このページでは武藤常介参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○政府委員(武藤常介君) 私から御説明申し上げます。 労働保険審査会委員の任命につき両院の事後の承認を求めるの件、上山顯、花澤武夫、大西清治。労働保険審査会委員に上山顯、花澤武夫及び大西清治の三君を八月一日付で任命いたしましたので、労働保険審査官及び労働保険審査会法附則第二項及び同法第二十七条第三項の規定に基き両議院の事後の承認を求めるため本件を提出いたしました。 お手元の履歴書で御承知のように、上山君は、大学卒業後内務省に入り、以来、和歌山県学務部長、企画院の各課長、地方総監府副参事官、大阪府経済第二部長、厚生省の保険局長並びに勤労局長を経て、昭和二十二年九月、初代の労働省職業安定局長と……
○政府委員(武藤常介君) お答えいたします。この法律は六月一日に公布されまして八月一日に施行されたものですから、その間任命はいたしておりましたが、本国会に御承認をいただくことになっております。
【次の発言】 ただいまの御質問でございますが、労使の十分御協力をいただきまして、全く渾然一体となって話し合いができまして任命したような次第でございます。詳しい点は係の方から御説明申し上げたいと思います。
【次の発言】 ただいまの御質問でございますが、さほど回数が多いのではございませんが、少したまっておったものがありましたから、その関係で多くなったのですが、詳しい回数は後刻調べて御報告申し上げたいと思いま……
○政府委員(武藤常介君) ただいま藤田先生の御質問でございますが、千葉新聞の現在の情勢につきまして山崎労働組合課長から御説明申し上げたいと思います。よろしく。
【次の発言】 ただいまの御質問でございますが、御承知のように労働省といたしましては、常に労使が対等の立場において円満に話し合いをするようにというので、労働省といたしましては種々なる計画もいたしまして、何とか円満にすべてを解決できるように、こういうふうな方針で進んでおります。ただいまの千葉新聞の問題は詳しく内容がわかりませんですが、なお十分調査いたしまして、さような、いわゆる経営者において圧迫的のような行為があるとすれば、相当調査をいたし……
○武藤常介君 ただいま治水費の分担金の問題が話題に乗りましたが、分担金は御承知のように四分の一、あるいは北海道のごときは分担金はない、こういうふうなことになっておりますが、これは地域の関係や、種々なる開発の関係で当然のことと思いますが、茨城県では利根川の問題が常に重大になっておりまして、利根川の治水は東京都の防衛のために相当力を入れておる。ところが茨城県もあの利根川の治水のためには多大な分担金を仰せつけれて、今御承知のように再建整備の問題がありますが、この負担金が非常にかさんで、県は非常な困難を感じておるようで、これがえらい問題になっておるのですが、こういう地域に対しては分担金を幾らかかげんす……
○武藤常介君 この表を拝見しますと、現行の力は金利が五分五厘ですね、ところが今度の新制度になるというと、金利が六分五厘になりますね。どういうわけで一分急に上ったのですか。
○武藤常介君 私は木材引取税の件につきまして、自治庁長官に二、三お伺いいたしたいと存じます。 今回の地方税制の改正に当りまして、木材引取税の現行標準税率の百分の五を百分の四に、制限税率百分の六を百分の五にそれぞれ引き下げたのでありますが、この木材引取税の件につきまして、従来非常に問題になっておりまして、関係業者からも、また学識経験者からも租税理論の立場から、非常にこの税金は不明確な税金だ。そうしてまた、きわめて不公平な税金であるから撤廃すべきものである、こういうふうな意見が相当あったのでございまするが、今回は政府におかれましては、その一%を引き下げた、こういうことになっておるのでありまするが……
○武藤常介君 ちょっとお伺いいたしますが、一級旧道は現在は舗装ができたのは何パーセントぐらいですか。ついでに二級国道の状態をお願いいたします。それからあわせて本年やろうというパーセンテージをお伺いいたします。
【次の発言】 大体これはパーセンテージにしてはどんなものです。
【次の発言】 後刻でいいですから。
○武藤常介君 大臣の御都合はどちらがいいのでしょうか。
【次の発言】 それでは、自治庁長官が急いでおるようですから、郡自治庁長官の方からお伺いしたいと思うのでありまするが、私は、本予算の前提となりまする地方税の問題で、木材引取税が本年は非常な軽減になったのであります。これは非常に、大臣の英断によりましてこういう結果になったのであろう、こう考えるのでありまするけれどもが、この税の本質をよく考えてみまするというと、どうも木材引取税くらい理不尽な、不公平な、しかも不均衡な、あるいは課税に、徴税に困難な税はないのでありまして、これらは、私は、端的に申せば、こういう税金は撤廃した方がよろしい、かように私……
○武藤常介君 ただいま汚水の問題で各官庁から御説明がありまして、一応わかりましたが、海岸地帯の炭鉱、その海岸に対する魚族の減退が最近非常に目立ってきまして、これが相当問題化しつつあるのでございます。これらに対しましては、通産省並びに水産庁の御意見を伺いたいと思います。
【次の発言】 ただいま通産省並びに水産庁の御説明をいただきましたが、常磐炭鉱方面で相当最近問題化しておりまして、私どもにも相当の陳情が参っておるのでありまするが、通産省並びに水産庁の方には何らそのお話はないのでありますか、その状態をお伺いしたい。
【次の発言】 ただいまのような状況でありますが、昔と違いましてだんだんすべて漁業者……
○武藤常介君 三十四年度の建設省の予算要求の大体を拝見いたしましたが、遠藤建設大臣、徳安政務次官の名コンビで、この予算を十分一つ、がんばっていただきたいと思うのでありますが、われわれ地方農村から見るというと、道路の点につきましては、大体、非常に本年は予算がふえる、こういうことは、非常に私どももけっこうな次第なのでありますが、その道路の予算を拝見いたしまするというと、大体産業道路として新設されるところの縦貫道路、こういうものに非常な額を投入することが、これはやむを得ないと私も賛成でありますが、ただ、地方の農村、あるいは小都市では、こういう方面に非常な経費をかけても、結局において、あまり恩恵に浴さ……
○武藤常介君 ただいまの河川法の改正とは、ちょっと食い違うかもしれませんが、本日も、各地方からやって参りまして、治水費が、近年増額にならないので、非常に危険を感じておる。ちょうど本年の二十二号台風が来る前にも、茨木県の各中小河川が陳情に参りまして、河川局長に、こういうふうな予算の取りようでは、一旦暴風雨が来たならば、どういうことになるのだろう、重大な問題を起すのじゃないかというような話をして帰ったところが、その翌々日に、ああいう大暴風雨、大水害が起ったような次第でありまして、日本の予算も、なかなかむずかしいのでありまするが、治水費に対しては、根本的に考えを改めていかないならば、日本の国土を守る……
○武藤常介君 労働省所管の特別失対事業は、非常に最近各方面で有効適切に採用されておりまして、地方の公共事業に相当の功績をあげておる。従って、この失対事業も非常な救済をされまして順調にいっておるようでありまするが、ただ問題は、この失業者の数がその工事と適合しない場合がかなり多いのでありますが、これを何とかいま少し融通性のあるようにしてはどうか、こういうふうに考えるのですが、いかがですか。
【次の発言】 なお、予算委員会でもだいぶ問題になって質疑応答が盛んにかわされたようでありますが、例の最低賃金制の問題でありますが、これは前から労働省でも相当研究されまして、今や世界の情勢は最低賃金制はどうしても……
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