このページでは西川弥平治参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○西川彌平治君 私は、ただいまの決議案に対し、自由民主党を代表して賛成の意を表するものであります。 今年の年末は、御承知の通り比較的順調に推移しております。あるものは戦後最良の年末景気であると申しております。しかしこれは、大企業やこれに連なる一連の人たちでありまして、中小企業や、そこに働く労働者たちは、必ずしも年末景気に酔うことはできず、やはり年末の金繰りに奔走しております。私も、こういう中小企業者や下請業者を多数に存じておるのであります。この好景気でさえ中小企業が困るということは、徹底した恒久的対策を要請せざるを得ないのでありますが、差し迫った問題としては、この年末の中小企業金融、ことに零……
○西川彌平治君 ただいま議題となりました東北興業株式会社法の一部を改正する法律案につきまして、商工委員会における審議の経過と結果を御報告申し上げます。 まず、本法律案の概略を、提案理由によりまして御説明いたします。 御承知の通り、東北興業株式会社は、東北地方の振興をはかるため、同地方における殖産興業を目的として、昭和十一年に設立された会社でありまして、政府の財政援助のもとに、東北地方の振興に関する各種の事業の経営と投資を行なって、同地方の産業振興に従事してきたのであります。戦後、国内経済事情の激変と、法人に対する政府の財政援助の打ち切りとが、会社の経営事情の悪化を招き、事業を整備縮小して参……
○西川彌平治君 一つだけ伺っておきますが、この百貨店法を審議をいたしまする最中に、消費組合という問題が出たのでございますが、そのときに、消費組合でも、千五百平方メートル以上のものに対しましては、百貨店法を適用するということを当局が御答弁になったように記憶をいたしているのでありますが、ここに見ますると、そういうものは一つもこれに出ておらぬようですが、実際御調査になった結果、消費組合の店舗はほとんど千五百平方メートル以内のものであったのでしょうか。そういう点でお調べになったことはございますか、ちょっと伺っておきます。
【次の発言】 念のために一つ伺っておきますが、私の聞いておる範囲でございますから……
○西川彌平治君 ちょっと一点だけ。大臣はこの輸出品に対する第三者の検査を今度は制度確立をしたいということを先ほど申されたと思いますが、私、まことにけっこうなことであると思うのでありますが、この予算にその面が盛られておるかどうかということを第一に伺いたいのでございます。 それから通産省の予算が、もう年々われわれが考えているより非常に小額なので、実は遺憾に思っておるのであります。今年度は二百四十一億という予算要求をされておるということは、まこに私勇ましいような気がいたしておりますが、三十一年度では八十二億しか予算が通っておらんのでありますが、一体二百四十一億というような予算を要求していて、どの程……
○西川彌平治君 鉱山局長がお見えになっておらんので、あるいは企業局長から御答弁ができなければ、後日でもいいのですが、一応伺っておきたいと思いますことは、石油資源開発会社が発足をいたしまして一年の業績を見ますると、私の聞いておる範囲では、八カ所の試掘をやりまして、一応油を見たところが新潟県において二カ所、北海道で一カ所、いまだかってない八カ所のうち三カ所も油を見ておるということは、石油資源開発会社の発足当時におかれましては、私は非常に力強い現象であるとかように考えております。おりますが、これをしさいに考えてみますと、検討してみますと、やはり過去において、この場所が非常に精密――精密といいますか、……
○西川彌平治君 おくれて参りまして、あるいは質問の事柄が重複するようなことがありましたら、お許しいただきたいと思います。ただいま政府の方から年末の金融対策についていろいろ御説明があったようでありますが、中小企業に関しましては、特に地方庁、いわゆる都道府県においてはかなり熱心にこれを実行いたしておるようでございますが、そこで都道府県においてどういうふうにこれをやっておるかというようなことは、中小企業庁においてはおわかりになっておるだろうと思いますが、おわかりになっておりましたら、どんな対策を各府県がやっておるかということを、わかっておったら、お知らせいただきたいと思います。まず第一にそれを伺いま……
○西川彌平治君 私は佐渡海峡の送電線に関する件でございますが、これは実は離島振興で取り上げられたのでありまして、いろいろ技術的その他について研究をされている問題でございますが、特に最近に至りまして、佐渡の三菱鉱山の金をとっております鉱山が廃止をいたしまして、その鉱山の自家発電が余裕がありましたために、その三菱の鉱山の余裕のある電力をこの佐渡の島に三菱からいただいておったのでありますけれども、その後におきまする自家発電の機械が非常に老朽になっておりまして、経費が非常にかかるのでありますので、佐渡島民が困っておりますので、今度は一つこの海底送電によって本土と同じような恩恵を受けるようにしたいという……
○理事(西川彌平治君) 川野政務次官が衆議院で今委員会を開会いたしておりまして、実は出席方を要請されておるのでありますが、川野政務次官に特に質問がなければ、御退席願ったらどうかと思います、いかがでしょうか。
【次の発言】 それでは一つ御退席願います。ちょっと速記とめて。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは原主税局長は衆議院に出席の要請がありますから、これで一応税制に対するものは後日に質問を譲ることにいたしましてこの辺で……。
ちょっと速記をとめて下さい。
【次の発言】 速記をつけて。
【次の発言】 それでは本日はこれにて散会いたしたいと思います。
午後零時四十八分散会
○西川彌平治君 それでは東海班の視察について簡単に御報告を申し上げます。 派遣委員は大谷贇雄君、阿具根登君と西川でございます。近藤信一君が現地参加で、愛知県下の視察に私たちと行を供にされました。 去る一月二十一日に東京を出発し、まず電源開発会社の秋葉発電所の建設工事現場及び昨年竣工した佐久間発電所を視察し、後名古屋に参り、中部電力本社で中部地区の電力事情等の説明を聴取し、名古屋木材の工場、日本ハード・ボードの建設現場、瀬戸地区の陶磁器工業、尾張一宮地区の毛織工業、豊和工業、四百市の大協石油製油所並びに昭和石油製油所の建設現場、中部電力の三市火力発電所等を順次視察し、その間名古屋で当面の中小……
○西川彌平治君 振興部長にちょっと伺いますが、最近の私金融の引き締めの問題はどうもかけ声が非常に強くてそのためにかなりおびえておるような感じがしておるのでありまして、大企業がかなり下請に対して支払いを考慮しておるような点が見受けられるのでございます。すなわち今までの手形で払わない、現金払いをしておったもりが手形払いをする、それから手形の六十日のものは九十日、九十日のものは百二十日というように手形のサイト期限が非常に長くなっておるように私聞き及んでおるのでありますが、これは大体においてあまり評判が大きくなり過ぎた関係でおびえているような点が私はあるようでありますが、実際の状態をお調べになっており……
○西川彌平治君 一つだけ伺っておきたいと思いますが、昨年来、重要産業であります製鉄、すなわち鉄鋼ですね、鉄鋼が非常に値上りをいたしましたために、昨年はかなり業者が影響を受け、その鉄材を使ってやりましたいわゆる諸工業が非常な影響を受けておることは御承知の通りでありますが、それが最近の状態は、もうぐんぐんと鉄鋼が値下りをいたしまして、最高と現在では、約半値に近い値段が現われておるのでございます。それでその前年度に利益のあったのは、安い材料を持っておりましたのが、いわゆる材料が値上りをいたしたために、かなりの利益を各工場において得ておるのでありますが、その鉄材が上ったと同時に、やはり工場におけるスト……
○西川彌平治君 この問題は、非常にわかり切った問題でもございますし、討論省略いたしまして、すぐ採決をいたしたらどうかと思いますが、この動議を提出いたします。
○西川彌平治君 時間がだいぶん過ぎておりますので、私は一件だけを伺っておきたいと思います。ちょっと今までの質問者と全然方面を変えた私は質問をいたしたいと思うのですが、東京都の中心地帯を考えてみましてもそうであります。付近を考えてみましてもそうでございますし、一般都市の周辺が、非常に異常な発達を最近はして参っておりますので、ガスの供給区域がだんだんと拡大をされていっておる。それにもかかわらず、いわゆるガス・ホールダーというものの拡充とか、いわゆるガスを供給する場所の拡充が十分にいっておらんのではないかというような感じを私は持っておるのでございます。これは東京瓦斯の場合においてどうだか私は知りませ……
○西川彌平治君 本日はこの程度で散会を希望するとともに、明日からの委員会の運営の方法並びに相馬委員からだと私は記憶しておりますが、北九州が非常に中小企業としては重要なる場所であるから、近い機会において公聴会なり、参考人なりの意見を附く必要があるということのお話がございましたのでございますが、もしもそれをやるといたしまするならば、早く手配をする必要もありまする関係もありまするので、明日のこの委員会を開会をいたす前に、理事会を一つ開いていただくことをお願いいたします。
○西川弥平治君 本日はこの程度において散会されることを希望いたしますとともに、岸総理大臣が二時間半になんなんとする時間をおいで下さいまして、皆さんから御熱心な質疑応答がございましたことにかんがみまして、明日からの委員会の運営のことにつきまして御協議を申し上げたいと考えますので、散会後におきまして委員長並びに理事打合会を開かれることを希望いたします。
○西川彌平治君 それでは私から商工組合中央金庫法の一部を改正する法律案につきまして二、三質疑をいたしたいと思います。今回の商工中金法の改正は、要するに十五億の資金を政府から入れまして、そして組合の金融のこれを中枢として商工中金の利子を幾らでもいいから引き下げるという点にその理由の一つがあると、私は思いますが、今の御説明を聞きますと、その引き下げの利子というものは、ほんとうに少額のようでございまして、大事業に対して大銀行、あるいは政府資金でやっております開銀等から貸しておるものから考えますと、まだまだ非常に高いように、私は感じておるのであります。開銀の融資はたしか九分というように私承知しておるの……
○西川彌平治君 私は自由民主党を代表いたしまして、ただいま提案になっておりまする日本科学技術情報センター法案並びに阿具根委員から御提案になりました付帯決議に対しまして賛成の意を表するものであります。 数日来の委員会におきまする質問の要点を、十分に一つ今後も運営の面におきまして留意いたしていただきたいということと、この法律案は、将来において非常に大きな役割を演ずることを考えますときにおきまして、さらに豊田委員から二つの条項をただいまお話がございましたが、この点に対しましても、特に御留意を願いたいということを申し添えまして、本案に賛成するものであります。
○理事(西川彌平治君) 速記を起して。
○西川彌平治君 議事進行。皆さんが非常に御熱心な御質問をなさっておられますので、こういうことを申し上げることはちょっとどうかとも思いますが、きょうは参考人の方をお呼びになっておるのでありますから、なるべく参考人の方に一つ御質問をよけいに願って、そして政府当局には、また別の機会になるべく一つ御質問願いたいと私は希望を申し上げたいと同時に、政府当局も答弁は非常に懇切丁寧でけっこうでございますけれども、なるべく一つ簡潔に、要点をつかんで質問に対して答弁をしていただきたいということを、お願い申し上げておきます。
○西川彌平治君 私は異議はございませんが、非常に会期も切迫いたしております際でありますから、できるだけ一つ時間的にお考えを願ってやっていただきたいと思います。
○西川彌平治君 私は自由民主党を代表いたしましてただいま上程に相なっております東北興業株式会社法の一部改正に対しまして賛成をいたすものでございます。由来東北興業株式会社は恵まれざるところの東北人の福祉を増進してやりたいというような非常なあたたかい親心をもって国がこの会社を設立いたしたのでございます。たまたま大東亜戦争のあおりを食いまして、途中で補助等の打ち切りに相なった点はございまするが、大体におきましてこの経営は先ほど来委員諸公のお話しになりましたように、決してこの経営が順調にいっておるとは考えられないのであります。尊い国費をかなりむだに使っておったのではないかと私は考えておるのであります。……
○西川彌平治君 私は今の提案に対しては、決して反対するわけではありません。ありませんが、今出ておりまする委員長と、それから委員の方との今までの打ち合せのことのそごを来たしておるようなことは、これは名委員長として交代なさる松澤委員長に対してはっきりしておいた方がいいんじゃないかというような感じがいたしますが、私は今休憩に不賛成するわけではございませんが、そういう点委員長どうお考えになっていましょうか。
○西川彌平治君 燃料政策について二、三の質問を申し上げたいと思います。石油の必要であるということは、もう私が改めて申し上げるまでもない。今日莫大な輸入を仰いでおりまするので、国内の石油資源の開発に対して政府は努力をいたしておりますることは、当然過ぎるほどに当然のことと私は思うのであります。幸いとでも申しますか、最近の私、情勢を調べてみますると、かなり試掘をいたしておりまする個所が成功をし、また有望のところがたくさんあるように見受けられるのであります。たとえて申しまするならば、資源開発の田麦山鉱場が一号、二号と次々と成功をされておるのであります。非常に喜ばしい現象でありますし、これは非常な大油田……
○西川彌平治君 私は大臣にぜひ伺っておかなければならない一つのことがございます。その前に、委員長にお礼を申し上げておきますが、この理化学研究所法案の審議に当りまして、委員長は特に科学研究所の内容について、視察をされる機会を与えていただきましたことは、私といたしましては、非常にありがたい仕合せでございまして、実は足を痛めておりまして、ほとんど実は歩行に困難でありましたけれども、委員長さんの特別のおはからいからいたしまして、私は昨日伺ったのであります。そうして伺いまして、科研の所長と私は承知をいたしておりますが、村山さんであろうと思いまするが、科学研究所の説明を拝聴いたしました。ところが、私は意外……
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