吉田万次 参議院議員
3期国会発言一覧

吉田万次[参]在籍期 : | 3期|- 4期
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このページでは吉田万次参議院議員の3期(1953/04/24〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は3期国会活動統計で確認できます。

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本会議発言一覧(参議院3期)

吉田万次[参]本会議発言(全期間)
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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 参議院本会議 第12号(1954/02/25、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は自由党を代表して、今回政府から提出されました教育の政治的中立に関する法律案について、若干の疑義を質すと同時に、この際教育行政に関し、文部大臣及び公安調査庁長官にその所信を伺いたいと思うのであります。  我が国教育界の現状を考察するとき、慎重且つ確固たる決意を以て解決しなければならない幾つかの重要な課題に当面せざるを得ないのであります。その一つは、教育の中立性の確保と、その維持に関する問題であります。教育基本法は、政治と教育は密接不可分であるとの見地に立ち、特に政治教育について一条を設け、良識ある政治的教養は、教育上これを尊重しなければならない。と規定してあります。教育において……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 参議院本会議 第59号(1956/06/02、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま議題となりました地方教育行政の組織及び運営に関する法律案並びに地方教育行政の組織及び運営に関する法律の施行に伴う関係法律の整理に関する法律案に対して、賛成の意を表せんとするものであります。  この法律案の主眼とするところは、一つは、地方公共団体における教育行政と一般行政との調和を進めるとともに、教育の政治的中立と教育行政の安定を確保することであります。これがため、教育委員の公選制を廃止して任命制とし、また予算案、条例案の原案送付権を廃止することといたしております。  法案の要点の第二は、国、都道府県、市町村、一体としての教育行政制度を樹立……

第24回国会 参議院本会議 第60号(1956/06/03、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 ただいま議題となりました児童生徒の増加に伴う不足教室補充財源措置の請願ほか二十四件は、文教委員会において審査の結果、いずれもその願意を妥当と認め、これを院議に付し、採択の上、内閣に送付すべきものと決定いたしました。  以上、御報告申し上げます。(拍手)

吉田万次[参]本会議発言(全期間)
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委員会発言一覧(参議院3期)

吉田万次[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 文部委員会 第閉会後1号(1953/10/26、3期、自由党)

○吉田萬次君 丁度大臣がおいでになりますからお尋ねしたいと思います。それは思想問題でありますが、私どもは西日本の風水害の当時にも、さほどにこの思想問題について関心を持つておりませんでした。併しながら今度の十三号台風によつて最も災害のひどいと言われる愛知県に住んでおる関係上、この問題について初めて気がつき、又将来に対する相当文教の府に当るかたがたの御考慮を願いたいということは、丁度ときたまたまあの高教組の問題で県庁の前に坐り込みなんかせられた問題がありました。併しながらこれは幸いに高教組の一部の人の敗退、敗退と申しますか、とにかく問題はあらかじめ解決をしました。併しながら幸いにこれが解決をするよ……

第16回国会 文部委員会 第閉会後2号(1953/10/27、3期、自由党)

○吉田萬次君 今全国のPTAでもこの食糧問題が非常に重要視せられて、今度の新らしい議会に百四十億の増額を要求して、そうして事に当りたい、給食の徹底をしたいというような関係で、若しこれを政府が容れてくれなかつたならば、議員を動かして議員立法によつてでもやろうというような意見を申しておる、さようなことが若しあるというようなことになつた場合に、どういうふうな方式によつてできるかということは今わからんでしようが、文部省のほうも、若しかような問題が出た場合、文部省としての立場はどういうようになりますか。
【次の発言】 いやそうでないのです。冷害対策でも風水害対策でもなしに、給食の徹底ということに対するP……

第16回国会 文部委員会 第13号(1953/07/27、3期、自由党)

○吉田萬次君 机上の論というものと実際というものとは非常にそこに差があるものであります。九州の今度の水害というものに対して、建設省の方面から見ましても、従来のこの風水害による費用が約束をせられておる額が一千億と言われておるのであります。それがまだ今日でき上つておらないところへ、今度又あの水害によりまして約五百億の費用が要るということであると、一千五百億の費用が通計して必要になつて参ります。併しそれに対する対策などということも容易なことではありませんし、曾つてあの九州の水害につきましては野田卯太郎大臣が国費のいわゆる予算の五分の一を投じて大改築と言いまするか、計画の下にあれをやつておいたのが一朝……

第16回国会 文部委員会 第16号(1953/07/31、3期、自由党)

○吉田萬次君 只今の御説明によりますると、私立学校にはおのおの特色があつて、多少そこに公立学校と違うようなことも考えられる点もあります。併しながらこの中小学校といういわゆる義務教育の方面においての私立学校というものは、殊に基礎的の知識を与えるということにおけるところの理科の問題については同じものだと解釈いたします。殊に国家財政から考えて、そうして今余裕がないからというお話で、この問題が実現してその後において私立学校のほうも考えようというようなお話でありました。この書類から見ますると、あなたのお説から言うと、十年後において、十年において完備するということであつたならば、少くとも十年の期間を待つて……

第16回国会 予算委員会 第16号(1953/07/15、3期、自由党)

○吉田萬次君 二、三大蔵大臣に質問をいたします。その一は、昭和二十八年度予算を通じまして経済界の見通しがどうなるかということです。昭和二十八年度の予算には千百億の財政資金の撒布超過を予想せられておりますが、これがインフレを誘発する動機になりはしないかと思うのでありまして、暫定予算において五月、六月及び七月と二回の予算が成立しておりますが、二十八年度の予算が、その後においてできました関係上、殊に暫定予算においては必要欠くべからざるもの、或いは時期的になさねばならんというもののみを取上げられておりまするので、その後の予算の金が一時に放出せられるということがあらゆる方面におけるインフレの誘発を起しは……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 文部委員会 第閉会後1号(1954/07/14、3期、自由党)

○吉田萬次君 只今の派遣の問題ですけれども、委員長に一任ということはいつありましたですか。
【次の発言】 私は議員の派遣というものについて、今日お話があると思つておつたのですが、然るに我々何にも知らんのに、今日読売新聞に議員の派遣ということがはつきり出ている、人名まで出ておつたのです。我々かような問題について更に聞いたこともないのです。
【次の発言】 今日の委員会が、奢侈繊維税の審議未了で終つた尻ぬぐいと、それからもう一つは入場税の減額せられたという、収入が減つたということが基本になつて、そうしてそのしわ寄せが各方面へ波及して、文部省の所管において九億五千万円というような厖大な額が削減されてい……

第19回国会 文部委員会 第2号(1953/12/21、3期、自由党)

○吉田萬次君 この愛知の問題は、我々はやはり愛知県からておるものといたしまして相当関心を持つて見なければならんという立場から、私は私なりにこの問題について検討してみたのでございます。併しながら只今当局の御説明というものと私はほぼ符節を合せることができると了承いたします。殊にこの問題を最も公平に取扱つて、そうしてその意見を開陳しておるというものは、ここに月刊中京という雑誌がありますが、この十二月二十日の発行によるこの雑誌の冒頭に、この問題を採上げた愛高教事件の真相というのがあります。これにはつきり出ておるところによりますると、当局にも手落ちがあるということが書いてありますると同様に、又教員の方面……

第19回国会 文部委員会 第閉会後4号(1954/08/03、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は正示さんにちよつと希望だけ申しておきます。成るほどあなたは雄弁で、滔々と述べられたことを実は拝聴いたしましたが、今日の国家財政といたしまして、又デフレ―シヨン政策を遂行するという上から、このやり方というものは当然だろうと私は了承いたします。併しながら又、一兆円の予算の枠の中でこれを実行して行こうとせられるところに非常な御努力があるということも応じております。従来の国家予算というものは、自然増収というものが見てあつて、そうしてそれがすべての方面に対して相当意義のある使用がせられておる。今年は蔵相のお話によつて、こういうデフレ―シヨン政策をやる、而も昭和三十年度を以て一応実行した……

第19回国会 文部委員会 第閉会後5号(1954/08/04、3期、自由党)

○吉田萬次君 与党は向米一辺倒のように考えられておりますが、アメリカに関する質問は社会党の専売のように思われておりまするけれども、この問題におきましては、与党も野党もない、当然考えなければならん問題である、而もそれが極めて重大な問題であるということは、先ほども荒木さんのお話でも明らかな通りでありまして、我々荒木さんの説に共鳴するものでありますが、この問題も極めて軽卒に簡単に考えておられるということは、これは日本の将来ということにつきましても、又国内の情勢から考えましても、極めて重大な問題でありまして、そんなに外務省は外務省の意見、調達庁は調達庁の意見として、個々にその自分の責任においての答弁だ……

第19回国会 文部委員会 第閉会後8号(1954/08/26、3期、自由党)

○吉田萬次君 私はそれぼどまでに掘下げて考えるというと多少変更するような気分になりやすいと思う。現存どうかというと、これを素直に読めばこれは付ら差支えないと思うのです。

第19回国会 文部委員会 第閉会後9号(1954/08/27、3期、自由党)

○吉田萬次君 この給食問題の窮極の難点というものはいわゆる予算の捻出ということが主体のように今のところ考えられますが、食糧増産において今日農林省が今度提出せられると噂せられておるのは継続事業としても三千億からの予算が計上せられるように聞いおります。さような点から考えますると、これは積極的から考えたならば食糧増産は成るほど我が国として必要あり、効果の上ることだと思いまするけれども、これ又消極的に一面考えるならば今度の給食問題というものが非常に私は重要な問題であつて、これによつて国策に副い、そしてどうかというと早く問題が解決する一つの道しるべにもなるというような点から考えまして、三千億からの継続事……

第19回国会 文部委員会 第閉会後10号(1954/09/16、3期、自由党)

○吉田萬次君 私一言……、速記をやめてされても結構ですが、文部当局に伺つておきたいと思うのです。只今非常な長い間……。
【次の発言】 こういうことです。一方的のように考えられるが、文部当局としては、その文部当局としては直接の関係があり、最も重大な関心を持たなければならんことについて、文部当局はどういうように動いておつたか、文部当局は何をしたかというようなこと、そのことというものは一方的に今何ですね、長官にいろいろその責めるようにやつておられるように私承わつている。そういうわけで、これは直接的に、この問題について感心を持ち動かなければならないということは、私は文部省だと思う。文部省がどう動いたか……

第19回国会 文部委員会 第閉会後12号(1954/09/18、3期、自由党)

○吉田萬次君 国立大学と公立大学との問題でございまするが、国立大学は従来のいわゆる官立の大学というものがそのまま存続しておるもの或いは専門学校が大学に昇格したものは、内容も非常に充実しておるし又立派になつておりまするが、或いは合併せられて適当な方法によつて継続してその成果というものが挙つておるということは認められまするけれども、併しながら公立の大学というものが戦後急増せられて、たくさんな公立大学ができて参りました。この公立大学の素質というものにおいては、その内容の設備ということはまあとにかくといたしまして、非常に劣つておるように考えます。それから又公立大学というものは、経営の主体というものが各……

第19回国会 文部委員会 第閉会後13号(1954/09/20、3期、自由党)

○吉田萬次君 今教科書の問題が出ましたについて、関連して希望を述べておきたいと思うのですが、教科書の問題というものについて、実に慎重に検討するといろいろな問題が伏在している。而も我々としては了解に苦しみ又その真実を疑うようなことをたくさん聞いております。この問題は大臣御承知ないと思いますけれども、十分に掘下げて一つ適当な措置を講じて頂きたい。  それから研究費は余り少いということについて、非常にこれは問題を起しているものと我々も頗る遺憾に思う点がありよすによつて、この問題も一つ御研究を願います。そして研究費というものは、予算が削られるときに、一番初め爼上に上る費用だと思います関係上、特に御留意……

第19回国会 文部委員会 第16号(1954/04/06、3期、自由党)

○吉田萬次君 日教組というものがいろいろと偏向その他についての御議論がありましたけれども、私は只今文相の御答弁にあつた通りに、日教組そのものというものを主体にして検討しておられるようですが、私はこの日教組というものの全体が偏向教育をしておるということは考えませんのと、一部分、そのうちの一部分がいわゆる丹頂鶴として赤い思想を持つているがために、それの指導によつて行われておるというような観点もありますのと、又日教組の一部分の上の人たちがどんな行動をしておつて、それがどういう影響をしておるかということに対して、これは中立性の必要性ということを認めまするのは、例えて申しますると世界教育会議において日教……

第19回国会 文部委員会 第閉会後17号(1954/10/07、3期、自由党)

○吉田萬次君 瀬口さんにお尋ねいたしまするが、知事はこれに対してどんな考えを持つておりますか。それから岡本さんにお伺いいたしますが、市長はこれに対してどんな態度に出ておるかということだけお伺いいたします。
【次の発言】 この問題はここへ持つて来られるというふうなことは、それは勿論地方で解決し得ない問題としてここへ持つて来られるべき性質のものです。従つてかような問題については知事に対してあなた方が一応地方の問題として御相談あるべきものである。知事としてそうしてそれを解決して、し得ない場合においてここへ来られるべき性質のものではないかと私は思う。それに知事に対して何らの御相談もなく、ただ一地方の感……

第19回国会 文部委員会 第18号(1954/04/09、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は大臣に質問を申したいと存じます。先回滋賀県の和邇小学校の偏向教育ということについて(「議事進行」「発言中」と呼ぶ者あり)荒木委員からすでに質疑がありましたが、私は荒木委員とは異なつた観点から文相にお尋ねしたいのであります。日教組のかたがたはこの和邇小学校の児童作文集が偏向教育の実例として引用されたことに御不満の向きもあつたようでございまするが、私はこの作文集こそ如何に巧妙に政治的偏向を児童に植付けているかということについて実証し、私の見解に対する文相の御意見が承わりたいと存じます。  先ず冒頭に我々が推進しておる日教組の教研運動は、民族の教師としての立場に立つ限り、日本民族の……

第19回国会 文部委員会 第閉会後18号(1954/10/08、3期、自由党)

○吉田萬次君 この問題は非常にむずかしい問題であつて、解決を急いでもできませんが、それでは解決ができるのかというと、将来に対しても解決はむずかしいと思う。癩というものに対してどうしたらいいかという昨日の問題は、どうしたら処置ができるかというようなことを考えましても、これは私はよほどむずかしいことで、解決を望むことはあり得ないと思うのです。今日ああいうふうにはつきりした、癩患者として取扱われておるものは、これは処置するということもできると思いますけれども、全国におけるところの一般の癩の分布といいますか、癩病患者というものがどれくらいあるかということを想像すると、驚くべきものがあると思う。いわゆる……

第19回国会 文部委員会 第19号(1954/04/12、3期、自由党)

○吉田萬次君 只今四人のかたの御証言を承わりまして、大体においてこの問題は弱い強いは別として、偏向的のものであるようにこれは承わりましたが、そこで四人のかたに御質問を申上げたいと存じます。  先ず溝口さんにお尋ねをいたしまするが、昨年の十二月二十五日の滋賀新聞によれば、長浜市、東浅井郡では冬の友の一部を切り取つたり、或いは敬遠した学校が相当あるように聞きますが、これは事実ですか、どうですか。
【次の発言】 次に、彦根市では小学校長会を開いて、小学校三年の「合作社への概要」、四年の「中国の先生と生徒」、五年の「心の中の日本」、六年の「あのこととこのこと」、の各項に紙を貼つたというようなことがあり……

第19回国会 文部委員会 第20号(1954/04/13、3期、自由党)

○吉田萬次君 橋本さんにお伺いしますが、橋本さんは先ほど君が代を唱うという時間を省くということで、ほかのものに非常に長時間かかるから、君が代を省くといようにおつしやつたので……。
【次の発言】 そうおつしやつたと私は……これは速記録を見ればわかりますが、そうおつしやつたと私は思います。君が代は非常に長く時間がかかると解釈してよろしうございますか。
【次の発言】 私も医者ですけれども、君が代を唱うのにそれほどの時間がかかるとは考えません。これはこれでよろしい。横山さんにちよつとお伺いいたしますが、文部大臣の通牒がありまして以来、今年あなたは君が代を歌わせましたか、歌わせませんでしたか、それだけ。……

第19回国会 文部委員会 第26号(1954/04/22、3期、自由党)

○吉田萬次君 朝倉さんに一つお尋ねいたします。私は愛知県でありまするが、愛知県の校長は日教組に入つておらんのでありまするが、あなたは日教組に入つておいでになるか、おりませんか、先ずそれを承ります。
【次の発言】 先ほどの御議論、御答弁を拝聴いたしましたが、あなたは日教組の悪いところがあるときは反対するとおつしやつた、それは承わるところによると個人、あなたの問題に限つておるように考えられます。そこで先ほど中山先生があなたに御質問になつたときに、共産党の指令が出たのを知つておられますか、それに対してどうお考えになる、又伊勢の宇治山田の大会のときのいろいろ箇条があるが、それに対してあなたはどうお考え……

第19回国会 文部委員会 第29号(1954/04/24、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は小林さんに簡単に……
【次の発言】 私は……(「委員長、委員長」と呼ぶ者あり)
【次の発言】 私は小林さんにちよつとお伺いいたしますが、小林さんは日教組の中央執行委員長というお立場でおいでになつたと考えますが、あなたは先ほど河原先生の御答弁か或いは供述の中にありましたが、宇治山田のあの決議というものについてよく御了承になつており、又それを是認しておられると私は思うのであります。併しながら今日の場合、あなたの心境として、この問題をなお且つ是認しておられまするかどうか、当然と認められますかどうかということだけお承わりしておきたい。

第19回国会 文部委員会 第38号(1954/05/29、3期、自由党)

○吉田萬次君 私はこの問題の採決に当つては賛成をいたしますが、個人私としては、この問題に対しては非常に疑義を持ち、むしろ反対の立場に立ちたい、これが若し普及徹底しました場合において、果してミルクのほうは十分に補給ができるかどうか、それから又食生活の改善ということを言つておられますけれども、粒食を食粉にするという、ただその一言であつて、実際食生活の改善だつたら、もう少し大所高所に立つて、そして大きくこれを広く考えなければならんと思います。私はその小麦のほうは、或いは粉乳、粉食というようなものを考えておられますけれども、併し私のほうでも米産地帯もありましてむしろ小麦を使つたらば非常に高くつくという……

第19回国会 予算委員会 第14号(1954/03/16、3期、自由党)

○吉田萬次君 政府の提出せられました二十九年度予算を見ますると、財政の緊縮とか、或いはデフレーシヨン政策とかというものに非常な重点をおかれまして、いわゆる二十九年度の予算というものは画期的な予算であり、又実行が非常にむずかしいように考えるのでありまするが、それにつきましてこれは言うはやすくして行うに非常に困難な予算と考えるのであります。従つて大蔵大臣は非常な決心、勇猛精進を以てこの難局に処せられなければならんと思いますがその御真意を承わりたいと思うのであります。  明治以降の財政史中緊縮財政であるとか、或いはデフレ政策であるとかいうようなことは三回ありました。いわゆる松方大蔵卿の緊縮政策、井上……


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第20回国会(1954/11/30〜1954/12/09)

第20回国会 文部委員会 第2号(1954/12/06、3期、自由党)

○吉田萬次君 先日ここへ福岡県の関係者が来られまして、そうしてあそこに学芸大学が、一つの学芸大学に対して四つの分校があるが、その本校に通つておる人たちが、いろいろな関係上、経理の、何といいますか、学費の関係とか、距離の関係とか、その他の理由によつて非常に困つておるから、総括的に、いわゆる四年制度でありますか、その学校をもう一つ殖やしてもらいたい。そうすると二百万の県民に対する十分なはけ口ができるのと、それから希望者に対するすべての事柄が完備して、そうして十分な教育が施されるというような点において、いろいろな方面から検討した結果、是非四年制度の学校を二つにしてもらつて、そうして分教場の学生を十分……

第20回国会 予算委員会 第3号(1954/12/05、3期、自由党)

○吉田萬次君 文教と日教組というものの関連は極めて重大なものでありまするについて、この日教組の幹部の諸君の問題について頗る遺憾な点をたくさん私も認めます。殊に最近たまたまここに体験で綴る記録、子供を忘れ教育を忘れた日本教職員組合の白書、失われた教育という本が石井一朝君の名において出ております。この内容におきまして驚異的な、随分いろいろな問題が起つております。勿論石井君は恐らく責任を以てこの本を著したものと思うのであります。たまたま中を見ますと、写真入りのその写真の説明に、選挙運動に熱中して子供を忘れるとか、或いは外遊の好きな指導者たちとか、或いはアカハタと土工の集いとか、或いは料亭でやる華やか……


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第21回国会(1954/12/10〜1955/01/24)

第21回国会 文部委員会 第4号(1955/01/24、3期、自由党)

○吉田萬次君 今中央審議会委員の問題が出ましたから承わりたいと思いますが、委員の空白になるということで、もうすでに二年の任期に対しまして十五人、もうすでに任期が来ておる。更に二月五日に三人ですが任期が来るというようなことでありますが、これに対して日教組のほうから代表者を入れてもらいたいというような話もありまして、きわめて事重大でありますことによって、この問題は相当研究しなければならないと思いますのと、本来は大臣に質問すべきものであって、緒方さんに質問するのは無理でありますけれども、しかしながら何かそれに対する意向というようなことでもわかっておることがありましたら承わりたいと思います。


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 文教委員会 第閉会後1号(1955/10/05、3期、自由党)

○吉田萬次君 第三班の御報告を申し上げます。  私ども東北班の調査の結果につきまして、ごく要点のみを御報告申し上げます。私ども笹森、村尾、古田の三名は東北班を構成いたしまして、他に調査室から工樂、滝両君を加えまして、九月十六日から一週間にわたって宮城、岩手、青森の三県下の教育事情を、許す限りの時間を使つて、つぶさに調査いたしました。これを調査対象別にいたしまして御報告申し上げますと、まず大学教育についてでございますが、大学は東北大学と弘前大学へ参り、それぞれ学長、学部長、事務当局等との間に懇談の機会を持ち、かつ施設の一部を見せてもらいました。  ここで第一に問題にしたいのは、国立大学財政の問題……

第22回国会 文教委員会 第閉会後2号(1955/10/06、3期、自由党)

○吉田萬次君  関連して。ただいまの御答弁を伺いますると、統合というものができるようなお考えを持っているようですが、これは机上のいわゆる空論であつて、実際われわれが調査してきた点から考えますと、統合などということはこれはでき得ないものだと思うのです。そこで文部省当局はこれが統合できるというお考えを持っているのかどうかということです。たとえて申しますと、町村の合併ということを言われましたけれども、町村の合併は、いわゆる相当な産業が発達しておるところの統合合併というものでありましたならばそれはよいでありましようし、またそういうことも実現できるでありましょう。しかしながら寒村僻地の方面へ参りますと、……

第22回国会 文教委員会 第閉会後3号(1955/10/07、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は東北大学を視察しまして、そうしてまた東京大学を視察いたしました。その視察の結果から考えまして、ここに四つ五つばかりの質問をしたいと思います。  まず第一に、私は、国立大学の財政の問題でありまするが、予算額と決算額との間にはなはだしい差異があることについて、私はどうしてこういうふうなものが生ずるかということをお承わりしたいと思うのであります。
【次の発言】 私は、この講座の研究費の流れ方というものについて、非常に私はそこに疑義を生じた次第であります。伝え聞くところによりますると、この研究費というものは大体まず文部省で一割天引きされるということであります。さらにこれが各大学へ参り……

第22回国会 文教委員会 第11号(1955/06/09、3期、自由党)

○吉田萬次君 私もこの法案に対して賛成をいたします。ただし、せっかく作られました学芸員というものがありまして、そうしてその将来の運営に対して、その貢献するところがきわめて大でありまするから、かような点から資質の低下しないように十分の御留意が願いたいという希望を付しまして賛成いたします。

第22回国会 文教委員会 第13号(1955/06/16、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は専門的の知識がありませんから、常識的にお承わりしたいことは、先ほど朝永さんがおっしゃった、共同の研究所であるというようなお話でございました。学生の人のようなものなら共同の研究所の利用というようなことも考えられますけれども、少くとも専門知識を持った人が専攻しようとするのに、どこかの大学の付属である。付属はけっこうでありますけれども、真に研究しようとする人は、共同の研究所で研究できるかどうかということを私は疑うのです。そこで三島の遺伝学の研究所を見て参りましても、所長は将来この研究所から必ず二人や三人のノーベルの賞金を得るところの学者を出してみせるということを明言せられたくらいで……

第22回国会 文教委員会 第14号(1955/06/21、3期、自由党)

○吉田萬次君 ただいまのお話によりまして特殊法人となると、いわゆる官庁同様になる。従ってこれがちょうど育英会のようなふうになるものと解釈いたします。そうすると、従って会計検査というものも厳密に、私はこの措置というものがきわめて妥当であると考えております。  それからミルクの問題でありますが、大体これは農林省との関係が非常にあるのでありまして、今度農林省では酪農奨励のために六千五百万円の補助金を出しておりますが、ところが、この国内産ミルクの大体の量というものは、私が見たところでは脱脂ミルクを十二万トンだと思いますが、そのうち国内産が二千トンでありますが、これがポンド七十五円であります。それからア……

第22回国会 文教委員会 第15号(1955/06/23、3期、自由党)

○吉田萬次君 余剰農産物の契約ができまして、そしていよいよこれが余剰農産物が輸入せられることになりますが、余剰農産物の脱脂ミルクと、それから一般に輸入せられる脱脂ミルクの間に、そこに何か変ったことはあるのですかどうですか。もちろんこの余剰農産物なんというものは、余っておるから出したというので、長らく倉庫に保管せられて下積みになっているところのものがこういう機会に輸出せられるというようなことになりますと、かつて輸入ミルクによって中毒が起きた事件もありましたが、かような点は差しつかえないものでしょうか、どうでしょうか。お伺いいたします。
【次の発言】 大臣がおいでになりましたから簡単に御質問を申し……

第22回国会 文教委員会 第20号(1955/07/12、3期、自由党)

○吉田萬次君 私はこの案につきまして、適正なものだと考えまするが、提出軒にちょっとお伺いしたいと思いますることは、本案施行に座する経費としては約二百万円の見込みであるということでありまするが、この金額としては、二百万円の金額はきわめてわずかなものでありまするが、しかしながらこれはやはり予算に関係あるものであり、これに、この支出する方面におけるところの大蔵省その他に対しての了解を求めて、そうしてその承認を得てこの本案を提出されるのか、その経緯を承わりたいと思います。
【次の発言】 今年の、いわゆる九月以降の金額になると思いまするけれども、しかしながらそれはきわめてわずかなものでありましょうし、一……

第22回国会 文教委員会 第21号(1955/07/14、3期、自由党)

○吉田萬次君 私も本案に対して賛成をいたします。しかしながら本案が提出せらるるに当りまして提出者の御説明を承わり、また質問を申し上げた場合において、予算の裏付けに対するはっきりした御答弁がなかったのであります。これはおそらく衆議院でこの問題が爼上に上った場合において軽率にこれを取り扱い……、軽率と言っては失礼でありますが、きわめて検討は十分にせられなかったということを伺うのであります。本案はきわめて小さいものでありますけれども、しかしこれを理論上に検討しましたならば、私は相当疑義がある問題だと思います。ことにさかのぼっての身分というものにつきましては、私は先ほどの初中局から来られたあの説明に対……

第22回国会 文教委員会 第23号(1955/07/21、3期、自由党)

○吉田萬次君 危険校合の定義といいますか危険校舎の認定といいますか、危険校舎というものはどういうのを危険校舎というかということに対して、ただいまの局長の御答弁によりまするというと、教育委員会におけるところの技師の認定によるということでありまするが、そうすると各県県によってこれは何といいますか認定の程度といいますか、非常にそこに差異が生じてくる。それに対して一定の方式に従ってそうして基準によって指示するというところの立場にある文部省としては、何を根拠にその定義を作られるか、認定をせられるかということについて伺いたい。
【次の発言】 その認定はきわめてむずかしいものでありまして、程度によってとおっ……

第22回国会 文教委員会 第25号(1955/07/27、3期、自由党)

○吉田萬次君 危険校舎改築の年次計画と、それから本年度予算の実施の坪数の関係を、覇工務教育の方とそれから高等学校との別に一応御説明願いたいと思います。
【次の発言】 危険校舎は年々累増して行くものでありますが、この累増分については年次計画中どんなふうに見込まれましたか。
【次の発言】 高等学校の危険校舎ですが、この危険校舎は特に危険の度が激しいものがたくさんあると思うのであります。これを何年後というようなそういう余裕のあるような考え方で、果してこの目的を速成することができるかどうですか。
【次の発言】 非常に危険度の強いものがたくさん高等学校にありますが、しかも地方の財源というものは今日枯渇し……

第22回国会 文教委員会 第26号(1955/07/28、3期、自由党)

○吉田萬次君 この問題はどうも私ははっきりと想像もつかんような問題でありまして、海水浴場で起った問題としてはそうでもないと考えられますが、また洲を中心にした海岸は遠浅の海水浴場になっております。そういうところにこれだけの最悪のことが起るようなことはあり得ないことだと思います。これで沖へ出ていったということになりますると、水泳の練習のために行かれたなら、こんなに惨害がひどいはずもないと思います。波が起るということも、突風ということもないとはいえぬでありましょうけれども、簡単に波はそんなに起るものではないと思いまする関係上、これは多少十分に調査していただきたい。それからどういう目的で何をやったかと……

第22回国会 文教委員会 第27号(1955/07/30、3期、自由党)

○吉田萬次君 大体こういうふうに指示せられたについては、何かそこに特殊事情があって、そうしてそこへ出されたように思うのですが、それによってということに私どもは考えておりますが、もしそういうブロックにするのだったら、九州とか中国とか四国とかいう方面も考慮しなければならぬと思いますが、何かその場所を選定せられるについての腹案というものは何かありますか。
【次の発言】 大臣に私はお伺いいたしますが、今度できる給食会の問題でありますが、これはいわゆる文部省の傍系団体になると思います。今日農林省は非常なたくさんの傍系団体があり、また今度住宅問題について建設省ではたくさんの傍系団体ができている。傍系団体が……

第22回国会 予算委員会 第3号(1955/03/29、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は最初、石橋通産相に御質問を申し上げたい。石橋通産相は完全雇用六カ年計画を立てて、失業問題を解決すると言っておられましたが、果してこの完全雇用六カ年計画というものがなし遂げ得るやいなやということを、お伺いしたいと思うのであります。しかも緊急失業問題をその中に取り上げておられる。まだことしの卒業生につきましても、就職し得ない者がたくさんあるのであります。失業後就職の見通しがつかない者は、従って心がくさってくる。また思想が悪化してくる。これは不景気や、それからまた一時的の現象ではないと考える次第でございます。国の指示が地方庁にもありましたかとも存じますが、地方の地方庁におきましても……

第22回国会 予算委員会 第7号(1955/05/10、3期、自由党)

○吉田萬次君 関連して。ただいまの木村委員の御質問と同じようですが、今度の専売益金の三十億円を特別会計へ繰り入れられたということは、われわれから考えるところは、一般会計に繰り入れらるべき性質のものである。特別会計に繰り入れられるということは、一兆円のワクというものに固執してそうして繰り入れられたように考えるが、どうでしょうか。

第22回国会 予算委員会 第9号(1955/05/12、3期、自由党)

○吉田萬次君 只今のお話ですが、農地の問題ですが、一村あるいは一字こぞって反対しているような例があります。小牧の飛行場の拡張のような、かような問題についての取扱いについては今のお話だと解決がつかんように考えますが、どうなりますか。
【次の発言】 第三表の注のところに、「別二飛行場関係トシテ一応小牧、新潟、横田、立川、木更津ノ各飛行場ニツキ拡張ヲ考慮シテイル」と書いてありますが、この小牧の飛行場の問題でありますが、これを拡張しようとして拡張することになっておるわけでありますが、小牧山がつぶれてしまうということがある。この小牧山の古戦場がつぶれるというようなことは、これはまた時代の趨勢でやむを得な……

第22回国会 予算委員会 第11号(1955/05/19、3期、自由党)

○吉田萬次君 もし、ただいまの左藤委員のお話によりましてありました通りに、七月の暫定予算というようなものが組まれるということになったならば、経済界というものに対する影響は非常に重大である。しかるに現在の状況から勘案いたしますると、どうしても七月の暫定予算を組まなければならない情勢に追い込まれておるということと、六月の暫定予算に政策が織り込まれておるというところを見ますると、おそらく再び政策を織り込んだ七月の暫定予算が出るような気分がいたしまするが、大臣ははっきりとこの際七月の暫定予算は出さないというようなことに対して明言せらるるかどうか。またこの問題はおそらく経済界の、ことに電力に関係のある方……

第22回国会 予算委員会 第13号(1955/05/24、3期、自由党)

○吉田萬次君 相互銀行と信用金庫の中小企業向けの貸し出しが押えられて、その結果がこれらの手元に相当に余裕金ができておって、これが市中銀行に預け金になっておりまして、あるいはコールに放出されて中小企業に貸し付けの実をあげていないのでありますが、これをどう見られますか。
【次の発言】 今のお話で、補助金をもらうについても、零細なものは自己資金でやれというお話でしたが、どれくらいの金額が零細とみなされておるのですか。
【次の発言】 各種の行政委員会の整理、あるいは存廃ということが爼上に上っておるのでありまするが、かような委員会はあるいは運営に、あるいは選挙というようなものに対して相当考慮せなければな……

第22回国会 予算委員会 第28号(1955/06/20、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は労働組合運動の政治的偏向につきまして総理大臣にお伺いしたいと思うのであります。それで今国会におけるところの首相の施政方針演説におきまして何ら言及せられておられないのが、いわゆるこの労働問題であると思うのであります。なぜこの問題について、この重要な問題について言及せられなかったかということを私は疑うものであります。労働問題が非常な変還を来たし、推移によりまして、経済闘争から政治闘争へだんだん変ってきておる。これを簡単に考察してみますると、尼ヶ崎製鋼は昭和二十九年六月、二カ月余のストによって、その結果崩壊しまして、その組合は非常な難渋したことは御存じの通りであります。この組合は、……

第22回国会 予算委員会 第34号(1955/06/26、3期、自由党)

○吉田萬次君 関連して……。小牧の飛行場の問題でありますが、あのそばに流れておる大山川という川があります。非常にはんらんをして、毎年その被害を受けておる。あの川に対して暗渠工事あるいは流域を変えるということは、容易なことではないと思いますが、それに対する滑走路の延長に対しての確信はあるかどうですか。あの川に対する確信はありますかどうですか。

第22回国会 予算委員会 第35号(1955/06/27、3期、自由党)

○吉田萬次君 先回私が砂糖の問題について農林大臣に質問いたしましたが、時間がなかったがために十分に御質問を申し上げることもできなかったのと、また農林大臣はよく調べてお答えをすると言われたそのお答えがまだありません関係上、重ねて補足的に質問をしたいと思うのであります。砂糖の外貨割当基準につきまして、さきに農相に質問いたしました。私はあなたに質問趣旨を提出しておきましたが、いかなる理由であなたは当然なさなければならぬところのこの質問につきまして、通産大臣にさせて、そうして御答弁がなかったか、その理由はどういう理由であるかということ、それからまた外貨基準の決定という重大問題をあなたが農林大臣として知……


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第23回国会(1955/11/22〜1955/12/16)

第23回国会 文教委員会 第7号(1955/12/16、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 ただいまの矢嶋さんの御質問に関連しまして、大学基準経費ですね、その講座研究費、それから教官研究費というふうなものをどの程度引き上げられるか、その数字を承わりたいと思います。
【次の発言】 そうすると非実験が倍になって、さらにそれのまた倍になっておるわけですね。
【次の発言】 臨床は。
【次の発言】 今までは……。
【次の発言】 教官のほうはどうですか。一緒ですね……。よろしいです。
【次の発言】 ただいま矢嶋さんの盲ろう学校に対する御質問がありまして、関連して御質問申し上げますが、盲ろう学校の職員というものは、実際気の毒なものでありまして、盲ろう学校の職員に対する定年制というもの……

第23回国会 予算委員会 第5号(1955/12/13、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 調達庁長官はおられますか。
【次の発言】 私は最初基地問題について承わりたいと思うのであります。特に小牧の基地問題についてお尋ねをしたいと思います。  基地の問題は、その候補地になった住民に対して非常な影響がありまして、それに対するいろいろな問題が次次と惹起しておるのであります。ところが小牧の基地におきましては、その候補地になったということを知りました農民が、非常に落ちついた態度でこの対策を講じておるのであります。それがためにすべての協議が順調に行っているというものの、そのうちの北里村という村が一番たくさん土地を取られるのでありまして、この村が非常に今日困窮の結果、いろいろの方途……


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 議院運営委員会 第44号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 ここまでくるには、そう簡単にくるものではありません。大体この法案が回ってきましたについて、一ヵ月少々切れる日限において参議院であげたいということは、だれも考えておるところであります。そこでわれわれは初めから、公聴会をいつ開くか、公聴会は開かなければならぬものであるが、いつ開くかということについて、たびたびその日にちをきめてくれということを私どもは申し上げた。そこで私の方は、今月の七日、八日、そうしたら委員長の方は、それを間違えておられて、八日、九日のように言っておられますが、いずれにいたしましても、早期、この公聴会は開かなければならない。それは公聴会の意見も参照して、その間に多少……

第24回国会 文教委員会 第5号(1956/02/28、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 局長にお尋ねいたしますが、ビールスの大家の木村教授というものはこれは大学の教授というものを離脱して、そうして研究所専門の学者というようなふうになられるのですか。
【次の発言】 私はこの研究所ができるくらいならば、少くとも権威あるものであって、そうして全国に対する、この研究をしておる人の指導機関、あるいはそれに資するところの設備というものが十分に整っているというふうにしてもらいたいと思うのでありますが、ビールスの研究というものは今日どこの大学でもやっていると思います。従って私たちは、はしかの研究をやりましたけれども、このプロテウスのエックス十九号というものがなかったために慶応大学ま……

第24回国会 文教委員会 第7号(1956/03/06、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 ただいまの御説明がありましたように、私も供応だとか買収だとかいうことはないと思います。しかしながら戸別訪問やそれから文書は私ども聞いておりました。が、私はさらに一歩を進めてそうして記名投票だったと思いますが、あの記名投票ということをやめて、そうして文部省の方でああいう官製のはがきのようなものでも作って、そうして送ってもらって無記名で投票するようにしたらどうかと思いますが、どうですか。
【次の発言】 やはり私も考え違いをしておりまして、なるほど内面は無記名で外に記名した覚えがあります。が、かようなことは、もう少し厳格にするために、そうして運動のできないようにする方法はないでしょうか……

第24回国会 文教委員会 第11号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 ただいま局長の御答弁は実に上手に答弁せられたと私は感服しました。しかしながらこの授業料というものの値上げというものはこれは相当考慮せんならんものであって、これが還元ということについては私も当然なことだと思います。しかしながら文部省はこれを使用せられるについての考え方というものは、これはまたおのずからわれわれの想像しているものと違うかもしれません。少くとも私はこういう値上げというものがあった以上は、公平にこれを適当に使途に対して考慮していただきたいという希望だけでございます。
【次の発言】 私も先ほど御答弁が上手だと言ったのはそういう点でありまして、この使途に対して一局部に限るとか……

第24回国会 文教委員会 第12号(1956/03/27、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(吉田萬次君) 今湯山君からの御要求の調査資料を提出せられるようにお願いいたします。  本日はこの程度で散会することにいたします。    午後四時五十一分散会

第24回国会 文教委員会 第13号(1956/03/29、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私は自由民主党を代表いたしまして本案に賛成するものであります。しかしそれに対する希望を述べたいと思います。  それは昭和二十七年法律第三十二号において、新たに入学する児童に対する教科用図書の給与に関する法律が出ております。これにつきまして昭和二十七年と二十八年の二回は、これに対する費用が出ております。いわゆる年間五億三千万円というものが出ております。しかるに、それが大達文相のときにこれが貧困な児童にというふうに変って、そして金が貧困児童の方へ持っていかれるようになったと記憶いたします。従って私はこの年間五億三千万円というものが、そのまま貧困児童に与えられるというようなことを希望し……

第24回国会 文教委員会 第18号(1956/04/24、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私は文部大臣が非常にこれからせわしくなると思います。幸いきょう席についておられるこの機会を利用して、もうしばらくやっていただきたい。

第24回国会 文教委員会 第19号(1956/04/26、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 議事進行に関して。きのうの理事会において、大体これは皆さんの御了承を得たことと存じます従って私は委員長のただいまの御発言は当然だと考えます。どうぞそのように御進捗を願いたいと思います。
【次の発言】 もう関連質問ありませんか。  ちょっと速記をとめて。
【次の発言】 では速記を始めて下さい。  本日はこの程度をもって散会いたします。   午後三時四十四分散会

第24回国会 文教委員会 第20号(1956/04/27、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 この問題につきましては筆記をとめて懇談をして、そうして決していただきたいと思います。
【次の発言】 私はきのうきょうの御質問を承わっておりますと、大学の教授連が非常に謳歌せられまして、そしてそれが根本となって地方へ波及し、あの意見というものが全国的に共鳴を得て、そしてさような方向に進みつつあるように承わるのであります。しかしながら、私はこの大学の学長あるいはその他教授諸君の説は、いわゆる観念的であって、私はその議論というものが多少宙に浮いておりはしないかと考えるのであります。従ってこの問題について、私は文相はどうお考えになっておるか、ああいうふうの人たちの説というものは、あの人た……

第24回国会 文教委員会 第22号(1956/05/04、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 この問題はもう念に念を入れ、検討に検討を重ね、そして折衝に折衝を続けてここまで来たのでありまするによって、私は懇談の必要なく、直ちに委員長のお考えによって解決の方法をたどるべく、私は懇談会開会に対して反対をいたします。
【次の発言】 関連して……。この問題は、四月の二十八日の理事会におきまして、非常にいろいろと、今荒木さんがおっしゃったようなことも交渉、あるいは検討してみたのであります。ところが、当日の理事会は、理事会をもっと慎重にやれというような矢嶋さんのお話もありましたので、当日どうかというと、二時に開会いたしまして、そうしてしかも七時になって結論を得ないと、決然として退場せ……

第24回国会 文教委員会 第23号(1956/05/07、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 関連、今の雨森先生の御質問に対して、私も文部省に対して何とかこの問題を打開し、そうしてまたこの問題を打開するというわけじゃありません。この案に対して周知徹底する方法を講じてもらいたい、それに対してどうお考えになっているかということの質問をするのであります。それは今日も非常にやかましくなっておりました七百二十万人の請願書云々ということがありましたが、私もどういう方が出したのか見ませんけれども、これはおそらく学校の先生がPTAその他に運動し、そうして集められたものが基本になっておりはしないかと思うのであります。そういうふうのものを基本にしてそうして国民の声である、たくさんな人の声であ……

第24回国会 文教委員会 第25号(1956/05/09、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 ちょっと関連して……、ただいまの高橋さんの御質問にありました中に、矢内原総長が教育の自由ということを言っておりまするが、教育の自由というふうのことは、これは大学において初めて言い得ることでありまするけれども、義務教育であるところの小中学校にまで、もし教育の自由というものの名において、そうして教育が施されるということになったら、私はきわめて重大な問題だと思います。先ほど大臣がりっぱなものだということをおっしゃいましたが、もう少し深く掘り下げて検討したならば、私はこれはただ単にここに書いてあるその事柄に対しては、いいかもしれませんが、しかしながらこれはやはり一般のものから見ましては疑……

第24回国会 文教委員会 第26号(1956/05/10、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 議事進行について。資料提供に対してこういうようにじんぜんとして時間をつぶすということは非常に惜しいと思うのです。
【次の発言】 資料の御提出を願いたいと思いますのは、昨年から今年にかけて町村の合併が最もたくさん行われたと思います。そうしてその合併によって新しくできた市町村における教育委員会というものにおいて選挙が行われておるか行われておらぬか、私はこれは行われておらぬのが多いと思うのであります。それは本年の十月に再選挙があるということをよく認識しておりまする関係上、私はかような点を勘案いたしまして、そうして新しく合併した町村に対して教育委員の選挙が行われておるか、行われておらない……

第24回国会 文教委員会 第27号(1956/05/15、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 今の二十七条が出ましたから、ちょっとお伺いいたしますが、教育長または教育委員会が指揮監督ができるということについて、もしこれが服従しなかった場合はどうなりますか。
【次の発言】 五大都市と県との問題でありますが、五大都市の方で勝手に高級な教員をたくさん入れるということになって参りますと、府県とそれから五大都市の間におけるところの教員の良否というものが非常に影響すると思います。従って、これは教育の機会均等の面から考えまして、将来において私は非常に遺憾の点が起きやしないかと思いますが、それをどうお考えになりますか。
【次の発言】 この五十二条のところで、「文部大臣は、必要があると認め……

第24回国会 文教委員会 第28号(1956/05/17、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(吉田萬次君) 関連ですか。
【次の発言】 秋山君が今御発言中ですが、よろしいですか。
【次の発言】 関連して。林さんが公述人になったということについて、教育委員会の方々が驚かれたのは、私は当然だと思います。これはなるほど晴天のへきれきのようにお考えになったのは、これは当りまえだと思います。そこでかわってくれとおっしゃったということも、そういうことはあり得ることかと存じます。たびたびかわってくれということをおっしゃったように承わりましたし、もう一つは、宮沢さんも、これはかわったらどうだというようなお話があったように聞きましたが、宮沢さんもやはりかわってくれといったようなふうのお話がありま……

第24回国会 文教委員会 第29号(1956/05/18、3期、自由民主党)【議会役職】

○理事(吉田萬次君) 矢嶋さんちょっと。ただいま副長官は内閣委員会に御出席中席をはずして来られたそうでございまするから、副長官に対する御質疑がありましたら、してもらうようにしたいと思いますが、矢嶋さんどうですか。
【次の発言】 よろしいです。

第24回国会 文教委員会 第30号(1956/05/19、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 それは私どもは初めから十分な日にちをかけて、そうして十分な審議をしてもらいたいということは望んでおりました。大体どうだと、われわれとしては、きょうあたりでもう質疑を打ち切ってもらいたいというように思っておるということを述べただけのものであって、何もそれほど今声を荒らげてどうするとおっしゃるほどのことは、私はないと思う。ただ、私どもはそういう意思であったというだけのものです。
【次の発言】 私は大体十七日までにこの問題を解決したいというような意見を持っておりましたのと、またいろいろとその間に日にちが、公聴会に続いて参考人を呼ぶというようなふうにして、時間もつぶれまするのと、大体私は……

第24回国会 文教委員会 第31号(1956/05/21、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私はきのう理事会におきまして、本日の午前中は総括質問をやるということは確認しております。それから今の衆議院の方の審議のあり方ということにつきましては、これはきょう上るという説、あるいは上らないという説、いろいろありまして、その間私ははっきりしません。ただ、私はきょうの衆議院のあり方によって、そうしてその結果において、あすの日程をきめる、きょうの委員会が済んでからきめるというように私は解釈しております。
【次の発言】 ただいま上る、上らんということが、なるほどきのうは非常に議論になっておったように思いますけれども、上るというふうなことは、私は言った覚えは絶対にありません。それは有馬……

第24回国会 文教委員会 第32号(1956/05/22、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 議事進行について、きのうの理事会で、大体文相に対する質問は二十分ないし三十分というふうにきめております。今の御質問を聞きますと、際限のないように感じますので、適当な時間において質疑を打ち切りたいということについてのお取り計らいをお願いいたします。

第24回国会 文教委員会 第34号(1956/05/24、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私は田中さんの説に賛成いたします。今日、今晩のあり方につきましても、すでに、どうかということはいろいろな関係がありまして延びたのでありまして、もちろんあしたということになりましたなら、せっかくの審議ということに対して非常な渋滞を来たすというようなことも考えられる。その場合において、総理に出席の必要は私はないと思います。によって田中さんの説に賛成いたします。(「ノーノー」と呼ぶ者あり)

第24回国会 予算委員会 第10号(1956/03/08、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 きょうの新聞を見ますると、日比賠償につきまして貿易上非常にそこにアンバランスがある。それについて今度の賠償物資というものに対しても相当注意をしなければならぬということにつきまして、ネリがこの前賠償物資の視察に参りましたときに、一カ月を要して、大は船舶から小はピンセットに至るまで二千数百種類の賠償物資というものを書き上げていったといううわさを聞いております。従ってわが国の経済、また将来の貿易方針から見まして、かような、ものを賠償物資に入れるということは、わが国の貿易の将来に対して、あるいは現在のあり方に対してどういう影響を及ぼすかということを非常に私は心配するものでありますが、その……

第24回国会 予算委員会 第13号(1956/03/12、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 現在在外正貨が十三億ドルありますにつきまして、この十三億ドルというものがあるがために、わが国の貿易上における信用というものに対して相当有力なものであり、これがあるがために貿易の伸展あるいはすべての方面におけるところの影響が好転しておるように考えておるのであります。しかしながら、この十三億ドルというものがただあるというふうのことだけを考えずして、この問題に対して、いわゆる海外の投資の活発化をはかるとか、あるいは輸出余力の十分の何か計画をするとかというような必要があるように考えるのであります。  そこで私は大蔵大臣に、この在外正貨十三億ドルというものについて直接に考えてみますると、外……

第24回国会 予算委員会 第18号(1956/03/17、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 関連して……。
【次の発言】 ただいまの日韓問題についてでありまするが、昨夜の放送によりますと、久保田発言を取り消してもいいというようなことをお考えになっておるようにラジオは放送しておりましたが、もし久保田発言というものを取り消すということになると、邦人のいわゆる在韓資産二千数百億というものに対する影響がありますが、久保田発言に対してはどうお考えになりますか。


吉田万次[参]委員会統計発言一覧(全期間)
| 3期|- 4期

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各種会議発言一覧(参議院3期)

吉田万次[参]委員会統計発言一覧(全期間)
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第16回国会(1953/05/18〜1953/08/10)

第16回国会 文部・水産連合委員会 第2号(1953/07/31、3期、自由党)

○吉田萬次君 私はこの問題を新らしく聞きまして以来、行きつ戻りつしてそして帰着点へ到達するという見通しについて非常に不安な観念に襲われたのでありまするが、只今森崎さんの話は極めて私は結構なことと共鳴をいたします。併しながら現実の問題といたしまして、会期がたとえ一週間延長されまするにいたしましても、その間に果して具体的の結論に達するかどうかということを非常に私は憂えるものであります。従つて四億円の金というものを、それを保持しておくということができるということであれば、適当な方法も大臣に一任してできることでありまするけれども、併しながら検討を続けるということに時日を費して、そして結論を得ないという……


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第19回国会(1953/12/10〜1954/06/15)

第19回国会 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 第閉会後1号(1954/08/19、3期、自由党)

○吉田萬次君 只今当局の概略の御説明を承わりましたが、文部省の考えておられるのと又県の考え方、又その末梢におけるところの市町村における考え方と非常にそこに差がありまして、切実な末梢における叫びというものは県へも届いておらんし、恐らく文部省のほうへも通じておらないと思います。従つて愛知県が全国で一審発達した県であり、成るほどパーセンテージから申しましても、すべての点において優秀であるということは私も存じております。殊に私の出生地でありまする関係上、この問題について極めて注意深く検討もいたしました。併し愛知県の現在の状況、又私の住んでおる一宮市の現状というものを見ると、只今仰せになつたような実現と……

第19回国会 文部委員会学校給食法案に関する小委員会 第閉会後2号(1954/08/20、3期、自由党)

○吉田萬次君 只今環境衛生部長の言われたのを基本にしまして、そうして文部省のお答えから勘案してみますると、それはやはり机上の空論のようなものである。実際問題というものはもう少し検討して考えてもらいたい。それはなぜかと言いますると、只今言われたように、二十二グラムの脱脂乳を一合の水に溶かして飲ませる。それが一人一日三円八十銭とおつしやつたが、去年は三円七十五銭でこれが出ております。併しながら今の一合四円で買えるというようなことから考えますると、そこに殆んど同じような価格を以て精乳一合というものが買えるというようなことだつたら、そのカロリーからいつたら問題にならん。むしろどうだといつたら、精乳一合……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第1号(1954/03/24、3期、自由党)

○吉田萬次君 昭和二十九年度農林関係予算の概要の中に国営競馬場というものがありまするが、この国営競馬場というのは二十八年度を以て終りとして、二十九年度から民営になるというようなことを開いておりましたが、人員整理、いわゆる機構の改革というようなことからたびたび新聞紙上にその状況が載つておつたのであります。どうして今年も同じように国営競馬というものがやはり継続して出て来るのか、お伺いいたします。
【次の発言】 わかりました。一般だということでありましたから、どうも失礼いたしました。
【次の発言】 通産大臣にお尋ねいたしますが、私は毛織物の輸出についてでありますが、羊毛の輸入というものは相当の量入つ……

第19回国会 予算委員会第二分科会 第2号(1954/03/25、3期、自由党)

○吉田萬次君 昭和二十九年度農林省予算概要の第八番目にあります国営競馬の問題でありますが、国営競馬というものにつきましてはいろいろの議論があり、そして又機構の改革につて或いは行政整理の対象として人員その他についてたびたび新聞にも出、賭博行為であるというような関係からこれが民営に移されて更に廃止になるような状態にあつたのでありまするが、二十九年度もやはりこういうふうに出ておるということにつきまして、どういうお考えによつて国営競馬の存続ということをお図りになつたか、承わりたいと思います。
【次の発言】 さようなお考えを持つているといろのならば、ここに一般会計への繰入分十五億五千二百万円というような……


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第22回国会(1955/03/18〜1955/07/30)

第22回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1955/06/28、3期、自由党)

○吉田萬次君 私は簡単でよろしいのですが、三つばかりお聞きいたします。この売春禁止法に適用するところの婦人の範囲というものは、どの程度までこれを売春禁止法にかかるべき職業あるいは行為とみなされますか。
【次の発言】 次に、罰則でありまするが、あの議員立法によって出されておる案を見ますると、きわめて厳罰主義がとってあります。厳罰主義云々ということよりは、むしろこの罰則というものが実行せられるという確信がありますかどうですか。
【次の発言】 いや、これがもし通過した場合において、適用せられた場合において、これが実施ができるということを考えておいでになるかどうか。

第22回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1955/06/29、3期、自由党)

○吉田萬次君 この問題は私も非常に重要な問題だと思いまして、予算委員会の予備審査のときに質問したのであります。ただいま厚生大臣が、厚生大臣の強い力をもってすらこれの復活の要求ができなかったというような、それくらいの重大問題に対して、予算委員会のときに、どなたかしりませんけれども討論されて、来年は復活させるということをはっきり明言せられておりますが、大臣、その確信がありますか、お伺いしたい。


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第24回国会(1955/12/20〜1956/06/03)

第24回国会 文教・地方行政委員会連合審査会 第1号(1956/05/14、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私ども文教委員といたしまして一言お願いしておきたいと思いまするのは、非常に重大なる法案について、われわれも近ごろは非常に勉強してやっております。しかしながら、なおまだ思うように進みません。従って御要求の点は当然と考えまするけれども、私は時日もないと考えますのと、この問題は非常に研究を要すると言いながら、なお遅々として進みません。従ってせっかくこういうひまのあるときでありますから、文部大臣もますます健全である、また意気壮であるというようなことを言っておられるときでありますから、この機会においてさらに続行して、十分な御審議をわずらわした方がいいと思いますから、さような点をお願いいたし……

第24回国会 文教委員会公聴会 第1号(1956/05/11、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 時間がありませんから、簡単に、実際問題として私は二、三質問したいと思いまするうちの一つだけ質問いたします。それは、先ほど上原先生は、地方に完備したところの教育委員会というものが、県あるいは都道に置いてあれば、それにまかしておけば、文相がそれまでに関与する必要もないし、その必要を認めないというようなお考えのように拝聴いたしました。ところが、山口県におけるあの有名な山口日誌を見ますると、この問題について、かような天下の耳目をそばだたせるような重要な問題であるにかかわらず、県の教育委員は何ら施すことなくして、結局うやむやに終ってしまう。もし将来かような問題が各地に起きた場合において、だ……

第24回国会 文教委員会公聴会 第2号(1956/05/12、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私は今高木さんがきわめて真摯な態度で、また純心な気持でもってそうしてお述べになったことは、御陳情という点から考えますならば当然なことであり、またその御趣旨に対し、敬意を表します。ただ私は一点だけ承わっておきたいというのは、ただいま三十三条の教材の問題に言及しておいでになりますが、あなたは旭丘事件であるとか、あるいは山口日記であるとかいうものをごらんになりましたかどうか、またごらんになりましたら、それに対する御感想が承わりたいと存じます。
【次の発言】 それだけ伺ってもうよろしいです。
【次の発言】 私は高木さんが公募による公述人であるということを知りませんでしたから、補足的の質問……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第1号(1956/03/19、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 関連。今保健所の問題が出ましたが、保健所というのは私も非常に必要なものだと思います。しかしながらその機能というものが十分に発揮することができないというのは、経費が非常に少いということであります。今度の一億二千百余万円の計上というものは、これはここに書いてあろようにC級からA級への格上げの九カ所、それから改良整備の七カ所、それからさらにエキス線の装置のためにというふうな額としてこれはきわめて軽少のもののように思われます。元来どうかというと、この保健所というもののほんとうの機能を発揮せようとするならば、予算というものは相当計上されなければならぬものであって、大体はどうかというと、地方……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第2号(1956/03/20、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 私は朝鮮、韓国の問題について質問したいと思うのですが、終戦当時あの混乱しておるときに、朝鮮人がいわゆる外国人という名前のもとに、非常にあらゆる方面において活動し、しかも善良な活動ならいいけれども、相当国家的に見て損害のあるような活動をしておりました。その習慣が現在まで続いておるように感ぜられるのでありまして、いわゆる密造酒であるとか、あるいは麻薬であるとか、あるいは密入国であるとかいうようなふうのものの大半は、私はこの朝鮮半島の諸君であると思うのであります。従ってまたその入国者というものも、居留しておる者も、非常に朝鮮人はたくさんおると思う。しかしながら国家的の立場から考えまして……

第24回国会 予算委員会第四分科会 第3号(1956/03/22、3期、自由民主党)

○吉田萬次君 授業料の還元の問題でありますが、還元という言葉は、この際語弊があるからやめるといたしまして、大体今年それだけの収入がありまして、そうしてそれがために、学生のためになるように予算を組んでいただいておる。しかしながら来年になりまするとこの金が倍になる、その翌年になると三倍になって参ります。そういう場合において、現在私は国立大学でも恩恵に浴しておらぬ所が相当あると思いますによって、いわゆる来年、再来年の、還元ではありませんけれども、この金を普遍的にというわけではありませんけれども、一般の恩恵に浴するように一つ御配慮が願いたいという希望を持っております。



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データ更新日:2022/12/18

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