、3期、緑風会)

○西田隆男君 ほかに、こういう例があるのですか。いわゆるいろいろと国内品として仕入れたものを海外に出す場合に、検査を受けておるというようなところがありますか。
【次の発言】 鹿児島だけにそういうことが行われておるということはどういう理由なのですか。
【次の発言】 鹿児島から出されておるものは、個々の商品として、個々の製品として出されておるのですか。生地で行つておるのですか。
【次の発言】 さつきの御説明では綿が二十四万ヤールというお話でしたが、二十四万ヤールという数量はそう少い数量ではないわけですが、初めて取引をする年度くらいは別として、その後継続的にそういう需要があるとすればやはり輸出品とし……

第19回国会 通商産業委員会 第32号(1954/04/15、3期、緑風会)

○西田隆男君 山形屋の絹、人絹の売上げは一五%ですか、これは総販売高ですか。輸出が五%ですか。
【次の発言】 大体数字的な説明についてわかりましたが、そうすると山形屋を例にとつたのでありますが、山形屋ではやはり京阪地区から国内品として仕入れておるわけでしよう。そのうちの五%程度が輸出されておるという結果になつておるのですか。他の丸竹とか、丸文とかという商店のものはどういうような状況で仕入れて輸出をしておるのですか。
【次の発言】 六千万円のうち絹、人絹はどのくらいあるのですか。
【次の発言】 結論的に言いますと、六千万円を売上げていると、そのうち百五十万円だけ輸出されているというと、余つている……

第19回国会 通商産業委員会 第33号(1954/04/16、3期、緑風会)

○西田隆男君 第一条に、「通商産業大臣は、石油資源の開発を図るため探鉱を急速に実施する必要があると認める地域を指定する。」こう規定してありますが、指定基準はどんなものなんで
【次の発言】 五カ年計画で決定されておるのに対して「地域を指定する。」これが第一の御説明のようですが、そうすると五カ年計画というものはすでに策定されておるのですから、政令か何かで指定地域を最初からきめてかかるのですか。
【次の発言】 最初の一カ年間の地域の、試掘する地域は、五カ年計画に基いた順位に慕いて政令か何かできめるのですか。
【次の発言】 通産省告示で示達をするのですね。

第19回国会 通商産業委員会 第34号(1954/04/22、3期、緑風会)

○西田隆男君 私この案文、今見たのですがね。如何にも哀願するようなふうに書いてあるが、「思いやりの深い」だけは削られたらどうです。特別な考慮を払われるとか、与えられるというような文句に代えられて、「思いやりの深い」云々というのは実に憐みを乞うようです。

第19回国会 通商産業委員会 第35号(1954/04/23、3期、緑風会)

○西田隆男君 私政府側にお伺いしたいのですが、今まで政府側で出しておつた石油関係に対する補助金に対する納付金が現在どういうふうな状態になつておるか、これを一つ御説明を願いたい。
【次の発言】 納付金が二千万円くらいしか入つていないということなんですが、終戦後相当な金額が石油採取事業ですか、これには補助金が出ておるんですが、二千万円しか入つていないという理由はどういうふうになつておりますか。
【次の発言】 石油天然ガスの法律に基いてから助成金をやつているんですが、その助成金は大体どのくらいの金額になつておりますか。二千万円というのは余りに少いと思う。

第19回国会 通商産業委員会 第39号(1954/05/13、3期、緑風会)

○西田隆男君 同意を求めなければならないとやつたらどうですか。

第19回国会 通商産業委員会 第40号(1954/05/17、3期、緑風会)

○西田隆男君 私佐久さんの御説明を聞いて余りあつさりし過ぎているので、実は唖然としたのですがね。見方としてそう見るよりほかないのですか。
【次の発言】 私がこれはもう何カ月か前に要求した資料もあなたまだお出しにならないし、甚だ抽象的に総括的に二言か三言か言つてそれで済むものじやないと思うのですがね。個々に尋ねますから答えて下さい。そんなに熱意のないことじや委員会で幾ら質疑応答をやつて見たつて何にもなりはせん。この前も通産大臣が見えたときに、日本の動力源の問題、燃料対策の問題を考える場合に、日本で生産をされ、而も日本の熱源として半数以上使われている石炭問題の通産行政の基本方針がきまらない、そうし……

第19回国会 通商産業委員会 第42号(1954/05/19、3期、緑風会)

○西田隆男君 電源開発関係で、一つお尋ねしたいことがあるのですが、説明を聞いておつても、電源開発会社の開発は、水力に限られている。電源開発促進法は、水力も火力もやるようになつているはずなんだが、電力会社と自家発だけに火力を開発させて、電源開発会社が火力の開発をしない理由はどういう理由か、理由を一つ聞きたい。
【次の発言】 電力会社の電力料金値上げの必要性の中に、やはりこの電源開発費が高くかかる。社債の募集とか或いは増資、或いは借入金というものが非常に困難であるから電力料金を上げてくれというのが非常に大きな理由になつておる。ところが電源開発会社の資金は大部分は政府資金を使つておる。普通の電力会社……

第19回国会 通商産業委員会 第45号(1954/05/24、3期、緑風会)

○西田隆男君 この前の委員会で、第二十九条の一項命令と二項命令の点について小笠君と通産大臣との両者の答弁を聞いたのですが、提案者の代表者の答弁を聞くと、通産大臣の答弁と実は食違いがあるように聞えたのです。通産大臣は特別な場合、特殊な場合だと、こういうふうな説明をしておつたようでしたね、私はこの法案の性格から見て、アウト・サイダーを取締るということが目的の非常に重要な一つになつていると思うのですが、そうすれば通産大臣が答弁したように、特殊な場合だけ命令によつて取締るということには考えられないのだが、提案者はどう考えられておるか、一つその点御説明して頂きたい。

第19回国会 内閣委員会 第閉会後4号(1954/09/21、3期、緑風会)

○西田隆男君 今の竹島問題に関して、竹島は現在のような情勢下にあるための、日本の水産業に及ぼす影響はどういうものがありますか。
【次の発言】 竹島問題に対する海上保安庁の今とつておられる行動は、あなたがたのほう自体の解釈に基いてとつておられるのか、それとも各省とは勿論連絡しているようにお話を聞きましたが、何か内閣から竹島問題に対する指示を受けて、その方針に基いて海上保安庁としての行動をとつておられるのか、これを一つ。
【次の発言】 そうすると内閣全体としては、竹島問題に対する方針、どうしなければならんという方針の決定はないわけですね。海上保安庁自身が各省と連絡をして、保安庁自体の考え方に基いて……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 地方行政委員会 第1号(1954/12/15、3期、日本民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) ちよつと御挨拶だけ……。  私今回自治庁長官を拝命いたしました。地方行政に関しましては全くのしろうとでございまして、せいぜい勉強して国家のために尽したいと、かように考えております。どうぞよろしくお願いいたします。
【次の発言】 私就任早々日が残くて、詳細なことは承知しておりませんけれども、今の一・二五の期末手当の問題につきましては、さつき部長が答えましたような考え方で大蔵省と折衝いたしておりますし、又伊能委員の言われましたように、そうせねばならないという通達を発したり何かする気持は毛頭持つておりませんが、できるだけその線に沿つてやつていきたいという希望を持つております……

第21回国会 地方行政委員会 第3号(1954/12/21、3期、日本民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) まだ話合いをしたことはございません。
【次の発言】 まだ内閣としまして、いつ解散をするかということは、日取りその他ははつきりきめておりません。併し今おつしやつたように総理大臣の施政方針の演説があつて、衆参両院の各党の質問を一応受けて、その後解散することが適当でなかろうかという議論は内閣でもされております。従つて私の見通しでは、休会明けからまあ少くとも四、五日間の期間はあるであろう、その間に例えば劈頭に政府としまして法律案を提案しまして、四、五日間のうちに両院ともあげて頂くように、法案の整備ができましたら各党に交渉いたしたい、かように考えております。

第21回国会 地方行政委員会 第4号(1955/01/24、3期、日本民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えします。私は選挙期日等の特例に関する法立案はきわめて事務的な規定と考えますし、通していただけないということは考えておりませんので、ぜひ通していただきたいと、かように考えております。事務局の方からは万一の場合は参議院の緊急集会という話も出ておりましたけれども、私自身としましては、そういうことをしないで、今回ぜひ通していただきたいとかように考えております。
【次の発言】 閣議の席で公式にそういうお話は出ておりません。非公式には一二の人からそうしてもいいのではないかという話は受けました。しかし私はそういうことはすべきではないという考え方を持つておりますので、それを私は……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 決算委員会 第5号(1955/05/18、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 私今回調達庁を担当いたしておりまする西田でございます。  昭和二十八年度におきまする調達庁の業務は、御承知のように駐留軍に対する施設の提供及びこれに伴う種々なる補償業務並びに労務の提供等でございます。占領期間中における調達業務の善後処理もこれと並び行われましたので、予算の執行、業務の運営につきましては、特に注意を払ってきた次第でありますが、それらに関する経理上の不当事項等につきまして、このたび国会の御審議をわずらわしますことはまことに遺憾に考えております。  すなわち昭和二十八年度の会計経理上、会計検査院に御指摘を受けました批難事項は、不当事項三件、是正事項三件計六件……

第22回国会 決算委員会 第16号(1955/06/16、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 昭和二十八年度の労働省所管の決算に関しまして批難されました事項は、失業対策事業補助金の経理に当りその精算が適正を欠いている点についてでありますが、これはいずれも会計検査院の御指摘の通りでありまして、まことに遺憾に存ずる次第でございます。補助金等の効果的使用と精算の適正なる処理につきましては、鋭意努力いたして参ったのでございますが、今後ともなお一そうの指導監督に努め、このような御指摘を受けることのないように十分注意いたします。  また労働者災害補償保険特別会計及び失業保険特別会計の財政の健全化等につきましては、御要望の趣旨にかんがみまして、適切な対策を講ずるよう善処いた……

第22回国会 社会労働委員会 第7号(1955/05/14、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 私労働大臣の西田でございます。何とぞよろしくお願いいたします。労働大臣に就任以来今日まで皆様にごあいさつ申し上げる機会がありませんでしたが、本日この機会におきまして労働行政についての私の基本的な考え方を申し述べるとともに、労働省関係予算案の概要を説明いたしたいと存じます。  労働問題が経済問題の一環であることは言うまでもありませんが、私は労働問題は経済問題と総合的関連をもって解決されなければならないとともに、労働問題の合理的解決こそ経済諸問題解決の基本であると確信するものであります。現在わが国にとっては経済の自立を達成することが喫緊の要務であります。これがため政府にお……

第22回国会 社会労働委員会 第8号(1955/05/19、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 失業対策費の労働省の要求に対しての査定額は非常に少く、それで失業対策をやっていけるかどうかというお質問と考えますが、これは基本的なものの考え方において、私の考え方と大蔵省の考え方とが非常に違っておる。今までの失業対策事業費の考え方は、三分の一あるいは三分の二、二分の一ときわめて僅少な額を計上して、これを国が各地方に補助することによって、地方にある程度の負担をさせて失業対策をやっていこう、こういう基本的な考え方で今までの失業対策事業費というものが考えられておる。私が労働大臣に就任いたしましてからは、失業対策事業と申しましても、国が直接国の力でやっていかねばならないような……

第22回国会 社会労働委員会 第9号(1955/05/23、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 私はここ三週間前から実は黄だんにかかっておりまして、議会が休めないわけですから、病院に通いながら出ております。今日午後から病院に行く予定にしておりました。一時から予算委員会が始まるというのでやって来たら、予算委員会から質問通告を受けておりますので、予算委員会に出れば、当委員会に出席できないだろうと思うから、政務次官に一つかわって勤めてもらいたい、こういうことを申しておったのですが、病院に行くひまもなければ、飯を食うひまもない、今まで富士モータースの三千八百人ばかりのにわかの首切りの問題と、名古屋の小牧の空軍の基地問題で、政府委員室は一ぱいで出ようとしても出られない始末……

第22回国会 社会労働委員会 第10号(1955/05/27、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 昨年二十九年度の労働省での予算の面における要失業対策は十七万人、それから職業補導所等に入れて職業補導をやるのが年間について四万八千人、それから緊急対策事業で九億円予算を計上しております。それから鉱害復旧事業でやっておりますものがこれも九億円何がしの計上をしてやっております。これが大体二十九年度から三十年度の初めころまでの対象ですが、今度三十年度予算では、労働省予算に計上したものだけで、特別失業対策事業で昨年度に比べて三万名ふえました。それから一般対策は二万人ふやしております。五万人になっております。それから緊急就労対策というものが、臨時的なものであったのを、道路事業の……

第22回国会 社会労働委員会 第22号(1955/07/01、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) ただいまのお尋ねですが、まだ生産性向上についてのアメリカ側とのはっきりした取りきめについて、閣議等にも通産大臣から何も報告はやっておりません。詳細は私承知しておりません。  それから生産性本部は今東京都にできておりますが、これは純然たる民間団体でございまして、政府としては、これに四千万円の補助金を出しております。その関係上、各省の次官クラスの人々が協議会のメンバーとして出席して、毎月でしたか、二ヵ月に一回でしたかその程度寄って協議をしているという程度でございまして、それ以上のことは私は知りませんので、労政局長の方から御説明いたします。

第22回国会 社会労働委員会 第25号(1955/07/12、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) ただいま議題となりましたけい肺及び外傷性せき髄障害に関する特別保護法案につきまして、その提案理由を御説明申し上げます。  わが国における業務上の疾病の予防とその疾病にかかった者に対する補償につきましては、労働基準法及び労働者災害補償保険法においてこれを保障しているところであります。  しかしながらこれら労働立法において保障せられております業務上疾病のうち、けい肺につきましては、他の業務上の疾病に比し、きわめて重篤な疾病でありまして、金属鉱山等遊離けい酸粉じんを発散する場所で労働する者がこの粉じんを吸入するため、肺に特殊の結節を生じ、このため呼吸が困難となり、結局死に至……

第22回国会 社会労働委員会 第31号(1955/07/25、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたしますが、これは政府全体としての考え方ではもちろんございません。私個人としての考え方でありますが、このけい肺病問題につきましては、これは単純な事業病という観点に立ってこの問題を考えるべきでない、私は基本的にそういうふうな考え方を持ちます。なぜかと申しますと、現在の段階におきましては、けい肺病はその予防措置が完全に講じられない。それから一回かかって第四症度になった者は、もう死だけの最終の段階である、これは治療してもなおらないという、まことに人間にとってこの上もない悲惨な病気である。しかも大部分この病気にかかる人がいわゆる珪酸粉じんと言われておりますが、メタル鉱……

第22回国会 社会労働委員会 第32号(1955/07/26、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 失業保険法の一部を改正する法律案の提案理由を御説明申し上げます。  失業保険法は、昭和二十二年第一回国会において、経済緊急対策の一環として制定され、その後数次の改正によって、制度の整備拡充が行われました。戦後の困難な経済情勢に対処して今日までよくその機能を果してきたところであります。しかるに一昨年末より実施せられました緊縮政策に伴い、失業情勢は悪化し、これが急速な改善は今直ちに見込まれないのでございますが、これに対処する方策の一として、給付日数の合理化等を中心とする失業保険制度の整備拡充をはかり、失業対策事業等の拡充と相待って一そう効果ある失業保障を行い、もって失業者……

第22回国会 内閣委員会 第閉会後1号(1955/09/19、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 基地拡張問題についての概況は、福島長官に詳細に説明いたさせます。(「大臣から」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 事務的なことですから、事務当局から……。
【次の発言】 木下さんの御意見にお答えいたします。閣議に報告するのは特別調達庁長官でございます。私は閣議に報告するわけではございません。調達庁長官の責任において閣議に議事をかけるのでございます。私がその前において発言をいたすわけには参りません。調達庁長官にお伺い願いたい。
【次の発言】 あす出てくるか、出てこないかわかりませんが、調達庁長官から閣議に要請されましたときに、閣議で議論をした結果決定するのであって、閣議にかけ……

第22回国会 内閣委員会 第閉会後2号(1955/09/20、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。  野本さんのおっしゃることはまことにごもっともであります。私も百姓の子でございまして、土地に対する郷愁は農民がいかに強いかということは、よく承知いたしております。砂川の問題に関しましては、かえ地を準備いたして、現在持っておられる土地ほどの効果をかりに発生することは、野本さんも御承知のように、現在の農地の状態では不可能でございます。従って、開墾にある程度の時日と努力を要することは、これはやむを得ないと思いますが、できるだけ農地を取られる人々の近い土地でかえ地を準備いたしておりますので、詳細なことは調達庁長官から一つ具体的にお答えをさせます。

第22回国会 内閣委員会 第閉会後5号(1955/11/01、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。大へんむずかしい問題でございますが、御承知のように、この日本が敗戦国になりまして、日本の国全体の思想の落ちつきが取りもどされないでおるということが一つの大きな原因になっておるかとも考えますが、政府としまして、国民に国を守る上におけるある程度の軍事基地と申しますか、そういうものが必要であるということを周知徹底さして了解を求めるような大きな宣伝と申しますか、啓蒙と申しますか、そういうことを今まで豊田さんもおっしゃって、十分にやっていないことは、これは事実でございますが、今までの政府としても、そういうことを大胆に率直に国民諸君に訴えてやり得なかった実情もあ……

第22回国会 内閣委員会 第14号(1955/06/17、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。二十九年度の完全失業者が労働省の計数によりますと六十三万人となっております。三十年度でふえます労働力人口は八十四万あると推定いたします。それを三十年度において、一般企業で吸収し得る労働者の数は、全部吸収できる状態であればいいのですが、約二十万人くらいは吸収できない状態におかれるであろう、こう考えまして、二十万人の増加する完全失業者を目標として、労働省としては失業対策を考えております。
【次の発言】 増加します労働人口と発生してきます失業者というものは、別に新らしく二十万人が増加するということではございません。新らしくふえた労働人口の中からも、あるいは……

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/29、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 失業対策の問題についてお答えいたします。労働省としましては、国で行う失業対策事業費は全額国庫負担にしたいと考え、ただいま大蔵省と折衝いたしております。これが完全にできませんでも、相当程度の地方負担の軽減になるように、今努力中でございます。
【次の発言】 お答えいたします。大学の新卒業生の問題は、昨年から非常に大きな問題として考えておりますが、私が今考えておりますのは、私、地方自治庁長官をやっておりましたときに考えたことでありますが、地方制度調査会のほうから答申がありまして、地方公務員の停年制をしけという答申が参っております。従って、これは地方公務員だけでなくて、地方自……

第22回国会 予算委員会 第4号(1955/03/30、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。ただいま厚生大臣から就職の問題についてはお答えいたしましたが、労働省で調査いたしました人員は昭和二十八年の三月から本年二月までの間に中共地区からの引揚者が二万八千二百五十七名、ソ連地区からの引揚者が千二百三十一名、計で二万九千四百八十八名引き揚げたことになっております。これらの帰国者の就職につきましては職業安定機関の重点的な施策として強力に労働省では推進いたしております。その結果、中共地区からの帰国者につきましては、求職者が一万九千百十九名、このうち自己就職を除きまして、職業安定所でお世話申し上げただけが六千八十四名、ソ連地区からの帰国者では、これも……

第22回国会 予算委員会 第16号(1955/05/28、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。経済六カ年計画の目的の達成のために動労意欲の高揚が非常に重大な要素であることは御説の通りであります。私の基本的な考え方としましては、労使関係が現在までのような状態では、とうてい経済六カ年計画の達成は困難であると考えております。従って労使関係が平和的な関係が確立されるということが一番望ましいことであります。このためには経営者側は労働者側の協力が得られますような経営を真剣に合理的に考えて行く。労働組合側といたしましても、国民経済的な観点に立って、そうしてただ賃上げ闘争ということだけに専念するようなふうに考えられるような方向の行動を慎んでいただく。経営者側……

第22回国会 予算委員会 第17号(1955/05/30、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。中山さんからただいまお話のありましたことは、将来の問題としては考えなければならぬ問題と考えますが、早急の日本の経済実態から考えまして、経済六カ年計画想定に基いて計画を立てますということになりますということ、今あなたのおっしゃったような雄大な構想による失業者の救済、労働対策ということはちょっと現実の問題としては考えられませんので、経審の立てました六ケ年計画に基きまして、ふえていく労働人口、それから経済規模の拡大、生産の増強によって収容し得る人口、従って残っておる失業者をどうするかという問題を中心に現在の労働行政の面においては一応考えております。しかしな……

第22回国会 予算委員会 第22号(1955/06/10、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。現在の段階におきまして、私は労使双方の関係と申しますのは、労使双方が相協力して、国民経済的な正常な認識の上に立って、合理的な労使関係の確立に努力するということが先決問題だと考えております。従って労働組合法並びに労働関係調整法の改正につきましては、小野さんのおっしゃるように、必ずしもあなたのおっしゃるような意味合いだけではございませんが、改正すべしという意見が各所にあるのを承知しております。なお慎重に検討したいと考えております。労働基準法につきましては、これは労働組合法、労働関係調整法、より以上に強く、特に中小企業方面から実情に即さないことだから改正を……

第22回国会 予算委員会 第24号(1955/06/13、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。私が特別調達庁を担当いたしておりますので、便宜上私からお答えいたします。  高田委員のおっしゃるように、もちろん駐留軍からの要請がありましても、日本人は日本の法律によって保護されておることは間違いございません。各地に非常に反対が多いが、世論を無視してやっておるのではないかと、かような御質問だと思いますが、日本政府といたしましては、日本の法律の条章に従ってどこまでも了解を得て、そういうことを実施いたしたいという観点に立って、どこまでも協力を求めております。しかしながら、かりに例を引きますならば、百人関係者がおるうちに九十九人までは賛成をしたが、一人の人……

第22回国会 予算委員会 第25号(1955/06/14、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。二十九年度の大学卒業生は、詳細に申し上げますというと、十二万八千名のうち男が六万九千五百八十五名、女が一万八千七百六十三名、これが就職の希望者でございます。十二万八千名の中の採用になりましたものが、就職いたしましたものが、男は五万七千五十名、女子が一万一千六百二十名、合計六万八千六百七十名、結局率は七七・七%の就職率になっております。あと対策を要するものが約二万人、これが三十年度、四月十五日現在で二万人に上っておりますが、この残留者の二万人に対しましては、政府といたしましては各事業団体、学校等々に就職のあっせんをいたして、ただいまその結果の収集中でご……

第22回国会 予算委員会 第27号(1955/06/18、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。富士自動車の問題で、一挙に大量解雇の事態が発生しましたことは、まことに遺憾と考えております。が、しかし、これは曽祢さんも御承知のように、現在の契約が会社対米駐留軍の契約になっておりますので、契約当時におきまして政府としましては、契約に際して注意すべき点、あるいは条件等に対しましては、一応日米合同委員会を通じて詳細に勧告を行なっております。従って米駐留軍側にも極東軍司令官の方から通告が行きますし、会社の方にも通告が行っておりますが、二十九年度に契約されました契約の内容は、必ずしも勧告がいったような内容に基いて契約がされていない。言いかえますならば、会社……

第22回国会 予算委員会 第28号(1955/06/20、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。経済六カ年計画によりまして、三十年度で増加いたしまする完全失業者の数は約二十万と見積られております。従って労働行政の面において、増加する二十万の失業者をどうするかという観点に立って、労働省の失業対策事業費及び建設省の道路整備事業費、通産省の鉱害復旧費等が計上されております。労働省に計上されておりまする金額は、失業対策事業費は百六十八億円、建設省の道路整備事業費は五十億、それから通産省の鉱害復旧費が十三億二千万円、これだけの費用を計上いたしますことによって、道路整備事業、これに対して特別失業対策事業費として約三十五億、これで約三万人の失業者を吸収いたし……

第22回国会 予算委員会 第29号(1955/06/21、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。特別調達庁の方で支払っておりますが、アメリカの方の会計その他の関係上、十日に一回ぐらいの割合いで支払っております。従って特調の方で融通のできます範囲内で労働賃金は特調から払い、逆にアメリカ側からもらうということになっております。なおアメリカ駐留軍側から払う金がどういう名目の金から払われておるかということについては、これは大蔵省と外務省の問題でありまして、特調としてはその金がいかような金であっても、払っておった金をアメリカ側から返してもらえばそれで責任が済んでおるのであります。
【次の発言】 お答えいたします。労働省といたしましては婦人少年局、安定局を……

第22回国会 予算委員会 第33号(1955/06/25、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 二十九年度のことですから、一つ政府委員から答弁いたします。
【次の発言】 お答えいたします。ただいま佐多さんは、三十年の三月の一番完全失業者の多い統計が出た八十四万という数字を御引用になった。二十九年度は平均しまして六十三万の完全失業者ということになっております。従って三十年度におきましては、経審の六カ年計画の初年度の目的が達成されて、経済規模の拡大がある程度行われ、国民の総所得が増加するという前提に立ちまして、三十年度にふえまする就職不可能な完全失業者を二十万人と想定いたしまして、この二十万人を失業対策事業に吸収するようにいたしまして経費を計上しております。その内容……

第22回国会 予算委員会 第34号(1955/06/26、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。  私が、現在のジェット機の離着陸に要する滑走路の拡張は五カ所と申したことは、今でも変っておりません。松澤さんは六カ所とおっしゃいましたけれども、アメリカ側から要請されておりまするものは五カ所だけではございません。いろいろありますけれども、日本政府側として現在調査をしようと思っておりますのは五カ所でございます。
【次の発言】 閣議に正式にアメリカ側から要請されてきておる拡張の数、閣議で五カ所と決定したかどうかという問題については、私、今確実な記憶を持っておりませんので、あとで、閣議で決定した事項の数がわかりました場合にお知らせいたします。

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えをいたします。  都道府県別の対象事業失業者吸収状態ということですが、非常にこまかな統計になりますので、とりあえずここでの御答弁は四月以降の求職者数それから就職者数を、これは集計的に申し上げて、一、二の例を引きたいと思います。  四月におきまする失業者の月間登録者数が四十二万八百四十四人、五月が四十二万三千二百九十七人となっております。これの職業安定所に出頭して参りました実績が、四月が三十二万九千六百五十四人、五月が三十三万三千五百三人となっております。そうしてこの出頭者のうちでその日に就職いたしました者が、四月が二十五万七千八百六十七人、五月が二十六万二千二百……

第22回国会 予算委員会 第36号(1955/06/28、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。佐多さんの御質問は潜在失業、不完全就業者が今の計画のようではふえるではないかという御質問と解釈いたしますが、今佐々木政府委員が答えられましたように経審で計画しておりますように、国民の総生産がふえ、総所得が増加していきます場合におきまして、必ずしも第三次産業に予定しております人員が多いとは考えておりません。詳細なあれはわかりませんけれども、大体昭和二十八等度と二十九年度の伸びを考えますと昭和二十九年度におきましては二十八年度に比しまして七十万以上が第三次産業部門に増加いたしております。従って今度四十七万を想定いたしておりますから、大したことにはならない……

第22回国会 予算委員会 第41号(1955/07/21、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) お答えいたします。十五日の閣議で基地の問題についていろいろ発言はありました。しかしながら今まであなたがおっしゃったような、どういう方針でどういうおうなことをやるんだということを決定したことはございません。関係閣僚からそれぞれ発言はあっておりましたが、結局において関係閣僚において、今後慎重に検討してこの方針を決定するということで、閣議は了承したわけでございます。
【次の発言】 方針は決定しておりません。
【次の発言】 お答えいたします。詳細な数字は事務局からあとで発表されますが、接収されております地域は、講和条約発効時に比べますと、現在は相当減少いたしておりまして、あな……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 商工委員会 第3号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○西田隆男君 この法案を読んでみますと、企業の健全経営という言葉が大へん使ってあるようですが、今、砂利採取業者の数と総数量とが出たようですが、現在の砂利採取業者の経営の実態は健全なんですか、不健全なんですか、これはおわかりになっていますか。
【次の発言】 そうすると、現在の砂利採取業を整理するということもこの法案のねらいになっておるわけですか。
【次の発言】 現在の砂利採取業の経営の実態があまり健全ではない、健全ではないものはそのままうっちゃっておいて、将来許可するであろうというものだけの健全経営をお考えになっておる法案ではないと私は思うのですが、砂利採取業全体の経営を健全化するというのがこの……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 商工委員会 第18号(1956/04/03、3期、自由民主党)

○西田隆男君 さっき上原さんのお尋ねになっておった問題は非常に重要な問題だと思うのですが、この法案で考えられております業種別の大体何パーセントがこの金で設備の改善ができるというお見通しなんですか。
【次の発言】 生産額でなくて、各業種別、企業別ですよ。
【次の発言】 そうするとあとの八五%、製品でいって五〇%、この工場はどうなるのですか、そういう優秀な機械設備をしたところから出す機械ですね、それから旧態依然とした設備で作り出す機械、需要先がいろいろ国内的にあるいは輸出するものとしても成り立っていく見通しの上に立ってこの法案は組まれておりますか。


西田隆男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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各種会議発言一覧(参議院3期)

西田隆男[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/29、3期、自由民主党)【政府役職】

○国務大臣(西田隆男君) 今回提案されました昭和三十年度一般会計及び特別会計の予算中、労働省所管分につきまして、その概要を御説明申し上げます。  まず第一に、一般会計におきましては、歳入において総額三億十五万九千円で、前年度の二億三千四百十九万四千円に比較して、六千五百九十六万五千円の増加となっておりまして、この主たるものは、国家公務員等退職手当暫定措置法に基いて受け入れる特別会計等の失業者退職手当負担金であります。一方、歳出におきましては総額三百三十九億九千七十三万八千円で、前年度の二百九十二億六千八百五十七万三千円に比較して、四十七億二千二百十六万五千円の増加となっております。なお、このほ……



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