このページでは河合義一参議院議員の4期(1956/07/08〜)における国会発言(質問、答弁等)をまとめています。国会活動の統計や役職、質問主意書の数や内容は4期国会活動統計で確認できます。
○委員長(河合義一君) これより委員会を開会いたします。
本日は公報で御通知いたしておりますごとく理事の互選を行いたいと存じます。
本委員会の理事の数は二名とし、互選の方法は、成規の手続を省略して、便宜その指名を委員長に御一任願うこととして、御異議ございませんでしょうか。
【次の発言】 それでは理事に仲原善一君、山下義信君を指名いたします。
別に御発言もないようでありますから、本日はこれにて散会をいたします。
午前十時二十四分散会
○河合義一君 私は、兵庫県下の事例を例にとりまして、農業所得の件につきましてお尋ねをいたしたいのであります。 この県では、農業所得の申告を前にいたしまして各税務署と市町村長及び農業団体との間に、現在紛争を起しておるのであります。その原因は税務署の見立て収量があまりにも多いからでありまして、たとえば、農林省の統計調査事務所の調査によると、本年度の姫路市の例を申しますが、姫路市の作況は九四%から九九%であるにもかかわりませず、税務署は、反収において昨年より三斗九升も多く認めよと要求しておるのであります。また、社町では三斗五升、上郡では一斗三升、三木市では作況が一〇一%であるのに、税務署は昨年より……
○河合義一君 ただいまの手数料でありますが、その額は規定されておるのでありますか。
【次の発言】 その規定が厳格に守られておるのでありましょうか、あるいは一割取るところを一割五分も取っておるような例はありませんか、また、それをどういうふうにして監督をして正しく行なっておるということを認定するのでありますか。
【次の発言】 私の承知しておるところでは、表面は一割といいましても、実際には一割五分も二割五分も??まあくだものなどはちゃんと量目がはっきりしておりますが、水産物などに至りましては、鯨の肉が百貫といいましても、実際は百二十貫あるやつを、百貫どころじゃない、九十貫として、そして手数料は一割と……
○河合義一君 北海道班の視察報告を行います。 北海道班は関根委員長、雨森委員と私の三人で八月三日上野を出発し、十日まで八日間現地を視察して参りましたが、現地では東委員の御参加もあり、御案内いただく等大へんに好都合でございました。 五日午前、道庁において道内の農林水産事情について説明を聞いたのでありますが、御承知のごとく、北海道の開発は明治以来農業を重点に国策として推進せられてきましたが、戦後なお七万町歩に上る未開発資源を有し、これが開発は今後の日本経済の発展に重要な役割を果すことが期待され、また北海道経済の発展は第一次産業によるところきわめて大であるので、道としてもこれらの開発に積極的に意……
○河合義一君 私は、兵庫県における、兵庫県ではダムが東條ダムと引原ダムの二カ所できております。この東條ダムはもうすでにこれはでき上っているのでありますが、この補助ダムといたしまして、県下の加東郡東條町松澤部落の、今より百年ほど前に建設いたしました部落有の安政池を拡大いたしまして、ここに補助ダムを作るということになっているのでありますが、この補助ダムの建設におきまして、村民を初め、私たちもまことに不都合なやり方であると思っている点があります。それは元来こういう工事を営みますときに、私はあらかじめ予算がちゃんと立てられていると思うのでありますが、この安政ダムの建設に際しまして、やはり予算がどれほど……
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