このページでは松野鶴平参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。
○松野鶴平君 お礼を申し述べます。 ただいま、私ども永年在職のかどによりまして、特に院議をもって御丁重なる表彰をいただきましたことは、まことに身に余る光栄と存ずる次第でございます。厚くお礼を申し上げます。 顧みますと、政界に身を投じ、初めて立法府の一員となりましたのは、実に大正九年のことに属するのであります。自来、戦後の一時を除き、大体におきまして、引き続き久しきにわたりまして議席を汚して参ったのであります。その間、微力にして何ら功績の見るべきものもなく、いたずらに長い歳月のみけみしましたことは、衷心ざんきにたえない次第でございます。それにもかかわらず、今日この光栄に浴しましたことは、ひっ……
○松野鶴平君 ただいま、不肖私が本院の議長に当選いたしましたことは、真に光栄に存じます。かつ感激にたえない次第でございます。
本院議長の職責の重大なることにかんがみまして、至公至平、職務の上におきまして、絶対にあやまちなきように期しておる次第であります。しかしながら、同僚議員諸君が御鞭撻、御指導下さいまして、本院議長の職務のあやまちなきように、御指導、御支援をお願い申し上げます。
つつしんで、当選に対しましてごあいさつを申し上げます。(拍手)
【次の発言】 年長議員石坂豊一君から発言を求められました。この際、発言を許します。石坂豊一君。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
【次の発言】 曾祢益君の動議に御異議はございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、これより発言を許します。曾祢益君。
【次の発言】 外務大臣は、他日出席の際答弁されるおもむきであります。
【次の発言】 日程に入ります。
日程第一、罹災都市借地借家臨時処理法第二十五条の二の災害及び同条の規定を適用する地区を定める法律案(衆議院提出)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。法務委員長高田なほ子君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたし……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、新たに議席に着かれました議員を御紹介いたします。
議席第二百四十九番、地方選出議員鳥取県選出、中田吉雄君。
【次の発言】 議長は、本院規則第三十条により、中田吉雄君を建設委員に指名いたします。
【次の発言】 この際、参議院事務局職員定員規程の一部改正に関する件についてお諮りいたします。
【次の発言】 本件につきまして、議長は、参議院事務局職員定員規程の一部を改正する規程案を立案いたしまして、あらかじめ議院運営委員会に付議いたしましたところ、同委員会においては異議がない旨の決定が……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、お諮りいたします。松本治一郎君から海外旅行のため、宇垣一成君から病気のため、それぞれ十八日間請暇の申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よっていずれも許可することに決しました。
【次の発言】 この際、お諮りいたします。亀田得治君、小林亦治君から、裁判官弾劾裁判所裁判員を辞任いたしたい旨の申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よっていずれも許可すること……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
【次の発言】 亀田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってこれより発言を許します。亀田得治君。
【次の発言】 亀田得治君。
【次の発言】 総理大臣は、自席において答弁することを許可いたしました。
【次の発言】 休憩前に引き続き、これより会議を開きます。
日程第三、防衛庁設置法の一部を改正する法律案
日程第四、自衛隊法の一部を改正する法律案(いずれも内閣提出、衆議院送付)
以上、両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、飼料の品質改善に関する法律の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。農林水産委員長棚橋小虎君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。
本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 総員起立と認めます。よって本案は、全会一致をもって可決せられました。
【次の発言】 日程第二、昭和三十年度一般会計国庫債務負担行為総調書を議題といたします。
まず、委員長の報告を……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、日程に追加して、日本電信電話公社経営委員会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
内閣総理大臣から、日本電信電話公社法第十二条第一項の規定により、大橋八郎君、中山素平君を日本電信電話公社経営委員会委員に任命することについて、本院の同意を得たい旨の申し出がございました。本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって同意することに決しました。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、お諮りいたします。河井彌八君から、病気のため八日間請暇の申し出がございました。これを許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって許可することに決しました。
【次の発言】 日程第一、夜間課程を置く高等学校における学校給食に関する法律案
日程第二、公立養護学校整備特別措置法案
日程第三、盲学校、ろう学校及び養護学校への就学奨励に関する法律の一部を改正する法律案(いずれも文教委員長提出)
以上、三案を一括して議題とすることに御異議ございませんか……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、租税特別措置法の一部を改正する法律案(小林政夫君外五名発議)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員長岡時眞一君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。
本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 総員起立と認めます。よって本案は、全会一致をもって可決せられました。
【次の発言】 日程第二、公共企業体職員等共済組合法案(田中啓一君外二十九名発議)
日程第三、国家公務員等の旅費に関する法律の……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、
朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
【次の発言】 藤田君の動議に御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よってこれより発言を許します。藤田進君。
【次の発言】 藤田進君。
【次の発言】 総理大臣は自席において答弁することを許可いたしました。
【次の発言】 重光外務大臣から、日本・フィリピン間の賠償交渉に関する経緯報告について発言を求められました。この際、発言を許します。重光外務大臣。
【次の発言】 ただいまの発言に対し質疑の通告がございます。順次発言を許します。左藤義詮君。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
ただいま傍聴席に、MRA創始者フランク・ブックマン博士の御一行が見えられております。
ここに諸君に御紹介いたします。
【次の発言】 この際、日程に追加して、全権委員任命につき議決を求める件を議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
内閣総理大臣から、日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定及び経済開発借款協定につき交渉しかつ署名する全権委員に衆議院議員水田三喜男君を任命することについて、外務公務員法第八条第三項の規定により本院の議決を求めて参りまし……
○議長(松野鶴平君) 本院規則第八十四条により延会いたします。 次会は、明日午前十時より開会いたします。議事日程は、決定次第公報をもって御通知いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後五時五十四分散会
○議長(松野鶴平君) 本院規則第八十四条により延会いたします。 次会は、明日午前十時より開会いたします。議事日程は、決定次第公報をもって御通知いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後十時二分散会
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、
朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
議員宇垣一成君は、四月三十日逝去せられました。まことに痛惜哀悼の至りにたえません。同君に対しましては議長はすでに弔詞を贈呈いたしました。
青木一男君から発言を求められました。この際、発言を許します。青木一男君。
【次の発言】 日程第一、副議長辞任の件
四月三十日、副議長重宗雄三君から辞任願が提出されました。辞表を参事に朗読させます。
【次の発言】 本件に対し、討論の通告がございます。発言を許します。森下政一君。
【次の発言】 これにて討論の通告者の発言は終了いたしました。討論は、終……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、交付税及び譲与税配付金特別会計法の一部を改正する法律案(内閣提出、衆議院送付)を議題といたします。
まず、委員長の報告を求めます。大蔵委員会理事藤野繁雄君。
【次の発言】 大蔵大臣は、すぐ参りますそうですから、このままお待ちを願います。……藤野繁雄君。
【次の発言】 別に御発言もなければ、これより本案の採決をいたします。
本案全部を問題に供します。本案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よって本案は可決せられました。
○議長(松野鶴平君) 本院規則第八十四条により延会いたします。 次会の議事日程は、決定次第公報をもって御通知いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後七時十六分散会
○議長(松野鶴平君) 本院規則第八十四条により延会いたします。 次会の議事日程は、決定次第公報をもって御通知いたします。 本日は、これにて散会いたします。 午後十一時三十八分散会
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、会期延長の件
議長は、衆議院議長と協議の結果、国会の会期を六月三日まで十七日間延長することに協定いたしました。
会期を十七日間延長することについて、討論の通告がございます。発言を許します。戸叶武君。
【次の発言】 これにて討論の通告者の発言は終了いたしました。討論は終局したものと認めます。
これより採決をいたします。議長が協定いたしました通り、会期を十七日間延長することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よって会期は、六月三日まで十七日間延長す……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、日本国とフィリピン共和国との間の賠償協定の批准について承認を求めるの件(趣旨説明)
本件について、国会法第五十六条の二の規定により、提出者からその趣旨説明を求めます。重光外務大臣。
【次の発言】 日程第二、国務大臣の私企業等への関与の制限に関する法律案(八木幸吉君外三名発議)
日程第三、国家公務員に対する寒冷地手当及び石炭手当の支給に関する法律の一部を改正する法律案(衆議院提出)
以上、両案を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、日程に追加して、土地調整委員会委員長及び同委員会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
内閣総理大臣から、土地調整委員会設置法第七条第一項の規定により、大池眞君を土地調整委員会委員長に、青沼亜喜三君を同委員会委員に任命することについて本院の同意を得たい旨の申し出がございました。本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よって本件は同意することに決しました。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、日程に追加して、中央更生保護審査会委員の任命に関する件を議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
内閣総理大臣から、犯罪者予防更生法第五条第一項の規定により、木内良胤君、久保田万太郎君を中央更生保護審査会委員に任命することについて本院の同意を得たい旨の申し出がございました。
本件に同意することに賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 総員起立と認めます。よって本件は、全会一致をもって同意することに決しました。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、千九百五十五年五月三十一日に東京で署名された農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定第三条を改正する議定書の締結について承認を求めるの件日程第二、農産物に関する日本国とアメリカ合衆国との間の協定の締結について承認を求めるの件(いずれも衆議院送付)
以上、両件を一括して議題とすることに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。
まず、委員長の報告を求めます。外務委員長梶原茂嘉君。
【次の発言】 両件に対し、討論の通告がございます。発言を許します。須藤……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
この際、お諮りいたします。長谷山行毅君、羽仁五郎君から裁判官弾劾裁判所裁判員を、長島銀藏君、平林太一君、須藤五郎君から同予備員を、それぞれ辞任いたしたい旨の申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よっていずれも許可することに決しました。
【次の発言】 つきましては、この際、日程に追加して、裁判官弾劾裁判所裁判員及び同予備員の選挙を行いたいと存じますが、御異議ございませんか。
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。
日程第一、常任委員長辞任の件。
法務委員長高田なほ子君、社会労働委員長重盛壽治君、農林水産委員長棚橋小虎君、商工委員長三輪貞治君、運輸委員長左藤義詮君、逓信委員長松平勇雄君、建設委員長赤木正雄君、決算委員長田中一君、懲罰委員長中川幸平君から、それぞれ常任委員長を辞任いたしたい旨の申し出がございました。いずれも許可することに御異議ございませんか。
【次の発言】 御異議ないと認めます。よって、いずれも許可することに決しました。
【次の発言】 つきましては、この際、日程に追加して、常任委員長……
○議長(松野鶴平君) 諸般の報告
は、朗読を省略いたします。
【次の発言】 これより本日の会議を開きます。(「議事規則を守れ」「議事進行」と呼ぶ者あり、その他発言する者多し)
天田勝正君外一名から、賛成者を得て、直ちに休憩することの動議が提出されました。
これより本動議の採決をいたします。表決は記名投票をもって行います。動議に賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上、御投票を願います。
氏名点呼を行います。議場の閉鎖を命じます。
【次の発言】 すみやかに御投票を願います。(「わかった」「急いでゆっくり」と呼ぶ者あり)すみやかに御投票を願います。(「あわてるな」「まだ……
○議長(松野鶴平君) ……(発言する
者多く議場騒然、聴取不能)
【次の発言】 ……明日午前零時十分より開会いたします。(拍手、議場騒然)
午後十一時五十分
○議長(松野鶴平君) ……(発言する者多く議場騒然、聴取不能)
【次の発言】 ……会議を開きます。
【次の発言】 これにて、暫時休憩いたします。
午前零時二十六分休憩
【次の発言】 休憩前に引き続き、これより会議を開きます。
天田勝正君外一名から、賛成者を得て、直ちに休憩することの動議が提出されました。
これより本動議の採決をいたします。表決は記名投票をもって行います。本動議に賛成の諸君は白色票を、反対の諸君は青色票を、御登壇の上、御投票を願います。
氏名点呼を行います。議場の閉鎖を命じます。
【次の発言】 すみやかに御投票を願います。(「そんな問題じゃない、議長休憩にしなさ……
○議長(松野鶴平君) ただいままで病気のため事故がありましたが、これより議事を主宰いたします。
議長が出席いたしましたので、仮議長の選挙は必要がなくなりました。
副議長の不信任案は、一事不再議の原則により上程いたしません。(拍手、議場騒然)
【次の発言】 川村松助君ほか……(議場騒然、聴取不能)……教育行政の……(離席する者多く議場騒然、聴取不能)……運営に関する……(「席に着け」「全然わからない、議長、わからない」と呼ぶ者あり、その他離席する者、発言する者多く議場騒然、聴取不能)……賛成の諸君は白色票を……(議場騒然、聴取不能)……議場の閉鎖を命じます。
○議長(松野鶴平君) 加瀬君、時間が参りました。
【次の発言】 加瀬君、時間が参りました。
【次の発言】 これにて討論の通告者の発言は終了いたしました。討論は終局したものと認めます。
これより両案の採決をいたします。両案全部を問題に供します。両案に賛成の諸君の起立を求めます。
【次の発言】 過半数と認めます。よって両案は可決せられました。
【次の発言】 日程第十、国防会議の構成等に関する法律案
日程第十一、通商産業省設置法の一部を改正する法律案
日程第十二、農林省設置法の一部を改正する法律案
日程第十三、昭和二十三年六月三十日以前に給与事由の生じた恩給等の年額の改定に関する法律案(いず……
○議長(松野鶴平君) 私、今回議長に選任されましたが、議会生活は相当長いわけでありますけれども、こういう会議には、すべて不なれであります。私は議長としては、全く参議院の議長として皆様とともに、参議院の責任と面目にかけては、もうできる限り、一つ話し合いのもとに、間違いないように努めたいと、こう考えております。しかし私の不なれのために、議長としてのあるいは手落ちはあるかもわかりませんが、そのときは、仲間として遠慮なく私に御注意下され、それから私の責任に対しましては、いかなるときも、私は絶対に回避いたしません。私の足らないことに対しては、皆さんのまた御注意によって、できる限り円滑に努めたいと思います……
○議長(松野鶴平君) それは、全くわかりません。政府の方針で私どもには全くわかりません。
【次の発言】 それは、政府の方針ばかりでなく、議院にも相談するのでしょうけれども、これは、いわゆる案の取扱いからくるものだから、まだわれわれの方には、そういう相談がくるまでは、私では予測をできないわけでございます。議長として一応、そういうことの予測は全くできぬわけでございます。
【次の発言】 それは両院にかけて、両院の承諾を求めてくるわけですから……。これはまだ、今何も議長としても……。
○議長(松野鶴平君) 昨日衆議院議長より、会期を六月三日まで十七日間延長したい旨、正式の申し入れがありました。 なお、衆議院は、本日の本会議において、会期延長の件を審議する予定につき、すみやかに回答を願いたいとのことであります。以上、報告いたします。 次に、常任委員長懇談会の結果を報告いたします。 一、会期延長に反対するもの、法務委員会、農林水産委員会、決算委員会。会期延長を必要としないもの、予算委員会、運輸委員会、逓信委員会。 一、一週間延長を希望するもの、社会労働委員会、建設委員会。 一、二週間延長を希望するもの、商工委員会。 一、相当期間延長を希望するもの、大蔵委員会、文教委……
○議長(松野鶴平君) お答えいたします。 これは国会法の何条というようなことを、私は当るか当らぬか、それさえ研究する必要はないと考えております。それからその文書をやったのは、全くこれは個人松野鶴平にあらず、参議院議長松野鶴平としてやったのです。ただし参議院の機関のいずれにもこれは諮りません。私かやった趣意は、すなわちその文書に書いてある通り、また世間も周知の通り、十七日からああいう混乱を来たしており、これは参議院の秩序を保つゆえんにあらず、どうしたら参議院の秩序を保ち得るか、こういうことは、参議院議長の私としては当然このことには重大な関心を持たなければなりません。その後、ああいうように衆議院……
○議長(松野鶴平君) 一昨々日、議院内において起きた事件について、外部の人が……、あれは告訴問題になっておる、これらは警務の関係……、(「聞えるか速記」と呼ぶ者あり)私に対するおもな問題にお答えいたします。 藤田議員の言われた通りに、全く一昨日から……、一昨々晩のできごとにかんがみまして、どうしても院内の秩序をできる程度に保つことが、これは議長の当然な責任なりと考えまして、私のとった処置は、せめて混雑を避け得る一つの方法として、その慣例にはなっておるかどうかわからないけれども、外部の面会人の入室だけでもこれをとめることが、せめて秩序を保つ一つの方法である、こういう意味において事務総長に一応私……
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